JPH10271721A - アウタロータ型回転電動機 - Google Patents

アウタロータ型回転電動機

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JPH10271721A
JPH10271721A JP6949697A JP6949697A JPH10271721A JP H10271721 A JPH10271721 A JP H10271721A JP 6949697 A JP6949697 A JP 6949697A JP 6949697 A JP6949697 A JP 6949697A JP H10271721 A JPH10271721 A JP H10271721A
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stator core
stator
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Yuji Nakahara
裕治 中原
Kenichi Azuma
健一 東
Masaru Matsumoto
勝 松本
Koji Kawamura
浩司 川村
Hirotaka Kawasaki
啓宇 川崎
Kouki Kieda
鋼希 木枝
Shiro Yoshimura
四郎 吉村
Manabu Deguchi
学 出口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小形化が可能なアウタロータ型回転電動機を
提供する。 【解決手段】 ステータコア12およびこのステータコ
ア12と同軸上に且つ軸方向にずれて配置される軸14
で構成されるステータ20と、軸14に嵌着された軸受
15に支承されステータコア12の外周部と対向する位
置に配置されたロータ30とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ロータがステー
タの外周側に配置されるアウタロータ型回転電動機に係
り、特に樹脂部材でモールドされるステータの構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は例えば特開平3−139143号
公報に示された従来のアウタロータ型回転電動機の構成
を示す断面図である。従来のアウタロータ型回転電動機
は、図から明らかなようにロータ1と軸2とが圧入や接
着やアルミダイキャスト等で固定され、軸2はステータ
3の内径側に配置された軸受4で支承されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のアウタロータ型
回転電動機は以上のように構成され、軸2がステータ3
の内径側を貫通しているので、ステータコアのヨーク部
の寸法を十分にとれなかったり、ステータ3に巻回され
るステータコイルの形状に制約を生じコイル線の周長を
余分にとらなければならないという問題点があり、又、
ロータ1と軸2との取り付け工程において、エアギャッ
プを均一とし騒音、振動のない電動機を得るためには、
ロータ1の内径と軸2の外径との軸心が揃うように、ロ
ータ1の内径を高精度に形成して軸2と精度良く固定し
たり、ロータ1と軸2とを固定後にロータ1のステータ
3の外周面と対向する面を後加工して精度を得る必要が
あるため、加工作業に手間がかかるという問題点があっ
た。
【0004】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、ステータコアのヨーク部を十分
にとることができるとともにステータコイルの周長の適
正化を図り、又、容易に加工精度の向上を図ることが可
能なアウタロータ型回転電動機を提供することを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るアウタロータ型回転電動機は、ステータコアおよびス
テータコアと同軸上に且つ軸方向にずれて配置される軸
で構成されるステータと、軸に嵌着された軸受に支承さ
れステータコアの外周部と対向する位置に配置されたロ
ータとを備えたものである。
【0006】又、この発明の請求項2に係るアウタロー
タ型回転電動機は、請求項1において、ステータを巻線
が巻回されたステータコアと軸の一端側とを樹脂部材で
モールドして一体に形成したものである。
【0007】又、この発明の請求項3に係るアウタロー
タ型回転電動機は、請求項2において、軸の樹脂部材で
モールドされる部位に突起または窪みを形成したもので
ある。
【0008】又、この発明の請求項4に係るアウタロー
タ型回転電動機は、請求項1において、ステータを巻線
が巻回されたステータコアおよびステータコアをモール
ドする樹脂部材の一部を突出して形成された軸で構成し
たものである。
【0009】又、この発明の請求項5に係るアウタロー
タ型回転電動機は、請求項4において、軸の中心に一端
がステータコアの中心に固着された棒状の金属部材を埋
設したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1における
アウタロータ型回転電動機の構成を示す断面図、図2は
図1におけるステータコアの構成を示し、(A)は平面
図、(B)は正面図、図3は図2におけるステータコア
にコイルを巻回した状態を示し、(A)は平面図、
(B)は正面断面図、(C)は側面断面図、図4は図1
におけるアウタロータ型回転電動機のステータの製造工
程を示す断面図である。
【0011】図において、11は例えばポリブチレンテ
レフタレートのような熱可塑性樹脂や、不飽和ポリエス
テル樹脂やエポキシ樹脂のような熱硬化性樹脂で形成さ
れるステータハウジングで、例えば基台(図示せず)等
に取り付けられるフランジ部11a、およびこのフラン
ジ部11aの中央部から一方に突出して形成される本体
部11bで構成されている。12は複数枚の薄磁性部材
を積重して形成され、ステータハウジング11の本体部
11b内にモールドされたステータコアで、図2に示す
ようにヨーク部12aおよびこのヨーク部12aの周囲
に放射状に突出して形成される8本の磁極テイース12
bで構成されている。
【0012】13は図3に示すようにステータコア12
に巻回されるコイルで、主コイルと補コイルとが直交す
る形になっており、2ポールの誘導機の巻方式となって
いる。14はステータハウジング11の本体部11bの
先端中央部に一端が埋め込まれ、ステータコア12と同
軸上に配設される軸で、これら11ないし14でステー
タ20が構成される。15は軸14の他端側に嵌入され
る軸受、16はこの軸受15に支承され、ステータハウ
ジング11の本体部11bの先端中央部から側部を包囲
するように形成されるロータハウジングで、ステータハ
ウジング11と同様に熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂で形
成されている。17はロータハウジング16内のステー
タコア12の外周部と対向する位置にモールドされたロ
ータコアで、これら16および17でロータ30が構成
される。そして、ロータハウジング16の周囲には所定
の数の羽根18が形成されファンを構成している。
【0013】次に、上記のように構成された実施の形態
1におけるアウタロータ型回転電動機のステータ20の
製造方法を図4に基づいて説明する。まず、下金型19
の凹部19aの底面に形成された穴19bに軸14の他
端側を嵌入する。次いで、コイル13が巻回されたステ
ータコア12を凹部19aに嵌入し所定の位置で固定す
る。そして、この状態で凹部21aを有する上金型21
で下金型19の上面を覆い、両金型19、21を締め付
け固定した後、両凹部19a、21aで形成される空隙
内に樹脂を注入してモールドすることによりステータ2
0が完成する。
【0014】このように上記実施の形態1によれば、ス
テータコア12と同軸上に且つ軸方向にずらして軸14
を配置しているので、ステータコア12の中心部に軸が
貫通するスペースを必要としなくなるため、ヨーク部1
2aを十分にとることができるようになるとともに、図
3から明らかなようにコイル13の形状は、スペース的
に制約を受けることなく、主、補コイル共に最短の経路
で形成、すなわち、必要とされる巻線に対して、コイル
の形状を小さく、コイルエンドの高さを低く、コイルの
周長を短くすることができるので、銅線の使用量の削減
および回転電動機の小形化が可能になる。
【0015】又、ステータコア12と軸14の一端とを
下金型19の凹部19aおよび穴19bに嵌入し、それ
ぞれ別々に位置決めした後、樹脂モールドにより一体化
するようにしているので、下金型9の凹部9aおよび穴
9bの精度を良くしておけば、ロータ30と対向するス
テータコア12の外周と、軸受15を介してロータハウ
ジング16と嵌合される軸14の外周との同軸度が高精
度に得られ、容易に加工精度の向上を図ることが可能に
なる。
【0016】実施の形態2.図5はこの発明の実施の形
態2におけるアウタロータ型回転電動機のステータの構
成を示す断面図、図6はこの発明の実施の形態2におけ
るアウタロータ型回転電動機のステータの図5とは異な
る変形例の構成を示す断面図である。
【0017】この発明の実施の形態2によれば、図5に
示すようにステータハウジング11の本体部11bに埋
め込まれる軸22の一端側に、突起22aおよび窪み2
2bを形成しているので、軸22と本体部11bの樹脂
との固定強度を増やすことができ、又、図6に示すよう
にステータコア12の中心部に貫通穴12cを形成し
て、軸22を貫通穴12cの内部にまで延長させること
により、耐振動性の向上を図ることができる。なお、こ
の場合、貫通穴12cを形成した分だけヨーク部12a
が削減されることになるが、貫通穴12cの径は軸22
を貫通させるスペースを確保するのみの大きさで事足り
るため、径の大きな軸受等も貫通する従来の構造と比較
すると、性能の点で受ける影響は少ない。
【0018】実施の形態3.図7はこの発明の実施の形
態3におけるアウタロータ型回転電動機のステータの構
成を示す断面図、図8はこの発明の実施の形態3におけ
るアウタロータ型回転電動機のステータの図7とは異な
る変形例の構成を示す断面図である。
【0019】この発明の実施の形態3によれば、図7に
示すようにステータハウジング11の本体部11bの先
端を、ステータコア12と同軸上に突出させて軸23を
形成しているので、軸23の加工をステータハウジング
11の加工と同時に行うことができ加工の手間を省くこ
とができる。又、図8に示すように軸23の中心部に、
ステータ12の中心部まで延在する例えば安価な鉄材等
の棒状の金属部材24を埋め込むようにすれば、コスト
をあまり上げることなく軸の強度を向上させることがで
きるとともに、ステータコア12の外周と軸23の外周
との同軸度を容易に得ることができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば、ステータコアおよびステータコアと同軸上に且つ
軸方向にずれて配置される軸で構成されるステータと、
軸に嵌着された軸受に支承されステータコアの外周部と
対向する位置に配置されたロータとを備えたので、ステ
ータコアのヨーク部を十分にとることができるとともに
ステータコイルの周長の適正化を図り、小形化が可能な
アウタロータ型回転電動機を提供することができる。
【0021】又、この発明の請求項2によれば、請求項
1において、ステータを巻線が巻回されたステータコア
と軸の一端側とを樹脂部材でモールドして一体に形成し
たので、小形化は勿論のこと容易に加工精度の向上を図
ることが可能なアウタロータ型回転電動機を提供するこ
とができる。
【0022】又、この発明の請求項3によれば、請求項
2において、軸の樹脂部材でモールドされる部位に突起
または窪みを形成したので、小形化は勿論のこと耐振動
性の向上を図ることが可能なアウタロータ型回転電動機
を提供することができる。
【0023】又、この発明の請求項4によれば、請求項
1において、ステータを巻線が巻回されたステータコア
およびステータコアをモールドする樹脂部材の一部を突
出して形成された軸で構成したので、小形化は勿論のこ
と省力化が可能なアウタロータ型回転電動機を提供する
ことができる。
【0024】又、この発明の請求項5によれば、請求項
4において、軸の中心に一端がステータコアの中心に固
着された棒状の金属部材を埋設したので、省力化は勿論
のこと軸の強度の向上が可能なアウタロータ型回転電動
機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1におけるアウタロー
タ型回転電動機の構成を示す断面図である。
【図2】 図1におけるステータコアの構成を示し、
(A)は平面図、(B)は正面図である。
【図3】 図2におけるステータコアにコイルを巻回し
た状態を示し、(A)は正面図、(B)は正面断面図、
(C)は側面断面図である。
【図4】 図1におけるアウタロータ型回転電動機のス
テータの製造工程を示す断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態2におけるアウタロー
タ型回転電動機のステータの構成を示す断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態2におけるアウタロー
タ型回転電動機のステータの図5とは異なる変形例の構
成を示す断面図である。
【図7】 この発明の実施の形態3におけるアウタロー
タ型回転電動機の構成を示す断面図である。
【図8】 この発明の実施の形態3におけるアウタロー
タ型回転電動機のステータの図7とは異なる変形例の構
成を示す断面図である。
【図9】 従来のアウタロータ型回転電動機の構成を示
す断面図である。
【符号の説明】
11 ステータハウジング、11a フランジ部、11
b 本体部、12 ステータコア、12a ヨーク部、
12b 磁極テイース、12c 貫通穴、13 コイ
ル、14,22,23 軸、15 軸受、22a 突
起、22b 窪み、16 ロータハウジング、17 ロ
ータコア、19 下金型、19a,21a 凹部、19
b 穴、20 ステータ、21 上金型、24 棒状の
金属部材、30 ロータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川村 浩司 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 川崎 啓宇 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 木枝 鋼希 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 吉村 四郎 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 出口 学 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータコアおよび上記ステータコアと
    同軸上に且つ軸方向にずれて配置される軸で構成される
    ステータと、上記軸に嵌着された軸受に支承され上記ス
    テータコアの外周部と対向する位置に配置されたロータ
    とを備えたことを特徴とするアウタロータ型回転電動
    機。
  2. 【請求項2】 ステータは、巻線が巻回されたステータ
    コアと軸の一端側とを樹脂部材でモールドして一体に形
    成されていることを特徴とする請求項1記載のアウタロ
    ータ型回転電動機。
  3. 【請求項3】 軸の樹脂部材でモールドされる部位には
    突起または窪みが形成されていることを特徴とする請求
    項2記載のアウタロータ型回転電動機。
  4. 【請求項4】 ステータは、巻線が巻回されたステータ
    コアおよび上記ステータコアをモールドする樹脂部材の
    一部を突出して形成された軸で構成されていることを特
    徴とする請求項1記載のアウタロータ型回転電動機。
  5. 【請求項5】 軸の中心には一端がステータコアの中心
    に固着された棒状の金属部材が埋設されていることを特
    徴とする請求項4記載のアウタロータ型回転電動機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013158204A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Minebea Co Ltd アウターロータ型ブラシレスモータ
JP2020099187A (ja) * 2018-12-17 2020-06-25 ヴァレオ ジーメンス エーアオトモーティヴェ ゲルマニー ゲーエムベーハーValeo Siemens eAutomotive Germany GmbH 電気機器の鋳造ステータの製造方法

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