JPH10245585A - n−6系列の高度不飽和脂肪酸の高濃度化方法 - Google Patents
n−6系列の高度不飽和脂肪酸の高濃度化方法Info
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- JPH10245585A JPH10245585A JP9062308A JP6230897A JPH10245585A JP H10245585 A JPH10245585 A JP H10245585A JP 9062308 A JP9062308 A JP 9062308A JP 6230897 A JP6230897 A JP 6230897A JP H10245585 A JPH10245585 A JP H10245585A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高濃度にn−6系列の高度不飽和脂肪酸を含
有するグリセリドを、高収率で得る方法を提供する。 【解決手段】 n−6系列の高度不飽和脂肪酸を含有す
る油脂において、n−6系列の高度不飽和脂肪酸以外の
脂肪酸をキャンディダ(Candida)属由来のリパ
ーゼを分割仕込みして多段階で加水分解し、n−6系列
の高度不飽和脂肪酸を高濃度化するにあたり、1段階目
での加水分解を5〜50%とするn−6系列の高度不飽
和脂肪酸の高濃度化方法。
有するグリセリドを、高収率で得る方法を提供する。 【解決手段】 n−6系列の高度不飽和脂肪酸を含有す
る油脂において、n−6系列の高度不飽和脂肪酸以外の
脂肪酸をキャンディダ(Candida)属由来のリパ
ーゼを分割仕込みして多段階で加水分解し、n−6系列
の高度不飽和脂肪酸を高濃度化するにあたり、1段階目
での加水分解を5〜50%とするn−6系列の高度不飽
和脂肪酸の高濃度化方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、n−6系列の高度
不飽和脂肪酸を含有する油脂から、高濃度のn−6系列
高度不飽和脂肪酸グリセリドを得る方法に関し、更には
放置安定性に優れたn−6系列高度不飽和脂肪酸グリセ
リドを得る方法に関するものである。
不飽和脂肪酸を含有する油脂から、高濃度のn−6系列
高度不飽和脂肪酸グリセリドを得る方法に関し、更には
放置安定性に優れたn−6系列高度不飽和脂肪酸グリセ
リドを得る方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、高度不飽和脂肪酸の有する生理活
性が、注目されている。特に、不飽和結合を3個有し、
第1の不飽和結合が6の位置(n−6系列)にある高度
不飽和脂肪酸としては、γ−リノレン酸(cis,ci
s,cis−6,9,12−octadecatrie
noic acid)、ジホモγ−リノレン酸(ci
s,cis,cis−8,11,14−eicosat
rienoic acid)が挙げられ、例えばγ−リ
ノレン酸は、アトピー性皮膚炎、慢性関節炎リュウマ
チ、高血圧などの成人病に対する改善作用や制ガン作
用、免疫賦活作用などの多くの生理活性を有しているこ
とが知られている。
性が、注目されている。特に、不飽和結合を3個有し、
第1の不飽和結合が6の位置(n−6系列)にある高度
不飽和脂肪酸としては、γ−リノレン酸(cis,ci
s,cis−6,9,12−octadecatrie
noic acid)、ジホモγ−リノレン酸(ci
s,cis,cis−8,11,14−eicosat
rienoic acid)が挙げられ、例えばγ−リ
ノレン酸は、アトピー性皮膚炎、慢性関節炎リュウマ
チ、高血圧などの成人病に対する改善作用や制ガン作
用、免疫賦活作用などの多くの生理活性を有しているこ
とが知られている。
【0003】かかるn−6系列の高度不飽和脂肪酸を得
る方法としては、原料の高度不飽和脂肪酸を含有する油
脂を脂肪酸又は脂肪酸の低級アルコールエステルに変換
した後、(イ)クロマトグラフ分離による方法、(ロ)
尿素付加分別による方法、(ハ)分別蒸留による方法、
(ニ)液々分別による方法などの従来から知られた技術
を利用して濃縮を行い、続いてグリセリンとエステル化
して再びグリセリドとすることもできるが、工程が複雑
なだけでなく、不飽和脂肪酸の異性体が生じるので実用
的でない。
る方法としては、原料の高度不飽和脂肪酸を含有する油
脂を脂肪酸又は脂肪酸の低級アルコールエステルに変換
した後、(イ)クロマトグラフ分離による方法、(ロ)
尿素付加分別による方法、(ハ)分別蒸留による方法、
(ニ)液々分別による方法などの従来から知られた技術
を利用して濃縮を行い、続いてグリセリンとエステル化
して再びグリセリドとすることもできるが、工程が複雑
なだけでなく、不飽和脂肪酸の異性体が生じるので実用
的でない。
【0004】上記問題の解決策として、例えば、γ−リ
ノレン酸を得る方法としては、特開昭63−12289
号公報に記載の如く、γ−リノレン酸を含有する油脂を
加水分解酵素により部分加水分解、ついで遊離脂肪酸を
除去する製造方法が提案され、かかる方法を用いること
により、γ−リノレン酸グリセリドを製造できることが
記載されている。一方、魚油を用いたものとして、特開
昭58−165796号公報には、魚油をキャンディダ
シリンドラシェ(Candida cylindrac
ea)より得られたリパーゼにより加水分解することが
記載されている。又、高度不飽和脂肪酸グリセリドを得
る方法として、特開平7−203979号公報に、高度
不飽和脂肪酸を含有する油脂をゲオトリカム(Geot
richum)属より得られるリパーゼを用いて加水分
解することが記載されている。
ノレン酸を得る方法としては、特開昭63−12289
号公報に記載の如く、γ−リノレン酸を含有する油脂を
加水分解酵素により部分加水分解、ついで遊離脂肪酸を
除去する製造方法が提案され、かかる方法を用いること
により、γ−リノレン酸グリセリドを製造できることが
記載されている。一方、魚油を用いたものとして、特開
昭58−165796号公報には、魚油をキャンディダ
シリンドラシェ(Candida cylindrac
ea)より得られたリパーゼにより加水分解することが
記載されている。又、高度不飽和脂肪酸グリセリドを得
る方法として、特開平7−203979号公報に、高度
不飽和脂肪酸を含有する油脂をゲオトリカム(Geot
richum)属より得られるリパーゼを用いて加水分
解することが記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
63−12289号公報開示技術では、本発明者等が詳
細に検討した結果、γ−リノレン酸を最高47.4%に
までしか高濃度化することができず、グリセリド画分の
回収率が28.1%と、まだまだγ−リノレン酸として
の回収率が低く、高濃度化についても更なる改良が望ま
れるところであり、特開昭58−165796号公報に
ついても同様、ドコサヘキサエン酸やエイコサペンタエ
ン酸の高濃度化や回収率についてまだまだ満足のいくも
のではない。更に特開平7−203979号公報開示技
術では、加水分解用リパーゼとしてゲオトリカム(Ge
otrichum)属より得られるリパーゼを用いてい
るが、該リパーゼは食添用のリパーゼではなく、該リパ
ーゼを使用して製造した油は食用油として使用できな
い。
63−12289号公報開示技術では、本発明者等が詳
細に検討した結果、γ−リノレン酸を最高47.4%に
までしか高濃度化することができず、グリセリド画分の
回収率が28.1%と、まだまだγ−リノレン酸として
の回収率が低く、高濃度化についても更なる改良が望ま
れるところであり、特開昭58−165796号公報に
ついても同様、ドコサヘキサエン酸やエイコサペンタエ
ン酸の高濃度化や回収率についてまだまだ満足のいくも
のではない。更に特開平7−203979号公報開示技
術では、加水分解用リパーゼとしてゲオトリカム(Ge
otrichum)属より得られるリパーゼを用いてい
るが、該リパーゼは食添用のリパーゼではなく、該リパ
ーゼを使用して製造した油は食用油として使用できな
い。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、かかる課題
を解決するために、γ−リノレン酸やジホモγ−リノレ
ン酸等のn−6系列の高度不飽和脂肪酸の高濃度化につ
いて鋭意研究した結果、驚くべきことにn−6系列の高
度不飽和脂肪酸を含有する油脂において、n−6系列の
高度不飽和脂肪酸以外の脂肪酸をキャンディダ(Can
dida)属由来のリパーゼを分割仕込みして多段階で
加水分解し、n−6系列の高度不飽和脂肪酸を高濃度化
するにあたり、1段階目での加水分解を5〜50%とす
ることにより、放置安定性に優れたn−6系列の高度不
飽和脂肪酸を高濃度に含有するグリセリドを高収率で得
ることができることを見いだし本発明を完成した。尚、
加水分解用リパーゼとして、キャンディダ(Candi
da)属由来のリパーゼの代わりに、特開平7−203
979号公報に記載のゲオトリカム(Geotrich
um)属より得られるリパーゼを用いた場合では高度不
飽和脂肪酸グリセリドの放置安定性が好ましくなく、濁
りが生じやすくなる。
を解決するために、γ−リノレン酸やジホモγ−リノレ
ン酸等のn−6系列の高度不飽和脂肪酸の高濃度化につ
いて鋭意研究した結果、驚くべきことにn−6系列の高
度不飽和脂肪酸を含有する油脂において、n−6系列の
高度不飽和脂肪酸以外の脂肪酸をキャンディダ(Can
dida)属由来のリパーゼを分割仕込みして多段階で
加水分解し、n−6系列の高度不飽和脂肪酸を高濃度化
するにあたり、1段階目での加水分解を5〜50%とす
ることにより、放置安定性に優れたn−6系列の高度不
飽和脂肪酸を高濃度に含有するグリセリドを高収率で得
ることができることを見いだし本発明を完成した。尚、
加水分解用リパーゼとして、キャンディダ(Candi
da)属由来のリパーゼの代わりに、特開平7−203
979号公報に記載のゲオトリカム(Geotrich
um)属より得られるリパーゼを用いた場合では高度不
飽和脂肪酸グリセリドの放置安定性が好ましくなく、濁
りが生じやすくなる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳述する。
本発明において、n−6系列の高度不飽和脂肪酸として
は特に制限されないが、γ−リノレン酸やジホモγ−リ
ノレン酸等が挙げられ、該高度不飽和脂肪酸を含有する
油脂としては、月見草油、ボラージ草油、黒すぐり、ユ
キノシタ種子油等の種子油や、スピルリナ属等の藻類か
ら得られる油脂や、モルティエラ属、カニンガメラ属、
フイコミセス属、ジルペルテラ属、タムニディウム属等
の微生物より得られる油脂等が挙げられるが、好ましく
は、月見草油、ボラージ草油、黒すぐり油の植物油やモ
ルティエラ属等の微生物より得られる油脂が用いられ
る。
本発明において、n−6系列の高度不飽和脂肪酸として
は特に制限されないが、γ−リノレン酸やジホモγ−リ
ノレン酸等が挙げられ、該高度不飽和脂肪酸を含有する
油脂としては、月見草油、ボラージ草油、黒すぐり、ユ
キノシタ種子油等の種子油や、スピルリナ属等の藻類か
ら得られる油脂や、モルティエラ属、カニンガメラ属、
フイコミセス属、ジルペルテラ属、タムニディウム属等
の微生物より得られる油脂等が挙げられるが、好ましく
は、月見草油、ボラージ草油、黒すぐり油の植物油やモ
ルティエラ属等の微生物より得られる油脂が用いられ
る。
【0008】本発明では、上記高度不飽和脂肪酸を含有
する油脂において、第1段階としては加水分解率5〜5
0%、好ましくは10〜40%の範囲まで加水分解する
わけであるが、本発明では該加水分解率が5%未満では
充分な高濃度化が行われず、50%を越えると回収率が
低下し好ましくない。
する油脂において、第1段階としては加水分解率5〜5
0%、好ましくは10〜40%の範囲まで加水分解する
わけであるが、本発明では該加水分解率が5%未満では
充分な高濃度化が行われず、50%を越えると回収率が
低下し好ましくない。
【0009】かかる加水分解用リパーゼとしては、キャ
ンディダ(Candida)属の微生物が生産するもの
やその他動物由来のもの、植物由来のものが用いられ
る。かかるリパーゼについては、市販のものを用いるこ
とができ、例えば、キャンディダシリンドラシェ(Ca
ndida cylindracea)のリパーゼ(名
糖産業(株)社製、「Lipase OF」)、リゾー
プスデルマー(Rhizopus delemar)の
リパーゼ(田辺製薬(株)社製)、シュードモナスアエ
ルギノーサ(Pseudomonas aerugin
osa)のリパーゼ(東洋紡績社製)、キャンディダア
ンタラクティア(Candia antractia)
のリパーゼ(ノボノルディクス社製「Novozyme
435」)等や、ブタ、ウシ等のすい臓リパーゼ等が挙
げられ、特にはキャンディダシリンドラシェ(Cand
ida cylindracea)のリパーゼ(名糖産
業(株)社製、「Lipase OF」)が好ましい。
ンディダ(Candida)属の微生物が生産するもの
やその他動物由来のもの、植物由来のものが用いられ
る。かかるリパーゼについては、市販のものを用いるこ
とができ、例えば、キャンディダシリンドラシェ(Ca
ndida cylindracea)のリパーゼ(名
糖産業(株)社製、「Lipase OF」)、リゾー
プスデルマー(Rhizopus delemar)の
リパーゼ(田辺製薬(株)社製)、シュードモナスアエ
ルギノーサ(Pseudomonas aerugin
osa)のリパーゼ(東洋紡績社製)、キャンディダア
ンタラクティア(Candia antractia)
のリパーゼ(ノボノルディクス社製「Novozyme
435」)等や、ブタ、ウシ等のすい臓リパーゼ等が挙
げられ、特にはキャンディダシリンドラシェ(Cand
ida cylindracea)のリパーゼ(名糖産
業(株)社製、「Lipase OF」)が好ましい。
【0010】該加水分解については、反応系中のn−6
系列の高度不飽和脂肪酸含有油脂の量として1〜90重
量%、好ましくは10〜80重量%であり、水の量は1
0〜99重量%、好ましくは20〜90重量%である。
該高度不飽和脂肪酸含有油脂/水(重量比)としては
0.01〜9.0で、好ましくは0.11〜4.0であ
る。
系列の高度不飽和脂肪酸含有油脂の量として1〜90重
量%、好ましくは10〜80重量%であり、水の量は1
0〜99重量%、好ましくは20〜90重量%である。
該高度不飽和脂肪酸含有油脂/水(重量比)としては
0.01〜9.0で、好ましくは0.11〜4.0であ
る。
【0011】加水分解用リパーゼの使用形態は特に限定
されず、セライトやイオン交換樹脂、セラミック担体な
どに固定されたリパーゼを用いてもよいが、そのまま用
いるのが好ましい。リパーゼの添加量は反応液1gに対
して2〜5000ユニットが好ましく、更には5〜10
00ユニットである。ここでの1ユニットとは、オリー
ブ油を基質とし、1分間に1μモルの脂肪酸が生成する
のに必要なリパーゼ量を示す。
されず、セライトやイオン交換樹脂、セラミック担体な
どに固定されたリパーゼを用いてもよいが、そのまま用
いるのが好ましい。リパーゼの添加量は反応液1gに対
して2〜5000ユニットが好ましく、更には5〜10
00ユニットである。ここでの1ユニットとは、オリー
ブ油を基質とし、1分間に1μモルの脂肪酸が生成する
のに必要なリパーゼ量を示す。
【0012】本発明では、1段階目の加水分解で加水分
解率を5〜50%、好ましくは10〜40%の範囲にコ
ントロールすることが必要で、リパーゼの添加量、反応
温度、反応時間、撹拌速度、反応系中の高度不飽和脂肪
酸を含有する油脂と水の重量比等の反応条件を調整する
ことで上記範囲に加水分解率をコントロールできる。具
体的には、高度不飽和脂肪酸を含有する油脂、水、加水
分解用リパーゼの存在下(添加順序は特に限定されな
い)で、反応条件として、反応温度を10〜55℃、好
ましくは20〜40℃、反応時間を0.5〜72時間、
好ましくは1〜48時間、撹拌速度を0〜800rpm
に調整するとよい。 尚、本発明でいう加水分解率とは
油脂中の脂肪酸が加水分解により遊離脂肪酸として遊離
するときの割合(%)であり、 加水分解率=(反応後の油層の酸価/反応前の油脂のケ
ン化価)×100 で示される。
解率を5〜50%、好ましくは10〜40%の範囲にコ
ントロールすることが必要で、リパーゼの添加量、反応
温度、反応時間、撹拌速度、反応系中の高度不飽和脂肪
酸を含有する油脂と水の重量比等の反応条件を調整する
ことで上記範囲に加水分解率をコントロールできる。具
体的には、高度不飽和脂肪酸を含有する油脂、水、加水
分解用リパーゼの存在下(添加順序は特に限定されな
い)で、反応条件として、反応温度を10〜55℃、好
ましくは20〜40℃、反応時間を0.5〜72時間、
好ましくは1〜48時間、撹拌速度を0〜800rpm
に調整するとよい。 尚、本発明でいう加水分解率とは
油脂中の脂肪酸が加水分解により遊離脂肪酸として遊離
するときの割合(%)であり、 加水分解率=(反応後の油層の酸価/反応前の油脂のケ
ン化価)×100 で示される。
【0013】本発明では更に、上記加水分解により得ら
れた反応液を溶剤抽出や蒸留、イオン交換樹脂、膜、ク
ロマトグラフィー等の方法により、グリセリド画分を回
収し、該グリセリド画分を基に、上記加水分解用リパー
ゼにより2段階目の加水分解を行うことが必要である。
但し、脂肪酸の除去方法はこれらの方法に限定されな
い。本発明では、1段階の加水分解反応だけでなく、2
段階以上の多段加水分解反応を行うことが特徴である。
上記溶剤抽出に用いる溶剤としては、アセトン、石油エ
ーテル、ヘキサン等が挙げられるが、ヘキサンが好まし
く採用される。
れた反応液を溶剤抽出や蒸留、イオン交換樹脂、膜、ク
ロマトグラフィー等の方法により、グリセリド画分を回
収し、該グリセリド画分を基に、上記加水分解用リパー
ゼにより2段階目の加水分解を行うことが必要である。
但し、脂肪酸の除去方法はこれらの方法に限定されな
い。本発明では、1段階の加水分解反応だけでなく、2
段階以上の多段加水分解反応を行うことが特徴である。
上記溶剤抽出に用いる溶剤としては、アセトン、石油エ
ーテル、ヘキサン等が挙げられるが、ヘキサンが好まし
く採用される。
【0014】又、2段階目以降の加水分解については、
上記1段階目の加水分解と同様のリパーゼを用いて行う
ことができるが、反応条件については、用いるリパーゼ
は反応液1gに対して2〜5000ユニットが好まし
く、更には5〜1000ユニットであり、反応温度は1
0〜55℃、好ましくは20〜40℃、反応時間は0.
5〜72時間、好ましくは1〜48時間、撹拌速度は0
〜800rpmであることが好ましい。尚、2段階目以
降の加水分解反応における加水分解率は適宜選択され、
本発明の目的とする高濃度化が行われる。
上記1段階目の加水分解と同様のリパーゼを用いて行う
ことができるが、反応条件については、用いるリパーゼ
は反応液1gに対して2〜5000ユニットが好まし
く、更には5〜1000ユニットであり、反応温度は1
0〜55℃、好ましくは20〜40℃、反応時間は0.
5〜72時間、好ましくは1〜48時間、撹拌速度は0
〜800rpmであることが好ましい。尚、2段階目以
降の加水分解反応における加水分解率は適宜選択され、
本発明の目的とする高濃度化が行われる。
【0015】かくして本発明では、γ−リノレン酸やジ
ホモγ−リノレン酸等のn−6系列の高度不飽和脂肪酸
を含有する油脂を上記の如く特定のリパーゼによる多段
階の特定の加水分解を行うことにより、高濃度にn−6
系列の高度不飽和脂肪酸を含有するグリセリドを得るこ
とができる。
ホモγ−リノレン酸等のn−6系列の高度不飽和脂肪酸
を含有する油脂を上記の如く特定のリパーゼによる多段
階の特定の加水分解を行うことにより、高濃度にn−6
系列の高度不飽和脂肪酸を含有するグリセリドを得るこ
とができる。
【0016】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに具体的に
説明する。但し、本発明は、これら実施例に限定されな
い。 実施例1 (1)1段階目の加水分解 500ml容のマグネットスターラー付き撹拌槽に、ボ
ラージ草油(γ−リノレン酸22.2%含有)100g
に対し、水100g、キャンディダシリンドラシェ(C
andida cylindraces)のリパーゼ
(名糖産業(株)社製、「Lipase OF」)40
00ユニットを添加し、500rpmで撹拌しながら3
5℃で16時間、反応を行った。その後、100℃で1
0分間加熱処理し酵素失活させて加水分解反応を終了し
た(加水分解率41%)。得られた反応液に0.5N水
酸化カリウムを加えてアルカリ性にした後ヘキサン抽出
を行い、グリセリド画分を回収したところ、グリセリド
画分59gを得、該グリセリド中のγ−リノレン酸の濃
度は35%であった(脂肪酸組成からγ−リノレン酸の
回収率93%)。
説明する。但し、本発明は、これら実施例に限定されな
い。 実施例1 (1)1段階目の加水分解 500ml容のマグネットスターラー付き撹拌槽に、ボ
ラージ草油(γ−リノレン酸22.2%含有)100g
に対し、水100g、キャンディダシリンドラシェ(C
andida cylindraces)のリパーゼ
(名糖産業(株)社製、「Lipase OF」)40
00ユニットを添加し、500rpmで撹拌しながら3
5℃で16時間、反応を行った。その後、100℃で1
0分間加熱処理し酵素失活させて加水分解反応を終了し
た(加水分解率41%)。得られた反応液に0.5N水
酸化カリウムを加えてアルカリ性にした後ヘキサン抽出
を行い、グリセリド画分を回収したところ、グリセリド
画分59gを得、該グリセリド中のγ−リノレン酸の濃
度は35%であった(脂肪酸組成からγ−リノレン酸の
回収率93%)。
【0017】(2)2段階目の加水分解 該グリセリド画分59gに対し、水59gを加え、水分
濃度50%にして、上記同様のリパーゼを2360ユニ
ット添加し、500rpmで撹拌しながら35℃で8時
間、加水分解反応を行った。この時の加水分解率は35
%であった。その後、グリセリド画分を回収したとこ
ろ、グリセリド画分38.4gを得た。また2回の反応
によるグリセリド画分の回収率は38.4%で、γ−リ
ノレン酸の濃度は48.0%で、γ−リノレン酸の回収
率は82.9%であった。更に、得られたγ−リノレン
酸含有グリセリドの放置安定性を下記の如く評価した結
果、0℃で1時間放置しても濁りを生じなかった。
濃度50%にして、上記同様のリパーゼを2360ユニ
ット添加し、500rpmで撹拌しながら35℃で8時
間、加水分解反応を行った。この時の加水分解率は35
%であった。その後、グリセリド画分を回収したとこ
ろ、グリセリド画分38.4gを得た。また2回の反応
によるグリセリド画分の回収率は38.4%で、γ−リ
ノレン酸の濃度は48.0%で、γ−リノレン酸の回収
率は82.9%であった。更に、得られたγ−リノレン
酸含有グリセリドの放置安定性を下記の如く評価した結
果、0℃で1時間放置しても濁りを生じなかった。
【0018】(放置安定性)得られたγ−リノレン酸含
有グリセリドを0℃で放置するときに、濁りのでるまで
の時間を基準油脂分析試験法 2.2.7−1996
(曇り点の測定)に準じて評価した。
有グリセリドを0℃で放置するときに、濁りのでるまで
の時間を基準油脂分析試験法 2.2.7−1996
(曇り点の測定)に準じて評価した。
【0019】実施例2 実施例1において、2段階目の加水分解を、該グリセリ
ド画分59gに対し、水531gを加え、水分濃度90
%にして上記同様のリパーゼを11800ユニット添加
し、500rpmで撹拌しながら35℃で26時間に変
えた以外は同様に行った。この時の加水分解率は63%
であった。その後、グリセリド画分を回収したところ、
グリセリド画分21.8gを得た。また2回の反応によ
るグリセリド画分の回収率は21.8%で、γ−リノレ
ン酸の濃度は61.0%であり、γ−リノレン酸の回収
率は60.0%であった。更に、得られたγ−リノレン
酸含有グリセリドの放置安定性を同様に評価した結果、
0℃で1時間放置しても濁りを生じなかった。
ド画分59gに対し、水531gを加え、水分濃度90
%にして上記同様のリパーゼを11800ユニット添加
し、500rpmで撹拌しながら35℃で26時間に変
えた以外は同様に行った。この時の加水分解率は63%
であった。その後、グリセリド画分を回収したところ、
グリセリド画分21.8gを得た。また2回の反応によ
るグリセリド画分の回収率は21.8%で、γ−リノレ
ン酸の濃度は61.0%であり、γ−リノレン酸の回収
率は60.0%であった。更に、得られたγ−リノレン
酸含有グリセリドの放置安定性を同様に評価した結果、
0℃で1時間放置しても濁りを生じなかった。
【0020】実施例3 (1)1段階目の加水分解 実施例1において、ボラージ草油の代わりに、黒すぐり
油100g(γ−リノレン酸15.8%含有)を用いた
以外は同様に行い、1段階目の加水分解反応を行った。
そして酵素失活させて加水分解反応を終了した(加水分
解率47%)。得られた反応液に0.5N水酸化カリウ
ムを加えてアルカリ性にした後ヘキサン抽出を行い、グ
リセリド画分を回収したところ、グリセリド画分53g
を得、該グリセリド中のγ−リノレン酸の濃度は27.
4%であった。(脂肪酸組成からγ−リノレン酸の回収
率92%)
油100g(γ−リノレン酸15.8%含有)を用いた
以外は同様に行い、1段階目の加水分解反応を行った。
そして酵素失活させて加水分解反応を終了した(加水分
解率47%)。得られた反応液に0.5N水酸化カリウ
ムを加えてアルカリ性にした後ヘキサン抽出を行い、グ
リセリド画分を回収したところ、グリセリド画分53g
を得、該グリセリド中のγ−リノレン酸の濃度は27.
4%であった。(脂肪酸組成からγ−リノレン酸の回収
率92%)
【0021】(2)2段階目の加水分解 該グリセリド画分53gに対し、水477gを加え、水
分濃度90%にして上記同様のリパーゼを10600ユ
ニット添加し、500rpmで撹拌しながら35℃で1
6時間、加水分解反応を行った。この時の加水分解率は
58.6%であった。その後、グリセリド画分を回収し
たところ、グリセリド画分22.0gを得た。また2回
の反応によるグリセリド画分の回収率は22.0%で、
γ−リノレン酸の濃度は50.3%であり、γ−リノレ
ン酸の回収率は71.8%であった。更に、得られたγ
−リノレン酸含有グリセリドの放置安定性を同様に評価
した結果、0℃で1時間放置しても濁りを生じなかっ
た。
分濃度90%にして上記同様のリパーゼを10600ユ
ニット添加し、500rpmで撹拌しながら35℃で1
6時間、加水分解反応を行った。この時の加水分解率は
58.6%であった。その後、グリセリド画分を回収し
たところ、グリセリド画分22.0gを得た。また2回
の反応によるグリセリド画分の回収率は22.0%で、
γ−リノレン酸の濃度は50.3%であり、γ−リノレ
ン酸の回収率は71.8%であった。更に、得られたγ
−リノレン酸含有グリセリドの放置安定性を同様に評価
した結果、0℃で1時間放置しても濁りを生じなかっ
た。
【0022】実施例4 (1)1段階目の加水分解 実施例1において、ボラージ草油の代わりに、月見草油
(γ−リノレン酸8%含有)100gを用いた以外は同
様に行い、1段階目の加水分解反応を行った。そして酵
素失活させて加水分解反応を終了した(加水分解率50
%)。得られた反応液に0.5N水酸化カリウムを加え
てアルカリ性にした後ヘキサン抽出を行い、グリセリド
画分を回収したところ、グリセリド画分50gを得、該
グリセリド中のγ−リノレン酸の濃度は15.5%であ
った(脂肪酸組成からγ−リノレン酸の回収率97
%)。
(γ−リノレン酸8%含有)100gを用いた以外は同
様に行い、1段階目の加水分解反応を行った。そして酵
素失活させて加水分解反応を終了した(加水分解率50
%)。得られた反応液に0.5N水酸化カリウムを加え
てアルカリ性にした後ヘキサン抽出を行い、グリセリド
画分を回収したところ、グリセリド画分50gを得、該
グリセリド中のγ−リノレン酸の濃度は15.5%であ
った(脂肪酸組成からγ−リノレン酸の回収率97
%)。
【0023】(2)2段階目の加水分解 該グリセリド画分50gに対し、水450gを加え、水
分濃度90%にして、上記同様のリパーゼを40000
ユニット添加し、500rpmで撹拌しながら35℃で
30時間、加水分解反応を行った。この時の加水分解率
は76%であった。その後、グリセリド画分を回収した
ところ、グリセリド画分12gを得た。また2回の反応
によるグリセリド画分の回収率は12%で、γ−リノレ
ン酸の濃度は46.0%であり、γ−リノレン酸の回収
率は69%であった。更に、得られたγ−リノレン酸含
有グリセリドの放置安定性を同様に評価した結果、0℃
で1時間放置しても濁りを生じなかった。
分濃度90%にして、上記同様のリパーゼを40000
ユニット添加し、500rpmで撹拌しながら35℃で
30時間、加水分解反応を行った。この時の加水分解率
は76%であった。その後、グリセリド画分を回収した
ところ、グリセリド画分12gを得た。また2回の反応
によるグリセリド画分の回収率は12%で、γ−リノレ
ン酸の濃度は46.0%であり、γ−リノレン酸の回収
率は69%であった。更に、得られたγ−リノレン酸含
有グリセリドの放置安定性を同様に評価した結果、0℃
で1時間放置しても濁りを生じなかった。
【0024】実施例5 (1)1段階目の加水分解 実施例1において、ボラージ草油の代わりに、微生物由
来の油(モルティエレラ油(ジホモγ−リノレン酸1
5.8%含有)100gを用いた以外は同様に行い、1
段階目の加水分解反応を行った。そして酵素失活させて
加水分解反応を終了した(加水分解率46%)。得られ
た反応液に0.5N水酸化カリウムを加えてアルカリ性
にした後ヘキサン抽出を行い、グリセリド画分を回収し
たところ、グリセリド画分54gを得、該グリセリド中
のジホモγ−リノレン酸の濃度は27.8%であった
(脂肪酸組成からジホモγ−リノレン酸の回収率95
%)。
来の油(モルティエレラ油(ジホモγ−リノレン酸1
5.8%含有)100gを用いた以外は同様に行い、1
段階目の加水分解反応を行った。そして酵素失活させて
加水分解反応を終了した(加水分解率46%)。得られ
た反応液に0.5N水酸化カリウムを加えてアルカリ性
にした後ヘキサン抽出を行い、グリセリド画分を回収し
たところ、グリセリド画分54gを得、該グリセリド中
のジホモγ−リノレン酸の濃度は27.8%であった
(脂肪酸組成からジホモγ−リノレン酸の回収率95
%)。
【0025】(2)2段階目の加水分解 該グリセリド画分54gに対し、水54gを加え、水分
濃度50%にして、上記同様のリパーゼを2160ユニ
ット添加し、500rpmで撹拌しながら35℃で30
時間、加水分解反応を行った。この時の加水分解率は5
5.6%であった。その後、グリセリド画分を回収した
ところ、グリセリド画分24gを得た。また2回の反応
によるグリセリド画分の回収率は24.0%で、ジホモ
γ−リノレン酸の濃度は48.1%であり、ジホモγ−
リノレン酸の回収率は73.0%であった。更に、得ら
れたジホモγ−リノレン酸含有グリセリドの放置安定性
を同様に評価した結果、0℃で1時間放置しても濁りを
生じなかった。
濃度50%にして、上記同様のリパーゼを2160ユニ
ット添加し、500rpmで撹拌しながら35℃で30
時間、加水分解反応を行った。この時の加水分解率は5
5.6%であった。その後、グリセリド画分を回収した
ところ、グリセリド画分24gを得た。また2回の反応
によるグリセリド画分の回収率は24.0%で、ジホモ
γ−リノレン酸の濃度は48.1%であり、ジホモγ−
リノレン酸の回収率は73.0%であった。更に、得ら
れたジホモγ−リノレン酸含有グリセリドの放置安定性
を同様に評価した結果、0℃で1時間放置しても濁りを
生じなかった。
【0026】比較例1 実施例1において、1段階目の加水分解でリパーゼの添
加量を100000ユニット、水分濃度を90%に代え
た以外は同様に行い、加水分解反応を行った。そして酵
素失活させて加水分解反応を終了した(加水分解率65
%)。得られた反応液に0.5N水酸化カリウムを加え
てアルカリ性にした後ヘキサン抽出を行い、グリセリド
画分を回収したところ、グリセリド画分35gを得、該
グリセリド中のγ−リノレン酸の濃度は46.2%であ
った(脂肪酸組成からγ−リノレン酸の回収率73
%)。この得られたγ−リノレン酸含有グリセリドの放
置安定性を上記と同様に表したところ、室温で放置して
も濁りを生じた。
加量を100000ユニット、水分濃度を90%に代え
た以外は同様に行い、加水分解反応を行った。そして酵
素失活させて加水分解反応を終了した(加水分解率65
%)。得られた反応液に0.5N水酸化カリウムを加え
てアルカリ性にした後ヘキサン抽出を行い、グリセリド
画分を回収したところ、グリセリド画分35gを得、該
グリセリド中のγ−リノレン酸の濃度は46.2%であ
った(脂肪酸組成からγ−リノレン酸の回収率73
%)。この得られたγ−リノレン酸含有グリセリドの放
置安定性を上記と同様に表したところ、室温で放置して
も濁りを生じた。
【0027】(2)2段階目の加水分解 該グリセリド画分35gに対し、水315gを加え、水
分濃度90%にして、上記同様のリパーゼを35000
ユニット添加し、500rpmで撹拌しながら35℃で
16時間、加水分解反応を行った。この時の加水分解率
は54%であった。その後、グリセリド画分を回収した
ところ、グリセリド画分16.1gを得た。また2回の
反応によるグリセリド画分の回収率は16.1%で、γ
−リノレン酸の濃度は60.2%であり、γ−リノレン
酸の回収率は43.7%であった。上記比較例では、γ
−リノレン酸含有グリセリドの放置安定性が悪く、γ−
リノレン酸の回収率も低いものであった。
分濃度90%にして、上記同様のリパーゼを35000
ユニット添加し、500rpmで撹拌しながら35℃で
16時間、加水分解反応を行った。この時の加水分解率
は54%であった。その後、グリセリド画分を回収した
ところ、グリセリド画分16.1gを得た。また2回の
反応によるグリセリド画分の回収率は16.1%で、γ
−リノレン酸の濃度は60.2%であり、γ−リノレン
酸の回収率は43.7%であった。上記比較例では、γ
−リノレン酸含有グリセリドの放置安定性が悪く、γ−
リノレン酸の回収率も低いものであった。
【0028】
【発明の効果】本発明は、n−6系列の高度不飽和脂肪
酸を含有する油脂を上記の如く多段階の特定の加水分解
を行うことにより、n−6系列の高度不飽和脂肪酸の高
濃度化に優れ、更に得られた高度不飽和脂肪酸は放置安
定性にも優れた効果を発揮する。
酸を含有する油脂を上記の如く多段階の特定の加水分解
を行うことにより、n−6系列の高度不飽和脂肪酸の高
濃度化に優れ、更に得られた高度不飽和脂肪酸は放置安
定性にも優れた効果を発揮する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 裕之 大阪府茨木市室山2丁目13番1号 日本合 成化学工業株式会社中央研究所内 (72)発明者 福嶋 信浩 大阪府茨木市室山2丁目13番1号 日本合 成化学工業株式会社中央研究所内 (72)発明者 山上 知秀 大阪市北区野崎町9番6号 日本合成化学 工業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 n−6系列の高度不飽和脂肪酸を含有す
る油脂において、n−6系列の高度不飽和脂肪酸以外の
脂肪酸をキャンディダ(Candida)属由来のリパ
ーゼを分割仕込みして多段階で加水分解し、n−6系列
の高度不飽和脂肪酸を高濃度化するにあたり、1段階目
での加水分解を5〜50%とすることを特徴とするn−
6系列の高度不飽和脂肪酸の高濃度化方法。 - 【請求項2】 n−6系列の高度不飽和脂肪酸がγ−リ
ノレン酸及び/又はジホモγ−リノレン酸であることを
特徴とする請求項1記載の高度不飽和脂肪酸の高濃度化
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9062308A JPH10245585A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | n−6系列の高度不飽和脂肪酸の高濃度化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9062308A JPH10245585A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | n−6系列の高度不飽和脂肪酸の高濃度化方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10245585A true JPH10245585A (ja) | 1998-09-14 |
Family
ID=13196388
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9062308A Pending JPH10245585A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | n−6系列の高度不飽和脂肪酸の高濃度化方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10245585A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002146382A (ja) * | 2000-11-15 | 2002-05-22 | Ikeda Shokken Kk | γ−リノレン酸を富化した油脂の製造方法 |
| WO2002102396A1 (en) * | 2001-06-15 | 2002-12-27 | Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. | Preventives or remedies for arthritis |
-
1997
- 1997-02-28 JP JP9062308A patent/JPH10245585A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002146382A (ja) * | 2000-11-15 | 2002-05-22 | Ikeda Shokken Kk | γ−リノレン酸を富化した油脂の製造方法 |
| WO2002102396A1 (en) * | 2001-06-15 | 2002-12-27 | Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. | Preventives or remedies for arthritis |
| KR100887854B1 (ko) * | 2001-06-15 | 2009-03-09 | 교와 핫꼬 기린 가부시키가이샤 | 관절염의 예방제 또는 치료제 |
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