JPH10266088A - 摺動ドクター装置 - Google Patents
摺動ドクター装置Info
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- JPH10266088A JPH10266088A JP7288097A JP7288097A JPH10266088A JP H10266088 A JPH10266088 A JP H10266088A JP 7288097 A JP7288097 A JP 7288097A JP 7288097 A JP7288097 A JP 7288097A JP H10266088 A JPH10266088 A JP H10266088A
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Abstract
うことの可能なドクター装置を提案すること。 【解決手段】 ドクター装置1は、ドクターバック3に
取り付けた直線スライド機構4によってロール軸線方向
に直線往復移動可能にブレードホルダー5を支持してい
る。ブレードホルダー5には幅の狭いドクターブレード
6が保持されている。ロール外周面10Aにドクターブ
レード6を圧接し、この状態でロール軸線方向にドクタ
ーブレード6を摺動させながらロール外周面のドクタリ
ングを行なう。ロール幅と同一のドクターブレードを使
用する場合に比べて、その刃先の圧接力の調整を簡単に
行なうことができ、また十分な圧接力をドクターブレー
ドに加えることもできる。さらには、ドクターブレード
6は幅が狭いので取扱いが簡単であり、その交換作業等
が簡単になる。
Description
ロールの外周面にドクターブレードを圧接することによ
り当該外周面から紙滓等の異物を除去するドクター装置
に関するものである。
あるいは加工工程においてロールが使用される分野で広
範に利用されている。例えば、抄紙機ロールの表面に付
着した紙滓等の異物を除去するためにドクター装置が用
いられている。
面全幅(軸線方向の長さ)に渡る長さのドクターブレー
ドを備えている。このドクターブレードの刃先を、適切
な圧接力で回転するロールの外周面に押し付けることに
より、ロールの外周面から異物をかき落とすことができ
る。
を適切に行なうためには、ドクターブレードの刃先を、
その全幅に渡って、均一な圧接力でロールの外周面に押
し付けた状態を形成する必要がある。しかし、ロール表
面は平坦ではなく僅かではあるが凹凸がある。また、ド
クターブレードの刃先の側にも製造誤差がある。
る部分では圧接力が高過ぎ、他の部分では、圧接力が低
く過ぎる場合が発生する。この場合には、圧接力が高過
ぎる部分では、ドクターブレードの刃先の摩耗が激しく
なってしまう。逆に、圧接力が低く過ぎる部分では、異
物が十分にかき落とされずにロール外周面に残ってしま
う。
ためには、ロール幅に応じた長いドクターブレードを用
いる必要がある。この場合、全体として、大きな力でド
クターブレードをロールに対して押し付けないと、必要
とされる圧接力を得ることができないことがある。
使用されているドクター装置では、ドクターブレードの
圧接力を適切な状態に設定することが困難な場合があ
る。
を常に適切な状態でロールの外周面に圧接させ、常に適
正な異物かき取り動作を行なうことの可能なドクター装
置を提案することにある。
めに、本発明では、ドクターブレードとして、対象とな
るロールの幅(軸線方向の長さ)よりも十分に狭い幅の
ものを用意し、この狭い幅のドクターブレードをロール
外周面に圧接させた状態でロール軸線方向に摺動させな
がら異物のかき落としを行なう構成を採用している。す
なわち、ドクターブレードをロールの軸線方向に移動さ
せることにより、当該軸線方向における異なる位置にお
いて当該ロールの外周面から異物を除去するようにして
いる。
象となるロールの軸線方向の長さの半分以下とされる。
最も一般的な場合には、ドクターブレードの幅は、約5
0mmから約500mmの範囲に設定される。さらに、
好適な実施の形態では、約100mmに設定される。
ドをロール軸線方向に摺動させながらロール外周面から
異物をかき落とすようにしている。したがって、ドクタ
ーブレードはロール幅に比べて狭い幅のものを使用する
ことができる。この結果、ドクターブレードの刃先の全
ての部分を適切な圧接力でロール外周面に圧接した状態
を形成することが簡単になる。また、ドクターブレード
の幅が狭いので、全体として大きな力でドクターブレー
ドをロールに押し付けなくとも、必要な圧接力を発生さ
せることができる。
ルの軸線方向に向けて異なる速度で移動可能な構成を採
用してもよい。この構成を採用すれば、ロール外周面の
うち、異物が付着しやすい部分が他の部分よりもドクタ
ーブレードの刃先に接触している時間を長くすることが
できる。したがって、ロール外周面のうちの特定の部分
のみのかき落とし動作を十分に行なうことができる。
き付けることにより、当該ドクターブレードの刃先に付
着している異物を除去する構成を採用することができ
る。この構成を採用すれば、ドクターブレードの刃先に
異物が付着してかき落とし動作が適切に行なわれなくな
ってしまうという弊害を回避できる。
実施の形態を説明する。
ロール外周面をドクターリングするためのドクター装置
に適用した例を示してある。
は、両側の支持用のフレーム21、22と、これらのフ
レーム21、22によって回転可能に支持されているド
クターバッグ3と、このドクターバック3によって支持
されている直線スライド機構4と、この直線スライド機
構4によって直線往復移動が可能な状態で支持されてい
るブレードホルダー5と、このブレードホルダー5によ
って保持されているドクターブレード6を有している。
ず、ドクターバック3は、その両端に支軸31、32を
備えており、これらの支軸31、32がそれぞれフレー
ム21、22の側の軸受けによって回転可能に支持され
ている。このドクターバック3によって支持されている
直線スライド機構4は、例えば、THK株式会社製のベ
ルト式のLMガイドである。
グ3に取り付けたベース41と、このベース41に形成
した前後の直線スライドレール42、43と、これら直
線スライドレール42、43に沿って直線往復移動する
スライドテーブル44を備えている。スライドテーブル
44は、その裏面が、駆動用ベルト45に連結されてい
る。駆動用ベルト45は、一方の端の側の駆動プーリー
46と、他方の端側の従動プーリー47の間に架け渡さ
れて、スライドレール42、43と平行に延びている。
駆動プーリー46は、駆動源であるACサーボモータ4
8の出力軸に固着されている。モータ48を駆動する
と、スライドテーブル44は駆動用ベルト45によって
レール42、43に沿って直線移動する。モータ48を
逆転すれば、反対方向に直線移動する。
ドホルダー5が取付けられている。ブレードホルダー5
は、トッププレート51と、このトッププレート51の
裏面側に取り付けた多数のフィンガ52を備えている。
これらの部材51、52の先端側の部分の間に、ドクタ
ーブレード6の元端側の部分が抜き差し可能な状態で挟
まれて保持されている。各フィンガ52は、その中心部
分にロッド53が貫通している。ロッド53の両端は、
回転可能な状態で、スライドテーブル44の側に支持さ
れている。
ーブル44の間に隙間が形成されており、ロッド53を
挟み、前側(すなわちロール10の側)には小さい隙間
が形成され、後ろ側には大きな隙間が形成されている。
これらの隙間には、小径エアーチューブ54、大径エア
ーチューブ55がそれぞれ装着されている。これらのチ
ューブ54、55に供給する空気量を調整することによ
り、ロッド53を中心として、ドクターブレード6を、
ロール外周面10aに圧接した圧接状態と、そこから離
れた開放状態とに切り換えることができる。すなわち、
後ろ側の大径のチューブ55を膨張させ、小径のチュー
ブ54を収縮させることにより、ドクターブレード6の
刃先6aのロール外周面10aに対する圧接力を増加さ
せることができる。逆に、小径のチューブ54を膨張さ
せ、大径のチューブ55を収縮させることにより、ドク
ターブレードの圧接力を減少させることができる。さら
には、ドクターブレード6をロール外周面から離れた開
放状態ににすることもできる(図においてはこの状態を
想像線で示してある。)。
さ、移動範囲について説明する。図に示すように、ロー
ル10の面長(軸線方向の長さ)をL10とする。直線
スライド機構4を支持しているドクターバック3の長さ
L3は、このロール面長L10よりも十分に長くなるよ
うに設定される。この結果、直線スライド機構4のスラ
イドテーブル44の移動範囲は、ロール面長L10より
も広くなるように設定できる。
を例えば120mmに設定してあり、ここの保持されて
いるドクターブレード6の長さL6を例えば100mm
に設定してある。ドクターブレード6がロール外周面の
一方の端から他方の端まで摺動できるようにするため
に、すなわち、図2において、実線で示す一方の端から
想像線で示す他方の端まで移動できるように、ブレード
移動量Lは、ロール面長L10よりも左右50mmだけ
少なくなるように設定されている。
のように制御するためには、移動範囲を規定するための
リミットスイッチ等を配置しておき、これらのリミット
スイッチの出力信号に基づき、モータ48を制御すれば
よい。図2においてモータ48には、その制御基盤の部
分に、電源用リード線48bと共に、リミットスイッチ
等からの信号が伝送される検出器用ケーブル48cが接
続されている。
においては、ドクターブレード6を回転するロール10
の表面10Aに適切な圧接力で押し付け、モータ48に
よってドクターブレード6を保持しているブレードホル
ダー5をロール軸線方向に向けて往復移動させる。この
結果、ドクターブレード6は、ロール外周面10Aに沿
ってその軸線方向に向けて摺動しながら、当該ロール外
周面10Aのドクタリングを行なう。
で、ロール外周面10Aに対する圧接力の調整を簡単に
行なうことができる。また、モータ48として回転速度
が可変のものを使用すれば、ドクターブレード6の摺動
速度を変化させることができる。このようにすれば、ロ
ール外周面10Aのうち、紙滓等の異物が付着しやすい
部分のドクタリングは摺動速度を遅くして十分に行い、
それ以外の部分は摺動速度を速くして行なうことによ
り、効率の良いドクタリングを実現できる。
移動するブレードホルダー5を覆う状態にカバー11を
当該ブレードホルダー5に取付け、その内側に、薬液あ
るいは空気をドクターブレード6の刃先部分に吹きつけ
可能なノズル12を取り付けておくことができる。この
構成を採用すれば、ドクターブレード6の刃先にかき落
とされた紙滓等の異物が堆積しても、それらを、効率良
く外部に排出できるので好ましい。
装置は、幅の狭いドクターブレードをロール外周面に圧
接した状態でその軸線方向に摺動させて、当該ロール外
周面のドクタリングを行なうように構成されている。し
たがって、従来において使用されているロール幅と同一
の幅のドクターブレードを使用する構成のドクター装置
に比べて、ドクターブレードの圧接力の調整を簡単に行
なうことができる。また、ドクターブレードの刃先に十
分な圧接力を加えることができる。さらには、ロール幅
が異なるロールに対しては、ドクターブレードの移動範
囲を変更するのみで、簡単に対処することができるの
で、ロール幅に対応したドクターブレードを使用する必
要も無くなる。
構成図である。
およびドクターブレードの移動範囲を説明するための説
明図である。
およびブレードホルダーの部分を拡大して示す部分拡大
図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 ロールの外周面に対して一定の幅さのド
クターブレードを押し付けることにより、当該外周面に
付着している異物を除去するためのドクター装置であっ
て、前記ドクターブレードを前記ロールの外周面に沿っ
てその軸線方向に移動させることにより、当該軸線方向
における異なる位置において当該ロールの外周面から異
物の除去を行なうことを特徴とする摺動ドクター装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記ドクターブレー
ドの幅さは、対象となるロールの軸線方向の長さの半分
以下となるように設定されていることを特徴とする摺動
ドクター装置。 - 【請求項3】 請求項1において、前記ドクターブレー
ドの幅は約50mmから約500mmの範囲内であるこ
とを特徴とする摺動ドクター装置。 - 【請求項4】 請求項3において、前記ドクターブレー
ドの幅は約100mmであることを特徴とする摺動ドク
ター装置。 - 【請求項5】 請求項1において、前記ドクターブレー
ドを前記ロールの軸線方向に向けて異なる速度で移動可
能となっていることを特徴とする摺動ドクター装置。 - 【請求項6】 請求項1において、前記ドクターブレー
ドの刃先に流体を吹き付けることにより、当該ドクター
ブレードの刃先に付着している異物を除去することを特
徴とする摺動ドクター装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07288097A JP3676533B2 (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | 摺動ドクター装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07288097A JP3676533B2 (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | 摺動ドクター装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10266088A true JPH10266088A (ja) | 1998-10-06 |
| JP3676533B2 JP3676533B2 (ja) | 2005-07-27 |
Family
ID=13502101
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07288097A Expired - Fee Related JP3676533B2 (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | 摺動ドクター装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3676533B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002307105A (ja) * | 2001-04-16 | 2002-10-22 | Sanrei:Kk | ドクター装置 |
| JP2016211083A (ja) * | 2015-04-30 | 2016-12-15 | 株式会社田島鐵工所 | ドクター装置およびシート状物の製造方法 |
-
1997
- 1997-03-26 JP JP07288097A patent/JP3676533B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002307105A (ja) * | 2001-04-16 | 2002-10-22 | Sanrei:Kk | ドクター装置 |
| JP2016211083A (ja) * | 2015-04-30 | 2016-12-15 | 株式会社田島鐵工所 | ドクター装置およびシート状物の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3676533B2 (ja) | 2005-07-27 |
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