JPH1026814A - カラー画像形成方法 - Google Patents

カラー画像形成方法

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Publication number
JPH1026814A
JPH1026814A JP19854996A JP19854996A JPH1026814A JP H1026814 A JPH1026814 A JP H1026814A JP 19854996 A JP19854996 A JP 19854996A JP 19854996 A JP19854996 A JP 19854996A JP H1026814 A JPH1026814 A JP H1026814A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
loge
silver
silver halide
emulsion
exposure
Prior art date
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Pending
Application number
JP19854996A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiro Ochiai
美郎 落合
Hideyasu Ishibashi
磴  秀康
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication of JPH1026814A publication Critical patent/JPH1026814A/ja
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  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 光ビームにより感光材料を走査露光して画像
を形成する際に起こる像滲みが抑制されたカラー画像形
成方法を提供する。 【解決手段】 ハロゲン化銀カラー写真感光材料を、画
像情報に基づいて変調した光ビームにより走査露光した
後に現像処理する画像形成方法において、ハロゲン化銀
乳剤層として塩化銀含有率90モル%以上の実質的に沃
化銀を含まない塩化銀粒子または塩臭化銀粒子からなる
乳剤層を少なくとも1層有し、グレーの連続階調画像情
報を、処理後のプリントがCIE 1976 L*a*b* 色度図のa*
= ±3 ,b*= ±3 の範囲になるように該光ビームの露光
量を連続的に変えてL*=5 〜90まで走査露光したときの
L*=f( logE) の微分関数の絶対値|f'(logE)|= |dL*/
dlogE |が、極大値を1つ有し、かつ下記式(A)を満
足する。 式(A) |f'(logE)|≦|f'(2logEm-logE) | logE :露光
量の対数 (但し、logE≧logEm+0.2 ) logEm:前記の極大値を与
える露光量の対数

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハロゲン化銀カラ
ー写真感光材料を光ビームにより走査露光して画像を形
成するカラー画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のコンピューター技術の発達によ
り、スキャナーで読み込んだ画像をコンピューター画面
上で加工(画像処理) し、自分の意図した画像を比較的
容易に作り出すことができるようになった。この画像を
ハードコピーする場合、半導体レーザーや発光ダイオー
ド等を備えたディジタル露光装置が採用されることが多
い。ディジタル露光装置は短時間で感光材料を走査露光
することができるので、露光の高速化が図れることが特
徴である。また、さらなる高画質化の需要により、ハロ
ゲン化銀写真感光材料を利用する検討がなされ、ディジ
タル走査露光方式による画像形成が行われるようになっ
た。公知の走査露光方式による画像形成方法としては、
例えば、特公昭62−21305号に、発光ダイオード
を光源とした走査露光を写真感光材料に施す方法が開示
されている。また、特開昭62−35352号に、レー
ザー光による高塩化銀写真感光材料への走査露光が開示
されている。特開昭63−18346号には、半導体レ
ーザーとSHG素子を用いて得られる第2高調波を光源
とした走査露光方法が開示されている。
【0003】上記発光ダイオードや半導体レーザーから
発生した光ビームを走査露光して感光材料を露光する場
合、ラスタ走査方式で光ビームを走査するのが一般的で
ある。このような露光方式により、ハロゲン化銀写真感
光材料をディジタル露光してフルカラー画像を得ること
ができる。更に、近年のレーザーダイオードの発展によ
り、簡易でかつ安定なレーザー出力装置の製作が可能と
なり、レーザー出力装置を用いた画像形成システムが実
用化されつつある。例えば、米国特許第4,619,8
92号あるいは同4,956,702号には、レーザー
ダイオードを光源とする出力用感光材料として赤外領域
に感度極大を有するハロゲン化銀写真感光材料の使用が
開示されている。一方、ハロゲン化銀写真感光材料は、
近年、高塩化銀乳剤技術の発展により、ディジタル情報
を記録する分野への応用が可能となってきた。このよう
な技術として、例えば、国際公開WO87/04534
号では、感光材料のハロゲン化銀に高塩化銀を用いるこ
とで、トータルの画像形成時間の短縮を達成している。
【0004】しかしながら、これらの方法により画像形
成を行った場合、像滲みが発生し易いという問題があ
る。例えば、文字画像を描く際に細かい文字が描けなか
ったり、縞模様が黒く潰れてしまう。T.H.James 編、"T
he Theory of the Photographic Process"第4 版、第58
0 頁には、この像滲み(イラジエーション)を防止する
方法が書かれている。これは、塗布層や支持体中に染料
やコロイド銀を含有させ、ハレーションを防止すること
で像滲みを防止する方法であり、一般的に最も有用な方
法である。しかし、染料量を増量すればするほどその改
良効果は増すが、一方で感光材料の写真感度は著しく低
減し、さらに、白地に染料の色が着きやすいという問題
がある。特開平3−158847号では、走査露光の際
に生ずる発色濃度ムラが、ハロゲン化銀カラー写真感光
材料の階調によって影響されることを見い出し、特性曲
線の発色濃度が0.6 〜1.8 に対応する露光域内の各点に
おけるポイントガンマの平均値が1.0 〜3.0 で、且つそ
の変動幅が該露光域内のポイントガンマの平均値に対し
て±20% 以内であるハロゲン化銀カラー写真感光材料を
用いて可視光光源で走査露光する画像形成方法により発
色濃度ムラを解消する方法が開示されている。しかし、
この方法では、像滲みに関してなんら改良されるもので
はなかった。また、特開平8−36247号では、高濃
度部でのポイントガンマを規定することにより陰影部デ
ィテールの調子再現性を改良する方法が開示されてい
る。しかし、この方法は像滲みに関して多少は改良され
るものの実用に供するものではなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、光ビームにより感光材料を走査露光して画像を
形成する際に起こる像滲みが抑制されたカラー画像形成
方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者が鋭意検討を重
ねた結果、上記の目的は、下記(1)〜(5)に記載の
カラー画像形成方法により効果的に達成された。すなわ
ち、 (1)支持体上にハロゲン化銀乳剤層を少なくとも1層
有するハロゲン化銀カラー写真感光材料を、画像情報に
基づいて変調した光ビームにより走査露光した後に現像
処理する画像形成方法において、該ハロゲン化銀乳剤層
として塩化銀含有率90モル%以上の実質的に沃化銀を
含まない塩化銀粒子または塩臭化銀粒子からなるハロゲ
ン化銀乳剤層を少なくとも1層有し、グレーの連続階調
画像情報を、処理後のプリントがCIE 1976 L*a*b* 色度
図のa*= ±3 ,b*= ±3 の範囲になるように該光ビーム
の露光量を連続的に変えてL*=5 〜90まで走査露光した
ときのL*=f( logE) の微分関数の絶対値|f'(logE)|=
|dL*/dlogE |が、極大値を1つ有し、かつ下記式
(A)を満足するハロゲン化銀カラー写真感光材料を走
査露光し、現像処理することを特徴とするカラー画像形
成方法。 式(A) |f'(logE)|≦|f'(2logEm-logE) | logE :露光量の対数 (但し、logE≧logEm+0.2 ) logEm:前記の極大値を与える 露光量の対数 (2)該感光材料を該光ビームにより走査露光した時の
実効ビーム径が200 μm以下であることを特徴とする
(1)項に記載のカラー画像形成方法。 (3)L*=f(logE)の微分の絶対値の関数|f'(logE)|=
|dL*/dlogE |の極大値が80〜140 であることを特徴と
する(1)または(2)項に記載のカラー画像形成方
法。 (4)該光ビームによる走査露光が1画素当たり10-4
秒以下の短時間露光であることを特徴とする(1)、
(2)または(3)項に記載のカラー画像形成方法。 (5)該光ビームが可視光ビームであることを特徴とす
る(1)、(2)、(3)または(4)項に記載のカラ
ー画像形成方法。 (6)該ハロゲン化銀乳剤層のハロゲン化銀粒子が、金
増感されていることを特徴とする(1)、(2)、
(3)、(4)または(5)項に記載のカラー画像形成
方法。 グレーの連続階調画像とは、青、緑および赤の光ビーム
のエネルギーが同じ割合で連続的に変化するものを意味
している。
【0007】
【発明の実施の形態】まず走査露光について説明する。
本発明における実効ビーム径とは、特開平5−1942
3号4頁左下欄の記載と全く同様の方法で求められる。
すなわち、感光材料に対して、形成する画像の中の最高
発色濃度を与えるに足るレーザー光強度の50%の出力
のレーザー光のビームを用いて一本の線分を露光し、発
色現像処理を施して線状の発色像を得る。この発色像を
ミクロ濃度計をもちいて該線分の垂直方向に濃度プロフ
ァイルを測定する。このプロファイルの最高濃度Dma
xの1/5に対応する濃度D1/5の線幅をもって実効
ビーム径とする。本発明の走査露光における実効ビーム
径は、200 μm 以下であるが、好ましくは10μm 〜180
μm であり、更に好ましくは20μm 〜150 μm である。
走査露光における光ビームの形状は、特に限定されるも
のではない。光ビームの径は、光ビームに垂直な断面の
強度が中心軸上の強度の1/e2( 約13.5%)に低下する周縁
部の径をいう(図1参照)。本発明で適用される走査露
光において、光ビームの径は実効ビーム径の範囲を満足
できれば特に限定されるものではないが、200 μm 以下
であり、好ましくは10μm 〜150 μm であり、更に好ま
しくは、20μm 〜100 μm である。
【0008】走査露光における走査ピッチは、ラスタ
(光ビームの軌跡)の間隔で定義され、光ビームが円で
ある場合には、ビームの中心の間隔で表される。本発明
においては、実効ビーム径が画像走査ピッチよりも大き
いことが好ましい。具体的には、下記数式において、ラ
スタ間重なり幅は下記の数式の関係にある。 L:重なり幅、d:実効ビーム径、p:走査ピッチ L=d−p 上記式により、本発明の走査ピッチは0.25μm〜1
90μmが好ましく、2μm〜80μmが最も好まし
い。また、ラスタ間の重なり幅は、本発明において特に
限定されるものではないが、画像ムラや色飛びなどを防
ぐ上で、実効ビーム径の5%〜95%の範囲であり、好
ましくは15%〜85%、更に好ましくは20%〜80
%の範囲である。
【0009】光ビーム走査は、感光材料を円筒形のドラ
ムに巻き付け、これを高速で回転することで主走査をお
こない、光源を円筒の軸方向に徐々に移動させることで
副走査を行う方法、所謂ドラムスキャニングでもおこな
うことができるが、光ビームを高速で回転する多面体状
の鏡面(ポリゴンミラー)に入射させることで主走査を
行い、これと垂直な方向に感光材料を移動させることで
副走査を行う方法がより好ましい。ポリゴンミラーの面
数は、特に制限はないが、2〜36面が好ましく、なか
でも6〜14面が好ましい。ポリゴンミラーの安定な回
転数としては4000〜36000rpmの範囲が好ま
しい。この回転数に鏡面の面数を乗じると時間当たりの
走査本数が算出できる。
【0010】光ビームを発生する手段としては、公知の
各種光源を用いることができるが、本発明では半導体レ
ーザー、ガスレーザー、発光ダイオード等の高照度光源
を用いた場合に顕著な効果がある。また、システムをよ
りコンパクトで、安価なものにするために半導体レーザ
ーを使用するか、又は半導体レーザーあるいは半導体レ
ーザーを励起光源に用いた固体レーザーと非線形光学結
晶を組み合わせた第2高調波発生光源(SHG)を使用
することが好ましい。特にコンパクトで、安価、更に寿
命が長く、安定性が高い装置を設計するためには、半導
体レーザーの使用が好ましく、露光光源の少なくとも一
つは半導体レーザーを使用することが好ましい。本発明
における光ビームの波長は、感光材料の分光極大によ
り、任意に設定できる。また、本発明における1画素当
たりの露光時間としては10-4秒以下が好ましく、10
-6秒以下がより好ましい。
【0011】前記した走査露光光源を使用する場合、本
発明の感光材料の分光感度極大は、使用する走査露光用
光源の波長により設定することができる。感光材料の取
扱い性や一般の感光材料との共用性から、本発明の感光
材料の分光感度極大は、青、緑、赤の可視領域にするこ
とが特に好ましい。半導体レーザーを励起光源に用いた
固体レーザーあるいは半導体レーザーと非線形光学結晶
を組み合わせて得られるSHG光源では、レーザーの発
振波長を半分にできるので、青色光、緑色光が得られ
る。従って、感光材料の分光感度極大は通常の青、緑、
赤の3つの領域に持たせることが可能である。該光ビー
ムにより走査露光した後に現像処理された本発明の感光
材料の最大発色濃度は特に限定されるものではないが、
好ましくは2.0 〜3.0 であり、更に好ましくは、2.1 〜
2.8 である。
【0012】本発明に用いる感光材料に於いて画像情報
に基づき光ビームの露光量を連続的に変えたときのL*
範囲は5 〜90であるが、好ましくは、7 〜85である。CI
E 表色系についての詳細は、JIS規格Z8729 L*a
*b*表色系による物体色の表示方法に記載のとおりであ
る。対数的に増加する露光量(E)に従って得られる濃
度(D)の関係は、一般に「特性曲線」と呼ばれ、当業
界では普通に用いられ、写真性能を評価する上で重要な
指標となる。これに関しては、T.H.James 編、"The The
ory of the Photographic Process"第4 版、第501 〜50
9 頁に詳しく述べられている。この「特性曲線」の形を
工夫することで、得られる画像の調子再現性を改良する
方法はこれまでに多くの知見(例えば、特開平8−36
247)がある。しかし、本発明者は、画像の滲みを改
良するために濃度(D)よりも人間の知覚に対しほぼ均
等な歩度をもつ明度(L*)を採用した。上記式(A)の
意味するところを説明する。図2に示したように、横軸
にlogE(E は露光量)、縦軸にL*(明度)をとって該感
光材料をプロットしたL*-logE 曲線において、L*=f(log
E)の微分関数の絶対値|f'(logE)|= |dL*/dlogE |が
図3のように決まる。この図3の微分曲線は、極大値を
1つ有する。更に、該微分曲線は、極大値を与える露光
量の対数から0.2 以上大きい露光量(logE≧logEm+0.2
)の範囲において、極大値を与える露光量より小さい
露光量(logE≦logEm )の範囲での該微分曲線を直線lo
gE=logEmに対し線対称に描いた曲線(|f'(2logEm-log
E) |)に比べ小さい、もしくは同等であることを特徴
とする。ここでいう光ビームの露光量とは、感光材料に
照射される全ての光ビームの単位面積当たりのエネルギ
ーを照射時間で積分した値である。
【0013】該微分曲線の極大値は、好ましくは、80〜
140 であり、更に好ましくは、100〜130 である。この
式(A)を達成する手段は特に制限はなく、例えば、乳
剤粒子サイズの異なる乳剤のブレンド割合を調節する、
ブレンドする乳剤粒子のサイズ差を調節する、塗布する
乳剤量を調節する、乳剤粒子形成において粒子サイズ分
布を調節する、乳剤粒子形成における金属ドープ量また
は位置を調節するなどが挙げられる。本発明において、
感光性乳剤層に用いられるハロゲン化銀乳剤としては、
迅速処理に適した実質的に沃化銀を含まず塩化銀含有率
が90モル%以上の塩化銀もしくは塩臭化銀よりなるも
のを好ましく用いられる。ここで実質的に沃化銀を含ま
ないとは、沃化銀含有率が1モル%以下、好ましくは
0.2%以下のことを言う。本発明においては高塩化銀
乳剤の塩化銀含有率は95モル%以上が好ましい。
【0014】本発明のハロゲン化銀粒子には周期律表第
VIII族金属、即ち、オスミウム、イリジウム、ロジウ
ム、白金、ルテニウム、パラジウム、コバルト、ニッケ
ル、鉄から選ばれた金属のイオンまたはその錯イオンを
単独または組み合わせて用いることができる。更にこれ
らの金属は、複数種用いてもよい。第VIII族金属の使用
量としては、Ag1モル当り1×10-9〜1×10-2
ルが好ましく、1×10-7〜1×10-3モルがより好ま
しい。上記の金属イオン提供化合物は、ハロゲン化銀粒
子形成時に分散媒になるゼラチン水溶液中、ハロゲン化
物水溶液中、銀塩水溶液中、またはその他の水溶液中に
添加するか、あるいは予め金属イオンを含有せしめたハ
ロゲン化銀微粒子の形でハロゲン化銀乳剤に添加しこの
微粒子を溶解させる、等の手段によって本発明のハロゲ
ン化銀粒子に含有せしめることができる。また、金属イ
オンを該粒子中に含有せしめるには、粒子形成前、粒子
形成中、粒子形成直後のいずれでも行うことができる
が、この添加時期は、金属イオンを粒子のどの位置にど
れだけの量含有させるかによって変えることができる。
【0015】本発明のハロゲン化銀粒子には、用いる金
属イオン提供化合物のうち50モル%以上(好ましくは
70モル%以上、より好ましくは90モル%以上、更に
好ましくは100モル%)が、ハロゲン化銀粒子表面か
ら粒子体積の45%以下に相当するまでの表面層あるい
は表面相に局在しているのが好ましい。この表面層ある
いは表面相の体積は、好ましくは30%以下であり、更
に好ましくは20%以下である。この金属イオンが局在
した表面層あるいは表面相ができるだけ小さい体積であ
ると、内部感度上昇を抑え、高感度を得るのに有利であ
る。こうしたハロゲン化銀粒子の表面層あるいは表面相
に集中させて金属イオン提供化合物を含有せしめるに
は、例えば表面層あるいは表面相を除いた部分のハロゲ
ン化銀粒子(コア)を形成した後、表面層あるいは表面
相を形成するための水溶性銀塩溶液とハロゲン化物水溶
液の添加に合わせて金属イオン提供化合物を供給するこ
とで行うことができる。
【0016】本発明のハロゲン化銀粒子には、臭化銀富
有相を付与することが好ましく、本発明のハロゲン化銀
粒子の臭化銀富有相は、粒子頂点近傍に、臭化銀富有相
中の全臭化銀含有率において、少なくとも10モル%以
上の局在相をエピタキシャル成長させてつくることが好
ましい。本発明における「頂点の近傍」とは、好ましく
は投影された立方体や立方体に準ずる正常晶の塩(臭)
化銀粒子の面積と同一面積の円の直径の1/3、より好
ましくは、1/5の長さを一辺とし、粒子の頂点(立方
体もしくは、立方体とみなした正常晶粒子の稜の交点)
をその1つの角とする正方形の面積内である。臭化銀富
有相の臭化銀含有率は合計で10モル%以上であること
が好ましいが、臭化銀含有率が高すぎると感光材料に圧
力が加えられたときに減感を引き起こしたり、処理液の
組成の変動によって感度、階調が大きく変化してしまう
などの写真感光材料にとって好ましくない特性が付与さ
れてしまう場合がある。臭化銀富有相の臭化銀含有率
は、これらの点を考慮に入れて、10〜60モル%の範
囲が好ましく、20〜50モル%の範囲が最も好まし
い。臭化銀富有相の臭化銀含有率は、X線回折法(例え
ば、日本化学会編「新実験化学口座6、構造解析」丸善
に記載されている)などを用いて分析することができ
る。臭化銀富有相は、本発明のハロゲン化銀粒子を構成
する全銀量の0.1〜5モル%の銀から構成されている
ことが好ましく、0.3〜4モル%の銀から構成されて
いることが更に好ましい。
【0017】本発明におけるハロゲン化銀乳剤の調製工
程は、一般によく知られているように、水溶性銀塩と水
溶性ハロゲン化物の反応によるハロゲン化銀粒子形成工
程、脱塩工程および化学熟成工程よりなる。本発明にお
ける臭化銀富有相の付与は前記工程のうち化学熟成工程
より前であることが好ましく、さらには、脱塩工程より
前であることが好ましく、特にハロゲン化銀ホスト粒子
の形成に引き続いて行われることが好ましい。臭化銀富
有相中には、IrCl6 2- 等の第VIII族金属錯イオンを
含有させることが好ましい。また、ハロゲン化銀乳剤粒
子の臭化銀富有相にイリジウム化合物を含有させる場
合、該富有相は、ハロゲン化銀粒子調製時に添加する全
イリジウムの少なくとも50モル%とともに沈積される
ことが好ましい。富有相が、添加する全イリジウムの少
なくとも80モル%とともに沈積されることが更に好ま
しく、添加する全イリジウムと共に沈積されることが最
も好ましい。ここで該富有相をイリジウムとともに沈積
するとは、富有相を形成するための銀あるいはハロゲン
の供給と同時、供給の直前、または供給の直後にイリジ
ウム化合物を供給することを言う。ハロゲン化銀ホスト
粒子よりも平均粒径が小さく、しかも臭化銀含有率が高
いハロゲン化銀微粒子を混合した後、熟成することによ
って、臭化銀富有相を形成する場合、臭化銀含有率が高
いハロゲン化銀微粒子に予めイリジウム塩を含有させて
おくことが好ましい。
【0018】本発明に用いるハロゲン化銀粒子は、外表
面に(100)面を持つものであっても、(111)面
を持つものであっても、あるいはその両方の面を持つも
のであっても、さらにはより高次の面を含むものであっ
てもよいが、主として、(100)面からなる立方体、
あるいは14面体が好ましい。本発明のハロゲン化銀粒
子の大きさは、通常用いられる範囲内であればよいが、
平均粒径が0.1μm〜1.5μmである場合が好まし
い。粒径分布は、多分散であっても単分散であってもよ
いが、単分散である方が好ましい。単分散の程度を表す
粒子サイズ変動係数は、統計学上の標準偏差(s)と平
均粒子サイズ(d)との比(s/d)で0.2以下が好
ましく、0.15以下がさらに好ましい。また、2種類
以上の単分散乳剤を混合して用いることも好ましく行え
る。
【0019】ハロゲン化銀粒子の形状は、立方体や14
面体の他に8面体のような規則的な(regular)
結晶形を有するもの、球状、板状等のような変則的な
(irregular)結晶形を有するもの、あるいは
これらの複合形を有するものを用いることができる。ま
た、種々の結晶形を有するものの混合したものからなっ
ていても良い。本発明においては、これらの中でも上記
規則的な結晶形を有する粒子を50重量%以上、好まし
くは70重量%以上、より好ましくは90重量%以上含
有するのがよい。また、規則的な結晶形を有する粒子以
外にも平均アスペクト比(円換算直径/厚み)が5以
上、好ましくは8以上の平板状粒子が投影面積として全
粒子の50重量%以上であるような乳剤も好ましく用い
ることができる。本発明に用いる塩臭化銀乳剤は、P.Gl
afkides 著 Chimie et Phisique Photographique(Paul
Montel 社刊、1967年) 、G.F.Duffin著 Photographic
Emulsion Chemistry(Focal Press社刊、1966年) 、V.
L.Zelikman et al著 Making and Coating Photographi
c Emulsion(Focal Press社刊、1964年) 等に記載された
方法を用いて調製することができる。即ち、酸性法、中
性法、アンモニア法等のいずれでもよく、また可溶性銀
塩と可溶性ハロゲン塩を反応させる形式としては、片側
混合法、同時混合法、及びそれらの組み合わせなどのい
ずれかの方法を用いても良い。粒子を銀イオン過剰の雰
囲気の下において形成させる方法(いわゆる逆混合法)
を用いることもできる。同時混合法の1つの形式とし
て、ハロゲン化銀の生成する液相中のpAgを一定に保
つ方法、即ち所謂コントロールド・ダブルジェット法を
用いることもできる。この方法によると、結晶形が規則
的で粒子サイズが均一に近いハロゲン化銀乳剤を得るこ
とができる。
【0020】本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は、
第VIII族金属以外に、その乳剤粒子形成もしくは物理熟
成の過程において種々の多価金属イオン不純物を導入す
ることができる。使用する化合物の例としては、カドミ
ウム、亜鉛、鉛、銅、タリウム等の塩、もしくは錯塩を
併用して用いることができる。これらの化合物の添加量
は目的に応じて広範囲にわたるが、ハロゲン化銀1モル
に対して10-9〜10-2モルが好ましい。本発明に用い
られるハロゲン化銀乳剤は、通常化学増感及び分光増感
を施される。化学増感法については、不安定硫黄化合物
の添加に代表される硫黄増感、金増感に代表される貴金
属増感、あるいは還元増感等を単独もしくは併用して用
いることができる。化学増感に用いられる化合物につい
ては、特開昭62−215272号公報の第18頁右下
欄〜第22頁右上欄に記載のものが好ましく用いられ
る。
【0021】本発明に用いるハロゲン化銀乳剤は、当業
界で知られる金増感を施したものであることが好まし
い。金増感を施すことにより、レーザー光等によって走
査露光した時の写真性能の変動を更に小さくすることが
できるからである。金増感を施すには、塩化金酸もしく
はその塩、チオシアン酸金類あるいはチオ硫酸金類等の
化合物を用いることができる。これらの化合物の添加量
は場合に応じて広範に変わり得るがハロゲン化銀1モル
当たり5×10-7〜5×10-3モル、好ましくは1×1
-6〜1×10-4モルである。これらの化合物の添加時
期は、本発明に用いる化学増感が終了するまでに行われ
る。本発明においては、金増感を他の増感法、例えば硫
黄増感、セレン増感、テルル増感、還元増感あるいは金
化合物以外を用いた貴金属増感等と組み合わせることも
好ましく行われる。
【0022】本発明に係わる感光材料には、画像のシャ
ープネス等を向上させる目的で親水性コロイド層に欧州
特許EP0,337,490A2号の第27〜76頁に
記載の、写真処理により脱色可能な染料(中でもオキソ
ノール系染料)を該感光材料の680nmにおける光学
反射濃度が0.50以上になるように添加するのが好ま
しい。本発明においては、水溶性染料の代わり或いは水
溶性染料と併用して、処理で脱色可能な着色層が用いら
れる。処理で脱色可能な着色層は、乳剤層に直かに接し
てもよく、ゼラチンやハイドロキノンなどの処理混色防
止剤を含む中間層を介して接するように配置されていて
も良い。この着色層は、着色された色と同種の原色に発
色する乳剤層の下層(支持体側)に設置されることが好
ましい。各原色毎に対応する着色層を全て個々に設置す
ることも、このうちに一部のみを任意に選んで設置する
ことも可能である。また、複数の原色域に対応する着色
を行った着色層を設置することも可能である。着色層の
光学反射濃度は、走査露光に使用する光源色の波長にお
いても最も光学濃度の高い波長における光学濃度値が
0.2以上3.0以下であることが好ましい。更に好ま
しくは、0.5以上2.5以下、特に0.8以上2.0
以下が好ましい。
【0023】本発明に用いられるハロゲン化銀写真感光
材料には、その他にも従来公知の写真用素材や添加剤を
使用できる。例えば写真用支持体としては、透過型支持
体や反射型支持体を用いることができる。透過型支持体
としては、セルロースナイトレートフィルムやポリエチ
レンテレフタレートなどの透明フィルム、更には2,6
−ナフタレンジカルボン酸(NDCA)とエチレングリ
コール(EG)とのポリエステルやNDCAとテレフタ
ル酸とEGとのポリエステル等に磁性層などの情報記録
層を設けたものが好ましく用いられる。反射型支持体と
しては、特に複数のポリエチレン層やポリエステル層で
ラミネートされ、このような耐水性樹脂層(ラミネート
層)の少なくとも一層に酸化チタン等の白色顔料を含有
する反射支持体が好ましい。更に前記の耐水性樹脂層中
には蛍光増白剤を含有するのが好ましい。また、蛍光増
白剤は感材の親水性コロイド層中に分散してもよい。蛍
光増白剤として、好ましくは、ベンゾオキサゾール系、
クマリン系、ピラゾリン系が用いる事ができ、更に好ま
しくは、ベンゾオキサゾリルナフタレン系及びベンゾオ
キサゾリルスチルベン系の蛍光増白剤である。使用量
は、特に限定されないが、好ましくは1〜100mg/
2 である。耐水性樹脂に混合する場合の混合比は、好
ましくは樹脂に対して0.0005〜3重量%であり、
更に好ましくは0.001〜0.5重量%である。
【0024】また、反射型支持体としては、透過型支持
体、または上記のような反射型支持体上に、白色顔料を
含有する親水性コロイド層を塗設したものでもよい。ま
た、反射型支持体は、鏡面反射性または第2種拡散反射
性の金属表面をもつ支持体であってもよい。前記の反射
型支持体やハロゲン化銀乳剤、更にはハロゲン化銀粒子
中にドープされる異種金属イオン種、ハロゲン化銀乳剤
の保存安定剤またはカブリ防止剤、化学増感法(増感
剤)、分光増感法(分光増感剤)、シアン、マゼンタ、
イエローカプラーおよびその乳化分散法、色像保存性改
良剤(ステイン防止剤や褪色防止剤)、染料(着色
層)、ゼラチン種、感材の層構成や感材の被膜pHなど
については、表1〜2の特許に記載のものが本発明に好
ましく適用できる。
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】本発明に用いうるシアン、マゼンタおよび
イエローカプラーとしては、その他、特開昭62−21
5272号の第91頁右上欄4行目〜121頁左上欄6
行目、特開平2−33144号の第3頁右上欄14行目
〜18頁左上欄末行目と第30頁右上欄6行目〜35頁
右下欄11行目、EP0355,660A2号の第4頁
15行目〜27行目、5頁30行目〜28頁末行目、4
5頁29行目〜31行目、47頁23行目〜63頁50
行目に記載のカプラーも有用である。本発明に用いうる
防菌・防黴剤としては特開昭63−271247号に記
載のものが有用である。
【0028】本発明に適用できる好ましい走査露光方式
については、前記の表に掲示した特許に詳しく記載され
ている。また本発明に係わる感光材料を処理するには、
特開平2−207250号の第26頁右下欄1行目〜3
4頁右上欄9行目、及び特開平4−97355号の第5
頁左上欄17行目〜18頁右下欄20行目に記載の処理
素材や処理方法が好ましく適用できる。また、この現像
液に使用する保恒剤としては、前記の表に掲示した特許
に記載の化合物が好ましく用いられる。
【0029】本発明で用いられる感光材料を露光後、現
像する方法としては、例えば従来のアルカリ剤と発色現
像主薬を含む現像液で現像する方式および発色現像主薬
(発色用還元剤)を感光材料に内蔵し、現像主薬を含ま
ないアルカリ液等のアクチベーター液で現像する方式が
ある。特に、前記のアクチベーター処理方式は、発色用
現像主薬を処理液に含まないため、処理液の管理や取り
扱いが容易であり、また廃液処理の負荷が少なく、環境
保全上の点で好ましい方式である。アクチベーター処理
方式では、発色用現像主薬またはその前駆体を内蔵した
感光材料が用いられ、例えば特願平7−63572号、
同7−334190号、同7−334192号、同7−
334197号、同7−344396号に記載の発色用
現像主薬としてヒドラジン型化合物を含有する感光材料
が好ましい。また低銀量の感光材料を、過酸化水素を用
い画像増幅(補力処理)する方法も好ましく用いられ、
例えば特願平7−63582号、同7−334202号
に記載の過酸化水素を含むアクチベーター液を用いた画
像形成法が好ましく用いられる。
【0030】アクチベーター処理後は通常脱銀処理され
るが、低銀量の感光材料を用いた画像増幅処理では、脱
銀処理が不要であるため、アクチベーター処理後、水洗
または安定化処理の簡易な処理が好ましい。また撮影材
料として画像情報をスキャナー等で読みとる方式では、
高銀量の感光材料を用いた場合でも脱銀処理が不要な処
理形態が可能である。本発明で用いられるアクチベータ
ー液、脱銀液、水洗および安定化液の処理素材や方法に
ついては、詳しくは特願平7−63572号、リサーチ
・ディスクロージャーItem 36544(1994
年9月)536頁〜541頁に記載されている。また、
本発明の画像形成方法に於いて、画像情報の読み取りか
ら露光および処理を行う装置としては、特開平8−16
238号の第5頁〜12頁や図1〜2に記載されたデジ
タル写真プリンタが好ましく用いられる。特に画像記録
部の光ビームの強度変調には従来よく知られており、ま
た容易に入手できる音響光学素子を用いるのが好まし
い。
【0031】
【実施例】
実施例1
【0032】(乳剤NL−Bの調製)石灰処理ゼラチン
32.0gを蒸留水1000ccに添加し、40℃にて
溶解後、硫酸にてpH3.8に調節し、塩化ナトリウム
5.5gとN,N’−ジメチルイミダゾリジン−2−チ
オン0.02gを添加し、温度を66℃に上昇させた。
続いて、硝酸銀5.0gを蒸留水140ccに溶解した
液と塩化ナトリウム1.7gを蒸留水140ccに溶解
した液とを、激しく撹拌しながら66℃で前記の液に添
加混合した。次に硝酸銀90.0gを蒸留水228cc
に溶解した液と塩化ナトリウム31.0gを蒸留水22
8ccに溶解した液とを、激しく撹拌しながら66℃で
添加混合した。更に硝酸銀25.0gを蒸留水92cc
に溶解した液と塩化ナトリウム8.6gを蒸留水92c
cに溶解した液とを、激しく撹拌しながら66℃で添加
混合した。40℃にて脱塩及び水洗を施した後、石灰処
理ゼラチン76.0gを加え、更に塩化ナトリウム及び
水酸化ナトリウムにてpAgを7.9に、pHを6.2
に調整した。50℃に昇温した後、下記に示される青感
光性増感色素A及びBをハロゲン化銀1モル当たり各々
2.0×10-4モル添加し、更に、トリエチル尿素を用
いて硫黄増感施した。得られた塩化銀乳剤を乳剤NL−
Bとした。電子顕微鏡写真から粒子の形状、粒子サイズ
及び変動係数を求めた。粒子サイズは粒子の投影面積と
等価な円の直径の平均値をもって表し、変動係数は粒子
径の標準偏差を平均粒子サイズで割った値を用いた。乳
剤NL−Bは、粒子サイズ0.90μm,変動係数0.
09の単分散立方体粒子であった。
【0033】
【化1】
【0034】(乳剤NS−Bの調製)乳剤NL−Bの乳
剤調製方法において、ハロゲン化銀乳剤粒子形成時の温
度及び反応液の添加速度を変えることで、平均粒子サイ
ズ0.64μmの乳剤を調製したことのみ異なる塩化銀
乳剤を調製し、これを乳剤NS−Bとした。
【0035】(乳剤NL−Gの調製)乳剤NL−Bの乳
剤調製方法において、ハロゲン化銀乳剤粒子形成時の温
度及び反応液の添加速度を変えることで、平均粒子サイ
ズ0.45μmの乳剤を調製し、更に、下記の緑感光性
分光増感色素C及びDに置き換えて分光増感した塩化銀
乳剤を乳剤NL−Gとした。
【0036】
【化2】
【0037】(乳剤NS−Gの調製)乳剤NL−Gの乳
剤調製方法において、ハロゲン化銀乳剤粒子形成時の温
度及び反応液の添加速度を変えることで、平均粒子サイ
ズ0.35μmの乳剤を調製したことのみ異なる塩化銀
乳剤を調製し、これを乳剤NS−Gとした。
【0038】(乳剤NL−Rの調製)乳剤NL−Gの乳
剤調製方法において、ハロゲン化銀乳剤粒子形成時の温
度及び反応液の添加速度を変えることで、平均粒子サイ
ズ0.55μmの乳剤を調製し、更に、下記の赤感光性
分光増感色素に置き換えて分光増感した塩化銀乳剤を乳
剤NL−Rとした。
【0039】
【化3】
【0040】赤感光性乳剤に対しては、下記の化合物を
ハロゲン化銀1モル当たり2.6×10-3モル添加し
た。
【0041】
【化4】
【0042】(乳剤NS−Rの調製)乳剤NL−Rの乳
剤調製方法において、ハロゲン化銀乳剤粒子形成時の温
度及び反応液の添加速度を変えることで、平均粒子サイ
ズ0.40μmの乳剤を調製したことのみ異なる塩化銀
乳剤を調製し、これを乳剤NS−Rとした。
【0043】(乳剤DL−B、乳剤DS−Bの調製)乳
剤NL−Bもしくは乳剤NS−Bの乳剤調製方法におい
て、三回目の硝酸銀水溶液と塩化ナトリウム水溶液の添
加の際ハロゲン化銀1モル当り5×10-5モルのK3
e(CN)6 を含有した水溶液を同時添加し、分光増感
と化学増感を施す際に、臭化銀1モル当り1.2×10
-5モルの六塩化イリジウム(IV)酸二カリウムを含有し
た単分散臭化銀乳剤をハロゲン化銀として0.5モル%
相当加えた乳剤をそれぞれ乳剤DL−B、乳剤DS−B
とした。乳剤DL−Bもしくは乳剤DS−Bは、粒子形
状、粒子サイズ、変動係数とも乳剤NL−Bもしくは乳
剤NS−Bと変わらなかった。
【0044】(乳剤DL−G、乳剤DS−Gの調製)乳
剤NL−Gもしくは乳剤NS−Gの乳剤調製方法におい
て、三回目の硝酸銀水溶液と塩化ナトリウム水溶液の添
加の際前記と同量のK3 Fe(CN)6 を含有した水溶
液を同時添加し、分光増感と化学増感を施す際に、前記
と同量の六塩化イリジウム(IV)酸二カリウムを含有し
た単分散臭化銀乳剤をハロゲン化銀として0.5モル%
相当加えた乳剤をそれぞれ乳剤DL−G、乳剤DS−G
とした。乳剤DL−Gもしくは乳剤DS−Gは、粒子形
状、粒子サイズ、変動係数とも乳剤NL−Gもしくは乳
剤NS−Gと変わらなかった。 (乳剤DL−R、乳剤DS−Rの調製)
【0045】乳剤NL−Rもしくは乳剤NS−Rの乳剤
調製方法において、三回目の硝酸銀水溶液と塩化ナトリ
ウム水溶液の添加の際K3 Fe(CN)6 を含有した水
溶液を同時添加し、分光増感と化学増感を施す際に、六
塩化イリジウム(IV)酸二カリウムを含有した単分散臭
化銀乳剤をハロゲン化銀として0.5モル%相当加えた
乳剤をそれぞれ乳剤DL−R、乳剤DS−Rとした。乳
剤DL−Rもしくは乳剤DS−Rは、粒子形状、粒子サ
イズ、変動係数とも乳剤NL−Rもしくは乳剤NS−R
と変わらなかった。これらの乳剤の中で、乳剤DL−
B、乳剤DL−G、乳剤DL−Rの3種類について、X
線回折法によるハロゲン組成解析を行ったところ、塩化
銀100モル%の主ピークの他に、臭化銀含有率30〜
40%に相当する副ピークが観測され、これらの乳剤粒
子が臭化銀富有相を有していることが分かった。
【0046】ポリエチレンで両面ラミネートした紙支持
体表面にコロナ放電処理を施した後、ドデシルベンゼン
スルホン酸ナトリウムを含むゼラチン下塗層を設け、さ
らに種々の写真構成層を塗布して、以下に示す層構成の
多層カラー印画紙(101)を作製した。塗布液は下記
のようにして調製した。 第一層塗布液調製 イエローカプラー(ExY)122.0g、色像安定剤
(Cpd−1)15.4g、色像安定剤(Cpd−2)
7.5g、色像安定剤(Cpd−3)16.7gを、溶
媒(Solv−1)44g及び酢酸エチル180ccに溶
解し、この溶液を10%ドデシルベンゼンスルホン酸ナ
トリウム86cc及びクエン酸10gを含む10%ゼラチ
ン水溶液1000gに乳化分散させて乳化分散物を調製
した。この乳化分散物と前記の乳剤NL−B、乳剤NS
−Bとを混合溶解し、以下に示す組成となるように第一
層塗布液を調製した。乳剤塗布量は銀量換算塗布量を示
す。
【0047】第二層から第七層用の塗布液も第一層塗布
液と同様の方法で調製した。各層のゼラチン硬化剤とし
ては1−オキシ−3,5−ジクロロ−s−トリアジンナ
トリウム塩を用いた。また、各層にCpd−12、Cp
d−13、Cpd−14及びCpd−15をそれぞれ全
量が15.0mg/m2、60.0mg/m2、5.0mg/m2
び10.0mg/m2となるように添加した。また青感光性
層乳剤層、緑感光性乳剤層、赤感光性乳剤層に対し、1
−(5−メチルウレイドフェニル)−5−メルカプトテ
トラゾールをそれぞれハロゲン化銀1モル当たり3.3
×10-4モル,1.0×10-3モル及び5.9×10-4
モル添加した。更に、第二層、第四層、第六層、及び第
七層にもそれぞれ0.2mg/m2、0.2mg/m2、0.6
mg/m2、0.1mg/m2、となるように添加した。また青
感光性乳剤層と緑感光性乳剤層に対し、4−ヒドロキシ
−6−メチル−1,3,3a,7−テトラザインデンを
それぞれハロゲン化銀1モル当たり、1×10-4と2×
10-4モル添加した。
【0048】(構成層)以下に各層の組成を示す。数字
は塗布量(g/m2 )を表す。ハロゲン化銀乳剤は銀換
算塗布量を表す。 支持体 ポリエチレンラミネート紙 〔第1層側のポリエチレンに白色顔料(TiO2 15wt
%) と青味染料(群青) を含む〕 第1層(青感性乳剤層) 前記塩化銀乳剤NL−B 0.12 前記塩化銀乳剤NS−B 0.12 ゼラチン 1.33 イエローカプラー(Ex−Y) 0.61 色像安定剤(Cpd−1) 0.08 色像安定剤(Cpd−2) 0.04 色像安定剤(Cpd−3) 0.08 溶媒(Solv−1) 0.22
【0049】 第2層(混色防止層) ゼラチン 1.09 混色防止剤(Cpd−4) 0.11 色像安定剤(Cpd−16) 0.15 溶媒(Solv−1) 0.07 溶媒(Solv−2) 0.25 溶媒(Solv−7) 0.01
【0050】 第3層(緑感性乳剤層) 前記塩化銀乳剤NL−G 0.06 前記塩化銀乳剤NS−G 0.06 ゼラチン 1.19 マゼンタカプラー(Ex−M) 0.12 紫外線吸収剤(UV−1) 0.12 色像安定剤(Cpd−2) 0.01 色像安定剤(Cpd−4) 0.01 色像安定剤(Cpd−5) 0.01 色像安定剤(Cpd−6) 0.01 色像安定剤(Cpd−8) 0.01 色像安定剤(Cpd−16) 0.08 色像安定剤(Cpd−18) 0.0001 溶媒(Solv−4) 0.20 溶媒(Solv−5) 0.11 溶媒(Solv−9) 0.19
【0051】 第4層(混色防止層) ゼラチン 0.77 混色防止剤(Cpd−4) 0.08 色像安定剤(Cpd−16) 0.11 溶媒(Solv−1) 0.05 溶媒(Solv−2) 0.18 溶媒(Solv−7) 0.01
【0052】 第5層(赤感性乳剤層) 前記塩化銀乳剤NL−R 0.09 前記塩化銀乳剤NS−R 0.09 ゼラチン 0.80 シアンカプラー(Ex−C) 0.28 紫外線吸収剤(UV−3) 0.19 色像安定剤(Cpd−1) 0.24 色像安定剤(Cpd−6) 0.01 色像安定剤(Cpd−8) 0.01 色像安定剤(Cpd−9) 0.04 色像安定剤(Cpd−10) 0.01 溶媒(Solv−1) 0.01 溶媒(Solv−6) 0.21
【0053】 第6層(紫外線吸収層) ゼラチン 0.64 紫外線吸収剤(UV−2) 0.39 色像安定剤(Cpd−7) 0.05 色像安定剤(Cpd−17) 0.05 溶媒(Solv−8) 0.05
【0054】 第7層(保護層) 1.01 ゼラチン ポリビニルアルコールのアクリル変性共重合体(変性度17%) 0.04 流動パラフィン 0.02 界面活性剤(Cpd−11) 0.01
【0055】また、イラジエーション防止のために乳剤
層に下記の染料(カッコ内は塗布量を表す)を添加し
た。
【0056】
【化5】
【0057】
【化6】
【0058】
【化7】
【0059】
【化8】
【0060】
【化9】
【0061】
【化10】
【0062】
【化11】
【0063】
【化12】
【0064】
【化13】
【0065】以上のようにして得られた感光材料(試料
101)を基本として、各乳剤を表3のように入れ替え
たり、乳剤ブレンド比を変えたり、または、Dmax を上
げるために塗布流量を上げるなどして、表3にあるよう
な感光材料を作製し、試料102〜試料108とした。
【0066】
【表3】
【0067】これらの試料に対して、下記の可視光ビー
ムによる走査露光を施した。光源としては、半導体レー
ザーGaAlAs(発振波長,808.5nm)を励起
光源としたYAG固体レーザー(発振波長,946n
m)を反転ドメイン構造を有するLiNbO3 のSHG
結晶により波長変換して取り出した473nmと、半導
体レーザーGaAlAs(発振波長,808.7nm)
を励起光源としたYVO4 固体レーザー(発振波長,1
064nm)を反転ドメイン構造を有するLiNbO3
のSHG結晶により波長変換して取り出した532nm
と、AlGaInP(発振波長,約680nm:松下電
産(株)製タイプNo.LN9R20)とを用いた。3
色のそれぞれのレーザー光はポリゴンミラーにより走査
方向に対して垂直方向に移動し、カラー印画紙上に、順
次走査露光できるようにした。半導体レーザーの温度に
よる光量変動は、ペルチェ素子を利用して温度が一定に
保たれることで抑えられている。この走査露光は、60
0dpiで露光され、光ビーム径測定装置(1180G
P/ビームスキャン社製(アメリカ))を用いた光ビー
ム径測定では、B、G、Rとも65μmであった。(主
走査方向径/副走査方向径の差が1%以内の円形ビーム
であった。)まず、これら試料における各レーザービー
ムの実効ビーム径を測定した。既に述べた方法により、
試料に各レーザーを用いて線状の露光を与えた後、以下
に示す処理工程及び処理液によって発色現像処理を行
い、得られた画像の反射濃度のミクロ濃度計による測定
から、実効ビーム径を求めた。その結果を表4に示し
た。
【0068】 処理工程 温度 時間 補充液* タンク容量 カラー現像 35℃ 45秒 161ml 10リットル 漂白定着 35℃ 45秒 218ml 10リットル リンス(1) 35℃ 30秒 −−− 5リットル リンス(2) 35℃ 30秒 −−− 5リットル リンス(3) 35℃ 30秒 360ml 5リットル 乾燥 80℃ 60秒 −−− *感光材料1m2 当たりの補充量 (リンス(3)から(1)への3タンク向流方式とした)
【0069】各処理液の組成は以下の通りである。 カラー現像液 タンク液 補充液 水 800ml 800ml エチレンジアミン四酢酸 3.0g 3.0g 4,5-ジヒドロキシベンゼン-1,3- ジスルホン酸 0.5g 0.5g 2ナトリウム トリエタノールアミン 12.0g 12.0g 塩化カリウム 2.5g − 臭化カリウム 0.01g − 炭酸カリウム 27.0g 27.0g 蛍光増白剤(WHITEX 4、住友化学製) 1.0g 2.5g 亜硫酸ナトリウム 0.1g 0.2g ジナトリウム-N,N- ビス(スルホナートエチル) 5.0g 8.0g ヒドロキシルアミン N-エチル-N- (β- メタンスルホンアミドエチル)5.0g 7.1g -3- メチル-4- アミノアニリン・3/2硫酸・1水塩 水を加えて 1000ml 1000ml pH(25℃/水酸化カリウム及び硫酸にて) 10.05 10.45
【0070】 漂白定着液(タンク液と補充液は同じ) 水 600ml チオ硫酸アンモニウム 100ml 亜硫酸アンモニウム 40g エチレンジアミン四酢酸(III )アンモニウム 55g エチレンジアミン四酢酸鉄 5g 臭化アンモニウム 40g 硫酸(67%) 30g 水を加えて 1000ml pH(25℃/酢酸及びアンモニア水にて) 5.8 リンス液(タンク液と補充液は同じ) 塩素化イソシアヌール酸ナトリウム 0.02g 脱イオン水(導電率5μS/cm以下) 1000ml pH 6.5
【0071】
【表4】
【0072】次に、この走査露光は、CIE 表色系L*a*b
*色度図において、a*= ±3 、b*=±3 の範囲に入るよう
に、露光される各試料に対してB、G、R強度バランス
を予め補正し、露光量は外部変調器により制御すること
で、グレーの階調露光ができるようにした。1画素当た
りの平均露光時間は、1.0×10-7秒であった。
【0073】それぞれ露光済の各試料の発色現像処理
は、実効ビーム径を求めたものと同一の処理を行った。
処理後の各試料101〜108は、日立カラーアナライ
ザーC−2000により各露光量に対する明度(L*)が求
められた。光源はD65を使用した。代表例として本発
明の試料107のL*-logE 曲線及びその微分の絶対値の
関数を図4及び図5に示した。
【0074】試料101〜108のL*=f(logE)の微分の
絶対値の関数は、すべて極大値を1つ有していたが、下
記式(A)を満足する試料は、試料104〜108であ
った。
【0075】 式(A)|f'(logE)|≦|f'(2logEm-logE) | logE :露光量の対数 (但し、logE≧logEm+0.2 ) logEm:極大値を与える 露光量の対数
【0076】また、試料101〜108に、「東」とい
う文字がHelvetica 4 ポイントから18ポイントまである
画像を文字の濃度が2.0 になるようにレーザービームで
露光し、実効ビーム径を求めたものと同一の処理を行っ
た。また人物モデル画像も同様に露光し、処理した。人
物モデルの場合、髪の毛(空間周波数5サイクル/mmに相当
する部分)に注目し、得られた画像を以下の評価基準で
目視で評価した。 ○:文字、髪の毛とも像滲みが無く、描写力の優れた画
像である。 △:像滲みは小さいが、小さい文字は潰れ、髪の毛が太
い画像である。 ×:像滲みが大きく、文字、髪の毛ともに描写力の乏し
い画像である。
【0077】
【表5】
【0078】表5の結果から明らかなように試料101
〜103は、式(A)を満足せず、像滲みが大きかっ
た。試料104〜108は、式(A)を満足し、画質評
価では、像滲みが無く、描写力の優れた画像であった。
【0079】実施例2 実施例1の試料107において、支持体中の酸化チタン
量とイラジエーション防止染料量を表6に示した実効ビ
ーム径になるように各々調節した試料201〜209を
作製した。一方、実施例1と同様の特性の光ビームで、
B、G、R各5種類の異なった光ビーム径を用意した。
試料201〜209とこれらの光ビームを組み合わせ、
表6のように、実効ビーム径が得られた。これらの試料
を用いて実施例1と同様の試験を行った。これらの試料
はすべて、試料107と同様に式(A)を満足した。画
質評価の結果を表6に示した。
【0080】
【表6】
【0081】表6の結果から明らかなように式(A)を
満足する中でも、像滲み改良効果が大きいのは、実効ビ
ーム径が200μm以下の範囲であった。
【0082】実施例3 実施例1の試験において、全ての乳剤の化学増感を硫黄
増感から金増感に置き換える以外はすべて同じにし、評
価したところ、実施例1と同様の結果が得られた。
【0083】実施例4 下記に示す蛍光増白剤(15mg/m2 )を塗設した支持体を
用いて、実施例1と同様の試験を行った。結果として
は、実施例1より更に良い結果が得られた。
【0084】
【化14】
【0085】
【発明の効果】本発明によれば、光ビームにより感光材
料を走査露光して画像形成する際に起こる像滲みが抑制
されるカラー画像形成方法が得られた。特に、本発明
は、半導体レーザー、ガスレーザー、発光ダイオード等
の高照度光源により感光材料を短時間露光(1画素当た
り10-4秒以下)する場合に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ビームの軸に垂直な断面の強度分布を示す。
【図2】感光材料のL*−logE曲線を示す。
【図3】図2の曲線をさらに微分して得られた|dL*/dl
ogE |−logE曲線を示す。
【図4】実施例で得られた試料107のL*−logE曲線を
示す。
【図5】図4の曲線をさらに微分して得られた|dL*/dl
ogE |−logE曲線を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03C 7/26 G03C 7/26 7/407 7/407

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上にハロゲン化銀乳剤層を少なく
    とも1層有するハロゲン化銀カラー写真感光材料を、画
    像情報に基づいて変調した光ビームにより走査露光した
    後に現像処理する画像形成方法において、該ハロゲン化
    銀乳剤層として塩化銀含有率90モル%以上の実質的に
    沃化銀を含まない塩化銀粒子または塩臭化銀粒子からな
    るハロゲン化銀乳剤層を少なくとも1層有し、グレーの
    連続階調画像情報を、処理後のプリントがCIE 1976 L*a
    *b* 色度図のa*= ±3 ,b*= ±3 の範囲になるように該
    光ビームの露光量を連続的に変えてL*=5 〜90まで走査
    露光したときのL*=f( logE) の微分関数の絶対値|f'(l
    ogE)|= |dL*/dlogE |が、極大値を1つ有し、かつ下
    記式(A)を満足するハロゲン化銀カラー写真感光材料
    を走査露光し、現像処理することを特徴とするカラー画
    像形成方法。 式(A) |f'(logE)|≦|f'(2logEm-logE) | logE :露光量の対数 (但し、logE≧logEm+0.2 ) logEm:前記の極大値を与える 露光量の対数
  2. 【請求項2】 該感光材料を該光ビームにより走査露光
    した時の実効ビーム径が200 μm 以下であることを特徴
    とする請求項1に記載のカラー画像形成方法。
  3. 【請求項3】 L*=f(logE) の微分の絶対値の関数|f'
    (logE)|= |dL*/dlogE |の極大値が80〜140 であるこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載のカラー画像形
    成方法。
  4. 【請求項4】 該光ビームによる走査露光が1画素当た
    り10-4秒以下の短時間露光であることを特徴とする請
    求項1、2または3に記載のカラー画像形成方法。
  5. 【請求項5】 該光ビームが可視光ビームであることを
    特徴とする請求項1、2、3または4に記載のカラー画
    像形成方法。
  6. 【請求項6】 該ハロゲン化銀乳剤層のハロゲン化銀粒
    子が、金増感されていることを特徴とする請求項1、
    2、3、4または5に記載のカラー画像形成方法。
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