JPH10252847A - 無段変速機の油圧制御装置 - Google Patents
無段変速機の油圧制御装置Info
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- JPH10252847A JPH10252847A JP9055278A JP5527897A JPH10252847A JP H10252847 A JPH10252847 A JP H10252847A JP 9055278 A JP9055278 A JP 9055278A JP 5527897 A JP5527897 A JP 5527897A JP H10252847 A JPH10252847 A JP H10252847A
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- Japan
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- continuously variable
- port
- variable transmission
- discharge port
- control device
- Prior art date
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Links
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60W—CONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
- B60W2552/00—Input parameters relating to infrastructure
- B60W2552/15—Road slope, i.e. the inclination of a road segment in the longitudinal direction
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/66—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
- F16H2061/6604—Special control features generally applicable to continuously variable gearings
- F16H2061/6608—Control of clutches, or brakes for forward-reverse shift
Landscapes
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ベルト式の無段変速機において、リニアソレノ
イドバルブのフェール時に、緩やかにダウンシフトし
て、再発進を容易にする。 【解決手段】リニアソレノイドバルブの信号圧Pによっ
て、レシオコントロールバルブ92のスプールSを押し
下げ、ポートdを介してプライマリプーリの油圧室に油
圧を供給したり、ここから排出したりしてアップシフ
ト、ダウンシフト等を行う。スプールSのランドCD
に、これを上下に貫通する小孔102を形成し、リニア
ソレノイドバルブのフェール時に、ポートdの一部d
1 、小孔102を介して、プライマリプーリの油圧室と
排出ポートgとが連通するようにする。このとき油圧室
の油圧が、小孔102を介して徐々に排出され、緩やか
にダウンシフトがなされる。
イドバルブのフェール時に、緩やかにダウンシフトし
て、再発進を容易にする。 【解決手段】リニアソレノイドバルブの信号圧Pによっ
て、レシオコントロールバルブ92のスプールSを押し
下げ、ポートdを介してプライマリプーリの油圧室に油
圧を供給したり、ここから排出したりしてアップシフ
ト、ダウンシフト等を行う。スプールSのランドCD
に、これを上下に貫通する小孔102を形成し、リニア
ソレノイドバルブのフェール時に、ポートdの一部d
1 、小孔102を介して、プライマリプーリの油圧室と
排出ポートgとが連通するようにする。このとき油圧室
の油圧が、小孔102を介して徐々に排出され、緩やか
にダウンシフトがなされる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プーリに対する供
給油圧を制御することでプーリ比を変更して変速を行う
ベルト式の無段変速機の油圧制御装置に関する。
給油圧を制御することでプーリ比を変更して変速を行う
ベルト式の無段変速機の油圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ベルト式の無段変速機(以下「CVT」
という)は、一般に、プライマリプーリ(入力プーリ)
とセカンダリプーリ(出力プーリ)との間に掛け渡した
ベルトの挟持圧を制御することでプーリ比を変更し、こ
れによって変速を行っている。
という)は、一般に、プライマリプーリ(入力プーリ)
とセカンダリプーリ(出力プーリ)との間に掛け渡した
ベルトの挟持圧を制御することでプーリ比を変更し、こ
れによって変速を行っている。
【0003】例えば、プライマリプーリの油圧室に対し
て油圧を供給することにより固定シーブと可動シーブと
の間隔をつめてアップシフトを行う。また、油圧室に油
圧を閉じ込めることでを変速比固定を、さらに、油圧室
から油圧を排出することでダウンシフトを可能としてい
る。
て油圧を供給することにより固定シーブと可動シーブと
の間隔をつめてアップシフトを行う。また、油圧室に油
圧を閉じ込めることでを変速比固定を、さらに、油圧室
から油圧を排出することでダウンシフトを可能としてい
る。
【0004】上述の油圧室に対する油圧の制御は、レシ
オコントロールバルブをリニアソレノイドバルブによっ
て操作することで行っている。
オコントロールバルブをリニアソレノイドバルブによっ
て操作することで行っている。
【0005】ところで、例えば、車輌の走行中に、リニ
アソレノイドバルブがフェールすると、急激なダウンシ
フトが行われて、エンジンの吹き上がりが生じることが
ある。
アソレノイドバルブがフェールすると、急激なダウンシ
フトが行われて、エンジンの吹き上がりが生じることが
ある。
【0006】これを防止するため、リニアソレノイドバ
ルブのフェール時には、プライマリプーリの油圧室に供
給油圧を閉じ込めて変速比を固定する油圧制御装置が知
られている(例えば、特開平8−178049号公
報)。
ルブのフェール時には、プライマリプーリの油圧室に供
給油圧を閉じ込めて変速比を固定する油圧制御装置が知
られている(例えば、特開平8−178049号公
報)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
油圧制御装置によると、プーリ比がO/D側にあるとき
にフェールが発生すると、そのプーリ比で固定されるた
め、車輌が一旦停止した後の再発進が容易ではなく、特
に車輌の負荷が大きい走行状態(登坂路)では、再発進
が一層困難になるといった問題があった。
油圧制御装置によると、プーリ比がO/D側にあるとき
にフェールが発生すると、そのプーリ比で固定されるた
め、車輌が一旦停止した後の再発進が容易ではなく、特
に車輌の負荷が大きい走行状態(登坂路)では、再発進
が一層困難になるといった問題があった。
【0008】そこで、本発明は、リニアソレノイドバル
ブがフェールしたときの急激なダウンシフトを防止する
とともに、車輌停止時の再発進を容易にした無段変速機
の油圧制御装置を提供することを目的とするものであ
る。
ブがフェールしたときの急激なダウンシフトを防止する
とともに、車輌停止時の再発進を容易にした無段変速機
の油圧制御装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明
は、固定シーブ(23、29)と可動シーブ(25、3
0)とを有する2個のプーリ(26、31)間にベルト
(32)を掛け渡し、前記可動シーブ(25)の移動量
を調整してプーリ比を変更することで変速を行う無段変
速機の油圧制御装置において、前記プーリ(26)に対
する供給油圧を制御して前記可動シーブ(25)の移動
量を調整し、アップシフト、変速比固定、ダウンシフト
を行うレシオコントロールバルブ(92)と、該レシオ
コントロールバルブ(92)を操作するリニアソレノイ
ドバルブ(SLR)と、該リニアソレノイドバルブ(S
LR)のフェール時に、前記プーリ(25)の圧油をド
レーンさせて所定速度でダウンシフトさせる変速手段
と、を備える、ことを特徴とする。
は、固定シーブ(23、29)と可動シーブ(25、3
0)とを有する2個のプーリ(26、31)間にベルト
(32)を掛け渡し、前記可動シーブ(25)の移動量
を調整してプーリ比を変更することで変速を行う無段変
速機の油圧制御装置において、前記プーリ(26)に対
する供給油圧を制御して前記可動シーブ(25)の移動
量を調整し、アップシフト、変速比固定、ダウンシフト
を行うレシオコントロールバルブ(92)と、該レシオ
コントロールバルブ(92)を操作するリニアソレノイ
ドバルブ(SLR)と、該リニアソレノイドバルブ(S
LR)のフェール時に、前記プーリ(25)の圧油をド
レーンさせて所定速度でダウンシフトさせる変速手段
と、を備える、ことを特徴とする。
【0010】請求項2に係る本発明は、前記変速手段
が、前記レシオコントロールバルブ(92)に形成され
て前記プーリ(25)への油圧の供給ポート(d)と排
出ポート(f、g)との一部を連通させる連通機構であ
る、ことを特徴とする。
が、前記レシオコントロールバルブ(92)に形成され
て前記プーリ(25)への油圧の供給ポート(d)と排
出ポート(f、g)との一部を連通させる連通機構であ
る、ことを特徴とする。
【0011】請求項3に係る本発明は、前記連通機構
が、前記レシオコントロールバルブ(92)のスプール
(S)の内部に形成されて前記供給ポート(d)と前記
排出ポート(g)とを連通させる小孔(102、10
3)である、ことを特徴とする。
が、前記レシオコントロールバルブ(92)のスプール
(S)の内部に形成されて前記供給ポート(d)と前記
排出ポート(g)とを連通させる小孔(102、10
3)である、ことを特徴とする。
【0012】請求項4に係る本発明は、前記連通機構
が、前記レシオコントロールバルブ(92)のスプール
(S)の外周に形成されて前記供給ポート(d)と前記
排出ポート(f)とを連通させる溝(G2 )である、こ
とを特徴とする。
が、前記レシオコントロールバルブ(92)のスプール
(S)の外周に形成されて前記供給ポート(d)と前記
排出ポート(f)とを連通させる溝(G2 )である、こ
とを特徴とする。
【0013】請求項5に係る本発明は、前記連通機構
が、前記レシオコントロールバルブ(92)のスプール
(S)の外周に形成されて前記供給ポート(d)と前記
排出ポート(f)とを連通させる、ランドよりも小さい
小径部(G1 )である、ことを特徴とする。
が、前記レシオコントロールバルブ(92)のスプール
(S)の外周に形成されて前記供給ポート(d)と前記
排出ポート(f)とを連通させる、ランドよりも小さい
小径部(G1 )である、ことを特徴とする。
【0014】請求項6に係る本発明は、前記小径部(G
1 )を前記供給ポート(d)と前記排出ポート(f)と
のうちの少なくとも一方の近傍に設ける、ことを特徴と
する。
1 )を前記供給ポート(d)と前記排出ポート(f)と
のうちの少なくとも一方の近傍に設ける、ことを特徴と
する。
【0015】請求項7に係る本発明は、前記連通機構
が、前記排出ポート(f)に形成されて前記供給ポート
に連通するノッチ(f1 )である、ことを特徴とする。
が、前記排出ポート(f)に形成されて前記供給ポート
に連通するノッチ(f1 )である、ことを特徴とする。
【0016】請求項8に係る本発明は、前記変速手段
が、前記プライマリプーリ(26)の供給ポート(h)
をオリフィス(104)を介して前記排出ポート(i)
に連通させる切換バルブ(103)である、ことを特徴
とする。
が、前記プライマリプーリ(26)の供給ポート(h)
をオリフィス(104)を介して前記排出ポート(i)
に連通させる切換バルブ(103)である、ことを特徴
とする。
【0017】請求項9に係る本発明は、前記切換バルブ
(103)は、前記リニアソレノイドバルブ(92)の
信号圧(P)によって切り換えられる、ことを特徴とす
る。
(103)は、前記リニアソレノイドバルブ(92)の
信号圧(P)によって切り換えられる、ことを特徴とす
る。
【0018】
【発明の作用・効果】請求項1の発明によると、リニア
ソレノイドバルブ(SLR)のフェール時に、変速手段
によって所定速度での(例えば、緩やかな)ダウンシフ
トが可能となる。したがって、例えば、プーリ比がO/
D側でフェールした場合でも、車輌の再発進が容易とな
る。
ソレノイドバルブ(SLR)のフェール時に、変速手段
によって所定速度での(例えば、緩やかな)ダウンシフ
トが可能となる。したがって、例えば、プーリ比がO/
D側でフェールした場合でも、車輌の再発進が容易とな
る。
【0019】請求項2の発明によると、変速手段が、レ
シオコントロールバルブ(92)に形成された連通機構
であるので、油圧回路が複雑にならない。また、連通が
一部なので、緩やかなダウンシフトが行える。
シオコントロールバルブ(92)に形成された連通機構
であるので、油圧回路が複雑にならない。また、連通が
一部なので、緩やかなダウンシフトが行える。
【0020】請求項3の発明によると、連通機構がスプ
ール(S)の内部に設けた小孔(102、103)なの
で、構成が簡単である。また小孔(102、103)の
径に応じて変速速度を適宜に設定することができる。
ール(S)の内部に設けた小孔(102、103)なの
で、構成が簡単である。また小孔(102、103)の
径に応じて変速速度を適宜に設定することができる。
【0021】請求項4の発明によると、連通機構がスプ
ール(S)の外周に設けた溝(G2)なので、構成が簡
単である。また溝(G2 )の大きさや、数によって変速
速度を適宜に設定することができる。
ール(S)の外周に設けた溝(G2)なので、構成が簡
単である。また溝(G2 )の大きさや、数によって変速
速度を適宜に設定することができる。
【0022】請求項5の発明によると、連通機構がスプ
ール(S)に設けた小径部(G1 )なので、構成が簡単
である。また小径部(G1 )によって細い油路を構成す
ることができ、緩やかなダウンシフトの実現が容易であ
る。
ール(S)に設けた小径部(G1 )なので、構成が簡単
である。また小径部(G1 )によって細い油路を構成す
ることができ、緩やかなダウンシフトの実現が容易であ
る。
【0023】請求項6の発明によると、寸法精度を確保
すべき小径部(G1 )の範囲を狭くすることができ、必
要以上の精密な加工を不要とすることができる。
すべき小径部(G1 )の範囲を狭くすることができ、必
要以上の精密な加工を不要とすることができる。
【0024】請求項7の発明によると、スプール(S)
の加工が不要で、ノッチ(f1 )の大きさで変速速度を
変更することができる。
の加工が不要で、ノッチ(f1 )の大きさで変速速度を
変更することができる。
【0025】請求項8の発明によると、切換バルブ(1
03)を有するので、レシオコントロールバルブ(9
2)を変更する必要がない。オリフィス(104)の径
によって変速速度を変更できる。
03)を有するので、レシオコントロールバルブ(9
2)を変更する必要がない。オリフィス(104)の径
によって変速速度を変更できる。
【0026】請求項9の発明によると、リニアソレノイ
ドバルブ(SLR)がフェールすると、自動的に切換バ
ルブ(103)が切り換わる。
ドバルブ(SLR)がフェールすると、自動的に切換バ
ルブ(103)が切り換わる。
【0027】なお、上述のカッコ内の符号は、図面と対
照するためのものであり、何等本発明の構成を限定する
ものではない。
照するためのものであり、何等本発明の構成を限定する
ものではない。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。
施の形態について説明する。
【0029】〈実施の形態1〉図1に、本発明を適用し
得る車輌用無段自動変速機(無段変速機)1を示す。
得る車輌用無段自動変速機(無段変速機)1を示す。
【0030】同図に示す車輌用無段自動変速機1は、ベ
ルト式無段変速装置(CVT)2、前後進切換え装置
3、ロックアップクラッチ5を内蔵したトルクコンバー
タ6、カウンタシャフト7、及びディファレンシャル装
置9を備えており、これらの装置や部材が分割ケース
(不図示)に収納されている。
ルト式無段変速装置(CVT)2、前後進切換え装置
3、ロックアップクラッチ5を内蔵したトルクコンバー
タ6、カウンタシャフト7、及びディファレンシャル装
置9を備えており、これらの装置や部材が分割ケース
(不図示)に収納されている。
【0031】トルクコンバータ6は、エンジン出力軸1
0にフロントカバー17を介して連結されているポンプ
インペラ11、入力軸12に連結されているタービンラ
ンナ13、及びワンウェイクラッチ15を介して支持さ
れているステータ16を有しする。そして、ロックアッ
プクラッチ5は、入力軸12とフロントカバー17との
間に介装されている。なお、図中20は、ロックアップ
クラッチプレートと入力軸12との間に介装されたダン
パスプリングであり、また、21は、ポンプインペラ1
1に連結されて駆動されるオイルポンプである。
0にフロントカバー17を介して連結されているポンプ
インペラ11、入力軸12に連結されているタービンラ
ンナ13、及びワンウェイクラッチ15を介して支持さ
れているステータ16を有しする。そして、ロックアッ
プクラッチ5は、入力軸12とフロントカバー17との
間に介装されている。なお、図中20は、ロックアップ
クラッチプレートと入力軸12との間に介装されたダン
パスプリングであり、また、21は、ポンプインペラ1
1に連結されて駆動されるオイルポンプである。
【0032】CVT(ベルト式無段変速装置)2は、プ
ライマリシャフト22に固定された固定シーブ23、及
びこのプライマリシャフト22に軸方向の摺動のみ自在
に支持されている可動シーブ25からなるプライマリプ
ーリ26と、セカンダリシャフト27に固定されている
固定シーブ29、及びこのセカンダリシャフト27に軸
方向の摺動のみ自在に支持されている可動シーブ30か
らなるセカンダリプーリ31と、これらプライマリプー
リ26とセカンダリプーリ31に巻き掛けられた金属製
のベルト32と、を備えている。
ライマリシャフト22に固定された固定シーブ23、及
びこのプライマリシャフト22に軸方向の摺動のみ自在
に支持されている可動シーブ25からなるプライマリプ
ーリ26と、セカンダリシャフト27に固定されている
固定シーブ29、及びこのセカンダリシャフト27に軸
方向の摺動のみ自在に支持されている可動シーブ30か
らなるセカンダリプーリ31と、これらプライマリプー
リ26とセカンダリプーリ31に巻き掛けられた金属製
のベルト32と、を備えている。
【0033】さらに、プライマリ側可動シーブ25の背
面にはダブルピストンからなる油圧アクチュエータ33
が配置されており、またセカンダリ側可動シーブ30の
背面にはシングルピストンからなる油圧アクチュエータ
35が配置されている。上記プライマリ側油圧アクチュ
エータ33は、プライマリシャフト22に固定されたシ
リンダ部材36及び反力支持部材37と、可動シーブ2
5に固定された筒状部材39及びピストン部材40を有
しており、筒状部材39、反力支持部材37及び可動シ
ーブ25の背面にて第1の油圧室41を構成するととも
に、シリンダ部材36及びピストン部材40にて第2の
油圧室42を構成する。そして、これら第1の油圧室4
1と第2の油圧室42とは、連通孔37aにて互いに連
通されているため、全体として、同一油圧によりセカン
ダリ側油圧アクチュエータ35に発生する軸方向力に比
してほぼ2倍の軸方向力を発生する。一方、セカンダリ
側油圧アクチュエータ35は、セカンダリシャフト27
に固定されている反力支持部材43及び可動シーブ30
の背面に固定されている筒状部材45を有しており、こ
れら反力支持部材43と筒状部材45とにより1個の油
圧室46を構成するとともに、可動シーブ30と反力支
持部材43との間にプリロード用のスプリング47が縮
設されている。
面にはダブルピストンからなる油圧アクチュエータ33
が配置されており、またセカンダリ側可動シーブ30の
背面にはシングルピストンからなる油圧アクチュエータ
35が配置されている。上記プライマリ側油圧アクチュ
エータ33は、プライマリシャフト22に固定されたシ
リンダ部材36及び反力支持部材37と、可動シーブ2
5に固定された筒状部材39及びピストン部材40を有
しており、筒状部材39、反力支持部材37及び可動シ
ーブ25の背面にて第1の油圧室41を構成するととも
に、シリンダ部材36及びピストン部材40にて第2の
油圧室42を構成する。そして、これら第1の油圧室4
1と第2の油圧室42とは、連通孔37aにて互いに連
通されているため、全体として、同一油圧によりセカン
ダリ側油圧アクチュエータ35に発生する軸方向力に比
してほぼ2倍の軸方向力を発生する。一方、セカンダリ
側油圧アクチュエータ35は、セカンダリシャフト27
に固定されている反力支持部材43及び可動シーブ30
の背面に固定されている筒状部材45を有しており、こ
れら反力支持部材43と筒状部材45とにより1個の油
圧室46を構成するとともに、可動シーブ30と反力支
持部材43との間にプリロード用のスプリング47が縮
設されている。
【0034】前後進切換え装置3は、ダブルピニオンプ
ラネタリギヤ50、リバースブレーキB1 、及びダイレ
クトクラッチC1 を有している。上述のダブルピニオン
プラネタリギヤ50は、そのサンギヤSが入力軸12に
連結されており、第1のピニオンP1 及び第2のピニオ
ンP2 を支持するキャリヤCRがプライマリ側固定シー
ブ23に連結されており、そしてリングギヤRが上述の
リバースブレーキB1に連結されており、またキャリヤ
CRとリングギヤRとの間に上述のダイレクトクラッチ
C1 が介装されている。
ラネタリギヤ50、リバースブレーキB1 、及びダイレ
クトクラッチC1 を有している。上述のダブルピニオン
プラネタリギヤ50は、そのサンギヤSが入力軸12に
連結されており、第1のピニオンP1 及び第2のピニオ
ンP2 を支持するキャリヤCRがプライマリ側固定シー
ブ23に連結されており、そしてリングギヤRが上述の
リバースブレーキB1に連結されており、またキャリヤ
CRとリングギヤRとの間に上述のダイレクトクラッチ
C1 が介装されている。
【0035】カウンタシャフト7には、大ギヤ51及び
小ギヤ52が固定されており、大ギヤ51はセカンダリ
シャフト27に固定されたギヤ53に噛合し、かつ小ギ
ヤ52はディファレンシャル装置9のギヤ55に噛合し
ている。ディファレンシャル装置9は、このギヤ55を
有するデフケース66に支持されたデフギヤ56の回転
が左右サイドギヤ57、59を介して左右車軸60、6
1に伝達される。
小ギヤ52が固定されており、大ギヤ51はセカンダリ
シャフト27に固定されたギヤ53に噛合し、かつ小ギ
ヤ52はディファレンシャル装置9のギヤ55に噛合し
ている。ディファレンシャル装置9は、このギヤ55を
有するデフケース66に支持されたデフギヤ56の回転
が左右サイドギヤ57、59を介して左右車軸60、6
1に伝達される。
【0036】また、プライマリ側固定シーブ23の外周
部には多数個の凹凸部23aが歯切りにより等間隔に形
成されており、またこれら凹凸部23aに臨むようにケ
ース(不図示)に固定されて電磁ピックアップ62が配
置されている。同様に、セカンダリ側固定シーブ29の
外周部にも多数個の凹凸部29aが歯切りにより等間隔
に形成されており、またこれら凹凸部29aに臨むよう
にケースに固定されて電磁ピックアップ63が配置され
ている。これら電磁ピックアップ62、63は、それぞ
れその検知面が上述の凹凸部23a、29aに近接して
配置され、凹凸部23a、29aを検出するそれぞれプ
ライマリ(入力)回転数センサ、セカンダリ(出力)回
転数センサ(車速センサ)を構成している。また、フロ
ントカバー17に近接して電磁ピックアップ65が配置
されており、電磁ピックアップはエンジン回転数センサ
を構成している。そして、入力トルクは、マップにより
スロットル開度とエンジン回転数に基づきエンジントル
クを求め、さらにトルクコンバータ6の入出力回転数か
ら速度比を計算し、この速度比によりマップにてトルク
比を求め、エンジントルクにこのトルク比を乗じて求め
られる。
部には多数個の凹凸部23aが歯切りにより等間隔に形
成されており、またこれら凹凸部23aに臨むようにケ
ース(不図示)に固定されて電磁ピックアップ62が配
置されている。同様に、セカンダリ側固定シーブ29の
外周部にも多数個の凹凸部29aが歯切りにより等間隔
に形成されており、またこれら凹凸部29aに臨むよう
にケースに固定されて電磁ピックアップ63が配置され
ている。これら電磁ピックアップ62、63は、それぞ
れその検知面が上述の凹凸部23a、29aに近接して
配置され、凹凸部23a、29aを検出するそれぞれプ
ライマリ(入力)回転数センサ、セカンダリ(出力)回
転数センサ(車速センサ)を構成している。また、フロ
ントカバー17に近接して電磁ピックアップ65が配置
されており、電磁ピックアップはエンジン回転数センサ
を構成している。そして、入力トルクは、マップにより
スロットル開度とエンジン回転数に基づきエンジントル
クを求め、さらにトルクコンバータ6の入出力回転数か
ら速度比を計算し、この速度比によりマップにてトルク
比を求め、エンジントルクにこのトルク比を乗じて求め
られる。
【0037】ついで、図2に沿って、車輌用無段自動変
速機1の油圧回路について説明する。同図において、2
1は上述のオイルポンプ、70はオイルポンプコントロ
ールバルブ、S2はこのオイルポンプコントロールバル
ブ用ソレノイドバルブである。また、72はプライマリ
レギュレータバルブ、73はセカンダリレギュレータバ
ルブ、SLTはライン圧制御用リニアソレノイドバル
ブ、SLUはロックアップ制御用リニアソレノイドバル
ブ、SLRはレシオ制御用リニアソレノイドバルブであ
り、76はソレノイドバルブ用モジュレータバルブであ
る。
速機1の油圧回路について説明する。同図において、2
1は上述のオイルポンプ、70はオイルポンプコントロ
ールバルブ、S2はこのオイルポンプコントロールバル
ブ用ソレノイドバルブである。また、72はプライマリ
レギュレータバルブ、73はセカンダリレギュレータバ
ルブ、SLTはライン圧制御用リニアソレノイドバル
ブ、SLUはロックアップ制御用リニアソレノイドバル
ブ、SLRはレシオ制御用リニアソレノイドバルブであ
り、76はソレノイドバルブ用モジュレータバルブであ
る。
【0038】77はマニュアルバルブであって、マニュ
アル操作により、同図中の表に示すように、後述のクラ
ッチモジュレータバルブによって調圧されるモジュレー
ト圧(ポート1の油圧)がポート2又はポート3に切り
換えられる。79はクラッチモジュレータバルブ、80
はC1コントロールバルブ、81はニュートラルリレー
バルブ、82はリバースインヒビットバルブ、S1は前
後進制御用ソレノイドバルブである。また、C1は前述
のダイレクトクラッチC1 用の油圧サーボ、B1は前述
のリバースブレーキB1 用油圧サーボ、90、91はそ
れぞれB1用アキュムレータ、C1用アキュムレータで
ある。
アル操作により、同図中の表に示すように、後述のクラ
ッチモジュレータバルブによって調圧されるモジュレー
ト圧(ポート1の油圧)がポート2又はポート3に切り
換えられる。79はクラッチモジュレータバルブ、80
はC1コントロールバルブ、81はニュートラルリレー
バルブ、82はリバースインヒビットバルブ、S1は前
後進制御用ソレノイドバルブである。また、C1は前述
のダイレクトクラッチC1 用の油圧サーボ、B1は前述
のリバースブレーキB1 用油圧サーボ、90、91はそ
れぞれB1用アキュムレータ、C1用アキュムレータで
ある。
【0039】92はレシオコントロールバルブ、33及
び35は前述のプライマリ側油圧アクチュエータ及びセ
カンダリ側油圧アクチュエータである。95はロックア
ップコントロールバルブ、96はロックアップリレーバ
ルブ、S3はロックアップ切換え用ソレノイドバルブで
ある。なお、図中、Exはドレーンポートである。
び35は前述のプライマリ側油圧アクチュエータ及びセ
カンダリ側油圧アクチュエータである。95はロックア
ップコントロールバルブ、96はロックアップリレーバ
ルブ、S3はロックアップ切換え用ソレノイドバルブで
ある。なお、図中、Exはドレーンポートである。
【0040】そして、97はバイパスコントロールバル
ブ、99はセカンダリコントロール圧モジュレータバル
ブ、100はクーラーである。
ブ、99はセカンダリコントロール圧モジュレータバル
ブ、100はクーラーである。
【0041】ついで、上述構成の車輌用無段自動変速機
1の動作について説明する。エンジン回転に基づくオイ
ルポンプ21の回転により、所定油圧が発生し、この油
圧は、プーリ比及び入力トルクに基づき演算される制御
部からの信号により制御されるリニアソレノイドバルブ
SLTに基づきプライマリレギュレータバルブ72が制
御されることにより、ライン圧PL に調圧され、さらに
後述するセカンダリレギュレータバルブ73により、セ
カンダリ圧が調圧される。また、停止状態等、ライン圧
PL を必要としない場合、制御部からの信号に基づきソ
レノイドバルブS2が制御され、オイルポンプコントロ
ールバルブ70を右半位置に操作して、ポンプ21から
の油圧を直接循環させる。
1の動作について説明する。エンジン回転に基づくオイ
ルポンプ21の回転により、所定油圧が発生し、この油
圧は、プーリ比及び入力トルクに基づき演算される制御
部からの信号により制御されるリニアソレノイドバルブ
SLTに基づきプライマリレギュレータバルブ72が制
御されることにより、ライン圧PL に調圧され、さらに
後述するセカンダリレギュレータバルブ73により、セ
カンダリ圧が調圧される。また、停止状態等、ライン圧
PL を必要としない場合、制御部からの信号に基づきソ
レノイドバルブS2が制御され、オイルポンプコントロ
ールバルブ70を右半位置に操作して、ポンプ21から
の油圧を直接循環させる。
【0042】マニュアルバルブ77のD(ドライブ)レ
ンジ及びL(ロー)レンジにあっては、ポート1からの
油圧がポート2を介してダイレクトクラッチ用油圧サー
ボC1に供給され、ダイレクトクラッチC1 が接続す
る。この状態では、エンジン出力軸10の回転は、トル
クコンバータ6、入力軸12及びダイレクトクラッチC
1 により直結状態となっているプラネタリギヤ50を介
してプライマリプーリ26に伝達され、さらに適宜変速
されるCVT2を介してセカンダリシャフト27に伝達
され、そしてカウンタシャフト7、ディファレンシャル
装置9を介して左右車軸60、61に伝達される。
ンジ及びL(ロー)レンジにあっては、ポート1からの
油圧がポート2を介してダイレクトクラッチ用油圧サー
ボC1に供給され、ダイレクトクラッチC1 が接続す
る。この状態では、エンジン出力軸10の回転は、トル
クコンバータ6、入力軸12及びダイレクトクラッチC
1 により直結状態となっているプラネタリギヤ50を介
してプライマリプーリ26に伝達され、さらに適宜変速
されるCVT2を介してセカンダリシャフト27に伝達
され、そしてカウンタシャフト7、ディファレンシャル
装置9を介して左右車軸60、61に伝達される。
【0043】また、マニュアルバルブ77をR(リバー
ス)レンジに操作すると、ポート1からの油圧はポート
3を介してブレーキ用油圧サーボB1に供給される。こ
の状態では、プラネタリギヤ50のリングギヤRが係止
され、入力軸12からのサンギヤSの回転は、キャリヤ
CRに逆回転として取り出され、この逆回転がプライマ
リプーリ26に伝達される。
ス)レンジに操作すると、ポート1からの油圧はポート
3を介してブレーキ用油圧サーボB1に供給される。こ
の状態では、プラネタリギヤ50のリングギヤRが係止
され、入力軸12からのサンギヤSの回転は、キャリヤ
CRに逆回転として取り出され、この逆回転がプライマ
リプーリ26に伝達される。
【0044】前述のCVT2は、セカンダリプーリ31
の油圧アクチュエータ35にプライマリレギュレータバ
ルブ72からのライン圧PL が供給されており、負荷ト
ルクに応じたベルト挟持力を作用する。一方、制御部か
らの変速信号に基づきレシオコントロール用リニアソレ
ノイドバルブSLRが制御され、このレシオコントロー
ル用リニアソレノイドバルブSLRからの(信号圧)に
よりレシオコントロールバルブ92が制御されて、その
出力ポートからの調圧がプライマリプーリ26のダブル
ピストンからなる油圧アクチュエータ33に供給され、
これによりCVT2の変速比が適宜制御される。
の油圧アクチュエータ35にプライマリレギュレータバ
ルブ72からのライン圧PL が供給されており、負荷ト
ルクに応じたベルト挟持力を作用する。一方、制御部か
らの変速信号に基づきレシオコントロール用リニアソレ
ノイドバルブSLRが制御され、このレシオコントロー
ル用リニアソレノイドバルブSLRからの(信号圧)に
よりレシオコントロールバルブ92が制御されて、その
出力ポートからの調圧がプライマリプーリ26のダブル
ピストンからなる油圧アクチュエータ33に供給され、
これによりCVT2の変速比が適宜制御される。
【0045】そして、エンジン出力軸10のトルクは、
トルクコンバータ6を介して入力軸12に伝達され、特
に発進時にあっては、このトルクコンバータ6によりト
ルク比が高くなるように変速されて入力軸12に伝達さ
れ、滑らかに発進する。また、トルクコンバータ6は、
ロックアップクラッチ5を有しており、高速安定走行時
にあっては、このロックアップクラッチ5が係合して、
エンジン出力軸10と入力軸12とが直結状態となっ
て、トルクコンバータ6の油流による動力損失を減少さ
せている。
トルクコンバータ6を介して入力軸12に伝達され、特
に発進時にあっては、このトルクコンバータ6によりト
ルク比が高くなるように変速されて入力軸12に伝達さ
れ、滑らかに発進する。また、トルクコンバータ6は、
ロックアップクラッチ5を有しており、高速安定走行時
にあっては、このロックアップクラッチ5が係合して、
エンジン出力軸10と入力軸12とが直結状態となっ
て、トルクコンバータ6の油流による動力損失を減少さ
せている。
【0046】以上で車輌用無段自動変速機1の構成及び
動作についての説明を終える。
動作についての説明を終える。
【0047】次に、レシオコントロールバルブ92につ
いて詳述する。
いて詳述する。
【0048】図3(a)、(b)の拡大図((b)は、
(a)のY−Y線矢視図)に示すように、レシオコント
ロールバルブ92は、スプールSとこれを上方に付勢す
るスプリング(付勢部材)Kとを備えており、スプール
Sには、上方から順に4個のランド、すなわちランド
A、ランドB、ランドCU 、ランドCD が形成されてい
る。なお、ランドBは、上面の受圧面積が、ランドAの
下面の受圧面積よりも少し大きくなるように設定されて
いる。この受圧面積の差に基づき、後述の第1の入力ポ
ートに加えて第2の入力ポートに入力された信号圧によ
っても、スプールSに下向きの力が加えられることにな
る。スプリングKのばね定数は、前述のレシオ制御用リ
ニアソレノイドバルブSLRからレシオコントロールバ
ルブ92に入力される信号圧(ソレノイド圧)Pの最低
値と最大値との範囲内において、スプールSが上限(図
3の位置)と下限(後述の図4の(i)の位置)との間
をストロークすることができるように設定されている。
(a)のY−Y線矢視図)に示すように、レシオコント
ロールバルブ92は、スプールSとこれを上方に付勢す
るスプリング(付勢部材)Kとを備えており、スプール
Sには、上方から順に4個のランド、すなわちランド
A、ランドB、ランドCU 、ランドCD が形成されてい
る。なお、ランドBは、上面の受圧面積が、ランドAの
下面の受圧面積よりも少し大きくなるように設定されて
いる。この受圧面積の差に基づき、後述の第1の入力ポ
ートに加えて第2の入力ポートに入力された信号圧によ
っても、スプールSに下向きの力が加えられることにな
る。スプリングKのばね定数は、前述のレシオ制御用リ
ニアソレノイドバルブSLRからレシオコントロールバ
ルブ92に入力される信号圧(ソレノイド圧)Pの最低
値と最大値との範囲内において、スプールSが上限(図
3の位置)と下限(後述の図4の(i)の位置)との間
をストロークすることができるように設定されている。
【0049】レシオコントロールバルブ92は、リニア
ソレノイドバルブSLRの信号圧Pのうちの分岐された
第1の信号圧P1 が入力される第1の入力ポートaと、
上述の信号圧Pのうちの分岐されオリフィス101を介
した第2の信号圧P2 が入力される第2の入力ポートb
とを有する。また、第2の入力ポートbよりも下方に、
上述のプライマリレギュレータバルブ72により調圧さ
れたライン圧PL が入力される入力ポートc、さらにそ
の下方に、前述のプライマリプーリ26側の油圧アクチ
ュエータ33に連通されたポートdを有する。さらに、
第2の入力ポートbと入力ポートcとの間に、ランドB
の位置によって選択的に、第2の入力ポートbに連通さ
れる排出ポートeが設けてある。加えて、ポートdの下
方にはランドCU 、CD の位置によって選択的にポート
dに連通される排出ポートfを有し、その下方にランド
CD の下方に連通する排出ポートgを有する。
ソレノイドバルブSLRの信号圧Pのうちの分岐された
第1の信号圧P1 が入力される第1の入力ポートaと、
上述の信号圧Pのうちの分岐されオリフィス101を介
した第2の信号圧P2 が入力される第2の入力ポートb
とを有する。また、第2の入力ポートbよりも下方に、
上述のプライマリレギュレータバルブ72により調圧さ
れたライン圧PL が入力される入力ポートc、さらにそ
の下方に、前述のプライマリプーリ26側の油圧アクチ
ュエータ33に連通されたポートdを有する。さらに、
第2の入力ポートbと入力ポートcとの間に、ランドB
の位置によって選択的に、第2の入力ポートbに連通さ
れる排出ポートeが設けてある。加えて、ポートdの下
方にはランドCU 、CD の位置によって選択的にポート
dに連通される排出ポートfを有し、その下方にランド
CD の下方に連通する排出ポートgを有する。
【0050】なお、入力ポートc、及び排出ポートfに
は、それぞれノッチc1 、f1 が形成されていて、スプ
ールSが移動した際の、入力ポートc及び排出ポートf
の面積変化が緩やかに行われるようにしている。
は、それぞれノッチc1 、f1 が形成されていて、スプ
ールSが移動した際の、入力ポートc及び排出ポートf
の面積変化が緩やかに行われるようにしている。
【0051】次に、図4(a)〜(i)と図5とを参照
して、上述構成のレシオコントロールバルブ92の動作
について説明する。なお、図4(a)〜(i)は、信号
圧(ソレノイド圧)Pの上昇に伴って、スプールSがス
プリングKの付勢力に抗して上限((a)の位置)から
下限((i)の位置)まで順次に下降する際の位置を示
している。また、図5は、信号圧(ソレノイド圧)P
と、ライン圧供給面積及びドレーン開口面積との関係を
示している。ただし、これらの図においては、まず説明
の便宜上、スプールSのランドCU 、CD が一体となっ
て円柱状のランドCを構成している場合について説明す
る。
して、上述構成のレシオコントロールバルブ92の動作
について説明する。なお、図4(a)〜(i)は、信号
圧(ソレノイド圧)Pの上昇に伴って、スプールSがス
プリングKの付勢力に抗して上限((a)の位置)から
下限((i)の位置)まで順次に下降する際の位置を示
している。また、図5は、信号圧(ソレノイド圧)P
と、ライン圧供給面積及びドレーン開口面積との関係を
示している。ただし、これらの図においては、まず説明
の便宜上、スプールSのランドCU 、CD が一体となっ
て円柱状のランドCを構成している場合について説明す
る。
【0052】レシオコントロールバルブ92には、上述
のリニアソレノイドバルブSLRによってリニアに変化
されたソレノイド圧が、信号圧Pとして入力される。こ
の信号圧Pは、2つの信号圧に分岐されて、第1の信号
圧P1 は、直接、第1の入力ポートaに入力される。一
方、オリフィス101によって圧力低下された第2の信
号圧P2 が第2の入力ポートbに入力される。
のリニアソレノイドバルブSLRによってリニアに変化
されたソレノイド圧が、信号圧Pとして入力される。こ
の信号圧Pは、2つの信号圧に分岐されて、第1の信号
圧P1 は、直接、第1の入力ポートaに入力される。一
方、オリフィス101によって圧力低下された第2の信
号圧P2 が第2の入力ポートbに入力される。
【0053】まず、信号圧Pが0、したがって、第1の
信号圧P1 及び第2の信号圧P2 が0の状態(図4及び
図5の(a))においては、スプールSは、スプリング
Kの付勢力によって上方に押し上げられて、上限に位置
する。このとき、図4(a)中の左側の、第1の入力ポ
ートa、第2の入力ポートbは、開放されており、右側
の各ポートについては、それぞれ排出ポートeは閉鎖、
入力ポートcは開放、ポートdは閉鎖、排出ポートfは
閉鎖、排出ポートgは開放されている。なお、上述の各
ポートのうち第1の入力ポートa及び排出ポートgは、
常時開放されているので、これらのポートの開放、閉鎖
についての説明は以下省略するものとする。この状態に
おいて、入力ポートcからライン圧PL が入力される
が、ポートdが閉鎖されていて、ライン圧供給面積が0
であるので、ライン圧PL は油圧アクチュエータ33に
供給されない。なお、ライン圧供給面積とは、入力ポー
トcとポートdとの開放面積のうちの小さい方の面積、
つまり、圧油が実質的に流れることが可能な面積をいう
ものとする。
信号圧P1 及び第2の信号圧P2 が0の状態(図4及び
図5の(a))においては、スプールSは、スプリング
Kの付勢力によって上方に押し上げられて、上限に位置
する。このとき、図4(a)中の左側の、第1の入力ポ
ートa、第2の入力ポートbは、開放されており、右側
の各ポートについては、それぞれ排出ポートeは閉鎖、
入力ポートcは開放、ポートdは閉鎖、排出ポートfは
閉鎖、排出ポートgは開放されている。なお、上述の各
ポートのうち第1の入力ポートa及び排出ポートgは、
常時開放されているので、これらのポートの開放、閉鎖
についての説明は以下省略するものとする。この状態に
おいて、入力ポートcからライン圧PL が入力される
が、ポートdが閉鎖されていて、ライン圧供給面積が0
であるので、ライン圧PL は油圧アクチュエータ33に
供給されない。なお、ライン圧供給面積とは、入力ポー
トcとポートdとの開放面積のうちの小さい方の面積、
つまり、圧油が実質的に流れることが可能な面積をいう
ものとする。
【0054】信号圧Pがリニアに増加されて所定以上と
なると、第1のポートa、及び第2のポートbに入力さ
れる信号圧P1 、P2 によって、スプリングKの付勢力
に抗してスプールSが押し下げられる。
なると、第1のポートa、及び第2のポートbに入力さ
れる信号圧P1 、P2 によって、スプリングKの付勢力
に抗してスプールSが押し下げられる。
【0055】そして、信号圧Pがさらに増加され、スプ
ールSが下降し、図4及び図5の(b)の状態となる
と、それまでランドCによって閉鎖されていたポートd
の開放が開始され、ライン圧供給面積が増加を始める。
この状態がつづいて、図4及び図5の(c)の状態とな
ると、入力ポートcの面積のうちランドBによって開放
されている面積と、ポートdの面積のうちランドCによ
って開放されている面積とが等しくなり、ライン圧供給
面積は最大となる。
ールSが下降し、図4及び図5の(b)の状態となる
と、それまでランドCによって閉鎖されていたポートd
の開放が開始され、ライン圧供給面積が増加を始める。
この状態がつづいて、図4及び図5の(c)の状態とな
ると、入力ポートcの面積のうちランドBによって開放
されている面積と、ポートdの面積のうちランドCによ
って開放されている面積とが等しくなり、ライン圧供給
面積は最大となる。
【0056】さらに、信号圧Pが増加されると、ライン
圧供給面積が減少し、図4及び図5の(d)の状態にな
ると、ランドBが入力ポートcのノッチc1 にかかり、
以後、図4及び図5の(e)の状態となるまで、ノッチ
c1 の開放面積が減少するため、ライン圧供給面積の減
少が緩やかになる。
圧供給面積が減少し、図4及び図5の(d)の状態にな
ると、ランドBが入力ポートcのノッチc1 にかかり、
以後、図4及び図5の(e)の状態となるまで、ノッチ
c1 の開放面積が減少するため、ライン圧供給面積の減
少が緩やかになる。
【0057】そして、スプールSが図4及び図5の
(e)の状態になると、ノッチc1 を含む入力ポートc
が完全に閉鎖され、ライン圧供給面積が0となる。
(e)の状態になると、ノッチc1 を含む入力ポートc
が完全に閉鎖され、ライン圧供給面積が0となる。
【0058】さらに信号圧Pが増加されて、図4及び図
5の(f)の状態となると、それまで、ランドBによっ
て閉鎖されていた排出ポートeの開放が始まり、第2の
入力ポートbと排出ポートeとの連通が開始される。す
ると、第2の入力ポートbの信号圧P2 が低下し、これ
により、スプールSがスプリングKによってわずかに押
し上げられる。すると、再び、ランドBによって排出ポ
ートeが閉鎖され、信号圧P2 の増加が始まる。このよ
うにして、排出ポートeの開放と閉鎖とが繰り返され
て、信号圧Pが所定の範囲内で変動した場合でも、スプ
ールSは、(f)の状態に保持される。
5の(f)の状態となると、それまで、ランドBによっ
て閉鎖されていた排出ポートeの開放が始まり、第2の
入力ポートbと排出ポートeとの連通が開始される。す
ると、第2の入力ポートbの信号圧P2 が低下し、これ
により、スプールSがスプリングKによってわずかに押
し上げられる。すると、再び、ランドBによって排出ポ
ートeが閉鎖され、信号圧P2 の増加が始まる。このよ
うにして、排出ポートeの開放と閉鎖とが繰り返され
て、信号圧Pが所定の範囲内で変動した場合でも、スプ
ールSは、(f)の状態に保持される。
【0059】そして、信号圧Pが所定の範囲内を超える
と、再び、スプールSの下降が開始される。スプールS
が図4及び図5の(g)の状態となると、それまでラン
ドCによって閉鎖されていた排出ポートfのノッチf1
が開放され、ポートdに連通される。これにより、油圧
アクチュエータ33の圧油の排出が開始される。以下、
図4及び図5の(h)の状態になるまで、ノッチf1 の
開放により、ドレーン開口面積が緩やかに増加し、
(h)以降は、排出ポートfの開放面積の増加によっ
て、ドレーン開口面積が増す。これが、図4及び図5の
(i)に示すスプールSの下限位置までつづく。
と、再び、スプールSの下降が開始される。スプールS
が図4及び図5の(g)の状態となると、それまでラン
ドCによって閉鎖されていた排出ポートfのノッチf1
が開放され、ポートdに連通される。これにより、油圧
アクチュエータ33の圧油の排出が開始される。以下、
図4及び図5の(h)の状態になるまで、ノッチf1 の
開放により、ドレーン開口面積が緩やかに増加し、
(h)以降は、排出ポートfの開放面積の増加によっ
て、ドレーン開口面積が増す。これが、図4及び図5の
(i)に示すスプールSの下限位置までつづく。
【0060】以上で、スプールSのランドCが一体の円
柱状であると仮定した場合の、レシオコントロールバル
ブ92の動作説明を終える。
柱状であると仮定した場合の、レシオコントロールバル
ブ92の動作説明を終える。
【0061】次に、本発明の特徴、すなわち、リニアソ
レノイドバルブSLRのフェール時に、ベルト式無段変
速装置(CVT)2のプーリ比を緩やかにダウンシフト
させるための構造及び動作について説明する。
レノイドバルブSLRのフェール時に、ベルト式無段変
速装置(CVT)2のプーリ比を緩やかにダウンシフト
させるための構造及び動作について説明する。
【0062】図3に示すように、レシオコントロールバ
ルブ92のスプールSは、上述では一体であったランド
Cが、ランドCU とランドCD とに分割され、かつ、ラ
ンドCD には、これを上下方向に貫通するドレーン孔1
02が形成されている。このドレーン孔102は、図3
中のスプールSの軸に対して平行に穿孔されており、ラ
ンドCD の上面に開口する開口部102a、また下面に
開口する開口部102bを有する。さらに、特徴的な構
成として、スプールSが図3に示す上限に配置された状
態において、開口部102aは、油圧アクチュエータ3
3に圧油を供給するためのポートdの一部d1 に連通し
ている。すなわち、図3に示す状態において、油圧アク
チュエータ33の第1の油圧室41及び第2の油圧室4
2は、ポートdの一部d1 、ドレーン孔102の上側の
開口部102a、ドレーン孔102、下側の開口部10
2bを介して、最下部の排出ポートgに連通されてい
る。さらに、排出ポートdの一部d1 の開口面積をR1
とし、ドレーン孔102を横切る方向の断面面積をR2
としてとき、これらについてR1 >R2 が成り立つよう
に設定している。
ルブ92のスプールSは、上述では一体であったランド
Cが、ランドCU とランドCD とに分割され、かつ、ラ
ンドCD には、これを上下方向に貫通するドレーン孔1
02が形成されている。このドレーン孔102は、図3
中のスプールSの軸に対して平行に穿孔されており、ラ
ンドCD の上面に開口する開口部102a、また下面に
開口する開口部102bを有する。さらに、特徴的な構
成として、スプールSが図3に示す上限に配置された状
態において、開口部102aは、油圧アクチュエータ3
3に圧油を供給するためのポートdの一部d1 に連通し
ている。すなわち、図3に示す状態において、油圧アク
チュエータ33の第1の油圧室41及び第2の油圧室4
2は、ポートdの一部d1 、ドレーン孔102の上側の
開口部102a、ドレーン孔102、下側の開口部10
2bを介して、最下部の排出ポートgに連通されてい
る。さらに、排出ポートdの一部d1 の開口面積をR1
とし、ドレーン孔102を横切る方向の断面面積をR2
としてとき、これらについてR1 >R2 が成り立つよう
に設定している。
【0063】上述のように構成することにより、リニア
ソレノイドバルブSLRのフェール時に、プーリ比を緩
やかにダウンシフトさせることができる。
ソレノイドバルブSLRのフェール時に、プーリ比を緩
やかにダウンシフトさせることができる。
【0064】例えば、油圧アクチュエータ33の第1の
油圧室41及び第2の油圧室42にかなりの量の圧油が
供給されてプーリ比がO/D側にある状態で、リニアソ
レノイドバルブSLRがフェールして、車輌が停止した
状態を考えると、リニアソレノイドバルブSLRからの
信号圧Pが下がり、スプリングKの付勢力によって、ス
プールSが図3に示す上限の位置に押し上げられる。こ
のときポートcから供給されるライン圧PL は、スプー
ルSのランドB及びランドCU によって停止される。一
方、第1、第2の油圧室41、42の圧油は、ポートd
の一部d1 、ドレーン孔102を介して排出ポートgか
ら排出される。このときの排出量は、ドレーン孔102
の断面積R2 を適宜に選定することで、所望の排出量と
することが可能である。このように第1、第2の油圧室
41、42から排出される圧油の量を適宜にコントロー
ルすることが可能であるため、プーリ比を緩やかにダウ
ンシフトすることができ、したがって、ダウンシフトが
急激に行われた場合のエンジンの吹き上がりや、運転者
に対するショック等を有効に防止することができる。そ
して、緩やかにダウンシフトされた結果、車輌は、プー
リ比が大きい状態で停止しているため、登り坂等におけ
る再発進も容易となる。
油圧室41及び第2の油圧室42にかなりの量の圧油が
供給されてプーリ比がO/D側にある状態で、リニアソ
レノイドバルブSLRがフェールして、車輌が停止した
状態を考えると、リニアソレノイドバルブSLRからの
信号圧Pが下がり、スプリングKの付勢力によって、ス
プールSが図3に示す上限の位置に押し上げられる。こ
のときポートcから供給されるライン圧PL は、スプー
ルSのランドB及びランドCU によって停止される。一
方、第1、第2の油圧室41、42の圧油は、ポートd
の一部d1 、ドレーン孔102を介して排出ポートgか
ら排出される。このときの排出量は、ドレーン孔102
の断面積R2 を適宜に選定することで、所望の排出量と
することが可能である。このように第1、第2の油圧室
41、42から排出される圧油の量を適宜にコントロー
ルすることが可能であるため、プーリ比を緩やかにダウ
ンシフトすることができ、したがって、ダウンシフトが
急激に行われた場合のエンジンの吹き上がりや、運転者
に対するショック等を有効に防止することができる。そ
して、緩やかにダウンシフトされた結果、車輌は、プー
リ比が大きい状態で停止しているため、登り坂等におけ
る再発進も容易となる。
【0065】図5の(j)で示すように、ドレーン孔1
02の断面積R2 に相当するドレーン開口面積があり、
信号圧Pが(k)に対応するまで、つまり、ポートdの
一部d1 の開口面積R1 がドレーン孔102の断面積R
2 と同じになるまでは、ドレーン開口面積は変化しな
い。
02の断面積R2 に相当するドレーン開口面積があり、
信号圧Pが(k)に対応するまで、つまり、ポートdの
一部d1 の開口面積R1 がドレーン孔102の断面積R
2 と同じになるまでは、ドレーン開口面積は変化しな
い。
【0066】したがって、バルブのスプールの長さ及び
バルブボディのポート位置の寸法誤差に対して、常に一
定のドレーン開口面積を確保でき、信頼性が向上する。
バルブボディのポート位置の寸法誤差に対して、常に一
定のドレーン開口面積を確保でき、信頼性が向上する。
【0067】さらに図5に示すように、フェール時のド
レーン開口面積は、通常のダウンシフト時のドレーン開
口面積(例えば、(h)〜(i)間)に比べて、十分小
さいため、ダウンシフト速度は緩やかなものとなる。
レーン開口面積は、通常のダウンシフト時のドレーン開
口面積(例えば、(h)〜(i)間)に比べて、十分小
さいため、ダウンシフト速度は緩やかなものとなる。
【0068】〈実施の形態2〉図6に実施の形態2を示
す。前述の実施の形態1と異なる点は、スプールSにお
けるランドDとドレーン孔103の構成であり、他の点
は同様である。
す。前述の実施の形態1と異なる点は、スプールSにお
けるランドDとドレーン孔103の構成であり、他の点
は同様である。
【0069】ランドDを円柱状に形成し、図6に示すス
プールSの上限においても、このランドDがポートdに
かかるようにする。ただし、ドレーン孔103を斜めに
開けて、その上端側の開口部103aを、油圧アクチュ
エータ33に連通するポートdに開口させ、また、下端
側の開口部103bを、ランドDの下面に開口させる。
こうすることで、第1、第2の油圧室41、42の圧油
を徐々に、ポートd、開口部103a、ドレーン孔10
3、開口部103bを介して、排出ポートgから排出す
ることができる。本実施の形態2によると、実施の形態
1と同様の効果を上げることができるに加えて、スプー
ルSの加工が容易であるという効果もある。
プールSの上限においても、このランドDがポートdに
かかるようにする。ただし、ドレーン孔103を斜めに
開けて、その上端側の開口部103aを、油圧アクチュ
エータ33に連通するポートdに開口させ、また、下端
側の開口部103bを、ランドDの下面に開口させる。
こうすることで、第1、第2の油圧室41、42の圧油
を徐々に、ポートd、開口部103a、ドレーン孔10
3、開口部103bを介して、排出ポートgから排出す
ることができる。本実施の形態2によると、実施の形態
1と同様の効果を上げることができるに加えて、スプー
ルSの加工が容易であるという効果もある。
【0070】なお、ソレノイド圧と、ライン圧供給面積
及びドレーン開口面積との関係は、図5に示す実施の形
態1のものと同じである。
及びドレーン開口面積との関係は、図5に示す実施の形
態1のものと同じである。
【0071】〈実施の形態3〉図7に実施の形態3とし
て、2つの実施の形態を示す。2つのものは、(a)の
正面図においては、同じ形状であるが、(a)のY−Y
断面である(b)、(c)において異なる形状が表れ
る。なお、これらにおける実施の形態1と異なる点は、
ランドEと、ランドFと、これらの間の中間部Gの形状
であり、さらに排出するポートが排出ポートgではな
く、排出ポートfである点である。(b)のものは、ラ
ンドEとランドFとの間の中間部Gとして小径部G1 を
設けており、この小径部G1 の外周を介して、ポートd
と排出ポートfとを連通させており、これにより、第
1、第2の油圧室41、42の圧油を排出している。
て、2つの実施の形態を示す。2つのものは、(a)の
正面図においては、同じ形状であるが、(a)のY−Y
断面である(b)、(c)において異なる形状が表れ
る。なお、これらにおける実施の形態1と異なる点は、
ランドEと、ランドFと、これらの間の中間部Gの形状
であり、さらに排出するポートが排出ポートgではな
く、排出ポートfである点である。(b)のものは、ラ
ンドEとランドFとの間の中間部Gとして小径部G1 を
設けており、この小径部G1 の外周を介して、ポートd
と排出ポートfとを連通させており、これにより、第
1、第2の油圧室41、42の圧油を排出している。
【0072】これに対して、(c)のものは、ランドE
とランドFとの中間部Gに、縦方向の溝G2 を周方向を
4等分する位置に設けたものであり、この溝G2 を介し
て、ポートdと排出ポートfとを連通させており、これ
により、第1、第2の油圧室41、42の圧油を排出し
ている。本実施の形態3によると、実施の形態1と同様
の効果をあげることができる。また、ソレノイド圧と、
ライン圧供給面積及びドレーン開口面積との関係は、図
5に示す実施の形態1のものと同じである。
とランドFとの中間部Gに、縦方向の溝G2 を周方向を
4等分する位置に設けたものであり、この溝G2 を介し
て、ポートdと排出ポートfとを連通させており、これ
により、第1、第2の油圧室41、42の圧油を排出し
ている。本実施の形態3によると、実施の形態1と同様
の効果をあげることができる。また、ソレノイド圧と、
ライン圧供給面積及びドレーン開口面積との関係は、図
5に示す実施の形態1のものと同じである。
【0073】〈実施の形態4〉図8(a)、(b)に示
すものは、図7(a)、(b)に示すものをさらに改良
したものである。図7(a)、(b)に示すものは、ス
プールSのランドEとランドFとの間の中間部Gの外周
面全体を圧油を排出するための油路としているため、外
周面全体を精度よく仕上げることが必要であった。これ
に対し、図8(a)、(b)のものは、中間部Gのうち
の、圧油の排出量に影響を与えない部分については、精
度の荒い縮径部G3 に加工し、寸法精度を確保する必要
のある部分を少なくすることができる。
すものは、図7(a)、(b)に示すものをさらに改良
したものである。図7(a)、(b)に示すものは、ス
プールSのランドEとランドFとの間の中間部Gの外周
面全体を圧油を排出するための油路としているため、外
周面全体を精度よく仕上げることが必要であった。これ
に対し、図8(a)、(b)のものは、中間部Gのうち
の、圧油の排出量に影響を与えない部分については、精
度の荒い縮径部G3 に加工し、寸法精度を確保する必要
のある部分を少なくすることができる。
【0074】〈実施の形態5〉図9(a)、(b)に実
施の形態5を示す。このものは、スプールSのランドE
とランドFとの間に縮径部G4 を設け、ポートd、縮径
部G4 、排出ポートfのノッチf1 を介して圧油を排出
する。スプールSの加工が容易である反面、圧油の排出
量がノッチf1 とランドF上面の位置とによって決ま
る。図10の(n)部分に示すように、信号圧Pに対し
てドレーン開口面積が変化するため、バルブスプール長
さ及びバルブボディのポート位置の寸法誤差によって、
ドレーン開口面積が変わってしまうおそれがあるが、排
出量を制御するためのスプールSの加工が不要となるい
う利点が合う。
施の形態5を示す。このものは、スプールSのランドE
とランドFとの間に縮径部G4 を設け、ポートd、縮径
部G4 、排出ポートfのノッチf1 を介して圧油を排出
する。スプールSの加工が容易である反面、圧油の排出
量がノッチf1 とランドF上面の位置とによって決ま
る。図10の(n)部分に示すように、信号圧Pに対し
てドレーン開口面積が変化するため、バルブスプール長
さ及びバルブボディのポート位置の寸法誤差によって、
ドレーン開口面積が変わってしまうおそれがあるが、排
出量を制御するためのスプールSの加工が不要となるい
う利点が合う。
【0075】〈実施の形態6〉図11に示す実施の形態
6は、レシオコントロールバルブ92に対しては、特別
な加工は行わず、フェール専用の切換バルブ103を配
置した。この切換バルブ103は、リニアソレノイドバ
ルブSLRのフェール時に、図11中の左半位置をと
り、プライマリ側の油圧アクチュエータ33の供給ポー
トhをオリフィス104を介して排出ポートiに連通さ
れる。切換バルブ103は、リニアソレノイドバルブS
LRの信号圧Pを入力ポートjに入力することにより、
正常時は、右半位置をとり、フェール時には自動的に左
半位置に切り換わって、油圧の排出を行うことができ
る。
6は、レシオコントロールバルブ92に対しては、特別
な加工は行わず、フェール専用の切換バルブ103を配
置した。この切換バルブ103は、リニアソレノイドバ
ルブSLRのフェール時に、図11中の左半位置をと
り、プライマリ側の油圧アクチュエータ33の供給ポー
トhをオリフィス104を介して排出ポートiに連通さ
れる。切換バルブ103は、リニアソレノイドバルブS
LRの信号圧Pを入力ポートjに入力することにより、
正常時は、右半位置をとり、フェール時には自動的に左
半位置に切り換わって、油圧の排出を行うことができ
る。
【図1】本発明が適用される無段変速機を示す概略図。
【図2】その油圧回路を示す図。
【図3】(a)は実施の形態1のレシオコントロールバ
ルブの構成を示す図。(b)は(a)のY−Y線矢視
図。
ルブの構成を示す図。(b)は(a)のY−Y線矢視
図。
【図4】(a)〜(i)は実施の形態1のレシオコント
ロールバルブの動作を示す図。
ロールバルブの動作を示す図。
【図5】実施の形態1〜実施の形態4における、ソレノ
イド圧と、ライン圧供給面積及びドレーン開口面積との
関係を示す図。
イド圧と、ライン圧供給面積及びドレーン開口面積との
関係を示す図。
【図6】実施の形態2のレシオコントロールバルブの構
成を示す図。
成を示す図。
【図7】(a)は実施の形態3のレシオコントロールバ
ルブの構成を示す図。(b)、(c)はそれぞれ別のス
プールのY−Y線矢視図。
ルブの構成を示す図。(b)、(c)はそれぞれ別のス
プールのY−Y線矢視図。
【図8】(a)は実施の形態4のレシオコントロールバ
ルブの構成を示す図。(b)は(a)のY−Y線矢視
図。
ルブの構成を示す図。(b)は(a)のY−Y線矢視
図。
【図9】(a)は実施の形態5のレシオコントロールバ
ルブの構成を示す図。(b)は(a)のY−Y線矢視
図。
ルブの構成を示す図。(b)は(a)のY−Y線矢視
図。
【図10】実施の形態5における、ソレノイド圧と、ラ
イン圧供給面積及びドレーン開口面積との関係を示す
図。
イン圧供給面積及びドレーン開口面積との関係を示す
図。
【図11】実施の形態6のレシオコントロールバルブ、
切換バルブ等の構成を示す図。
切換バルブ等の構成を示す図。
23、29 固定シーブ 25、30 可動シーブ 26、31 プーリ 32 ベルト 92 レシオコントロールバルブ 103 切換バルブ 104 オリフィス d、h 供給ポート f、g、i 排出ポート f1 ノッチ G1 小径部 G2 溝 P 信号圧(ソレノイド圧) S スプール SLR リニアソレノイドバルブ
Claims (9)
- 【請求項1】 固定シーブと可動シーブとを有する2個
のプーリ間にベルトを掛け渡し、前記可動シーブの移動
量を調整してプーリ比を変更することで変速を行う無段
変速機の油圧制御装置において、 前記プーリに対する供給油圧を制御して前記可動シーブ
の移動量を調整し、アップシフト、変速比固定、ダウン
シフトを行うレシオコントロールバルブと、 該レシオコントロールバルブを操作するリニアソレノイ
ドバルブと、 該リニアソレノイドバルブのフェール時に、前記プーリ
の圧油をドレーンさせて所定速度でダウンシフトさせる
変速手段と、を備える、 ことを特徴とする無段変速機の油圧制御装置。 - 【請求項2】 前記変速手段が、前記レシオコントロー
ルバルブに形成されて前記プーリへの油圧の供給ポート
と排出ポートとの一部を連通させる連通機構である、 ことを特徴とする請求項1記載の無段変速機の油圧制御
装置。 - 【請求項3】 前記連通機構が、前記レシオコントロー
ルバルブのスプールの内部に形成されて前記供給ポート
と前記排出ポートとを連通させる小孔である、 ことを特徴とする請求項2記載の無段変速機の油圧制御
装置。 - 【請求項4】 前記連通機構が、前記レシオコントロー
ルバルブのスプールの外周に形成されて前記供給ポート
と前記排出ポートとを連通させる溝である、 ことを特徴とする請求項2記載の無段変速機の油圧制御
装置。 - 【請求項5】 前記連通機構が、前記レシオコントロー
ルバルブのスプールの外周に形成されて前記供給ポート
と前記排出ポートとを連通させる、ランドよりも小さい
小径部である、 ことを特徴とする請求項2記載の無段変速機の油圧制御
装置。 - 【請求項6】 前記小径部を前記供給ポートと前記排出
ポートとのうちの少なくとも一方の近傍に設ける、 ことを特徴とする請求項5記載の無段変速機の油圧制御
装置。 - 【請求項7】 前記連通機構が、前記排出ポートに形成
されて前記供給ポートに連通するノッチである、 ことを特徴とする請求項2記載の無段変速機の油圧制御
装置。 - 【請求項8】 前記変速手段が、前記プライマリプーリ
の供給ポートをオリフィスを介して前記排出ポートに連
通させる切換バルブである、 ことを特徴とする請求項1記載の無段変速機の油圧制御
装置。 - 【請求項9】 前記切換バルブは、前記リニアソレノイ
ドバルブの信号圧によって切り換えられる、 ことを特徴とする請求項8記載の無段変速機の油圧制御
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9055278A JPH10252847A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 無段変速機の油圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9055278A JPH10252847A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 無段変速機の油圧制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10252847A true JPH10252847A (ja) | 1998-09-22 |
Family
ID=12994136
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9055278A Pending JPH10252847A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 無段変速機の油圧制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10252847A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002168330A (ja) * | 2000-11-30 | 2002-06-14 | Denso Corp | 自動変速機の液圧制御装置 |
| JP2002323120A (ja) * | 2001-04-24 | 2002-11-08 | Fuji Heavy Ind Ltd | 無段変速機の油圧制御装置 |
| JP2004293701A (ja) * | 2003-03-27 | 2004-10-21 | Jatco Ltd | 油圧制御弁 |
| WO2007049682A1 (ja) * | 2005-10-26 | 2007-05-03 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | 車両用自動変速機の制御装置 |
| WO2011142269A1 (ja) * | 2010-05-12 | 2011-11-17 | 本田技研工業株式会社 | 自動変速機の油圧制御装置 |
-
1997
- 1997-03-10 JP JP9055278A patent/JPH10252847A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002168330A (ja) * | 2000-11-30 | 2002-06-14 | Denso Corp | 自動変速機の液圧制御装置 |
| JP2002323120A (ja) * | 2001-04-24 | 2002-11-08 | Fuji Heavy Ind Ltd | 無段変速機の油圧制御装置 |
| JP2004293701A (ja) * | 2003-03-27 | 2004-10-21 | Jatco Ltd | 油圧制御弁 |
| WO2007049682A1 (ja) * | 2005-10-26 | 2007-05-03 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | 車両用自動変速機の制御装置 |
| JP2007120586A (ja) * | 2005-10-26 | 2007-05-17 | Toyota Motor Corp | 車両用自動変速機の制御装置 |
| WO2011142269A1 (ja) * | 2010-05-12 | 2011-11-17 | 本田技研工業株式会社 | 自動変速機の油圧制御装置 |
| CN102834651A (zh) * | 2010-05-12 | 2012-12-19 | 本田技研工业株式会社 | 自动变速器的液压控制装置 |
| JP5465325B2 (ja) * | 2010-05-12 | 2014-04-09 | 本田技研工業株式会社 | 自動変速機の油圧制御装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040914 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050125 |