JPH10271047A - エコーキャンセラの監視装置 - Google Patents
エコーキャンセラの監視装置Info
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- JPH10271047A JPH10271047A JP8776797A JP8776797A JPH10271047A JP H10271047 A JPH10271047 A JP H10271047A JP 8776797 A JP8776797 A JP 8776797A JP 8776797 A JP8776797 A JP 8776797A JP H10271047 A JPH10271047 A JP H10271047A
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- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 トレーニング時における鳴音状態の監視を行
うエコーキャンセラの監視装置を提供することにある。 【解決手段】 初期動作時に信号線路中に出力される基
準信号に基づいて、信号線路中に流れるエコー量を算出
するエコー量算出部3と、エコー量算出部3によって算
出されたエコー量に基づいて信号線路中に流れるエコー
成分を除去するエコー除去部3と、通常動作中に通話動
作のための制御信号を定期的に出力する制御信号送出部
4と、通常動作時において、制御信号送出部4から出力
される制御信号をエコー除去部3の出力側信号線から抽
出する制御信号抽出部6,7とを備え、制御信号抽出部
6,7により抽出された制御信号のレベルがあらかじめ
設定された設定値を越えた場合、再度エコー量算出部3
によって信号線路中に流れるエコー量の算出を行うよう
に構成する。
うエコーキャンセラの監視装置を提供することにある。 【解決手段】 初期動作時に信号線路中に出力される基
準信号に基づいて、信号線路中に流れるエコー量を算出
するエコー量算出部3と、エコー量算出部3によって算
出されたエコー量に基づいて信号線路中に流れるエコー
成分を除去するエコー除去部3と、通常動作中に通話動
作のための制御信号を定期的に出力する制御信号送出部
4と、通常動作時において、制御信号送出部4から出力
される制御信号をエコー除去部3の出力側信号線から抽
出する制御信号抽出部6,7とを備え、制御信号抽出部
6,7により抽出された制御信号のレベルがあらかじめ
設定された設定値を越えた場合、再度エコー量算出部3
によって信号線路中に流れるエコー量の算出を行うよう
に構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線における
鳴音状態を検出するエコーキャンセラの監視装置に関す
る。
鳴音状態を検出するエコーキャンセラの監視装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、2線式専用通信回線に流れる伝送
信号を4線式専用通信回線に伝送可能となるように変換
したり、4線式専用通信回線に流れる伝送信号を2線式
専用通信回線に伝送可能となるように変換する装置とし
て2線−4線変換回路、すなわち、インバンドリンガが
ある。このインバンドリンガは、通話帯域内に所定の制
御信号を重畳する機能を有している。これによって、1
6Hzのダイヤルパルス信号やオンフックまたはオフフ
ック状態を示すオンフック信号等の各種信号を、一旦、
300Hz〜3kHzの音声帯域内信号に置換し、相手
側の通信端末に送信したり、逆の手順で信号を受信する
ものである。
信号を4線式専用通信回線に伝送可能となるように変換
したり、4線式専用通信回線に流れる伝送信号を2線式
専用通信回線に伝送可能となるように変換する装置とし
て2線−4線変換回路、すなわち、インバンドリンガが
ある。このインバンドリンガは、通話帯域内に所定の制
御信号を重畳する機能を有している。これによって、1
6Hzのダイヤルパルス信号やオンフックまたはオフフ
ック状態を示すオンフック信号等の各種信号を、一旦、
300Hz〜3kHzの音声帯域内信号に置換し、相手
側の通信端末に送信したり、逆の手順で信号を受信する
ものである。
【0003】図4に従来のインバンドリンガの接続状態
の一例を示す。同図に示すように、インバンドリンガ1
0,20は、それぞれ通信回線Lを介して接続されてお
り、各インバンドリンガ10(20)は、構内交換機1
1(21)に接続されている。さらに、各構内交換機1
1(21)にはそれぞれ通信端末12(22),13
(23)が接続されている。ここで、インバンドリンガ
10(20)は、2線−4線変換の際に発生するエコー
成分をできる限り少なくするため、エコーキャンセラが
併設されている。
の一例を示す。同図に示すように、インバンドリンガ1
0,20は、それぞれ通信回線Lを介して接続されてお
り、各インバンドリンガ10(20)は、構内交換機1
1(21)に接続されている。さらに、各構内交換機1
1(21)にはそれぞれ通信端末12(22),13
(23)が接続されている。ここで、インバンドリンガ
10(20)は、2線−4線変換の際に発生するエコー
成分をできる限り少なくするため、エコーキャンセラが
併設されている。
【0004】すなわち、長距離電話回線では、相手側の
2線−4線変換回路を通して自分の声が遅延されて戻っ
てくるエコー成分が原因となって通話に著しい支障を与
えることがある。これを防ぐ装置がエコーキャンセラで
あり、エコーキャンセラは、内部に反響路のインパルス
応答を記憶するメモリがあり、このインパルス応答と受
信信号との畳み込み演算を行うことで、ちょうど反響路
で生じるのと同じエコーを発生させ、この発生させたエ
コー成分を送出信号から差し引くことにより、エコー成
分を消去するものである。
2線−4線変換回路を通して自分の声が遅延されて戻っ
てくるエコー成分が原因となって通話に著しい支障を与
えることがある。これを防ぐ装置がエコーキャンセラで
あり、エコーキャンセラは、内部に反響路のインパルス
応答を記憶するメモリがあり、このインパルス応答と受
信信号との畳み込み演算を行うことで、ちょうど反響路
で生じるのと同じエコーを発生させ、この発生させたエ
コー成分を送出信号から差し引くことにより、エコー成
分を消去するものである。
【0005】図5〜図7は、従来例での動作手順を説明
するためのものであり、図5は、メイン処理を説明する
ための流れ図、図6は、初期設定処理を説明するための
流れ図、図7は、通常動作処理を説明するための流れ図
である。
するためのものであり、図5は、メイン処理を説明する
ための流れ図、図6は、初期設定処理を説明するための
流れ図、図7は、通常動作処理を説明するための流れ図
である。
【0006】まず、電源を立ち上げると(ステップS3
01)、B局(図4中、右半分)側を選択し(ステップ
S302)、後述する初期設定処理を実行する(ステッ
プS303)。続いて、A局(図4中、左半分)側を選
択し(ステップS304)、B局側と同様に、初期設定
処理を実行し(ステップS305)、B局およびA局の
初期設定が完了すると、通常動作処理を実行する(ステ
ップS306)。
01)、B局(図4中、右半分)側を選択し(ステップ
S302)、後述する初期設定処理を実行する(ステッ
プS303)。続いて、A局(図4中、左半分)側を選
択し(ステップS304)、B局側と同様に、初期設定
処理を実行し(ステップS305)、B局およびA局の
初期設定が完了すると、通常動作処理を実行する(ステ
ップS306)。
【0007】図5のステップS303及びステップS3
05における初期設定処理は、図6に示すように、フィ
ルタ係数を強制的にリセットし(ステップS401)、
次に内部に設けられたDSP(Digital Signal Process
er)がトレーニング信号を発生し(ステップS40
2)、エコーキャンセラ内部のフィルタ係数を再収束さ
せる(ステップS403)。そして、この再収束させた
フィルタ係数を新たなフィルタ係数として更新し(ステ
ップS404)、同期が確立したか否かをチェックする
(ステップS405)。
05における初期設定処理は、図6に示すように、フィ
ルタ係数を強制的にリセットし(ステップS401)、
次に内部に設けられたDSP(Digital Signal Process
er)がトレーニング信号を発生し(ステップS40
2)、エコーキャンセラ内部のフィルタ係数を再収束さ
せる(ステップS403)。そして、この再収束させた
フィルタ係数を新たなフィルタ係数として更新し(ステ
ップS404)、同期が確立したか否かをチェックする
(ステップS405)。
【0008】このステップS405の判断処理におい
て、同期が確立していない場合には(ステップS40
5;N)、同期が確立するまで待機状態となり、一方、
ステップS405の判断処理において同期が確立した場
合(ステップS405;Y)、図5におけるステップS
304またはステップS306に進む。
て、同期が確立していない場合には(ステップS40
5;N)、同期が確立するまで待機状態となり、一方、
ステップS405の判断処理において同期が確立した場
合(ステップS405;Y)、図5におけるステップS
304またはステップS306に進む。
【0009】図5のステップS306による通常動作処
理は、図7に示すように、まず、現在の動作がアイドル
状態であるか否かを確認する(ステップS501)。こ
の判断処理においてアイドル状態ではなかった場合(ス
テップS501;N)、エラーとなる(ステップS50
2)。一方、ステップS501の判断処理において、ア
イドル状態であることを確認すると(ステップS50
1;Y)、続いてダイヤル発呼の有無を確認し(ステッ
プS503)、発呼を確認した場合(ステップS50
3;Y)、さらに、その発呼に対する応答の有無を確認
する(ステップS504)。
理は、図7に示すように、まず、現在の動作がアイドル
状態であるか否かを確認する(ステップS501)。こ
の判断処理においてアイドル状態ではなかった場合(ス
テップS501;N)、エラーとなる(ステップS50
2)。一方、ステップS501の判断処理において、ア
イドル状態であることを確認すると(ステップS50
1;Y)、続いてダイヤル発呼の有無を確認し(ステッ
プS503)、発呼を確認した場合(ステップS50
3;Y)、さらに、その発呼に対する応答の有無を確認
する(ステップS504)。
【0010】また、ステップS503の判断処理におい
て、発呼がない場合(ステップS503;N)、今度は
着呼の有無を確認する(ステップS505)。そして、
ステップS505の判断処理において、着呼がない場合
(ステップS505;N)、ステップS503の処理に
戻る。そして、ステップ505の判断処理において、着
呼があった場合(ステップS505;Y)、その着呼に
対する応答の有無を確認する(ステップS506)。
て、発呼がない場合(ステップS503;N)、今度は
着呼の有無を確認する(ステップS505)。そして、
ステップS505の判断処理において、着呼がない場合
(ステップS505;N)、ステップS503の処理に
戻る。そして、ステップ505の判断処理において、着
呼があった場合(ステップS505;Y)、その着呼に
対する応答の有無を確認する(ステップS506)。
【0011】ここで、ステップS504またはステップ
S506の判断処理において、応答がなかった場合(ス
テップS504;N、ステップS506;N)、ステッ
プS503の処理に戻る。一方、ステップS504また
はステップS506の判断処理において、応答があった
場合(ステップS504;Y、ステップS506;
Y)、A局とB局との間で通話を行うとともに(ステッ
プS507)、終話の有無を確認する(ステップS50
8)。
S506の判断処理において、応答がなかった場合(ス
テップS504;N、ステップS506;N)、ステッ
プS503の処理に戻る。一方、ステップS504また
はステップS506の判断処理において、応答があった
場合(ステップS504;Y、ステップS506;
Y)、A局とB局との間で通話を行うとともに(ステッ
プS507)、終話の有無を確認する(ステップS50
8)。
【0012】そして、まだ終話でないときは(ステップ
S508;N)、ステップS507に進み、通話を続け
る。一方、ステップS508の判断処理において、終話
と判断されると(ステップS508;Y)、ステップS
503からの処理を繰り返し実行する。
S508;N)、ステップS507に進み、通話を続け
る。一方、ステップS508の判断処理において、終話
と判断されると(ステップS508;Y)、ステップS
503からの処理を繰り返し実行する。
【0013】ところで、エコーキャンセラを含む閉ルー
プ系では、一般に信号増幅のための増幅器が設けられて
いるが、エコーキャンセラによって電話回線中で発生す
るエコーを打ち消す際、エコーの打ち消し量よりも閉ル
ープ系での増幅器のアンプゲインが大きくなると、ルー
プによってエコー成分が増幅され、いわゆる鳴音状態と
なって通話が困難になる。このため、従来のエコーキャ
ンセラでは、例えば、白色雑音を用いたトレーニング信
号のエコーレベルを測定することで、エコーキャンセラ
のトレーニング状態を監視する方法が考えられている。
プ系では、一般に信号増幅のための増幅器が設けられて
いるが、エコーキャンセラによって電話回線中で発生す
るエコーを打ち消す際、エコーの打ち消し量よりも閉ル
ープ系での増幅器のアンプゲインが大きくなると、ルー
プによってエコー成分が増幅され、いわゆる鳴音状態と
なって通話が困難になる。このため、従来のエコーキャ
ンセラでは、例えば、白色雑音を用いたトレーニング信
号のエコーレベルを測定することで、エコーキャンセラ
のトレーニング状態を監視する方法が考えられている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のエコーキャンセラのトレーニング状態の監視
方法にあっては、エコーキャンセラにおいてトレーニン
グ信号の送出中以外ではレベル監視を行えない。このた
め、トレーニング動作を電源の立ち上げ時にだけ行うエ
コーキャンセラでは、トレーニング状態の監視を一度し
か行うことができず、トレーニング後に系の状態が変化
した場合には、対応することができないという問題点が
あった。
うな従来のエコーキャンセラのトレーニング状態の監視
方法にあっては、エコーキャンセラにおいてトレーニン
グ信号の送出中以外ではレベル監視を行えない。このた
め、トレーニング動作を電源の立ち上げ時にだけ行うエ
コーキャンセラでは、トレーニング状態の監視を一度し
か行うことができず、トレーニング後に系の状態が変化
した場合には、対応することができないという問題点が
あった。
【0015】また、閉ループ系にはエコーキャンセラ以
外にも増幅器が存在するため、実際にトレーニング状態
の監視を行う場合、鳴音状態を判断するためにはエコー
キャンセラ以外の状態を判断する必要がある。
外にも増幅器が存在するため、実際にトレーニング状態
の監視を行う場合、鳴音状態を判断するためにはエコー
キャンセラ以外の状態を判断する必要がある。
【0016】本発明の課題は、上記問題点を解決するた
めになされたものであり、トレーニング時における鳴音
状態の監視を行うエコーキャンセラの監視装置を提供す
ることにある。
めになされたものであり、トレーニング時における鳴音
状態の監視を行うエコーキャンセラの監視装置を提供す
ることにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のエコーキ
ャンセラの監視装置は、初期動作時に信号線路中に出力
される基準信号に基づいて、信号線路中に流れるエコー
量を算出するエコー量算出部と、エコー量算出部によっ
て算出されたエコー量に基づいて信号線路中に流れるエ
コー成分を除去するエコー除去部と、通常動作中に通話
動作のための制御信号を定期的に出力する制御信号送出
部と、通常動作時において、制御信号送出部から出力さ
れる制御信号をエコー除去部の出力側信号線から抽出す
る制御信号抽出部とを備え、制御信号抽出部により抽出
された制御信号のレベルがあらかじめ設定された設定値
を越えた場合、再度エコー量算出部によって信号線路中
に流れるエコー量の算出を行うように構成している。
ャンセラの監視装置は、初期動作時に信号線路中に出力
される基準信号に基づいて、信号線路中に流れるエコー
量を算出するエコー量算出部と、エコー量算出部によっ
て算出されたエコー量に基づいて信号線路中に流れるエ
コー成分を除去するエコー除去部と、通常動作中に通話
動作のための制御信号を定期的に出力する制御信号送出
部と、通常動作時において、制御信号送出部から出力さ
れる制御信号をエコー除去部の出力側信号線から抽出す
る制御信号抽出部とを備え、制御信号抽出部により抽出
された制御信号のレベルがあらかじめ設定された設定値
を越えた場合、再度エコー量算出部によって信号線路中
に流れるエコー量の算出を行うように構成している。
【0018】また、請求項2記載のエコーキャンセラの
監視装置は、初期動作時に信号線路中に出力される基準
信号に基づいて、信号線路中に流れるエコー量を算出す
るエコー量算出部と、エコー量算出部によって算出され
たエコー量に基づいて信号線路中に流れるエコー成分を
除去するエコー除去部と、通常動作中に通話動作のため
の制御信号を定期的に出力する制御信号送出部と、通常
動作時において、制御信号送出部から出力される制御信
号をエコー除去部の出力側信号線から抽出する制御信号
抽出部と、制御信号抽出部により抽出された制御信号の
ピーク値を検出するピーク値検出部と、ピーク値検出部
により検出されたピーク値とあらかじめ設定された基準
値とを比較する比較部とを備え、比較部による比較の結
果、制御信号のピーク値が基準値を越えた場合、再度エ
コー量算出部によって信号線路中に流れるエコー量の算
出を行うように構成している。
監視装置は、初期動作時に信号線路中に出力される基準
信号に基づいて、信号線路中に流れるエコー量を算出す
るエコー量算出部と、エコー量算出部によって算出され
たエコー量に基づいて信号線路中に流れるエコー成分を
除去するエコー除去部と、通常動作中に通話動作のため
の制御信号を定期的に出力する制御信号送出部と、通常
動作時において、制御信号送出部から出力される制御信
号をエコー除去部の出力側信号線から抽出する制御信号
抽出部と、制御信号抽出部により抽出された制御信号の
ピーク値を検出するピーク値検出部と、ピーク値検出部
により検出されたピーク値とあらかじめ設定された基準
値とを比較する比較部とを備え、比較部による比較の結
果、制御信号のピーク値が基準値を越えた場合、再度エ
コー量算出部によって信号線路中に流れるエコー量の算
出を行うように構成している。
【0019】この場合、請求項3に記載するように、前
記制御信号抽出部は、特定の周波数帯域の信号を通過さ
せるフィルタにより構成され、前記ピーク値検出部は、
積分器により構成されることが好ましい。
記制御信号抽出部は、特定の周波数帯域の信号を通過さ
せるフィルタにより構成され、前記ピーク値検出部は、
積分器により構成されることが好ましい。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図示した一実施形態に基づ
いて本発明を詳細に説明する。図1は、本実施形態にお
けるエコーキャンセラの要部構成を示す図である。同図
において、インバンドリンガ1は、回線側に設けられた
ハイブリッドトランス2と、ハイブリッドトランス2に
接続されたエコーキャンセラ3と、端末側に設けられ、
エコーキャンセラ3からの受信信号及びエコーキャンセ
ラ3に対する送信信号を処理する信号処理部4と、エコ
ーキャンセラ3の受信側信号線に接続されるレベル監視
部5とを備えている。
いて本発明を詳細に説明する。図1は、本実施形態にお
けるエコーキャンセラの要部構成を示す図である。同図
において、インバンドリンガ1は、回線側に設けられた
ハイブリッドトランス2と、ハイブリッドトランス2に
接続されたエコーキャンセラ3と、端末側に設けられ、
エコーキャンセラ3からの受信信号及びエコーキャンセ
ラ3に対する送信信号を処理する信号処理部4と、エコ
ーキャンセラ3の受信側信号線に接続されるレベル監視
部5とを備えている。
【0021】ハイブリッドトランス2は、送信信号と受
信信号との方向性に基づいて、これらの信号を分岐する
ものであり、回線側の信号線路から入力される受信信号
をエコーキャンセラ3及び信号処理部4を介して端末側
に伝達し、一方、端末側から信号処理部4及びエコーキ
ャンセラ3を介して出力される送信信号を回線側に伝達
するものである。これにより、送信信号が受信側に漏洩
するのを防止し、かつ、受信信号が送信側に漏洩するの
を防止する。
信信号との方向性に基づいて、これらの信号を分岐する
ものであり、回線側の信号線路から入力される受信信号
をエコーキャンセラ3及び信号処理部4を介して端末側
に伝達し、一方、端末側から信号処理部4及びエコーキ
ャンセラ3を介して出力される送信信号を回線側に伝達
するものである。これにより、送信信号が受信側に漏洩
するのを防止し、かつ、受信信号が送信側に漏洩するの
を防止する。
【0022】エコーキャンセラ3は、ハイブリッドトラ
ンス2による2線−4線変換の際に発生するエコー成分
を除去するために設けられたものであり、トレーニング
動作時に最適値となるフィルタ係数を演算して設定する
ものである。信号処理部4は、端末側と回線側との間で
送受信される信号を処理するためのものであり、また、
エコーキャンセラ3を含む信号線中に制御信号を送出す
る制御信号送出部4aを備えている。この制御信号送出
部4aから送出される制御信号は、正弦波信号となる。
ンス2による2線−4線変換の際に発生するエコー成分
を除去するために設けられたものであり、トレーニング
動作時に最適値となるフィルタ係数を演算して設定する
ものである。信号処理部4は、端末側と回線側との間で
送受信される信号を処理するためのものであり、また、
エコーキャンセラ3を含む信号線中に制御信号を送出す
る制御信号送出部4aを備えている。この制御信号送出
部4aから送出される制御信号は、正弦波信号となる。
【0023】レベル監視部5は、エコーキャンセラ3を
介して受信信号線に入力端を接続する帯域消去型フィル
タ(以下、BEF:Band Erase Filter )6と、BEF
6の出力端側に入力端を接続する帯域通過型フィルタ
(以下、BPF:Band Pass Filter)7と、BPF7か
らの出力値を積分する積分器8と、積分器8からの出力
を所定の基準値と比較する比較器9とから構成されてい
る。
介して受信信号線に入力端を接続する帯域消去型フィル
タ(以下、BEF:Band Erase Filter )6と、BEF
6の出力端側に入力端を接続する帯域通過型フィルタ
(以下、BPF:Band Pass Filter)7と、BPF7か
らの出力値を積分する積分器8と、積分器8からの出力
を所定の基準値と比較する比較器9とから構成されてい
る。
【0024】BEF6は、受信信号線中に含まれる信号
から、ある特定帯域の信号を除いた信号を抽出し、BP
F7は、BEF6の出力信号からさらに、ある特定帯域
の信号だけを抽出するものである。これによって、BE
F6、BPF7は、受信信号線から、制御信号だけを抽
出するようになっている。積分器8は、制御信号のレベ
ルを求めて比較部9に出力する。比較部9は、積分器8
から出力される制御信号のレベルを基準値と比較し、制
御信号のレベルが基準値を越えると、装置電源をリセッ
トする制御信号を出力する。
から、ある特定帯域の信号を除いた信号を抽出し、BP
F7は、BEF6の出力信号からさらに、ある特定帯域
の信号だけを抽出するものである。これによって、BE
F6、BPF7は、受信信号線から、制御信号だけを抽
出するようになっている。積分器8は、制御信号のレベ
ルを求めて比較部9に出力する。比較部9は、積分器8
から出力される制御信号のレベルを基準値と比較し、制
御信号のレベルが基準値を越えると、装置電源をリセッ
トする制御信号を出力する。
【0025】次に、上述の実施形態におけるインバンド
リンガの動作例を図2及び図3に基づいて説明する。図
2は、本実施形態におけるメインとなる動作処理を説明
するための流れ図であり、図3は、鳴音検出処理を説明
するための流れ図である。
リンガの動作例を図2及び図3に基づいて説明する。図
2は、本実施形態におけるメインとなる動作処理を説明
するための流れ図であり、図3は、鳴音検出処理を説明
するための流れ図である。
【0026】まず、電源を立ち上げると(ステップS1
01)、図6に示すような手順で初期設定処理を実行し
(ステップS102)、続いて、図7に示すような手順
で通常動作処理を実行する(ステップS103)。そし
て、この通常動作処理の最中にも制御信号の出力の有無
を確認し(ステップS104)、制御信号の出力がない
場合には(ステップS104;N)、ステップS103
に戻って通常動作処理を実行し、制御信号の出力がある
場合には(ステップS104;Y)、後述する鳴音検出
処理を実行する(ステップS105)。この鳴音検出処
理において、鳴音フラグがオフとなっていた場合(ステ
ップS105;N)、ステップS103に戻って通常動
作処理を実行し、一方、鳴音フラグがオンとなっていた
場合(ステップS105;Y)、電源をリセットするこ
とにより、ステップS102の処理から再度実行する。
01)、図6に示すような手順で初期設定処理を実行し
(ステップS102)、続いて、図7に示すような手順
で通常動作処理を実行する(ステップS103)。そし
て、この通常動作処理の最中にも制御信号の出力の有無
を確認し(ステップS104)、制御信号の出力がない
場合には(ステップS104;N)、ステップS103
に戻って通常動作処理を実行し、制御信号の出力がある
場合には(ステップS104;Y)、後述する鳴音検出
処理を実行する(ステップS105)。この鳴音検出処
理において、鳴音フラグがオフとなっていた場合(ステ
ップS105;N)、ステップS103に戻って通常動
作処理を実行し、一方、鳴音フラグがオンとなっていた
場合(ステップS105;Y)、電源をリセットするこ
とにより、ステップS102の処理から再度実行する。
【0027】図2のステップS105に示す鳴音検出処
理は、図3に示すように、まず、BEF6におけるフィ
ルタ値を計算し(ステップS201)、続いて、BPF
7におけるフィルタ値を計算する(ステップS20
2)。そして、積分器8において、制御信号の出力値を
計算し(ステップS203)、次いで、比較器9におい
て、制御信号の出力値と基準値とを比較する(ステップ
S204)。ここで、制御信号の出力値の方が小さい場
合は(ステップS204;N)、鳴音フラグをオフにし
て(ステップS205)、また、制御信号の出力値の方
が大きい場合は(ステップS204;Y)、鳴音フラグ
をオンとして(ステップS206)、図2のステップS
106に復帰する。
理は、図3に示すように、まず、BEF6におけるフィ
ルタ値を計算し(ステップS201)、続いて、BPF
7におけるフィルタ値を計算する(ステップS20
2)。そして、積分器8において、制御信号の出力値を
計算し(ステップS203)、次いで、比較器9におい
て、制御信号の出力値と基準値とを比較する(ステップ
S204)。ここで、制御信号の出力値の方が小さい場
合は(ステップS204;N)、鳴音フラグをオフにし
て(ステップS205)、また、制御信号の出力値の方
が大きい場合は(ステップS204;Y)、鳴音フラグ
をオンとして(ステップS206)、図2のステップS
106に復帰する。
【0028】このように、本実施形態では、2線式イン
バンドリンガのように制御信号送出部4aから送出され
る制御用信号を用いて、エコーの打ち消し量、閉ループ
でのアンプゲインを測定し、鳴音状態を検出する。すな
わち、エコーキャンセラ3の出力で、制御用信号のエコ
ーレベルを測定することにより、エコーキャンセラ3の
打ち消し量を測定できる。このとき、系のアンプゲイン
が既知であれば、ループゲインを求めることができ、さ
らに、ループゲインが0以上ならば、鳴音状態と判定で
きる。この判定により、鳴音状態と判断した場合には、
監視装置をリセットすることで、監視装置は初期状態と
なって再トレーニングを行う。また、この監視装置で
は、常に通信回線の監視を行うことができるため、トレ
ーニング後の回線系の変化にも対応することができる。
バンドリンガのように制御信号送出部4aから送出され
る制御用信号を用いて、エコーの打ち消し量、閉ループ
でのアンプゲインを測定し、鳴音状態を検出する。すな
わち、エコーキャンセラ3の出力で、制御用信号のエコ
ーレベルを測定することにより、エコーキャンセラ3の
打ち消し量を測定できる。このとき、系のアンプゲイン
が既知であれば、ループゲインを求めることができ、さ
らに、ループゲインが0以上ならば、鳴音状態と判定で
きる。この判定により、鳴音状態と判断した場合には、
監視装置をリセットすることで、監視装置は初期状態と
なって再トレーニングを行う。また、この監視装置で
は、常に通信回線の監視を行うことができるため、トレ
ーニング後の回線系の変化にも対応することができる。
【0029】以上説明したように、本実施形態では、常
に回線監視を行うことで、回線系の変化にも即座に対応
でき、通話品質の劣化を防止することができる。また、
より安定した系で装置を使うことになるため、回線変動
による装置の誤動作を防止できる。さらに、制御信号は
正弦波であるため、白色雑音によるトレーニング信号よ
りもレベルの安定がよく、短時間のレベル測定で判断す
ることができる。なお、制御信号は、対向位置に設置さ
れた装置からも送られてくるが、自局とは異なる周波数
を用いることにより、レベル監視部5の入力段に設けら
れた2種類のフィルタによって充分に打ち消される。
に回線監視を行うことで、回線系の変化にも即座に対応
でき、通話品質の劣化を防止することができる。また、
より安定した系で装置を使うことになるため、回線変動
による装置の誤動作を防止できる。さらに、制御信号は
正弦波であるため、白色雑音によるトレーニング信号よ
りもレベルの安定がよく、短時間のレベル測定で判断す
ることができる。なお、制御信号は、対向位置に設置さ
れた装置からも送られてくるが、自局とは異なる周波数
を用いることにより、レベル監視部5の入力段に設けら
れた2種類のフィルタによって充分に打ち消される。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、通常動作時に流れる制御信号に基づいて常に
エコーキャンセラによるエコー除去状態の監視を行って
いるため、仮にトレーニング時と回線状態が変更されて
に鳴音状態となっても、通常動作時に常に回線状態を監
視して、鳴音状態を検出し、再トレーニングするで、こ
れを解消することができる。
によれば、通常動作時に流れる制御信号に基づいて常に
エコーキャンセラによるエコー除去状態の監視を行って
いるため、仮にトレーニング時と回線状態が変更されて
に鳴音状態となっても、通常動作時に常に回線状態を監
視して、鳴音状態を検出し、再トレーニングするで、こ
れを解消することができる。
【図1】本発明におけるエコーキャンセラの要部構成を
示す図である。
示す図である。
【図2】本発明のメインとなる動作処理を説明するため
の流れ図である。
の流れ図である。
【図3】図2における鳴音検出処理を説明するための流
れ図である。
れ図である。
【図4】従来のインバンドリンガの接続状態を示す図で
ある。
ある。
【図5】従来例のメインとなる動作処理を説明するため
の流れ図である。
の流れ図である。
【図6】図5における初期設定処理を説明するための流
れ図である。
れ図である。
【図7】図5における通常動作処理を説明するための流
れ図である。
れ図である。
1 インバンドリンガ 2 ハイブリッドトランス 3 エコーキャンセラ 4 信号処理部 5 レベル監視部 6 帯域消去型フィルタ(BEF) 7 帯域通過型フィルタ(BPF) 8 積分器 9 比較器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中西 紀彰 神奈川県高座郡寒川町小谷二丁目1番1号 東洋通信機株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】初期動作時に信号線路中に出力される基準
信号に基づいて、信号線路中に流れるエコー量を算出す
るエコー量算出部と、 エコー量算出部によって算出されたエコー量に基づいて
信号線路中に流れるエコー成分を除去するエコー除去部
と、 通常動作中に通話動作のための制御信号を定期的に出力
する制御信号送出部と、 通常動作時において、制御信号送出部から出力される制
御信号をエコー除去部の出力側信号線から抽出する制御
信号抽出部とを備え、 制御信号抽出部により抽出された制御信号のレベルがあ
らかじめ設定された設定値を越えた場合、再度エコー量
算出部によって信号線路中に流れるエコー量の算出を行
うことを特徴とするエコーキャンセラの監視装置。 - 【請求項2】初期動作時に信号線路中に出力される基準
信号に基づいて、信号線路中に流れるエコー量を算出す
るエコー量算出部と、 エコー量算出部によって算出されたエコー量に基づいて
信号線路中に流れるエコー成分を除去するエコー除去部
と、 通常動作中に通話動作のための制御信号を定期的に出力
する制御信号送出部と、 通常動作時において、制御信号送出部から出力される制
御信号をエコー除去部の出力側信号線から抽出する制御
信号抽出部と、 制御信号抽出部により抽出された制御信号のピーク値を
検出するピーク値検出部と、 ピーク値検出部により検出されたピーク値とあらかじめ
設定された基準値とを比較する比較部とを備え、 比較部による比較の結果、制御信号のピーク値が基準値
を越えた場合、再度エコー量算出部によって信号線路中
に流れるエコー量の算出を行うことを特徴とするエコー
キャンセラの監視装置。 - 【請求項3】前記制御信号抽出部は、特定の周波数帯域
の信号を通過させるフィルタにより構成され、 前記ピーク値検出部は、積分器により構成されることを
特徴とする請求項2記載のエコーキャンセラの監視装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8776797A JPH10271047A (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | エコーキャンセラの監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8776797A JPH10271047A (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | エコーキャンセラの監視装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10271047A true JPH10271047A (ja) | 1998-10-09 |
Family
ID=13924125
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8776797A Pending JPH10271047A (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | エコーキャンセラの監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10271047A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030023216A (ko) * | 2001-09-12 | 2003-03-19 | 주식회사 텔루션 | 디지털 이동통신 시스템에서의 반향경로 예측을 이용한반향제거시스템 및 반향제거방법 |
-
1997
- 1997-03-21 JP JP8776797A patent/JPH10271047A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030023216A (ko) * | 2001-09-12 | 2003-03-19 | 주식회사 텔루션 | 디지털 이동통신 시스템에서의 반향경로 예측을 이용한반향제거시스템 및 반향제거방법 |
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