JPH10252955A - 冷媒ホース - Google Patents
冷媒ホースInfo
- Publication number
- JPH10252955A JPH10252955A JP5649197A JP5649197A JPH10252955A JP H10252955 A JPH10252955 A JP H10252955A JP 5649197 A JP5649197 A JP 5649197A JP 5649197 A JP5649197 A JP 5649197A JP H10252955 A JPH10252955 A JP H10252955A
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- JP
- Japan
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- layer
- hose
- refrigerant
- resin layer
- rubber
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- Pending
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- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 最内層に樹脂層5を備えた多重層からなる冷
媒ホース1において、ホースの耐久性を維持しつつホー
スの柔軟性を向上させる。 【解決手段】 冷媒ホース1は、外側から内側にかけて
第1ゴム層2、金属ワイヤから成る補強層3、第2ゴム
層4、そして最内層として樹脂層5から成る多重層構造
となっている。樹脂層5は芳香族ポリアミド系合成樹脂
からなり、螺旋状の蛇腹形状を有しており、外側の各ゴ
ム層と同等の伸縮性能を有している。
媒ホース1において、ホースの耐久性を維持しつつホー
スの柔軟性を向上させる。 【解決手段】 冷媒ホース1は、外側から内側にかけて
第1ゴム層2、金属ワイヤから成る補強層3、第2ゴム
層4、そして最内層として樹脂層5から成る多重層構造
となっている。樹脂層5は芳香族ポリアミド系合成樹脂
からなり、螺旋状の蛇腹形状を有しており、外側の各ゴ
ム層と同等の伸縮性能を有している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、最内層に樹脂層を
備えた多重層からなり、耐久性および柔軟性を有する冷
媒ホースに関するものであり、特にカーエアコンの冷凍
サイクルに用いて好適である。
備えた多重層からなり、耐久性および柔軟性を有する冷
媒ホースに関するものであり、特にカーエアコンの冷凍
サイクルに用いて好適である。
【0002】
【従来の技術】この種の冷媒ホースは、一般に冷凍サイ
クル等に使用され、各機器の間を接続して冷媒を流通さ
せる。この冷媒ホースは、各機器の配置に応じて曲がっ
たル−トに配設され、また、各機器からの振動等により
繰り返し曲げ応力を受ける。このため、耐久性と共に柔
軟性を有する構造が必要である。
クル等に使用され、各機器の間を接続して冷媒を流通さ
せる。この冷媒ホースは、各機器の配置に応じて曲がっ
たル−トに配設され、また、各機器からの振動等により
繰り返し曲げ応力を受ける。このため、耐久性と共に柔
軟性を有する構造が必要である。
【0003】現在一般に用いられているものとして、カ
ーエアコン冷凍サイクル用の冷媒ホースの構造を図6に
示す。ホース11は多重層からなっている。その層構成
は、ホース11の外側から内側にかけて第1ゴム層1
2、樹脂系材料(PET、アラミド等)および金属ワイ
ヤ等で構成された補強層13、第2ゴム層14、樹脂層
15となっており、各隣接層は互いに接着剤によって接
着されている。
ーエアコン冷凍サイクル用の冷媒ホースの構造を図6に
示す。ホース11は多重層からなっている。その層構成
は、ホース11の外側から内側にかけて第1ゴム層1
2、樹脂系材料(PET、アラミド等)および金属ワイ
ヤ等で構成された補強層13、第2ゴム層14、樹脂層
15となっており、各隣接層は互いに接着剤によって接
着されている。
【0004】ここで、2つのゴム層12、14は主とし
てホースの柔軟性を確保するものであり、補強層13は
主としてホースの強度を確保するものである。また、樹
脂層15は、ホース内を流通する冷媒の漏れ防止作用を
するものである。この作用は、分子密度の違い等から樹
脂はゴムより冷媒透過性が小さいという性質を利用した
ものである。冷媒漏れは、環境保護(地球温暖化の歯止
め)の観点から好まくない。ちなみに、上記のホース1
1は、樹脂層15が無い場合、すなわち第1のゴム層、
補強層および第2のゴム層の3層のみからなるホースに
比べて、1/10程度に冷媒透過を抑えることができ
る。
てホースの柔軟性を確保するものであり、補強層13は
主としてホースの強度を確保するものである。また、樹
脂層15は、ホース内を流通する冷媒の漏れ防止作用を
するものである。この作用は、分子密度の違い等から樹
脂はゴムより冷媒透過性が小さいという性質を利用した
ものである。冷媒漏れは、環境保護(地球温暖化の歯止
め)の観点から好まくない。ちなみに、上記のホース1
1は、樹脂層15が無い場合、すなわち第1のゴム層、
補強層および第2のゴム層の3層のみからなるホースに
比べて、1/10程度に冷媒透過を抑えることができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した一般的な冷媒
ホースにおいて、樹脂にはゴム程の伸縮性が無いため樹
脂層の柔軟性は十分ではない。そのため、ホース全体の
柔軟性が低下するとともに曲げに対する反発が起こり、
機器へのホース脱着あるいは配置ルートへのホース配設
等の組付け作業性が悪化する。
ホースにおいて、樹脂にはゴム程の伸縮性が無いため樹
脂層の柔軟性は十分ではない。そのため、ホース全体の
柔軟性が低下するとともに曲げに対する反発が起こり、
機器へのホース脱着あるいは配置ルートへのホース配設
等の組付け作業性が悪化する。
【0006】上記の問題点に対して、単純には最内層の
樹脂層を無くしたり、樹脂層を薄くしてもよいが、この
ような対策は上述した冷媒漏れ防止の点から望ましくな
い。また、本発明者等の検討によれば、上記した一般的
な冷媒ホースにおける第2のゴム層と樹脂層との接着面
において、大きな振動や引っ張りを受けると剥がれやす
く、ホース詰まりが起こる可能性があることが明らかと
なった。本発明は上記点に鑑みて、最内層に樹脂層を備
えた多重層からなる冷媒ホースにおいて、ホースの耐久
性を維持しつつホースの柔軟性を向上させることを目的
とする。
樹脂層を無くしたり、樹脂層を薄くしてもよいが、この
ような対策は上述した冷媒漏れ防止の点から望ましくな
い。また、本発明者等の検討によれば、上記した一般的
な冷媒ホースにおける第2のゴム層と樹脂層との接着面
において、大きな振動や引っ張りを受けると剥がれやす
く、ホース詰まりが起こる可能性があることが明らかと
なった。本発明は上記点に鑑みて、最内層に樹脂層を備
えた多重層からなる冷媒ホースにおいて、ホースの耐久
性を維持しつつホースの柔軟性を向上させることを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上述の樹
脂層の柔軟性不足や剥がれは、ゴム層と樹脂層との伸縮
性能の差により発生するという点に着目し、樹脂層の形
状変更によって樹脂層にゴム層並の伸縮性を持たせるこ
とで上記目的を達成することとした。すなわち、請求項
1の発明によれば、少なくとも1層以上の補強層
(3)、最内層としての樹脂層(5)およびこの樹脂層
(5)の外面層としてのゴム層(4)を有する多重層か
らなり、内部を冷媒が流通するホース(1)であって、
樹脂層(5)は蛇腹形状をなし柔軟性を有することを特
徴とする。
脂層の柔軟性不足や剥がれは、ゴム層と樹脂層との伸縮
性能の差により発生するという点に着目し、樹脂層の形
状変更によって樹脂層にゴム層並の伸縮性を持たせるこ
とで上記目的を達成することとした。すなわち、請求項
1の発明によれば、少なくとも1層以上の補強層
(3)、最内層としての樹脂層(5)およびこの樹脂層
(5)の外面層としてのゴム層(4)を有する多重層か
らなり、内部を冷媒が流通するホース(1)であって、
樹脂層(5)は蛇腹形状をなし柔軟性を有することを特
徴とする。
【0008】それによって、樹脂層(5)は蛇腹の伸縮
によりゴム層(4)並の伸縮性能を持つようになるた
め、ホース全体としての柔軟性が向上できるとともに、
ゴム層(4)と樹脂層(5)との接着面において、ゴム
と樹脂との収縮差を小さくできる。よって、ホースの組
付け作業性が向上できると共に、振動等によるゴム層
(4)と樹脂層(5)との剥がれが防止でき、ホースの
耐久性が向上できる。
によりゴム層(4)並の伸縮性能を持つようになるた
め、ホース全体としての柔軟性が向上できるとともに、
ゴム層(4)と樹脂層(5)との接着面において、ゴム
と樹脂との収縮差を小さくできる。よって、ホースの組
付け作業性が向上できると共に、振動等によるゴム層
(4)と樹脂層(5)との剥がれが防止でき、ホースの
耐久性が向上できる。
【0009】また、樹脂層(5)に用いる冷媒が透過し
にくい樹脂としては、請求項2のように、6−ナイロン
等に代表される芳香族ポリアミド系合成樹脂が挙げられ
る。さらに、請求項3の発明によれば、請求項1および
2の構成に加えて、樹脂層(5)の蛇腹形状は螺旋状に
なっていることを特徴とする。それによって、成形型で
あるマンドレルによって一体成形された樹脂層(5)
は、螺旋に沿って回転させることにより雄ねじと雌ねじ
の作用が生じ、容易に離型できる。
にくい樹脂としては、請求項2のように、6−ナイロン
等に代表される芳香族ポリアミド系合成樹脂が挙げられ
る。さらに、請求項3の発明によれば、請求項1および
2の構成に加えて、樹脂層(5)の蛇腹形状は螺旋状に
なっていることを特徴とする。それによって、成形型で
あるマンドレルによって一体成形された樹脂層(5)
は、螺旋に沿って回転させることにより雄ねじと雌ねじ
の作用が生じ、容易に離型できる。
【0010】ここで、蛇腹のサイズが過大であると、ホ
ース内を流通する冷媒の圧力損失が過大となり、また逆
に蛇腹のサイズが過小であると、上記蛇腹の伸縮作用が
発揮されにくくなる。本発明者等の検討によれば、請求
項4のように、蛇腹のピッチ(L)が0.05〜5mm
であり、蛇腹の高さ(H)が0.05〜5mmであれ
ば、上記請求項1の効果をより効果的に達成しつつ冷媒
の圧力損失に悪影響を与えないことがわかった。
ース内を流通する冷媒の圧力損失が過大となり、また逆
に蛇腹のサイズが過小であると、上記蛇腹の伸縮作用が
発揮されにくくなる。本発明者等の検討によれば、請求
項4のように、蛇腹のピッチ(L)が0.05〜5mm
であり、蛇腹の高さ(H)が0.05〜5mmであれ
ば、上記請求項1の効果をより効果的に達成しつつ冷媒
の圧力損失に悪影響を与えないことがわかった。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図1および図2を用いて、
本発明を、カーエアコン冷凍サイクルの各機器を接続す
るのに用いる冷媒ホースに適用した実施の形態について
述べる。図1(a)は、本実施形態に係る冷媒ホース1
の一部を切欠して示す斜視図であり、図1(b)は図1
(a)のA部分の拡大図である。また、図2は、この冷
媒ホース1の軸平行方向の断面図である。
本発明を、カーエアコン冷凍サイクルの各機器を接続す
るのに用いる冷媒ホースに適用した実施の形態について
述べる。図1(a)は、本実施形態に係る冷媒ホース1
の一部を切欠して示す斜視図であり、図1(b)は図1
(a)のA部分の拡大図である。また、図2は、この冷
媒ホース1の軸平行方向の断面図である。
【0012】冷媒ホース1は多重層からなっており、そ
の層構成は、冷媒ホース1の外側から内側にかけて第1
ゴム層2、補強層3、第2ゴム層4、そして最内層とし
ての樹脂層5となっている。そして、各隣接層は互いに
接着剤によって接着されている。ここで、2つのゴム層
2、4(例えば、厚さ1.2〜1.5mm)は合成ゴム
等の弾性部材から作られ、曲げ等に対するホースの柔軟
性を確保するものである。そして、補強層3は金属ワイ
ヤ等から構成されており、引っ張り等に対するホースの
強度を確保するものである。ここで、補強層3の金属ワ
イヤは、例えば2000〜4000デニール(D、1D
は1グラム/9000m)程度のものが用いられる。
の層構成は、冷媒ホース1の外側から内側にかけて第1
ゴム層2、補強層3、第2ゴム層4、そして最内層とし
ての樹脂層5となっている。そして、各隣接層は互いに
接着剤によって接着されている。ここで、2つのゴム層
2、4(例えば、厚さ1.2〜1.5mm)は合成ゴム
等の弾性部材から作られ、曲げ等に対するホースの柔軟
性を確保するものである。そして、補強層3は金属ワイ
ヤ等から構成されており、引っ張り等に対するホースの
強度を確保するものである。ここで、補強層3の金属ワ
イヤは、例えば2000〜4000デニール(D、1D
は1グラム/9000m)程度のものが用いられる。
【0013】そして、樹脂層5は、冷媒が透過しにくい
樹脂、例えば、6−ナイロン等の芳香族ポリアミド系合
成樹脂によって成形されている。その厚さは、例えば1
00〜150μmであり、冷媒が透過しにくい厚さを有
している。樹脂層5の拡大図(図1(a)のA部分)を
図1(b)に示す。樹脂層5の形状は蛇腹形状となって
おり、且つ、この蛇腹の凹凸が螺旋状になっている。こ
の蛇腹の伸縮作用により、冷媒ホース1は曲げられたり
引っ張られたりしても、最内層の樹脂層5は、外側の各
ゴム層2、4の伸縮に応じて負荷なく伸縮できる。
樹脂、例えば、6−ナイロン等の芳香族ポリアミド系合
成樹脂によって成形されている。その厚さは、例えば1
00〜150μmであり、冷媒が透過しにくい厚さを有
している。樹脂層5の拡大図(図1(a)のA部分)を
図1(b)に示す。樹脂層5の形状は蛇腹形状となって
おり、且つ、この蛇腹の凹凸が螺旋状になっている。こ
の蛇腹の伸縮作用により、冷媒ホース1は曲げられたり
引っ張られたりしても、最内層の樹脂層5は、外側の各
ゴム層2、4の伸縮に応じて負荷なく伸縮できる。
【0014】ここで、本発明者等の検討によれば、蛇腹
のピッチLが0.05〜5mmであり、蛇腹の高さHが
0.05〜5mmであれば、蛇腹の伸縮作用がより効果
的にに発揮されることがわかった。すなわち、ピッチL
および高さHが過小であると、蛇腹の伸縮が不十分とな
り、また、高さHが過大であると、蛇腹の凹凸の抵抗に
よってホース内の冷媒の圧力損失が大きくなってしま
う。このため蛇腹のサイズは前記の範囲が好ましい。
のピッチLが0.05〜5mmであり、蛇腹の高さHが
0.05〜5mmであれば、蛇腹の伸縮作用がより効果
的にに発揮されることがわかった。すなわち、ピッチL
および高さHが過小であると、蛇腹の伸縮が不十分とな
り、また、高さHが過大であると、蛇腹の凹凸の抵抗に
よってホース内の冷媒の圧力損失が大きくなってしま
う。このため蛇腹のサイズは前記の範囲が好ましい。
【0015】なお、図2に示すように、樹脂層5は、蛇
腹の凹凸のうち外面層の第2のゴム層4と接する部分に
て接着されており、非接着部分と第2のゴム層4との間
には蛇腹の高さHに相当する隙間6が存在する。次に、
上記構成を有する冷媒ホース1の製造方法としては、ま
ず、上述の蛇腹形状に対応した軸状の成形型(マンドレ
ル)(図示しない)によって、樹脂層5を成形する。そ
して、成形された樹脂層5を上記の螺旋形状に沿って回
転させることにより、雄ねじと雌ねじの作用により離型
する。
腹の凹凸のうち外面層の第2のゴム層4と接する部分に
て接着されており、非接着部分と第2のゴム層4との間
には蛇腹の高さHに相当する隙間6が存在する。次に、
上記構成を有する冷媒ホース1の製造方法としては、ま
ず、上述の蛇腹形状に対応した軸状の成形型(マンドレ
ル)(図示しない)によって、樹脂層5を成形する。そ
して、成形された樹脂層5を上記の螺旋形状に沿って回
転させることにより、雄ねじと雌ねじの作用により離型
する。
【0016】続いて、この樹脂層5に対して、第2のゴ
ム層4、補強層3、第1のゴム層の順に、接着剤を塗布
したシート状の各層を巻き付けていくことで、冷媒ホー
ス1が完成する。ここで、上記した冷媒ホース1のカー
エアコン冷凍サイクルの各機器への接続方法は、主とし
てかしめによって行われる。例えば、冷媒ホース1に機
器側のパイプを挿入し、冷媒ホース1の外周面(第1ゴ
ム層の外周面)に薄肉のアルミニウムもしくは鉄等の金
属層を介してかしめることで、最内層の樹脂層5が塑性
変形してパイプに接着される。
ム層4、補強層3、第1のゴム層の順に、接着剤を塗布
したシート状の各層を巻き付けていくことで、冷媒ホー
ス1が完成する。ここで、上記した冷媒ホース1のカー
エアコン冷凍サイクルの各機器への接続方法は、主とし
てかしめによって行われる。例えば、冷媒ホース1に機
器側のパイプを挿入し、冷媒ホース1の外周面(第1ゴ
ム層の外周面)に薄肉のアルミニウムもしくは鉄等の金
属層を介してかしめることで、最内層の樹脂層5が塑性
変形してパイプに接着される。
【0017】さらに、その他のかしめ例として、図3お
よび図4に示すようなものがある。図3は、機器側のパ
イプ7にゴムや接着剤等のコーティング8を巻き付け
て、冷媒ホース1に挿入した後、上記のようにかしめる
ことで接続するものである。また、図4はパイプ7の外
周面を樹脂層5に対して雄ねじ、雌ねじの関係にし、パ
イプ7を冷媒ホース1とねじ嵌合させ、上記のようにか
しめることで接続するものである。
よび図4に示すようなものがある。図3は、機器側のパ
イプ7にゴムや接着剤等のコーティング8を巻き付け
て、冷媒ホース1に挿入した後、上記のようにかしめる
ことで接続するものである。また、図4はパイプ7の外
周面を樹脂層5に対して雄ねじ、雌ねじの関係にし、パ
イプ7を冷媒ホース1とねじ嵌合させ、上記のようにか
しめることで接続するものである。
【0018】ところで、本実施形態によれば、樹脂層5
は蛇腹の伸縮により各ゴム層2、4並の伸縮性能を持つ
ようになるため、冷媒ホース1全体としての曲げ柔軟性
が向上できる。そのため、従来技術の項にて述べた一般
的な冷媒ホース(図6参照)に比べて、曲げに対する反
発が弱くなるため、作業者にとって組付け作業性が向上
できる。また、第2ゴム層4と樹脂層5との接着面にお
いて、ゴムと樹脂との収縮差を小さくできるため、曲げ
や振動等によるゴムと樹脂との剥がれが防止でき、ホー
スの耐久性が向上できる。
は蛇腹の伸縮により各ゴム層2、4並の伸縮性能を持つ
ようになるため、冷媒ホース1全体としての曲げ柔軟性
が向上できる。そのため、従来技術の項にて述べた一般
的な冷媒ホース(図6参照)に比べて、曲げに対する反
発が弱くなるため、作業者にとって組付け作業性が向上
できる。また、第2ゴム層4と樹脂層5との接着面にお
いて、ゴムと樹脂との収縮差を小さくできるため、曲げ
や振動等によるゴムと樹脂との剥がれが防止でき、ホー
スの耐久性が向上できる。
【0019】また、本実施形態によれば、蛇腹が螺旋状
をなしているため、成形の際の離型が容易であり、ま
た、離型時に過大な力を必要としないため、樹脂層5が
傷ついて白化する等の不具合を防止できる。 (他の実施形態)なお、上記実施形態においては、樹脂
層5と第2ゴム層4との非接着部分には蛇腹の高さHに
相当する隙間6が存在していたが、図5のように、この
隙間にゴム層が入り込んだ構成となっていてもよい。こ
の構成によっても上述した、冷媒ホースの柔軟性、耐久
性向上効果は実現できる。なお、隙間に入り込んだ第2
ゴム層4のゴム部分と樹脂層5とは接着されていてもい
なくてもよい。
をなしているため、成形の際の離型が容易であり、ま
た、離型時に過大な力を必要としないため、樹脂層5が
傷ついて白化する等の不具合を防止できる。 (他の実施形態)なお、上記実施形態においては、樹脂
層5と第2ゴム層4との非接着部分には蛇腹の高さHに
相当する隙間6が存在していたが、図5のように、この
隙間にゴム層が入り込んだ構成となっていてもよい。こ
の構成によっても上述した、冷媒ホースの柔軟性、耐久
性向上効果は実現できる。なお、隙間に入り込んだ第2
ゴム層4のゴム部分と樹脂層5とは接着されていてもい
なくてもよい。
【0020】なお、上記各実施形態は、上述のように曲
げだけでなく振動に対しても耐久性を有するので、例え
ば、車両等からの振動を受けやすいカーエアコンの冷媒
ホース等に用いることができる。その中でも、特にコン
プレッサ等、振動を多く受ける機器に接続される冷媒ホ
ースに使用して好適である。また、上記各実施形態は、
カーエアコン冷凍サイクルの冷媒ホースだけでなく、例
えば、エンジン等からの振動を受けやすいエンジンヒー
トポンプの冷媒ホース等にも適用することができる。つ
まり、本発明が適用される冷媒ホースの用途は、特にカ
ーエアコン用冷凍サイクルに限定されるものではない。
げだけでなく振動に対しても耐久性を有するので、例え
ば、車両等からの振動を受けやすいカーエアコンの冷媒
ホース等に用いることができる。その中でも、特にコン
プレッサ等、振動を多く受ける機器に接続される冷媒ホ
ースに使用して好適である。また、上記各実施形態は、
カーエアコン冷凍サイクルの冷媒ホースだけでなく、例
えば、エンジン等からの振動を受けやすいエンジンヒー
トポンプの冷媒ホース等にも適用することができる。つ
まり、本発明が適用される冷媒ホースの用途は、特にカ
ーエアコン用冷凍サイクルに限定されるものではない。
【0021】なお、上記各実施形態において、補強層は
1層であるが、2層以上であってもよい。
1層であるが、2層以上であってもよい。
【図1】(a)は本発明の実施形態に係る冷媒ホースの
一部切欠した斜視図、(b)は(a)の部分拡大図であ
る。
一部切欠した斜視図、(b)は(a)の部分拡大図であ
る。
【図2】図1のホース軸方向の断面図である。
【図3】上記実施形態の冷媒ホースの1接続方法を示す
断面図である。
断面図である。
【図4】上記実施形態の冷媒ホースの別の接続方法を示
す断面図である。
す断面図である。
【図5】本発明の他の実施形態に係る冷媒ホースのホー
ス軸方向の断面図である。
ス軸方向の断面図である。
【図6】(a)は一般的な冷媒ホースの一部切欠した斜
視図、(b)は(a)のホース軸方向の断面図である。
視図、(b)は(a)のホース軸方向の断面図である。
1…冷媒ホース、3…補強層、4…第2ゴム層、5…樹
脂層、L…蛇腹のピッチ、H…蛇腹の高さ。
脂層、L…蛇腹のピッチ、H…蛇腹の高さ。
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも1層以上の補強層(3)、最
内層としての樹脂層(5)およびこの樹脂層(5)の外
面層としてのゴム層(4)を有する多重層からなり、内
部を冷媒が流通するホース(1)であって、前記樹脂層
(5)は蛇腹形状をなし柔軟性を有することを特徴とす
る冷媒ホース。 - 【請求項2】 前記樹脂層(5)は芳香族ポリアミド系
合成樹脂からなることを特徴とする請求項1に記載の冷
媒ホース。 - 【請求項3】 前記樹脂層(5)の蛇腹形状は、螺旋状
になっていることを特徴とする請求項1または2に記載
の冷媒ホース。 - 【請求項4】 前記樹脂層(5)において、蛇腹のピッ
チ(L)が0.05〜5mmであり、蛇腹の高さ(H)
が0.05〜5mmであることを特徴とする請求項1な
いし3のいずれか1つに記載の冷媒ホース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5649197A JPH10252955A (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | 冷媒ホース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5649197A JPH10252955A (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | 冷媒ホース |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10252955A true JPH10252955A (ja) | 1998-09-22 |
Family
ID=13028570
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5649197A Pending JPH10252955A (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | 冷媒ホース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10252955A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6213156B1 (en) | 1998-12-16 | 2001-04-10 | Tokai Rubber Industries, Ltd. | Hose for refrigerant for an electrically driven compressor |
| JP2002106761A (ja) * | 2000-10-04 | 2002-04-10 | Excel Kk | 蛇腹ダクト |
| KR100632779B1 (ko) | 2004-06-12 | 2006-10-16 | 허차순 | 프로파일 나선형 합성수지관 코팅 직관 파이프 |
| JP2007524531A (ja) * | 2004-02-06 | 2007-08-30 | クーパー−スタンダード オートモーティブ、 インコーポレイテッド | 車両に適用するための芳香族ポリアミド管状材料 |
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