JPH10271131A - 回線分離装置 - Google Patents

回線分離装置

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JPH10271131A
JPH10271131A JP7576697A JP7576697A JPH10271131A JP H10271131 A JPH10271131 A JP H10271131A JP 7576697 A JP7576697 A JP 7576697A JP 7576697 A JP7576697 A JP 7576697A JP H10271131 A JPH10271131 A JP H10271131A
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JP
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JP7576697A
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Yasuyuki Suzuki
康之 鈴木
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遅延優先データおよび遅延非優先データが多重
化された多重化データから装置規模を大きくすることな
く高効率でデータを分離出力することができるようにし
た回線分離装置を提供する。 【解決手段】最大保持セル数が比較的小さな値に設定さ
れるバッファ(BUF1)144およびバッファ(BU
F2)145を0チャネルおよび1チャネルに対応して
設け、このバッファ(BUF1)144およびバッファ
(BUF2)145にそれぞれ0チャネルおよび1チャ
ネルの遅延優先セルを格納し、また、0チャネルおよび
1チャネルに共通の最大保持セル数が大きな値に設定さ
れるバッファ(BUF3)146を設け、このバッファ
(BUF3)146に0チャネルおよび1チャネルの遅
延非優先セルを混在して格納する。そして、バッファ
(BUF3)146に保持されているセルよりもバッフ
ァ(BUF1)144およびバッファ(BUF2)14
5に保持されているセルを優先して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は複数の回線のデー
タを多重化した多重化データを入力し、該多重化データ
から複数の回線の一部のデータまたは全部のデータを分
離して取り出す回線分離装置に関し、特に遅延優先デー
タおよび遅延非優先データが多重化された多重化データ
から装置規模を大きくすることなく高効率でデータを分
離出力することができるようにした回線分離装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の回線が多重化されている高
速回線から該複数の回線の一部のデータまたは全部のデ
ータを分離して取り出す回線分離装置としては、図4に
示すような通信システムに採用されるものが知られてい
る。
【0003】すなわち、図4に示す通信システムは、送
信側の端末10−1、10−2から入力されたデータを
入力部11、スイッチ部12、出力部13、回線分離装
置14を介して受信側端末15−1、15−2に伝送す
るもので、入力部11は送信側の端末10−1、10−
2から入力されたデータをスイッチ部12に転送し、ス
イッチ部12は入力部11から転送されたデータの交換
制御を行って出力部13に出力し、出力部13はスイッ
チ部12で交換制御されたデータの出力処理を行って多
重化データとして回線分離装置14に転送する。
【0004】回線分離装置14は、出力部13から転送
された多重化データを分離して受信側端末15−1、1
5−2に出力する。
【0005】このような回線分離装置14において、こ
の回線分離装置14から受信側端末15−1、15−2
に出力されるデータは、図5に示すように、データの偏
りのあるいわゆるバーストデータとなり、このバースト
データの処理が問題になる。なお、図5において「0」
で示すデータは「0」チャネルのデータを示し、「1」
で示すデータは「1」チャネルのデータを示す。
【0006】この図5に示すバーストは、ATM(非同
期転送モード)のようなセル交換ベースの通信方式で
は、ユーザの原因で発生するバーストの他に、スイッチ
部12の処理でもバーストが発生する。
【0007】このバーストを吸収するために、従来は、
回線分離装置14にバッファを設け、このバッファにデ
ータを一時保持し、このバッファに一時保持したデータ
を中低速または出力回線速度で読み出す手法が取られて
いる。
【0008】一方、この種の通信に求められる通信品質
の代表的なものとしては廃棄優先と遅延優先がある。
【0009】廃棄優先は、上記バッファのオーバーフロ
ー等が発生したときに、廃棄優先データを破棄するもの
で、これにより廃棄非優先データの通信を確保するもの
である。
【0010】また、遅延優先は、遅延優先データの遅延
を保証するもの、すなわち遅延優先データの最大遅延時
間を保証して、この最大遅延時間以上の遅延が発生する
ことなく転送できるようにするものである。
【0011】ここで、バッファのオーバーフローによる
データ破棄を発生させないようにするためには、大規模
のバッファを用意するのが一般的である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の複数の回線が多重化されている高速回線から該複数の
回線の一部のデータまたは全部のデータを分離して取り
出す回線分離装置において、バーストデータを吸収する
にはデータを一時保持するバッファを設ける必要がある
が、このときのバッファの大きさはその大きさが大きい
ほどデータの廃棄率特性は向上する。
【0013】しかし、大規模なバッファを使用すると出
力待ちデータが増大するため遅延優先データの条件を満
足できなくなる場合があり、また大規模なバッファを使
用するとコスト的に問題が生じる。
【0014】そこで、この発明は、遅延優先データおよ
び遅延非優先データが多重化された多重化データから装
置規模を大きくすることなく高効率でデータを分離出力
することができるようにした回線分離装置を提供するこ
とを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、複数の回線のデータを多重化した多重
化データを入力し、該多重化データから前記複数の回線
の一部のデータまたは全部のデータを分離して取り出す
回線分離装置において、前記多重化データの各データの
回線を識別する回線識別手段と、前記多重化データの各
データに要求される通信品質を識別する通信品質識別手
段と、前記複数の回線にそれぞれ対応して設けられた複
数の第1のバッファと、前記複数の回線に対応して共通
に設けられた少なくとも1つの第2のバッファと、前記
通信品質識別手段による識別結果に基づき前記第1のバ
ッファまたは前記第2のバッファを選択する第1の選択
手段と、前記回線識別手段による識別結果および前記通
信品質識別手段による識別結果に基づき前記第1のバッ
ファまたは前記第2のバッファを選択する第2の選択手
段とを具備し、前記多重化データの各データを前期第1
の選択手段および前記第2の選択手段により選択された
前記第1のバッファまたは前記第2のバッファに蓄積し
て出力することを特徴とする。
【0016】ここで、前記第1のバッファおよび前記第
2のバッファは、それぞれ蓄積できるデータの上限値を
有するように構成することができる。
【0017】また、前記第1のバッファおよび前記第2
のバッファは、それぞれ蓄積できるデータの上限値を任
意に設定できるように構成することができる。
【0018】また、前記第2のバッファの蓄積できるデ
ータの上限値は、前記第1のバッファの蓄積できるデー
タの上限値より大きいように構成することができる。
【0019】また、前記第1のバッファおよび前記第2
のバッファは、それぞれ前記蓄積できるデータの上限値
を越えると、当該越えたデータを破棄するように構成す
ることができる。
【0020】このような構成において、この発明の回線
分離装置は、入力された多重化データの各データの通信
品質情報(例えば、遅延優先データまたは遅延非優先デ
ータ)を判別し、遅延優先データは出力チャネル毎の専
用バッファ(第1のバッファ)に保持し、遅延非優先デ
ータは出力チャネル共通のバッファ(第2のバッファ)
に保持する。
【0021】これにより、遅延優先データ(音声データ
等の遅延に厳しいデータ)に関してはバッファ全体の大
きさに関係なく遅延を保証することができ、遅延非優先
データ(画像データ等の遅延に寛容なデータ)に関して
は上記共通のバッファとして大きなバッファを設けるこ
とにより廃棄性特性が向上する(遅延非優先データで同
一廃棄率ならバッファ量が少なくてすむ)。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる回線分離
装置の実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。
【0023】図1は、この発明に係わる回線分離装置の
一実施例を示したものである。この図1に示す回線分離
装置140は、図4に示した通信システムで採用される
もので、図4に示した回線分離装置14と同様に、出力
部13から出力される端末10−1および端末10−2
からの多重化された多重化データを分離して端末15−
1および端末15−2に出力するものである。
【0024】図4に示した出力部13から出力される多
重化データは図1に示す回線分離装置140の有効セル
判定部141に入力される。
【0025】ここで、出力部13から出力される多重化
データは、所定長のパケット(以下、これをセルとい
う)を一単位として伝送する多重化データから構成され
ており、このセルのデータ構造は、図2に示すように、
有効セル情報100−1、出力チャネル情報100−
2、優先情報100−3、ユーザデータ100−4から
構成されている。
【0026】すなわち、ここで、有効セル情報100−
1は、このセルがユーザデータ100−4が搭載されて
いる有効セルであるかユーザデータ100−4が搭載さ
れていない無効セルかを示す情報であり、出力チャネル
情報100−2は、このセルの転送先、すなわち端末1
5−1または15−2のいずれかの出力チャネルを示す
情報であり、優先情報100−3は、このセルが遅延に
対する要求が厳しい遅延優先セルか遅延に対する要求が
寛容な遅延非優先セルかを示す情報であり、ユーザデー
タ100−4は、受信側端末15−1または15−2か
ら入力されたユーザ情報を示す。
【0027】また、図1において、太線の矢印は入力セ
ル(データ)の流れを示し、細線の矢印は制御信号の流
れを示す。
【0028】さて、図1に示す回線分離装置140の有
効セル判定部141は、図4に示した出力部13から出
力される多重化データの入力セルの図2に示す有効セル
情報100−1に基づき、この入力セルが有効セルであ
るか無効セルであるかを判別し、この入力セルが有効セ
ルである場合は、優先情報判定部142に送るが、無効
セルである場合は、優先情報判定部142に送ることな
くここで破棄する。
【0029】優先情報判定部142は、有効セル判定部
141から送られた有効セルの図2に示す優先情報10
0−3から、このセルが遅延優先セルか遅延非優先セル
かの判別を行い、遅延優先セルと遅延非優先セルとの分
離を行う。
【0030】優先情報判定部142で分離された遅延優
先セルおよび遅延非優先セルは、それぞれ別のインタフ
ェースを介して出力チャネル判定部143に送られる。
【0031】出力チャネル判定部143は、優先情報判
定部142で分離された遅延優先セルおよび遅延非優先
セルのそれぞれの図2に示す出力チャネル情報100−
2からこのセルの転送先が端末15−1に対応する0チ
ャネルの出力チャネルに出力するものか端末15−2に
対応する1チャネルの出力チャネルに出力するものかを
判定する。
【0032】そして、遅延優先セルでその転送先が出力
端末15−1に対応する0チャネルの出力チャネルであ
るセルはバッファ(BUF1)144に送られ、遅延優
先セルでその転送先が端末15−2に対応する1チャネ
ルの出力チャネルであるセルはバッファ(BUF2)1
45に送られ、遅延非優先セルは、端末15−1に対応
する0チャネルの出力チャネルと端末15−2に対応す
る1チャネルの出力チャネルに共通なバッファ(BUF
3)146に送られる。
【0033】ここで、バッファ(BUF3)146は、
バッファ(BUF1)144およびバッファ(BUF
2)145に比較して大きなバッファから構成されてい
る。
【0034】つまり、遅延優先セルでその転送先が端末
15−1であるセルは0チャネルに対応する比較的小容
量のバッファ(BUF1)144に保持され、遅延優先
セルでその転送先が端末15−2であるセルは1チャネ
ルに対応する比較的小容量のバッファ(BUF2)14
5に保持され、遅延非優先セルでその転送先が端末15
−1または端末15−2であるセルは0チャネルおよび
1チャネルに共通な大容量のバッファ(BUF3)14
6に混在して保持される。
【0035】また、出力チャネル判定部143は、優先
情報判定部142で分離された遅延優先セルおよび遅延
非優先セルから図2に示す出力チャネル情報100−2
を抽出し、制御情報として出力制御部147に送る。
【0036】出力制御部147は、この制御情報に基づ
きバッファ(BUF1)144、バッファ(BUF2)
145、バッファ(BUF3)146からのセルの出力
指示(制御)を行う。ここでこの出力指示は、バッファ
(BUF1)144およびバッファ(BUF2)145
に保持されているセルをバッファ(BUF3)146に
保持されているセルに優先して出力するように指示す
る。
【0037】バッファ(BUF1)144、バッファ
(BUF2)145、バッファ(BUF3)146、出
力制御部147からの出力指示を受けると、バッファ
(BUF1)144に保持されているセルおよびバッフ
ァ(BUF3)146に保持されているセルで端末15
−1に対応するセルは多重化部148に送り、バッファ
(BUF2)145に保持されているセルおよびバッフ
ァ(BUF3)146に保持されているセルで端末15
−2に対応するセルは多重化部149に送る。
【0038】多重化部148は、バッファ(BUF1)
144に保持されているセルおよびバッファ(BUF
3)146に保持されているセルで端末15−1に対応
するセルを多重選択して出力チャネルインタフェース1
50に送り、ここでこのセルを端末15−1のインタフ
ェースに合わせて変換して端末15−1に出力する。
【0039】また、多重化部149は、バッファ(BU
F2)145に保持されているセルおよびバッファ(B
UF3)146に保持されているセルで端末15−2に
対応するセルを多重選択して出力チャネルインタフェー
ス151に送り、ここでこのセルを端末15−2のイン
タフェースに合わせて変換して端末15−2に出力す
る。
【0040】図3は、図1に示した回線分離装置140
の処理をフローチャートで示したものである。図4に示
した出力部13からセルが入力されると(ステップ30
1)、まず、この入力セルに付加された有効セル情報1
00−1に基づき(図2参照)、この入力セルが有効セ
ルであるか無効セルであるかを判定する(ステップ30
2)。
【0041】ここで、この入力セルが無効セルである
と、この入力セルは廃棄する(ステップ303)。
【0042】また、ステップ302で、この入力セルが
有効セルであると判断されると、次にこの入力セルに付
加された優先情報100−3(図2参照)に基づき、こ
の入力セルが遅延優先セルか遅延非優先セルかを判定す
る(ステップ304)。
【0043】ここで、この入力セルが遅延非優先セルで
あると判定された場合は、この入力セルに付加された出
力チャネル情報100−2(図2参照)に基づき、この
入力セルの出力チャネルを判定し(ステップ305)、
この入力セルをバッファ(BUF3)146へ格納する
(ステップ306)。
【0044】次に、このバッファ(BUF3)146へ
格納されたセルが出力チャネル0CH、すなわち転送先
が出力端末15−1であるかを判定し(ステップ30
7)、ここで、このバッファ(BUF3)146へ格納
されたセルが出力チャネル0CHへ出力するセルである
と判定されると(ステップ307でYES)、出力制御
部147の制御により、このセルを多重化部148を介
して出力チャネルインタフェース(0CH)150に送
り、この出力チャネルインタフェース150から端末1
5−1へ出力する(ステップ308)。
【0045】また、ステップ307で、このバッファ
(BUF3)146へ格納されたセルが出力チャネル0
CHへ出力するセルでない、すなわち出力チャネル1C
Hへ出力するセルであると判定されると(ステップ30
7でNO)、出力制御部147の制御により、このセル
を多重化部149を介して出力チャネルインタフェース
(1CH)151に送り、この出力チャネルインタフェ
ース151から端末15−2へ出力する(ステップ31
2)。
【0046】また、ステップ304で、この入力セルが
遅延優先セルであると判定された場合は、この入力セル
に付加された出力チャネル情報100−2(図2参照)
に基づき、この入力セルの出力チャネルを判定し(ステ
ップ309)、この入力セルの出力チャネルが0CH、
すなわちその転送先が端末15−1である場合は、この
セルをバッファ(BUF1)144に格納し(ステップ
310)、出力制御部147の制御により、このセルを
多重化部148を介して出力チャネルインタフェース
(0CH)150に送り、この出力チャネルインタフェ
ース150から端末15−1へ出力する(ステップ3O
8)。
【0047】また、ステップ309で、この入力セルの
出力チャネルが1CH、すなわちその転送先が端末15
−2である場合は、このセルをバッファ(BUF2)1
45に格納し(ステップ311)、出力制御部147の
制御により、このセルを多重化部149を介して出力チ
ャネルインタフェース(1CH)151に送り、この出
力チャネルインタフェース151から端末15−2へ出
力する(ステップ312)。
【0048】このように、この実施例においては、回線
分離装置140内に3種類のバッファ、すなわちバッフ
ァ(BUF1)144、バッファ(BUF2)145、
バッファ(BUF3)146が設けられる。
【0049】そして、バッファ(BUF1)144に
は、端末15−1に対応する0チャネルの遅延優先セル
を保持し、バッファ(BUF2)145には、端末15
−2に対応する1チャネルの遅延優先セルを保持する。
【0050】また、バッファ(BUF3)146には、
端末15−1に対応する0チャネルの遅延非優先セルお
よび端末15−2に対応する1チャネルの遅延非優先セ
ルを共通に保持する。
【0051】ここで、バッファ(BUF1)144、バ
ッファ(BUF2)145、バッファ(BUF3)14
6には、それぞれその最大保持セル数を設定することが
できる。
【0052】例えば、バッファ(BUF1)144の最
大保持セル数を10セル、バッファ(BUF2)145
の最大保持セル数を20セルに設定すると、0チャネ
ル、すなわち端末15−1を転送先とする遅延優先セル
は最大で10セル分の待ち時間が存在し、1チャネル、
すなわち端末15−2を転送先とする遅延優先セルは最
大で20セル分の待ち時間が存在する。
【0053】ここで、バッファ(BUF3)146に保
持されているセルよりもバッファ(BUF1)144お
よびバッファ(BUF2)145に保持されているセル
を優先して出力すると、0チャネル、すなわち端末15
−1を転送先とする遅延優先セルの最大遅延時間(待ち
時間)は10セル出力周期となり、1チャネル、すなわ
ち端末15−2を転送先とする遅延優先セルの最大遅延
時間(待ち時間)は20セル出力周期となる。
【0054】ただし、バッファ(BUF1)144の保
持セル数が10セルのときに、0チャネル、すなわち端
末15−1を転送先とする遅延優先セルが入力されたと
きは、この遅延優先セルの遅延時間は保証できなくなる
ので、この入力セルは廃棄される。
【0055】同様に、バッファ(BUF2)145の保
持セル数が20セルのときに、1チャネル、すなわち端
末15−2を転送先とする遅延優先セルが入力されたと
きは、この遅延優先セルの遅延時間は保証できなくなる
ので、この入力セルは廃棄される。
【0056】また、バッファ(BUF3)146の最大
保持セル数はバッファ(BUF1)144およびバッフ
ァ(BUF2)145の最大保持セル数より大きな値に
設定されるので、バッファ(BUF3)146に格納さ
れる遅延非優先セルの廃棄率は向上させることができ
る。
【0057】このようにこの実施例においては、最大保
持セル数が比較的小さな値に設定されるバッファ(BU
F1)144およびバッファ(BUF2)145を0チ
ャネルおよび1チャネルに対応して設け、このバッファ
(BUF1)144およびバッファ(BUF2)145
にそれぞれ0チャネルおよび1チャネルの遅延優先セル
を格納し、また、0チャネルおよび1チャネルに共通の
最大保持セル数が大きな値に設定されるバッファ(BU
F3)146を設け、このバッファ(BUF3)146
に0チャネルおよび1チャネルの遅延非優先セルを混在
して格納するように構成したので、全体のバッファ規模
を大きくすることなく0チャネルおよび1チャネルの遅
延優先セルの遅延時間を保証することができ、かつ0チ
ャネルおよび1チャネルの遅延非優先セルの廃棄率を向
上させることができる。
【0058】なお、上記実施例においては、転送先が0
チャネルと1チャネルの2チャネルの場合を示したが、
転送先が3チャネル以上の場合も同様に構成することが
できる。この場合は、転送先の各チャネルに対応して遅
延優先セルを格納する最大保持セル数が比較的小さい複
数のバッファを設け、更に、各チャネルに共通に最大保
持セル数が比較的大きい1または複数のバッファを設け
ることになる。
【0059】このような構成においても、バッファの全
体規模を大きくすることなく遅延優先セルの遅延時間を
保証するとともに遅延非優先セルの廃棄率の向上を図る
ことができるまた、上記実施例においては、図4に示し
た通信システムに採用した回線分離装置を示したが、こ
の発明の回線分離装置は図4に示した通信システムに限
定されずに、複数の回線のデータを多重化した多重化デ
ータを入力し、該多重化データから複数の回線の一部の
データまたは全部のデータを分離して取り出す回路であ
ればどのようなものにも適用可能である。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、この発明では、入
力された多重化データの各データの通信品質情報(例え
ば、遅延優先データまたは遅延非優先データ)を判別
し、遅延優先データは出力チャネル毎の専用バッファ
(第1のバッファ)に保持し、遅延非優先データは出力
チャネル共通のバッファ(第2のバッファ)に保持し、
第2のバッファに保持されているセルよりも第1のバッ
ファに保持されているセルを優先して出力するように構
成したので、バッファの全体規模を大きくすることなく
遅延優先セルの遅延時間を保証するとともに遅延非優先
セルの廃棄率の向上を図ることができるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる回線分離装置の一実施例を示
したブロック図。
【図2】図1に示した回線分離装置で採用したセルのデ
ータ構造を一例を示す図。
【図3】図1に示した回線分離装置の処理を示すフロー
チャート。
【図4】回線分離装置を用いる通信システムの一例を示
すブロック図。
【図5】図4に示した回線分離装置で発生するバースト
データを一例を示す図。
【符号の説明】
140 回線分離装置 141 有効セル判定部 142 優先情報判定部 143 出力チャネル判定部 144 バッファ(BUF1) 145 バッファ(BUF2) 146 バッファ(BUF3) 147 出力制御部 148 多重化部 149 多重化部 150 出力チャネルインタフェース(0CH) 151 出力チャネルインタフェース(1CH)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の回線のデータを多重化した多重化
    データを入力し、該多重化データから前記複数の回線の
    一部のデータまたは全部のデータを分離して取り出す回
    線分離装置において、 前記多重化データの各データの回線を識別する回線識別
    手段と、 前記多重化データの各データに要求される通信品質を識
    別する通信品質識別手段と、 前記複数の回線にそれぞれ対応して設けられた複数の第
    1のバッファと、 前記複数の回線に対応して共通に設けられた少なくとも
    1つの第2のバッファと、 前記通信品質識別手段による識別結果に基づき前記第1
    のバッファまたは前記第2のバッファを選択する第1の
    選択手段と、 前記回線識別手段による識別結果および前記通信品質識
    別手段による識別結果に基づき前記第1のバッファまた
    は前記第2のバッファを選択する第2の選択手段とを具
    備し、前記多重化データの各データを前期第1の選択手
    段および前記第2の選択手段により選択された前記第1
    のバッファまたは前記第2のバッファに蓄積して出力す
    ることを特徴とする回線分離装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のバッファおよび前記第2のバ
    ッファは、 それぞれ蓄積できるデータの上限値を有することを特徴
    とする請求項1記載の回線分離装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のバッファおよび前記第2のバ
    ッファは、 それぞれ蓄積できるデータの上限値を任意に設定できる
    ことを特徴とする請求項1記載の回線分離装置。
  4. 【請求項4】 前記第2のバッファの蓄積できるデータ
    の上限値は、 前記第1のバッファの蓄積できるデータの上限値より大
    きいことを特徴とする請求項1記載の回線分離装置。
  5. 【請求項5】 前記第1のバッファおよび前記第2のバ
    ッファは、 それぞれ前記蓄積できるデータの上限値を越えると、当
    該越えたデータを破棄することを特徴とする請求項1記
    載の回線分離装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2024110619A (ja) * 2023-02-03 2024-08-16 トヨタ自動車株式会社 車両用のデータ中継装置、及びデータ中継方法

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