JPH10273193A - 高純度薬液輸送用大型容器 - Google Patents

高純度薬液輸送用大型容器

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JPH10273193A
JPH10273193A JP9080523A JP8052397A JPH10273193A JP H10273193 A JPH10273193 A JP H10273193A JP 9080523 A JP9080523 A JP 9080523A JP 8052397 A JP8052397 A JP 8052397A JP H10273193 A JPH10273193 A JP H10273193A
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JP
Japan
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container
filter
purity
chemical solution
particles
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Pending
Application number
JP9080523A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichiro Kajiwara
庄一郎 梶原
Yuichi Serizawa
裕一 芹沢
Kazunori Nagai
和則 長井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Original Assignee
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Publication date
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Publication of JPH10273193A publication Critical patent/JPH10273193A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】輸送時及び保管時に薬液を清浄に保持しうる高
純度薬液用大型容器を提供する。 【解決手段】容器本体1、フィルター4、送液ポンプ3
及び配管からなり、フィルター、送液ポンプ及び配管
が、容器内の薬液をフィルターで循環濾過するよう配置
されていることを特徴とする高純度薬液輸送用大型容
器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造分野に
使用される電子工業用薬液の輸送用大型容器に関する。
【0002】
【従来の技術】電子工業分野では半導体や液晶表示装置
の製造に当たって種々の高純度薬液が使用されている。
例えば、高純度過酸化水素水、高純度アンモニア水、高
純度テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド水溶
液、高純度硫酸、高純度フッ酸等である。これらの薬液
中に微量の不純物や微粒子が存在すると半導体素子や液
晶表示装置の素子特性に悪影響を与えるため、薬液は高
純度品である必要がある。要求される純度は例えば全金
属が1ppb以下、0.2μm以上の大きさの異物、す
なわちパーティクルが100個/ml以下等極めて高純
度である。このため、容器材質からの不純物溶出やパー
ティクル発生は厳密に管理しなければならない。
【0003】さて、一般に大量の薬液を輸送するには容
量数百kg以上のコンテナやタンクローリー等が用いら
れる。このような容器を用いた場合、容器からの金属等
の不純物溶出は少ないものの、パーティクル発生につい
ては許容できないほど多く発生する場合があり、問題と
なっている。パーティクルが仮に全て金属からなるとし
ても0.2μm以上のパーティクル100個/mlは金
属濃度としてサブpptにしか相当しない。よって、パ
ーティクルの管理は金属等の不純物溶出よりもはるかに
厳格に行なわなければならない。
【0004】薬液製造元で容器に薬液を充填しユースポ
イントまで輸送する場合、輸送による振動等で更に容器
からパーティクルが発生し、薬液への混入が助長され
る。また近年、海外での高純度薬液の使用が多くなり、
日本国内から当該国へ輸送する機会が多いが、輸送時
間、輸送距離が長くなればなるほど、容器からのパーテ
ィクル混入量は増加してしまう。このため、現状では高
純度薬液を輸送するために大型容器を用いた場合、清浄
に薬液を管理することは極めて難しかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高純
度薬液を充填した容器において、高純度薬液を使用する
際に清浄な薬液を提供できる輸送用大型容器に関する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意努力の
結果、輸送時あるいは保管時に容器内の薬液をフィルタ
ーで循環濾過すれば、容器内の薬液を清浄に保持しうる
ことを見いだし本発明に到達した。
【0007】即ち本発明は、容器本体1、フィルター
4、送液ポンプ3及び配管からなり、フィルター、送液
ポンプ及び配管が、容器内の薬液をフィルターで循環濾
過するよう配置されていることを特徴とする高純度薬液
輸送用大型容器に関するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明を図1により詳細に説明す
る。容器1には配管2、送液ポンプ3,フィルター4が
接続されている。さらにフィルター4からの流出口には
容器1に戻るように配管5が接続されている。必要に応
じて各場所に開閉バルブを設けても良い。
【0009】このような形態で必要に応じ送液ポンプを
駆動することにより大型容器内の高純度薬液は常に清浄
に保つことができる。濾過を行なう回数、期間に制限は
ない。すなわち、大型容器を輸送中あるいは放置中、連
続して濾過を行なっても良いし、断続的に行なっても良
い。さらには高純度薬液を使用するにあたり、容器から
抜き出す直前に濾過を行なっても良い。
【0010】ここで、配管2、5のタンクへの接続位置
に制限はない。但し、配管2はタンク内の薬液液面よ
り、下部に設置しなければならないし、配管5も無用な
気泡発生を抑えるため薬液液面より下部に設置すること
が望ましい。
【0011】さらに、フィルター4からの流出口と容器
1に戻る配管にバルブ6、分岐配管7を設けてもよい。
この場合、分岐配管7は容器から薬液を抜き出す際用い
ることができる。この時、送液ポンプ3を稼働させるこ
とで容器内の薬液をフィルター4,分岐配管7を通し、
抜き出しても良いし、容器内を高純度窒素等の圧送ガス
により加圧することで薬液を抜き出しても良い。さらに
は系外のポンプを分岐配管7の先に設置し、抜き出して
も良い。
【0012】単位時間当たりの濾過流量にも制限はな
い。但し、循環濾過を行なう場合は濾過にかける時間を
踏まえ、その時間内で大型容器内の薬液が十分清浄にな
るだけの流量で濾過する。
【0013】大型容器、フィルター、配管、送液ポンプ
の材質に制限はない。しかしながら、それらの接液部が
高純度薬液に接触しても不純物溶出が極めて少ない材質
を用いることが必要である。例としてポリテトラフルオ
ロエチレン(PTFE)、ポリクロロトリフルオロエチ
レン(PCTFE)、テトラフルオロエチレン・パーフ
ルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)など
のフッ素樹脂が好適に使用される。また、これらの樹脂
をライニングしたものでもよい。
【0014】送液ポンプの方式に制限はない。いわゆる
ベローズポンプ、あるいは渦巻ポンプなどが挙げられ
る。但し、不純物溶出、パーティクル発生が少ないこと
からベローズ方式が好適に使用される。
【0015】フィルターは平均孔径0.1μm以下のも
のが使用される。フィルターの孔径を規定するにあたっ
ては、ポリスチレンラテックス標準粒子による方法を用
いている。ポリスチレンラテックス標準粒子としては、
例えばダウケミカル(株)や日本合成ゴム(株)製のも
のが使用される。この方法は平均直径の異なるポリスチ
レンラテックス標準粒子を分散した超純水を該フィルタ
ーにそれぞれ通過させ、その通過前後の超純水について
UV光による濁度測定を行い、通過を阻止される粒子の
割合を求める。通過試験では複数の異なる平均直径を有
する標準粒子を順次通過させる。通過阻止率が初めて7
0%を越えた時点の平均直径をそのフィルターの平均孔
径とする。
【0016】フィルターの形状にも制限はない。すなわ
ち、平膜、プリーツ型、スパイラル型、中空糸型など、
どのような形状であっても良い。さらに、フィルターに
関しては孔径の異なる複数のフィルターを平均孔径の大
きい順に直列に並べ段階的に薬液中のパーティクルを除
去しても良い。
【0017】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、
本発明はこれらの実施例により何ら制限されるものでは
ない。なお、パーティクル量の測定には、レーザー光散
乱を利用する方式によるリオン製KL−20を用いた。
【0018】実施例 容器容量9トンの図1に示すような輸送用大型容器に3
1重量%高純度過酸化水素水を8トン充填した。充填時
の過酸化水素水中のパーティクル数は0.2μm以上で
5個/mlであった。なお、フィルターは平均孔径0.
1μmのフィルターであり、またポンプはベローズ式の
ポンプであった。また、容器を含む全ての過酸化水素水
の接液部はPFAであった。
【0019】この容器を3日かけて距離2000kmの
輸送に供した。輸送中常にポンプを起動させ、循環濾過
を継続した。輸送後大型容器から過酸化水素水を抜き出
し、その中の0.2μm以上のパーティクル数を測定し
たところ10個/mlであった。
【0020】比較例 図1においてフィルター4やポンプ3、配管2等の本発
明による装置が設置されていない大型容器を用い、循環
濾過を行なわなかった以外は実施例と同様に行なった。
輸送後における過酸化水素水中の0.2μm以上のパー
ティクル数は300個/mlであった。
【0021】
【発明の効果】本発明の大型容器を用いることで、高純
度薬液を保存、輸送する際の容器に由来するパーティク
ル発生の影響がなく、清浄な薬液を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高純度薬液輸送用大型容器
【符号の説明】
1:容器本体 2:配管 3:送液ポンプ 4:フィルター 5:配管 6:バルブ 7:分岐配管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体1、フィルター4、送液ポンプ
    3及び配管からなり、フィルター、送液ポンプ及び配管
    が、容器内の薬液をフィルターで循環濾過するよう配置
    されていることを特徴とする高純度薬液輸送用大型容
    器。
  2. 【請求項2】 フィルターの平均孔径が0.1μm以下
    であることを特徴とする請求項1記載の高純度薬液輸送
    用大型容器。
JP9080523A 1997-03-31 1997-03-31 高純度薬液輸送用大型容器 Pending JPH10273193A (ja)

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