JPH10249726A - 砥石の先端の自動計測方法およびその装置 - Google Patents

砥石の先端の自動計測方法およびその装置

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JPH10249726A
JPH10249726A JP6349197A JP6349197A JPH10249726A JP H10249726 A JPH10249726 A JP H10249726A JP 6349197 A JP6349197 A JP 6349197A JP 6349197 A JP6349197 A JP 6349197A JP H10249726 A JPH10249726 A JP H10249726A
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JP
Japan
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grindstone
radius
reference piece
measured
tip
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JP6349197A
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English (en)
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Yoichi Shomura
洋一 正村
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Amada Wasino Co Ltd
Original Assignee
Amada Wasino Co Ltd
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 研削盤において先端が丸形状の砥石19の丸
形状部の半径及び先端位置を容易に自動的に計測する。 【解決手段】 たとえ先端が丸形状の砥石19であって
も、この砥石19の丸形状部を円形断面の基準片37に
少なくとも3箇所接触させ、センサ39により砥石19
と基準片37との各接触点の前後方向と上下方向の座標
を計測する。この3箇所以上の計測座標に基づいて砥石
19の丸形状部の半径及び前記基準片37の中心位置座
標が演算処理装置35で計算される。この計算値に基づ
いて得た前記基準片37の前後方向の中心位置の上方
に、砥石19の先端半径の中心位置を合わせるように移
動する。次いで砥石19を下降して砥石19の先端を基
準片37の頂点位置に接触させ、このときの上下方向の
座標が計測されることから、砥石19の丸形状部の半径
寸法及び先端位置が自動的に計測される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、研削盤において先
端が丸形状の砥石の丸形状部の半径及び先端位置を自動
的に計測する方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、研削盤では仕上げ加工時には先端
が丸形状の砥石が用いられる。この種の砥石の先端の形
状やワークと砥石との位置関係は、通常、カーボンやダ
ミーワークなどの材料を試し研削し、この研削された材
料の研削形状を作業者が投影検査機で確認することによ
りなされている。
【0003】また、現在、平面研削盤のテーブル上の基
準片を用いて、この基準片に設けられているセンサによ
り砥石の先端の位置を測定するシステムがあるが、この
システムは主として先端が平形状の砥石の端面と側面と
を計測するものであり、先端が丸形状の砥石には対応し
ていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の砥石の先端位置の自動計測方法およびその装置にお
いては、ダミーワークを加工した後、このワークの研削
形状を投影検査機などで確認するために、平板研削盤で
は別に投影検査機が必要になるという問題があった。
【0005】ダミーワークの研削形状の半径寸法はチャ
ート上に描かれた円に合わせて確認するので、人による
誤差が発生するという問題があった。
【0006】先端が丸形状の砥石を基準片に接触させ、
この接触を前記基準片に取付けられているセンサにより
検知して砥石の位置を計測する方法では、最初の位置合
わせ時に基準片と砥石の中心を合わせる必要があるが、
砥石の先端が丸形状でしかも基準片も丸形状であること
から砥石と基準片とは点接触となるので、砥石の先端が
基準片の頂点からずれると砥石の上下位置もずれるとい
う問題があった。
【0007】本発明は叙上の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的は、研削盤において先端が丸形状
の砥石の丸形状部の半径及び先端位置を容易に計測する
砥石の先端の自動計測方法およびその装置を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の砥石の先端の自動計測方法
は、先端が丸形状の砥石の丸形状部を、研削盤の所定位
置にある円形断面の基準片に少なくとも3箇所接触させ
たときの前記砥石の予め指定した位置における各上下方
向及び前後方向の座標値を計測し、この計測された計測
座標値に基づいて円軌跡を求めた後、この円軌跡の半径
を求め、この円軌跡の半径から基準片の半径を減算して
前記砥石の丸形状部の半径を求め、次いで、この砥石の
丸形状部の先端を前記基準片の頂点位置に接触せしめる
べく下降すると共にこの接触点の上下方向の座標値を計
測し、前記基準片の円形断面の左右のどちらか一方の側
面位置に砥石の丸形状部を接触させて砥石の側面の座標
値も計測することにより、前記砥石の丸形状部の半径寸
法及び先端位置を自動的に計測することを特徴とするも
のである。
【0009】したがって、たとえ先端が丸形状の砥石で
あっても、この砥石の丸形状部を円形断面の基準片に少
なくとも3箇所接触させたときの前記砥石の予め指定し
た位置における各上下方向及び前後方向の座標値が計測
されると、この計測された計測座標値が例えば演算処理
装置に入力され、この演算処理装置に予め入力されてい
る計算式に基づいて前記砥石の丸形状部の半径が計算さ
れる。
【0010】次いで、この砥石の丸形状部の先端を前記
基準片の頂点位置に接触してこの接触点の上下方向の座
標値を計測すると共に前記基準片の円形断面の左右のど
ちらか一方の側面位置に砥石の丸形状部を接触させてこ
の接触点の座標値も計測することにより、前記砥石の丸
形状部の半径寸法の計算値が補正されると共に砥石の丸
形状部の先端位置が自動的に計測される。
【0011】請求項2によるこの発明の砥石の先端の自
動計測装置は、テーブルを左右方向に移動自在に設け、
砥石を上下方向及び前後方向に移動自在に設けてなる研
削盤において、先端が丸形状の砥石を上下動する上下動
手段と、この上下動手段により移動される前記砥石の上
下方向の位置を検出する上下位置検出手段と、前記砥石
を前後動する前後動手段と、この前後動手段により移動
される前記砥石の前後方向の位置を検出する前後位置検
出手段と、研削盤の所定位置にある円形断面の基準片
と、この基準片に前記砥石が接触したことを検出するセ
ンサと、前記砥石を基準片の少なくとも3箇所接触させ
たときの予め指定した位置における各上下方向及び前後
方向の座標値を前記センサにより検出して計測し、この
計測された計測座標値に基づいて円軌跡を計算した後、
この円軌跡の半径を求め、この円軌跡の半径から基準片
の半径を減算して前記砥石の丸形状部の半径を計算し、
次いでこの砥石の丸形状部の先端を前記基準片の頂点位
置に接触せしめるべく下降すると共にこの接触点の上下
方向の座標値を計測し、前記基準片の円形断面の左右の
どちらか一方の側面位置に砥石の丸形状部を接触させて
砥石の側面の座標値も計測して前記砥石の丸形状部の半
径寸法及び先端位置を自動的に計測する制御装置と、か
ら構成されてなることを特徴とするものである。
【0012】したがって、請求項1記載の作用と同様で
あり、砥石の丸形状部が円形断面の基準片に接触したこ
とがセンサにより検出されるので、このときの前記接触
点の前後方向と上下方向の座標が上下位置検出手段と前
後位置検出手段により容易に計測される。
【0013】この砥石の丸形状部を円形断面の基準片に
少なくとも3箇所接触させたときの前記砥石の予め指定
した位置における各上下方向及び前後方向の座標値が計
測されると、この計測された計測座標値が演算処理装置
に予め入力されている計算式に基づいて前記砥石の丸形
状部の半径が計算される。
【0014】次いで、この砥石の丸形状部の先端を前記
基準片の頂点位置に接触してこの接触点の上下方向の座
標値を計測すると共に前記基準片の円形断面の左右のど
ちらか一方の側面位置に砥石の丸形状部を接触させてこ
の接触点の座標値も計測することにより、前記砥石の丸
形状部の半径寸法の計算値が補正されると共に砥石の丸
形状部の先端位置が自動的に計測される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の砥石の先端位置の
自動計測方法およびその装置の実施の形態について、図
面を参照して説明する。
【0016】図4を参照するに、本実施の形態に係わる
研削盤としての例えば平面研削盤1は、箱型形状のベッ
ド3上にZ軸方向(図4において左右方向)へ延伸した
ガイドレール5が設けられており、このガイドレール5
に案内されて油圧シリンダ(図示省略)によってZ軸方
向へ往復動自在なテーブル7が前記ガイドレール5に設
けられている。
【0017】前記ベッド3の後方には、図1に示されて
いるようにサーボモータ等のX軸駆動モータ9(前後駆
動手段)によりX軸方向(図4において前後方向)へ移
動自在なコラム11が設けられている。
【0018】前記コラム11にはY軸方向(図4におい
て上下方向)へ延伸したガイド部材13が取付けられて
おり、このガイド部材13に案内されて図1に示されて
いるようにサーボモータ等のY軸駆動モータ15(上下
駆動手段)によりY軸方向へ移動自在な砥石ヘッド17
が前記コラム11に設けられている。
【0019】前記砥石ヘッド17には砥石回転用駆動モ
ータ(図示省略)により回転自在な砥石19が装着され
ている。
【0020】また、ベッド3の右側面には平面研削盤1
を自動制御させるNC装置23(制御装置)が取り付け
られており、このNC装置23には図1に示されている
ように前記X軸駆動モータ9とY軸駆動モータ15が電
気的に接続されており、さらに前記テーブル7をZ軸方
向へ往復動せしめる油圧シリンダ(図示省略)も前記N
C装置23に電気的に接続されている。
【0021】また、図1に示されているように、前記コ
ラム11のX軸方向の位置を検出する前後位置検出手段
25と、砥石ヘッド17のY軸方向の位置を検出する上
下位置検出手段27が設けられており、この前後位置検
出手段25及び上下位置検出手段27はそれぞれCPU
24に電気的に接続されている。
【0022】また、前記CPU24にはデータを入力及
び修正するための入力装置29(入力手段)と表示装置
31(表示手段)と、前記入力装置29や前後位置検出
手段25、上下位置検出手段27等の装置から入力され
たデータを記憶するメモリ33と、このメモリ33に前
記入力装置29から入力されたデータや砥石19の位置
を検出したときのデータに基づいて演算を行う演算処理
装置35(演算部)とが備えられており、この演算処理
装置35で演算された数値に基づいて前記X軸駆動モー
タ9とY軸駆動モータ15、油圧シリンダ(図示省略)
を作動せしめる指令を与えるように構成されている。
【0023】したがって、前記コラム11のX軸方向の
座標のデータと砥石ヘッド17のY軸方向の座標のデー
タはそれぞれNC装置23へ送られるように構成されて
いる。
【0024】上記構成により、テーブル7上にワークW
を載置し、NC装置23の自動制御により、テーブル7
をZ軸方向へ往復動させると共に、コラム11をX軸方
向へ、砥石ヘッド17をY軸方向へ送り、且つ砥石19
を回転させてワークWに研削加工が行われることにな
る。
【0025】以下、本発明の実施の形態に係わる主要な
砥石19の先端の計測方法について説明する。
【0026】図1および図4を参照するに、平面研削盤
1のテーブル7上の所定位置には断面円形の丸棒状の基
準片37が設けられており、この基準片37には砥石1
9との接触を検知するAEセンサや振動センサ等の接触
感知センサ39(以下、単にセンサという)が設けられ
ている。このセンサ39はアンプを介して前記NC装置
23に電気的に接続されている。
【0027】図2及び図3に示されているように、前記
砥石19がX軸方向及びY軸方向へ移動され、テーブル
7がZ軸方向へ移動されて砥石19の先端の丸形状部
(断面がほぼ半径rを有する曲線部をいう)を基準片3
7に異なる少なくとも3箇所に接触させる。この接触さ
せたときの前記砥石の予め指定した位置における各X軸
方向及びY軸方向の座標座標値をNC装置23のメモリ
33へ記憶させる。
【0028】前記砥石の予め指定した位置とは、砥石の
任意の点でよいのであるが、説明を理解しやすくするた
めに、本実施の形態の例では砥石の丸形状部の半径rの
中心点Ciを前記砥石の予め指定した位置とする。
【0029】先ず、図2(A)に示されているように、
砥石19のX軸座標を基準片37のほぼ真上にセット
し、砥石19のY軸座標を下方へ移動して基準片37へ
接触させ、このとき前記センサ39で検知したときの砥
石の丸形状部の半径の中心点Ciの座標A点(x1 ,y
1 )が計測され、この計測値がNC装置23のメモリ3
3に記憶される(ステップS1)。
【0030】次に、図2(B)に示されているように、
基準片37の約45°の位置上方へ砥石19の丸形状部
を接触させ、このときに前記センサ39で検知したとき
の前記中心点Ciの座標B点(x2 ,y2 )が計測さ
れ、この計測値がNC装置23のメモリ33に記憶され
る(ステップS2)。
【0031】同様に、図2(C)に示されているよう
に、基準片37の反対側の約45°の位置上方へ砥石1
9の丸形状部を接触させ、このときに前記センサ39で
検知したときの前記中心点Ciの座標C点(x3
3 )が計測され、この計測値がNC装置23のメモリ
33に記憶される(ステップS3)。
【0032】NC装置23の演算処理装置35において
上記の計測した3点の座標A点(x1 ,y1 )、B点
(x2 ,y2 )、C点(x3 ,y3 )により、図2
(D)の2点鎖線で示されているように、基準片37の
半径R0 でなる断面円形の中心C0の座標(x0
0 )から砥石の丸形状部の半径rの中心点Ciまでの
距離つまり円軌跡の半径Rが計算される。
【0033】計算式としては、例えば前記円軌跡の方程
式をx2 +y2 +ax+by+c=0とおくと、この円
軌跡は上記の計測した3点の座標A点(x1 ,y1 )、
B点(x2 ,y2 )、C点(x3 ,y3 )を通過するの
で、 x1 2 +y1 2 +ax1 +by1 +c=0 x2 2 +y2 2 +ax2 +by2 +c=0 x3 2 +y3 2 +ax3 +by3 +c=0 とおける。この3つの方程式によりa,b,cが求めら
れる。
【0034】一方、上記の円軌跡の方程式は
【数1】(x+a/2)2 +(y+b/2)2 =(a2
+b2 −4c)/4 とおけるので、
【数2】中心C0 の座標(x0 ,y0 )=(−a/2,
−b/2) 半径R=√(a2 +b2 −4c)/4となり、半径Rが
計算される。ただし、a2 +b2 −4c<0の時は、虚
円となる。
【0035】したがって、砥石の丸形状部の半径rは、
円軌跡の半径Rから基準片37の半径R0 を減算して得
られる(r=R−R0 )。
【0036】次に、図2(E)に示されているように、
中心C0 の座標(x0 ,y0 )は予め決まった位置にあ
るので、NC装置23の演算処理装置35にて計算され
た砥石の丸形状部の半径rから中心CiのX軸方向の座
標を、砥石19をX軸方向の座標x0 の位置に移動し
て、再び砥石19をY軸方向で下降させて砥石19の丸
形状部を基準片37に接触させ、このとき前記センサ3
9で検知したときの砥石の丸形状部の半径の中心Ciの
位置の座標D点(x4 ,y4 )が計測され、この計測さ
れた計測座標値と前記半径rから計算して得られる座標
値とを比較して修正され、前記NC装置23のメモリ3
3に記憶される。
【0037】なお、砥石19の先端は基準片37の真上
の位置にあるので、このときの座標D点(x4 ,y4
が砥石19の先端面位置として正式にNC装置23のメ
モリ33へ登録される(ステップS5)。
【0038】砥石19の側面の位置については、砥石1
9の形状により左側テーパV形状のときは図2(F)に
示されているように、砥石19の右側面が基準片37の
左側面に接触するよう移動され、このとき前記センサ3
9が検知した位置の座標E点(x5 ,y5 )が計測さ
れ、この計測された計測座標値と前記半径rから計算し
て得られる座標値とを比較して修正され、正式にNC装
置23のメモリ33へ登録される(ステップS6)。
【0039】また、砥石19の形状により右側テーパV
形状のときは図2(G)に示されているように、砥石1
9の左側面が基準片37の右側面に接触するよう移動さ
れ、このとき前記センサ39が検知した位置の座標F点
(x6 ,y6 )が計測され、この計測された計測座標値
と前記半径rから計算して得られる座標値とを比較して
修正され、正式にNC装置23のメモリ33へ登録され
る(ステップS6)。
【0040】以上のように、A点、B点、C点の3点を
計測してから砥石19の先端の端面位置E点を計測し、
また砥石19の形状に応じてF点又はG点を計測するの
で、最初の3点の位置合わせは多少ずれていても修正さ
れる。
【0041】なお、前述した実施の形態では砥石の丸形
状部の半径rの中心点Ciを前記砥石の予め指定した位
置としたが、この予め指定した位置が砥石の他の位置で
ある場合は、この予め指定した位置における計測座標が
描く円軌跡の中心は基準片37の中心C0 の座標
(x0 ,y0 )とは一致しないのであるが、前記円軌跡
の中心位置を基準片37の中心C0 にスライドさせて考
慮すれば同じことであるので、単に前記円軌跡の半径R
を計算することにより、この半径Rの値から砥石の丸形
状部の半径rを計算できる。
【0042】なお、前述した実施の形態ではA点、B
点、C点の3点を計測し、このデータに基づいて半径R
と、砥石の丸形状部の半径rが計算されたが、計測デー
タは多いほど精度が向上するので4点以上でも可能であ
る。
【0043】また、3点以上の計測データから前述した
円軌跡の半径Rを求める計算式としては、図5に示され
ているように、垂直2等分線の交点からも求められる。
【0044】図5においてP1 点、P2 点、P3 点が前
記砥石の予め指定した位置における計測点であり、L1
はP1 点とP2 点を結ぶ線の垂直2等分線であり、L2
はP1 点とP3 点を結ぶ線の垂直2等分線である。
【0045】したがって、L1 とL2 の交点が中心C0
の座標(x0 ,y0 )となる。この中心C0 (x0 ,y
0 )とP1 点(又はP2 点又はP3 点)までの距離が半
径R値となるので、砥石の丸形状部の半径rは、前述し
た実施例と同様に円軌跡の半径Rから基準片37の半径
0 を減算して得られる。
【0046】なお、この発明は前述した発明の実施の形
態に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより
その他の態様で実施し得るものである。本実施の形態で
は研削盤として平面研削盤を例にとって説明したが倣い
研削盤やロータリ平面研削盤およびその他の研削盤であ
っても構わない。
【0047】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態から理解
されるように、請求項1の発明によれば、たとえ先端が
丸形状の砥石であっても、この砥石の丸形状部を円形断
面の基準片に少なくとも3箇所接触させたときの前記砥
石の予め指定した位置における各上下方向及び前後方向
の座標値が計測されると、この計測された計測座標値が
例えば演算処理装置に入力され、この演算処理装置に予
め入力されている計算式に基づいて前記砥石の丸形状部
の半径を容易に計算できる。
【0048】次いで、この砥石の丸形状部の先端を前記
基準片の頂点位置に接触してこの接触点の上下方向の座
標値を計測すると共に前記基準片の円形断面の左右のど
ちらか一方の側面位置に砥石の丸形状部を接触させてこ
の接触点の座標値も計測することにより、前記砥石の丸
形状部の半径寸法の計算値が補正されると共に砥石の丸
形状部の先端位置を自動的に計測できる。
【0049】請求項2の発明によれば、請求項1記載の
効果と同様であり、砥石の丸形状部が円形断面の基準片
に接触したことがセンサにより検出されるので、このと
きの前記接触点の前後方向と上下方向の座標を上下位置
検出手段と前後位置検出手段により容易に計測できる。
そして前記砥石の丸形状部を円形断面の基準片に少なく
とも3箇所接触させたときの前記砥石の予め指定した位
置における各上下方向及び前後方向の座標値が計測され
ると、この計測された計測座標値が演算処理装置に予め
入力されている計算式に基づいて前記砥石の丸形状部の
半径を計算できる。
【0050】次いで、この砥石の丸形状部の先端を前記
基準片の頂点位置に接触してこの接触点の上下方向の座
標値を計測すると共に前記基準片の円形断面の左右のど
ちらか一方の側面位置に砥石の丸形状部を接触させてこ
の接触点の座標値も計測することにより、前記砥石の丸
形状部の半径寸法の計算値をより一層正確に補正できる
と共に砥石の丸形状部の先端位置を自動的に計測でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すもので、砥石の先端
位置の自動計測装置の概略説明図である。
【図2】本発明の実施の形態を示すもので、(A)〜
(G)は砥石の先端位置の自動計測方法の説明図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態を示すもので、砥石の先端
位置の自動計測方法のフローチャート図である。
【図4】本発明の実施の形態に係わる平面研削盤の斜視
図である。
【図5】NC装置の演算処理装置における他の計算方法
を示すための説明図である。
【符号の説明】
1 平面研削盤 7 テーブル 9 X軸駆動モータ(前後駆動手段) 11 コラム 15 Y軸駆動モータ(上下駆動手段) 17 砥石ヘッド 19 砥石 23 NC装置(制御装置) 25 前後位置検出手段 27 上下位置検出手段 29 入力装置(入力手段) 31 表示装置(表示手段) 33 メモリ 35 演算処理装置(演算部) 37 基準片 39 接触感知センサ(センサ)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端が丸形状の砥石の丸形状部を、研削
    盤の所定位置にある円形断面の基準片に少なくとも3箇
    所接触させたときの前記砥石の予め指定した位置におけ
    る各上下方向及び前後方向の座標値を計測し、この計測
    された計測座標値に基づいて円軌跡を求めた後、この円
    軌跡の半径を求め、 この円軌跡の半径から基準片の半径を減算して前記砥石
    の丸形状部の半径を求め、 次いで、この砥石の丸形状部の先端を前記基準片の頂点
    位置に接触せしめるべく下降すると共にこの接触点の上
    下方向の座標値を計測し、前記基準片の円形断面の左右
    のどちらか一方の側面位置に砥石の丸形状部を接触させ
    て砥石の側面の座標値も計測することにより、前記砥石
    の丸形状部の半径寸法及び先端位置を自動的に計測する
    ことを特徴とする砥石の先端の自動計測方法。
  2. 【請求項2】 テーブルを左右方向に移動自在に設け、
    砥石を上下方向及び前後方向に移動自在に設けてなる研
    削盤において、先端が丸形状の砥石を上下動する上下動
    手段と、この上下動手段により移動される前記砥石の上
    下方向の位置を検出する上下位置検出手段と、前記砥石
    を前後動する前後動手段と、この前後動手段により移動
    される前記砥石の前後方向の位置を検出する前後位置検
    出手段と、研削盤の所定位置にある円形断面の基準片
    と、この基準片に前記砥石が接触したことを検出するセ
    ンサと、前記砥石を基準片の少なくとも3箇所接触させ
    たときの予め指定した位置における各上下方向及び前後
    方向の座標値を前記センサにより検出して計測し、この
    計測された計測座標値に基づいて円軌跡を計算した後、
    この円軌跡の半径を求め、この円軌跡の半径から基準片
    の半径を減算して前記砥石の丸形状部の半径を計算し、
    次いでこの砥石の丸形状部の先端を前記基準片の頂点位
    置に接触せしめるべく下降すると共にこの接触点の上下
    方向の座標値を計測し、前記基準片の円形断面の左右の
    どちらか一方の側面位置に砥石の丸形状部を接触させて
    砥石の側面の座標値も計測して前記砥石の丸形状部の半
    径寸法及び先端位置を自動的に計測する制御装置と、か
    ら構成されてなることを特徴とする砥石の先端の自動計
    測装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021062423A (ja) * 2019-10-10 2021-04-22 株式会社ディスコ 加工装置

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