JPH10247341A - ディスク成形用金型 - Google Patents

ディスク成形用金型

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JPH10247341A
JPH10247341A JP5000597A JP5000597A JPH10247341A JP H10247341 A JPH10247341 A JP H10247341A JP 5000597 A JP5000597 A JP 5000597A JP 5000597 A JP5000597 A JP 5000597A JP H10247341 A JPH10247341 A JP H10247341A
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JP
Japan
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stamper
sleeve
disk
fixed
sprue bush
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Application number
JP5000597A
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English (en)
Inventor
Ikuo Asai
郁夫 浅井
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Meiki Seisakusho KK
Original Assignee
Meiki Seisakusho KK
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/263Moulds with mould wall parts provided with fine grooves or impressions, e.g. for record discs
    • B29C45/2632Stampers; Mountings thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/38Cutting-off equipment for sprues or ingates
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
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    • B29C45/263Moulds with mould wall parts provided with fine grooves or impressions, e.g. for record discs
    • B29C45/2632Stampers; Mountings thereof
    • B29C2045/264Holders retaining the inner periphery of the stamper

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スーパピクチャディスク用や貼合せディスク
用として好適な、表面の広い範囲が平坦面とされたディ
スク基板を有利に製造することの出来る、改良された構
造のディスク成形用金型を提供すること。 【解決手段】 固定金型12において、スプルブッシュ
38の軸方向端面に、ディスク中央穴を打ち抜く雌カッ
タとしての環状の段差面66を形成し、該スプルブッシ
ュ38の外周側に直接にスタンパ押えスリーブ40を外
挿配置すると共に、それらスプルブッシュ38とスタン
パ押えスリーブ40の嵌挿面間に、離型用エアブロー用
間隙を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、所定の情報が刻設されたスタン
パを用いて該スタンパの情報が転写された合成樹脂製の
光ディスク基板を形成するためのディスク成形用金型に
係り、特に、スーパピクチャディスク用や貼合せディス
ク用のディスク基板等の成形に用いて好適なディスク成
形用金型に関するものである。
【0002】
【従来技術】光ディスク(光磁気ディスクを含む)は、
オーディオやビデオ,計算機等の広い範囲で用いられる
ようになっているが、その製造に際しては、互いに型合
わせされることによってディスク成形用キャビティを形
成する固定金型と可動金型からなるディスク成形用金型
を用い、固定金型のキャビティ形成面に円環板形状のス
タンパをセットした後にキャビティ内に樹脂材料を充填
せしめて、スタンパ表面に刻設されたピットやプリグル
ーブ等の情報を転写せしめたディスク基板が、用いられ
る。ところで、従来の金型では、一般に、固定金型のキ
ャビティ形成面上にスタンパを保持せしめるために、固
定金型の中心部に組み付けられたスプルブッシュの外周
側にスタンパ押えスリーブを着脱可能に挿入固定し、こ
のスタンパ押えスリーブの軸方向端部に突設された環状
の爪部によってスタンパの内周縁部を抑えて保持せしめ
るようになっている。
【0003】ところが、一般に、スタンパの内径寸法
は、光ディスクの内径寸法よりも所定量だけ大きく設定
されていることから、このようなスタンパ押えスリーブ
を用いると、スタンパの内周縁部を保持せしめるスタン
パ押えスリーブの爪部がディスク成形キャビティ内に僅
かに突出して位置せしめられるために、光ディスクの表
面上に爪部によって環状の凹溝が形成されてしまうこと
が避けられず、近年では、この凹溝の存在が問題となっ
てきた。即ち、近年では、意匠効果による商品価値向上
等の目的でディスク表面の略全面に印刷したスーパピク
チャディスクが提案されているが、ディスク表面に形成
された凹溝には印刷が極めて困難であるために、凹溝の
存在が問題となっている。また、DVD等の貼合せディ
スクでは、一般に、ディスク基板の貼合せ面の内周縁部
に接着剤を塗布した後、ディスク基板をスピンコータで
回転させて遠心力で接着剤を貼合せ面の全面に広げて、
二枚のディスク基板を貼合せ接着しているが、ディスク
表面に凹溝があると、スピンコータで回転させた際に凹
溝によって接着剤が飛散してしまって接着不良が発生し
易いために、凹溝の存在が問題となっているのである。
【0004】そこで、このような問題に対処するため
に、スタンパの中央穴を小径とすることで、ディスク基
板の表面を略全面に亘って平坦面とすることが考えられ
る。具体的には、ディスク基板の中央穴径がφ15mmの
場合には、中央穴径が23mm以下のスタンパを採用する
ことによって、ディスク基板表面の略全面に亘る平坦化
が有利に達成され得ることとなる。ところが、従来の金
型では、このように中央穴が小径とされたスタンパを採
用することが極めて困難であった。
【0005】すなわち、中央穴が小径のスタンパを装着
するためには、スタンパ押えスリーブを小径化しなけれ
ばならないが、スタンパ押えスリーブの径方向内方に
は、可動金型側から突出駆動される雄カッタと協働して
ディスク基板の中央穴を打ち抜く雌カッタを先端部内周
面によって構成する雌カッタスリーブが配設されると共
に、それらスタンパ押えスリーブと雌カッタスリーブの
嵌挿面間に離型用エアブローのための間隙を形成する必
要があることから、スタンパ押えスリーブを小径化する
と、スタンパ押えスリーブや雌カッタスリーブの部材強
度や加工性等が充分に確保できなくなってしまうという
問題があった。
【0006】なお、スタンパ押えスリーブを用いる代わ
りに、特開平5−185475号公報に記載されている
ように、固定金型のキャビティ形成面の中央部分におい
て、スタンパの中央穴に嵌合する位置決め突起を設ける
と共に、キャビティ形成面に開口するエア吸引通路を形
成し、位置決め突起で位置決めされたスタンパの内周縁
部に負圧吸引力を及ぼすことにより、スタンパをキャビ
ティ形成面上に吸着保持せしめることも考えられるが、
このような構造の金型においては、スタンパの内周縁部
を表面側から覆う爪部が存在しないために、ディスク基
板の成形時に、スタンパの中央穴と位置決め突起との隙
間に樹脂材料が侵入してバリ等の不良が発生し易いとい
う問題があったのである。
【0007】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、中央穴が小径とされたスタンパを有利にセ
ットすることが可能であり、ディスク基板におけるバリ
発生も防止されて、表面が広い範囲に亘って平坦面とさ
れた商品価値の高いディスク基板を有利に形成すること
の出来る、改良された構造のディスク成形用金型を提供
することにある。
【0008】また、本発明は、各部材の強度や製作性が
充分に確保されると共に、ディスク基板を離型させるた
めのエアブロー用間隙も有利に形成されて、優れた離型
性の下に良好なる品質のディスク基板を安定して形成す
ることの出来る、改良された構造のディスク成形用金型
を提供することも、目的とする。
【0009】
【解決手段】そして、このような課題を解決するため
に、請求項1に記載の本発明は、互いに型合わせされる
ことによりディスク成形用キャビティを形成する固定金
型と可動金型からなり、該固定金型の中心部に組み付け
られたスプルブッシュの外周側にスタンパ押えスリーブ
を取外し可能に挿入固定し、該固定金型のキャビティ形
成面に重ね合わされる円環板形状のスタンパの内周縁部
を、該スタンパ押えスリーブに突設された環状の爪部に
よって保持せしめるようにしたディスク成形用金型にお
いて、前記スプルブッシュの軸方向端面の中央部分を凹
陥せしめて環状の段差面を形成することにより、前記可
動金型側から突出駆動される雄カッタと協働してディス
ク中央穴を打ち抜く雌カッタを構成すると共に、該スプ
ルブッシュの外周面に前記スタンパ押えスリーブを直接
に外挿配置せしめて、それらスプルブッシュとスタンパ
押えスリーブの嵌挿面間に、前記ディスク成形用キャビ
ティに開口するエアブロー用間隙を形成したことを、そ
の特徴とする。
【0010】このような請求項1に記載の発明に従う構
造とされたディスク成形用金型においては、スプルブッ
シュと雌カッタスリーブを一体構造とした特殊なスプル
ブッシュ構造を採用したことにより、部材強度や製作性
の悪化等という問題を回避しつつ、小径のスタンパ押え
スリーブを採用することが出来るのであり、それによっ
て、中央穴が小径とされたスタンパがセット可能となっ
て、表面が広い範囲に亘って平坦面とされた商品価値の
高いディスク基板を、バリ等の不良発生を防止しつつ有
利に形成することが出来るのである。
【0011】しかも、かかるディスク成形用金型におい
ては、スタンパ押えスリーブとスプルブッシュの嵌挿面
間にエアブロー用間隙が形成されることから、ディスク
基板の成形品を安定した離型性をもって取り出すことが
出来、離型ムラによる不良発生も防止されて、ディスク
基板成形品の品質の安定化も有利に達成されるのであ
る。
【0012】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明に従う構造とされたディスク成形用金型で
あって、前記スプルブッシュが、中心軸上にスプル孔を
有する内側スリーブと、軸方向端面に前記環状の段差面
を有する外側スリーブからなり、該内側スリーブに該外
側スリーブが直接に外嵌されて固着されることによって
構成されていると共に、それら内側スリーブと外側スリ
ーブの嵌着面間に温度調節用流体の流通路が形成されて
いることを、特徴とする。
【0013】すなわち、請求項1に記載の発明に従う構
造とされたディスク成形用金型においては、前述の如き
特殊構造のスプルブッシュを、単一部品で形成すること
も可能であるが、このような請求項2に記載の発明に従
う構造とされたディスク成形用金型においては、内側ス
リーブと外側スリーブからなる分割構造をもってスプル
ブッシュが構成されることにより、スプル孔を通じて射
出される樹脂材料に対する温度調節用流体の流通路が有
利に形成され得るのである。
【0014】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
又は2に記載の発明に従う構造とされたディスク成形用
金型において、前記スタンパ押えスリーブの外径寸法
が、φ23mm以下であることを、特徴とする。
【0015】このような請求項3に記載の発明に従う構
造とされたディスク成形用金型は、CDやDVD用のデ
ィスク基板の成形に際して好適に用いられ、それによっ
て、内周縁部を除く表面が全面に亘って平坦面とされ
て、スーパピクチャディスクや貼合せディスク用の基板
として好適に採用されるディスク基板を、有利に形成す
ることが出来るのである。
【0016】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
乃至3の何れかに記載の発明に従う構造とされたディス
ク成形用金型であって、前記スタンパ押えスリーブの外
周面において、前記環状の爪部の形成側から軸方向他方
の側に向かって次第に小径化するテーパ面が形成されて
いることを、特徴とする。
【0017】このような請求項4に記載の発明に従う構
造とされたディスク成形用金型においては、スタンパ押
えスリーブの固定用金型に対する装着作業やスタンパ押
えスリーブに対するスタンパの装着作業が容易となり、
スタンパのセットや交換の作業性が向上され得ると共
に、テーパ面を利用して位置決めすることにより、固定
用金型に対するスタンパ押えスリーブの位置決め精度、
延いては固定金型に対するスタンパの位置決め精度の向
上も図られ得る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を更に具体的に明ら
かにするために、本発明の一実施形態について、図面を
参照しつつ、詳細に説明する。
【0019】先ず、図1には、本発明の一実施形態とし
ての光ディスク基板の成形用金型の要部断面図が示され
ている。かかる成形用金型は、図示しない型締装置にお
ける可動盤と固定盤にそれぞれ取り付けられる可動金型
10と固定金型12を備えており、型締装置の固定盤が
可動盤に対して駆動されることにより、可動金型10が
固定金型12に対して接近/離隔方向に変位せしめられ
て、型開閉作動せしめられるようになっている。そし
て、可動金型10と固定金型12が型閉じされることに
より、それらの型合わせ面間にディスク基板の成形キャ
ビティ14が画成されるようになっている。
【0020】より詳細には、可動金型10は、成形キャ
ビティ14の形成面側に可動ミラーブロック16を備え
ており、この可動ミラーブロック16の中央部分に大径
の軸方向貫通孔18が形成されている。また、この貫通
孔18を埋めるようにして、円形ロッド形状のエジェク
タピン20と、それぞれ略円筒形状を有する案内スリー
ブ22,雄カッタスリーブ24,エジェクタスリーブ2
6および鏡面スリーブ28が、順次径方向に重ね合わさ
れて内外挿された状態で、貫通孔18内に挿通配置され
ている。
【0021】そして、可動ミラーブロック16の鏡面
と、鏡面スリーブ28およびエジェクタスリーブ26の
各軸方向端面とによって、固定金型12との間で成形キ
ャビティ14を画成する可動側キャビティ面30が協働
して形成されている。また、エジェクタピン20,案内
スリーブ22および雄カッタスリーブ24の各軸方向端
面によって、固定金型12との間でスプル32が形成さ
れるようになっている。更に、雄カッタスリーブ24
は、成形キャビティ14への樹脂材料の充填後に固定金
型12側に向かって軸方向に突出駆動されることによ
り、後述する雌カッタと協働してディスク基板の中央穴
を打抜き形成するようになっていると共に、可動金型1
0と固定金型12の型開き後に、エジェクタピン20お
よびエジェクタスリーブ26が固定金型12側に向かっ
て軸方向に突出駆動されることにより、スプルおよびデ
ィスク基板が、それぞれ可動金型10から離型されるよ
うになっている。
【0022】一方、固定金型12は、成形キャビティ1
4の形成面側に固定ミラーブロック34を備えており、
この固定ミラーブロック34の中央部分に軸方向貫通孔
36が形成されている。また、この貫通孔36の中央部
分には、成形キャビティ14に樹脂材料を射出充填する
スプル孔37を有するスプルブッシュ38が、固定的に
挿通配置されていると共に、スプルブッシュ38の外周
面上に、略円筒形状のスタンパ押えスリーブ40が外挿
されて配設されており、これらスプルブッシュ38とス
タンパ押えスリーブ40によって、固定金型12におけ
る貫通孔36が埋められている。そして、固定ミラーブ
ロック34の鏡面と、スタンパ押えスリーブ40の軸方
向端面およびスプルブッシュ38の軸方向端面の外周部
分によって、成形キャビティ14を画成する固定側キャ
ビティ面42が協働して形成されている。また、スプル
ブッシュ38の軸方向端面の内周部分によって、可動金
型10との間でスプル32が形成されるようになってい
る。
【0023】ここにおいて、図2にも示されているよう
に、スプルブッシュ38は、スプル孔37を有する内側
スリーブ44に対して、外側スリーブ46が外嵌固定さ
れることによって形成されている。内側スリーブ44
は、ノズルタッチ用の凹所48が形成された大径部50
と、該凹所48の底部から軸方向他端面に向かって中心
軸上を次第に拡径して延びるスプル孔37が形成された
小径部52からなる全体として略厚肉の段付円筒形状を
有しており、大径部50の外周縁部において、固定ミラ
ーブロック34が取り付けられた取付盤54に対してボ
ルト固定されている。なお、内側スリーブ44の大径ブ
ラケット50側の軸方向端面には、略円環板状のロケー
トリング56が重ね合わされて固着されている。
【0024】また一方、外側スリーブ46は、略円筒形
状を有しており、その軸方向一方の端部には、径方向外
方に突出する円環板状の当接部58が一体形成されてい
る。かかる外側スリーブ46は、内側スリーブ44の小
径部52に外挿され、内側スリーブ44の段差面60に
対して当接部58が当接せしめられて軸方向に位置決め
されることにより、内側スリーブ44に対して固着され
ている。
【0025】また、外側スリーブ46と内側スリーブ4
4の嵌着面間には、両筒壁部間を周方向に連続して延び
る環状流路62が形成されており、図示しない給排流路
を通じて循環される水等の温度調節用流体が、この環状
流路62を流通せしめられることによって、スプルブッ
シュ38ひいてはスプル孔37を通じて供給される樹脂
材料に対する温度調節が為されるようになっている。な
お、外側スリーブ46と内側スリーブ44の嵌着面間に
は、環状流路62を軸方向に挟んだ両側部分において、
それぞれシール部材64,64が配設されており、環状
流路62の外部空間に対する流体密性が確保されてい
る。
【0026】更にまた、外側スリーブ46における成形
キャビティ14側の軸方向端面には、径方向中間部分を
周方向に連続して延びる円環状の段差面66が形成され
ており、該段差面66を挟んで、外周側に対して内周側
が軸方向にへこんだ凹陥部68とされている。なお、内
側スリーブ44の軸方向端面は、この外側スリーブ46
の凹陥部68の軸方向端面と同一面とされている。換言
すれば、外側スリーブ46の軸方向端面には、外周縁部
において軸方向に突出する環状突部70が一体形成され
ており、この環状突部70の内周面によって段差面66
が構成されているのである。
【0027】そして、この段差面66の径寸法:φa
が、可動金型10の雄カッタスリーブ24の外径寸法に
対応して設定されていることにより、かかる段差面66
によって雌カッタが構成されている。それにより、可動
金型10の雄カッタスリーブ24が突出作動せしめられ
て、スプルブッシュ38の凹陥部68に向かって突入さ
れることによって、ディスク基板の中央穴が打抜き形成
されるようになっている。
【0028】さらに、このようなスプルブッシュ38の
外周面上には、スタンパ押えスリーブ40が、直接に外
挿されて装着されている。このスタンパ押えスリーブ4
0は、全体として略円筒形状を有しており、スプルブッ
シュ38と固定ミラーブロック34の間の空所に対し
て、固定側キャビティ面42側から軸方向に挿入される
ことにより、着脱可能に組み付けられている。そして、
スタンパ押えスリーブ40は、その軸方向一方の端面
が、スプルブッシュ38の外側スリーブ46の当接部5
8に当接せしめられることにより、軸方向他方の端面
が、スプルブッシュ38における外側スリーブ46の環
状突部70の先端面と同一面となる状態で、軸方向に位
置決めされるようになっている。
【0029】また、図面上では明らかでないが、スプル
ブッシュ38とスタンパ押えスリーブ40の嵌挿面間に
は、軸方向に延びるエア通路が、周方向に互いに所定距
離を隔てて複数本、或いは周方向に連続して形成されて
いる。そして、図示しない供給路を通じて導かれる圧縮
空気が、このエア通路を通じて、固定側キャビティ面4
2上に噴出されるようになっているのであり、成形キャ
ビティ14におけるディスク基板の成形後における型開
き等に際して、圧縮空気を噴出させることによって、成
形されたディスク基板の固定金型12からの離型が補助
されるようになっている。
【0030】更にまた、スタンパ押えスリーブ40の軸
方向一端部(成形キャビティ14側端部)には、外周縁
部から軸方向に僅かに突出して径方向外方に延びる環状
の押え爪72が一体形成されている。そして、固定ミラ
ーブロック34の表面(キャビティ形成面)に、ピット
等の所定の情報が刻設された薄肉の円環板形状のスタン
パ74を重ね合わせた後、スタンパ押えスリーブ40が
固定金型12に組み付けられることにより、スタンパ7
4がスタンパ押えスリーブ40に外嵌されて位置決めさ
れると共に、スタンパ74の内周縁部がスタンパ押えス
リーブ40の押え爪72で外方から押さえられて、固定
側キャビティ面42上に保持せしめられるようになって
いる。なお、固定ミラーブロック34の外周縁部には、
スタンパ押えリング75が固設されており、このスタン
パ押えリング75によって、スタンパ74の外周縁部
が、固定ミラーブロック34の鏡面上に保持されるよう
になっている。
【0031】また、スタンパ押えスリーブ40の外径寸
法は、押え爪72側の軸方向端部で、スタンパ74の中
央穴径:φbよりも僅かに小さくされてスタンパ74の
中央穴に嵌合されるようになっていると共に、押え爪7
2側の軸方向端部から軸方向他方の側に向かって次第に
小径化するテーパ外周面76が、所定長さで形成されて
いる。そして、このテーパ外周面76によって、スプル
ブッシュ38と固定ミラーブロック34の間の空所に対
するスタンパ押えスリーブ40の挿入作業が容易とされ
ていると共に、スタンパ押えスリーブ40の固定ミラー
ブロック34に対する位置決め精度の向上が図られてい
る。
【0032】さらに、スタンパ押えスリーブ40の固定
金型12に対する挿入方向先端部(図中、右側先端部)
は、所定長さに亘って、外周面を周方向に延びるねじ溝
を有するウォーム部78とされていると共に、該ウォー
ム部78に対して、軸方向に延びるキー溝が形成されて
いる。そして、スタンパ押えスリーブ40が固定金型1
2に組み付けられた際、キー溝に対して、固定金型12
に固設されたキー突起80が係合されて、スタンパ押え
スリーブ40の中心軸周りの回動が阻止されて軸方向の
変位だけが許容されるようになっている。また、ウォー
ム部78には、スプルブッシュ38の外周側に配設され
て、手動回転軸82により中心軸回りに回転駆動される
環状の伝動歯車84が噛合されるようになっており、ス
タンパ押えスリーブ40を固定金型12に挿入した後、
手動回転軸82を回転させることによって、その回転力
が伝動歯車84を介してスタンパ押えスリーブ40に及
ぼされ、以て、該スタンパ押えスリーブ40が、ねじ送
り作用によって所定位置に導かれて保持されるようにな
っている。
【0033】上述の如き構造とされた成形用金型におい
ては、スプルブッシュ38の軸方向先端面に形成された
環状の段差面66によって、雌カッタが構成されてお
り、スプルブッシュ38の外周面に直接にスタンパ押え
スリーブ40が外挿装着されるようになっていることか
ら、スタンパ押えスリーブ40を小径化した場合でも、
スタンパ押えスリーブ40の内側に配設される部材の著
しい薄肉化が回避されることとなる。換言すれば、スタ
ンパ押えスリーブ40の径方向内側に配設されるのは、
スプルブッシュ38だけであり、しかも、このスプルブ
ッシュ38の軸方向先端面における径方向中間部分に、
雌カッタを構成する段差面66が形成されていることか
ら、かかるスプルブッシュ38を構成する内外スリーブ
44,46の肉厚を、強度や製作性の点で問題となる程
に小さくすることなく、スタンパ押えスリーブ40の内
外径を小さく設定することが出来るのである。
【0034】それ故、内径寸法:φbの小さなスタンパ
74を採用して、ディスク基板を成形することが可能と
なるのであり、それによって、スタンパ押えスリーブ4
0の押え爪72によってディスク基板の表面に形成され
る凹溝の位置を出来るだけ径方向内側に設定することが
可能となる。即ち、かかる成形用金型を用いてディスク
基板を成形すれば、ディスク基板の内周縁部において、
スタンパ押えスリーブ40の押え爪72によって形成さ
れる凹溝よりも内周側に位置する幅:cの環状部分に相
当する部分で、印刷やスピンコートによる接着剤塗布が
困難となるが、この環状部分の大きさは、小径のスタン
パ押えスリーブ40を採用することによって、問題とな
らない程に充分に小さく抑えることが出来るのである。
【0035】具体的には、本実施形態の成形用金型を採
用すれば、例えば、中央穴径(φa)がφ15mmのスー
パピクチャディスクの形成に際して、中央穴径(φb)
がφ22mmのスタンパを使用することが可能であり、そ
れによって、僅かにスタンパ押えスリーブ40の押え爪
72の外径寸法である略φ23mm以下の部分だけを除
く、φ23mmより外周側の全面が平坦な印刷可能面とさ
れたスーパピクチャディスク用の基板を、有利に形成す
ることが出来るのである。
【0036】従って、上述の如き成形用金型を用いれ
ば、スーパピクチャディスクや貼合せディスク用として
好適に用いられる商品価値の高いディスク基板を、有利
に製造することが可能となるのであり、スタンパ押えス
リーブ40とスプルブッシュ38の嵌挿面間にエアブロ
ー用の通路も形成されて成形品の良好なる離型性も確保
されて、品質の安定化も達成されるのである。
【0037】しかも、かかる成形用金型においては、ス
タンパ74の内周縁部が、スタンパ押えスリーブ40の
押え爪72で覆われることから、スタンパ中央穴への樹
脂材料の侵入に起因するバリ等の不良の発生も、有利に
防止されることとなる。
【0038】以上、本発明の実施形態について詳述して
きたが、これは文字通りの例示であって、本発明は、か
かる具体例にのみ限定して解釈されるものではない。
【0039】例えば、スタンパ押えスリーブは、固定金
型に対して着脱可能に取り付けられるようになっていれ
ば良く、例示の如き送りねじ機構の他、エア吸引機構や
係止機構等、各種の取り付け機構が採用可能である。
【0040】また、本発明において採用される可動金型
側の構造や、更には固定金型におけるスタンパの外周部
側の保持構造等は、何等限定されるものでなく、公知の
各種の構造が適宜に採用され得る。
【0041】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて種々なる変更,修正,改良等を
加えた態様において実施され得るものであり、また、そ
のような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、
何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、
言うまでもない。
【0042】
【発明の効果】上述の説明から明らかなように、請求項
1乃至4に記載の発明に従う構造とされたディスク成形
用金型においては、何れも、軸方向先端面に雌カッタと
しての段差面を備えた特殊な構造のスプルブッシュを採
用し、スプルブッシュの外周面上に直接にスタンパ押え
スリーブを配設せしめたことにより、小径のスタンパ押
えスリーブを採用して、中央穴が小径とされたスタンパ
を有利にセットすることが可能となったのであり、それ
故、ディスク表面の広い範囲が平坦面とされてスーパピ
クチャディスク用や貼合せディスク用等として好適に用
いられる商品価値の高いディスク基板を、有利に製造す
ることが出来るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態としてのディスク成形用金型
の要部を示す縦断面図である。
【図2】図1に示されたディスク成形用金型を構成する
固定金型12の一部を拡大して示す縦断面図である。
【符号の説明】
10 可動金型 12 固定金型 14 成形キャビティ 24 雄カッタスリーブ 30 可動側キャビティ面 38 スプルブッシュ 40 スタンパ押えスリーブ 42 固定側キャビティ面 66 段差面 72 押え爪 74 スタンパ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに型合わせされることによりディス
    ク成形用キャビティを形成する固定金型と可動金型から
    なり、該固定金型の中心部に組み付けられたスプルブッ
    シュの外周側にスタンパ押えスリーブを取外し可能に挿
    入固定し、該固定金型のキャビティ形成面に重ね合わさ
    れる円環板形状のスタンパの内周縁部を、該スタンパ押
    えスリーブに突設された環状の爪部によって保持せしめ
    るようにしたディスク成形用金型において、 前記スプルブッシュの軸方向端面の中央部分を凹陥せし
    めて環状の段差面を形成することにより、前記可動金型
    側から突出駆動される雄カッタと協働してディスク中央
    穴を打ち抜く雌カッタを構成すると共に、該スプルブッ
    シュの外周面に前記スタンパ押えスリーブを直接に外挿
    配置せしめて、それらスプルブッシュとスタンパ押えス
    リーブの嵌挿面間に、前記ディスク成形用キャビティに
    開口するエアブロー用間隙を形成したことを特徴とする
    ディスク成形用金型。
  2. 【請求項2】 前記スプルブッシュが、中心軸上にスプ
    ル孔を有する内側スリーブと、軸方向端面に前記環状の
    段差面を有する外側スリーブからなり、該内側スリーブ
    に該外側スリーブが直接に外嵌されて固着されることに
    よって構成されていると共に、それら内側スリーブと外
    側スリーブの嵌着面間に温度調節用流体の流通路が形成
    されている請求項1に記載のディスク成形用金型。
  3. 【請求項3】 前記スタンパ押えスリーブの外径寸法
    が、φ23mm以下である請求項1又は2に記載のディス
    ク成形用金型。
  4. 【請求項4】 前記スタンパ押えスリーブの外周面にお
    いて、前記環状の爪部の形成側から軸方向他方の側に向
    かって次第に小径化するテーパ面が形成されている請求
    項1乃至3の何れかに記載のディスク成形用金型。
JP5000597A 1997-03-05 1997-03-05 ディスク成形用金型 Pending JPH10247341A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010105346A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Nissei Plastics Ind Co ディスク成形用金型
JP2010253690A (ja) * 2009-04-21 2010-11-11 Mitsubishi Kagaku Media Co Ltd ディスク成形用金型及びインナスタンパホルダ

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