JPH1025835A - 耐力壁構造体 - Google Patents
耐力壁構造体Info
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- JPH1025835A JPH1025835A JP8201316A JP20131696A JPH1025835A JP H1025835 A JPH1025835 A JP H1025835A JP 8201316 A JP8201316 A JP 8201316A JP 20131696 A JP20131696 A JP 20131696A JP H1025835 A JPH1025835 A JP H1025835A
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Landscapes
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 全てが薄鋼板で構成された耐力壁構造体を提
供する。 【解決手段】 耐力壁構造体1を、全面に亙る薄鋼板か
らなる面材2と、その面材2の両面に当接固着された補
強材3とにより構成する。補強材3は、垂直方向に連続
する凸部4を形成するように薄鋼板を成型して構成し、
凸部4の両側部5,5を面材2にスポット溶接して取り
付ける。面材2は、補強材3の上端から所定寸法突出し
ており、その突出部6には薄鋼板を角柱状に成型した水
平補強材7の下端が溶接される。
供する。 【解決手段】 耐力壁構造体1を、全面に亙る薄鋼板か
らなる面材2と、その面材2の両面に当接固着された補
強材3とにより構成する。補強材3は、垂直方向に連続
する凸部4を形成するように薄鋼板を成型して構成し、
凸部4の両側部5,5を面材2にスポット溶接して取り
付ける。面材2は、補強材3の上端から所定寸法突出し
ており、その突出部6には薄鋼板を角柱状に成型した水
平補強材7の下端が溶接される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の壁の内部
構造を構成する主に薄鋼板よりなる耐力壁構造体に関す
る。
構造を構成する主に薄鋼板よりなる耐力壁構造体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の耐力壁構造体は、溝形鋼を矩形に
組み合わせた外周枠の片面に、合板等からなる耐力面材
を張り付けて構成されていた。
組み合わせた外周枠の片面に、合板等からなる耐力面材
を張り付けて構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の耐力壁構造体と
同じ構造を、薄鋼板で構成した場合には、外周枠が溝型
即ち一方が開口した形状であるため、軸方向の圧縮力に
対して座屈が生じやすく、必要な耐力を確保する事が困
難であり、従来の構造では耐力壁構造体全てを薄鋼板で
構成することが出来なかった。従って、本発明の目的
は、全てを薄鋼板で構成することができる構造の耐力壁
構造体を提供することである。
同じ構造を、薄鋼板で構成した場合には、外周枠が溝型
即ち一方が開口した形状であるため、軸方向の圧縮力に
対して座屈が生じやすく、必要な耐力を確保する事が困
難であり、従来の構造では耐力壁構造体全てを薄鋼板で
構成することが出来なかった。従って、本発明の目的
は、全てを薄鋼板で構成することができる構造の耐力壁
構造体を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明では、耐力壁構造体を、全面に亙る薄鋼板から
なる面材と、その面材の少なくとも一方の表面に当接固
着された補強材とにより構成し、前記補強材を、垂直方
向に連続する凸部を形成するように薄鋼板を成型して構
成し、前記凸部の両側部を面材に固定して取り付ける。
薄鋼板からなる面材は、引っ張り方向には所定の耐力を
有するが、圧縮荷重が作用した場合には座屈が生じやす
く、圧縮荷重には殆ど対抗できない。本発明では、面材
に垂直方向に連続する凸部を有する補強材を取り付けた
ので、この補強材により垂直方向の荷重に対抗でき、引
っ張り荷重に対抗しブレースとして作用する面材との組
み合わせによる合理的な構造の耐力壁構造体が構成でき
る。また、補強材はその凸部の両側部が面材に固定され
て筒状を成すので垂直荷重による座屈を生じにくく、補
強材も薄鋼板で構成することができる。さらに、面材、
補強材とも薄鋼板で構成するので、両者の固定はタッピ
ングねじ止め、リベット止め等の貫通固着具に限らず、
溶接、かしめによっても行うことができる。
め本発明では、耐力壁構造体を、全面に亙る薄鋼板から
なる面材と、その面材の少なくとも一方の表面に当接固
着された補強材とにより構成し、前記補強材を、垂直方
向に連続する凸部を形成するように薄鋼板を成型して構
成し、前記凸部の両側部を面材に固定して取り付ける。
薄鋼板からなる面材は、引っ張り方向には所定の耐力を
有するが、圧縮荷重が作用した場合には座屈が生じやす
く、圧縮荷重には殆ど対抗できない。本発明では、面材
に垂直方向に連続する凸部を有する補強材を取り付けた
ので、この補強材により垂直方向の荷重に対抗でき、引
っ張り荷重に対抗しブレースとして作用する面材との組
み合わせによる合理的な構造の耐力壁構造体が構成でき
る。また、補強材はその凸部の両側部が面材に固定され
て筒状を成すので垂直荷重による座屈を生じにくく、補
強材も薄鋼板で構成することができる。さらに、面材、
補強材とも薄鋼板で構成するので、両者の固定はタッピ
ングねじ止め、リベット止め等の貫通固着具に限らず、
溶接、かしめによっても行うことができる。
【0005】また、補強材を、複数の凸部を平行に形成
するように一の薄鋼板を成型して構成し、前記凸部間に
おいても補強材を面材に固定してもよい。この構成によ
ると、面材をより強固に補強することが可能である。
するように一の薄鋼板を成型して構成し、前記凸部間に
おいても補強材を面材に固定してもよい。この構成によ
ると、面材をより強固に補強することが可能である。
【0006】また、面材の上端或いは下端の少なくとも
一方に水平補強材を設け、補強材の端面と水平補強材と
を当接させてもよい。この構成によると、水平補強材に
加わった垂直荷重が補強材に確実に伝達され、また垂直
荷重を各補強材に分散させて負担させることができるの
で、耐力壁構造体の垂直荷重に対する耐力が向上する。
一方に水平補強材を設け、補強材の端面と水平補強材と
を当接させてもよい。この構成によると、水平補強材に
加わった垂直荷重が補強材に確実に伝達され、また垂直
荷重を各補強材に分散させて負担させることができるの
で、耐力壁構造体の垂直荷重に対する耐力が向上する。
【0007】さらに、補強材端部より上または下に延長
した面材を角柱状に折り曲げて水平補強材を形成しても
よい。この構成によると水平補強材と面材とが一体に構
成されるので両者の結合が強固であり、かつ両者を接合
する工程が不要となるのでその製造工数を削減できる。
した面材を角柱状に折り曲げて水平補強材を形成しても
よい。この構成によると水平補強材と面材とが一体に構
成されるので両者の結合が強固であり、かつ両者を接合
する工程が不要となるのでその製造工数を削減できる。
【0008】一方、面材の上端或いは下端或いはその双
方を、延長しておいてもよい。この構成によると、面材
の延長部分を用いて耐力壁構造体が取り付けられる梁、
基礎等に直接接合できるので、その接合が容易である
上、面材を直接接合するのでその接合が強固かつ確実に
行いうる。
方を、延長しておいてもよい。この構成によると、面材
の延長部分を用いて耐力壁構造体が取り付けられる梁、
基礎等に直接接合できるので、その接合が容易である
上、面材を直接接合するのでその接合が強固かつ確実に
行いうる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の第一の実施の形態を
示す図1乃至図4に基づき説明する。本実施の形態にお
いては、耐力壁構造体1を、全面に亙る薄鋼板からなる
面材2と、その面材2の両面に当接固着された補強材3
とにより構成し、垂直方向に連続する凸部4を形成する
ように薄鋼板を成型した前記補強材3を、凸部4の両側
部5,5を面材2に固定して取り付ける。
示す図1乃至図4に基づき説明する。本実施の形態にお
いては、耐力壁構造体1を、全面に亙る薄鋼板からなる
面材2と、その面材2の両面に当接固着された補強材3
とにより構成し、垂直方向に連続する凸部4を形成する
ように薄鋼板を成型した前記補強材3を、凸部4の両側
部5,5を面材2に固定して取り付ける。
【0010】尚、本明細書中薄鋼板とは、0.8mmか
ら2.3mm程度の厚さの鋼板をいう。薄鋼板は防錆処
理されていることが望ましい。また、建築構造において
壁は、建築物の構造体の一部として作用するものと、構
造体としての機能は有せず単に壁の内外を仕切る機能の
みのものに大別できるが、本明細書中の耐力壁構造体1
とは、建築物の構造体の一部として作用する壁の構造
体、即ち壁に加わる荷重を負担する壁の内部構造材をい
う。
ら2.3mm程度の厚さの鋼板をいう。薄鋼板は防錆処
理されていることが望ましい。また、建築構造において
壁は、建築物の構造体の一部として作用するものと、構
造体としての機能は有せず単に壁の内外を仕切る機能の
みのものに大別できるが、本明細書中の耐力壁構造体1
とは、建築物の構造体の一部として作用する壁の構造
体、即ち壁に加わる荷重を負担する壁の内部構造材をい
う。
【0011】図1に示すように、補強材3は短冊状の薄
鋼板の中央部に断面略門型の凸部4を直線状に成型し、
水平断面略ハット型に形成される。補強材3は、面材2
を挟んで対向するように配置され、両補強材3側部のフ
ランジと、面材2の重なり部がスポット溶接されて固定
される。この固定はスポット溶接に限られず、例えば、
タッピングねじ止め、リベット止め等の貫通固定具を用
いる固定の他、カシメ等によっても固定してもよい。補
強材3は、原則として略等間隔となるように配置される
が、必要に応じて異なる間隔で配置してもよい。また、
補強材3は必ずしも対向して一対設ける必要はなく、要
求される条件によって面材2の片面にのみ設けてもよ
い。補強材3の断面形状も、必ずしもハット型に限られ
ず、山形、台形、M字型等であってもよい。
鋼板の中央部に断面略門型の凸部4を直線状に成型し、
水平断面略ハット型に形成される。補強材3は、面材2
を挟んで対向するように配置され、両補強材3側部のフ
ランジと、面材2の重なり部がスポット溶接されて固定
される。この固定はスポット溶接に限られず、例えば、
タッピングねじ止め、リベット止め等の貫通固定具を用
いる固定の他、カシメ等によっても固定してもよい。補
強材3は、原則として略等間隔となるように配置される
が、必要に応じて異なる間隔で配置してもよい。また、
補強材3は必ずしも対向して一対設ける必要はなく、要
求される条件によって面材2の片面にのみ設けてもよ
い。補強材3の断面形状も、必ずしもハット型に限られ
ず、山形、台形、M字型等であってもよい。
【0012】また、本実施の形態においては、補強材3
の上端より面材2が所定寸法突出するように設けられ、
その突出部6に水平補強材7が設けられる。水平補強材
7は薄鋼板を略角柱状に成型して形成され、その起端と
後端は水平補強材7の下面の中央部に位置している。起
端、後端にはそれぞれ下方に垂下した取付片8,8が設
けられており、両取付片8,8の間隙に面材2の突出部
6が挿入され、取付片8,8と面材2の突出部6の重な
り部をスポット溶接する事により固定されている。この
固定方法において、他の方法によっても行いうる点は補
強材3の固定と同様である。尚、この取付片8の下端は
補強材3の上端に当接している。また、水平補強材7に
作用する垂直荷重に対して補強するため、図4に示すよ
うなC型材からなる補強ピース9を水平補強材7の中空
部内に配置してもよい。各補強ピース9は、水平補強材
7に作用した垂直荷重が直接補強材3に伝達されるよ
う、各補強材3の上方に配置するのが理想的である。
の上端より面材2が所定寸法突出するように設けられ、
その突出部6に水平補強材7が設けられる。水平補強材
7は薄鋼板を略角柱状に成型して形成され、その起端と
後端は水平補強材7の下面の中央部に位置している。起
端、後端にはそれぞれ下方に垂下した取付片8,8が設
けられており、両取付片8,8の間隙に面材2の突出部
6が挿入され、取付片8,8と面材2の突出部6の重な
り部をスポット溶接する事により固定されている。この
固定方法において、他の方法によっても行いうる点は補
強材3の固定と同様である。尚、この取付片8の下端は
補強材3の上端に当接している。また、水平補強材7に
作用する垂直荷重に対して補強するため、図4に示すよ
うなC型材からなる補強ピース9を水平補強材7の中空
部内に配置してもよい。各補強ピース9は、水平補強材
7に作用した垂直荷重が直接補強材3に伝達されるよ
う、各補強材3の上方に配置するのが理想的である。
【0013】次に、耐力壁構造体1の建築物本体への取
付について説明する。耐力壁構造体1の下端は、溝型材
からなる取付レール10を介して固定される。この取付
レール10は、基礎上面、梁或いは床板11上にビス止
め、ボルト止め等で固定され、その溝内に耐力壁構造体
1の下端が挿入される。その取付レール10と耐力壁構
造体1とは、取付レール10に挿入した耐力壁構造体1
の補強材3下端の表面に対して、取付レール10の側面
を貫通させてタッピングねじを打ち込むことによって固
定される。一方、耐力壁構造体1の上端は、その上端に
設けられた水平補強材7の上面を上階の床板11下面に
当接し、上階の床板11に設けた下穴に貫通させたタッ
ピングねじを水平補強材7に対して打ち込んで固定す
る。尚、建築物の外装材(図示せず)は補強材3の表面
に当接し、タッピングねじ止め等して取り付けられ、内
装側にも同様に下地ボード(図示せず)をタッピングね
じ固定する。また、面材2と外装材或いは下地ボード間
の隙間には必要に応じて断熱材が設けられる。
付について説明する。耐力壁構造体1の下端は、溝型材
からなる取付レール10を介して固定される。この取付
レール10は、基礎上面、梁或いは床板11上にビス止
め、ボルト止め等で固定され、その溝内に耐力壁構造体
1の下端が挿入される。その取付レール10と耐力壁構
造体1とは、取付レール10に挿入した耐力壁構造体1
の補強材3下端の表面に対して、取付レール10の側面
を貫通させてタッピングねじを打ち込むことによって固
定される。一方、耐力壁構造体1の上端は、その上端に
設けられた水平補強材7の上面を上階の床板11下面に
当接し、上階の床板11に設けた下穴に貫通させたタッ
ピングねじを水平補強材7に対して打ち込んで固定す
る。尚、建築物の外装材(図示せず)は補強材3の表面
に当接し、タッピングねじ止め等して取り付けられ、内
装側にも同様に下地ボード(図示せず)をタッピングね
じ固定する。また、面材2と外装材或いは下地ボード間
の隙間には必要に応じて断熱材が設けられる。
【0014】次に、第二の実施の形態について説明す
る。本実施の形態においては、補強材3を幅広の薄鋼板
を構成し、その薄鋼板に平行且つ等間隔に複数の凸部4
を形成する。前記実施の形態と同じく補強材3は、面材
2の両面に対向させて配置する。面材2と補強材3とは
図5に示すように、その凸部4の側部5各々をスポット
溶接して固定する。また、図5のように、面材2全面を
一の補強材3で覆うように構成しても良いし、必要に応
じて、例えば図6に示すように、隣接して一対の凸部4
を形成するようにして補強材3を成型し、その補強材3
を等間隔に面材2に固定してもよい。
る。本実施の形態においては、補強材3を幅広の薄鋼板
を構成し、その薄鋼板に平行且つ等間隔に複数の凸部4
を形成する。前記実施の形態と同じく補強材3は、面材
2の両面に対向させて配置する。面材2と補強材3とは
図5に示すように、その凸部4の側部5各々をスポット
溶接して固定する。また、図5のように、面材2全面を
一の補強材3で覆うように構成しても良いし、必要に応
じて、例えば図6に示すように、隣接して一対の凸部4
を形成するようにして補強材3を成型し、その補強材3
を等間隔に面材2に固定してもよい。
【0015】第三の実施の形態について説明する。第三
の実施の形態においては、面材2を補強材3端部より上
方に延長して突出させ、その突出部6を角柱状に折り曲
げて水平補強材7を形成する。水平補強材7は、面材2
がその下面中央部に位置するように形成され、水平補強
材7を形成した突出部6の後端は面材2に当接し、スポ
ット溶接して固定される。水平補強材7の内部には第一
の実施の形態と同じく補強ピース9を挿入して補強する
ことが望ましい。
の実施の形態においては、面材2を補強材3端部より上
方に延長して突出させ、その突出部6を角柱状に折り曲
げて水平補強材7を形成する。水平補強材7は、面材2
がその下面中央部に位置するように形成され、水平補強
材7を形成した突出部6の後端は面材2に当接し、スポ
ット溶接して固定される。水平補強材7の内部には第一
の実施の形態と同じく補強ピース9を挿入して補強する
ことが望ましい。
【0016】本実施の形態の耐力壁構造体1の製造手順
について図7に基づき説明する。まず前述のように薄鋼
板からなる面材2の上端に設けられた突出部6を折り曲
げ角柱状の水平補強材7を形成し、その後端をスポット
溶接により固定する。次に前記実施の形態と同様の補強
材3を、補強材3の上端と水平補強材7の下端とを当接
させるよう配置し、補強材3と面材2を前記実施の形態
と同様に固定する。
について図7に基づき説明する。まず前述のように薄鋼
板からなる面材2の上端に設けられた突出部6を折り曲
げ角柱状の水平補強材7を形成し、その後端をスポット
溶接により固定する。次に前記実施の形態と同様の補強
材3を、補強材3の上端と水平補強材7の下端とを当接
させるよう配置し、補強材3と面材2を前記実施の形態
と同様に固定する。
【0017】第四の実施の形態について説明する。本実
施の形態においては、耐力壁構造体1の面材2の上端を
補強材3端部より上に延長して突出部6を形成し、その
突出部6を上方に位置する梁12に接合する。梁12
は、図8に示すように一対の溝型材を背中合わせにして
構成され、その溝型材相互間に耐力壁構造体1の前記突
出部6を挟んで固定する。梁12の下面は前記実施の形
態と同様補強材3の上端に当接させる。梁12と耐力壁
構造体1は、その梁12及び面材2の突出部6にタッピ
ングねじを貫通させて固定する。耐力壁構造体1の下端
にも同様の梁12が位置する場合には、下端も同様に固
定してもよい。
施の形態においては、耐力壁構造体1の面材2の上端を
補強材3端部より上に延長して突出部6を形成し、その
突出部6を上方に位置する梁12に接合する。梁12
は、図8に示すように一対の溝型材を背中合わせにして
構成され、その溝型材相互間に耐力壁構造体1の前記突
出部6を挟んで固定する。梁12の下面は前記実施の形
態と同様補強材3の上端に当接させる。梁12と耐力壁
構造体1は、その梁12及び面材2の突出部6にタッピ
ングねじを貫通させて固定する。耐力壁構造体1の下端
にも同様の梁12が位置する場合には、下端も同様に固
定してもよい。
【0018】また、梁12の形状が例えば角柱状である
場合には、耐力壁構造体1の突出部6を折り曲げ、梁1
2の下面に当接し、突出部6と耐力壁構造体1をタッピ
ングねじ止めして固定する。さらに、耐力壁構造体1の
面材2を下方に延長して形成した突出部6を折り曲げ、
同様に下階に位置する梁12、或いは基礎等に固定して
もよい。
場合には、耐力壁構造体1の突出部6を折り曲げ、梁1
2の下面に当接し、突出部6と耐力壁構造体1をタッピ
ングねじ止めして固定する。さらに、耐力壁構造体1の
面材2を下方に延長して形成した突出部6を折り曲げ、
同様に下階に位置する梁12、或いは基礎等に固定して
もよい。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上の通りであり、薄鋼板から
なる面材は、引っ張り方向には所定の耐力を有するが、
圧縮荷重が作用した場合には座屈が生じやすく、圧縮荷
重には殆ど対抗できない。本発明では、面材に垂直方向
に連続する凸部を有する補強材を取り付けたので、この
補強材により垂直方向の荷重に対抗でき、引っ張り荷重
に対抗しブレースとして作用する面材との組み合わせに
よる合理的な構造の耐力壁構造体が構成できる。また、
補強材はその凸部の両側部が面材に固定されて筒状を成
すので垂直荷重による座屈を生じにくく、補強材も薄鋼
板で構成することができ、従って面材、補強材とも薄鋼
板で構成することができる。さらに、面材、補強材とも
薄鋼板で構成するので、両者の固定はタッピングねじ止
め、リベット止め等の貫通固着具に限らず、溶接によっ
ても行うことができる。
なる面材は、引っ張り方向には所定の耐力を有するが、
圧縮荷重が作用した場合には座屈が生じやすく、圧縮荷
重には殆ど対抗できない。本発明では、面材に垂直方向
に連続する凸部を有する補強材を取り付けたので、この
補強材により垂直方向の荷重に対抗でき、引っ張り荷重
に対抗しブレースとして作用する面材との組み合わせに
よる合理的な構造の耐力壁構造体が構成できる。また、
補強材はその凸部の両側部が面材に固定されて筒状を成
すので垂直荷重による座屈を生じにくく、補強材も薄鋼
板で構成することができ、従って面材、補強材とも薄鋼
板で構成することができる。さらに、面材、補強材とも
薄鋼板で構成するので、両者の固定はタッピングねじ止
め、リベット止め等の貫通固着具に限らず、溶接によっ
ても行うことができる。
【0020】また、補強材を、複数の凸部を平行に形成
するように一の薄鋼板を成型して構成し、前記凸部間に
おいても補強材を面材に固定した場合には、面材をより
強固に補強することが可能であり、より高い耐力を有す
る耐力壁構造体を構成する事が出来る。
するように一の薄鋼板を成型して構成し、前記凸部間に
おいても補強材を面材に固定した場合には、面材をより
強固に補強することが可能であり、より高い耐力を有す
る耐力壁構造体を構成する事が出来る。
【0021】また、面材の上端或いは下端の少なくとも
一方に水平補強材を設け、補強材の端面と水平補強材と
を当接させた場合には、水平補強材に加わった垂直荷重
が補強材に確実に伝達され、また垂直荷重を各補強材に
分散させて負担させることができ、耐力壁構造体の垂直
荷重に対する耐力が向上する。
一方に水平補強材を設け、補強材の端面と水平補強材と
を当接させた場合には、水平補強材に加わった垂直荷重
が補強材に確実に伝達され、また垂直荷重を各補強材に
分散させて負担させることができ、耐力壁構造体の垂直
荷重に対する耐力が向上する。
【0022】さらに、上下に延長した面材を角柱状に折
り曲げて水平補強材を形成した場合には、水平補強材と
面材とが一体に構成されるので両者の結合が強固であ
り、かつ両者を接合する工程が不要となるのでその製造
工数を削減でき、高い耐力と、高い生産性を備えた耐力
壁構造体を構成することができる。
り曲げて水平補強材を形成した場合には、水平補強材と
面材とが一体に構成されるので両者の結合が強固であ
り、かつ両者を接合する工程が不要となるのでその製造
工数を削減でき、高い耐力と、高い生産性を備えた耐力
壁構造体を構成することができる。
【0023】一方、面材の上端或いは下端或いはその双
方を、延長しておくことにより、面材の延長部分を用い
て耐力壁構造体が取付られる梁、基礎等に直接接合でき
るので、その接合が容易である上、面材を直接接合する
のでその接合を強固かつ確実に行いうる。
方を、延長しておくことにより、面材の延長部分を用い
て耐力壁構造体が取付られる梁、基礎等に直接接合でき
るので、その接合が容易である上、面材を直接接合する
のでその接合を強固かつ確実に行いうる。
【図1】本発明の第一の実施の形態を示す分解斜視図で
ある。
ある。
【図2】本発明の第一の実施の形態を示す水平断面図で
ある。
ある。
【図3】本発明の第一の実施の形態の耐力壁構造体の建
築物本体への取付を示す斜視図である。
築物本体への取付を示す斜視図である。
【図4】水平補強材に挿入する補強ピースを示す斜視図
である。
である。
【図5】本発明の第二の実施の形態を示す水平断面図で
ある。
ある。
【図6】本発明の異なる第二の実施の形態を示す水平断
面図である。
面図である。
【図7】本発明の第三の実施の形態を示す分解斜視図で
ある。
ある。
【図8】本発明の第四の実施の形態を示す分解斜視図で
ある。
ある。
1 耐力壁構造体 2 面材 3 補強材 4 凸部 7 水平補強材
Claims (5)
- 【請求項1】 全面に亙る薄鋼板からなる面材と、その
面材の少なくとも一方の表面に当接固着された補強材と
を有し、 前記補強材は、垂直方向に連続する凸部を形成するよう
に薄鋼板を成型して構成され、前記凸部の両側部を面材
に固定して取付られている事を特徴とする耐力壁構造
体。 - 【請求項2】 補強材が、複数の凸部を平行に形成する
ように一の薄鋼板を成型して構成され、前記平行に形成
された凸部間においても補強材が面材に固定されている
事を特徴とする請求項1記載の耐力壁構造体。 - 【請求項3】 面材の上端或いは下端の少なくとも一方
に水平補強材が設けられ、補強材端面と水平補強材とが
当接していることを特徴とする請求項1または2記載の
耐力壁構造体。 - 【請求項4】 水平補強材が補強材端部より上または下
に延長した面材を角柱状に折り曲げて形成されている事
を特徴とする請求項1、2又は3記載の耐力壁の構造。 - 【請求項5】 面材の上端或いは下端或いはその双方
が、補強材端部より垂直方向に突出するように延長され
ている請求項1または2記載の耐力壁構造体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8201316A JPH1025835A (ja) | 1996-07-10 | 1996-07-10 | 耐力壁構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8201316A JPH1025835A (ja) | 1996-07-10 | 1996-07-10 | 耐力壁構造体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1025835A true JPH1025835A (ja) | 1998-01-27 |
Family
ID=16438996
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8201316A Withdrawn JPH1025835A (ja) | 1996-07-10 | 1996-07-10 | 耐力壁構造体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1025835A (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002349801A (ja) * | 2001-05-25 | 2002-12-04 | Babcock Hitachi Kk | 排熱回収ボイラ |
| JP2005003294A (ja) * | 2003-06-12 | 2005-01-06 | Central Res Inst Of Electric Power Ind | 触媒燃焼型再燃器及び再燃器型ガスタービン |
| JP2012145111A (ja) * | 2011-01-13 | 2012-08-02 | General Electric Co <Ge> | 化学量論的排出ガス再循環及び関連する燃焼制御装置 |
| JP2012180743A (ja) * | 2011-02-28 | 2012-09-20 | Central Research Institute Of Electric Power Industry | Co2回収型ガス化ガス発電用閉サイクルガスタービン発電プラント |
-
1996
- 1996-07-10 JP JP8201316A patent/JPH1025835A/ja not_active Withdrawn
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002349801A (ja) * | 2001-05-25 | 2002-12-04 | Babcock Hitachi Kk | 排熱回収ボイラ |
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Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| JPN7016003716; 'CO2回収型高効率石炭ガス化複合発電システムの提案とその課題' 電力中央研究所報告 M07003, 200710, p.10-12, 財団法人電力中央研究所 * |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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