JPH10269030A - 遠隔ファイル共用システムおよびその制御方法 - Google Patents

遠隔ファイル共用システムおよびその制御方法

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JPH10269030A
JPH10269030A JP9071308A JP7130897A JPH10269030A JP H10269030 A JPH10269030 A JP H10269030A JP 9071308 A JP9071308 A JP 9071308A JP 7130897 A JP7130897 A JP 7130897A JP H10269030 A JPH10269030 A JP H10269030A
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JP9071308A
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Kenichi Wada
賢一 和田
Shigeru Kijiro
茂 木城
Yoshihiro Azumi
義弘 安積
Hiroaki Nakanishi
弘晃 中西
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、遠隔二重書きをおこなっている記憶
制御装置間で、それぞれの上位装置からファイル共用可
能な遠隔ファイル共用システムを提供することにある。 【解決手段】上位装置3からのデータの書き込み要求に
対して、記憶制御装置5は上位装置4からの前記データ
の入出力命令を排他するように遠隔の記憶制御装置6の
共用ファイル制御情報テーブル97へ情報を設定するこ
とにより、両記憶制御装置に前記データの書き込みが終
了するまで、上位装置4からの入出力を排他することに
より、記憶制御装置間で遠隔ファイル共用システムを実
現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ストレージシステ
ムに関し、特に、上位装置を介さずに、遠隔記憶制御装
置間で記憶媒体上のデータを、二重書きするストレージ
システムにおいて、それぞれの記憶制御装置に接続する
上位装置から二重書きされたデータを読み出し/書き込
み処理可能な遠隔ファイル共用システムに関する。
【0002】
【従来の技術】上位装置を介することなしに記憶制御装
置間でデータ転送をおこない、遠隔の記憶制御装置間で
データの二重書きを実現する技術、すなわち遠隔二重書
きは、United States Patent 5155845に記載されてい
る。本従来技術では、上位装置から記憶制御装置配下の
記憶媒体の正副を指定するコマンドを正記憶制御装置が
受領すると、正記憶制御装置の記憶媒体の格納するデー
タを副記憶制御装置の記憶媒体へデータをコピーする。
それと同時に、上位装置から正記憶制御装置に対して書
き込み要求が発行された場合、正記憶制御装置は、当該
書き込みデータを正記憶制御装置に格納するとともに、
副記憶制御装置に対して書き込み要求を発行する。
【0003】以上の動作により、遠隔二重書きが実現さ
れる。遠隔二重書きをおこなうことによって、災害や障
害等によって、正記憶制御装置のデータが入出力不能に
なった場合に、副記憶制御装置とそれに接続する副上位
装置からなる副システムにより業務を引き継ぐことが可
能になる。
【0004】一方、複数の上位装置から記憶制御装置配
下の記憶媒体に格納されたデータを共用する技術、ファ
イル共用システムがある。本従来技術では、上位装置か
ら記憶制御装置にデータの書き込み要求を発行した場
合、記憶制御装置は、配下の記憶媒体に上位装置から転
送されたデータを格納する。前記書き込み処理中に、他
の上位装置から当該データの読み出し/書き込み要求が
発行されると、記憶制御装置の当該データが書き込み処
理中であり、当該データを操作できないことを要求を発
行した上位装置に報告する。上記の処理により、上位装
置から記憶制御装置へデータを書き込み要求処理中、他
の上位装置から当該データの読み出し要求が発行された
場合、書き込み前のデータが読み出されることがなく、
他の上位装置から当該データの書き込み要求が発行され
た場合についても、書き込み前に後者の書き込み処理を
おこなうことはない。
【0005】以上の動作により、複数上位装置から記憶
制御装置配下のデータを共用できる。複数の上位装置で
ファイル共用することで、個々の上位装置の実務処理負
担を軽減する分散処理が可能になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術におい
て、災害や障害等によって、正上位装置と正記憶制御装
置からなるシステムが使用不能になった場合にのみ、副
上位装置から正副記憶制御装置間で二重書きしたデータ
を用いて実務プログラムを引き継ぐため、災害や障害等
が発生していない際の副上位装置は、有効利用されてい
ない。この解決策として、もう一つの従来技術で複数の
上位装置から記憶制御装置のデータを共用していたよう
に、正副記憶制御装置間で二重書きしたデータを正副上
位装置から遠隔共用し、災害や障害等が発生していない
場合は、実務処理を分散させることが考えられる。
【0007】遠隔ファイル共用する場合には、副上位装
置から副記憶制御装置へのデータの書き込み要求を処理
するため、従来の遠隔二重書き技術である正上位装置か
ら正記憶制御装置への書き込み要求に加えて、副上位装
置から副記憶制御装置への書き込み要求を受領し、副記
憶制御装置から正記憶制御装置へ書き込みデータを転送
することにより、双方向にデータを遠隔二重書きするこ
とが必要となる。したがって、本発明が解決すべき第一
の課題は、正副記憶制御装置間で双方向にデータの書き
込み要求を発行し、遠隔二重書きを可能にするシステム
構成にある。
【0008】一方、正副記憶制御装置が上位装置からの
データの読み出し/書き込み要求を受領時、当該データ
は正副記憶制御装置で一致している必要がある。しか
し、従来の遠隔二重書きでは、正上位装置から正記憶制
御装置へデータの書き込み要求を発行した場合、正記憶
制御装置は、配下の記憶媒体にデータを格納し、副記憶
制御装置に当該データの書き込み要求を発行するため、
配下の記憶媒体にデータを格納してから副記憶制御装置
に当該データを書き込むまでの間、正副記憶制御装置間
で当該データが一致していない状態が生じる。特に、正
記憶制御装置配下の記憶媒体にデータを格納後、副記憶
制御装置がデータの書き込み要求を受領するまでの間、
副記憶制御装置では、正記憶制御装置が当該データの書
き込み要求処理中であることが判断できないため、正副
記憶制御装置間でデータの不一致が発生しているにも関
わらず、副上位装置から副記憶制御装置に当該データの
読み出し/書き込み要求が発行された場合、この要求を
処理不可能と判断する手段がない。したがって、本発明
が解決しようとする第二の課題は、記憶制御装置が上位
装置からの読み出し/書き込み要求を受領可能か判断す
ること、すなわち、記憶制御装置が上位装置からの読み
だし/書き込み要求を受領するべきでない場合は、上位
装置からの入出力要求を排他制御する手段にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第一の課題を解決す
るために、正記憶制御装置は、正記憶制御装置から副記
憶制御装置へ入出力要求を送信可能な送信制御回路とと
もに、副記憶制御装置から正記憶制御装置への入出力命
令を受信するための受信制御回路とを備え、副記憶制御
装置についても、副記憶制御装置から正記憶制御装置へ
入出力要求を送信可能な送信制御回路と、正記憶制御装
置から副記憶制御装置への入出力命令を受信するための
受信制御回路とを備え、正副記憶制御装置配下の送信制
御回路と受信制御回路を接続し、入出力命令とデータを
転送するパスを備える。
【0010】本発明によれば、正記憶制御装置から副記
憶制御装置へのデータの読み出し/書き込み要求と、副
記憶制御装置から正記憶制御装置へのデータの読み出し
/書き込み要求を処理する機能をもつことにより、正副
上位装置から正副記憶制御装置へのデータの書き込み要
求をそれぞれ遠隔の記憶制御装置に二重書きするため
に、書き込み要求を発行することが可能となり、双方向
の遠隔二重書きが可能となる。
【0011】一方、上記第二の課題を解決するために、
正副記憶制御装置は、それぞれ上位装置からの入出力要
求を排他する情報を格納するためのテーブルを備え、正
副記憶制御装置からそれぞれの遠隔の記憶制御装置が制
御する前記テーブルに入出力を排他するデータの位置情
報を書き込む命令を発行する機能を持つ。
【0012】本発明によれば、上位装置から記憶制御装
置にデータの書き込み要求が発行された場合、記憶制御
装置は、配下の記憶媒体に当該データを格納する以前
に、遠隔の記憶制御装置に遠隔の上位装置から当該デー
タの入出力要求を排他する命令を発行し、遠隔の記憶制
御装置が前記テーブルに排他情報を書き込み後、配下の
記憶媒体に当該データを書き込むとともに、遠隔の記憶
制御装置に当該データの書き込み要求を発行し、遠隔の
記憶制御装置に当該データ格納後、遠隔の記憶制御装置
に前記排他情報をテーブルから解除するための命令を発
行する。
【0013】以上の動作により、配下の記憶媒体にデー
タを格納後、当該データの書き込み要求を遠隔の記憶制
御装置に発行するまでの間に、遠隔の上位装置から遠隔
の記憶制御装置に当該データの読み出し/書き込み要求
が発行された場合についても、遠隔の記憶制御装置に排
他情報を格納するテーブルに当該データの上位装置から
の入出力を排他する情報が格納されているため、遠隔の
記憶制御装置は、遠隔の上位装置から入出力要求を排他
するため、遠隔の上位装置に処理できないことを報告す
ることができる。
【0014】また、上記第一の課題の他の解決手段とし
て、正副記憶制御装置に、遠隔の記憶制御装置への読み
出し/書き込み要求の発行と、遠隔の記憶制御装置から
のデータの読み出し/書き込み要求を受領する機能をも
つ送受信制御回路と、送受信回路間を接続するパスを備
える。本発明によれば、正記憶制御装置の制御回路を送
信に用いる場合、副記憶制御装置の制御回路を受信用
に、副記憶制御装置の制御回路を送信に用いる場合、正
記憶制御装置の制御回路を受信用に動作を切り替えるこ
とによって、一本のパスで双方向に入出力要求の発行と
データの転送が可能となり、記憶制御装置間で双方向に
データの二重書きが可能となる。以上により課題を解決
できる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1に本発明の実施例の遠隔ファ
イル共用システムの一構成例を示す。本構成例では、コ
ンピュータシステム1とコンピュータシステム2の二つ
のコンピュータシステムから構成され、各々内部に上位
装置3、記憶制御装置、構成例では、磁気ディスク制御
装置5をもつ。
【0016】従来の遠隔二重書きシステムにおいて、平
常時運用するコンピュータシステム、上位装置、磁気デ
ィスク制御装置を正と呼び、正のコンピュータシステム
が災害や障害等によって運用不可能の時、実務を引き継
ぐコンピュータシステム、上位装置、および磁気ディス
ク制御装置を副と呼ぶ。本発明においては、遠隔ファイ
ル共用により、平常時から両コンピュータシステムが運
用可能となり、また、両コンピュータシステムは、同じ
構成、および同じ制御を必要とするため、両コンピュー
タシステムの構成および制御に差はない。しかし、便宜
上または論理上、コンピュータシステム1、上位装置3
および磁気ディスク制御装置5を中心として構成および
動作の説明をおこない、必要な場合は、コンピュータシ
ステム2、上位装置4および磁気ディスク制御装置6を
遠隔と呼び、動作の説明をおこなう。
【0017】磁気ディスク制御装置5は、上位装置3お
よび遠隔の磁気ディスク制御装置6と入出力命令とデー
タを転送可能なパス70、72、73で接続される。
【0018】磁気ディスク制御装置5の内部構成は、デ
ータを格納する磁気ディスク10と、上位装置3と遠隔
の磁気ディスク制御装置6からの入出力命令の制御と、
遠隔の磁気ディスク制御装置6への入出力命令の制御、
および磁気ディスクへのデータの取り出し/格納を制御
するディスクI/O制御部8で構成される。
【0019】磁気ディスク10は、図2に示すように、
データを記録する複数個のディスク100とディスク上
のデータの読み出し/書き込みするためのヘッド101
と、ディスクI/O制御部8とデータの受け渡しをおこ
なうインターフェース制御回路104から構成される。
ディスクが一回転する間にヘッドがアクセス可能な円上
の記録単位をトラック102と呼ぶ。トラックはヘッド
101の位置を移動することでディスク100上に複数
個存在する。あるトラック102からデータの入出力を
おこなう場合、ヘッド101をこのトラック102に位
置付けて、データの入出力をおこなう。磁気ディスク1
0には、複数個のディスクとそれに対応する複数個のヘ
ッドを備えているため、上記位置付け動作により、ヘッ
ド101以外のヘッドも同時に移動する。あるトラック
102にヘッド101を位置付けた際に他のヘッドが位
置付けられるトラックの集まりをシリンダ103と呼
ぶ。シリンダには、ディスクの内側から昇順に、また、
ヘッドには上から昇順に番号付けされていて、それぞれ
シリンダ番号、ヘッド番号と呼ぶ。
【0020】ディスクI/O制御部8の内部構成を説明
すると、図3に示すように、上位装置3から入出力命令
を受信し、データの受け渡しをおこなうコマンド受信制
御回路81と、遠隔の磁気ディスク制御装置6から入出
力命令を受信し、データの受け渡しをおこなうコマンド
受信制御回路82と、遠隔の磁気ディスク制御装置6へ
入出力命令を送信し、データの受け渡しをおこなうコマ
ンド送信制御回路83と、磁気ディスク10からそれぞ
れのコマンド送・受信制御回路へのデータの受け渡しを
おこなうデータ転送制御回路84と、制御線89をもち
いて上記の制御回路を制御するプロセッサ85と、プロ
セッサ85上で動作する磁気ディスク制御プログラムを
格納するメモリ86と遠隔の磁気ディスク制御装置6と
ファイル共用するための排他制御情報を格納する、共用
ファイル制御情報テーブル87で構成される。
【0021】図4に共用ファイル制御情報テーブル87
の構成例を示す。一般に、磁気ディスク制御装置は、複
数の磁気ディスクを制御しているため、本構成例では、
図4のように縦軸にシリンダ、横軸を磁気ディスクによ
って分割し、各磁気ディスクのシリンダ単位に排他制御
する情報を持ち、上位装置からの入出力を排他する場
合、排他するシリンダ番号に対応するテーブルの値を1
とし、排他を必要としない場合、0を設定する。したが
って、磁気ディスク制御装置5が遠隔の磁気ディスク制
御装置6から上位装置3の入出力を排他する命令と排他
するシリンダ番号を受領すると、当該シリンダ番号にあ
たるテーブル上のデータを1に設定し、入出力の排他を
解除する命令とシリンダ番具を受領すると、当該シリン
ダ番号にあたるテーブル上のデータを1に設定すること
で、上位装置からの入出力を排他するシリンダの位置情
報を作成する。
【0022】本実施例の遠隔ファイル共用システムにお
いて、上位装置3から磁気ディスク制御装置5に対して
リード・ライトコマンドが発行された時、磁気ディスク
制御装置5の動作についてディスクI/O制御部8のプ
ロセッサ85の図5のディスク制御プログラムの流れを
用いて説明する。
【0023】初期状態として、ディスクI/O制御部は
上位装置3と遠隔の磁気ディスク制御装置6からコマン
ド受信制御回路81・82でコマンドを受け取るまで、
ステップ200でコマンド受信待ち状態を維持する。
【0024】上位装置3からライトコマンドを受信した
場合、ステップ202に進み、共用ファイル制御情報テ
ーブルに当該ライトデータを含むシリンダが磁気ディス
ク制御装置6によって排他状態にされているか確認し、
排他されている場合は、上位装置3にライト処理ができ
ないことを報告し、ステップ200に戻り、排他されて
いない場合は、ステップ206でコマンド送信制御回路
から遠隔の磁気ディスク制御装置6に遠隔の上位装置4
からの当該シリンダへのアクセスの排他を要求するコマ
ンド、以下、排他要求コマンドを発行する。排他要求コ
マンドを受け取った遠隔の磁気ディスク制御装置6も図
5のディスク制御プログラムによって動作しているた
め、ステップ200のコマンド受信待ちで、この排他要
求コマンドを受信し、現在、ステップ211で上位装置
4からのアクセスを排他する当該シリンダを上位装置4
がアクセスしていないか確認し、アクセスしている場合
は、排他未完了を磁気ディスク制御装置5に報告し、ア
クセスされていない場合は、ステップ212で共用ファ
イル制御情報テーブル97に当該シリンダのアクセスの
排他を設定し、磁気ディスク制御装置5に排他完了を報
告する。排他要求コマンドの処理結果を受け取るとステ
ップ207で、排他処理が未完了の場合は、上位装置3
にライト処理ができないことを報告し、排他処理が完了
した場合は、ステップ208で磁気ディスク10に当該
ライトデータを格納し、ステップ209で遠隔の磁気デ
ィスク制御装置6に当該データのライトコマンドを発行
する。遠隔の磁気ディスク制御装置6への当該データの
ライトが完了すると、ステップ210にて、遠隔の磁気
ディスク制御装置6に設定した当該シリンダの排他要求
を解除するコマンド、以下、排他解除コマンドを発行
し、遠隔磁気ディスク制御装置間でデータ二重書きをお
こなう。
【0025】また、上位装置3からリードコマンドが発
行された場合は、ステップ202でリードするデータを
含むシリンダが共用ファイル制御テーブルに排他されて
いるか確認し、排他されている場合、上位装置3に当該
データをリードできないことを報告し、排他されていな
い場合、ステップ204で磁気ディスク10から当該デ
ータを取り出し、ステップ205で当該リードデータを
上位装置4へ転送する。リードコマンド処理時は、磁気
ディスク10のデータは変更されないため、遠隔磁気デ
ィスク制御装置間で二重書きするデータは一致状態を維
持する。したがって、ライトコマンド時のように遠隔の
磁気ディスク制御装置6に排他要求コマンドを発行し、
上位装置4の当該データに対するアクセスを排他する必
要はない。
【0026】以上の動作により、上位装置のライトコマ
ンドにより、遠隔磁気ディスク制御装置間でデータの不
一致が発生する場合のみ、ライトコマンドを発行した上
位装置以外の遠隔の上位装置から遠隔の磁気ディスク制
御装置への当該データのアクセスを排他できるため、磁
気ディスク制御装置間で二重書きしたデータを遠隔磁気
ディスク制御装置に接続する、それぞれの遠隔上位装置
間でファイル共用可能となる。
【0027】また、遠隔ファイル共用システム構成の他
の実施例として、図6に示す構成例が考えられる。
【0028】図6においては、磁気ディスク制御装置5
と磁気ディスク制御装置6間のコマンドやデータを転送
するのは、パス74のみで構成できる。すなわち、パス
74は、双方向にコマンドとデータを転送する。図7に
パス74で双方向にコマンドおよびデータの転送を可能
にするディスクI/O制御部8の内部構成を示す。
【0029】遠隔の磁気ディスク制御装置6との間でコ
マンドとデータの送受信をおこなうのは、コマンド送受
信制御回路80であり、コマンド受信時には、コマンド
受信制御回路82の動作をおこない、コマンド送信時に
は、コマンド送信制御回路83の動作をおこなうように
動作を切り替える機能をもつ。
【0030】送受信制御回路は、通常、コマンド受信待
ち状態、すなわちコマンド受信制御をおこなっており、
動作の切り替えは、遠隔の磁気ディスク制御装置にコマ
ンドを送信する要求が発生した時に、プロセッサ85に
より動作をコマンド送信制御に切り替えられる。また、
送信したコマンドの処理終了後、コマンド受信制御に切
り替えられる。
【0031】上記のような動的切り替え処理をおこなう
ことにより、本発明では、一本のパスから遠隔ファイル
共用システムを構成可能である。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、記憶制御装置に排他情
報を設定するテーブルを設け、これを制御し、異なる記
憶制御装置間で二重書きされたデータを異なる上位装置
から共用することが可能な遠隔ファイル共用システムを
構築できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のコンピュータシステムの概略
構成を示すブロック線図
【図2】本発明の実施例の磁気ディスクのハード構成例
【図3】本発明の実施例のディスクI/O制御部のハー
ド構成例を示すブロック線図
【図4】本発明の実施例の共用ファイル制御情報テーブ
ルの構成例
【図5】本発明の実施例のメインプログラムの流れ図
【図6】本発明の実施例のコンピュータシステムの概略
構成を示すブロック線図
【図7】本発明の実施例のディスクI/O制御部のハー
ド構成を示すブロック線図
【符号の説明】
1…コンピュータシステム、3…上位装置、5…磁気デ
ィスク制御装置、8…ディスクI/O制御部、10…磁
気ディスク、70…パス、72…パス、73…パス、8
1…コマンド受信制御回路、82…コマンド受信制御回
路、83…コマンド送信制御回路、84…データ転送制
御回路、85…プロセッサ、87…共用ファイル制御情
報テーブル、97…共用ファイル制御情報テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中西 弘晃 神奈川県小田原市国府津2880番地株式会社 日立製作所ストレージシステム事業部内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】正上位装置に接続する正記憶制御装置と、
    前記正記憶制御装置から遠隔にあり、正上位装置とは異
    なる副上位装置と正記憶制御装置に接続する副記憶制御
    装置から構成され、正副上位装置から正副記憶制御装置
    へのデータの書き込み要求を、正記憶制御装置の制御す
    る記憶媒体と副記憶制御装置の制御する記憶媒体間で上
    位装置を介さず遠隔二重書きするコンピュータシステム
    において、正副記憶制御装置間で二重書きされたデータ
    を正副上位装置から共用可能なデータとして、上位装置
    からの読み出し/書き込み要求を記憶制御装置で制御す
    る方法であり、上位装置から記憶制御装置へデータの書
    き込み要求を発行した際に、記憶制御装置は、遠隔の記
    憶制御装置へ上位装置からの当該データの読み出し/書
    き込み要求を排他させる要求を発行し、遠隔の記憶制御
    装置が当該データに対する上位装置からの読み出し/書
    き込み要求を排他する間に、配下の記憶媒体に当該デー
    タを格納するとともに、遠隔の記憶制御装置に当該デー
    タの書き込み要求を発行し、遠隔の記憶制御装置配下の
    記憶媒体に当該データを格納後、遠隔の記憶制御装置に
    上位装置から当該データの読み出し/書き込みの排他を
    解除する要求を発行することにより、正副上位装置から
    共用データの読み出し/書き込み時に、正副記憶制御装
    置でデータの一致を保証し、正副記憶制御装置間で遠隔
    二重書きされたデータを正副上位装置から共用可能とす
    ることを特徴とする遠隔ファイル共用システム。
  2. 【請求項2】前記第1の請求項において、正副記憶制御
    装置は、共用するデータに対する上位装置からの読み出
    し/書き込みを排他するための情報を格納するテーブル
    を備え、記憶制御装置から遠隔の記憶制御装置に上位装
    置からの読み出し/書き込み要求の排他要求が発行され
    た際に、遠隔の記憶制御装置は、配下の排他情報を格納
    するテーブルに上位装置からの読み出し/書き込み要求
    を排他するデータの位置情報を格納し、上位装置からの
    データの読み出し/書き込み要求は、前記テーブルに当
    該データの位置情報が格納されている場合、上位装置か
    らのデータの読み出し/書き込み要求を排他するため、
    要求を発行した上位装置に処理できないことを報告し、
    前記テーブルに当該データの位置情報が格納されていな
    い場合、上位装置からのデータの読み出し/書き込み要
    求を受領することにより、正副記憶制御装置間で遠隔二
    重書きされたデータを正副上位装置から共用可能とする
    ことを特徴とする遠隔ファイル共用システム。
  3. 【請求項3】前記請求項2の遠隔ファイル共用システム
    において、正記憶制御装置は、副記憶制御装置へデータ
    の読み出し/書き込み要求を発行するための送信制御回
    路と、副記憶制御装置から正記憶制御装置へのデータの
    読み出し/書き込み要求を受領するための受信制御回路
    を備え、副記憶制御装置についても、正記憶制御装置へ
    データの読み出し/書き込み要求を発行するための送信
    制御回路と正記憶制御装置から副記憶制御装置へのデー
    タの読み出し/書き込み要求を受領するための受信制御
    回路を備え、それぞれの送信制御回路と受信制御回路を
    接続し、前記要求とデータの転送をおこなうパスにより
    構成することを特徴とする遠隔ファイル共用システムお
    よび記憶制御装置。
  4. 【請求項4】前記請求項2の遠隔ファイル共用システム
    において、正記憶制御装置に、副記憶制御装置へ読み出
    し/書き込み要求を発行する制御と、副記憶制御装置か
    ら発行された読み出し/書き込み要求を受領するための
    制御をおこなう送受信制御回路を備え、副記憶制御装置
    についても、正記憶制御装置へ読み出し/書き込み要求
    を発行する制御と、正記憶制御装置から発行された読み
    出し/書き込み要求を受領するための制御をおこなう送
    受信制御回路を備え、正副記憶制御装置配下の送受信回
    路間を接続し、前記要求とデータの転送を双方向におこ
    なうパスにより構成することを特徴とする遠隔ファイル
    共用システムおよび記憶制御装置。
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