JPH1026538A - ナビゲーション装置 - Google Patents

ナビゲーション装置

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JPH1026538A
JPH1026538A JP8201290A JP20129096A JPH1026538A JP H1026538 A JPH1026538 A JP H1026538A JP 8201290 A JP8201290 A JP 8201290A JP 20129096 A JP20129096 A JP 20129096A JP H1026538 A JPH1026538 A JP H1026538A
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Giichi Sato
義一 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数人で使用する場合であっても個人情報を
保護することができるナビゲーション装置を提供するこ
と。 【解決手段】 ナビゲーションコントローラ10は、利
用者の個人情報の登録や読出しを行うために、ユーザ設
定部26、ユーザメモリ制御部27、ユーザメモリ28
を有している。ユーザ設定部26は、操作盤3の所定の
キーが操作されたときに、利用者の各種個人情報の登録
あるいは読み出しの指示を行うものである。ユーザメモ
リ制御部27は、ユーザ設定部26によって設定された
各種個人情報をユーザメモリ28の所定領域に格納する
とともに、ユーザ設定部26によって特定利用者の個人
情報の読出しが指示されるとユーザメモリ28の該当す
る個人情報を読み出す。このようにして各利用者ごとに
目的地データや各種のシステム設定に必要なデータ等が
個人情報として格納され、各利用者に対応したナビゲー
ション動作は各利用者対応の個人情報に基づいて行われ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1台を複数人で使
用するようにしたナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から移動体、特に車両の現在位置を
地図上に表示するとともに、運転者が目的地に容易に到
達できるように音声等で案内を行うナビゲーション装置
が普及している。このようなナビゲーション装置におい
ては、車両の位置を検出してその近傍の地図データをC
D−ROMから読み出すとともにディスプレイ上に表示
している。また、ディスプレイ中央には自車位置を示す
車両位置マークが表示されており、この車両位置マーク
を中心に車両の進行にしたがって近傍の地図データがス
クロールされる。したがって、常時自車周辺の地図情報
がわかるようになっている。
【0003】また、従来のナビゲーション装置は、あら
かじめ運転者が自宅位置や目的地、経由地等の経路計算
に必要な情報や、表示画面上部を地図の北方向にするか
車両の進行方向にするか、音声ガイダンスの音質や言語
はどうするかといったシステム情報等の各種の個人情報
を登録しておく機能を有するものがあり、これらの個人
情報を一度登録しておくと次回からは面倒な入力操作を
することなく、簡単な操作で運転に必要な経路情報を表
示させることができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに各種の個人情報を登録しておくことができる従来の
ナビゲーション装置は、特定の運転者が独占的に使用す
ることを想定して設計されているため、複数人での使
用、例えば車両やナビゲーション装置を他人に貸し出す
場合や、何人かが共同してナビゲーション装置を購入す
る場合が考慮されていない。このため、登録した特定の
個人情報を有するナビゲーション装置が搭載された車両
あるいはナビゲーション装置そのものを他人に貸し出し
た場合に、登録してある個人情報が削除あるいは変更さ
れることがあり、再度所有者が使用するときに個人情報
を入力するための煩雑な操作が必要であった。また、個
人情報の中には他人に見られたくない情報もあるため、
貸出の都度この見られたくない情報を削除し、手元に戻
ってきたときに再度この情報の入力を行わなければなら
ず、手間がかかっていた。一方、ナビゲーション装置を
借りる側にしても、既に登録されている個人情報を勝手
に変更して使用した場合には、返す前に元の状態に戻さ
なければならず、変更前の個人情報を別に書き留めてお
く等の必要があるため、操作が煩雑であった。
【0005】本発明は、このような点に鑑みて創作され
たものであり、その目的は複数人で使用する場合であっ
ても個人情報を保護することができるナビゲーション装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明のナビゲーション装置は、複数の利用者
のそれぞれの個人情報を格納する記憶手段と、複数の利
用者のいずれかが選択されたときに、選択された利用者
に対応する個人情報へのアクセスを可能にする許可手段
と、許可手段によってアクセスが許可された個人情報を
用いて経路誘導等のナビゲーション動作を行うナビゲー
ション動作手段とを備えている。
【0007】また、上述したアクセス許可手段は、複数
の利用者のいずれかが選択された場合に、選択された利
用者に対応して保持されているパスワードと入力された
パスワードとが一致したときに、個人情報へのアクセス
を許可する。
【0008】また、上述した記憶手段は、複数の利用者
のそれぞれに対応した脱着可能な記憶媒体であり、装着
された記憶媒体に格納された個人情報に対するアクセス
を許可手段によって可能にする。
【0009】また、本発明のナビゲーション装置は、複
数の利用者のいずれかを特定する識別データを登録する
登録手段と、いずれかの利用者の選択を既に登録されて
いる識別データのいずれかを選択することにより行う選
択手段とをさらに備えている。
【0010】本発明によれば、利用者それぞれの個人情
報が記憶手段に格納され、実際にナビゲーション装置を
いずれかの利用者が使用する際に各利用者ごとの個人情
報に対するアクセスが可能となるため、通常のナビゲー
ション動作において誤って他人の個人情報を削除や変更
してしまうことを防止することができ、個人情報の保護
を図ることができる。また、各利用者のそれぞれに対応
したパスワードを設定することにより、パスワードを知
らない他の利用者は個人情報を見ることができないため
個人情報の漏洩がなく、プライバシーの保護を図ること
がきる。さらに、個人情報を格納する記憶手段としてメ
モリカード等の記憶媒体を用いた場合には、ナビゲーシ
ョン装置の利用に際して各利用者が自分専用のメモリカ
ード等に格納された個人情報のみを使用することになる
ため、削除や変更から個人情報を保護するとともにこの
個人情報の漏洩を防止してプライバシーを保護すること
ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のナビゲーション装置は、
複数の利用者が操作することを想定しており、各利用者
の個人情報を登録しておいて、利用者が変わった場合に
各利用者ごとの個人情報を読み出すことにより、各利用
者ごとの煩雑な設定操作を行うことなくナビゲーション
装置を使用できることに特徴がある。また、各利用者ご
とに個人情報が設定されるため、不用意な誤操作によっ
て他人の個人情報を削除あるいは変更してしまうといっ
たことがなくなり、個人情報の保護が可能となる。以
下、本発明を適用した一の実施形態のナビゲーション装
置について、図面を参照しながら具体的に説明する。
【0012】図1は、一実施形態のナビゲーション装置
の構成を示す図である。同図に示すナビゲーション装置
は、地図データを記憶するCD−ROM1と、このCD
−ROM1に記憶された地図データを読み出すディスク
読取装置2と、利用者が操作する各種操作キーを有する
操作盤3と、所定の航法によって車両位置と方位を検出
する車両位置検出装置4と、自車周辺の地図データや各
種の経路誘導情報を表示する液晶表示装置5と、操作盤
3からの各種のキー入力に応じて経路誘導の目的地や経
由地あるいは各種設定等の個人情報の登録や車両位置検
出装置4の出力に基づく経路誘導等を行うナビゲーショ
ンコントローラ10とを含んで構成されている。
【0013】上述したディスク読取装置2は、1枚ある
いは複数枚のCD−ROM1が装填可能であり、ナビゲ
ーションコントローラ10の制御によっていずれかのC
D−ROM1からの地図データの読み出しが行われる。
操作盤3は、経路誘導モードの設定に用いる経路誘導モ
ードキー、目的地入力キー、経由交差点入力等に用いる
左、右、上、下の各カーソルキー、地図検索や拡大/縮
小のキー、表示画面上のカーソル位置にある項目の確定
を行う設定キー等を備えている。この操作盤3は、ナビ
ゲーション装置の筐体前面に備わった各種キーを備える
他に、赤外線等で操作指示を与えることができるリモコ
ンユニットも含むものとし、筐体前面の各種キーを操作
するかリモコンユニットに備わった各種キーを操作する
かは利用者が適宜選択することができる。
【0014】車両位置検出装置4は、速度センサや方位
センサによる自立航法またはGPS等を用いた衛星航法
により車両位置と車両方位を検出するが、これら自立航
法と衛星航法を組み合わせたハイブリッド航法を用いる
ことにより高い精度で車両位置と方位を検出するように
してもよい。また、GPSによる衛星航法のみを用いた
場合には車両方位を直接検出できないため、連続する2
つの車両位置に基づいてナビゲーションコントローラ1
0による計算によって車両方位を求める。
【0015】液晶表示装置5は、ナビゲーションコント
ローラ10から出力される映像信号に基づいて、自車周
辺の地図情報を自車位置マーク、出発地マーク、目的地
マーク、経由交差点マーク等とともに表示したり、この
地図上に誘導経路を表示したりする。また、この液晶表
示装置5は、本実施形態のナビゲーション装置の利用者
氏名を登録したり、既に登録されている複数の利用者の
いずれかを選択するために、所定の登録・選択画面を表
示する。この登録・選択画面の具体例については後述す
る。
【0016】上述したナビゲーションコントローラ10
は、CD−ROM1から読み出した地図データに基づい
て液晶表示装置5に表示する各種の画像を作成するとと
もにこの作成した画像を映像信号に変換するために、バ
ッファメモリ11、地図画像描画部13、誘導経路描画
部19、交差点走行案内画像描画部20、第1および第
2V−RAM21、22、合成部23、映像変換部24
を有しており、操作盤3から入力された目的地データや
車両位置検出装置4によって検出された車両位置データ
等に基づいて所定の経路誘導や経路表示を行うために、
カーソル位置計算部12、経路計算部14、経路情報メ
モリ15、距離計算部16、存在リンク検出部17、通
過判定部18、目的地入力部25を有している。
【0017】バッファメモリ11は、ディスク読取装置
2によってCD−ROM1から読み出した地図データを
一時的に格納するためのものである。カーソル位置計算
部12は、操作盤3のカーソル操作に応じたカーソル位
置データを計算して出力する。
【0018】地図画像描画部13は、走行開始前におい
て、操作盤3の地図検索キーや拡大/縮小キー等で選択
された所望の地図データを、ディスク読取装置2によっ
てCD−ROM1からバッファメモリ11に読み出し
て、第1V−RAM21に1画面分の地図画像を北方向
を上向きにして(あるいは車両の進行方向を上向きにし
て)描画する。このようにして描画された地図画像の表
示が行われる際に操作盤3のいずれかのカーソルキーが
押下されると、地図画像描画部13は、必要に応じて新
たな地図データをCD−ROM1からバッファメモリ1
1に読み出して、常にカーソル位置が画面中央となるよ
うに第1V−RAM21の地図画像を更新し、しかも画
面中央に所定のカーソルマークを描画する。また、地図
画像描画部13は、走行中において、車両位置検出装置
4から出力される車両位置データや車両方位データが変
化するのに従って適宜新たな地図データをCD−ROM
1から読み出して、現在の車両位置が画面中央となり、
かつ北方向あるいは車両の進行方向が上向きとなるよう
に第1V−RAM21の地図画像を書き換えながら描画
するとともに、出発地マーク、目的地マーク、経由地マ
ーク等を表示画面上の該当箇所に描画する。
【0019】経路計算部14は、走行開始前に操作盤3
の経路誘導モード設定キーが押下されて経路誘導モード
になると、その後操作盤3のカーソル操作によって表示
画面上のカーソルが所望の目的地に合わせられて目的地
入力キーが押下されたときにその時点でのカーソル位置
とその時点で車両位置検出装置4で検出されている車両
位置データとのそれぞれを目的地データ、出発地データ
として経路情報メモリ15に格納する。また、経路計算
部14は、上述した経路誘導モードにおいて、操作盤3
のカーソル操作によって表示画面中央のカーソルが所望
の経由交差点に合わせられた後に経由交差点入力キーが
押下されると、バッファメモリ11に格納されたノード
テーブルと交差点構成ノードリストを参照して、その時
点でカーソル位置計算部12の出力に最も近い交差点に
対応した経由交差点ノードと、この経由交差点ノードが
一方端となるリンクの他方端側の集合である経由交差点
構成ノードとを経路交差点データとして経路情報メモリ
15に格納する。
【0020】図2は、バッファメモリ11に格納された
地図データの一部を示す図である。同図において、道路
リストRDLTは、道路別に道路の種類、道路を構成す
る全ノード数、道路を構成するノードのノードテーブル
NDTB上での位置と、次のノードまでの幅員等のデー
タを含んでいる。交差点構成ノードリストCRDTは、
地図上の各交差点毎に、この着目交差点に連結するリン
クの他端ノード(交差点構成ノードという)のノードテ
ーブルNDTB上での位置の集合である。ノードテーブ
ルNDTBは、地図上の全ノードのリストであり、ノー
ド毎の位置情報(経度、緯度)、着目ノードが交差点で
あるか否かの交差点識別フラグ、交差点であれば交差点
構成ノードリストCRDT上での位置を示し、交差点で
なければ道路リストRDLT上で着目ノードが属する道
路の位置を示すポインタ等を含んでいる。上述した経路
計算部14は、図2に示したノードテーブルNDTBお
よび交差点構成ノードリストCRDTを参照することに
より経由交差点データを計算する。
【0021】このようにして全ての経由交差点を利用者
によって指定することもできるが、目的地と出発地ある
いはこれらに加えて数カ所の経由交差点や経由地を指定
しただけで、その途中経路を自動的に設定することもで
きる。この場合には、経路計算部14は、例えば出発地
と目的地あるいはこれらに加えて数カ所の経由地等を結
ぶ経路の距離が最短となるように、あるいは所要時間が
最短となるように途中経路を計算し、計算によって求め
た経由交差点データを経路情報メモリ15に格納する。
【0022】経路情報メモリ15は、利用者が設定した
順に、あるいは自動経路探索によって求めた所定の順
に、経由交差点のそれぞれについて経由交差点ノードと
経由交差点構成ノードを格納する。例えば、図3に示す
走行経路を考え、交差点CP1〜CP3 を第1経由交差
点〜第3経由交差点として設定した場合には、経路情報
メモリ15には図4に示すように各経路交差点データが
格納される。なお、車両が通過した経由交差点について
は、通過識別フラグPFが立てられるようになってい
る。また、上述したように、経路情報メモリ15には、
出発地データと目的地データが格納される。
【0023】距離計算部16は、経由交差点の中で未通
過で出発地に最も近い経由交差点を案内対象交差点と
し、この案内対象交差点と車両位置検出装置4で検出さ
れた車両位置との距離を計算する。存在リンク検出部1
7は、バッファメモリ11に格納された地図データと、
車両位置検出装置4で検出された車両位置データと車両
方位データとに基づいて、走行中の道路上で、車両の進
行方向前方に存在する最も車両寄りのノード(前方ノー
ド)と、車両の進行方向後方に存在する最も車両寄りの
ノード(後方ノード)との組を存在リンクとして検出す
る。通過判定部18は、経路情報メモリ15に格納され
た情報と、存在リンク検出部17で検出された存在リン
クデータとに基づいて、現在車両が向かっている経由交
差点ノードと後方ノードが一致したか否かを判定してお
り、一致したときに経路情報メモリ15の該当する経由
交差点の通過識別フラグPFを立てる。
【0024】誘導経路描画部19は、経路情報メモリ1
5に格納されたデータに基づいて、出発地、第1経由交
差点、第2経由交差点と辿っていって最終的に目的地ま
でを順に折れ線で結び、その中で車両の通過し終わった
ものを除いて、第1V−RAM21に描画された地図画
像の中に含まれる部分を所定色の破線を用いて地図画像
に重ねて描画する。
【0025】交差点走行案内画像描画部20は、上述し
た案内対象交差点について、経路情報メモリ15に登録
された交差点ノードと交差点構成ノードを用いて、第2
V−RAM22に例えば進行方向を上向きにして交差点
形状図形を描画し、さらに、この交差点形状図形の中心
から1つ手前の経由交差点方向と1つ後の経由交差点方
向に所定長さの線を引くとともに、1つ後の経由交差点
方向に矢印を重ねて交差点走行案内画像を描画する。ま
た、交差点走行案内画像描画部20は、距離計算部16
で求めた距離データに基づいて、交差点走行案内画像の
一部に、その時点での車両位置と案内対象交差点との間
の距離を示す文字を表示する。例えば、「あと○○k
m」、「あと○○m」として描画したり、これらの文字
の代わりにあるいは文字とともに距離を示すバーグラフ
を描画する。
【0026】第1V−RAM21は、液晶表示装置5の
1表示画面分に相当する領域を有しており、地図画像描
画部13によって描画された地図画像を格納する。第2
V−RAM22は、液晶表示装置5の1/9表示画面分
に相当する領域を有しており、交差点走行案内画像描画
部20によって描画された交差点走行案内画像を格納す
る。合成部23は、経路誘導モードで走行中に、第1V
−RAM21に格納された地図画像の一部に第2V−R
AM22に格納された交差点走行案内画像を重ねて画像
の合成を行い、合成画像データを出力する。映像変換部
24は、合成部23から出力された画像データを表示ラ
イン単位でアナログの映像信号に変換し、液晶表示装置
5に出力する。
【0027】目的地入力部25は、操作盤3のカーソル
キーを用いることなく直接的に目的地を入力するための
ものであり、例えば操作盤3を操作することにより電話
番号やビルの名称、会社名、テナント名等が入力される
と、バッファメモリ11を検索することにより、これら
の入力データで特定されるビルや事業者等の住所を目的
地データとして設定する。このようにして設定された目
的地データは、経路計算部14によって経路情報メモリ
15に格納されるとともに自動経路探索等に使用され
る。なお、このように電話番号等で目的地を検索する場
合には、予め電話番号等とビルの住所等との対応データ
が格納されているCD−ROM1を使用する必要があ
る。
【0028】また、図1に示すナビゲーションコントロ
ーラ10は、上述した構成に加えて、利用者の個人情報
の登録や読出しを行うために、ユーザ設定部26、ユー
ザメモリ制御部27、ユーザメモリ28を有している。
ユーザ設定部26は、操作盤3の所定のキーが操作され
たときに、利用者の各種個人情報の登録あるいは読出し
の指示を行うものである。個人情報の登録あるいは読出
し時には、ユーザ設定部26によってこれら個人情報の
内容を表した画像が描画されて第2V−RAM22に格
納され、個人情報の登録作業等が表示画面を見ながら行
えるようになっている。
【0029】ユーザメモリ制御部27は、ユーザ設定部
26によって設定された各種個人情報をユーザメモリ2
8の所定領域に格納するとともに、ユーザ設定部26に
よって特定利用者の個人情報の読出しが指示されるとユ
ーザメモリ28の該当する個人情報を読み出す。例えば
個人情報として目的地データが読み出された場合には、
この目的地データが目的地入力部25および経路計算部
14を介して経路情報メモリ15に格納される。
【0030】ユーザメモリ28は、複数の利用者の個人
情報を格納するためのものであり、各利用者のそれぞれ
に対応した格納領域を有している。個人情報としては、
利用者の氏名、過去に走行した履歴、目的地や記憶して
おきたい地点のリスト、発声の男女の別や言語を日本語
とするか英語にするかといった音声モード、地図情報を
進行方向を上向きにするか北方向を上向きにするかなど
のシステム情報等があげられる。
【0031】図5は、上述した構成を有するナビゲーシ
ョン装置の動作手順を示す流れ図であり、主にナビゲー
ション装置の利用者を選択あるいは新規に登録した場合
のナビゲーションコントローラ10の動作が示されてい
る。一例として、ナビゲーション装置の所有者がナビゲ
ーション装置のみをあるいはこのナビゲーション装置が
搭載された車両を他の利用者に貸し出す場合を想定し、
主に個人情報の登録や読出しに関するナビゲーションコ
ントローラ10の動作が示されている。また、図6は利
用者の選択・登録画面の具体例を示す図である。
【0032】ナビゲーション装置に電源が投入される
と、ナビゲーションコントローラ10内のユーザ設定部
26は、まずレンタルモードか否かを判定する(ステッ
プ501)。レンタルモードとは本来の所有者が他の者
にナビゲーション装置を貸し出す場合の動作モードであ
り、レンタルモードか否かを利用者に入力させるため
に、ユーザ設定部26は、表示画面の一部に図6(A)
に示すようなレンタルモード選択のための初期画面を表
示する。本来の所有者が操作盤3のカーソルキーを操作
することにより図6(A)の表示画面内のレンタルモー
ド「しない」にカーソルマークを合わせた状態で設定キ
ーを押下すると、ユーザ設定部26は、本来の所有者用
に確保されているユーザメモリ28の特定領域に対する
データの読み書きを許可する旨の指示をユーザメモリ制
御部27に対して送る(ステップ502)。
【0033】以後、ユーザメモリ制御部27によって、
本来の所有者用に確保されているユーザメモリ28の特
定領域に対するデータの読み書きが可能となり、ナビゲ
ーション装置の通常動作において、ナビゲーション装置
の本来の所有者が設定した各種データがユーザメモリ2
8の特定領域に個人情報として格納されるとともに、必
要に応じて各種データ設定の際にユーザメモリ28の特
定領域に格納されたデータが読み出されて使用される
(ステップ503)。例えば、本来の所有者がナビゲー
ション装置を使用する際に、操作盤3を操作して進行方
向を上向きにして地図データを表示させる旨の指示が地
図画像描画部13に送られると、この地図画像描画部1
3に対する指示入力と並行してこの設定に対応したシス
テムデータがユーザメモリ28の特定領域に格納され
る。また、操作盤3のカーソルキーを操作して、あるい
は電話番号等を入力することにより目的地データが設定
されて経路計算部14に格納されると、この格納動作と
並行してこの目的地データがユーザメモリ28の特定領
域に格納される。このように、ナビゲーション装置を使
用して本来の所有者が目的地データ等の各種データを入
力する際に、この各種データが本来の所有者に対応する
個人情報としてユーザメモリ28に格納される。次回ナ
ビゲーション装置の電源が投入されると、本来の使用者
は、上述した目的地データ等の各種データをその都度入
力することなく、ユーザメモリ28に格納された個人情
報の中から目的地データを選択して使用することができ
る。
【0034】一方レンタルモードの場合、すなわち所有
者本人あるいはナビゲーション装置を貸し出された利用
者が、操作盤3のカーソルキーを操作することにより図
6(A)の表示画面内のレンタルモード「する」にカー
ソルマークを合わせた状態で設定キーを押下すると、ユ
ーザ設定部26は、貸し出された利用者の選択や登録を
するための処理を行う。ユーザ設定部26は、図6
(A)に示す表示画面内の「詳細設定」が操作盤3のカ
ーソル操作によって指定されると(ステップ504)、
既に登録してある利用者が選択されたか否かを判定する
(ステップ505)。図6(A)に示す初期画面内の
「詳細設定」がカーソルマークで指定されると図6
(B)に示す利用者選択画面が表示されるが、この利用
者選択画面で既に登録されている1あるいは複数の利用
者の中の一人が選択されると、次にユーザ設定部26
は、選択された利用者用に確保されているユーザメモリ
28の特定領域に対するデータの読み書きを許可する旨
の指示をユーザメモリ制御部27に対して送る(ステッ
プ506)。
【0035】以後、ユーザメモリ制御部27によって、
選択された利用者用に確保されているユーザメモリ28
の特定領域に対するデータの読み書きが可能となり、ナ
ビゲーション装置の通常動作において、この利用者が設
定した各種データがユーザメモリ28の特定領域に格納
されるとともに、必要に応じて各種データ設定の際にユ
ーザメモリ28の特定領域に格納されたデータが読み出
されて使用される(ステップ507)。
【0036】ところで、図6(B)に示した利用者選択
画面に含まれない利用者がナビゲーション装置を使用す
る場合には、新たに利用者の氏名を登録する必要があ
る。新規利用者によって図6(B)に示す利用者選択画
面内の「名前登録」がカーソルマークで指し示され操作
部3の設定キーが押下された場合には、ユーザ設定部2
6は、図6(C)に示す利用者登録画面を表示して、新
規利用者のカーソル操作に従って利用者氏名の新規登録
を行う(ステップ508、509)。例えば図6(C)
に示すように、アルファベット(あるいは平仮名や片仮
名あるいはこれらに基づいて変換した漢字であってもよ
い)を適宜選択することにより、利用者氏名を入力する
ことができる。
【0037】利用者氏名の登録が終わって図6(C)に
示す利用者登録画面内の「戻り」部分にカーソルマーク
が合わせられて設定キーが押されると、図6(B)に示
す利用者選択画面が再び表示され、図5に示すステップ
505以降の処理が繰り返される。この利用者選択画面
においては、新たに登録された利用者氏名が追加されて
おり、この追加された利用者を選択することにより、そ
れ以後の通常動作において入力された各種データがこの
新規利用者の個人情報としてユーザメモリ28の特定領
域に格納される。
【0038】このように、本実施例のナビゲーション装
置は、予め登録された利用者毎の個人情報をユーザメモ
リ28の所定領域に格納しており、レンタルモードで使
用する場合であっても各利用者はユーザメモリ28の自
分の個人情報を読み書きすることにより経路設定や経路
誘導等のナビゲーション動作が行われるため、不用意な
誤操作によって他人、すなわち本来の所有者や他の利用
者の個人情報を削除あるいは変更してしまうといったこ
とがなくなる。また、本来の所有者を含め複数の利用者
がいる場合であって、利用者相互に頻繁にナビゲーショ
ン装置を貸し借りするようなときでも、常に各利用者専
用の個人情報がユーザメモリ28から読み出され、各種
のシステムデータや目的地データ等の設定を行うことが
できるので、従来のように利用者が変わった際にその都
度各種のデータ入力を行う場合に比べて大幅にデータ入
力に要する手間を低減することができる。
【0039】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施
が可能である。
【0040】上述したナビゲーション装置は、本来の所
有者のみは氏名を登録しなくてもユーザメモリ28の特
定領域を確保しておいて個人情報を格納するようにした
が、例えば複数の利用者が共同してナビゲーション装置
を購入するような場合には、一人だけを本来の所有者と
することができないため全ての利用者の氏名を登録し、
全ての利用者のそれぞれに対応するユーザメモリ28の
特定領域に各人の個人情報を登録すればよい。また、氏
名を個人情報を特定するための識別データとして使用す
る場合を説明したが、各利用者を特定できればよいた
め、数字や適当な文字等を各利用者ごとに登録するよう
にしてもよい。
【0041】また、本来の所有者とそれ以外の者という
分け方をして、所有者以外の複数の利用者がナビゲーシ
ョン装置を使用する場合にはユーザメモリ28の共通の
領域のデータを適宜書き換えるようにしてもよい。この
場合であっても本来の所有者の個人情報はユーザメモリ
28の別の特定領域に格納されているため、この特定領
域に格納された個人情報を他の利用者が誤って消去ある
いは変更するといった不都合はない。具体的には、図5
に示した流れ図において、ユーザ設定部26は、ステッ
プ501でレンタルモードであると判断したときにステ
ップ504および505の判定処理を飛び越して、ステ
ップ506の選択された利用者(今回の場合は特に利用
者を選択するわけではないので貸し出す利用者)用に用
意されたユーザメモリ28の特定領域に対するデータの
読み書きをユーザメモリ制御部27に対して指示し、以
後ステップ507において通常のナビゲーション動作が
行われることになる。
【0042】ところで、上述したナビゲーション装置で
は、例えば図6(B)に示した利用者選択画面で他人の
氏名等を指し示すことによって他人の個人情報を見た
り、あるいは削除や変更をすることができることになる
が、各利用者ごとのパスワードを予め登録しておいて、
利用者氏名を選択する際に正しいパスワードが入力され
なければ対応する利用者の個人情報に対するアクセスが
できないようにすることもできる。例えば図6(C)に
示した利用者登録画面において利用者氏名とともにパス
ワードの登録を行い、図6(B)に示した利用者選択画
面において利用者氏名の選択とともに正しいパスワード
の入力が行われたときのみ、この利用者の個人情報を用
いたナビゲーション動作が実行されるようにする。ユー
ザ設定部26は、登録されたパスワードをユーザメモリ
制御部27の制御によってユーザメモリ28の各利用者
対応の特定領域に格納しておき、正しいパスワードが入
力されたときにユーザメモリ制御部27に対してこの利
用者の個人情報に対する読み書きを許可する。
【0043】また、上述したナビゲーション装置では、
ユーザメモリ28内の区分けした特定領域に本来の所有
者あるいは各利用者の個人情報を格納するようにした
が、それぞれの者が不揮発性あるいはバックアップ電源
付きのメモリカード等の脱着可能な記憶媒体を所有し、
このメモリカード等に自分の個人情報を格納するように
してもよい。図7は、メモリカードに個人情報を格納す
るようにしたナビゲーション装置の変形例を示す構成図
であり、図1に示したナビゲーションコントローラ10
を変形してその一部の構成を示したものである。図7に
示すように、ユーザメモリ28の代わりにカードスロッ
ト29を介してメモリカード30が接続されており、メ
モリカード30にはこのメモリカード30の所有者の個
人情報が格納されている。したがって、ナビゲーション
装置の利用者が変わる場合には、各利用者所有のメモリ
カード30をカードスロット29に挿入するだけでよ
く、確実に各利用者の個人情報を誤操作による消去や変
更から守ることができる。また、メモリカード30を用
いる場合には、他の利用者がナビゲーション装置を使用
しているときには他人のメモリカード30がカードスロ
ット29から抜かれた状態となるため、他人の個人情報
を見ることもできず、特にパスワード等を設けなくとも
プライバシーを保護することもできる。
【0044】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、利用
者それぞれの個人情報が記憶手段に格納され、実際にナ
ビゲーション装置をいずれかの利用者が使用する際に各
利用者ごとの個人情報に対するアクセスが可能となるた
め、通常のナビゲーション動作において誤って他人の個
人情報を削除や変更してしまうことを防止することがで
き、個人情報の保護を図ることができる。また、各利用
者のそれぞれに対応したパスワードを設定することによ
り、パスワードを知らない他の利用者は個人情報を見る
ことができないため個人情報の漏洩がなく、プライバシ
ーの保護を図ることがきる。さらに、個人情報を格納す
る記憶手段としてメモリカード等の記憶媒体を用いた場
合には、ナビゲーション装置の利用に際して各利用者が
自分専用のメモリカード等に格納された個人情報のみを
使用することになるため、削除や変更から個人情報を保
護するとともにこの個人情報の漏洩を防止してプライバ
シーを保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態のナビゲーション装置の構成を示す
図である。
【図2】バッファメモリに格納された地図データの一部
を示す図である。
【図3】走行経路の一例を示す図である。
【図4】各経路交差点データの一例を示す図である。
【図5】ナビゲーション装置の動作手順を示す流れ図で
ある。
【図6】利用者の選択・登録画面の具体例を示す図であ
る。
【図7】メモリカードに個人情報を格納するようにした
ナビゲーション装置の変形例を示す構成図である。
【符号の説明】
3 操作盤 4 車両位置検出装置 5 液晶表示装置 10 ナビゲーションコントローラ 11 バッファメモリ 12 カーソル位置計算部 13 地図画像描画部 14 経路計算部 15 経路情報メモリ 21、22 V−RAM 26 ユーザ設定部 27 ユーザメモリ制御部 28 ユーザメモリ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の利用者のそれぞれの個人情報を格
    納する記憶手段と、 前記複数の利用者のいずれかが選択されたときに、選択
    された利用者に対応する前記個人情報へのアクセスを可
    能にする許可手段と、 前記許可手段によってアクセスが許可された前記個人情
    報を用いて経路誘導等のナビゲーション動作を行うナビ
    ゲーション動作手段と、 を備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記アクセス許可手段は、前記複数の利用者のいずれか
    が選択された場合に、選択された利用者に対応して保持
    されているパスワードと入力されたパスワードとが一致
    したときに、前記個人情報へのアクセスを許可すること
    を特徴とするナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記記憶手段は、前記複数の利用者のそれぞれに対応し
    た脱着可能な記憶媒体であり、装着された前記記憶媒体
    に格納された前記個人情報に対するアクセスを前記許可
    手段によって可能にすることを特徴とするナビゲーショ
    ン装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2において、 前記複数の利用者のいずれかを特定する識別データを登
    録する登録手段と、 いずれかの利用者の選択を既に登録されている前記識別
    データのいずれかを選択することにより行う選択手段
    と、 をさらに備えることを特徴とするナビゲーション装置。
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