JPH1025377A - ポリプロピレン系樹脂組成物 - Google Patents
ポリプロピレン系樹脂組成物Info
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- JPH1025377A JPH1025377A JP20100396A JP20100396A JPH1025377A JP H1025377 A JPH1025377 A JP H1025377A JP 20100396 A JP20100396 A JP 20100396A JP 20100396 A JP20100396 A JP 20100396A JP H1025377 A JPH1025377 A JP H1025377A
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- phosphate
- bis
- parts
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 タルクおよび結晶核剤を含むポリプロピレン
系樹脂組成物において、添加した結晶核剤の機能を十分
に発揮させ、組成物の曲げ弾性率、耐熱性を向上させ
る。 【解決手段】 (A) ポリプロピレン系樹脂40〜99重量
部、 (B)タルク1〜60重量部、ならびに、(A)+(B)=100
重量部に対して、 (C)下記式 (I)または(II)で示される
ホスフェート系結晶核剤0.01〜3重量部、および(D) エ
チレンジアミン四酢酸0.01〜1重量部を含む樹脂組成
物。 【化1】 (R1 は直接結合、S原子またはC1 〜9 のアルキレン
またはアルキリデン基;R2 、R3 は、H原子またはC
1 〜8 アルキル基;Mは1〜3価の金属原子;nはMの
価数) 【化2】 (R4 はH原子またはC1 〜8 アルキル基;M′は1〜
3価の金属原子;n′はM′の価数)
系樹脂組成物において、添加した結晶核剤の機能を十分
に発揮させ、組成物の曲げ弾性率、耐熱性を向上させ
る。 【解決手段】 (A) ポリプロピレン系樹脂40〜99重量
部、 (B)タルク1〜60重量部、ならびに、(A)+(B)=100
重量部に対して、 (C)下記式 (I)または(II)で示される
ホスフェート系結晶核剤0.01〜3重量部、および(D) エ
チレンジアミン四酢酸0.01〜1重量部を含む樹脂組成
物。 【化1】 (R1 は直接結合、S原子またはC1 〜9 のアルキレン
またはアルキリデン基;R2 、R3 は、H原子またはC
1 〜8 アルキル基;Mは1〜3価の金属原子;nはMの
価数) 【化2】 (R4 はH原子またはC1 〜8 アルキル基;M′は1〜
3価の金属原子;n′はM′の価数)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリプロピレン系
樹脂組成物に関し、さらに詳しくは、工業材料用途、一
般雑貨用途等に有用なポリプロピレン系樹脂組成物に関
する。
樹脂組成物に関し、さらに詳しくは、工業材料用途、一
般雑貨用途等に有用なポリプロピレン系樹脂組成物に関
する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】ポリプロピレン系樹脂
は、自動車、家電などの工業材料用途、各種容器、日用
品などの一般雑貨用途等に広く利用されている。その弾
性率、耐熱性を向上させる手段としてタルクを添加する
ことが一般に行われている。一方、弾性率を向上させる
手段としては、結晶核剤を添加する手法もある。そこ
で、両者を併用することも行われている(特公昭59-174
1 号公報)。
は、自動車、家電などの工業材料用途、各種容器、日用
品などの一般雑貨用途等に広く利用されている。その弾
性率、耐熱性を向上させる手段としてタルクを添加する
ことが一般に行われている。一方、弾性率を向上させる
手段としては、結晶核剤を添加する手法もある。そこ
で、両者を併用することも行われている(特公昭59-174
1 号公報)。
【0003】しかしながら、タルクは、結晶核剤を吸着
しやすく、吸着された結晶核剤はその機能を十分に発揮
することができない。そこで結晶核剤を必要以上に添加
しなければならなくなる。ところが場合によっては、結
晶核剤を多く配合すると、樹脂の耐衝撃性を低下させて
しまうことがある。
しやすく、吸着された結晶核剤はその機能を十分に発揮
することができない。そこで結晶核剤を必要以上に添加
しなければならなくなる。ところが場合によっては、結
晶核剤を多く配合すると、樹脂の耐衝撃性を低下させて
しまうことがある。
【0004】本発明は、タルクおよび結晶核剤を含むポ
リプロピレン系樹脂組成物において、添加した結晶核剤
の機能を十分に発揮させ、組成物の弾性率や耐熱性を効
果的に向上させることを目的とする。
リプロピレン系樹脂組成物において、添加した結晶核剤
の機能を十分に発揮させ、組成物の弾性率や耐熱性を効
果的に向上させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、タルクを
含むポリプロピレン系樹脂組成物について鋭意検討を重
ねた結果、これに、特定の結晶核剤とエチレンジアミン
四酢酸とを組合せて配合すると、タルクによる結晶核剤
の吸着を抑制することができ、よって曲げ弾性率が高
く、しかも耐衝撃性および耐熱性に優れた樹脂組成物が
得られることを見出し、本発明に至った。
含むポリプロピレン系樹脂組成物について鋭意検討を重
ねた結果、これに、特定の結晶核剤とエチレンジアミン
四酢酸とを組合せて配合すると、タルクによる結晶核剤
の吸着を抑制することができ、よって曲げ弾性率が高
く、しかも耐衝撃性および耐熱性に優れた樹脂組成物が
得られることを見出し、本発明に至った。
【0006】すなわち本発明は、(A)ポリプロピレン
系樹脂40〜99重量部、(B)タルク1〜60重量部、なら
びに(A)および(B)の合計100 重量部に対して、
(C)次式(I):
系樹脂40〜99重量部、(B)タルク1〜60重量部、なら
びに(A)および(B)の合計100 重量部に対して、
(C)次式(I):
【0007】
【化3】 (上記式中、R1 は直接結合、イオウ原子または炭素数
1〜9のアルキレンまたはアルキリデン基であり;R2
およびR3 はそれぞれ独立して、水素原子または炭素数
1〜8のアルキル基であり;Mは1〜3価の金属原子で
あり;nはMの価数である)または(II):
1〜9のアルキレンまたはアルキリデン基であり;R2
およびR3 はそれぞれ独立して、水素原子または炭素数
1〜8のアルキル基であり;Mは1〜3価の金属原子で
あり;nはMの価数である)または(II):
【0008】
【化4】 (上記式中、R4 は水素原子または炭素数1〜8のアル
キル基であり;M′は1〜3価の金属原子であり;n′
はM′の価数である)で示されるホスフェート系結晶核
剤0.01〜3重量部、および(D)エチレンジアミン四酢
酸0.01〜1重量部を含むことを特徴とする樹脂組成物を
提供する。
キル基であり;M′は1〜3価の金属原子であり;n′
はM′の価数である)で示されるホスフェート系結晶核
剤0.01〜3重量部、および(D)エチレンジアミン四酢
酸0.01〜1重量部を含むことを特徴とする樹脂組成物を
提供する。
【0009】本発明の好ましい態様を以下に示す。 (イ)(A)および(B)の合計100 重量部に対して、
(C)結晶核剤0.02〜1重量部が含まれる前記の樹脂組
成物。 (ロ)(A)および(B)の合計100 重量部に対して、
(D)エチレンジアミン四酢酸が0.05〜0.5 重量部含ま
れる前記いずれかの樹脂組成物。 (ハ)(A)70〜95重量部に対して、(B)30〜5重量
部が含まれる前記いずれかの樹脂組成物。 (ニ)(C)結晶核剤が、上記式(I)で示されるホス
フェート系化合物であり、R1 が炭素数1〜4のアルキ
レンまたはアルキリデン基であり、R2 が水素原子であ
り、R3 がt-ブチル基であるところの前記いずれかの樹
脂組成物。
(C)結晶核剤0.02〜1重量部が含まれる前記の樹脂組
成物。 (ロ)(A)および(B)の合計100 重量部に対して、
(D)エチレンジアミン四酢酸が0.05〜0.5 重量部含ま
れる前記いずれかの樹脂組成物。 (ハ)(A)70〜95重量部に対して、(B)30〜5重量
部が含まれる前記いずれかの樹脂組成物。 (ニ)(C)結晶核剤が、上記式(I)で示されるホス
フェート系化合物であり、R1 が炭素数1〜4のアルキ
レンまたはアルキリデン基であり、R2 が水素原子であ
り、R3 がt-ブチル基であるところの前記いずれかの樹
脂組成物。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明において使用する(A)ポ
リプロピレン系樹脂としては特に限定されず、公知のポ
リプロピレン系の樹脂をいずれも使用できる。ポリプロ
ピレン系樹脂としては、例えばホモポリプロピレン、プ
ロピレンとα‐オレフィンとの共重合体(ブロック共重
合体およびランダム共重合体を含む)等が挙げられ、好
ましくは耐衝撃性プロピレン共重合体(ICP)、例え
ばプロピレン‐エチレンブロック共重合体が挙げられ
る。共重合体の場合、プロピレンとの共重合成分の量
は、弾性率が著しく低下しないように、共重合体全体の
50重量%以下のものが望ましい。ポリプロピレン系樹脂
の製造方法は特に限定されない。ポリプロピレン系樹脂
のメルトフローレート(MFR)は、成形性を低下させ
ないために、0.01より上であるのが好ましく、より好ま
しくは0.1 より上である。また、耐衝撃性や延性を低下
させないために、1000未満であるのが好ましく、より好
ましくは300 未満である。なお、MFRは、ASTM
D1238に従い、230 ℃、2160g荷重にて測定したも
のである。
リプロピレン系樹脂としては特に限定されず、公知のポ
リプロピレン系の樹脂をいずれも使用できる。ポリプロ
ピレン系樹脂としては、例えばホモポリプロピレン、プ
ロピレンとα‐オレフィンとの共重合体(ブロック共重
合体およびランダム共重合体を含む)等が挙げられ、好
ましくは耐衝撃性プロピレン共重合体(ICP)、例え
ばプロピレン‐エチレンブロック共重合体が挙げられ
る。共重合体の場合、プロピレンとの共重合成分の量
は、弾性率が著しく低下しないように、共重合体全体の
50重量%以下のものが望ましい。ポリプロピレン系樹脂
の製造方法は特に限定されない。ポリプロピレン系樹脂
のメルトフローレート(MFR)は、成形性を低下させ
ないために、0.01より上であるのが好ましく、より好ま
しくは0.1 より上である。また、耐衝撃性や延性を低下
させないために、1000未満であるのが好ましく、より好
ましくは300 未満である。なお、MFRは、ASTM
D1238に従い、230 ℃、2160g荷重にて測定したも
のである。
【0011】また、成分(A)ポリプロピレン系樹脂と
して、上記のポリプロピレン系樹脂の一部(好ましくは
ポリプロピレン系樹脂の50重量%以下)を、ゴム質重合
体、例えばエチレン‐プロピレンゴム(EPR)、エチ
レン−ブチレンゴム(EBR)、スチレン−エチレン−
ブチレン−スチレンゴム(SEBS)等で置換すること
ができる。
して、上記のポリプロピレン系樹脂の一部(好ましくは
ポリプロピレン系樹脂の50重量%以下)を、ゴム質重合
体、例えばエチレン‐プロピレンゴム(EPR)、エチ
レン−ブチレンゴム(EBR)、スチレン−エチレン−
ブチレン−スチレンゴム(SEBS)等で置換すること
ができる。
【0012】本発明において使用する(B)タルクは、
粒径等については特に限定されない。また、タルクは、
表面処理を施してあってもよい。
粒径等については特に限定されない。また、タルクは、
表面処理を施してあってもよい。
【0013】表面処理を行う場合には、有機シラン系ま
たはチタニウム系カップリング剤、各種界面活性剤、シ
リコーンオイル、各種シラン化合物、金属石鹸、高級ア
ルコール、重合性モノマー、ポリオレフィン、不飽和カ
ルボン酸変性ポリオレフイン等を用いることができる。
特にタルクの凝集を抑制し、組成物中での分散を向上さ
せる効果が高い、シランカップリング剤やシリコーンオ
イルなどの各種シラン化合物が好ましい。
たはチタニウム系カップリング剤、各種界面活性剤、シ
リコーンオイル、各種シラン化合物、金属石鹸、高級ア
ルコール、重合性モノマー、ポリオレフィン、不飽和カ
ルボン酸変性ポリオレフイン等を用いることができる。
特にタルクの凝集を抑制し、組成物中での分散を向上さ
せる効果が高い、シランカップリング剤やシリコーンオ
イルなどの各種シラン化合物が好ましい。
【0014】(A)ポリプロピレン系樹脂40〜99重量部
に対して、(B)タルク1〜60重量部が配合される。好
ましくは(A)70〜95重量部に対して、(B)5 〜30重
量部である。タルクの量が少なすぎるとポリプロピレン
系樹脂の曲げ弾性率、耐熱性を向上させることができ
ず、また多すぎると耐衝撃性が低下する。
に対して、(B)タルク1〜60重量部が配合される。好
ましくは(A)70〜95重量部に対して、(B)5 〜30重
量部である。タルクの量が少なすぎるとポリプロピレン
系樹脂の曲げ弾性率、耐熱性を向上させることができ
ず、また多すぎると耐衝撃性が低下する。
【0015】本発明において使用する(C)結晶核剤
は、上記式(I)または(II)で示されるホスフェート
系化合物である。
は、上記式(I)または(II)で示されるホスフェート
系化合物である。
【0016】上記式(I)または(II)において、炭素数
1〜8のアルキル基は、直鎖状でも分岐状でもよく、例
えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、ブチル基、sec-ブチル基、tert- ブチル基、イソブ
チル基、ペンチル基、イソペンチル基、tert- ペンチル
基、ネオペンチル基、ヘキシル基、イソヘキシル基、te
rt- ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、tert- オク
チル基等が挙げられる。炭素数1〜9のアルキレン基と
しては、直鎖状でも分岐状でもよく、例えばメチレン
基、エチレン基、トリメチレン基、テトラメチレン基、
ペンタメチレン、ヘキサメチレン、ヘプタメチレン、オ
クタメチレン、ノナメチレン基等が挙げられる。炭素数
1〜9のアルキリデン基としては、例えばメチレン基、
エチリデン基、プロピリデン基、イソプロピリデン基、
ブチリデン基、イソブチリデン基、sec-ブチリデン基、
t-オクチルメチレン基等が挙げられる。好ましくは、メ
チレン基、エチリデン基、プロピリデン基、ブチリデン
基から選ばれる。1〜3価の金属MまたはM′として
は、例えばリチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウ
ム、セシウム、フランシウム、ベリリウム、マグネシウ
ム、カルシウム、ストロンチウム、バリウム、ラジウ
ム、ホウ素、アルミニウム、ガリウム、インジウム、タ
リウム、銅、亜鉛等が挙げられる。
1〜8のアルキル基は、直鎖状でも分岐状でもよく、例
えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、ブチル基、sec-ブチル基、tert- ブチル基、イソブ
チル基、ペンチル基、イソペンチル基、tert- ペンチル
基、ネオペンチル基、ヘキシル基、イソヘキシル基、te
rt- ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、tert- オク
チル基等が挙げられる。炭素数1〜9のアルキレン基と
しては、直鎖状でも分岐状でもよく、例えばメチレン
基、エチレン基、トリメチレン基、テトラメチレン基、
ペンタメチレン、ヘキサメチレン、ヘプタメチレン、オ
クタメチレン、ノナメチレン基等が挙げられる。炭素数
1〜9のアルキリデン基としては、例えばメチレン基、
エチリデン基、プロピリデン基、イソプロピリデン基、
ブチリデン基、イソブチリデン基、sec-ブチリデン基、
t-オクチルメチレン基等が挙げられる。好ましくは、メ
チレン基、エチリデン基、プロピリデン基、ブチリデン
基から選ばれる。1〜3価の金属MまたはM′として
は、例えばリチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウ
ム、セシウム、フランシウム、ベリリウム、マグネシウ
ム、カルシウム、ストロンチウム、バリウム、ラジウ
ム、ホウ素、アルミニウム、ガリウム、インジウム、タ
リウム、銅、亜鉛等が挙げられる。
【0017】上記式(I)で示されるホスフェート系結
晶核剤の好ましい例としては、例えばナトリウム-2,2'-
メチレン‐ビス‐(4,6- ジ-tert-ブチルフェニル)ホス
フェート、ナトリウム-2,2'-エチリデン‐ビス‐(4,6-
ジ-tert-ブチルフェニル)ホスフェート、リチウム-2,
2'-メチレン‐ビス‐(4,6- ジ-tert-ブチルフェニル)
ホスフェート、リチウム-2,2'-エチリデン‐ビス‐(4,6
- ジ-tert-ブチルフェニル)ホスフェート、ナトリウム
-2,2'-エチリデン‐ビス‐(4- イソプロピル-6-tert-ブ
チルフェニル)ホスフェート、リチウム-2,2'-メチレン
‐ビス‐(4- メチル-6-tert-ブチルフェニル)ホスフェ
ート、リチウム-2,2'-メチレン‐ビス‐(4- エチル-6-t
ert-ブチルフェニル)ホスフェート、カルシウム‐ビス
‐[2,2'-チオビス-(4-メチル-6-tert-ブチルフェニ
ル)ホスフェート]、カルシウム‐ビス‐[2,2'- チオ
ビス-(4-エチル-6-tert-ブチルフェニル)ホスフェー
ト]、カルシウム‐ビス‐[2,2'- チオビス-(4,6-ジ-t
ert-ブチルフェニル)ホスフェート]、マグネシウム‐
ビス‐[2,2'- チオビス-(4,6-ジ-tert-ブチルフェニ
ル)ホスフェート]、マグネシウム‐ビス‐[2,2'- チ
オビス-(4-tert- オクチルフェニル)ホスフェート]、
ナトリウム-2,2'-ブチリデン‐ビス‐(4,6- ジメチルフ
ェニル)ホスフェート、ナトリウム-2,2'-ブチリデン‐
ビス‐(4,6- ジ-tert-ブチルフェニル)ホスフェート、
ナトリウム-2,2'-tert- オクチルメチレン‐ビス‐(4,6
- ジメチルフェニル)ホスフェート、ナトリウム-2,2'-
tert- オクチルメチレン‐ビス‐(4,6- ジ-tert-ブチル
フェニル)ホスフェート、カルシウム‐ビス‐[2,2'-
メチレン‐ビス-(4,6-ジ-tert-ブチルフェニル)ホスフ
ェート]、マグネシウム‐ビス‐[2,2'- メチレン‐ビ
ス-(4,6-ジ-tert-ブチルフェニル)ホスフェート]、バ
リウム‐ビス‐[2,2'- メチレン‐ビス‐(4,6- ジ-ter
t-ブチルフェニル)ホスフェート]、ナトリウム-2,2'-
メチレン‐ビス‐(4- メチル-6-tert-ブチルフェニル)
ホスフェート、ナトリウム-2,2'-メチレン‐ビス‐(4-
エチル-6-tert-ブチルフェニル)ホスフェート、ナトリ
ウム(4,4'-ジメチル-6,6'-ジ-tert-ブチル-2,2'-ビフェ
ニル)ホスフェート、カルシウム‐ビス‐[(4,4'-ジメ
チル-6,6'-ジ-tert-ブチル-2,2'-ビフェニル)ホスフェ
ート]、ナトリウム-2,2'-エチリデン‐ビス‐(4- sec-
ブチル-6-tert-ブチルフェニル)ホスフェート、ナトリ
ウム-2,2'-メチレン‐ビス‐(4,6- ジメチルフェニル)
ホスフェート、ナトリウム-2,2'-メチレン‐ビス‐(4,6
- ジエチルフェニル)ホスフェート、カリウム-2,2'-エ
チリデン‐ビス‐(4,6- ジ-tert-ブチルフェニル)ホス
フェート、カルシウム‐ビス‐[2,2'- エチリデン‐ビ
ス-(4,6-ジ-tert-ブチルフェニル)ホスフェート]、マ
グネシウム‐ビス‐[2,2'- エチリデン‐ビス-(4,6-ジ
-tert-ブチルフェニル)ホスフェート]、バリウム‐ビ
ス‐[2,2'- エチリデン‐ビス-(4,6-ジ-tert-ブチルフ
ェニル)ホスフェート]、アルミニウム‐トリス‐[2,
2'- メチレン‐ビス-(4,6-ジ-tert-ブチルフェニル)ホ
スフェート]、アルミニウム‐トリス‐[2,2'- エチリ
デン‐ビス-(4,6-ジ-tert-ブチルフェニル)ホスフェー
ト]等が挙げられる。これらのうち、特にナトリウム-
2,2'-メチレン‐ビス‐(4,6- ジ-tert-ブチルフェニ
ル)ホスフェートが好ましい。
晶核剤の好ましい例としては、例えばナトリウム-2,2'-
メチレン‐ビス‐(4,6- ジ-tert-ブチルフェニル)ホス
フェート、ナトリウム-2,2'-エチリデン‐ビス‐(4,6-
ジ-tert-ブチルフェニル)ホスフェート、リチウム-2,
2'-メチレン‐ビス‐(4,6- ジ-tert-ブチルフェニル)
ホスフェート、リチウム-2,2'-エチリデン‐ビス‐(4,6
- ジ-tert-ブチルフェニル)ホスフェート、ナトリウム
-2,2'-エチリデン‐ビス‐(4- イソプロピル-6-tert-ブ
チルフェニル)ホスフェート、リチウム-2,2'-メチレン
‐ビス‐(4- メチル-6-tert-ブチルフェニル)ホスフェ
ート、リチウム-2,2'-メチレン‐ビス‐(4- エチル-6-t
ert-ブチルフェニル)ホスフェート、カルシウム‐ビス
‐[2,2'-チオビス-(4-メチル-6-tert-ブチルフェニ
ル)ホスフェート]、カルシウム‐ビス‐[2,2'- チオ
ビス-(4-エチル-6-tert-ブチルフェニル)ホスフェー
ト]、カルシウム‐ビス‐[2,2'- チオビス-(4,6-ジ-t
ert-ブチルフェニル)ホスフェート]、マグネシウム‐
ビス‐[2,2'- チオビス-(4,6-ジ-tert-ブチルフェニ
ル)ホスフェート]、マグネシウム‐ビス‐[2,2'- チ
オビス-(4-tert- オクチルフェニル)ホスフェート]、
ナトリウム-2,2'-ブチリデン‐ビス‐(4,6- ジメチルフ
ェニル)ホスフェート、ナトリウム-2,2'-ブチリデン‐
ビス‐(4,6- ジ-tert-ブチルフェニル)ホスフェート、
ナトリウム-2,2'-tert- オクチルメチレン‐ビス‐(4,6
- ジメチルフェニル)ホスフェート、ナトリウム-2,2'-
tert- オクチルメチレン‐ビス‐(4,6- ジ-tert-ブチル
フェニル)ホスフェート、カルシウム‐ビス‐[2,2'-
メチレン‐ビス-(4,6-ジ-tert-ブチルフェニル)ホスフ
ェート]、マグネシウム‐ビス‐[2,2'- メチレン‐ビ
ス-(4,6-ジ-tert-ブチルフェニル)ホスフェート]、バ
リウム‐ビス‐[2,2'- メチレン‐ビス‐(4,6- ジ-ter
t-ブチルフェニル)ホスフェート]、ナトリウム-2,2'-
メチレン‐ビス‐(4- メチル-6-tert-ブチルフェニル)
ホスフェート、ナトリウム-2,2'-メチレン‐ビス‐(4-
エチル-6-tert-ブチルフェニル)ホスフェート、ナトリ
ウム(4,4'-ジメチル-6,6'-ジ-tert-ブチル-2,2'-ビフェ
ニル)ホスフェート、カルシウム‐ビス‐[(4,4'-ジメ
チル-6,6'-ジ-tert-ブチル-2,2'-ビフェニル)ホスフェ
ート]、ナトリウム-2,2'-エチリデン‐ビス‐(4- sec-
ブチル-6-tert-ブチルフェニル)ホスフェート、ナトリ
ウム-2,2'-メチレン‐ビス‐(4,6- ジメチルフェニル)
ホスフェート、ナトリウム-2,2'-メチレン‐ビス‐(4,6
- ジエチルフェニル)ホスフェート、カリウム-2,2'-エ
チリデン‐ビス‐(4,6- ジ-tert-ブチルフェニル)ホス
フェート、カルシウム‐ビス‐[2,2'- エチリデン‐ビ
ス-(4,6-ジ-tert-ブチルフェニル)ホスフェート]、マ
グネシウム‐ビス‐[2,2'- エチリデン‐ビス-(4,6-ジ
-tert-ブチルフェニル)ホスフェート]、バリウム‐ビ
ス‐[2,2'- エチリデン‐ビス-(4,6-ジ-tert-ブチルフ
ェニル)ホスフェート]、アルミニウム‐トリス‐[2,
2'- メチレン‐ビス-(4,6-ジ-tert-ブチルフェニル)ホ
スフェート]、アルミニウム‐トリス‐[2,2'- エチリ
デン‐ビス-(4,6-ジ-tert-ブチルフェニル)ホスフェー
ト]等が挙げられる。これらのうち、特にナトリウム-
2,2'-メチレン‐ビス‐(4,6- ジ-tert-ブチルフェニ
ル)ホスフェートが好ましい。
【0018】上記式(II) で示されるホスフェート系結
晶核剤の好ましい例としては、例えばナトリウム‐ビス
‐(4-tert-ブチルフェニル)ホスフェート、ナトリウム
‐ビス‐(4- メチルフェニル)ホスフェート、ナトリウ
ム‐ビス‐(4- エチルフェニル)ホスフェート、ナトリ
ウム‐ビス‐(4- イソプロピルフェニル)ホスフェー
ト、ナトリウム‐ビス‐(4-tert-オクチルフェニル)ホ
スフェート、リチウム‐ビス‐(4-tert-ブチルフェニ
ル)ホスフェート、カリウム‐ビス‐(4-tert-ブチルフ
ェニル)ホスフェート、カルシウム‐ビス‐[ビス(4-t
ert-ブチルフェニル)ホスフェート]、マグネシウム‐
ビス‐[ビス(4-tert-ブチルフェニル)ホスフェー
ト]、アルミニウム‐トリス‐[ビス(4-tert-ブチルフ
ェニル)ホスフェート]等が挙げられる。
晶核剤の好ましい例としては、例えばナトリウム‐ビス
‐(4-tert-ブチルフェニル)ホスフェート、ナトリウム
‐ビス‐(4- メチルフェニル)ホスフェート、ナトリウ
ム‐ビス‐(4- エチルフェニル)ホスフェート、ナトリ
ウム‐ビス‐(4- イソプロピルフェニル)ホスフェー
ト、ナトリウム‐ビス‐(4-tert-オクチルフェニル)ホ
スフェート、リチウム‐ビス‐(4-tert-ブチルフェニ
ル)ホスフェート、カリウム‐ビス‐(4-tert-ブチルフ
ェニル)ホスフェート、カルシウム‐ビス‐[ビス(4-t
ert-ブチルフェニル)ホスフェート]、マグネシウム‐
ビス‐[ビス(4-tert-ブチルフェニル)ホスフェー
ト]、アルミニウム‐トリス‐[ビス(4-tert-ブチルフ
ェニル)ホスフェート]等が挙げられる。
【0019】(C)結晶核剤として、上記したホスフェ
ート系化合物を単独で、または2種以上組合せて使用す
ることができる。
ート系化合物を単独で、または2種以上組合せて使用す
ることができる。
【0020】(C)結晶核剤は、(A)および(B)の
合計100 重量部に対して0.01重量部以上、好ましくは0.
02重量部以上、かつ3重量部以下、好ましくは1重量部
以下配合される。(C)結晶核剤の量が少なすぎると結
晶核剤としての効果が得られず、高い弾性率が得られな
い。また、多すぎると、耐衝撃性が低下してしまう。
合計100 重量部に対して0.01重量部以上、好ましくは0.
02重量部以上、かつ3重量部以下、好ましくは1重量部
以下配合される。(C)結晶核剤の量が少なすぎると結
晶核剤としての効果が得られず、高い弾性率が得られな
い。また、多すぎると、耐衝撃性が低下してしまう。
【0021】本発明で使用する(D)エチレンジアミン
四酢酸(以下、EDTAと略記することがある)は、
(A)および(B)の合計100 重量部に対して0.01重量
部以上、好ましくは0.05重量部以上、かつ1重量部以
下、好ましくは0.5 重量部以下配合される。(D)エチ
レンジアミン四酢酸の量が少なすぎると、タルクによる
結晶核剤の吸着を抑制できなくなるので弾性率が増大せ
ず、また多すぎると耐衝撃性が低下する。
四酢酸(以下、EDTAと略記することがある)は、
(A)および(B)の合計100 重量部に対して0.01重量
部以上、好ましくは0.05重量部以上、かつ1重量部以
下、好ましくは0.5 重量部以下配合される。(D)エチ
レンジアミン四酢酸の量が少なすぎると、タルクによる
結晶核剤の吸着を抑制できなくなるので弾性率が増大せ
ず、また多すぎると耐衝撃性が低下する。
【0022】本発明の樹脂組成物の製造方法には、特に
制限はなく、例えば上記の成分をドライブレンドした
後、溶融混練する。あるいは、各成分を溶融ブレンドす
る。装置としては、例えば単軸または2軸押出機、バン
バリーミキサー、ブラベンダー、ロール、ヘンシェルミ
キサー、リボンブレンダー、スーパーミキサー等の公知
の装置を用いることができる。また、各成分の配合順序
は特に限定されず、各成分を一度に混合しても、また各
成分を任意の順序で添加してもよい。
制限はなく、例えば上記の成分をドライブレンドした
後、溶融混練する。あるいは、各成分を溶融ブレンドす
る。装置としては、例えば単軸または2軸押出機、バン
バリーミキサー、ブラベンダー、ロール、ヘンシェルミ
キサー、リボンブレンダー、スーパーミキサー等の公知
の装置を用いることができる。また、各成分の配合順序
は特に限定されず、各成分を一度に混合しても、また各
成分を任意の順序で添加してもよい。
【0023】本発明の樹脂組成物には、上記した成分の
他にさらに、慣用の各種添加剤、例えば酸化防止剤、帯
電防止剤、熱安定剤、光安定剤、難燃剤、可塑剤、離型
剤、発泡剤、顔料、染料等を配合することができる。
他にさらに、慣用の各種添加剤、例えば酸化防止剤、帯
電防止剤、熱安定剤、光安定剤、難燃剤、可塑剤、離型
剤、発泡剤、顔料、染料等を配合することができる。
【0024】
【作用】本発明においては、ポリプロピレン系樹脂にタ
ルクを配合した樹脂組成物に、特定構造のホスフェート
系結晶核剤と少量のEDTAとを組合せて配合した。す
ると、従来問題となっていた、結晶核剤のタルクへの吸
着が抑制され、よって添加した結晶核剤の機能を十分に
発揮させることができ、組成物の弾性率や耐熱性を効果
的に向上できた。これは、前記結晶核剤とEDTAとの
親和性が良好であるので、前記結晶核剤がタルクに吸着
されにくくなり、ポリプロピレン系樹脂中に十分に分散
することができたためと推測される。
ルクを配合した樹脂組成物に、特定構造のホスフェート
系結晶核剤と少量のEDTAとを組合せて配合した。す
ると、従来問題となっていた、結晶核剤のタルクへの吸
着が抑制され、よって添加した結晶核剤の機能を十分に
発揮させることができ、組成物の弾性率や耐熱性を効果
的に向上できた。これは、前記結晶核剤とEDTAとの
親和性が良好であるので、前記結晶核剤がタルクに吸着
されにくくなり、ポリプロピレン系樹脂中に十分に分散
することができたためと推測される。
【0025】
【実施例】以下の実施例により、本発明をさらに詳しく
説明するが、本発明はこれらに限定されない。なお、以
下の実施例および比較例において、溶融混練は、二軸混
練機(TEX30型、(株)日本製鋼所製、φ30 mm 、
L/D=42)を用いて、混練温度200 ℃、回転数300 rp
m の条件にて行った。
説明するが、本発明はこれらに限定されない。なお、以
下の実施例および比較例において、溶融混練は、二軸混
練機(TEX30型、(株)日本製鋼所製、φ30 mm 、
L/D=42)を用いて、混練温度200 ℃、回転数300 rp
m の条件にて行った。
【0026】また、各種物性は、次のようにして測定し
た。 (i) 曲げ弾性率:ASTM D790に従い測定した。 (ii)アイゾット衝撃強度:ASTM D256に従い、
23℃にて、ノッチ付アイゾット衝撃強度を測定した。 (iii) ロックウェル硬度(R硬度):ASTM D78
5に従い測定した。 (iv)熱変形温度:ASTM D648に従い測定した。 (v) メルトフローレート(MFR):ASTM D12
38に従い、230 ℃、2160g荷重にて測定した。
た。 (i) 曲げ弾性率:ASTM D790に従い測定した。 (ii)アイゾット衝撃強度:ASTM D256に従い、
23℃にて、ノッチ付アイゾット衝撃強度を測定した。 (iii) ロックウェル硬度(R硬度):ASTM D78
5に従い測定した。 (iv)熱変形温度:ASTM D648に従い測定した。 (v) メルトフローレート(MFR):ASTM D12
38に従い、230 ℃、2160g荷重にて測定した。
【0027】実施例1 以下の各成分を、表1に示した割合でドライブレンドし
た後、溶融混練し、ペレット化した。 (A) PP1:ホモポリプロピレン(東燃化学(株)製、
HJ240、MFR=40g/10分) (B) タルク:表面処理されていない(富士タルク工業
(株)製、LMS100) (C) 結晶核剤:ナトリウム-2,2'-メチレン‐ビス‐(4,6
- ジ-tert-ブチルフェニル)ホスフェート(アデカスタ
ブNA−11、旭電化(株)製) (D) EDTA:エチレンジアミン四酢酸(東京化成工業
(株)製) 次に、このペレットから、物性測定用の試験片を射出成
形し、これを用いて物性測定を行った。結果を表1に示
す。
た後、溶融混練し、ペレット化した。 (A) PP1:ホモポリプロピレン(東燃化学(株)製、
HJ240、MFR=40g/10分) (B) タルク:表面処理されていない(富士タルク工業
(株)製、LMS100) (C) 結晶核剤:ナトリウム-2,2'-メチレン‐ビス‐(4,6
- ジ-tert-ブチルフェニル)ホスフェート(アデカスタ
ブNA−11、旭電化(株)製) (D) EDTA:エチレンジアミン四酢酸(東京化成工業
(株)製) 次に、このペレットから、物性測定用の試験片を射出成
形し、これを用いて物性測定を行った。結果を表1に示
す。
【0028】比較例1 EDTAを配合しなかった以外は実施例1と同様にして
ペレットを製造し、これから試験片を作成して、物性試
験に供した。結果を表1に示す。
ペレットを製造し、これから試験片を作成して、物性試
験に供した。結果を表1に示す。
【0029】実施例2 PP1の代わりに、PP2(ホモポリプロピレン、東燃
化学(株)製、HJ220、MFR=20g/10分)を使
用した以外は実施例1と同様にしてペレットを製造し、
これから試験片を作成して、物性試験に供した。結果を
表1に示す。
化学(株)製、HJ220、MFR=20g/10分)を使
用した以外は実施例1と同様にしてペレットを製造し、
これから試験片を作成して、物性試験に供した。結果を
表1に示す。
【0030】比較例2 EDTAを配合しなかった以外は実施例2と同様にして
ペレットを製造し、これから試験片を作成して、物性試
験に供した。結果を表1に示す。
ペレットを製造し、これから試験片を作成して、物性試
験に供した。結果を表1に示す。
【0031】比較例3 結晶核剤の量を表1に示した割合に代えた以外は比較例
2と同様にしてペレットを製造し、これから試験片を作
成して、物性試験に供した。結果を表1に示す。比較例4 タルクの代わりに、表面処理タルク(実施例1で使用し
たタルク100 重量部に対して、シラザン変性ポリシロキ
サン1重量部で処理して調製した)を使用し、かつED
TAを使用しなかった以外は実施例2と同様にしてペレ
ットを製造し、これから試験片を作成して、物性試験に
供した。結果を表1に示す。
2と同様にしてペレットを製造し、これから試験片を作
成して、物性試験に供した。結果を表1に示す。比較例4 タルクの代わりに、表面処理タルク(実施例1で使用し
たタルク100 重量部に対して、シラザン変性ポリシロキ
サン1重量部で処理して調製した)を使用し、かつED
TAを使用しなかった以外は実施例2と同様にしてペレ
ットを製造し、これから試験片を作成して、物性試験に
供した。結果を表1に示す。
【0032】比較例5 結晶核剤を使用しなかった以外は実施例2と同様にして
ペレットを製造し、これから試験片を作成して、物性試
験に供した。結果を表1に示す。
ペレットを製造し、これから試験片を作成して、物性試
験に供した。結果を表1に示す。
【0033】
【表1】 実施例3 PP1の代わりに、ICP(耐衝撃性プロピレン共重合
体)(プロピレン‐エチレンブロック共重合体、東燃化
学(株)製、BJ730K、MFR=30g/10分)を使
用した以外は実施例1と同様にしてペレットを製造し、
これから試験片を作成して、物性試験に供した。結果を
表2に示す。
体)(プロピレン‐エチレンブロック共重合体、東燃化
学(株)製、BJ730K、MFR=30g/10分)を使
用した以外は実施例1と同様にしてペレットを製造し、
これから試験片を作成して、物性試験に供した。結果を
表2に示す。
【0034】比較例6 EDTAを配合しなかった以外は実施例3と同様にして
ペレットを製造し、これから試験片を作成して、物性試
験に供した。結果を表2に示す。
ペレットを製造し、これから試験片を作成して、物性試
験に供した。結果を表2に示す。
【0035】実施例4 ポリプロピレン系樹脂の一部をEPR(日本合成ゴム
(株)製、EP961SP、MFR=0.8 g/10分)で
置換した以外は実施例2と同様にしてペレットを製造
し、これから試験片を作成して、物性試験に供した。結
果を表2に示す。
(株)製、EP961SP、MFR=0.8 g/10分)で
置換した以外は実施例2と同様にしてペレットを製造
し、これから試験片を作成して、物性試験に供した。結
果を表2に示す。
【0036】比較例7 EDTAを配合しなかった以外は実施例4と同様にして
ペレットを製造し、これから試験片を作成して、物性試
験に供した。結果を表2に示す。
ペレットを製造し、これから試験片を作成して、物性試
験に供した。結果を表2に示す。
【0037】
【表2】
【0038】表1および表2から、結晶核剤の量が同じ
でも、EDTAを配合しているものは、配合していない
ものより、高い曲げ弾性率が得られることがわかる(実
施例1と比較例1、実施例2と比較例2、実施例3と比
較例6、実施例4と比較例7)。さらに実施例1および
2では、耐衝撃性、ロックウェル硬度および熱変形温度
も高い。
でも、EDTAを配合しているものは、配合していない
ものより、高い曲げ弾性率が得られることがわかる(実
施例1と比較例1、実施例2と比較例2、実施例3と比
較例6、実施例4と比較例7)。さらに実施例1および
2では、耐衝撃性、ロックウェル硬度および熱変形温度
も高い。
【0039】また、EDTAを配合せずに実施例2と同
程度の曲げ弾性率を得るために3倍量の結晶核剤を配合
した比較例3では、耐衝撃性はなお低いままである。
程度の曲げ弾性率を得るために3倍量の結晶核剤を配合
した比較例3では、耐衝撃性はなお低いままである。
【0040】シラザン変性ポリシロキサンで表面処理を
施したタルクを使用した比較例4では、比較例2(表面
処理していないタルク使用)よりは曲げ弾性率が向上し
ているが、EDTAを使用していないので、実施例2に
比べると曲げ弾性率および耐衝撃性の両方において劣
る。EDTAのみ配合するだけで、結晶核剤を配合しな
いと(比較例5)、実施例2と比べて曲げ弾性率が非常
に低く、かつ耐衝撃性も低い。よって、結晶核剤とED
TAとを組合せて配合しないと物性は改善されないこと
が分かる。
施したタルクを使用した比較例4では、比較例2(表面
処理していないタルク使用)よりは曲げ弾性率が向上し
ているが、EDTAを使用していないので、実施例2に
比べると曲げ弾性率および耐衝撃性の両方において劣
る。EDTAのみ配合するだけで、結晶核剤を配合しな
いと(比較例5)、実施例2と比べて曲げ弾性率が非常
に低く、かつ耐衝撃性も低い。よって、結晶核剤とED
TAとを組合せて配合しないと物性は改善されないこと
が分かる。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、タルクおよび結晶核剤
を含むポリプロピレン系樹脂組成物において、タルクに
吸着される結晶核剤量を減少させることができ、よって
少量の結晶核剤の添加で、組成物の曲げ弾性率や耐熱性
の向上効果および耐衝撃性低下防止効果を達成できる。
を含むポリプロピレン系樹脂組成物において、タルクに
吸着される結晶核剤量を減少させることができ、よって
少量の結晶核剤の添加で、組成物の曲げ弾性率や耐熱性
の向上効果および耐衝撃性低下防止効果を達成できる。
Claims (1)
- 【請求項1】 (A)ポリプロピレン系樹脂40〜99重量
部、(B)タルク1〜60重量部、ならびに(A)および
(B)の合計100 重量部に対して、(C)次式(I): 【化1】 (上記式中、R1 は直接結合、イオウ原子または炭素数
1〜9のアルキレンまたはアルキリデン基であり;R2
およびR3 はそれぞれ独立して、水素原子または炭素数
1〜8のアルキル基であり;Mは1〜3価の金属原子で
あり;nはMの価数である)または(II): 【化2】 (上記式中、R4 は水素原子または炭素数1〜8のアル
キル基であり;M′は1〜3価の金属原子であり;n′
はM′の価数である)で示されるホスフェート系結晶核
剤0.01〜3重量部、および(D)エチレンジアミン四酢
酸0.01〜1重量部を含むことを特徴とする樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20100396A JPH1025377A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | ポリプロピレン系樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20100396A JPH1025377A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | ポリプロピレン系樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1025377A true JPH1025377A (ja) | 1998-01-27 |
Family
ID=16433891
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20100396A Pending JPH1025377A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | ポリプロピレン系樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1025377A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1510548A1 (en) * | 2003-08-18 | 2005-03-02 | Borealis Technology OY | Propylene polymers with improved oxidation stability |
| CN100360602C (zh) * | 2005-01-13 | 2008-01-09 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种混合型有机磷酸盐聚丙烯成核剂及其制备方法 |
| JP2008208236A (ja) * | 2007-02-27 | 2008-09-11 | Adeka Corp | ポリオレフィン樹脂組成物 |
-
1996
- 1996-07-12 JP JP20100396A patent/JPH1025377A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1510548A1 (en) * | 2003-08-18 | 2005-03-02 | Borealis Technology OY | Propylene polymers with improved oxidation stability |
| CN100360602C (zh) * | 2005-01-13 | 2008-01-09 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种混合型有机磷酸盐聚丙烯成核剂及其制备方法 |
| JP2008208236A (ja) * | 2007-02-27 | 2008-09-11 | Adeka Corp | ポリオレフィン樹脂組成物 |
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