JPH10255354A - 回転ヘッドドラム装置 - Google Patents

回転ヘッドドラム装置

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JPH10255354A
JPH10255354A JP9060622A JP6062297A JPH10255354A JP H10255354 A JPH10255354 A JP H10255354A JP 9060622 A JP9060622 A JP 9060622A JP 6062297 A JP6062297 A JP 6062297A JP H10255354 A JPH10255354 A JP H10255354A
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JP
Japan
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head drum
rotary head
drum
air flow
tape
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Withdrawn
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JP9060622A
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English (en)
Inventor
Hideo Kawamoto
日出雄 川本
Hiroshi Orikawa
浩 折川
Yoshiaki Haneuma
嘉明 羽馬
Kenji Kobayashi
健治 小林
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転ヘッドドラムの高速回転によって発生す
る空気流がテープ入口部分で磁気テープを叩いて振動さ
せたり、回転ヘッドドラムと磁気テープとの間のスペー
シングを増大させることを未然に防止すること。 【解決手段】 磁気テープ3に対する上回転ドラム8−
1の入口9−1に空気流衝突部材21を配置して、上回
転ドラム8−1の高速回転によってその外周表面に発生
する空気流Aを空気流衝突部材21に衝突させて減衰さ
せるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオテープレコ
ーダやデータレコーダ等のヘリカルスキャン方式によっ
て磁気テープにデータを記録、再生する磁気記録再生装
置に適用される回転ヘッドドラム装置の技術分野に属す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ビデオテープレコーダやデー
タレコーダ等の磁気記録再生装置では、磁気テープを回
転ヘッドドラムの外周にヘリカル状に巻き付けて走行さ
せながら、回転ヘッドドラムによってデータを記録、再
生している。即ち、図10は従来のこの種磁気記録再生
装置のテープ走行系を示したものであって、テープカセ
ット1内の供給リール2−1、繰り出された磁気テープ
3はガイドポスト4−1、供給側テンションレギュレー
タ5−1、全幅消去ヘッド6、テープ入口ガイド7−1
を経て回転ヘッドドラム8の磁気テープ3に対する入口
であるドラム入口9−1に入る。そして、ドラム入口9
−1とドラム出口9−2との間で磁気テープ3は回転ヘ
ッドドラム8の外周にヘリカル状に巻き付けられる。そ
して、ドラム入口9−2へ出た磁気テープ3はテープ出
口ガイド7−2、CTL/TCヘッド10、ガイドポス
ト4−2、キャプスタン11及びピンチローラ12を経
て先行ガイドローラ13まで引き出されると共に、その
先行ガイドローラ13で180°反転されてガイドポス
ト4−3、4−4、巻取側テンションレギュレータ5−
2、ガイドポスト4−5、傾斜ガイド14、ガイドポス
ト4−6を経てテープカセット1内の巻取リール2−2
に巻き取られる。そして、記録、再生時には、磁気テー
プ3がピンチローラ12によってキャプスタン11に圧
着され、磁気テープ3が供給リール2−1から繰り出さ
れて巻取リール2−2に巻き取られるべく矢印a方向に
定速走行されながら、回転ヘッドドラム8によるヘリカ
ルスキャン方式によって磁気テープ3にデータが記録、
再生されるように構成されている。なお、本実施の形態
では、回転ヘッドドラム8は反時計方向である矢印b方
向に高速回転されるものとする。なお、図10中、15
は先行ガイドローラ13、ピンチローラ12、ガイトポ
スト4−3、4−4、4−5等を円運動させて磁気テー
プ3のローディング/アンローディングを行うためのロ
ーディングリングであり、16−1、16−2、16−
3はテンションアームであり、17は上記したテープ走
行系の全部が取り付けられるメカシャーシである。
【0003】次に、図11は回転ヘッドドラム8の外周
における空気の流れを示したものであり、本来、回転ヘ
ッドドラム8が高速で回転されると、その回転ヘッドド
ラム8の外周表面に、空気の粘性によって回転ヘッドド
ラム8の回転方向と同方向に引っ張られるように回転す
る空気流Aが発生し、この空気流Aによって磁気テープ
3と回転ヘッドドラム8の回転ヘッドとの間にサブミク
ロンオーダの空気層がが形成されて、回転ヘッドが磁気
テープ3に対して非接触状態でデータの記録、再生を行
うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この際、回転ヘッドド
ラム8には、中回転ドラム方式(上下一対の固定ドラム
の間に回転ヘッドを備えた回転ディスクを配置したも
の。)と、上回転ドラム方式(回転ヘッドを備えた上回
転ドラムとその下部に配置した下固定ドラムとで構成さ
れたもの。)との2種類があり、特に、上回転ドラム方
式の回転ヘッドドラム8では、上回転ドラムの外周表面
積が大きいために上記した空気流Aが多く発生する。そ
して、この空気流Aはドラム入口9−1部分で磁気テー
プ3を激しく叩き、磁気テープ3が細かく振動し、その
振動が回転ヘッドドラム8の外周上の磁気テープ3に伝
わり、当り波形が振動する場合もある。この磁気の細か
い振動は、回転ヘッドドラム8の外周上における磁気テ
ープ3に対する回転ヘッドの当り入口T−Iから当り中
央T−Oにかけて顕著に発生し、この振動が大きいと、
アナログ機器の場合にはS/N比の低下、デジタル機器
の場合にはエラーレートの悪化等の影響を及ぼす。更
に、空気流Aが多い場合には、当り入口T−I部分にて
回転ヘッドドラム8と磁気テープ3との間に多量の空気
が入り込み、その当り入口T−I部分にて回転ヘッドド
ラム8と磁気テープ3との間のスペーシングを増大させ
てしまい、当り波形が落ち込む場合があって、再生出力
の劣化を招き、やはり、S/N比の低下、エラーレート
の悪化を引き起している。
【0005】なお、図12は再生信号のエンベロープを
示したものであり、横軸が時間軸となっている。そし
て、図12の(A)は、当り入口T−Iから当り中央T
−Cにかけて再生信号のエンベロープがフラットとなっ
ている正常状態を示したものである。これに対して、図
12の(B)は、空気流Aによって磁気テープ3が細か
く振動された結果、当り入口8−1から当り中央8−2
にかけて当り波形が振動した異常状態を示し、図12の
(C)は、空気流Aによってスぺーシングが増大された
結果、当り入口T−I部分において当り波形が落ち込ん
だ異常状態を示したものである。また、回転ヘッドドラ
ム8の回転方向が時計方向(矢印bの逆方向)の場合に
は、磁気テープ3に対する回転ヘッドドラム8の入口が
当り出口T−Oへ移り、この当り出口T−O部分におい
て上記した当り波形の振動や落ち込みが発生する。
【0006】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、回転ヘッドドラムの高速回転によ
ってその外周表面に発生する空気流が磁気テープを叩い
て振動させたり、回転ヘッドドラムと磁気テープとの間
のスペーシングを増大させることを防止することができ
る回転ヘッドドラム装置を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の回転ヘッドドラム装置は、磁気テープに対
する回転ヘッドドラムの入口に空気流衝突部材を配置し
たものである。
【0008】上記のように構成された本発明の回転ヘッ
ドドラム装置は、磁気テープに対する回転ヘッドドラム
の入口に空気流衝突部材を配置したので、回転ヘッドド
ラムの高速回転によってその外周表面に発生する空気流
をその空気流衝突部材に衝突させて減衰させることがで
きて、その空気流によって磁気テープが叩かれて振動さ
れたり、回転ヘッドドラムと磁気テープとの間のスペー
シングが増大されることを未然に防止できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した回転ヘッ
ドドラム装置の実施の形態を図1〜図9を参照して説明
する。なお、図10〜図12と同一構造部には同一の符
号を付して説明の重複を省く。
【0010】「回転ヘッドドラムの構成」まず、本実施
の形態では、図4、図7、図9に示すように、回転ヘッ
ドドラム8として、上回転ドラム8−1と下固定ドラム
8−2とによって構成された上回転ドラム方式が採用さ
れている。そして、上回転ドラム8−1は図1で矢印b
方向に高速で回転されるものとする。
【0011】「本発明の回転ヘッドドラム装置の概要説
明」次に、図1及び図2は本発明の回転ヘッドドラム装
置の概要を示すものであって、回転ヘッドドラム8の上
回転ドラム8−1が矢印b方向に回転される際の磁気テ
ープ3に対する回転ヘッドドラム8の入口であるドラム
入口9−1において、テープ入口ガイド7−1と、磁気
テープに対する上回転ドラム8−1の接触開始点P−1
との間のほぼ三角形状の空間内に空気流衝突部材21を
上回転ドラム8−1とほぼ同一高さ位置に配置し、か
つ、その空気流衝突部材21と上回転ドラム8−1の外
周面との間の隙間Gを2mm以下、好ましくは、0.5
〜0.8mmに設定したものである。なお、この際、空
気流衝突部材21の設置個数及び形状は自由に選択する
ことができる。なお、上回転ドラム8−1が矢印b方向
の逆方向に回転される場合には、空気流衝突部材21を
ドラム出口9−2において、テープ出口ガイド7−2
と、磁気テープ3に対する上回転ドラム8−1の接触終
了点P−2との間のほぼ三角形状の空間内に対称状に配
置することになる。
【0012】そして、このように、ドラム入口9−1に
空気流衝突部材21を上回転ドラム8−1とほぼ同一高
さに配置すると、その上回転ドラム8−1の矢印b方向
への高速回転によってその上回転ドラム8−1の外周表
面に発生する空気流Aがドラム入口9−1部分において
空気流衝突部材21に衝突されて減衰されてしまうの
で、その空気流Aがドラム入口9−1部分において磁気
テープ3を激しく叩くようなことを未然に防止すること
ができる。この結果、空気流Aによって当り入口T−I
部分で磁気テープ3が細かく振動されて、図12の
(B)に示すように、当り波形が振動され、S/N比の
低下やエラーレートの悪化を引き起すことを未然に防止
できる。また、当り入口T−I部分において多量の空気
流Aが上回転ドラム8−1と磁気テープ3との間に入り
込んで、その当り入口T−I部分で上回転ドラム8−1
と磁気テープ3との間のスペーシングが増大されてしま
い、図12の(C)に示すような当り波形の落ち込みが
発生して、再生出力の低下やエラーレートの悪化を引き
起すことを未然に防止することができる。即ち、本発明
の採用により、図12の(A)に示すように再生信号の
エンベロープは当り入口T−Iから当り中央T−Cにか
けて常にフラットとなり、高精度で、安定し、かつ、高
転送レートのデータの記録、再生を行うことが可能にな
った。
【0013】「空気流衝突部材の第1の実施形態」次
に、図3〜図5は空気流衝突部材21の第1の実施形態
を示したものであって、円筒穴22を有する円筒部材2
3の一側部に割溝24を軸方向の全幅に亘って形成し、
その割溝24の両側に対向された一対の締付片25、2
6を円筒部材23と一体に形成し、その一対の締付片2
5、26間にこれらを互いに引き寄せるように締め付け
るロックネジ27を取り付け、一方の締付片25の上端
に空気流衝突用突片28を軸方向と平行で、かつ、一体
に形成し、その空気流衝突用突片28の側面に空気流衝
突用薄板29の一端29−1側を2個の止ネジ30によ
って固着したものである。なお、締付片25、26及び
空気流衝突用突片28が一体に形成されている円筒部材
23及びそれにネジ止めされる空気衝突用薄板29はア
ルミニウム等の軽金属や合成樹脂等によって形成されて
いる。なお、空気流衝突用薄板29を空気流衝突用突片
28に一体成形しても良い。
【0014】このように構成された空気流衝突部材21
は、図3〜図5に示すように、テープ入口ガイド7−1
やテープ出口ガイド7−2の基部41−1の外周に簡単
に、かつ、高精度に取り付けることができる。即ち、テ
ープ入口ガイド7−1やテープ出口ガイド7−2は、ガ
イド支柱41の上端の外周に取り付けられていて、その
ガイド支柱41の下端である基部41−1はメカシャー
シ17の上部に止ネジ42によって高精度に、かつ、強
固に固定されている。そして、その基部41−1の外径
はテープ入口ガイド7−1及びテープ出口ガイド7−2
の外径よりやや大きく構成されている。そこで、空気流
衝突部材21の円筒部材23を円筒穴22によってテー
プ入口ガイド7−1やテープ出口ガイド7−2の上方か
ら基部41−1の外周に挿入し、ロックネジ27を六角
レンチ等の工具によって矢印c方向から押し付けながら
締め付けることによって、割溝24の隙間を利用して両
締付片25、26を互いに引き寄せるべく締め付ける。
すると、円筒部材23が基部41−1の外周に締結され
て空気流衝突部材21が基部41−1の外周に簡単に固
定されるが、この際、工具によってロックナット27を
矢印c方向から押し付けることによって、円筒部材23
の一方の締付片25が回転ヘッドドラム8の固定部分で
ある下固定ドラム8−2の外周(但し、テープリード8
−3より下方の位置)に矢印c方向から当接されて、上
回転ドラム8−1に対して空気流衝突部材21が高精度
に、かつ、自動的に位置決めされて固定される。
【0015】ところで、この第1の実施形態では、空気
流衝突部材21の空気流衝突用突片28の側面に空気流
衝突用薄板29をネジ止めしているので、その空気流衝
突用薄板29の先端29−2を接触開始点P−1まで極
力近接させることができて、この空気流衝突用薄板29
の先端29−2と上回転ドラム8−1の外周(実際に
は、その上回転ドラムの外周に僅かに突出されている複
数の回転ヘッドの外周を言う)との間の隙間G−1を最
低値である0.5mmに設定することができる。そし
て、このように、隙間G−1を0.5mmに設定すれ
ば、前述した空気流Aをほぼ完全に衝突、減衰すること
ができ、かつ、上回転ドラム8−1の外周と磁気テープ
3との間への空気の入り込みをもほぼ完全に防止するこ
とができて、図12の(B)(C)に示した当り波形の
振動や落ち込みの両方を確実に防止することができる。
【0016】「空気流衝突部材の第2の実施形態」次
に、図6及び図7は、空気流衝突部材21の第2の実施
形態を示したものであって、この場合は、空気流衝突用
薄板29を除去して、空気流衝突用突片28のみによっ
て空気流Aを衝突、減衰することができるようにしたも
のであり、テープ入口ガイド7−1やテープ出口ガイド
7−2の基部41−1の外周への取り付け方法は、第1
の実施形態と同じである。
【0017】そして、この第2の実施形態によれば、空
気流衝突用突片28を接触開始点P−1にあまり近接さ
せることができないことから、その空気流衝突用突片2
8と上回転ドラム8−1の外周との間の隙間G−2が
0.7〜0.8mm程度となるが、空気流衝突用薄板2
9と、その止ネジ29を省略することによる部品点数及
び組立工数の削減による低コスト化を図ることができ
る。また、隙間G−2が0.7〜0.8mm程度であっ
ても、空気流Aの衝突、減衰には十分な効果を発揮する
ものであり、特に、図12の(B)に示した当り波形の
振動は確実に防止することができる。
【0018】「空気流衝突部材の第3の実施形態」次
に、図8及び図9は空気流衝突部材21の第3の実施形
態を示したものであって、この場合は、円筒部材23の
割溝24、一対の締付片25、26及びロックネジ27
が削除されていて、その円筒部材23の底部にはベース
31が一体に形成されている。そこで、円筒部材23を
テープ入口ガイド71−1やテープ出口ガイド7−2の
基部41−1の外周に上方から挿入して、その底部のベ
ース31を全幅消去ヘッド6やCTL/TCヘッド10
の固定ヘッドのベースである固定ヘッドベース43上に
載置する。そして、固定ヘッドベース43をシャーシ1
7上に形成されたダボ44にダボ穴45によって嵌合さ
せ、その固定ヘッドベース43をシャーシ17上に締付
ネジ46によって締め付けて固定する際に、その締付ネ
ジ46を円筒部材23のベース31に形成した円弧穴3
2を通してシャーシ17に螺合させるようにして、この
締付ネジ46によってベース31と固定ヘッドベース4
3とを共締め(ベース31とシャーシ17との間で固定
ヘッドベース43をサンドイッチ状に挟み込んで締め付
けること。)方式で固定するようにしたものである。
【0019】なお、この場合も、円筒部材23或いはベ
ース31の矢印c方向の端部を下固定ドラム8−2の外
周に矢印c方向から押し付けた状態で、締付ネジ46で
共締めすることによって、空気流衝突部材21を上回転
ドラム8−1の外周に対して高精度に位置決めすること
ができる。なお、図8及び図9では、空気流衝突用薄板
29を省略して、空気流衝突用突片28と上回転ドラム
8−1の外周との間の隙間をG−2に設定した状態を示
しているが、第1の実施形態と同様に、空気流衝突用薄
板29を空気流衝突用突片28の側面に取り付けて、そ
の空気流衝突用薄板29の先端29−2と上回転ドラム
8−1の外周との間の隙間をG−1に設定することもで
きる。そして、この第3の実施形態によれば、空気流衝
突部材21と固定ヘッドとを1回の締め付け工程で同時
に固定することができて、部品点数及び組立工数の削減
を図ることができる。
【0020】以上、本発明の実施の形態に付き説明した
が、本発明は上記した実施の形態に限定されることな
く、本発明の技術的思想に基づいて有効な変更が可能で
ある。例えば、上記した実施の形態では、上回転ドラム
方式の回転ヘッドドラムを示したが、中回転ドラム方式
の回転ヘッドドラムにも適用可能である。また、空気流
衝突部材21を回転ヘッドドラム8の下固定ドラム8−
2等の固定部分に取り付けることも可能である。
【0021】
【発明の効果】以上のように構成された本発明の回転ヘ
ッドドラム装置は、次のような効果を奏する。
【0022】請求項1は、磁気テープに対する回転ヘッ
ドドラムの入口に空気流衝突部材を配置して、回転ヘッ
ドドラムの高速回転によってその外周表面に発生する空
気流をその空気流衝突部材に衝突させて減衰させること
ができるようにして、その空気流によって磁気テープが
叩かれて振動されたり、回転ヘッドドラムと磁気テープ
との間のスペーシングが増大されることを未然に防止で
きるようにしたので、当り波形の変動(振動)や再生出
力の低下等を防止して、高精度で、安定したデータの記
録、再生を行うことができる。
【0023】請求項2は、上回転ドラム方式の回転ヘッ
ドドラム装置において、磁気テープに対する上回転ドラ
ムの入口で、その上回転ドラムに近接した位置に空気流
衝突部材を設けたので、上回転ドラムの高速回転によっ
てその外周表面に発生する多量の空気流を空気流衝突部
材に衝突させて、確実に減衰させることができて、その
空気流によって磁気テープが叩かれて振動されたり、上
回転ドラムと磁気テープとの間のスペーシングが増大さ
れることを未然に防止することができて、当り波形の変
動(振動)や再生出力の低下等を未然に防止して、高精
度で、安定し、かつ、高転送レートのデータの記録、再
生を行える。
【0024】請求項3は、空気流衝突部材をテープ入口
ガイド又はテープ出口ガイドと磁気テープに対する回転
ヘッドドラムの接触開始点との間に配置したので、回転
ヘッドドラムの回転によって発生する空気流を確実に衝
突、減衰させることができる。
【0025】請求項4は、空気流衝突部材を薄板で構成
したので、その空気流衝突部材と回転ヘッドドラムの外
周との間の隙間を0.5mm程度まで縮小することがで
きて、空気流の衝突、減衰や回転ヘッドドラムと磁気テ
ープとの間への空気の入り込みを極めて効果的に防止す
ることができる。
【0026】請求項5は、空気流衝突部材をテープ入口
ガイド又はテープ出口ガイドの基部の外周に挿入し、回
転ヘッドドラムの固定部材に押し付けて固定したので、
空気流衝突部材と回転ヘッドドラムとの間の隙間を簡単
に、かつ、高精度に設定することができる。
【0027】請求項6は、空気流衝突部材をテープ入口
ガイド又はテープ出口ガイドの基部の外周に挿入し、上
記回転ヘッドドラムの固定部分に押し付けると共に、固
定固定ヘッドベースと共締めして固定したので、空気流
衝突部材と回転ヘッドドラムとの間の隙間を簡単に、か
つ、高精度に設定できる上に、共締め方式による部品点
数及び組立工数の削減を図り、低コスト化を実現でき
る。
【0028】請求項8は、空気流衝突部材と回転ヘッド
ドラムとの間の隙間を2mm以下に設定したので、回転
ヘッドドラムの回転によって発生する空気流を確実に衝
突、減衰させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した回転ヘッドドラム装置の概要
を説明する平面図である。
【図2】本発明を適用した回転ヘッドドラム装置を組み
込んだヘリカルスキャン方式の磁気記録再生装置のテー
プ走行系を示した平面図である。
【図3】本発明の回転ヘッドドラム装置における空気流
衝突部材の第1の実施形態を説明する平面図である。
【図4】図3の一部切欠き側面図である。
【図5】同上の空気流衝突部材の斜視図である。
【図6】本発明の回転ヘッドドラム装置における空気流
衝突部材の第2の実施形態を説明する平面図である。
【図7】図6の一部切欠き側面図である。
【図8】本発明の回転ヘッドドラム装置における空気流
衝突部材の第3の実施形態を説明する平面図である。
【図9】図8の一部切欠き側面図である。
【図10】従来のヘリカルスキャン方式の磁気記録再生
装置のテープ走行系を説明する平面図である。
【図11】従来の回転ヘッドドラム装置における空気流
による磁気テープの振動やスペーシングを説明する平面
図である。
【図12】再生信号のエンベロープにおける当り波形の
振動や落ち込みを説明する図面である。
【符号の説明】
3は磁気テープ、6は固定ヘッドである全幅消去ヘッ
ド、7−1はテープ入口ガイド、7−2はテープ出口ガ
イド、8は回転ヘッドドラム、8−1は上回転ドラム、
8−2は下固定ドラム、9−1はドラム入口、9−2は
ドラム出口、21は空気流衝突部材、23は円筒部材、
24は割溝、25、26は締付片、27はロックネジ、
28は空気流衝突用突片、29は空気流衝突用薄板、3
1はベース、32は円弧穴、41はガイド支柱、41−
1はガイド支柱の基部、43は固定ヘッドベース、46
は共締め用の締付ネジ、Aは空気流である。
フロントページの続き (72)発明者 小林 健治 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ヘッドドラムと、 その回転ヘッドドラムの外周にヘリカル状に巻き付けら
    れて走行される磁気テープとを備えた回転ヘッドドラム
    装置において、 上記磁気テープに対する上記回転ヘッドドラムの入口に
    空気流衝突部材を配置したことを特徴とする回転ヘッド
    ドラム装置。
  2. 【請求項2】上回転ドラムと下固定ドラムとによって構
    成された回転ヘッドドラムと、 その回転ヘッドドラムの外周にヘリカル状に巻き付けら
    れて走行される磁気テープとを備えた回転ヘッドドラム
    装置において、 上記磁気テープに対する上記上回転ドラムの入口で、そ
    の上回転ドラムの外周に近接した位置に空気流衝突部材
    を配置したことを特徴とする回転ヘッドドラム装置。
  3. 【請求項3】上記空気流衝突部材をテープ入口ガイド又
    はテープ出口ガイドと、上記磁気テープに対する上記回
    転ヘッドドラムの接触開始点との間に配置したことを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載の回転ヘッドドラム
    装置。
  4. 【請求項4】上記空気流衝突部材を薄板で構成したこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載の回転ヘッドド
    ラム装置。
  5. 【請求項5】上記空気流衝突部材を上記テープ入口ガイ
    ド又はテープ出口ガイドの基部の外周に挿入し、上記回
    転ヘッドドラムの固定部材に押し付けて固定したことを
    特徴とする請求項3記載の回転ヘッドドラム装置。
  6. 【請求項6】上記空気流衝突部材を上記テープ入口ガイ
    ド又はテープ出口ガイドの基部の外周に挿入し、上記回
    転ヘッドドラムの固定部分に押し付けると共に、固定ヘ
    ッドベースと共締めして固定したことを特徴とする請求
    項3記載の回転ヘッドドラム装置。
  7. 【請求項7】上記空気流衝突部材と上記回転ヘッドドラ
    ムとの間の隙間を2mm以下に設定したことを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載の回転ヘッドドラム装置。
JP9060622A 1997-03-14 1997-03-14 回転ヘッドドラム装置 Withdrawn JPH10255354A (ja)

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JP9060622A JPH10255354A (ja) 1997-03-14 1997-03-14 回転ヘッドドラム装置

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JP9060622A JPH10255354A (ja) 1997-03-14 1997-03-14 回転ヘッドドラム装置

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JPH10255354A true JPH10255354A (ja) 1998-09-25

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JP9060622A Withdrawn JPH10255354A (ja) 1997-03-14 1997-03-14 回転ヘッドドラム装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6751057B2 (en) * 2001-01-26 2004-06-15 Sony Corporation Magnetic recording/reproducing apparatus and rotary head drum device

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