JPH10267174A - 樹脂被覆成形パイプ及びその製造方法 - Google Patents
樹脂被覆成形パイプ及びその製造方法Info
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- JPH10267174A JPH10267174A JP8751597A JP8751597A JPH10267174A JP H10267174 A JPH10267174 A JP H10267174A JP 8751597 A JP8751597 A JP 8751597A JP 8751597 A JP8751597 A JP 8751597A JP H10267174 A JPH10267174 A JP H10267174A
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Landscapes
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 外表面部に樹脂被覆部を有する金属製パイプ
材を、表面にしわの無い状態にて曲げ成形加工をする。 【解決手段】 その表面部に樹脂被覆部3を有する金属
製パイプ1を、プーリ状の曲げ型55及び締め付けダイ
54にて保持するとともに、この周りをワイパダイ53
及びプレッシャダイ52にて挟み込むように保持する。
このような状態において、その一端側から芯金7、77
を挿入するとともに、他端をチャック6にて保持し、こ
のような状態の上記チャック6側をもって曲げ成形加工
をする。 【効果】 芯金7、77及び各種ダイ52、53、5
4、55等の作用により、金属製パイプ1のところにお
いて、潰れが無く、かつ、樹脂被覆部3のところにしわ
等の生じない曲げ成形パイプが形成されることとなる。
材を、表面にしわの無い状態にて曲げ成形加工をする。 【解決手段】 その表面部に樹脂被覆部3を有する金属
製パイプ1を、プーリ状の曲げ型55及び締め付けダイ
54にて保持するとともに、この周りをワイパダイ53
及びプレッシャダイ52にて挟み込むように保持する。
このような状態において、その一端側から芯金7、77
を挿入するとともに、他端をチャック6にて保持し、こ
のような状態の上記チャック6側をもって曲げ成形加工
をする。 【効果】 芯金7、77及び各種ダイ52、53、5
4、55等の作用により、金属製パイプ1のところにお
いて、潰れが無く、かつ、樹脂被覆部3のところにしわ
等の生じない曲げ成形パイプが形成されることとなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属製パイプの外
表面部にプラスチック製被覆部を有するとともに、当該
プラスチック製被覆部のところに凹凸状の把手部を設
け、更に、このようなプラスチック製(樹脂製)被覆部
を有する金属製パイプを所定の形態に曲げ成形加工する
こととした樹脂被覆部を有する成形パイプに関するもの
である。
表面部にプラスチック製被覆部を有するとともに、当該
プラスチック製被覆部のところに凹凸状の把手部を設
け、更に、このようなプラスチック製(樹脂製)被覆部
を有する金属製パイプを所定の形態に曲げ成形加工する
こととした樹脂被覆部を有する成形パイプに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、建築用の手摺等は、木製のも
の、あるいは金属製パイプ(スチールパイプ)等からな
るものである。ところで、これらのもの、例えば木製の
ものは、風呂場等、湿気の多いところで使用されると、
カビが発生しやすい等の問題点を有する。また、金属製
のものは、その表面に水滴等が生じ、握った場合に滑り
やすいという問題点がある。また、冬場等においては、
冷たい感触を与え、健康上好ましくないと言う問題点が
ある。このような諸問題点を解決するために、その基礎
となるパイプの部分を金属製(スチール製)あるいは硬
質プラスチック材にて形成し、その外表面部に軟質プラ
スチック材からなる把手用凹凸部を設けるようにしたも
のが開発されており、例えば、硬質プラスチック製パイ
プを基礎としたものについては、特開平8−19975
5号公報等により、すでに公知となっている。
の、あるいは金属製パイプ(スチールパイプ)等からな
るものである。ところで、これらのもの、例えば木製の
ものは、風呂場等、湿気の多いところで使用されると、
カビが発生しやすい等の問題点を有する。また、金属製
のものは、その表面に水滴等が生じ、握った場合に滑り
やすいという問題点がある。また、冬場等においては、
冷たい感触を与え、健康上好ましくないと言う問題点が
ある。このような諸問題点を解決するために、その基礎
となるパイプの部分を金属製(スチール製)あるいは硬
質プラスチック材にて形成し、その外表面部に軟質プラ
スチック材からなる把手用凹凸部を設けるようにしたも
のが開発されており、例えば、硬質プラスチック製パイ
プを基礎としたものについては、特開平8−19975
5号公報等により、すでに公知となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このもの
は、硬質のプラスチック製パイプ材を基礎に、その外表
面部に軟質の熱可塑性プラスチック材からなる把手用の
凹凸部を設け、これによって手摺の握り部を形成させる
ようにしたものである。しかしながら、このものは、全
体の形状がストレートパイプ状のものからなるものであ
る。従って、その取付部、あるいは折り曲げ部等には、
金属製部材からなるエルボジョイント等を挿入(装着)
することによって対処することとしている。その結果、
全体的に、部品点数が増加し、製造コストの上昇をまね
くという問題点がある。このような問題点を解決するた
めに、金属製パイプ(スチールパイプ)を基礎に、その
外表面部にプラスチック材からなる被覆部を設けるとと
もに、このようなプラスチック製被覆部のところに、握
り用の凹凸を設け、更に、このようなパイプ状部材を所
定の形態に曲げ成形するようにした樹脂被覆成形パイプ
を提供しようとするのが、本発明の目的(課題)であ
る。
は、硬質のプラスチック製パイプ材を基礎に、その外表
面部に軟質の熱可塑性プラスチック材からなる把手用の
凹凸部を設け、これによって手摺の握り部を形成させる
ようにしたものである。しかしながら、このものは、全
体の形状がストレートパイプ状のものからなるものであ
る。従って、その取付部、あるいは折り曲げ部等には、
金属製部材からなるエルボジョイント等を挿入(装着)
することによって対処することとしている。その結果、
全体的に、部品点数が増加し、製造コストの上昇をまね
くという問題点がある。このような問題点を解決するた
めに、金属製パイプ(スチールパイプ)を基礎に、その
外表面部にプラスチック材からなる被覆部を設けるとと
もに、このようなプラスチック製被覆部のところに、握
り用の凹凸を設け、更に、このようなパイプ状部材を所
定の形態に曲げ成形するようにした樹脂被覆成形パイプ
を提供しようとするのが、本発明の目的(課題)であ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては次のような手段を講ずることとし
た。すなわち、請求項1記載の発明においては、円筒形
状の金属製パイプを基礎に、その外側に熱可塑性樹脂材
(プラスチック材)の被覆されたパイプ状部材を形成
し、このような樹脂被覆部を有するパイプ状部材を、所
定のダイ及び芯金を用いて所定の形態に曲げ成形するよ
うにした構成を採ることとした。
に、本発明においては次のような手段を講ずることとし
た。すなわち、請求項1記載の発明においては、円筒形
状の金属製パイプを基礎に、その外側に熱可塑性樹脂材
(プラスチック材)の被覆されたパイプ状部材を形成
し、このような樹脂被覆部を有するパイプ状部材を、所
定のダイ及び芯金を用いて所定の形態に曲げ成形するよ
うにした構成を採ることとした。
【0005】このような構成を採ることにより、本発明
のものにおいては次のような作用を呈することとなる。
すなわち、このように形成されたパイプ状部材は、それ
が、例えば建築用の手摺等として利用される場合、その
表面部には柔らかな状態からなるプラスチック材が設け
られていることより、人体の一部を打ち当てたようなと
きに、人体への損傷が少なくなり、安全性を確保するこ
とができるようになる。また、上記樹脂被覆部を設ける
に当って、その把手部のところに凹凸状の握り部を設け
ることにより、把握性に優れたものを形成することがで
きるようになる。また、その表面部に水滴等が付着した
としても、手が滑ったりするようなことが無くなる。す
なわち、安全性の確保を図ることができるようになる。
のものにおいては次のような作用を呈することとなる。
すなわち、このように形成されたパイプ状部材は、それ
が、例えば建築用の手摺等として利用される場合、その
表面部には柔らかな状態からなるプラスチック材が設け
られていることより、人体の一部を打ち当てたようなと
きに、人体への損傷が少なくなり、安全性を確保するこ
とができるようになる。また、上記樹脂被覆部を設ける
に当って、その把手部のところに凹凸状の握り部を設け
ることにより、把握性に優れたものを形成することがで
きるようになる。また、その表面部に水滴等が付着した
としても、手が滑ったりするようなことが無くなる。す
なわち、安全性の確保を図ることができるようになる。
【0006】更に、このような機能を有する本樹脂被覆
成形パイプは、一本のパイプ状部材を基礎に、所定の曲
げ成形手段にて、所定の形態に一体成形されるようにな
っているものである。従って、一体のものを基礎に、簡
単な付属金具等を設けることによって、建築用手摺等を
効率良く形成(製造)することができるようになる。そ
して、このような樹脂被覆成形パイプは、金属製パイプ
を基礎に形成されるようになっているものであるので、
全体的に軽く、しかも、所定の強度・剛性等を確保する
ことができるようになる。また、建築用手摺として見た
場合、部品点数が少なく、その製造原価の低減化を図る
ことができるようになる。また、取付け(装着)が簡単
に行なわれることとなる。
成形パイプは、一本のパイプ状部材を基礎に、所定の曲
げ成形手段にて、所定の形態に一体成形されるようにな
っているものである。従って、一体のものを基礎に、簡
単な付属金具等を設けることによって、建築用手摺等を
効率良く形成(製造)することができるようになる。そ
して、このような樹脂被覆成形パイプは、金属製パイプ
を基礎に形成されるようになっているものであるので、
全体的に軽く、しかも、所定の強度・剛性等を確保する
ことができるようになる。また、建築用手摺として見た
場合、部品点数が少なく、その製造原価の低減化を図る
ことができるようになる。また、取付け(装着)が簡単
に行なわれることとなる。
【0007】次に、請求項2記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的な点は上記請求項1記載の
ものと同じであり、樹脂被覆成形パイプの製造方法に関
するものである。すなわち、本発明は、樹脂被覆成形パ
イプの、その製造方法を、円筒状の金属製パイプを基礎
に、当該円筒状金属製パイプの外側に押出成形手段にて
熱可塑性樹脂材(プラスチック材)を、円筒状パイプ表
面の全面を被うように被覆する工程と、このようにして
得られた樹脂被覆部を有する金属製パイプを、所定のダ
イ及び芯金を用いて所定の形態に曲げ成形加工する工程
と、からなるようにしたことである。
る。このものも、その基本的な点は上記請求項1記載の
ものと同じであり、樹脂被覆成形パイプの製造方法に関
するものである。すなわち、本発明は、樹脂被覆成形パ
イプの、その製造方法を、円筒状の金属製パイプを基礎
に、当該円筒状金属製パイプの外側に押出成形手段にて
熱可塑性樹脂材(プラスチック材)を、円筒状パイプ表
面の全面を被うように被覆する工程と、このようにして
得られた樹脂被覆部を有する金属製パイプを、所定のダ
イ及び芯金を用いて所定の形態に曲げ成形加工する工程
と、からなるようにしたことである。
【0008】このような工程を採ることにより、本発明
においては、所定の形態に曲げ成形加工の成された一体
型の樹脂被覆成形パイプが、連続一貫工程にて、効率良
く形成(製造)されることとなる。特に、建築用手摺
等、曲がった形態を有するものにおいても、一本の金属
製パイプを基礎に形成することができるようになるの
で、エルボジョイント等の別部品を別途連結する必要が
なくなり、製造コストの低減化を図ることができるよう
になる。また、全体的に軽量化を図ったうえで強度・剛
性を確保することができるようになる。また、別部品と
の連結部等が無くなり、段差あるいは継目等も無くなる
ため、使用時における安全性が確保されることとなる。
においては、所定の形態に曲げ成形加工の成された一体
型の樹脂被覆成形パイプが、連続一貫工程にて、効率良
く形成(製造)されることとなる。特に、建築用手摺
等、曲がった形態を有するものにおいても、一本の金属
製パイプを基礎に形成することができるようになるの
で、エルボジョイント等の別部品を別途連結する必要が
なくなり、製造コストの低減化を図ることができるよう
になる。また、全体的に軽量化を図ったうえで強度・剛
性を確保することができるようになる。また、別部品と
の連結部等が無くなり、段差あるいは継目等も無くなる
ため、使用時における安全性が確保されることとなる。
【0009】次に、請求項3記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的な点は上記請求項2記載の
ものと同じであり、樹脂被覆成形パイプの製造方法に関
するものである。すなわち、本発明は、樹脂被覆成形パ
イプの、その製造方法を、円筒状の金属製パイプを基礎
に、当該円筒状金属製パイプの外側に押出成形手段にて
熱可塑性樹脂材(プラスチック材)を、円筒状パイプ表
面の全面を被うように設ける工程と、このように設けら
れた熱可塑性プラスチック材の、その一部に把手として
の機能を発揮させるための凹凸部を設ける工程と、この
ような樹脂被覆部を有する金属製パイプを、所定のダイ
及び芯金を用いて所定の形態に曲げ成形加工する工程
と、からなるようにしたことである。
る。このものも、その基本的な点は上記請求項2記載の
ものと同じであり、樹脂被覆成形パイプの製造方法に関
するものである。すなわち、本発明は、樹脂被覆成形パ
イプの、その製造方法を、円筒状の金属製パイプを基礎
に、当該円筒状金属製パイプの外側に押出成形手段にて
熱可塑性樹脂材(プラスチック材)を、円筒状パイプ表
面の全面を被うように設ける工程と、このように設けら
れた熱可塑性プラスチック材の、その一部に把手として
の機能を発揮させるための凹凸部を設ける工程と、この
ような樹脂被覆部を有する金属製パイプを、所定のダイ
及び芯金を用いて所定の形態に曲げ成形加工する工程
と、からなるようにしたことである。
【0010】このような工程を採ることにより、本発明
のものにおいては、上記請求項2記載のものに加えて、
更に、上記樹脂被覆部のところであって把手部を形成す
るところに、凹凸状の握り部が一体的に形成されている
ことより、把握性に優れた建築用手摺等が一本の金属製
パイプを基礎に形成されることとなる。その結果、安全
性に優れた建築用手摺等が安価に形成(製造)されるこ
ととなる。
のものにおいては、上記請求項2記載のものに加えて、
更に、上記樹脂被覆部のところであって把手部を形成す
るところに、凹凸状の握り部が一体的に形成されている
ことより、把握性に優れた建築用手摺等が一本の金属製
パイプを基礎に形成されることとなる。その結果、安全
性に優れた建築用手摺等が安価に形成(製造)されるこ
ととなる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
1ないし図10を基に説明する。本発明の実施の形態に
関するものの、その構成は、図1に示す如く、スチール
等からなる金属製パイプ1と、当該金属製パイプ1の表
面上に塗布されるものであって接着剤等からなる接着手
段2と、当該接着手段2を介して金属製パイプ1の表面
全面にわたって設けられる(被覆される)プラスチック
材3と、からなることを基本とするものである。
1ないし図10を基に説明する。本発明の実施の形態に
関するものの、その構成は、図1に示す如く、スチール
等からなる金属製パイプ1と、当該金属製パイプ1の表
面上に塗布されるものであって接着剤等からなる接着手
段2と、当該接着手段2を介して金属製パイプ1の表面
全面にわたって設けられる(被覆される)プラスチック
材3と、からなることを基本とするものである。
【0012】このような基本構成において、上記金属製
パイプ1の外表面部に被覆されるプラスチック材3は、
その表面部に水滴等の付着した状態において、人間が手
で握った場合に滑り等の生じないようにするため、本実
施の形態のものにおいては、ポリオレフィン系樹脂材か
らなるエラストマーが採用されるようになっている。ま
た、このようなエラストマーを上記金属製パイプ1に接
着するために使用される接着手段2としては、接着性ポ
リオレフィン系樹脂を主体とした接着性樹脂材が採用さ
れるようになっている。また、このようにして上記金属
製パイプ1の外表面部に被覆されたプラスチック材(エ
ラストマー)3の一部には、図1に示す如く、人間の手
の握りに合わせた把手部31が設けられるようになって
いるものである。そして、このように、所定のプラスチ
ック材(エラストマー)3の被覆されたストレート状の
パイプ状部材11が、その一部について、所定の曲げ成
形加工が施されることによって、図1に示すような樹脂
被覆成形パイプが形成されることとなる。
パイプ1の外表面部に被覆されるプラスチック材3は、
その表面部に水滴等の付着した状態において、人間が手
で握った場合に滑り等の生じないようにするため、本実
施の形態のものにおいては、ポリオレフィン系樹脂材か
らなるエラストマーが採用されるようになっている。ま
た、このようなエラストマーを上記金属製パイプ1に接
着するために使用される接着手段2としては、接着性ポ
リオレフィン系樹脂を主体とした接着性樹脂材が採用さ
れるようになっている。また、このようにして上記金属
製パイプ1の外表面部に被覆されたプラスチック材(エ
ラストマー)3の一部には、図1に示す如く、人間の手
の握りに合わせた把手部31が設けられるようになって
いるものである。そして、このように、所定のプラスチ
ック材(エラストマー)3の被覆されたストレート状の
パイプ状部材11が、その一部について、所定の曲げ成
形加工が施されることによって、図1に示すような樹脂
被覆成形パイプが形成されることとなる。
【0013】次に、このような構成からなる本樹脂被覆
成形パイプの製造方法について、その曲げ成形加工を主
体に、図2ないし図10を基に説明する。まず、図2
(A)に示す如く、その外表面部に、所定のプラスチッ
ク材(エラストマー)3のコーティング(被覆)された
パイプ状部材11を、所定のダイ上に設置する。なお、
このときに用いられるダイは、図2に示す如く、プーリ
状の形態からなるものであって、その円周部のところに
U字状の断面形態からなる凹溝を有する曲げ型55を中
心にして形成されるようになっているものである。そし
て、当該曲げ型55の周りには、その円周部の一部に接
するように設けられ、かつ、上記曲げ型55の凹溝と共
同して上記パイプ状部材11を保持する締め付けダイ5
4と、当該締め付けダイ54の上流側にあって上記パイ
プ状部材11の軸線方向にスライド運動をしながら本パ
イプ状部材11を上記曲げ型55側へ押し付けるように
作動するプレッシャダイ52と、当該プレッシャダイ5
2と対向するように設けられるものであって、その間に
上記パイプ状部材を挟んだ状態で設置され、かつ、上記
パイプ状部材11の外表面部に設けられたプラスチック
材(エラストマー)3の、本曲げ成形加工時における上
記金属製パイプ1からの剥離を抑えるワイパダイ53
と、本曲げ成形加工を受けるパイプ状部材11の、その
上流側を支持するブースタダイ51と、が設けられるよ
うになっているものである。
成形パイプの製造方法について、その曲げ成形加工を主
体に、図2ないし図10を基に説明する。まず、図2
(A)に示す如く、その外表面部に、所定のプラスチッ
ク材(エラストマー)3のコーティング(被覆)された
パイプ状部材11を、所定のダイ上に設置する。なお、
このときに用いられるダイは、図2に示す如く、プーリ
状の形態からなるものであって、その円周部のところに
U字状の断面形態からなる凹溝を有する曲げ型55を中
心にして形成されるようになっているものである。そし
て、当該曲げ型55の周りには、その円周部の一部に接
するように設けられ、かつ、上記曲げ型55の凹溝と共
同して上記パイプ状部材11を保持する締め付けダイ5
4と、当該締め付けダイ54の上流側にあって上記パイ
プ状部材11の軸線方向にスライド運動をしながら本パ
イプ状部材11を上記曲げ型55側へ押し付けるように
作動するプレッシャダイ52と、当該プレッシャダイ5
2と対向するように設けられるものであって、その間に
上記パイプ状部材を挟んだ状態で設置され、かつ、上記
パイプ状部材11の外表面部に設けられたプラスチック
材(エラストマー)3の、本曲げ成形加工時における上
記金属製パイプ1からの剥離を抑えるワイパダイ53
と、本曲げ成形加工を受けるパイプ状部材11の、その
上流側を支持するブースタダイ51と、が設けられるよ
うになっているものである。
【0014】このような基本構成において、上記金属製
パイプ1の、その内部には、図2に示す如く、本金属製
パイプ1の変形(潰れ)を防止するための芯金7、77
が設置されるようになっているものである。なお、この
芯金7、77は、棒状の形態からなるものであって、そ
の先端部が丸味を帯びた曲面形態からなる棒状芯金7
と、当該棒状芯金7の先端部のところに設置されるもの
であって、図2に示す如く、曲げ型55の曲げ溝面に沿
って上記金属製パイプ1内を移動するボール状芯金77
と、からなるものである。これら各芯金7、77が共同
して、上記金属製パイプ1の潰れを防止するようにして
いるものである。
パイプ1の、その内部には、図2に示す如く、本金属製
パイプ1の変形(潰れ)を防止するための芯金7、77
が設置されるようになっているものである。なお、この
芯金7、77は、棒状の形態からなるものであって、そ
の先端部が丸味を帯びた曲面形態からなる棒状芯金7
と、当該棒状芯金7の先端部のところに設置されるもの
であって、図2に示す如く、曲げ型55の曲げ溝面に沿
って上記金属製パイプ1内を移動するボール状芯金77
と、からなるものである。これら各芯金7、77が共同
して、上記金属製パイプ1の潰れを防止するようにして
いるものである。
【0015】また、このような芯金7、77の挿入され
る側とは反対の側には、図2に示す如く、本曲げ成形工
程において、上記パイプ状部材11を形成する金属製パ
イプ1のところに引張り力を伝達するためのチャック6
が設けられるようになっている。このチャック6は、本
実施の形態にかかるパイプ状部材11が、その表面部に
エラストマー状のプラスチック材3が被覆されているこ
とより、このプラスチック材3の部分を直接引張ると、
当該プラスチック材3と金属製パイプ1とが剥離してし
まうおそれがあるので、本実施の形態のものにおいて
は、図3ないし図6に示す如く、確実に金属製パイプ1
のところを把むことができるようにしているものであ
る。具体的には、例えば図3に示すものは、パイプ状部
材11を形成する金属製パイプ1の、その端末部のとこ
ろに通しピン66を設置し、この通しピン66を介して
チャック6からの引張力が上記金属製パイプ1のところ
に伝達されるようになっているものである。
る側とは反対の側には、図2に示す如く、本曲げ成形工
程において、上記パイプ状部材11を形成する金属製パ
イプ1のところに引張り力を伝達するためのチャック6
が設けられるようになっている。このチャック6は、本
実施の形態にかかるパイプ状部材11が、その表面部に
エラストマー状のプラスチック材3が被覆されているこ
とより、このプラスチック材3の部分を直接引張ると、
当該プラスチック材3と金属製パイプ1とが剥離してし
まうおそれがあるので、本実施の形態のものにおいて
は、図3ないし図6に示す如く、確実に金属製パイプ1
のところを把むことができるようにしているものであ
る。具体的には、例えば図3に示すものは、パイプ状部
材11を形成する金属製パイプ1の、その端末部のとこ
ろに通しピン66を設置し、この通しピン66を介して
チャック6からの引張力が上記金属製パイプ1のところ
に伝達されるようになっているものである。
【0016】また、図4及び図5に示すものは、外に向
かって拡張するように作動する爪を有する爪状部材65
を上記金属製パイプ1の内径側に装着するとともに、本
パイプ状部材11の外側(外径側)には剛体プレート等
からなるチャック本体(チャック)6を装着し、これら
両者による圧縮力によって、上記パイプ状部材11(金
属製パイプ1)の端末部をつかむようにしているもので
ある。また、図6に示すものは、チャック本体(チャッ
ク)6の内側のところに複数の爪状突起61を設け、こ
の爪状突起61をもって、上記プラスチック材3の部分
をつき抜けた状態にて上記金属製パイプ1の外表面部の
ところを直接保持するようにしているものである。この
ような構成を採ることにより、チャック6からの力(引
張力)は直接金属製パイプ1のところに伝達されること
となる。
かって拡張するように作動する爪を有する爪状部材65
を上記金属製パイプ1の内径側に装着するとともに、本
パイプ状部材11の外側(外径側)には剛体プレート等
からなるチャック本体(チャック)6を装着し、これら
両者による圧縮力によって、上記パイプ状部材11(金
属製パイプ1)の端末部をつかむようにしているもので
ある。また、図6に示すものは、チャック本体(チャッ
ク)6の内側のところに複数の爪状突起61を設け、こ
の爪状突起61をもって、上記プラスチック材3の部分
をつき抜けた状態にて上記金属製パイプ1の外表面部の
ところを直接保持するようにしているものである。この
ような構成を採ることにより、チャック6からの力(引
張力)は直接金属製パイプ1のところに伝達されること
となる。
【0017】このような構成からなるダイ及びチャック
6等に、上記パイプ状部材11を設置(セット)した状
態において、図2(B)に示す如く、チャック6側から
引張力を加えた状態で曲げ型55及び締め付けダイ54
を、上記曲げ型55の中心点(O55)を支点にして、図
2(B)の矢印方向に回転させる。このような操作を更
に続け、図2(C)に示す如く、上記曲げ型55を回転
操作することによって、図1に示すような、所定の形態
に曲げ成形加工の成されたパイプ状部材11が形成され
ることとなる。なお、これら一連の曲げ成形工程におい
て、上記ワイパーダイ53は、その先端部が、上記曲げ
型55の凹溝内に嵌まり込んだ状態にて上記パイプ状部
材11の樹脂被覆部3の内側曲げ曲面部(R部)のとこ
ろを常に押え付けるようにしているものである。これに
よって、内側曲げR部における上記樹脂被覆部3の金属
製パイプ1からの剥離を防止し、更には、しわの発生等
を防止するようにしているものである。また、同じよう
な観点から、上記曲げ型55のU字状凹溝の表面のとこ
ろには、上記パイプ状部材11の表面に被覆されたプラ
スチック材3との間の滑り性を良くするために、テフロ
ン(商品名)テープの貼付あるいはテフロン材の塗布等
が成されるようになっているものである。なお、このよ
うな構成からなる曲げ成形加工用各ダイのうち、ブース
タダイ51及び芯金7、77は、本曲げ成形加工に供せ
られる上記パイプ状部材11を形成する金属製パイプ1
の、その肉厚あるいは曲げ曲率等によっては不要となる
場合がある。
6等に、上記パイプ状部材11を設置(セット)した状
態において、図2(B)に示す如く、チャック6側から
引張力を加えた状態で曲げ型55及び締め付けダイ54
を、上記曲げ型55の中心点(O55)を支点にして、図
2(B)の矢印方向に回転させる。このような操作を更
に続け、図2(C)に示す如く、上記曲げ型55を回転
操作することによって、図1に示すような、所定の形態
に曲げ成形加工の成されたパイプ状部材11が形成され
ることとなる。なお、これら一連の曲げ成形工程におい
て、上記ワイパーダイ53は、その先端部が、上記曲げ
型55の凹溝内に嵌まり込んだ状態にて上記パイプ状部
材11の樹脂被覆部3の内側曲げ曲面部(R部)のとこ
ろを常に押え付けるようにしているものである。これに
よって、内側曲げR部における上記樹脂被覆部3の金属
製パイプ1からの剥離を防止し、更には、しわの発生等
を防止するようにしているものである。また、同じよう
な観点から、上記曲げ型55のU字状凹溝の表面のとこ
ろには、上記パイプ状部材11の表面に被覆されたプラ
スチック材3との間の滑り性を良くするために、テフロ
ン(商品名)テープの貼付あるいはテフロン材の塗布等
が成されるようになっているものである。なお、このよ
うな構成からなる曲げ成形加工用各ダイのうち、ブース
タダイ51及び芯金7、77は、本曲げ成形加工に供せ
られる上記パイプ状部材11を形成する金属製パイプ1
の、その肉厚あるいは曲げ曲率等によっては不要となる
場合がある。
【0018】このような構成からなる曲げ成形加工工程
に関しては、上記引張り方式のものとは別の押し付け曲
げ方式からなるものが挙げられる。このものは、図7
(A)に示す如く、パイプ状部材11を、各型及びダイ
間に設置するとともに、パイプ状部材11の一端側をク
ランプ59にて固定する。このような状態において、上
記パイプ状部材11を保持した曲げ型55及び締め付け
ダイ54は固定したまま、上記パイプ状部材11の下流
側を保持するワイパダイ53、及びスライドダイ57を
介して本パイプ状部材11を保持する固定押し付けダイ
56を、芯金7、77とともに、図7(B)、(C)に
示す如く、上記曲げ型55の中心点(O55)を支点にし
て回転させる。これによって、上記パイプ状部材11
は、上記曲げ型55の凹溝内にて、あるいはワイパダイ
53とスライドダイ57との間に挟まれた状態にて、相
対滑り運動をしながら曲げ変形を受けることとなる。ま
た、この曲げ変形を受ける間においては、上記金属製パ
イプ1内にてボール状芯金77及び棒状芯金7が上記金
属製パイプ1に対して適宜相対移動をし、上記金属製パ
イプ1の潰れを防止するようにしている。なお、この押
し付け曲げ方式においても、上記曲げ型55の凹溝の表
面と上記パイプ状部材11の内側湾曲部を形成する樹脂
被覆部3のところにおいては、大きな相対滑り運動が生
ずることとなるので、上記曲げ型55の凹溝のところに
は、このような相対滑り運動を円滑に行なわせるための
滑性部材(テフロン(商品名)テープ等)が設けられる
ようになっている。
に関しては、上記引張り方式のものとは別の押し付け曲
げ方式からなるものが挙げられる。このものは、図7
(A)に示す如く、パイプ状部材11を、各型及びダイ
間に設置するとともに、パイプ状部材11の一端側をク
ランプ59にて固定する。このような状態において、上
記パイプ状部材11を保持した曲げ型55及び締め付け
ダイ54は固定したまま、上記パイプ状部材11の下流
側を保持するワイパダイ53、及びスライドダイ57を
介して本パイプ状部材11を保持する固定押し付けダイ
56を、芯金7、77とともに、図7(B)、(C)に
示す如く、上記曲げ型55の中心点(O55)を支点にし
て回転させる。これによって、上記パイプ状部材11
は、上記曲げ型55の凹溝内にて、あるいはワイパダイ
53とスライドダイ57との間に挟まれた状態にて、相
対滑り運動をしながら曲げ変形を受けることとなる。ま
た、この曲げ変形を受ける間においては、上記金属製パ
イプ1内にてボール状芯金77及び棒状芯金7が上記金
属製パイプ1に対して適宜相対移動をし、上記金属製パ
イプ1の潰れを防止するようにしている。なお、この押
し付け曲げ方式においても、上記曲げ型55の凹溝の表
面と上記パイプ状部材11の内側湾曲部を形成する樹脂
被覆部3のところにおいては、大きな相対滑り運動が生
ずることとなるので、上記曲げ型55の凹溝のところに
は、このような相対滑り運動を円滑に行なわせるための
滑性部材(テフロン(商品名)テープ等)が設けられる
ようになっている。
【0019】なお、このような構成からなる押し付け曲
げ方式の諸ダイを、図8に示すように2セット並列に設
置し、このような各ダイのところに上記パイプ状部材1
1を設置することによって、図1に示すような曲げ成形
部19を両端部に有する成形パイプが一度の成形工程に
て形成されることとなる。このような工程(工法)を採
ることによって、コ字状の成形パイプが効率良く形成
(製造)されるとともに、曲げ成形加工に用いられる力
(入力)が左右各ダイのところにおいて相殺されること
となるので、左右のクランプ59、59’に入力される
反力等も小さな値のものとなる。その結果、上記各クラ
ンプ59、59’等は簡単な、かつ、小形のものでも良
くなる。
げ方式の諸ダイを、図8に示すように2セット並列に設
置し、このような各ダイのところに上記パイプ状部材1
1を設置することによって、図1に示すような曲げ成形
部19を両端部に有する成形パイプが一度の成形工程に
て形成されることとなる。このような工程(工法)を採
ることによって、コ字状の成形パイプが効率良く形成
(製造)されるとともに、曲げ成形加工に用いられる力
(入力)が左右各ダイのところにおいて相殺されること
となるので、左右のクランプ59、59’に入力される
反力等も小さな値のものとなる。その結果、上記各クラ
ンプ59、59’等は簡単な、かつ、小形のものでも良
くなる。
【0020】次に、このような工程にて曲げ成形加工の
成されるパイプ状部材11の、その表面部に形成される
樹脂被覆部3の成形方法について、図9及び図10を基
に説明する。まず、図9及び図10において、ストレー
ト状の金属製パイプ1を一定の速度で送り出す。なお、
このときの送り出し速度は、スピードコントローラ95
等による制御手段によって所定の速度に制御される。こ
のような状態において、図9及び図10の押出成形手段
91のところにて、上記金属製パイプ1の外表面部全面
に、ポリオレフィン系樹脂材が被覆される。すなわち、
プラスチック材からなる被覆部(樹脂被覆部)3が形成
される。このような状態において、上記樹脂被覆部3
が、まだ熱せられた状態にあるうちに、図9の凹凸部成
形手段8のところにて、上記樹脂被覆部3の一部に、凹
凸状の形態からなる握り部あるいは把手部31が形成さ
れる。この凹凸部成形手段8は、図9に示すような、そ
の外周部のところに凹凸部の設けられた回転ローラから
なるものであり、この回転ローラが、所定の作動装置に
よって、上記パイプ状部材11のところに向かって所定
の時間だけ上昇し、または下降するようになっているも
のである。そして、この上昇時に、上記回転ローラの凸
部が被覆されたばかりの上記樹脂被覆部3と接触して、
当該樹脂被覆部3の一部に凹凸状握り部(把手部)31
を形成することとなる。
成されるパイプ状部材11の、その表面部に形成される
樹脂被覆部3の成形方法について、図9及び図10を基
に説明する。まず、図9及び図10において、ストレー
ト状の金属製パイプ1を一定の速度で送り出す。なお、
このときの送り出し速度は、スピードコントローラ95
等による制御手段によって所定の速度に制御される。こ
のような状態において、図9及び図10の押出成形手段
91のところにて、上記金属製パイプ1の外表面部全面
に、ポリオレフィン系樹脂材が被覆される。すなわち、
プラスチック材からなる被覆部(樹脂被覆部)3が形成
される。このような状態において、上記樹脂被覆部3
が、まだ熱せられた状態にあるうちに、図9の凹凸部成
形手段8のところにて、上記樹脂被覆部3の一部に、凹
凸状の形態からなる握り部あるいは把手部31が形成さ
れる。この凹凸部成形手段8は、図9に示すような、そ
の外周部のところに凹凸部の設けられた回転ローラから
なるものであり、この回転ローラが、所定の作動装置に
よって、上記パイプ状部材11のところに向かって所定
の時間だけ上昇し、または下降するようになっているも
のである。そして、この上昇時に、上記回転ローラの凸
部が被覆されたばかりの上記樹脂被覆部3と接触して、
当該樹脂被覆部3の一部に凹凸状握り部(把手部)31
を形成することとなる。
【0021】なお、この凹凸部成形手段については、上
記回転ローラ方式のものの外に、図10に示すような型
押付方式のものが挙げられる。このものは、上記回転ロ
ーラに代わって、所定の凹凸部を有する成形型88が、
パワーシリンダ等からなる作動装置にて上下動をするよ
うになっているとともに、上記パイプ状部材11の送り
速度に同期した状態で、当該送り方向に所定の間だけ移
動するようになっているものである。この成形型88の
上記樹脂被覆部3への押し付け(接触)によって、上記
樹脂被覆部3の一部には所定の形態からなる凹凸部、す
なわち握り部(把手部)31が形成されることとなる。
そして、このように所定の形態からなる握り部(把手
部)31等が成形された状態において、これら各部が次
の冷却手段92内にて冷却される。この冷却手段92
は、図9及び図10に示す如く、水槽等からなるもので
あり、この水槽内に、上記所定の形態に成形された各部
が投入されることによって、上記熱可塑性樹脂材からな
る被覆部3及び握り部(把手部)31が所定の形態に固
定(成形)されることとなる。そして、これら各部は引
取り手段93にて引き上げられ、更に所定の方向へと送
られ、最後に、図9及び図10に示すような所定の切断
手段94にて、所定の長さに切断されることとなる。こ
れによって、所定の長さを有するストレート状のパイプ
状部材11が、連続一貫ラインにて形成されることとな
る。
記回転ローラ方式のものの外に、図10に示すような型
押付方式のものが挙げられる。このものは、上記回転ロ
ーラに代わって、所定の凹凸部を有する成形型88が、
パワーシリンダ等からなる作動装置にて上下動をするよ
うになっているとともに、上記パイプ状部材11の送り
速度に同期した状態で、当該送り方向に所定の間だけ移
動するようになっているものである。この成形型88の
上記樹脂被覆部3への押し付け(接触)によって、上記
樹脂被覆部3の一部には所定の形態からなる凹凸部、す
なわち握り部(把手部)31が形成されることとなる。
そして、このように所定の形態からなる握り部(把手
部)31等が成形された状態において、これら各部が次
の冷却手段92内にて冷却される。この冷却手段92
は、図9及び図10に示す如く、水槽等からなるもので
あり、この水槽内に、上記所定の形態に成形された各部
が投入されることによって、上記熱可塑性樹脂材からな
る被覆部3及び握り部(把手部)31が所定の形態に固
定(成形)されることとなる。そして、これら各部は引
取り手段93にて引き上げられ、更に所定の方向へと送
られ、最後に、図9及び図10に示すような所定の切断
手段94にて、所定の長さに切断されることとなる。こ
れによって、所定の長さを有するストレート状のパイプ
状部材11が、連続一貫ラインにて形成されることとな
る。
【0022】次に、このような構成からなる本実施の形
態のものについての、その作用等について説明する。す
なわち、このように形成された本樹脂被覆成形パイプ
は、それが、例えば建築用の手摺等として利用される場
合、その表面部には、柔らかな状態からなるプラスチッ
ク材3が設けられていることより、人体の一部を打ち当
てたようなときにも、人体への損傷が少なく、安全性が
確保されることとなる。また、把手部31のところに
は、凹凸状の握り部が設けられていることより、把握性
に優れており、その表面部に水滴等が付着したとして
も、手が滑ったりするようなことが無い。すなわち、安
全性の確保が図られることとなる。
態のものについての、その作用等について説明する。す
なわち、このように形成された本樹脂被覆成形パイプ
は、それが、例えば建築用の手摺等として利用される場
合、その表面部には、柔らかな状態からなるプラスチッ
ク材3が設けられていることより、人体の一部を打ち当
てたようなときにも、人体への損傷が少なく、安全性が
確保されることとなる。また、把手部31のところに
は、凹凸状の握り部が設けられていることより、把握性
に優れており、その表面部に水滴等が付着したとして
も、手が滑ったりするようなことが無い。すなわち、安
全性の確保が図られることとなる。
【0023】更に、このような機能を有する本樹脂被覆
成形パイプは、一本の金属製パイプ材1を基礎に、所定
の曲げ成形手段にて、所定の形態に一体成形されるよう
になっているものである。従って、一体のものを基礎
に、簡単な付属金具等を設けることによって、建築用手
摺等を効率良く形成(製造)することができるようにな
る。そして、このような樹脂被覆成形パイプは、パイプ
状部材からなるものであるので、全体的に軽く、しか
も、所定の強度・剛性等を確保することができるように
なる。また、建築用手摺として見た場合、部品点数が少
なく、その製造原価の低減化を図ることができるように
なる。また、取付け(装着)が簡単に行なわれることと
なる。
成形パイプは、一本の金属製パイプ材1を基礎に、所定
の曲げ成形手段にて、所定の形態に一体成形されるよう
になっているものである。従って、一体のものを基礎
に、簡単な付属金具等を設けることによって、建築用手
摺等を効率良く形成(製造)することができるようにな
る。そして、このような樹脂被覆成形パイプは、パイプ
状部材からなるものであるので、全体的に軽く、しか
も、所定の強度・剛性等を確保することができるように
なる。また、建築用手摺として見た場合、部品点数が少
なく、その製造原価の低減化を図ることができるように
なる。また、取付け(装着)が簡単に行なわれることと
なる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、円筒形状の金属製パイ
プからなるものであって、その外側に熱可塑性樹脂材
(プラスチック材)の被覆されたパイプ状部材を基礎
に、このようなパイプ状部材を所定の形態に曲げ加工す
ることによって形成される樹脂被覆成形パイプの、その
製造方法を、円筒状の金属製パイプを基礎に、当該円筒
状金属製パイプの外側に、押出成形手段にて熱可塑性樹
脂材(プラスチック材)を、その全面を被うように被覆
する工程と、このようにして形成された樹脂被覆部を有
する金属製パイプを、所定のダイ及び芯金を用いて所定
の形態に曲げ成形する工程と、からなるようにしたの
で、一体型の樹脂被覆成形パイプを、連続一貫工程に
て、効率良く形成(製造)することができるようになっ
た。また、このような成形パイプを建築用手摺等として
利用するに当っては、全体が一本の部材にて形成されて
いるので、曲げ部にエルボジョイント等の別部品を、別
途連結する必要がなくなり、製造コストの低減化を図る
ことができるようになった。また、全体的に軽量化を図
ったうえで、強度・剛性を確保することができるように
なった。また、別部品との連結部等が無くなり、段差あ
るいは継目等も無くなり、使用時における安全性が確保
されるようになった。
プからなるものであって、その外側に熱可塑性樹脂材
(プラスチック材)の被覆されたパイプ状部材を基礎
に、このようなパイプ状部材を所定の形態に曲げ加工す
ることによって形成される樹脂被覆成形パイプの、その
製造方法を、円筒状の金属製パイプを基礎に、当該円筒
状金属製パイプの外側に、押出成形手段にて熱可塑性樹
脂材(プラスチック材)を、その全面を被うように被覆
する工程と、このようにして形成された樹脂被覆部を有
する金属製パイプを、所定のダイ及び芯金を用いて所定
の形態に曲げ成形する工程と、からなるようにしたの
で、一体型の樹脂被覆成形パイプを、連続一貫工程に
て、効率良く形成(製造)することができるようになっ
た。また、このような成形パイプを建築用手摺等として
利用するに当っては、全体が一本の部材にて形成されて
いるので、曲げ部にエルボジョイント等の別部品を、別
途連結する必要がなくなり、製造コストの低減化を図る
ことができるようになった。また、全体的に軽量化を図
ったうえで、強度・剛性を確保することができるように
なった。また、別部品との連結部等が無くなり、段差あ
るいは継目等も無くなり、使用時における安全性が確保
されるようになった。
【0025】また、その表面部には、柔らかな状態から
なるプラスチック材が設けられていることより、人体の
一部を打ち当てたようなときにも、人体への損傷が少な
くなり、安全性を確保することができるようになった。
また、樹脂被覆部のところに、凹凸状の握り部を設ける
ことにより、把握性に優れた握手部を形成することがで
きるようになり、その表面部に水滴等が付着したとして
も、手が滑ったりするようなことが無くなった。その結
果、安全性の確保を図ることができるようになった。
なるプラスチック材が設けられていることより、人体の
一部を打ち当てたようなときにも、人体への損傷が少な
くなり、安全性を確保することができるようになった。
また、樹脂被覆部のところに、凹凸状の握り部を設ける
ことにより、把握性に優れた握手部を形成することがで
きるようになり、その表面部に水滴等が付着したとして
も、手が滑ったりするようなことが無くなった。その結
果、安全性の確保を図ることができるようになった。
【図1】本発明にかかる樹脂被覆成形パイプの全体構成
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】本発明にかかる樹脂被覆成形パイプの曲げ成形
方法(工程)を示す図である。
方法(工程)を示す図である。
【図3】本発明にかかる樹脂被覆成形パイプの曲げ成形
工程に用いられるチャックについての、その一実施例を
示す図である。
工程に用いられるチャックについての、その一実施例を
示す図である。
【図4】本発明にかかる樹脂被覆成形パイプの曲げ成形
工程に用いられるチャックについての第二の実施例を示
す一部破断面図である。
工程に用いられるチャックについての第二の実施例を示
す一部破断面図である。
【図5】本発明にかかる樹脂被覆成形パイプの曲げ成形
工程に用いられるチャックについての第二の実施例を示
す正面図である。
工程に用いられるチャックについての第二の実施例を示
す正面図である。
【図6】本発明にかかる樹脂被覆成形パイプの曲げ成形
工程に用いられるチャックについての第三の実施例を示
す正面図である。
工程に用いられるチャックについての第三の実施例を示
す正面図である。
【図7】本発明にかかる樹脂被覆成形パイプの曲げ成形
方法(工程)についての他の実施形態を示す図である。
方法(工程)についての他の実施形態を示す図である。
【図8】本発明にかかる樹脂被覆成形パイプの曲げ成形
方法(工程)についての、その応用例を示す図である。
方法(工程)についての、その応用例を示す図である。
【図9】本発明にかかる樹脂被覆成形パイプにおいて、
その表面部に設けられる凹凸状握り部の成形方法を示す
図である。
その表面部に設けられる凹凸状握り部の成形方法を示す
図である。
【図10】本発明にかかる樹脂被覆成形パイプにおい
て、その表面部に設けられる凹凸状握り部に関する他の
成形方法を示す図である。
て、その表面部に設けられる凹凸状握り部に関する他の
成形方法を示す図である。
1 金属製パイプ 11 パイプ状部材 2 接着手段 3 樹脂被覆部(プラスチック材) 31 把手部(握り部) 51 ブースタダイ 52 プレッシャダイ 53 ワイパダイ 54 締め付けダイ 55 曲げ型 56 固定押付型 57 スライドダイ 59 クランプ 59’ クランプ 6 チャック(チャック本体) 61 爪状突起 65 拡張爪 66 通しピン 7 棒状芯金 77 ボール状芯金 8 凹凸部成形手段 88 成形型 91 押出成形手段 92 冷却手段 93 引取り手段 94 切断手段 95 スピードコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片山 守 岡山県井原市西江原町1005番地の1 片山 工業株式会社内 (72)発明者 坂田 満洋 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 円筒形状の金属製パイプを基礎に、その
外側に熱可塑性樹脂材(プラスチック材)の被覆された
もの(パイプ状部材)を形成し、このような樹脂被覆部
を有するパイプ状部材を、所定のダイ及び芯金を用いて
所定の形態に曲げ成形するようにしたことを特徴とする
樹脂被覆成形パイプ。 - 【請求項2】 円筒状の金属製パイプを基礎に、当該円
筒状金属製パイプの外側に、押出成形手段にて熱可塑性
樹脂材(プラスチック材)を、その全面を被うように被
覆する工程と、このようにして得られた樹脂被覆部を有
する金属製パイプを所定のダイ及び芯金を用いて所定の
形態に曲げ成形加工する工程と、からなることを特徴と
する樹脂被覆成形パイプの製造方法。 - 【請求項3】 円筒状の金属製パイプを基礎に、当該円
筒状金属製パイプの外側に、押出成形手段にて熱可塑性
樹脂材(プラスチック材)を、その全面を被うように設
ける工程と、このように設けられた熱可塑性プラスチッ
ク材の、その一部に把手としての機能を発揮させるため
の凹凸部を設ける工程と、このような樹脂被覆部を有す
る金属製パイプを所定のダイ及び芯金を用いて所定の形
態に曲げ成形加工する工程と、からなることを特徴とす
る樹脂被覆成形パイプの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8751597A JPH10267174A (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | 樹脂被覆成形パイプ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8751597A JPH10267174A (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | 樹脂被覆成形パイプ及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10267174A true JPH10267174A (ja) | 1998-10-09 |
Family
ID=13917139
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8751597A Pending JPH10267174A (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | 樹脂被覆成形パイプ及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10267174A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030021352A (ko) * | 2001-09-05 | 2003-03-15 | 미광인더스트리 주식회사 | 주름관을 이용한 파이프 굴곡 구조 |
| WO2016006707A1 (ja) * | 2014-07-11 | 2016-01-14 | 倉敷紡績株式会社 | 曲げ加工品 |
-
1997
- 1997-03-21 JP JP8751597A patent/JPH10267174A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030021352A (ko) * | 2001-09-05 | 2003-03-15 | 미광인더스트리 주식회사 | 주름관을 이용한 파이프 굴곡 구조 |
| WO2016006707A1 (ja) * | 2014-07-11 | 2016-01-14 | 倉敷紡績株式会社 | 曲げ加工品 |
| JPWO2016006707A1 (ja) * | 2014-07-11 | 2017-04-27 | 倉敷紡績株式会社 | 曲げ加工品 |
| CN106660096A (zh) * | 2014-07-11 | 2017-05-10 | 仓敷纺绩株式会社 | 弯曲加工品 |
| US10309558B2 (en) | 2014-07-11 | 2019-06-04 | Kurashiki Boseki Kabushiki Kaisha | Bent product |
| CN106660096B (zh) * | 2014-07-11 | 2019-08-02 | 仓敷纺绩株式会社 | 弯曲加工品 |
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