JPH10249220A - 籾摺ロール間隙の制御装置 - Google Patents

籾摺ロール間隙の制御装置

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JPH10249220A
JPH10249220A JP5617897A JP5617897A JPH10249220A JP H10249220 A JPH10249220 A JP H10249220A JP 5617897 A JP5617897 A JP 5617897A JP 5617897 A JP5617897 A JP 5617897A JP H10249220 A JPH10249220 A JP H10249220A
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Koichi Hachitsuka
浩一 八塚
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Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】籾摺ロ−ルの初期間隙設定制御の精度向上。 【解決手段】運転/停止スイッチ36のON・OFF操
作の有無が検出され、運転/停止スイッチ36のON状
態を検出し、ON検出状態が所定時間継続すると、負荷
電流センサ39による主モータタ38の検出負荷電流値
と基準値とを比較して、検出負荷電流値が基準値より高
いときには主モータ38の駆動状態と判定し、低いとき
には停止状態と判定し、駆動・停止状態の判定がなされ
る。次いで、主モータ38の駆動状態の場合には、所定
時間経過したか否かを判定し、所定時間経過すると、籾
摺ロール7,7の初期間隙設定制御に移行する。 【効果】主モータ38の非駆動状態でのロ−ル間隙初期
設定制御を中止できて、非駆動状態の籾摺ロール7,7
に籾を供給する等のトラブルを未然に防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、籾摺ロール間隙
の制御装置の改良に関する。
【0002】
【従来技術】インバータで制御するモ−タで籾摺ロ−ル
を駆動する従来装置にあっては、インバータにON・O
FFスイッチが直接接続されていて、制御手段でインバ
ータのON・OFF制御ができない構成であった。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】この発明は、インバ
ータを制御部でON/OFF制御する構成とし、このよ
うな場合に発生する籾摺選別機の自動制御運転上の不具
合を解消しようとするもので、更に具体的には、籾摺ロ
−ル駆動用モ−タの駆動状態の判定を正確化し、籾摺ロ
−ルの駆動されていない状態でのロ−ル間隙制御への移
行を中止しようとするものである。
【0004】
【問題を解決するための手段】このような技術的課題を
解決するためのこの発明の技術手段は、インバータ37
で制御する主モータ38で籾摺ロール7,7を駆動する
籾摺ロール駆動手段と、インバータ37をON/OFF
制御するインバータ制御手段と、前記インバータ制御手
段に接続されている運転/停止スイッチ36と、前記運
転/停止スイッチ36のON/OFF状態を検出する運
転/停止スイッチ操作検出手段と、前記主モータ38の
負荷電流値を検出する負荷電流センサ39と、主モータ
38の駆動/停止を判定する主モータ駆動/停止判定手
段と、籾摺ロール7,7の初期間隙を自動調節設定する
ロール間隙初期設定手段と、前記主モータ駆動/停止判
定手段における主モータ38の駆動検出から所定時間経
過後に前記ロール間隙初期設定手段の作動を開始するロ
ール間隙初期設定作動開始手段と、からなる籾摺ロール
間隙の制御装置の構成とした。
【0005】
【作用】運転/停止スイッチ36のON・OFF操作の
有無が検出され、運転/停止スイッチ36のON状態を
検出し、ON検出状態が所定時間継続すると、例えば、
負荷電流センサ39による主モータタ38の検出負荷電
流値と基準値とを比較して、検出負荷電流値が基準値よ
り高いときには主モータ38の駆動状態と判定し、低い
ときには停止状態と判定し、主モータ38の駆動・停止
状態の判定がなされる。次いで、主モータ38の駆動状
態の場合には、所定時間経過したか否かを判定し、所定
時間経過すると、籾摺ロール7,7の初期間隙設定制御
に移行する。
【0006】
【発明の効果】この発明は、主モータ38の駆動状態を
検出し所定時間後に籾摺ロールの初期間隙設定制御を開
始するので、主モータ38の非駆動状態でのロ−ル間隙
初期設定制御を中止できて、非駆動状態の籾摺ロール
7,7に籾を供給する等のトラブルを未然に防止でき
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に示すこの発明の実施
例について説明する。まず、図1に基づいて、籾摺選別
機の全体構成を説明する。籾摺選別機は、籾摺をする籾
摺部1,籾摺部1からの摺落米を風選する摺落米風選部
2,摺落米風選部2での風選後の混合米を分離選別する
揺動選別装置3(回転選別筒型,万石型でもよい。),
混合米揚穀機4,玄米揚穀機5等により構成されてい
る。
【0008】籾摺部1は、籾ホッパ6,籾摺ロール7,
7等の内装されている籾摺室8で構成されている。摺落
米風選部2は、摺落米風選箱9,摺落米風選箱9内に斜
設されている摺落米風選路10,粃受樋11,摺落米受
樋12,吸引フアン13,排塵筒14等で構成されてい
る。次に、揺動選別装置3について説明する。多段の揺
動選別板15,15,…には、板面に選別用の凹凸が形
成されていて、縦方向の一側が高い供給側、その反対の
他側が低い排出側となり、横方向の一側を高い揺上側、
その反対側を低い揺下側とし、揺動選別板15の縦方向
及び横方向ともに傾斜した構成とし、揺動アーム・揺動
装置等で横方向斜め上下に往復揺動される構成である。
【0009】この揺動選別板15における縦方向の供給
側に構成されている供給口に、摺落米受樋12,混合米
揚穀機4,分配供給樋16及び分配ケース17を経て、
混合米が供給される構成である。揺動選別板15に供給
された混合米は、粒形の大小,比重の大小,摩擦係数の
大小等の関係で、比重の重い小形の玄米は横方向の揺上
側に偏流分布し、玄米に比較して大きく比重の軽い籾
は、横方向の揺下側に偏流分布し、その中間部には分離
されない籾・玄米の混合米が偏流分布し、これらの穀粒
は、揺動選別板15の排出側に対向して設けられている
玄米仕切板18及び籾仕切板19で仕切られる。
【0010】玄米仕切板18で仕切られた玄米は、玄米
取出樋20,玄米流路21,玄米揚穀機5を経て機外に
取り出され、また、混合米は混合米取出樋22,混合米
流路23,摺落米受樋12,混合米揚穀機4,混合米ホ
ッパ24,分配供給樋16,分配ケース17を経て、揺
動選別板15に再度供給されて再選別され、また、籾は
籾取出樋25,籾流路26,籾揚穀機27を経て籾摺部
1に揚穀還元されて、再度の籾摺がなされる構成であ
る。
【0011】なお、図面は省略したが、混合米ホッパ2
4と籾摺部1の籾供給調節弁28とはリンク等の連動部
材を介して連動連結されていて、混合米ホッパ24が穀
粒量の増減により下動あるいは上動すると、籾供給調節
弁28が関連的に減少側あるいは増加側に調節される構
成である。図2は籾摺ロール7,7のロール間隙を調節
するロ−ル間隙調節装置の周知構成を示すもので、ロー
ル間隙調節モータ29を正転あるいは逆転することによ
り、ロール間隙調節手段30を介してロール間隙が開閉
調節される。
【0012】次に、図3に基づきマイクロコンピュータ
内臓の制御部31へのセンサ類,スイッチ類の入力構
成、並びに、アクチュエータの接続構成を説明する。コ
ントロールボックス32には制御部31が内装されてい
て、制御部31には、籾ホッパ6の穀粒の有無を検出す
るグレンセンサ33,籾供給調節弁28の弁開度を検出
する弁開度センサ34,揺動選別板15の揺動回転状態
を検出する揺動回転センサ35(例えば、揺動クラッチ
の入切で検出する。),運転/停止スイッチ36が、入
力インターフエイスを経由して夫れ夫れ接続されてい
る。また、制御部31には出力回路を経由して、前記ロ
ール間隙調節モータ29が接続されている。
【0013】三相200ボルトあるいは単相200ボル
トの商用電源のR相,S相,T相をインバータ37に接
続し、インバータ37の二次側からu相,v相,w相が
主モータ38に接続されている。u相,v相,w相は負
荷電流センサ39で夫れ夫れ負荷電流値が検出されて、
制御部31に入力される構成である。制御部31からO
N・OFF回路40がインバータ37に接続されてい
る。しかして、前記運転/停止スイッチ36のON・O
FF信号が制御部31に入力されると、制御部31を経
由してインバータ37に入力され、インバータ37をO
N・OFF制御される。また、主モータ38が過負荷電
流値を検出すると、制御部31からの停止指令がインバ
ータ37に送られ、インバータ37は停止する。
【0014】次に、図4のフローに基づき制御部31の
制御内容について説明する。本制御がスタートすると、
運転/停止スイッチ36のON・OFF入力の有無を検
出し、運転/停止スイッチ36がON操作されてON入
力を検出し、ON出力が所定時間継続すると、主モータ
38の駆動/停止を判定する。主モータ38が駆動状態
と判定された場合には、所定時間(例えば、3秒)経過
したか否かを判定し、所定時間経過すると、籾摺ロール
7,7の初期間隙設定制御に移行する。
【0015】また、前記判定で主モータ38が停止判定
のままの場合には、制御部31から所定回数のON出力
がなされたか否かを判定し、所定回数にわたりON操作
されたが主モ−タ38の駆動状態と判定できないときに
は異常と判定し、表示装置(図示省略)に異常表示をす
る。異常表示に際しては、運転/停止スイッチ36の入
力のあった旨を表示するように、例えば、「運転/停止
スイッチ36ON操作あり」の表示をする。従って、オ
ペレータに不具合内容を知らせることができて、点検整
備が容易となる。
【0016】なお、主モータ38の駆動状態・停止状態
の判定は、例えば、負荷電流センサ39で主モータ38
の負荷電流値を検出して制御部31に入力し、検出負荷
電流値と基準値(無負荷電流値より低い所定値)とを比
較し、検出負荷電流値が基準値より高いと主モータ38
の駆動状態と判定する。また、籾摺ロール7,7の初期
間隙設定制御は、例えば、次のようにしてなされる。ま
ず、ロール間隙を開調節して、負荷電流センサ39の検
出負荷電流値が変化しなくなると、籾摺ロール7,7の
非接触状態と判定して開調節を停止し、次いで、ロール
間隙を閉調節して負荷電流センサ39が負荷電流値の増
加を検出すると、籾摺ロール7,7の微接触と判定して
閉調節を停止し、次いで、ロール間隙を所定時間にわた
り開調節して、所定の初期間隙(例えば、1mm)に調
節設定する。
【0017】ロ−ル間隙の初期設定制御が終了すると、
次いで、負荷電流値基準によるロール間隙の制御に移行
する。本制御に移行すると、所定時間(例えば、5分)
の作業安定待ち行程に移行し、その間は籾摺ロール7,
7のロール間隙の開閉調節を停止し、ロール間隙を固定
状態として籾摺作業がなされる。所定時間が終了する
と、開度センサ34で籾供給調節弁28の弁開度が検出
されて制御部31に送られて、籾供給調節弁28の当該
弁開度に対応する基準負荷電流値が算出決定される。次
いで、負荷電流センサ39の検出負荷電流値と基準負荷
電流値が比較されて、検出負荷電流値が基準負荷電流値
より高い(あるいは、低い)場合には、ロール間隙調節
モータ29を所定時間(例えば、200mSEC)開側
(あるいは閉側)に調節し、検出負荷電流値を基準負荷
電流値へ復帰するように関連的にロール間隙制御がなさ
る。また、検出負荷電流値が基準負荷電流値の範囲内で
あれば、制御指令は出されず、そのままのロール間隙を
維持しながら籾摺作業を継続する。
【0018】従来のインバータを組み込んだ籾摺選別機
にあっては、インバータにON・OFFスイッチが直接
接続されていて、制御部によりインバータのON・OF
F制御ができない構成であり、制御部でインバータのO
N/OFFができなかった。この実施例では、前記のよ
うに、制御部31でインバータ37をON/OFF制御
する構成とし、主モータ38が確実に駆動したことを検
出した、所定時間後に籾摺ロールの初期間隙設定制御を
開始するので、主モータ38が駆動しない状態での初期
間隙設定を中止できて、駆動されない籾摺ロール7,7
に籾を供給する等のトラブルを未然に防止するととも
に、負荷電流センサ39の検出が正確化し初期間隙設定
制御の制御が向上する。
【0019】次に、図5に基づき他の異常表示制御につ
いて説明する。本制御がスタートすると、主モータ38
の駆動/停止の判定行程に移行し、負荷電流センサ39
の検出負荷電流値と基準値とを比較して、検出負荷電流
値が高いときには主モータ38の駆動と判定し、低いと
きには停止と判定する。主モータ38の停止と判定した
場合には、インバータの駆動/停止判定行程に移行し、
インバータコントロールフラグは0か否かの判定をし、
インバータコントロールフラグが1のときには、主モー
タ38の駆動状態であるので、表示装置(図示省略)に
「インバータの異常による主モータの停止」である旨の
表示をする。また、インバータコントロールフラグ0の
ときには、主モータ38は停止状態であるのでリターン
し、主モ−タ38の駆動/停止の判定を繰り返す。
【0020】従来のインバータを組み込んだ籾摺選別機
にあっては、インバータにON・OFFスイッチが直接
接続されていて、制御部でインバータのON・OFF制
御をできない構成であった。従って、インバータの過負
荷で主モータが停止しても、制御部では認識できないた
め、異常表示ができない構成であった。この実施例で
は、制御部31でインバータ37のON・OFF制御を
しているので、制御部31からの停止信号が出力してい
ないのにインバータ37が停止しているときには、イン
バータ37の異常と判定できて、その後の点検整備が容
易となる。
【0021】次に、図6について説明する。例えば、三
相200ボルトの商用電源がインバータ37を経由して
主モータ38に供給され、商用電源から分岐された制御
用電源が制御部31に供給される。コントロールボック
ス32内の制御部31には、入力インターフエイスを経
由して、グレンセンサ33,弁開度センサ34,揺動回
転センサ35,運転/停止スイッチ36が夫れ夫れ接続
されており、制御部31から出力インターフエイスを経
由してロール間隙調節モータ29が接続されている。そ
して、インバータ37にON/OFF信号を送るケーブ
ル40の端部を接続器を介して、運転/停止スイッチ3
6に接続したり、あるいは、制御部31に接続する構成
としている。
【0022】しかして、通常ではケーブル40を制御部
31側に接続し、コントロールボックス32内の制御部
31が故障したときには、実線で示すように、ケ−ブル
40を運転/停止スイッチ36側に接続し、運転/停止
スイッチ36でインバータ37をON/OFF操作し運
転する。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の切断側面図
【図2】切断側面図
【図3】ブロック図
【図4】フローチャート
【図5】フローチャート
【図6】ブロック図
【符号の説明】
1…籾摺部,2…摺落米風選部,3…揺動選別装置,4
…混合米揚穀機,5…玄米揚穀機,6…籾ホッパ,7…
籾摺ロール,8…籾摺室,9…摺落米風選箱,10…摺
落米風選路,11…粃受樋,12…摺落米受樋,13…
吸引フアン,14…排塵筒,15…揺動選別板,16…
分配供給樋,17…分配ケース,18…玄米仕切板,1
9…籾仕切板,20…玄米取出樋,21…玄米流路,2
2…混合米取出樋,23…混合米流路,24…混合米ホ
ッパ,25…籾取出樋,26…籾流路,27…籾揚穀
機,28…籾供給調節弁,29…ロール間隙調節モー
タ,30…ロール間隙調節手段,31…制御部,32…
グレンセンサ,33…グレンセンサ,34…弁開度セン
サ,35…揺動回転センサ,36…運転/停止スイッ
チ,37…インバータ,38…主モータ,39…負荷電
流センサ,40…ケーブル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インバータ37で制御する主モータ3
    8で籾摺ロール7,7を駆動する籾摺ロール駆動手段
    と、インバータ37をON/OFF制御するインバータ
    制御手段と、前記インバータ制御手段に接続されている
    運転/停止スイッチ36と、前記運転/停止スイッチ3
    6のON/OFF状態を検出する運転/停止スイッチ操
    作検出手段と、前記主モータ38の負荷電流値を検出す
    る負荷電流センサ39と、主モータ38の駆動/停止を
    判定する主モータ駆動/停止判定手段と、籾摺ロール
    7,7の初期間隙を自動調節設定するロール間隙初期設
    定手段と、前記主モータ駆動/停止判定手段における主
    モータ38の駆動検出から所定時間経過後に前記ロール
    間隙初期設定手段の作動を開始するロール間隙初期設定
    作動開始手段と、からなる籾摺ロール間隙の制御装置。
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