JPH1025420A - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents

熱可塑性樹脂組成物

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JPH1025420A
JPH1025420A JP18254096A JP18254096A JPH1025420A JP H1025420 A JPH1025420 A JP H1025420A JP 18254096 A JP18254096 A JP 18254096A JP 18254096 A JP18254096 A JP 18254096A JP H1025420 A JPH1025420 A JP H1025420A
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JP
Japan
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thermoplastic resin
component
resin composition
weight
ethylene
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Withdrawn
Application number
JP18254096A
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English (en)
Inventor
Kuniaki Yokoyama
邦明 横山
Satoshi Maruyama
敏 丸山
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NIPPON PORIOREFUIN KK
Japan Polyolefins Co Ltd
Original Assignee
NIPPON PORIOREFUIN KK
Japan Polyolefins Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリオレフィン系樹脂等の熱可塑性樹脂の優
れた特性を損なうことなく、基材との接着性、印刷イン
クあるいは塗料との接着性や塗装性等の二次加工性に優
れた熱可塑性樹脂組成物。 【解決手段】 熱可塑性樹脂に、水酸基を有する脂肪酸
あるいはその誘導体とを含有するもので、特に非極性の
ポリオレフィン系樹脂において、基材との高い接着性や
インク、塗料等との優れた接着性を有する。また、接着
性に富んでいることから、成形温度を高める必要がな
く、成形時の悪臭や発煙等の発生、ヒートシール特性
や、機械的強度の低下を削減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱可塑性樹脂本来
の引張強度、引裂強度、耐衝撃性等の機械的性質、成形
加工性等の諸性質を維持し、特に紙、合成樹脂フイル
ム、アルミニウム等の基材との接着性およびインク、塗
料等の接着性が良好で、かつ成形体の塗装性等に優れた
樹脂組成物に関し、とりわけ各種フイルム類;ラミネー
ト類;ボトル、コンテナ等の容器類;家電、自動車等の
工業部品類等の押出成形分野、中空成形分野、射出成形
分野等で成形された成形品の印刷性、塗装性、染色性等
の二次加工性に優れる熱可塑性樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性樹脂、特にポリオレフィン系樹
脂は、防湿性に優れ、押出、中空、射出等の溶融成形が
容易であることから、単体フイルム、各種樹脂との積層
フイルム、他の樹脂フイルム、紙、アルミニウム等の基
材との積層体として用いられている。また、ボトル、コ
ンテナ等の容器、家電、自動車等の工業部品等の成形材
料として用いられている。例えば、押出分野において
は、ポリオレフィン系樹脂に二酸化チタン、炭酸カルシ
ウム、タルク等を配合した材料により形成されたフイル
ムは合成紙として印刷用に広く用いられており、二軸延
伸ポリプロピレンフイルム等は印刷されて積層体を構成
し、包装材料として広く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】昨今の押出ラミネート
用樹脂では、より基材との接着性およびインク、塗料と
の接着性(印刷適性)等の二次加工性が要求されてい
る。しかし、ポリオレフィン系樹脂は本来非極性であ
り、異種材料、特に極性を有した材料に接着しにくいと
いう欠点を有している。したがって、ポリオレフィン系
樹脂を溶融状態で積層する押出ラミネートにおいては、
単に溶融したポリオレフィン系樹脂を基材上に押出すだ
けでは十分な接着強度を得ることができない。そこで、
溶融樹脂の成形温度を高くして押出ラミネートすること
が行なわれるが、その為、樹脂の熱安定性が悪く、分解
反応が起こる為に、成形時に悪臭や発煙等が発生し、ま
たヒートシール特性や、衝撃強度等の機械的強度の低下
が生じ、かつ製品にも臭いが残るという問題点を有して
いる。他の方法としては、ダイから押し出された樹脂に
オゾンを吹き付けて表面を酸化させるオゾン処理方法
(参照:特開昭57ー157724号公報)がある。該
オゾン処理方法は低温で、接着を必要とする面だけを酸
化させることができる利点があるものの、オゾンには臭
気、腐食性の問題があり、また、その利用が限られ、か
つ接着強度も十分とはいえない。特に、こうして製造さ
れた積層体は、吸湿することにより接着強度が大幅に低
下するという問題がある。
【0004】また、基材との接着性を向上させる方法と
して、基材とラミネート樹脂間にウレタン系接着剤、ブ
タジエン系接着剤、イミン系接着剤等のアンカーコート
剤を介在させてラミネート積層体を得る方法がある。し
かし、この方法においては、高い接着強度を発現できる
ものの、アンカーコート剤を有効に作用させるためには
ポリオレフィン系樹脂を十分に酸化し、カルボニル基、
水酸基、カルボキシル基等の極性基を生成させることが
必要である。そのためには溶融樹脂の成形温度を高くす
る必要があり、やはり成形時に臭気、発煙が発生すると
いう問題がある。しかも、ポリオレフィン系樹脂の中で
も特に熱分解性の高いプロピレン系重合体あるいは直鎖
状低密度ポリエチレンは、必要な極性基の量を付与する
ことができない。したがって、アンカーコート剤を使用
しても、これらの樹脂を用いてポリエステルフイルム、
ポリアミドフイルム等の基材に対して接着強度の高い積
層体を得ることは困難であるのが実情であった。
【0005】また、ラミネート製品、フイルム、ボトル
等の容器等の印刷性を向上させる方法としては、基材や
製品にコロナ放電処理等の表面処理を行う方法が挙げら
れるが、これには特別な装置が必要となり経済性に難点
を有している。
【0006】また、家電、コンテナ、自動車部品等の射
出成形品等においても印刷や塗装が施されるが、使用時
に空気中の水蒸気、水、酸、アルカリ、アルコール、シ
ンナー等の有機溶剤、灯油等の石油類等に接触すること
で印刷や塗装等が剥がれるという問題がある。これらの
問題を解決するために、成形品の表面をコロナ放電処
理、プラズマ処理、火炎処理、紫外線処理、ハロゲン系
溶剤等を使用して表面処理やプライマーコート等の表面
処理等が行われているものの、これらの処理を施すため
には新たな装置を必要とし、経済的に難点がある。ま
た、トリクロロエタンのようなハロゲン系溶剤等の有機
溶剤等を使用する方法では、作業環境の汚染や廃棄物処
理等の問題があるばかりでなく、接着強度も十分ではな
い。
【0007】本発明はかかる状況に鑑み、ポリオレフィ
ン系樹脂等の熱可塑性樹脂の優れた特性を損なうことな
く、基材との接着性、印刷インクあるいは塗料との接着
性や塗装性等の二次加工性に優れた熱可塑性樹脂組成物
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、これらの
要望に対して鋭意研究を重ねた結果、ポリオレフィン系
樹脂等の熱可塑性樹脂に特定の水酸基を有する脂肪酸あ
るいはその誘導体を配合することにより上記目的を達成
し得ることを見い出し、本発明を完成するに至った。す
なわち、本発明の第1は、(A)熱可塑性樹脂に少なく
とも(B)水酸基を有する脂肪酸あるいはその誘導体を
含むことを特徴とする熱可塑性樹脂組成物である。
【0009】本発明の第2は、(A)熱可塑性樹脂に少
なくとも(B)水酸基を有する脂肪酸あるいはその誘導
体を含むラミネート用熱可塑性樹脂組成物である。
【0010】本発明の第3は、(A)熱可塑性樹脂に少
なくとも(B)水酸基を有する脂肪酸あるいはその誘導
体を含む塗装用熱可塑性樹脂組成物である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明について詳細に説明す
る。本発明の(A)成分である熱可塑性樹脂は、ポリオ
レフィン系樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、
エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物、ポリスチレン
樹脂、ABS樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリ
カーボネート樹脂等の汎用熱可塑性樹脂やエンジニヤリ
ングプラスチックおよびこれらの混合物を包含する。こ
れらの中でも、機械的強度、加工性、経済性等の点か
ら、特にポリオレフィン系樹脂が好ましい。
【0012】これらポリオレフィン系樹脂とはエチレン
または炭素数が3〜16のα−オレフィンの単独または
共重合体であり、具体例としては、高密度ポリエチレ
ン、直鎖状低密度ポリエチレン、超低密度ポリエチレ
ン、高圧ラジカル重合法によって重合される低密度ポリ
エチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−
アクリル酸エチル共重合体等のエチレン系重合体;プロ
ピレン単独重合体、プロピレン−エチレン共重合体、プ
ロピレン−1ーブテン共重合体、プロピレン−4−メチ
ル−1−ペンテン共重合体、プロピレン−1−ヘキセン
共重合体等のプロピレンと他のα−オレフィン等とのラ
ンダムあるいはブロック共重合体;1ーブテン等の他の
α−オレフィンの単独重合体または相互共重合体および
これらの混合物が挙げられる。
【0013】上述した中での、密度0.93〜0.97g
/cm3の高・中密度ポリエチレン、密度0.91〜0.9
4g/cm3の直鎖状低密度ポリエチレン、密度0.86〜
0.91g/cm3の超低密度ポリエチレンおよびプロピレ
ンの単独重合体あるいは共重合体は、一般にチグラー系
触媒、フィリップス系触媒あるいはメタロセン系触媒等
を用いて単独あるいは共重合により得ることができる。
一般には中・低圧法で製造されるが高圧法でも製造さ
れ、気相法、溶液法、スラリー法等のいずれの方法でも
製造され、本発明ではこれらいずれのものを使用しても
よい。
【0014】高圧ラジカル重合法による低密度ポリエチ
レンとは、一般に1000〜3500気圧の高圧下でパ
ーオキサイド等のラジカル発生剤の存在下で重合して得
られ、一般的には密度が0.91〜0.94g/cm3の範
囲で多くの長鎖分岐を有することを特徴とする。また、
エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸
エチル共重合体等のエチレンとビニルエステルまたは
(メタ)アクリル酸エステル等の極性基モノマーとの共
重合体等も上記高圧ラジカル重合法で製造され、本発明
ではこれらいずれのものを使用してもよい。
【0015】上記ポリオレフィン系樹脂の成分のメルト
フローレート(MFRと称し、ポリプロピレンは230
℃、ポリエチレンは190℃、2.16kg荷重で測定
し、単位はg/10分である)は特に制限はなく0.0
1〜300の範囲であり、好ましくは0.1〜100の
範囲である。これらのポリオレフィン系樹脂は1種でも
よく、また2種以上を併用してもよい。
【0016】本発明における(B)成分である水酸基を
有する脂肪酸あるいはその誘導体について説明する。本
発明の(B)成分のうち、水酸基を有する脂肪酸として
は9−ヒドロキシペラルゴン酸、ヒドロキシピバリン
酸、2−ヒドロキシカプリン酸、2−ヒドロキシラウリ
ン酸、2−ヒドロキシミリスチン酸、2−ヒドロキシパ
ルミチン酸、2−ヒドロキシステアリン酸、16−ヒド
ロキシパルミチン酸、リシノール酸、12−ヒドロキシ
ステアリン酸、9,10−ジヒドロキシステアリン酸等
及びこれらの混合物が例示できる。また、(B)成分と
しては不飽和脂肪酸の水和反応や酸化反応、エポキシ化
とその開環反応等を施すことにより得たものでも良い。
【0017】本発明の(B)成分として使用可能な水酸
基を有する脂肪酸の誘導体としては、上記脂肪酸と、オ
クチルアルコール、カプリルアルコール、ラウリルアル
コール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ス
テアリルアルコール等の高級アルコールや、エチレング
リコール、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリ
ン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、
ソルビトール、ソルビタン等の多価アルコールとのエス
テルが挙げられる。
【0018】また、前記水酸基を有する脂肪酸は、その
水酸基とカルボキシル基により縮合したもの、例えば下
式(1)で表されるものであってもよく、具体的には、
ポリ(12−ヒドロキシステアリン酸)等が例示でき
る。
【0019】 H-{(O-R1-CO)l-(O-R2-CO)mn-OH ・・・(1)
【0020】ここで、R1、R2は前記水酸基を有する脂
肪酸を構成する炭化水素基、あるいは置換炭化水素基で
あり、それぞれ同一でも異なってもよい。l、mは整
数、nは1以上の整数であり、かつlとmは同時には0
ではない。またl=0のときは、mまたはnのいずれか
は2以上であり、m=0のときは、lまたはnのいずれ
かは2以上である。
【0021】さらに上記成分を含有する油脂またはロウ
も使用可能であり、このようなものとしてはリシノール
酸トリグリセリド及び9,10−ジヒドロキシステアリ
ン酸トリグリセリドを主成分とするひまし油、その水素
添加物である硬化ひまし油、麦角油、カルナバワック
ス、ラノリン酸等が挙げられる。さらに上記成分の前駆
体を含む油脂に化学反応を施すことで、目的の成分とす
ることも可能であり、例えばオレイン酸、リノール酸、
リノレン酸等の油脂の酸化反応物や水和反応物、エポキ
シ化大豆油やエポキシ化亜麻仁油等とカルボン酸、アミ
ン等との反応物などが例示できる。これら(B)成分の
中でも水酸基を有する油脂またはロウが好ましく、とり
わけ、ひまし油、硬化ひまし油が好ましい。
【0022】本発明の(B)成分として使用可能な水酸
基を有する脂肪酸の誘導体の他の例としては、前記脂肪
酸のアミドあるいはイミドや前記脂肪酸のリチウム、ナ
トリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛
等の金属塩が挙げられる。
【0023】上記アミド化合物としては、リシノール酸
アミド、N,Nーエチレンビスー(リシノール酸アミ
ド)、N,N−ヘキサメチレンビスー(リシノール酸ア
ミド)、N,N−キシリレンビスー(リシノール酸アミ
ド)、12ーヒドロキシステアリン酸アミド、N,Nー
エチレンビスー(12ーヒドロキシステアリン酸アミ
ド)、N,N−ヘキサメチレンビスー(12ーヒドロキ
システアリン酸アミド)、N,N−キシリレンビスー
(12ーヒドロキシステアリン酸アミド)、9,10ー
ヒドロキシステアリン酸アミド、N,Nーエチレンビス
ー(9,10ーヒドロキシステアリン酸アミド)、N,N
−ヘキサメチレンビスー(9,10ーヒドロキシステア
リン酸アミド)、N,N−キシリレンビスー(9,10ー
ヒドロキシステアリン酸アミド)及びこれらの混合物等
が挙げられる。
【0024】本発明において(B)成分の配合割合は、
(A)成分を100重量部に対して、または後述する
(C)成分を含むときには、(A)成分と(C)成分の
和を100重量部に対して、0.01〜20重量部であ
り、好ましくは0.1〜15重量部である。(B)成分
の配合割合が0.01重量部未満では基材との接着性、
印刷適性、塗装性が不充分であり、20重量部を超える
と押出成形性や剛性等の機械的性質が低下したり、成形
時に発煙・臭い、あるいはヤケといった問題が発生する
虞が生じ好ましくない。
【0025】本発明の組成物のメルトフローレート(M
FR)は目的、用途等により種々異なり、特に制限はな
く、通常0.01〜500g/10分位の範囲で選択さ
れる。また、一般的な押出成形、射出成形、中空成形等
においては0.01〜300g/10分位の範囲で選択
されるが、繊維分野においては500g/10分以上の
ものも要求される場合がある。
【0026】また、本発明においては前記(A)成分に
(C)成分としてエラストマーを配合することにより、
低温ヒートシール性、ホットタック性、耐衝撃性等の熱
的、機械的性質が向上するだけでなく、アンカーコート
剤との接着性、インク、塗料等との接着性、塗装性も更
に向上させることができる。
【0027】(C)成分のエラストマーとしては、エチ
レン−α−オレフィン共重合体エラストマー、イソプレ
ン−イソブチレン共重合体エラストマー、スチレン系共
重合体エラストマー、1,2−ポリブタジエン、1,4−
ポリブタジエン、ポリクロロプレンやポリイソプレン等
のジエン系エラストマー等及びこれらの混合物を挙げる
ことができる。これらの中でもエチレン−α−オレフィ
ン共重合体エラストマー、イソプレン−イソブチレン共
重合体エラストマー、スチレン系共重合体エラストマー
のいずれか1種以上である。エチレン−α−オレフィン
共重合体エラストマーとしては、エチレン−プロピレン
共重合体エラストマー、エチレン−ブテン共重合体エラ
ストマー、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体エラ
ストマー及びこれらの混合物を挙げることができる。
【0028】エチレン−プロピレン−ジエン共重合体エ
ラストマーのジエン成分としては、1,4−ペンタジエ
ン、1,4−ヘキサジエン、シクロヘキサジエン、ジシ
クロペンタジエン、5−エチリデン−2−ノルボルネン
等が挙げられる。これら(C)エラストマー成分のMF
R(JIS K7210、230℃、2、16Kg荷重で測定)
は、特に限定はないが通常0.001〜200g/10
分であり、好ましくは0.1〜100g/10分であ
る。
【0029】本発明の(C)エラストマーの配合量は、
(A)成分と(C)成分の総和に対し、その95重量%
以下、好ましくは80重量%以下、さらに好ましくは6
0重量%以下の範囲で選択される。特に家電、自動車部
品等の分野においては、耐衝撃性、塗装性等の諸物性を
考慮して選択される。
【0030】また、本発明の組成物には、所望により各
種無機あるいは有機充填剤などの各種のフィラー(D)
を添加してもよい。特に合成紙等の用途においては光遮
蔽剤として二酸化チタン、あるいは耐傷付性、剛性、鉛
筆筆記性等の向上の目的で炭酸カルシウム、タルク等の
充填剤が好適に用いられる。また、各種構造材料用途に
おいても剛性向上等の目的でタルク、ガラス繊維等が好
適に用いられる。これら充填剤の配合量は特に限定はな
いが、一般に(A)成分の100重量部に対して
((C)成分があれば、(A)成分と(C)成分の合計
100重量部に対して)、200重量部以下であり、好
ましくは100重量部以下である。
【0031】本発明の熱可塑性樹脂組成物は、少なくと
も上記(A)成分と(B)成分を含有して構成される
が、特に押出ラミネート用や塗装される熱可塑性樹脂組
成物であって、(A)成分として非極性のポリオレフィ
ン系樹脂を選択した場合においては、熱可塑性樹脂組成
物中にさらに(E)成分として、(E1)水酸基、(E
2)カルボキシル基、カルボン酸無水物基、(E3)ア
ミノ基、(E4)エポキシ基の少なくとも1種の官能基
を導入することが好ましい。この(E)成分を導入する
ことにより、熱可塑性樹脂組成物の接着性、印刷適性、
塗装性等の二次加工性が向上する。これらの官能基の導
入方法としては、例えば、(A)成分を直接該官能基
含有化合物でグラフト変性する方法、オレフィンと該
官能基を有するモノマーとのランダム共重合体、ブロッ
ク共重合体あるいは、該官能基を有するモノマーをグラ
フト変性したポリオレフィン系樹脂、(C)成分にグラ
フト変性したグラフト共重合体、官能基含有オリゴマ
ー、官能基含有WAX等のポリマーまたは化合物等を配
合する方法等が挙げられる。なかでも、官能基含有オレ
フィン重合体単独、または未変性のポリオレフィン系樹
脂と該官能基含有オレフィン重合体を併用して使用する
方法が好ましい。これら(E)の官能基の濃度は、全組
成物中に対して、該官能基単位として0.001〜50
重量%、好ましくは0.005〜40重量%、より好ま
しくは0.01〜35重量%の範囲となるように選択さ
れることが望ましい。
【0032】上記(E)の官能基の濃度が、0.001
重量%未満では、基材、インク、塗料等の接着性、塗装
性、染色性等の向上が見られず、50重量%の範囲を超
える場合には、成形時にゲル等の発生が生じ、接着性の
低下や、基質の変質等が生じる虞があるので好ましくな
い。
【0033】該グラフト変性された(A)成分及び/又
は(C)成分の重量平均分子量は、500〜50000
0、好ましくは2000〜400000、さらに好まし
くは5000〜300000の範囲のポリオレフィン系
樹脂及び/又は変性エラストマーが望ましく、この範囲
のものとすることで、基材、インク及び塗料との接着
性、塗装性がさらに向上するものとなる。
【0034】(A)熱可塑性樹脂成分あるいは(C)成
分のグラフト変性方法としては特に限定はないが、一般
には、グラフト変性による公知の方法を用いることがで
きる。即ち、(A)熱可塑性樹脂あるいは(C)エラス
トマーとをラジカル発生剤の存在下、水酸基含有化合
物、不飽和カルボン酸あるいは不飽和カルボン酸無水物
等の官能基を有する化合物、あるいはそれらのモノマー
を溶融もしくは溶液状態で作用させて製造するのが一般
的である。また、(A)熱可塑性樹脂の融点以下で、有
機過酸化物と接触処理あるいは電子線、γ線等の放射線
を照射後、変性剤で処理する固相グラフト法も可能であ
る。このような方法は、一般的には−20℃〜200℃
の範囲で行われる。
【0035】また、ラジカル発生剤の種類については特
に限定はないが、一般に有機過酸化物が用いられ、具体
例としては、ジ−t−ブチルパーオキシド、ジクミルパ
ーオキシド、t−ブチルクミルパーオキシド等のジアル
キルパーオキシド類、i−ブチルパーオキシド等のジア
シルパーオキシド類、ジi−プロピルパーオキシジカー
ボネート等のパーオキシジカーボネート類、t−ブチル
パーオキシピバレート等のパーオキシエステル類、メチ
ルエチルケトンパーオキシド等のケトンパーオキシド
類、1,1−ビス−t−ブチルパーオキシシクロヘキサ
ン等のパーオキシケタール類、t−ブチルハイドロパー
オキシド等のハイドロパーオキシド類等が例示される
が、この限りではない。
【0036】本発明で用いられる上記組成物は、それぞ
れの成分をヘンシェルミキサー等でドライブレンドして
用いたり、溶融混練して用いることができる。溶融混練
の場合においては公知の方法、例えば、オープンロー
ル、バンバリーミキサー、ニーダー、押出機などを使用
して混練する方法を適宜利用すればよい。混練の温度
は、通常130℃〜300℃、好ましくは170℃〜2
60℃である。
【0037】上述した(E1)水酸基を含有するモノマ
ーとしては、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、
ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ポリエチレ
ングリコールモノ(メタ)アクリレート、グリセロール
モノまたはジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプ
ロパンまたはジまたはトリ(メタ)アクリレート、エチ
レングリコールモノアリルエーテル、プロピレングリコ
ールモノアリルエーテル、ポリエチレングリコールモノ
アリルエーテル、o−,m−及びp−ヒドロキシメチル
スチレン並びにこれらの混合物が挙げられるが、これら
に限定されるものではない。
【0038】同様に、(E2)カルボキシル基またはカ
ルボン酸無水物基を含有するモノマーとしては、アクリ
ル酸、メタクリル酸、フラン酸、ビニル酢酸、ペンテン
酸等の不飽和モノカルボン酸類;マレイン酸、クロトン
酸、フマル酸、イタコン酸、テトラヒドロフタル酸、ノ
ルボルネン−5,6−ジカルボン酸等の不飽和ジカルボ
ン酸類;およびこれら不飽和モノカルボン酸類のエステ
ルまたはジカルボン酸類の無水物混およびこれらの合物
が挙げられる。
【0039】(E3)アミノ基含有モノマーとしては、
アミノエチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノエ
チル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル(メ
タ)アクリレート、シクロヘキシルアミノエチル(メ
タ)アクリレート等が挙げられる。
【0040】(E4)エポキシ基含有モノマーとして
は、アクリル酸グリシジル、メタクリル酸グリシジル、
イタコン酸モノグリシジルエステル、ブテントリカルボ
ン酸モノグリシジルエステル、ブテントリカルボン酸ジ
グリシジルエステル、ブテントリカルボン酸トリグリシ
ジルエステル;α−クロロアリル、マレイン酸、クロト
ン酸、フマル酸等のグリシジルエステル類;ビニルグリ
シジルエーテル、アリルグリシジルエーテル、グリシジ
ルオキシエチルビニルエーテル、スチレン−p−グリシ
ジルエーテル等のグリシジルエーテル類;p−グリシジ
ルスチレン等が挙げられるが、特に好ましいものとして
は、メタクリル酸グリシジル、アリルグリシジルエーテ
ルを挙げることができる。
【0041】さらに、具体的な官能基含有オレフィン重
合体を以下に例示する。 (E1)水酸基含有オレフィン重合体としては、エチレ
ン−ヒドロキシエチルアクリレート、エチレン−ヒドロ
キシエチルメタクリレート、エチレン−ヒドロキシプロ
ピルアクリレート、エチレン−ヒドロキシプロピルメタ
クリレート等のランダム共重体;ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、エチレン−プロピレン共重合体ゴム等のオレ
フィン重合体に対して、前記官能基をグラフトした変性
グラフト共重合体等が挙げられる。具体的には、(メ
タ)アクリル酸ヒドロキシエチル−g−ポリエチレン、
(メタ)アクリル酸ヒドロキシプロピル−g−ポリエチ
レン、(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル−g−ポリ
プロピレン、(メタ)アクリル酸ヒドロキシプロピル−
g−ポリプロピレン、(メタ)アクリル酸ヒドロキシエ
チル−g−エチレン−プロピレン共重合体ゴム、(メ
タ)アクリル酸ヒドロキシプロピル−g−エチレン−プ
ロピレン共重合体ゴム等の変性グラフト共重合体等が挙
げられる。
【0042】(E2)カルボキシル基またはカルボン酸
無水物基含有オレフィンとしては、エチレン−(メタ)
アクリル酸共重合体、エチレン−無水マレイン酸共重合
体、エチレン−スチレン−無水マレイン酸共重合体等の
ランダム共重合体;ポリエチレン、ポリプロピレン、エ
チレン−プロピレン共重合体ゴム等のオレフィン重合体
に対して、(メタ)アクリル酸、無水マレイン、クロト
ン酸、フマル酸、イタコン酸、テトラヒドロフタル酸、
ノルボルネン−5,6−ジカルボン酸等のカルボキシル
基またはカルボン酸無水物基含有モノマーをグラフトし
た変性グラフト共重合体等が挙げられる。
【0043】(E3)アミノ基含有オレフィン重合体と
しては、エチレン−アミノエチル(メタ)アクリレー
ト、エチレン−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレ
ート、エチレン−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリ
レート、エチレン−シクロヘキシルアミノエチル(メ
タ)アクリレート等のランダム共重合体;ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体ゴ
ム等のオレフィン重合体に対して、前記官能基をグラフ
トした変性グラフト共重合体等が挙げられる。
【0044】(E4)エポキシ基含有オレフィン重合体
としては、エチレン−アクリル酸グリシジル共重合体、
エチレン−メタクリル酸グリシジル共重合体、エチレン
−酢酸ビニルーアクリル酸グリシジル共重合体、エチレ
ン−酢酸ビニルーメタクリル酸グリシジル共重合体、エ
チレン−アクリル酸エチルーアクリル酸グリシジル共重
合体、エチレン−アクリル酸エチルーメタクリル酸グリ
シジル共重合体等のランダム共重合体;ポリエチレン、
ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体ゴム等
のオレフィン重合体に対して、前記官能基をグラフトし
た変性グラフト共重合体等が挙げられる。
【0045】このようにして得られた熱可塑性樹脂組成
物は押出成形によって、フィルムやシート等として、あ
るいは基材に積層した積層フィルムやシートとして成形
体を得ることができる。また、射出成形、中空成形、プ
レス成形等の通常の成形法で工業部品、容器等の成形品
に成形することもできる。
【0046】このようにして得られた樹脂組成物は、例
えば、押出成形の一分野である押出ラミネート法で異種
基材に積層する場合に基材との強い接着力を付与するこ
とができる。用いられる基材としては特に限定はない
が、紙、セロハン、ポリエステル、ポリアミド、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体ケン化物等の樹脂フィルム、シ
ート、不織布および金属あるいはセラミックスを蒸着し
た樹脂フィルム、ポリ塩化ビニリデン等をコーティング
した樹脂フィルム等多様のものが用いられる。押出ラミ
ネート時の樹脂温度は220〜360℃、好ましくは2
50〜330℃の範囲である。特にプロピレン系重合体
や直鎖状低密度ポリエチレン等のように熱分解性の高い
材料では、一般に310℃以上での成形が困難であるた
め接着力の向上が図れなかったが、本発明の熱可塑性樹
脂組成物を使用することによりこれらの材料と基材との
接着性付与のために顕著な効果が発揮される。またポリ
エステル樹脂、ポリアミド樹脂、エチレン−酢酸ビニル
共重合体ケン化物等の樹脂フィルム、シート、不織布お
よび金属あるいはセラミックスを蒸着した樹脂フィル
ム、ポリ塩化ビニリデン等をコーティングした樹脂フィ
ルムに積層する際にも同様の高い接着効果を示すもので
ある。
【0047】また、押出ラミネートで基材に接合する際
に、コロナ処理、アンカーコート処理、オゾン処理等を
併用することができる。これらの中でもアンカーコート
処理が特に有効である。アンカーコート剤としては特に
限定はなく一般のイミン系、ブタジエン系、チタネート
系、ウレタン系等が用いられ、特にウレタン系が好適で
ある。
【0048】また、このようにして得られた熱可塑性樹
脂組成物は各種形状の成形品に印刷あるいは塗装を施す
時にインクあるいは塗料との接着性において高い性能を
発現する。特に使用時に、水、アルコール、灯油等の有
機溶剤に接した際においても接着性がほとんど低下しな
いという特徴を有する。印刷方法はグラビア印刷、フレ
キソ印刷、オフセット印刷等慣用の方法で行うことがで
きる。印刷に用いるインクの種類としては特に限定はな
い。
【0049】インクのビヒクル成分としてアクリル系、
ウレタン系、エポキシ系、アルキド樹脂系、ポリアミド
系等が挙げられる。塗装法としては一般に行われている
方法が可能であり、スプレーガンを用いて塗布する方
法、刷毛塗りによる方法、ロールコーター等を用いる方
法がある。塗料としてはアクリル系、ウレタン系、メラ
ミン系、エポキシ系等の塗料があり、これらはいずれも
好適に用いられる。印刷あるいは塗装を行う際にコロナ
処理、アンカーコート処理、オゾン処理、火炎処理等の
表面処理を併用することはなんら差し支えない。
【0050】さらに、本発明の熱可塑性樹脂組成物を用
いて耐熱性、耐衝撃性等の要求される家電用キャビネッ
ト、コンテナー等の射出成形品等においては、少なくと
も(A)熱可塑性樹脂と(B)成分を含有し、さらに
(C)、(D)、(E)の官能基含有化合物、ポリマー
等で構成することにより、前記塗装性、染色性等の二次
加工性の改良もできるが、特に(E)の官能基含有化合
物あるいは官能基含有ポリマーを前記(A)成分のポリ
オレフィン系樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹
脂、ポリスチレン樹脂、ABS樹脂、ポリフェニレンエ
ーテル(PPE)樹脂、ポリオキシメチレン(POM)
樹脂等のエンジニアリングプラスチックと(B)成分と
併用し、改質剤または前記2種の(A)成分の相溶化剤
として使用し、これらエンジニアリングプラスチックの
機械的強度、耐薬品性等の諸物性と印刷性、染色性等の
二次加工性の両者を同時に改良することが望ましい。こ
れら2種の(A)成分の組み合わせの具体例としては、
ポリオレフィン系樹脂とポリアミド樹脂との混合物、ポ
リアミド樹脂とポリフェニレンエーテル樹脂との混合物
等が挙げられる。
【0051】また、特に印刷性、塗装性をより向上させ
る為に、ジブチル錫マレート等の触媒成分((F)成分
とする)を添加して用いることができる。また、本発明
の熱可塑性樹脂組成物には慣用の各種添加剤、例えば可
塑剤、滑剤、各種安定剤、ブロッキング防止剤、帯電防
止剤、染料、顔料などを添加してもよい。
【0052】
【実施例】後述する実施例および比較例で用いた(A)
〜(F)の各成分の種類を示す。尚、(E)成分として
は、(A)成分または(C)成分を変性したものとして
用いた。(A)成分は表1に示す各熱可塑性樹脂であ
る。
【表1】 <上記HEMA-g-RPPの合成>MFRが0.5g/10分、
エチレン含量が4重量%であるプロピレン−エチレンラ
ンダム共重合体100重量部、2,5−ビス(t−ブチ
ルパーオキシ)−2,5−ジメチルヘキサン1重量部を
ヘンシェルミキサーでドライブレンドした後、40mm
同方向2軸押出機により180℃で混練しグラフト変性
を行った。グラフト率は1.1重量%、重量平均分子量
120000であった。
【0053】(B)成分: B1:9,10−ジヒドロキシステアリン酸 B2:硬化ヒマシ油(水酸基価:168mgKOH/g、鹸化価:18
1mgKOH/g、ヨウ素価:2.0、融点85℃)
【0054】(C)成分: C1:エチレン−プロピレン共重合体エラストマー(M
FR:1.0g/10分、エチレン含量:65重量%) C2:スチレン-フ゛タチ゛エン-スチレントリフ゛ロック共重合体エラストマー水添物
(スチレン含量:29重量%、MFR:2.0g/10
分) E13:HEMA変性エチレン−プロピレン共重合体エ
ラストマー(以下、HEMA-g-EPRと称す) <上記HEMA-g-EPRの合成>エチレン−プロピレン共重合
体エラストマー(エチレン含量:65重量%、MFR:
4.0g/10分)100重量部、HEMA3重量部、
2,5−ビス(t−ブチルパーオキシ)−2,5−ジメチ
ルヘキサン0.5重量部をヘンシェルミキサーでドライ
ブレンドした後、40mm同方向2軸押出機により18
0℃で混練し、グラフト変性を行った。グラフト率は
0.85重量%、MFRは0.8g/10分であった。
【0055】(D)成分: D1:アナターゼ型二酸化チタン(トーケムフ゜ロタ゛クト(株)
製、PCA123) D2:炭酸カルシウム(石原産業(株)製、S−SS
S) D3:タルク(林化成(株)製、ミクロンホワイト50
00SA)
【0056】(F)成分: F:DBTM(ジブチル錫マレート、三共有機合成
(株)製)
【0057】[1.基材との接着性評価]以下に示す実
施例1〜8及び比較例1,2の各熱可塑性樹脂組成物に
ついて、ラミネート成形した際の接着性を調べた。
【0058】〔実施例1〕(A)成分であるポリオレフ
ィン系樹脂A4を10kgと、(B)成分である水酸基
を有する脂肪酸あるいはその誘導体B1を0.3kgと
をヘンシェルミキサーで混合後、スクリュー径40mm
φのベント付き同方向2軸押出機を用いて240℃で混
練して組成物を得た。この組成物を用いて用いて50m
mφの押出機を有したラミネート成形機にて、2軸延伸
ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムを基材
として用い、樹脂温度280℃、エアギャップ110m
m、引取速度50m/minでラミネート成形を行っ
た。なお、ラミネート樹脂膜厚を20μmとした。この
際、PETフィルム上には溶剤揮発後の厚みが2μmに
なるようにアンカーコート剤(2液ウレタン系「セイカ
ダイン3600A、B」)をラミネート成形機中でイン
ライン塗布しておいた。ラミネート後、40℃で1日間
積層体をエージング処理し、アンカーコート剤の硬化を
終了させた。得られた積層体について、積層体の流れ方
向に幅15mmの短冊状に切断し、基材とラミネート樹
脂層の界面で剥離(90゜剥離、剥離速度300mm/
分)して接着強度を調べた。その結果、700g/15
mm幅となり高い接着性を示した。さらに、耐溶剤性を
調べる為に、サンプルを酢酸エチル、エタノール、サラ
ダ油、灯油中にそれぞれ23℃、30分浸漬後、剥離強
度(g/15mm)を調べた。その結果、600g、6
50g、700g、700gとほとんど低下せず優れた
接着性を示した。
【0059】〔実施例2〕実施例1のB1をB2に代え
た以外は実施例1と同様にして評価した結果、接着強度
は900g/15mm幅と高い接着性を示した。また、
このサンプルを酢酸エチル、エタノール、サラダ油、灯
油中に浸漬後、剥離強度を調べると700g、750
g、800g、800gとほとんど低下せず優れた接着
性を示した。
【0060】〔実施例3〕(A)成分としてA7、
(B)成分としてB2を用いた以外は実施例1と同様の
配合比、方法で組成物を得た。基材として2軸延伸ポリ
アミド6を用い、この上に実施例1と同様の方法で押出
ラミネート成形を行った。基材との接着強度を実施例1
と同様の方法で測定したところ850g/15mm巾で
あり、高い接着性を有していた。このサンプルを酢酸エ
チル、エタノール、サラダ油、灯油中に浸漬後、剥離強
度を調べると全て800g/15mm幅以上で優れた接
着性を示した。
【0061】〔実施例4〕(A)成分としてA6を7k
g、(C)成分としてC1を3kg((A)+(C)の
合計量に対して(C)成分30重量%)、および(B)
成分としてB2を0.1kgを配合して実施例1と同様
の方法で積層体を得た。基材との接着強度を実施例1と
同様の方法で測定したところ1000g/15mm巾で
あり、高い接着性を有していた。このサンプルを酢酸エ
チル、エタノール、サラダ油、灯油中に浸漬後、剥離強
度を調べると全て900g/15mm幅以上で優れた接
着性を示した。
【0062】〔実施例5〕(A)成分としてA6を7k
g、(C)成分としてC2を3kg((A)+(C)の
合計量に対して(C)成分30重量%)、および(B)
成分としてB2を0.1kgを配合して実施例1と同様
の方法で積層体を得た。基材との接着強度を実施例1と
同様の方法で測定したところ1000g/15mm巾で
あり、高い接着性を有していた。このサンプルを酢酸エ
チル、エタノール、サラダ油、灯油中に浸漬後、剥離強
度を調べると全て900g/15mm幅以上で優れた接
着性を示した。
【0063】〔実施例6〕実施例1において(A)成分
をA5とした以外は実施例1と全く同様の方法で積層体
を得た。基材との接着強度を実施例1と同様の方法で測
定したところ1100g/15mm巾であり、高い接着
性を有していた。このサンプルを酢酸エチル、エタノー
ル、サラダ油、灯油中に浸漬後、剥離強度を調べると全
て950g/15mm幅以上で優れた接着性を示した。
【0064】〔実施例7〕(A)成分としてE12を1
0kgおよび(B)成分としてB2を0.1kgを配合
して実施例1と同様の方法で積層体を得た。基材との接
着強度を実施例1と同様の方法で測定したところ130
0g/15mm巾であり、変性体を用いることによりよ
り高い接着強度が得られた。このサンプルを酢酸エチ
ル、エタノール、サラダ油、灯油中に浸漬後、剥離強度
を調べると全て1100g/15mm幅以上で優れた接
着性を示した。
【0065】〔実施例8〕(A)成分としてA6を7k
g、(C)成分としてE13を3kg((A)+(C)
の合計量に対して(C)成分30重量%)、および
(B)成分としてB2を0.1kgを配合して実施例1
と同様の方法で積層体を得た。基材との接着強度を実施
例1と同様の方法で測定したところ1150g/15m
m巾であり、高い接着性を有していた。このサンプルを
酢酸エチル、エタノール、サラダ油、灯油中に浸漬後、
剥離強度を調べると全て1000g/15mm幅以上で
優れた接着性を示した。
【0066】〔比較例1〕実施例1において(B)成分
を除いて積層体を得た。基材との接着強度は20g/1
5mm幅でほとんど接着しなかった。耐溶剤性は前記全
溶剤で浸漬中に基材と剥がれてしまった。
【0067】〔比較例2〕実施例2において(B)成分
を除いて積層体を得た。基材との接着強度は30g/1
5mm幅でほとんど接着しなかった。耐溶剤性は全溶剤
で浸漬中に基材と剥がれてしまった。
【0068】以上の結果をまとめて表2に示す。
【表2】 表中、(A)成分および(C)成分の配合量は、(A)
+(C)における重量%を示し、(B)成分の配合量
は、(A)+(C)を100重量部とした場合の重量部
を示す。
【0069】[2.インクとの接着性評価]以下に示す
実施例9〜13及び比較例3,4の各熱可塑性樹脂組成
物について、インクとの接着性を調べた。 〔実施例9〕(A)成分であるポリオレフィン系樹脂A
1を10kg、(B)成分である水酸基を有する脂肪酸
あるいはその誘導体B1を0.3kgをヘンシェルミキ
サーで混合後、スクリュー径40mmφのベント付き同
方向2軸押出機を用いて240℃で混練して組成物を得
た。そして、30mmφ押出機を有したT−ダイ成形機
で厚み80μmのキャスティングフィルムを成形した。
樹脂温度は240℃、引取速度は10m/minとし
た。このフィルム上に印刷機(明製作所(株)製、RI
テスターRI−3)を用いて印刷し、その印刷面にセロ
テープを貼り、その後、剥離した。セロテープのみが剥
離すれば〇、セロテープにインクが一部付着した場合は
△、ほとんど全面にインク剥離が生じた場合を×として
評価した。インクにはウレタン系を用いた(東洋インキ
製造(株)製、ラミパックスーパー)。印刷後、セロテ
ープを剥離してもインクは全く剥がれなかった。さら
に、耐溶剤性を調べるために、表3に示す各種溶剤に2
3℃、30分浸漬した後、上記セロテープ法で評価し
た。溶剤浸漬後のセロテープ剥離によっても同様に剥が
れなかった。
【0070】〔実施例10〕(A)成分としてA3を7
kg、(C)成分としてC1を3kg((A)+(C)
の合計量に対して(C)成分30重量%)、および
(B)成分としてB2を0.1kgを配合して実施例9
と同様の方法でフィルムを得た。印刷後セロテープ剥離
してもインクは全く剥がれなかった。溶剤浸漬後のセロ
テープ剥離によっても同様に剥がれなかった。
【0071】〔実施例11〕実施例10のB1をB2に
代えた以外は実施例10と同様にして評価した結果を表
3に示した。
【0072】〔実施例12〕(A)成分としてA1を4
kg及びE11を3kg、(C)成分としてC1を3k
g((A)+(C)の合計量に対して(C)成分30重
量%)、および(B)成分としてB2を0.1kgを配
合して実施例9と同様の方法でフィルムを得た。印刷後
セロテープ剥離してもインクは全く剥がれなかった。溶
剤浸漬後のセロテープ剥離によっても同様に剥がれなか
った。
【0073】〔実施例13〕(A)成分としてA1を7
kg及びE11を3kg、(B)成分としてB2を0.
1kg、(D)成分としてD1、D2及びD3をそれぞ
れ0.5kg(A1+E11の合計量に対して5重量
%)、0.5kg(A1+E11の合計量に対して5重
量%)及び3kg(A1+E11の合計量に対して30
重量%)を配合して実施例8と同様の方法でフィルムを
得た。印刷後セロテープ剥離してもインクは全く剥がれ
なかった。溶剤浸漬後のセロテープ剥離によっても同様
に剥がれなかった。
【0074】〔比較例3〕実施例13においてB2を除
いた以外は実施例13と同様の方法で積層体を得た。印
刷後セロテープ剥離するとインクはセロテープ接触面の
1/3程度を残し剥がれてしまった。溶剤浸漬後のセロ
テープ剥離によっては完全に剥がれてしまった。
【0075】〔比較例4〕実施例13においてB2を除
き、Fを0.1kg(A1+E11の合計量100重量
部に対して1重量部)とした以外は実施例13と同様の
方法で積層体を得た。印刷後セロテープ剥離するとイン
クはセロテープ接触面の2/3程度を残し剥がれてしま
った。溶剤浸漬後のセロテープ剥離によっては完全に剥
がれてしまった。
【0076】これらをまとめて表3に示した。
【表3】 表中、(A)成分および(C)成分の配合量は、(A)
+(C)における重量%を示し、(B)成分、(F)成
分および(D)成分の配合量は、(A)+(C)を10
0重量部とした場合の重量部を示す。
【0077】[3.塗料との接着性評価]以下に示す実
施例14,15及び比較例5の各熱可塑性樹脂組成物に
ついて、塗料との接着性を調べた。 〔実施例14〕(A)成分としてE11を8kg、
(C)成分としてE13を2kg((A)+(C)の合
計量に対して(C)成分20重量%)、(B)成分とし
てB2を0.5kg((A)+(C)の合計量100重
量部に対して(B)成分5重量部)、(D)成分として
D3を2kg((A)+(C)の合計量100重量部に
対して(D)成分20重量部)とで実施例1と同様の方
法で組成物を得た。得られた熱可塑性樹脂組成物を用い
て、温度200℃、金型温度30℃で射出成形により1
00mm×100mmで厚み2mmの平板試験片を得
た。この試験片に乾燥後の厚みが30μmになるように
ロールコーターと塗料を塗布し80℃×1時間乾燥を行
った。塗料は2液ウレタン塗料(藤倉化成(株)製、レ
クラック)を用いた。そして、この試験片に2mm間隔
で100個の碁盤目を入れ、この碁盤目上にセロテープ
を貼り、その後、剥離した。その結果、塗料が全く剥離
しないものを〇、半数未満の碁盤目が剥離したものを
△、半数以上の碁盤目が剥離したものを×として評価し
た。その結果、塗料の剥離は見られなかった。さらに、
耐溶剤性を調べるために試験片を各種溶剤に23℃、3
0分浸漬した後、剥離しないものを○、剥離したものを
×とした。その結果、溶剤に浸漬した後のセロテープ剥
離によっても剥離は認められなかった。
【0078】〔実施例15〕(A)成分としてA3を7
kg及びE11を1kg、(C)成分としてC1を2k
g((A)+(C)の合計量に対して(C)成分20重
量%)、(B)成分としてB2を0.5kg((A)+
(C)の合計量100重量部に対して(B)成分5重量
部)、(F)成分を0.05kg((A)+(C)の合
計量100重量部に対して(F)成分0.5重量部)、
(D)成分としてD3を2kg((A)+(C)の合計
量100重量部に対して(D)成分20重量部)とで実
施例1と同様の方法で組成物を得た。実施例14と同様
に、射出成形にて得られた試験片の塗装を施しセロテー
プにより碁盤目剥離試験を行ったところ塗料の剥離は見
られなかった。溶剤浸漬後のセロテープ剥離によっても
剥離は認められなかった。
【0079】〔比較例5〕実施例15において(B)成
分を除いた以外は実施例15と同様の方法で試験片を得
た。実施例14と同様の塗装後の碁盤目剥離試験では剥
離は約半数の碁盤目で剥離が見られた。溶剤浸漬後は全
ての溶剤で完全に剥離した。
【0080】これらをまとめて表4に示した。
【表4】 表中、(A)成分および(C)成分の配合量は、(A)
+(C)における重量%を示し、(B)成分、(F)成
分および(D)成分の配合量は、(A)+(C)を10
0重量部とした場合の重量部を示す。
【0081】
【発明の効果】本発明の熱可塑性樹脂組成物は、特に非
極性のポリオレフィン系樹脂において、基材との高い接
着性やインク、塗料等との優れた接着性を有する。ま
た、接着性に富んでいることから、成形温度を高める必
要がなく、成形時の悪臭や発煙等の発生、ヒートシール
特性や、機械的強度の低下を削減できる。また、成形品
の表面へのハロゲン系溶剤等による表面処理等を省くこ
とができるので、コストダウンを図ることができる他、
作業環境や廃棄物処理等の不具合を解決できる。従っ
て、本発明は、包装材料、産業用資材、各種構造部品へ
の利用にあたって極めて高い価値を与えるものである。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)熱可塑性樹脂と、(B)水酸基を
    有する脂肪酸あるいはその誘導体とを含有することを特
    徴とする熱可塑性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 さらに(C)エラストマー及び/又は
    (D)フィラーを含むことを特徴とする請求項1記載の
    熱可塑性樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 (E)水酸基、カルボキシル基、カルボ
    ン酸無水物基、アミノ基、エポキシ基の少なくとも1種
    の官能基が、熱可塑性樹脂組成物中に0.001〜50
    重量%配合されていることを特徴とする請求項1または
    2記載の熱可塑性樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 前記(A)熱可塑性樹脂が、ポリオレフ
    ィン系樹脂であることを特徴とする請求項1〜3のいず
    れかに記載の熱可塑性樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 前記ポリオレフィン系樹脂が、ポリプロ
    ピレン系樹脂及び/又はポリエチレン系樹脂であること
    を特徴とする請求項4記載の熱可塑性樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 前記(B)水酸基を有する脂肪酸あるい
    はその誘導体が、水酸基を有する油脂またはロウである
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の熱可
    塑性樹脂組成物。
  7. 【請求項7】 前記水酸基を有する油脂またはロウが、
    ひまし油または硬化ひまし油であることを特徴とする請
    求項6記載の熱可塑性樹脂組成物。
  8. 【請求項8】 前記(B)水酸基を有する脂肪酸あるい
    はその誘導体は、(A)熱可塑性樹脂を100重量部と
    した際に、0.01〜20重量部が配合されていること
    を特徴とする請求項1記載の熱可塑性樹脂組成物。
  9. 【請求項9】 前記請求項1〜8のいずれかに記載の熱
    可塑性樹脂組成物を含むラミネート用熱可塑性樹脂組成
    物。
  10. 【請求項10】 前記請求項1〜8のいずれかに記載の
    熱可塑性樹脂組成物を含む被塗装用熱可塑性樹脂組成
    物。
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