JPH1024617A - 記録方法及びこれに使用される熱転写形記録装置 - Google Patents

記録方法及びこれに使用される熱転写形記録装置

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JPH1024617A
JPH1024617A JP8180889A JP18088996A JPH1024617A JP H1024617 A JPH1024617 A JP H1024617A JP 8180889 A JP8180889 A JP 8180889A JP 18088996 A JP18088996 A JP 18088996A JP H1024617 A JPH1024617 A JP H1024617A
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JP8180889A
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Inventor
Yuichiro Ikemoto
雄一郎 池本
Yasushi Hiruumi
靖志 蛭海
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドットズレによる色相変化が比較的少ない記
録方法及びこれに使用する熱転写記録装置を提供する。 【解決手段】 記録ドットの大きさを変化させて階調表
現する記録方式の熱転写形記録装置を使用する記録方法
において、各色毎に、異なる印画方法を採用し、該印画
方法は、主走査方向及び副走査方向の両方向又はいずれ
か一方向に関して記録ドットの成長方向を反転させるこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録方法及びこれ
に使用する熱転写形記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
[熱転写形記録装置]熱転写形記録装置は、熱転写プリ
ンタとも称され、記録紙の上にインクリボンが置かれ、
この上からサーマルヘッドを押し当てて、印画する部分
のインクを溶融又は昇華させ記録紙に転写する記録装置
である。サーマルヘッドには、複数個の発熱素子(ヒー
タ)が横一列状に並んでいて、これを記録紙に接触させ
ながら所定の長さだけ相対的に移動し、1ライン毎に各
画素の濃度に対応する期間発熱素子を発熱して、1枚の
画像を印刷する。
【0003】尚、本明細書及び図面を通して、サーマル
ヘッドの印画ドット(ヒータ)が並置される方向を「主
走査方向」と称し、記録紙の紙送り方向(即ち、サーマ
ルヘッドの走査方向)を「副走査方向」と定義する。記
録紙でみると、一般にサーマルヘッドの寸法を抑えるた
め記録紙短手方向が主走査方向となり、記録紙長手方向
が副走査方向となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
[色回りの問題点]このような熱転写形記録装置におい
て、カラーの場合は、Y(イエロー),M(マゼン
タ),C(シアン)の3色、又はこれらにK(黒)を加
えたY,M,C,Kの4色のカラー印画を順次行う。な
お、以下の本発明の説明においては、Y,M,Cの3色
の場合について説明するが、Y,M,C,Kの4色の場
合は、Y,M,Cの3色の場合に加えてKを追加するこ
と以外は同様である。
【0005】Y,M,Cの印画を行う場合、これらの色
の内の一色に付いて記録紙を送りながら印画し、記録紙
を元の位置に戻して次の一色を印画し、再び記録紙を元
の位置に戻して残りの一色を印画する。即ち、印画行程
を3回繰り返す。理想的には合計3回の印画工程におい
てY,M,Cの3色のドットが全く同じ位置に印画され
完全に重なると、適切な色が再現されることになる。し
かし、現実には記録紙を物理的に送り、また戻して再度
送る行程を繰り返しているので完全に元の位置に戻らな
いことがあり、各色の印画位置(ドット位置)にズレが
生じて、Y,M,Cが同じ位置に重ならず、色バランス
の崩れた色回り現象又はモアレ現象(干渉縞のような現
象)を発生することがある。
【0006】即ち、Y,M,Cの順序で印画したとする
と、例えばYの印画ドット(ハーフともいう。)とMの
印画ドットが相対的に位置ズレを起こすと、色回りが生
ずる。更に、これにCの印画ドットを重ねた場合も同様
に位置ズレをおこすと、更に色回りが生じる。
【0007】また、本発明に係る熱転写形記録装置は、
記録ドットの大きさを変化させて階調表現する記録方式
を採用している。具体的には、Y,M,Cのドットの印
画の際に、ライン単位の間欠的な紙送りでなく、記録紙
を連続的に送りながら(厳密にいえば、例えば1ドット
印字する時間内に4〜5回のステップ送りを繰り返しな
がら)、印画される。即ち、サーマルヘッドの発熱素子
と記録紙とは接触しながら、少しずつ相対的に移動して
いる。この結果、Y,M,Cの各ドットの形状は、通電
時間(即ち、印画濃度)に対応して副走査方向(紙送り
方向)に成長した、即ち、伸長した長円形状となる。
【0008】このような印画方式の熱転写形記録装置に
おいては、印画(記録)されたドットの形状は、印画濃
度が一番濃い時にはその画素の領域内で最大に成長した
長い長円形状となって、隣接する画素領域にほぼ接する
ようになり、反対に印画濃度が一番薄い時には、その画
素の領域内で最小にしか成長せず使用されるヘッドのヒ
ータ(発熱素子)形状に近くなり、また、印画濃度が中
間の値をとる時には、その画素の領域内で印画濃度に対
応した寸法だけ成長した長円形状となる。
【0009】例えば、現状の300dpi(dots per i
nch )の記録装置の場合、副走査方向(紙送り方向に)
に測って、1画素領域の長さは160μmであり、サー
マルヘッドの1素子の有効発熱長さは40μmである。
最大濃度のドットを印画する時にはサーマルヘッドと記
録紙との相対的な移動により引き擦られるようにしてそ
の印画ドットは略160μm程度の長円形状に成長し、
最小濃度の時には略40μm程度の長円形状に成長し、
中間濃度の時にはそれに対応する長円形状に成長する。
【0010】上述のように各色毎に印画工程を繰り返す
記録方式は、各色のドット間で位置ズレを起こす要因を
有し、また印画方式により各ドット形状が印画濃度に応
じた長円形状となることより、最終的な印画が、色バラ
ンスが崩れ又は色相変化を生じて、紙送り方向に垂直の
ライン方向の(即ち、主走査方向の)縞模様が目立つ印
画となることがある。
【0011】このようなドットの位置ズレによる色相変
化の現象は、昇華形インクを使用した場合にはその特性
により各ドットの輪郭が若干ぼけた形状となるため緩和
されてそれ程目立たないが、溶融形インクを使用した場
合に顕著に発生することがある。この色回り現象及びモ
アレ現象は、上述したPWM変調して熱転写する熱転写
形記録装置に関して典形的に発生する現象である。
【0012】そこで、本発明は、上述の従来技術の問題
点に鑑みて、ドットズレによる色相変化が比較的少ない
記録方法及びこれに使用する熱転写記録装置を提供する
ことにある。
【0013】更に本発明は、従来の熱転写記録装置に対
して比較的簡単な回路を追加することにより、ドットズ
レによる色相変化の比較的少ない熱転写記録装置を提供
することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る記録方法
は、記録ドットの大きさを変化させて階調表現する記録
方式の熱転写形記録装置で使用される記録方法であっ
て、各色毎に、異なる印画方法を採用し、該印画方法
は、主走査方向及び副走査方向の両方向又はいずれか一
方向に関して記録ドットの成長方向を反転させることを
特徴とする。
【0015】更に、本発明に係る熱転写形記録装置は、
記録すべき画像の1ライン分の画素データを蓄積するラ
インメモリと、昇順又は降順に連続して出力される階調
データを順次出力する階調カウンタと、前記ラインメモ
リに蓄積された画素データと前記階調カウンタから順次
出力される階調データとを比較するコンパレータと、こ
の比較結果に基づきPWM変調して記録ドットの大きさ
を変化させて階調表現するサーマルヘッドと、前記階調
データをディジタル的に反転させる手段とを備え、記録
ドットの成長方向を選択的に反転可能にしたことを特徴
とする。
【0016】更に、本発明に係る熱転写形記録装置は、
記録すべき画像の1ライン分の画素データを蓄積するラ
インメモリと、昇順又は降順に連続した階調データを順
次出力する階調カウンタと、前記ラインメモリに蓄積さ
れた画素データを前記階調カウンタから順次出力される
階調データと比較するコンパレータと、この比較結果に
基づきPWM変調して記録ドットの大きさを変化させて
階調表現するサーマルヘッドと、前記階調データをディ
ジタル的に反転させる手段とを備え、該階調データを選
択的に反転して前記画素データと比較することにより画
素単位及びライン単位で記録ドットの成長方向を反転可
能とし、記録ドットの成長方向を各色毎に変えたことを
特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る熱転写形記録
装置の実施例について、添付の図面を参照しながら説明
する。尚、同一の要素には同じ参照符号を付して、重複
した説明を省略する。ここで、本実施例の理解を容易に
するため、先ず最初に、熱転写形記録装置のヘッドコン
トロール部分の構成及び動作に付いて簡単に説明する。
【0018】[ヘッドコントロール部分のブロック図] (構成)図1は、本実施例に係る熱転写形記録装置のサ
ーマルヘッド・コントロール部分のブロック図を示す図
である。なお、図1の構成は、後で図7を用いて説明す
る熱転写形記録装置の要部ブロック図の一部分をなして
いる。サーマルヘッド・コントロール部分は、一画面分
の印画データを蓄積するフレームメモリ1と、このフレ
ームメモリから出力される印画データを非線形変換する
非線形変換テーブルを内蔵するγROM3と、フレーム
メモリ1から1ライン分の印画データをγROM3を介
して蓄積するラインメモリ5と、このラインメモリから
出力される1画素毎の印画データを入力端子の一方に入
力し、階調カウンタ9からの階調データを他方の入力端
子に入力して、両データを比較するコンパレータ(比較
器)10と、このコンパレータの比較結果のデータが入
力されるヘッド部11とを備えている。ヘッド部11
は、シフトレジスタ13と、ラッチ回路(図示せず。図
7の符号14)と、1ラインのドットの個数の発熱素子
(ヒータ)15とを有する。
【0019】(動作)画像データであるR,G,Bデー
タがマスキング補正(図示せず。)され、Y,M,C印
画データに変換される。これらY,M,C印画データ
は、個別に、1フレーム分(1画面分)の印画データが
フレームメモリ1に蓄積される。
【0020】この1フレーム分のフレームデータから、
1画面の垂直方向に位置する画素が垂直サンプリングさ
れ、サンプリングデータはγ補正回路(γROM)3に
入力される。γ補正回路3は、サンプリングされた印画
データをインクリボン感度に対応して補正するための非
線形変換データのテーブルが書き込まれたROM(読出
専用記憶装置)を有し、印画データはこの非線形変換デ
ータに基づきγ変換される。このγ変換された印画デー
タは、1ライン毎にラインメモリ5に蓄積される。
【0021】次に、各画素毎の印画濃度の決定方法に関
しては、ラインメモリ5に蓄積された印画データと、階
調カウンタ9から出力される階調データとを、コンパレ
ータ(比較器)10で比較し、この結果に基づき、サー
マルヘッドの発熱素子15の発熱時間を制御することに
より行われる。具体的には、ラインメモリ5に蓄積され
た1ライン分の印画データが、1ドットずつ、コンパレ
ータ10の一方の入力に入力される。コンパレータ10
の他方の入力に対して、基本的には、階調カウンタ9か
らの階調データが順次入力される。例えば、256階調
の場合、階調カウンタ9は、「0」から「255」まで
の階調データ(インクリメンタルなデータ)を、順次、
コンパレータ10に供給される。
【0022】先ず、階調データ「0」がコンパレータに
供給される。この階調データ「0」と1ドット分の印画
データとが比較される。印画データの方が大なら、出力
データはONにされる。これを、1ドット毎に1ライン
分、即ちラインメモリ10に蓄積された印画データ分だ
け繰り返す。次に、階調データを1つ上げて階調データ
「1」に対して、ラインメモリ5に蓄積された1ライン
分の印画データが同様に比較される。この動作が、階調
データ「255」まで、256回繰り返される。こうし
て、1ライン分の各画素に対応した発熱素子15の発熱
時間が、PWM信号として決定される。
【0023】コンパレータ10からの1ドットずつのO
N/OFFデータは、シフトレジスタ13に直列に供給
されると共に所定のクロック(図示せず。)に同期して
ロードされ、所定のパルス毎にラッチにラッチされ、発
熱素子付属の回路に供給され1ライン毎に各発熱素子1
5は夫々のドットの濃度(階調)に対応した期間だけ発
熱する。
【0024】[PWM変調時のドット構成] (通常のドット構成)上述した階調カウンタ9から昇順
に出力される0階調から255階調までの階調データ
を、順次、印画データと比較する方式では、印画された
ドットの構成は、0階調時に開始し、印画濃度と同一の
階調データの時点で終了するドット構成となる。図2
は、このドットの構成で印画された結果を示している。
ここで、図2Aは1ライン毎に発せられるプリントパル
スを表し、図2Bは階調カウンタ9から順次発せられる
階調0から255までの階調データを表し、図2Cは濃
度3階調の印画ドットの構成を表し、図2Dは濃度12
7階調(中間階調)の印画ドットの構成を表し、図2E
は濃度255階調の印画ドットの構成を表している。
【0025】例えば、図2Dに示すように、127階調
の印画濃度のドットを印画する際には、0階調から12
7階調まで印画がONとなり、この期間は記録紙がサー
マルヘッドに対して相対的に移動して127階調に対応
する長円形状の印画ドットとなる。これに対して、図2
Cに示す3階調印画濃度のドットは、0階調時から3階
調時まで印画がONとなり、短めの長円形状となる。図
3Eに示す255階調印画濃度のドットは、0階調から
255階調まで印画がONとなり、長めの長円形状とな
る。いずれにしても、印画ドットは、印画開始は全て打
ち始め時点に整合し、印画濃度に対応した時点で終了す
る長円形状を形成する。
【0026】(階調データ反転時のドット構成)これに
対して、本発明者等は、印画ドットの形状を、印画濃度
に対応した時点で夫々印画開始し、印画終了は全て打ち
終わり時点で整合している長円形状にすることを検討し
た。このようなドットを形成するには、階調カウンタ9
から出力される階調データを階調「255」から階調
「0」まで降順に出力して(デクリメンタルなデー
タ)、順次、印画データと比較する方式を採用すること
により実現できる。この降順の階調データは、例えば階
調カウンタ9からの出力が256階調の場合には8ビッ
トのディジタルデータからなるので、順次出力される昇
順の階調データを、例えば(00)h から(FF)h に
変換するように各ビットを反転することにより、(F
F)h から開始され(00)h で終了する降順の反転階
調データとして生成することが出来る。この降順に出力
される階調データと、印画データをコンパレータで比較
し、比較結果のデータをサーマルヘッドに送った場合に
は、各ドットはその印画濃度に対応した時点で印画が開
始され、印画終了時点は全てのドットが整合しているド
ットが形成される。
【0027】この場合、例えば、127階調の印画濃度
のドットを印画する際には、255階調から120階調
まで印画OFFとなり、この期間記録紙が相対的に移動
してこの部分に対応する領域は印画されない。127階
調データで初めて印画が開始され0階調まで継続する。
3階調印画濃度のドットは、255階調時から4階調時
まで印画OFFとなり、3階調時から0階調時まで印画
ONに成る。255階調印画濃度のドットは、255階
調から0階調まで印画ONとなり、長めの長円形状とな
る。いずれにしても、各ドットは、その印画濃度に対応
して打ち始め時点が決定され、全ての印画終了は打ち終
わり時点に整合している。
【0028】このような階調データを反転して比較する
ための回路の一例を、図3に示す。(8ビットのカウン
タ2個よりなる。)階調カウンタ9からの昇順の階調デ
ータが、バッファ31及び反転バッファ33に夫々入力
され、これらの出力である正転階調データ及び反転階調
データを切換信号にしたがって選択的に出力するセレク
タ35を有し、コンパレータ10が、この選択された正
転又は反転階調データと印画データとを比較してヘッド
11に出力する。尚、各ブロック内の数字は、使用部品
の型番を表わしている。
【0029】(階調データの通常時と反転時)図4は、
上述した通常の階調データ(以下、「正転階調データ」
ともいう。)及び反転された階調データ(以下、「反転
階調データ」ともいう。)を使用して印画した場合の印
画ドットの相違を説明する図である。図4Aはプリント
パルスを表す。図4Bは正転階調データを表し、この正
転階調データを利用して印画されたドットとして、図4
Cは濃度3階調の印画ドットを表し、図4Dは濃度12
7階調の印画ドットを表し、図4Eは濃度255階調の
印画ドットを表す。また、図4Fは反転階調データを表
し、この反転階調データを利用して印画されたドットと
して、図4Gは濃度3階調の印画ドットを表し、図4H
は濃度127階調の印画ドットを表し、図4Iは濃度2
55階調の印画ドットを表す。
【0030】図4C,D及びEに示すように、図4Bの
通常の階調データにより生成されるドットは、1ライン
内の画素領域内を微視的に見ると、打ち始めは主走査方
向(ライン方向)に整合しているが、打ち終わりは印画
濃度(階調の変化)に対応して終了したドット構成とな
っている。これに対して、図4G,H及びIに示すよう
に、図4Fの反転された階調データを用いて生成される
ドットは、打ち始めは印画濃度(階調の変化)に対応し
て開始するが、打ち終わりは主走査方向(ライン方向)
に整合して終了したドット構成となっている。
【0031】本実施例では、この相異なる正転階調デー
タ使用時のドット構成と反転階調データ使用時のドット
構成を、適宜組み合わせることにより得られる、相異な
る何種類かの印画方法を採用している。
【0032】[各印画方法によるドットの様子]図5
は、略中間調の例えば127階調印画濃度のドットを印
画した際の各印画法の相違によるドットの様子及びそれ
が全体としてどのように見えるかを示している。図5A
は通常時のドット構成を示し、図5Bは1ドット毎主走
査方向反転時のドット構成を示し、図5Cは2ドット毎
主走査方向反転時のドット構成を示し、そして図5Dは
1ドット毎主走査方向及び副走査方向反転時のドット構
成を示している。ここでは説明のため、各ドットの位置
の特定は主走査方向をi、副走査方向をjとして、図で
見て左上のドットを(i,j)=(1,1)と基準にし
ておこなう。また、ドットは円形状で表し、ドットの成
長方向を矢印で表現する。
【0033】先ず、図5Aの通常時のドット構成を使用
する印画法では、階調カウンタから昇順の階調データ
(正転階調データ)を使用しているため、微視的にみる
と各ライン毎の印画開始位置は主走査方向に整合してお
り、各ドットの成長方向は図中矢印で示した方向に印画
濃度に対応した長さだけ成長する。図5はほぼ中間調の
127階調印画濃度のドットを印画した結果であり、当
然であるが、図5Aは、主走査方向に並んだ各ドットを
結ぶ線は主走査方向線(ライン)に対して、角度0度と
なっている。
【0034】図5Bの主走査方向反転時のドット構成を
使用する印画法では、主走査方向(サーマルヘッド方
向)に1ドット毎に、正転階調データと反転階調データ
を交代的に使用して印画を行っている。即ち、コンパレ
ータは、サーマルヘッドの奇数番目のドット(i=2n
−1)(但し,n=0,1,2,…)の印画データに関
しては0から255の昇順の正転階調データとの比較結
果をサーマルヘッドに送り、サーマルヘッドの偶数番目
のドット(i=2n)の印画データに関しては255か
ら0の降順の反転階調データとの比較結果をサーマルヘ
ッドに送っている。この為、各ラインでは、主走査方向
に奇数番目のドットは打ち始めは整合しておりドットの
成長方向は副走査方向(紙送り方向)に向かっており、
これに対して、主走査方向に偶数番目のドットは打ち終
わりが整合しておりドットの成長方向は副走査方向(紙
送り方向)とは反対方向となっている。127階調印画
濃度のドットを印画した結果は、各ドットを結ぶ線は主
走査方向線(ライン)に対して、角度約26度となって
いる。
【0035】図5Cの2ドット毎主走査方向反転時のド
ット構成を使用する印画法では、主走査方向に2ドット
毎に、正転階調データと反転階調データを交代的に利用
して印画を行っている。図5Bの印画法が1ドット毎に
反転しているのに対して、この図5Cの印画法では2ド
ット単位で反転している点で相違する。このため、図に
示すように、、各ラインでは、主走査方向にi=(4n
−3)及び(4n−2)番目のドットは打ち始めは整合
しておりドットの成長方向は副走査方向に向かってお
り、これに対して、主走査方向にi=(4n−1)番目
及び(4n)番目のドットは打ち終わりが整合しており
ドットの成長方向は副走査方向とは反対方向となってい
る。127階調印画濃度のドットを印画した結果は、各
ドットを結ぶ線は主走査方向線(ライン)に対して、角
度約14度となっている。
【0036】図5Dの1ドット毎主走査・副走査方向反
転時のドット構成を使用する印画法では、先ず、j=1
にあるドットを主走査方向を見ると、図5Bの主走査反
転時のドット構成と同様な構成を示している。更に、主
走査方向i=1にあるドットを副走査方向を見ると、1
ドット毎に、正転階調データと反転階調データを利用し
て印画が行われており、例えばこの主走査方向i=1に
あるドットを副走査方向に見ると1ドット毎に成長方向
が反転している。即ち、主走査方向に奇数番目j=2n
−1のドットは打ち始めは整合しておりドットの成長方
向は副走査方向(紙送り方向)に向かっており、これに
対して、偶数番目j=2nのドットは打ち終わりが整合
しておりドットの成長方向は副走査方向とは反対方向と
なっている。そして、副走査方向に関し、j=2n−1
に属するラインのドットと、j=2nに属するラインの
ドットとは、ラインに関して線対称の関係にある。12
7階調印画濃度のドットを印画した結果は、各ドットを
結ぶ線はラインに対して、角度約45度となっている。
【0037】図6は、このような各印画方法で印画した
結果の一例として、図5Cで説明した2ドット毎主走査
方向反転の印画方法で印画した結果を示している。図6
に示すように、採用するドットの径と主走査方向のドッ
ト間隔の関係により、主走査方向に連続したドットとな
ることもある。
【0038】尚、図5A〜Dに示したドット構成は、例
示でありこれらに限定されるものでない。即ち、図5A
を基準に図5Bから図5Cと進む印画方法では、この延
長上に、3ドット毎主走査方向反転,4ドット毎主走査
方向反転等の印画方法が考えられる。また、図5Dの印
画方法は、副走査方向に関しては1ドット副走査反転で
あるが、この延長として、2ドット毎副走査方向反転,
3ドット毎副走査方向反転等が考えられるが、余り実用
的でない。しかし、図5Cと図5Dの組み合わせともい
うべき、2ドット主走査方向反転・1ドット副走査反
転,3ドット毎主走査方向反転・1ドット毎副走査方向
反転等の印画方法は、必要に応じて実用に適する印画方
法である。何れにしても、ドットの成長方向が通常のド
ットと反転したドットとを、必要に応じて、組み合わせ
た任意の印画方法は、全て、本発明の実施例に該当す
る。なお、上述した各ドットを結ぶ線のラインに対する
角度は、実験により127階調印画濃度のドットを印画
した結果の実測値であり、印画濃度が異なればこの角度
も当然に違ったものとなる。
【0039】[各印画方法と各色との組み合わせ]これ
ら図5Bから図5Dに示した印画方法と、Y,M,Cの
各色の組み合わせについて説明する。先ず、Y,M,C
の全てを、例えば図5B〜Dの何れか1つの印画方法で
印画する方法がある。この場合でも、ドットの位置ズレ
の発生箇所にライン方向に関して連続性がなく、ランダ
ム(不規則的)に発生するので、色ズレは目立たなくな
るという効果を有する。即ち、従来技術の問題点で説明
した主走査方向(紙送り方向に垂直のライン)毎に色バ
ランスが崩れ、色相変化を生じて縞模様が目立つ印画と
なることはない。
【0040】次に、Y,M,Cの各色を、例えば図5A
〜D(この場合には、図5Aの従来の印画方法も採用さ
れる。)の各印画方法に任意の組み合わせにより1対1
で割り当てて、印画する方法がある。実験例では、例え
ば、図5Aのノーマルな印画方法をY(イエロウ)、図
5Bの1ドット主走査反転印画方法をB(ブルー),図
5Cの2ドット主走査反転印画方法をM(マゼンタ)、
図5Dの1ドット主走査・1ドット副走査反転印画方法
をC(シアン)に採用して印画した場合に、色回り現
象,モアレ現象が発生しない結果が得られた。
【0041】何れにしても、このような印画方法と各色
の組み合わせは、実際の印画の際に、何回かの試行を通
じて最も良い結果をもたらす組み合わせを随意に採用す
ることが出来る。
【0042】[熱転写形記録装置] (構成)次に、上述のような印画方法を実現できる熱転
写形記録装置の要部について、簡単に説明する。図7
は、熱転写形記録装置のヘッド・コントロール部のブロ
ック図である。フレームメモリ1と、γROM3と、ラ
インメモリ5と、階調カウンタ9と、コンパレータ10
と、シフトレジスタ13と、ラッチ回路14と、発熱素
子15に関しては、既に図1に関連して説明済みであ
る。
【0043】図7に示す熱転写形記録装置の要部は、こ
の装置の動作を全体的に制御するシステム・コントロー
ラ(シスコン)回路17と、ラインメモリ5に蓄積され
た画素データのアドレスを特定する1ビット毎に順次変
化するアドレスデータを出力するアドレスカウンタ19
と、上述した階調カウンタ9と、階調カウンタ9からの
階調データをバッファ21及び反転バッファ23を介し
て入力端子A及びBに夫々入力し、その選択信号SEL
にしたがって出力するセレクタ1と、アドレスカウンタ
19から出力されるアドレスデータの内、最下位ビット
A0及びその上位のビットA1が入力端子A及びBに夫
々入力され、その選択信号SELに従って出力されるセ
レクタ4と、セレクタ4からの出力データをバッファ2
5及び反転バッファ27を介して入力端子A及びBに夫
々入力し、その選択信号SELにしたがって出力するセ
レクタ2と、セレクタ2からの出力データを一方の入力
端子Aに入力し、他方の入力端子Bは接地され、その選
択信号SELにしたがって出力するセレクタ5と、シス
コン回路17からのプリントパルスが入力され、トグル
された信号を発生するトグル信号発生回路29と、トグ
ル信号発生回路29からの出力データを一方の入力端子
Aに入力し、他方の入力端子Bは接地され、その選択信
号SELにしたがって出力するセレクタ5とを備えてい
る。
【0044】図7のブロック図の特徴的なことは次の通
りである。ここで用いられているセレクタ(1乃至5)
は何れも、入力端子A,Bと、出力端子Yと、選択端子
SELとをもっている。これらセレクタはいずれも、選
択端子SEL=「0」(Low)のときは入力Aを選択
して、Y(出力)=Aとなり、選択端子SEL=「1」
(High)のときは入力Bを選択して、Y(出力)=
Bとなる。
【0045】また、1画素毎に反転するビットデータ及
び2画素毎に反転するビットデータとして、アドレスカ
ウンタから出力されるアドレスデータを利用する。即
ち、アドレスカウンタはラインメモリ5に対して、ライ
ンメモリから読み出す画素データの順番を決定する、0
から順に1ビットずつ大きくなるアドレスデータを出力
する。この実施例では、アドレスデータの最下位ビット
A0と、次の上位のビットA1を利用している。即ち、
最下位ビットA0は、画素毎に反転するビットデータ
「0,1,0,1,…」からなる。また、次の上位のビ
ットA1は、2画素毎に反転するビットデータ「0,
0,1,1,0,0,1,1,…」からなる。更に、ラ
イン毎に反転するデータとして、プリントパルスをトグ
ル信号発生装置によりプリントパルスの立上り毎に反転
したビットデータを利用する。
【0046】(動作)このような熱転写記録装置の動作
を、図5で説明した印画方法に対応して夫々説明する。 (1)図5Aに示すノーマル印画方法の動作 ノーマル印画方法は、階調カウンタ9から昇順で出力さ
れる正転階調データをそのままコンパレータ10に出力
すれば良い。これは、セレクタ1をY=Aに維持するこ
とにより行われる。従って、セレクタ1の選択端子SE
Lを0に保持するため、セレクタ5の出力Y=B(=
0)にする必要がある。結局、シスコン回路17からセ
レクタ5の選択端子SELに対し、常時「0」の印画法
選択信号を供給することにより、ノーマル印画方法が実
行される。
【0047】(2)図5Bに示す1ドット毎主走査方向
反転印画方法の動作 1ドット主走査反転印画方法は、セレクタ1の正転入力
Aと反転入力Bとを1画素毎に交代的に出力することが
必要となる。このためには、セレクタ1の選択端子SE
Lに0,1,0,1,0,…からなる選択信号を供給す
る。この選択信号として、セレクタ4の入力端子Aに入
力される1画素毎に反転する最下位ビットA0を利用す
る。
【0048】従って、セレクタ4の入力端子Aに入力す
る最下位ビットA0を、そのまま、バッファ25,セレ
クタ2及びセレクタ5を通過させればよい。このため
に、セレクタ4の選択端子SELに対しシスコン回路1
7から印画法選択信号「0」を供給してY=A(=最下
位ビットA0)に維持し、セレクタ3の選択端子SEL
に対しシスコン回路17から印画法選択信号「1」を供
給してY=B(=0)にすることにより、セレクタ2の
選択端子SELに対し常時「0」を供給してY=A(=
最下位ビットA0)とし、セレクタ5の選択端子SEL
に対しシスコン回路17から印画法選択信号「0」を供
給してY=A(=最下位ビットA0)に維持する。
【0049】この場合、シスコン回路17からセレクタ
3,4及び5に送られる選択信号は、「1」,「0」及
び「0」となっている。即ち、シスコン回路と各セレク
タとは、(図とは異なり)夫々別個のラインで結ばれて
いるか、又は一つの選択信号の位単位で各セレクタに割
当てるものとする。
【0050】(3)図5Cに示す2ドット毎主走査方向
反転印画方法の動作 2ドット主走査反転印画方法は、セレクタ1の正転入力
Aと反転入力Bとを2画素毎に交代的に出力することが
必要となる。このためには、セレクタ1の選択端子SE
Lに「0,0,1,1,0,0,…」のような2つずつ
反転する選択信号を供給する。この選択信号として、セ
レクタ4の入力端子Bに入力される2画素毎に反転する
最下位ビットの次の上位のビットA1を利用する。
【0051】従って、セレクタ4に入力する最下位ビッ
トA1を、そのまま、バッファ25,セレクタ2,セレ
クタ5を通過させればよい。このため、セレクタ4の選
択端子SELに対しシスコン回路17から印画法選択信
号「1」を供給してY=B(=A1)に維持し、セレク
タ3の選択端子SELに対しシスコン回路17から印画
法選択信号「1」を供給してY=B(=0)にすること
により、セレクタ2の選択端子SELに対し常時「0」
を供給してY=A(=A1)とし、セレクタ5の選択端
子SELに対しシスコン回路17から印画法選択信号
「0」を供給してY=A(=A1)に維持する。
【0052】その結果、セレクタ1の正転入力Aと反転
入力Bとを2ドット毎に交代的に出力することができ
る。
【0053】(4)図5Dに示す1ドット毎主走査方向
・副走査方向反転印画方法の動作 基本的には、図7Bで説明した1ドット主走査反転印画
法に、副走査方向の反転を組み合わせて行う。
【0054】1ドット主走査反転は、セレクタ1の正転
入力Aと反転入力Bとを交代的に出力するため、セレク
タ1の選択端子SELに、セレクタ5の出力端子Yから
(セレクタ4の入力端子Aに入力される1ビット毎に反
転する)最下位ビットA0を供給することにより行われ
る。
【0055】次に、この1ドット主走査反転を実行しつ
つ、副走査方向に1ライン毎に反転すればよい。副走査
方向の反転は、ライン毎にドットの成長方向を反転させ
ればよく、これは1ライン毎にセレクタ2の正転入力A
と反転入力Bを交代的に出力端子Yからセレクタ5に出
力することにより行われる。
【0056】このために、シスコン回路17から供給さ
れる1ライン毎に頭出しのパルスである、プリントパル
ス(図2参照)を利用する。このプリントパルスを、ト
グル信号発生回路29により、1プリントパルス毎に、
即ち1ラインの立ち上がりのタイミング毎に反転される
信号を生成する。トグル信号発生回路29から出力され
る1ライン毎反転信号がセレクタ3を介してセレクタ2
の選択端子SELに供給され、このためセレクタ2は1
ライン毎に、Y=Aの正転入力とY=Bの反転入力とを
交代的に出力する。
【0057】従って、セレクタ3の選択端子SELに対
しは、シスコン回路17から印画法選択信号「0」を、
セレクタ4の選択端子SELに対しは、シスコン回路か
ら印画法選択信号「0」を、セレクタ5の選択端子SE
Lに対しは、シスコン回路17から印画法選択信号
「0」を、夫々供給すればよい。
【0058】以上により、図5で説明した各印画法が、
図7に示した熱転写形記録装置によって実現できる。
【0059】[実施例の効果]図5を用いて説明したよ
うに、各種印画法により各ドットを結ぶ線がラインとな
す角度を変化させることにより、印刷技術の分野でいう
「スクリーン角度」を変えるのと同様の効果が得られ
る。従って、Y,M,Cの各色で印画法をかえることに
より中間調レベルのドットの並び方を各色間で変えて、
レジズレ(レジストレーションずれ。即ち、各色間の位
置整合ズレのこと)に起因する色相変化を減少すること
ができる。
【0060】即ち、このような印画方法を、Y,M,C
の各色に採用すれば、ドットの位置ズレが規則的でなく
(即ち、連続性がなく)、ランダムに発生するので、色
相変化が目立たなくなるという利益を有する。例えば、
図5Aの従来の印画方法のみでY,M,Cの各色を印画
した場合には、各ドットは主走査方向に整合しているの
で、Y,M,C相互間でドットの位置ズレが発生する
と、従来技術の問題点で説明した主走査方向のライン毎
に色バランスが崩れ、色相変化を生じて縞模様が目立つ
印画となる。
【0061】しかし、本実施例の印画方法では、図5B
から図5Cに示す様な印画方法を採用しているので、ド
ットの位置ズレが従来技術と同程度に発生しても、主走
査方向に連続性はなく、ライン毎に縞模様が目立って発
生することはない。この場合、Y,M,Cの各色を1つ
の印画法にしても良く、又は相異なる印画法を採用して
も良い。
【0062】
【発明の効果】本発明によればは、上述の従来技術の問
題点に鑑みて、ドットズレによる色相変化が比較的少な
い記録方法及びこれに使用する熱転写記録装置を提供す
ることが出来る。
【0063】更に本発明によれば、従来の熱転写記録装
置に対して比較的簡単な回路を追加することにより、ド
ットズレによる色相変化の比較的少ない熱転写記録装置
を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る熱転写形記録装置のサーマルヘ
ッド・コントロール部分のブロック図である。
【図2】図1に示すサーマルヘッド・コントロールを使
用して、PWM変調により印画されたドット構成を示す
図である。
【図3】反転階調データを生成する回路の1例を示す図
である。
【図4】正転階調データ及び反転階調データにより印画
された印画ドットの相違を説明する図である。
【図5】各印画方法によるドットの構成を示す図であ
る。
【図6】図5Cに示す2ドット毎主走査方向反転時のド
ットの様子を示す図である。
【図7】本実施例に使用される熱転写形記録装置の要部
ブロック図である。
【符号の説明】
1 フレームメモリ、3 γROM(γ補正回路)、5
ラインメモリ、9 階調カウンタ、10 コンパレー
タ(比較器)、11 サーマルヘッド部、13シフトレ
ジスタ、14 ラッチ回路、15 発熱素子(ヒー
タ)、17 システムコントロール回路(シスコン回
路)、19 アドレスカウンタ、21 バッファ、23
反転バッファ、25 バッファ、27 反転バッフ
ァ、トグル信号発生回路

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ドットの大きさを変化させて階調表
    現する記録方式の熱転写形記録装置で使用される記録方
    法において、 各色毎に、異なる印画方法を採用し、該印画方法は、主
    走査方向及び副走査方向の両方向又はいずれか一方向に
    関して記録ドットの成長方向を反転させることを特徴と
    する記録方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の記録方法において、 前記記録ドットの大きさを変化させて階調表現する記録
    方式は、各印画データと昇順又は降順に連続して出力さ
    れる階調データとを比較した結果に基づきPWM変調し
    て熱転写する方式であり、 前記記録ドットの成長方向の反転は、主走査方向に関し
    て反転させる時には、記録ドットの1ドット毎又は2ド
    ット毎に、前記階調データをディジタル的に反転して前
    記各印画データと比較することにより行われる記録方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の記録方法において、 前記記録ドットの大きさを変化させて階調表現する記録
    方式は、各印画データと昇順又は降順に連続して出力さ
    れる階調データとを比較した結果に基づきPWM変調し
    て熱転写する方式であり、 前記記録ドットの成長方向の反転は、副走査方向に関し
    て反転させる時には、記録ドットの1ライン単位に出力
    されるプリントパルスを利用して、前記階調データを反
    転して前記各印画データと比較することにより行われる
    記録方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の記録方法において、 前記記録ドットの大きさを変化させて階調表現する記録
    方式は、各印画データと昇順又は降順に連続して出力さ
    れる階調データとを比較した結果に基づきPWM変調し
    て熱転写する方式であり、 前記記録ドットの成長方向の反転は、主走査方向及び副
    走査方向の両方向に関して反転させる時には、 前記記録ドットの主走査方向に関する成長の反転は、記
    録ドットの1ドット毎又は2ドット毎に前記階調データ
    をディジタル的に反転して前記各印画データと比較する
    ことにより行われ、 前記記録ドットの副走査方向に関する成長の反転は、記
    録ドットの1ライン毎に前記階調データを反転すること
    により行われ、 これら主走査方向及び副走査方向の成長方向の反転が組
    合わされて行われる記録方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の記録方法において、 前記印画方法は、ノーマル印画方法,1ドット毎主走査
    方向反転印画方法,2ドット毎主走査方向反転印画方
    法,1ドット毎主走査方向・1ドット毎副走査方向反転
    印画方法のいずれかである記録方法。
  6. 【請求項6】 記録すべき画像の1ライン分の画素デー
    タを蓄積するラインメモリと、 昇順又は降順に連続して出力される階調データを順次出
    力する階調カウンタと、 前記ラインメモリに蓄積された画素データと前記階調カ
    ウンタから順次出力される階調データとを比較するコン
    パレータと、 この比較結果に基づきPWM変調して記録ドットの大き
    さを変化させて階調表現するサーマルヘッドと、 前記階調データをディジタル的に反転させる手段とを備
    え、この反転階調データを利用して記録ドットの成長方
    向を選択的に反転可能にしたことを特徴とする熱転写形
    記録装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の熱転写記録装置におい
    て、 シアン,マゼンタ及びイエローの各色毎に、記録ドット
    の成長方向を相異なるようにした熱転写記録装置。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の熱転写記録装置におい
    て、 前記階調データをディジタル的に反転させる手段が、該
    階調データをビット単位で反転させて、記録ドットの成
    長方向を反転させることを特徴とする熱転写形記録装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項6に記載の熱転写記録装置におい
    て、 前記階調データをディジタル的に反転させる手段が、正
    転階調データと反転階調データが入力されるセレクタ手
    段を有し、前記ラインメモリから印画データを読み出す
    アドレスデータの最下位ビットを選択信号として利用し
    て正転階調データと反転階調データを1画素毎に交代的
    に前記コンパレータに出力する熱転写記録装置。
  10. 【請求項10】 請求項6に記載の熱転写記録装置にお
    いて、 前記階調データをディジタル的に反転させる手段が、正
    転階調データと反転階調データが入力されるセレクタ手
    段を有し、前記ラインメモリから印画データを読み出す
    アドレスデータの最下位ビットの次の上位のビットを選
    択信号として利用して正転体調データと反転階調データ
    を2画素毎に交代的に前記コンパレータに出力する熱転
    写記録装置。
  11. 【請求項11】 請求項5に記載の熱転写記録装置にお
    いて、 前記階調データをディジタル的に反転させる手段が、1
    ライン毎に、前記階調データをディジタル的に反転させ
    ることを特徴とする熱転写形記録装置。
  12. 【請求項12】 請求項9に記載の熱転写記録装置にお
    いて、 前記階調データを1ライン毎にディジタル的に反転させ
    る手段が、正転階調データと反転階調データが入力され
    るセレクタ手段を有し、記録すべき1ライン毎に出力さ
    れるプリントパルスの立上り毎に反転する信号を選択信
    号として利用して正転階調データと反転階調データを1
    ライン毎に交代的に前記コンパレータに出力する熱転写
    記録装置。
  13. 【請求項13】 請求項5に記載の熱転写記録装置にお
    いて、前記階調データをディジタル的に反転させる手段
    が、 該階調データを画素単位で反転させる手段と、 該階調データをライン単位で反転する手段と を有し、記録ドットの成長方向を、1ラインの内で画素
    毎に反転しながら更に1ライン毎に反転することを特徴
    とする熱転写形記録装置。
  14. 【請求項14】 記録すべき画像の1ライン分の画素デ
    ータを蓄積するラインメモリと、 昇順又は降順に連続した階調データを順次出力する階調
    カウンタと、 前記ラインメモリに蓄積された画素データを前記階調カ
    ウンタから順次出力される階調データと比較するコンパ
    レータと、 この比較結果に基づきPWM変調して記録ドットの大き
    さを変化させて階調表現するサーマルヘッドと、 前記階調データをディジタル的に反転させる手段とを備
    え、該階調データを選択的に反転して前記画素データと
    比較することにより画素単位及びライン単位で記録ドッ
    トの成長方向を反転可能とし、記録ドットの成長方向を
    各色毎に変えたことを特徴とする熱転写形記録装置。
JP8180889A 1996-07-10 1996-07-10 記録方法及びこれに使用される熱転写形記録装置 Pending JPH1024617A (ja)

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