JPH10272620A - 結晶材料加工装置 - Google Patents

結晶材料加工装置

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JPH10272620A
JPH10272620A JP9080931A JP8093197A JPH10272620A JP H10272620 A JPH10272620 A JP H10272620A JP 9080931 A JP9080931 A JP 9080931A JP 8093197 A JP8093197 A JP 8093197A JP H10272620 A JPH10272620 A JP H10272620A
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crystal material
crystal
orientation
electromagnetic wave
axis
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JP9080931A
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Masashi Nagatsuka
真史 永塚
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Tokyo Seimitsu Co Ltd
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Tokyo Seimitsu Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】結晶軸の方位の設定精度の向上及び設定作業の
簡易化を図ることができる結晶材料加工装置を提供す
る。 【解決手段】結晶材料1を加工する加工空間Sと、結晶
材料1を支持し加工空間Sに配置させる結晶材料支持機
構30とを備え、結晶材料支持機構30は、結晶材料1
の結晶軸CT1の方位を調整する結晶軸方位調整部40
を有し、加工空間Sに配置された結晶材料1の結晶軸C
T1の方位を検出する方位検出手段70と、加工空間S
に対向配置され、結晶材料1にX線Lを射出するX線射
出器85と、結晶材料1で反射した前記X線Lを受光す
るX線受光器86とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は結晶材料の結晶軸の
方位を所定方位に設定して加工する結晶材料加工装置に
係り、特に、結晶軸の方位の設定精度の向上及び設定作
業の簡易化を図ることができる結晶材料加工装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、半導体材料に回路を形成したい
わゆる半導体チップを製造する過程では、結晶材料の一
つである丸棒状の半導体単結晶材料を、その結晶軸に所
定の角度にて切断して、多数の半導体ウェーハに切り分
ける工程がある。この工程では、従来、次のような結晶
材料加工装置が用いられる。
【0003】その結晶材料加工装置はワイヤソー切断機
であり、半導体単結晶材料を加工する加工空間と、加工
空間に配置されるワイヤと、半導体単結晶材料を支持し
加工空間に配置させる結晶材料支持機構とを備えてい
る。この結晶材料支持機構は、半導体単結晶材料が固定
される取付け用着脱部材(ワークブロック)と、取付け
用着脱部材が着脱され、装着時には半導体単結晶材料を
加工空間に設置させる取付け部と、取付け部の方位を調
整自在、即ち半導体単結晶材料の結晶軸の方位を調整す
る結晶軸方位調整部とを備えている。
【0004】そして、このワイヤソー切断機は、半導体
単結晶材料を、その結晶軸を所定方位に設定して加工空
間に設置し、ワイヤで切断するものである。このワイヤ
ソー切断機の加工空間への半導体単結晶材料の設置は、
次のように行われる。まず、取付け用着脱部材を取付け
部から取り外しておき、その取付け用着脱部材に、半導
体単結晶材料の形状に対応するスライスベースを介し
て、半導体単結晶材料を固定し、次に、X線結晶軸方位
測定装置で、取付け用着脱部材の基準軸に対する半導体
単結晶材料の結晶軸の方位のずれを検出しておく。そこ
で、その半導体単結晶材料が固定された取付け用着脱部
材を、ワイヤソー切断機の取付け部に装着し、先程検出
しておいた結晶軸の方位のずれに基づいて結晶軸方位調
整部により、半導体単結晶材料の結晶軸の方位を調整す
ることで行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うな従来のワイヤソー切断機等の結晶材料加工装置で
は、取付け用着脱部材を、取付け部に装着する際に、取
付け誤差が生じる可能性があるという問題や、結晶材料
加工装置の他にX線結晶軸方位測定装置を用意しなけれ
ばならず作業が煩雑であるという問題がある。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、結晶軸の方位の設定精度の向上及び設定作業
の簡易化を図ることができる結晶材料加工装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決する為の手段】第一の本発明は前記目的を
達成するために、結晶材料を加工する加工空間と、前記
結晶材料を支持し前記加工空間に配置させる結晶材料支
持機構とを備え、該結晶材料支持機構は、前記結晶材料
の結晶軸の方位を調整する結晶軸方位調整部を有する結
晶材料加工装置において、前記加工空間に配置された結
晶材料の結晶軸の方位を検出する方位検出手段と、前記
加工空間に対向配置され、該結晶材料に電磁波を射出す
る電磁波射出器と、前記結晶材料で反射した前記電磁波
を受光する電磁波受光器とを備えることを特徴とする。
従って、加工空間への結晶材料の設置は、まず、結晶材
料を結晶材料支持機構に取付け、次に、結晶軸方位調整
部により前記結晶材料の結晶軸の方位を傾けると共に、
電磁波射出器から結晶材料に電磁波を射出し、結晶材料
で反射され電磁波受光器で受光された電磁波の強度情報
と、その際、前記方位検出手段で検出されていた結晶材
料の結晶軸の方位情報とに基づいて、前記電磁波の強度
が最大となるときの前記結晶材料の結晶軸の方位を検出
し、結晶軸方位調整部により前記方位に前記結晶材料の
結晶軸を向けるようにして結晶軸の方位の設定をするよ
うにして行う。これにより、結晶材料加工装置の他に従
来のX線結晶軸方位測定装置を用意する手間を省略する
と共に、結晶材料を結晶材料支持機構に取り付ける際の
取付け誤差が、結晶軸の方位の設定に影響することを無
くした。
【0008】また、第二の本発明では、前記結晶軸方位
調整部は、前記結晶材料の結晶軸の方位を調整駆動する
方位調整駆動部を有し、該方位調整駆動部を駆動して前
記結晶材料の結晶軸の方位を傾けると共に、前記電磁波
射出器から射出され、前記結晶材料で反射され前記電磁
波受光器で受光された電磁波の強度情報と、その際、前
記方位検出手段で検出されていた結晶材料の結晶軸の方
位情報とに基づいて、前記電磁波の強度が最大となると
きの前記結晶材料の結晶軸の方位を検出し、該方位に前
記結晶材料の結晶軸が向くように前記方位調整駆動部を
制御する制御装置を備えることを特徴とする。従って、
制御装置の制御により結晶軸の方位の設定を行うので、
結晶軸の方位の設定における作業者の作業の更なる軽減
が図られる。
【0009】また、第三の本発明では、前記加工空間
と、前記電磁波射出器及び前記電磁波受光器との間に、
隔壁を設け、該隔壁に、前記電磁波が出入りする窓を設
け、該窓を開閉する開閉扉を設けることを特徴とする。
従って、加工空間での加工屑や場合によっては砥粒など
が電磁波射出器及び電磁波受光器に降りかかる量が、低
減される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る結晶材料加工装置の好ましい実施の形態について詳説
する。図1は、本発明の結晶材料加工装置の一実施形態
としてのワイヤソー切断機100を示す斜視図であり、
特願平8−123205に記載のワイヤソーに新規の構
成を付加したものである。
【0011】このワイヤソー切断機100は、同図に示
すように、丸棒状の半導体単結晶材料1を加工する加工
空間Sと、加工空間Sに配置され半導体単結晶材料1を
切断するワイヤ11を有する切断機本体10と、半導体
単結晶材料1を支持し加工空間Sに配置させる結晶材料
支持機構30とを備えている。切断機本体10は、加工
空間Sに配置され、ワイヤ11が巻き掛けられて張られ
るワイヤ巻掛け躯体12と、ワイヤ11の両端部にそれ
ぞれ設けられ、ワイヤ11を往復走行させるワイヤ走行
駆動リール20、20と、ワイヤ11に砥粒を含むスラ
リーを供給するスラリー供給機構25とを有している。
【0012】ワイヤ巻掛け躯体12は、水平方向に平行
に設けられた一対の上部溝付ローラ13、14と、一対
の上部溝付ローラ13、14の下方に平行に配置された
下部溝付ローラ15とを有しており、ワイヤ11は、こ
の一対の上部溝付ローラ13、14及び下部溝付ローラ
15に巻き掛けられ、一対の上部溝付ローラ13、14
間に上部溝付ローラ13、14の軸方向(図中矢印X
1、X2方向)に等間隔に離間するワイヤ列17を形成
している。
【0013】一方、結晶材料支持機構30は、図2に示
す取付け用着脱部材31、取付け部32、結晶軸方位調
整部40、図1の押し付け駆動機構60、方位検出手段
70、X線ユニット80、及び図5の制御装置110を
備えている。図2の取付け用着脱部材31は、半導体単
結晶材料1がその形状に整合するスライスベース5を介
して、固定されるものであり、取付け部32は、取付け
用着脱部材31が着脱され、装着時には半導体単結晶材
料1を加工空間Sに設置させるものである。
【0014】結晶軸方位調整部40は、取付け部32の
方位を調整駆動自在、即ち図1の半導体単結晶材料1の
結晶軸CT1の方位を調整するものであり、以下の構成
を有する。即ち、図2の押し付け駆動機構60に取り付
けられ昇降される基台41と、基台41に設けられ、半
導体単結晶材料1の中心が配置される設置中心CP回り
に、図1のワイヤ列17のワイヤ延在方向に対して直角
な方向(図中矢印A、B方向)に揺動自在な図2の揺動
台42と、揺動台42を揺動駆動する揺動駆動機構44
と、揺動台42の中心と設置中心CPとを結ぶ揺動軸線
CT2回りに回転自在で下部に前記取付け部32が設け
られた回転台50と、回転台50を回転駆動する回転駆
動機構52とを有している。
【0015】揺動駆動機構44と回転駆動機構52と
は、半導体単結晶材料1の結晶軸CT1の方位を調整駆
動する方位調整駆動部であり、揺動駆動機構44は、揺
動台42に設けられたラック45と、ラック45にかみ
合う小歯車46と、基台41に設けられ、小歯車46を
回転駆動する揺動台駆動用ステッピングモータ47とを
有している。
【0016】回転駆動機構52は、回転台50の上端に
揺動軸線CT2を中心として固設された大歯車53と、
大歯車53にかみ合うウォーム54と、揺動台42に設
けられ、ウォーム54を回転駆動する回転台駆動用ステ
ッピングモータ55とを有している。図1の押し付け駆
動機構60は、結晶軸方位調整部40を昇降駆動自在、
即ち、半導体単結晶材料1をワイヤ列17に押し付ける
ものである。
【0017】方位検出手段70は、加工空間Sに配置さ
れた半導体単結晶材料1の結晶軸CT1の方位を検出す
るものであり、以下の構成を有している。即ち、方位検
出手段70は、図2の揺動台駆動用ステッピングモータ
47の回転角度位置を検出して、加工空間Sに配置され
た半導体単結晶材料1の垂直回転中心軸線CT3回りの
前記結晶軸CT1の方位である垂直方位を検出する垂直
方位検出器71と、回転台駆動用ステッピングモータ5
5の回転角度位置を検出して、揺動軸線CT2回りの半
導体単結晶材料1の結晶軸CT1の方位である水平方位
を検出する図3の水平方位検出器72とを備えている。
尚、図2の垂直回転中心軸線CT3は、結晶軸CT1と
揺動軸線CT2とに直交している。
【0018】図1のX線ユニット80は、X線Lを半導
体単結晶材料1の端面2に射出し、その反射波(X線
L)を受光するものであり、以下の構成を有している。
即ち、X線ユニット80は、基台41の側端に垂れ設け
られた垂れ板81と、垂れ板81の下端部に前記設置中
心CPに向かう回転軸線CT4回りに回転自在、且つ、
回転軸線CT4に直交する方向に延在するように設けら
れたX線ユニット設置板82と、X線ユニット設置板8
2の一端に設けられ、加工空間Sに対向配置され、半導
体単結晶材料1の端面2に向けてX線Lを射出する電磁
波射出器であるX線射出器85と、X線ユニット設置板
82の他端に設けられ、半導体単結晶材料1で反射した
前記X線Lを受光する電磁波受光器であるX線受光器8
6と、垂れ板81の下端部に設けられ、X線ユニット設
置板82を90度毎に回転駆動するX線射出角度変更用
ステッピングモータ88と、X線射出器85及びX線受
光器86を包囲する図4の防塵カバー90とを備えてい
る。
【0019】図1に示すようにX線受光器86の位置及
び姿勢は、半導体単結晶材料1の結晶軸CT1が、既定
の方位、即ち、ワイヤ11に直角な方向である図中矢印
X1、X2方向に向いているときに、受光されたX線L
の強度が最大の強度となるように設定されている。図4
の防塵カバー90は、加工空間SとX線射出器85及び
X線受光器86との間に設けられ、X線Lが出入りする
窓91aを有する隔壁91と、窓91aを開閉する開閉
扉92と、開閉扉92を駆動する扉駆動機構93とを有
している。
【0020】図5の制御装置110は、結晶軸方位調整
部40の方位調整駆動部(図2中符号44、52)を駆
動して図1の半導体単結晶材料1の結晶軸CT1の方位
を傾けると共に、X線射出器85から射出され、半導体
単結晶材料1で反射されX線受光器86で受光されたX
線Lの強度情報と、その際、方位検出手段70で検出さ
れていた半導体単結晶材料1の結晶軸CT1の方位とに
基づいて、X線Lの強度が最大となるときの半導体単結
晶材料1の結晶軸CT1の方位を検出し、方位に半導体
単結晶材料1の結晶軸CT1が向くように方位調整駆動
部(図2中符号44、52)を制御するものであり、以
下の構成を有している。即ち、図5の制御装置110
は、垂直方位検出器71からの垂直方位情報Bvと水平
方位検出器72からの水平方位情報BhとX線受光器8
6からの前記X線Lの強度情報Dxを入力し、垂直方位
情報BvとX線Lの強度情報Dxとに基づいて垂直修正
方位Bv1を検出し、水平方位情報BhとX線受光器8
6からのX線Lの強度情報Dxに基づいて水平修正方位
Bv1を検出する結晶軸修正方位検出部112と、X線
受光器86、X線射出器85、X線射出角度変更用ステ
ッピングモータ88、及び扉駆動機構93を駆動制御す
るX線駆動制御部114と、揺動台駆動用ステッピング
モータ47と回転台駆動用ステッピングモータ55を駆
動制御する方位調整駆動制御部116と、開始信号S1
などを入力する入力部118と、ディスプレイ或いはプ
リンタなどの出力部120と、結晶軸修正方位検出部1
12、X線駆動制御部114、方位調整駆動制御部11
6、入力部118、及び出力部120にバス線122を
介して接続され、予め記憶されたプログラムに基づいて
後述するように制御する主制御部125とを備えてい
る。
【0021】図1のワイヤソー切断機100は、以上の
ように構成されているので、以下のように好適に加工空
間Sへの半導体単結晶材料1の設置を行うことができ
る。まず、半導体単結晶材料1を結晶材料支持機構30
に取付ける。即ち、図2に示す結晶材料支持機構30の
取付け用着脱部材31を取付け部32から外しておき、
半導体単結晶材料1をスライスベース5を介してこの取
付け用着脱部材31に固定する。そこで、取付け用着脱
部材31を結晶材料支持機構30の取付け部32に再び
装着する。尚、この装着において、図1に示すように半
導体単結晶材料1は、加工空間S内の、予め定められた
位置にほぼ設置され、設置中心CPを通る結晶軸CT1
の方位も、ほぼ予め定められた所望の方位に設定される
こととなる。
【0022】次に、結晶軸CT1の方位の厳密な位置合
わせを行う。即ち、図5の制御装置110の入力部11
8から開始信号S1を入力する。この開始信号S1に基
づいて、主制御部125は、以下のような制御を行う。
まず、X線駆動制御部114に駆動開始信号S2を、方
位調整駆動制御部116に揺動駆動開始信号S3を、結
晶軸修正方位検出部112に垂直修正方位検出開始信号
Svを出力する。
【0023】X線駆動制御部114は駆動開始信号S2
に基づいて、扉駆動機構93を開方向に駆動制御して、
図4の開閉扉92を開き、X線射出器85を駆動し、X
線射出器85から半導体単結晶材料1の端面2にX線L
が射出され、その半導体単結晶材料1の端面2で反射さ
れたX線LがX線受光器86で受光され、X線受光器8
6は、図5の結晶軸修正方位検出部112にその前記X
線Lの強度情報Dxを出力する。
【0024】一方、方位調整駆動制御部116は揺動駆
動開始信号S3に基づいて、揺動台駆動用ステッピング
モータ47を低速で所定回転角度範囲だけ往復駆動す
る。図1の半導体単結晶材料1の結晶軸CT1は、揺動
台42と共に、垂直回転中心軸線CT3回りに所定回転
角度範囲だけ図中矢印A、B方向に往復回転される。ま
た、この結晶軸CT1の垂直方位の経時変化である垂直
方位情報Bvは、図5に示すように垂直方位検出器71
により、実時間で結晶軸修正方位検出部112に入力さ
れる。
【0025】結晶軸修正方位検出部112は、垂直修正
方位検出開始信号Svと垂直方位情報BvとX線L(図
1参照)の強度情報Dxとに基づいて、図1の結晶軸C
T1が往復される間でX線Lの強度が最大となるときの
半導体単結晶材料1の結晶軸CT1の垂直方位である図
5の垂直修正方位Bv1を検出し、主制御部125に出
力する。
【0026】主制御部125は、垂直修正方位Bv1を
出力部120に、その垂直修正方位Bv1を含む垂直方
位修正駆動信号S4を方位調整駆動制御部116に、水
平修正方位検出開始信号Shを結晶軸修正方位検出部1
12に出力する。出力部120は、垂直修正方位Bv1
を表示し、垂直方位修正駆動信号S4を入力した方位調
整駆動制御部116は、その垂直方位修正駆動信号S4
に基づいて、図1の半導体単結晶材料1の結晶軸CT1
の垂直方位が図5の垂直修正方位Bv1となるように揺
動台駆動用ステッピングモータ47を駆動する。これに
より、図1の半導体単結晶材料1の結晶軸CT1の垂直
方位は、既定の垂直方位に高精度に位置決めされる。
【0027】また、図5の方位調整駆動制御部116
は、その後、回転台駆動用ステッピングモータ55を低
速で所定回転角度範囲だけ往復駆動する。図1の半導体
単結晶材料1の結晶軸CT1は、回転台50と共に、揺
動軸線CT2回りに所定回転角度範囲だけ図中矢印C、
D方向に往復回転される。また、この結晶軸CT1の水
平方位の経時変化である水平方位情報Bhは、図5の水
平方位検出器72により、実時間で結晶軸修正方位検出
部112に入力される。
【0028】結晶軸修正方位検出部112は、水平修正
方位検出開始信号Shと水平方位情報BhとX線L(図
1参照)の強度情報Dxとに基づいて、図1の結晶軸C
T1が往復される間でX線Lの強度が最大となるときの
半導体単結晶材料1の結晶軸CT1の水平方位である図
5の水平修正方位Bh1を検出し、主制御部125に出
力する。主制御部125は、入力された水平修正方位B
h1を出力部120に出力すると共に、水平修正方位B
h1を含む水平方位修正駆動信号S5を方位調整駆動制
御部116に出力する。
【0029】出力部120は、水平修正方位Bh1を表
示し、水平方位修正駆動信号S5を入力した方位調整駆
動制御部116は、その水平方位修正駆動信号S5に基
づいて、図1の半導体単結晶材料1の結晶軸CT1の水
平方位が水平修正方位Bh1となるように図5の回転台
駆動用ステッピングモータ55を駆動する。これによ
り、図1の半導体単結晶材料1の結晶軸CT1の水平方
位は、既定の水平方位に高精度に位置決めされることと
なるので、半導体単結晶材料1の結晶軸CT1は、既定
の方位に高精度に位置決めされる。
【0030】従って、本実施形態によれば、半導体単結
晶材料1を結晶材料支持機構30に取り付ける際の取付
け誤差が、結晶軸CT1の方位の設定に影響することを
無くすると共に、結晶材料加工装置の他に従来のX線結
晶軸方位測定装置を用意する手間を省略できる。よっ
て、結晶軸CT1の方位の設定精度の向上及び設定作業
の簡易化を図ることができる。
【0031】また、本実施形態では、図5の制御装置1
10の制御により図1の結晶軸CT1の方位の設定を行
うので、結晶軸CT1の方位の設定における作業者の作
業の更なる軽減が図られる。これにより、更に結晶軸C
T1の方位の設定作業の簡易化を図ることができる。ま
た、図5の主制御部125は、X線駆動制御部114に
駆動停止信号S6を出力し、X線駆動制御部114は、
扉駆動機構93を閉方向に駆動制御して、図4の開閉扉
92を閉じ、X線射出器85を駆動停止する。これによ
り、この後、加工空間Sで切断加工をなされたとき、加
工屑や砥粒などがX線射出器85及びX線受光器86に
降りかかる量が、低減され或いは無くなるので、X線射
出器85及びX線受光器86の耐用期間の増大を図るこ
とができる。
【0032】また、本実施形態では、X線射出角度変更
用ステッピングモータ88が設けられており、図5の入
力部118から角度変更信号S11を入力すると、主制
御部125は、その角度変更信号S11に基づいて、X
線駆動制御部114に角度変更命令信号S12を出力す
る。X線駆動制御部114は、X線射出角度変更用ステ
ッピングモータ88を駆動制御し、図4のX線ユニット
設置板82が90度だけ回転される。この状態で、上記
制御を繰り返し、図5の出力部120に出力された今回
と前回の垂直修正方位Bv1、水平修正方位Bh1とを
比較して、更に高精度な結晶軸CT1の方位の設定を行
うこともできる。尚、主制御部125のプログラムを、
図4のX線ユニット設置板82の角度を変えて、複数回
の図5の垂直修正方位Bv1、水平修正方位Bh1の検
出を行い、その平均値に結晶軸CT1の方位設定を行う
ものにすることで、その作業をより簡易にすることがで
きる。
【0033】また、上記実施形態では、主制御部125
のプログラムを、垂直修正方位Bv1、水平修正方位B
h1が別々に検出されるものとしたが、揺動台駆動用ス
テッピングモータ47と回転台駆動用ステッピングモー
タ55とを連携させて駆動して、所定範囲内の垂直方位
と水平方位のほぼ全ての組み合わせが一筆書き状に現れ
るように制御し、垂直修正方位Bv1と水平修正方位B
h1が一度に検出されるようにしてもよい。この場合に
は、X線L(図1参照)の強度情報Dxが予め設定され
た値を越えた際の垂直方位情報Bvと水平方位情報Bh
を、垂直修正方位Bv1及び水平修正方位Bh1とする
ことで、前記所定範囲内の垂直方位と水平方位のほぼ全
ての組み合わせが現れる前に、方位の設定を行うことが
可能である。更に、この場合には、図1のX線ユニット
設置板82の角度を変えて、複数回の図5の垂直修正方
位Bv1、水平修正方位Bh1の検出を行うことで、垂
直修正方位Bv1及び水平修正方位Bh1の検出不能を
防止できる。
【0034】また、上記実施形態では図1に示すように
丸棒状の半導体単結晶材料1を用いたが、本発明は、半
導体に限らず、あらゆる結晶材料の結晶軸の方位設定に
適用することができ、その形状も角棒状など如何なる形
状であってもよい。また、上記実施形態では、加工空間
Sに半導体単結晶材料1を切断するワイヤ11を有する
切断機本体10を設けた結晶材料加工装置について説明
したが、本発明は、切断機本体10に代えて、研磨装置
などの本体を設けた結晶材料加工装置であってもよいこ
とは勿論である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
結晶材料を結晶材料支持機構に取り付ける際の取付け誤
差が、結晶軸の方位の設定に影響することを無くすると
共に、結晶材料加工装置の他に従来のX線結晶軸方位測
定装置を用意する手間を省略したので、結晶軸の方位の
設定精度の向上及び設定作業の簡易化を図ることができ
る。
【0036】また、第二の本発明では、上記効果に加え
て、制御装置の制御により結晶軸の方位の設定を行うの
で、結晶軸の方位の設定における作業者の作業の更なる
軽減が図られる。これにより、更に結晶軸の方位の設定
作業の簡易化を図ることができる。更に、第三の本発明
では、上記効果に加えて、加工空間での加工屑や場合に
よっては砥粒などが電磁波射出器及び電磁波受光器に降
りかかる量が、低減されるので、電磁波射出器及び電磁
波受光器の耐用期間の増大を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の結晶材料加工装置の一実施形態として
のワイヤソー切断機を示す斜視図
【図2】図1のワイヤソー切断機の結晶軸方位調整部を
示す側面断面図
【図3】図2の結晶軸方位調整部の平面断面図
【図4】図1のワイヤソー切断機の加工空間とX線(電
磁波)射出器及びX線(電磁波)受光器との間に設けら
れた隔壁付近を示す正面断面図
【図5】図1のワイヤソー切断機の制御装置を示す図
【符号の説明】
1…半導体単結晶材料(結晶材料) 30…結晶材料支持機構 40…結晶軸方位調整部 44…揺動駆動機構(方位調整駆動部) 52…回転駆動機構(方位調整駆動部) 70…方位検出手段 85…X線射出器(電磁波射出器) 86…X線受光器(電磁波射出器) 91…隔壁 91a…窓 92…開閉扉 100…ワイヤソー切断機(結晶材料加工装置) 110…制御装置 S…加工空間 L…X線(電磁波) Dx…強度情報 Bv…垂直方位情報(方位情報) Bh…水平方位情報(方位情報)
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G01N 23/20 G01N 1/28 G

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結晶材料を加工する加工空間と、前記結
    晶材料を支持し前記加工空間に配置させる結晶材料支持
    機構とを備え、該結晶材料支持機構は、前記結晶材料の
    結晶軸の方位を調整する結晶軸方位調整部を有する結晶
    材料加工装置において、 前記加工空間に配置された結晶材料の結晶軸の方位を検
    出する方位検出手段と、 前記加工空間に対向配置され、前記結晶材料に電磁波を
    射出する電磁波射出器と、 前記結晶材料で反射した前記電磁波を受光する電磁波受
    光器とを備えることを特徴とする結晶材料加工装置。
  2. 【請求項2】 前記結晶軸方位調整部は、前記結晶材料
    の結晶軸の方位を調整駆動する方位調整駆動部を有し、 該方位調整駆動部を駆動して前記結晶材料の結晶軸の方
    位を傾けると共に、前記電磁波射出器から射出され、前
    記結晶材料で反射され前記電磁波受光器で受光された電
    磁波の強度情報と、その際、前記方位検出手段で検出さ
    れていた結晶材料の結晶軸の方位情報とに基づいて、前
    記電磁波の強度が最大となるときの前記結晶材料の結晶
    軸の方位を検出し、該方位に前記結晶材料の結晶軸が向
    くように前記方位調整駆動部を制御する制御装置を備え
    ることを特徴とする請求項1記載の結晶材料加工装置。
  3. 【請求項3】 前記加工空間と、前記電磁波射出器及び
    前記電磁波受光器との間に、隔壁を設け、該隔壁に、前
    記電磁波が出入りする窓を設け、該窓を開閉する開閉扉
    を設けることを特徴とする請求項1又は2記載の結晶材
    料加工装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004533347A (ja) * 2001-06-13 2004-11-04 フライベルガー・コンパウンド・マテリアルズ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 結晶外面に対する結晶面の方位を決定する装置及び方法、及び切断機にて単結晶を切断する装置及び方法
CN111203991A (zh) * 2020-02-26 2020-05-29 青岛高测科技股份有限公司 一种晶硅立式开方机及其使用方法

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JP2004533347A (ja) * 2001-06-13 2004-11-04 フライベルガー・コンパウンド・マテリアルズ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 結晶外面に対する結晶面の方位を決定する装置及び方法、及び切断機にて単結晶を切断する装置及び方法
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