JPH10266441A - 外作業型のパネル支持装置およびパネルの取付方法 - Google Patents

外作業型のパネル支持装置およびパネルの取付方法

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JPH10266441A
JPH10266441A JP7797797A JP7797797A JPH10266441A JP H10266441 A JPH10266441 A JP H10266441A JP 7797797 A JP7797797 A JP 7797797A JP 7797797 A JP7797797 A JP 7797797A JP H10266441 A JPH10266441 A JP H10266441A
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panel
bolt
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head
panel support
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JP7797797A
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Kimiya Sasaki
公也 佐々木
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Shin Nikkei Co Ltd
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Shin Nikkei Co Ltd
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】室外側からの作業のみによって、パネルの取付
けを可能とする。 【解決手段】パネル支持装置1は、中締めボルト7と、
この中締めボルト7の頭部7aに対して直列的に螺合連
結されるパネル押えボルト3とからなるパネル支持用ペ
アボルトと、各パネル支持部において前記中締めボルト
7のネジ部を所定の空隙をもって遊挿するボルト通孔2
a〜2dを有するパネル支持部材2とを備え、前記中締
めボルト7が前記ボルト通孔2a〜2dに挿通されナッ
ト部材17,18により締結されるとともに、前記中締
めボルト7,7のボルト頭部7a、7a間に跨がって横
架された回り止め用連結材8によって前記各中締めボル
ト7,7…が回転不能に保持されており、前記パネル押
えボルト3がパネルPを支持した状態で前記中締めボル
ト7の頭部7aに対して螺合連結される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビル等の外壁部分
において、板ガラスなどのパネルを直接的に支持するパ
ネル支持装置に係り、詳しくはパネル用フレームを用い
ることなくパネルの端縁を突き合わせ状態としながら隣
接配置し、実質的にパネルのみにより壁面を形成するフ
レームレス工法において、室外側からの作業のみによっ
てパネルの取付を可能としたパネル支持装置およびパネ
ルの取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カーテンウォール工法も多様化
し、美観性、採光性を考慮して外壁全面にガラスパネル
を用いる工法が採用されている。従来は、パネル面に板
ガラスを使用する場合には、耐風性、耐震性などを考慮
してその周囲を金属枠材を用いて支持する工法が主であ
ったが、近年強度的に優れた強化ガラスの開発により、
美観性に対する高い要求に答えることができるようにな
り、フレーム枠を用いることなく強化ガラスを上下左右
方向に隣接して配置し、この強化ガラスを直接的に支持
金物により支持するフレームレス工法が開発され、多く
の施工実績を残している。
【0003】このフレームレス工法は、具体的にたとえ
ば特開平5−248018号公報に記載されているよう
に、強化ガラスの四隅に対して取付用孔を形成し、この
取付用孔に対して支持ボルトを挿入してパネル支持金具
と強化ガラスとを連結し、このパネル支持金具を躯体な
どの構造体に対して固定してある構造であり、4枚のガ
ラスを支持する支持装置として、同公報の場合には、図
13に示されるように、H型(またはX型)のパネル支
持金具31とこのパネル支持金具31に連結された支軸
部材33とからなり、前記パネル支持金具31の各支腕
部材の先端部に支持ボルト32、32…を備えたものが
示されている。
【0004】一方、かかるフレームレス工法において、
暴風時や地震時にパネルに過大な局部応力が発生しない
ように、パネルの変形をある程度許容する構造であるこ
とが望まれる。風圧力や地震力によって起こるパネルの
変形や層間変位を吸収するための構造として、たとえば
特開平5−239876号公報には、図14に示される
ように、パネル支持金具40の各支腕部材41、41…
先端のパネル支持部に形成されたボルト通孔42、42
…を横長円孔とするとともに、これらパネル支持部の一
つのナット座面に線状溝43を刻設し、かつこの線状溝
43形成面に当接するワッシャー面に前記線状溝43に
係合する同様の線状溝を形成することにより、当該パネ
ル保持部を位置固定構造とし、残り3つの支持部につい
ては、図15に示されるように、ガラス装着部材44の
ボルトネジ部44aが横長円孔寸法内で自由に移動でき
るようにし、風圧力や地震力によるパネルの移動および
温度、湿度変化によるパネルの膨張伸縮に対応できるよ
うにしたものが記載されている。また、特開平7−20
7787号公報の場合には、図16に示されるように、
パネル支持金具45の各ボルト貫通孔46、46…をパ
ネルを支持する取付ボルトの外径より大径に形成し、か
つパネルを実質的に鉛直支持することになる上側2つま
たは下側2つの各貫通孔46、46に対して、ボルト支
持部材47を内嵌し、前記取付ボルトの受け台とする構
造が記載されている。
【0005】他方、本出願人においても、ノンフレーム
工法に関して、特開平8−270123号公報、特開平
8−270124号公報、特開平8−270121号公
報等に記載のものを提案している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、今まで
に提案されているノンフレーム工法に係るパネル支持装
置は、すべてパネル支持部材の背面側(室内側)におい
てパネル支持ボルトにナットを螺合して締結する構造を
採用するものであるために、パネルの取付作業に当り必
ず室内側からの作業を必要としている。したがって、パ
ネルの裏側に作業員が入り込めないような施工条件下、
たとえば既設または新設外壁に対してノンフレーム工法
によりパネルを取付けるような場合には、パネルの取付
ができないなどの問題があった。
【0007】そこで本発明の主たる課題は、フレーム枠
を有することなくパネルを直接的に支持するパネル支持
装置に係り、室外側からの作業のみによって、パネルの
取付けを可能としたパネル支持装置およびパネルの取付
方法を提案することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、構造支持体に対して固定され、端縁を突き
合わせ状態としながら隣接配置される2以上のパネルを
共通的に支持するようにしたパネル支持装置において、
前記パネル支持装置は、中締めボルトと、この中締めボ
ルトの頭部に対して直列的に螺合連結されるパネル押え
ボルトとからなるパネル支持用ペアボルトと、各パネル
支持部において前記中締めボルトのネジ部を所定の空隙
をもって遊挿するボルト通孔を有するパネル支持部材と
を備え、前記中締めボルトが前記ボルト通孔に挿通され
ナット部材により締結されるとともに、前記中締めボル
トのボルト頭部間に跨がって横架された回り止め用連結
材によって前記各中締めボルトが回転不能に保持されて
おり、前記パネル押えボルトがパネルを支持した状態で
前記中締めボルトの頭部に対して螺合連結されているこ
とを特徴とするものである。
【0009】前記回り止め用連結材と中締めボルトとの
係合関係は、たとえば中締めボルトの頭部は少なくとも
1組の平行辺部を有する多角形状とされ、一方前記回り
止め用連結材には中締めボルトの前記1組の平行辺部に
対して接当する2側面を有する嵌合孔が形成され、これ
ら中締めボルトの頭部と回り止め用連結材の嵌合孔との
係合により前記中締めボルトが回転不能に保持されてい
る構造とすることができる。
【0010】また、好適には、前記回り止め用連結材の
嵌合孔は、上下面において前記中締めボルトの頭部と接
当し、両側部には一次スライド用間隙が形成されている
構造とするのが望ましい。本発明はもちろん室内側から
作業できる場合でも適用は可能であるが、構造特性から
前記構造支持体がコンクリート壁面や既設壁のような壁
面等、パネルとの間が狭隘空間となる施工条件の下で好
適に採用される。
【0011】他方、前記パネル支持装置によるパネルの
取付方法は、中締めボルトを前記パネル支持部材のボル
ト通孔に挿通してナット締結を図るとともに、構造支持
体に対してパネル支持部材を固定した状態とする第1の
工程と、前記中締めボルトのボルト頭部間に跨がって回
り止め用連結材を横架し、各中締めボルトを回転不能に
保持する第2の工程と、前記パネル押えボルトを前記中
締めボルトの頭部に対して螺合連結しパネルを支持する
第3の工程とからなることを特徴とするものである。な
お、前記第1工程において、「中締めボルトを前記パネ
ル支持部材のボルト通孔に挿通してナット締結を図る」
手順と、「構造支持体に対してパネル支持部材を固定し
た状態とする」手順とはどちらが先であっても構わない
が、作業効率を考慮するならば、予めパネル支持部材に
対して中締めボルトをボルト通孔に挿通してナット締結
をしておく方が望ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳述する。図1はフレームレス工法によるカ
ーテンウォール据え付け状態の正面図、図2は図1のII
−II線矢視図である。ビル等の外壁面の前面には強化ガ
ラス、合わせガラスまたは複層ガラス等からなるパネル
群P、P…が、フレーム枠を用いることなく、上下水平
方向に隣接して配設され、パネルPの各コーナー交点部
に配置された正面X形状のパネル支持装置1、1…によ
り共通的に支持されている。なお、パネルPのビル躯体
隣接部位は、I字状のパネル支持装置1Aにより夫々支
持されており、各パネルPとパネルPとの間の若干の隙
間部分にはシールSが連続的に施されている。
【0013】前記パネル支持装置1、1Aは、それぞれ
図2に示されるように、パネル背面のコンクリート壁面
Hに支持され、その先端側でパネルPを支持するように
なっており、本発明はパネルPの背面側がたとえば壁面
等であるため作業員が侵入できない施工条件の下で、壁
面に沿ってパネルP、P…を取り付けたいような場合に
好適に採用される。
【0014】前記X形状のパネル支持装置1は、図3に
示されるように、主に、略X状に成形されたパネル支持
部材2と、パネルPを前記パネル支持部材2に固定する
ためのパネル取付具類3〜18と、前記パネル支持部材
2をコンクリート壁面Hに対し固定するための連結金具
類19〜28とにより構成される。なお、前記パネル取
付具類3〜18の内、後述の中締めボルト7と、この中
締めボルト7の頭部に対して直列的に螺合連結されるパ
ネル押えボルト3とが「パネル支持用ペアボルト」とし
て定義されるものである。
【0015】前記パネル支持金具2は、図3および図4
等に示されるように、中心部より斜め十字方向に延在す
る各支腕部材2A〜2Dを有し、各支腕部材2A〜2D
先端のパネル支持部には、室内外方向(パネル面を貫く
方向)に略方形状のボルト通孔2a〜2dが形成されて
いる。パネル支持部材2の中心と各パネルP,Pのコー
ナー突き合わせ部(コーナー交点部)中心とは室内外方
向に略一致、好ましくは一致しており、各支腕部材2A
〜2D先端のパネル支持部において4枚のパネルP、P
…が共通的に支持されている。
【0016】前記ボルト通孔2a〜2dは、図4に示さ
れるように、遊挿される後述の中締めボルト7のネジ径
よりも大径の通孔とされ、上側ボルト通孔2a、2d部
においては後述のボルト受座部材14、15が装着さ
れ、前記中締めボルト7のネジ部を鉛直支持し、他方下
側ボルト通孔2b、2cに対しては後述の介在プレート
12、13が装着され前記中締めボルト7は遊挿状態で
ナット締結される。
【0017】前記中締めボルト8のネジ部直径Dとして
は、8〜20mm、好ましくは10〜15mm程度とし、支
腕部材2A〜2D先端のパネル支持部に形成されたボル
ト通孔2a〜2dの寸法LL としては、20〜50mm、
好ましくは25〜40mm程度とするのが望ましく、前記
寸法LL からネジ部直径Dを差し引いた量が総移動可能
量となる。いずれにしても、前記ボルト通孔2a〜2d
の寸法としては、パネル寸法や温度変化、設計風圧、設
計震度等に応じてパネルの移動量を計算し、その移動量
をカバーするだけの空間が設けられる。
【0018】パネルPの支持構造は、図3〜図8、図1
1等に示されるように、先ず前記上側ボルト通孔2a、
2d部にボルト受座部材14、15を装着した後、中締
めボルト7のネジ基端部に、摩擦係数の小さな材料とし
て任意に選定された、ステンレス等の摺動用リング板9
aに対しその外側(締結用中間ナット10側)にクロロ
プレーンゴム9b等の絶縁弾性材による被覆を施し、電
食防止および微振動抑制による緩み止めを図った摺動用
ディスクライナー9を装着するとともに、間隔保持管1
1をネジ部に挿着したならば、この中締めボルト7を前
記パネル支持金具2の通孔2a、2dに遊挿し、パネル
支持部の背面側において前記中締めボルト7に摺動用デ
ィスクライナー16を装着した後、前記中締めボルト7
に締結用ナット17を螺合させて締結するとともに、さ
らに緩み止めナット18を螺合し回り止めを図る。な
お、前記摺動用ディスクライナー16としては、摺動用
ディスクライナー9とまったく同じものを反対勝手で使
用することができる。
【0019】次いで、上側2つの中締めボルト7、7の
頭部7a、7a間に跨がって回り止め用連結材8を横架
した後、パネルPの隅部に形成された皿孔30に対し
て、ゴムリング4および固定用ブッシュ5を介在させた
状態で室外側よりパネル押えボルト3を挿通し、パネル
Pの裏面側において前記パネル押えボルト3に対してポ
リアミド系樹脂等の高強度樹脂を用いたスラスト板6を
遊挿した後、前記パネル押えボルト3のネジ部を前記中
締めボルト7の頭部7aに凹設された雌ネジ孔7dに螺
入させてパネルPを固定する。
【0020】以下、さらに個々の部材について詳述する
と、前記ボルト受座部材14、15は、図9に示される
ように、ボルト通孔内に挿入される受座部14b、15
bと、ボルト通孔部回りの外壁面に当接する当接板14
a,15aとから構成され、かつ前記受座部14b、1
5bの先端面の中央部には夫々半円状の切欠き14c、
15cが形成されている。図9(b)に示されるよう
に、これら両受座部材14、15を夫々パネル支持部材
2のボルト通孔2a、2d形成部の両開口側から嵌め込
むようにして装着する。この場合、前記当接板14a、
15bの当接面に対して両面テープなどを貼り付けてお
き、脱落防止を図るようにするのが作業上望ましい。
【0021】前記パネル受座部材14、15をパネル支
持部の両側から嵌め込むと、前記半円状の切欠き14
c、15cによって前記受座部14b、15bの中央に
は間隙孔RP が形成されるようになっており、たとえば
この受座部14b、15bの上面にライナープレート1
6を設けるときは、このライナープレート16の下面側
に凸部16aを設けておき、前記間隙孔RP に嵌合させ
るようにすれば、このライナープレート16の脱落防止
が図れる。なお、鉛直調整は前記ライナープレート16
による方法の他、たとえば前記間隔保持管11の肉厚調
整によることもできる。
【0022】前記ボルト受座部材の他の例としては、図
10に示されるボルト受座部材14A、15Aを用いる
こともできる。前記ボルト受座部材14Aは、ボルト通
孔内に挿入されるとともに、該挿入部に係止片14d、
14eが形成された挿入係合部と、ボルト通孔部回りの
外壁面に当接する当接板14aとから構成され、一方ボ
ルト受座部材15はボルト通孔内に挿入されるととも
に、該挿入部に受け係止片15d、15eが形成された
挿入係合部と、ボルト通孔部回りの外壁面に当接する当
接板15aとから構成され、図10(b)に示されるよ
うに、これら両受座部材14A、15Aを夫々パネル支
持部材2のボルト通孔2a、2d形成部の両開口側から
嵌め込み、それぞれの挿入係合部同士を相互に係合させ
て組立によって一体化を図るようにしてある。
【0023】この場合、前記一対のボルト受座部材14
A,15Aにおいて、それぞれの挿入係合部同士を相互
に係合させて組立による一体化を図った際、該係合部に
間隙孔RP が形成されるように前記係合片14d、14
eおよび受け係合片15d、15eを形成し、この間隙
孔RP に前記ライナープレート16の下面側に設けた凸
部16aを嵌合させることにより、あるいはライナープ
レート16を設けない場合には図示のような円管状のキ
ー部材PSを嵌合させることにより、前記一対のボルト
受座部材14A、15Aの係合解除防止を図ることがで
きる。
【0024】一方、前記中締めボルト7は、ボルト頭部
7aが略立方形状とされるボルト状部材であり、ボルト
頭部7aの上面には前記雌ネジ孔7dが形成されるとと
もに、頭部7aのネジ側の面には段部7bが形成されて
いる。この段部7bは摺動用ディスクライナー9のクロ
ロプレーンゴム9bに形成された段部に対して係合し、
中締めボルト7と摺動用ディスクライナー9とが一体的
にスライド動作するようになっている。また、前記間隔
保持管11は、図7に示されるように、一端が中締めボ
ルト7の段部7bに当接し、かつ他端が前記締結用ナッ
ト17のボス部17aに対して当接することにより、両
者の離間距離が規制され適切な締結力とスライド性が確
保されるようになっている。
【0025】他方、前記中締めボルト7、7の頭部7
a、7a間に跨がって横架される回り止め用連結材8
は、後工程のパネル取り付け作業に当り、パネル押えボ
ルト3の螺入によって中締めボルト7に軸回りの回転力
が与えられた際に該中締めボルト7を回転不能に保持す
る部材であり、ボルト頭部7aの側面に少なくとも2面
が接当する嵌合孔8a、図示の例では図5の正面図に示
されるように、ボルト頭部7aの上下面が孔内壁に接触
する横長の嵌合孔8a、8aが形成され、回り止め用連
結材8が中締めボルト7の頭部7a、7a間に跨がって
横架される条件と、前記中締めボルト7の頭部7aと回
り止め用連結材8の嵌合孔8aとの嵌合による接当関係
との条件により前記中締めボルト7が回転不能に保持さ
れる。なお、本例では、前記嵌合孔8aを横長として左
右両側にそれぞれ一次スライド用間隙M、Mを形成する
ようにしている。すなわち、比較的小さな地震の時には
前記一次スライド用間隙M,M内で移動可能としてお
き、比較的大きな地震の時には、パネル支持部のボルト
通孔2a〜2dの大通孔をスライド空間として移動でき
るようにしてある。したがって、当初からボルト通孔2
a〜2dのみをスライド空間として考えるならば、前記
嵌合孔8aはきっちりと中締めボルト7の頭部7aの形
状に整合させた孔形状とすることでもよい。
【0026】なお、前記回り止め用連結材8は、本例で
は板状部材8Aと円柱状部材8Bとをボルト8b、8b
により一体化する構造としたが、一体成形品として製造
することでもよい。要は、中締めボルト7,7間に跨が
って配置され、中締めボルト7,7が回らないように固
定保持するものであればよく、嵌合孔8aの形状に関し
ても前記中締めボルト7が回転しない限り、多角形状、
楕円状等、種々の形状とすることができる。
【0027】一方、下側ボルト通孔2b、2c側におい
ては、前記ボルト受座部材14、15に替えて、受座部
を有しない当接板12a、13aのみの介在プレート1
2、13が装着される点を除いては、上側パネル支持部
と同じ構成である。
【0028】下側のボルト通孔2b、2cに対して前記
介在プレート12、13を装着する理由は、ボルト受座
部材14、15にはそれぞれ当接板14a,15aが形
成されており、この厚み分の寸法差が生じるためであ
る。この寸法差を補完する方法としては、たとえば上下
のパネル支持部間で夫々厚み寸法の異なる回り止め用連
結材8を用意することでもよいが、このような煩雑さを
避けるために中締めボルト7を支承しない側のボルト通
孔2b、2c側に対しても前記介在プレート12、13
を装着することとしている。また、これらボルト受座部
材14、15および介在プレート12,13は摺動用デ
ィスクライナー9,16と面接触し、中締めボルト7が
これら摺動用ディスクライナー9、16とともに移動す
る際の滑り面となるが、これらのボルト受座部材14、
15および介在プレート12、13の配設によって摺動
が円滑となるなどの利点ももたらしている。
【0029】なお、本例においては、パネル支持部材2
の上側のボルト通孔2a、2d部においてパネルPの鉛
直支持を行ったが、もちろん下側のボルト通孔2c,2
b側において鉛直支持を行い、パネルPを吊り状態で支
持することもできる。
【0030】次に、前記パネル支持部材2とコンクリー
ト壁面Hとを連結する連結金具類19〜28は、主に、
一端がパネル支持部材2の中心部に連結されるととも
に、他端がコンクリート壁面H側に連結される支杆部材
19と、この支杆部材19をパネル支持部材2に対して
固定するための締結ナット27と、前記コンクリート壁
面Hに固定され前記支杆部材19を連結支持する躯体側
固定金物22とにより構成されている。
【0031】前記支杆部材19は、パネル支持部材2側
の先端に前記締結ナット27を螺合するためのネジ部1
9aが形成されているとともに、その内側寄りに隣接し
てパネル支持部材2の中央部に形成された方形状の通孔
2iに整合する断面方形状部19bが形成され、かつ他
端側に前記躯体側固定金物22に固設されたソケット金
具23に螺合するネジ部19cが形成されたシャフト状
部材である。
【0032】また、躯体側固定金物22は、ベース板2
5に対して前記支杆部材19が螺合連結されるためのソ
ケット金具23が垂設固定された金具であり、コンクリ
ート躯体Hに対して埋設固定されたアンカー26に対し
てナット29、29により固定される。また、20は前
記支杆部材19に外嵌され、取付け状態で外部から支杆
部材19に形成されたネジ溝が見えないように等のため
に美観を考慮して設けられた支杆カバーであり、21は
前記支杆カバー20がガタ付かないように配設された緩
衝ゴムリングである。
【0033】施工に際しては、前記パネル支持部材2と
支杆部材19とを前記締結ナット27により締結してこ
れを一つの継手ユニットとしておく。なお、前記支杆部
材19とパネル支持部材2との連結は、前記断面方形状
部19bをパネル支持部材2の中心に形成された通孔2
iに挿通した後、先端の前記ネジ部19aに締結ナット
27を螺合させてしっかりと緊結する。前記締結ナット
27の回り止めは、締結ナット27の周部に形成された
ネジ孔に対して固定ビス28を螺入させ締結ナット当接
面に刻入させることにより行う。また、パネル支持部材
2の上側ボルト通孔2a、2d側に対してはボルト受座
部材14、15を装着し、かつ下側ボルト通孔2b、2
c側に対しては介在プレート12、13を装着した後、
ボルト通孔2a〜2dの表裏面側に夫々摺動用ディスク
ライナー9、16を介在させた状態で、中締めボルト7
および締結用ナット17、緩み止めナット18によって
締結しておく。
【0034】そして、据え付け現場においては、先ずコ
ンクリート壁面Hに対してアンカー26を埋設固定し、
躯体側固定金物22を取付ける。次いで、この躯体側固
定金物22に前記継手ユニットのネジ部19cを螺合さ
せ、そのねじ込み量の調整により継手ユニットの出入り
量を調整する。継手ユニットの出入り方向位置が固定さ
れたならば、ソケット金具23の外面に形成されたネジ
孔23a,23a…より固定用ビス24、24…を螺入
させて支杆部材19の条溝19dに係合させるととも
に、その底部に強固に刻入させて、支杆部材19が緩ま
ないようにしっかりと固定する。この場合、固定用ビス
24、24が前記支杆部材19の条溝19dに係合する
ことにより、パネル支持部材2が正規のX状状態、すな
わち各支腕部材2A〜2Dが45度の斜め方向に位置決
めされる。
【0035】前記継手ユニットの固定が完了したなら
ば、図11に示されるように、前記中締めボルト7、7
の頭部7a、7a間に跨がって、回り止め用連結材8を
横架した後、パネルPの室内面側にスラスト板6を、パ
ネルPの室外面側にゴムリング4および固定用ブッシュ
5を配置し、これらを室外側から貫くようにパネル押え
ボルト3を挿入し、前記中締めボルト7の雌ネジ孔7d
に螺合させパネルPを固定する。前記パネル押えボルト
3の螺入に当り、前記中締めボルト7には摩擦等により
軸回りの回転力が与えられるが、前記回り止め用連結材
8によって前記中締めボルト7の回転が阻止されている
ため、共回りすることなく前記パネル押えボルト3を螺
入することができる。
【0036】以上、4枚のパネルPを共通的に支持する
パネル支持装置1について詳述したが、パネルPの躯体
隣接部位において上下または左右方向に隣接する2枚の
パネルPを共通的に支持するI形状のパネル支持装置1
Aについても、図11に示されるように、同様の方法に
より室外側からの作業によってパネルの取付けを行うこ
とができる。
【0037】
【発明の効果】以上詳説のとおり、本発明によれば、フ
レーム枠を有することなくパネルを直接的に支持するパ
ネル支持装置に係り、パネル背面側に作業員が侵入でき
ないような施工条件の場合でも、室外側からの作業のみ
によって、パネルの取付けを行うことができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】カーテンウォール据え付け後の正面図である。
【図2】図1のII−II線矢視図である。
【図3】パネル支持装置1の分解斜視図である。
【図4】パネル支持部材2の正面図である。
【図5】パネル取付の施工途中段階での正面図である。
【図6】パネル支持状態での縦断面図である。
【図7】パネル支持部の要部拡大図である。
【図8】パネル支持状態での一部断面とした平面図であ
る。
【図9】パネル受座部材14、15の組立斜視図であ
る。
【図10】他のパネル受座部材14A、15Aの組立斜
視図である。
【図11】パネル取付要領を示す分解平面図である。
【図12】パネル支持装置1Aの正面図である。
【図13】従来のパネル支持装置のパネル支持状態を示
す要部斜視図である。
【図14】従来のパネル支持装置例の正面図である。
【図15】そのパネル支持部の拡大縦断面図である。
【図16】他のパネル支持装置例の正面図である。
【符号の説明】
1・1A…パネル支持装置、2…パネル支持金具、2A
〜2D…支腕部材、2a〜2d…ボルト通孔、3…パネ
ル押えボルト、7…中締めボルト、8・10…回り止め
用連結材、9・16…摺動用ディスクライナー、11…
間隔保持管、12・13…介在プレート、14・14A
・15・15A…ボルト受座部材、17…締結用ナッ
ト、18…緩み止めナット、19…支杆部材、22…躯
体側固定金物、23…ソケット金具、H…コンクリート
壁面、M…一次スライド用間隙、P…パネル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】構造支持体に対して固定され、端縁を突き
    合わせ状態としながら隣接配置される2以上のパネルを
    共通的に支持するようにしたパネル支持装置において、 前記パネル支持装置は、中締めボルトと、この中締めボ
    ルトの頭部に対して直列的に螺合連結されるパネル押え
    ボルトとからなるパネル支持用ペアボルトと、各パネル
    支持部において前記中締めボルトのネジ部を所定の空隙
    をもって遊挿するボルト通孔を有するパネル支持部材と
    を備え、 前記中締めボルトが前記ボルト通孔に挿通されナット部
    材により締結されるとともに、前記中締めボルトのボル
    ト頭部間に跨がって横架された回り止め用連結材によっ
    て前記各中締めボルトが回転不能に保持されており、 前記パネル押えボルトがパネルを支持した状態で前記中
    締めボルトの頭部に対して螺合連結されていることを特
    徴とする外作業型のパネル支持装置。
  2. 【請求項2】前記中締めボルトの頭部は少なくとも1組
    の平行辺部を有する多角形状とされ、一方前記回り止め
    用連結材には中締めボルトの前記1組の平行辺部に対し
    て接当する2側面を有する嵌合孔が形成され、これら中
    締めボルトの頭部と回り止め用連結材の嵌合孔との係合
    により前記中締めボルトが回転不能に保持されている請
    求項1記載の外作業型のパネル支持装置。
  3. 【請求項3】前記回り止め用連結材の嵌合孔は、上下面
    において前記中締めボルトの頭部と接当し、両側部には
    一次スライド用間隙が形成されている請求項2記載の外
    作業型のパネル支持装置。
  4. 【請求項4】前記構造支持体とパネル面との間が狭隘空
    間である請求項1〜3記載の外作業型のパネル支持装
    置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4記載のパネル支持装置による
    パネルの取付方法であって、 中締めボルトを前記パネル支持部材のボルト通孔に挿通
    してナット締結を図るとともに、構造支持体に対してパ
    ネル支持部材を固定した状態とする第1の工程と、 前記中締めボルトのボルト頭部間に跨がって回り止め用
    連結材を横架し、各中締めボルトを回転不能に保持する
    第2の工程と、 前記パネル押えボルトを前記中締めボルトの頭部に対し
    て螺合連結しパネルを支持する第3の工程と、 からなることを特徴とするパネルの取付方法。
JP7797797A 1997-03-28 1997-03-28 外作業型のパネル支持装置およびパネルの取付方法 Withdrawn JPH10266441A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100441973B1 (ko) * 2001-02-21 2004-07-23 이상균 유리패널 고정구
CN108560784A (zh) * 2018-04-25 2018-09-21 山东雄狮建筑装饰股份有限公司 一种开放式背栓石材幕墙连接件
CN110714557A (zh) * 2019-10-22 2020-01-21 江苏盛世伟业新材料有限公司 一种应用于节能建筑的玻璃幕墙

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