JPH10269573A - 磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents
磁気記録媒体の製造方法Info
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- JPH10269573A JPH10269573A JP6991997A JP6991997A JPH10269573A JP H10269573 A JPH10269573 A JP H10269573A JP 6991997 A JP6991997 A JP 6991997A JP 6991997 A JP6991997 A JP 6991997A JP H10269573 A JPH10269573 A JP H10269573A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電磁変換特性及び耐久性等の性能の向上が図
られた磁気記録媒体を製造するとともに、生産性の向上
も図られた磁気記録媒体の製造方法を提供する。 【解決手段】 磁気記録媒体の製造方法は、非磁性支持
体上に、少なくとも磁性粉と結合剤とを混練した後に溶
剤に分散してなる磁性塗料を塗布する磁気記録媒体の製
造方法であって、突部22を有するローター18とステ
ーター20とを備える溶解装置11により、混練後に得
られたペーストと溶剤とを攪拌混合するものである。
られた磁気記録媒体を製造するとともに、生産性の向上
も図られた磁気記録媒体の製造方法を提供する。 【解決手段】 磁気記録媒体の製造方法は、非磁性支持
体上に、少なくとも磁性粉と結合剤とを混練した後に溶
剤に分散してなる磁性塗料を塗布する磁気記録媒体の製
造方法であって、突部22を有するローター18とステ
ーター20とを備える溶解装置11により、混練後に得
られたペーストと溶剤とを攪拌混合するものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分分野】本発明は、非磁性支持体上
に磁性塗料を塗布してなる磁気記録媒体の製造方法に関
し、特に、微粒子磁性粉の分散性を良好にして高飽和磁
束密度化が達成された磁気記録媒体の製造方法である。
に磁性塗料を塗布してなる磁気記録媒体の製造方法に関
し、特に、微粒子磁性粉の分散性を良好にして高飽和磁
束密度化が達成された磁気記録媒体の製造方法である。
【0002】
【従来の技術】近年、塗布型の磁気記録媒体において、
高密度大容量化を目指して開発が盛んに検討され、高性
能化が進められてきた。このような状況の中、より記録
波長の短波長化が進んでいることから、塗布型の磁気記
録媒体でに使用される磁性粉末も微粒子化されている。
高密度大容量化を目指して開発が盛んに検討され、高性
能化が進められてきた。このような状況の中、より記録
波長の短波長化が進んでいることから、塗布型の磁気記
録媒体でに使用される磁性粉末も微粒子化されている。
【0003】この塗布型の磁気記録媒体は、非磁性支持
体と、この非磁性支持体上に形成される磁性層とを備え
る。この磁性層は、磁性粉や結合剤等を溶剤中に分散し
てなる磁性塗料を非磁性支持体上に塗布することにより
形成される。
体と、この非磁性支持体上に形成される磁性層とを備え
る。この磁性層は、磁性粉や結合剤等を溶剤中に分散し
てなる磁性塗料を非磁性支持体上に塗布することにより
形成される。
【0004】そして、磁気変換特性の優れた磁気記録媒
体を得るには、微粒子磁性粉と結合剤とを高い剪断力を
もつニーダーやコンティニアスニーダー、エクストルー
ダー等で練りこんでなる磁性塗料が必要である。また、
この磁性塗料を得るには、生産性を考えるとバッチ式よ
りも連続式が有利である。これらのことにより、塗布型
の磁気記録媒体における磁性塗料の製造装置として連続
式混練装置が用いられている。
体を得るには、微粒子磁性粉と結合剤とを高い剪断力を
もつニーダーやコンティニアスニーダー、エクストルー
ダー等で練りこんでなる磁性塗料が必要である。また、
この磁性塗料を得るには、生産性を考えるとバッチ式よ
りも連続式が有利である。これらのことにより、塗布型
の磁気記録媒体における磁性塗料の製造装置として連続
式混練装置が用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この連続式
混練装置を用いて磁性塗料を製造する際には、処理物の
固形分を高くすることにより、高いシェアによって飽和
磁束密度(Bm)を高くすることが考えられる。しかし
ながら、このようにして製造されたペーストは、後に行
われる希釈工程の段階で、有機溶剤等に溶解しづらいも
のになり、長時間の溶解時間を必要とする。このため、
従来の磁気記録媒体の製造方法では、磁性塗料の生産性
が悪いといった問題点があった。
混練装置を用いて磁性塗料を製造する際には、処理物の
固形分を高くすることにより、高いシェアによって飽和
磁束密度(Bm)を高くすることが考えられる。しかし
ながら、このようにして製造されたペーストは、後に行
われる希釈工程の段階で、有機溶剤等に溶解しづらいも
のになり、長時間の溶解時間を必要とする。このため、
従来の磁気記録媒体の製造方法では、磁性塗料の生産性
が悪いといった問題点があった。
【0006】また、上述した希釈工程において、ペース
トが溶解しづらいためにペーストの溶解が不十分な場合
があった。この場合、得られる磁性塗料中には、凝集物
が混在することとなり、後の製造工程でフィルターづま
り等の原因となったり、磁気テープ等の磁気記録媒体と
した場合では、ドロップアウトの原因となることがあ
り、品質上の問題となることがあった。
トが溶解しづらいためにペーストの溶解が不十分な場合
があった。この場合、得られる磁性塗料中には、凝集物
が混在することとなり、後の製造工程でフィルターづま
り等の原因となったり、磁気テープ等の磁気記録媒体と
した場合では、ドロップアウトの原因となることがあ
り、品質上の問題となることがあった。
【0007】このような状況の中で、これら高性能微粒
子磁性粉末を十分に分散させる上で重要な課題となる技
術の開発が待たれていた。例えは、特開平05−033
6067号公報には、階段式に溶剤を混練機中に導入し
てペーストを混練機の中で段階的に希釈溶解する方法が
開示されている。これは、微粒子磁性粉末を安定的に分
散する方法として有効である。しかしながら、この方法
により得られたペーストは、高粘度であることから、ポ
ンプなどによるライン移送が困難であった。このため、
この手法では、混練機の下部に設置したタンク内でペー
ストを溶解する必要があり、装置の配置に制限が生じ、
且つ、溶解時間もタンクで行なうため時間がかかってし
まった。このため、この手法では、生産性を向上させる
ことにはならなかった。
子磁性粉末を十分に分散させる上で重要な課題となる技
術の開発が待たれていた。例えは、特開平05−033
6067号公報には、階段式に溶剤を混練機中に導入し
てペーストを混練機の中で段階的に希釈溶解する方法が
開示されている。これは、微粒子磁性粉末を安定的に分
散する方法として有効である。しかしながら、この方法
により得られたペーストは、高粘度であることから、ポ
ンプなどによるライン移送が困難であった。このため、
この手法では、混練機の下部に設置したタンク内でペー
ストを溶解する必要があり、装置の配置に制限が生じ、
且つ、溶解時間もタンクで行なうため時間がかかってし
まった。このため、この手法では、生産性を向上させる
ことにはならなかった。
【0008】また、特開昭64−79274号公報に
は、二台の混練機を連続して用いることにより分散性を
向上させる方法が開示されている。しかしながら、この
ような混練方法を用いた場合においても、ペーストの溶
解時間を効果的に短縮させることはできなかった。
は、二台の混練機を連続して用いることにより分散性を
向上させる方法が開示されている。しかしながら、この
ような混練方法を用いた場合においても、ペーストの溶
解時間を効果的に短縮させることはできなかった。
【0009】そこで、本発明は、ビデオテープやオーデ
ィオテープ、コンピューターテープ等に用いられ、電磁
変換特性並びに耐久性等の性能の向上が図られた磁気記
録媒体を製造するとともに、生産性の向上も図られた磁
気記録媒体の製造方法を提供することを目的としてい
る。
ィオテープ、コンピューターテープ等に用いられ、電磁
変換特性並びに耐久性等の性能の向上が図られた磁気記
録媒体を製造するとともに、生産性の向上も図られた磁
気記録媒体の製造方法を提供することを目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成した
本発明に係る磁気記録媒体の製造方法は、少なくとも磁
性粉と結合剤とを混練した後、溶剤に分散して磁性塗料
とし、非磁性支持体上に塗布する磁気記録媒体の製造方
法であって、突部を有するローターとステーターとを備
える溶解装置により、混練後に得られたペーストと溶剤
とを攪拌混合するものである。
本発明に係る磁気記録媒体の製造方法は、少なくとも磁
性粉と結合剤とを混練した後、溶剤に分散して磁性塗料
とし、非磁性支持体上に塗布する磁気記録媒体の製造方
法であって、突部を有するローターとステーターとを備
える溶解装置により、混練後に得られたペーストと溶剤
とを攪拌混合するものである。
【0011】以上のように構成された本発明に係る磁気
記録媒体の製造方法によれば、突部を有するローターが
回転し、このローターとステーターとの間にペーストと
溶剤とが流し込まれる。これにより、ペーストは、溶剤
により均一に希釈されることとなる。また、本発明に係
る手法によれば、この溶解装置を連続的に用いることに
より多量のペーストを短時間で希釈することができる。
記録媒体の製造方法によれば、突部を有するローターが
回転し、このローターとステーターとの間にペーストと
溶剤とが流し込まれる。これにより、ペーストは、溶剤
により均一に希釈されることとなる。また、本発明に係
る手法によれば、この溶解装置を連続的に用いることに
より多量のペーストを短時間で希釈することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る磁気記録媒体
の製造方法の好適な実施の形態を図面を参照して詳細に
説明する。
の製造方法の好適な実施の形態を図面を参照して詳細に
説明する。
【0013】本発明に係る磁気記録媒体の製造方法は、
図1に示すように、少なくとも、非磁性支持体2と、こ
の非磁性支持体2上に形成された磁性層3とを備えてな
る磁気記録媒体を製造するものである。また、この磁気
記録媒体は、磁性層3の上にトップコート層4を備えて
いても良く、さらに、非磁性支持体2の磁性層3が形成
された面とは反対の面にバックコート層5を備えていて
も良い。そして、この磁気記録媒体において、磁性層3
は、磁性粉末及び結合剤等を溶剤中に分散してなる磁性
塗料を非磁性支持体2上に塗布することにより形成され
る。この磁性塗料には、磁性粉末及び結合剤の他に、分
散剤、潤滑剤及び研磨剤等が含有されている。
図1に示すように、少なくとも、非磁性支持体2と、こ
の非磁性支持体2上に形成された磁性層3とを備えてな
る磁気記録媒体を製造するものである。また、この磁気
記録媒体は、磁性層3の上にトップコート層4を備えて
いても良く、さらに、非磁性支持体2の磁性層3が形成
された面とは反対の面にバックコート層5を備えていて
も良い。そして、この磁気記録媒体において、磁性層3
は、磁性粉末及び結合剤等を溶剤中に分散してなる磁性
塗料を非磁性支持体2上に塗布することにより形成され
る。この磁性塗料には、磁性粉末及び結合剤の他に、分
散剤、潤滑剤及び研磨剤等が含有されている。
【0014】この手法では、先ず、詳細を後述するよう
に磁性塗料を製造し、この磁性塗料を非磁性支持体2上
に塗布し、乾燥後、カレンダー処理等が行われ、所定の
幅及び長さ寸法に裁断することにより行われる。
に磁性塗料を製造し、この磁性塗料を非磁性支持体2上
に塗布し、乾燥後、カレンダー処理等が行われ、所定の
幅及び長さ寸法に裁断することにより行われる。
【0015】この手法において、磁性塗料を製造する際
には、図2に示すようなフローチャートで行われる。
には、図2に示すようなフローチャートで行われる。
【0016】先ず、S1に示すように、連続式混練機で
原材料を混練してペーストを得る。このとき、原材料と
しては、磁性粉末と結合剤の一部と潤滑剤等とからなな
る。
原材料を混練してペーストを得る。このとき、原材料と
しては、磁性粉末と結合剤の一部と潤滑剤等とからなな
る。
【0017】次に、S2に示すように、溶解装置を用い
て、連続式混練機で得られたペーストを溶剤と添加剤と
結合剤の残りとを混合して希釈する。
て、連続式混練機で得られたペーストを溶剤と添加剤と
結合剤の残りとを混合して希釈する。
【0018】次に、S3に示すように、希釈されたペー
ストを、サンドミル、ダイノミール(横型サンドミ
ル)、バスケットミル、ボールミル、ピンミル等公知の
分散機に代表されるメディア分散機を用いて分散して塗
料化する。
ストを、サンドミル、ダイノミール(横型サンドミ
ル)、バスケットミル、ボールミル、ピンミル等公知の
分散機に代表されるメディア分散機を用いて分散して塗
料化する。
【0019】次に、S4に示すように、上述したように
製造された塗料に硬化剤を添加し、塗料を濾過して磁性
塗料を得る。
製造された塗料に硬化剤を添加し、塗料を濾過して磁性
塗料を得る。
【0020】そして、以上のように得られた磁性塗料
は、S5に示すように、非磁性支持体2上に塗布され
る。
は、S5に示すように、非磁性支持体2上に塗布され
る。
【0021】上述したような磁性塗料の製造工程には、
図3に模式的に示すように、インライン式塗料製造装置
が用いられる。
図3に模式的に示すように、インライン式塗料製造装置
が用いられる。
【0022】このインライン式塗料製造装置は、連続式
混練装置10と、ペースト溶解装置11と、メディア分
散機12とから構成されている。
混練装置10と、ペースト溶解装置11と、メディア分
散機12とから構成されている。
【0023】このインライン式塗料製造装置において、
連続式混練装置10は、投入口13から原材料が連続し
て所定量投入されるとともに、投入された原材料に対し
て所定量の溶剤が投入されるように構成されている。こ
の連続式混練装置10では、投入口13から原材料が投
入されると、定量フィーダ14にて所定の速度で原材料
が送り出される。このとき、溶剤は、所定の濃度に希釈
されて第1のタンク15内に貯められており、この第1
のタンク15内からポンプ16により連続式混練装置1
0内に投入される。この溶剤は、流量計17により投入
量が制御されている。
連続式混練装置10は、投入口13から原材料が連続し
て所定量投入されるとともに、投入された原材料に対し
て所定量の溶剤が投入されるように構成されている。こ
の連続式混練装置10では、投入口13から原材料が投
入されると、定量フィーダ14にて所定の速度で原材料
が送り出される。このとき、溶剤は、所定の濃度に希釈
されて第1のタンク15内に貯められており、この第1
のタンク15内からポンプ16により連続式混練装置1
0内に投入される。この溶剤は、流量計17により投入
量が制御されている。
【0024】このように構成された連続式混練装置10
は、原材料を連続的に混練して高粘度のペーストを製造
することができる。
は、原材料を連続的に混練して高粘度のペーストを製造
することができる。
【0025】また、このインライン式塗料製造装置にお
いて、ペースト溶解装置11は、図4に示すように、突
部を有するローター18と、このローラー18を支持す
る支持部19と、ステーター20とを備える。また、こ
のペースト溶解装置11は、ローター18及びステータ
ー20内に冷却装置をそれぞれ備える。
いて、ペースト溶解装置11は、図4に示すように、突
部を有するローター18と、このローラー18を支持す
る支持部19と、ステーター20とを備える。また、こ
のペースト溶解装置11は、ローター18及びステータ
ー20内に冷却装置をそれぞれ備える。
【0026】このペースト溶解装置11において、ロー
ター18は、略円柱状を呈しており、その上面に支持棒
21が配されている。また、このローター18は、その
外周面に円周方向に沿って形成された複数の突部22を
有している。そして、このペースト溶解装置11では、
支持棒21によりこのローター18全体が回転自在に支
持されている。支持部19は、ローターの支持棒21を
回転支持部材23により回転自在となるように支持して
いる。
ター18は、略円柱状を呈しており、その上面に支持棒
21が配されている。また、このローター18は、その
外周面に円周方向に沿って形成された複数の突部22を
有している。そして、このペースト溶解装置11では、
支持棒21によりこのローター18全体が回転自在に支
持されている。支持部19は、ローターの支持棒21を
回転支持部材23により回転自在となるように支持して
いる。
【0027】また、このペースト溶解装置11におい
て、ステーター20は、上述したローター18の径寸法
よりやや大の内径を有するような円筒状を呈しており、
支持部19と連結されている。このステーター20は、
上述したローラー18の外周面の形状に対応した内周面
の形状を有している。また、このステーター20は、底
面部に所定の径寸法を有して形成された開口部24を有
している。
て、ステーター20は、上述したローター18の径寸法
よりやや大の内径を有するような円筒状を呈しており、
支持部19と連結されている。このステーター20は、
上述したローラー18の外周面の形状に対応した内周面
の形状を有している。また、このステーター20は、底
面部に所定の径寸法を有して形成された開口部24を有
している。
【0028】このペースト溶解装置11では、このステ
ーター20内にローラー18が配設されている。このペ
ースト溶解装置11では、ステーター20の内周面とロ
ーラー18の外周面とが所定の間隔を有している。すな
わち、このペースト溶解装置11は、回転自在に支持さ
れたローラー18がステーター20の内周面と接するこ
とがないように配設されて構成されている。
ーター20内にローラー18が配設されている。このペ
ースト溶解装置11では、ステーター20の内周面とロ
ーラー18の外周面とが所定の間隔を有している。すな
わち、このペースト溶解装置11は、回転自在に支持さ
れたローラー18がステーター20の内周面と接するこ
とがないように配設されて構成されている。
【0029】また、このペースト溶解装置11におい
て、冷却装置は、ステーター20及びローター18の内
部にそれぞれ形成されて冷却液が流れる冷却液路25
と、この冷却液路25に所定の流速で冷却液を供給する
供給装置(図示せず。)とから構成されている。この冷
却装置は、供給装置から冷却液路25に対して冷却液が
供給され、ステーター20及びローラー18を所定の温
度に維持する。これにより、ペースト溶解装置11は、
ステーター20とローラー18との間隔の温度を所定の
値に維持することができる。
て、冷却装置は、ステーター20及びローター18の内
部にそれぞれ形成されて冷却液が流れる冷却液路25
と、この冷却液路25に所定の流速で冷却液を供給する
供給装置(図示せず。)とから構成されている。この冷
却装置は、供給装置から冷却液路25に対して冷却液が
供給され、ステーター20及びローラー18を所定の温
度に維持する。これにより、ペースト溶解装置11は、
ステーター20とローラー18との間隔の温度を所定の
値に維持することができる。
【0030】さらに、このペースト溶解装置11には、
溶剤と添加剤と残りの結合剤とが充填された第2のタン
ク26が備えられる。そして、これらの溶剤と添加剤と
残りの結合剤とは、流量計27で供給量が調節されなが
らポンプ28によりペースト溶解装置11に供給され
る。
溶剤と添加剤と残りの結合剤とが充填された第2のタン
ク26が備えられる。そして、これらの溶剤と添加剤と
残りの結合剤とは、流量計27で供給量が調節されなが
らポンプ28によりペースト溶解装置11に供給され
る。
【0031】このように構成されたペースト溶解装置1
1では、連続式混練装置10の流入口29から高粘度の
ペーストが供給される。このとき、高粘度のペースト
は、流入口30から供給され、第2のタンク26から供
給された溶剤等とともに第3のポンプ31によりペース
ト溶解装置11内に供給される。そして、供給されたペ
ーストは、ステーター20とローラー18との間隔に溶
剤とともに流れ込む。このとき、ペースト溶解装置11
では、ローター28が所定の回転数で回転することによ
って、ペーストと溶剤とが攪拌される。そして、ペース
トは、溶剤中に攪拌されて溶解すると開口部24から流
出してくる。
1では、連続式混練装置10の流入口29から高粘度の
ペーストが供給される。このとき、高粘度のペースト
は、流入口30から供給され、第2のタンク26から供
給された溶剤等とともに第3のポンプ31によりペース
ト溶解装置11内に供給される。そして、供給されたペ
ーストは、ステーター20とローラー18との間隔に溶
剤とともに流れ込む。このとき、ペースト溶解装置11
では、ローター28が所定の回転数で回転することによ
って、ペーストと溶剤とが攪拌される。そして、ペース
トは、溶剤中に攪拌されて溶解すると開口部24から流
出してくる。
【0032】このとき、ペースト溶解装置11では、ロ
ーターの回転数と、ステーター20及びローラー18の
間隔とを調整することにより、塗料粘度の高く硬いペー
ストでも、溶剤ともに攪拌することで短時間で溶解でき
る。また、ステーター20、ローター18の両方に冷却
液を流すことによって、高速回転時における塗料の温度
上昇を防ぐことができる。
ーターの回転数と、ステーター20及びローラー18の
間隔とを調整することにより、塗料粘度の高く硬いペー
ストでも、溶剤ともに攪拌することで短時間で溶解でき
る。また、ステーター20、ローター18の両方に冷却
液を流すことによって、高速回転時における塗料の温度
上昇を防ぐことができる。
【0033】このペースト溶解装置11では、ステータ
ー20及びローター18の間隔(図4中Aで示す。)
は、0.3mmから1.5mmであることが好ましく、
この間隔が大きくなるほどに溶解能力が小さくなる。ま
た、逆に間隔を狭くすると、塗料の処理温度としては、
20℃〜60℃であることが好ましく、より好ましくは
30℃〜40℃であり、この温度を目安として処理量
(塗料の流量)を決める。
ー20及びローター18の間隔(図4中Aで示す。)
は、0.3mmから1.5mmであることが好ましく、
この間隔が大きくなるほどに溶解能力が小さくなる。ま
た、逆に間隔を狭くすると、塗料の処理温度としては、
20℃〜60℃であることが好ましく、より好ましくは
30℃〜40℃であり、この温度を目安として処理量
(塗料の流量)を決める。
【0034】さらに、このインライン式塗料製造装置に
おいて、メディア分散機12には、メディアとして、例
えば、ガラス、ソーダレスビーズ、ジルコニア、チタニ
ア、アルミナ等をコーティングしたビーズ、スチールボ
ール等が用いられる。これらのメディアは、分散能力か
ら、それぞれの分散機にあったものを使用することが望
ましい。
おいて、メディア分散機12には、メディアとして、例
えば、ガラス、ソーダレスビーズ、ジルコニア、チタニ
ア、アルミナ等をコーティングしたビーズ、スチールボ
ール等が用いられる。これらのメディアは、分散能力か
ら、それぞれの分散機にあったものを使用することが望
ましい。
【0035】ここで、混練時に使用する結合剤としては
塩化ビニル系共重合体やポリウレタン樹脂を使用するこ
とが一般的であり、ニトロセルロースは爆発する危険性
があることから加圧ニーダーやエクストスーダー等の混
練には適さない。このため、磁性粉と結合剤を混練して
なるペーストを溶剤で溶解する段階で混合するのが一般
的である。
塩化ビニル系共重合体やポリウレタン樹脂を使用するこ
とが一般的であり、ニトロセルロースは爆発する危険性
があることから加圧ニーダーやエクストスーダー等の混
練には適さない。このため、磁性粉と結合剤を混練して
なるペーストを溶剤で溶解する段階で混合するのが一般
的である。
【0036】本発明に係る磁気記録媒体の製造方法で使
用される磁性粉末としては、γ−FeOx(x=1.3
3〜1.5)、Co変性γ−FeOx(x=1.33〜
1.5)、FeまたはNiまたはCoを主成分(75%
以上)とする強磁性合金、バイウムフェライト、ストロ
ンチウムフェライトなど公知の強磁性材料が使用でき
る。またこれらの強磁性粉末には、所定の原子以外にA
l、Si、S、Sc、Ti、V、Cr、Cu、Y、M
o、Rh、Pd、Ag、Sn、Sb、Te、Ba、N
i、Ta、W、Re、Au、Hg、Pb、Bi、La、
Ce、P、Mn、Zn、Co、Sr、Bなどの原子を含
んでもかまわない。
用される磁性粉末としては、γ−FeOx(x=1.3
3〜1.5)、Co変性γ−FeOx(x=1.33〜
1.5)、FeまたはNiまたはCoを主成分(75%
以上)とする強磁性合金、バイウムフェライト、ストロ
ンチウムフェライトなど公知の強磁性材料が使用でき
る。またこれらの強磁性粉末には、所定の原子以外にA
l、Si、S、Sc、Ti、V、Cr、Cu、Y、M
o、Rh、Pd、Ag、Sn、Sb、Te、Ba、N
i、Ta、W、Re、Au、Hg、Pb、Bi、La、
Ce、P、Mn、Zn、Co、Sr、Bなどの原子を含
んでもかまわない。
【0037】その他、本発明に係る磁気記録媒体の製造
方法において、非磁性支持体2、磁性層3に混入される
磁性粉末以外の、結合剤、研磨剤、帯電防止剤、防錆剤
又は磁性塗料を調整するのに使用される溶剤としては、
従来公知のものがいずれも適応可能である。
方法において、非磁性支持体2、磁性層3に混入される
磁性粉末以外の、結合剤、研磨剤、帯電防止剤、防錆剤
又は磁性塗料を調整するのに使用される溶剤としては、
従来公知のものがいずれも適応可能である。
【0038】例えば、上記非磁性支持体2としては、一
般に磁気記録媒体に使用されるものを使用することがで
き、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレ
ンナフタレート等のポリエステル類、ポリエチレン、ポ
リプロピレン等のポリオレフィン類、セルローストリア
セテート、セルロースジアセテート、セルロースアセテ
ートブチレート等のセルロース誘導体、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ塩化ビニリデン等のビニル系樹脂、ポリカーボ
ネイト、ポリイミド、ポリアミドイミド、その他のプラ
スチック、アルミニウム、銅等の金属、アルミニウム合
金、チタン合金等の軽合金、セラミックス、単結晶シリ
コン等である。
般に磁気記録媒体に使用されるものを使用することがで
き、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレ
ンナフタレート等のポリエステル類、ポリエチレン、ポ
リプロピレン等のポリオレフィン類、セルローストリア
セテート、セルロースジアセテート、セルロースアセテ
ートブチレート等のセルロース誘導体、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ塩化ビニリデン等のビニル系樹脂、ポリカーボ
ネイト、ポリイミド、ポリアミドイミド、その他のプラ
スチック、アルミニウム、銅等の金属、アルミニウム合
金、チタン合金等の軽合金、セラミックス、単結晶シリ
コン等である。
【0039】磁性層3に用いる結合剤としては、いずれ
も公知の材料が使用できる。すなわち、塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルア
ルコール共重合体、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合
体、塩化ビニル−アクリロニトリル共重合体、塩化ビニ
ル−酢酸ビニル−マレイン酸共重合体、アクリル酸エス
テル−塩化ビニリデン共重合体、アクリル酸エステル−
アクリロニトリル共重合体、メタクリル酸−塩化ビニリ
デン共重合体、メタクリル酸エステル−スチレン共重合
体、熱可塑性ポリウレタン樹脂、フェノキシ樹脂、ポリ
弗化ビニル、塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重合
体、ブタジエン−アクリロニトリル共重合体、アクリロ
ニトリル−ブタジエン−メタクリル酸共重合体、ポリビ
ニルブチラール、セルロース誘導体、スチレン−ブタジ
エン共重合体、ポリエステル樹脂、フェノール樹脂、エ
ポキシ樹脂、熱硬化性ポリウレタン樹脂、尿素樹脂、メ
ラミン樹脂、アルキド樹脂、尿素−ホルムアルデヒド樹
脂、ポリビニルアセタール樹脂またはこれらの混合物な
どが挙げられる。
も公知の材料が使用できる。すなわち、塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルア
ルコール共重合体、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合
体、塩化ビニル−アクリロニトリル共重合体、塩化ビニ
ル−酢酸ビニル−マレイン酸共重合体、アクリル酸エス
テル−塩化ビニリデン共重合体、アクリル酸エステル−
アクリロニトリル共重合体、メタクリル酸−塩化ビニリ
デン共重合体、メタクリル酸エステル−スチレン共重合
体、熱可塑性ポリウレタン樹脂、フェノキシ樹脂、ポリ
弗化ビニル、塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重合
体、ブタジエン−アクリロニトリル共重合体、アクリロ
ニトリル−ブタジエン−メタクリル酸共重合体、ポリビ
ニルブチラール、セルロース誘導体、スチレン−ブタジ
エン共重合体、ポリエステル樹脂、フェノール樹脂、エ
ポキシ樹脂、熱硬化性ポリウレタン樹脂、尿素樹脂、メ
ラミン樹脂、アルキド樹脂、尿素−ホルムアルデヒド樹
脂、ポリビニルアセタール樹脂またはこれらの混合物な
どが挙げられる。
【0040】なかでも、柔軟性を付与するとされている
ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、アクリロニトリ
ル−ブタジエン共重合体等と剛性を付与するとされてい
るセルロース誘導体、フェノール樹脂、エポキシ樹脂等
が望ましい。先述の結合剤は、イソシアネート化合物を
架橋させることにより耐久性を向上させたり、あるい
は、適当な極性基を導入させたものであってもよい。
ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、アクリロニトリ
ル−ブタジエン共重合体等と剛性を付与するとされてい
るセルロース誘導体、フェノール樹脂、エポキシ樹脂等
が望ましい。先述の結合剤は、イソシアネート化合物を
架橋させることにより耐久性を向上させたり、あるい
は、適当な極性基を導入させたものであってもよい。
【0041】ここで、場合によっては、接着強度を上げ
る等の理由で、非磁性支持体2と下層との間に、先述し
た公知の結合剤を主成分とする層(下塗り層)を設けて
も構わない。
る等の理由で、非磁性支持体2と下層との間に、先述し
た公知の結合剤を主成分とする層(下塗り層)を設けて
も構わない。
【0042】磁性層3に用いられるカーボンブラックと
しては、どの様なカーボンでも構わない。カーボンブラ
ックは、その製法により、アセチレンブラック、ファー
ネスブラックなどがある。
しては、どの様なカーボンでも構わない。カーボンブラ
ックは、その製法により、アセチレンブラック、ファー
ネスブラックなどがある。
【0043】ここで、カーボンブラックトしては、DB
P吸油量が30〜150ml/100g、好ましくは5
0〜150ml/100gであり、且つ、平均粒子径が
5〜150nm、好ましくは15〜50nmであり、B
ET法による比表面積が40〜300m2/g、好まし
くは100〜250m2/gであるものが効果的であ
る。また、カーボンブラックの含水率は0.1〜10%
であり、タップ密度は0.1〜1g/ccであり、pH
は2.0〜10であることが好ましい。DBP吸油量が
より多いカーボンブラックは、粘度が高くなり、分散性
が著しく悪化する。少ない場合では、分散性が悪いため
分散工程に時間がかかる。平均粒子径は、より小さいも
の程分散時間がかかるが表面性が良く、大きくなる程表
面性が悪くなる。このため、平均粒子径としては、上述
した範囲が好ましい。
P吸油量が30〜150ml/100g、好ましくは5
0〜150ml/100gであり、且つ、平均粒子径が
5〜150nm、好ましくは15〜50nmであり、B
ET法による比表面積が40〜300m2/g、好まし
くは100〜250m2/gであるものが効果的であ
る。また、カーボンブラックの含水率は0.1〜10%
であり、タップ密度は0.1〜1g/ccであり、pH
は2.0〜10であることが好ましい。DBP吸油量が
より多いカーボンブラックは、粘度が高くなり、分散性
が著しく悪化する。少ない場合では、分散性が悪いため
分散工程に時間がかかる。平均粒子径は、より小さいも
の程分散時間がかかるが表面性が良く、大きくなる程表
面性が悪くなる。このため、平均粒子径としては、上述
した範囲が好ましい。
【0044】以上のような条件を満たすカーボンブラッ
クとしては、例えば、コロンビアンカーボン社製ラーベ
ン(RAVEN)1250(粒径23nm、BET値1
35.0m2/g、DBP吸油量58.0ml/100
g)、1255(粒径23nm、BET値125.0m
2/g、DBP吸油量58.0ml/100g)、10
20(粒径27nm、BET値95.0m2/g、DB
P吸油量60.0ml/100g)、1080(粒径2
8nm、BET値78.0m2/g、DBP吸油量6
5.0ml/100g)、ラーベン1040、ラーベン
1060、ラーベン3300、ラーベン450、ラーベ
ン780等、または、コンダクテック(CONDUCT
EX)SC(粒径20nm、BET値220.0m2/
g、DBP吸油量115.0ml/100g)でもよ
い。また、旭カーボン社製#22B(粒径23nm、B
ET値5.0m2/g、DBP吸油量113.0ml/
100g)、三菱化成製#22B(粒径40nm、BE
T値5.0m2/g、DBP吸油量131.0ml/1
00g)、#20B(粒径40nm、BET値56.0
m2/g、DBP吸油量115.0ml/100g)、
キャボット社製ブラックパールズ(BLACK PEA
RLS)L(粒径24nm、BET値250.0m2/
g、DBP吸油量60.0ml/100g)、ブラック
パールズ800(粒径17nm、BET値240.0m
2/g、DBP吸油量75.0ml/100g)、ブラ
ックパールズ1000、ブラックパールズ1100、ブ
ラックパールズ700、ブラックパールズ905等でも
良い。
クとしては、例えば、コロンビアンカーボン社製ラーベ
ン(RAVEN)1250(粒径23nm、BET値1
35.0m2/g、DBP吸油量58.0ml/100
g)、1255(粒径23nm、BET値125.0m
2/g、DBP吸油量58.0ml/100g)、10
20(粒径27nm、BET値95.0m2/g、DB
P吸油量60.0ml/100g)、1080(粒径2
8nm、BET値78.0m2/g、DBP吸油量6
5.0ml/100g)、ラーベン1040、ラーベン
1060、ラーベン3300、ラーベン450、ラーベ
ン780等、または、コンダクテック(CONDUCT
EX)SC(粒径20nm、BET値220.0m2/
g、DBP吸油量115.0ml/100g)でもよ
い。また、旭カーボン社製#22B(粒径23nm、B
ET値5.0m2/g、DBP吸油量113.0ml/
100g)、三菱化成製#22B(粒径40nm、BE
T値5.0m2/g、DBP吸油量131.0ml/1
00g)、#20B(粒径40nm、BET値56.0
m2/g、DBP吸油量115.0ml/100g)、
キャボット社製ブラックパールズ(BLACK PEA
RLS)L(粒径24nm、BET値250.0m2/
g、DBP吸油量60.0ml/100g)、ブラック
パールズ800(粒径17nm、BET値240.0m
2/g、DBP吸油量75.0ml/100g)、ブラ
ックパールズ1000、ブラックパールズ1100、ブ
ラックパールズ700、ブラックパールズ905等でも
良い。
【0045】この磁気記録媒体において、非磁性支持体
2の磁性層3側と反対の面に、非磁性のバックコート層
5を設けても構わない。バックコート層5の厚みは0.
1〜2.0μmで、好ましくは0.3〜1.0μmであ
り、公知のものが使用できる。
2の磁性層3側と反対の面に、非磁性のバックコート層
5を設けても構わない。バックコート層5の厚みは0.
1〜2.0μmで、好ましくは0.3〜1.0μmであ
り、公知のものが使用できる。
【0046】潤滑剤としては、従来公知のものが使用で
きる。例えば、高級脂肪酸エステル、シリコーンオイ
ル、脂肪酸変性シリコーン、弗素含有シリコーン、また
はその他の弗素系潤滑剤、ポリオレフィン、ポリグリコ
ール、アルキル酸アミン塩及び弗化アルキルカルボン酸
アミン塩等のアミン系潤滑剤、並びに炭素数12〜14
のアルコール類(それぞれ不飽和を含んでも分岐してい
てもかまわない)、炭素数12〜14の高級脂肪酸など
が使用できる。
きる。例えば、高級脂肪酸エステル、シリコーンオイ
ル、脂肪酸変性シリコーン、弗素含有シリコーン、また
はその他の弗素系潤滑剤、ポリオレフィン、ポリグリコ
ール、アルキル酸アミン塩及び弗化アルキルカルボン酸
アミン塩等のアミン系潤滑剤、並びに炭素数12〜14
のアルコール類(それぞれ不飽和を含んでも分岐してい
てもかまわない)、炭素数12〜14の高級脂肪酸など
が使用できる。
【0047】高級脂肪酸エステル成分としては、炭素数
12〜32の高級脂肪エステル類(それぞれ不飽和を含
んでも分岐していてもかまわない)であり、例えば、ラ
ウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン
酸、イソステアリン酸、アラキン酸、オレイン酸、エイ
コ酸、エライジン酸、ヘベン酸、リノール酸、リノレイ
ン酸等のメチルエステル、エチルエステル、プロピルエ
ステル、イソプロピルエステル、ブチルエステル、ペン
チルエステル、ヘキシルエステル、ヘプチルエステル、
オクチルエステル等がある。具体的な化合物名として
は、ステアリン酸ブチル、ステアリン酸ペンチル、ステ
アリン酸ヘプチル、ステアリン酸オクチル、ステアリン
酸イソオクチル、ステアリン酸ブトキシエチル、ミリス
チン酸オクチル、ミリスチン酸イソオクチル、パルミチ
ン酸ブチル等がある。また潤滑剤は、複数の潤滑剤を混
合して用いてもかまわない。
12〜32の高級脂肪エステル類(それぞれ不飽和を含
んでも分岐していてもかまわない)であり、例えば、ラ
ウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン
酸、イソステアリン酸、アラキン酸、オレイン酸、エイ
コ酸、エライジン酸、ヘベン酸、リノール酸、リノレイ
ン酸等のメチルエステル、エチルエステル、プロピルエ
ステル、イソプロピルエステル、ブチルエステル、ペン
チルエステル、ヘキシルエステル、ヘプチルエステル、
オクチルエステル等がある。具体的な化合物名として
は、ステアリン酸ブチル、ステアリン酸ペンチル、ステ
アリン酸ヘプチル、ステアリン酸オクチル、ステアリン
酸イソオクチル、ステアリン酸ブトキシエチル、ミリス
チン酸オクチル、ミリスチン酸イソオクチル、パルミチ
ン酸ブチル等がある。また潤滑剤は、複数の潤滑剤を混
合して用いてもかまわない。
【0048】研磨剤としては、例えば、α−アルミナ、
β−アルミナ、溶融アルミナ、炭化ケイ素、酸化クロ
ム、酸化セリウム、α−酸化鉄、コランダム、ダイヤモ
ンド、ケイ石、ガーネット、窒化珪素、窒化ホウ素、炭
化モリブデン、炭化ホウ素、炭化タングステン、酸化チ
タン等を主成分にして、モース硬度6以上の公知の材料
が単独または組み合わせて使用される。
β−アルミナ、溶融アルミナ、炭化ケイ素、酸化クロ
ム、酸化セリウム、α−酸化鉄、コランダム、ダイヤモ
ンド、ケイ石、ガーネット、窒化珪素、窒化ホウ素、炭
化モリブデン、炭化ホウ素、炭化タングステン、酸化チ
タン等を主成分にして、モース硬度6以上の公知の材料
が単独または組み合わせて使用される。
【0049】これら研磨剤の平均粒径は、0.01〜2
μmが好ましいが、必要に応じて粒子サイズの異なる研
磨剤を組み合わせたり、単独の研磨剤でも粒度分布を広
げたりして用いることができる。
μmが好ましいが、必要に応じて粒子サイズの異なる研
磨剤を組み合わせたり、単独の研磨剤でも粒度分布を広
げたりして用いることができる。
【0050】同様に、帯電防止剤としては、先述のカー
ボンブラックの他に、天然界面活性剤、ノニオン性界面
活性剤、カチオン性界面活性剤等の公知の帯電防止剤が
使用できる。
ボンブラックの他に、天然界面活性剤、ノニオン性界面
活性剤、カチオン性界面活性剤等の公知の帯電防止剤が
使用できる。
【0051】さらに、この磁気記録媒体には、カップリ
ング剤を用いても良い。カップリング剤としては、シラ
ンカップリング剤、チタネート系カップリング剤、アル
ミニウム系カップリング剤等が挙げられる。ここで、カ
ップリング剤の添加量は、磁性粉末重量100部に対し
て0.05〜10.0部が好ましく、より好ましくは
0.1〜5.0部である。
ング剤を用いても良い。カップリング剤としては、シラ
ンカップリング剤、チタネート系カップリング剤、アル
ミニウム系カップリング剤等が挙げられる。ここで、カ
ップリング剤の添加量は、磁性粉末重量100部に対し
て0.05〜10.0部が好ましく、より好ましくは
0.1〜5.0部である。
【0052】シランカップリング剤としては、γ−メタ
クリロキシプリピルトリメトキシシラン、ビニルトリエ
トキシシランなどのビニルシラン化合物やβ−(3,4
−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラ
ン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシランなど
のエポキシシラン化合物やγ−アミノプロピルトリエト
キシシラン、N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピ
ルメチルジメトキシシランなどのアミノシラン化合物や
γ−メルカプトプロピルトリメトキシシランなどのメル
カプトシラン化合物などが好適に用いることができる。
クリロキシプリピルトリメトキシシラン、ビニルトリエ
トキシシランなどのビニルシラン化合物やβ−(3,4
−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラ
ン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシランなど
のエポキシシラン化合物やγ−アミノプロピルトリエト
キシシラン、N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピ
ルメチルジメトキシシランなどのアミノシラン化合物や
γ−メルカプトプロピルトリメトキシシランなどのメル
カプトシラン化合物などが好適に用いることができる。
【0053】チタネート系カップリング剤としては、テ
トラ−n−ブトキシチタン、テトライソプロポキシチタ
ン、ビス[2−[(2−アミノエチル)アミノ]エタノ
レート][2−[(2−アミノエチル)アミノ]エタノ
レート−0](2−プロパノレート)チタニウム、トリ
ス(イソオクタデカノエート−0)(2−プロパノレー
ト)チタニウム、ビス(ジトリデシルホスファイト−
0”)テトラキス(2−プロパノレート)ジハイドロゼ
ンチタネート、トリス(ジオクチルホスファイト−
0”)(2−プロパノレート)チタニウム、ビス(ジオ
クチルホスファイト−0”)[1,2−エタンジオレー
ト(2−)−0,0”]チタニウム、トリス(ドデシル
ベンゼンスルフォネート−0)(2−プロパノレート)
チタニウム、テトラキス[2,2−ビス[(2−プロペ
ニルオキシ)メチル]−1−ブタノレートチタネート等
が挙げられ、商品としては、味の素社製、プレンアクト
KR TTS、KR 46B、KR 55、KR 41
B、KR 38S、KR 138S、KR 238S、
338X、KR 12、KR 44、KR 9SA、K
R34S等が好適に用いることができる。
トラ−n−ブトキシチタン、テトライソプロポキシチタ
ン、ビス[2−[(2−アミノエチル)アミノ]エタノ
レート][2−[(2−アミノエチル)アミノ]エタノ
レート−0](2−プロパノレート)チタニウム、トリ
ス(イソオクタデカノエート−0)(2−プロパノレー
ト)チタニウム、ビス(ジトリデシルホスファイト−
0”)テトラキス(2−プロパノレート)ジハイドロゼ
ンチタネート、トリス(ジオクチルホスファイト−
0”)(2−プロパノレート)チタニウム、ビス(ジオ
クチルホスファイト−0”)[1,2−エタンジオレー
ト(2−)−0,0”]チタニウム、トリス(ドデシル
ベンゼンスルフォネート−0)(2−プロパノレート)
チタニウム、テトラキス[2,2−ビス[(2−プロペ
ニルオキシ)メチル]−1−ブタノレートチタネート等
が挙げられ、商品としては、味の素社製、プレンアクト
KR TTS、KR 46B、KR 55、KR 41
B、KR 38S、KR 138S、KR 238S、
338X、KR 12、KR 44、KR 9SA、K
R34S等が好適に用いることができる。
【0054】アルミニウム系カップリング剤としては、
アセトアルコキシアルミニウムジイソプロピレート等が
挙げられ、商品としては、味の素社製、プレンアクトA
L−M等が好適に用いることができる。
アセトアルコキシアルミニウムジイソプロピレート等が
挙げられ、商品としては、味の素社製、プレンアクトA
L−M等が好適に用いることができる。
【0055】磁性塗料を塗布する際には、非磁性支持体
2上に接着剤層等の下塗り層や、非磁性支持体2上にコ
ロナ放電処理や電子線照射処理等の前処理を施しても構
わない。
2上に接着剤層等の下塗り層や、非磁性支持体2上にコ
ロナ放電処理や電子線照射処理等の前処理を施しても構
わない。
【0056】非磁性支持体2上への塗布の方法として
は、エアードクターコート、ブレードコート、ロッドコ
ート、押し出しコート、エアナイフコート、スクイズコ
ート、含浸コート、リバースロールコート、グラビアコ
ート、トランスファーロールコート、キャストコート等
の方法を挙げることができ、これら以外の方法でも使用
でき、さらに、押し出しコートによる同時重層塗布でも
よい。
は、エアードクターコート、ブレードコート、ロッドコ
ート、押し出しコート、エアナイフコート、スクイズコ
ート、含浸コート、リバースロールコート、グラビアコ
ート、トランスファーロールコート、キャストコート等
の方法を挙げることができ、これら以外の方法でも使用
でき、さらに、押し出しコートによる同時重層塗布でも
よい。
【0057】この磁気記録媒体において、より耐溶剤性
を持たせるため平均官能基数2以上のイソシアネートの
ポリオールアダクトを好適に使用することができる。
を持たせるため平均官能基数2以上のイソシアネートの
ポリオールアダクトを好適に使用することができる。
【0058】また、本発明では、イソシアネート基を導
入すると、耐熱性や耐久性に優れた性能が発現できる。
ここで、ポリイソシアネート化合物分子中に一定比率の
イソシアヌレート基及び/またはその他のイソシアネー
ト重合体を含む場合には、生成したポリウタレン系成分
中にゲル化には達しない程度の分岐点を導入できる。
入すると、耐熱性や耐久性に優れた性能が発現できる。
ここで、ポリイソシアネート化合物分子中に一定比率の
イソシアヌレート基及び/またはその他のイソシアネー
ト重合体を含む場合には、生成したポリウタレン系成分
中にゲル化には達しない程度の分岐点を導入できる。
【0059】硬化剤としては、芳香剤ポリイソシアネー
ト及び脂肪族ポリイソシアネートが挙げられ、これらと
活性水素化合物との付加体が好ましい。芳香族ポリイソ
シアネートとしてはトルエンジイソシアネート(TD
I)、1,3−キシレンジイソシアネート、1,4−キ
シレンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタン
ジイソシアネート(MDI)、p−フェニルジイソシア
ネート、m−フェニルジイソシアネート、1,5−ナフ
チルジイソシアネート等を挙げることができる。また、
脂肪族ポリイソシアネートとしては、ヘキサメチレンジ
イソシアネート(HDI)、ジシクロヘキルメタンジイ
ソシアネート、シクロヘキサンジイソシアネート、イソ
ホロンジイソシアネート(IPDI)等を挙げることが
できる。これらと付加体を形成する活性水素化合物とし
ては、エチレングリコール、1,4−ブタンジオール、
1,3−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、ジ
エチレングリコール、トリメチロールプロパン、グリセ
リン等があり、平均分子量は、100〜5000の範囲
のものが好ましい。
ト及び脂肪族ポリイソシアネートが挙げられ、これらと
活性水素化合物との付加体が好ましい。芳香族ポリイソ
シアネートとしてはトルエンジイソシアネート(TD
I)、1,3−キシレンジイソシアネート、1,4−キ
シレンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタン
ジイソシアネート(MDI)、p−フェニルジイソシア
ネート、m−フェニルジイソシアネート、1,5−ナフ
チルジイソシアネート等を挙げることができる。また、
脂肪族ポリイソシアネートとしては、ヘキサメチレンジ
イソシアネート(HDI)、ジシクロヘキルメタンジイ
ソシアネート、シクロヘキサンジイソシアネート、イソ
ホロンジイソシアネート(IPDI)等を挙げることが
できる。これらと付加体を形成する活性水素化合物とし
ては、エチレングリコール、1,4−ブタンジオール、
1,3−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、ジ
エチレングリコール、トリメチロールプロパン、グリセ
リン等があり、平均分子量は、100〜5000の範囲
のものが好ましい。
【0060】硬化剤の添加量としては、バインダー樹脂
の重量比で0部〜20部が一般的であり、好ましくは、
0〜10部である。ここで、理論上は、ポリウタレン樹
脂成物(もしくは結着剤樹脂成物)中の活性水素と当量
のイソシアネート量となる硬化剤重量で、十分な添加量
となる。しかしながら実際の製造上では、水分などによ
り硬化剤成分のイソシアネートが反応してしまうため、
活性水素と当量のイソシアネート量では、不十分である
場合が多く、このため活性水素当量より10%〜50%
過剰量の硬化剤を添加するのが効果的である。
の重量比で0部〜20部が一般的であり、好ましくは、
0〜10部である。ここで、理論上は、ポリウタレン樹
脂成物(もしくは結着剤樹脂成物)中の活性水素と当量
のイソシアネート量となる硬化剤重量で、十分な添加量
となる。しかしながら実際の製造上では、水分などによ
り硬化剤成分のイソシアネートが反応してしまうため、
活性水素と当量のイソシアネート量では、不十分である
場合が多く、このため活性水素当量より10%〜50%
過剰量の硬化剤を添加するのが効果的である。
【0061】さらに、ポリイソシアネートからなる硬化
剤をしようした場合、磁性塗料をコーティング後40%
〜80%の温度で数時間効果反応を促進させることによ
り、より強い接着性が得られる。
剤をしようした場合、磁性塗料をコーティング後40%
〜80%の温度で数時間効果反応を促進させることによ
り、より強い接着性が得られる。
【0062】
【実施例】次に、本発明に係る磁気記録媒体の製造方法
を適用して実際に作製した実施例について詳細に説明す
る。また、比較例の磁気記録媒体も作製し、実施例の磁
気記録媒体と比較した。しかしながら、本発明に係る磁
気記録媒体の製造方法は、これら実施例に限定されるも
のではない。なお、特に、断りのない限り、以下の説明
において、部及び%はそれぞれ「重量部」及び「重量
%」を意味する。
を適用して実際に作製した実施例について詳細に説明す
る。また、比較例の磁気記録媒体も作製し、実施例の磁
気記録媒体と比較した。しかしながら、本発明に係る磁
気記録媒体の製造方法は、これら実施例に限定されるも
のではない。なお、特に、断りのない限り、以下の説明
において、部及び%はそれぞれ「重量部」及び「重量
%」を意味する。
【0063】実施例1 実施例1は、以下に示すような磁性塗料を作製し、非磁
性支持体2上に塗布することにより製造された。
性支持体2上に塗布することにより製造された。
【0064】磁性塗料の作成 次の組成に従って、磁性層3を形成するための磁性塗料
を調整した。
を調整した。
【0065】 <磁性塗料液組成> メタル磁性粉末 100重量部 (σs=150Am2/kg、56m2/g、Hc=127kA/m) 塩化ビニル系強重合体(日本ゼオン社製MR−110) 10重量部 ポリウタレン樹脂(日本ポリウタレン工業社N−5033)5重量部 ニトロセルロース(旭化成社製NC−1/2H) 5重量部 カーボンブラック(キャボット社製BP−L) 2重量部 アルミナ(住友化学社製AKP−30) 5重量部 ステアリン酸ブチル 1重量部 メチルエチルケトン 80重量部 メチルイソブチルケトン 80重量部 トルエン 80重量部 <磁性塗料製造工程>この実施例1では、図2に示した
ようなフローチャートに従い、磁性塗料を作成した。
ようなフローチャートに従い、磁性塗料を作成した。
【0066】先ず、プラネタリーミキサーにメタル磁性
粉末、塩化ビニル系共重合体、ポリウタレン樹脂、カー
ボンブラック、アルミナを加え二軸エクストルーダーで
固形分85wt%から順次、図3に示した工程により5
0wt%まで希釈混練した。
粉末、塩化ビニル系共重合体、ポリウタレン樹脂、カー
ボンブラック、アルミナを加え二軸エクストルーダーで
固形分85wt%から順次、図3に示した工程により5
0wt%まで希釈混練した。
【0067】その後、混練ペーストにインラインでニト
ロセルロースとステアリン酸ブチルと残りの溶剤を加
え、図4に示したペースト溶解装置により最終の塗料固
形分が35wt%となるように希釈した。このとき、ペ
ースト溶解装置では、ローターとステーターとの間隔が
0.3mmとされている。
ロセルロースとステアリン酸ブチルと残りの溶剤を加
え、図4に示したペースト溶解装置により最終の塗料固
形分が35wt%となるように希釈した。このとき、ペ
ースト溶解装置では、ローターとステーターとの間隔が
0.3mmとされている。
【0068】その後、均一に溶解されたペーストをサン
ドミルを用いて分散した。このようにして得られた磁性
塗料に、ポリイソシアネートを4重量部とミリスチン酸
1重量部を加え、1μmの平均口径を有するフィルター
で濾過し磁性塗料とした。
ドミルを用いて分散した。このようにして得られた磁性
塗料に、ポリイソシアネートを4重量部とミリスチン酸
1重量部を加え、1μmの平均口径を有するフィルター
で濾過し磁性塗料とした。
【0069】分散した磁性塗料液を、ダイコートによ
り、厚さが10μmの非磁性支持体2としてポリエチレ
ンテレフタレートフィルムに、3.0μmの厚みで塗布
した。得られた幅広の磁性フィルムを、キュアーした
後、1/2インチ幅に裁断してビデオテープを作成し実
施例1とした。
り、厚さが10μmの非磁性支持体2としてポリエチレ
ンテレフタレートフィルムに、3.0μmの厚みで塗布
した。得られた幅広の磁性フィルムを、キュアーした
後、1/2インチ幅に裁断してビデオテープを作成し実
施例1とした。
【0070】実施例2〜実施例5 実施例2〜実施例5は、ペースト溶解装置におけるロー
ターとステーターとの間隔をそれぞれ以下のように変化
させて作製した以外、実施例1と同様にして作製され
た。
ターとステーターとの間隔をそれぞれ以下のように変化
させて作製した以外、実施例1と同様にして作製され
た。
【0071】 実施例2・・・間隔0.6mm 実施例3・・・間隔1.0mm 実施例4・・・間隔1.5mm 実施例5・・・間隔2.0mm比較例 比較例では、実施例1と同じ磁性塗料組成でり、押し出
し機で混練した後のペーストを、ニトロセルロース、ス
テアリン酸ブチル、希釈溶剤を入れた攪拌装置のあるタ
ンク中で溶解して磁性塗料を得た。なお、溶解には約4
時間の時間を要した。その後は実施例と同様にしてビデ
オテープを作成し比較例とした。
し機で混練した後のペーストを、ニトロセルロース、ス
テアリン酸ブチル、希釈溶剤を入れた攪拌装置のあるタ
ンク中で溶解して磁性塗料を得た。なお、溶解には約4
時間の時間を要した。その後は実施例と同様にしてビデ
オテープを作成し比較例とした。
【0072】以上のように作製した実施例1〜実施例5
及び比較例の各ビデオテープについて、以下のような特
性を評価した。
及び比較例の各ビデオテープについて、以下のような特
性を評価した。
【0073】特性評価 [ペースト溶解性評価]実施例においてインラインのペ
ースト溶解装置のギャップのクリアランスを変えた時の
ペーストの溶解状態を以下の基準で評価した。
ースト溶解装置のギャップのクリアランスを変えた時の
ペーストの溶解状態を以下の基準で評価した。
【0074】 ○;目視で凝集物がなく均一な状態 △;凝集物があるがほぼ完全に溶解 ×;溶剤とペーストが分離 [分散性]磁性塗料液を、ポリエチレンテレフタレート
フィルム(厚さ14.0μm)上に、ドクターブレード
2MILにて塗布・乾燥した後、塗布面の光沢度(グロ
ス)を、日本電色工業製デジタル変角光沢計VG−1D
により入射度45℃で測定した。
フィルム(厚さ14.0μm)上に、ドクターブレード
2MILにて塗布・乾燥した後、塗布面の光沢度(グロ
ス)を、日本電色工業製デジタル変角光沢計VG−1D
により入射度45℃で測定した。
【0075】[静磁気特性]作成したテープを、東英工
業株式会社社製、室温専用超高度形振動試料型磁力計
(VSM−P10−15auto)を用い、20℃、5
0%RHの条件で測定した。
業株式会社社製、室温専用超高度形振動試料型磁力計
(VSM−P10−15auto)を用い、20℃、5
0%RHの条件で測定した。
【0076】[スチル耐久性]ベータカムVTR(ソニ
ー社製、商品名BVW−75)を用いて、20℃、50
%RHの条件下、60分間スチル再生を行った後、以下
の評価基準に従い表した。
ー社製、商品名BVW−75)を用いて、20℃、50
%RHの条件下、60分間スチル再生を行った後、以下
の評価基準に従い表した。
【0077】 ○;ヘッドの目づまりも無く、120分間完走 △;120分間完走したが、目づまりが発生したもの ×;目視でテープ面に傷が発生しているもの [電磁変換特性 ]電磁変換特性の測定は、デジタルベ
ータカムVTR(ソニー社製、商品名DVW−500)
を用い、測定周波数を32MHzとし、比較例について
出力を0dBとして、この比較例との出力差を測定し
た。
ータカムVTR(ソニー社製、商品名DVW−500)
を用い、測定周波数を32MHzとし、比較例について
出力を0dBとして、この比較例との出力差を測定し
た。
【0078】各々の評価項目について評価した結果につ
いて、表1に示す。
いて、表1に示す。
【0079】
【表1】
【0080】表1の結果から、本発明に係る磁気記録媒
体の製造方法により、高性能な磁気記録媒体が得られ
た。ここで、インラインのペースト溶解装置のギャップ
のクリアランスを調整することで、溶解性を向上できる
ことも明かとなった。また、実施例では、ペースト溶解
に要する時間をなくすることができる。このため、本発
明に係る磁気記録媒体の製造方法は、大幅に改善された
生産性を示すこととなる。
体の製造方法により、高性能な磁気記録媒体が得られ
た。ここで、インラインのペースト溶解装置のギャップ
のクリアランスを調整することで、溶解性を向上できる
ことも明かとなった。また、実施例では、ペースト溶解
に要する時間をなくすることができる。このため、本発
明に係る磁気記録媒体の製造方法は、大幅に改善された
生産性を示すこととなる。
【0081】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明に係
る磁気記録媒体の製造方法によれば、突部を有するロー
ターとステーターとを備える溶解装置により、混練後に
得られたペーストと溶剤とを攪拌混合している。このた
め、この手法によれば、磁性塗料を短時間に製造するこ
とができるため、生産性を向上させることができる。ま
た、この手法では、磁性塗料が良好なものとなるため
に、電磁変換特性並びに耐久性等の性能の向上が図られ
た磁気記録媒体を製造することができる。
る磁気記録媒体の製造方法によれば、突部を有するロー
ターとステーターとを備える溶解装置により、混練後に
得られたペーストと溶剤とを攪拌混合している。このた
め、この手法によれば、磁性塗料を短時間に製造するこ
とができるため、生産性を向上させることができる。ま
た、この手法では、磁性塗料が良好なものとなるため
に、電磁変換特性並びに耐久性等の性能の向上が図られ
た磁気記録媒体を製造することができる。
【図1】本発明に係る磁気記録媒体の製造方法により製
造される磁気記録媒体の一例を示す要部断面図である。
造される磁気記録媒体の一例を示す要部断面図である。
【図2】本発明に係る磁気記録媒体の製造方法における
磁性塗料を製造する際のフローチャートである。
磁性塗料を製造する際のフローチャートである。
【図3】インライン式塗料製造装置の構成を示す概略構
成図である。
成図である。
【図4】ペースト溶解装置の要部断面図である。
10 連続式混練装置、11 ペースト溶解装置、12
メディア分散機、18ローター、19 支持部、20
ステーター
メディア分散機、18ローター、19 支持部、20
ステーター
Claims (6)
- 【請求項1】 少なくとも磁性粉と結合剤とを混練した
後、溶剤に分散して磁性塗料とし、非磁性支持体上にを
塗布する磁気記録媒体の製造方法において、 突部を有するローターとこの突部に対応した凹部を有す
るステーターとを備える溶解装置により、混練後に得ら
れたペーストと溶剤とを攪拌混合することを特徴とする
磁気記録媒体の製造方法。 - 【請求項2】 上記溶解装置は、ローターの突部がその
外周面に周方向に形成され、ステーターの凹部がこの突
部に対応してその内周面の周方向に形成されてなり、混
練後に得られたペーストが溶剤とともにローターとステ
ーターとの間を軸方向に流れることを特徴とする請求項
1記載の磁気記録媒体の製造方法。 - 【請求項3】 上記溶解装置は、ローターとステーター
と間が、0.3mm以上、1.5mm以下であることを
特徴とする請求項1記載の磁気記録媒体の製造方法。 - 【請求項4】 上記溶剤は、有機溶媒と結合剤と添加剤
とからなることを特徴とする請求項1記載の磁気記録媒
体の製造方法 - 【請求項5】 上記溶解装置は、ローター及びステータ
ーの少なくとも一方に冷却装置を有することを特徴とす
る請求項1記載の磁気記録媒体の製造方法。 - 【請求項6】 上記冷却装置は、冷却液が循環する冷却
回路からなることを特徴とする請求項5記載の磁気記録
媒体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6991997A JPH10269573A (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6991997A JPH10269573A (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10269573A true JPH10269573A (ja) | 1998-10-09 |
Family
ID=13416590
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6991997A Withdrawn JPH10269573A (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10269573A (ja) |
-
1997
- 1997-03-24 JP JP6991997A patent/JPH10269573A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040601 |