JPH10262020A - 回線多重化方式 - Google Patents

回線多重化方式

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JPH10262020A
JPH10262020A JP9064025A JP6402597A JPH10262020A JP H10262020 A JPH10262020 A JP H10262020A JP 9064025 A JP9064025 A JP 9064025A JP 6402597 A JP6402597 A JP 6402597A JP H10262020 A JPH10262020 A JP H10262020A
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line
input
multiplexing
individual
cascade
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JP9064025A
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Edamasu Kamoi
條益 鴨井
Tomoyuki Yamaguchi
知之 山口
Mikio Nakayama
幹夫 中山
Yuzo Okuyama
裕蔵 奥山
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L49/00Packet switching elements
    • H04L49/30Peripheral units, e.g. input or output ports
    • H04L49/3081ATM peripheral units, e.g. policing, insertion or extraction
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/24Time-division multiplex systems in which the allocation is indicated by an address the different channels being transmitted sequentially
    • H04J3/247ATM or packet multiplexing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
    • H04Q11/0428Integrated services digital network, i.e. systems for transmission of different types of digitised signals, e.g. speech, data, telecentral, television signals
    • H04Q11/0478Provisions for broadband connections
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/54Store-and-forward switching systems 
    • H04L12/56Packet switching systems
    • H04L12/5601Transfer mode dependent, e.g. ATM
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  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速でかつ入力回線数の増減に柔軟に対応で
きる回線多重化方式を提供する。 【解決手段】 入力回線1〜Nは、それぞれ個別多重部
20−1〜20−Nに収容されている。各個別多重部ど
うしの間は、それぞれカスケード回線によって接続され
ている。各個別多重部は、それぞれその上流側のカスケ
ード回線から入力されるセルと自分が収容する入力回線
から入力されるセルとを多重して下流側のカスケード回
線に出力する。個別多重部20−Nは、カスケード接続
の最下流に位置し、自分の上流に位置する各個別多重部
に接続される入力回線から入力されたセルと入力回線N
から入力されるセルとを多重し、それを多重化装置の出
力として多重化出力回線12に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の入力回線か
ら入力される固定長パケットを多重して出力回線に出力
する方式に係わる。特に、複数の入力回線の各帯域の合
計が出力回線の帯域を越えない構成における多重方式に
係わる。
【0002】
【従来の技術】近年、音声データ、テキストデータ等の
伝送に加えて、より高速な伝送速度が要求される画像デ
ータを含めた様々な形態の通信を統一的に扱うサービス
が不可欠になってきている。このような通信サービスを
提供するための中核技術の1つとしてATM (非同期転送
モード)が普及してきている。
【0003】ATM は、情報を48オクテット毎の固定長
に区切ったペイロードに、ヘッダと呼ばれる5オクテッ
トの制御情報(ルーティング情報など)を付加した構成
をデータ転送単位とする。このデータ転送単位は、セル
と呼ばれる。
【0004】セルは、通常、複数の入力回線および複数
の出力回線が接続された交換機において転送ルートが切
り換えられる。すなわち、交換機は、その交換機に接続
されるある入力回線からセルを受信すると、そのセルの
ヘッダに格納されているルーティング情報に従ってその
セルを所定の出力回線に出力する。このことにより、セ
ルは所定の転送先に転送される。
【0005】交換機は、通常、多数の回線を収容する。
ところが、実際のスイッチング処理に関与するスイッチ
部のポート数(入力ポート、または出力ポートの数)
は、統計多重効果を考慮し、高速で処理を行うため、例
えば8程度であり、収容する回線数と比べてかなり少な
くなっているのが普通である。このため、それら多数の
回線から入力されるセルをスイッチ部に入力する際に
は、複数の入力回線から入力されるセルを多重化する必
要がある。入力回線を多重化する方式としては、時間分
割多重方式、統計多重方式などが知られている。
【0006】時間分割多重方式は、多重化装置に接続さ
れる複数の入力回線の各帯域の合計がその多重化装置に
接続される出力回線の帯域以下であり、出力回線の帯域
を分割して複数の入力回線にそれぞれ割当てる。各入力
回線に割当てられる帯域は、時間軸上では、スロットと
呼ばれる。そして、各入力回線を介して多重化装置に入
力されるセルは、それぞれ各入力回線に割り当てられて
いるスロットに格納されて出力回線に出力される。
【0007】統計多重方式は、一般に、多重化装置に接
続される複数の入力回線の各帯域の合計がその多重化装
置に接続される出力回線の帯域よりも大きい構成に適用
される。統計多重方式は、各入力回線のトラヒックのピ
ークタイミングがランダムに発生する性質を利用し、こ
のような複数の入力回線を多重化することによって合計
トラヒックのピークを平滑化する技術である。
【0008】統計多重方式は、少ない帯域で多くの情報
を伝送できるというメリットが得られるが、輻輳が発生
した場合にはセルが廃棄されてしまう。統計多重方式で
は、セル廃棄を回避するためには、非常に複雑な輻輳制
御が必要である。一方、時間分割多重方式は、統計多重
効果は得られないが、多重化に際してセルが廃棄される
ことはない。したがって、複雑な輻輳制御を行うことな
くセル廃棄を回避しながら複数の回線を多重する際に
は、時間分割多重方式が採用される。
【0009】図16は、従来の時間分割多重方式の多重
化装置の構成を示すブロック図である。図16(a) は、
ワイヤードOR方式の多重化装置のブロック図である。
各入力回線1〜Nから入力されるセルは、それぞれセル
データ蓄積用のFIFOメモリ101−1〜101−N
に書き込まれる。制御部102は、FIFOメモリ10
1−1〜101−Nおよびゲート103−1〜103−
Nに対してサイクリックに読出し許可信号を出力する。
FIFOメモリ101−1〜101−Nは、制御部10
2から読出し許可信号を受信すると、セルを1つ読み出
して出力する。また、ゲート103−1〜103−N
は、制御部102から読出し許可信号を受信すると、F
IFOメモリ101−1〜101−Nから読み出された
セルを出力回線に出力する。ゲート103−1〜103
−Nの出力は、物理的に1本の回線(出力回線)に接続
されている。このように、入力回線1〜Nがサイクリッ
クに選択され、その選択された入力回線から入力された
セルがワイヤードOR接続された出力回線に出力され
る。
【0010】なお、FIFOメモリ101−1〜101
−Nは、自分がセルを格納していない状態のときは、F
IFO空き表示信号を用いてそのことを制御部102に
通知する。制御部102は、FIFO空き表示信号を出
力しているFIFOメモリには読出し許可信号を出力し
ない。
【0011】図16(b) は、MUX方式の多重化装置の
ブロック図である。MUX方式の多重化装置には、FI
FOメモリ101−1〜101−Nの出力側にセレクタ
105が設けられている。制御部104は、FIFOメ
モリ101−1〜101−Nに対してサイクリックに読
出し許可信号を出力するともに、セレクタ105に対し
てセレクト信号を出力する。FIFOメモリ101−1
〜101−Nは、ワイヤードOR方式と同様に、制御部
102から読出し許可信号を受信すると、セルを1つ読
み出して出力する。セレクタ105は、セレクト信号に
よって指定された入力回線を選択してその選択した入力
回線から入力されたセルを出力回線に出力する。このよ
うに、入力回線1〜Nがサイクリックに選択され、その
選択された入力回線から入力されたセルがセレクタを介
して出力回線に出力される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来技術では、それぞれ以下のような欠点がある。ワイヤ
ードOR方式では、多重する入力回線の数が多くなる
と、ワイヤードOR接続された配線(出力回線)の負荷
容量の影響で波形がなまり、互いに異なる入力回線から
入力されたセルどうしの衝突が発生するため、高速化が
困難である。
【0013】一方、MUX方式では、各入力回線ごとに
設けられる回路(FIFOメモリなそ)とは独立してセ
レクタ105を設ける構成であるため、入力回線数の増
減に柔軟あるいは容易に対応することができない。ま
た、入力回線数が多く、図16(c) に示すように、N本
の入力回線をM本(N=M×K)ずつ分割し、1つの入
力処理用LSIでM本の入力回線の処理を行うような構
成とすると、N本の入力回線を1本の出力回線に多重化
するためには、K個のLSIからの出力をさらに多重す
るためのLSIが必要になるという欠点があった。
【0014】本発明の課課題は、上述のような問題点を
解決し、システム変更に柔軟に対応できる高速多重化方
式を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の手段を図1を参
照しながら説明する。本発明の多重化方式は、複数の入
力回線1−1〜1−Nから入力する固定長パケットをそ
れら複数の入力回線1−1〜1−Nの各帯域の合計以上
の帯域を持つ出力回線2上に多重する構成であり、複数
の入力回線1−1〜1−Nがそれぞれ接続される複数の
個別多重ユニット3−1〜3−Nと、複数の個別多重ユ
ニット3−1〜3−Nをカスケード接続するカスケード
回線4とを含む。
【0016】各個別多重ユニット3−i(i=1,
2,...,N)は、その上流側のカスケード回線4を
介して入力される固定長パケットを個別多重ユニット3
−iに接続する入力回線1−iから入力される固定長パ
ケットよりも優先させながらそれらの固定長パケットを
多重して下流側のカスケード回線4に出力し、複数の個
別多重ユニット3−1〜3−Nの中でその最下流に位置
する個別多重ユニット3−Nによる多重信号を上記出力
回線4に出力する。
【0017】このように、入力回線ごとに設けられた多
重化ユニットを用いて各入力回線をカスケード式に接続
し、各入力回線から入力される固定長パケットを入力回
線ごとに順次多重化していくので、入力回線数の変更に
対して柔軟に対応できる。また、出力回線にワイヤード
OR方式を採用しないので、多重化処理の高速化が実現
できる。
【0018】各個別多重ユニット3−iにおいて、その
上流側のカスケード回線4を介して入力される固定長パ
ケットまたは個別多重ユニット3−iに接続する入力回
線1−iから入力される固定長パケットのうちのどちら
を選択するのかについての制御は、他のも以下の2つの
方法がある。
【0019】1つは、複数の入力回線1−1〜1−Nの
本数をN、1つの固定長パケットをカスケード回線4上
で伝送するのに要する時間をTとしたとき、N×Tごと
に多重許可信号を生成してカスケード回線4に送出し、
各個別多重ユニット3−iにおいて、上流側のカスケー
ド回線4から上記多重許可信号を受信したときのみ、当
該個別多重ユニット3−iに接続する入力回線1−iか
ら入力される固定長パケットを下流側のカスケード回線
4に出力する方法である。
【0020】もう1つの方法は、複数の入力回線1−1
〜1−Nを識別する各識別番号にそれぞれ対応する情報
をタグ情報として付加した複数種類の固定長パケットを
生成してそれら複数種類の固定長パケットを順番に繰り
返しカスケード回線4に送出し、各個別多重ユニット3
−iは、上流側のカスケード回線4から受信した固定長
パケットのタグ情報によって指定される回線識別番号が
当該個別多重ユニット3−iに接続する入力回線1−i
を識別する回線識別番号に一致したときにのみ当該個別
多重ユニット3−iに接続する入力回線1−iから入力
される固定長パケットを下流側のカスケード回線4に出
力するものである。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について図面を
参照しながら説明する。以下では、本発明の多重化装置
が適用される通信システムの一形態としてATM システム
を採り上げて説明する。
【0022】図2は、本発明の多重化装置が適用される
ATM 交換機の構成図である。ATM 交換機は、複数の入力
回線および複数の出力回線を収容し、入力セルのヘッダ
に格納されているルーティング情報に従ってそのセルを
所定の出力回線に出力する。このことにより、セルはル
ーティング情報によって指定された転送先に転送され
る。
【0023】入力回線#1〜#Nは、たとえば、その伝
送速度が150Mbps 、45Mbps(DS3)、または
1.5Mbps (DS1)の回線である。入力回線#1〜
#Nを介して伝送されてきたセルは、多重化装置11に
入力される。尚、図2では、各入力回線#1〜#Nを終
端する回線終端装置を省略している。
【0024】多重化装置11は、入力回線#1〜#Nか
ら入力されたセルを多重して多重化出力回線12に出力
する。ここで、入力回線#1〜#Nの各帯域の合計は、
多重化出力回線12の帯域を越えないことを条件とす
る。換言すれば、多重化出力回線12の帯域(伝送速
度)が決まっていれば、多重化装置11に接続される入
力回線の数およびそれらの帯域はその多重化出力回線1
2の帯域によって制限される。たとえば、多重化出力回
線12の伝送速度が2.4Gbps (帯域が2.4GHz)
であるとすると、入力回線#1〜#Nとしては伝送速度
が150Mbps (帯域が150MHz)であった場合、1
6本まで収容できる。
【0025】統計多重装置13は、複数本の多重化出力
回線12が接続されており、各多重化出力回線を介して
入力されるセルを統計多重して入力ハイウェイに送出す
る。統計多重装置13に接続される複数の多重化出力回
線12の各帯域の合計は、通常、入力ハイウェイの帯域
以上であり、例えば、入力ハイウェイの帯域は、各多重
化出力回線12の帯域と同じ2.4Gbps (帯域が2.
4GHz)である。
【0026】スイッチ14は、たとえば、セルフルーテ
ィングスイッチであり、各入力ハイウェイから入力され
るセルをそのセルのヘッダに格納されているルーティン
グ情報によって指定される出力ハイウェイに出力する。
出力ハイウェイ上のセルは、分配装置15、16によっ
て所定の出力回線に出力される。
【0027】本実施形態の多重化装置は、ここでは、多
重化装置11である。多重化装置11としては、幾つか
の構成が可能であるが、以下では、多重化出力回線の帯
域を各入力回線#1〜#Nに固定的に割り当てる多重化
方式、および統計多重的な機能を導入可能な多重化方式
を説明する。
【0028】図3は、本発明の多重化装置の一例の構成
図である。本実施形態の多重化装置は、各入力回線ごと
に個別多重部20−1〜20−Nを有し、それら個別多
重部20−1〜20−Nは、カスケード式(芋づる式)
に接続されている。個別多重部20−1〜20−Nは、
基本的にそれぞれ互いに同じ構成である。ここでは、個
別多重部20−2を採り上げて各個別多重部20−1〜
20−Nの構成および動作を説明する。
【0029】FIFOメモリ21は、入力回線#2から
入力されるセルを格納する。すなわち、入力回線#2を
介して転送されてきたセルは、入力回線#2の速度でF
IFOメモリ21に書き込まれる。なお、アイドルセル
はFIFOメモリ21に書き込まない。
【0030】個別多重部20−1〜20−Nは、それぞ
れカスケード回線によってカスケード式に接続されてい
る。カスケード回線の伝送速度は、多重化出力回線12
のそれと同じである。そして、個別多重部20−1〜2
0−Nは、それぞれ入力回線#1〜#Nから入力される
セルを受信するとともに、1つ上流の個別多重部から出
力せれたセルをカスケード回線を介して受信する。すな
わち、個別多重部20−2は、個別多重部20−1と個
別多重部20−2との間を接続するカスケード回線を介
して個別多重部20−1から送出されたセルを受信す
る。
【0031】障害監視部22は、カスケード回線の障害
を検出する。すなわち、障害監視部22は、個別多重部
20−1と個別多重部20−2との間を接続するカスケ
ード回線上で正常にクロック信号とセルフレーム信号と
が伝送されているか否かを監視する。
【0032】FIFOメモリ23は、カスケード回線か
ら入力されるセルを格納する。すなわち、個別多重部2
0−1と個別多重部20−2との間を接続するカスケー
ド回線を介して転送されてきたセルは、そのカスケード
回線の速度でFIFOメモリ23に書き込まれる。アイ
ドルセルはFIFOメモリ23に書き込まない。
【0033】制御部24は、読出し許可信号を用いてF
IFOメモリ21または23に格納されているセルを読
み出し、また、その読み出したセルがカスケード回線に
出力されるようにセレクタ25を制御する。制御部24
は、FIFO21および23から出力されるFIFO空
き表示信号により、FIFOメモリ21および23にセ
ルが格納されているか否かを認識する。FIFO空き表
示信号は、それぞれFIFO21または23にセルが格
納されていない状態のときに、たとえば「H」レベルと
なる信号である。
【0034】制御部24は、FIFOメモリ23に1つ
以上のセルが格納されていたときには、そのセルを1つ
読み出す。FIFOメモリ23の出力はセレクタ25に
入力される。制御部24は、FIFOメモリ23からセ
ルを読み出したときには、セレクタ25にFIFOメモ
リ23の出力を選択させるためのセレクト信号を出力す
る。一方、FIFOメモリ23にセルが格納されていな
かったときは、制御部24は、FIFOメモリ21に格
納されているセルを1つ読み出す。この場合、制御部2
4は、セレクタ25にFIFOメモリ21の出力を選択
させるためのセレクト信号を出力する。なお、FIFO
メモリ21および23双方にセルが格納されていなかっ
たときには、制御部24は、カスケード回線にアイドル
セルを出力する。
【0035】なお、上記構成では、入力回線よりもカス
ケード回線に高い優先度を与えながらセルを多重化して
いるが、カスケード回線よりも入力回線に高い優先度を
与えながらセルを多重化してもよい。
【0036】このように、個別多重部20−2は、入力
回線#2および個別多重部20−1と個別多重部20−
2との間を接続するカスケード回線から入力されたセル
を多重化し、それらのセルをカスケード回線を介して個
別多重部20−3(不図示)に送出する。ここで、カス
ケード回線を介して個別多重部20−2に入力するセル
は、入力回線#1から入力されたセルである。すなわ
ち、個別多重部20−i(個別多重部20−1から数え
てi番目に接続されている個別多重部)は、個別多重部
20−iよりも上流に位置する個別多重部に接続される
各入力回線から入力されたセルと、入力回線#i(個別
多重部20−iに接続される入力回線)から入力される
セルとを多重化し、それらのセルをカスケード回線を介
して下流に位置する個別多重部に送出する。
【0037】個別多重部20−Nは、個別多重部20−
1〜20−Nの中で最下流に位置する。したがって、個
別多重部20−Nは、すべての入力回線#1〜#Nを介
して入力されるセルを多重化して出力する。個別多重部
20−Nに接続される出力線は、多重化出力回線12で
ある。
【0038】個別多重部20−1は、個別多重部20−
1〜20−Nの中で最上流に位置するので、他の個別多
重部20−2〜20−Nと異なり、その上流からセルを
受け取ることがない。このため、本実施形態では、ダミ
ーデータ生成部26を設け、そこで生成したダミーデー
タ(アイドルセル、クロック信号、セルフレーム信号な
ど)を個別多重部20−1に入力するようにしている。
なお、各個別多重部20−1〜20−Nには、それぞれ
自分が最上流に位置するのか否が設定されている。設定
方法としては、ユーザがマニュアルで行っても良いし、
個別多重部20−1〜20−N全体を管理する統括制御
部(不図示)を用いて自動的に設定するようにしてもよ
い。
【0039】このように、本実施形態の多重化装置は、
各入力回線ごとに個別多重部を設けてそれらをカスケー
ド式に接続し、その最下流の個別多重部の出力を多重化
装置の多重化出力とする構成である。このため、M(M
≦N)本の入力回線を多重化する場合には、それらM本
の入力回線を個別多重部20−1〜20−Nのうちの任
意のM個の個別多重部に接続すればよい。すなわち、例
えば、個別多重部20−2に入力回線が接続されていな
いとすると、制御部24は、FIFOメモリ23にセル
が格納されているときにはそこからセルを読み出して出
力し、FIFOメモリ23にセルが格納されていなけれ
ばFIFOメモリ21は常にエンプティ状態なので単に
アイドルセルを出力する。このように、個別多重部20
−1〜20−Nは、入力回線が接続されていないと、単
にFIFOメモり(バッファメモリ)として働く。した
がって、本実施形態の多重化装置は、多重化すべき入力
回線の数を増減させた場合であっても、そのまま多重化
処理を継続できる。
【0040】図4は、図3に示す多重化装置においてカ
スケード回線を介して伝送される信号を示す図である。
ここでは、個別多重部20−2の入出力を例に説明す
る。カスケード回線上では、セルデータと制御信号とが
パラレルに伝送される。制御信号としては、クロック、
セルフレーム信号、およびセルイネーブル信号が伝送さ
れる。クロックは、多重化出力回線12上で伝送される
クロックと同じ周波数である。セルフレーム信号は、各
セルの先頭位置を示すパルス信号であり、各パルスは所
定間隔ごとに出現する。セルイネーブル信号は、伝送さ
れるセルが有効セルであった場合には「H」レベルを示
し、伝送されるセルがアイドルセルであったときには
「L」レベルを示す信号である。セルデータは、セルの
ヘッダおよびペイロード(場合によっては、タグ情報も
含む)から構成されるデータであり、上記クロックおよ
びセルフレーム信号と同期を取りながら伝送される。セ
ルデータは、たとえば、8ビットパラレル形式で伝送さ
れる。
【0041】個別多重部20−2の動作を説明する。以
下では、個別多重部20−2の入力タイミングに係わる
時間を時間帯T1 ,T2 、...で表し、出力タイミン
グに係わる時間帯をT11,T12,...で表す。また、
ここでは、時間帯T1 以前にはFIFOメモリ23にセ
ルが格納されていなかったものとする。
【0042】個別多重部20−2は、時間帯T1 におい
てカスケード回線から有効セルを受信する。有効セルと
はアイドルセルでないという意味であり、ここでは入力
回線#1から入力されたセル(#1セルデータ)であ
る。また、入力イネーブル信号は、時間帯T1 において
「H」レベルである。個別多重部20−2は、入力セル
イネーブル信号が時間帯T1 において「H」レベルであ
ることを検出すると、その時間帯にカスケード回線から
受信したセルをFIFOメモリ23に書き込む。制御部
24は、FIFOメモリ23にセルが格納されているこ
とを認識すると、FIFO21にセルが格納されている
か否かに係わらず、FIFO23に格納されているセル
を1つ読み出して時間帯T11においてカスケード回線に
出力する。尚、出力されるイネーブル信号は、時間帯T
11において「H」レベルである。
【0043】個別多重部20−2は、時間帯T2 におい
ては、カスケード回線からアイドルセルを受信する。こ
のとき、入力イネーブル信号は、「L」レベルである。
従って、このカスケード回線から受信したアイドルセル
はFIFOメモリ23に書き込まれることなく廃棄され
る。FIFOメモリ23は、時間帯T1 において受信し
たセルが既に読み出されているので、セルを格納してい
ない。制御部24は、FIFOメモリ23にセルが格納
されていないことを認識すると、FIFOメモリ21に
セルが格納されているか否か調べる。ここでは、FIF
Oメモリ21にセルが格納されており、制御部24は、
そのセルを1つ読み出して、時間帯T12においてカスケ
ード回線に出力する。なお、出力されるイネーブル信号
は、時間帯T12において「H」レベルである。
【0044】続いて、個別多重部20−2は、時間帯T
3 においてカスケード回線からアイドルセルを受信す
る。このアイドルセルもFIFOメモリ23に書き込ま
れることなく廃棄される。制御部24は、FIFOメモ
リ23にセルが格納されていないことを認識すると、同
様にFIFOメモリ21にセルが格納されているか否か
調べる。ここでは、FIFOメモリ21にもセルが格納
されていなかったものとする。この場合、制御部24
は、読み出すべきセルがFIFOメモリ21および23
のいずれにも格納されていないので、時間帯T13におい
てはカスケード回線にアイドルセル出力する。なお、ア
イドルセルを出力する場合、出力されるイネーブル信号
は、「L」レベルである。
【0045】このように、各個別多重部20−1〜20
−Nは、カスケード回線に接続されるFIFOメモリに
セルが格納されていればそのセルを読み出して出力し、
カスケード回線に接続されるFIFOメモリにセルが格
納されてない状態で入力回線に接続されるFIFOメモ
リにセルが格納されていればそのセルを読み出して出力
し、上記2つのFIFOメモリにセルが格納されていな
ければアイドルセルを出力する。したがって、最下流に
位置する個別多重部20−Nでは、全ての入力回線#1
〜#Nから入力されたセルが多重化される。ここで、本
実施形態の多重化装置11は、入力回線#1〜#Nの各
帯域の合計が多重化出力回線12の帯域を越えないこと
を条件としているので、各入力回線#1〜#Nから入力
されたセルは廃棄されることなく多重化されて多重化出
力回線12に出力される。また、この多重化方式では、
各個別多重部において、その上流に位置する個別多重部
からカスケード回線を介して入力されるセルデータ列に
空きスロットがあった場合には、入力回線から入力され
たセルをその空きスロットに格納することにより即座に
下流の個別多重部に転送することができる。ここで、空
きスロットとは、アイドルセルが伝送される時間帯であ
る。したがって、たとえば、ある個別多重部において入
力回線に接続されるFIFOメモリに複数個のセルが格
納されている状況において、その上流に位置する個別多
重部からカスケード回線を介して入力されるセルデータ
列に空きスロットが連続して存在する場合には、そのF
IFOメモリに格納されている複数個のセルを次々と連
続して下流の個別多重部出力できる。
【0046】上記特性を利用すれば、統計多重的な効果
が得られる。即ち、「入力回線#1〜#Nの各帯域の合
計が多重化出力回線12の帯域を越えてはいけない」と
いう条件は、「各入力回線#1〜#Nからセルがフルレ
ートで転送されてきたとしても、多重化装置11におい
てセル廃棄が起こらない」を保証するものであり、実際
の運用状態では、すべての入力回線#1〜#Nからセル
がフルレートで転送されてくるような状況は起こり得な
いので、多重化装置11の出力はかなり大きな割合でア
イドルセルを含むことになる。換言すれば、たとえば、
多重化出力回線12の伝送速度が2.4Gbps であり、
入力回線#1〜#Nの各伝送速度が150Mbps であっ
た場合、上記条件に従う場合には入力回線を16本まで
しか収容でないが、統計多重効果を考慮すれば、入力回
線を16本以上収容してもセル廃棄が発生しないことが
期待される。
【0047】図5は、本発明の多重化装置の他の形態の
構成図である。図5に示す多重化装置は、各入力回線ご
とに個別多重部30−1〜30−Nを有する。個別多重
部30−1〜30−Nは、図3に示す構成と同様にカス
ケード回線を介してカスケード式に接続されている。個
別多重部30−1〜30−Nは、基本的にそれぞれ互い
に同じ構成である。ここでは、個別多重部30−2を採
り上げて各個別多重部30−1〜30−Nの構成および
動作を説明する。
【0048】FIFOメモリ31は、図3に示したFI
FOメモリ21と同じであり、入力回線#2から入力さ
れるセルを一時的に格納する。入力部32は、上流側の
カスケード回線を介して入力されてくるセルデータ及び
その制御信号を受信する。また、入力部32は、多重化
装置11の全体動作を制御する統括制御部(不図示)か
ら送られてくるマスター/スレーブ信号を受信し、その
信号により自分(個別多重部30−2)が最上流に位置
するか否かを認識する。入力部32は、個別多重部30
−2が最上流に位置しない場合には、上流側のカスケー
ド回線を介して入力されてくるセルデータおよびその制
御信号をそのまま通過させる。一方、個別多重部30−
2が最上流に位置する場合には、入力部32は、セルフ
レーム信号およびトークンを生成して出力する。なお、
入力部の構成およびトークンについては後述説明する。
【0049】制御部33は、個別多重部からのセルの出
力を制御し、下流に位置する個別多重部へ送出する制御
信号を生成する。すなわち、制御部33は、上流側のカ
スケード回線からセルが入力された場合には、そのセル
を即座に下流側のカスケード回線へ出力するようにセレ
クタ34を制御する。また、制御部33は、上流側のカ
スケード回線からセルが入力されてこない場合には、F
IFOメモリ31にセルが格納されているか否かを調
べ、格納されていればそこからセルを1つ読み出してそ
のセルを下流側のカスケード回線へ出力するようにセレ
クタ34を制御する。さらに、制御部33は、上流側の
カスケード回線からセルが入力されてこない場合であっ
て、かつFIFOメモリ31にセルが格納されていない
場合には、下流側のカスケード回線へアイドルセルを出
力する。
【0050】このように、個別多重部30−2は、基本
的には図3に示す個別多重部20−2と同様に、入力回
線#2および個別多重部30−1と個別多重部30−2
との間を接続するカスケード回線から入力されたセルを
多重化し、それらのセルをカスケード回線を介して個別
多重部30−3(不図示)に送出する。すなわち、個別
多重部30−iは、個別多重部30−iよりも上流に位
置する個別多重部に接続される各入力回線から入力され
たセルと、入力回線#iから入力されるセルとを多重化
し、それらのセルをカスケード回線を介して下流に位置
する個別多重部に送出する。したがって、最下流に位置
する個別多重部30−Nでは、全ての入力回線#1〜#
Nから入力されたセルが多重化される。
【0051】図6は、図5に示す多重化装置においてカ
スケード回線を介して伝送される信号を示す図である。
ここでは、個別多重部30−2の入出力を例に説明す
る。カスケード回線上では、セルデータと制御信号をが
パラレルに伝送される。制御信号としては、図3に示し
た構成で伝送されるクロック、セルフレーム信号、およ
びセルイネーブル信号に加えて、トークンが伝送され
る。なお、図6では、クロック、セルフレーム信号、お
よびセルイネーブル信号を省略する。
【0052】トークンは、各個別多重部30−1〜30
−Nに対して多重許可を与える信号である。トークン
は、最上流に位置する個別多重部(図5では、個別多重
部30−1)において生成され、以降、そのトークンを
受信した個別多重部は、そのトークンを1タイムスロッ
トだけシフトさせて次の個別多重部に送出する。なお、
「1タイムスロット」は、カスケード回線上で1つのセ
ル伝送に要する時間をいう。
【0053】個別多重部の動作を説明する。ここでは、
図5に示す多重化装置に接続される入力回線が4本(N
=4)であるものとする。したがって、個別多重部30
−1が最上流に位置し、その下流側に個別多重部30−
2〜30−4がカスケード式に接続された構成となる。
また、個別多重部30−1は、マスター/スレーブ信号
として「マスター」が設定され、個別多重部30−2〜
30−4には「スレーブ」が設定されている。さらに、
個別多重部30−1には、回線数指示信号として「4」
が通知されている。
【0054】個別多重部30−1は、回線数指示信号に
より入力回線数が「4」であることを認識すると、カス
ケード回線の帯域を4分割する。即ち、個別多重部30
−1は、4タイムスロットごとに1つのトークンを生成
してセルデータとパラレルにカスケード回線上に送出す
る。なお、トークンは、図6に示すように、そのパルス
幅が1タイムスロットのパルス信号である。また、カス
ケード回線の帯域は、多重化出力回線12の帯域と同じ
である。
【0055】トークンは、上述したように、各個別多重
部30−1〜30−Nに対して多重許可を与える信号で
ある。したがって、各個別多重部は、4タイムスロット
ごとに1つのセルを送出する権利を得る。
【0056】個別多重部30−2は、個別多重部30−
1の出力をカスケード回線を介して受信する(図6の上
段を参照)。すなわち、個別多重部30−2は、個別多
重部30−2の入力タイミングに係わる時間を時間帯T
1 ,T2 、...で表すとすると、時間帯T1 ,T5
,...においてトークンを受信する。これらの時間
帯T1 ,T5 ,...は、個別多重部30−1に対して
割り当てられた時間帯である。なお、図6において「#
1セルデータ」とあるが、これらのタイムスロットには
必ずしも入力回線#1から受信したセルが格納されてい
るわけではなく、個別多重部30−1に対して割り当て
られた時間帯に個別多重部30−1内のFIFOメモリ
31にセルが格納されていなければ、そのタイムスロッ
トにはアイドルセルが格納されている。
【0057】個別多重部30−2は、トークンを時間帯
T1 において受信すると、その時間帯に受信したセルデ
ータ(#1セルデータ)を時間帯T11において出力す
る。ただし、個別多重部30−2は、時間帯T11にはト
ークンを出力しない。
【0058】個別多重部30−2は、トークンが伝送さ
れた時間帯(即ち、時間帯T1 )の次のタイムスロット
が個別多重部30−2自身に割り当てられたタイムスロ
ットだと判断する。そして、個別多重部30−2は、時
間帯T11の次のタイムスロットである時間帯T12におい
て、FIFOメモリ31にセルが格納されていればそこ
からセルを1つ読み出して下流側のカスケード回線に出
力する。FIFOメモリ31にセルが格納されていなけ
ればアイドルセルを下流側のカスケード回線に出力す
る。また、個別多重部30−2は、トークンを時間帯T
12に出力する。なお、所定のタイムスロットに同期させ
てトークンを出力する技術は既知であり、たとえば、セ
ルイネーブル信号を生成する手法と同じである。
【0059】時間帯T3 およびT4 は、それぞれ個別多
重部30−3および30−4に割り当てられたタイムス
ロットである。したがって、個別多重部30−2は、時
間帯T3 およびT4 に対応する時間帯T13およびT14に
おいては、上流側のカスケード回線から受信したセルデ
ータをそのまま下流側のカスケード回線に出力すると共
に、トークンは出力しない。
【0060】このように、図5に示す多重化装置は、入
力回線数に従ってカスケード回線の帯域を分割し、その
分割によって得られたタイムスロットを各入力回線#1
〜#Nに割り当て、各入力回線#1〜#Nから入力され
るセルをそれぞれ割り当てられたタイムスロットに格納
することによって入力回線#1〜#Nから入力されるセ
ルを1本の多重化出力回線上に多重する。このとき、各
個別多重部30−1〜30−Nにおける多重タイミング
は、トークンによって与えられる。ここで、本実施形態
のトークン方式は、上述したように、各個別多重部30
−1〜30−Nにおいて自律的にトークンのタイミング
をシフトさせながら下流の個別多重部に多重化タイミン
グを知らせるので、個別多重部30−1〜30−Nにお
ける多重化タイミングを統括的に管理する装置が不要で
ある。
【0061】図7は、図5に示す入力部32の構成図で
ある。なお、図7に示す構成は、個別多重部30−1〜
30−Nに設けられる各入力部に共通である。入力部3
2は、上流側のカスケード回線から、クロック、セルフ
レーム信号、セルイネーブル信号、セルデータ、および
トークンを受信する。ただし、最上流に位置する個別多
重部(図5では、個別多重分30−1)内に設けられて
いる入力部32は、それらの信号を図5に示すダミーデ
ータ生成分26から受信する。また、入力部32は、不
図示の統括制御部からマスター/スレーブ信号および回
線数指示信号を受信する。入力部32の出力は、クロッ
ク、セルフレーム信号、セルイネーブル信号、セルデー
タ、トークン、および入力断検出信号である。
【0062】クロック検出部41は、上流側のカスケー
ド回線からクロックが正常に伝送されてきているか否か
をモニタし、異常が検出されたときにはアラーム信号を
出力する。このアラーム信号は、OR回路44に入力さ
れる。異常状態としては、所定時間以上クロック入力が
検出されない「クロック断異常」、およびクロック周波
数が所定値に対してずれてしまう「クロック周波数異
常」などをモニタする。クロック断検出部41は、上流
側のカスケード回線から受信したクロックが正常であれ
ば、そのクロックをそのまま出力する。
【0063】セルフレーム検出部42は、上流側のカス
ケード回線からセルフレーム信号が正常に伝送されてき
ているか否かをモニタし、異常が検出されたときにはア
ラーム信号を出力する。セルフレームパルスの到着間隔
が所定時間を越えたときが異常状態である。このアラー
ム信号は、OR回路44に入力される。セルフレーム検
出部42は、上流側のカスケード回線から受信したセル
フレーム信号が正常であれば、そのセルフレーム信号を
セレクタ46に入力する。
【0064】トークン検出部43は、上流側のカスケー
ド回線からトークンが正常に伝送されてきているか否か
をモニタし、異常が検出されたときにはアラーム信号を
出力する。トークンの到着間隔が所定時間を越えたとき
を異常状態とする。所定時間は、たとえば、1タイムス
ロットに入力回線数をかけた時間である。このアラーム
信号は、OR回路44に入力される。ただし、最上流に
位置する個別多重部内に設けられている入力部32にお
いては、トークン検出部43は、アラーム信号を出力し
ない。トークン検出部43は、上流側のカスケード回線
から受信したトークンが正常であれば、そのトークンを
セレクタ46に入力する。
【0065】OR回路44の出力は、入力断検出信号と
して出力される。この入力断検出信号の利用形態につい
ては後述する。なお、上流側のカスケード回線から入力
されるセルイネーブル信号およびセルデータは、そのま
ま入力部32を通過する。
【0066】セルフレーム生成部45は、セルフレーム
信号を生成する。セルフレーム生成部45によって生成
されたセルフレーム信号は、セレクタ46およびトーク
ン生成部47に入力される。セルフレーム生成部45
は、例えば、カスケード回線上を伝送されるクロックと
同じ周波数のクロックを生成するクロック生成回路、お
よびk周期カウンタなどを有する。ここで、「k」は、
例えば、セルが53バイトであり、1バイト単位でパラ
レルに伝送されるのであれば、53である。上記構成に
より、セルフレーム生成部45は、1つのセルを伝送す
るのに要する時間間隔ごとに1つのパルス、即ちセルフ
レーム信号を生成する。尚、セルフレーム生成部45
は、外部から上記クロックを受信するような構成であっ
てもよい。このような構成とすれば、各入力部毎にクロ
ック生成回路を設ける必要がない。
【0067】セレクタ46は、マスター/スレーブ信号
として「1:マスター」を受信すると、セルフレーム生
成部45によって生成されたセルフレーム信号を選択し
て出力し、「0:スレーブ」を受信すると、上流側のカ
スケード回線から入力されたセルフレーム信号を選択し
て出力する。すなわち、最上流の個別多重部は、自分自
身がセルフレーム信号を生成し、他の下流の個別多重部
は、上流から伝送されてきたセルフレーム信号を利用す
る。
【0068】トークン生成部47は、回線数指示信号に
より多重化装置に接続される入力回線の数を認識する
と、その入力回線数に従ってトークンを生成する。図8
にトークン生成部47のブロック図示す。N分周器51
は、セルフレーム信号をN分周する。この分周値Nは、
回線数指示信号によって指示された値であり、入力回線
数である。N分周器51は、「N」の設定により、セル
フレーム信号を任意の自然数に分周できる構成である。
従って、例えば、回線数指示信号として「4」が指示さ
れた場合には、N分周器51は、4個のセルフレームパ
ルスを受信するごとに1個のパルス信号を出力する。N
分周器51の出力は、タイミング指示信号としてk周期
カウンタ52に入力される。
【0069】k周期カウンタ52は、タイミング指示信
号を受信すると、カウント動作を開始し、クロックの立
上りエッジをk個までカウントする。ここで、「k」
は、セルフレーム生成部45について説明したものと同
様であり、1タイムスロットの時間に相当する。すなわ
ち、たとえば、セルが53バイトであり、1バイト単位
でパラレルに伝送されるのであれば、「k」は53であ
る。k周期カウンタ52は、カウント動作を開始したと
きからクロックの立上りエッジをk個までカウントまで
の期間その出力を「H」レベルを出力する。この出力信
号がトークンであり、図7のセレクタ48に入力され
る。
【0070】セレクタ48は、マスター/スレーブ信号
として「1:マスター」を受信すると、トークン生成部
47によって生成されたトークンを選択して出力し、
「0:スレーブ」を受信すると、上流側のカスケード回
線から入力されたトークンを選択して出力する。すなわ
ち、最上流の個別多重部は、自分自身がトークンを生成
し、他の下流の個別多重部は、上流から伝送されてきた
トークンを利用する。
【0071】このように、個別多重部30−1〜30−
Nにそれぞれ設けられる入力部32は、互いに同じ構成
であるが、マスター/スレーブ信号に従って、すなわち
最上流に位置するか否かに従って異なる動作をする。
【0072】図5〜図8を参照しながら説明した多重化
装置の変形例を示す。以下に示す多重化装置の基本構成
は、図5に示したものと同じであるが、入力部、および
制御部の構成が異なる。以下に示す多重化装置の制御方
式をタグ方式と呼ぶ。
【0073】図9は、タグ方式の多重化装置の動作を説
明する図である。ここでは、入力回線数が4本である場
合を説明する。最上流に位置する個別多重部(図5で
は、個別多重部30−1)は、図9(a) に示すように、
それぞれタグ情報として「1」〜「4」が設定されたセ
ルを生成し、それらをサイクリックにタイムスロットに
繰り返し格納する。この最上流に位置する個別多重部3
0−1の制御部は、タグ情報として「1」が設定されて
いるセルを受信すると、そのセルが格納されていたタイ
ムスロット(図9(a) では、「タグ=#1」で示す)
に、入力回線#1に接続されているFIFOメモリから
読み出したセルを格納する。この結果、個別多重部30
−1からその下流側のカスケード回線に出力されるセル
データは、図9(b) に示すように、4タイムスロット毎
に入力回線#1から入力されたセルが1つずつ挿入され
たものになる。すなわち、個別多重部30−1では、タ
グ情報として「1」が設定されているセルを受信するご
とに、入力回線#1から入力されたセルがカスケード回
線上に多重化される。なお、タグ情報として「1」が設
定されているセルを受信したときに上記FIFOメモリ
にセルが格納されていなかったときには、アイドルセル
がカスケード回線上に多重化される。
【0074】個別多重部30−2は、カスケード回線を
介して伝送されるセルデータとして図9(b) に示すデー
タ列を受信する。個別多重部30−2では、タグ情報と
して「2」が設定されているセルを受信するごとに、入
力回線#2から入力されたセルがカスケード回線上に多
重化される。したがって、個別多重部30−2からその
下流側のカスケード回線に出力されるセルデータは、図
9(c) に示すように、4タイムスロット毎に入力回線#
2から入力されたセルが1つずつ挿入されたものにな
る。
【0075】同様に、個別多重部30−3および30−
4においては、それぞれ入力回線#3、#4から入力さ
れたセルがカスケード回線上に多重化される。この結
果、入力回線#1〜#4から入力されたセルが順番に多
重化されて多重化出力回線12に出力される。
【0076】図10は、タグ方式の多重化装置の各個別
多重部に設けられる入力部の構成図である。タグ方式の
多重化装置の各個別多重部に設けられる入力部(以下、
入力部60ち呼ぶことにする)は、上流側のカスケード
回線から、クロック、セルフレーム信号、セルイネーブ
ル信号、およびセルデータを受信する。また、入力部6
0は、不図示の統括制御部からマスター/スレーブ信号
および回線指示信号を受信する。入力部60の出力は、
クロック、セルフレーム信号、セルイネーブル信号、セ
ルデータ、トークン、入力断検出信号、およびタグ信号
である。なお、図10においてクロック検出部41、セ
ルフレーム検出部42、OR回路44、セルフレーム生
成部45、およびセレクタ46は、図7に示したものと
同じである。
【0077】タグ情報メモリ61は、図11(a) に示す
ように、入力回線番号に対応づけて8ビットのタグ情報
を格納している。タグ情報は、多重化装置に接続される
入力回線を識別する情報である。
【0078】制御セル生成部62は、回線指示信号に従
ってタグ情報メモリ61にアクセスし、そこから取り出
したタグ情報を用いて制御セルを生成する。回線指示信
号は不図示の統括制御部から通知される情報であり、ど
の個別多重部に入力回線が接続されているのかを示す。
例えば、個別多重部30−2に入力回線が接続されてい
る場合には、制御セル生成部62は、「#2」をキーと
してタグ情報メモリ61にアクセスし、そこからタグ情
報として「00000010」を取り出す。
【0079】制御セル生成部62は、たとえば、図11
(b) に示すような制御セルを生成する。制御セルは、そ
の先頭にタグ情報メモリ61から取り出したタグ情報が
付加された構成である。制御セルのヘッダおよびデータ
部に格納する情報は、特に規定しない。
【0080】回線指示信号は、例えば、入力回線#1〜
#Nがそれぞれ多重化装置の個別多重部30−1〜30
−Nに接続されていた場合「#1,#2,...,#
N」として回線制御セル生成部62に通知される。制御
セル生成部62は、この場合、「#1」〜「#N」をキ
ーとしてタグ情報メモリ61から取り出したN個のタグ
情報を保持しておき、それらを使用してN種類の制御セ
ルを作成し、それらの制御セルをサイクリックに出力す
る。
【0081】制御セル生成部62の出力は、セレクタ6
3に入力される。セレクタ63の他方の入力端子には、
上流側のカスケード回線を介して伝送されてきたセルデ
ータが入力される。
【0082】セレクタ63は、マスター/スレーブ信号
として「1:マスター」を受信すると、制御セル生成部
62によって生成された制御セルを選択して出力し、
「0:スレーブ」を受信すると、上流側のカスケード回
線から入力されたセルデータを選択して出力する。すな
わち、最上流の個別多重部は、自分自身が制御セルを生
成し、他の下流の個別多重部は上流から伝送されてきた
制御セルを利用する。
【0083】タグ情報検出部64は、セレクタ63の出
力を受信し、制御セルの先頭に付加されているタグ情報
を検出する。検出結果は、制御部33に通知される。た
とえば、図5に示す個別多重部30−1において、タグ
検出部64が図9(a) に示すセルデータのデータ列を受
信する場合には、タグ検出部64は、「#1」〜「#
4」に対応するタグ情報として「00000001」〜
「00000100」を順次検出し、それら検出したタ
グ情報をタグ情報信号として順次制御部33に通知す
る。
【0084】なお、上記実施形態では、各入力部60に
タグ情報メモリ61および制御セル生成部62を設ける
構成を示したが、個別多重部30−1〜30−Nに対し
てタグ情報メモリ61および制御セル生成部62を1組
だけ設けておき、制御セル生成部62の出力を各個別多
重部30−1〜30−Nの入力部60内のセレクタ63
に供給するようにしてもよい。
【0085】タグ方式の多重化装置の各個別多重部30
−1〜30−N内に設けられる制御部33は、それぞれ
自分が属する個別多重部の識別番号「1」〜「N」を認
識している。この識別番号は、各個別多重部30−1〜
30−Nに接続される入力回線を識別する番号でもあ
る。たとえば、入力回線#1が接続される個別多重部3
0−1内に設けられている制御部33には、回線番号と
して予め「1」が設定されている。制御部33は、タグ
情報検出部63から次々と通知されるタグ情報を受け取
ると、図12に示すように、それらのタグ情報によって
指定される回線番号と、予め設定してある回線番号とを
順次比較していく。制御部33は、この比較結果が一致
したときのみ、読出し許可信号を出力する。読出し許可
信号は、入力回線から入力されたセルを格納するFIF
Oメモリから1つのセルを読み出すための信号である。
このように、制御部33は、入力回線から入力されたセ
ルをカスケード回線上に多重するタイミングをタグ情報
により認識し、そのタイミングに従ってセルをカスケー
ド回線上に多重する。
【0086】なお、図9〜図12を参照しながら説明し
たタグ方式の多重化装置では、各個別多重部30−1〜
30−Nは、カスケード回線上を伝送される制御セルの
先頭に付加されたタグ情報によって多重化タイミングを
認識したが、図13に示すように、タグ情報に相当する
データをセルデータにパラレルに伝送し、各個別多重部
30−1〜30−Nがそのタグ情報に相当するデータに
よって多重化タイミングを認識するような構成としても
よい。
【0087】上述したように、本実施形態の多重化装置
は、基本的に入力回線#1〜#Nの各帯域の合計が、多
重化出力回線12の帯域を越えないことを条件としてい
る。換言すれば、入力回線#1〜#Nの各帯域の合計が
多重化出力回線12の帯域を越えない範囲であれば入力
回線の数およびそれらの各帯域を自由に決めることがで
きる。ところで、本実施形態の多重化装置は、互いに異
なる伝送速度(帯域)を有する入力回線を収容すること
ができる。収容可能な入力回線#1〜#Nの伝送速度と
しては、150Mbps 、45Mbps 、および1.5Mbp
s を想定する。ここで、例えば、多重化出力回線12の
伝送速度が2.4Gbps (帯域が2.4GHz)であった
場合、伝送速度が150Mbps (帯域が150MHz)の
入力回線を10本、および伝送速度が45Mbps (帯域
が45MHz)の入力回線を10本を収容しても上記条件
は満たされている。ところが、この場合、図5に示す方
式の実施形態として開示した構成では、出力回線の帯域
を各入力回線#1〜#Nに均等に割り当てているので、
セルが廃棄されてしまう可能性がある。即ち、出力回線
の帯域を20本の入力回線に均等に割り当てると、各入
力回線には120MHzしか割り当てられないので、この
場合、伝送速度が150Mbps (帯域が150MHz)の
入力回線から入力されるセルは、廃棄されてしまう恐れ
がある。
【0088】この問題を回避するためには、2つの方法
が考えられる。1つは、入力回線#1〜#Nの各帯域の
合計と出力回線の帯域とを比較する際、各入力回線の帯
域をその中で最も大きい帯域であるものとみなして計算
する方法である。この場合、上記の例では、伝送速度が
150Mbps (帯域が150MHz)の入力回線と伝送速
度が45Mbps (帯域が45MHz)の入力回線とが混在
していたとしても、条件を満たすか否かを判断する際に
は、それらすべての入力回線の帯域が150MHzである
ものとみなして計算するので、多重化装置は最大16本
までしか収容できないことになる。もう1つの方法は、
出力回線の帯域を20本の入力回線に均等に割り当てる
のではなく、各入力回線の帯域に応じて出力回線の帯域
を割り当てるものである。
【0089】次に、図3に示す個別多重部20−1〜2
0−Nまたは図5に示す個別多重部30−1〜30−N
において障害が発生したときに、その障害の影響を最小
限に抑えるための構成について説明する。
【0090】図14は、障害の影響を抑える機能を有す
る多重化装置の構成図である。ここでは、図3に示す個
別多重部20−1〜20−Nまたは図5に示す個別多重
部30−1〜30−Nを、単に個別多重部#1〜#Nと
表す。
【0091】図14(a) においては、多重化装置の一部
として個別多重部#1〜#4を示している。これらはカ
スケード式に接続され、個別多重部#1が上流側に位置
し、個別多重部#4が下流側に位置する。統括制御部7
1は、全個別多重部#1〜#Nを管理する。すなわち、
統括制御部71は、各個別多重部#1〜#Nの状態を監
視し、障害を検出したときには、その障害の原因となっ
ている個別多重部を多重化装置から切り離すことによっ
て他の個別多重部に接続されている入力回線に被害が及
ばないようにする。
【0092】例えば、図14(a) に示すように、個別多
重部#2において障害が発生したとすると、個別多重部
#3は、カスケード回線を介してクロックまたはセルフ
レーム信号(または、図7に示す方式ではトークン)の
異常を検出する。これらの異常は、図3に示す構成で
は、障害監視部22によって検出され、図7または図1
0に示す構成では、クロック検出部41、セルフレーム
検出部42およびトークン検出部43によって検出され
る。個別多重部#3は、上記のいずれかの異常状態を検
出すると、その旨を入力断検出信号として統括制御部7
2に通知する。
【0093】統括制御部71は、個別多重部#3から入
力断検出信号を受信すると、その1つ上流に位置する個
別多重部#2において障害が発生したものとみなし、個
別多重部#2に対してバイパス指示信号を出力する。個
別多重部#2は、バイパス信号を受信すると、個別多重
部#2の上流側のカスケード回線から受信したデータ
(セルおよびその制御データ)をそのまま個別多重部#
2の下流側のカスケード回線に出力する。この状態で
は、入力回線2以外の入力回線から入力されたセルが多
重されて多重化出力回線12に出力される。
【0094】図14(b) は、各個別多重部ごとに設けら
れるバイパス機構の構成を示す図である。各個別多重部
では、その上流側のカスケード回線は、主回路72およ
びセレクタ73に接続される。ここで、主回路73は、
図3の構成では、FIFOメモリ21および23、障害
監視部22、制御部24、セレクタ25等であり、図5
の構成では、FIFOメモリ31、入力部32、制御部
33、セレクタ34等である。主回路72の出力は、セ
レクタ73に入力される。そして、セレクタ73の出力
は、下流側のカスケード回線に接続される。
【0095】セレクタ73は、統括制御部71からバイ
パス指示信号を受信していないときには、主回路72の
出力を選択して下流側のカスケード回線に流す。一方、
バイパス指示信号を受信すると、上流側のカスケード回
線から入力されたデータをそのまま下流側のカスケード
回線に流す。このことにより、個別多重部の主回路がバ
イパスされる。
【0096】なお、複数個別多重部で障害が発生した場
合は、それら障害が発生している個別多重部の中で最も
上流の個別多重部でバイパス処理を行い、そのバイパス
処理で多儒家装置が復旧しなかったときには、順次下流
の個別多重部に以降してバイパス処理を行っていく。
【0097】また、上述の例において、個別多重部#2
の障害が取り除かれ、個別多重部#3が入力断検出信号
を出力しなくなると、統括制御部71は、バイパス指示
信号を停止することによって個別多重部#2をカスケー
ド接続に復帰させる。
【0098】図15は、障害の影響を抑える機能を有す
る多重化装置の他の例の構成図である。図15に示す構
成では、統括制御部74は、各個別多重部#1〜#Nの
状態を監視し、障害を検出したときには、その障害の原
因となっている個別多重部およびその上流の個別多重部
を多重化装置から切り離すことによって、障害が発生し
た個別多重部の下流側に上記hそうが井の影響が及ばな
いようにする。
【0099】統括制御部74は、個別多重部#3から入
力断検出信号を受信すると、その1つ上流に位置する個
別多重部#2において障害が発生したものとみなし、個
別多重部#2およびその上流の個別多重部を多重化装置
から切り離す。すなわち、統括制御部74は、個別多重
部#3に通知するマスター/スレーブ信号を「マスタ
ー」に設定し、そのことによって個別多重部#3を最上
流に位置する個別多重部として指定する。この状態で
は、入力回線3,4,...から入力されるセルが多重
化される。
【0100】なお、上述の例において、個別多重部#2
における障害が取り除かれ、個別多重部#3が入力断検
出信号を出力しなくなると、統括制御部71は、個別多
重部#1に「をマスター」を設定するとともに個別多重
部#3に「スレーブ」を設定することにより、個別多重
部#2およびその上流の個別多重部をカスケード接続に
復帰させる。
【0101】上記実施例では、多重化装置をATM スイッ
チの入力側に設けた構成を採り上げて説明したが、本発
明は、この構成に限定されるものではなく、複数の回線
から入力されるセルを1本の出力回線上に多重する装置
すべてに適用可能である。
【0102】また、上記実施例では、ATM システムを採
り上げて説明したが、本発明はATMだけでなく、固定長
パケットを用いてデータを伝送するシステムに広く適用
できる。
【0103】
【発明の効果】各入力回線をカスケード式に接続し、入
力回線毎に順次多重化していくので、従来のMUX方式
のように多重ブロック(図16(c) のLSI)の収容数
以上の回線を多重するために外部に別の多重ブロックが
必要にならず、入力回線数の変更に対して柔軟に対応で
きる。また、従来方式のようにワイヤードOR方式を採
用しないので、多重化処理の高速化が実現できる。
【0104】出力回線の帯域を各入力回線に均等にかつ
周期的に割り当てる構成では、各入力回線が平等に多重
化される。ある特定の入力回線を多重化する多重部にお
いて障害が発生したときには、その多重部のみを、ある
いはその多重部とその多重部の上流に位置する多重部の
みを多重化装置から切り離すので、障害の影響を最小限
に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明する図である。
【図2】本発明の多重化装置が適用されるATM 交換機の
構成図である。
【図3】本発明の多重化装置の一例の構成図である。
【図4】図3に示す多重化装置においてカスケード回線
を介して伝送される信号を示す図である。
【図5】本発明の多重化装置の他の形態の構成図であ
る。
【図6】図5に示す多重化装置においてカスケード回線
を介して伝送される信号を示す図である。
【図7】図5に示す入力部の構成図である。
【図8】トークン生成部のブロック図である。
【図9】(a) 〜(c) は、タグ方式の多重化装置の動作を
説明する図である。
【図10】タグ方式の多重化装置の各個別多重部に設け
られる入力部の構成図である。
【図11】(a) は、タグ情報メモリの構成を示す図であ
り、(b) は、制御セルの構造を示す図である。
【図12】タグ方式の多重化装置におけるタグ比較処理
を説明する図である。
【図13】他の構成の多重化装置において多重化タイミ
ングを指示する信号の伝送方法を示す図である。
【図14】(a) は、障害の影響を抑える機能を有する多
重化装置の構成図であり、(b) はバイパス機構の構成を
示す図である。
【図15】障害の影響を抑える機能を有する多重化装置
の他の例の構成図である。
【図16】従来の多重化装置の構成を示すブロック図で
あり、同図(a) はワイヤードOR方式、同図(b) および
(c) はMUX方式。
【符号の説明】
1−1〜1−N 入力回線 2 出力回線 3−1〜3−N 個別多重ユニット 4 カスケード回線 11 多重化装置 12 多重化出力回線 14 スイッチ 20−1〜20−n 個別多重部 21、23 FIFOメモリ 22 障害監視部 24 制御部 25 セレクタ 26 ダミーデータ生成部 30−1〜30−n 個別多重部 31 FIFOメモリ 32 入力部 33 制御部 34 セレクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中山 幹夫 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 奥山 裕蔵 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の入力回線から入力する固定長パケ
    ットをそれら複数の入力回線の各帯域の合計以上の帯域
    を持つ出力回線上に多重する回線多重化方式であって、 上記複数の入力回線がそれぞれ接続される複数の個別多
    重ユニットと、 該複数の個別多重ユニットをカスケード接続するカスケ
    ード回線とを含み、 各個別多重ユニットは、上流側のカスケード回線を介し
    て入力される固定長パケットを当該個別多重ユニットに
    接続する入力回線から入力される固定長パケットよりも
    優先させながらそれらの固定長パケットを多重して下流
    側のカスケード回線に出力し、 上記複数の個別多重ユニットの中でその最下流に位置す
    る個別多重ユニットによる多重信号を上記出力回線に出
    力する回線多重方式。
  2. 【請求項2】 上記各個別多重ユニットは、 入力回線から入力される固定長パケットを格納する入力
    回線用FIFOメモリと、 上流側のカスケード回線を介して入力される固定長パケ
    ットを格納するカスケード回線用FIFOメモリと、 上記カスケード回線用FIFOメモリに固定長パケット
    が格納されていれば、そこから固定長パケットを読み出
    して出力し、上記カスケード回線用FIFOメモリに固
    定長パケットが格納されていなければ、上記入力回線用
    FIFOメモリから固定長パケットを読み出して出力す
    る制御手段と、 を有する請求項1に記載の回線多重方式。
  3. 【請求項3】 複数の入力回線から入力する固定長パケ
    ットをそれら複数の入力回線の各帯域の合計以上の帯域
    を持つ出力回線上に多重する回線多重化方式であって、 上記複数の入力回線がそれぞれ接続される複数の個別多
    重ユニットと、 該複数の個別多重ユニットをカスケード接続するカスケ
    ード回線と、 上記複数の入力回線の数をN、1つの固定長パケットを
    上記カスケード回線上で伝送するのに要する時間をTと
    したとき、N×Tごとに多重許可信号を生成して上記カ
    スケード回線に送出する多重許可信号生成ユニットとを
    含み、 各個別多重ユニットは、上流側のカスケード回線から上
    記多重許可信号を受信したときに、当該個別多重ユニッ
    トに接続する入力回線から入力される固定長パケットを
    下流側のカスケード回線に出力すると共に、上記多重許
    可信号を下流側のカスケード回線に出力し、上記多重許
    可信号を受信しないときには、上流側のカスケード回線
    を介して入力される固定長パケットを下流側のカスケー
    ド回線に出力し、 上記複数の個別多重ユニットの中でその最下流に位置す
    る個別多重ユニットによる多重信号を上記出力回線に出
    力する回線多重方式。
  4. 【請求項4】 複数の入力回線から入力する固定長パケ
    ットをそれら複数の入力回線の各帯域の合計以上の帯域
    を持つ出力回線上に多重する回線多重化方式であって、 上記複数の入力回線がそれぞれ接続されそれら複数の入
    力回線を識別する回線識別番号がそれぞれ設定された複
    数の個別多重ユニットと、 該複数の個別多重ユニットをカスケード接続するカスケ
    ード回線と、 上記複数の入力回線の数をN、1つの固定長パケットを
    上記カスケード回線上で伝送するのに要する時間をTと
    したとき、N×Tごとに多重許可信号を生成して上記カ
    スケード回線に送出する多重許可信号生成ユニットとを
    含み、 各個別多重ユニットは、上流側のカスケード回線から上
    記多重許可信号を受信したときに、当該個別多重ユニッ
    トに接続する入力回線から入力される固定長パケットに
    上記複数の回線識別番号にそれぞれ対応する情報をタグ
    情報として付加した複数種類の固定長パケットを生成
    し、下流側のカスケード回線に出力すると共に、上記多
    重許可信号を下流側のカスケード回線に出力し、上記多
    重許可信号を受信しないときには、上流側のカスケード
    回線を介して入力される固定長パケットを下流側のカス
    ケード回線に出力し、 上記複数の個別多重ユニットの中でその最下流に位置す
    る個別多重ユニットによる多重信号を上記出力回線に出
    力する回線多重方式。
  5. 【請求項5】 上記各個別多重ユニットは、上記多重許
    可信号を上記時間Tだけシフトさせる請求項3に記載の
    回線多重化方式。
  6. 【請求項6】 上記各個別多重ユニットは、 入力回線から入力される固定長パケットを格納するFI
    FOメモリと、 上流側のカスケード回線から上記多重許可信号を受信し
    たときに、上記FIFOメモリに格納されている固定長
    パケットを読み出して下流側のカスケード回線に出力
    し、上記多重許可信号を受信しないタイミングでは上流
    側のカスケード回線を介して入力される固定長パケット
    を下流側のカスケード回線に出力する制御手段と、 を有する請求項3に記載の回線多重方式。
  7. 【請求項7】 複数の入力回線から入力する固定長パケ
    ットをそれら複数の入力回線の各帯域の合計以上の帯域
    を持つ出力回線上に多重する回線多重化方式であって、 上記複数の入力回線がそれぞれ接続され、それら複数の
    入力回線を識別する回線識別番号がそれぞれ設定された
    複数の個別多重ユニットと、 該複数の個別多重ユニットをカスケード接続するカスケ
    ード回線と、 上記複数の回線識別番号にそれぞれ対応する情報をタグ
    情報として付加した複数種類の固定長パケットを生成
    し、それら複数種類の固定長パケットを順番に繰り返し
    上記カスケード回線に送出するセル生成ユニットとを含
    み、 各個別多重ユニットは、上流側のカスケード回線から受
    信した固定長パケットのタグ情報によって指定される回
    線識別番号が当該個別多重ユニットに接続する入力回線
    を識別する回線識別番号に一致したときには、当該個別
    多重ユニットに接続する入力回線から入力される固定長
    パケットを下流側のカスケード回線に出力し、一致しな
    いときには上流側のカスケード回線を介して入力される
    固定長パケットを下流側のカスケード回線に出力し、 上記複数の個別多重ユニットの中でその最下流に位置す
    る個別多重ユニットによる多重信号を上記出力回線に出
    力する回線多重方式。
  8. 【請求項8】 上記カスケード回線の速度と、上記出力
    回線の速度とが同じである請求項1、3、または7に記
    載の回線多重化方式。
  9. 【請求項9】 上記各個別多重ユニットは、 上流側のカスケード回線の入力状態を監視し、異常を検
    出したときにアラーム信号を出力する入力監視手段と、 上流側のカスケード回線を介して転送されてくる信号を
    当該個別多重ユニットをバイパスさせて下流側のカスケ
    ード回線に出力するバイパス手段とを有し、 さらに、ある個別多重ユニットからアラーム信号を受信
    した際に、そのアラーム信号を出力した個別多重ユニッ
    トのうち1つ上流に接続されている個別多重ユニットを
    バイパスさせる統括制御ユニットを有する請求項1、
    3、または7に記載の回線多重化方式。
  10. 【請求項10】 上記各個別多重ユニットは、 上流側のカスケード回線の入力状態を監視し、異常を検
    出したときにアラーム信号を出力する入力監視手段と、 上流側のカスケード回線を介して転送されてくる信号を
    当該個別多重ユニットをバイパスさせて下流側のカスケ
    ード回線に出力するバイパス手段とを有し、 さらに、ある個別多重ユニットからアラーム信号を受信
    した際に、そのアラーム信号を出力した個別多重ユニッ
    トのうち、最上流の個別多重ユニットの1つ上流に接続
    されている個別多重ユニットをバイパスさせる統括制御
    ユニットを有する請求項1、3、または7に記載の回線
    多重化方式。
  11. 【請求項11】 上記各個別多重ユニットは、 上流側のカスケード回線の入力状態を監視し、異常を検
    出したときにアラーム信号を出力する入力監視手段を有
    し、 さらに、ある個別多重ユニットからアラーム信号を受信
    した際に、そのアラーム信号を出力した個別多重ユニッ
    トよりも上流に接続されていた個別多重ユニットを切り
    離して、そのアラーム信号を出力した個別多重ユニット
    を最上流に位置させる統括制御ユニットを有する請求項
    1、3、または7に記載の回線多重化方式。
  12. 【請求項12】 上記各個別多重ユニットは、 上流側のカスケード回線の入力状態を監視し、異常を検
    出したときにアラーム信号を出力する入力監視手段を有
    し、 さらに、ある個別多重ユニットからアラーム信号を受信
    した際に、そのアラーム信号を出力した最上流の個別多
    重ユニットよりも上流に接続されていた個別多重ユニッ
    トを切り離して、そのアラーム信号を出力した個別多重
    ユニットを最上流に位置させる統括制御ユニットを有す
    る請求項1、3、または7に記載の回線多重化方式。
  13. 【請求項13】 上記各個別多重ユニットは、上流側の
    カスケード回線の入力状態を監視し、時間N×Tの間に
    多重許可信号を受信できなかったときにアラーム信号を
    出力する入力監視手段を有する請求項3に記載の回線多
    重化方式。
  14. 【請求項14】 上記各個別多重ユニットは、上流側の
    カスケード回線を介して入力されるクロック信号を監視
    し、所定時間以上クロック信号を受信できなかったとき
    にアラーム信号を出力する入力監視手段を有する請求項
    3または7に記載の回線多重化方式。
  15. 【請求項15】 上記各個別多重ユニットは、上流側の
    カスケード回線を介して入力されるセルフレーム信号を
    監視し、所定時間以上セルフレーム信号を受信できなか
    ったときにアラーム信号を出力する入力監視手段を有す
    る請求項3または7に記載の回線多重化方式。
  16. 【請求項16】 複数の入力回線から入力する固定長パ
    ケットを出力回線上に多重する回線多重化方式であっ
    て、 上記複数の入力回線がそれぞれ接続される複数の個別多
    重ユニットと、 上記出力回線の伝送速度と同じ伝送速度を持ち、上記複
    数の個別多重ユニットをカスケード接続するカスケード
    回線とを含み、 各個別多重ユニットは、上流側のカスケード回線を介し
    て入力される固定長パケットおよび当該個別多重ユニッ
    トに接続する入力回線から入力される固定長パケットの
    うちの一方を他方よりも優先させながらそれらの固定長
    パケットを多重して下流側のカスケード回線に出力し、 上記複数の個別多重ユニットの中でその最下流に位置す
    る個別多重ユニットによる多重信号を上記出力回線に出
    力する回線多重方式。
  17. 【請求項17】 複数の入力回線から入力する固定長パ
    ケットを出力回線上に多重する回線多重化方式であっ
    て、 上記複数の入力回線がそれぞれ接続される複数の個別多
    重ユニットと、 該複数の個別多重ユニットをカスケード接続するカスケ
    ード回線とを含み、 各個別多重ユニットは、上流側のカスケード回線を介し
    て固定長パケットと多重制御信号とを受け、当該個別多
    重ユニットに接続する入力回線から入力される固定長パ
    ケットを上記多重制御信号に基づいて多重して下流側の
    カスケード回線に出力する回線多重方式。
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