JPH10258485A - 化粧紙 - Google Patents
化粧紙Info
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- JPH10258485A JPH10258485A JP8558297A JP8558297A JPH10258485A JP H10258485 A JPH10258485 A JP H10258485A JP 8558297 A JP8558297 A JP 8558297A JP 8558297 A JP8558297 A JP 8558297A JP H10258485 A JPH10258485 A JP H10258485A
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Abstract
してドクターブレード等が磨耗することのない化粧紙を
提供する。 【解決手段】 基紙10に絵柄印刷層11を形成し、こ
の絵柄印刷層11上にウレタン樹脂等を用いたグラビア
コータにより第1OP層12を形成し、この第1OP層
12上に、ウレタン樹脂にシリコーン系樹脂粉末を配合
した樹脂塗料で第2OP層13を形成した。そして、シ
リコーン系樹脂粉末として、ポリメチルシルセスキオキ
サン球状粉末を用いた。
Description
に貼合して、あるいは、建物の内装材として用いられる
化粧紙、詳しくは、最外層のOP層をシリコーン系樹脂
粉末を含有する樹脂材料から構成し、耐磨耗性と防汚染
性の改善を図った化粧紙に関する。
5−237972号公報、特開平4−74649号公
報、特公昭57−1419号公報あるいは特開昭54−
157179号公報等に記載されたものが知られる。
粒度が15〜45μmのアルミナ粒子を含有する樹脂配
合物で被覆された化粧紙が記載される。また、特開平4
−74649号公報には、基紙の絵柄印刷面に滑剤を5
〜10重量%含有する電子線硬化型樹脂により保護層を
形成した化粧紙が記載される。
は、化粧基板表面に粒子径が30〜200μmのアルミ
ナを含む透明樹脂塗料の層を形成し、さらに、この層上
に透明合成樹脂塗料の層を形成した化粧紙が記載され
る。またさらに、特開昭54−157179号公報に
は、パターン紙表面に粒径が20〜200μmのアルミ
ナ粒子を含有する樹脂で層を、さらに、この層上に粒径
が20〜200μmより小さなアルミナ粒子を含有する
樹脂、あるいは、含まない樹脂で層を形成した化粧紙が
記載される。
た各公報に記載の化粧紙のいずれにも、防汚染性と耐磨
耗性とを両立させるという思想を見出すことができず、
汚染を防止できても耐磨耗性が劣り、逆に、磨耗を抑制
できても汚染しやすいという問題があった。また特に、
層の形成材料中にアルミナ粒子を含有する特開昭54−
157179号公報等に記載の化粧紙にあっては、層形
成時に樹脂材料中のアルミナ粒子が研磨剤として働き、
版胴やスキージあるいはコータ等が磨耗し、また、これ
らの磨耗粉が樹脂材料中に分散して変色や濁色等を生じ
させるという問題もあった。この発明は、上記問題に鑑
みなされたもので、防汚染性と耐磨耗性との両立が図
れ、かつ、層の形成時に版胴等が磨耗することのない化
粧紙を提供することを目的とする。
め、この発明にかかる化粧紙は、絵柄が印刷された基紙
上に、バインダ樹脂にシリコーン系樹脂粉末を配合した
樹脂材料からOP層を形成した。
樹脂材料が固形分比で前記バインダ樹脂100重量部に
対して前記シリコーン系樹脂粉末を3〜5重量部含有す
る態様(請求項2)に、また、前記シリコーン系樹脂粉
末がポリメチルシルセスキオキサン球状粉末である態様
(請求項3)に構成することができる。
紙あるいは樹脂含浸紙等が用いられるが、表面に樹脂等
をコーティングした平滑なものが好ましい。この基紙に
は、表面に絵柄が印刷される。OP層は、基紙上にグラ
ビアコート等により1層あるいは複数層を積層して乾燥
皮膜が4〜13μmの膜厚に形成され、複数層を形成し
た場合は最も外側の少なくとも1層がシリコーン系樹脂
粉末を配合した樹脂材料で形成される。樹脂材料は、バ
インダ樹脂としてウレタン樹脂やアミノアルキッド樹脂
等が、シリコーン系樹脂粉末としてポリメチルシルセス
キオキサン球状粉末(請求項3)等が用いられる。望ま
しい態様としては、この樹脂材料は、固形分比で、バイ
ンダ樹脂100重量部に対してシリコーン系樹脂粉末を
3〜5重量部含むように構成される。
層にシリコーン系樹脂粉末が含まれるため、優れた耐磨
耗性が得られ、また、汚染物質に対するはじき性が向上
する。そして、OP層の形成はグラビアコート等で行う
が、シリコーン樹脂粉末が潤滑性を有するため、ドクタ
ーブレードや版胴を傷付けることもなく、ドクターブレ
ード等の磨耗が防止でき、ブロッキング防止効果も期待
でき、印刷速度を早めることもできる。特に、球状(真
球状)のシリコーン系樹脂粉末を用いることで(請求項
3)、特に優れた表面滑性と耐磨耗性が得られ、ドクタ
ーブレード等の傷付きをより確実に防止できる。
照して説明する。図1はこの発明の一の実施の形態にか
かる化粧紙の模式断面図である。
に印刷形成された絵柄印刷層、12は第1OP層、13
は第2OP層である。基紙10はクラフト紙、紙間強化
紙、樹脂含浸紙等が用いられ、また、絵柄印刷層11は
オフセット印刷、グラビア印刷、スクリーン印刷等で模
様や記号を印刷して形成される。
を用いてグラビアコータ等により3μm〜5μm程度の
膜厚に形成される。第2OP層13は、シリコーン系樹
脂粉末およびワックス等のスリップ剤を含有したウレタ
ン樹脂の塗料等を用い、グラビアコータ等により3μm
〜8μm程度の膜厚に形成される。第2OP層13の形
成用の塗料は、シリコーン系樹脂粉末として平均粒径が
2μm〜6μmの真球状のポリメチルシルセスキオキサ
ン球状粉末(具体的には、後述するトスパール(東芝シ
リコーン(株)製、商品名)を用いる。そして、このシ
リコーン系樹脂粉末は、固形分比でバインダ樹脂である
ウレタン樹脂100重量部に対して3重量部未満であれ
ば充分な耐磨耗性が得られず、逆に5重量部を超えると
粉末粒子がバインダ樹脂に保持されにくくなるため、3
〜5重量部程度の割合で含有させる。
ことも、また、第1OP層12にも第2OP層13と同
様にシリコーン系樹脂粉末を配合することも可能であ
る。そして、OP層を単一とした場合は膜厚を5μm〜
13μmに、また、第2OP層13と同様に、その形成
には平均粒径が2μm〜6μmのシリコーン系樹脂粉末
をウレタン樹脂100重量部に対して3〜5重量部程度
(固形分比)配合した塗料を用いてグラビアコータ等に
より形成する。
樹脂粉末を配合された第2OP層13が最外層に位置
し、シリコーン系樹脂粉末の一部が第2OP層13表面
に僅かに突出する。そして、シリコーン系樹脂粉末は、
滑性とはじき性を有し、かつ、硬度が高いため、汚れを
はじいて優れた防汚染性が得られ、さらに、優れた耐磨
耗性も得られる。特に、シリコーン系樹脂粉末として球
状のポリメチルシルセスキオキサン粉末を使用した場合
は、より優れた表面滑性が得られ、防汚染性、耐磨耗性
が特に向上する。
00重量部に対してシリコーン系樹脂粉末を固形分比で
3〜5重量部程度含有した塗料を用いてグラビアコータ
等により塗工して形成するが、シリコーン系樹脂粉末、
特に、球状ポリメチルシルセスキオキサン粉末は真球状
で滑性に優れる。このため、版胴やドクターブレードを
傷付ける(磨損)ことがなく、また、ブロッキング防止
効果も期待でき、印刷速度を向上できる。
し、この絵柄印刷層上に第1OP層12を5μmの膜厚
に、この第1OP層12上に第2OP層13を8μmの
膜厚に形成し、図1の層構造の化粧紙を作製した。基紙
および印刷インキとしては下記のものを用いた。 ・基紙 :NAPコート 坪量40g(名古屋パルプ
(株)製) ・インキ:薄紙用インキ(大日精化工業(株)製)
ビアコータにより形成した。 材料組成 ・樹脂 PTC U−160メジウム(K−7)(大日精化工業(株)製) 100部 ・硬化剤 PTC LT (大日精化工業(株)製) 25部 粘度調整 ザーンカップ#3にて20秒前後に調整する。 版 版深さ 90μmの彫刻版
ラビアコータにより成形した。 材料組成 ・樹脂 PTC U−160メジウム(K−7)(大日精化工業(株)製) 60部 PTC U−160マットメジウム(K−7)(大日精化工業(株)製) 40部 ・硬化剤 PTC LT (大日精化工業(株)製) 25部 ・スリップ剤 PTC U−160 (大日精化工業(株)製) 5部 ・シリコーン系樹脂粉末 トスパール2000B(東芝シリコーン(株)製) 3部 粘度調整 ザーンカップ#3にて20秒前後に調整する。 版 深さ110μmの彫刻版
に、第2OP層13を4μmの膜厚に形成した。そし
て、第1OP層12と第2OP層13の形成に深さ70
μmの彫刻版を用い、その形成の条件は実施例1と同一
の条件を採用した。 C.比較例1 絵柄印刷層11上に単一のOP層を上記実施例1,2の
第1OP層12と同一の条件で13μmの膜厚に形成し
た。 D.比較例2 絵柄印刷層11上に第1OP層と第2OP層をそれぞれ
4μmの膜厚に、実施例1,2の第1OP層12と同一
の条件で形成した。
アコータによりドクターブレード等に磨耗を生じること
なく形成でき、また、完成後において表面に付着した汚
れも容易に除去でき、防汚染性に優れていることが実証
された。また、これら実施例1,2について日本農林規
格(JAS)の耐磨耗試験(F,FW,W)を行ったと
ころ、実施例1は試験Aに、実施例2は試験Bに合格
し、耐磨耗性に優れていることも実証された。
ずれも、表面に付着した汚れが落ちにくく、防汚染性に
劣る。また、耐磨耗性についても、比較例1は試験Bに
合格したものの膜厚の大きさとの対比からは十分な耐磨
耗性が得られているとは考えられず、比較例2は試験C
に合格するにすぎず、耐磨耗性に劣る。
は、シリコーン系樹脂粉末に対してプライマ処理を行っ
ていないが、プライマ処理は適宜必要に応じて行うこと
ができる。
化粧紙によれば、最外層のOP層にシリコーン系樹脂粉
末を配合したため、優れた防汚染性と耐磨耗性が得ら
れ、また、OP層をグラビアコート等で形成する際にも
ドクターブレード等が磨損することを防止できる。
式断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 絵柄を印刷した基紙と、該基紙上に積層
形成され、バインダ樹脂にシリコーン系樹脂粉末を配合
した樹脂材料からなるOP層とを備えることを特徴とす
る化粧紙。 - 【請求項2】 前記樹脂材料が固形分比で前記バインダ
樹脂100重量部に対して前記シリコーン系樹脂粉末を
3〜5重量部含有する請求項1に記載の化粧紙。 - 【請求項3】 前記シリコーン系樹脂粉末がポリメチル
シルセスキオキサン球状粉末である請求項1または請求
項2に記載の化粧紙。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8558297A JPH10258485A (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | 化粧紙 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8558297A JPH10258485A (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | 化粧紙 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10258485A true JPH10258485A (ja) | 1998-09-29 |
Family
ID=13862815
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8558297A Pending JPH10258485A (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | 化粧紙 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10258485A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001248096A (ja) * | 1999-12-28 | 2001-09-14 | Ibiden Co Ltd | 化粧板 |
-
1997
- 1997-03-21 JP JP8558297A patent/JPH10258485A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001248096A (ja) * | 1999-12-28 | 2001-09-14 | Ibiden Co Ltd | 化粧板 |
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