JPH10261427A - 電 池 - Google Patents
電 池Info
- Publication number
- JPH10261427A JPH10261427A JP9086108A JP8610897A JPH10261427A JP H10261427 A JPH10261427 A JP H10261427A JP 9086108 A JP9086108 A JP 9086108A JP 8610897 A JP8610897 A JP 8610897A JP H10261427 A JPH10261427 A JP H10261427A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- conductive means
- positive electrode
- negative electrode
- conductive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
Landscapes
- Secondary Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 安全性をより向上させた非水電解質二次電池
を提供する。 【解決手段】 本発明になる電池は、電極群が電池ケー
スに収納され、正極と電気的に接続された導電体からな
る又は導電体を有する第1の導電手段と、負極と電気的
に接続された導電体からなる又は導電体を有する第2の
導電手段と、第1の導電手段と第2の導電手段とが電気
的に非接触状態を保持する絶縁性の保持手段とを少なく
とも備えてなる短絡手段が設けられており、第1の導電
手段が正極端子を兼ねた電池ケースであり、第2の導電
手段が巻回された電極群の最外周に配された負極と電気
的に接続された金属箔膜であることを特徴とする。
を提供する。 【解決手段】 本発明になる電池は、電極群が電池ケー
スに収納され、正極と電気的に接続された導電体からな
る又は導電体を有する第1の導電手段と、負極と電気的
に接続された導電体からなる又は導電体を有する第2の
導電手段と、第1の導電手段と第2の導電手段とが電気
的に非接触状態を保持する絶縁性の保持手段とを少なく
とも備えてなる短絡手段が設けられており、第1の導電
手段が正極端子を兼ねた電池ケースであり、第2の導電
手段が巻回された電極群の最外周に配された負極と電気
的に接続された金属箔膜であることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池に関するもの
である。
である。
【0002】
【従来の技術】電子機器の急激な小形軽量化に伴い、そ
の電源である電池に対して小形で軽量かつ高エネルギー
密度、更に繰り返し充放電が可能な二次電池開発への要
求が高まっている。また、大気汚染や二酸化炭素の増加
等の環境問題により、電気自動車の早期実用化が望まれ
ており、高効率、高出力、高エネルギー密度、軽量等の
特徴を有する優れた二次電池の開発が要望されている。
の電源である電池に対して小形で軽量かつ高エネルギー
密度、更に繰り返し充放電が可能な二次電池開発への要
求が高まっている。また、大気汚染や二酸化炭素の増加
等の環境問題により、電気自動車の早期実用化が望まれ
ており、高効率、高出力、高エネルギー密度、軽量等の
特徴を有する優れた二次電池の開発が要望されている。
【0003】これらの要求を満たす二次電池として、非
水電解質を使用した二次電池が実用化されている。この
電池は、従来の水溶液電解液を使用した電池の数倍のエ
ネルギー密度を有している。その例として、非水電解質
二次電池の正極にコバルト複合酸化物、ニッケル複合酸
化物又はスピネル型リチウムマンガン酸化物を用い、負
極にリチウムが吸蔵・放出可能な炭素材料などを用いた
長寿命な4V級非水電解質二次電池が実用化されてい
る。
水電解質を使用した二次電池が実用化されている。この
電池は、従来の水溶液電解液を使用した電池の数倍のエ
ネルギー密度を有している。その例として、非水電解質
二次電池の正極にコバルト複合酸化物、ニッケル複合酸
化物又はスピネル型リチウムマンガン酸化物を用い、負
極にリチウムが吸蔵・放出可能な炭素材料などを用いた
長寿命な4V級非水電解質二次電池が実用化されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この非水電解質二次電
池では、負極に高容量のアモルファスカーボン、又は/
及び酸化物などを用いた高容量の非水電解質二次電池が
開発されてきており、小型高容量化の技術開発が急速に
進んでいる。
池では、負極に高容量のアモルファスカーボン、又は/
及び酸化物などを用いた高容量の非水電解質二次電池が
開発されてきており、小型高容量化の技術開発が急速に
進んでいる。
【0005】このように、小型高容量化、すなわち体積
エネルギー密度の飛躍的な増大にともなう、過充電、過
放電の防止や内部短絡の防止等が大きな課題となってい
る。過充電の防止対策としては充電器による充電電圧の
制御、過放電の防止対策としては放電時の終止電圧の制
御を行う方法が主流となっている。
エネルギー密度の飛躍的な増大にともなう、過充電、過
放電の防止や内部短絡の防止等が大きな課題となってい
る。過充電の防止対策としては充電器による充電電圧の
制御、過放電の防止対策としては放電時の終止電圧の制
御を行う方法が主流となっている。
【0006】また、充電器等の制御が故障した場合、あ
るいは内部短絡による大電流の発生に備え、電池側に所
定の電池内圧に達したときに開裂する安全弁や電流遮断
手段を持たせている。
るいは内部短絡による大電流の発生に備え、電池側に所
定の電池内圧に達したときに開裂する安全弁や電流遮断
手段を持たせている。
【0007】しかしながら、これらの対策を施してたと
しても内部短絡時の大電流に伴う発熱などが生じること
に変わりなく、根本的な解決には至っていないのが現状
である。加えて、このような問題は、非水電解質二次電
池に限られたものではなく、ニッケルカドミウム電池や
金属水素化物電池などに共通する問題でもある。
しても内部短絡時の大電流に伴う発熱などが生じること
に変わりなく、根本的な解決には至っていないのが現状
である。加えて、このような問題は、非水電解質二次電
池に限られたものではなく、ニッケルカドミウム電池や
金属水素化物電池などに共通する問題でもある。
【0008】そこで、本発明の目的とするところは、た
とえ、内部短絡が生じても発熱等を起こさないよう、効
果的に抑止し得る電池を提供することを目的とする。
とえ、内部短絡が生じても発熱等を起こさないよう、効
果的に抑止し得る電池を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明になる電池は、電
極群が電池ケースに収納されてなる電池において、正極
と電気的に接続された導電体からなる又は導電体を有す
る第1の導電手段と、負極と電気的に接続された導電体
からなる又は導電体を有する第2の導電手段と、第1の
導電手段と第2の導電手段とが電気的に非接触状態を保
持する絶縁性の保持手段とを少なくとも備えてなる短絡
手段が設けられ、第1の導電手段が正極端子を兼ねた電
池ケースであり、第2の導電手段が巻回された電極群の
最外周に配された負極と電気的に接続された金属箔膜で
あることを特徴とする。
極群が電池ケースに収納されてなる電池において、正極
と電気的に接続された導電体からなる又は導電体を有す
る第1の導電手段と、負極と電気的に接続された導電体
からなる又は導電体を有する第2の導電手段と、第1の
導電手段と第2の導電手段とが電気的に非接触状態を保
持する絶縁性の保持手段とを少なくとも備えてなる短絡
手段が設けられ、第1の導電手段が正極端子を兼ねた電
池ケースであり、第2の導電手段が巻回された電極群の
最外周に配された負極と電気的に接続された金属箔膜で
あることを特徴とする。
【0010】第2の発明になる電池は、電極群が電池ケ
ースに収納されてなる電池であって、正極と電気的に接
続された導電体からなる又は導電体を有する第1の導電
手段と、負極と電気的に接続された導電体からなる又は
導電体を有する第2の導電手段と、第1の導電手段と第
2の導電手段とが電気的に非接触状態を保持する絶縁性
の保持手段とを少なくとも備えてなる短絡手段が設けら
れており、第1の導電手段が正極端子を兼ねた電池ケー
スであり、第2の導電手段が巻回された電極群の最外周
に配された負極板の集電体であることを特徴とする。
ースに収納されてなる電池であって、正極と電気的に接
続された導電体からなる又は導電体を有する第1の導電
手段と、負極と電気的に接続された導電体からなる又は
導電体を有する第2の導電手段と、第1の導電手段と第
2の導電手段とが電気的に非接触状態を保持する絶縁性
の保持手段とを少なくとも備えてなる短絡手段が設けら
れており、第1の導電手段が正極端子を兼ねた電池ケー
スであり、第2の導電手段が巻回された電極群の最外周
に配された負極板の集電体であることを特徴とする。
【0011】第3の発明になる電池は、電極群が電池ケ
ースに収納されてなる電池であって、正極と電気的に接
続された導電体からなる又は導電体を有する第1の導電
手段と、負極と電気的に接続された導電体からなる又は
導電体を有する第2の導電手段と、第1の導電手段と第
2の導電手段とが電気的に非接触状態を保持する絶縁性
の保持手段とを少なくとも備えてなる短絡手段が設けら
れ、正極端子を兼ねた電池ケースが第1の導電手段であ
って、正極ケース外面に対向配置され、かつ負極端子と
電気的に接続された導電体又は導電経路を有する導電体
が第2の導電手段であることを特徴とする。
ースに収納されてなる電池であって、正極と電気的に接
続された導電体からなる又は導電体を有する第1の導電
手段と、負極と電気的に接続された導電体からなる又は
導電体を有する第2の導電手段と、第1の導電手段と第
2の導電手段とが電気的に非接触状態を保持する絶縁性
の保持手段とを少なくとも備えてなる短絡手段が設けら
れ、正極端子を兼ねた電池ケースが第1の導電手段であ
って、正極ケース外面に対向配置され、かつ負極端子と
電気的に接続された導電体又は導電経路を有する導電体
が第2の導電手段であることを特徴とする。
【0012】第4の発明になる電池は、前記保持体が弾
性体であることを特徴とする。
性体であることを特徴とする。
【0013】第5の発明になる電池は、前記保持体が板
状であって、かつ貫通孔を有することを特徴とする。
状であって、かつ貫通孔を有することを特徴とする。
【0014】第6の発明になる電池は、前記保持体が複
数の突起状体であることを特徴とする。
数の突起状体であることを特徴とする。
【0015】第7の発明になる電池は、リチウムイオン
を吸蔵放出可能なリチウム含有金属酸化物を有する正極
合剤層が形成された正極と、リチウムイオンを吸蔵放出
可能なホスト物質を有する負極合剤層が形成された負極
とを備えた非水電解質二次電池であることを特徴とす
る。
を吸蔵放出可能なリチウム含有金属酸化物を有する正極
合剤層が形成された正極と、リチウムイオンを吸蔵放出
可能なホスト物質を有する負極合剤層が形成された負極
とを備えた非水電解質二次電池であることを特徴とす
る。
【0016】また、これらを組み合わせたことを特徴と
する。
する。
【0017】なお、本発明において、特に限定がない限
り、第2の導電手段を電気的に接続する正極の部位が、
正極板、正極集電体、正極端子もしくは正極集電体と正
極端子とを接続する正極リードであってもよいし、第1
の導電手段を電気的に接続する負の部位極が、負極板、
負極集電体、負極端子もしくは負極集電体と負極端子と
を接続する負極リードであってもよい。
り、第2の導電手段を電気的に接続する正極の部位が、
正極板、正極集電体、正極端子もしくは正極集電体と正
極端子とを接続する正極リードであってもよいし、第1
の導電手段を電気的に接続する負の部位極が、負極板、
負極集電体、負極端子もしくは負極集電体と負極端子と
を接続する負極リードであってもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】電池、ここでは特に非水電解質二
次電池を用いて説明するとして、外部から過大な応力や
加速度を加えて電池を変形させると、内部短絡が生じ、
電池が発熱、最悪の場合発火に至ることがありうる。本
発明者らは、この原因を詳しく調査した結果、内部短絡
箇所において、リチウムイオンを吸蔵放出する、正極の
リチウム含有金属酸化物(以下、正極ホスト物質とす
る)自身を経由する過大な短絡電流によって正極ホスト
物質が加熱され、非常に大きな発熱分解反応を起こすこ
とが最大の要因であることを明らかにした。
次電池を用いて説明するとして、外部から過大な応力や
加速度を加えて電池を変形させると、内部短絡が生じ、
電池が発熱、最悪の場合発火に至ることがありうる。本
発明者らは、この原因を詳しく調査した結果、内部短絡
箇所において、リチウムイオンを吸蔵放出する、正極の
リチウム含有金属酸化物(以下、正極ホスト物質とす
る)自身を経由する過大な短絡電流によって正極ホスト
物質が加熱され、非常に大きな発熱分解反応を起こすこ
とが最大の要因であることを明らかにした。
【0019】そこで、本発明者らは、電池を変形させる
ほどの応力や加速度(これは電池ケース、電池、電池パ
ック容器等の強度によってその応力は変化するものであ
る。また、その応力を与えるものとしては、たとえば圧
壊、切断、先端が鋭利なもの(釘や串など)による貫
通、曲げ、引張り、高所からの落下等があげられる。)
が電池外部から電池に加わったときに、上記内部短絡よ
りも先に、すなわち内部短絡よりも優先的に短絡する短
絡手段を設けることにより、負極と正極とにそれぞれ電
気的に接続された短絡手段が導通するので、内部短絡時
の大電流が正極ホスト物質自身を経由することなく、短
絡手段を経由して流れる。
ほどの応力や加速度(これは電池ケース、電池、電池パ
ック容器等の強度によってその応力は変化するものであ
る。また、その応力を与えるものとしては、たとえば圧
壊、切断、先端が鋭利なもの(釘や串など)による貫
通、曲げ、引張り、高所からの落下等があげられる。)
が電池外部から電池に加わったときに、上記内部短絡よ
りも先に、すなわち内部短絡よりも優先的に短絡する短
絡手段を設けることにより、負極と正極とにそれぞれ電
気的に接続された短絡手段が導通するので、内部短絡時
の大電流が正極ホスト物質自身を経由することなく、短
絡手段を経由して流れる。
【0020】それゆえに、内部短絡時の瞬間的な大電流
を、分散して正極ホスト物質に流すことができるため、
従来電池のような内部短絡に伴う発熱等を効果的に抑止
することができる。
を、分散して正極ホスト物質に流すことができるため、
従来電池のような内部短絡に伴う発熱等を効果的に抑止
することができる。
【0021】また、本発明において、非水電解質リチウ
ムイオン二次電池の場合、負極のホスト物質はリチウム
イオンを吸蔵、放出できるものであればいかなるもので
もかまわないし、たとえば、グラファイト、コークス、
カーボン、アモルファスカーボン、SnO、SnO2、
Sn1-xMxO(M=Hg,P,B,Si,Ge又はS
b、ただし0≦X<1)、Sn1-xMxO2(M=Hg,
P,B,Si,Ge又はSb、ただし0≦X<1)、S
n3O2(OH)2、Sn3-xMxO2(OH)2(M=M
g,P,B,Si,Ge,Sb,As又はMn、ただし
0≦X<3)、LiSiO2、SiO2、SiO、SiO2-x
(0≦X<1)、Si1-xMxO(M=Hg,P,B,S
i,Ge又はSb、ただし0≦X<1)、Si1-xMxO2
(M=Hg,P,B,Si,Ge又はSb、ただし0≦
X<1)、Si1-xMxO2ーy(M=Hg,P,B,Si,
Ge又はSb、ただし0≦X<1、0≦y<1)又はL
iSnO2の中から選ばれる1種又は2種以上であるこ
とを例示することができる。このように、負極の容量が
大きいものを用い、高容量な電池としても、本発明を適
用することによって安全性の向上が可能である。
ムイオン二次電池の場合、負極のホスト物質はリチウム
イオンを吸蔵、放出できるものであればいかなるもので
もかまわないし、たとえば、グラファイト、コークス、
カーボン、アモルファスカーボン、SnO、SnO2、
Sn1-xMxO(M=Hg,P,B,Si,Ge又はS
b、ただし0≦X<1)、Sn1-xMxO2(M=Hg,
P,B,Si,Ge又はSb、ただし0≦X<1)、S
n3O2(OH)2、Sn3-xMxO2(OH)2(M=M
g,P,B,Si,Ge,Sb,As又はMn、ただし
0≦X<3)、LiSiO2、SiO2、SiO、SiO2-x
(0≦X<1)、Si1-xMxO(M=Hg,P,B,S
i,Ge又はSb、ただし0≦X<1)、Si1-xMxO2
(M=Hg,P,B,Si,Ge又はSb、ただし0≦
X<1)、Si1-xMxO2ーy(M=Hg,P,B,Si,
Ge又はSb、ただし0≦X<1、0≦y<1)又はL
iSnO2の中から選ばれる1種又は2種以上であるこ
とを例示することができる。このように、負極の容量が
大きいものを用い、高容量な電池としても、本発明を適
用することによって安全性の向上が可能である。
【0022】尚、本発明になる非水電解質二次電池にお
いては、その構成として正極、負極及びセパレータと非
水電解液との組み合わせ、あるいは正極、負極及びセパ
レータとしての有機又は無機固体電解質と非水電解液と
の組み合わせであっても構わない。セパレータあるいは
セパレータとしての有機又は無機固体電解質もしくは有
機バインダーによって決着された無機固体粉末、非水電
解液は、いずれも公知のものの使用が可能である。
いては、その構成として正極、負極及びセパレータと非
水電解液との組み合わせ、あるいは正極、負極及びセパ
レータとしての有機又は無機固体電解質と非水電解液と
の組み合わせであっても構わない。セパレータあるいは
セパレータとしての有機又は無機固体電解質もしくは有
機バインダーによって決着された無機固体粉末、非水電
解液は、いずれも公知のものの使用が可能である。
【0023】以下に、好適な実施例を用いて本発明を説
明するが、本発明の趣旨を越えない限り、以下に限定さ
れるものでないことはいうまでもない。
明するが、本発明の趣旨を越えない限り、以下に限定さ
れるものでないことはいうまでもない。
【0024】
【実施例1】以下に、本発明になる短絡手段を電池内部
に設けた一実施例を用いて本発明を説明する。
に設けた一実施例を用いて本発明を説明する。
【0025】従来例としての正極板は、その集電体が厚
み20μmのアルミニウム箔であり、それにリチウムイ
オンを吸蔵放出するリチウム含有金属酸化物としてリチ
ウムコバルト複合酸化物が保持されたものである。正極
板は、結着剤であるポリフッ化ビニリデン6重量部と導
電剤であるアセチレンブラック3重量部とを活物質91
重量部とともに混合して溶媒であるNMP(N−メチル
ピロリドン)を適宜加えてペースト状に調製した後、集
電体材料の両面に塗布して乾燥した。そして、厚さ18
0μmにプレスし、矩形状のリード部を残して幅24m
mに切断することによって製作した。
み20μmのアルミニウム箔であり、それにリチウムイ
オンを吸蔵放出するリチウム含有金属酸化物としてリチ
ウムコバルト複合酸化物が保持されたものである。正極
板は、結着剤であるポリフッ化ビニリデン6重量部と導
電剤であるアセチレンブラック3重量部とを活物質91
重量部とともに混合して溶媒であるNMP(N−メチル
ピロリドン)を適宜加えてペースト状に調製した後、集
電体材料の両面に塗布して乾燥した。そして、厚さ18
0μmにプレスし、矩形状のリード部を残して幅24m
mに切断することによって製作した。
【0026】従来例としての負極板は、厚み10μmの
銅箔からなる集電体の両面に、ホスト物質としての黒鉛
92重量部と結着剤としてのポリフッ化ビニリデン8重
量部とを混合し溶媒であるNMPを適宜加えてペースト
状に調製したものを両面に塗布して乾燥した。そして、
厚さ220μmに圧延し、矩形状のリード部を残して幅
26mmに切断することによって製作した。
銅箔からなる集電体の両面に、ホスト物質としての黒鉛
92重量部と結着剤としてのポリフッ化ビニリデン8重
量部とを混合し溶媒であるNMPを適宜加えてペースト
状に調製したものを両面に塗布して乾燥した。そして、
厚さ220μmに圧延し、矩形状のリード部を残して幅
26mmに切断することによって製作した。
【0027】セパレータは、厚さ25μm、幅28mm
のポリエチレン微多孔膜である。
のポリエチレン微多孔膜である。
【0028】電解液は、LiPF6を1mol/l含む
エチレンカーボネート:ジエチルカーボネート=1:1
(体積比)の混合液を用いた。
エチレンカーボネート:ジエチルカーボネート=1:1
(体積比)の混合液を用いた。
【0029】図1は、本発明になる非水電解液二次電池
の断面説明図である。
の断面説明図である。
【0030】図において、1は非水電解液電池、2は電
極群、4は正極板、3は負極板、5はセパレータ、6は
電池ケースである。非水電解質電池1の構成は、正極板
4、負極板3、セパレータ5からなる渦巻き状の電極群
2及び電解液が電池ケース6に収納された角形電池であ
る。
極群、4は正極板、3は負極板、5はセパレータ、6は
電池ケースである。非水電解質電池1の構成は、正極板
4、負極板3、セパレータ5からなる渦巻き状の電極群
2及び電解液が電池ケース6に収納された角形電池であ
る。
【0031】電池ケース6は、厚さ0.3mm、内寸3
0×40×8.0mmの鉄製本体の表面に厚さ5μmの
ニッケルメッキを施したものであり、側部上部には電解
液注入用の孔(図示せず)が設けられている。
0×40×8.0mmの鉄製本体の表面に厚さ5μmの
ニッケルメッキを施したものであり、側部上部には電解
液注入用の孔(図示せず)が設けられている。
【0032】7はケース蓋、8は安全弁、10は負極端
子、11は負極リードである。
子、11は負極リードである。
【0033】ここでは電極群2の最外周に位置する正極
板および負極板は、ホスト物質の合剤を塗布していない
部分(すなわち、集電体のみ)として本発明になる非水
電解液二次電池にかかる電極群を製作し、外側から順に
集電体のアルミニウ箔と銅箔とがセパレータを介して対
向配置されている構成とした。(この正極合剤層のない
正極集電体を14、負極合剤層のない負極集電体を12
とする。) なお、負極板3は、安全弁8と負極端子10を設けたケ
ース蓋7の端子10と負極リード11を介して接続され
ている。正極板4は電池ケース6の内壁と接触により接
続されている。そして、この電池は、ケース6に蓋7を
レーザー溶接して封口されている。
板および負極板は、ホスト物質の合剤を塗布していない
部分(すなわち、集電体のみ)として本発明になる非水
電解液二次電池にかかる電極群を製作し、外側から順に
集電体のアルミニウ箔と銅箔とがセパレータを介して対
向配置されている構成とした。(この正極合剤層のない
正極集電体を14、負極合剤層のない負極集電体を12
とする。) なお、負極板3は、安全弁8と負極端子10を設けたケ
ース蓋7の端子10と負極リード11を介して接続され
ている。正極板4は電池ケース6の内壁と接触により接
続されている。そして、この電池は、ケース6に蓋7を
レーザー溶接して封口されている。
【0034】図2は、本発明になる非水電解液二次電池
の端部拡大断面説明図である。
の端部拡大断面説明図である。
【0035】本発明になる短絡手段は、電極群2の最外
周に位置する、正極集電体14が第1の導電手段を構成
し、集電体14の内側に対向するセパレータ13が保持
体を構成し、そのセパレータ13の内側に対向する負極
集電体12が第2の導電手段を構成している。よって、
ここでは集電体14と集電体12と保持体13とで短絡
手段を構成している。よって、両者が何らかの原因で接
触すれば外部短絡と同様の短絡となる。
周に位置する、正極集電体14が第1の導電手段を構成
し、集電体14の内側に対向するセパレータ13が保持
体を構成し、そのセパレータ13の内側に対向する負極
集電体12が第2の導電手段を構成している。よって、
ここでは集電体14と集電体12と保持体13とで短絡
手段を構成している。よって、両者が何らかの原因で接
触すれば外部短絡と同様の短絡となる。
【0036】また、保持体13としては絶縁性を有し、
かつ導電手段12,14同士の接触がないよう間隔を保
持できるものであればよく、上記以外にも紙、セラミッ
ク、これらの複合体などが例示され、形状についても様
々なものが適用できることは言うまでもない。
かつ導電手段12,14同士の接触がないよう間隔を保
持できるものであればよく、上記以外にも紙、セラミッ
ク、これらの複合体などが例示され、形状についても様
々なものが適用できることは言うまでもない。
【0037】短絡手段を持たない従来の電池をA(ただ
し、本発明電池の構成と異なる点はは、電極群2の最外
周にあたる正極板と負極板との集電体にもそれぞれ活物
質又はホスト物質を有している点である)、本発明にな
る電池をBとして、電解液を各電極、セパレータが十分
湿潤し、電極群外にフリーな電解液が存在しない量を真
空注液して孔を封じ、設計容量900mAhの電池
(A、B)をそれぞれ5個、計10個作製した。ただ
し、電解液量を4mlとした。
し、本発明電池の構成と異なる点はは、電極群2の最外
周にあたる正極板と負極板との集電体にもそれぞれ活物
質又はホスト物質を有している点である)、本発明にな
る電池をBとして、電解液を各電極、セパレータが十分
湿潤し、電極群外にフリーな電解液が存在しない量を真
空注液して孔を封じ、設計容量900mAhの電池
(A、B)をそれぞれ5個、計10個作製した。ただ
し、電解液量を4mlとした。
【0038】[試験および結果]これらの電池A及び
B、それぞれにおいて、0.5Cの電流で3時間、4.
1Vまで定電流定電圧充電を行って満充電状態とした。
B、それぞれにおいて、0.5Cの電流で3時間、4.
1Vまで定電流定電圧充電を行って満充電状態とした。
【0039】これらの電池20個を用いて電池ケースの
側面より直径2.5mmの鉄釘を貫通させ、様子を観察
したところ、本発明電池では全てにおいて120℃以下
の発熱が認められたものの、それ以外の異常は全く認め
られなかった。しかしながら、従来電池では電池温度が
200℃以上に上昇すると同時に発煙が見られた。
側面より直径2.5mmの鉄釘を貫通させ、様子を観察
したところ、本発明電池では全てにおいて120℃以下
の発熱が認められたものの、それ以外の異常は全く認め
られなかった。しかしながら、従来電池では電池温度が
200℃以上に上昇すると同時に発煙が見られた。
【0040】
【実施例2】以下に、本発明になる短絡手段を電池外部
に設けた他の一実施例を用いて本発明を説明する。
に設けた他の一実施例を用いて本発明を説明する。
【0041】従来電池は、実施例1と同様に製作した。
【0042】図3は、本実施例にかかる本発明になる非
水電解液二次電池の断面説明図である。
水電解液二次電池の断面説明図である。
【0043】図において、1は非水電解液二次電池、2
は電極群、3は正極板、4は負極板、5はセパレータ、
6は電池ケースである。非水電解液二次電池1の構成
は、正極板3、負極板4、セパレータ5からなる渦巻き
状の電極群2及び電解液が電池ケース6に収納された角
形電池である。
は電極群、3は正極板、4は負極板、5はセパレータ、
6は電池ケースである。非水電解液二次電池1の構成
は、正極板3、負極板4、セパレータ5からなる渦巻き
状の電極群2及び電解液が電池ケース6に収納された角
形電池である。
【0044】電池ケース6は、厚さ0.3mm、内寸3
0×40×8.0mmの鉄製本体の表面に厚さ5μmの
ニッケルメッキを施したものであり、側部上部には電解
液注入用の孔(図示せず)が設けられている。
0×40×8.0mmの鉄製本体の表面に厚さ5μmの
ニッケルメッキを施したものであり、側部上部には電解
液注入用の孔(図示せず)が設けられている。
【0045】7はケース蓋、8は安全弁、10は負極端
子、11は負極リード、13は保持体である。ただし、
電極群2の最外周に位置する負極板の集電体12には活
物質を塗布していない構成とした。
子、11は負極リード、13は保持体である。ただし、
電極群2の最外周に位置する負極板の集電体12には活
物質を塗布していない構成とした。
【0046】保持体13は、ここでは板状の貫通孔を設
けたブチルゴム(ここでは厚さ0.4mmとした)であ
り、ここではとくに格子状(貫通孔は一辺の長さを3m
mとした正方形とし、貫通孔同士の間隔を2mmとし
た。)に形成されている。そして、電池ケース内壁にエ
ポキシ系の接着剤(油化シェル製;主剤としてエピコ−
ト828、硬化剤としてエポメートを用い、混合して用
いた。)で固定している。
けたブチルゴム(ここでは厚さ0.4mmとした)であ
り、ここではとくに格子状(貫通孔は一辺の長さを3m
mとした正方形とし、貫通孔同士の間隔を2mmとし
た。)に形成されている。そして、電池ケース内壁にエ
ポキシ系の接着剤(油化シェル製;主剤としてエピコ−
ト828、硬化剤としてエポメートを用い、混合して用
いた。)で固定している。
【0047】ここでは、保持体13は、巻回した電極群
2の活物質又はホスト物質等の合剤層が形成される極板
面と対向関係となるケース6の内壁面(ただし、ケース
蓋7の内壁面をのぞく)、すなわちケース2の内壁3面
に配設されている。
2の活物質又はホスト物質等の合剤層が形成される極板
面と対向関係となるケース6の内壁面(ただし、ケース
蓋7の内壁面をのぞく)、すなわちケース2の内壁3面
に配設されている。
【0048】保持体13の他の例としては、断面山形状
の凸状体を複数配しても良いし、配設位置についても、
これらに限られるものでもない。(図3、図4の(A)
及び(B)参照)また、保持体としては上記ゴム以外に
も樹脂板等の絶縁性を有する弾性体としてもよい。言う
までもないが、電解液に対して耐食性を有している必要
もある。
の凸状体を複数配しても良いし、配設位置についても、
これらに限られるものでもない。(図3、図4の(A)
及び(B)参照)また、保持体としては上記ゴム以外に
も樹脂板等の絶縁性を有する弾性体としてもよい。言う
までもないが、電解液に対して耐食性を有している必要
もある。
【0049】ここで、電池ケース6の内壁面6’が第1
の導電手段で、集電体12が第2の導電手段を示す。よ
って、ここでは内壁面6’と集電体12と保持体13と
で短絡手段を構成しており、電池ケース内で構成されて
いる。
の導電手段で、集電体12が第2の導電手段を示す。よ
って、ここでは内壁面6’と集電体12と保持体13と
で短絡手段を構成しており、電池ケース内で構成されて
いる。
【0050】なお、負極板4は、安全弁8と負極端子1
0を設けたケース蓋7の端子10と負極リード11を介
して接続されている。正極板3は電池ケース6の内壁と
正極リードを介して接続されている。そして、この電池
は、ケース6に蓋7をレーザー溶接して封口されてい
る。
0を設けたケース蓋7の端子10と負極リード11を介
して接続されている。正極板3は電池ケース6の内壁と
正極リードを介して接続されている。そして、この電池
は、ケース6に蓋7をレーザー溶接して封口されてい
る。
【0051】短絡手段を持たない従来の電池をAとし、
上記構成の本発明になる電池をCとして、電解液を各電
極、セパレータが十分湿潤し、電極群外にフリーな電解
液が存在しない量を真空注液して孔を封じ、設計容量9
00mAhの電池(A、C)をそれぞれ5個、計10個
作製した。ただし、電解液量を4mlとした。
上記構成の本発明になる電池をCとして、電解液を各電
極、セパレータが十分湿潤し、電極群外にフリーな電解
液が存在しない量を真空注液して孔を封じ、設計容量9
00mAhの電池(A、C)をそれぞれ5個、計10個
作製した。ただし、電解液量を4mlとした。
【0052】[試験および結果]これらの電池A及び
C、それぞれにおいて、0.5Cの電流で3時間、4.
1Vまで定電流定電圧充電を行って満充電状態とした。
C、それぞれにおいて、0.5Cの電流で3時間、4.
1Vまで定電流定電圧充電を行って満充電状態とした。
【0053】これらの電池10個を用いて電池ケースの
側面より直径2.5mmの鉄釘を貫通させ、様子を観察
したところ、本発明電池では全てにおいて120℃以下
の発熱が認められたものの、それ以外の異常は全く認め
られなかった。しかしながら、従来電池では電池温度が
200℃以上に上昇すると同時に発煙が見られた。
側面より直径2.5mmの鉄釘を貫通させ、様子を観察
したところ、本発明電池では全てにおいて120℃以下
の発熱が認められたものの、それ以外の異常は全く認め
られなかった。しかしながら、従来電池では電池温度が
200℃以上に上昇すると同時に発煙が見られた。
【0054】尚、本実施例では、第2の導電手段に正極
板の集電体を用いているが、電極群の最外周にアルミニ
ウムやその合金等の金属箔膜を設け、正極と電気的に接
続して第2の導電手段としてもよい。
板の集電体を用いているが、電極群の最外周にアルミニ
ウムやその合金等の金属箔膜を設け、正極と電気的に接
続して第2の導電手段としてもよい。
【0055】
【実施例3】以下に、本発明になる短絡手段を電池外部
に設けた一実施例を用いて本発明を説明する。
に設けた一実施例を用いて本発明を説明する。
【0056】従来電池は、実施例1と同様に製作した。
【0057】図5は、本発明になる他の実施例における
非水電解液電池を収納した電池パック断面説明図であ
る。
非水電解液電池を収納した電池パック断面説明図であ
る。
【0058】図において、1は非水電解液電池、2は電
極群、3は負極板、4は正極板、5はセパレータ、6は
電池ケース、7はケース蓋、8は安全弁、10は負極端
子、11は負極リード、12は負極端子に接続され、電
池ケース外面と対向するよう断面L字状に形成された導
電体(ここでは、金属、特にアルミニウム板を用い
た。)である。13は保持体である。
極群、3は負極板、4は正極板、5はセパレータ、6は
電池ケース、7はケース蓋、8は安全弁、10は負極端
子、11は負極リード、12は負極端子に接続され、電
池ケース外面と対向するよう断面L字状に形成された導
電体(ここでは、金属、特にアルミニウム板を用い
た。)である。13は保持体である。
【0059】24は電池を収納する電池パック、15は
ハードプラスチックからなる電池パック筐体、16は封
止板であり、電池パック筐体等は製品として広く使用さ
れているものと同等品である。また、本発明にかかる正
極板、負極板は従来電池のものと同様なものとして製作
した。
ハードプラスチックからなる電池パック筐体、16は封
止板であり、電池パック筐体等は製品として広く使用さ
れているものと同等品である。また、本発明にかかる正
極板、負極板は従来電池のものと同様なものとして製作
した。
【0060】保持体13は、ここでは電池ケース外壁に
設けられており、無機固体粒子(ここではMgO)をバイ
ンダー(ポリフッ化ビニリデン;PVdF)を用いて成
形したものであり、散点配置されている。そして、ポリ
イミドのNMP溶液を接着剤に用いて金属導電体12と
対向するケース長側の外面に固定している。
設けられており、無機固体粒子(ここではMgO)をバイ
ンダー(ポリフッ化ビニリデン;PVdF)を用いて成
形したものであり、散点配置されている。そして、ポリ
イミドのNMP溶液を接着剤に用いて金属導電体12と
対向するケース長側の外面に固定している。
【0061】保持体13の形状は、ここでは断面半円状
に形成されており、直径2.0mm、高さ0.5mmと
し、3mm間隔で配設されている。なお、配置形状、配
置数、配置地置については電池の大きさ等から適宜判断
すればよいし、固定方法等においてもこれに限られれる
ものでもない。保持体13の他の形状としては、球形状
あるいは断面四角形状、断面楕円状のものが例示され
る。
に形成されており、直径2.0mm、高さ0.5mmと
し、3mm間隔で配設されている。なお、配置形状、配
置数、配置地置については電池の大きさ等から適宜判断
すればよいし、固定方法等においてもこれに限られれる
ものでもない。保持体13の他の形状としては、球形状
あるいは断面四角形状、断面楕円状のものが例示され
る。
【0062】電池の内部構造は、実施例1の従来電池と
同じであり、作製方法も同様である。
同じであり、作製方法も同様である。
【0063】ここでは、電池ケース6の外壁面6’が第
1の導電手段で、負極端子に接続された導電体12が第
2の導電手段を示す。よって、ここでは内壁面6’と金
属導電体12と保持体13とで短絡手段を構成してお
り、電池ケース外で構成されている。
1の導電手段で、負極端子に接続された導電体12が第
2の導電手段を示す。よって、ここでは内壁面6’と金
属導電体12と保持体13とで短絡手段を構成してお
り、電池ケース外で構成されている。
【0064】短絡手段を持たない従来の電池をAとし、
本発明になる電池をDとして、電解液を各電極、セパレ
ータが十分湿潤し、電極群外にフリーな電解液が存在し
ない量を真空注液して孔を封じ、設計容量900mAh
の電池(A、D)をそれぞれ5個、計10個作製した。
ただし、電解液量を4mlとした。
本発明になる電池をDとして、電解液を各電極、セパレ
ータが十分湿潤し、電極群外にフリーな電解液が存在し
ない量を真空注液して孔を封じ、設計容量900mAh
の電池(A、D)をそれぞれ5個、計10個作製した。
ただし、電解液量を4mlとした。
【0065】[試験および結果]これらの電池A及び
D、それぞれにおいて、0.5Cの電流で3時間、4.
1Vまで定電流定電圧充電を行って満充電状態とした。
D、それぞれにおいて、0.5Cの電流で3時間、4.
1Vまで定電流定電圧充電を行って満充電状態とした。
【0066】これらの電池20個を用いて電池ケースの
側面より直径2.5mmの鉄釘を貫通させ、様子を観察
したところ、本発明電池では全てにおいて120℃以下
の発熱が認められたものの、それ以外の異常は全く認め
られなかった。しかしながら、従来電池では電池温度が
200℃以上に上昇すると同時に発煙が見られた。
側面より直径2.5mmの鉄釘を貫通させ、様子を観察
したところ、本発明電池では全てにおいて120℃以下
の発熱が認められたものの、それ以外の異常は全く認め
られなかった。しかしながら、従来電池では電池温度が
200℃以上に上昇すると同時に発煙が見られた。
【0067】また、同様に各20個を直径25mmの丸棒
で厚さが半分になるまで圧壊したところ、本発明電池で
は全てにおいて120℃以下の発熱が認められたもの
の、それ以外の異常は全く認められなかった。しかしな
がら、従来電池では電池温度が200℃以上に上昇する
と同時に発煙が見られた。
で厚さが半分になるまで圧壊したところ、本発明電池で
は全てにおいて120℃以下の発熱が認められたもの
の、それ以外の異常は全く認められなかった。しかしな
がら、従来電池では電池温度が200℃以上に上昇する
と同時に発煙が見られた。
【0068】上記実施例において、正極のリチウム含有
金属酸化物としてリチウムコバルト複合酸化物を用いる
場合を説明したが、リチウムコバルト系複合酸化物、リ
チウムニッケル又はリチウムニッケル系複合酸化物、二
硫化チタンをはじめとしてマンガン系、たとえばスピネ
ル型リチウムマンガン酸化物あるいは五酸化バナジウム
および三酸化モリブデンなどの種々のものを用いること
ができることはいうまでもない。
金属酸化物としてリチウムコバルト複合酸化物を用いる
場合を説明したが、リチウムコバルト系複合酸化物、リ
チウムニッケル又はリチウムニッケル系複合酸化物、二
硫化チタンをはじめとしてマンガン系、たとえばスピネ
ル型リチウムマンガン酸化物あるいは五酸化バナジウム
および三酸化モリブデンなどの種々のものを用いること
ができることはいうまでもない。
【0069】加えて、前記の実施例に係る電池は角形で
あるが、円筒形、コイン形またはペーパー形等形状はど
んなものであってもよい。
あるが、円筒形、コイン形またはペーパー形等形状はど
んなものであってもよい。
【0070】また、電池の種類に関係なく、適用可能で
あることは、いうまでもない。
あることは、いうまでもない。
【0071】さらに、有機溶媒も基本的に限定されるも
のではない。従来リチウム電池に用いられているもので
あれば本発明と同様の効果が得られる。例えば溶媒とし
ては、プロピレンカーボネート、エチレンカーボネー
ト、γ−ブチロラクトン、スルホランなどの高誘電率溶
媒に1,2−ジメトキシエタン、ジメチルカーボネー
ト、エチルメチルカーボネート、ジエチルカーボネー
ト、メチルフォルメートなどの低粘度溶媒を混合したも
のが用いることができる。加えて、エネルギー密度が最
も高い金属リチウム又はその合金を用いたリチウム二次
電池にも適用可能である。
のではない。従来リチウム電池に用いられているもので
あれば本発明と同様の効果が得られる。例えば溶媒とし
ては、プロピレンカーボネート、エチレンカーボネー
ト、γ−ブチロラクトン、スルホランなどの高誘電率溶
媒に1,2−ジメトキシエタン、ジメチルカーボネー
ト、エチルメチルカーボネート、ジエチルカーボネー
ト、メチルフォルメートなどの低粘度溶媒を混合したも
のが用いることができる。加えて、エネルギー密度が最
も高い金属リチウム又はその合金を用いたリチウム二次
電池にも適用可能である。
【0072】本実施例で用いた接着剤も限定されること
はないが、耐電解液性を有し、保持体を固定できるもの
であればかまわないし、固定方法も接着剤に限定される
こともない。
はないが、耐電解液性を有し、保持体を固定できるもの
であればかまわないし、固定方法も接着剤に限定される
こともない。
【0073】
【発明の効果】本発明によれば、内部短絡時の瞬間的な
大電流を分散して正極ホスト物質に流すことができるた
め、従来電池の内部短絡に伴う発熱等を効果的に抑止す
ることができる。
大電流を分散して正極ホスト物質に流すことができるた
め、従来電池の内部短絡に伴う発熱等を効果的に抑止す
ることができる。
【0074】それゆえに、高容量化が可能であるばかり
でなく、安全性のさらなる向上ができうる非水電解質二
次電池等の電池を提供することができる。
でなく、安全性のさらなる向上ができうる非水電解質二
次電池等の電池を提供することができる。
【0075】よって、本発明の工業的価値は極めて高
い。
い。
【図1】本実施例1にかかる本発明品の非水電解液二次
電池の断面説明図である。
電池の断面説明図である。
【図2】本実施例1にかかる本発明品の非水電解液二次
電池の端部拡大断面説明図である。
電池の端部拡大断面説明図である。
【図3】本実施例2にかかる本発明品の非水電解液二次
電池の断面説明図である。
電池の断面説明図である。
【図4】本発明にかかる短絡手段の保持体の一実施例を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図5】本実施例3にかかる本発明品になる非水電解液
二次電池を収納した電池パック断面説明図である。
二次電池を収納した電池パック断面説明図である。
1 非水電解質二次液電池 2 電極群 5 セパレータ 6 ケース 7 蓋 8 安全弁 10 負極端子 11 負極リード 12 第2の導電体 13 保持体 14 第1の導電体
Claims (7)
- 【請求項1】 電極群が電池ケースに収納されてなる電
池であって、 正極と電気的に接続された導電体からなる又は導電体を
有する第1の導電手段と、負極と電気的に接続された導
電体からなる又は導電体を有する第2の導電手段と、第
1の導電手段と第2の導電手段とが電気的に非接触状態
を保持する絶縁性の保持手段とを少なくとも備えてなる
短絡手段が設けられた電池において、 第1の導電手段が正極端子を兼ねた電池ケースであり、 第2の導電手段が巻回された電極群の最外周に配された
負極と電気的に接続された金属箔膜であることを特徴と
する電池。 - 【請求項2】 電極群が電池ケースに収納されてなる電
池であって、 正極と電気的に接続された導電体からなる又は導電体を
有する第1の導電手段と、負極と電気的に接続された導
電体からなる又は導電体を有する第2の導電手段と、第
1の導電手段と第2の導電手段とが電気的に非接触状態
を保持する絶縁性の保持手段とを少なくとも備えてなる
短絡手段が設けられた電池において、 第1の導電手段が正極端子を兼ねた電池ケースであり、 第2の導電手段が巻回された電極群の最外周に配された
負極板の集電体であることを特徴とする電池。 - 【請求項3】 電極群が電池ケースに収納されてなる電
池であって、 正極と電気的に接続された導電体からなる又は導電体を
有する第1の導電手段と、負極と電気的に接続された導
電体からなる又は導電体を有する第2の導電手段と、第
1の導電手段と第2の導電手段とが電気的に非接触状態
を保持する絶縁性の保持手段とを少なくとも備えてなる
短絡手段が設けられた電池において、 正極端子を兼ねた電池ケースが第1の導電手段であっ
て、 正極ケース外面に対向配置され、かつ負極端子と電気的
に接続された導電体又は導電経路を有する導電体が第2
の導電手段であることを特徴とする電池。 - 【請求項4】 前記保持体が弾性体であることを特徴と
する請求項1、2、又は3記載の電池。 - 【請求項5】 前記保持体が板状であって、かつ貫通孔
を有することを特徴とする請求項1、2、3又は4記載
の電池。 - 【請求項6】 前記保持体が複数の突起状体であること
を特徴とする請求項1、2、3又は4記載の電池。 - 【請求項7】 リチウムイオンを吸蔵放出可能なリチウ
ム含有金属酸化物を有する正極合剤層が形成された正極
と、リチウムイオンを吸蔵放出可能なホスト物質を有す
る負極合剤層が形成された負極とを備えた非水電解質二
次電池であることを特徴とする請求項1、2、3、4、
5又は6記載の電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9086108A JPH10261427A (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 電 池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9086108A JPH10261427A (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 電 池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10261427A true JPH10261427A (ja) | 1998-09-29 |
Family
ID=13877518
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9086108A Pending JPH10261427A (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 電 池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10261427A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000059063A1 (en) * | 1999-03-26 | 2000-10-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Laminate sheath type battery |
| US7192671B2 (en) | 2002-03-29 | 2007-03-20 | Matsushita Electrical Industrial Co., Ltd. | Battery having nonconductive core |
| CN100380710C (zh) * | 1999-03-26 | 2008-04-09 | 松下电器产业株式会社 | 叠合片封装型电池 |
| CN101931103A (zh) * | 2009-06-24 | 2010-12-29 | 能源科技国际有限公司 | 用于具有导电片层的蓄电池和锂离子蓄电池的单体电池 |
| JP2012069535A (ja) * | 2004-10-08 | 2012-04-05 | Lg Chem Ltd | 安全性が向上した2次電池 |
| JP2013084471A (ja) * | 2011-10-11 | 2013-05-09 | Hitachi Vehicle Energy Ltd | 角形非水電解液二次電池 |
| US9362587B2 (en) | 2010-02-05 | 2016-06-07 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Rectangular battery |
| JP2018181525A (ja) * | 2017-04-07 | 2018-11-15 | トヨタ自動車株式会社 | 全固体電池 |
-
1997
- 1997-03-18 JP JP9086108A patent/JPH10261427A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000059063A1 (en) * | 1999-03-26 | 2000-10-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Laminate sheath type battery |
| US6743546B1 (en) | 1999-03-26 | 2004-06-01 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Laminate sheath type battery |
| CN1300889C (zh) * | 1999-03-26 | 2007-02-14 | 松下电器产业株式会社 | 叠合片封装型电池 |
| CN1303718C (zh) * | 1999-03-26 | 2007-03-07 | 松下电器产业株式会社 | 叠合片封装型电池 |
| CN100380710C (zh) * | 1999-03-26 | 2008-04-09 | 松下电器产业株式会社 | 叠合片封装型电池 |
| US7192671B2 (en) | 2002-03-29 | 2007-03-20 | Matsushita Electrical Industrial Co., Ltd. | Battery having nonconductive core |
| JP2012069535A (ja) * | 2004-10-08 | 2012-04-05 | Lg Chem Ltd | 安全性が向上した2次電池 |
| CN101931103A (zh) * | 2009-06-24 | 2010-12-29 | 能源科技国际有限公司 | 用于具有导电片层的蓄电池和锂离子蓄电池的单体电池 |
| JP2011009182A (ja) * | 2009-06-24 | 2011-01-13 | Enertech Internatl Inc | 導電性シート層を備えた二次電池用単位セル及びそれを用いたリチウムイオン二次電池 |
| US9362587B2 (en) | 2010-02-05 | 2016-06-07 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Rectangular battery |
| JP2013084471A (ja) * | 2011-10-11 | 2013-05-09 | Hitachi Vehicle Energy Ltd | 角形非水電解液二次電池 |
| JP2018181525A (ja) * | 2017-04-07 | 2018-11-15 | トヨタ自動車株式会社 | 全固体電池 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN105322153B (zh) | 非水电解质电池、电池模块、以及电池组 | |
| JP7166265B2 (ja) | 電極、非水電解質電池及び電池パック | |
| JP6776291B2 (ja) | 組電池、電池パック、車両、及び、定置用電源 | |
| JPH10208730A (ja) | 非水電解質二次電池 | |
| JP6173729B2 (ja) | 電池の製造方法 | |
| JP2004006264A (ja) | リチウム二次電池 | |
| CN106063021A (zh) | 卷绕型电极组及非水电解质电池 | |
| CN101232088B (zh) | 电池 | |
| JPH04249073A (ja) | 非水電解液二次電池 | |
| JP4455008B2 (ja) | 非水電解質二次電池 | |
| JP4237785B2 (ja) | 非水電解質二次電池および組電池 | |
| JPH10261427A (ja) | 電 池 | |
| JPH10116632A (ja) | 非水電解質二次電池 | |
| JPH10261429A (ja) | 電 池 | |
| JP2000149924A (ja) | 非水電解質二次電池 | |
| JP2002075460A (ja) | リチウム二次電池 | |
| JP4300172B2 (ja) | 非水電解質二次電池 | |
| JPH10261428A (ja) | 電 池 | |
| JP2000294202A (ja) | 薄型電池 | |
| JP5639903B2 (ja) | リチウムイオン二次電池 | |
| JP2008159280A (ja) | 非水電解質電池 | |
| JP7749866B2 (ja) | 非水電解質電池及び電池パック | |
| JP4594540B2 (ja) | 非水系二次電池の充放電方法 | |
| JP4017079B2 (ja) | リチウム二次電池及びその製造方法 | |
| JP3362198B2 (ja) | 非水電解質二次電池 |