JPH10246503A - 床下換気装置 - Google Patents

床下換気装置

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Publication number
JPH10246503A
JPH10246503A JP6727697A JP6727697A JPH10246503A JP H10246503 A JPH10246503 A JP H10246503A JP 6727697 A JP6727697 A JP 6727697A JP 6727697 A JP6727697 A JP 6727697A JP H10246503 A JPH10246503 A JP H10246503A
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JP
Japan
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moving body
blade
operating member
operating
unit case
Prior art date
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Application number
JP6727697A
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English (en)
Inventor
Hiroki Chiba
弘樹 千葉
Hiroyuki Chiba
博之 千葉
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Sahara Buresu Kogyo KK
Original Assignee
Sahara Buresu Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動開閉制御ばかりか強制閉じや強制開きが
行える床下換気装置を提供する。 【解決手段】 床下換気装置5は、ケーシング6内に設
けられた羽根30を制御する駆動機構50を備えてい
る。駆動機構50は、ユニットケース40(保持部材)
内に収納され、ピン56を介して羽根30に連携された
移動体51と、バイアス用スプリング52と,形状記憶
合金製のスプリング53とを有している。ユニットケー
ス40には、手動操作のための操作部材9が上下動可能
に支持されている。操作部材9は、板バネ45と溝65
a〜65cにより、第1,第2規制位置,解放位置でユ
ニットケース40に係止される。操作部材9が解放位置
にある時、移動体51の移動が許容され、羽根30は温
度に応じて自動開閉制御される。操作部材9を第1規制
位置,第2規制位置まで移動させると、移動体51が上
下動されて、羽根30が強制的に開閉される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、床下の換気を行う
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な家屋は、コンクリート製の布基
礎の上に建物が載せられることにより、構成されてい
る。布基礎には、床下の内部空間と外部とを連通する開
口が複数箇形成されている。この開口により床下の内部
空間が換気されるため、湿気がこの内部空間に充満する
のを防止することができ、ひいては、高温多湿に伴う家
屋の腐食等を防止することができる。しかし、この開口
には、寒冷時期に部屋の熱を床下の内部空間を介して外
部に逃がすので、暖房効率を低下させる欠点があった。
【0003】そこで、布基礎の開口を、高温多湿の時に
は解放し、寒冷時には遮断する換気装置が開発されてい
る。この換気装置は、布基礎の開口内に収納されたケー
シングと、このケーシング内に回動可能に水平に支持さ
れた羽根と、この羽根を温度に応じて自動制御する駆動
機構とを備えている。この駆動機構は、移動体と、この
移動体を上下いずれか一方向に付勢する形状記憶合金製
のスプリングと、移動体を逆方向に付勢するバイアス用
スプリングとを有している。この移動体は連結部材を介
して羽根に連携されている。
【0004】上記構成において、例えば13°C以上に
なると形状記憶合金製のスプリングが収縮し、バイアス
用スプリングに打ち勝って移動体を例えば下方に移動さ
せ、これに伴い連結部材を下方に移動させる。これによ
り、羽根が回動して開口を開放状態にして換気を行う。
また、7°C以下になると、形状記憶合金製のスプリン
グが伸び、バイアス用スプリングが打ち勝って移動体を
上方に移動させ、これに伴い連結部材を上方に移動させ
る。これにより、羽根が逆方向に回動して開口が閉じら
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の換気装置で
は、羽根の開閉動作が温度のみに依存しているため、次
の不都合があった。例えば、台風等の強風の際でも、温
度が比較的高いので羽根は開き位置にあり、雨や砂,土
等のほこりが床下内に入り込んでしまう。また、温度が
比較的低い場合には、羽根が閉じ位置にあるので、床下
内の湿気を排除したくてもできない。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、は、
床下の布基礎の開口に設置され、ケーシングと、ケーシ
ング内に配置され床下内の空間と外部との間を連通,遮
断する羽根と、この羽根を温度に応じて自動開閉する駆
動機構とを備え、上記駆動機構が、第1作動位置と第2
作動位置との間で直線的に移動可能な移動体と、この移
動体を逆方向に付勢する形状記憶合金製のスプリングと
バイアス用スプリングとを含み、上記移動体が上記羽根
と連携されており、移動体の第1作動位置で羽根が閉
じ、移動体の第2作動位置で羽根が開くように構成され
た床下換気装置において、上記ケーシングに設けられた
保持部材と、外部空間に臨んで配置されるとともにこの
保持部材に沿って上記移動体の移動方向に手動操作可能
な操作部材と、この操作部材を少なくとも1つの規制位
置で上記保持部材に係止する係止手段とを備え、上記操
作部材が規制位置にある時、上記移動体を第1,第2作
動位置の一方の位置で止めており、この規制位置での操
作部材の係止状態は、操作部材の手動操作により解除可
能であることを特徴とする。
【0007】請求項2の発明は、請求項1に記載の床下
換気装置において、上記操作部材と移動体にはそれぞれ
係止部が設けられており、上記操作部材が規制位置にあ
る時には、操作部材と移動体の係止部が互いに当たって
いることを特徴とする。請求項3の発明は、請求項1に
記載の床下換気装置において、上記操作部材が、上記係
止手段により、第1,第2の規制位置とこれら規制位置
の中間の開放位置とで係止され、上記操作部材と移動体
の一方に一対の係止部が設けられ、他方にこれら係止部
間に位置する係止部が設けられ、上記操作部材が開放位
置にある時には、上記中間係止部が上記一対の係止部間
で移動可能であって、第1,第2作動位置間での移動体
の移動を許容し、上記操作部材が第1規制位置にある時
には、上記中間係止部が一対の係止部の一方に当たるこ
とにより、上記移動体が第1作動位置に止められ、上記
操作部材が第2規制位置にある時には、上記中間係止部
が一対の係止部の他方に当たることにより、上記移動体
が第2作動位置に止められることを特徴とする。請求項
4の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の床下換気
装置において、上記係止手段は、保持部材に設けられ突
起を有する板バネと、操作部材に設けられ板バネの突起
に嵌まる溝とで構成されていることを特徴とする。請求
項5の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の床下換
気装置において、上記駆動機構を収納するユニットケー
スが上記保持部材として提供されており、上記操作部材
が、このユニットケースの外周の一部を囲む正面壁およ
び両側壁を有するベースと、このベースの正面壁に設け
られて外方に突出するつまみとを含むことを特徴とす
る。
【0008】請求項6の発明は、請求項5に記載の床下
換気装置において、上記移動体が、上記係止部となるピ
ンを有し、このピンを介して上記羽根と連携しており、
上記ベースの側壁にはこのピンを収容する凹部が形成さ
れ、この凹部の移動方向両端に位置する縁の少なくとも
一方が上記ベースの係止部として提供されることを特徴
とする。請求項7の発明は、請求項6に記載の床下換気
装置において、上記羽根がケーシングに回動可能に支持
され、その端部にブラケットが設けられ、このブラケッ
トには羽根と交差する方向に延びる係合溝が形成され、
上記移動体のピンがこの係合溝に入り込むことにより、
移動体と羽根が連携されていることを特徴とする。請求
項8の発明は、請求項6または7に記載の床下換気装置
において、上記ケーシングの中央にユニットケースが配
置され、このユニットケースの左右両側に上記羽根が水
平に配置されており、上記移動体はその両側に上記ピン
を設け、これらピンが両側の羽根に連携されていること
を特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態をなす
床下換気装置を、図面を参照して説明する。図5に示す
ように、換気装置5は正面から見て細長い長方形をなし
ており、図1,図4に示すように、布基礎1の開口2を
塞ぐようにして布基礎1に設置されている。上記換気装
置5は、ケーシング6を備えている。ケーシング6は、
ケーシング本体10と、このケーシング本体10に外側
から着脱可能に連結された正面カバー20とを備えてい
る。
【0010】上記ケーシング本体10は、正面から見て
長方形をなす筒部11と、この筒部11の周縁に形成さ
れたフランジ部12を有している。このフランジ部12
がモルタル等で開口2の内周面に固定されることによ
り、ケーシング本体10が布基礎1に固定されている。
【0011】図2に示すように、ケーシング本体10
は、左右方向の中央部において、一対の互いに対峙する
起立壁13を有している。これら起立壁13の奥行きは
筒部11の奥行きの約半分程度であり、その上下端は、
筒部11の床下側の部位に連なっている。一対の起立壁
13の床下側の縁の近傍部間には、図1,図2に示す背
面壁14が形成されている。この背面壁14には斜め下
方に延びさらに真下に延びる多数のフィン14aが形成
されており、これらフィン14a間に通気口14bが形
成されている。
【0012】上記右側の起立壁13と、上記筒部11の
右側の壁との間には大きな流通断面積の通気口15が形
成されており、同様にして、左側の起立壁13と、筒部
11の左側の壁との間にも通気口15が形成されてい
る。図4に示すように、上記通気口15には、筒部11
の上下壁から垂直に延びる受部16が配置されている。
【0013】図5に示すように、上記正面カバー20は
正面から見て長方形をなし、その左右方向中央部には後
述の作用をなす操作口21が形成され、その左右部には
多数の通気口22が形成されている。図1に示されてい
るように、この正面カバー20の四辺にはそれぞれ1つ
または複数の爪23が形成されており、この爪23がケ
ーシング本体10のフランジ部12に形成された係合穴
12aに係合することにより、正面カバー20がケーシ
ング本体10に着脱可能に連結されている。なお、正面
カバー20とケーシング本体10との間には網25が挟
まれている。
【0014】図4に示されているように、上記ケーシン
グ本体10の左右の通気口15内には、それぞれ水平に
延びる羽根30が縦に2枚並んで配置され、ケーシング
6に回動可能に支持されている。詳述すると、図2に示
すように、羽根30の両端には、軸支部31が形成され
ている。一方の端の軸支部31に形成された穴31a
に、起立壁13に形成された凸部13aが嵌まり、他方
の端の軸支部31に形成された穴31aに、筒部11の
側壁に形成された凸部(図示しない)が嵌まることによ
り、羽根30が回動可能に支持されている。
【0015】上記羽根30が垂直状態にある時、上側の
羽根30の上縁と下側の羽根30の下縁がケーシング6
の上下の受部16にそれぞれ当たり、上側の羽根30の
下縁と下側の羽根30の上縁が互いに当たることによ
り、通気口15が閉じられる。上記閉じ状態から、羽根
30が反時計回りに回ることにより、羽根30が受部1
6から離れ、互いの羽根30同士も離れ、通気口15が
開放される。
【0016】図2,図4に示すように、上記羽根30の
一端(ケーシング6の中央寄りの端)には、後述の作用
をなすブラケット35が形成されている。このブラケッ
ト35には、羽根30とほぼ直交する方向に延びる係合
溝35aが形成されている。
【0017】次に、本発明の重要な特徴部をなす駆動ユ
ニット8について、図1〜図3を参照しながら詳述す
る。この駆動ユニット8は、ケーシング6の中央部にお
いて筒部11の上下壁間に収納される。特に駆動ユニッ
ト8の床下側の部位は、ケーシング6の一対の起立壁1
3間に差し込まれている。上記駆動ユニット8は、ユニ
ットケース40(保持部材)と、このユニットケース4
0内に収納された駆動機構50とを有している。
【0018】上記ユニットケース40は、図2に示すよ
うに一対のケース半体41,42をビス44(図3)で
連結することにより構成されている。ケース半体41,
42は、一部を除いてほぼ対称形をなしている。図1に
示すように、ユニットケース40の正面側(外側)は、
二重壁構造をなして完全に閉じられており、上下方向に
仕切られた複数の断熱空間43a〜43eを有してい
る。また、ユニットケース40の上下壁にも外側寄りに
断熱空間43f,43gが形成されている。正面側の2
つの断熱空間43b,43dには後述の作用をなす板バ
ネ45が収納されている。この板バネ45の中央部には
突起45aが形成されており、この突起45aは、ユニ
ットケース40の正面壁に形成された穴を貫通して外方
に突出している。
【0019】上記ケース半体41,42の後端近傍に
は、垂直に延びるフィン41a,42aが形成されてい
る。これらフィン41a,42aは、奥行き方向にずれ
ている。ユニットケース40の後端には、これらフィン
41a,42aを迂回して空気の流れを許容する通気口
46が形成されている。
【0020】図1に示すように、上記ユニットケース4
0に収納された駆動機構50は、上下方向に移動可能な
移動体51と、この移動体51を互いに逆方向に付勢す
るバイアス用スプリング52,形状記憶合金製のスプリ
ング53とを備えている。詳述すると、移動体51の上
下端には引掛部51a,51bが形成されている。上側
の引掛部51aとユニットケース40に固定されたピン
54との間には、バイアス用スプリング52が引っ張り
状態で掛けられており、移動体51を下方に付勢してい
る。また、下側の引掛部51bと、ユニットケース40
に固定されたピン55との間には、形状記憶合金製のス
プリング53が引っ張り状態で掛けられており、移動体
51を上方に付勢している。
【0021】上記ピン54は、ユニットケース40に上
下方向に離れて形成された穴59の一つに選択的に挿入
固定されており、この選択により形状記憶合金製のスプ
リング53の特性誤差にも拘わらず、後述するような所
定の自動制御特性を得ることができ、また、この自動制
御特性を地域やユーザーに応じて調節することができ
る。上記ユニットケース40内において、バイアス用ス
プリング52は移動体51よりも外寄りに配置され、形
状記憶合金製のスプリング53は、移動体51よりも内
寄り(床下寄り)に配置されている。
【0022】上記移動体51の左右両側には、それぞれ
上下2カ所においてピン56(中間係止部)が水平に延
びている。このピン56は、ケース半体41,42の側
壁に形成された縦スリット49(図3)を貫通して外部
に突出し、その先端は、上述した羽根30のブラケット
35の係合溝35aに入り込んでいる。これにより、移
動体51と羽根30がピン56を介して連携され、移動
体51の上下動に伴い羽根30が回動するようになって
いる。
【0023】換気装置5はさらに手動操作される操作部
材9を備えている。この操作部材9は、図2に示すよう
に断面ほぼコ字形をなすベース60と、このベース60
の正面壁の中央にネジ75により取り付けられたつまみ
70とを有している。このつまみ70は、正面カバー2
0の操作口21を貫通して外方に突出している。
【0024】上記ベース60は、ユニットケース40の
前部にはめられ、上下方向にスライド可能に支持されて
いる。ベース60の左右の側壁には、縦スリット61が
形成されており、この縦スリット61に、ケース半体4
1,42の側壁に形成された突起48が入り込むことに
より、ベース60の支持と案内がなされている。なお、
この突起48は傾斜面を有しているので、ベース60の
側壁を変形させながらベース60を外側から押し込むこ
とにより、ワンタッチで取り付けることができる。上記
ベース60の両側壁には左右に張り出すとともに垂直に
延びるフィン62が形成されている。
【0025】図3に示すように、上記ベース60の左右
の側壁には上部と下部にそれぞれ縦長の凹部63が形成
されている。この凹部63に上記移動体51のピン56
が上下方向の遊びをもって入り込んでいる。この凹部6
3の上下縁が、後述する作用をなす係止部63a,63
bとなっている。
【0026】上記ベース60の正面壁の内面の上部と下
部には、上下方向に離れた3つの横溝65a,65b,
65cが、それぞれ形成されている。これら横溝65
a,65b,65cの1つが選択的に上記板バネ45の
突起45aに嵌まり込むことにより、ベース60が3つ
の位置で係止される。それ故、板バネ45と横溝65
a,65b,65cとで係止手段が構成されている。図
1,図3に示すように、操作部材9が最下位位置(第1
規制位置)にある時、板バネ45に上段の横溝65aが
係止される。操作部材9が中間位置(解放位置)にある
時、板バネ45に中段の横溝65bが係止される。操作
部材9が最上位位置(第2規制位置)にある時、板バネ
45に下段の横溝65cが係止される。
【0027】上記構成において、最初に羽根30の自動
制御について説明する。この自動制御時には、操作部材
9は解放位置にあり、板バネ45と横溝65bとの係止
により維持される。この時、ベース60の凹部63に、
ユニットケース40の縦スリット49が全長にわたって
配置された状態になる。したがって、ピン56は規制を
受けず、移動体51はスプリング52,53によって制
御される。
【0028】例えば13°C以上になると形状記憶合金
製のスプリング53が収縮し、バイアス用スプリング5
2に打ち勝って移動体51を上方に移動させる。する
と、ピン56が上方に移動して、このピン56と係合関
係にあるブラケット35を反時計回り方向に回動させ、
羽根30を同方向に回動させる。その結果、羽根30は
図4において想像線で示すように開き状態になる。その
ため、床下の内部空間が開口2を介して外部と連通状態
となり、換気を行うことができる。それ故、湿気が床下
の内部空間に溜まるのを防止できる。
【0029】また、7°C以下になると、形状記憶合金
製のスプリング53が伸び、バイアス用スプリング52
が打ち勝って移動体51を下方に移動させる。すると、
ピン56が下方に移動して、このピン56と係合関係に
あるブラケット35を時計回り方向に回動させ、羽根3
0を同方向に回動させる。その結果、羽根30は図4に
おいて実線で示すように閉じ状態になる。そのため、床
下の内部空間は、外部と遮断されることになり、部屋の
暖気が床下の内部空間と開口2を介して外部へ逃げるの
を防止することができ、暖房効率の低下を回避すること
ができる。
【0030】駆動機構50を収納するユニットケース4
0の正面側は、二重構造をなし複数の断熱空間43a〜
43gを有しているとともに、密閉されている。また、
ユニットケース40の外側にはベース60と正面カバー
20が配置されており、それらの隙間も断熱空間とな
る。さらに、形状記憶合金製のスプリング53が床下寄
りに配置されている。そのため、この形状記憶合金製の
スプリング53が、太陽の輻射熱や外気温度から受ける
影響を、最小限にすることができる。なお、上記ユニッ
トケース40,ベース60,正面カバー20が樹脂製で
あれば、より一層断熱効果を高めることができる。
【0031】それに対して、床下の内部空間とユニット
ケース40の内部空間とが、ケーシング6の背面壁14
に形成された通気口14b,ユニットケース40の後端
の通気口46を介して連なっていること、および形状記
憶合金製のスプリング53が床下寄りに配置されてい
る。そのため、この形状記憶合金製のスプリング53は
床下の内部空間の温度の影響を忠実に受けて、収縮,伸
長の動作を行うことができる。
【0032】その結果、床下の環境に適切に対応した羽
根30の自動開閉制御を行うことができる。例えば、床
下温度が低い時に、換気装置5が太陽の輻射熱を浴びて
も、羽根30の閉じ状態を維持し、暖房効果を低下させ
ることがない。また、外気温度が低くても床下内の温度
が高い場合には、確実に羽根30を開いて湿気を逃がす
ことができる。
【0033】ケーシング6の背面壁14にフィン14a
が設けられていること、およびユニットケース40にフ
ィン41a,42aが設けられていることにより、通気
口14b,46からユニットケース40の内部空間に空
気が流入する際、空気中に含まれる砂や土等のほこりは
フィン14a,41a,42aに妨げられてユニットケ
ース40の内部空間に入りこまない。それ故、移動体5
1の円滑なスライドが確保される。また、操作部材9の
ベース60のフィン62や羽根30のブラケット35に
よって、外からの風によって運ばれてくる砂や土等のほ
こりが、ピン56と縦スリット49との間やユニットケ
ース40内に入り込むのを防止でき、この点からも移動
体51の円滑なスライドが確保される。
【0034】台風の時のように、環境温度(床下内温
度)の如何に拘わらずに開口2を遮断したい時には、操
作部材9のつまみ70を手で押し下げる。すると、操作
部材9は解放位置での係止状態を解除されて、下方の第
1規制位置に達する。この時、ベース60の凹部63の
上縁63aがピン56に当たり、移動体51を下方に押
し下げるので、羽根30が閉じられる。
【0035】上記操作部材9の第1規制位置は、板バネ
45と横溝65aとの係止により維持される。また、ベ
ース60の凹部63の上縁63aが縦スリット49の下
端に位置するピン56を止め、このピン56が上方へ移
動するのを禁じる。そのため、移動体51の下方位置
(第1作動位置)が維持され、これに対応する羽根30
の閉じ状態が維持される。このようにして、強風に伴っ
て雨やほこりが床下の内部空間に侵入するのを防止する
ことができる。
【0036】床下温度の如何に拘わらず床下の湿気を強
制排除したい場合には、操作部材9のつまみ70を手で
押し上げる。すると、操作部材9は解放位置での係止状
態を解除されて、上方の第2規制位置に達する。この
時、ベース60の凹部63の下縁63bがピン56に当
たり、移動体51を上方に押し下げるので、羽根30が
開かれる。
【0037】上記操作部材9の第2規制位置は、板バネ
45と横溝65cとの係止により維持される。また、ベ
ース60の凹部63の下縁63bが縦スリット49の上
端に位置するピン56を止め、このピン56が下方に移
動するのを禁じる。そのため、移動体51の上方位置
(第2作動位置)が維持され、これに対応する羽根30
の開き状態が維持される。このようにして、床下の強制
換気を行うことができる。
【0038】なお、自動制御に戻したい場合には、手動
操作により上記第1,第2規制位置から中間の解放位置
へ戻せばよい。この際、板バネ45は、横溝65a,6
5cから外れて横溝65bに係合する。
【0039】本実施形態では、駆動ユニット8が中央に
位置し、その左右両側に羽根30を配置した構成を採用
したので、換気装置5を開口2に固定ためのモルタル充
填の際に、ケーシング6の変形を防止することができ
る。また、羽根30が短くて済むので、そのたわみによ
るケーシング6からの脱落を防止することができる。さ
らに、羽根30が短いので、移動体51のピン56によ
り羽根30を回動する力が小さくて済み、スプリング5
2,53による羽根30の自動開閉制御を確実に行うこ
とができる。また、移動体50のピン56が羽根30の
ブラケット35の係合溝35aに入り込む構成をとって
いるため、移動体50と羽根30とを直接連携させるこ
とができ、中間部材を省略でき、構成を簡略化すること
ができる。
【0040】本発明は上記実施形態に制約されず、種々
の態様が可能である。例えば、ブラケット35の係合溝
35aはスリットを含む。ユニットケース40の断熱空
間43a〜43gに、断熱材を収容してもよい。移動体
と羽根との間に連結部材を介在させ、間接的に連携させ
る構成を採用してもよい。保持部材は、ケーシングと一
体をなしていてもよい。操作部材を所定の解放位置で係
止しなくてもよい。この場合、自動制御時に、操作部材
は移動体の移動に追随して移動可能となる。地域によっ
て、あるいはユーザーの要望によっては、羽根を強制閉
じのみ、または強制開きのみを実行するようにしてもよ
い。この場合、操作部材は第1,第2規制位置のいずれ
か一方でのみ係止される。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、駆動機構による羽根の自動開閉制御ができるば
かりか、操作部材の手動操作により、羽根を強制閉じ,
強制開きの少なくとも一方の状態にすることができ、例
えば台風時の布基礎開口の遮断や床下の強制換気が可能
となる。請求項2の発明によれば、操作部材の係止部と
移動体の係止部の当たりにより、上記羽根の強制閉じ,
強制開きの少なくとも一方の状態を確実に維持すること
ができる。請求項3の発明によれば、操作部材を第1,
第2規制位置,解放位置で係止するとともに、係止部の
当たりで移動体の移動を規制するので、自動制御,強制
閉じ,強制開きの3つの状態を確実に維持することがで
きる。請求項4の発明によれば、板バネと溝の簡単な構
成により、操作部材を保持部材に所望位置で維持するこ
とができる。請求項5の発明によれば、駆動機構を収納
するユニットケースが保持部材の役割を兼ねるので、部
品点数が少なく構成を簡略化することができ、また、正
面壁と両側壁を有するベースを用いることにより、操作
部材をユニットケースに安定して支持することができ
る。請求項6の発明によれば、移動体に設けたピンが、
操作部材と連携して移動体を規制する係止部の役割と、
羽根への連携の役割を担うので、部品点数が少なく構成
を簡略化することができる。請求項7の発明によれば、
移動体のピンが羽根のブラケットの係合溝に入り込む構
成をとっているため、移動体と羽根とを直接連携させる
ことができ、中間部材を省略でき、構成を簡略化するこ
とができる。請求項8の発明によれば、羽根を左右に分
割して短くすることができ、その撓みを防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わる床下換気装置にお
いて駆動ユニットを含む部位を示すもので、図5におい
てIーI線に沿う縦断面図である。
【図2】同駆動ユニットを含む部位の横断面図である。
【図3】同駆動ユニットの側面図である。
【図4】同換気装置において羽根を含む部位を示すもの
で、図5においてIVーIV線に沿う縦断面図である。
【図5】同換気装置の正面図である。
【符号の説明】
1 布基礎 2 開口 5 換気装置 6 ケーシング 8 駆動ユニット 9 操作部材 30 羽根 35 ブラケット 45 板バネ 35a 係合溝 40 ユニットケース(保持部材) 41a,42a フィン 43a〜43g 断熱空間 46 開口 50 駆動機構 51 移動体 52 バイアス用スプリング 53 形状記憶合金製のスプリング 56 ピン(係止部) 60 ベース 63 凹部 63a,63b 凹部の上下縁(係止部) 65a〜65c 溝 70 つまみ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F24F 13/24

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床下の布基礎の開口に設置され、ケーシ
    ングと、ケーシング内に配置され床下内の空間と外部と
    の間を連通,遮断する羽根と、この羽根を温度に応じて
    自動開閉する駆動機構とを備え、 上記駆動機構が、第1作動位置と第2作動位置との間で
    直線的に移動可能な移動体と、この移動体を逆方向に付
    勢する形状記憶合金製のスプリングとバイアス用スプリ
    ングとを含み、上記移動体が上記羽根と連携されてお
    り、移動体の第1作動位置で羽根が閉じ、移動体の第2
    作動位置で羽根が開くように構成された床下換気装置に
    おいて、 上記ケーシングに設けられた保持部材と、外部空間に臨
    んで配置されるとともにこの保持部材に沿って上記移動
    体の移動方向に手動操作可能な操作部材と、この操作部
    材を少なくとも1つの規制位置で上記保持部材に係止す
    る係止手段とを備え、 上記操作部材が規制位置にある時、上記移動体を第1,
    第2作動位置の一方の位置で止めており、この規制位置
    での操作部材の係止状態は、操作部材の手動操作により
    解除可能であることを特徴とする床下換気装置。
  2. 【請求項2】 上記操作部材と移動体にはそれぞれ係止
    部が設けられており、上記操作部材が規制位置にある時
    には、操作部材と移動体の係止部が互いに当たっている
    ことを特徴とする請求項1に記載の床下換気装置。
  3. 【請求項3】 上記操作部材が、上記係止手段により、
    第1,第2の規制位置とこれら規制位置の中間の開放位
    置とで係止され、 上記操作部材と移動体の一方に一対の係止部が設けら
    れ、他方にこれら係止部間に位置する係止部が設けら
    れ、上記操作部材が開放位置にある時には、上記中間係
    止部が上記一対の係止部間で移動可能であって、第1,
    第2作動位置間での移動体の移動を許容し、上記操作部
    材が第1規制位置にある時には、上記中間係止部が一対
    の係止部の一方に当たることにより、上記移動体が第1
    作動位置に止められ、上記操作部材が第2規制位置にあ
    る時には、上記中間係止部が一対の係止部の他方に当た
    ることにより、上記移動体が第2作動位置に止められる
    ことを特徴とする請求項1に記載の床下換気装置。
  4. 【請求項4】 上記係止手段は、保持部材に設けられ突
    起を有する板バネと、操作部材に設けられ板バネの突起
    に嵌まる溝とで構成されていることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれかに記載の床下換気装置。
  5. 【請求項5】 上記駆動機構を収納するユニットケース
    が上記保持部材として提供されており、上記操作部材
    が、このユニットケースの外周の一部を囲む正面壁およ
    び両側壁を有するベースと、このベースの正面壁に設け
    られて外方に突出するつまみとを含むことを特徴とする
    請求項1〜4のいずれかに記載の床下換気装置。
  6. 【請求項6】 上記移動体が、上記係止部となるピンを
    有し、このピンを介して上記羽根と連携しており、上記
    ベースの側壁にはこのピンを収容する凹部が形成され、
    この凹部の移動方向両端に位置する縁の少なくとも一方
    が上記ベースの係止部として提供されることを特徴とす
    る請求項5に記載の床下換気装置。
  7. 【請求項7】 上記羽根がケーシングに回動可能に支持
    され、その端部にブラケットが設けられ、このブラケッ
    トには羽根と交差する方向に延びる係合溝が形成され、
    上記移動体のピンがこの係合溝に入り込むことにより、
    移動体と羽根が連携されていることを特徴とする請求項
    6に記載の床下換気装置。
  8. 【請求項8】 上記ケーシングの中央にユニットケース
    が配置され、このユニットケースの左右両側に上記羽根
    が水平に配置されており、上記移動体はその両側に上記
    ピンを設け、これらピンが両側の羽根に連携されている
    ことを特徴とする請求項6または7に記載の床下換気装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008134011A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Sahara:Kk 湿度感応型の換気装置
JP2012013400A (ja) * 2010-07-05 2012-01-19 Wood Build Co Ltd 通気制御装置

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JP2008134011A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Sahara:Kk 湿度感応型の換気装置
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