JPH10246028A - 免震装置の設置方法及びその設置用装置 - Google Patents
免震装置の設置方法及びその設置用装置Info
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- JPH10246028A JPH10246028A JP6379597A JP6379597A JPH10246028A JP H10246028 A JPH10246028 A JP H10246028A JP 6379597 A JP6379597 A JP 6379597A JP 6379597 A JP6379597 A JP 6379597A JP H10246028 A JPH10246028 A JP H10246028A
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Abstract
に対する依存性を極力排除して、設置作業に用いられる
部材の重量を軽減することにより作業性の改善を図ると
ともに、基礎コンクリート部分に配筋される鉄筋との競
合を低減し、さらに設置用装置を改良して設置状態に関
する調整作業の簡便化及び高精度化を図る。 【解決手段】アンカー材7を添プレート4に形成された
ボルト挿通孔に合わせて仮止めしたうえ、所定位置に支
持してコンクリートを打設し、固化した後、前記アンカ
ー材7に形成された雌ネジに対して固定用のボルト5を
螺合して免震装置1を締付固定することにより、前記添
プレート4を介さず、直接、基礎コンクリート6に対し
て定着させる。設置用装置の組立時における高さ調整の
ほかに、組付け後の添プレート4の取付状態に基づく微
調整を可能に構成する。
Description
免震装置の設置技術に関する。より詳しくは、免震装置
の設置作業に関する作業性やその設置上の精度の向上を
図るための設置技術に関する。
震装置の上下面に固定用のフランジ部を形成し、それら
のフランジ部を介して基礎コンクリート側及び上部建物
側の所定位置に固定することにより、両者間に免震装置
を設置するという手法が行われている。その場合、基礎
コンクリート側に対して免震装置を設置する方法として
は、前記免震装置側のフランジ部とほぼ同等の強度を有
するベースプレートを基礎コンクリート側に確実に定着
し、そのベースプレートの上面に免震装置を前記フラン
ジの下面を接合した状態に載置してボルトにより固定す
るという方法が広く採用されている。具体的には、ベー
スプレートの下面に多数のスタッドジベルやアンカー材
をスタッド溶接などの溶接手段によって完全に固着した
うえ、そのベースプレートを設置位置に支持しながらコ
ンクリートを打設することにより所定位置に定着させ、
しかる後、そのベースプレートの上面に免震装置のフラ
ンジ部の下面を接合し、固定用のボルトを用いて前記ベ
ースプレート自体に形成した雌ネジ、あるいはベースプ
レートの下面に溶接された袋ナットやアンカー材に形成
された雌ネジに螺合して締付け固定することによって免
震装置を設置するという手法が採用されていた。すなわ
ち、従来の設置技術においては、前記ベースプレート自
体をスタッドジベル等の定着力を介して基礎コンクリー
ト側に対して確実に定着し、そのベースプレートに対し
て免震装置を固定するという手法が採用されていた。
においては、前記ベースプレートの下面にスタッド溶接
等の溶接手段により完全に固着された多数のスタッドジ
ベルやアンカー材を介して基礎コンクリート側に対して
確実に定着させ、そのベースプレート自体の定着力を介
して免震装置を設置するという技術手段を採用していた
ことから、前記ベースプレートは、当然、免震装置側の
固定用のフランジと同様に強固な強度を備える必要があ
った。したがって、ベースプレートは免震装置側の固定
用のフランジとほぼ同等の板厚を有する鋼板から構成さ
れていた。さらに、前述のように、前記従来技術におい
ては、ベースプレートの下面に対して多数のスタッドジ
ベルやアンカー材あるいは前記袋ナットなどを完全溶接
する関係上、その溶接に伴う熱影響による変形を回避す
るうえからも板厚の大きいものを使用する必要があっ
た。また、以上のように、従来の設置技術においては、
スタッドジベルの基礎コンクリートに対する定着力に頼
るところが大きく、その設置数も多いことから、ベース
プレートの下方に配筋される鉄筋との競合も問題となっ
た。すなわち、大きな荷重のかかるベースプレートの下
方の基礎コンクリート部分には多くの鉄筋が配筋され、
しかもその配筋位置が常に設計どおりとは限らず配筋位
置に狂いが生じ、スタッドジベル等と設置位置を競合し
てしまう場合も間々生じるので、そのような場合には、
ベースプレートを所定位置にセットする際に配筋位置を
修正する必要が生じ、大きな負担となっていた。
装置の設置作業においては、作用する荷重が非常に大き
いことから、免震装置の設置状態、特にその水平状態
や、免震装置側の固定用のフランジ部と基礎コンクリー
ト側あるいは上部建物側の設置面との接合状態が免震装
置としての機能や耐久性に大きく影響することになる。
したがって、免震装置の設置作業においては、基礎コン
クリート側及び上部建物側に形成される設置面の正確な
水平度及び平面度が免震装置の設置の良否を決定する重
要な要素になる。本発明は、その基礎コンクリート側の
免震装置の設置面の形成技術に係る改良技術に関するも
のである。
置面を正確に形成するうえで、その作業に使用される部
材の重量如何及び設置状態に対する調整手段如何は、作
業の難易を左右する大きな要素である。この点、前述の
従来技術においては、板厚の大きい鋼板からなるベース
プレートを採用していた結果、その重量が非常に大きく
取扱いが困難なため、作業性に大きな問題があった。ま
た、重量の非常に大きいベースプレートを扱うため、そ
のベースプレートを所定位置に設置するための支持用装
置も強固に形成する必要があった。そのため、実際の現
場においては、捨てコンクリートや耐圧スラブ上の免震
装置の設置位置の両側に、アングル材などからなる縦部
材を、後施工アンカー等により固定される固定用アング
ル材を介して確実に固定した状態に立設し、その縦部材
相互間に横部材を架設する際に、各横部材自体の左右の
水平状態及び免震装置の設置位置の両側に配設される横
部材相互間の水平状態等を慎重に調整しながら溶接する
ことにより、免震装置の設置位置の両側に一対の強固な
架設用フレームを形成し、しかる後、それらの両架設用
フレームの横部材上に前記ベースプレートを支持した水
平支持部材を架設して溶接により固定するという施工法
が採用されていた。すなわち、前記ベースプレートの水
平状態に関する調整は、前記縦部材相互間に横部材を架
設する際に行われる同横部材の取付状態の調整を介して
のみ行われ、しかもベースプレートを支持した前記水平
支持部材を架設する際には前記横部材は溶接されている
ので、組付け後のベースプレートの水平状態の調整はで
きなかった。このため、その縦部材相互間に架設する際
に行われる前記横部材の取付状態に関する調整作業の精
度がきわめて重要になり、慎重な調整作業が要求される
ことから、作業性に問題があった。しかも、組付け後の
事後的な微調整ができなかったため、最終的な調整精度
にも限界があった。
ては、一般的にSM材と呼ばれている溶接構造用圧延鋼
材(JIS G3106)が知られているが、このSM
材は鋼材問屋にも在庫が少なく、高炉メーカに発注して
も入手に数カ月かかるというのが実情である。このた
め、実際の現場では、許容される範囲で溶接性の劣るS
S材と呼ばれる一般構造用圧延鋼材(JIS G310
1)を代りに使用する場合もある。しかしながら、特に
定着力の伝達を必要とする、前述の従来技術における溶
接部であるベースプレートやスタッドジベル、アンカー
材にSS材を使用することは問題が大きい。すなわち、
前述のベースプレートを介して定着力を伝達する従来の
設置方法には、素材の調達と絡んだ現実的な問題もあっ
た。
な従来技術の現状に鑑みてなされたもので、免震装置の
設置上の強度を維持しながら、溶接に対する依存性を極
力排除して、設置作業に用いられる部材の重量を軽減す
ることにより作業性の改善を図るとともに、基礎コンク
リート部分に配筋される鉄筋との競合を低減し、さらに
設置用装置を改良することにより設置状態の調整作業の
簡便化及び高精度化を図ることを目的とするものであ
る。
め、請求項1記載の発明においては、免震装置固定用の
雌ネジを形成した所要数のアンカー材を、そのアンカー
材の位置決め及び免震装置の設置面整形用の添プレート
に形成されたボルト挿通孔に合わせて仮止めしたうえ、
前記添プレートを所定の設置位置に支持した状態におい
てコンクリートを打設し、そのコンクリートが固化した
後、前記アンカー材に形成された雌ネジに対してボルト
を螺合して免震装置を締付固定することにより、免震装
置を前記アンカー材を介して直接コンクリートに対して
定着させるという技術手段を採用した。これにより、添
プレートの機能が、従来のベースプレートの場合と異な
り、アンカー材の位置決めと、免震装置の設置面を整形
するということになる結果、添プレートとしてアンカー
材の定着力を伝達する強度は必要なくなる。したがっ
て、アンカー材を添プレートに対して完全溶接する必要
もなく仮止め程度で足りることから、添プレートの板厚
を低減して軽量化を図ることができるとともに、素材と
しても溶接性の良好な前記SM材に限定されることはな
くなる。また、請求項2記載の発明においては、捨てコ
ンクリートや耐圧スラブ等の免震装置の設置部に立設さ
れる所要数の下部縦部材と、該下部縦部材に対して高さ
調整可能に連結された上部縦部材と、それらの上部縦部
材相互間に横架される横部材とからなる一対の架設用フ
レームを前記免震装置の設置位置の両側に配設するとと
もに、それらの一対の架設用フレームの前記横部材相互
間にアンカー材の位置決め及び免震装置の設置面整形用
の添プレートを支持する水平支持部材を架設し、その水
平支持部材を前記横部材に対して微調整可能に構成する
ことにより、前記上部縦部材の下部縦部材に対する高さ
調整を介して前記横部材の組立時の高さ調整を可能にす
るとともに、その組立後の横部材に対する前記水平支持
部材の微調整を介して組付け後の前記添プレートの取付
状態に基づく微調整を可能にするという技術手段を採用
した。このように、前記上部縦部材の下部縦部材に対す
る高さ調整のほかに、前記横部材に対する水平支持部材
の微調整を可能に構成したので、組付け後の添プレート
の取付状態に基づく事後的な微調整が可能になるので、
最終的な調整精度を高めることが容易になるとともに、
延いては前記横部材の設置状態に対する調整作業におい
て余裕ができ、調整作業としての作業性も改善すること
が可能になる。
置に備えられた固定用のフランジ部を介して設置するも
のであれば、広く適用することが可能である。添プレー
トの板厚は、前述のように、アンカー材の位置決めと、
免震装置の設置面の整形という機能を奏するに十分な厚
さであれば足り、従来のベースプレートの板厚に対して
半減することも可能である。また、添プレートの外形は
四角形でもよいが、例えば八角形に形成すれば、添プレ
ートの周囲に沿って四角形の型枠を形成する場合などに
は、その型枠との間に打設用の開口部が自動的に形成さ
れることから、打設作業上具合がよい。また、添プレー
トに対してアンカー材を仮止めする場合には、例えば仮
止め用のボルトを添プレートに形成したボルト挿通孔を
介してアンカー材に形成した雌ねじに螺合して締付け固
定することにより可能である。その場合、仮止め用のボ
ルトと添プレートに形成されたボルト挿通孔とのセンタ
を合わせるためのセンタリング手段を具備しておけば、
アンカー材の雌ネジに対する前記ボルトの螺合締付け作
用により添プレートのボルト挿通孔とアンカー材のセン
タとが自動的に一致されるので具合がよい。さらに、そ
の仮止め状態を補強する目的から、アンカー材と添プレ
ートの間に熱影響の少ない点付溶接等を補助的に実施す
ることも可能である。なお、免震装置を設置する場合に
は、添プレートの上面に載置した状態に設置し得ること
は勿論、添プレートの下方に打設した基礎コンクリート
と同添プレート下面との間に例えば無収縮モルタルを充
填した場合に、その無収縮モルタル自体の上面の状態が
設置条件を十分に充足するものである場合には、前記添
プレートを再使用のために取外して、前記無収縮モルタ
ル自体の上面に直接的に免震装置を載置して設置すると
いうことも可能である。
説明する。図1〜図5は本発明の一実施例を示したもの
で、図1はその免震装置の設置完了状態を示した立面
図、図2は本設置用装置を示した立面図、図3は同装置
の平面図である。また、図4は図3中に指示したA方向
からみた本設置用装置の部分拡大図、図5は同様にB方
向からみた本設置用装置の部分拡大図である。図中、1
は公知の免震装置で、板状のゴムと鋼板とを交互に積層
した積層体等から構成され、その上下には固定用のフラ
ンジ部2,3を備えている。免震装置1は、下方のフラ
ンジ部2を介して添プレート4の上面に載置され、固定
用のボルト5を用いて基礎コンクリート6中に定着され
た、例えば図示のように六角形の外形を有し中央部に雌
ネジが形成された長ナット部とそのナット部に螺着され
た定着用のボルト部とから構成される、アンカー材7の
前記雌ネジに螺合して締付けることにより固定される。
その場合、前記添プレート4には所要数のボルト挿通孔
が形成されており、前記ボルト5をそれらのボルト挿通
孔に挿通し、アンカー材7に形成された前記雌ネジに螺
合して締付けることにより、アンカー材7自体に対して
直接前記フランジ2を固定するように構成されている。
すなわち、添プレート4は、前述の従来技術と異なりア
ンカー材7の位置決め用及び免震装置1の設置面整形用
として機能するだけで、アンカー材7の定着力を免震装
置1に伝達する機能は有していない。なお、本実施例に
おいては、基礎コンクリート6と添プレート4との間に
は、無収縮モルタル8が充填され、添プレート4の基礎
コンクリート6側に対する密着性を向上している。ま
た、免震装置1の上方のフランジ部3に対しては、本実
施例では添プレート9を挟んで所要数のアンカー材10
が固定され、そのアンカー材10の周囲に型枠を形成し
てコンクリートを打設することにより上部建物の下部支
持部11を形成し、その下部支持部11に対して更に順
次上部建物を構築することになる。なお、図中、12は
捨てコンクリートや耐圧スラブ等の免震装置1の設置部
を示したものである。
7の基礎コンクリート6に対する定着作業に関して説明
する。捨てコンクリートや耐圧スラブ等の設置部12上
に免震装置1の設置位置に関する墨出し作業が完了した
場合には、先ずアングル材などからなる固定用部材13
を図5に示したように後施工アンカー等の適宜の固定具
14を使用して前記墨出しに見合った設置部12の所定
位置に固定する。しかる後、その固定用部材13の両側
に図2のようにアングル材などならなる下部縦部材15
を立設する。それらの下部縦部材15に対してはアンク
ル材などからなる上部縦部材16が高さ調整可能に連結
され、更にそれらの上部縦部材16相互間に横部材17
をボルトナット等の連結手段18を介して横架すること
により、前記下部縦部材15、上部縦部材16及び横部
材17からなる一方の架設用フレーム19が形成され
る。そして、図3に示したように免震装置1の設置位置
の両側に一対の架設用フレーム19が配設され、前記添
プレート4を支持した水平支持部材20を架設し得るよ
うに構成されている。なお、水平支持部材20を架設し
てから添プレート4を支持することも可能である。ま
た、前記架設用フレーム19は、予め工場等において適
度に組立てて現場へ搬入するようにしてもよい。その場
合、下部縦部材15を固定用部材13に対して溶接して
おくことも可能である。
たように、少なくとも前記下部縦部材15あるいは上部
縦部材16の一方に形成したスリット21を介してボル
トナット22及び図4のように屈曲形成したハンドル2
3付きのボルトナット24の締付け位置を調整すること
により行われる。その場合、ボルトナット24のハンド
ル23により調整時の仮止めをし、調整後、ボルトナッ
ト22,24を本締めすることにより簡便に調整するこ
とができる。この横部材17の高さ調整は、それ自体の
左右の高さ調整だけでなく、対をなす他方の架設用フレ
ーム19の横部材17との高さ調整も合わせて行い、添
プレート4を水平状態に支持できるように調整すること
になる。なお、この調整作業は、前述の従来技術の場合
と異なり後から更に微調整を行うので、あまり神経質に
なる必要はない。以上の調整が完了したならば、ボルト
ナット22,24の本締めによる固定状態をより確実に
するため、更に各部材間を溶接等により固着してもよ
い。
架設用フレーム19の横部材17の高さ調整が完了した
場合には、次に図3に示すように添プレート4を支持し
た前記水平支持部材20を両横部材17上に架設するこ
とになる。この場合、工場等において、予め前記添プレ
ート4に形成したボルト挿通孔25を介して仮止め用の
ボルト26を用いて所要数のアンカー材7を仮止めした
状態で、前記水平支持部材20に支持しておくと作業性
がよい。その際、前述のように、仮止め用のボルト26
と添プレート4に形成されたボルト挿通孔25とのセン
タを合わせるためのセンタリング手段を具備しておけ
ば、アンカー材7の雌ネジ27に対する前記ボルト26
の螺合締付け作用によって添プレート4のボルト挿通孔
25とアンカー材7のセンタとが自動的に一致されるの
で具合がよい。図6及び図7はそのセンタリング手段を
例示したもので、図6のものは、仮止め用のボルト26
の基部にセンタリング手段としてボルト挿通孔25に対
する遊びの少ない嵌合部28を形成したものである。ま
た、図7のものは、下部にテーパー状のガイド部を有す
るセンタ座金29を仮止め用のボルト26に嵌合し、そ
の締付け作用によりセンタ座金29のテーパー状のガイ
ド部を介して誘導するものである。なお、図3中、30
は添プレート4に形成された開口部、31は支持用のボ
ルトである。そして、実際に水平支持部材20を両架設
用フレーム19の横部材17相互間に載置して添プレー
ト4の位置や水平状態を測定し、その結果、位置や水平
状態が正確に出ていた場合には、そのままボルトナット
等からなる固定手段32により水平支持部材20を固定
し、添プレート4の周囲に型枠を形成して基礎コンクリ
ート6の打設作業に移行することになる。
フレーム19の横部材17相互間に載置して添プレート
4の位置や水平状態を測定した結果、狂いが生じていた
場合には、次の微調整作業を行うことになる。先ず、位
置の調整に関しては、水平支持部材20に形成した前記
固定手段32の各挿通孔33が長孔状に形成されている
ので、その挿通孔33を介して微調整することができ
る。また、水平状態の調整に関しては、図3及び図5に
示したように、前記横部材17に溶接等により付設した
突出部34に配設した高さ微調整用の調整手段35を介
して行う。この調整手段35は、突出部34に溶接され
たナット36と該ナット36に螺合したボルト37から
なり、そのボルト37の先端部で水平支持部材20を押
上げることにより微調整を行うように構成されている。
なお、この微調整は、レベル測定器や水準器等により添
プレート4の高さと水平状態を観察しながら、他の調整
手段35との関係をみながら総合的に調整することにな
る。以上のようにして、添プレート4の水平状態の微調
整が完了した場合には、前記横部材17の上面と水平支
持部材20の下面との間に生じた隙間にU字状等のスペ
ーサ38を必要枚数挿入して前記固定手段32により締
付け固定し、更に必要に応じて溶接等により強固に固定
する。
ように添プレート4の周囲に型枠を形成して基礎コンク
リート6の打設作業に移行する。その場合、本実施例に
おいては、コンクリートの打設作業を2段階に分け、最
初基礎コンクリート6の部分を所定の高さまで打設し、
固化後その基礎コンクリート6と添プレート4との間に
無収縮モルタルを充填することにより添プレート4の下
面の密着性を図っている。そして、そのコンクリートの
打設作業が完了したならば、前記下部縦部材15、上部
縦部材16、横部材17及び水平支持部材20等からな
る本設置用装置を解体撤去し、しかる後、前記添プレー
ト4上に免震装置1を載置し、固定用の前記ボルト5を
フランジ部2に形成されたボルト挿通孔及び添プレート
4に形成されたボルト挿通孔25に挿通して基礎コンク
リート6に定着された前記アンカー材7の雌ネジ27に
螺合し、締付け固定することにより免震装置1の基礎コ
ンクリート6側に対する設置作業が完了する。しかる
後、前述のように免震装置1の上方のフランジ部3上に
上部建物の下部支持部11を形成し、さらにその上に上
部建物を構築することになる。
できる。 (1)添プレートの重量を従来のベースプレートより大
幅に軽減することができるので、その添プレートの支持
装置の軽量化も含めて、免震装置の設置作業に使用する
部材の大幅な軽量化が図れ、免震装置の設置に関する作
業性を大幅に改善することができる。 (2)免震装置を固定用のボルトを介してアンカー材に
対して直接的に固定し、添プレートに対する溶接部分は
補助的な場合を除いて原則的に排除したので、溶接に伴
う添プレートに対する熱影響を大幅に削減することがで
きるとともに、素材としても従来のように溶接性のよい
ものに限定する必要から解放される。 (3)免震装置をアンカー材のみの定着力を介して基礎
コンクリート側に定着させるように構成し、従来のベー
スプレートの定着力を増やすため用いられていた多数の
スタッドジベル等は廃止したので、添プレートの下方に
配筋される鉄筋との競合が低減され、作業性を大幅に改
善することができる。 (4)免震装置の設置用装置を構成する前記上部縦部材
の下部縦部材に対する高さ調整のほかに、横部材に対す
る水平支持部材の微調整を可能に構成したので、組付け
後の添プレートの取付状態に基づく微調整が可能になる
ことから、最終的な調整精度を容易に高めることがで
き、延いては前記横部材の設置状態に関する調整作業に
対して余裕を与えることができるので、調整作業に関す
る作業性及び調整精度を改善することができる。
態を示した立面図である。
面図である。
である。
である。
る。
る。
5…ボルト、6…基礎コンクリート、7…アンカー材、
8…無収縮性モルタル、9…添プレート、10…アンカ
ー材、11…下部支持部、12…設置部、13…固定用
部材、14…固定具、15…下部縦部材、16…上部縦
部材、17…横部材、18…連結手段、19…架設用フ
レーム、20…水平支持部材、21…スリット、22…
ボルトナット、23…ハンドル、24…ボルトナット、
25…ボルト挿通孔、26…ボルト、27…雌ネジ、2
8…嵌合部、29…センタ座金、30…開口部、31…
支持用ボルト、32…固定手段、33…長孔状の挿通
孔、34…突出部、35…調整手段、36…ナット、3
7…ボルト、38…スペーサ
Claims (2)
- 【請求項1】 免震装置固定用の雌ネジを形成した所要
数のアンカー材を、そのアンカー材の位置決め及び免震
装置の設置面整形用の添プレートに形成されたボルト挿
通孔に合わせて仮止めしたうえ、前記添プレートを所定
の設置位置に支持した状態においてコンクリートを打設
し、そのコンクリートが固化した後、前記アンカー材に
形成された雌ネジに対してボルトを螺合して免震装置を
締付固定することにより、免震装置を前記アンカー材を
介して直接コンクリートに対して定着させることを特徴
とする免震装置の設置方法。 - 【請求項2】 捨てコンクリートや耐圧スラブ等の免震
装置の設置部に立設される所要数の下部縦部材と、該下
部縦部材に対して高さ調整可能に連結された上部縦部材
と、それらの上部縦部材相互間に横架される横部材とか
らなる一対の架設用フレームを前記免震装置の設置位置
の両側に配設するとともに、それらの一対の架設用フレ
ームの前記横部材相互間にアンカー材の位置決め及び免
震装置の設置面整形用の添プレートを支持する水平支持
部材を架設し、その水平支持部材を前記横部材に対して
微調整可能に構成することにより、前記上部縦部材の下
部縦部材に対する高さ調整を介して前記横部材の組立時
の高さ調整を可能にするとともに、その組立後の横部材
に対する前記水平支持部材の微調整を介して組付け後の
前記添プレートの取付状態に基づく微調整を可能にした
ことを特徴とする免震装置の設置用装置。
Priority Applications (1)
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| JP06379597A JP3761188B2 (ja) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | 免震装置の設置方法及びその設置用装置 |
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|---|---|---|---|---|
| JP2001323482A (ja) * | 2000-05-18 | 2001-11-22 | Sekisui Chem Co Ltd | 免震建物の基礎構造、免震建物用プレキャストコンクリート製基礎ブロック、および、免震建物の基礎の施工方法 |
| JP2007270443A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Fudai Sangyo Kk | 免震下部構造施工方法及びベースプレート |
| CN100353008C (zh) * | 2005-06-28 | 2007-12-05 | 广州大学 | 隔震支座预埋件及其安装方法 |
| JP2008002127A (ja) * | 2006-06-21 | 2008-01-10 | Okabe Co Ltd | 免震装置の設置装置及びその設置方法 |
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1997
- 1997-03-03 JP JP06379597A patent/JP3761188B2/ja not_active Expired - Fee Related
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