JPH10268486A - 赤分光領域における感度が向上した高速度カラー写真記録材料 - Google Patents

赤分光領域における感度が向上した高速度カラー写真記録材料

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JPH10268486A
JPH10268486A JP10082407A JP8240798A JPH10268486A JP H10268486 A JPH10268486 A JP H10268486A JP 10082407 A JP10082407 A JP 10082407A JP 8240798 A JP8240798 A JP 8240798A JP H10268486 A JPH10268486 A JP H10268486A
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sensitive
sensitization
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Joerg Dr Siegel
イエルク・ジーゲル
Hans-Ulrich Dr Borst
ハンス−ウルリヒ・ボルスト
Peter Dr Bell
ペーター・ベル
Ralf Dr Buescher
ラルフ・ビユシヤー
Heinz Dr Reif
ハインツ・ライフ
Juergen Dr Jung
ユルゲン・ユング
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 赤感度が向上したカラー写真記録材料を提供
すること。 【解決手段】 シアンカプラーが関連する少なくとも1
つの赤感性ハロゲン化銀乳剤層単位、マゼンタカプラー
が関連する少なくとも1つの緑感性ハロゲン化銀乳剤層
単位、イエローカプラーが関連する少なくとも1つの青
感性ハロゲン化銀乳剤層単位及び場合によりさらに非感
光性層を有し、その赤感性ハロゲン化銀乳剤層単位が少
なくとも2つの赤感性部分層を含み、それらが以下のパ
ラメーター: 635nm≦λ(Smax)≦660nm b80≧35nm b50≧56nm b20≧96nm [ここでλ(Smax)は増感極大(100%感度)の波
長を示し;b80は極大感度の80%における増感帯の幅
を示し;b50は極大感度の50%における増感帯の幅を
示し;b20は極大感度の20%における増感帯の幅を示
す]によって特徴づけられる増感帯が生ずるような方法
で増感色素を用いて増感されているカラー写真記録材料
は、通常のカラー写真記録材料と比較して赤感度が向上
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は特別な増感の故に赤分光領域から
の光に対して感度が向上しているカラー写真記録材料に
関する。
【0002】カラーネガティブフィルム(CNフィル
ム)の赤−感性層スタックは通常、増感極大が約650
nmに位置し、増感帯のフランク(flanks)がそ
れより短及び長波長に向かって、特に緑分光領域に向か
って急勾配で落ちるように増感される。典型的CNフィ
ルムの増感曲線を図1に再現する。この方法でCNフィ
ルムの優れた色分解及び高いさえが達成される。
【0003】しばしば感度又は色再現を向上させる試み
がなされてきた。例えばEP−A−0 409 019
は、色再現の向上を示すカラー写真記録材料につき記載
しており、それは例えば緑−感性及び赤−感性ハロゲン
化銀乳剤層の両方に、1種か又はそれ以上のいわゆるギ
ャップ増感色素(gap sensitization
dyes)の使用により、2つの隣接する主分光領域
の間、この場合は緑と赤の間(580〜620nm)の
ギャップ領域からの光に対する追加の増感を与えること
により得られる。この方法により、隣接する分光感度曲
線が二次的分光感度の領域(ギャップ)で上昇し、この
領域で露光する場合に、隣接する主分光感度の領域の場
合と同じ色濃度を与えるために必要な対数露光単位は最
高でも0.6高いだけである。
【0004】さらに、増感帯をもっと長い波長の方に移
動させることにより赤−感性層の感度を向上させる試み
がしばしばなされてきた。しかしすべての場合に、これ
は色再現の悪化を生じ、特にひえんそう(larksp
ur)色及び紫色が赤の方に移動した。
【0005】今回、赤−感性層スタック(stack)
のすべての部分層において主赤分光吸収の領域で(λ>
620nm)増感帯を対称に、すなわちもっと長及び短
波長の両方に向かって広げることにより、色再現に関す
る障害なしで赤−感性層スタックの感度を向上させるこ
とができることが見いだされた。
【0006】本発明は、シアンカプラーが関連する少な
くとも1つの赤−感性ハロゲン化銀乳剤層単位、マゼン
タカプラーが関連する少なくとも1つの緑−感性ハロゲ
ン化銀乳剤層単位、イエローカプラーが関連する少なく
とも1つの青−感性ハロゲン化銀乳剤層単位及び場合に
よりさらに非感光性層を有し、赤−感性ハロゲン化銀乳
剤層単位が少なくとも2つの赤−感性部分層を含み、そ
れらが以下のパラメーター: 635nm≦λ(Smax)≦660nm b80≧35nm b50≧56nm b20≧96nm [ここでλ(Smax)は増感極大(100%感度)の波
長を示し;b80は極大感度の80%における増感帯の幅
を示し;b50は極大感度の50%における増感帯の幅を
示し;b20は極大感度の20%における増感帯の幅を示
す]によって特徴づけられる増感帯が生ずるような方法
で増感色素を用いて増感されていることを特徴とする高
速度カラー写真記録材料に関する。
【0007】隣接する増感帯の間の重なりが大きすぎる
のを防ぐために、増感帯が随意に広くならないことが保
証されるのが有利である。従って、増感帯の幅が以下の
値を越えない場合に、色再現の質にとって有利である: b80: 70nm b50: 95nm b20: 145nm 本発明の1つの好ましい実施態様の場合、 b80≧49nm b50≧71nm b20≧111nm である。
【0008】本発明のさらに好ましい実施態様の場合、 70nm≧b80≧65nm 95nm≧b50≧89nm 145nm≧b20≧130nm である。
【0009】本発明に従って特徴づけられる増感帯の調
整は、例えば、その色素の少なくとも1つが主分光感度
の領域に増感極大を有し、混合物の1つ又はそれ以上の
他の増感色素が最初に挙げた増感色素の増感極大より短
及び/又は長波長の方にわずかに移動している増感極大
を有する、それぞれの層の増感のための増感色素の混合
物から出発し、混合物において最後に挙げた増感色素の
割合を対応して増加させることにより達成される。本発
明の場合、例えばより短かい波長(「短赤」)の方に移
動したその増感極大を有する増感色素及びより長い波長
(「長赤」)の方に移動したその増感極大を有する増感
色素の両方を通常の赤−感性色素(「赤」)と混合し、
混合物におけるこれらの混合された色素の割合を対応し
て増加させ、本発明の広げられた増感帯を得ることがで
きる。赤−感性ハロゲン化銀乳剤層単位のすべての部分
層に関して同じ手段が有利に用いられるが、異なる部分
層における色素及び/又はその混合比は一致している必
要はない。
【0010】ハロゲン化銀乳剤の増感は通常の方法で行
われる。増感色素をハロゲン化銀乳剤に混合物として同
時に又は個別に連続して加えることができる。粒子成長
段階の間に及び/又は化学的熟成の間に1つ又はそれ以
上の増感色素を加えることもできる。
【0011】カラー写真記録材料の例はカラーネガティ
ブフィルム及び特にカラー反転フィルムを含む。典型的
カラー写真材料のならびに好ましい実施態様及び処理法
の考察はResearch Disclosure 3
7038(February1995)に示されてい
る。
【0012】これらの写真材料は支持体を含み、その上
に少なくとも1層の感光性ハロゲン化銀乳剤層が堆積さ
れる。支持体として、薄いフィルム及び箔が特に適して
いる。支持体材料及びその前及び後面上に堆積される補
助層に関する考察は、Research Disclo
sure 37254,Part1(1995),pa
ge285に示されている。
【0013】カラー写真材料は通常少なくとも1つの赤
−感性、少なくとも1つの緑−感性及び少なくとも1つ
の青−感性ハロゲン化銀乳剤層を含有し、且つ場合によ
り中間層及び保護層も含有する。
【0014】カラーネガティブフィルム及びカラー反転
フィルムなどのカラー写真フィルムはその支持体上に以
下の順序で:2又は3つの赤−感性シアン−カプリング
ハロゲン化銀乳剤層、2又は3つの緑−感性マゼンタ−
カプリングハロゲン化銀乳剤層、ならびに2又は3つの
青−感性イエロー−カプリングハロゲン化銀乳剤層を含
む。同じ分光感度の層はそれらの写真感度に関して異な
り、感度がより低い部分層は一般に感度がより高い部分
層よりも支持体に近く配置される。
【0015】緑−感性及び青−感性層の間に通常イエロ
ーフィルター層が設けられ、青光が下の層に届くのを防
ぐ。
【0016】種々の層配置に関する選択、及び写真性へ
のそれらの影響はJ.Inf.Rec.Mats.,1
994,Vol.22,pages183−193に記
載されている。
【0017】限定された結果を得るために、感光性層の
数及び配置から逸脱させることができる。例えば写真フ
ィルムにおいてすべての高感度層を一緒にして層スタッ
クを形成し、すべての低感度層を一緒にして別の層スタ
ックを形成し、感度を向上させることができる(DE−
A−25 30 645)。
【0018】写真乳剤層の必須の成分は結合剤、ハロゲ
ン化銀粒子及びカラーカプラーである。
【0019】適した結合剤に関する情報はResear
ch Disclosure 37254,Part2
(1995),page286に示されている。
【0020】適したハロゲン化銀乳剤、それらの製造、
熟成、安定化及び適した分光増感剤を含む分光増感につ
いての情報は、Research Disclosur
e36544(Sept.1994)及びResear
ch Disclosure 37254,Part3
(1995),page286、ならびにResear
ch Disclosure 37038,PartX
V(1995),page89に示されている。
【0021】カメラ感度を示す写真材料は通常、臭化−
ヨウ化銀乳剤を含有し、それは場合により小さい割合の
塩化銀も含有することができる。写真コピー機材料は最
高80モル%のAgBrを含む塩化−臭化銀乳剤又は9
5モル%より多いAgClを含む塩化−臭化銀乳剤を含
有する。
【0022】カラーカプラーに関する情報はResea
rch Disclosure 37254,Part
4(1995),page288及びResearch
Disclosure 37038,PartII
(1995),page80に見いだすことができる。
カプラー及びカラー現像薬酸化生成物から形成される色
素の極大吸収は、以下の領域内にあるのが好ましい:イ
エローカプラー430〜460nm、マゼンタカプラー
540〜560nm、シアンカプラー630〜700n
m。カラーカプラーはそれぞれのハロゲン化銀乳剤層単
位又はその部分層と空間的及び分光的に関連する。
【0023】「空間的関連」(spatial ass
ociation)という用語は、カラーカプラーがそ
れぞれのハロゲン化銀層に対し、現像すると形成される
銀画像と、カラーカプラーから作られる着色画像の間の
画像毎の対応を許すそれらの間の相互作用が可能である
ような空間的関係で位置していることを意味すると理解
されるべきである。これは一般にカラーカプラーがハロ
ゲン化銀乳剤層自身に、又は場合により感光性でないこ
とができるそれに隣接する結合剤層に含有されることに
より達成される。
【0024】「分光的関連」(spectial as
sociation)という用語は、それぞれの感光性
ハロゲン化銀乳剤の分光感度及び空間的に関連するカラ
ーカプラーから作られる部分的カラー画像の色が、補色
の(complementary)部分的カラー画像
(シアン、マゼンタ、イエロー)がそれぞれの色成分
(赤、緑、青)の分光感度と関連するという互いに限定
された関係にあることを意味すると理解されるべきであ
る。
【0025】感度、粒状度、鮮鋭度及び色分解を向上さ
せるために、現像薬酸化生成物と反応すると写真的に活
性な化合物を放出する化合物、例えば現像阻害剤を放出
するDIRカプラーがカラー写真フィルムにおいて多く
の場合に用いられる。
【0026】そのような化合物、特にカプラーに関する
情報はResearch Disclosure 37
254,Part5(1995),page290及び
Research Disclosure 3703
8,PartXIV(1995),page86に見い
だすことができる。
【0027】ほとんどの場合に疎水性であるカラーカプ
ラー、及び層の他の疎水性成分も、通常高−沸点有機溶
媒に溶解又は分散される。次いでこれらの溶液又は分散
液は結合剤水溶液(通常ゼラチン溶液)中に乳化され、
層が乾燥された後、それは微滴(直径が0.05〜0.
8μm)として層に存在する。
【0028】適した高−沸点有機溶媒、写真材料の層中
への導入の方法、及び写真層中への化学化合物の導入の
他の方法は、Research Disclosure
37254,Part6(1995),page29
2に記載されている。
【0029】一般に異なる分光感度の層の間に配置され
る非−感光性中間層は、現像薬酸化生成物が1つの感光
性層から異なる分光増感を有する他の感光性層に望まし
くない拡散をするのを妨げる媒体を含有することができ
る。
【0030】適した化合物(ホワイトカプラー、掃去剤
又はDOP掃去剤)はResearch Disclo
sure 37254,Part7(1995),pa
ge292及びResearch Disclosur
e 37038,PartIII(1995),pag
e84に記載されている。
【0031】写真材料はさらにUV光を吸収する化合
物、光学的増白剤、スペーサー、フィルター色素、ホル
マリン掃去剤、光安定剤、酸化防止剤、Dmin色素、色
素−、カプラー−及び白さ−安定性を向上させるための
ならびにカラーカブリを減少させるための添加剤、可塑
剤(ラテックス)、殺生物剤、ならびに他の物質を含む
ことができる。
【0032】適した化合物はResearch Dis
closure 37254,Part8(199
5),page292及びResearch Disc
losure 37038,PartIV、V、VI、
VII、X、XI及びXIII(1995),page
84以下に記載されている。
【0033】カラー写真材料の層は通常硬膜される、す
なわち用いられる結合剤、好ましくはゼラチンが適した
化学的方法により架橋される。
【0034】適した硬膜剤物質はResearch D
isclosure 37254,Part9(199
5),page294及びResearch Disc
losure 37038,PartXII(199
5),page86に記載されている。
【0035】画像毎に露光された後、カラー写真材料は
それらの性質に対応する種々の方法を用いて処理され
る。用いられる方法及びそのために必要な化学品に関す
る詳細は、材料の例と共にResearch Disc
losure 37254,Part10(199
5),page294及びResearch Disc
losure 37038,PartXVI〜XXII
I(1995),page95以下で公表されている。
【0036】
【実施例】実施例1 三酢酸セルロースの透明フィルムベース上に以下の層を
記載されている配列で堆積させることにより、カラーネ
ガティブのカラー現像のためのカラー写真記録材料を製
造した(層構造1−比較)。量のデータはそれぞれの場
合に1m2に関して示されている。ハロゲン化銀堆積に
関しては対応するAgNO3の量を示す。すべてのハロ
ゲン化銀乳剤は1モルのAgNO3当たり0.5gの4
−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a,7−テトラ
アザインデンを用いて安定化した。
【0037】層構造1 層1:(ハレーション防止層) 0.3gのAg、 1.2gのゼラチン 0.4gのUV吸収剤XUV−1 0.02gのトリクレシルホスフェート(TCP) を含む黒色コロイド銀ゾル 層2:(中間層) 1.0gのゼラチン 層3:(第1赤−増感層、低感度) 2.0gのゼラチン 0.88gのシアンカプラーXC−1 0.05gの有色カプラーXCR−1 0.07gの有色カプラーXCY−1 0.02gのDIRカプラーXDIR−1 0.75gのTCP と共に2.7gのAgNO3を含む赤−増感臭化−ヨウ
化銀乳剤(4モル%ヨウ化物;平均粒径0.5μm;
1:3:0.5の比率の増感色素XRS−1、XRS−
2及びXRS−3を用いて分光増感) 層4:(第2赤−増感層、高感度) 1.8gのゼラチン 0.19gのシアンカプラーXC−2 0.17gのTCP と共に2.2gのAgNO3を含む赤−増感臭化−ヨウ
化銀乳剤(12モル%ヨウ化物;平均粒径1.0μm;
1:3.1:0.3の比率の増感色素XRS−1、XR
S−2及びXRS−3を用いて分光増感) 層5:(中間層) 0.4gのゼラチン 0.15gのホワイトカプラーXW−1 0.06gの金トリカルボン酸のアルミニウム塩 層6:(第1緑−増感層、低感度) 1.8gのゼラチン 0.54gのマゼンタカプラーXM−1 0.065gの有色カプラーXMY−1 0.24gのDIRカプラーXDIR−1 0.6gのTCP と共に1.9gのAgNO3を含む緑−増感臭化−ヨウ
化銀乳剤(4モル%ヨウ化物;平均粒径0.35μm;
2.8:1:0.2の比率の増感色素XGS−1、XG
S−2及びXGS−3を用いて分光増感) 層7:(第2緑−増感層、高感度) 1.1gのゼラチン 0.195gのマゼンタカプラーXM−2 0.05gの有色カプラーXMY−2 0.245gのTCP と共に1.25gのAgNO3を含む緑−増感臭化−ヨ
ウ化銀乳剤(9モル%ヨウ化物;平均粒径0.8μm;
2.8:0.9:0.25の比率の増感色素XGS−
1、XGS−2及びXGS−3を用いて分光増感) 層8:(イエローフィルター層) 0.09gのAg 0.25gのゼラチン 0.08gの掃去剤XSC−1 0.40gのホルムアルデヒド掃去剤XFF−1 0.08gのTCP を含むイエローコロイド銀ゾル 層9:(第1青−感性層、低感度) 2.2gのゼラチン 1.1gのイエローカプラーXY−1 0.037gのDIRカプラーXDIR−1 1.14gのTCP と共に0.9gのAgNO3を含む青−増感臭化−ヨウ
化銀乳剤(6モル%ヨウ化物;平均粒径0.6μm;増
感色素XBS−1を用いて分光増感) 層10:(第2青−感性層、高感度) 0.6gのゼラチン 0.2gのイエローカプラーXY−1 0.003gのDIRカプラーXDIR−1 0.22gのTCP と共に0.6gのAgNO3を含む青−増感臭化−ヨウ
化銀乳剤(10モル%ヨウ化物;平均粒径1.2μm;
増感色素XBS−1を用いて分光増感) 層11:(ミクレート(micrate)層) 1.0gのゼラチン 0.3gのUV吸収剤XUV−2 0.3gのTCP と共に0.06gのAgNO3を含むミクレート臭化−
ヨウ化銀乳剤(0.5モル%ヨウ化物;平均粒径0.0
6μm) 層12:(保護及び硬膜層) 0.25gのゼラチン 0.75gの硬膜剤XH−1 硬膜された後、層構造全体が3.5の膨潤因子を有し
た。
【0038】層構造1で用いられた化合物:
【0039】
【化1】
【0040】
【化2】
【0041】
【化3】
【0042】
【化4】
【0043】
【化5】
【0044】
【化6】
【0045】
【化7】
【0046】中性ウェッジフィルターを介して露光した
後、“The British Journal of
Photography”,1974,pages5
97and 198に記載されているカラーネガティブ
現像法により材料を処理した。
【0047】この方法で製造された試験フィルムを用
い、図2に示されている感度分布が得られた。
【0048】さらにこの及び下記に記載する本発明の増
感態様(sensitization variant
s)の特性化のために、感度極大ならびに増感帯の極大
強度に関して80%、50%及び20%における[赤」
感度分布の幅(b80、b50、b20)を用いた。比較例の
場合、表1の第1列に示される値(比較)が得られた。
下記の実施例で記載される層構造2〜6の場合の対応す
る値(b80、b50、b20及び得られる感度における向
上)も表1に示す。
【0049】
【表1】
【0050】CNフィルムの測色的記述のために、通常
CIELAB測定が用いられる。その方法は例えば“T
he Reproduction of Colo
r”,Fountain Press(1988)にお
いてR.W.G.Huntにより詳細に記載されてい
る。色再現は輝度Lならびに色度定数a及びbを用いて
特性化される。これらの量を用い、彩度の変化及び色相
の転移に関する情報を与える色間隔(colour i
ntervals)ΔEを決定することができる。実験
により3〜5のΔE単位の転移がヒトの目にとって知覚
可能であることが示されている。
【0051】層構造1(比較フィルム)に関する測色的
特性が表2に示されており、図3は色度定数a及びbの
グラフである。
【0052】下記の実施例で記載する本発明の試験フィ
ルムの場合、測色的記述は表の形態のみで示され、表で
は特性化のために色間隔ΔEが選ばれた。
【0053】上記の増感色素の他に以下の増感色素も用
いた:
【0054】
【化8】
【0055】
【表2】
【0056】層構造1と比較された、下記の実施例で記
載される層構造2〜6を用いて得られた色再現における
転移を表3に示す。
【0057】
【表3】
【0058】
【表4】
【0059】実施例2 本発明の層構造2の場合、赤−感性層スタックの分光増
感を以下の通りに行った: 層 用いた色素 混合比 3 XRS−4、XRS−5、XRS−3 1:2:0.34 4 XRS−4、XRS−5、XRS−3 1:2:0.3 この増感を用い、比較の型と比較された感度は約30%
向上した。
【0060】感度分布の記述(表1及び図4)は、特に
主分光感度の領域において増感帯の対称な広がりを示し
ている。
【0061】測色的記述(表3)は、この方法でいずれ
の場合も画像−作用的(image−active)で
ない、色再現におけるわずかな変化しか生じないことを
示している。
【0062】実施例3 本発明の層構造3の場合、赤−感性層スタックの分光増
感を以下の通りに行った: 層 用いた色素 混合比 3 XGS−3、XRS−5、XRS−3 1:2:0.30 4 XGS−3、XRS−5、XRS−3 1:2:0.35 この増感を用い、比較の型と比較された感度は約30%
向上した。
【0063】感度分布の記述(表1)は、特に主分光感
度の領域において増感帯の対称な広がりを示している。
【0064】測色的記述(表3)は、この方法でいずれ
の場合も画像−作用的でない、色再現におけるわずかな
変化しか生じないことを示している。
【0065】実施例4 本発明の層構造4の場合、赤−感性層スタックの分光増
感を以下の通りに行った: 層 用いた色素 混合比 3 XGS−2、XGS−3、XRS−2、XRS−3 0.2:1.1:1.9:0.30 4 XGS−2、XGS−3、XRS−2、XRS−3 0.2:1.2:1.9:0.30 この増感を用い、比較の型と比較された感度は約60%
向上した。
【0066】感度分布の記述(表1)は、特に主分光感
度の領域において増感帯の対称な広がりを示している。
【0067】測色的記述(表3)は、この方法でいずれ
の場合も画像−作用的でない、色再現におけるわずかな
変化しか生じないことを示している。
【0068】実施例5 本発明の層構造5の場合、赤−感性層スタックの分光増
感を以下の通りに行った: 層 用いた色素 混合比 3 XGS−3、XRS−5、XRS−3 2.0:1.0:0.9 4 XGS−3、XRS−5、XRS−3 2.0:1.1:0.85 この増感を用い、比較の型と比較された感度は約60%
向上した。
【0069】感度分布の記述(表1)は、特に主分光感
度の領域において増感帯の対称な広がりを示している。
【0070】測色的記述(表3)は、この方法でいずれ
の場合も画像−作用的でない、色再現におけるわずかな
変化しか生じないことを示している。
【0071】実施例6 本発明の層構造6の場合、赤−感性層スタックの分光増
感を以下の通りに行った: 層 用いた色素 混合比 3 XGS−2、XGS−3、XRS−5、XRS−3 0.2:1.5:1.5:0.6 4 XGS−2、XGS−3、XRS−5、XRS−3 0.2:1.5:1.5:0.6 この増感を用い、比較の型と比較された感度は約100
%向上した。
【0072】感度分布の記述(表1)は、特に主分光感
度の領域において増感帯の対称な広がりを示している。
【0073】測色的記述(表3)は、この方法で色再現
におけるわずかな変化しか生じないことを示している。
【0074】本発明の主たる特徴及び態様は以下の通り
である。
【0075】1.シアンカプラーが関連する少なくとも
1つの赤感性ハロゲン化銀乳剤層単位、マゼンタカプラ
ーが関連する少なくとも1つの緑感性ハロゲン化銀乳剤
層単位、イエローカプラーが関連する少なくとも1つの
青感性ハロゲン化銀乳剤層単位及び場合によりさらに非
感光性層を有し、赤感性ハロゲン化銀乳剤層単位が少な
くとも2つの赤感性部分層を含み、それらが以下のパラ
メーター: 635nm≦λ(Smax)≦660nm b80≧35nm b50≧56nm b20≧96nm [ここでλ(Smax)は増感極大(100%感度)の波
長を示し;b80は極大感度の80%における増感帯の幅
を示し;b50は極大感度の50%における増感帯の幅を
示し;b20は極大感度の20%における増感帯の幅を示
す]によって特徴づけられる増感帯が生ずるような方法
で増感色素を用いて増感されていることを特徴とする高
速度カラー写真記録材料。
【0076】2.赤感性ハロゲン化銀乳剤層単位の部分
層が、以下のパラメーター: b80≧49nm b50≧71nm b20≧111nm によって特徴づけられる増感帯が生ずるような方法で増
感色素を用いて増感されていることを特徴とする上記1
項に記載の記録材料。
【0077】3.赤感性ハロゲン化銀乳剤層単位の部分
層が、以下のパラメーター: 70nm≧b80≧65nm 95nm≧b50≧89nm 145nm≧b20≧130nm によって特徴づけられる増感帯が生ずるような方法で増
感色素を用いて増感されていることを特徴とする上記1
項に記載の記録材料。
【図面の簡単な説明】
【図1】典型的カラーネガティブフィルムの増感曲線を
示すグラフである。
【図2】層構造1の感度分布を示すグラフである。
【図3】層構造1の色度定数a及びbのグラフである。
【図4】層構造2の感度分布を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンス−ウルリヒ・ボルスト ドイツ50189エルスドルフ・バルトシユト ラーセ32 (72)発明者 ペーター・ベル ドイツ50679ケルン・トイトネンシユトラ ーセ4 (72)発明者 ラルフ・ビユシヤー ドイツ53797ローマー・イルテイスベーク 3 (72)発明者 ハインツ・ライフ ドイツ51065ケルン・アンドレアス−グリ フイウス−シユトラーセ22 (72)発明者 ユルゲン・ユング ドイツ51379レーフエルクーゼン・ミユン ツシユトラーセ12

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シアンカプラーが関連する少なくとも1
    つの赤感性ハロゲン化銀乳剤層単位、マゼンタカプラー
    が関連する少なくとも1つの緑感性ハロゲン化銀乳剤層
    単位、イエローカプラーが関連する少なくとも1つの青
    感性ハロゲン化銀乳剤層単位及び場合によりさらに非感
    光性層を有し、赤感性ハロゲン化銀乳剤層単位が少なく
    とも2つの赤感性部分層を含み、それらが以下のパラメ
    ーター: 635nm≦λ(Smax)≦660nm b80≧35nm b50≧56nm b20≧96nm [ここでλ(Smax)は増感極大(100%感度)の波
    長を示し;b80は極大感度の80%における増感帯の幅
    を示し;b50は極大感度の50%における増感帯の幅を
    示し;b20は極大感度の20%における増感帯の幅を示
    す]によって特徴づけられる増感帯が生ずるような方法
    で増感色素を用いて増感されていることを特徴とする高
    速度カラー写真記録材料。
JP10082407A 1997-03-18 1998-03-16 赤分光領域における感度が向上した高速度カラー写真記録材料 Pending JPH10268486A (ja)

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DE59808853D1 (de) 2003-08-07
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