JPH10266802A - ガスタービンロータ - Google Patents

ガスタービンロータ

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Publication number
JPH10266802A
JPH10266802A JP6873497A JP6873497A JPH10266802A JP H10266802 A JPH10266802 A JP H10266802A JP 6873497 A JP6873497 A JP 6873497A JP 6873497 A JP6873497 A JP 6873497A JP H10266802 A JPH10266802 A JP H10266802A
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JP
Japan
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cooling medium
gas turbine
disk
stage
turbine rotor
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Application number
JP6873497A
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English (en)
Inventor
Naoki Shibukawa
直紀 渋川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】冷却構造をより簡素化させることにより、少な
い冷却媒体で効果的な冷却供給、回収を図るとともに、
プラント熱効率を大幅に増加させるガスタービンロータ
を提供する。 【解決手段】本発明に係るガスタービンロータは、段落
15,16,17,18の軸中心に内筒部27とその外
側に外筒部28とをそれぞれ備えるとともに、内筒部2
7から供給された冷却媒体を第1段15の動翼15aに
案内する冷却媒体入口通路23と、動翼15aの冷却後
の冷却媒体を次の段落16,17の動翼16b,17b
に案内する冷却媒体案内通路30a,30bをスペーサ
ディスク20a,21aに備える一方、動翼17bの冷
却後の冷却媒体を上記外筒部28に回収する冷却媒体出
口通路24をスペーサディスク22aの入口側に備えた
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスタービンロー
タに係り、特に冷却媒体の給排を効果的に行うことによ
り、その冷却媒体の消費量を必要最小限に維持するガス
タービンロータに関する。
【0002】
【従来の技術】最近のガスタービンプラントでは、高出
力化・高熱効率化に伴ってガスタービン入口の燃焼ガス
温度も高温化されており、このためガスタービンを構成
するガスタービンロータ、ガスタービン静翼、ガスター
ビン動翼等が高温燃焼ガスによる熱負荷を受けて過酷な
状態に晒されている。
【0003】高熱負荷を受け過酷な状態に晒されている
ガスタービン構成部品のうち、ガスタービン静翼やガス
タービン動翼は、空気圧縮機からガスタービン燃焼器に
案内される高圧空気の一部を利用してフィルム冷却、対
流冷却、インピンジ冷却を巧みに組み合せた空気冷却技
術が数多く提案され、その一部が実用化され、高温燃焼
ガスに充分に対処できるようになっている。
【0004】しかし、ガスタービンロータは、ガスター
ビンケーシングの中央に収容され、ガスタービン静翼、
ガスタービン動翼を組み合せた段落を軸方向に沿って複
数段に亘って支持する回転体であり、回転体であるが故
に、振動の抑制、材力の強度保証を考慮すると、必然的
に数多くの冷却通路を設けることが難しい。
【0005】また、ガスタービンプラントは、ガスター
ビンの高温化に伴って冷却空気の消費量を増加させてい
るが、ガスタービン静翼・ガスタービン動翼を冷却させ
た後の冷却空気を主流(ガスタービンを駆動する燃焼ガ
ス)に合流させているため、主流の温度が低くなり、設
計値どおりの高熱効率が得られず、高熱効率化が頭打ち
になっている。
【0006】最近、熱伝達の高い冷却媒体、例えば蒸気
に着目し、その蒸気を、ガスタービンロータからガスタ
ービン動翼等に案内し、冷却後、ガスタービンロータに
回収する冷却技術が特開平8−14064号公報として
公表されている。
【0007】特開平8−14064号公報に開示された
冷却技術は、図13に示すように、ガスタービンロータ
1を輪切り状の翼車盤に構成している。
【0008】この輪切り状の翼車盤に構成するガスター
ビンロータ1は、前部仕切り2と後部仕切り3との間
に、例えば第1段〜第3段までの動翼4a,4b,4c
のそれぞれを植設する第1段用ディスク5a、第2段用
ディスク5b、第3段用ディスク5cを軸心Oに平行な
タイボルト6により一体結合させた構成になっている。
【0009】また、第1段用ディスク5aは、両側に沿
って第1段用冷却通路5a1 ,5a2 を形成するととも
に、途中で第1段用バイパス路5a3 により互いに連通
させており、第1段用冷却通路5a1 ,5a2 のそれぞ
れに案内された冷却媒体を動翼4aに供給し、動翼4a
を冷却するようになっている。
【0010】また、第1段用ディスク5aと第2段用デ
ィスク5bとの間には、スペーサ7a,7bにより回収
通路8aが形成されており、第1段の動翼4aの冷却後
の冷却媒体を、回収通路8aを経て中心孔9に回収でき
るよう図られている。
【0011】一方、第2段用ディスク5bは、第1段用
冷却通路5a2 の冷却供給口5a4,5a5 から案内さ
れた冷却媒体の一部を、第2段用冷却通路5b1 および
第2段用バイパス通路5b3 に連通する第2段用冷却通
路5b2 を介して第2段の動翼4bに供給する一方、残
りの冷却媒体を第2段用通路5b4 ,5b5 を経て仕切
板10により区画された出口通路11から中心孔9に戻
すようになっている。
【0012】また、第2段用ディスク5bと第3段用デ
ィスク5cとの間には、スペーサ7c,7dにより回収
通路8bが形成されており、この回収通路8bにより第
2段の動翼4bの冷却後の冷却媒体が出口通路11を経
て中心孔9に回収できるよう図られている。
【0013】さらにまた、第3段用ディスク5cは、第
2段冷却通路5b2 の冷却供給口5b6 ,5b7 から案
内された冷却媒体の一部を、第3段用冷却通路5c1
介して第3段の動翼4cに供給する一方、残りの冷却媒
体を第3段用通路5c2 を経て出口通路11から中心孔
9に戻すようになっている。
【0014】さらにまた、第3段の動翼4cの冷却後の
冷却媒体は、第3段用ディスク5cと後部仕切り3との
間に形成された回収通路8cから出口通路11を介して
中心孔9に回収されている。
【0015】このように、図13で示したガスタービン
ロータ1の冷却技術では、各ディスク5a,5b,5c
および各動翼4a,4b,4cを冷却するにあたり、冷
却媒体を各ディスク5a,5b,5cおよび各動翼4
a,4b,4cのそれぞれに供給する並列供給方式を採
り、高温燃焼ガスから受ける熱負荷に対し、各ディスク
5a,5b,5cおよび各動翼4a,4b,4cを保護
していた。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】最近の火力発電プラン
トでは、ガスタービンプラントに蒸気タービンプラント
および排熱回収ボイラを組み合せ、ガスタービンプラン
トの排ガス(排熱)を熱源として排熱回収ボイラで蒸気
を発生させ、その蒸気を蒸気タービンプラントに供給し
て動力を発生させるコンバインドサイクル発電プラント
が数多く営業運転を行なっている。このコンバインドサ
イクル発電プラントでも、高プラント熱効率化が求めら
れており、ガスタービンの燃焼ガスを高温化しつつあ
る。この場合、ガスタービンの構成部品は、冷却媒体と
しての蒸気を排熱回収ボイラから求める設計が行なわれ
ているが、何分にも排熱回収ボイラに供給されるガスタ
ービンの排ガスに限りがあるため、消費する蒸気を極力
少なくすることが望ましい。
【0017】図13に示した冷却技術では、各ディスク
5a,5b,5cおよび各動翼4a,4b,4cを冷却
するにあたり、並列供給方式を採っており、蒸気を多く
消費する。このため、図13で示した冷却技術では、排
熱回収ボイラから発生した蒸気の一部を各ディスク5
a,5b,5cおよび各動翼4a,4b,4cに供給す
ると、その消費分だけ蒸気タービンプラントに供給する
蒸気量が減少し、高出力化が得られず、結局、高プラン
ト熱効率化が得られず、冷却媒体としての蒸気の節約化
を考察すると不向きである。
【0018】また、ガスタービンロータ1の中心孔9に
集められる冷却後の蒸気圧力は、最も蒸気消費の高い第
1段用ディスク5aおよび第1段の動翼4aの圧力損失
により決定されるが、この場合、第1段用ディスク5a
および第1段の動翼4a以外のガスタービン構成部品、
例えば静翼(図示せず)を冷却した蒸気の圧力損失が上
述の圧力損失よりも低いと、互いに同期させる必要上、
制御には不必要な圧力調整機構、例えばオリフィスを設
ける必要が生じる。圧力調整機構を設ける場合、プラン
ト熱効率はその圧力低下分だけ下がる。このため、各デ
ィスク5a,5b,5cおよび各動翼4a,4b,4c
に対し、上述並列冷却供給方式では、プラント熱効率
上、不利になる。
【0019】また、各ディスク5a,5b,5cに植設
される各動翼4a,4b4cの回転場では、各ディスク
5a,5b,5cの間にスペーサ7a,7b,7c,7
dにより区分けされる回収通路8a,8bを設けている
と、蒸気流れが複雑化し、蒸気流れを定量的に評価する
場合、誤差を多く含む可能性があり、ガスタービン構成
部品の冷却効率が設計値よりも低くなる。
【0020】したがって、この種の冷却技術において、
より少ない蒸気で供給・回収を効果的に行わせるために
は、ガスタービンロータ1の冷却構造をより簡素化させ
る必要がある。
【0021】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、冷却構造をより簡素化させることにより、少な
い冷却媒体で効果的な冷却供給、回収を図るとともに、
プラント熱効率を大幅に増加させるガスタービンロータ
を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明に係るガスタービ
ンロータは、上記目的を達成するために、請求項1に記
載したように、前部仕切りと後部仕切りとの間に、軸方
向に沿ってディスクとスペーサディスクとを交互に層状
に積み重ねた複数の段落を備え、各段落に挿通するタイ
ボルトにより各段落を一体結合させたガスタービンロー
タにおいて、上記段落の軸中心に内筒部とその外側に外
筒部とをそれぞれ備えるとともに、内筒部から供給され
た冷却媒体を第1段の動翼に案内する冷却媒体入口通路
と、動翼の冷却後の冷却媒体を次の段落の動翼に案内す
る冷却媒体案内通路をスペーサディスクに備える一方、
動翼の冷却後の冷却媒体を上記外筒部に回収する冷却媒
体出口通路をスペーサディスクの入口側に備えたもので
ある。
【0023】本発明に係るガスタービンロータは、上記
目的を達成するために、請求項2に記載したように、動
翼は、その翼内に冷却媒体を給排させる冷却媒体入口お
よび冷却媒体出口をそれぞれ備えるとともに、冷却媒体
入口および冷却媒体出口を互いに直接連通させるバイパ
ス通路を備えたものである。
【0024】本発明に係るガスタービンロータは、上記
目的を達成するために、請求項3に記載したように、バ
イパス通路は、動翼の植込部とディスクとの間に形成し
たものである。
【0025】本発明に係るガスタービンロータは、上記
目的を達成するために、請求項4に記載したように、バ
イパス通路は、ディスク側に形成したものである。
【0026】本発明に係るガスタービンロータは、上記
目的を達成するために、請求項5に記載したように、デ
ィスク側に形成したバイパス通路は、動翼の植込部毎に
備えたものである。
【0027】本発明に係るガスタービンロータは、上記
目的を達成するために、請求項6に記載したように、デ
ィスク側に形成したバイパス通路は、動翼の植込部の等
間隔の距離を置いて備えたものである。
【0028】本発明に係るガスタービンロータは、上記
目的を達成するために、請求項7に記載したように、バ
イパス通路は、中間段落のディスクに形成したものであ
る。
【0029】本発明に係るガスタービンロータは、上記
目的を達成するために、請求項8に記載したように、内
筒部は、各段落のディスクで形成される空間部に冷却媒
体を案内する冷却媒体口を備えるとともに、ディスクと
スペーサディスクとの間には、上記空間部に連通し、冷
却媒体を動翼の冷却媒体出口から出た冷却媒体に合流さ
せる冷却媒体補助通路を形成したものである。
【0030】本発明に係るガスタービンロータは、上記
目的を達成するために、請求項9に記載したように、デ
ィスクとスペーサディスクとの間に形成した冷却媒体補
助通路は、動翼の冷却媒体入口側および冷却媒体出口側
の少なくとも一方の位置に配置したものである。
【0031】本発明に係るガスタービンロータは、上記
目的を達成するために、請求項10に記載したように、
動翼を植設するディスクは、内筒部の冷却媒体口からの
冷却媒体を、上記動翼の冷却媒体出口から出た冷却媒体
に合流させる冷却媒体補助通路を備えたものである。
【0032】本発明に係るガスタービンロータは、上記
目的を達成するために、請求項11に記載したように、
動翼は、その翼内に冷却媒体を給排させる冷却媒体入口
および冷却媒体出口をそれぞれ備え、その冷却媒体入口
および冷却媒体出口を互いに直接連通させるバイパス通
路を備える一方、内筒部は、各段落のディスクで形成さ
れる空間部に冷却媒体を案内する冷却媒体口を備え、デ
ィスクとスペーサディスクとの間には、上記空間部に連
通し、冷却媒体を上記動翼の冷却媒体出口から出た冷却
媒体に合流させる冷却媒体補助通路を形成したものであ
る。
【0033】本発明に係るガスタービンロータは、上記
目的を達成するために、請求項12に記載したように、
ディスクとスペーサディスクとの間には、動翼の冷却媒
体出口から出た冷却媒体に、内筒部の冷却媒体口から案
内された冷却媒体を合流させた後、その合流媒体を次段
落の動翼の冷却媒体入口に案内する冷却媒体補助通路を
形成したものである。
【0034】本発明に係るガスタービンロータは、上記
目的を達成するために、請求項13に記載したように、
前部仕切りと後部仕切りとの間に、軸方向に沿ってディ
スクとスペーサディスクとを交互に層状に積み重ねた複
数の段落を備え、各段落に挿通するタイボルトにより各
段落を一体結合させたガスタービンロータにおいて、上
記段落の軸中心に内筒部とその外側に外筒部とをそれぞ
れ備えるとともに、外筒部に備えた冷却媒体口から案内
された冷却媒体を、主流の後流段落の動翼に供給する冷
却媒体補助通路と、上記後流段落の動翼を冷却した冷却
媒体をその前段落の動翼に案内する際、上記外筒部に備
えた冷却媒体口から新たに供給された冷却媒体に合流さ
せる冷却媒体補助通路を前段落のスペーサディスクに備
える一方、動翼の冷却後の冷却媒体を上記内筒部に回収
する冷却媒体出口通路を前部仕切り側に備えたものであ
る。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るガスタービン
ロータの一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0036】図1は、本発明に係るガスタービンロータ
の第1実施形態を示す概略断面図である。なお、図1
は、軸中心Oに対し、ガスタービンロータの上半部分の
みを示している。
【0037】ガスタービンロータ12は、輪切り状の翼
車盤に構成している。この輪切り状の翼車盤に構成する
ガスタービンロータ12は、前部仕切り13と後部仕切
り14との間に、例えば第1段15、第2段落16、第
3段落17、第4段落18をそれぞれ備えた構成になっ
ている。
【0038】第1段15は、動翼15aを植設する第1
段用ディスク19を備えている。また、第2段落16か
ら第4段落18までは、静翼(ノズル)16a,17
a,18aと、動翼16b,17b,18bとを組み合
せた構成になっている。
【0039】また、第2段落16から第4段落18まで
は、静翼16a,17a,18aのそれぞれに第2段用
スペーサディスク20a、第3段用スペーサディスク2
1a、第4段用スペーサディスク22aを備える一方、
動翼16b,17b,18bのそれぞれに第2段用ディ
スク20b、第3段用ディスク21b、第4段用ディス
ク22bを備える構成になっている。
【0040】また、第1段15から第4段落18まで
は、第1段用ディスク19に冷却媒体入口通路23と第
4段用スペーサディスク22aに冷却媒体出口通路24
とを形成するとともに、各段用スペーサディスク20
a,21a,22aと各段用ディスク19,20b,2
1b,22bとを互いにタイトに接続するタイボルト2
5を前部仕切り13および後部仕切り14を介して設け
ている。
【0041】一方、中心孔26は、第1段用ディスク1
9、第2段用ディスク20b、第3段用ディスク21b
のそれぞれの端部に密接させ、軸方向に沿って長く延び
る内筒部27と、その外側に後部仕切り14に嵌合接続
させた外筒部28とをそれぞれ備え、冷却媒体を各段落
15〜18に給排するようになっている。
【0042】また、各段落15〜18のうち、第1段1
5から第3段落17までのそれぞれの動翼15a,16
b,17bは、冷却媒体入口29aおよび冷却媒体出口
29bのそれぞれを形成するとともに、第2段落16お
よび第3段落17のそれぞれのスペーサディスク20
a,21aは冷却媒体案内通路30a,30bをそれぞ
れ形成するようになっている。なお、第4段落18のス
ペーサディスク22aおよび動翼18bのそれぞれは、
主流(ガスタービン駆動燃焼ガス)の温度が他の段落に
較べ相対的に低く、材力強度が保証されているので冷却
媒体を供給していない。
【0043】次に作用を説明する。
【0044】中心孔26の内筒部27から軸中心Oに沿
って流れる冷却媒体は、第1段用ディスク19の冷却媒
体入口通路23、キャビティ31を経て第1段15の動
翼15aの冷却媒体入口29aに案内される。
【0045】冷却媒体は、動翼15aの内部を蛇行中に
動翼15aを冷却した後、冷却媒体出口29b、キャビ
ティ31、第2段スペーサディスク20aの冷却媒体案
内通路30aを経て第2段落16の動翼16bの冷却媒
体入口29aに案内され、ここで動翼16bの内部を再
び冷却した後、冷却媒体出口29bから次段落に再び案
内される。
【0046】このように、冷却媒体は、順次、各段落を
冷却後、第3段用ディスク21bの冷却媒体出口通路2
4を経て外筒部28から回収される。
【0047】したがって、本実施形態では、内筒部27
から案内された冷却媒体で、主流により一番過酷な状態
にされた第1段15の動翼15aを冷却した後、その冷
却媒体を再び使用して第2段落16および第3段落17
のそれぞれの動翼16b,17bに順次、連続的に案内
して冷却し、各動翼16b,17bを冷却後、外筒部2
8に回収したので、従来のような冷却媒体の並列供給方
式がなくなり、圧力損失の比較的少ない連続的な冷却媒
体の供給・回収を行うことができ、冷却媒体の総量を従
来よりも少なくすることができる。
【0048】図2は、本発明に係るガスタービンロータ
の第2実施形態を示す一部切欠概略断面図である。な
お、第1実施形態の構成部品と同一部分には同一符号を
付す。また、図2は、軸中心Oに対し、ガスタービンロ
ータの下半部分のみを示している。
【0049】本実施形態は、第1段15の動翼15aの
植込部19aを第1段用ディスク19に植設する一方、
第2段落16および第3段落17のうち、動翼16b,
17bのそれぞれの植込部20c,21cと第2段用デ
ィスク20bおよび第3段用ディスク21bのそれぞれ
との間にバイパス通路32,32を形成したものであ
る。すなわち、第1段15は、図3に示すように、第1
段用ディスク19に動翼15aの植込部19aをタイト
に装着させる構成になっている。
【0050】また、第2段落16および第3段落17の
それぞれは、図4に示すように、第2段用ディスク20
bおよび第3段用ディスク21bのそれぞれと、動翼1
6bの植込部20cおよび動翼17bの植込部21cの
それぞれとの間にバイパス通路32を形成する構成にな
っている。
【0051】バイパス通路32は、動翼16b,17b
のそれぞれの内部に過度の冷却媒体が流れないようにす
るために、その断面積および流量係数を調整している。
【0052】このように、本実施形態では、第2段用デ
ィスク20bおよび第3段用ディスク21bのそれぞれ
と、動翼16bの植込部20cおよび動翼17bの植込
部21cのそれぞれとの間にバイパス通路32,32を
それぞれ形成したので、第2段用スペーサディスク20
aの冷却媒体案内通路30aおよび第3段用スペーサデ
ィスク21aの冷却媒体案内通路30bのそれぞれから
の冷却媒体を次段落に迂回させることなく直接案内する
ことができ、圧力損失を比較的少なくさせて冷却媒体の
総量を少なくさせることができる。
【0053】なお、本実施形態では、バイパス通路3
2,32を、第2段用ディスク20bおよび第3段用デ
ィスク21bのそれぞれと動翼16bの植込部20cお
よび動翼17bの植込部21cのそれぞれとの間に形成
したが、図5に示すように、第2段用ディスク20bお
よび第3段用ディスク21bのそれぞれに穿設してもよ
い。この場合、バイパス通路32,32は、図5に示す
ように、動翼16bの植込部20cおよび動翼17bの
植込部21cのそれぞれ毎に穿設してもよく、また図6
に示すように動翼16bの植込部20cおよび動翼17
bの植込部21cのそれぞれから数枚の植込部の間隔を
置いて穿設してもよい。
【0054】図7は、本発明に係るガスタービンロータ
の第3実施形態を示す一部切欠概略断面図である。な
お、第1実施形態の構成部品と同一部分には同一符号を
付す。また、図7は、軸中心Oに対し、ガスタービンロ
ータの下半部分のみを示している。
【0055】本実施形態は、第1段用ディスク19と第
2段用ディスク20bとの間に形成される空間部32a
および第2段用ディスク20bと第3段用ディスク21
bとの間に形成される空間部32bのそれぞれに、中心
孔26からの冷却媒体を案内する冷却媒体口33a,3
3bのそれぞれを内筒部27に穿設したものである。
【0056】また、本実施形態は、第1段用ディスク1
9と第2段用ディスク20bとの間に形成される空間部
32aから第2段用スペーサディスク20aの入口側の
キャビティ31に冷却媒体を案内する冷却媒体補助通路
34aを備えるとともに、第2段用ディスク20bと第
3段用ディスク21bとの間に形成される空間部32a
から第3段用スペーサディスク21aの入口側および出
口側のそれぞれのキャビティ31a,31bに冷却媒体
を案内する冷却媒体補助通路34b1 ,34b2 をそれ
ぞれ備えたものである。
【0057】また、冷却媒体補助通路34a,34
1 ,34b2 のそれぞれは、冷却媒体口33a,33
bの開口面積に較べて小さくしてある。これは、空間部
32a,32bのそれぞれにおける冷却媒体の速度を高
めて各キャビティ31,31a,31bに確実に案内す
るためである。
【0058】このように、本実施形態では、中心孔26
の冷却媒体を、迂回させることなく直接、第2段用スペ
ーサディスク20aの入口側のキャビティ31、第3段
用スペーサディスク21aの入口側および出口側のキャ
ビティ31a,31bに案内する冷却媒体口33a,3
3bおよび冷却媒体補助通路34a,34b1 ,34b
2 を備え、第1段15の動翼15aを冷却した冷却媒体
が著しく温度上昇したとき、その温度を低く下げること
ができるようにしたので、後段落16,17の動翼16
b,17bを冷却する際、圧力損失を少なくして確実に
冷却することができる。
【0059】図8は、本発明に係るガスタービンロータ
の第3実施形態における第1実施例を示す一部切欠概略
断面図である。なお、第3実施形態の構成部品と同一部
分には同一符号を付す。
【0060】本実施例は、中心孔26の冷却媒体を内筒
部27に穿設した冷却媒体口33a,33b1 ,33b
2 ,33cのそれぞれから第1段15の動翼15aの出
口側にキャビティ31、第2段落16の動翼16bの入
口側および出口側のキャビティ31,31a、第3段落
17の動翼17bの入口側のキャビティ31bに直接案
内する冷却媒体補助通路34a1 ,34a2 ,34
1 ,34b2 を、第1段用ディスク19、第2段用デ
ィスク20b、第3段用ディスク21bのそれぞれに形
成したものである。
【0061】このように、本実施例は、第1段用ディス
ク19、第2段用ディスク20b、第3段用ディスク2
1bに、冷却媒体補助通路34a1 ,34a2 ,34b
1 ,34b2 を形成したので、各ディスク19,20
b,21bのいずれをも均等に冷却することができ、ガ
スタービンロータ12に熱による変形を防止して安定運
転を行わせることができる。
【0062】図9は、本発明に係るガスタービンロータ
の第3実施形態における第2実施例を示す一部切欠概略
断面図である。なお、第3実施形態の構成部品と同一部
分には同一符号を付す。
【0063】本実施例は、第2段落16および第3段落
17のうち、動翼16b,17bのそれぞれの植込部2
0c,21cと第2段用ディスク20bおよび第3段用
ディスク21bのそれぞれとの間にバイパス通路32,
32を形成したものである。
【0064】バイパス通路32,32は、動翼16b,
17bのそれぞれの内部に過度の冷却媒体が流れないよ
うにするために、その断面積および流量係数を調整して
いる。
【0065】このように、本実施例では、第2段用ディ
スク20bおよび第3段用ディスク21bのそれぞれ
と、動翼16bの植込部20cおよび動翼17bの植込
部21cのそれぞれとの間にバイパス通路32,32を
それぞれ形成したので、第2段用スペーサディスク20
aの冷却媒体案内通路30aおよび第3段用スペーサデ
ィスク21aの冷却配案内通路30bのそれぞれからの
冷却媒体を次段落に迂回させることなく直接案内するこ
とができ、圧力損失を比較的少なくさせて冷却媒体の総
量を少なくさせることができる。
【0066】図10は、本発明に係るガスタービンロー
タの第3実施形態における第3実施例を示す一部切欠概
略断面図である。なお、第3実施形態の構成部品と同一
部分には同一符号を付す。
【0067】本実施例は、第1段用ディスク19と第2
段用ディスク20bとの間に形成される空間部32aか
ら第2段用スペーサディスク20aの出口側のキャビテ
ィ31に、冷却媒体を案内する冷却媒体補助通路34a
3 を形成したものである。
【0068】このように、本実施例は、第2段用スペー
サディスク20aの出口側のキャビティ31に、冷却媒
体を案内する冷却媒体補助通路34aを備え、第1段1
5の冷却後の冷却媒体が著しく温度上昇してもその温度
を低く下げることができるようにしたので、第2段落1
6の動翼16bを確実に冷却することができる。
【0069】図11は、本発明に係るガスタービンロー
タの第3実施形態における第4実施例を示す一部切欠概
略断面図である。なお、第3実施形態の構成部品と同一
部分には同一符号を付す。
【0070】本実施例は、第1段15の動翼15aの冷
却後の冷却媒体を、動翼15aの出口側のキャビティ3
1から冷却媒体補助通路34a、空間部32a、冷却媒
体補助通路34a3 、第2段用スペーサディスク20a
の出口側のキャビティ31に循環させたものである。
【0071】また、本実施例は、第2段落16の動翼1
6bの冷却後の冷却媒体を、動翼16bの出口側のキャ
ビティ31aから冷却媒体補助通路34b、空間部32
b、冷却媒体補助通路34b2 、第3段用スペーサディ
スク21aの出口側のキャビティ31bに循環させたも
のである。
【0072】このように、本実施例は、各動翼15a,
16bの冷却後の冷却媒体を、各空間部32a,32b
に案内し、ここでその温度を低くし、再び次段落に供給
するので、各スペーサディスク20a,21aに冷却媒
体案内通路を設ける必要がなく、各スペーサディスク2
0a,21aの材力強度を充分に高く維持することがで
きる。
【0073】図12は、本発明に係るガスタービンロー
タの第4実施形態を示す一部切欠概略断面図である。な
お、第1実施形態の構成部品と同一部分には同一符号を
付す。また、図12はガスタービンロータの上半部分を
示している。
【0074】本実施形態は、主流の後流段落からその上
流段落に向って順次、冷却媒体が流れるようにしたもの
である。
【0075】本実施形態は、一端を第1段用ディスク1
9に固設して軸方向に延びる内筒部27を中心孔26と
同一の口径にして冷却媒体の復路に形成するとともに、
その外側を同心的に包囲して第4段用ディスク22b、
第3段用ディスク21b、第2段用ディスク20b、第
1段用ディスク19のそれぞれに当接または固設し、か
つ冷却媒体口33a,33b,33cを備えた外筒部2
8を冷却媒体の往路に形成している。
【0076】また、本実施形態は、第4段用ディスク2
2bと第3段用ディスク21bとの間に形成される空間
部32cから第4段用スペーサディスク22aの入口側
のキャビティ31cに冷却媒体を案内する冷却媒体補助
通路34cと、第3段用ディスク21bと第2段用ディ
スク20bとの間に形成される空間部32bから第3段
用スペーサディスク21aの出口側および入口側のそれ
ぞれのキャビティ31b,31aに冷却媒体を案内する
冷却媒体補助通路34b2 ,34b1 と、第2段用ディ
スク20bと第1段用ディスク19との間に形成される
空間部32aから第2段用スペーサディスク20aの出
口側および入口側のそれぞれのキャビティ31,31に
冷却媒体を案内する冷却媒体補助通路34a,34aと
をそれぞれ備えている。
【0077】また、本実施形態は、第1段用ディスク1
9と前部仕切り13との間に形成されるキャビティ31
に連通する冷却媒体出口通路35を備えている。
【0078】このような構成のガスタービンロータ12
において、まず、外筒部28の冷却媒体口33aから空
間部32cを経て冷却媒体補助通路34cに案内された
冷却媒体は、第4段用スペーサディスク22aおよび第
3段用ディスク21bを冷却した後、第4段用スペーサ
ディスク22aの入口側のキャビティ31cに案内され
る。キャビティ31cに案内された冷却媒体は、第3段
落17の動翼17bを冷却した後、第3段用スペーサデ
ィスク21aの冷却媒体案内通路30bを経てその上流
側の段落を案内される間に空間部32bから冷却媒体補
助通路34b2,34b1 を経てキャビティ31b,3
1aのそれぞれに加えられた新たな冷却媒体と合流し、
その温度を下げて次の上流側の段落を順次冷却し、最後
に冷却媒体出口通路35を経て内筒部27に回収され
る。
【0079】したがって、本実施形態では、一つの段落
を冷却した後の冷却媒体に、新たな冷却媒体を加えて温
度を下げ、温度の下がった冷却媒体で順次上流側の段落
を冷却し、最後に内筒部27に回収させたので、比較的
圧力損失を少なくして各段落を確実に冷却することがで
き、冷却媒体総量を従来よりも少なくすることができ
る。
【0080】
【発明の効果】以上の説明のとおり、本発明に係るガス
タービンロータは、一つの供給源から案内された冷却媒
体で各段落を連続的に冷却させ、冷却後の冷却媒体の回
収を、従来のように分岐迂回させることなく回収を図っ
たので、冷却媒体の総量を少なくしてプラント熱効率の
高いガスタービンロータを実現することができる。
【0081】その際、段落を冷却した冷却媒体は、新た
な冷却媒体を加えてその温度を下げる手段を講じている
ので、特に各動翼を確実に冷却することができる等、優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガスタービンロータの第1実施形
態を示す一部切欠概略断面図。
【図2】本発明に係るガスタービンロータの第2実施形
態を示す一部切欠概略断面図。
【図3】図2のA−A矢視方向から観察した部分断面
図。
【図4】図2のB−B矢視方向から観察した部分断面
図。
【図5】本発明に係るバイパス通路の第1実施例を示す
一部切欠部分断面図。
【図6】本発明に係るバイパス通路の第2実施例を示す
一部切欠部分断面図。
【図7】本発明に係るガスタービンロータの第3実施形
態を示す一部切欠概略断面図。
【図8】本発明に係るガスタービンロータの第3実施形
態における第1実施例を示す一部切欠概略断面図。
【図9】本発明に係るガスタービンロータの第3実施形
態における第2実施例を示す一部切欠概略断面図。
【図10】本発明に係るガスタービンロータの第3実施
形態における第3実施例を示す一部切欠概略断面図。
【図11】本発明に係るガスタービンロータの第3実施
形態における第4実施例を示す一部切欠概略断面図。
【図12】本発明に係るガスタービンロータの第4実施
形態を示す一部切欠概略断面図。
【図13】従来のガスタービンロータの実施形態を示す
一部切欠概略断面図。
【符号の説明】
1 ガスタービンロータ 2 前部仕切り 3 後部仕切り 4a,4b,4c 動翼 5a 第1段用ディスク 5a1 ,5a2 第1段用冷却通路 5a3 第1段用バイパス通路 5a4 ,5a5 冷却供給口 5b 第2段用ディスク 5b1 第2段用冷却通路 5b3 第2段用バイパス通路 5b2 第2段用冷却通路 5b4 ,5b5 第2段用通路 5b6 ,5b7 冷却供給口 5c 第3段用ディスク 5c1 第3段用冷却通路 5c2 第3段用通路 6 タイボルト 7a,7b,7c,7d スペーサ 8a,8b,8c 回収通路 9 中心孔 10 仕切板 11 出口通路 12 ガスタービンロータ 13 前部仕切り 14 後部仕切り 15 第1段 15a 動翼 16 第2段落 16a 静翼 16b 動翼 17 第3段落 17a 静翼 17b 動翼 18 第4段落 18a 静翼 18b 動翼 19 第1段用ディスク 19a 植込部 20a 第2段用スペーサディスク 20b 第2段用ディスク 20c 植込部 21 植込部 21a 第3段用スペーサディスク 21b 第3段用ディスク 22a 第4段用スペーサディスク 22b 第4段用ディスク 23 冷却媒体入口通路 24 冷却媒体出口通路 25 タイボルト 26 中心孔 27 内筒部 28 外筒部 29a 冷却媒体入口 29b 冷却媒体出口 30a,30b 冷却媒体案内通路 31,31a,31b キャビティ 32 バイパス通路 32a,32b,32c 空間部 33a,33b,33b1 ,33b2 ,33c 冷却媒
体口 34a,34a1 ,34a2 ,34a3 ,34b1 ,3
4b2 ,34c 冷却媒体補助通路 35 冷却媒体出口通路

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前部仕切りと後部仕切りとの間に、軸方
    向に沿ってディスクとスペーサディスクとを交互に層状
    に積み重ねた複数の段落を備え、各段落に挿通するタイ
    ボルトにより各段落を一体結合させたガスタービンロー
    タにおいて、上記段落の軸中心に内筒部とその外側に外
    筒部とをそれぞれ備えるとともに、内筒部から供給され
    た冷却媒体を第1段の動翼に案内する冷却媒体入口通路
    と、動翼の冷却後の冷却媒体を次の段落の動翼に案内す
    る冷却媒体案内通路をスペーサディスクに備える一方、
    動翼の冷却後の冷却媒体を上記外筒部に回収する冷却媒
    体出口通路をスペーサディスクの入口側に備えたことを
    特徴とするガスタービンロータ。
  2. 【請求項2】 動翼は、その翼内に冷却媒体を給排させ
    る冷却媒体入口および冷却媒体出口をそれぞれ備えると
    ともに、冷却媒体入口および冷却媒体出口を互いに直接
    連通させるバイパス通路を備えたことを特徴とする請求
    項1記載のガスタービンロータ。
  3. 【請求項3】 バイパス通路は、動翼の植込部とディス
    クとの間に形成したことを特徴とする請求項2記載のガ
    スタービンロータ。
  4. 【請求項4】 バイパス通路は、ディスク側に形成した
    ことを特徴とする請求項2記載のガスタービンロータ。
  5. 【請求項5】 ディスク側に形成したバイパス通路は、
    動翼の植込部毎に備えたことを特徴とする請求項4記載
    のガスタービンロータ。
  6. 【請求項6】 ディスク側に形成したバイパス通路は、
    動翼の植込部の等間隔の距離を置いて備えたことを特徴
    とする請求項4記載のガスタービンロータ。
  7. 【請求項7】 バイパス通路は、中間段落のディスクに
    形成したことを特徴とする請求項2記載のガスタービン
    ロータ。
  8. 【請求項8】 内筒部は、各段落のディスクで形成され
    る空間部に冷却媒体を案内する冷却媒体口を備えるとと
    もに、ディスクとスペーサディスクとの間には、上記空
    間部に連通し、冷却媒体を動翼の冷却媒体出口から出た
    冷却媒体に合流させる冷却媒体補助通路を形成したこと
    を特徴とする請求項1記載のガスタービンロータ。
  9. 【請求項9】 ディスクとスペーサディスクとの間に形
    成した冷却媒体補助通路は、動翼の冷却媒体入口側およ
    び冷却媒体出口側の少なくとも一方の位置に配置したこ
    とを特徴とする請求項8記載のガスタービンロータ。
  10. 【請求項10】 動翼を植設するディスクは、内筒部の
    冷却媒体口からの冷却媒体を、上記動翼の冷却媒体出口
    から出た冷却媒体に合流させる冷却媒体補助通路を備え
    たことを特徴とする請求項1記載のガスタービンロー
    タ。
  11. 【請求項11】 動翼は、その翼内に冷却媒体を給排さ
    せる冷却媒体入口および冷却媒体出口をそれぞれ備え、
    その冷却媒体入口および冷却媒体出口を互いに直接連通
    させるバイパス通路を備える一方、内筒部は、各段落の
    ディスクで形成される空間部に冷却媒体を案内する冷却
    媒体口を備え、ディスクとスペーサディスクとの間に
    は、上記空間部に連通し、冷却媒体を上記動翼の冷却媒
    体出口から出た冷却媒体に合流させる冷却媒体補助通路
    を形成したことを特徴とする請求項1記載のガスタービ
    ンロータ。
  12. 【請求項12】 ディスクとスペーサディスクとの間に
    は、動翼の冷却媒体出口から出た冷却媒体に、内筒部の
    冷却媒体口から案内された冷却媒体を合流させた後、そ
    の合流媒体を次段落の動翼の冷却媒体入口に案内する冷
    却媒体補助通路を形成したことを特徴とする請求項1記
    載のガスタービンロータ。
  13. 【請求項13】 前部仕切りと後部仕切りとの間に、軸
    方向に沿ってディスクとスペーサディスクとを交互に層
    状に積み重ねた複数の段落を備え、各段落に挿通するタ
    イボルトにより各段落を一体結合させたガスタービンロ
    ータにおいて、上記段落の軸中心に内筒部とその外側に
    外筒部とをそれぞれ備えるとともに、外筒部に備えた冷
    却媒体口から案内された冷却媒体を、主流の後流段落の
    動翼に供給する冷却媒体補助通路と、上記後流段落の動
    翼を冷却した冷却媒体をその前段落の動翼に案内する
    際、上記外筒部に備えた冷却媒体口から新たに供給され
    た冷却媒体に合流させる冷却媒体補助通路を前段落のス
    ペーサディスクに備える一方、動翼の冷却後の冷却媒体
    を上記内筒部に回収する冷却媒体出口通路を前部仕切り
    側に備えたことを特徴とするガスタービンロータ。
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