JPH1027168A - メッセージ動的負荷分散方式 - Google Patents

メッセージ動的負荷分散方式

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JPH1027168A
JPH1027168A JP20113796A JP20113796A JPH1027168A JP H1027168 A JPH1027168 A JP H1027168A JP 20113796 A JP20113796 A JP 20113796A JP 20113796 A JP20113796 A JP 20113796A JP H1027168 A JPH1027168 A JP H1027168A
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computer
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JP20113796A
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Kentaro Misawa
健太郎 三澤
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メッセージの処理における処理時間を短縮
し、分散トランザクションシステム全体としての処理効
率の向上を図る。 【解決手段】 メッセージ処理手段102または202
は、メッセージ格納手段103または203に格納され
ているメッセージに対する処理を実行し、最後に実行し
たメッセージに対する処理のために要した処理時間を格
納する。負荷測定手段104または204は、メッセー
ジ格納手段103または203に格納されているメッセ
ージの個数とメッセージ処理手段102または202に
格納されている処理時間とに基づき、計算機101また
は201の負荷を測定する。メッセージ分散手段302
は、計算機101および201から送信された負荷状況
情報に基づき、端末装置401,402,または403
からのメッセージの送信先を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の計算機(分
散して接続された計算機群)でトランザクション処理を
実行する分散トランザクションシステムに関し、特に端
末装置から計算機に対して送信される処理要求のメッセ
ージに対する処理(トランザクション処理)の負荷を各
計算機に動的に振り分ける(分散させる)制御を行うメ
ッセージ動的負荷分散方式に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の技術について説明する。
【0003】従来、この種のメッセージ動的負荷分散方
式は、端末装置から処理要求のメッセージが発行された
場合に、各計算機の負荷状況に差が生じたとき(計算機
の処理能力に差が生じたとき)に、処理能力の低い計算
機にも処理能力の高い計算機と同じ量の処理要求のメッ
セージが送信されていた。
【0004】なお、本発明に対する従来の技術について
は、特開平1−246657号公報(並列処理システ
ム)の第1頁第8行〜第15行および第2頁第17行〜
第40行に記載がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術で
は、処理能力の低い計算機にも処理能力の高い計算機と
同じ量の処理要求のメッセージが送信されているので、
分散トランザクションシステム全体としての処理効率が
低下するという問題点があった。
【0006】なお、上述の特許公報に係る従来技術で
は、処理を行うプロセッサ(本願発明の「計算機」に相
当する)への負荷(メッセージに対する処理の負荷)の
割当ては、プロセッサを用いて行われる処理の遊休時間
または実行時間により各プロセッサの負荷が測定され、
最小(最低)負荷のプロセッサに新たな負荷が割り当て
られて各プロセッサの負荷が均等にされ、分散トランザ
クションシステム全体としての処理効率の向上が図られ
ている。
【0007】この従来技術では、プロセッサでの処理が
終了した時点で処理をプロセッサに割り当てているた
め、プロセッサが処理を終了した時点で即座に次の処理
を割り当てる必要がある。ここで、負荷分散手段からプ
ロセッサへの処理の割当てに関しては、処理要求の転送
時間だけプロセッサが処理を行わない時間がある。その
ために、処理を行うプロセッサと負荷分散手段との間が
高速の通信手段で結合されていないと、処理を行うプロ
セッサの有効利用を実現できない場合が生じるという問
題点がある。
【0008】本発明の目的は、上述の点に鑑み、上述の
問題点を除去し、メッセージの処理における処理時間を
短縮し、分散トランザクションシステム全体としての処
理効率の向上を実現できるメッセージ動的負荷分散方式
を提供することにある。
【0009】すなわち、本発明では、計算機(プロセッ
サ)へのメッセージの割当てを計算機の処理の終了を待
たずに行い、割当て後の処理要求のメッセージは割り当
てられた計算機で格納し、負荷状況の評価には計算機で
格納されているメッセージの個数と終了した処理の処理
時間とを乗じた値により予測することにより、上述の目
的を達成している。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のメッセージ動的
負荷分散方式は、複数の端末装置から処理要求のメッセ
ージが送信され、分散して接続された複数の計算機の中
から選択された計算機によって当該メッセージに対する
処理を行う分散トランザクションシステムにおいて、自
己が存在する処理実行計算機において処理待ちのメッセ
ージと当該処理待ちのメッセージの個数とを格納する処
理実行計算機内のメッセージ格納手段と、前記メッセー
ジ格納手段に格納されているメッセージに対する処理を
実行し、最後に実行したメッセージに対する処理のため
に要した処理時間を格納する処理実行計算機内のメッセ
ージ処理手段と、前記メッセージ格納手段に格納されて
いるメッセージの個数と前記メッセージ処理手段に格納
されている処理時間とに基づいて自己が存在する処理実
行計算機の負荷を測定する処理実行計算機内の負荷測定
手段と、前記負荷測定手段による測定結果に基づく負荷
状況情報を分散制御計算機に送信する処理実行計算機内
の負荷状況送信手段と、前記負荷状況送信手段から送信
された負荷状況情報を受信する分散制御計算機内の負荷
状況受信手段と、前記負荷状況受信手段によって受信さ
れた各処理実行計算機からの負荷状況情報に基づいて端
末装置からのメッセージの送信先の処理実行計算機を決
定する分散制御計算機内のメッセージ分散手段と、前記
メッセージ分散手段により決定された送信先の処理実行
計算機に端末装置からのメッセージを送信する分散制御
計算機内のメッセージ送信手段とを有する。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明のメッセージ動的負荷分散
方式の実施の形態の一例を示すブロック図である。
【0013】このメッセージ動的負荷分散方式は、計算
機101(第1の処理実行計算機)と、計算機201
(第2の処理実行計算機)と、計算機301(分散制御
計算機)と、端末装置401,402,および403
(第1,第2,および第3の端末装置)とを含んで構成
されている。なお、本例では、実際にトランザクション
処理を実行する処理実行計算機の数は2台であるが、そ
の台数が2に限定されないことはいうまでもない(ちな
みに、端末装置の台数も限定されない)。また、処理要
求のメッセージに対する処理の負荷を分散する制御を行
う分散制御計算機(本例では、計算機301)が同時に
処理実行計算機として機能することも可能である(その
際には、例えば、計算機301内にも計算機101等と
同様の構成要素が存在することになる)。
【0014】計算機101は、メッセージ処理手段10
2と、メッセージ格納手段103と、負荷測定手段10
4と、負荷状況送信手段105とを含んで構成されてい
る。
【0015】計算機201は、メッセージ処理手段20
2と、メッセージ格納手段203と、負荷測定手段20
4と、負荷状況送信手段205とを含んで構成されてい
る。
【0016】計算機301は、メッセージ分散手段30
2と、メッセージ送信手段303と、負荷状況受信手段
304とを含んで構成されている。
【0017】図2は、メッセージ分散手段302の処理
を示す流れ図である。この処理は、端末装置発行メッセ
ージ受信ステップ21と、計算機負荷比較判定ステップ
22と、メッセージ送信先決定ステップ23と、メッセ
ージ送信先決定ステップ24とからなる。
【0018】図3は、計算機101の負荷状況送信手段
105または計算機201の負荷状況送信手段205か
ら計算機301の負荷状況受信手段304に送信される
負荷状況情報701の内容を示す図である。
【0019】負荷状況情報701は、各処理実行計算機
(ここでは、計算機101または計算機201)の負荷
状況を示す情報で構成され、当該負荷状況情報701の
送出元の処理実行計算機の識別(ここでは、計算機10
1であるか計算機201であるかの区別)のために用い
られる計算機ID(IDentification)7
02と、当該負荷状況情報701が示す負荷状況の対象
となるメッセージ処理手段の識別(ここでは、計算機1
01のメッセージ処理手段102であるか計算機201
のメッセージ処理手段202であるかの区別)のために
用いられるメッセージ処理手段ID703と、メッセー
ジ処理手段ID703で示されるメッセージ処理手段
(ここでは、メッセージ処理手段102またはメッセー
ジ処理手段202)で1つのメッセージに対する処理を
実行するために必要であった時間を示すメッセージ処理
手段処理時間704と、計算機ID702で示される処
理実行計算機において格納されているメッセージ(ここ
では、計算機101のメッセージ格納手段103または
計算機201のメッセージ格納手段203に格納されて
いるメッセージ)の個数を示す格納メッセージ個数70
5とから構成されている。
【0020】図4は、処理実行計算機である計算機10
1におけるメッセージ処理手段102およびメッセージ
格納手段103の詳細な構成および処理の態様を示すブ
ロック図である(計算機201もこの構成等と同様の構
成等を有している)。
【0021】メッセージ格納手段103は、メッセージ
格納域501と、メッセージ数格納域502とを含んで
構成されている。
【0022】メッセージ格納域501は、メッセージ処
理手段102が処理するまで待ち状態にあるメッセージ
群を格納する。
【0023】メッセージ数格納域502は、メッセージ
格納域501に格納されているメッセージの個数を格納
する。
【0024】メッセージ処理手段102は、時間計測手
段601と、処理時間格納域602と、メッセージ処理
ロジック603とを含んで構成されている。
【0025】時間計測手段601は、メッセージ処理ロ
ジック603がメッセージ格納手段103のメッセージ
格納域501に格納されているメッセージ群の中のメッ
セージを1つ取り出しそのメッセージに対する処理を終
了するまでの時間を計測し、その時間を処理時間格納域
602に格納する。
【0026】処理時間格納域602は、メッセージ処理
手段102がメッセージ格納手段103から最後に(最
も近い時点で)取り出した1つのメッセージに対する処
理を実行するために必要となった時間(処理時間)を格
納している。
【0027】メッセージ処理ロジック603は、端末装
置401,402,または403から発行されたメッセ
ージに対する処理を実際に行う論理機構である。
【0028】次に、このような実施の形態を有する本発
明のメッセージ動的負荷分散方式の動作について説明す
る。
【0029】第1に、処理実行計算機である計算機10
1または計算機201の動作について説明する。なお、
ここでは、計算機101における動作で代表させて説明
する。
【0030】計算機101のメッセージ格納手段103
は、計算機301のメッセージ送信手段303から送信
されたメッセージ(端末装置401,端末装置402,
または端末装置403からの処理要求のメッセージ)を
格納する。
【0031】メッセージ処理手段102は、メッセージ
格納手段103に格納されている処理要求のメッセージ
に対する処理を実行する。
【0032】負荷測定手段104は、メッセージ格納手
段103のメッセージ格納域501に格納されているメ
ッセージの個数(メッセージ数格納域502に格納され
ている値)とメッセージ処理手段102が最後に実行し
た1つのメッセージに対する処理に要した時間(メッセ
ージ処理手段102の処理時間格納域602に格納され
ている値)とを調べることにより計算機101の負荷状
況を測定し、その測定結果を負荷状況送信手段105に
通知する。
【0033】負荷状況送信手段105は、負荷測定手段
104で測定された負荷状況を負荷状況情報701(図
3参照)の形式に編集して、その負荷状況情報701を
分散制御計算機である計算機301の負荷状況受信手段
305に送信する。
【0034】第2に、分散制御計算機である計算機3の
動作(端末装置401,端末装置402,および端末装
置403の動作を含む)について説明する。
【0035】計算機301の負荷状況受信手段304
は、計算機101の負荷状況を示す負荷状況情報701
を計算機101の負荷状況送信手段105から受け取
り、計算機201の負荷状況を示す負荷状況情報701
を計算機201の負荷状況送信手段205から受け取
る。
【0036】これらの負荷状況情報701は、メッセー
ジ分散手段302で、端末装置401,端末装置40
2,または端末装置403からのメッセージを計算機1
01で処理すべきか計算機201で処理すべきかを判断
する際に用いられる。
【0037】すなわち、負荷状況受信手段304は、計
算機101の負荷状況送信手段105から送信された計
算機101の負荷状況情報701および計算機201の
負荷状況送信手段205から送信された計算機201の
負荷状況情報701をメッセージ分散手段302に通知
する。
【0038】一方、端末装置401は、計算機101の
メッセージ処理手段102または計算機201のメッセ
ージ処理手段202の処理を要求するメッセージ(処理
要求のメッセージ)を計算機301に送信する。なお、
端末装置402または端末装置403も、端末装置40
1と同様の処理を行う。
【0039】メッセージ分散手段302は、以上のよう
な負荷状況情報701の存在および端末装置401〜4
03からの処理要求のメッセージの存在を前提として、
以下に示すような処理を行う(図2参照)。
【0040】端末装置401,端末装置402,または
端末装置403からの処理要求のメッセージを1つ受け
取り(受信し)(ステップ21)、負荷状況受信手段3
04によって受信された負荷状況情報701に基づいて
計算機101の負荷状況と計算機201の負荷状況とを
比較する(ステップ22)。
【0041】ステップ22の比較で「計算機101の負
荷が計算機201の負荷よりも低い」と判断した場合に
は、「端末装置401,端末装置402,および端末装
置403のどれかから受け取ったメッセージを計算機1
01に送信すること(そのメッセージを計算機101の
メッセージ格納手段103に格納すること)」を決定す
る(ステップ23)。
【0042】一方、ステップ22の比較で「計算機10
1の負荷が計算機201の負荷より高い」と判断した場
合には、「端末装置401,端末装置402,および端
末装置403のどれかから受け取ったメッセージを計算
機201に送信すること(そのメッセージを計算機20
1のメッセージ格納手段203に格納すること)」を決
定する(ステップ24)。なお、ここでは、両方の負荷
の大きさが等しい場合には、計算機201にそのメッセ
ージを送信するものとし、上記の「計算機101の負荷
が計算機201の負荷より高い」の中に両方の負荷の大
きさが等しい場合を含むものとする。
【0043】ここで、メッセージ分散手段302は、負
荷状況受信手段304により受信された負荷状況情報7
01に基づく「計算機101の負荷と計算機201の負
荷との高低の比較判定」を以下の〜に示す手順のよ
うにして行う。
【0044】 計算機101のメッセージ格納手段1
03に格納されているメッセージの個数(計算機101
からの負荷状況情報701中の格納メッセージ個数70
5の値)を計算機101のメッセージ処理手段102が
最後に実行した1つのメッセージに対する処理に要した
時間(当該負荷状況情報701中のメッセージ処理手段
処理時間704の値)に乗じた計算値を求める。
【0045】 計算機201のメッセージ格納手段2
03に格納されているメッセージの個数(計算機201
からの負荷状況情報701中の格納メッセージ個数70
5の値)を計算機201のメッセージ処理手段202が
最後に実行した1つのメッセージに対する処理に要した
時間(当該負荷状況情報701中のメッセージ処理手段
処理時間704の値)に乗じた計算値を求める。
【0046】 の計算値がの計算値より小さけれ
ば計算機101の負荷が計算機201の負荷よりも低い
と判断し、の計算値がの計算値より大きければ計算
機101の負荷が計算機201の負荷よりも高いと判断
する。
【0047】メッセージ送信手段303は、メッセージ
分散手段302によって「計算機101のメッセージ処
理手段102で処理すべきメッセージ」と判断されたメ
ッセージ(図2ステップ23参照)を、計算機101の
メッセージ格納手段103に送信する。
【0048】また、メッセージ送信手段303は、メッ
セージ分散手段302によって「計算機201のメッセ
ージ処理手段202で処理すべきメッセージ」と判断さ
れたメッセージ(図2ステップ24参照)を、計算機2
01のメッセージ格納手段203に送信する。
【0049】なお、処理実行計算機が3台以上存在する
場合には、負荷が最低の処理実行計算機にメッセージが
送信される。
【0050】
【実施例】次に、以上のような実施の形態を有する本発
明のメッセージ動的負荷分散方式の具体的な実施例につ
いて、図面を用いて説明する。
【0051】図5〜図8は、本発明のメッセージ動的負
荷分散方式の一実施例の動作を説明するためのブロック
図である。
【0052】図5は、本実施例のメッセージ動的負荷分
散方式におけるメッセージ処理手段102,メッセージ
格納手段103,メッセージ処理手段202,およびメ
ッセージ格納手段203の動作の態様を示すブロック図
である。
【0053】なお、メッセージ処理手段102には、処
理時間格納域602が用意され、メッセージ処理手段1
02で1つのメッセージの処理に必要であった時間が格
納されている。また、メッセージ格納手段103には、
メッセージ数格納域502が用意され、メッセージ格納
手段103に格納されているメッセージの個数が格納さ
れている。
【0054】同様に、メッセージ処理手段202には、
処理時間格納域612が用意され、メッセージ処理手段
202で1つのメッセージの処理に必要であった時間が
格納されている。また、メッセージ格納手段203に
は、メッセージ数格納域512が用意され、メッセージ
格納手段203に格納されているメッセージの個数が格
納されている。
【0055】図6は、計算機101から計算機301に
負荷状況情報701が送信される際の処理の態様を示す
ブロック図である。
【0056】図7は、計算機201から計算機301に
負荷状況情報701が送信される際の処理の態様を示す
ブロック図である。
【0057】図8は、計算機101および計算機201
から負荷状況情報701が計算機301に送信され、計
算機301のメッセージ分散手段302によって端末装
置403からのメッセージが計算機101に送信される
場合の一連の処理の態様を示す図である。
【0058】なお、負荷計算領域801は計算機101
の負荷を計算するための領域であり、負荷計算領域80
2は計算機201の負荷を計算するための領域である。
また、負荷比較手段803は、負荷計算領域801内の
計算値と負荷計算領域802内の計算値とを比較し、端
末装置403からのメッセージを計算機101に送信す
べきか計算機201に送信すべきかを決める手段であ
る。
【0059】次に、本実施例のメッセージ動的負荷分散
方式の動作について、図5〜図8を用いて説明する。
【0060】第1に、図5を参照して、本実施例の動作
の前提について説明する。本実施例では、以下の〜
に示す事項の存在を前提としている。
【0061】 端末装置403から1つの処理要求の
メッセージが発行されている。
【0062】 そのメッセージの発行の時点で、計算
機101または計算機201では、過去に端末装置40
1〜403のどれかからメッセージ処理手段102また
はメッセージ処理手段202のどちらかで処理を行う旨
の要求のメッセージに対する処理を行っている。
【0063】 計算機101のメッセージ処理手段1
02の処理時間格納域602には、最後に(最も近い時
点で)実行したメッセージの処理に必要であった時間の
「5秒」が格納されている。
【0064】 計算機101のメッセージ格納手段1
03のメッセージ数格納域502には、現時点でメッセ
ージ処理手段102の処理を待っている状態のメッセー
ジの個数である「3個」が格納されている。
【0065】 計算機201のメッセージ処理手段2
02の処理時間格納域612には、最後に実行したメッ
セージの処理に必要であった時間の「3秒」が格納され
ている。
【0066】 計算機201のメッセージ格納手段2
03のメッセージ数格納域512には、現時点でメッセ
ージ処理手段202の処理を待っている状態のメッセー
ジの個数である「6個」が格納されている。
【0067】第2に、図6を参照して、計算機101か
ら計算機301に負荷状況情報701が通知される過程
の動作を説明する。なお、計算機101の計算機IDは
「1」であるものとし、メッセージ処理手段102のメ
ッセージ処理手段IDは「10」であるものとする。
【0068】ここで、メッセージ格納手段103のメッ
セージ格納域501には、3個のメッセージが格納され
ている。また、メッセージ数格納域502には、メッセ
ージ格納域501に格納されているメッセージの個数で
ある「3個」が格納されている。
【0069】この場合に、メッセージ処理手段102内
の時間計測手段601は、メッセージ処理ロジック60
3がメッセージ格納手段103のメッセージ格納域50
1から最後に取り出した1つのメッセージに対する処理
に要する時間を測定しており、メッセージ処理ロジック
603がそのメッセージに対する処理の実行を終了した
時点でメッセージ処理手段102の処理時間格納域60
2にその処理に必要であった時間の「5秒」を設定して
いる。
【0070】負荷測定手段104は、メッセージ処理手
段102の処理時間格納域602に格納されている処理
時間の「5秒」という値と、メッセージ格納手段103
のメッセージ数格納域502に格納されている「メッセ
ージ格納域501に格納されているメッセージの個数」
の「3個」という値とを負荷状況送信手段105に渡
す。
【0071】負荷状況送信手段105は、負荷測定手段
104から受け取ったメッセージ処理処手段102の処
理時間である「5秒」とメッセージ格納手段103に格
納されているメッセージの個数の「3個」とを図3に示
した負荷状況情報701の形式に編集し、その負荷状況
情報701を計算機301に送信する。
【0072】ここで、負荷状況送信手段105から計算
機301に送信される負荷状況情報701中の各項目に
は、次の〜に示すような値が格納されている(図6
参照)。
【0073】 計算機ID702には、計算機101
の計算機IDの「1」の値が格納されている。
【0074】 メッセージ処理手段ID703には、
計算機101のメッセージ処理手段102のメッセージ
処理手段IDの「10」の値が格納されている。
【0075】 メッセージ処理手段処理時間704に
は、負荷測定手段104がメッセージ処理手段102の
処理時間格納域602から取り出した「5秒」の値が格
納されている。
【0076】 格納メッセージ個数705には、負荷
測定手段104がメッセージ格納手段103のメッセー
ジ数格納域502から取り出した「3個」の値が格納さ
れている。
【0077】第3に、図7を参照して、計算機201か
ら計算機301に負荷状況情報701が通知される過程
の動作を説明する。なお、計算機201の計算機IDは
「2」であるものとし、メッセージ処理手段202のメ
ッセージ処理手段IDは「20」であるものとする。
【0078】ここで、メッセージ格納手段203のメッ
セージ格納域511には、6個のメッセージが格納され
ている。また、メッセージ数格納域512には、メッセ
ージ格納域511に格納されているメッセージの個数で
ある「6個」が格納されている。
【0079】この場合に、メッセージ処理手段202内
の時間計測手段611は、メッセージ処理ロジック61
3がメッセージ格納手段203のメッセージ格納域51
1から最後に取り出した1つのメッセージに対する処理
に要する時間を測定しており、メッセージ処理ロジック
613がそのメッセージに対する処理の実行を終了した
時点でメッセージ処理手段202の処理時間格納域61
2にその処理に必要であった時間の「3秒」を設定して
いる。
【0080】負荷測定手段204は、メッセージ処理手
段202の処理時間格納域612に格納されている処理
時間の「3秒」という値と、メッセージ格納手段203
のメッセージ数格納域512に格納されている「メッセ
ージ格納域511に格納されているメッセージの個数」
の「6個」という値とを負荷状況送信手段205に渡
す。
【0081】負荷状況送信手段205は、負荷測定手段
204から受け取ったメッセージ処理処手段202の処
理時間である「3秒」とメッセージ格納手段203に格
納されているメッセージの個数の「6個」とを図3に示
した負荷状況情報701の形式に編集し、その負荷状況
情報701を計算機301に送信する。
【0082】ここで、負荷状況送信手段205から計算
機301に送信される負荷状況情報701中の各項目に
は、次の〜に示すような値が格納されている(図7
参照)。
【0083】 計算機ID702には、計算機201
の計算機IDの「2」の値が格納されている。
【0084】 メッセージ処理手段ID703には、
計算機201のメッセージ処理手段202のメッセージ
処理手段IDの「20」の値が格納されている。
【0085】 メッセージ処理手段処理時間704に
は、負荷測定手段204がメッセージ処理手段202の
処理時間格納域612から取り出した「3秒」の値が格
納されている。
【0086】 格納メッセージ個数705には、負荷
測定手段204がメッセージ格納手段203のメッセー
ジ数格納域512から取り出した「6個」の値が格納さ
れている。
【0087】第4に、図8を参照して、端末装置403
からの処理要求のメッセージと計算機101および計算
機201からの負荷状況情報701とを以上のようにし
て受信した場合の計算機301における動作について説
明する。
【0088】計算機301の負荷状況受信手段304
は、計算機101からの負荷状況情報701を受け取
り、その内容の計算機ID702が計算機101を示す
「1」であることを確認し、メッセージ処理手段ID7
03が計算機101のメッセージ処理手段102を示す
「10」であることを確認し、その負荷状況情報701
をメッセージ分散手段302に渡す。
【0089】同様に、負荷状況受信手段304は、計算
機201からの負荷状況情報701を受け取り、その内
容の計算機ID702が計算機201を示す「2」であ
ることを確認し、メッセージ処理手段ID703が計算
機201のメッセージ処理手段202を示す「20」で
あることを確認し、その負荷状況情報701をメッセー
ジ分散手段302に渡す。
【0090】メッセージ分散手段302は、負荷状況受
信手段305から受け取った負荷状況情報701中のメ
ッセージ処理手段処理時間704の「5秒」の値と当該
負荷状況情報701中の格納メッセージ個数705の
「3個」の値とを掛け合わせた「5*3=15」の計算
値を計算機101の負荷の値として負荷計算領域801
に格納する。
【0091】同様に、メッセージ分散手段302は、負
荷状況受信手段306から受け取った負荷状況情報70
1中のメッセージ処理手段処理時間704の「3秒」の
値と当該負荷状況情報701中の格納メッセージ個数7
05の「6個」の値とを掛け合わせた「3*6=18」
の計算値を計算機201の負荷の値として負荷計算領域
802に格納する。
【0092】さらに、メッセージ分散手段302の負荷
比較手段803は、負荷計算領域801内の計算機10
1の負荷の計算値が「15」であり、負荷計算領域80
2内の計算機201の負荷の計算値が「18」であるこ
とに基づき、計算機101の負荷が計算機201の負荷
よりも低いことを認識する。
【0093】これによって、メッセージ分散手段302
は、端末装置403からのメッセージを計算機101の
メッセージ格納手段103に送信し格納することを決定
する。
【0094】メッセージ送信手段303は、その決定に
基づき、そのメッセージを計算機101のメッセージ格
納手段103に送信する。
【0095】以上のように、本実施例のメッセージ動的
負荷分散方式は、メッセージ処理手段102またはメッ
セージ処理手段202の処理時間とメッセージ格納手段
103またはメッセージ格納手段203に格納されてい
るメッセージの個数とを乗じた値をメッセージ処理手段
102またはメッセージ処理手段202の処理を待って
いるメッセージを全て処理する時間の近似値として算出
している。そして、計算機101または計算機201の
負荷の状況をこの近似値で判断することにより、メッセ
ージ処理手段102またはメッセージ処理手段202に
おいて処理待ちの状態の全てのメッセージを処理する時
間をできるだけ均等にでき、計算機101および計算機
201の各々にできるだけ均等にメッセージを送信する
ことが可能になる。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のメッセー
ジ動的負荷分散方式によると、端末装置からの処理要求
のメッセージを処理実行計算機に送信する時点で、各処
理実行計算機からの負荷状況情報に基づいて適切に選択
した処理実行計算機にそのメッセージを送信するため、
「負荷の低い計算機でメッセージに対する処理が行える
にもかかわらず、その計算機にそのメッセージが送信さ
れず、負荷が高い計算機にそのメッセージが送信され、
処理に必要な時間が大きくなる」といったことが少なく
なり、メッセージの処理における処理時間を短縮するこ
とができ、分散トランザクションシステム全体としての
処理効率の向上を実現できるという効果が生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のメッセージ動的負荷分散方式の実施の
形態を示すブロック図である。
【図2】図1中のメッセージ分散手段の処理を示す流れ
図である。
【図3】図1に示すメッセージ動的負荷分散方式によっ
て取り扱われる負荷状況情報の内容を示す図である。
【図4】図1中のメッセージ処理手段およびメッセージ
格納手段の詳細な構成および処理の態様を示すブロック
図である。
【図5】本発明の一実施例の動作を説明するためのブロ
ック図である。
【図6】本発明の一実施例の動作を説明するためのブロ
ック図(処理実行計算機からの負荷状況情報の送信の態
様を示す図)である。
【図7】本発明の一実施例の動作を説明するためのブロ
ック図(処理実行計算機からの負荷状況情報の送信の態
様を示す図)である。
【図8】本発明の一実施例の動作を説明するためのブロ
ック図(分散制御計算機のメッセージ分散手段の処理の
態様を示す図)である。
【符号の説明】
101,201,301 計算機 102,202 メッセージ処理手段 103,203 メッセージ格納手段 104,204 負荷測定手段 105,205 負荷状況送信手段 302 メッセージ分散手段 303 メッセージ送信手段 304 負荷状況受信手段 401,402,403 端末装置 501,511 メッセージ格納域 502,512 メッセージ数格納域 601,611 時間計測手段 602,612 処理時間格納域 603,613 メッセージ処理ロジック 701 負荷状況情報 702 計算機ID 703 メッセージ処理手段ID 704 メッセージ処理手段処理時間 705 格納メッセージ個数 801,802 負荷計算領域 803 負荷比較手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末装置から処理要求のメッセー
    ジが送信され、分散して接続された複数の計算機の中か
    ら選択された計算機によって当該メッセージに対する処
    理を行う分散トランザクションシステムにおいて、 自己が存在する処理実行計算機において処理待ちのメッ
    セージと当該処理待ちのメッセージの個数とを格納する
    処理実行計算機内のメッセージ格納手段と、 前記メッセージ格納手段に格納されているメッセージに
    対する処理を実行し、最後に実行したメッセージに対す
    る処理のために要した処理時間を格納する処理実行計算
    機内のメッセージ処理手段と、 前記メッセージ格納手段に格納されているメッセージの
    個数と前記メッセージ処理手段に格納されている処理時
    間とに基づいて自己が存在する処理実行計算機の負荷を
    測定する処理実行計算機内の負荷測定手段と、 前記負荷測定手段による測定結果に基づく負荷状況情報
    を分散制御計算機に送信する処理実行計算機内の負荷状
    況送信手段と、 前記負荷状況送信手段から送信された負荷状況情報を受
    信する分散制御計算機内の負荷状況受信手段と、 前記負荷状況受信手段によって受信された各処理実行計
    算機からの負荷状況情報に基づいて端末装置からのメッ
    セージの送信先の処理実行計算機を決定する分散制御計
    算機内のメッセージ分散手段と、 前記メッセージ分散手段により決定された送信先の処理
    実行計算機に端末装置からのメッセージを送信する分散
    制御計算機内のメッセージ送信手段とを有することを特
    徴とするメッセージ動的負荷分散方式。
  2. 【請求項2】 各処理実行計算機からの負荷状況情報を
    比較して負荷が最低の処理実行計算機をメッセージの送
    信先に決定するメッセージ分散手段を有することを特徴
    とする請求項1記載のメッセージ動的負荷分散方式。
  3. 【請求項3】 計算機ID,メッセージ処理手段ID,
    メッセージ処理手段処理時間,および格納メッセージ個
    数からなる負荷状況情報を送信する負荷状況送信手段
    と、 各処理実行計算機からの負荷状況情報中のメッセージ処
    理手段処理時間および格納メッセージ個数の積の大小を
    比較して各処理実行計算機の負荷の大小を判定するメッ
    セージ分散手段とを有することを特徴とする請求項2記
    載のメッセージ動的負荷分散方式。
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