JPH10248228A - 直流モータ - Google Patents
直流モータInfo
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- JPH10248228A JPH10248228A JP4625697A JP4625697A JPH10248228A JP H10248228 A JPH10248228 A JP H10248228A JP 4625697 A JP4625697 A JP 4625697A JP 4625697 A JP4625697 A JP 4625697A JP H10248228 A JPH10248228 A JP H10248228A
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- magnet
- yoke
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- pair
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Links
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Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 大きい厚さのマグネットを用いずに、モータ
特性に影響を与えることなく、マグネットの永久減磁を
防ぐことによって軽量化を図る。 【解決手段】 一対のマグネット3、4の対向方向に対
して直交する方向にそれぞれ離間して対向配置された一
対のヨーク5、6を備えている直流モータ1。
特性に影響を与えることなく、マグネットの永久減磁を
防ぐことによって軽量化を図る。 【解決手段】 一対のマグネット3、4の対向方向に対
して直交する方向にそれぞれ離間して対向配置された一
対のヨーク5、6を備えている直流モータ1。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両用パワーウ
インド,パワーシート,サンルーフ等に用いられる直流
モータに関する。
インド,パワーシート,サンルーフ等に用いられる直流
モータに関する。
【0002】
【従来の技術】車両用パワーウインド,パワーシート,
サンルーフ等に用いられる直流モータとしては、図6に
示されるように、筒状のヨーク70の内側にマグネット
71、72が対向して取付けられ、これらマグネット7
1、72の内側に、ヨーク70に回転可能に支持された
アーマチュア73が配置されているものが知られてい
る。このような直流モータでは、アーマチュア73に有
するアーマチュアコアに巻回されたアーマチュアコイル
に通電されると、アーマチュアコイルが励磁されること
によって、図中に破線で示されるように、アーマチュア
73から、一方のマグネット71、ヨーク70、一方の
マグネット71、アーマチュア73に磁束が流れる一
方、アーマチュア73から、他方のマグネット72、ヨ
ーク70、他方のマグネット72、アーマチュア73に
磁束が流れる。
サンルーフ等に用いられる直流モータとしては、図6に
示されるように、筒状のヨーク70の内側にマグネット
71、72が対向して取付けられ、これらマグネット7
1、72の内側に、ヨーク70に回転可能に支持された
アーマチュア73が配置されているものが知られてい
る。このような直流モータでは、アーマチュア73に有
するアーマチュアコアに巻回されたアーマチュアコイル
に通電されると、アーマチュアコイルが励磁されること
によって、図中に破線で示されるように、アーマチュア
73から、一方のマグネット71、ヨーク70、一方の
マグネット71、アーマチュア73に磁束が流れる一
方、アーマチュア73から、他方のマグネット72、ヨ
ーク70、他方のマグネット72、アーマチュア73に
磁束が流れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した直流モータに
おいて、アーマチュア73を励磁しない状態での磁束の
流れは、一方のマグネット71、ヨーク70、他方のマ
グネット72を通るから、マグネット71、72の内部
でラジアル方向になり、それ以外では、透磁率の高いヨ
ーク70の内部を通る。これに対して、アーマチュアコ
イルを励磁することによるアーマチュア73からの磁束
の流れは、アーマチュア73、一方のマグネット71、
ヨーク70、一方のマグネット71、アーマチュア73
と、アーマチュア73、他方のマグネット72、ヨーク
70、他方のマグネット72、アーマチュア73となっ
て、アーマチュア73からの磁束のほとんどが両マグネ
ット71、72を通り抜けて、透磁率の高いヨーク70
の内部を通る。そのため、高負荷時や低温時に流れる大
電流によって、アーマチュア73が発生した減磁起磁力
が両マグネット71、72の外側のヨーク70内部を通
ることとなり、この減磁起磁力によって、マグネット7
1、72の永久減磁が起こり易くなる。そのため、この
ような直流モータでは、マグネット71、72の厚さ寸
法を大きくすることによって、減磁に対処しており、結
果的に、大きい厚さ寸法を有するマグネット71、72
によってモータ重量が増大するという問題点があった。
おいて、アーマチュア73を励磁しない状態での磁束の
流れは、一方のマグネット71、ヨーク70、他方のマ
グネット72を通るから、マグネット71、72の内部
でラジアル方向になり、それ以外では、透磁率の高いヨ
ーク70の内部を通る。これに対して、アーマチュアコ
イルを励磁することによるアーマチュア73からの磁束
の流れは、アーマチュア73、一方のマグネット71、
ヨーク70、一方のマグネット71、アーマチュア73
と、アーマチュア73、他方のマグネット72、ヨーク
70、他方のマグネット72、アーマチュア73となっ
て、アーマチュア73からの磁束のほとんどが両マグネ
ット71、72を通り抜けて、透磁率の高いヨーク70
の内部を通る。そのため、高負荷時や低温時に流れる大
電流によって、アーマチュア73が発生した減磁起磁力
が両マグネット71、72の外側のヨーク70内部を通
ることとなり、この減磁起磁力によって、マグネット7
1、72の永久減磁が起こり易くなる。そのため、この
ような直流モータでは、マグネット71、72の厚さ寸
法を大きくすることによって、減磁に対処しており、結
果的に、大きい厚さ寸法を有するマグネット71、72
によってモータ重量が増大するという問題点があった。
【0004】
【発明の目的】この発明に係わる直流モータは、モータ
特性に影響を与えることなく、大きい厚さのマグネット
を用いずに、マグネットの永久減磁を防ぐことによって
軽量化が図れる直流モータを提供することを目的として
いる。
特性に影響を与えることなく、大きい厚さのマグネット
を用いずに、マグネットの永久減磁を防ぐことによって
軽量化が図れる直流モータを提供することを目的として
いる。
【0005】
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
わる直流モータでは、ケースと、ケースに回転可能に支
持されたアーマチュアと、アーマチュアの外側に非接触
でそれぞれ対向配置された一対のマグネットと、一対の
マグネットの対向方向に対して直交する方向にそれぞれ
離間して対向配置された一対のヨークを備えている構成
としたことを特徴としている。
わる直流モータでは、ケースと、ケースに回転可能に支
持されたアーマチュアと、アーマチュアの外側に非接触
でそれぞれ対向配置された一対のマグネットと、一対の
マグネットの対向方向に対して直交する方向にそれぞれ
離間して対向配置された一対のヨークを備えている構成
としたことを特徴としている。
【0007】この発明の請求項2に係わる直流モータで
は、ケースには、アーマチュアから一対のマグネットに
それぞれ与えられた磁束の量を一対のヨークに対して減
少して付与可能な低透磁部が一対のヨークのあいだに形
成されている構成としたことを特徴としている。
は、ケースには、アーマチュアから一対のマグネットに
それぞれ与えられた磁束の量を一対のヨークに対して減
少して付与可能な低透磁部が一対のヨークのあいだに形
成されている構成としたことを特徴としている。
【0008】この発明の請求項3に係わる直流モータで
は、マグネットは、アーマチュアシャフトの軸方向に長
さ方向を有して形成され、低透磁部は、アーマチュアシ
ャフトの軸方向に沿って形成されている構成としたこと
を特徴としている。
は、マグネットは、アーマチュアシャフトの軸方向に長
さ方向を有して形成され、低透磁部は、アーマチュアシ
ャフトの軸方向に沿って形成されている構成としたこと
を特徴としている。
【0009】この発明の請求項4に係わる直流モータで
は、マグネットには、ケース側に平面状に形成された外
側縁部が備えられ、ケースの低透磁部は、マグネットの
外側縁部に沿って平面上に形成されている構成としたこ
とを特徴としている。
は、マグネットには、ケース側に平面状に形成された外
側縁部が備えられ、ケースの低透磁部は、マグネットの
外側縁部に沿って平面上に形成されている構成としたこ
とを特徴としている。
【0010】この発明の請求項5に係わる直流モータで
は、ケースには、一対のヨークおよび一対のマグネット
を内側に取付可能な固定部が一体的に形成されている構
成としたことを特徴としている。
は、ケースには、一対のヨークおよび一対のマグネット
を内側に取付可能な固定部が一体的に形成されている構
成としたことを特徴としている。
【0011】この発明の請求項6に係わる直流モータで
は、ケースと、ケースに回転可能に支持されたアーマチ
ュアシャフトと、アーマチュアシャフトに取付けられた
コンミュテータと、コンミュテータに摺接可能にして電
気的に接続されるブラシと、アーマチュアシャフトに取
付けられたアーマチュアコアと、アーマチュアコアに巻
回されているとともに、コンミュテータに電気的に接続
されたアーマチュアコイルと、アーマチュアコアの外側
に、アーマチュアコアの第1の径方向にそれぞれ離間し
て、アーマチュアコアに非接触で一対に配置された第
1、第2のマグネットと、アーマチュアコアの第1の径
方向に対して直交するアーマチュアコアの第2の径方向
にそれぞれ離間して、第1、第2のマグネットの外側に
一対に配置された第1、第2のヨークを備えている構成
としたことを特徴としている。
は、ケースと、ケースに回転可能に支持されたアーマチ
ュアシャフトと、アーマチュアシャフトに取付けられた
コンミュテータと、コンミュテータに摺接可能にして電
気的に接続されるブラシと、アーマチュアシャフトに取
付けられたアーマチュアコアと、アーマチュアコアに巻
回されているとともに、コンミュテータに電気的に接続
されたアーマチュアコイルと、アーマチュアコアの外側
に、アーマチュアコアの第1の径方向にそれぞれ離間し
て、アーマチュアコアに非接触で一対に配置された第
1、第2のマグネットと、アーマチュアコアの第1の径
方向に対して直交するアーマチュアコアの第2の径方向
にそれぞれ離間して、第1、第2のマグネットの外側に
一対に配置された第1、第2のヨークを備えている構成
としたことを特徴としている。
【0012】この発明の請求項7に係わる直流モータで
は、第1のヨークには、第1のマグネットの一端部およ
び第2のマグネットの一端部にのみ当接したマグネット
当接部が形成され、第2のヨークには、第1のマグネッ
トの他端部および第2のマグネットの他端部にのみ当接
したマグネット当接部が形成されている構成としたこと
を特徴としている。
は、第1のヨークには、第1のマグネットの一端部およ
び第2のマグネットの一端部にのみ当接したマグネット
当接部が形成され、第2のヨークには、第1のマグネッ
トの他端部および第2のマグネットの他端部にのみ当接
したマグネット当接部が形成されている構成としたこと
を特徴としている。
【0013】
【発明の作用】この発明の請求項1に係わる直流モータ
において、一対のヨークは、一対のマグネットの対向方
向に対して直交する方向にそれぞれ離間して対向配置さ
れているため、一対のヨークの端部同士のあいだを磁束
が通り難くなっている。それ故、アーマチュアからの磁
束がない状態での一対のマグネットからの磁束のほとん
どは一対のヨーク内を通るが、アーマチュアからの磁束
がある状態では一対のマグネットを通り抜ける量が少な
くなり、それによって、減磁起磁力によるマグネットの
永久減磁が起こり難い。
において、一対のヨークは、一対のマグネットの対向方
向に対して直交する方向にそれぞれ離間して対向配置さ
れているため、一対のヨークの端部同士のあいだを磁束
が通り難くなっている。それ故、アーマチュアからの磁
束がない状態での一対のマグネットからの磁束のほとん
どは一対のヨーク内を通るが、アーマチュアからの磁束
がある状態では一対のマグネットを通り抜ける量が少な
くなり、それによって、減磁起磁力によるマグネットの
永久減磁が起こり難い。
【0014】この発明の請求項2に係わる直流モータに
おいて、アーマチュアからの磁束は、低透磁部によって
一対のマグネットを通り抜けて一対のヨークに与えられ
る量が少なくなり、それによって、減磁起磁力によるマ
グネットの永久減磁が起こり難い。
おいて、アーマチュアからの磁束は、低透磁部によって
一対のマグネットを通り抜けて一対のヨークに与えられ
る量が少なくなり、それによって、減磁起磁力によるマ
グネットの永久減磁が起こり難い。
【0015】この発明の請求項3に係わる直流モータに
おいて、アーマチュアシャフトの軸方向に沿ってケース
に形成された低透磁部により、一対のヨークのあいだに
アーマチュアシャフトの軸方向に沿って磁束が通り難い
間隙が形成されている。それ故、アーマチュアからの磁
束がない状態での一対のマグネットからの磁束は低透磁
部を通らずにほとんどが一対のヨーク内を通るが、アー
マチュアからの磁束がある状態ではアーマチュアシャフ
トの軸方向に沿った低透磁部によって一対のヨークに流
れ難くなり、それによって、一対のマグネットを通り抜
ける量が少なくなり、減磁起磁力によるマグネットの永
久減磁が起こり難い。
おいて、アーマチュアシャフトの軸方向に沿ってケース
に形成された低透磁部により、一対のヨークのあいだに
アーマチュアシャフトの軸方向に沿って磁束が通り難い
間隙が形成されている。それ故、アーマチュアからの磁
束がない状態での一対のマグネットからの磁束は低透磁
部を通らずにほとんどが一対のヨーク内を通るが、アー
マチュアからの磁束がある状態ではアーマチュアシャフ
トの軸方向に沿った低透磁部によって一対のヨークに流
れ難くなり、それによって、一対のマグネットを通り抜
ける量が少なくなり、減磁起磁力によるマグネットの永
久減磁が起こり難い。
【0016】この発明の請求項4に係わる直流モータに
おいて、ケースの低透磁部は、一対のヨークのあいだに
マグネットの平面状外側縁部に沿って平面に形成されて
いる。マグネットは、湾曲状外側縁部をもつものと比べ
て中央部分の肉厚が小さくなっている。これは、アーマ
チュアからの磁束がない状態では、マグネットの中央部
を流れる磁束が少なくなり、磁気回路の最短経路として
マグネットの両端面に磁束が集まる傾向がある。したが
って、有効磁束に貢献しないマグネットの中央部を導く
ことにより、減磁起磁力によるマグネットの永久減磁が
起こり難い。
おいて、ケースの低透磁部は、一対のヨークのあいだに
マグネットの平面状外側縁部に沿って平面に形成されて
いる。マグネットは、湾曲状外側縁部をもつものと比べ
て中央部分の肉厚が小さくなっている。これは、アーマ
チュアからの磁束がない状態では、マグネットの中央部
を流れる磁束が少なくなり、磁気回路の最短経路として
マグネットの両端面に磁束が集まる傾向がある。したが
って、有効磁束に貢献しないマグネットの中央部を導く
ことにより、減磁起磁力によるマグネットの永久減磁が
起こり難い。
【0017】この発明の請求項5に係わる直流モータに
おいて、一対のヨークおよび一対のマグネットは固定部
によってケースの内側に取付られている。それ故、請求
項1の作用に加え、一対のヨークや一対のマグネットを
ケースに固定する際に、別体の取付部材を用いる必要が
ない。
おいて、一対のヨークおよび一対のマグネットは固定部
によってケースの内側に取付られている。それ故、請求
項1の作用に加え、一対のヨークや一対のマグネットを
ケースに固定する際に、別体の取付部材を用いる必要が
ない。
【0018】この発明の請求項6に係わる直流モータに
おいて、第1、第2のヨークは、アーマチュアコアの第
1の径方向に離間した第1、第2のマグネットに対して
直交するアーマチュアコアの第2の径方向に離間して配
置されているため、第1、第2のヨークのあいだを磁束
が通り難くなっている。それ故、アーマチュアコイルが
励磁されないでアーマチュアコアからの磁束がない状態
での第1、第2のマグネットからの磁束のほとんどは第
1、第2のヨーク内を通るが、アーマチュアコイルが励
磁されることによってアーマチュアコアからの磁束があ
る状態では第1、第2のマグネットを通り抜ける量が少
なくなり、減磁起磁力によるマグネットの永久減磁が起
こり難い。
おいて、第1、第2のヨークは、アーマチュアコアの第
1の径方向に離間した第1、第2のマグネットに対して
直交するアーマチュアコアの第2の径方向に離間して配
置されているため、第1、第2のヨークのあいだを磁束
が通り難くなっている。それ故、アーマチュアコイルが
励磁されないでアーマチュアコアからの磁束がない状態
での第1、第2のマグネットからの磁束のほとんどは第
1、第2のヨーク内を通るが、アーマチュアコイルが励
磁されることによってアーマチュアコアからの磁束があ
る状態では第1、第2のマグネットを通り抜ける量が少
なくなり、減磁起磁力によるマグネットの永久減磁が起
こり難い。
【0019】この発明の請求項7に係わる直流モータに
おいて、第1のヨークは、マグネット当接部が第1のマ
グネットの一端部および第2のマグネットの一端部にの
み当接し、第2のヨークは、マグネット当接部が第1の
マグネットの他端部および第2のマグネットの他端部に
のみ当接している。それ故、アーマチュアコイルが励磁
されないでアーマチュアコアからの磁束がない状態での
第1、第2のマグネットからの磁束のほとんどは第1、
第2のヨーク内を通るが、アーマチュアコイルが励磁さ
れることによってアーマチュアコアからの磁束がある状
態では第1、第2のマグネットを通り抜ける量が少なく
なり、減磁起磁力によるマグネットの永久減磁が起こり
難い。
おいて、第1のヨークは、マグネット当接部が第1のマ
グネットの一端部および第2のマグネットの一端部にの
み当接し、第2のヨークは、マグネット当接部が第1の
マグネットの他端部および第2のマグネットの他端部に
のみ当接している。それ故、アーマチュアコイルが励磁
されないでアーマチュアコアからの磁束がない状態での
第1、第2のマグネットからの磁束のほとんどは第1、
第2のヨーク内を通るが、アーマチュアコイルが励磁さ
れることによってアーマチュアコアからの磁束がある状
態では第1、第2のマグネットを通り抜ける量が少なく
なり、減磁起磁力によるマグネットの永久減磁が起こり
難い。
【0020】
【実施例】図1ないし図4には、この発明に係わる直流
モータの第1実施例が示されている。
モータの第1実施例が示されている。
【0021】図示される直流モータ1は、主として、ア
ーマチュア2、第1のマグネット(マグネット)3、第
2のマグネット(マグネット)4、第1のヨーク(ヨー
ク)5、第2のヨーク(ヨーク)6、第1のブラシ7、
第2のブラシ8、ケース9から構成されている。
ーマチュア2、第1のマグネット(マグネット)3、第
2のマグネット(マグネット)4、第1のヨーク(ヨー
ク)5、第2のヨーク(ヨーク)6、第1のブラシ7、
第2のブラシ8、ケース9から構成されている。
【0022】アーマチュア2には、アーマチュアシャフ
ト10、アーマチュアコア11、コンミュテータ12、
アーマチュアコイル13が備えられている。
ト10、アーマチュアコア11、コンミュテータ12、
アーマチュアコイル13が備えられている。
【0023】アーマチュアシャフト10は、鉄材を丸棒
状に形成したものであって、図1中の左方側である一端
側が後述するエンドブラケット14の中央に取付けられ
た第1の軸受15に挿入されているとともに、図1中の
右方側である他端部が後述するケース9の閉塞側端部に
取付けられた第2の軸受16に挿入されている。アーマ
チュアシャフト10は第1、第2の軸受15、16によ
ってケース9に回転可能に支持されている。アーマチュ
アシャフト10は一端部が負荷に結合される。
状に形成したものであって、図1中の左方側である一端
側が後述するエンドブラケット14の中央に取付けられ
た第1の軸受15に挿入されているとともに、図1中の
右方側である他端部が後述するケース9の閉塞側端部に
取付けられた第2の軸受16に挿入されている。アーマ
チュアシャフト10は第1、第2の軸受15、16によ
ってケース9に回転可能に支持されている。アーマチュ
アシャフト10は一端部が負荷に結合される。
【0024】アーマチュアシャフト10のほぼ中央に
は、軸方向に沿って突状部10aが形成されており、突
状部10aにアーマチュアコア11が固定されている。
アーマチュアコア11は、複数枚の薄い鉄板を重ね合わ
せて形成されており、外周部に予め定められたスロット
数の巻回部11aを有し、内周部がアーマチュアシャフ
ト10の突状部10aに圧入されている。
は、軸方向に沿って突状部10aが形成されており、突
状部10aにアーマチュアコア11が固定されている。
アーマチュアコア11は、複数枚の薄い鉄板を重ね合わ
せて形成されており、外周部に予め定められたスロット
数の巻回部11aを有し、内周部がアーマチュアシャフ
ト10の突状部10aに圧入されている。
【0025】アーマチュアシャフト10には、アーマチ
ュアコア11の近くにコンミュテータ12が取付けられ
ている。コンミュテータ12には、円筒形状をなすコン
ミュテータ本体12aの外周部に、上述したアーマチュ
アコア11の巻回部11aと同数のコンミュテータ片1
2bが円周方向にそれぞれ絶縁されて設けられている。
そして、コンミュテータ片12bには、アーマチュアコ
ア11の巻回部11aに巻回されたアーマチュアコイル
13が電気的に接続されている。
ュアコア11の近くにコンミュテータ12が取付けられ
ている。コンミュテータ12には、円筒形状をなすコン
ミュテータ本体12aの外周部に、上述したアーマチュ
アコア11の巻回部11aと同数のコンミュテータ片1
2bが円周方向にそれぞれ絶縁されて設けられている。
そして、コンミュテータ片12bには、アーマチュアコ
ア11の巻回部11aに巻回されたアーマチュアコイル
13が電気的に接続されている。
【0026】コンミュテータ12の外側には、第1、第
2のブラシ7、8が配置されている。第1、第2のブラ
シ7、8は、ブラシホルダ17に保持されている。ブラ
シホルダ17は、後述するケース9の開放側端部寄りに
固定されており、コンミュテータ12の外側に対向して
形成されたブラシボックス17a、17b内に第1、第
2のブラシばね18、19を介して第1、第2のブラシ
7、8がそれぞれ収容されている。第1、第2のブラシ
7、8は、第1、第2のブラシばね18、19によって
コンミュテータ12のコンミュテータ片12bに摺接さ
れることによって電気的に接続される。第1、第2のブ
ラシ7、8は、外部の制御回路に電気的に接続される。
2のブラシ7、8が配置されている。第1、第2のブラ
シ7、8は、ブラシホルダ17に保持されている。ブラ
シホルダ17は、後述するケース9の開放側端部寄りに
固定されており、コンミュテータ12の外側に対向して
形成されたブラシボックス17a、17b内に第1、第
2のブラシばね18、19を介して第1、第2のブラシ
7、8がそれぞれ収容されている。第1、第2のブラシ
7、8は、第1、第2のブラシばね18、19によって
コンミュテータ12のコンミュテータ片12bに摺接さ
れることによって電気的に接続される。第1、第2のブ
ラシ7、8は、外部の制御回路に電気的に接続される。
【0027】一方、アーマチュアコア9の外側には、一
対の第1、第2のマグネット3、4が配置されている。
第1、第2のマグネット3、4のそれぞれは、円筒を半
割状に切断した形状をなす永久磁石であって、アーマチ
ュアシャフト10の軸方向に沿って長さを有する。
対の第1、第2のマグネット3、4が配置されている。
第1、第2のマグネット3、4のそれぞれは、円筒を半
割状に切断した形状をなす永久磁石であって、アーマチ
ュアシャフト10の軸方向に沿って長さを有する。
【0028】第1のマグネット3は、図2に示されるよ
うに、アーマチュアコア11の図中上下方向となる第1
の径方向の図中上方側に配置され、第2のマグネット4
はアーマチュアコア11の第1の径方向の図中下方側に
配置されている。第1、第2のマグネット3、4は、ア
ーマチュアコア11の外側にそれぞれ離れた位置で対向
配置されている。
うに、アーマチュアコア11の図中上下方向となる第1
の径方向の図中上方側に配置され、第2のマグネット4
はアーマチュアコア11の第1の径方向の図中下方側に
配置されている。第1、第2のマグネット3、4は、ア
ーマチュアコア11の外側にそれぞれ離れた位置で対向
配置されている。
【0029】第1のマグネット3は、湾曲状をなす外側
縁部3dが後述するケース9に形成された第1固定部9
a、第3固定部9cによってケース9の天板9e側に固
定され、第2のマグネット4は、湾曲状をなす外側縁部
4dが後述するケース9に形成された第2固定部9b、
第4固定部9dによってケース9の底板9f側に固定さ
れている。
縁部3dが後述するケース9に形成された第1固定部9
a、第3固定部9cによってケース9の天板9e側に固
定され、第2のマグネット4は、湾曲状をなす外側縁部
4dが後述するケース9に形成された第2固定部9b、
第4固定部9dによってケース9の底板9f側に固定さ
れている。
【0030】第1のマグネット3は、アーマチュアコア
11側である内周側にN極が着磁され、外周側にN極に
反するS極が着磁されている。これとは異なり、第2の
マグネット4は、アーマチュアコア11側である内周側
にS極が着磁され、外周側にS極に反するN極が着磁さ
れている。
11側である内周側にN極が着磁され、外周側にN極に
反するS極が着磁されている。これとは異なり、第2の
マグネット4は、アーマチュアコア11側である内周側
にS極が着磁され、外周側にS極に反するN極が着磁さ
れている。
【0031】第1のマグネット3は、図2に示されるよ
うに、半円筒状をなす第1のマグネット本体3aの図中
左方側が第1のヨーク当接部3bになっているととも
に、第1のマグネット本体3aの図中右方側が第2のヨ
ーク当接部3cになっている。
うに、半円筒状をなす第1のマグネット本体3aの図中
左方側が第1のヨーク当接部3bになっているととも
に、第1のマグネット本体3aの図中右方側が第2のヨ
ーク当接部3cになっている。
【0032】第1のマグネット3は、第1のヨーク当接
部3bの外側に後述する第1のヨーク5が当接し、第2
のヨーク当接部3cの外側に後述する第2のヨーク6が
当接している。
部3bの外側に後述する第1のヨーク5が当接し、第2
のヨーク当接部3cの外側に後述する第2のヨーク6が
当接している。
【0033】第2のマグネット4は、図2に示されるよ
うに、半円筒状をなす第2のマグネット本体4aの図中
左方側が第1のヨーク当接部4bになっているととも
に、第2のマグネット本体4aの図中右方側が第2のヨ
ーク当接部4cになっている。
うに、半円筒状をなす第2のマグネット本体4aの図中
左方側が第1のヨーク当接部4bになっているととも
に、第2のマグネット本体4aの図中右方側が第2のヨ
ーク当接部4cになっている。
【0034】第2のマグネット4は、第1のヨーク当接
部4bの外側に後述する第1のヨーク5が当接し、第2
のヨーク当接部4cの外側に後述する第2のヨーク6が
当接している。
部4bの外側に後述する第1のヨーク5が当接し、第2
のヨーク当接部4cの外側に後述する第2のヨーク6が
当接している。
【0035】第1、第2のマグネット3、4の外側に
は、第1、第2のヨーク5、6が配置されている。第
1、第2のヨーク5、6のそれぞれは、図3に示される
ように、四角筒を半割状に切断した形状をなし、アーマ
チュアシャフト10の軸方向に沿って長さを有する。
は、第1、第2のヨーク5、6が配置されている。第
1、第2のヨーク5、6のそれぞれは、図3に示される
ように、四角筒を半割状に切断した形状をなし、アーマ
チュアシャフト10の軸方向に沿って長さを有する。
【0036】第1のヨーク5は、図2に示されるよう
に、上述したアーマチュアコア11の第1の径方向に対
して直交するアーマチュアコア11の第2の径方向の図
中左方側に配置され、第2のヨーク6は、アーマチュア
コア11の第2の径方向の図中右方側に第1のヨーク5
から離れて第1のヨーク5に対向配置されている。
に、上述したアーマチュアコア11の第1の径方向に対
して直交するアーマチュアコア11の第2の径方向の図
中左方側に配置され、第2のヨーク6は、アーマチュア
コア11の第2の径方向の図中右方側に第1のヨーク5
から離れて第1のヨーク5に対向配置されている。
【0037】第1のヨーク5には、半角筒状をなす第1
のヨーク本体5aの図2中上方側に、第1のマグネット
3の第1のヨーク当接部3bに当接可能な第1のマグネ
ット当接部5bが形成されているとともに、第1のヨー
ク本体5aの図2中下方側に、第2のマグネット4の第
1のヨーク当接部4bに当接可能な第2のマグネット当
接部5cが形成されている。
のヨーク本体5aの図2中上方側に、第1のマグネット
3の第1のヨーク当接部3bに当接可能な第1のマグネ
ット当接部5bが形成されているとともに、第1のヨー
ク本体5aの図2中下方側に、第2のマグネット4の第
1のヨーク当接部4bに当接可能な第2のマグネット当
接部5cが形成されている。
【0038】第1のヨーク5は、第1のマグネット当接
部5bが第1のマグネット3の第1のヨーク当接部3b
に当接され、第2のマグネット当接部5cが第2のマグ
ネット4の第1のヨーク当接部4bに当接されている。
部5bが第1のマグネット3の第1のヨーク当接部3b
に当接され、第2のマグネット当接部5cが第2のマグ
ネット4の第1のヨーク当接部4bに当接されている。
【0039】第2のヨーク6には、半角筒状をなす第2
のヨーク本体6aの図2中上方側に、第1のマグネット
3の第2のヨーク当接部3cに当接可能な第1のマグネ
ット当接部6bが形成されているとともに、第2のヨー
ク本体6aの図2中下方側に、第2のマグネット4の第
2のヨーク当接部4cに当接可能な第2のマグネット当
接部6cが形成されている。
のヨーク本体6aの図2中上方側に、第1のマグネット
3の第2のヨーク当接部3cに当接可能な第1のマグネ
ット当接部6bが形成されているとともに、第2のヨー
ク本体6aの図2中下方側に、第2のマグネット4の第
2のヨーク当接部4cに当接可能な第2のマグネット当
接部6cが形成されている。
【0040】第2のヨーク6は、第1のマグネット当接
部6bが第1のマグネット3の第2のヨーク当接部3c
に当接され、第2のマグネット当接部6cが第2のマグ
ネット4の第2のヨーク当接部4cに当接されている。
部6bが第1のマグネット3の第2のヨーク当接部3c
に当接され、第2のマグネット当接部6cが第2のマグ
ネット4の第2のヨーク当接部4cに当接されている。
【0041】第1、第2のヨーク5、6は、第1のヨー
ク5の第1のマグネット当接部5bが第1のマグネット
3の第1のヨーク当接部3bに当接し、第2のヨーク6
の第1のマグネット当接部6bが第1のマグネット3の
第2のヨーク当接部3cに当接してはいるが、第1のヨ
ーク5の第1のマグネット当接部5bと第2のヨーク6
の第1のマグネット当接部6bとは離れて配置されてい
るため、両者のあいだに第1の間隙部21が形成されて
いる。
ク5の第1のマグネット当接部5bが第1のマグネット
3の第1のヨーク当接部3bに当接し、第2のヨーク6
の第1のマグネット当接部6bが第1のマグネット3の
第2のヨーク当接部3cに当接してはいるが、第1のヨ
ーク5の第1のマグネット当接部5bと第2のヨーク6
の第1のマグネット当接部6bとは離れて配置されてい
るため、両者のあいだに第1の間隙部21が形成されて
いる。
【0042】そして、第1、第2のヨーク5、6は、第
1のヨーク5の第2のマグネット当接部5cが第2のマ
グネット4の第1のヨーク当接部4bに当接し、第2の
ヨーク6の第2のマグネット当接部6cが第2のマグネ
ット4の第2のヨーク当接部4cに当接してはいるが、
第1のヨーク5の第2のマグネット当接部5cと第2の
ヨーク6の第2のマグネット当接部6cとは離れて配置
されているため、両者のあいだに第2の間隙部22が形
成されている。
1のヨーク5の第2のマグネット当接部5cが第2のマ
グネット4の第1のヨーク当接部4bに当接し、第2の
ヨーク6の第2のマグネット当接部6cが第2のマグネ
ット4の第2のヨーク当接部4cに当接してはいるが、
第1のヨーク5の第2のマグネット当接部5cと第2の
ヨーク6の第2のマグネット当接部6cとは離れて配置
されているため、両者のあいだに第2の間隙部22が形
成されている。
【0043】第1のヨーク5は、第1のマグネット当接
部5bが第1のマグネット3の第1のヨーク当接部3b
に当接しているとともに、第2のマグネット当接部5c
が第2のマグネット4の第1のヨーク当接部4bに当接
しているため、アーマチュアコア11からの磁束がない
状態において、第2のマグネット4から第1のヨーク5
に与えられた磁束は、第2のマグネット4の第1のヨー
ク当接部4b、第1のヨーク5の第2のマグネット当接
部5c、第1のヨーク本体5a、第1のヨーク5の第1
のマグネット当接部5b、第1のマグネット3の第1の
ヨーク当接部3b、第2のマグネット4からなる磁気回
路を通って、磁束のほとんどが第1のヨーク5内を通過
する。
部5bが第1のマグネット3の第1のヨーク当接部3b
に当接しているとともに、第2のマグネット当接部5c
が第2のマグネット4の第1のヨーク当接部4bに当接
しているため、アーマチュアコア11からの磁束がない
状態において、第2のマグネット4から第1のヨーク5
に与えられた磁束は、第2のマグネット4の第1のヨー
ク当接部4b、第1のヨーク5の第2のマグネット当接
部5c、第1のヨーク本体5a、第1のヨーク5の第1
のマグネット当接部5b、第1のマグネット3の第1の
ヨーク当接部3b、第2のマグネット4からなる磁気回
路を通って、磁束のほとんどが第1のヨーク5内を通過
する。
【0044】第2のヨーク6は、第1のマグネット当接
部6bが第1のマグネット3の第2のヨーク当接部3c
に当接しているとともに、第2のマグネット当接部6c
が第2のマグネット4の第2のヨーク当接部4cに当接
しているため、アーマチュアコア11からの磁束がない
状態において、第2のマグネット4から第2のヨーク6
に与えられた磁束は、第2のマグネット4の第2のヨー
ク当接部4c、第2のヨーク6の第2のマグネット当接
部6c、第2のヨーク本体6a、第2のヨーク6の第1
のマグネット当接部6b、第1のマグネット3の第2の
ヨーク当接部3c、第2のマグネット4からなる磁気回
路を通って、磁束のほとんどが第2のヨーク6内を通過
する。
部6bが第1のマグネット3の第2のヨーク当接部3c
に当接しているとともに、第2のマグネット当接部6c
が第2のマグネット4の第2のヨーク当接部4cに当接
しているため、アーマチュアコア11からの磁束がない
状態において、第2のマグネット4から第2のヨーク6
に与えられた磁束は、第2のマグネット4の第2のヨー
ク当接部4c、第2のヨーク6の第2のマグネット当接
部6c、第2のヨーク本体6a、第2のヨーク6の第1
のマグネット当接部6b、第1のマグネット3の第2の
ヨーク当接部3c、第2のマグネット4からなる磁気回
路を通って、磁束のほとんどが第2のヨーク6内を通過
する。
【0045】第1の間隙部21は、アーマチュアコア1
1からの磁束があると、図4に破線で示されるように、
アーマチュアコア11、第1のマグネット3の第2のヨ
ーク当接部3c、第2のヨーク6の第1のマグネット当
接部6b、第1の間隙部21、第1のヨーク5の第1の
マグネット当接部5b、第1のマグネット3の第1のヨ
ーク当接部3b、アーマチュアコア11に通ずる磁気回
路内において、第2のヨーク6の第1のマグネット当接
部6bと第1のヨーク5の第1のマグネット当接部5b
とのあいだに配置されているため、アーマチュアコア1
1からの磁束の一部が第2のヨーク6の第1のマグネッ
ト当接部6bに与えられず、磁束のほとんどが第1のマ
グネット3内を通り抜けないようにすることによって、
第1のマグネット3に対して作用する減磁起磁力を減少
させる機能を有する。
1からの磁束があると、図4に破線で示されるように、
アーマチュアコア11、第1のマグネット3の第2のヨ
ーク当接部3c、第2のヨーク6の第1のマグネット当
接部6b、第1の間隙部21、第1のヨーク5の第1の
マグネット当接部5b、第1のマグネット3の第1のヨ
ーク当接部3b、アーマチュアコア11に通ずる磁気回
路内において、第2のヨーク6の第1のマグネット当接
部6bと第1のヨーク5の第1のマグネット当接部5b
とのあいだに配置されているため、アーマチュアコア1
1からの磁束の一部が第2のヨーク6の第1のマグネッ
ト当接部6bに与えられず、磁束のほとんどが第1のマ
グネット3内を通り抜けないようにすることによって、
第1のマグネット3に対して作用する減磁起磁力を減少
させる機能を有する。
【0046】また、第2の間隙部22は、アーマチュア
コア11からの磁束があると、図4に破線で示されるよ
うに、アーマチュアコア11、第2のマグネット4の第
2のヨーク当接部4c、第2のヨーク6の第2のマグネ
ット当接部6c、第2の間隙部22、第1のヨーク5の
第2のマグネット当接部5c、第2のマグネッ4の第1
のヨーク当接部4b、アーマチュアコア11に通ずる磁
気回路内において、第2のヨーク6の第2のマグネット
当接部6cと第1のヨーク5の第2のマグネット当接部
5cとのあいだに配置されているため、アーマチュアコ
ア11からの磁束の一部が第2のヨーク6の第2のマグ
ネット当接部6cに与えられず、磁束のほとんどが第2
のマグネット4内を通り抜けないようにすることによっ
て、第2のマグネット4に対して作用する減磁起磁力を
減少させる機能を有する。
コア11からの磁束があると、図4に破線で示されるよ
うに、アーマチュアコア11、第2のマグネット4の第
2のヨーク当接部4c、第2のヨーク6の第2のマグネ
ット当接部6c、第2の間隙部22、第1のヨーク5の
第2のマグネット当接部5c、第2のマグネッ4の第1
のヨーク当接部4b、アーマチュアコア11に通ずる磁
気回路内において、第2のヨーク6の第2のマグネット
当接部6cと第1のヨーク5の第2のマグネット当接部
5cとのあいだに配置されているため、アーマチュアコ
ア11からの磁束の一部が第2のヨーク6の第2のマグ
ネット当接部6cに与えられず、磁束のほとんどが第2
のマグネット4内を通り抜けないようにすることによっ
て、第2のマグネット4に対して作用する減磁起磁力を
減少させる機能を有する。
【0047】第1、第2のヨーク5、6は、ケース9内
に収容されている。ケース9は、樹脂を材料として筒状
に形成されたケース本体9gと、ケース本体9gの図1
中の右方側において閉塞状をなすケースエンド9hとか
らなり、ケース本体9gの図1中の左方側である開放側
端部にエンドブラケット14が固定されている。エンド
ブラケット14には、上述したように、第1の軸受15
が取付けられ、ケースエンド9hの中央に第2の軸受1
6が取付けられている。ケース本体9gの開放側端部寄
りには、上述したブラシホルダ17が固定されている。
に収容されている。ケース9は、樹脂を材料として筒状
に形成されたケース本体9gと、ケース本体9gの図1
中の右方側において閉塞状をなすケースエンド9hとか
らなり、ケース本体9gの図1中の左方側である開放側
端部にエンドブラケット14が固定されている。エンド
ブラケット14には、上述したように、第1の軸受15
が取付けられ、ケースエンド9hの中央に第2の軸受1
6が取付けられている。ケース本体9gの開放側端部寄
りには、上述したブラシホルダ17が固定されている。
【0048】そして、図2に示されるように、ケース本
体9gの図中左方側に配置された第1の側板9iの近傍
に第1固定部9a、第2固定部9bがそれぞれ形成さ
れ、ケース本体9gの図中右方側に配置された第2の側
板9jの近傍に第3固定部9c、第4固定部9dがそれ
ぞれ形成されている。
体9gの図中左方側に配置された第1の側板9iの近傍
に第1固定部9a、第2固定部9bがそれぞれ形成さ
れ、ケース本体9gの図中右方側に配置された第2の側
板9jの近傍に第3固定部9c、第4固定部9dがそれ
ぞれ形成されている。
【0049】第1、第2、第3、第4固定部9a、9
b、9c、9dは、ケース本体9gの筒方向に沿ってケ
ースエンド9hから棒状にそれぞれ突出形成されてお
り、第1固定部9aと第2固定部9bと第1の側板9i
とのあいだに第1のヨーク5の第1のヨーク本体5aが
挟持されているとともに、第3固定部9cと第4固定部
9dとのあいだに第2のヨーク6の第2のヨーク本体6
aが挟持されている。第1のヨーク5は、第1のマグネ
ット当接部5bがケース9の天板9e側に配置され、第
2のマグネット当接部5cがケース9の底板9f側に配
置されている。第2のヨーク6は、第1のマグネット当
接部6bがケース9の天板9e側に配置され、第2のマ
グネット当接部6cがケース9の底板9f側に配置され
ている。
b、9c、9dは、ケース本体9gの筒方向に沿ってケ
ースエンド9hから棒状にそれぞれ突出形成されてお
り、第1固定部9aと第2固定部9bと第1の側板9i
とのあいだに第1のヨーク5の第1のヨーク本体5aが
挟持されているとともに、第3固定部9cと第4固定部
9dとのあいだに第2のヨーク6の第2のヨーク本体6
aが挟持されている。第1のヨーク5は、第1のマグネ
ット当接部5bがケース9の天板9e側に配置され、第
2のマグネット当接部5cがケース9の底板9f側に配
置されている。第2のヨーク6は、第1のマグネット当
接部6bがケース9の天板9e側に配置され、第2のマ
グネット当接部6cがケース9の底板9f側に配置され
ている。
【0050】そして、ケース9では、第1固定部9a、
第3固定部9cと、第1のヨーク5の第1のマグネット
当接部5b、第2のヨーク6の第1のマグネット当接部
6bとのあいだに第1のマグネット3が固定され、第2
固定部9b、第4固定部9dと、第1のヨーク5の第2
のマグネット当接部5c、第2のヨーク6の第2のマグ
ネット当接部6cとのあいだに第2のマグネット4が固
定されている。
第3固定部9cと、第1のヨーク5の第1のマグネット
当接部5b、第2のヨーク6の第1のマグネット当接部
6bとのあいだに第1のマグネット3が固定され、第2
固定部9b、第4固定部9dと、第1のヨーク5の第2
のマグネット当接部5c、第2のヨーク6の第2のマグ
ネット当接部6cとのあいだに第2のマグネット4が固
定されている。
【0051】また、ケース9の天板9eにおいて、第1
のヨーク5の第1のマグネット当接部5bと第2のヨー
ク6の第1のマグネット当接部6bとのあいだに配置さ
れた第1の間隙部21に第1の低透磁部23が形成さ
れ、これとは異なり、ケース9の底板9fにおいて、第
1のヨーク5の第2のマグネット当接部5cと第2のヨ
ーク6の第2のマグネット当接部6cとのあいだに配置
された第2の間隙部22に第2の低透磁部24が形成さ
れている。第1の低透磁部23および第2の低透磁部2
4は、ケース9と同一の樹脂によって成形されている。
のヨーク5の第1のマグネット当接部5bと第2のヨー
ク6の第1のマグネット当接部6bとのあいだに配置さ
れた第1の間隙部21に第1の低透磁部23が形成さ
れ、これとは異なり、ケース9の底板9fにおいて、第
1のヨーク5の第2のマグネット当接部5cと第2のヨ
ーク6の第2のマグネット当接部6cとのあいだに配置
された第2の間隙部22に第2の低透磁部24が形成さ
れている。第1の低透磁部23および第2の低透磁部2
4は、ケース9と同一の樹脂によって成形されている。
【0052】このような構造をなす直流モータ1は、ア
ーマチュアシャフト10の一端部が負荷に結合され、第
1、第2のブラシ7、8が制御回路に接続される。
ーマチュアシャフト10の一端部が負荷に結合され、第
1、第2のブラシ7、8が制御回路に接続される。
【0053】制御回路より、第1のブラシ7にハイレベ
ルが印加され、第2のブラシ8がローレベルになると、
第1のブラシ7に当接しているひとつのコンミュテータ
片12b、このコンミュテータ片12bに電気的に接続
されているアーマチュアコイル13、このアーマチュア
コイル13に電気的に接続されている他のひとつのコン
ミュテータ片12b、第2のブラシ8に電流が流れるた
め、このアーマチュアコイル13が励磁され、アーマチ
ュアコア11から第1、第2のマグネット3、4のそれ
ぞれに向けて磁力が発生する。
ルが印加され、第2のブラシ8がローレベルになると、
第1のブラシ7に当接しているひとつのコンミュテータ
片12b、このコンミュテータ片12bに電気的に接続
されているアーマチュアコイル13、このアーマチュア
コイル13に電気的に接続されている他のひとつのコン
ミュテータ片12b、第2のブラシ8に電流が流れるた
め、このアーマチュアコイル13が励磁され、アーマチ
ュアコア11から第1、第2のマグネット3、4のそれ
ぞれに向けて磁力が発生する。
【0054】第1のマグネット3は内周側にN極が着磁
されており、第2のマグネット4は内周側にS極が着磁
されているため、アーマチュアコア11が発生した磁界
と、第1、第2のマグネット3、4が発生している磁界
とによる右ねじの法則によって、アーマチュアコア11
が回転を始める。
されており、第2のマグネット4は内周側にS極が着磁
されているため、アーマチュアコア11が発生した磁界
と、第1、第2のマグネット3、4が発生している磁界
とによる右ねじの法則によって、アーマチュアコア11
が回転を始める。
【0055】アーマチュアコア11が回転を始めること
によって、コンミュテータ12も回転し、第1、第2の
ブラシ7、8が隣り合うコンミュテータ12bに順次電
気的に接続され、アーマチュアコイル13がスロット毎
に励磁されてアーマチュアコア11より磁力が順次発生
するため、アーマチュアコア11とともにアーマチュア
シャフト10が回転を続け、アーマチュアシャフト10
に結合された負荷を作動する。
によって、コンミュテータ12も回転し、第1、第2の
ブラシ7、8が隣り合うコンミュテータ12bに順次電
気的に接続され、アーマチュアコイル13がスロット毎
に励磁されてアーマチュアコア11より磁力が順次発生
するため、アーマチュアコア11とともにアーマチュア
シャフト10が回転を続け、アーマチュアシャフト10
に結合された負荷を作動する。
【0056】そして、アーマチュアコア11から発生し
た磁束は、第1のマグネット3側で、アーマチュアコア
11、第1のマグネット3の第2のヨーク当接部3c、
第2のヨーク6の第1のマグネット当接部6b、第1の
間隙部21、第1のヨーク5の第1のマグネット当接部
5b、第1のマグネット3の第1のヨーク当接部3b、
アーマチュアコア11に通ずる磁気回路内において、第
2のヨーク6の第1のマグネット当接部6bと第1のヨ
ーク5の第1のマグネット当接部5bとのあいだに第1
の低透磁部23が配置されていることによって、アーマ
チュアコア11からの磁束の一部が第2のヨーク6の第
1のマグネット当接部6bに与えられず、磁束のほとん
どが第1のマグネット3内を通り抜けることがない。
た磁束は、第1のマグネット3側で、アーマチュアコア
11、第1のマグネット3の第2のヨーク当接部3c、
第2のヨーク6の第1のマグネット当接部6b、第1の
間隙部21、第1のヨーク5の第1のマグネット当接部
5b、第1のマグネット3の第1のヨーク当接部3b、
アーマチュアコア11に通ずる磁気回路内において、第
2のヨーク6の第1のマグネット当接部6bと第1のヨ
ーク5の第1のマグネット当接部5bとのあいだに第1
の低透磁部23が配置されていることによって、アーマ
チュアコア11からの磁束の一部が第2のヨーク6の第
1のマグネット当接部6bに与えられず、磁束のほとん
どが第1のマグネット3内を通り抜けることがない。
【0057】そしてまた、アーマチュアコア11から発
生した磁束は、第2のマグネット4側で、アーマチュア
コア11、第2のマグネット4の第2のヨーク当接部4
c、第2のヨーク6の第2のマグネット当接部6c、第
2の間隙部22、第1のヨーク5の第2のマグネット当
接部5c、第2のマグネッ4の第1のヨーク当接部4
b、アーマチュアコア11に通ずる磁気回路内におい
て、第2のヨーク6の第2のマグネット当接部6cと第
1のヨーク5の第2のマグネット当接部5cとのあいだ
に配置されていることによって、アーマチュアコア11
からの磁束の一部が第2のヨーク6の第2のマグネット
当接部6cに与えられず、磁束のほとんどが第2のマグ
ネット4内を通り抜けることがない。
生した磁束は、第2のマグネット4側で、アーマチュア
コア11、第2のマグネット4の第2のヨーク当接部4
c、第2のヨーク6の第2のマグネット当接部6c、第
2の間隙部22、第1のヨーク5の第2のマグネット当
接部5c、第2のマグネッ4の第1のヨーク当接部4
b、アーマチュアコア11に通ずる磁気回路内におい
て、第2のヨーク6の第2のマグネット当接部6cと第
1のヨーク5の第2のマグネット当接部5cとのあいだ
に配置されていることによって、アーマチュアコア11
からの磁束の一部が第2のヨーク6の第2のマグネット
当接部6cに与えられず、磁束のほとんどが第2のマグ
ネット4内を通り抜けることがない。
【0058】図5には、この発明に係わる直流モータの
第2実施例が示されている。
第2実施例が示されている。
【0059】この場合、第1のマグネット3は、外側縁
部3dが平面状をなしており、ケース9に形成された第
1固定部9a、第3固定部9cによってケース9の天板
9e側に固定されている。
部3dが平面状をなしており、ケース9に形成された第
1固定部9a、第3固定部9cによってケース9の天板
9e側に固定されている。
【0060】また、第2のマグネット4も、外側縁部4
dが平面状をなしており、ケース9に形成された第2固
定部9b、第4固定部9dによってケース9の底板9f
側に固定されている。
dが平面状をなしており、ケース9に形成された第2固
定部9b、第4固定部9dによってケース9の底板9f
側に固定されている。
【0061】そして、この場合、第1、第2のマグネッ
ト3、4は、第1実施例と比べて、平面状をなす外側縁
部3d、4dによって中央部の肉厚が小さくなってお
り、これに対して、ケース9の天板9e、底板9fは、
第1、第2のマグネット3、4の外側縁部3d、4dが
平面状をなすため、外側縁部3d、4dに対応した厚さ
寸法が大きくなり、それによって、第1、第2の低透磁
部23、24の厚さ寸法も大きくなっている。
ト3、4は、第1実施例と比べて、平面状をなす外側縁
部3d、4dによって中央部の肉厚が小さくなってお
り、これに対して、ケース9の天板9e、底板9fは、
第1、第2のマグネット3、4の外側縁部3d、4dが
平面状をなすため、外側縁部3d、4dに対応した厚さ
寸法が大きくなり、それによって、第1、第2の低透磁
部23、24の厚さ寸法も大きくなっている。
【0062】この場合の直流モータ1も、第1実施例と
同様に動作し、アーマチュアコア11からの磁束の一部
が第2のヨーク6の第1のマグネット当接部6bおよび
第2のヨーク6の第2のマグネット当接部6cに与えら
れず、磁束のほとんどが第1のマグネット3および第2
のマグネット4内を通り抜けることがない。
同様に動作し、アーマチュアコア11からの磁束の一部
が第2のヨーク6の第1のマグネット当接部6bおよび
第2のヨーク6の第2のマグネット当接部6cに与えら
れず、磁束のほとんどが第1のマグネット3および第2
のマグネット4内を通り抜けることがない。
【0063】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の請
求項1に係わる直流モータによれば、一対のヨークは、
一対のマグネットの対向方向に対して直交する方向にそ
れぞれ離間して対向配置されているため、一対のヨーク
の端部同士のあいだを磁束が通り難くなっている。それ
故、アーマチュアからの磁束がない状態での一対のマグ
ネットからの磁束のほとんどは一対のヨーク内を通る
が、アーマチュアからの磁束がある状態では一対のマグ
ネットを通り抜ける量が少なくなる。よって、減磁起磁
力によるマグネットの永久減磁が起こり難くなるから、
厚さ寸法の小さいマグネットを用いて、モータ特性に影
響を与えることなく、マグネットの永久減磁を防ぐこと
によって軽量化を図ることができるという優れた効果を
奏する。
求項1に係わる直流モータによれば、一対のヨークは、
一対のマグネットの対向方向に対して直交する方向にそ
れぞれ離間して対向配置されているため、一対のヨーク
の端部同士のあいだを磁束が通り難くなっている。それ
故、アーマチュアからの磁束がない状態での一対のマグ
ネットからの磁束のほとんどは一対のヨーク内を通る
が、アーマチュアからの磁束がある状態では一対のマグ
ネットを通り抜ける量が少なくなる。よって、減磁起磁
力によるマグネットの永久減磁が起こり難くなるから、
厚さ寸法の小さいマグネットを用いて、モータ特性に影
響を与えることなく、マグネットの永久減磁を防ぐこと
によって軽量化を図ることができるという優れた効果を
奏する。
【0064】この発明の請求項2に係わる直流モータに
よれば、アーマチュアからの磁束は、低透磁部によって
一対のマグネットを通り抜けて一対のヨークに与えられ
る量が少ない。それ故、減磁起磁力によるマグネットの
永久減磁が起こり難くなるから、厚さ寸法の小さいマグ
ネットを用いて、モータ特性に影響を与えることなく、
マグネットの永久減磁を防ぐことによって軽量化を図る
ことができるという優れた効果を奏する。
よれば、アーマチュアからの磁束は、低透磁部によって
一対のマグネットを通り抜けて一対のヨークに与えられ
る量が少ない。それ故、減磁起磁力によるマグネットの
永久減磁が起こり難くなるから、厚さ寸法の小さいマグ
ネットを用いて、モータ特性に影響を与えることなく、
マグネットの永久減磁を防ぐことによって軽量化を図る
ことができるという優れた効果を奏する。
【0065】この発明の請求項3に係わる直流モータに
よれば、アーマチュアシャフトの軸方向に沿ってケース
に形成された低透磁部により、一対のヨークのあいだに
アーマチュアシャフトの軸方向に沿って磁束が通り難い
間隙が形成されている。それ故、アーマチュアからの磁
束がない状態での一対のマグネットからの磁束は低透磁
部を通らずにほとんどが一対のヨーク内を通るが、アー
マチュアからの磁束がある状態ではアーマチュアシャフ
トの軸方向に沿った低透磁部によって一対のヨークに流
れ難くなり、それによって、一対のマグネットを通り抜
ける量が少なくなる。よって、減磁起磁力によるマグネ
ットの永久減磁が起こり難くなるから、厚さ寸法の小さ
いマグネットを用いて、モータ特性に影響を与えること
なく、マグネットの永久減磁を防ぐことによって軽量化
を図ることができるという優れた効果を奏する。
よれば、アーマチュアシャフトの軸方向に沿ってケース
に形成された低透磁部により、一対のヨークのあいだに
アーマチュアシャフトの軸方向に沿って磁束が通り難い
間隙が形成されている。それ故、アーマチュアからの磁
束がない状態での一対のマグネットからの磁束は低透磁
部を通らずにほとんどが一対のヨーク内を通るが、アー
マチュアからの磁束がある状態ではアーマチュアシャフ
トの軸方向に沿った低透磁部によって一対のヨークに流
れ難くなり、それによって、一対のマグネットを通り抜
ける量が少なくなる。よって、減磁起磁力によるマグネ
ットの永久減磁が起こり難くなるから、厚さ寸法の小さ
いマグネットを用いて、モータ特性に影響を与えること
なく、マグネットの永久減磁を防ぐことによって軽量化
を図ることができるという優れた効果を奏する。
【0066】この発明の請求項4に係わる直流モータに
よれば、ケースの低透磁部が一対のヨークのあいだにマ
グネットの平面状外側縁部に沿って平面に形成されてい
るため、マグネットの湾曲状外側縁部に沿って湾曲状に
形成されてものと比べてマグネットの中央部分の肉厚が
小さくなっている。これは、アーマチュアからの磁束が
ない状態では、マグネットの中央部を流れる磁束が少な
くなり、磁気回路の最短経路としてマグネットの両端面
に磁束が集まる傾向がある。したがって、有効磁束に貢
献しないマグネットの中央部を導くことにより、減磁起
磁力によるマグネットの永久減磁が起こり難くなるか
ら、厚さ寸法の小さいマグネットを用いて、モータ特性
に影響を与えることなく、マグネットの永久減磁を防ぐ
ことによって軽量化を図ることができるという優れた効
果を奏する。
よれば、ケースの低透磁部が一対のヨークのあいだにマ
グネットの平面状外側縁部に沿って平面に形成されてい
るため、マグネットの湾曲状外側縁部に沿って湾曲状に
形成されてものと比べてマグネットの中央部分の肉厚が
小さくなっている。これは、アーマチュアからの磁束が
ない状態では、マグネットの中央部を流れる磁束が少な
くなり、磁気回路の最短経路としてマグネットの両端面
に磁束が集まる傾向がある。したがって、有効磁束に貢
献しないマグネットの中央部を導くことにより、減磁起
磁力によるマグネットの永久減磁が起こり難くなるか
ら、厚さ寸法の小さいマグネットを用いて、モータ特性
に影響を与えることなく、マグネットの永久減磁を防ぐ
ことによって軽量化を図ることができるという優れた効
果を奏する。
【0067】この発明の請求項5に係わる直流モータに
よれば、一対のヨークおよび一対のマグネットは固定部
によってケースの内側に取付られている。それ故、請求
項1の効果に加え、一対のヨークや一対のマグネットを
ケースに固定する際に、別体の取付部材を用いる必要が
ないという優れた効果を奏する。。
よれば、一対のヨークおよび一対のマグネットは固定部
によってケースの内側に取付られている。それ故、請求
項1の効果に加え、一対のヨークや一対のマグネットを
ケースに固定する際に、別体の取付部材を用いる必要が
ないという優れた効果を奏する。。
【0068】この発明の請求項6に係わる直流モータに
よれば、第1、第2のヨークは、アーマチュアコアの第
1の径方向に離間した第1、第2のマグネットに対して
直交するアーマチュアコアの第2の径方向に離間して配
置されているため、第1、第2のヨークのあいだを磁束
が通り難くなっている。それ故、アーマチュアコイルが
励磁されないでアーマチュアコアからの磁束がない状態
での第1、第2のマグネットからの磁束のほとんどは第
1、第2のヨーク内を通るが、アーマチュアコイルが励
磁されることによってアーマチュアコアからの磁束があ
る状態では第1、第2のマグネットを通り抜ける量が少
なくなる。よって、減磁起磁力によるマグネットの永久
減磁が起こり難くなるから、厚さ寸法の小さいマグネッ
トを用いて、モータ特性に影響を与えることなく、マグ
ネットの永久減磁を防ぐことによって軽量化を図ること
ができるという優れた効果を奏する。
よれば、第1、第2のヨークは、アーマチュアコアの第
1の径方向に離間した第1、第2のマグネットに対して
直交するアーマチュアコアの第2の径方向に離間して配
置されているため、第1、第2のヨークのあいだを磁束
が通り難くなっている。それ故、アーマチュアコイルが
励磁されないでアーマチュアコアからの磁束がない状態
での第1、第2のマグネットからの磁束のほとんどは第
1、第2のヨーク内を通るが、アーマチュアコイルが励
磁されることによってアーマチュアコアからの磁束があ
る状態では第1、第2のマグネットを通り抜ける量が少
なくなる。よって、減磁起磁力によるマグネットの永久
減磁が起こり難くなるから、厚さ寸法の小さいマグネッ
トを用いて、モータ特性に影響を与えることなく、マグ
ネットの永久減磁を防ぐことによって軽量化を図ること
ができるという優れた効果を奏する。
【0069】この発明の請求項7に係わる直流モータに
よれば、第1のヨークは、マグネット当接部が第1のマ
グネットの一端部および第2のマグネットの一端部にの
み当接し、第2のヨークは、マグネット当接部が第1の
マグネットの他端部および第2のマグネットの他端部に
のみ当接している。それ故、アーマチュアコイルが励磁
されないでアーマチュアコアからの磁束がない状態での
第1、第2のマグネットからの磁束のほとんどは第1、
第2のヨーク内を通るが、アーマチュアコイルが励磁さ
れることによってアーマチュアコアからの磁束がある状
態では第1、第2のマグネットを通り抜ける量が少なく
なる。よって、減磁起磁力によるマグネットの永久減磁
が起こり難くなるから、厚さ寸法の小さいマグネットを
用いて、モータ特性に影響を与えることなく、マグネッ
トの永久減磁を防ぐことによって軽量化を図ることがで
きるという優れた効果を奏する。
よれば、第1のヨークは、マグネット当接部が第1のマ
グネットの一端部および第2のマグネットの一端部にの
み当接し、第2のヨークは、マグネット当接部が第1の
マグネットの他端部および第2のマグネットの他端部に
のみ当接している。それ故、アーマチュアコイルが励磁
されないでアーマチュアコアからの磁束がない状態での
第1、第2のマグネットからの磁束のほとんどは第1、
第2のヨーク内を通るが、アーマチュアコイルが励磁さ
れることによってアーマチュアコアからの磁束がある状
態では第1、第2のマグネットを通り抜ける量が少なく
なる。よって、減磁起磁力によるマグネットの永久減磁
が起こり難くなるから、厚さ寸法の小さいマグネットを
用いて、モータ特性に影響を与えることなく、マグネッ
トの永久減磁を防ぐことによって軽量化を図ることがで
きるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる直流モータの第1実施例の縦
断正面図である。
断正面図である。
【図2】図1に示した直流モータにおいての縦断側面図
である。
である。
【図3】図1に示した直流モータにおいてのマグネット
およびヨークの組付け関係を説明する外観斜視図であ
る。
およびヨークの組付け関係を説明する外観斜視図であ
る。
【図4】この発明に係わる直流モータにおいてのアーマ
チュアコイルによる磁束の流れを表した説明図である。
チュアコイルによる磁束の流れを表した説明図である。
【図5】この発明に係わる直流モータの第2実施例の縦
断側面図である。
断側面図である。
【図6】従来の直流モータにおいてのアーマチュアコイ
ルによる磁束の流れを表した説明図である。
ルによる磁束の流れを表した説明図である。
1 直流モータ 2 アーマチュア 3 (マグネット)第1のマグネット 3d 外側縁部 4 (マグネット)第2のマグネット 4d 外側縁部 5 (ヨーク)第1のヨーク 5b (マグネット当接部)第1のマグネット当接部 5c (マグネット当接部)第2のマグネット当接部 6 (ヨーク)第2のヨーク 6b (マグネット当接部)第1のマグネット当接部 6c (マグネット当接部)第2のマグネット当接部 7 (ブラシ)第1のブラシ 8 (ブラシ)第2のブラシ 9 ケース 9a (固定部)第1固定部 9b (固定部)第2固定部 9c (固定部)第3固定部 9d (固定部)第4固定部 10 アーマチュアシャフト 11 アーマチュアコア 12 コンミュテータ 13 アーマチュアコイル 23 (低透磁部)第1の低透磁部 24 (低透磁部)第2の低透磁部
Claims (7)
- 【請求項1】 ケースと、 上記ケースに回転可能に支持されたアーマチュアと、 上記アーマチュアの外側に非接触でそれぞれ対向配置さ
れた一対のマグネットと、 上記一対のマグネットの対向方向に対して直交する方向
にそれぞれ離間して対向配置された一対のヨークを備え
ていることを特徴とする直流モータ。 - 【請求項2】 ケースには、アーマチュアから一対のマ
グネットにそれぞれ与えられた磁束の量を一対のヨーク
に対して減少して付与可能な低透磁部が一対のヨークの
あいだに形成されていることを特徴とする請求項1に記
載の直流モータ。 - 【請求項3】 マグネットは、アーマチュアシャフトの
軸方向に長さ方向を有して形成され、 低透磁部は、アーマチュアシャフトの軸方向に沿って形
成されていることを特徴とする請求項2に記載の直流モ
ータ。 - 【請求項4】 マグネットには、ケース側に平面状に形
成された外側縁部が備えられ、ケースの低透磁部は、マ
グネットの外側縁部に沿って平面上に形成されているこ
とを特徴とする請求項3に記載の直流モータ。 - 【請求項5】 ケースには、一対のヨークおよび一対の
マグネットを内側に取付可能な固定部が一体的に形成さ
れていることを特徴とする請求項4に記載の直流モー
タ。 - 【請求項6】 ケースと、 上記ケースに回転可能に支持されたアーマチュアシャフ
トと、 上記アーマチュアシャフトに取付けられたコンミュテー
タと、 上記コンミュテータに摺接可能にして電気的に接続され
るブラシと、 上記アーマチュアシャフトに取付けられたアーマチュア
コアと、 上記アーマチュアコアに巻回されているとともに、上記
コンミュテータに電気的に接続されたアーマチュアコイ
ルと、 上記アーマチュアコアの外側に、該アーマチュアコアの
第1の径方向にそれぞれ離間して、アーマチュアコアに
非接触で一対に配置された第1、第2のマグネットと、 上記アーマチュアコアの第1の径方向に対して直交する
アーマチュアコアの第2の径方向にそれぞれ離間して、
上記第1、第2のマグネットの外側に一対に配置された
第1、第2のヨークを備えていることを特徴とする直流
モータ。 - 【請求項7】 第1のヨークには、第1のマグネットの
一端部および第2のマグネットの一端部にのみ当接した
マグネット当接部が形成され、第2のヨークには、第1
のマグネットの他端部および第2のマグネットの他端部
にのみ当接したマグネット当接部が形成されていること
を特徴とする請求項6に記載の直流モータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4625697A JPH10248228A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 直流モータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4625697A JPH10248228A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 直流モータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10248228A true JPH10248228A (ja) | 1998-09-14 |
Family
ID=12742118
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4625697A Pending JPH10248228A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 直流モータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10248228A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8013489B2 (en) * | 2005-05-27 | 2011-09-06 | Minebea Motor Manufacturing Corporation | Small DC motor |
| JP2013022303A (ja) * | 2011-07-22 | 2013-02-04 | Hitachi Appliances Inc | 電気掃除機及びその吸込具 |
| JP2015019830A (ja) * | 2013-07-19 | 2015-02-02 | 日立アプライアンス株式会社 | 電気掃除機 |
| CN105048689A (zh) * | 2015-09-06 | 2015-11-11 | 刘小波 | 一种直流永磁有刷电机 |
-
1997
- 1997-02-28 JP JP4625697A patent/JPH10248228A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8013489B2 (en) * | 2005-05-27 | 2011-09-06 | Minebea Motor Manufacturing Corporation | Small DC motor |
| US8183730B2 (en) | 2005-05-27 | 2012-05-22 | Minebea Motor Manufacturing Corporation | Motor |
| US8264112B2 (en) | 2005-05-27 | 2012-09-11 | Minnebea Motor Manufacturing Corporation | Motor |
| US9124162B2 (en) | 2005-05-27 | 2015-09-01 | Minebea Co., Ltd. | Motor |
| US10069391B2 (en) | 2005-05-27 | 2018-09-04 | Minebea Mitsumi Inc. | Motor |
| US11444523B2 (en) | 2005-05-27 | 2022-09-13 | Minebea Mitsumi Inc. | Motor |
| US12074488B2 (en) | 2005-05-27 | 2024-08-27 | Minebea Mitsumi Inc. | Motor |
| JP2013022303A (ja) * | 2011-07-22 | 2013-02-04 | Hitachi Appliances Inc | 電気掃除機及びその吸込具 |
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| CN105048689A (zh) * | 2015-09-06 | 2015-11-11 | 刘小波 | 一种直流永磁有刷电机 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050201 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050208 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050614 |