JPH10266384A - 遮音構造 - Google Patents

遮音構造

Info

Publication number
JPH10266384A
JPH10266384A JP9094707A JP9470797A JPH10266384A JP H10266384 A JPH10266384 A JP H10266384A JP 9094707 A JP9094707 A JP 9094707A JP 9470797 A JP9470797 A JP 9470797A JP H10266384 A JPH10266384 A JP H10266384A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
packing
skeleton
skeleton side
sound insulation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9094707A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3705894B2 (ja
Inventor
Yoshihisa Yamada
芳久 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kayaba Industry Co Ltd filed Critical Kayaba Industry Co Ltd
Priority to JP09470797A priority Critical patent/JP3705894B2/ja
Publication of JPH10266384A publication Critical patent/JPH10266384A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3705894B2 publication Critical patent/JP3705894B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Building Environments (AREA)
  • Special Wing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成にしながら所望の遮音間仕切壁あ
るいは遮音扉としての機能を実現させ、かつ、コストの
低廉化を可能にしてその汎用性の向上を図る。 【解決手段】 立設時に躯体B側が形成する屋内空間A
を区切る間仕切壁あるいは躯体側に形成の開口を閉塞す
る扉とされるパネル1と、弾性に富みながらパネル1に
一体に付設されてパネル1の立設時に躯体B側に隣接さ
れるパッキン2とを有し、パッキン2が躯体B側の立面
B1への対向面となるパネル1の前面1aの周辺部に門
形を呈するように配在される前面部21と、躯体B側の
床面B2への対向面となるパネル1の下面1bにこのパ
ネル1の幅方向となる軸線方向に沿う線状に配在される
下面部22とを有し、前面部21の両下端と下面部22
の両端とが接続されてパッキン2がパネル1上で周回さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遮音機能を有し
ながら横方向に広い屋内空間を適宜の広さに区切る間仕
切壁や開口を閉塞する扉などに利用される遮音構造の改
良に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】近年のホールや体育館、さらに
は、劇場などは、たとえば、躯体側があらかじめ横方向
に広い屋内空間を有するように形成される一方で、この
横方向に広い屋内空間を必要なときに壁、すなわち、間
仕切壁を設置して適宜の広さに区切られるように形成さ
れる傾向にある。
【0003】そして、この場合の間仕切壁は、多くの場
合に遮音機能を有するように設定されるとしており、こ
の遮音機能を具現化する遮音構造としては、従来から種
々の提案があるが、おおむね、立設時に躯体側が形成す
る屋内空間を区切る間仕切壁とされるパネルと、このパ
ネルに配設されてパネルの立設時に躯体側に隣接するパ
ッキンとを有してなる。
【0004】そして、パネルは、適宜の遮音体で形成さ
れるのはもちろんであるが、たとえば、屋内空間を形成
する躯体側たる天井側に吊持されていて、使用時には下
降されて定位置に設置されると共に不使用時には上昇さ
れて格納状態におかれ、あるいは、不使用時には床下の
ピット内に収納されていて、使用時に迫り上げられるな
どに設定されている。
【0005】また、パッキンは、多くの場合に遮音体で
形成されて直接パネルに連設されていたり、あるいは、
進退機構の作動でパネルの端面で出没する遮音体を有し
ていたりなどに設定されている。
【0006】それゆえ、上記したような従来の遮音構造
によれば、パネルの昇降のみで、あるいは、遮音体の出
没を伴いながらのパネルの昇降によって、所定位置への
遮音機能を有する間仕切壁の設置を可能にする利点があ
る。
【0007】しかしながら、上記の遮音構造にあって
は、パネルを格納するための高い天井空間やパネルを収
納するための深い床下空間を要することになり、この各
空間を形成できなかったり確保できなかったりする場合
には、間仕切壁の装備自体を困難にする不具合がある。
【0008】また、上記の遮音構造にあって、遮音体で
形成されたパッキンが直接パネルに連設されているとき
に、いわゆるヘタリによる遮音機能の低下が考慮されて
いない場合には、所定の遮音機能を発揮し得なくなる不
具合を招く危惧がある。
【0009】さらに、上記の遮音構造にあって、遮音体
が進退機構の作動でパネルの端面で出没するように設定
される場合には、進退機構をパネルに設けることから、
パネルの大型化や重量の増大化を招き易くなり、その設
置にあってのコストの増大化が招来される上に、使用に
際しての経費を嵩ませるなどの不具合がある。
【0010】この発明は、上記した事情を鑑みて創案さ
れたものであって、その目的とするところは、簡単な構
成にしながら所望の遮音間仕切壁あるいは遮音扉として
の機能を実現させ、かつ、コストの低廉化を可能にして
その汎用性の向上を期待するのに最適となる遮音構造を
提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した目的の達成のた
めに、この発明の構成を、基本的には、立設時に躯体側
が形成する屋内空間を区切る間仕切壁あるいは躯体側に
形成の開口を閉塞する扉とされるパネルと、弾性に富み
ながらパネルに一体に付設されてパネルの立設時に躯体
側に隣接されるパッキンとを有し、パッキンが躯体側の
立面への対向面となるパネルの前面の周辺部に門形を呈
するように配在される前面部と、躯体側の床面への対向
面となるパネルの下面にこのパネルの幅方向となる軸線
方向に沿う線状に配在される下面部とを有し、前面部の
両下端と下面部の両端とが接続されてパッキンがパネル
上で周回されてなるとする。
【0012】そして、より具体的には、パッキンが二条
の弾性体を有すると共に、この二条の弾性体の間に一条
の吸音体を配在させてなるとする。
【0013】また、パネルが幅方向の両側端に近隣配置
されたガイドレールに副って昇降すると共に、ガイドレ
ールが下端側を湾曲させて躯体側の立面に接近させ、パ
ネルのガイドレールに副っての下降時にパネルの下面が
躯体側の床面におよびパネルの前面の周辺部が躯体側の
立面にそれぞれパッキンの介在下に近隣されてなるとす
る。
【0014】さらに、パネルの下面が躯体側の床面にパ
ッキンの介在下に近隣されるパネルの立設準備状態時に
パネルの前面の周辺部の上端側が躯体側の立面に隙間を
有して対向すると共に、立設準備状態にあるパネルの背
面の上端側への適宜の押し付け手段による外力作用時に
パネルの前面の周辺部の上端側が躯体側の立面にパッキ
ンの介在下に近隣されてなるとする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、図示したところに基い
て、この発明を詳細に説明するが、図1および図2に示
すように、この発明の一実施の形態による間仕切壁は、
この発明による遮音構造を具現化してなるもので、パネ
ル1とパッキン2とを有してなる。
【0016】なお、パネル1は、図示する実施の形態で
は、立設時に躯体B(図2参照)側が形成する屋内空間
A(図2参照)を区切る間仕切壁、すなわち、壁体を構
成するものに設定されているが、これに代えて、後述す
る図5に示すように、躯体B側に形成の開口Oを閉塞す
る扉を構成するものに設定されても良い。
【0017】まず、パネル1は、たとえば、図3および
図4に示すように、ハニカム構造などの適宜の構造の採
用で軽量化が図られつつ壁体としての所定の機械的強度
を有し、かつ、遮音性にも優れるように一枚の板状に形
成された芯材11と、この芯材11の図3中で下面とな
る前面(符示せず)と図3中で上面となる背面(符示せ
ず)にそれぞれ展設されて遮音効果を有しながら装飾効
果をも有するように形成された化粧材12とを有してな
る。
【0018】これによって、パネル1の軽量化が可能に
なり、これを昇降させる、特に、上昇させるときの駆動
源(図示せず)を大型化させないで済む一方で、高い遮
音性能を期待でき、かつ、看者をしていわゆる違和感を
招来させないようにすることが可能になる。
【0019】一方、パネル1は、図3中で左右側端とな
るその両側端にそれぞれブラッケト13を有してなり、
図3中で左右方向となるこのブラッケト13のパネル1
の幅方向、すなわち、軸線方向に向く側面13aの上下
側に同じくパネル1の軸線方向に向けて突設された軸1
4を有すると共に、この軸14に後述するガイドレール
3に連繋するローラ15を枢着させている(図2参
照)。
【0020】なお、ローラ15、すなわち、軸14の安
定した配設状態を恒久的に維持できる限りにおいては、
たとえば、ブラッケト13の配設が省略されて、軸14
が芯材11に直接植設されてなるとしても良い。
【0021】つぎに、パッキン2は、弾性に富みながら
パネル1に一体に付設されてパネル1の立設時に躯体B
側に隣接されるもので、この発明では、躯体B側の立面
B1(図2参照)への対向面となるパネル1の前面1a
(図1参照)の周辺部に門形を呈するように配在される
前面部2aと、躯体B側の床面B2(図2参照)への対
向面となるパネル1の下面1b(図1参照)にこのパネ
ル1の軸線方向に沿う線状に配在される下面部2bとを
有してなる。
【0022】そして、このパッキン2は、前面部2aの
両下端と下面部2bの両端とがそれぞれ接続されて、パ
ネル1上で無限帯状に周回されてなるとするもので(図
1参照)、これによって、パッキン2の周回される全域
に亙っていわゆる隙間が出現されず、したがって、隙間
があることに起因する音漏れや空気漏れを未然に阻止し
得ることになる。
【0023】ところで、パッキン2は、図示する実施の
形態にあって、二条の弾性体21を有すると共に、この
二条の弾性体21の間に一条の吸音体22を配在させて
なるとしている。
【0024】すなわち、図3および図4に示すように、
弾性体21は、図示する実施の形態では、ゴムなどの弾
性材料でチューブ状に形成されており、内部にエアが充
満されて膨張状態にあるのを常態としており、かつ、こ
れが躯体B側の立面B1あるいは床面B2(図4参照)
に隣接されるときには、この立面B1あるいは床面B2
の態様に応じていわゆる馴染むように密着して、音漏れ
や空気漏れの原因となる隙間を出現させないとしてい
る。
【0025】ちなみに、弾性体21は、いわゆる基端が
ブラケット13に連設されたフレーム21aに連結され
ていて、いわゆる先端が上記の立面B1あるいは床面B
2に接触するとしている。
【0026】なお、弾性体21は、ゴムなどの弾性材料
でチューブ状に形成されているのに代えて、弾性に富む
スポンジ材や発砲性ウレタン材で中実体、すなわち、棒
状に形成されているとしても良い。
【0027】一方、吸音体22は、断面が矩形となるフ
ェルトで棒状に形成されており、いわゆる長さが上記の
フレーム21aより長くなるように設定されるが、自由
状態にある弾性体21の先端よりは突出しない長さにな
るように設定されている。
【0028】これによって、弾性体21が躯体B側の立
面B1あるいは床面B2に隣接されるときに、その変形
量に応じて吸音体22の先端が立面B1あるいは床面B
2に隣接されることになり、したがって、このときに、
仮に弾性体21のみでは漏れる虞がある音を吸音体22
が吸収することになる。
【0029】また、吸音体22は、フェルトからなるこ
とで、弾性材料からなる弾性体21に比較して剛性が高
くなり、したがって、弾性体21の必要以上の変形を抑
制するように機能して、弾性体21の耐久性を向上させ
ることにもなる。
【0030】以上のように形成されたパネル1は、図示
する実施の形態では、図2中に仮想線図で示すように、
また、図3に示すように、パネル1の幅方向の両側端に
それぞれ上下となる位置関係に近隣配置されたガイドレ
ール3に副って昇降するように設定されている。
【0031】そして、このガイドレール3は、下端側を
湾曲させて下端が躯体B側の立面B1側に接近されるよ
うに設定されており、パネル1がガイドレール3に副っ
て下降したときに、パネル1の下面1bが躯体B側の床
面B2に、また、パネル1の前面1aの周辺部が躯体B
側の立面B1に、それぞれパッキン2を圧接させる状態
にして近隣されるとしている。
【0032】また、このガイドレール3は、屋内空間A
に位置する部位が躯体B側の壁面B3(図3参照)に保
持される一方で、上端側が躯体B側に適宜の手段で保持
されて屋内空間Aの上方空間たる天井側に延在されると
している。
【0033】そしてまた、このガイドレール3の上端側
は、図示する実施の形態では、天井側で水平方向に延在
されるとしており、パネル1が天井側に臨在されると
き、いわゆる横倒し状態になって、天井側の空間をいた
ずらに高くさせないように配慮している。
【0034】それゆえ、天井側の空間が極めて高い場合
には、たとえば、劇場の舞台上方のように高い天井空間
がある場合には、ガイドレール3の上端側が真直ぐ上昇
されるように設定されるとしても良いこともちろんであ
る。
【0035】以上のように、ガイドレール3の下端側が
湾曲されて下端が躯体B側の立面B1側に接近されるよ
うに設定されてなることで、パネル1をガイドレール3
に副って下降させることのみで、屋内空間Aを区切るこ
とが可能になるのはもちろんのこと、このときに、パネ
ル1がその自重でパッキン2を躯体B側の立面B1およ
び床面B2に圧接させることになり、その結果、外力作
用を要することなく、所望の遮音機能の発揮を可能にす
ることになる。
【0036】すなわち、この種のパネル1の昇降やいわ
ゆるセッティングなどの移動には、多くの場合に、適宜
の駆動源を利用しての外力作用で実現されることを勘案
すれば、この実施の形態では、これら駆動源を必要とし
なくて済み、かつ、人手による操作も必要とさせないこ
とになる。
【0037】ちなみに、パネル1のガイドレール3に副
っての上昇は、任意の手段によるとして良いが、たとえ
ば、図示しないが、パネル1を横倒し状態にして天井側
に臨在させる場合には、パネル1の下端部に連結した吊
りワイヤなどの牽引により、また、パネル1を立てた状
態のまま上昇させる場合には、パネル1の上端に連結し
た吊りワイヤなどの牽引で、それぞれが実現されること
になる。
【0038】図5は、この発明の遮音構造を躯体B側に
形成の開口Oを閉塞する扉に具現化した場合の実施の形
態を示すが、この実施の形態では、扉とされるパネル1
がガイドレール3に副って下降されてパッキン2の介在
下に躯体B側に近隣される場合に、特に、パネル1の正
面1aが躯体B側の立面B1に近隣される手順におい
て、前記した実施の形態の場合と異なる点に特徴があ
る。
【0039】すなわち、この実施の形態では、パネル1
が下降されて下面1bが躯体B側の床面B2にパッキン
2の介在下に近隣されるパネル1の立設準備状態時(図
5中に仮想線図で示す状態時)に、このパネル1の前面
1aの周辺部の上端側が躯体B側の立面B1に隙間を有
して対向すると共に、この立設準備状態にあるパネル1
の背面1cの上端側への適宜の押し付け手段4による外
力作用でパネル1が立設されて前面1aの周辺部の上端
側が躯体B側の立面B1にパッキン2の介在下に近隣さ
れる(図5中の実線図参照)とするものである。
【0040】言わば、最初に足元を所定の位置に位置決
めてから、全体による開口Oの閉塞と遮音を図るとする
もので、前記した実施の形態では、パネル1が言わば最
下降された時点で、パネル1の下面1bが床面B2に、
また、パネル1の正面1aが立面B1に、それぞれパッ
キン2の介在下に同時に近隣される(図2参照)とした
点と異なることになる。
【0041】そして、この実施の形態では、押し付け手
段4による外力作用で扉たるパネル1を所定の立設状態
に維持できるから、パネル1が屋外からの大きい風圧作
用によっても簡単に開放されないようにすることが可能
になる。
【0042】少し説明すると、まず、パネル1は、図6
に示すように、背面1cの上端部に連設のブラケット1
6に保持されたローラ17を有してなり、このローラ1
7を介しての押し付け手段4からの押し付け作用で所定
の立設状態に維持されると共に、このローラ17を介し
ての押し付け手段4によるいわゆる引き付け作用で半開
放状態、すなわち、上記した立設準備状態にされるとし
ている。
【0043】また、パネル1は、この実施の形態では、
躯体B側に配在された駆動源たるウインチWの駆動でガ
イドレール3に副って昇降されるとしており、ウインチ
Wから引き出される吊りワイヤW1の一端がパネル1の
下端部に連結されている(図5参照)。
【0044】つぎに、押し付け手段4は、この実施の形
態では、パネル1の背後側となる屋内側に横置き状態に
配在された油圧シリンダ41を有してなり、図6に示す
ように、この油圧シリンダ41の基端41aが固定端側
に設定されると共に、先端41bに保持されたホルダ4
2がパネル1の背面1cのローラ17に分離可能に連繋
されるとしている。
【0045】そして、ホルダ42は、ローラ17を図6
中で左右側となる前後側から挟持する状態に臨在させる
と共にガイドレール3の幅に一致する間隔を有するよう
に設定された一対の係止板42a,42bを有してお
り、後側の係止板42aにローラ17を当接させた状態
で油圧シリンダ41が伸長されるときにローラ17を介
してのパネル1の起立を可能にし、前側の係止板42b
にローラ17を当接させた状態で油圧シリンダ41が圧
縮されるときにローラ17を介してのパネル1の傾倒を
可能にするとしている。
【0046】それゆえ、この実施の形態では、図5中に
仮想線図で示す収納状態におかれているパネル1は、こ
の状態から吊りワイヤW1のウインチWからの引き出し
が許容されることで、その自重でガイドレール3に副っ
て下降すると共に下端が所定位置に位置決められて、立
設準備状態におかれる。
【0047】このとき、パネル1に保持されているロー
ラ17は、ガイドレール3の開口端からいわゆる落下す
るようにして抜け出し、押し付け手段4における油圧シ
リンダ41に連設のホルダ42に連繋される。
【0048】上記の立設準備状態にあるパネル1は、押
し付け手段4における油圧シリンダ41の伸長でホルダ
42およびローラ17を介して起立状態、すなわち、所
定の立設状態に移行される。
【0049】上記と反対に、立設状態にあるパネル1
は、油圧シリンダ41の圧縮でホルダ42およびローラ
17を介して傾倒、すなわち、半開き状態たる立設準備
状態に戻される。
【0050】このとき、パネル1に保持されているロー
ラ17は、ガイドレール3の開口端の下方に位置決めら
れており、したがって、この状態でパネル1が吊りワイ
ヤW1で吊り上げられるとき、ホルダ42から抜け出し
てガイドレール3に連繋される。
【0051】そして、この状態のままさらに吊りワイヤ
W1が巻き上げられるとき、パネル1のガイドレール3
に副っての上昇、すなわち、図示する実施の形態では、
屋内の天井側にいわゆる横置き状態に収納される。
【0052】それゆえ、この実施の形態による場合に
は、パネル1をガイドレール3に副って下降されること
で、躯体B側に形成の開口Oを閉塞することが可能にな
るのはもちろんのこと、このときに、パネル1が押し付
け手段4からの外力作用で躯体B側に押し付けられるよ
うになるから、所望の遮音機能の確実な発揮可能にする
ことになる。
【0053】また、この実施の形態による場合には、押
し付け手段4でパネル1を躯体B側に押し付けるように
することから、パッキン2における弾性体21は、前記
した実施の形態の場合のように、ゴムなどの弾性材料で
チューブ状に形成されてなるのに代えて、比較すれば言
わば剛性が高くなり、容易に変形しない傾向になるウレ
タン材からなる中実体で形成されてなるとするのが良
く、特に、屋外からの雨水や風の浸入を防ぐ上から、ま
た、耐久性を期待する上からは、好ましいと言い得るこ
とになる。
【0054】上記したところが、この図5に示す実施の
形態における遮音構造の基本的な特徴であるが、以下の
ように、押し付け手段4がパネル1の移動に対して連れ
運動するように配慮しても良い。
【0055】すなわち、押し付け手段4を構成する油圧
シリンダ41の基端41aがブラケット43に枢支され
ると共に、このブラケット43が天井側に配在したレー
ルRに移動可能に連結されてなるとする。
【0056】これによって、パネル1の立設準備状態時
以降は、油圧シリンダ41を伸縮自由とするいわゆるフ
リーの状態に維持することで、パネル1の横置き状態で
の収納を実行する際に、パネル1のガイドレール3に副
っての移動に追随して油圧シリンダ41が伸縮しながら
連れ運動することになる。
【0057】その結果、油圧シリンダ41の先端41b
に連設のホルダ42には、パネル1に配設のローラ17
を常時連繋させたままの状態に維持することが可能にな
り、したがって、ガイドレール3とホルダ42との間で
のいわゆる連繋ミスを発生させないことが可能になる。
【0058】
【発明の効果】以上のように、この発明にあっては、立
設時に躯体側が形成する屋内空間を区切る間仕切壁ある
いは躯体側に形成の開口を閉塞する扉とされるパネルに
一体に付設されてパネルの立設時に躯体側に隣接される
パッキンが弾性に富みながらパネル躯体側の立面への対
向面となるパネルの前面の周辺部に門形を呈するように
配在される前面部と、躯体側の床面への対向面となるパ
ネルの下面にこのパネルの幅方向となる軸線方向に沿う
線状に配在される下面部とを有し、前面部の両下端と下
面部の両端とが接続されてパッキンがパネル上で周回さ
れてなるとするから、このパッキンが躯体側に密接され
ることで、パッキンの周回される全域に亙っていわゆる
隙間が出現させず、したがって、隙間があることに起因
する音漏れや空気漏れを未然に阻止して、確実な遮音を
実現できることになる。
【0059】このときに、パッキンが二条の弾性体を有
すると共に、この二条の弾性体の間に一条の吸音体を配
在させてなる場合には、弾性体がゴムなどの弾性材料で
チューブ状に形成されることで、躯体側に隣接されると
きにいわゆる馴染むように密着して、音漏れや空気漏れ
の原因となる隙間を出現させず、また、吸音体がフェル
トで棒状に形成されていわゆる長さが自由状態にある弾
性体の先端よりは突出しない長さに形成されることで、
躯体側に隣接されるときに仮に弾性体のみでは漏れる虞
がある音をこの吸音体が吸収することになり、さらに、
吸音体がフェルトで形成されることで、弾性材料からな
る弾性体に比較して剛性が高くなり、したがって、弾性
体の必要以上の変形を抑制するように機能して、弾性体
の耐久性を向上させることにもなる。
【0060】また、この発明にあっては、パネルが幅方
向の両側端に近隣配置されたガイドレールに副って昇降
すると共に、ガイドレールが下端側を湾曲させて躯体側
の立面に接近させ、パネルのガイドレールに副っての下
降時にパネルの下面が躯体側の床面におよびパネルの前
面の周辺部が躯体側の立面にそれぞれパッキンの介在下
に近隣されてなるとする場合には、パネルをガイドレー
ルに副って下降させることのみで、屋内空間を区切るこ
とが可能になるのはもちろんのこと、このときに、パネ
ルがその自重でパッキンを躯体側に圧接させることにな
り、その結果、外力作用を要することなく、すなわち、
適宜の駆動源を利用しての外力作用を要しないから、こ
れら駆動源を必要とせず、かつ、人手による操作も必要
とさせずして、所望の遮音機能を発揮し得ることにな
る。
【0061】さらに、この発明にあっては、パネルの下
面が躯体側の床面にパッキンの介在下に近隣されるパネ
ルの立設準備状態時にパネルの前面の周辺部の上端側が
躯体側の立面に隙間を有して対向すると共に、立設準備
状態にあるパネルの背面の上端側への適宜の押し付け手
段による外力作用時にパネルの前面の周辺部の上端側が
躯体側の立面にパッキンの介在下に近隣されてなるとす
る場合には、パネルをガイドレールに副って下降させる
ことで、躯体側に隣接させることが可能になるのはもち
ろんのこと、このときに、パネルが押し付け手段からの
外力作用で躯体側に押し付けられるようになるから、所
望の遮音機能の確実な発揮可能にすることになる。
【0062】そして、この場合には、押し付け手段でパ
ネルを躯体側に押し付けるようにすることから、パッキ
ンにおける弾性体は、ゴムなどの弾性材料でチューブ状
に形成されてなるのに代えて、比較すれば言わば剛性が
高くなり、容易に変形しない傾向になるウレタン材から
なる中実体で形成することが可能になり、特に、パネル
が屋外に通じる開口を閉塞する扉に設定される場合に、
パッキンにおける防水機能および耐久性の向上が可能に
なる点で有利となる。
【0063】その結果、この発明によれば、簡単な構成
にしながら所望の遮音間仕切壁あるいは遮音扉としての
機能を実現させ、かつ、コストの低廉化を可能にしてそ
の汎用性の向上を期待するのに最適となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の遮音構造を具現化した間仕切壁の一
実施の形態を一部破断して示す正面図である。
【図2】図1の間仕切壁を立設した状態を一部破断して
ガイドレールと共に示す側面図である。
【図3】図1の間仕切壁を一部破断して示す拡大横断面
図である。
【図4】図1の間仕切壁を一部破断して示す拡大縦断面
図である。
【図5】この発明による遮音構造の他の実施の形態を一
部断面で示す側面図である。
【図6】図5における押し付け部分を拡大して示す側面
図である。
【符号の説明】
1 パネル 1a 前面 1b 下面 2 パッキン 2a 前面部 2b 下面部 3 ガイドレール 21 弾性体 22 吸音体 A 屋内空間 B 躯体 B1 立面 B2 床面 O 開口

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立設時に躯体側が形成する屋内空間を区
    切る間仕切壁あるいは躯体側に形成の開口を閉塞する扉
    とされるパネルと、弾性に富みながらパネルに一体に付
    設されてパネルの立設時に躯体側に隣接されるパッキン
    とを有し、パッキンが躯体側の立面への対向面となるパ
    ネルの前面の周辺部に門形を呈するように配在される前
    面部と、躯体側の床面への対向面となるパネルの下面に
    このパネルの幅方向となる軸線方向に沿う線状に配在さ
    れる下面部とを有し、前面部の両下端と下面部の両端と
    が接続されてパッキンがパネル上で周回されてなる遮音
    構造
  2. 【請求項2】 パッキンが二条の弾性体を有すると共
    に、この二条の弾性体の間に一条の吸音体を配在させて
    なる請求項1の遮音構造
  3. 【請求項3】 パネルが幅方向の両側端に近隣配置され
    たガイドレールに副って昇降すると共に、ガイドレール
    が下端側を湾曲させて躯体側の立面に接近させ、パネル
    のガイドレールに副っての下降時にパネルの下面が躯体
    側の床面におよびパネルの前面の周辺部が躯体側の立面
    にそれぞれパッキンの介在下に近隣されてなる請求項1
    の遮音構造
  4. 【請求項4】 パネルの下面が躯体側の床面にパッキン
    の介在下に近隣されるパネルの立設準備状態時にパネル
    の前面の周辺部の上端側が躯体側の立面に隙間を有して
    対向すると共に、立設準備状態にあるパネルの背面の上
    端側への適宜の押し付け手段による外力作用時にパネル
    の前面の周辺部の上端側が躯体側の立面にパッキンの介
    在下に近隣されてなる請求項1の遮音構造
JP09470797A 1997-03-28 1997-03-28 遮音構造 Expired - Fee Related JP3705894B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09470797A JP3705894B2 (ja) 1997-03-28 1997-03-28 遮音構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09470797A JP3705894B2 (ja) 1997-03-28 1997-03-28 遮音構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10266384A true JPH10266384A (ja) 1998-10-06
JP3705894B2 JP3705894B2 (ja) 2005-10-12

Family

ID=14117644

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09470797A Expired - Fee Related JP3705894B2 (ja) 1997-03-28 1997-03-28 遮音構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3705894B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017031686A (ja) * 2015-08-03 2017-02-09 パナホーム株式会社 目板材及びこれを用いた間仕切り壁の支持構造

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SK50362010A3 (sk) * 2010-09-24 2012-04-03 Ladislav Slabey Dividing wall

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50102145U (ja) * 1974-01-16 1975-08-23
JPS6236187U (ja) * 1985-08-23 1987-03-03
JPS62158074U (ja) * 1986-03-26 1987-10-07
JPH0232511U (ja) * 1988-08-23 1990-02-28
JPH02101998U (ja) * 1989-01-27 1990-08-14
JPH07324565A (ja) * 1994-05-30 1995-12-12 Sanwa Shutter Corp オーバーヘッドドア

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50102145U (ja) * 1974-01-16 1975-08-23
JPS6236187U (ja) * 1985-08-23 1987-03-03
JPS62158074U (ja) * 1986-03-26 1987-10-07
JPH0232511U (ja) * 1988-08-23 1990-02-28
JPH02101998U (ja) * 1989-01-27 1990-08-14
JPH07324565A (ja) * 1994-05-30 1995-12-12 Sanwa Shutter Corp オーバーヘッドドア

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017031686A (ja) * 2015-08-03 2017-02-09 パナホーム株式会社 目板材及びこれを用いた間仕切り壁の支持構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP3705894B2 (ja) 2005-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3126050A (en) Lapof
CN113047476A (zh) 一种防火隔断装置及其使用方法
US3869841A (en) Building construction and method
JPH10266384A (ja) 遮音構造
KR101093635B1 (ko) 평면 가변형 이동식 칸막이
CN211396120U (zh) 一种全自动独立驱动的移动式隔断
KR101138818B1 (ko) 기밀성 및 방음성이 향상된 창호
KR20210081812A (ko) 단열 및 밀폐구조를 갖는 창호
KR101926037B1 (ko) 가이드 구조를 갖는 단열 블라인드
CN223689558U (zh) 一种折叠隐藏结构、柜、门、窗
JP2002194942A (ja) 移動式パネル装置
CN217602527U (zh) 一种具有通风效果的伸缩式卷闸片
CN220580899U (zh) 一种通风消音门
JP3807175B2 (ja) 高層ダブルチューブ架構の制振装置
CN114587130B (zh) 一种具有可调节的噪音隔板导轨及其调节方法
JP7627945B2 (ja) 止水装置
CN224173959U (zh) 一种新型降噪窗户
CN223048276U (zh) 一种保温的轻质幕墙结构
CN219299148U (zh) 一种组合滑轨式隔音门
CN219993552U (zh) 一种隔音木门
JPH0217119Y2 (ja)
CN222595933U (zh) 一种隔音降噪的铝合金窗户
JP7720193B2 (ja) 中柱
KR102934752B1 (ko) 전동식 가림막 시스템
JPH10317842A (ja) 遮音構造

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050317

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20050314

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050628

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050727

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090805

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100805

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100805

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110805

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110805

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120805

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120805

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130805

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees