JPH10271880A - ブラシレスモータ駆動回路 - Google Patents
ブラシレスモータ駆動回路Info
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- JPH10271880A JPH10271880A JP10007456A JP745698A JPH10271880A JP H10271880 A JPH10271880 A JP H10271880A JP 10007456 A JP10007456 A JP 10007456A JP 745698 A JP745698 A JP 745698A JP H10271880 A JPH10271880 A JP H10271880A
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 チョッパ制御の影響を受けることなく、セン
サレスでブラシレスモータを可変速運転することができ
るブラシレスモータ駆動回路を提供すること。 【解決手段】 ブラシレスモータ51の回転による電機
子電流の変化は、電流検出回路4によって検出され、高
調波除去回路13へ出力される。この回路13では、か
かる電圧がチョッパ制御に同期して記憶され、略5.7
倍に増幅されて、第1低減回路5及び平均化回路6へ出
力される。この電圧は、第1低減回路5で略0.5倍に
低減され転流指令回路9へ出力される一方、平均化回路
6では平均化され、第2低減回路8によって略0.7倍
に低減された後に転流指令回路9へ出力される。第1低
減回路5の電圧が第2低減回路8の電圧より大となる
と、転流指令回路9によって電機子電流の第2の電流増
加領域の到来と判断され転流指令が出力され、計数回路
11及び分配回路12によりブラシレスモータ51の転
流動作が行われる。
サレスでブラシレスモータを可変速運転することができ
るブラシレスモータ駆動回路を提供すること。 【解決手段】 ブラシレスモータ51の回転による電機
子電流の変化は、電流検出回路4によって検出され、高
調波除去回路13へ出力される。この回路13では、か
かる電圧がチョッパ制御に同期して記憶され、略5.7
倍に増幅されて、第1低減回路5及び平均化回路6へ出
力される。この電圧は、第1低減回路5で略0.5倍に
低減され転流指令回路9へ出力される一方、平均化回路
6では平均化され、第2低減回路8によって略0.7倍
に低減された後に転流指令回路9へ出力される。第1低
減回路5の電圧が第2低減回路8の電圧より大となる
と、転流指令回路9によって電機子電流の第2の電流増
加領域の到来と判断され転流指令が出力され、計数回路
11及び分配回路12によりブラシレスモータ51の転
流動作が行われる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、永久磁石界磁形
のブラシレスモータ駆動回路に関し、特に、界磁の磁極
位置センサを用いることなく、センサレスで可変速運転
することが可能なブラシレスモータ駆動回路に関するも
のである。
のブラシレスモータ駆動回路に関し、特に、界磁の磁極
位置センサを用いることなく、センサレスで可変速運転
することが可能なブラシレスモータ駆動回路に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】 従来、この種のブラシレスDCモータ
のセンサレス駆動回路は、回転駆動中のモータの電機子
巻線に生じる速度起電力と界磁の位置の相関に着目し
て、該速度起電力によりモータの転流タイミングを決定
していた。また、モータの始動時においては、同期モー
タあるいはステッピングモータとして、予め設定された
周波数と電圧とで強制転流し、界磁位置検出に充分な速
度起電力が発生する回転域まで負荷とのバランスを保ち
ながら徐々に加速するようにしていた。
のセンサレス駆動回路は、回転駆動中のモータの電機子
巻線に生じる速度起電力と界磁の位置の相関に着目し
て、該速度起電力によりモータの転流タイミングを決定
していた。また、モータの始動時においては、同期モー
タあるいはステッピングモータとして、予め設定された
周波数と電圧とで強制転流し、界磁位置検出に充分な速
度起電力が発生する回転域まで負荷とのバランスを保ち
ながら徐々に加速するようにしていた。
【0003】しかしながら、かかるモータ駆動回路にお
いては、モータ始動後の加速時間が必然的に長くなり、
しかも、低回転高トルクでの始動や運転が困難であっ
た。即ち、速度トルク特性の不安定さ故に急速な加速制
御が困難であるので、強制転流モード(いわゆる他制運
転)と、推定した位置情報のフィードバックによる同期
インバータ運転モード(いわゆる自制運転)との2モー
ドを有し、モータを含む動力系イナーシャや負荷トルク
とのバランスを維持しながら緩やかに加速せざるを得な
かったのである。また、転流タイミングは速度起電力に
よって決定されるが、この速度起電力はモータの電機子
巻線電圧を利用して検出せざるを得ず、高負荷トルク時
には、通電切替に伴う電機子電流の還流作用による転流
スパイク電圧が増大し、検出できる速度起電力情報に大
きな誤差が生じてしまう。その結果、界磁磁極位置の推
定結果に大きなエラーが生じて、適切な転流タイミング
を決定することができなかった。
いては、モータ始動後の加速時間が必然的に長くなり、
しかも、低回転高トルクでの始動や運転が困難であっ
た。即ち、速度トルク特性の不安定さ故に急速な加速制
御が困難であるので、強制転流モード(いわゆる他制運
転)と、推定した位置情報のフィードバックによる同期
インバータ運転モード(いわゆる自制運転)との2モー
ドを有し、モータを含む動力系イナーシャや負荷トルク
とのバランスを維持しながら緩やかに加速せざるを得な
かったのである。また、転流タイミングは速度起電力に
よって決定されるが、この速度起電力はモータの電機子
巻線電圧を利用して検出せざるを得ず、高負荷トルク時
には、通電切替に伴う電機子電流の還流作用による転流
スパイク電圧が増大し、検出できる速度起電力情報に大
きな誤差が生じてしまう。その結果、界磁磁極位置の推
定結果に大きなエラーが生じて、適切な転流タイミング
を決定することができなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 そこで、本願出願人
は、特願平7−207665号に記載するブラシレスモ
ータのセンサレス駆動回路を発明した。かかるモータ駆
動回路は、図1(a)に示すようなモータ各相の電機子
電流波形を構成する4つの波形ブロックの各ブロックに
共通する波形的特徴に着目して、各相の通電領域の各ブ
ロックにあらわれる2つの顕著な電流増加領域41,4
2のうち(図1(b))、第2の電流増加領域42を検
出して、これを転流時期の到来(転流タイミング)と決
定し、転流制御を行うものである。この第2の電流増加
領域42の検出は、モータの電機子電流が、その電機子
電流の平均値の所定倍(例えば1.2倍)となったこと
を目安として検出するようにしている。
は、特願平7−207665号に記載するブラシレスモ
ータのセンサレス駆動回路を発明した。かかるモータ駆
動回路は、図1(a)に示すようなモータ各相の電機子
電流波形を構成する4つの波形ブロックの各ブロックに
共通する波形的特徴に着目して、各相の通電領域の各ブ
ロックにあらわれる2つの顕著な電流増加領域41,4
2のうち(図1(b))、第2の電流増加領域42を検
出して、これを転流時期の到来(転流タイミング)と決
定し、転流制御を行うものである。この第2の電流増加
領域42の検出は、モータの電機子電流が、その電機子
電流の平均値の所定倍(例えば1.2倍)となったこと
を目安として検出するようにしている。
【0005】ところで、ブラシレスモータの可変速運転
は、PWM(パルス幅変調)チョッパ制御によりインバ
ータ回路のオンオフデューティ比を変更することによっ
て行われる。このチョッパ制御によりブラシレスモータ
にはチョッパ状の電圧が印加されるが、かかるチョッパ
状の電圧は電機子巻線のLR直列インピーダンスによっ
て積分されるので、電機子電流はほぼ連続的に流され
る。しかし、キャリア成分の完全な除去までは行われな
いので、電機子電流は高調波成分を多く含む電流波形と
なってしまう。よって、この電流波形に基づいて転流タ
イミングを決定すると、高調波成分の影響により転流時
期を誤ってしまうという問題点があった。
は、PWM(パルス幅変調)チョッパ制御によりインバ
ータ回路のオンオフデューティ比を変更することによっ
て行われる。このチョッパ制御によりブラシレスモータ
にはチョッパ状の電圧が印加されるが、かかるチョッパ
状の電圧は電機子巻線のLR直列インピーダンスによっ
て積分されるので、電機子電流はほぼ連続的に流され
る。しかし、キャリア成分の完全な除去までは行われな
いので、電機子電流は高調波成分を多く含む電流波形と
なってしまう。よって、この電流波形に基づいて転流タ
イミングを決定すると、高調波成分の影響により転流時
期を誤ってしまうという問題点があった。
【0006】そこで、本願出願人は、上記の特願平7−
207665号の図2に図示されるように、コンデンサ
とリアクタンスで形成されたローパスフィルタ回路5f
により電機子電流の高調波成分を除去し、その高調波成
分の除去された電機子電流と、電機子電流の平均値とに
基づいて、転流タイミングを決定するブラシレスモータ
駆動回路を発明した。
207665号の図2に図示されるように、コンデンサ
とリアクタンスで形成されたローパスフィルタ回路5f
により電機子電流の高調波成分を除去し、その高調波成
分の除去された電機子電流と、電機子電流の平均値とに
基づいて、転流タイミングを決定するブラシレスモータ
駆動回路を発明した。
【0007】しかしながら、かかるローパスフィルタを
使用した駆動回路では、高調波成分の除去とともに、電
機子電流の値がローパスフィルタにより平均化されてし
まうので、チョッパ制御のデューティ比が小さい場合に
は、検出される電機子電流の値も小さな値となってしま
う。よって、かかる場合には、電機子電流のわずかな変
化により第2の電流増加領域42を検出しなければなら
ず、検出誤差が大きくなってしまうという問題点があっ
た。即ち、チョッパ制御のデューティ比が小さい場合に
は、わずかなノイズによっても、転流時期を誤ってしま
うという問題点があった。
使用した駆動回路では、高調波成分の除去とともに、電
機子電流の値がローパスフィルタにより平均化されてし
まうので、チョッパ制御のデューティ比が小さい場合に
は、検出される電機子電流の値も小さな値となってしま
う。よって、かかる場合には、電機子電流のわずかな変
化により第2の電流増加領域42を検出しなければなら
ず、検出誤差が大きくなってしまうという問題点があっ
た。即ち、チョッパ制御のデューティ比が小さい場合に
は、わずかなノイズによっても、転流時期を誤ってしま
うという問題点があった。
【0008】本発明は上述した問題点を解決するために
なされたものであり、チョッパ制御の影響を受けること
なく、センサレスでブラシレスモータを可変速運転する
ことができるブラシレスモータ駆動回路を提供すること
を目的としている。
なされたものであり、チョッパ制御の影響を受けること
なく、センサレスでブラシレスモータを可変速運転する
ことができるブラシレスモータ駆動回路を提供すること
を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】 この目的を達成するた
めに請求項1記載のブラシレスモータ駆動回路は、ブラ
シレスモータの複数相の電機子巻線に直流電圧を順次通
電するための複数のスイッチング素子を有するインバー
タ回路と、そのインバータ回路の複数のスイッチング素
子をオンオフさせて転流を行う通電制御回路と、その通
電制御回路によりオンされている前記インバータ回路の
スイッチング素子をチョッパ制御によってオンオフさせ
るチョッパ制御回路とを備え、前記チョッパ制御回路に
よるオンオフのデューティ比を変化させることにより前
記ブラシレスモータをセンサレスで可変速運転すること
が可能なものであり、更に、前記ブラシレスモータの電
機子巻線に流れる電流を電圧に変換して検出する電流検
出回路と、その電流検出回路の検出電圧を前記チョッパ
制御回路による前記インバータ回路のスイッチング素子
のオン動作に同期して記憶する高調波除去回路と、その
高調波除去回路の出力電圧を平均化する平均化回路と、
前記高調波除去回路の出力電圧が前記平均化回路の平均
化電圧の所定倍となった場合に、前記通電制御回路へ転
流指令を出力する転流指令回路とを備えている。
めに請求項1記載のブラシレスモータ駆動回路は、ブラ
シレスモータの複数相の電機子巻線に直流電圧を順次通
電するための複数のスイッチング素子を有するインバー
タ回路と、そのインバータ回路の複数のスイッチング素
子をオンオフさせて転流を行う通電制御回路と、その通
電制御回路によりオンされている前記インバータ回路の
スイッチング素子をチョッパ制御によってオンオフさせ
るチョッパ制御回路とを備え、前記チョッパ制御回路に
よるオンオフのデューティ比を変化させることにより前
記ブラシレスモータをセンサレスで可変速運転すること
が可能なものであり、更に、前記ブラシレスモータの電
機子巻線に流れる電流を電圧に変換して検出する電流検
出回路と、その電流検出回路の検出電圧を前記チョッパ
制御回路による前記インバータ回路のスイッチング素子
のオン動作に同期して記憶する高調波除去回路と、その
高調波除去回路の出力電圧を平均化する平均化回路と、
前記高調波除去回路の出力電圧が前記平均化回路の平均
化電圧の所定倍となった場合に、前記通電制御回路へ転
流指令を出力する転流指令回路とを備えている。
【0010】ブラシレスモータが回転すると、モータの
界磁と通電中の電機子巻線との位置関係が変化する。こ
の変化にともなって、該電機子巻線に流れる電流値も変
化する。請求項1記載のブラシレスモータ駆動回路は、
かかる電機子電流の変化に着目して転流タイミングを決
定することにより、ブラシレスモータのセンサレス駆動
を可能にしている。具体的には、図1に示すように、ブ
ラシレスモータの駆動中に電機子巻線に通電を行うと、
その電機子巻線に流れる電流値は、2度にわたって顕著
な増加を見せる(41,42)。よって、この2度目の
顕著な電流増加領域42を検出して転流タイミングを決
定するのである。
界磁と通電中の電機子巻線との位置関係が変化する。こ
の変化にともなって、該電機子巻線に流れる電流値も変
化する。請求項1記載のブラシレスモータ駆動回路は、
かかる電機子電流の変化に着目して転流タイミングを決
定することにより、ブラシレスモータのセンサレス駆動
を可能にしている。具体的には、図1に示すように、ブ
ラシレスモータの駆動中に電機子巻線に通電を行うと、
その電機子巻線に流れる電流値は、2度にわたって顕著
な増加を見せる(41,42)。よって、この2度目の
顕著な電流増加領域42を検出して転流タイミングを決
定するのである。
【0011】即ち、この請求項1記載のブラシレスモー
タ駆動回路によれば、通電制御回路によりオンされてい
るインバータ回路のスイッチング素子は、チョッパ制御
回路によってチョッパ制御され、そのチョッパ制御によ
るオンの間、ブラシレスモータの電機子巻線に電流が流
される。この電機子電流は、電流検出回路により電圧変
換されて検出され、高調波除去回路へ出力される。高調
波除去回路では、チョッパ制御回路によるインバータ回
路のスイッチング素子のオン動作に同期して電流検出回
路の出力電圧が記憶され、その記憶電圧(或いは記憶電
圧の所定倍の電圧)が高調波除去回路から平均化回路及
び転流指令回路へ出力される。平均化回路では、かかる
高調波除去回路の出力電圧が平均化され、その平均化さ
れた電圧(或いは平均化された電圧の所定倍の電圧)が
転流指令回路へ出力される。転流指令回路では、高調波
除去回路の出力電圧と平均化回路の平均化電圧とが比較
される。比較の結果、高調波除去回路の出力電圧が平均
化回路の平均化電圧の所定倍となった場合には、ブラシ
レスモータの電機子巻線電流の2度目の顕著な電流増加
領域42の到来と判断して、転流指令回路から通電制御
回路へ転流指令が出力される。この転流指令に基づい
て、通電制御回路によりインバータ回路のスイッチング
素子がオン又はオフされ、ブラシレスモータへの転流が
行われる。以上の動作が繰り返されることにより、ブラ
シレスモータがいわゆるセンサレスで駆動される。
タ駆動回路によれば、通電制御回路によりオンされてい
るインバータ回路のスイッチング素子は、チョッパ制御
回路によってチョッパ制御され、そのチョッパ制御によ
るオンの間、ブラシレスモータの電機子巻線に電流が流
される。この電機子電流は、電流検出回路により電圧変
換されて検出され、高調波除去回路へ出力される。高調
波除去回路では、チョッパ制御回路によるインバータ回
路のスイッチング素子のオン動作に同期して電流検出回
路の出力電圧が記憶され、その記憶電圧(或いは記憶電
圧の所定倍の電圧)が高調波除去回路から平均化回路及
び転流指令回路へ出力される。平均化回路では、かかる
高調波除去回路の出力電圧が平均化され、その平均化さ
れた電圧(或いは平均化された電圧の所定倍の電圧)が
転流指令回路へ出力される。転流指令回路では、高調波
除去回路の出力電圧と平均化回路の平均化電圧とが比較
される。比較の結果、高調波除去回路の出力電圧が平均
化回路の平均化電圧の所定倍となった場合には、ブラシ
レスモータの電機子巻線電流の2度目の顕著な電流増加
領域42の到来と判断して、転流指令回路から通電制御
回路へ転流指令が出力される。この転流指令に基づい
て、通電制御回路によりインバータ回路のスイッチング
素子がオン又はオフされ、ブラシレスモータへの転流が
行われる。以上の動作が繰り返されることにより、ブラ
シレスモータがいわゆるセンサレスで駆動される。
【0012】請求項2記載のブラシレスモータ駆動回路
は、請求項1記載のブラシレスモータ駆動回路におい
て、前記チョッパ制御回路による前記インバータ回路の
スイッチング素子のオンのデューティ比が所定値未満か
ら所定値以上になる毎に、前記ブラシレスモータが始動
トルクを発生させるために充分な値から時間の経過とと
もに逓減する転流目標電圧を前記平均化回路の平均化電
圧に代えて前記転流指令回路へ出力する始動補償回路を
備えている。
は、請求項1記載のブラシレスモータ駆動回路におい
て、前記チョッパ制御回路による前記インバータ回路の
スイッチング素子のオンのデューティ比が所定値未満か
ら所定値以上になる毎に、前記ブラシレスモータが始動
トルクを発生させるために充分な値から時間の経過とと
もに逓減する転流目標電圧を前記平均化回路の平均化電
圧に代えて前記転流指令回路へ出力する始動補償回路を
備えている。
【0013】請求項3記載のブラシレスモータ駆動回路
は、請求項2記載のブラシレスモータ駆動回路におい
て、前記始動補償回路および前記平均化回路は少なくと
も一部が一体に構成されている。
は、請求項2記載のブラシレスモータ駆動回路におい
て、前記始動補償回路および前記平均化回路は少なくと
も一部が一体に構成されている。
【0014】請求項4記載のブラシレスモータ駆動回路
は、請求項1から3のいずれかに記載のブラシレスモー
タ駆動回路において、前記転流指令回路から出力される
転流指令毎に、その転流指令回路へ出力される前記高調
波除去回路の出力電圧を擬制リセットするゼロリセット
回路を備えている。
は、請求項1から3のいずれかに記載のブラシレスモー
タ駆動回路において、前記転流指令回路から出力される
転流指令毎に、その転流指令回路へ出力される前記高調
波除去回路の出力電圧を擬制リセットするゼロリセット
回路を備えている。
【0015】この請求項4記載のブラシレスモータ駆動
回路によれば、請求項1から3のいずれかに記載のブラ
シレスモータ駆動回路と同様に作用する上、高調波除去
回路の出力電圧が平均化回路の平均化電圧の所定倍以上
となると、転流指令回路から転流指令が出力される。こ
の転流指令がゼロリセット回路に入力されると、ゼロリ
セット回路により高調波除去回路の出力電圧が擬制リセ
ットされる。よって、転流指令毎に、高調波除去回路の
出力電圧が平均化回路の平均化電圧の所定倍より確実に
小さくされ、転流指令が確実にリセットされる。
回路によれば、請求項1から3のいずれかに記載のブラ
シレスモータ駆動回路と同様に作用する上、高調波除去
回路の出力電圧が平均化回路の平均化電圧の所定倍以上
となると、転流指令回路から転流指令が出力される。こ
の転流指令がゼロリセット回路に入力されると、ゼロリ
セット回路により高調波除去回路の出力電圧が擬制リセ
ットされる。よって、転流指令毎に、高調波除去回路の
出力電圧が平均化回路の平均化電圧の所定倍より確実に
小さくされ、転流指令が確実にリセットされる。
【0016】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の好ましい実施例
について、添付図面を参照して説明する。なお、本実施
例におけるブラシレスモータ駆動回路の動作原理につい
ては、特願平7−207665号に記載されているの
で、その説明は省略する。
について、添付図面を参照して説明する。なお、本実施
例におけるブラシレスモータ駆動回路の動作原理につい
ては、特願平7−207665号に記載されているの
で、その説明は省略する。
【0017】図2は、本実施例のセンサレスDCブラシ
レスモータ駆動回路1の回路図である。このモータ駆動
回路1は、室内ファン用の小型PMブラシレスモータ等
の可変速運転可能なセンサレス駆動回路として使用され
る。駆動対象のブラシレスモータ51は、永久磁石の界
磁を回転子とし、3相の電機子巻線を固定子とした、表
面磁石形のブラシレスモータである。なお、界磁を固定
子に電機子巻線を回転子にしたスリップリング付きモー
タや、埋め込み磁石形のブラシレスモータに、このモー
タ駆動回路1を用いることも可能である。
レスモータ駆動回路1の回路図である。このモータ駆動
回路1は、室内ファン用の小型PMブラシレスモータ等
の可変速運転可能なセンサレス駆動回路として使用され
る。駆動対象のブラシレスモータ51は、永久磁石の界
磁を回転子とし、3相の電機子巻線を固定子とした、表
面磁石形のブラシレスモータである。なお、界磁を固定
子に電機子巻線を回転子にしたスリップリング付きモー
タや、埋め込み磁石形のブラシレスモータに、このモー
タ駆動回路1を用いることも可能である。
【0018】モータ駆動回路1の補助電源回路2は、3
0ボルトの直流電源50から安定した10ボルトの電圧
を生成し出力する回路である。補助電源回路2で生成さ
れた10ボルトの電圧は、始動補償回路7や転流指令回
路9、PWMチョッパ制御回路14などの各回路へ、駆
動電圧として供給される。
0ボルトの直流電源50から安定した10ボルトの電圧
を生成し出力する回路である。補助電源回路2で生成さ
れた10ボルトの電圧は、始動補償回路7や転流指令回
路9、PWMチョッパ制御回路14などの各回路へ、駆
動電圧として供給される。
【0019】インバータ回路3は、ブラシレスモータ5
1の3相(U相、V相、W相)の電機子巻線に、30ボ
ルトの直流電圧を順次通電切替するための回路である。
インバータ回路3の直流電源50のプラス側入力端Pに
は、上アームトランジスタとしての3つのP−MOS電
界効果トランジスタQu,Qv,Qwのソース端子が接
続され、直流電源50のグランド側入力端Nには、下ア
ームトランジスタとしての3つのN−MOS電界効果ト
ランジスタQx,Qy,Qzのソース端子が接続され
て、これらにより3相の電機子巻線に対応した3つのア
ームが形成されている。
1の3相(U相、V相、W相)の電機子巻線に、30ボ
ルトの直流電圧を順次通電切替するための回路である。
インバータ回路3の直流電源50のプラス側入力端Pに
は、上アームトランジスタとしての3つのP−MOS電
界効果トランジスタQu,Qv,Qwのソース端子が接
続され、直流電源50のグランド側入力端Nには、下ア
ームトランジスタとしての3つのN−MOS電界効果ト
ランジスタQx,Qy,Qzのソース端子が接続され
て、これらにより3相の電機子巻線に対応した3つのア
ームが形成されている。
【0020】上アームトランジスタQu〜Qwは、ゲー
ト端子が10kΩの抵抗Ru1〜Rw1を介して分配回
路12の各出力u〜wとそれぞれ接続されており、分配
回路12の出力u〜wに応じてオンオフされるように構
成されている(図3(b)参照)。また、上アームトラ
ンジスタQu〜Qwのゲート・ソース間には、保護及び
ゲート電圧のフローティング防止用の47kΩの抵抗R
u2〜Rw2と、下アームトランジスタQx〜Qzのチ
ョッパ制御によるオン時に、その下アームトランジスタ
Qx〜Qzに対応する上アームトランジスタQu〜Qw
が、下アームトランジスタQx〜Qzと同時にオンする
ことを防止するための短絡防止用のコンデンサ(100
0pF)Cu〜Cwとが、それぞれ接続されている。
ト端子が10kΩの抵抗Ru1〜Rw1を介して分配回
路12の各出力u〜wとそれぞれ接続されており、分配
回路12の出力u〜wに応じてオンオフされるように構
成されている(図3(b)参照)。また、上アームトラ
ンジスタQu〜Qwのゲート・ソース間には、保護及び
ゲート電圧のフローティング防止用の47kΩの抵抗R
u2〜Rw2と、下アームトランジスタQx〜Qzのチ
ョッパ制御によるオン時に、その下アームトランジスタ
Qx〜Qzに対応する上アームトランジスタQu〜Qw
が、下アームトランジスタQx〜Qzと同時にオンする
ことを防止するための短絡防止用のコンデンサ(100
0pF)Cu〜Cwとが、それぞれ接続されている。
【0021】一方、下アームトランジスタQx〜Qzの
ゲート端子は、1kΩの抵抗Rx1〜Rz1を介して分
配回路12の各出力x〜zとそれぞれ接続されるととも
に、チョッパドライバとしてのインバータIx〜Izを
介してPWMチョッパ制御回路14の出力端に接続され
ている。インバータIx〜Izは、エミッタ端子を直流
電源50のグランド側入力端Nに接続した(即ち、回路
接地した)オープンコレクタ形のNPN形デジタルトラ
ンジスタで構成されている。このため各下アームトラン
ジスタQx〜Qzは、分配回路12の出力x〜zとPW
Mチョッパ制御回路14の出力とに応じてオンオフされ
る。
ゲート端子は、1kΩの抵抗Rx1〜Rz1を介して分
配回路12の各出力x〜zとそれぞれ接続されるととも
に、チョッパドライバとしてのインバータIx〜Izを
介してPWMチョッパ制御回路14の出力端に接続され
ている。インバータIx〜Izは、エミッタ端子を直流
電源50のグランド側入力端Nに接続した(即ち、回路
接地した)オープンコレクタ形のNPN形デジタルトラ
ンジスタで構成されている。このため各下アームトラン
ジスタQx〜Qzは、分配回路12の出力x〜zとPW
Mチョッパ制御回路14の出力とに応じてオンオフされ
る。
【0022】具体的には、分配回路12の出力x〜zか
らハイ信号が出力され、かつ、PWMチョッパ制御回路
14からロウ信号が出力されることによりインバータI
x〜Izからハイ信号が出力された場合に、下アームト
ランジスタQx〜Qzはオンされる。即ち、図3(b)
に図示するように、下アームトランジスタQx〜Qz
が、PWMチョッパ制御回路14の出力に応じてチョッ
パ制御されるのである。
らハイ信号が出力され、かつ、PWMチョッパ制御回路
14からロウ信号が出力されることによりインバータI
x〜Izからハイ信号が出力された場合に、下アームト
ランジスタQx〜Qzはオンされる。即ち、図3(b)
に図示するように、下アームトランジスタQx〜Qz
が、PWMチョッパ制御回路14の出力に応じてチョッ
パ制御されるのである。
【0023】なお、下アームトランジスタQx〜Qzの
ゲート・ソース間には、保護及びゲート電圧のフローテ
ィング防止用の5.6kΩの抵抗Rx2〜Rz2がそれ
ぞれ接続されている。また、各アームトランジスタQu
〜Qzのソース・ドレイン間には、各アームトランジス
タQu〜Qzのオンオフ時に、ブラシレスモータ51の
電機子巻線に生じる逆起電力作用に起因する電流を還流
させるためのフリーホイールダイオードDu〜Dzが、
それぞれ逆並列に接続されている。
ゲート・ソース間には、保護及びゲート電圧のフローテ
ィング防止用の5.6kΩの抵抗Rx2〜Rz2がそれ
ぞれ接続されている。また、各アームトランジスタQu
〜Qzのソース・ドレイン間には、各アームトランジス
タQu〜Qzのオンオフ時に、ブラシレスモータ51の
電機子巻線に生じる逆起電力作用に起因する電流を還流
させるためのフリーホイールダイオードDu〜Dzが、
それぞれ逆並列に接続されている。
【0024】電流検出回路4は、ブラシレスモータ51
の電機子巻線に流れる電流を電圧に変換して、高調波除
去回路13へ出力するための回路である。この電流検出
回路4は、直流電源50のグランド側入力端Nとインバ
ータ回路2との間に挿入された0.1Ω(2W)のシャ
ント抵抗Rsから構成されている。ブラシレスモータ5
1の3相の電機子電流は、フリーホイールダイオードD
u〜Dzへの還流電流を除いて、全てこのシャント抵抗
Rsにより電圧変換される。なお、図3(c)には、ブ
ラシレスモータ51の通常運転時における電流検出回路
4の出力電圧波形が図示されている。
の電機子巻線に流れる電流を電圧に変換して、高調波除
去回路13へ出力するための回路である。この電流検出
回路4は、直流電源50のグランド側入力端Nとインバ
ータ回路2との間に挿入された0.1Ω(2W)のシャ
ント抵抗Rsから構成されている。ブラシレスモータ5
1の3相の電機子電流は、フリーホイールダイオードD
u〜Dzへの還流電流を除いて、全てこのシャント抵抗
Rsにより電圧変換される。なお、図3(c)には、ブ
ラシレスモータ51の通常運転時における電流検出回路
4の出力電圧波形が図示されている。
【0025】高調波除去回路13は、PWMチョッパ制
御回路14によるチョッパ制御に同期して、インバータ
回路3の下アームトランジスタQx〜Qzがオンされて
いる間の電流検出回路4の出力電圧を記憶し、第1低減
回路5及び平均化回路6へ出力するための回路である。
即ち、チョッパ制御による高調波成分を除去して、電流
検出回路4の出力電圧を第1低減回路5及び平均化回路
6へ出力するのである。高調波除去回路13は、アナロ
グスイッチAS1と、コンデンサC1と、そのコンデン
サC1と共にRCローパスフィルタとして機能する抵抗
R3と、抵抗R4,R5及びオペアンプOP1で構成さ
れた非反転増幅器とを備えている。
御回路14によるチョッパ制御に同期して、インバータ
回路3の下アームトランジスタQx〜Qzがオンされて
いる間の電流検出回路4の出力電圧を記憶し、第1低減
回路5及び平均化回路6へ出力するための回路である。
即ち、チョッパ制御による高調波成分を除去して、電流
検出回路4の出力電圧を第1低減回路5及び平均化回路
6へ出力するのである。高調波除去回路13は、アナロ
グスイッチAS1と、コンデンサC1と、そのコンデン
サC1と共にRCローパスフィルタとして機能する抵抗
R3と、抵抗R4,R5及びオペアンプOP1で構成さ
れた非反転増幅器とを備えている。
【0026】アナログスイッチAS1の一方のチャネル
端子は、550Ωの抵抗R3を介して、電流検出回路4
の出力端に接続され、他方のチャネル端子は、一端が回
路接地された0.1μFのコンデンサC1に接続されて
いる。また、アナログスイッチAS1のゲートは、イン
バータIaを介してPWMチョッパ制御回路14の出力
端に接続されており、PWMチョッパ制御回路14から
ロウ信号が出力されている間(チョッパ制御によりイン
バータ回路3の下アームトランジスタQx〜Qzがオン
されている間)、アナログスイッチAS1がオンされる
ように構成されている。よって、電流検出回路4の出力
電圧は、PWMチョッパ制御回路14による下アームト
ランジスタQx〜Qzのオン動作に同期して、コンデン
サC1に記憶される。従って、抵抗R3及びコンデンサ
C1により構成されるRCローパスフィルタ効果と相ま
って、チョッパ制御による高調波成分の除去された電流
検出回路4の出力電圧が、コンデンサC1に記憶される
のである。
端子は、550Ωの抵抗R3を介して、電流検出回路4
の出力端に接続され、他方のチャネル端子は、一端が回
路接地された0.1μFのコンデンサC1に接続されて
いる。また、アナログスイッチAS1のゲートは、イン
バータIaを介してPWMチョッパ制御回路14の出力
端に接続されており、PWMチョッパ制御回路14から
ロウ信号が出力されている間(チョッパ制御によりイン
バータ回路3の下アームトランジスタQx〜Qzがオン
されている間)、アナログスイッチAS1がオンされる
ように構成されている。よって、電流検出回路4の出力
電圧は、PWMチョッパ制御回路14による下アームト
ランジスタQx〜Qzのオン動作に同期して、コンデン
サC1に記憶される。従って、抵抗R3及びコンデンサ
C1により構成されるRCローパスフィルタ効果と相ま
って、チョッパ制御による高調波成分の除去された電流
検出回路4の出力電圧が、コンデンサC1に記憶される
のである。
【0027】なお、インバータIaは、エミッタ接地さ
れたオープンコレクタ形のNPN形デジタルトランジス
タで構成されており、1kΩのプルアップ抵抗R6を介
して、補助電源回路2の10ボルト出力に接続されてい
る。
れたオープンコレクタ形のNPN形デジタルトランジス
タで構成されており、1kΩのプルアップ抵抗R6を介
して、補助電源回路2の10ボルト出力に接続されてい
る。
【0028】コンデンサC1の非接地端は、オペアンプ
OP1の非反転入力端に接続されている。このオペアン
プOP1は、抵抗R4,R5と共に、非反転増幅器を構
成している。抵抗R4の抵抗値は47kΩであり、抵抗
R5の抵抗値は10kΩである。よって、コンデンサC
1の出力は、非反転増幅器OP1,R4,R5により略
5.7倍に増幅されて、その出力端に接続された第1低
減回路5及び平均化回路6へ出力される。即ち、電流検
出回路4の出力電圧は、高調波除去回路13により、高
調波成分を除去された後、略5.7倍に増幅されて、第
1低減回路5及び平均化回路6へ出力される。図3
(d)に、この高調波除去回路13の出力電圧が図示さ
れている。
OP1の非反転入力端に接続されている。このオペアン
プOP1は、抵抗R4,R5と共に、非反転増幅器を構
成している。抵抗R4の抵抗値は47kΩであり、抵抗
R5の抵抗値は10kΩである。よって、コンデンサC
1の出力は、非反転増幅器OP1,R4,R5により略
5.7倍に増幅されて、その出力端に接続された第1低
減回路5及び平均化回路6へ出力される。即ち、電流検
出回路4の出力電圧は、高調波除去回路13により、高
調波成分を除去された後、略5.7倍に増幅されて、第
1低減回路5及び平均化回路6へ出力される。図3
(d)に、この高調波除去回路13の出力電圧が図示さ
れている。
【0029】なお、非反転増幅器OP1,R4,R5
は、電流検出回路4のシャント抵抗Rsの抵抗値を大き
くすることにより、削除することができる。例えば、シ
ャント抵抗Rsの抵抗値を、現状の0.1Ωから1Ωに
10倍にすると、電流検出回路4の出力電圧も10倍に
なる。よって、かかる場合には、非反転増幅器OP1,
R4,R5を介すことなく、コンデンサC1の出力を第
1低減回路5及び平均化回路6へ出力しても良い。本実
施例では、シャント抵抗Rsの温度上昇を抑えるため
に、抵抗値の小さい抵抗Rsを使用している。
は、電流検出回路4のシャント抵抗Rsの抵抗値を大き
くすることにより、削除することができる。例えば、シ
ャント抵抗Rsの抵抗値を、現状の0.1Ωから1Ωに
10倍にすると、電流検出回路4の出力電圧も10倍に
なる。よって、かかる場合には、非反転増幅器OP1,
R4,R5を介すことなく、コンデンサC1の出力を第
1低減回路5及び平均化回路6へ出力しても良い。本実
施例では、シャント抵抗Rsの温度上昇を抑えるため
に、抵抗値の小さい抵抗Rsを使用している。
【0030】第1低減回路5は、高調波除去回路14の
出力電圧を1/2倍に低減(0.5倍に分圧)して、転
流指令回路9へ出力するための回路であり、10kΩの
2つの抵抗R15,R16と、180pFのコンデンサ
C6とから構成されている。抵抗R16の一端は高調波
除去回路13の出力端に接続され、その他端は回路接地
されたコンデンサC6の一端に接続されて、RCローパ
スフィルタを構成している。このRCローパスフィルタ
により、チョッパ制御に伴って発生する静電移行(誘
導)ノイズや電磁ノイズの他、高調波除去回路13で除
去しきれなかった高調波成分が除去される。また、抵抗
R16の他端には、転流指令回路9のコンパレータCP
1の非反転入力端と、もう一つの抵抗R15の一端とが
接続されている。抵抗R15の他端は回路接地されてお
り、2つの抵抗R15,R16の抵抗値は共に10kΩ
であるので、高調波除去回路13の出力電圧は、両抵抗
R15,R16により、1/2倍に低減されて転流指令
回路9へ出力される。即ち、この第1低減回路5の出力
電圧は、電流検出回路4で検出された電機子巻線電流の
瞬時値情報である。
出力電圧を1/2倍に低減(0.5倍に分圧)して、転
流指令回路9へ出力するための回路であり、10kΩの
2つの抵抗R15,R16と、180pFのコンデンサ
C6とから構成されている。抵抗R16の一端は高調波
除去回路13の出力端に接続され、その他端は回路接地
されたコンデンサC6の一端に接続されて、RCローパ
スフィルタを構成している。このRCローパスフィルタ
により、チョッパ制御に伴って発生する静電移行(誘
導)ノイズや電磁ノイズの他、高調波除去回路13で除
去しきれなかった高調波成分が除去される。また、抵抗
R16の他端には、転流指令回路9のコンパレータCP
1の非反転入力端と、もう一つの抵抗R15の一端とが
接続されている。抵抗R15の他端は回路接地されてお
り、2つの抵抗R15,R16の抵抗値は共に10kΩ
であるので、高調波除去回路13の出力電圧は、両抵抗
R15,R16により、1/2倍に低減されて転流指令
回路9へ出力される。即ち、この第1低減回路5の出力
電圧は、電流検出回路4で検出された電機子巻線電流の
瞬時値情報である。
【0031】平均化回路6は、高調波除去回路13の出
力電圧を平均化して、第2低減回路8へ出力するための
回路である。高調波除去回路13の出力端に接続された
10kΩの抵抗R13と、その抵抗R13の他端にマイ
ナス側端子が接続された100μFの電解コンデンサC
4との積分回路で構成されている。また、コンデンサC
4のプラス側端子は、回路接地された1kΩの抵抗R1
2に接続されている。この平均化回路6は、後述する始
動補償回路7と一部の構成を共有しており、これにより
回路コストの低減が図られている。
力電圧を平均化して、第2低減回路8へ出力するための
回路である。高調波除去回路13の出力端に接続された
10kΩの抵抗R13と、その抵抗R13の他端にマイ
ナス側端子が接続された100μFの電解コンデンサC
4との積分回路で構成されている。また、コンデンサC
4のプラス側端子は、回路接地された1kΩの抵抗R1
2に接続されている。この平均化回路6は、後述する始
動補償回路7と一部の構成を共有しており、これにより
回路コストの低減が図られている。
【0032】始動補償回路7は、ブラシレスモータ51
の始動時に、そのブラシレスモータ51が充分な始動ト
ルクを発生できるようにするため、平均化回路6の出力
に代わって、転流目標電圧を転流指令回路9へ出力する
ための回路である。この始動補償回路7は、PWMチョ
ッパ制御回路14と連動して動作する。即ち、PWMチ
ョッパ制御回路14によるチョッパ制御のデューティ比
が、所定値未満の小さい値から所定値以上に上げられた
場合に、例えば、デューティ比が3%未満から3%以上
にされた場合に、転流目標電圧を転流指令回路9へ出力
するのである。
の始動時に、そのブラシレスモータ51が充分な始動ト
ルクを発生できるようにするため、平均化回路6の出力
に代わって、転流目標電圧を転流指令回路9へ出力する
ための回路である。この始動補償回路7は、PWMチョ
ッパ制御回路14と連動して動作する。即ち、PWMチ
ョッパ制御回路14によるチョッパ制御のデューティ比
が、所定値未満の小さい値から所定値以上に上げられた
場合に、例えば、デューティ比が3%未満から3%以上
にされた場合に、転流目標電圧を転流指令回路9へ出力
するのである。
【0033】始動補償回路7は、PWMチョッパ制御回
路14の出力端にカソード接続されたダイオードD1を
備えており、そのダイオードD1のアノードは、9ボル
トのツェナーダイオードZDのアノードに接続されてい
る。ツェナーダイオードZDのカソードは、0.1μF
のコンデンサC3、及び、56kΩの抵抗R11の一端
と、トランジスタQ1のベース端子とに接続されてい
る。トランジスタQ1のエミッタ端子は、コンデンサC
3及び抵抗R11の他端と、補助電源回路2の10ボル
ト出力とに接続されている。また、トランジスタQ1の
コレクタ端子は、回路接地された1kΩの抵抗R12
と、100μFの電解コンデンサC4のプラス側端子に
接続されており、その電解コンデンサC4のマイナス側
端子は、他端が回路接地された100kΩの可変抵抗V
R2と、10kΩの抵抗R13の一端とに接続されてい
る。
路14の出力端にカソード接続されたダイオードD1を
備えており、そのダイオードD1のアノードは、9ボル
トのツェナーダイオードZDのアノードに接続されてい
る。ツェナーダイオードZDのカソードは、0.1μF
のコンデンサC3、及び、56kΩの抵抗R11の一端
と、トランジスタQ1のベース端子とに接続されてい
る。トランジスタQ1のエミッタ端子は、コンデンサC
3及び抵抗R11の他端と、補助電源回路2の10ボル
ト出力とに接続されている。また、トランジスタQ1の
コレクタ端子は、回路接地された1kΩの抵抗R12
と、100μFの電解コンデンサC4のプラス側端子に
接続されており、その電解コンデンサC4のマイナス側
端子は、他端が回路接地された100kΩの可変抵抗V
R2と、10kΩの抵抗R13の一端とに接続されてい
る。
【0034】可変抵抗VR2は始動補償回路7の一部を
構成する一方、それ自体で、平均化回路6及び始動補償
回路7の出力電圧を低減する第2低減回路8を構成して
いる。可変抵抗VR2の摺動子端は第2低減回路8の出
力端として転流指令回路9のコンパレータCP1の反転
入力端に接続されている。このように始動補償回路7
は、第2低減回路8を内包し、かつ、平均化回路6の一
部(C4,R12)を共有して構成されるので、その
分、回路コストを安価にすることができる。
構成する一方、それ自体で、平均化回路6及び始動補償
回路7の出力電圧を低減する第2低減回路8を構成して
いる。可変抵抗VR2の摺動子端は第2低減回路8の出
力端として転流指令回路9のコンパレータCP1の反転
入力端に接続されている。このように始動補償回路7
は、第2低減回路8を内包し、かつ、平均化回路6の一
部(C4,R12)を共有して構成されるので、その
分、回路コストを安価にすることができる。
【0035】なお、可変抵抗VR2の摺動子位置を調整
することにより、平均化回路6及び始動補償回路7の出
力電圧の低減率を変更することができる。よって、当然
のことながら、かかる摺動子位置を調整することによ
り、使用状況に合わせて、即ち、ブラシレスモータ51
の常用運転領域で最もモータ効率が向上するように、ブ
ラシレスモータ駆動回路1をチューニングすることがで
きるのである。本実施例では、第2低減回路8により平
均化回路6及び始動補償回路7の出力電圧が0.7倍に
低減(分圧)されるように、可変抵抗VR2の摺動子位
置が調節されているものとする。
することにより、平均化回路6及び始動補償回路7の出
力電圧の低減率を変更することができる。よって、当然
のことながら、かかる摺動子位置を調整することによ
り、使用状況に合わせて、即ち、ブラシレスモータ51
の常用運転領域で最もモータ効率が向上するように、ブ
ラシレスモータ駆動回路1をチューニングすることがで
きるのである。本実施例では、第2低減回路8により平
均化回路6及び始動補償回路7の出力電圧が0.7倍に
低減(分圧)されるように、可変抵抗VR2の摺動子位
置が調節されているものとする。
【0036】ここで、図4及び図5を参照して、始動補
償回路7の動作を説明する。PWMチョッパ制御回路1
4の可変抵抗VR4の分圧比が、例えば、3%未満にさ
れている場合には(図4(a)A)、そのPWMチョッ
パ制御回路14のロウ出力のデューティ比も3%未満に
なっている(図4(b)A)。デューティ比が3%未満
のチョッパパルスは、始動補償回路7に入力されても、
ローパスフィルタを構成するコンデンサC3により抑圧
され、トランジスタQ1のベース電圧を9.4ボルト以
下に下げることができない(図4(c)A)。よって、
トランジスタQ1をオンさせることができないので(図
4(d)A)、PWMチョッパ制御回路14のロウ出力
のデューティ比が3%未満の状態では、始動補償回路7
からの出力電圧は0ボルトとなっている(図4(e)
A)。
償回路7の動作を説明する。PWMチョッパ制御回路1
4の可変抵抗VR4の分圧比が、例えば、3%未満にさ
れている場合には(図4(a)A)、そのPWMチョッ
パ制御回路14のロウ出力のデューティ比も3%未満に
なっている(図4(b)A)。デューティ比が3%未満
のチョッパパルスは、始動補償回路7に入力されても、
ローパスフィルタを構成するコンデンサC3により抑圧
され、トランジスタQ1のベース電圧を9.4ボルト以
下に下げることができない(図4(c)A)。よって、
トランジスタQ1をオンさせることができないので(図
4(d)A)、PWMチョッパ制御回路14のロウ出力
のデューティ比が3%未満の状態では、始動補償回路7
からの出力電圧は0ボルトとなっている(図4(e)
A)。
【0037】かかる状態からPWMチョッパ制御回路1
4の可変抵抗VR4の分圧比が、例えば、3%以上に上
げられると(図4(a)B)、PWMチョッパ制御回路
14のロウ出力のデューティ比も3%以上に上昇する
(図4(b)B)。すると、始動補償回路7のコンデン
サC3の放電が充電に追従できなくなって、トランジス
タQ1のベース電圧が9.4ボルト以下に下げられ(図
4(c)B)、トランジスタQ1がオンされる(図4
(d)B)。
4の可変抵抗VR4の分圧比が、例えば、3%以上に上
げられると(図4(a)B)、PWMチョッパ制御回路
14のロウ出力のデューティ比も3%以上に上昇する
(図4(b)B)。すると、始動補償回路7のコンデン
サC3の放電が充電に追従できなくなって、トランジス
タQ1のベース電圧が9.4ボルト以下に下げられ(図
4(c)B)、トランジスタQ1がオンされる(図4
(d)B)。
【0038】トランジスタQ1がオンされると、コンデ
ンサC4及び可変抵抗VR2で構成される微分回路に1
0ボルトの電圧が印加されるので、その可変抵抗VR2
の摺動子端から転流指令回路9へ、時間の経過とともに
徐々に逓減する微分パルス状の電圧波が出力される(図
4(e)B)。これにより、ブラシレスモータ51の始
動時の転流目標電圧が高く設定され、ブラシレスモータ
51の始動時に始動トルクを発生させるために充分な電
機子電流が流されて(図4(f)B)、ブラシレスモー
タ51が的確に始動される。
ンサC4及び可変抵抗VR2で構成される微分回路に1
0ボルトの電圧が印加されるので、その可変抵抗VR2
の摺動子端から転流指令回路9へ、時間の経過とともに
徐々に逓減する微分パルス状の電圧波が出力される(図
4(e)B)。これにより、ブラシレスモータ51の始
動時の転流目標電圧が高く設定され、ブラシレスモータ
51の始動時に始動トルクを発生させるために充分な電
機子電流が流されて(図4(f)B)、ブラシレスモー
タ51が的確に始動される。
【0039】一方、PWMチョッパ制御回路14の可変
抵抗VR4の分圧比が下げられると、PWMチョッパ制
御回路14のロウ出力のデューティ比の下降とともに、
ブラシレスモータ51へ印加される電圧の実効の値も下
降し、ブラシレスモータ51の回転速度が減速されてい
く。そして、可変抵抗VR4の分圧比が3%未満に下げ
られると(図5(a)A)、PWMチョッパ制御回路1
4のロウ出力のデューティ比も3%未満に下降し(図5
(b)A)、始動補償回路7のコンデンサC3の充電が
放電に追従できなくなって、トランジスタQ1のベース
電圧が9.4ボルト以上に上昇して(図5(c)A)、
トランジスタQ1がオフされる(図5(d)A)。トラ
ンジスタQ1がオフされると、コンデンサC4に充電さ
れた電荷は、抵抗R15,R16,R13(合計30k
Ω)及びR12(1kΩ)を介して放電され、初期状態
に復帰する。
抵抗VR4の分圧比が下げられると、PWMチョッパ制
御回路14のロウ出力のデューティ比の下降とともに、
ブラシレスモータ51へ印加される電圧の実効の値も下
降し、ブラシレスモータ51の回転速度が減速されてい
く。そして、可変抵抗VR4の分圧比が3%未満に下げ
られると(図5(a)A)、PWMチョッパ制御回路1
4のロウ出力のデューティ比も3%未満に下降し(図5
(b)A)、始動補償回路7のコンデンサC3の充電が
放電に追従できなくなって、トランジスタQ1のベース
電圧が9.4ボルト以上に上昇して(図5(c)A)、
トランジスタQ1がオフされる(図5(d)A)。トラ
ンジスタQ1がオフされると、コンデンサC4に充電さ
れた電荷は、抵抗R15,R16,R13(合計30k
Ω)及びR12(1kΩ)を介して放電され、初期状態
に復帰する。
【0040】この状態から、再度、PWMチョッパ制御
回路14の可変抵抗VR4の分圧比が3%以上に上げら
れると(図5(a)B)、PWMチョッパ制御回路14
のロウ出力のデューティ比も3%以上に上昇し(図5
(b)B)、トランジスタQ1のベース電圧が9.4ボ
ルト以下に下げられ(図5(c)B)、トランジスタQ
1がオンされる(図5(d)B)。このトランジスタQ
1のオンにより、放電されたコンデンサC4が再度充電
されるまで、始動補償回路7から微分パルス状の電圧波
が再び出力される(図5(e)B)。
回路14の可変抵抗VR4の分圧比が3%以上に上げら
れると(図5(a)B)、PWMチョッパ制御回路14
のロウ出力のデューティ比も3%以上に上昇し(図5
(b)B)、トランジスタQ1のベース電圧が9.4ボ
ルト以下に下げられ(図5(c)B)、トランジスタQ
1がオンされる(図5(d)B)。このトランジスタQ
1のオンにより、放電されたコンデンサC4が再度充電
されるまで、始動補償回路7から微分パルス状の電圧波
が再び出力される(図5(e)B)。
【0041】このように始動補償回路7では、PWMチ
ョッパ制御回路14の可変抵抗VR4の分圧比が所定値
未満(例えば、3%未満)に下げられて、駆動中のブラ
シレスモータ51が一旦停止したり、若しくは、低速回
転になったとしても、再度、可変抵抗VR4の分圧比が
所定値以上(例えば、3%以上)に上げられると、始動
補償回路7からブラシレスモーら51の始動に充分な転
流目標電圧が出力されて、ブラシレスモータ51が的確
に始動される。即ち、始動補償回路7は、PWMチョッ
パ制御回路14に連動して動作するのである。
ョッパ制御回路14の可変抵抗VR4の分圧比が所定値
未満(例えば、3%未満)に下げられて、駆動中のブラ
シレスモータ51が一旦停止したり、若しくは、低速回
転になったとしても、再度、可変抵抗VR4の分圧比が
所定値以上(例えば、3%以上)に上げられると、始動
補償回路7からブラシレスモーら51の始動に充分な転
流目標電圧が出力されて、ブラシレスモータ51が的確
に始動される。即ち、始動補償回路7は、PWMチョッ
パ制御回路14に連動して動作するのである。
【0042】転流指令回路9は、ブラシレスモータ51
の転流指令を計数回路11、及び、ゼロリセット回路1
0へ出力するための回路である。この転流指令回路9
は、コンパレータCP1と、単安定マルチバイブレータ
MMと、その単安定マルチバイブレータMMから出力さ
れるワンショットパルス(転流指令56)のパルス幅を
設定するための0.1μFのコンデンサC5及び100
kΩの可変抵抗VR3とを備えている。コンパレータC
P1の非反転入力端は第1低減回路5の出力端と接続さ
れ、反転入力端は第2低減回路8の出力端である可変抵
抗VR2の摺動子端と接続されている。また、コンパレ
ータCP1の出力端は単安定マルチバイブレータMMの
入力端Aに接続され、単安定マルチバイブレータMMの
出力端Qは、計数回路11の入力端CKと、ゼロリセッ
ト回路10のアナログスイッチAS3のゲートとに接続
されている。
の転流指令を計数回路11、及び、ゼロリセット回路1
0へ出力するための回路である。この転流指令回路9
は、コンパレータCP1と、単安定マルチバイブレータ
MMと、その単安定マルチバイブレータMMから出力さ
れるワンショットパルス(転流指令56)のパルス幅を
設定するための0.1μFのコンデンサC5及び100
kΩの可変抵抗VR3とを備えている。コンパレータC
P1の非反転入力端は第1低減回路5の出力端と接続さ
れ、反転入力端は第2低減回路8の出力端である可変抵
抗VR2の摺動子端と接続されている。また、コンパレ
ータCP1の出力端は単安定マルチバイブレータMMの
入力端Aに接続され、単安定マルチバイブレータMMの
出力端Qは、計数回路11の入力端CKと、ゼロリセッ
ト回路10のアナログスイッチAS3のゲートとに接続
されている。
【0043】転流指令回路9では、コンパレータCP1
によって、第1低減回路5の出力電圧と第2低減回路8
の出力電圧との大小が比較される。比較の結果、第1低
減回路5の出力電圧が第2低減回路8の出力電圧より大
きくなると、図3(e)に図示するように、コンパレー
タCP1の出力端からハイ信号55が単安定マルチバイ
ブレータMMの入力端Aへ出力される。この結果、図3
(f)に図示するように、単安定マルチバイブレータM
Mの出力端Qから計数回路11へ、ワンショットのハイ
信号(転流指令56)が出力される。なお、この転流指
令56は、ゼロリセット回路10のアナログスイッチA
S3のゲートへも出力され、ハイの間、そのアナログス
イッチAS3をオン状態にする。
によって、第1低減回路5の出力電圧と第2低減回路8
の出力電圧との大小が比較される。比較の結果、第1低
減回路5の出力電圧が第2低減回路8の出力電圧より大
きくなると、図3(e)に図示するように、コンパレー
タCP1の出力端からハイ信号55が単安定マルチバイ
ブレータMMの入力端Aへ出力される。この結果、図3
(f)に図示するように、単安定マルチバイブレータM
Mの出力端Qから計数回路11へ、ワンショットのハイ
信号(転流指令56)が出力される。なお、この転流指
令56は、ゼロリセット回路10のアナログスイッチA
S3のゲートへも出力され、ハイの間、そのアナログス
イッチAS3をオン状態にする。
【0044】ゼロリセット回路10は、転流指令回路9
から出力される転流指令56毎に、第1低減回路5の出
力電圧を0ボルトに擬制リセットするための回路であ
り、アナログスイッチAS3により構成されている。ア
ナログスイッチAS3の一方のチャネル端子は、第1低
減回路5の出力端と転流指令回路9のコンパレータCP
1の非反転入力端とに接続されている。一方、アナログ
スイッチAS3の他方のチャネル端子は回路接地されて
おり、アナログスイッチAS3のゲートは転流指令回路
9の出力端と接続されている。このため転流指令回路9
からハイの転流指令56が出力されると、その転流指令
56によって、アナログスイッチAS3がオンされて、
第1低減回路5の出力電圧が0ボルトに擬制リセットさ
れる。
から出力される転流指令56毎に、第1低減回路5の出
力電圧を0ボルトに擬制リセットするための回路であ
り、アナログスイッチAS3により構成されている。ア
ナログスイッチAS3の一方のチャネル端子は、第1低
減回路5の出力端と転流指令回路9のコンパレータCP
1の非反転入力端とに接続されている。一方、アナログ
スイッチAS3の他方のチャネル端子は回路接地されて
おり、アナログスイッチAS3のゲートは転流指令回路
9の出力端と接続されている。このため転流指令回路9
からハイの転流指令56が出力されると、その転流指令
56によって、アナログスイッチAS3がオンされて、
第1低減回路5の出力電圧が0ボルトに擬制リセットさ
れる。
【0045】計数回路11は、転流指令回路9から出力
される転流指令56の立ち上がり毎にカウントされる6
進カウンタCT(TC4017とクリア回路よりなる)
により構成されている。カウンタCTの入力端CKに
は、転流指令回路9の出力端が接続されており、カウン
タCTの出力端0〜5は、分配回路12の各オアゲート
ORu〜ORzに、カウンタCTの出力端6〜9は、ダ
イオードD5〜D8を介してクリア端子CLRに、それ
ぞれ接続されている。なお、クリア端子CLRには、他
端が回路接地されたノイズ防止用のコンデンサC7およ
びプルダウン抵抗R17が接続されている。転流指令回
路9からカウンタCTの入力端CKへ立ち上がり信号が
入力されると、かかる信号の入力毎に、出力端0、出力
端1、・・・、出力端5、出力端0の順に、カウンタC
Tからハイ信号が出力される。
される転流指令56の立ち上がり毎にカウントされる6
進カウンタCT(TC4017とクリア回路よりなる)
により構成されている。カウンタCTの入力端CKに
は、転流指令回路9の出力端が接続されており、カウン
タCTの出力端0〜5は、分配回路12の各オアゲート
ORu〜ORzに、カウンタCTの出力端6〜9は、ダ
イオードD5〜D8を介してクリア端子CLRに、それ
ぞれ接続されている。なお、クリア端子CLRには、他
端が回路接地されたノイズ防止用のコンデンサC7およ
びプルダウン抵抗R17が接続されている。転流指令回
路9からカウンタCTの入力端CKへ立ち上がり信号が
入力されると、かかる信号の入力毎に、出力端0、出力
端1、・・・、出力端5、出力端0の順に、カウンタC
Tからハイ信号が出力される。
【0046】分配回路12は、計数回路11からの出力
をインバータ回路3へ分配して出力するための回路であ
り、6個のオアゲートORu〜ORzと、3個のインバ
ータIu〜Iwとを備えている。各インバータIu〜I
wは、エミッタ端子を回路接地したオープンコレクタ形
のNPN形デジタルトランジスタで構成され、高耐圧と
されている。なお、各インバータIu〜Iwを、デジタ
ルトランジスタに代えて、ソース端子を回路接地したN
−MOS電界効果トランジスタで構成するようにしても
良い。また、必要に応じてフォトカプラなどを用いて構
成しても良い。
をインバータ回路3へ分配して出力するための回路であ
り、6個のオアゲートORu〜ORzと、3個のインバ
ータIu〜Iwとを備えている。各インバータIu〜I
wは、エミッタ端子を回路接地したオープンコレクタ形
のNPN形デジタルトランジスタで構成され、高耐圧と
されている。なお、各インバータIu〜Iwを、デジタ
ルトランジスタに代えて、ソース端子を回路接地したN
−MOS電界効果トランジスタで構成するようにしても
良い。また、必要に応じてフォトカプラなどを用いて構
成しても良い。
【0047】分配回路12のオアゲートORuの入力端
は、カウンタCTの出力端0,1と接続され、その出力
端はインバータIuの入力端に接続されている。オアゲ
ートORvの入力端は、カウンタCTの出力端2,3と
接続され、その出力端はインバータIvの入力端に接続
されている。オアゲートORwの入力端は、カウンタC
Tの出力端4,5と接続され、その出力端はインバータ
Iwの入力端に接続されている。オアゲートORxの入
力端はカウンタCTの出力端3,4と接続され、オアゲ
ートORyの入力端はカウンタCTの出力端5,0と接
続され、更に、オアゲートORzの入力端はカウンタC
Tの出力端1,2と接続されている。インバータIu〜
IwおよびオアゲートORx〜ORzの出力端は、イン
バータ回路3の各電界効果トランジスタQu〜Qzのゲ
ート端子に接続された抵抗R1u〜R1zに接続されて
いる。図6は、かかる分配回路12の入出力の関係と、
その関係に対応したブラシレスモータ51の3相(U
相、V相、Z相)の電機子巻線に流れる電流方向を示し
ている。
は、カウンタCTの出力端0,1と接続され、その出力
端はインバータIuの入力端に接続されている。オアゲ
ートORvの入力端は、カウンタCTの出力端2,3と
接続され、その出力端はインバータIvの入力端に接続
されている。オアゲートORwの入力端は、カウンタC
Tの出力端4,5と接続され、その出力端はインバータ
Iwの入力端に接続されている。オアゲートORxの入
力端はカウンタCTの出力端3,4と接続され、オアゲ
ートORyの入力端はカウンタCTの出力端5,0と接
続され、更に、オアゲートORzの入力端はカウンタC
Tの出力端1,2と接続されている。インバータIu〜
IwおよびオアゲートORx〜ORzの出力端は、イン
バータ回路3の各電界効果トランジスタQu〜Qzのゲ
ート端子に接続された抵抗R1u〜R1zに接続されて
いる。図6は、かかる分配回路12の入出力の関係と、
その関係に対応したブラシレスモータ51の3相(U
相、V相、Z相)の電機子巻線に流れる電流方向を示し
ている。
【0048】PWMチョッパ制御回路14は、チョッパ
状の矩形波をインバータ回路3の下アームトランジスタ
Qx〜Qzへ出力して、ブラシレスモータ51をチョッ
パ制御するための回路である。PWMチョッパ制御回路
14から出力される矩形波のデューティ比を変更(制
御)することにより、ブラシレスモータ51に印加され
る実効の電圧が変更(制御)され、ブラシレスモータ5
1の可変速運転が行われるのである。
状の矩形波をインバータ回路3の下アームトランジスタ
Qx〜Qzへ出力して、ブラシレスモータ51をチョッ
パ制御するための回路である。PWMチョッパ制御回路
14から出力される矩形波のデューティ比を変更(制
御)することにより、ブラシレスモータ51に印加され
る実効の電圧が変更(制御)され、ブラシレスモータ5
1の可変速運転が行われるのである。
【0049】このPWMチョッパ制御回路14は、コン
パレータCP2を備えており、そのコンパレータCP2
の非反転入力端には、100kΩの抵抗R19と、22
0kΩの抵抗R20と、ダイオードD9のアノードとが
接続されている。抵抗R20の他端は回路接地され、抵
抗R19の他端は、補助電源回路2の10ボルト出力に
接続されている。また、ダイオードD9のカソードは、
他端が補助電源回路2の10ボルト出力に接続された1
kΩの抵抗R18と、コンパレータCP2の出力端と、
82kΩの抵抗R21と、ダイオードD10のカソード
とに接続されている。抵抗R21の他端及びダイオード
D10のアノードは、回路接地された180pFのコン
デンサC8、及び、コンパレータCP2の反転入力端に
接続されている。
パレータCP2を備えており、そのコンパレータCP2
の非反転入力端には、100kΩの抵抗R19と、22
0kΩの抵抗R20と、ダイオードD9のアノードとが
接続されている。抵抗R20の他端は回路接地され、抵
抗R19の他端は、補助電源回路2の10ボルト出力に
接続されている。また、ダイオードD9のカソードは、
他端が補助電源回路2の10ボルト出力に接続された1
kΩの抵抗R18と、コンパレータCP2の出力端と、
82kΩの抵抗R21と、ダイオードD10のカソード
とに接続されている。抵抗R21の他端及びダイオード
D10のアノードは、回路接地された180pFのコン
デンサC8、及び、コンパレータCP2の反転入力端に
接続されている。
【0050】コンパレータCP2の反転入力端は、この
他に、コンパレータCP3の非反転入力端に接続されて
いる。一方、コンパレータCP3の反転入力端は、マイ
ナス側端子が回路接地された10μFの電解コンデンサ
C9のプラス側端子と、10kΩの抵抗R22に接続さ
れている。抵抗R22の他端は、5kΩの可変抵抗VR
4の摺動子に接続され、可変抵抗VR4の一端は、他端
が補助電源回路2の10ボルト出力に接続された2.2
kΩの抵抗R23に接続され、その他端は、回路接地さ
れた560Ωの抵抗R24に接続されている。
他に、コンパレータCP3の非反転入力端に接続されて
いる。一方、コンパレータCP3の反転入力端は、マイ
ナス側端子が回路接地された10μFの電解コンデンサ
C9のプラス側端子と、10kΩの抵抗R22に接続さ
れている。抵抗R22の他端は、5kΩの可変抵抗VR
4の摺動子に接続され、可変抵抗VR4の一端は、他端
が補助電源回路2の10ボルト出力に接続された2.2
kΩの抵抗R23に接続され、その他端は、回路接地さ
れた560Ωの抵抗R24に接続されている。
【0051】更に、コンパレータCP3の出力端は、1
kΩのプルアップ抵抗R25を介して補助電源回路2の
10ボルト出力に接続されるとともに、PWMチョッパ
制御回路14の出力端として、インバータIa,Ix〜
Izの入力端と、始動補償回路7の入力端とに接続され
ている。
kΩのプルアップ抵抗R25を介して補助電源回路2の
10ボルト出力に接続されるとともに、PWMチョッパ
制御回路14の出力端として、インバータIa,Ix〜
Izの入力端と、始動補償回路7の入力端とに接続され
ている。
【0052】このPWMチョッパ制御回路14からは、
約20kHzの矩形波が出力される。その矩形波のデュ
ーティ比は、可変抵抗VR4の摺動子位置を変更するこ
とにより変更される。なお、可変抵抗VR4の摺動子位
置が急変された場合にも、コンデンサC9の作用によっ
て、PWMチョッパ制御回路14から出力される矩形波
のデューティ比は、急変することなく、徐々に変更され
ていく。従って、かかる摺動子位置の急変時において
も、ブラシレスモータ51の回転速度は徐々に変更され
て、円滑に駆動されるのである。
約20kHzの矩形波が出力される。その矩形波のデュ
ーティ比は、可変抵抗VR4の摺動子位置を変更するこ
とにより変更される。なお、可変抵抗VR4の摺動子位
置が急変された場合にも、コンデンサC9の作用によっ
て、PWMチョッパ制御回路14から出力される矩形波
のデューティ比は、急変することなく、徐々に変更され
ていく。従って、かかる摺動子位置の急変時において
も、ブラシレスモータ51の回転速度は徐々に変更され
て、円滑に駆動されるのである。
【0053】次に、上記のように構成されたブラシレス
モータ駆動回路1の動作を説明する。直流電源50から
30ボルトの直流電圧が印加されると、補助電源回路2
から各回路へ10ボルトの安定化した電圧が供給され
る。補助電源回路2から10ボルトの駆動電圧をうけた
計数回路11は、出力端0〜5から例えば「10000
0」の信号を分配回路12に対して出力する。これをう
けた分配回路12は、「uvwxyz」の出力として
「011010」をインバータ回路3へ出力する(図6
参照)。インバータ回路3では、かかる信号により、上
アームトランジスタQuがオンされるとともに、下アー
ムトランジスタQyがPWMチョッパ制御回路14から
出力されるチョッパ状の矩形波に基づいてオンオフされ
る。この結果、ブラシレスモータ51の電機子巻線のU
相からV相へ電機子電流が流れ、ブラシレスモータ51
の駆動が開始される。なお、この電機子電流は、下アー
ムトランジスタQyがオンの時に増加し、オフの時に減
少する略三角波状の脈動(高調波成分)を伴ったものと
なる。
モータ駆動回路1の動作を説明する。直流電源50から
30ボルトの直流電圧が印加されると、補助電源回路2
から各回路へ10ボルトの安定化した電圧が供給され
る。補助電源回路2から10ボルトの駆動電圧をうけた
計数回路11は、出力端0〜5から例えば「10000
0」の信号を分配回路12に対して出力する。これをう
けた分配回路12は、「uvwxyz」の出力として
「011010」をインバータ回路3へ出力する(図6
参照)。インバータ回路3では、かかる信号により、上
アームトランジスタQuがオンされるとともに、下アー
ムトランジスタQyがPWMチョッパ制御回路14から
出力されるチョッパ状の矩形波に基づいてオンオフされ
る。この結果、ブラシレスモータ51の電機子巻線のU
相からV相へ電機子電流が流れ、ブラシレスモータ51
の駆動が開始される。なお、この電機子電流は、下アー
ムトランジスタQyがオンの時に増加し、オフの時に減
少する略三角波状の脈動(高調波成分)を伴ったものと
なる。
【0054】ブラシレスモータ51に流された電機子電
流は、電流検出回路4のシャント抵抗Rsによって検出
され、電圧変換されて、高調波除去回路13へ出力され
る。この電流検出回路4の出力電圧は、高調波除去回路
13によって、PWMチョッパ制御回路14の出力に同
期して、インバータ回路3の下アームトランジスタQy
がオンされている間に、コンデンサC1に記憶される。
このようにチョッパ制御に同期して電流検出回路4の出
力電圧を記憶することにより、チョッパ制御による高調
波成分が除去される。コンデンサC1に記憶された電流
検出回路4の出力電圧は略5.7倍に増幅され、その
後、抵抗R16及びコンデンサC6で構成されるRCロ
ーパスフィルタを介しつつ、第1低減回路5により1/
2倍に低減(0.5倍に分圧)され、転流指令回路9の
コンパレータCP1の非反転入力端へ出力される。
流は、電流検出回路4のシャント抵抗Rsによって検出
され、電圧変換されて、高調波除去回路13へ出力され
る。この電流検出回路4の出力電圧は、高調波除去回路
13によって、PWMチョッパ制御回路14の出力に同
期して、インバータ回路3の下アームトランジスタQy
がオンされている間に、コンデンサC1に記憶される。
このようにチョッパ制御に同期して電流検出回路4の出
力電圧を記憶することにより、チョッパ制御による高調
波成分が除去される。コンデンサC1に記憶された電流
検出回路4の出力電圧は略5.7倍に増幅され、その
後、抵抗R16及びコンデンサC6で構成されるRCロ
ーパスフィルタを介しつつ、第1低減回路5により1/
2倍に低減(0.5倍に分圧)され、転流指令回路9の
コンパレータCP1の非反転入力端へ出力される。
【0055】一方、始動補償回路7では、PWMチョッ
パ制御回路14から出力される矩形波のロウ出力のデュ
ーティ比が所定値以上(例えば、3%以上)に達すると
(図4(b)B)、トランジスタQ1がオンされる(図
4(d)B)。このトランジスタQ1のオンにより、コ
ンデンサC4及び可変抵抗VR2より構成される微分回
路が作動して、徐々に下降する微分パルス状の電圧が、
始動補償回路7(第2低減回路8)から転流指令回路9
のコンパレータCP1の反転入力端へ出力される(図4
(e)B)。
パ制御回路14から出力される矩形波のロウ出力のデュ
ーティ比が所定値以上(例えば、3%以上)に達すると
(図4(b)B)、トランジスタQ1がオンされる(図
4(d)B)。このトランジスタQ1のオンにより、コ
ンデンサC4及び可変抵抗VR2より構成される微分回
路が作動して、徐々に下降する微分パルス状の電圧が、
始動補償回路7(第2低減回路8)から転流指令回路9
のコンパレータCP1の反転入力端へ出力される(図4
(e)B)。
【0056】転流指令回路9では、コンパレータCP1
により、第1低減回路5の出力電圧と第2低減回路8の
出力電圧とが比較される。比較の結果、第1低減回路5
の出力電圧が第2低減回路8の出力電圧より大きくなる
まで、転流指令56の出力が待機される。転流指令56
の出力が待機される間、電機子巻線の同じ相(例えば、
U相からV相)への通電が継続されるので、ブラシレス
モータ51へ始動トルクを発生させるために充分な電機
子電流が供給され、ブラシレスモータ51の界磁回転子
が徐々に回転を開始する。
により、第1低減回路5の出力電圧と第2低減回路8の
出力電圧とが比較される。比較の結果、第1低減回路5
の出力電圧が第2低減回路8の出力電圧より大きくなる
まで、転流指令56の出力が待機される。転流指令56
の出力が待機される間、電機子巻線の同じ相(例えば、
U相からV相)への通電が継続されるので、ブラシレス
モータ51へ始動トルクを発生させるために充分な電機
子電流が供給され、ブラシレスモータ51の界磁回転子
が徐々に回転を開始する。
【0057】界磁の回転にともなって、ブラシレスモー
タ51の電機子電流値は変化する。電機子電流値の変化
は、電流検出回路4のシャント抵抗Rsによって検出さ
れ、PWMチョッパ制御回路14の出力に同期して、高
調波除去回路13に記憶される。記憶された電流検出回
路4の出力電圧は、高調波除去回路13内にて略5.7
倍に増幅され、その後更に、第1低減回路5によって1
/2倍に低減(0.5倍に分圧)されて、転流指令回路
9のコンパレータCP1の非反転入力端へ電機子電流の
瞬時値情報として出力される。この結果、第1低減回路
5の出力電圧が第2低減回路8の出力電圧より大となる
と、転流指令回路9のコンパレータCP1からハイ信号
55が出力され、単安定マルチバイブレータMMからワ
ンショットの転流指令56が計数回路11へ出力され
る。
タ51の電機子電流値は変化する。電機子電流値の変化
は、電流検出回路4のシャント抵抗Rsによって検出さ
れ、PWMチョッパ制御回路14の出力に同期して、高
調波除去回路13に記憶される。記憶された電流検出回
路4の出力電圧は、高調波除去回路13内にて略5.7
倍に増幅され、その後更に、第1低減回路5によって1
/2倍に低減(0.5倍に分圧)されて、転流指令回路
9のコンパレータCP1の非反転入力端へ電機子電流の
瞬時値情報として出力される。この結果、第1低減回路
5の出力電圧が第2低減回路8の出力電圧より大となる
と、転流指令回路9のコンパレータCP1からハイ信号
55が出力され、単安定マルチバイブレータMMからワ
ンショットの転流指令56が計数回路11へ出力され
る。
【0058】転流指令56を入力した計数回路11のカ
ウンタCTは、転流指令56のパルスの立ち上がりに応
動して出力端0〜5の出力状態を更新し、分配回路12
へ出力する。例えば、転流指令前の出力端0〜5の出力
状態が「100000」であれば、転流指令56によっ
て「010000」に更新される(図6参照)。この結
果、分配回路12の「uvwxyz」の各出力は「01
1001」となり、インバータ回路3のオンされていた
電界効果トランジスタQu,Qyに代わって、電界効果
トランジスタQu,Qzがオンされ、U相からV相へ流
されていたブラシレスモータ51の電機子電流がU相か
らW相へ転流される。
ウンタCTは、転流指令56のパルスの立ち上がりに応
動して出力端0〜5の出力状態を更新し、分配回路12
へ出力する。例えば、転流指令前の出力端0〜5の出力
状態が「100000」であれば、転流指令56によっ
て「010000」に更新される(図6参照)。この結
果、分配回路12の「uvwxyz」の各出力は「01
1001」となり、インバータ回路3のオンされていた
電界効果トランジスタQu,Qyに代わって、電界効果
トランジスタQu,Qzがオンされ、U相からV相へ流
されていたブラシレスモータ51の電機子電流がU相か
らW相へ転流される。
【0059】一方、転流指令回路9から出力される転流
指令56はゼロリセット回路10へも出力され、この間
アナログスイッチAS3をオンさせる。ゼロリセット回
路10のアナログスイッチAS3がオンされると、第1
低減回路5の出力電圧が0ボルトに擬制リセットされ
る。これによりコンパレータCP1の非反転入力端への
出力電圧が、その反転入力端への出力電圧より確実に低
くされるので、転流指令回路9のコンパレータCP1の
出力は短時間でハイからロウに切り替わる単一パルス5
5となる(図3(e))。この単一パルス55に応動し
て転流指令56を出力した転流指令回路9の単安定マル
チバイブレータMMは、可変抵抗VR3及びコンデンサ
C5で定まる所定時間が経過すると、転流指令56をハ
イからロウへ切り替えて、次の転流指令56の発生待機
状態へ移行する。
指令56はゼロリセット回路10へも出力され、この間
アナログスイッチAS3をオンさせる。ゼロリセット回
路10のアナログスイッチAS3がオンされると、第1
低減回路5の出力電圧が0ボルトに擬制リセットされ
る。これによりコンパレータCP1の非反転入力端への
出力電圧が、その反転入力端への出力電圧より確実に低
くされるので、転流指令回路9のコンパレータCP1の
出力は短時間でハイからロウに切り替わる単一パルス5
5となる(図3(e))。この単一パルス55に応動し
て転流指令56を出力した転流指令回路9の単安定マル
チバイブレータMMは、可変抵抗VR3及びコンデンサ
C5で定まる所定時間が経過すると、転流指令56をハ
イからロウへ切り替えて、次の転流指令56の発生待機
状態へ移行する。
【0060】ところで、第2低減回路8は、実質的に平
均化回路6の出力電圧と始動補償回路7の出力電圧との
うち、大きい方の出力電圧を転流指令回路9へ出力す
る。よって、第2低減回路8の出力は、ある時点を境に
して、始動補償回路7の出力電圧から平均化回路6の出
力電圧へと切り替わる。そして、この切替以降は、可変
抵抗VR4の分圧比が所定値以下(略3%以下)に下げ
られるまで、平均化回路6の出力電圧が、第2低減回路
8の出力電圧(即ち、転流目標電圧)として、継続して
転流指令回路9へ出力されるのである。
均化回路6の出力電圧と始動補償回路7の出力電圧との
うち、大きい方の出力電圧を転流指令回路9へ出力す
る。よって、第2低減回路8の出力は、ある時点を境に
して、始動補償回路7の出力電圧から平均化回路6の出
力電圧へと切り替わる。そして、この切替以降は、可変
抵抗VR4の分圧比が所定値以下(略3%以下)に下げ
られるまで、平均化回路6の出力電圧が、第2低減回路
8の出力電圧(即ち、転流目標電圧)として、継続して
転流指令回路9へ出力されるのである。
【0061】本実施例では、第1低減回路5の低減率は
0.5倍であり、第2低減回路8の低減率は0.7倍で
あるので、転流指令回路9のコンパレータCP1は、第
1低減回路5の出力電圧が平均化回路6の出力電圧の
1.4倍以上となった場合に、単安定マルチバイブレー
タMMへハイ信号55を出力する(図3(e))。その
結果、転流指令回路9からワンショットの転流指令56
が計数回路11(及び、ゼロリセット回路10)へ出力
されて(図3(f))、計数回路11、分配回路12及
びインバータ回路3によって、ブラシレスモータ51の
転流が行われる。この転流動作が繰り返されることによ
り、ブラシレスモータ51が回転されるのである。
0.5倍であり、第2低減回路8の低減率は0.7倍で
あるので、転流指令回路9のコンパレータCP1は、第
1低減回路5の出力電圧が平均化回路6の出力電圧の
1.4倍以上となった場合に、単安定マルチバイブレー
タMMへハイ信号55を出力する(図3(e))。その
結果、転流指令回路9からワンショットの転流指令56
が計数回路11(及び、ゼロリセット回路10)へ出力
されて(図3(f))、計数回路11、分配回路12及
びインバータ回路3によって、ブラシレスモータ51の
転流が行われる。この転流動作が繰り返されることによ
り、ブラシレスモータ51が回転されるのである。
【0062】以上説明したように、このブラシレスモー
タ駆動回路1によれば、ブラシレスモータ51の電機子
電流が平均化回路6により平均化された電圧の1.4倍
以上となると転流指令56が出力されて、転流動作が行
われる。よって、ホール素子やシャフトエンコーダなど
の回転子磁極位置センサを用いることなく、電機子電流
の第2の電流増加領域42を検出し、そのタイミングで
転流動作を行わせて、ブラシレスモータ51を円滑に駆
動することができるのである。
タ駆動回路1によれば、ブラシレスモータ51の電機子
電流が平均化回路6により平均化された電圧の1.4倍
以上となると転流指令56が出力されて、転流動作が行
われる。よって、ホール素子やシャフトエンコーダなど
の回転子磁極位置センサを用いることなく、電機子電流
の第2の電流増加領域42を検出し、そのタイミングで
転流動作を行わせて、ブラシレスモータ51を円滑に駆
動することができるのである。
【0063】特に、本実施例のモータ駆動回路1では、
チョッパ制御に伴う高調波成分は、ローパスフィルタに
より平均化して除去するのではなく、高調波除去回路1
3をチョッパ制御に同期して動作させることにより除去
している。よって、チョッパ制御のデューティ比が小さ
い場合にも、電機子電流を通常の大きさに保ったまま検
出することができる。従って、デューティ比の小さい低
速運転時においても、適切なタイミングで転流動作を行
わせることができるので、デューティ比が3%〜100
%の全域において、ブラシレスモータ51を可変速運転
させることができる。
チョッパ制御に伴う高調波成分は、ローパスフィルタに
より平均化して除去するのではなく、高調波除去回路1
3をチョッパ制御に同期して動作させることにより除去
している。よって、チョッパ制御のデューティ比が小さ
い場合にも、電機子電流を通常の大きさに保ったまま検
出することができる。従って、デューティ比の小さい低
速運転時においても、適切なタイミングで転流動作を行
わせることができるので、デューティ比が3%〜100
%の全域において、ブラシレスモータ51を可変速運転
させることができる。
【0064】次に、図7から図13を参照して、前記し
た第1実施例の変形例を説明する。なお、第1実施例と
同一の部分には同一の番号を付し、その説明は省略す
る。
た第1実施例の変形例を説明する。なお、第1実施例と
同一の部分には同一の番号を付し、その説明は省略す
る。
【0065】図7は、第2実施例におけるブラシレスモ
ータ駆動回路100である。この第2実施例のブラシレ
スモータ駆動回路100は、PWMチョッパ制御回路1
4のチョッパ制御に同期して高調波除去回路13の出力
電圧を平均化し、これによりPWMチョッパ制御回路1
4のデューティ比が低いほど平均化回路5の平均化処理
時定数が長くなるように構成して、低回転域における電
機子電流の平均化結果の精度を向上させて、ブラシレス
モータ51を安定して駆動できるようにしたものであ
る。このため、第2実施例のブラシレスモータ駆動回路
100では、前期した第1実施例のブラシレスモータ駆
動回路1のうち、平均化回路101および第2低減回路
102に変更が施されている。また、始動補償回路10
3にも変更が施され、かつ、優先回路104が追加され
ている。
ータ駆動回路100である。この第2実施例のブラシレ
スモータ駆動回路100は、PWMチョッパ制御回路1
4のチョッパ制御に同期して高調波除去回路13の出力
電圧を平均化し、これによりPWMチョッパ制御回路1
4のデューティ比が低いほど平均化回路5の平均化処理
時定数が長くなるように構成して、低回転域における電
機子電流の平均化結果の精度を向上させて、ブラシレス
モータ51を安定して駆動できるようにしたものであ
る。このため、第2実施例のブラシレスモータ駆動回路
100では、前期した第1実施例のブラシレスモータ駆
動回路1のうち、平均化回路101および第2低減回路
102に変更が施されている。また、始動補償回路10
3にも変更が施され、かつ、優先回路104が追加され
ている。
【0066】平均化回路101は、PWMチョッパ制御
回路14のチョッパ制御に同期して高調波除去回路13
の出力電圧を平均化し、第2低減回路102へ出力する
ための回路である。この平均化回路101は、アナログ
スイッチAS2と、10kΩの抵抗R101と、100
μFの電解コンデンサC10とを備えている。アナログ
スイッチAS2の一方のチャネル端子は高調波除去回路
13の出力端に接続され、他方のチャネル端子は抵抗R
101の一端に接続されている。抵抗R101の他端は
コンデンサC10のプラス側端子に接続され、そのコン
デンサC10のマイナス側端子は回路接地されている。
アナログスイッチAS2のゲートは、高調波除去回路1
3のアナログスイッチAS1と同様に、インバータIa
の出力端に接続されているので、高調波除去回路13と
共にPWMチョッパ制御回路14のチョッパ制御に同期
して、その高調波除去回路13の出力電圧を平均化する
ことができる。よって、低回転域における電機子電流の
平均化結果の精度を向上させて、ブラシレスモータ51
を安定して駆動することができるのである。
回路14のチョッパ制御に同期して高調波除去回路13
の出力電圧を平均化し、第2低減回路102へ出力する
ための回路である。この平均化回路101は、アナログ
スイッチAS2と、10kΩの抵抗R101と、100
μFの電解コンデンサC10とを備えている。アナログ
スイッチAS2の一方のチャネル端子は高調波除去回路
13の出力端に接続され、他方のチャネル端子は抵抗R
101の一端に接続されている。抵抗R101の他端は
コンデンサC10のプラス側端子に接続され、そのコン
デンサC10のマイナス側端子は回路接地されている。
アナログスイッチAS2のゲートは、高調波除去回路1
3のアナログスイッチAS1と同様に、インバータIa
の出力端に接続されているので、高調波除去回路13と
共にPWMチョッパ制御回路14のチョッパ制御に同期
して、その高調波除去回路13の出力電圧を平均化する
ことができる。よって、低回転域における電機子電流の
平均化結果の精度を向上させて、ブラシレスモータ51
を安定して駆動することができるのである。
【0067】第2低減回路102は100kΩの可変抵
抗VR10により構成されている。可変抵抗VR10の
一端は平均化回路101の出力端であるコンデンサC1
0のプラス側端子に接続され、その他端は回路接地され
ている。また、可変抵抗VR10の摺動子端は第2低減
回路102の出力端として、転流指令回路9のコンパレ
ータCP1の反転入力端に接続されている。なお、本実
施例では、第2低減回路102により平均化回路101
の出力電圧が0.7倍に低減(分圧)されるように、可
変抵抗VR10の摺動子位置が調節されている。
抗VR10により構成されている。可変抵抗VR10の
一端は平均化回路101の出力端であるコンデンサC1
0のプラス側端子に接続され、その他端は回路接地され
ている。また、可変抵抗VR10の摺動子端は第2低減
回路102の出力端として、転流指令回路9のコンパレ
ータCP1の反転入力端に接続されている。なお、本実
施例では、第2低減回路102により平均化回路101
の出力電圧が0.7倍に低減(分圧)されるように、可
変抵抗VR10の摺動子位置が調節されている。
【0068】始動補償回路103は、ブラシレスモータ
51の始動時に、ブラシレスモータ51が充分な始動ト
ルクを発生できるようにするため、第2低減回路102
の出力に代わって、転流目標電圧を転流指令回路9へ出
力するための回路である。この始動補償回路103は、
PWMチョッパ制御回路14と連動して動作する。即
ち、PWMチョッパ制御回路14から出力されるチョッ
パ制御のデューティ比が、所定値未満の小さい値から所
定値以上に上げられた場合に、例えば、本実施例ではロ
ウ出力のデューティ比が約3.8%未満から約3.8%
以上にされた場合に、始動補償回路103から転流目標
電圧を優先回路104を介して転流指令回路9へ出力す
るのである。なお、上記の約3.8%のデューティ比
は、抵抗R103(390Ω)及びR104(10k
Ω)の分圧比により定められる。
51の始動時に、ブラシレスモータ51が充分な始動ト
ルクを発生できるようにするため、第2低減回路102
の出力に代わって、転流目標電圧を転流指令回路9へ出
力するための回路である。この始動補償回路103は、
PWMチョッパ制御回路14と連動して動作する。即
ち、PWMチョッパ制御回路14から出力されるチョッ
パ制御のデューティ比が、所定値未満の小さい値から所
定値以上に上げられた場合に、例えば、本実施例ではロ
ウ出力のデューティ比が約3.8%未満から約3.8%
以上にされた場合に、始動補償回路103から転流目標
電圧を優先回路104を介して転流指令回路9へ出力す
るのである。なお、上記の約3.8%のデューティ比
は、抵抗R103(390Ω)及びR104(10k
Ω)の分圧比により定められる。
【0069】始動補償回路103は、PWMチョッパ制
御回路14の出力端に接続された100kΩの抵抗R1
02を備えており、その抵抗R102の他端は、0.1
μFのコンデンサC11の一端とオペアンプOP11の
反転入力端とに接続されている。コンデンサC11の他
端は、補助電源回路2の10ボルト出力に接続されてい
る。オペアンプOP11の非反転入力端は、一端が補助
電源回路2の10ボルト出力に接続された390Ωの抵
抗R103と、一端が回路接地された10kΩの抵抗R
104とに接続されている。また、オペアンプOP11
の出力端は、ダイオードD101のアノードと、10μ
Fの電解コンデンサC12のプラス側端子に接続されて
いる。ダイオードD101のカソードは補助電源回路2
の10ボルト出力に接続され、一方、電解コンデンサC
12のマイナス側端子は、回路接地された100kΩの
抵抗R105と、アノード接地されたダイオードD10
2のカソード、及び、500kΩの可変抵抗VR11の
一端に接続されている。可変抵抗VR11の他端は、始
動補償回路103の出力端として、優先回路104の入
力端であるダイオードD104のアノードに接続されて
いる。
御回路14の出力端に接続された100kΩの抵抗R1
02を備えており、その抵抗R102の他端は、0.1
μFのコンデンサC11の一端とオペアンプOP11の
反転入力端とに接続されている。コンデンサC11の他
端は、補助電源回路2の10ボルト出力に接続されてい
る。オペアンプOP11の非反転入力端は、一端が補助
電源回路2の10ボルト出力に接続された390Ωの抵
抗R103と、一端が回路接地された10kΩの抵抗R
104とに接続されている。また、オペアンプOP11
の出力端は、ダイオードD101のアノードと、10μ
Fの電解コンデンサC12のプラス側端子に接続されて
いる。ダイオードD101のカソードは補助電源回路2
の10ボルト出力に接続され、一方、電解コンデンサC
12のマイナス側端子は、回路接地された100kΩの
抵抗R105と、アノード接地されたダイオードD10
2のカソード、及び、500kΩの可変抵抗VR11の
一端に接続されている。可変抵抗VR11の他端は、始
動補償回路103の出力端として、優先回路104の入
力端であるダイオードD104のアノードに接続されて
いる。
【0070】ここで、図8及び図9を参照して、始動補
償回路103の動作を説明する。可変抵抗VR4の分圧
比が低く設定されており(図8(a)A)、PWMチョ
ッパ制御回路14のロウ出力のデューティ比が約3.8
%未満になっている場合には(図8(b)A)、PWM
チョッパ制御回路14から出力されるチョッパパルス
は、始動補償回路103のローパスフィルタを構成する
コンデンサC11により抑圧され、オペアンプOP11
の反転入力端への入力電圧は、抵抗R103及びR10
4により非反転入力端へ入力される約9.62ボルト以
上となって(図8(c)A)、オペアンプOP11の出
力電圧は0ボルトとなっている(図8(d)A)。よっ
て、PWMチョッパ制御回路14のロウ出力のデューテ
ィ比が約3.8%未満の状態では、始動補償回路103
からの出力電圧は0ボルトとなっており(図8(e)
A)、ブラシレスモータ51は停止状態にある。
償回路103の動作を説明する。可変抵抗VR4の分圧
比が低く設定されており(図8(a)A)、PWMチョ
ッパ制御回路14のロウ出力のデューティ比が約3.8
%未満になっている場合には(図8(b)A)、PWM
チョッパ制御回路14から出力されるチョッパパルス
は、始動補償回路103のローパスフィルタを構成する
コンデンサC11により抑圧され、オペアンプOP11
の反転入力端への入力電圧は、抵抗R103及びR10
4により非反転入力端へ入力される約9.62ボルト以
上となって(図8(c)A)、オペアンプOP11の出
力電圧は0ボルトとなっている(図8(d)A)。よっ
て、PWMチョッパ制御回路14のロウ出力のデューテ
ィ比が約3.8%未満の状態では、始動補償回路103
からの出力電圧は0ボルトとなっており(図8(e)
A)、ブラシレスモータ51は停止状態にある。
【0071】かかる状態から可変抵抗VR4の分圧比を
大きくして(図8(a)B)、PWMチョッパ制御回路
14のロウ出力のデューティ比を約3.8%以上に上げ
ると(図8(b)B)、始動補償回路103のコンデン
サC11の放電が充電に追従できなくなり、オペアンプ
OP11の反転入力端への入力電圧が約9.62ボルト
以下に下がる(図8(c)B)。その結果、オペアンプ
OP11の非反転入力端への入力電圧の方が反転入力端
への入力電圧より高くなり、オペアンプOP11の出力
電圧が0ボルトから約8.5ボルトへ上昇する(図8
(d)B)。ここで約8.5ボルトとは、オペアンプは
その特性により電源電圧の1.5ボルト以下までしか出
力できない。本実施例ではオペアンプOP11の電源電
圧は10ボルトであるので、10ボルト−1.5ボルト
=8.5ボルトだからである。なお、上記1.5ボルト
の値はオペアンプの種類によって当然に異なるものであ
る。
大きくして(図8(a)B)、PWMチョッパ制御回路
14のロウ出力のデューティ比を約3.8%以上に上げ
ると(図8(b)B)、始動補償回路103のコンデン
サC11の放電が充電に追従できなくなり、オペアンプ
OP11の反転入力端への入力電圧が約9.62ボルト
以下に下がる(図8(c)B)。その結果、オペアンプ
OP11の非反転入力端への入力電圧の方が反転入力端
への入力電圧より高くなり、オペアンプOP11の出力
電圧が0ボルトから約8.5ボルトへ上昇する(図8
(d)B)。ここで約8.5ボルトとは、オペアンプは
その特性により電源電圧の1.5ボルト以下までしか出
力できない。本実施例ではオペアンプOP11の電源電
圧は10ボルトであるので、10ボルト−1.5ボルト
=8.5ボルトだからである。なお、上記1.5ボルト
の値はオペアンプの種類によって当然に異なるものであ
る。
【0072】オペアンプOP11の出力電圧が約8.5
ボルトとなると、コンデンサC12及び抵抗R105で
構成される微分回路に約8.5ボルトの電圧が印加され
る。このため始動補償回路103からは可変抵抗VR1
1を介して、その電圧降下分を差し引いた8.5ボルト
弱の電圧値から時間の経過とともに徐々に逓減する微分
パルス状の電圧波が優先回路104へ出力される(図8
(e)B)。なお、コンデンサC12の容量が10μ
F、抵抗R105の抵抗値が100kΩであるので、こ
の電圧波は1秒後(10μF×100kΩ=1s)に
は、その尖頭値の約37%にまで低減する。
ボルトとなると、コンデンサC12及び抵抗R105で
構成される微分回路に約8.5ボルトの電圧が印加され
る。このため始動補償回路103からは可変抵抗VR1
1を介して、その電圧降下分を差し引いた8.5ボルト
弱の電圧値から時間の経過とともに徐々に逓減する微分
パルス状の電圧波が優先回路104へ出力される(図8
(e)B)。なお、コンデンサC12の容量が10μ
F、抵抗R105の抵抗値が100kΩであるので、こ
の電圧波は1秒後(10μF×100kΩ=1s)に
は、その尖頭値の約37%にまで低減する。
【0073】優先回路104へ出力された始動補償回路
103の出力電圧は、転流目標電圧として転流指令回路
9へ出力される。よって、ブラシレスモータ51の始動
時の転流目標電圧が高く設定されるので、ブラシレスモ
ータ51の始動時に、始動トルクを発生させるために充
分な電機子電流が流され(図8(f)B)、ブラシレス
モータ51が的確に始動される。
103の出力電圧は、転流目標電圧として転流指令回路
9へ出力される。よって、ブラシレスモータ51の始動
時の転流目標電圧が高く設定されるので、ブラシレスモ
ータ51の始動時に、始動トルクを発生させるために充
分な電機子電流が流され(図8(f)B)、ブラシレス
モータ51が的確に始動される。
【0074】一方、ブラシレスモータ51の回転中に可
変抵抗VR4の分圧比が下げられると(図9(a))、
PWMチョッパ制御回路14のロウ出力のデューティ比
の下降とともに、ブラシレスモータ51へ印加される電
圧の実効の値も下降して、ブラシレスモータ51が減速
されていく。そして、PWMチョッパ制御回路14のロ
ウ出力のデューティ比が約3.8%未満に下がると(図
9(b)A)、始動補償回路103のコンデンサC11
の充電が放電に追従できなくなって、オペアンプOP1
1の反転入力端への入力電圧が非反転入力端への入力電
圧である9.62ボルト以上に上昇し(図9(c)
A)、オペアンプOP11の出力電圧が約8.5ボルト
から0ボルトへ下降する(図9(d)A)。オペアンプ
OP11の出力電圧が0ボルトとなると、コンデンサC
12に充電されていた電荷は、ダイオードD102及び
オペアンプOP11を介して速やかに放電され、初期状
態に復帰する。
変抵抗VR4の分圧比が下げられると(図9(a))、
PWMチョッパ制御回路14のロウ出力のデューティ比
の下降とともに、ブラシレスモータ51へ印加される電
圧の実効の値も下降して、ブラシレスモータ51が減速
されていく。そして、PWMチョッパ制御回路14のロ
ウ出力のデューティ比が約3.8%未満に下がると(図
9(b)A)、始動補償回路103のコンデンサC11
の充電が放電に追従できなくなって、オペアンプOP1
1の反転入力端への入力電圧が非反転入力端への入力電
圧である9.62ボルト以上に上昇し(図9(c)
A)、オペアンプOP11の出力電圧が約8.5ボルト
から0ボルトへ下降する(図9(d)A)。オペアンプ
OP11の出力電圧が0ボルトとなると、コンデンサC
12に充電されていた電荷は、ダイオードD102及び
オペアンプOP11を介して速やかに放電され、初期状
態に復帰する。
【0075】この状態から、再度、可変抵抗VR4の分
圧比が上げられ(図9(a)B)、PWMチョッパ制御
回路14のロウ出力のデューティ比が約3.8%以上に
なると(図9(b)B)、オペアンプOP11の反転入
力端への入力電圧が9.62ボルト以下に下がり(図9
(c)B)、オペアンプOP11の出力電圧が約8.5
ボルトに上昇する(図9(d)B)。この結果、放電さ
れたコンデンサC12が再充電されるまで、始動補償回
路103から微分パルス状の電圧波が再び出力される
(図9(e)B)。
圧比が上げられ(図9(a)B)、PWMチョッパ制御
回路14のロウ出力のデューティ比が約3.8%以上に
なると(図9(b)B)、オペアンプOP11の反転入
力端への入力電圧が9.62ボルト以下に下がり(図9
(c)B)、オペアンプOP11の出力電圧が約8.5
ボルトに上昇する(図9(d)B)。この結果、放電さ
れたコンデンサC12が再充電されるまで、始動補償回
路103から微分パルス状の電圧波が再び出力される
(図9(e)B)。
【0076】なお、ブラシレスモータ51の駆動中に直
流電源50がオフされた場合、コンデンサC12に充電
されていた電荷は、ダイオードD101及びD102を
介して急速に放電され、初期状態に復帰する。よって、
直流電源50を、そのオフ直後に再度オンした場合に
も、始動補償回路103を正常に動作させて、ブラシレ
スモータ51を円滑に始動することができる。
流電源50がオフされた場合、コンデンサC12に充電
されていた電荷は、ダイオードD101及びD102を
介して急速に放電され、初期状態に復帰する。よって、
直流電源50を、そのオフ直後に再度オンした場合に
も、始動補償回路103を正常に動作させて、ブラシレ
スモータ51を円滑に始動することができる。
【0077】優先回路104は、第2低減回路102に
よって低減された平均化回路101の出力、即ち、定常
運転時における転流目標電圧と、始動補償回路103の
出力、即ち、始動時における転流目標電圧とのうち、大
きい方の出力電圧を転流指令回路9へ出力するための回
路であり、ダイオードD103により構成されている。
このダイオードD103は、アノードが始動補償回路1
03の出力端と接続され、カソードが第2低減回路10
2の出力端、及び、転流指令回路9のコンパレータCP
1の反転入力端に接続されている。よって、優先回路1
04により、第2低減回路102と始動補償回路103
とのうち大きい方の出力電圧が、転流目標電圧として転
流指令回路9へ出力される。
よって低減された平均化回路101の出力、即ち、定常
運転時における転流目標電圧と、始動補償回路103の
出力、即ち、始動時における転流目標電圧とのうち、大
きい方の出力電圧を転流指令回路9へ出力するための回
路であり、ダイオードD103により構成されている。
このダイオードD103は、アノードが始動補償回路1
03の出力端と接続され、カソードが第2低減回路10
2の出力端、及び、転流指令回路9のコンパレータCP
1の反転入力端に接続されている。よって、優先回路1
04により、第2低減回路102と始動補償回路103
とのうち大きい方の出力電圧が、転流目標電圧として転
流指令回路9へ出力される。
【0078】以上説明したように、第2実施例のブラシ
レスモータ駆動回路100によれば、PWMチョッパ制
御回路14のチョッパ制御に同期して高調波除去回路1
3の出力電圧を平均化し、その平均化された電機子電流
の電圧値に基づいて転流タイミングを決定しているの
で、低回転域ほど電機子電流の平均化処理の時間が長く
なり、平均化結果の精度を向上させてブラシレスモータ
51を一層安定して駆動することができるのである。
レスモータ駆動回路100によれば、PWMチョッパ制
御回路14のチョッパ制御に同期して高調波除去回路1
3の出力電圧を平均化し、その平均化された電機子電流
の電圧値に基づいて転流タイミングを決定しているの
で、低回転域ほど電機子電流の平均化処理の時間が長く
なり、平均化結果の精度を向上させてブラシレスモータ
51を一層安定して駆動することができるのである。
【0079】図10は、第3実施例におけるブラシレス
モータ駆動回路200である。この第3実施例のブラシ
レスモータ駆動回路200は、電機子電流が微少であっ
てもブラシレスモータ51を安定して駆動できるように
構成されている。具体的には、高調波除去回路13の出
力電圧を低減(分圧)せずに転流指令回路9へ出力する
とともに、平均化回路111の出力電圧を増幅回路11
2により増幅して転流指令回路9へ出力し、転流指令回
路9により両者を比較して転流指令56を発生するよう
にしている。このために第3実施例のブラシレスモータ
駆動回路200では、前期した第1実施例のブラシレス
モータ駆動回路1のうち、ゼロリセット回路110、平
均化回路111、増幅回路112、始動補償回路113
に変更が施されている。
モータ駆動回路200である。この第3実施例のブラシ
レスモータ駆動回路200は、電機子電流が微少であっ
てもブラシレスモータ51を安定して駆動できるように
構成されている。具体的には、高調波除去回路13の出
力電圧を低減(分圧)せずに転流指令回路9へ出力する
とともに、平均化回路111の出力電圧を増幅回路11
2により増幅して転流指令回路9へ出力し、転流指令回
路9により両者を比較して転流指令56を発生するよう
にしている。このために第3実施例のブラシレスモータ
駆動回路200では、前期した第1実施例のブラシレス
モータ駆動回路1のうち、ゼロリセット回路110、平
均化回路111、増幅回路112、始動補償回路113
に変更が施されている。
【0080】ゼロリセット回路110は、転流指令回路
9から出力される転流指令56毎に、高調波除去回路1
3の出力電圧を0ボルトに擬制リセットするための回路
であり、10kΩの抵抗R16と、180pFのコンデ
ンサC6と、アナログスイッチAS3とから構成されて
いる。抵抗R16の一端は高調波除去回路13の出力端
に接続され、その抵抗R16の他端は、回路接地された
コンデンサC6の一端に接続されて、RCローパスフィ
ルタを構成している。このRCローパスフィルタによ
り、チョッパ制御に伴って発生する静電移行(誘導)ノ
イズや電磁ノイズの他、高調波除去回路13で除去しき
れなかった高調波成分が除去される。
9から出力される転流指令56毎に、高調波除去回路1
3の出力電圧を0ボルトに擬制リセットするための回路
であり、10kΩの抵抗R16と、180pFのコンデ
ンサC6と、アナログスイッチAS3とから構成されて
いる。抵抗R16の一端は高調波除去回路13の出力端
に接続され、その抵抗R16の他端は、回路接地された
コンデンサC6の一端に接続されて、RCローパスフィ
ルタを構成している。このRCローパスフィルタによ
り、チョッパ制御に伴って発生する静電移行(誘導)ノ
イズや電磁ノイズの他、高調波除去回路13で除去しき
れなかった高調波成分が除去される。
【0081】また、抵抗R16の他端、即ち、前記した
RCローパスフィルタの出力端は、アナログスイッチA
S3の一方のチャネル端子と、転流指令回路9の1つの
入力端であるコンパレータCP1の非反転入力端とに接
続されている。アナログスイッチAS3の他方のチャネ
ル端子は回路接地されており、また、アナログスイッチ
AS3のゲートは転流指令回路9の出力端と接続されて
いる。このため転流指令回路9からハイの転流指令56
が出力されると、その転流指令56によってアナログス
イッチAS3がオンされて、転流指令回路9のコンパレ
ータCP1の非反転入力端が回路接地される。即ち、0
ボルトに擬制リセットされるのである。
RCローパスフィルタの出力端は、アナログスイッチA
S3の一方のチャネル端子と、転流指令回路9の1つの
入力端であるコンパレータCP1の非反転入力端とに接
続されている。アナログスイッチAS3の他方のチャネ
ル端子は回路接地されており、また、アナログスイッチ
AS3のゲートは転流指令回路9の出力端と接続されて
いる。このため転流指令回路9からハイの転流指令56
が出力されると、その転流指令56によってアナログス
イッチAS3がオンされて、転流指令回路9のコンパレ
ータCP1の非反転入力端が回路接地される。即ち、0
ボルトに擬制リセットされるのである。
【0082】平均化回路111は、高調波除去回路13
の出力電圧を平均化して、増幅回路112へ出力するた
めの回路である。高調波除去回路13の出力端に接続さ
れた100kΩの抵抗R111と、その抵抗R111の
他端にプラス側端子が接続された10μFの電解コンデ
ンサC13との積分回路で構成されている。なお、コン
デンサC13のマイナス側端子は回路接地されている。
の出力電圧を平均化して、増幅回路112へ出力するた
めの回路である。高調波除去回路13の出力端に接続さ
れた100kΩの抵抗R111と、その抵抗R111の
他端にプラス側端子が接続された10μFの電解コンデ
ンサC13との積分回路で構成されている。なお、コン
デンサC13のマイナス側端子は回路接地されている。
【0083】増幅回路112は、平均化回路111によ
って平均化された電圧値を増幅して、転流指令回路9へ
出力する回路である。増幅回路112は、オペアンプO
P12と2つの抵抗R112,R113とにより構成さ
れた非反転増幅器と、その非反転増幅器の出力を1倍以
下に低減する100kΩの可変抵抗VR11とを備えて
いる。この可変抵抗VR11の摺動子端から転流目標電
圧が出力される。
って平均化された電圧値を増幅して、転流指令回路9へ
出力する回路である。増幅回路112は、オペアンプO
P12と2つの抵抗R112,R113とにより構成さ
れた非反転増幅器と、その非反転増幅器の出力を1倍以
下に低減する100kΩの可変抵抗VR11とを備えて
いる。この可変抵抗VR11の摺動子端から転流目標電
圧が出力される。
【0084】非反転増幅器のオペアンプOP12は、そ
の非反転入力端に平均化回路111の出力端であるコン
デンサC13のプラス側端子が接続され、オペアンプO
P12の出力端には抵抗R112及び可変抵抗VR11
の一端が接続されている。抵抗R112の他端は、オペ
アンプOP12の反転入力端と抵抗R113の一端とに
接続され、抵抗R113の他端は回路接地されている。
の非反転入力端に平均化回路111の出力端であるコン
デンサC13のプラス側端子が接続され、オペアンプO
P12の出力端には抵抗R112及び可変抵抗VR11
の一端が接続されている。抵抗R112の他端は、オペ
アンプOP12の反転入力端と抵抗R113の一端とに
接続され、抵抗R113の他端は回路接地されている。
【0085】非反転増幅器の2つの抵抗R112,R1
13の抵抗値は、いずれも同一の10kΩである。よっ
て、平均化回路111の出力は、この非反転増幅器OP
12,R112,R113により略2倍に増幅される。
2倍に増幅された平均化回路111の出力は、可変抵抗
VR11により1倍以下に低減されて、転流指令回路9
へ出力される。本実施例では、非反転増幅器OP12,
R112,R113により2倍に増幅された平均化回路
111の出力は、可変抵抗VR11によって0.7倍に
低減(分圧)される。よって、増幅回路112全体とし
て平均化回路111の出力は1.4倍に増幅されるので
ある。
13の抵抗値は、いずれも同一の10kΩである。よっ
て、平均化回路111の出力は、この非反転増幅器OP
12,R112,R113により略2倍に増幅される。
2倍に増幅された平均化回路111の出力は、可変抵抗
VR11により1倍以下に低減されて、転流指令回路9
へ出力される。本実施例では、非反転増幅器OP12,
R112,R113により2倍に増幅された平均化回路
111の出力は、可変抵抗VR11によって0.7倍に
低減(分圧)される。よって、増幅回路112全体とし
て平均化回路111の出力は1.4倍に増幅されるので
ある。
【0086】なお、当然のことながら、可変抵抗VR1
1の摺動子位置を調整することにより増幅回路112全
体の増幅率も変更できるので、使用状況に合わせて、そ
の増幅率を変化させ、ブラシレスモータ51の常用運転
領域で最もモータ効率が向上するようにチューニングす
ることができるのである。
1の摺動子位置を調整することにより増幅回路112全
体の増幅率も変更できるので、使用状況に合わせて、そ
の増幅率を変化させ、ブラシレスモータ51の常用運転
領域で最もモータ効率が向上するようにチューニングす
ることができるのである。
【0087】始動補償回路113は、ブラシレスモータ
51の始動時に、ブラシレスモータ51が充分な始動ト
ルクを発生できるようにするため、増幅回路112によ
って増幅された平均化回路111の出力に代わって、転
流目標電圧を転流指令回路9へ出力するための回路であ
る。この始動補償回路113は、PWMチョッパ制御回
路14の可変抵抗VR4の摺動子位置に応じて動作す
る。可変抵抗VR4の摺動子位置を変更すると、PWM
チョッパ制御回路14から出力されるチョッパ制御のデ
ューティ比が変更される。即ち、この始動補償回路11
3はPWMチョッパ制御回路14と連動して動作するの
である。
51の始動時に、ブラシレスモータ51が充分な始動ト
ルクを発生できるようにするため、増幅回路112によ
って増幅された平均化回路111の出力に代わって、転
流目標電圧を転流指令回路9へ出力するための回路であ
る。この始動補償回路113は、PWMチョッパ制御回
路14の可変抵抗VR4の摺動子位置に応じて動作す
る。可変抵抗VR4の摺動子位置を変更すると、PWM
チョッパ制御回路14から出力されるチョッパ制御のデ
ューティ比が変更される。即ち、この始動補償回路11
3はPWMチョッパ制御回路14と連動して動作するの
である。
【0088】始動補償回路113は、オペアンプOP1
3を備えており、そのオペアンプOP13の非反転入力
端には、可変抵抗VR4の摺動子端に接続されたPWM
チョッパ制御回路14の抵抗R22の他端が接続されて
いる。抵抗R22の他端にはPWMチョッパ制御回路1
4のチョッパ制御のデューティ比を決定する電圧が出力
されるので、この電圧をオペアンプOP13へ入力する
ことにより、始動補償回路113をPWMチョッパ制御
回路14のチョッパ制御のデューティ比の変化に連動し
て動作させることができるのである。
3を備えており、そのオペアンプOP13の非反転入力
端には、可変抵抗VR4の摺動子端に接続されたPWM
チョッパ制御回路14の抵抗R22の他端が接続されて
いる。抵抗R22の他端にはPWMチョッパ制御回路1
4のチョッパ制御のデューティ比を決定する電圧が出力
されるので、この電圧をオペアンプOP13へ入力する
ことにより、始動補償回路113をPWMチョッパ制御
回路14のチョッパ制御のデューティ比の変化に連動し
て動作させることができるのである。
【0089】オペアンプOP13の反転入力端には、補
助電源回路2の10ボルト出力に接続された18kΩの
抵抗R114と回路接地された1.5kΩの抵抗R11
5とが接続されている。両抵抗R114,R115によ
り、約0.77ボルトの電圧がオペアンプOP13の反
転入力端に入力される。また、オペアンプOP13の出
力端には100kΩの可変抵抗VR12が接続され、そ
の可変抵抗VR12の他端は、100μFの電解コンデ
ンサC14のプラス側端子と、ダイオードD111のア
ノードとに接続されている。ダイオードD111のカソ
ードは補助電源回路2の10ボルト出力に接続され、コ
ンデンサC14のマイナス側端子は、アノードが回路接
地されたダイオードD112のカソードと、増幅回路1
12の可変抵抗VR11の一端とに接続されている。
助電源回路2の10ボルト出力に接続された18kΩの
抵抗R114と回路接地された1.5kΩの抵抗R11
5とが接続されている。両抵抗R114,R115によ
り、約0.77ボルトの電圧がオペアンプOP13の反
転入力端に入力される。また、オペアンプOP13の出
力端には100kΩの可変抵抗VR12が接続され、そ
の可変抵抗VR12の他端は、100μFの電解コンデ
ンサC14のプラス側端子と、ダイオードD111のア
ノードとに接続されている。ダイオードD111のカソ
ードは補助電源回路2の10ボルト出力に接続され、コ
ンデンサC14のマイナス側端子は、アノードが回路接
地されたダイオードD112のカソードと、増幅回路1
12の可変抵抗VR11の一端とに接続されている。
【0090】ここで、始動補償回路113の動作を説明
する。可変抵抗VR4の分圧比が低く設定されており、
PWMチョッパ制御回路14のロウ出力のデューティ比
が所定値未満(例えば3%未満)になっている場合に
は、オペアンプOP13の非反転入力端への入力電圧は
抵抗R114及びR115により反転入力端へ入力され
る約0.77ボルト以下となって、かかる場合にはオペ
アンプOP13の出力電圧は0ボルトとなっている。こ
の状態ではブラシレスモータ51は停止状態にある。
する。可変抵抗VR4の分圧比が低く設定されており、
PWMチョッパ制御回路14のロウ出力のデューティ比
が所定値未満(例えば3%未満)になっている場合に
は、オペアンプOP13の非反転入力端への入力電圧は
抵抗R114及びR115により反転入力端へ入力され
る約0.77ボルト以下となって、かかる場合にはオペ
アンプOP13の出力電圧は0ボルトとなっている。こ
の状態ではブラシレスモータ51は停止状態にある。
【0091】かかる状態からPWMチョッパ制御回路1
4のロウ出力のデューティ比を所定値以上(例えば3%
以上)に上げるために、可変抵抗VR4の分圧比を大き
くすると、オペアンプOP13の非反転入力端への入力
電圧が約0.77ボルト以上に上がる。その結果、反転
入力端への入力電圧の方が非反転入力端への入力電圧よ
り高くなり、オペアンプOP13の出力電圧が0ボルト
から約8.5ボルトへ上昇する。オペアンプOP13の
出力電圧が約8.5ボルトとなると、可変抵抗VR1
2、コンデンサC14及び可変抵抗VR11で構成され
る微分回路に約8.5ボルトの電圧が印加される。この
ため始動補償回路113から可変抵抗VR11を介し
て、時間の経過とともに徐々に逓減する微分パルス状の
電圧波が転流指令回路9へ出力される。よって、ブラシ
レスモータ51の始動時の転流目標電圧が高く設定され
るので、ブラシレスモータ51の始動時に、始動トルク
を発生させるために充分な電機子電流が流され、ブラシ
レスモータ51が的確に始動されるのである。
4のロウ出力のデューティ比を所定値以上(例えば3%
以上)に上げるために、可変抵抗VR4の分圧比を大き
くすると、オペアンプOP13の非反転入力端への入力
電圧が約0.77ボルト以上に上がる。その結果、反転
入力端への入力電圧の方が非反転入力端への入力電圧よ
り高くなり、オペアンプOP13の出力電圧が0ボルト
から約8.5ボルトへ上昇する。オペアンプOP13の
出力電圧が約8.5ボルトとなると、可変抵抗VR1
2、コンデンサC14及び可変抵抗VR11で構成され
る微分回路に約8.5ボルトの電圧が印加される。この
ため始動補償回路113から可変抵抗VR11を介し
て、時間の経過とともに徐々に逓減する微分パルス状の
電圧波が転流指令回路9へ出力される。よって、ブラシ
レスモータ51の始動時の転流目標電圧が高く設定され
るので、ブラシレスモータ51の始動時に、始動トルク
を発生させるために充分な電機子電流が流され、ブラシ
レスモータ51が的確に始動されるのである。
【0092】一方、ブラシレスモータ51の回転中に可
変抵抗VR4の分圧比が下げられると、PWMチョッパ
制御回路14のロウ出力のデューティ比の下降ととも
に、ブラシレスモータ51へ印加される電圧の実効の値
も下降して、ブラシレスモータ51が減速されていく。
そして、PWMチョッパ制御回路14のロウ出力のデュ
ーティ比が所定値未満(例えば3%未満)に下がる頃に
は、オペアンプOP13の非反転入力端への入力電圧が
反転入力端への入力電圧である0.77ボルト以下とな
り、オペアンプOP13の出力電圧が約8.5ボルトか
ら0ボルトへ下降する。オペアンプOP13の出力電圧
が0ボルトとなると、コンデンサC14に充電されてい
た電荷は、ダイオードD112、可変抵抗VR12及び
オペアンプOP13を介して放電され、初期状態に復帰
する。
変抵抗VR4の分圧比が下げられると、PWMチョッパ
制御回路14のロウ出力のデューティ比の下降ととも
に、ブラシレスモータ51へ印加される電圧の実効の値
も下降して、ブラシレスモータ51が減速されていく。
そして、PWMチョッパ制御回路14のロウ出力のデュ
ーティ比が所定値未満(例えば3%未満)に下がる頃に
は、オペアンプOP13の非反転入力端への入力電圧が
反転入力端への入力電圧である0.77ボルト以下とな
り、オペアンプOP13の出力電圧が約8.5ボルトか
ら0ボルトへ下降する。オペアンプOP13の出力電圧
が0ボルトとなると、コンデンサC14に充電されてい
た電荷は、ダイオードD112、可変抵抗VR12及び
オペアンプOP13を介して放電され、初期状態に復帰
する。
【0093】この状態から、再度、可変抵抗VR4の分
圧比が上げられ、PWMチョッパ制御回路14のロウ出
力のデューティ比が所定値以上(例えば3%以上)にな
ると、オペアンプOP13の非反転入力端への入力電圧
が0.77ボルト以上に上がり、オペアンプOP13の
出力電圧が約8.5ボルトに上昇する。この結果、コン
デンサC14が再充電されるまで、始動補償回路113
から微分パルス状の電圧波が再び出力される。よって、
ブラシレスモータ51の始動時の転流目標電圧が高く設
定され、ブラシレスモータ51が的確に始動される。
圧比が上げられ、PWMチョッパ制御回路14のロウ出
力のデューティ比が所定値以上(例えば3%以上)にな
ると、オペアンプOP13の非反転入力端への入力電圧
が0.77ボルト以上に上がり、オペアンプOP13の
出力電圧が約8.5ボルトに上昇する。この結果、コン
デンサC14が再充電されるまで、始動補償回路113
から微分パルス状の電圧波が再び出力される。よって、
ブラシレスモータ51の始動時の転流目標電圧が高く設
定され、ブラシレスモータ51が的確に始動される。
【0094】なお、ブラシレスモータ51の駆動中に直
流電源50がオフされた場合には、コンデンサC14に
充電されていた電荷は、ダイオードD112及びD11
1を介して急速に放電され、初期状態に復帰する。よっ
て、直流電源50を、そのオフ直後に再度オンした場
合、始動補償回路113を正常に動作させて、ブラシレ
スモータ51を円滑に始動することができるのである。
流電源50がオフされた場合には、コンデンサC14に
充電されていた電荷は、ダイオードD112及びD11
1を介して急速に放電され、初期状態に復帰する。よっ
て、直流電源50を、そのオフ直後に再度オンした場
合、始動補償回路113を正常に動作させて、ブラシレ
スモータ51を円滑に始動することができるのである。
【0095】このように本実施例の始動補償回路113
においても、PWMチョッパ制御回路14の可変抵抗V
R4の分圧比が下げられて、駆動中のブラシレスモータ
51が停止若しくは低速回転になったとしても、その
後、可変抵抗VR4の分圧比を上げることにより、始動
補償回路113からブラシレスモータ51の始動に充分
な転流目標電圧を出力することができる。よって、かか
る場合にもブラシレスモータ51を的確に始動すること
ができるのである。このように始動補償回路113は、
PWMチョッパ制御回路14に連動して動作するように
構成されている。
においても、PWMチョッパ制御回路14の可変抵抗V
R4の分圧比が下げられて、駆動中のブラシレスモータ
51が停止若しくは低速回転になったとしても、その
後、可変抵抗VR4の分圧比を上げることにより、始動
補償回路113からブラシレスモータ51の始動に充分
な転流目標電圧を出力することができる。よって、かか
る場合にもブラシレスモータ51を的確に始動すること
ができるのである。このように始動補償回路113は、
PWMチョッパ制御回路14に連動して動作するように
構成されている。
【0096】以上説明したように、第3実施例のブラシ
レスモータ駆動回路200によれば、電流検出回路4に
より検出され高調波除去回路13により増幅された電機
子電流の電圧値は、低減(分圧)されることなく、平均
化回路111及び転流指令回路9へ出力されるととも
に、平均化回路111の出力電圧は増幅回路112によ
って更に増幅されて転流指令回路9へ出力され、その転
流指令回路9によって両者の大小が比較され転流指令5
6が発生される。よって、電機子電流が微少な場合に
も、転流タイミングを正確に検出して、ブラシレスモー
タ51を安定して駆動することができるのである。
レスモータ駆動回路200によれば、電流検出回路4に
より検出され高調波除去回路13により増幅された電機
子電流の電圧値は、低減(分圧)されることなく、平均
化回路111及び転流指令回路9へ出力されるととも
に、平均化回路111の出力電圧は増幅回路112によ
って更に増幅されて転流指令回路9へ出力され、その転
流指令回路9によって両者の大小が比較され転流指令5
6が発生される。よって、電機子電流が微少な場合に
も、転流タイミングを正確に検出して、ブラシレスモー
タ51を安定して駆動することができるのである。
【0097】次に、図11を参照して、インバータIx
〜Izで構成されるチョッパドライバの変形例を説明す
る。図11に図示するチョッパドライバは、3つのイン
バータIx〜Izに代えて、1つのインバータ(NPN
形デジタルトランジスタ)Ibと、3つのダイオードD
15,D16,D17とで構成されており、回路の低コ
スト化が図られている。インバータIbの出力端は、3
つのダイオードD15〜D17のカソードに接続されて
おり、各ダイオードD15〜D17のアノードは、それ
ぞれ下アームトランジスタQx〜Qzのゲート端子に接
続されている。インバータIbの入力端は、PWMチョ
ッパ制御回路14の出力端に接続されているので、PW
Mチョッパ制御回路14からチョッパパルスが出力され
ると、その出力に同期して、分配回路12によりオンさ
れている下アームトランジスタQx〜Qzがチョッパ制
御されるのである。
〜Izで構成されるチョッパドライバの変形例を説明す
る。図11に図示するチョッパドライバは、3つのイン
バータIx〜Izに代えて、1つのインバータ(NPN
形デジタルトランジスタ)Ibと、3つのダイオードD
15,D16,D17とで構成されており、回路の低コ
スト化が図られている。インバータIbの出力端は、3
つのダイオードD15〜D17のカソードに接続されて
おり、各ダイオードD15〜D17のアノードは、それ
ぞれ下アームトランジスタQx〜Qzのゲート端子に接
続されている。インバータIbの入力端は、PWMチョ
ッパ制御回路14の出力端に接続されているので、PW
Mチョッパ制御回路14からチョッパパルスが出力され
ると、その出力に同期して、分配回路12によりオンさ
れている下アームトランジスタQx〜Qzがチョッパ制
御されるのである。
【0098】図12及び図13に、分配回路の変形例を
図示する。従来は、従来技術の欄で説明したように、回
転中のモータの電機子巻線に生じる速度起電力と界磁の
位置の相関に着目して、該速度起電力によりモータの転
流タイミングを決定していたので、ブラシレスモータ5
1の3相の電機子巻線を180度通電することはできな
かった。しかし、第1〜第3実施例のブラシレスモータ
駆動回路1,100,200は、電機子電流の変化に着
目してブラシレスモータ51をセンサレス駆動している
ので、180度通電することが可能である。120度通
電に代えて180度通電を行うことにより、モータの回
転速度及び出力を向上することができるのである。
図示する。従来は、従来技術の欄で説明したように、回
転中のモータの電機子巻線に生じる速度起電力と界磁の
位置の相関に着目して、該速度起電力によりモータの転
流タイミングを決定していたので、ブラシレスモータ5
1の3相の電機子巻線を180度通電することはできな
かった。しかし、第1〜第3実施例のブラシレスモータ
駆動回路1,100,200は、電機子電流の変化に着
目してブラシレスモータ51をセンサレス駆動している
ので、180度通電することが可能である。120度通
電に代えて180度通電を行うことにより、モータの回
転速度及び出力を向上することができるのである。
【0099】そこで、図12に、180度通電を行う場
合の分配回路30の回路図を示すとともに、図13に、
その分配回路30の各出力時におけるブラシレスモータ
51の電機子巻線に流れる電流方向の関係を示す。な
お、図12の分配回路30における各抵抗の抵抗値は、
いずれも10kΩであり、各コンデンサの容量は、いず
れも1000pFである。また、分配回路は、120度
通電、若しくは、180度通電に固定されるのではな
く、ブラシレスモータ51の駆動状況に合わせて、分配
回路の出力を120度通電と180度通電とで切り替え
られるようにしても良い。
合の分配回路30の回路図を示すとともに、図13に、
その分配回路30の各出力時におけるブラシレスモータ
51の電機子巻線に流れる電流方向の関係を示す。な
お、図12の分配回路30における各抵抗の抵抗値は、
いずれも10kΩであり、各コンデンサの容量は、いず
れも1000pFである。また、分配回路は、120度
通電、若しくは、180度通電に固定されるのではな
く、ブラシレスモータ51の駆動状況に合わせて、分配
回路の出力を120度通電と180度通電とで切り替え
られるようにしても良い。
【0100】以上、実施例に基づき本発明を説明した
が、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形
が可能であることは容易に推察できるものである。
が、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形
が可能であることは容易に推察できるものである。
【0101】例えば、本実施例のブラシレスモータ駆動
回路1では、電流検出回路4を構成するシャント抵抗R
sは、DCリンクのグランド側ラインに挿入され、1個
のシャント抵抗Rsにより3相全ての電機子電流を検出
するようにしている。しかし、電機子電流を検出できる
電流検出回路であれば、DCリンクのグランド側ライン
以外の他の位置に設けるようにしても良い。また、3相
の電機子電流を個別に検出するように、3個の電流検出
回路をそれぞれ別個に設けるように構成しても良い。
回路1では、電流検出回路4を構成するシャント抵抗R
sは、DCリンクのグランド側ラインに挿入され、1個
のシャント抵抗Rsにより3相全ての電機子電流を検出
するようにしている。しかし、電機子電流を検出できる
電流検出回路であれば、DCリンクのグランド側ライン
以外の他の位置に設けるようにしても良い。また、3相
の電機子電流を個別に検出するように、3個の電流検出
回路をそれぞれ別個に設けるように構成しても良い。
【0102】本実施例では、消費電力の低減のために、
チョッパ制御の行われる下アームトランジスタQx〜Q
zのみならず、上アームトランジスタQu〜Qwについ
ても、電界効果トランジスタが使用された。しかし、チ
ョッパ制御の行われない上アームトランジスタについて
は、高速動作が要求されないので、回路1,100,2
00のコストダウンと部品の入手容易性を向上させるた
めに、電界効果トランジスタに代えて、接合形PNPト
ランジスタを使用するようにしても良い。
チョッパ制御の行われる下アームトランジスタQx〜Q
zのみならず、上アームトランジスタQu〜Qwについ
ても、電界効果トランジスタが使用された。しかし、チ
ョッパ制御の行われない上アームトランジスタについて
は、高速動作が要求されないので、回路1,100,2
00のコストダウンと部品の入手容易性を向上させるた
めに、電界効果トランジスタに代えて、接合形PNPト
ランジスタを使用するようにしても良い。
【0103】
【発明の効果】 請求項1記載のブラシレスモータ駆動
回路によれば、高調波除去回路は、チョッパ制御回路に
よるインバータ回路のスイッチング素子のオン動作に同
期して電流検出回路の出力電圧を記憶するので、チョッ
パ制御による高調波成分を除去して、電圧に変換された
電機子電流を検出することができる。転流指令は、この
高調波成分の除去された高調波除去回路の記憶電圧に基
づいて出力されるので、チョッパ制御のデューティ比が
小さい場合にも、その影響を受けることなく適切なタイ
ミングで転流動作を行うことができる。従って、かかる
場合にも、ブラシレスモータをセンサレスで可変速駆動
することができるという効果がある。
回路によれば、高調波除去回路は、チョッパ制御回路に
よるインバータ回路のスイッチング素子のオン動作に同
期して電流検出回路の出力電圧を記憶するので、チョッ
パ制御による高調波成分を除去して、電圧に変換された
電機子電流を検出することができる。転流指令は、この
高調波成分の除去された高調波除去回路の記憶電圧に基
づいて出力されるので、チョッパ制御のデューティ比が
小さい場合にも、その影響を受けることなく適切なタイ
ミングで転流動作を行うことができる。従って、かかる
場合にも、ブラシレスモータをセンサレスで可変速駆動
することができるという効果がある。
【0104】請求項2記載のブラシレスモータ駆動回路
によれば、請求項1記載のブラシレスモータ駆動回路の
奏する効果に加え、チョッパ制御回路によるオンのデュ
ーティ比が所定値未満に下げられて、ブラシレスモータ
が停止または低速回転となった場合にも、その後、かか
るオンのデューティ比が所定値以上に上げられると、平
均化回路の平均化電圧に代わって、始動補償回路から転
流指令回路へ始動トルクを発生させるために充分な電圧
が転流目標電圧として出力される。よって、一旦、停止
または低速回転にされたブラシレスモータであっても的
確に再始動することができるという効果がある。
によれば、請求項1記載のブラシレスモータ駆動回路の
奏する効果に加え、チョッパ制御回路によるオンのデュ
ーティ比が所定値未満に下げられて、ブラシレスモータ
が停止または低速回転となった場合にも、その後、かか
るオンのデューティ比が所定値以上に上げられると、平
均化回路の平均化電圧に代わって、始動補償回路から転
流指令回路へ始動トルクを発生させるために充分な電圧
が転流目標電圧として出力される。よって、一旦、停止
または低速回転にされたブラシレスモータであっても的
確に再始動することができるという効果がある。
【0105】請求項3記載のブラシレスモータ駆動回路
によれば、請求項2記載のブラシレスモータ駆動回路の
奏する効果に加え、始動補償回路および平均化回路の少
なくとも一部は一体に構成されているので、両回路を別
々に設ける場合に比べて、ブラシレスモータ駆動回路の
コストを安価にすることができるという効果がある。
によれば、請求項2記載のブラシレスモータ駆動回路の
奏する効果に加え、始動補償回路および平均化回路の少
なくとも一部は一体に構成されているので、両回路を別
々に設ける場合に比べて、ブラシレスモータ駆動回路の
コストを安価にすることができるという効果がある。
【0106】請求項4記載のブラシレスモータ駆動回路
によれば、請求項1から3のいずれかに記載のブラシレ
スモータ駆動回路の奏する効果に加え、転流指令は高調
波除去回路の出力電圧が平均化回路の平均化電圧の所定
倍以上となることにより出力される。この転流指令がゼ
ロリセット回路へ入力されると、ゼロリセット回路によ
って高調波除去回路の出力電圧が擬制リセットされ、平
均化回路の平均化電圧の所定倍より確実に小さくされ
る。よって、電機子電流の微小な無負荷時等において
も、転流指令毎に、転流指令を確実にリセットすること
ができるので、転流指令の多重発生や異常なほどの長時
間の転流指令の出力が防止され、常に安定したセンサレ
ス運転を実現することができるという効果がある。
によれば、請求項1から3のいずれかに記載のブラシレ
スモータ駆動回路の奏する効果に加え、転流指令は高調
波除去回路の出力電圧が平均化回路の平均化電圧の所定
倍以上となることにより出力される。この転流指令がゼ
ロリセット回路へ入力されると、ゼロリセット回路によ
って高調波除去回路の出力電圧が擬制リセットされ、平
均化回路の平均化電圧の所定倍より確実に小さくされ
る。よって、電機子電流の微小な無負荷時等において
も、転流指令毎に、転流指令を確実にリセットすること
ができるので、転流指令の多重発生や異常なほどの長時
間の転流指令の出力が防止され、常に安定したセンサレ
ス運転を実現することができるという効果がある。
【図1】 (a)は、ブラシレスモータの電機子巻線の
1相に流れる電流波形を示した図であり、(b)は、
(a)の電流波形の1ブロックを拡大して示した図であ
る。
1相に流れる電流波形を示した図であり、(b)は、
(a)の電流波形の1ブロックを拡大して示した図であ
る。
【図2】 本発明の第1実施例であるブラシレスモータ
駆動回路の回路図である。
駆動回路の回路図である。
【図3】 ブラシレスモータの定常運転時における各回
路の出力電圧波形の関係を示した図である。(a)は、
PWMチョッパ制御回路の出力電圧波形を示した図であ
り、(b)は、インバータ回路のトランジスタのオン動
作を示した図であり、(c)は、電流検出回路の出力電
圧波形を示した図であり、(d)は、高調波除去回路の
出力電圧波形を示した図であり、(e)は、転流指令回
路のコンパレータの出力電圧波形を示した図であり、
(f)は、転流指令回路の出力電圧波形を示した図であ
る。
路の出力電圧波形の関係を示した図である。(a)は、
PWMチョッパ制御回路の出力電圧波形を示した図であ
り、(b)は、インバータ回路のトランジスタのオン動
作を示した図であり、(c)は、電流検出回路の出力電
圧波形を示した図であり、(d)は、高調波除去回路の
出力電圧波形を示した図であり、(e)は、転流指令回
路のコンパレータの出力電圧波形を示した図であり、
(f)は、転流指令回路の出力電圧波形を示した図であ
る。
【図4】 第1実施例におけるブラシレスモータの始動
時におけるPWMチョッパ制御回路の可変抵抗の分圧比
と、各回路の出力電圧波形との関係を示した図である。
(a)は、PWMチョッパ制御回路の可変抵抗の分圧比
の変化の様子を示した図であり、(b)は、PWMチョ
ッパ制御回路の出力電圧波形を部分的に拡大して示した
図であり、(c)は、始動補償回路のトランジスタのベ
ース端子に印加される電圧波形を示した図であり、
(d)は、始動補償回路のトランジスタのコレクタ端子
の電圧波形を示した図であり、(e)は、始動補償回路
の出力電圧波形を示した図であり、(f)は電流検出回
路の出力電圧波形を示した図である。
時におけるPWMチョッパ制御回路の可変抵抗の分圧比
と、各回路の出力電圧波形との関係を示した図である。
(a)は、PWMチョッパ制御回路の可変抵抗の分圧比
の変化の様子を示した図であり、(b)は、PWMチョ
ッパ制御回路の出力電圧波形を部分的に拡大して示した
図であり、(c)は、始動補償回路のトランジスタのベ
ース端子に印加される電圧波形を示した図であり、
(d)は、始動補償回路のトランジスタのコレクタ端子
の電圧波形を示した図であり、(e)は、始動補償回路
の出力電圧波形を示した図であり、(f)は電流検出回
路の出力電圧波形を示した図である。
【図5】 第1実施例におけるブラシレスモータの駆動
時から停止時、及び、停止時から始動時におけるPWM
チョッパ制御回路の可変抵抗の分圧比と、各回路の出力
電圧波形との関係を示した図である。(a)は、PWM
チョッパ制御回路の可変抵抗の分圧比の変化の様子を示
した図であり、(b)は、PWMチョッパ制御回路の出
力電圧波形を部分的に拡大して示した図であり、(c)
は、始動補償回路のトランジスタのベース端子に印加さ
れる電圧波形を示した図であり、(d)は、始動補償回
路のトランジスタのコレクタ端子の電圧波形を示した図
であり、(e)は、始動補償回路の出力電圧波形を示し
た図であり、(f)は電流検出回路の出力電圧波形を示
した図である。
時から停止時、及び、停止時から始動時におけるPWM
チョッパ制御回路の可変抵抗の分圧比と、各回路の出力
電圧波形との関係を示した図である。(a)は、PWM
チョッパ制御回路の可変抵抗の分圧比の変化の様子を示
した図であり、(b)は、PWMチョッパ制御回路の出
力電圧波形を部分的に拡大して示した図であり、(c)
は、始動補償回路のトランジスタのベース端子に印加さ
れる電圧波形を示した図であり、(d)は、始動補償回
路のトランジスタのコレクタ端子の電圧波形を示した図
であり、(e)は、始動補償回路の出力電圧波形を示し
た図であり、(f)は電流検出回路の出力電圧波形を示
した図である。
【図6】 計数回路の出力と分配回路の出力との関係、
及び、そのときのブラシレスモータの電機子巻線に流れ
る電流方向の関係を表した図である。
及び、そのときのブラシレスモータの電機子巻線に流れ
る電流方向の関係を表した図である。
【図7】 第2実施例におけるブラシレスモータ駆動回
路の回路図である。
路の回路図である。
【図8】 第2実施例におけるブラシレスモータの始動
時におけるPWMチョッパ制御回路の可変抵抗の分圧比
と、各回路の出力電圧波形との関係を示した図である。
(a)は、PWMチョッパ制御回路の可変抵抗の分圧比
の変化の様子を示した図であり、(b)は、PWMチョ
ッパ制御回路の出力電圧波形を部分的に拡大して示した
図であり、(c)は、始動補償回路のオペアンプに入力
される電圧波形を示した図であり、(d)は、始動補償
回路のオペアンプの出力電圧波形を示した図であり、
(e)は、始動補償回路の出力電圧波形を示した図であ
り、(f)は、電流検出回路の出力電圧波形を示した図
である。
時におけるPWMチョッパ制御回路の可変抵抗の分圧比
と、各回路の出力電圧波形との関係を示した図である。
(a)は、PWMチョッパ制御回路の可変抵抗の分圧比
の変化の様子を示した図であり、(b)は、PWMチョ
ッパ制御回路の出力電圧波形を部分的に拡大して示した
図であり、(c)は、始動補償回路のオペアンプに入力
される電圧波形を示した図であり、(d)は、始動補償
回路のオペアンプの出力電圧波形を示した図であり、
(e)は、始動補償回路の出力電圧波形を示した図であ
り、(f)は、電流検出回路の出力電圧波形を示した図
である。
【図9】 第2実施例におけるブラシレスモータの駆動
時から停止時、及び、停止時から始動時におけるPWM
チョッパ制御回路の可変抵抗の分圧比と、各回路の出力
電圧波形との関係を示した図である。(a)は、PWM
チョッパ制御回路の可変抵抗の分圧比の変化の様子を示
した図であり、(b)は、PWMチョッパ制御回路の出
力電圧波形を部分的に拡大して示した図であり、(c)
は、始動補償回路のオペアンプに入力される電圧波形を
示した図であり、(d)は、始動補償回路のオペアンプ
の出力電圧波形を示した図であり、(e)は、始動補償
回路の出力電圧波形を示した図であり、(f)は、電流
検出回路の出力電圧波形を示した図である。
時から停止時、及び、停止時から始動時におけるPWM
チョッパ制御回路の可変抵抗の分圧比と、各回路の出力
電圧波形との関係を示した図である。(a)は、PWM
チョッパ制御回路の可変抵抗の分圧比の変化の様子を示
した図であり、(b)は、PWMチョッパ制御回路の出
力電圧波形を部分的に拡大して示した図であり、(c)
は、始動補償回路のオペアンプに入力される電圧波形を
示した図であり、(d)は、始動補償回路のオペアンプ
の出力電圧波形を示した図であり、(e)は、始動補償
回路の出力電圧波形を示した図であり、(f)は、電流
検出回路の出力電圧波形を示した図である。
【図10】 第3実施例のブラシレスモータ駆動回路の
回路図である。
回路図である。
【図11】 チョッパドライバの変形例を示した回路図
である。
である。
【図12】 分配回路の変形例を示した180度通電を
行う分配回路の回路図である。
行う分配回路の回路図である。
【図13】 計数回路の出力と180度通電を行う分配
回路の出力との関係、及び、そのときのブラシレスモー
タの電機子巻線に流れる電流方向の関係を表した図であ
る。
回路の出力との関係、及び、そのときのブラシレスモー
タの電機子巻線に流れる電流方向の関係を表した図であ
る。
1,100,200 ブラシレスモータ駆動回路 2 補助電源回路 3 インバータ回路 4 電流検出回路 5 第1低減回路 6,101,111 平均化回路 7,103,113 始動補償回路 8,102 第2低減回路 9 転流指令回路 10,110 ゼロリセット回路 11 計数回路(通電制御回路の一部) 12,30 分配回路(通電制御回路の一部) 13 高調波除去回路 14 PWMチョッパ制御回路(チョッ
パ制御回路) 41 電機子電流の第1の増加領域 42 電機子電流の第2の増加領域 50 直流電源 51 ブラシレスモータ 56 転流指令
パ制御回路) 41 電機子電流の第1の増加領域 42 電機子電流の第2の増加領域 50 直流電源 51 ブラシレスモータ 56 転流指令
Claims (4)
- 【請求項1】 ブラシレスモータの複数相の電機子巻線
に直流電圧を順次通電するための複数のスイッチング素
子を有するインバータ回路と、そのインバータ回路の複
数のスイッチング素子をオンオフさせて転流を行う通電
制御回路と、その通電制御回路によりオンされている前
記インバータ回路のスイッチング素子をチョッパ制御に
よってオンオフさせるチョッパ制御回路とを備え、前記
チョッパ制御回路によるオンオフのデューティ比を変化
させることにより前記ブラシレスモータをセンサレスで
可変速運転可能なブラシレスモータ駆動回路において、 前記ブラシレスモータの電機子巻線に流れる電流を電圧
に変換して検出する電流検出回路と、 その電流検出回路の検出電圧を前記チョッパ制御回路に
よる前記インバータ回路のスイッチング素子のオン動作
に同期して記憶する高調波除去回路と、 その高調波除去回路の出力電圧を平均化する平均化回路
と、 前記高調波除去回路の出力電圧が前記平均化回路の平均
化電圧の所定倍となった場合に、前記通電制御回路へ転
流指令を出力する転流指令回路とを備えていることを特
徴とするブラシレスモータ駆動回路。 - 【請求項2】 前記チョッパ制御回路による前記インバ
ータ回路のスイッチング素子のオンのデューティ比が所
定値未満から所定値以上になる毎に、前記ブラシレスモ
ータが始動トルクを発生させるために充分な値から時間
の経過とともに逓減する転流目標電圧を前記平均化回路
の平均化電圧に代えて前記転流指令回路へ出力する始動
補償回路を備えていることを特徴とする請求項1記載の
ブラシレスモータ駆動回路。 - 【請求項3】 前記始動補償回路および前記平均化回路
は少なくとも一部が一体に構成されていることを特徴と
する請求項2記載のブラシレスモータ駆動回路。 - 【請求項4】 前記転流指令回路から出力される転流指
令毎に、その転流指令回路へ出力される前記高調波除去
回路の出力電圧を擬制リセットするゼロリセット回路を
備えていることを特徴とする請求項1から3のいずれか
に記載のブラシレスモータ駆動回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00745698A JP3305642B2 (ja) | 1997-01-24 | 1998-01-19 | ブラシレスモータ駆動回路 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9-11067 | 1997-01-24 | ||
| JP1106797 | 1997-01-24 | ||
| JP00745698A JP3305642B2 (ja) | 1997-01-24 | 1998-01-19 | ブラシレスモータ駆動回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10271880A true JPH10271880A (ja) | 1998-10-09 |
| JP3305642B2 JP3305642B2 (ja) | 2002-07-24 |
Family
ID=26341757
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP00745698A Expired - Fee Related JP3305642B2 (ja) | 1997-01-24 | 1998-01-19 | ブラシレスモータ駆動回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3305642B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006180610A (ja) * | 2004-12-22 | 2006-07-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Dcモータ回転数検出装置 |
-
1998
- 1998-01-19 JP JP00745698A patent/JP3305642B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006180610A (ja) * | 2004-12-22 | 2006-07-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Dcモータ回転数検出装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3305642B2 (ja) | 2002-07-24 |
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