JPH1027381A - 光学記録媒体及びその製造方法 - Google Patents
光学記録媒体及びその製造方法Info
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- JPH1027381A JPH1027381A JP8183402A JP18340296A JPH1027381A JP H1027381 A JPH1027381 A JP H1027381A JP 8183402 A JP8183402 A JP 8183402A JP 18340296 A JP18340296 A JP 18340296A JP H1027381 A JPH1027381 A JP H1027381A
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- Pending
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- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 表面印刷性が良好で、かつ防かび対策を施し
た光学記録媒体を提供する。 【解決手段】 透明基板上に、少なくとも光吸収層、光
反射層、保護層、印刷受容層を順次積層した光学記録媒
体において、該保護層または該印刷受容層がペプチド結
合を有する非水溶性高分子粒子およびイソチアゾロン系
化合物を含有する防かび剤を含む光学記録媒体。
た光学記録媒体を提供する。 【解決手段】 透明基板上に、少なくとも光吸収層、光
反射層、保護層、印刷受容層を順次積層した光学記録媒
体において、該保護層または該印刷受容層がペプチド結
合を有する非水溶性高分子粒子およびイソチアゾロン系
化合物を含有する防かび剤を含む光学記録媒体。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表面印刷性が良好な
光記録媒体及びその製造方法に関するものであり、さら
に防かび対策を施した光学記録媒体及びその製造方法に
関するものである。
光記録媒体及びその製造方法に関するものであり、さら
に防かび対策を施した光学記録媒体及びその製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】光記録媒体、通称光ディスクは従来の記
録媒体と比べて記録容量が大きく、ランダムアクセスも
可能なことから、オーディオソフト、コンピュータソフ
ト、ゲームソフト、電子出版用などの再生専用の媒体と
して広く用いられている。また、近年種々の記録原理に
基づいた有機記録層や無機記録層を備えた追記型の記録
可能光ディスクが開発され、一部は実用化に至ってい
る。その中のひとつに記録可能コンパクトディスク(C
D−WO)があり、追記記録が可能であると共に、再生
専用コンパクトディスクと同等の反射率を示すため、記
録後に再生専用コンパクトディスクプレイヤー、ドライ
ブで再生可能であるという特徴を持つ。
録媒体と比べて記録容量が大きく、ランダムアクセスも
可能なことから、オーディオソフト、コンピュータソフ
ト、ゲームソフト、電子出版用などの再生専用の媒体と
して広く用いられている。また、近年種々の記録原理に
基づいた有機記録層や無機記録層を備えた追記型の記録
可能光ディスクが開発され、一部は実用化に至ってい
る。その中のひとつに記録可能コンパクトディスク(C
D−WO)があり、追記記録が可能であると共に、再生
専用コンパクトディスクと同等の反射率を示すため、記
録後に再生専用コンパクトディスクプレイヤー、ドライ
ブで再生可能であるという特徴を持つ。
【0003】最近ではこの記録可能コンパクトディスク
は個人ユーザーにも広く流通し、アマチュア演奏家によ
る自作CD作成や、コンピューターユーザーによる自作
CD−ROM作成などに使われるようになっている。他
にも数々の用途で、個人的な情報を記録するのに用いら
れている。個人的な情報を記録した光記録媒体を保有管
理、あるいは頒布する際には、ディスクの表面に記録内
容のインデックスやその他のデザインを表示する必要が
生じる。しかし、すでに実用化・市販されている記録可
能コンパクトディスクの最外層である保護層には、何も
記載されていないか、または紫外線硬化インクや油性イ
ンクによって共通の文字や図柄が印刷されているだけで
あり、保護層表面も印刷面も、これにインク等で表示を
行うには不向きであり、ユーザーが後からインデックス
等を印刷する上で、インクジェットプリンターのような
簡便な装置を使用する事が出来ず、個人的に任意の情報
を自由に印刷するのは困難である。
は個人ユーザーにも広く流通し、アマチュア演奏家によ
る自作CD作成や、コンピューターユーザーによる自作
CD−ROM作成などに使われるようになっている。他
にも数々の用途で、個人的な情報を記録するのに用いら
れている。個人的な情報を記録した光記録媒体を保有管
理、あるいは頒布する際には、ディスクの表面に記録内
容のインデックスやその他のデザインを表示する必要が
生じる。しかし、すでに実用化・市販されている記録可
能コンパクトディスクの最外層である保護層には、何も
記載されていないか、または紫外線硬化インクや油性イ
ンクによって共通の文字や図柄が印刷されているだけで
あり、保護層表面も印刷面も、これにインク等で表示を
行うには不向きであり、ユーザーが後からインデックス
等を印刷する上で、インクジェットプリンターのような
簡便な装置を使用する事が出来ず、個人的に任意の情報
を自由に印刷するのは困難である。
【0004】また、最近の光学記録装置及び媒体の急速
な普及により、光学記録媒体の使用環境も多岐にわたる
ようになった結果、かび菌糸の生育しやすい条件下で使
用される可能性も高くなってきている。一度かびの菌糸
が発育すると、仮にかびが死滅してもその菌糸は残存す
るため光学記録媒体の表面が劣化し、さらには記録エラ
ーを生じさせる可能性も高くなる。
な普及により、光学記録媒体の使用環境も多岐にわたる
ようになった結果、かび菌糸の生育しやすい条件下で使
用される可能性も高くなってきている。一度かびの菌糸
が発育すると、仮にかびが死滅してもその菌糸は残存す
るため光学記録媒体の表面が劣化し、さらには記録エラ
ーを生じさせる可能性も高くなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来の問
題点を解決し、保護層または印刷層の表面に一定の文字
や図柄を容易かつ良好に形成でき、かつ防かび効果を有
する光記録媒体を提供することを目的とするものであ
る。
題点を解決し、保護層または印刷層の表面に一定の文字
や図柄を容易かつ良好に形成でき、かつ防かび効果を有
する光記録媒体を提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、最外層となる保護
層または印刷受容層にペプチド結合を有する非水溶性高
分子粒子を含み、かつ防かび剤を含ませることで、上記
目的が達成されることを見いだし、本発明に至った。す
なわち本発明は、透明基板上に少なくとも光吸収層、光
反射層、保護層、印刷受容層を順次積層した光記録媒体
において、前記保護層または前記印刷受容層がペプチド
結合を有する非水溶性高分子粒子およびイソチアゾロン
系化合物を含有する防かび剤を含むことを特徴とする光
記録媒体に存する。
を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、最外層となる保護
層または印刷受容層にペプチド結合を有する非水溶性高
分子粒子を含み、かつ防かび剤を含ませることで、上記
目的が達成されることを見いだし、本発明に至った。す
なわち本発明は、透明基板上に少なくとも光吸収層、光
反射層、保護層、印刷受容層を順次積層した光記録媒体
において、前記保護層または前記印刷受容層がペプチド
結合を有する非水溶性高分子粒子およびイソチアゾロン
系化合物を含有する防かび剤を含むことを特徴とする光
記録媒体に存する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の光記録媒体を詳
細に説明する。本発明に用いられる透明基板としては、
ポリカーボネート、ポリメタクリル酸メチル、非晶性ポ
リオレフィンなどのプラスチックの基板、またはガラス
の基板等が挙げられるが、これらに限られるわけではな
い。このような透明基板の表面には、スパイラル状の案
内溝、または他の形状によるトラッキングガイドを設け
ておいてもよい。
細に説明する。本発明に用いられる透明基板としては、
ポリカーボネート、ポリメタクリル酸メチル、非晶性ポ
リオレフィンなどのプラスチックの基板、またはガラス
の基板等が挙げられるが、これらに限られるわけではな
い。このような透明基板の表面には、スパイラル状の案
内溝、または他の形状によるトラッキングガイドを設け
ておいてもよい。
【0008】光吸収層を形成する材質としては、好まし
くは有機色素が用いられる。該有機色素としては、例え
ば、シアニン系色素、スクアリリウム系色素、クロコニ
ウム系色素、アズレニウム系色素、トリアリールアミン
系色素、アントラキノン系色素、含金属アゾ色素、ジチ
オール金属錯塩系色素、インドアニリン金属錯体色素、
フタロシアニン系色素、ナフタロシアニン系色素、分子
間型電荷移動色素などが好適に用いられる。これらの色
素は、それぞれ単独あるいは混合して、さらには必要に
応じて劣化防止剤、バインダーなどを添加した形で用い
ても良い。このような有機色素を含有する光吸収層の形
成法としては、有機色素などを有機溶媒に溶解して前記
透明基板上にスピンコートする方法が好ましく用いられ
るが、フタロシアニン系色素のように昇華性を有する色
素については蒸着法を用いる事もできる。
くは有機色素が用いられる。該有機色素としては、例え
ば、シアニン系色素、スクアリリウム系色素、クロコニ
ウム系色素、アズレニウム系色素、トリアリールアミン
系色素、アントラキノン系色素、含金属アゾ色素、ジチ
オール金属錯塩系色素、インドアニリン金属錯体色素、
フタロシアニン系色素、ナフタロシアニン系色素、分子
間型電荷移動色素などが好適に用いられる。これらの色
素は、それぞれ単独あるいは混合して、さらには必要に
応じて劣化防止剤、バインダーなどを添加した形で用い
ても良い。このような有機色素を含有する光吸収層の形
成法としては、有機色素などを有機溶媒に溶解して前記
透明基板上にスピンコートする方法が好ましく用いられ
るが、フタロシアニン系色素のように昇華性を有する色
素については蒸着法を用いる事もできる。
【0009】また、光吸収層として、無機系薄膜である
GeSbTe、TeSeなどのカルコゲナイド系合金薄
膜等を用いた相変化型のもの及びTbFeCoなどの希
土類−遷移金属合金薄膜等を用いた光磁気記録型のもの
等を使用する事もできる。光吸収層の膜厚は、通常10
nm〜5μm、好ましくは70nm〜3μm程度とする
のが好適である。
GeSbTe、TeSeなどのカルコゲナイド系合金薄
膜等を用いた相変化型のもの及びTbFeCoなどの希
土類−遷移金属合金薄膜等を用いた光磁気記録型のもの
等を使用する事もできる。光吸収層の膜厚は、通常10
nm〜5μm、好ましくは70nm〜3μm程度とする
のが好適である。
【0010】光反射層としては、使用するレーザー光に
対して高反射率を有する材質より形成され、好適には
金、銀、銅、アルミニウムなどの金属あるいはこれの合
金が用いられる。中でも、銀、アルミニウムを使用する
と、印刷受容層に印字した文字や絵柄が鮮明に見えるた
め好ましい。さらに、耐候性の点から、銀がより好まし
い。光反射層は、スパッタリング法、真空蒸着法などに
より形成され、50〜200nmの膜厚の薄膜をするの
が好適である。
対して高反射率を有する材質より形成され、好適には
金、銀、銅、アルミニウムなどの金属あるいはこれの合
金が用いられる。中でも、銀、アルミニウムを使用する
と、印刷受容層に印字した文字や絵柄が鮮明に見えるた
め好ましい。さらに、耐候性の点から、銀がより好まし
い。光反射層は、スパッタリング法、真空蒸着法などに
より形成され、50〜200nmの膜厚の薄膜をするの
が好適である。
【0011】また、基板、光吸収層および光反射層の間
には、必要に応じて誘電体層や有機高分子層などを設け
てもよい。保護層は、通常、重合してポリマーとなりう
る有機化合物のモノマーおよびポリマーを塗布後架橋反
応させることにより設けられる。材質としては紫外線硬
化樹脂が望ましいが、必ずしもこれに限られず、熱、空
気中の水分、その他の要因で架橋するものであってもよ
い。また必要に応じ劣化防止剤、希釈剤、可塑剤などの
添加物が含まれていても良い。顔料や染料で着色してあ
っても構わない。保護層の材質は有機化合物に限らず、
形成手段も塗布以外のスパッタ法、蒸着法など公知の手
段を適用できる。このような保護層は、材質の異なる複
数の層からなるものであっても構わない。また保護層
は、後述するような印刷受容層を兼ねていてもよい。
には、必要に応じて誘電体層や有機高分子層などを設け
てもよい。保護層は、通常、重合してポリマーとなりう
る有機化合物のモノマーおよびポリマーを塗布後架橋反
応させることにより設けられる。材質としては紫外線硬
化樹脂が望ましいが、必ずしもこれに限られず、熱、空
気中の水分、その他の要因で架橋するものであってもよ
い。また必要に応じ劣化防止剤、希釈剤、可塑剤などの
添加物が含まれていても良い。顔料や染料で着色してあ
っても構わない。保護層の材質は有機化合物に限らず、
形成手段も塗布以外のスパッタ法、蒸着法など公知の手
段を適用できる。このような保護層は、材質の異なる複
数の層からなるものであっても構わない。また保護層
は、後述するような印刷受容層を兼ねていてもよい。
【0012】本発明の特徴は、印刷受容層がペプチド結
合を有する非水溶性高分子粒子(以下、プロテイン粒子
と呼ぶ)を含み、かつ防かび能を有する化合物を含む点
にある。プロテイン粒子を含む印刷受容層は特に水性イ
ンクの定着性向上に効果を示す。すなわち水性インクの
乾燥を早くし、かつ印刷されたインクの耐水性を向上さ
せる。これは、水性インクに含まれる水分が、プロテイ
ン粒子に吸収されるためと推測される。
合を有する非水溶性高分子粒子(以下、プロテイン粒子
と呼ぶ)を含み、かつ防かび能を有する化合物を含む点
にある。プロテイン粒子を含む印刷受容層は特に水性イ
ンクの定着性向上に効果を示す。すなわち水性インクの
乾燥を早くし、かつ印刷されたインクの耐水性を向上さ
せる。これは、水性インクに含まれる水分が、プロテイ
ン粒子に吸収されるためと推測される。
【0013】このように、印刷受容層に高分子粒子を含
ませることにより、印刷インク、特に水性インクの定着
性が良好なディスク表面が得られる。本発明で使用され
るプロテイン粒子は、ペプチド結合を有する高分子の粒
子で、実質的に非水溶性であればタンパク質由来のもの
に限定されないが、例えば動物皮革粉末等のタンパク質
粒子が入手しやすい。ここで、実質的に非水溶性とは、
通常は常温の水で10分間抽出したときの減量が5重量
%以下程度であるものをいう。インクの付きを良好にす
るため、また印刷によって記録層などに影響を及ぼさな
いために、印刷受容層は平滑であるのがよく、通常は粒
径は100μm以下で、粒度が揃っているのが好まし
い。より好ましくは粒径30μm以下である。
ませることにより、印刷インク、特に水性インクの定着
性が良好なディスク表面が得られる。本発明で使用され
るプロテイン粒子は、ペプチド結合を有する高分子の粒
子で、実質的に非水溶性であればタンパク質由来のもの
に限定されないが、例えば動物皮革粉末等のタンパク質
粒子が入手しやすい。ここで、実質的に非水溶性とは、
通常は常温の水で10分間抽出したときの減量が5重量
%以下程度であるものをいう。インクの付きを良好にす
るため、また印刷によって記録層などに影響を及ぼさな
いために、印刷受容層は平滑であるのがよく、通常は粒
径は100μm以下で、粒度が揃っているのが好まし
い。より好ましくは粒径30μm以下である。
【0014】さらにプロテイン粒子は印刷受容層の10
〜70重量%含まれるのが好ましい。10%以下では、
プロテイン粒子含有の効果が十分には得られず、70%
以上では、樹脂が粒子を抱え込みきれず、粒子の脱落が
起こることがある。もっとも好ましいのは25〜55重
量%の範囲である。このようなプロテイン粒子は例えば
特開平4−18498などに開示される方法によって製
造することができる。
〜70重量%含まれるのが好ましい。10%以下では、
プロテイン粒子含有の効果が十分には得られず、70%
以上では、樹脂が粒子を抱え込みきれず、粒子の脱落が
起こることがある。もっとも好ましいのは25〜55重
量%の範囲である。このようなプロテイン粒子は例えば
特開平4−18498などに開示される方法によって製
造することができる。
【0015】具体的には、例えば、皮革粉原料をジョー
クラッシュー、カッターミルなどの粗粉砕機で粗粉砕
し、次いで含水量が20〜30重量%程度になるまで乾
燥し、その後、n−ヘキサン、ベンジン等の適当な溶媒
を用いて脱脂する。引き続き、溶媒除去のために粗粉末
を加熱し、調湿工程などで水分量を調整し、スチーム等
で粗粉末を膨潤させた後にビクトリーミル、ボールミ
ル、ジェットミル等の適当な粉砕機を用いて微粉砕する
ことによりペプチド結合を有する非水溶性高分子粒子を
製造することができるが、本発明は該粒子の製法を制限
するものではない。
クラッシュー、カッターミルなどの粗粉砕機で粗粉砕
し、次いで含水量が20〜30重量%程度になるまで乾
燥し、その後、n−ヘキサン、ベンジン等の適当な溶媒
を用いて脱脂する。引き続き、溶媒除去のために粗粉末
を加熱し、調湿工程などで水分量を調整し、スチーム等
で粗粉末を膨潤させた後にビクトリーミル、ボールミ
ル、ジェットミル等の適当な粉砕機を用いて微粉砕する
ことによりペプチド結合を有する非水溶性高分子粒子を
製造することができるが、本発明は該粒子の製法を制限
するものではない。
【0016】印刷受容層は、プロテイン粒子を含む紫外
線硬化樹脂を塗布後硬化させてもよいし、樹脂およびプ
ロテイン粒子を溶剤に溶かし、塗布後乾燥させて形成し
てもよい。また、目的に応じて各種の添加剤を加えても
良い。例えば、各種顔料、顔料分散剤、界面活性剤、紫
外線吸収剤、湿潤剤、消泡剤、表面張力調整剤などが含
まれても良い。また、前記の保護層がプロテイン粒子を
含み、印刷受容層の役割を兼用していてもよい。
線硬化樹脂を塗布後硬化させてもよいし、樹脂およびプ
ロテイン粒子を溶剤に溶かし、塗布後乾燥させて形成し
てもよい。また、目的に応じて各種の添加剤を加えても
良い。例えば、各種顔料、顔料分散剤、界面活性剤、紫
外線吸収剤、湿潤剤、消泡剤、表面張力調整剤などが含
まれても良い。また、前記の保護層がプロテイン粒子を
含み、印刷受容層の役割を兼用していてもよい。
【0017】保護層と印刷受容層との間には、必要に応
じて第二の保護層、接着層、色素拡散防止層、弾性層な
どの中間層を有していても良い。また、印刷受容層は、
表面の全面にまたは部分的に設けられていても良い。印
刷受容層の厚さは、印刷性、保護膜としての機能、製造
のしやすさやコストなどを考慮して決められるが、おお
よそ4〜20μm程度が好ましく、より好ましくは5〜
15μm程度である。
じて第二の保護層、接着層、色素拡散防止層、弾性層な
どの中間層を有していても良い。また、印刷受容層は、
表面の全面にまたは部分的に設けられていても良い。印
刷受容層の厚さは、印刷性、保護膜としての機能、製造
のしやすさやコストなどを考慮して決められるが、おお
よそ4〜20μm程度が好ましく、より好ましくは5〜
15μm程度である。
【0018】本発明で用いる防かび能を有する化合物は
イソチアゾロン系化合物であり、好ましくは下記一般式
[I]
イソチアゾロン系化合物であり、好ましくは下記一般式
[I]
【0019】
【化5】
【0020】(式中、R1 は水素原子、置換されていて
もよいC1 〜C18のアルキル基、置換されていてもよい
アルケニル基、置換されていてもよいシクロアルキル
基、置換されていてもよいアリール基、置換されていて
もよい多環炭素環、置換されていてもよいヘテロ芳香
環、置換されていてもよいスルフォニルアミノカルボニ
ル基を示し、R2 は、水素原子、ハロゲン原子、シアノ
基、直鎖状ないし分岐状のC 1 〜C4 のアルキル基を示
し、R3 は水素原子、ハロゲン原子、置換されていても
よいアルキルチオ基、置換されていてもよいヘテロ環チ
オ基、置換されていてもよいアリールチオ基、置換され
ていてもよいアルキルカルボニル基、置換されていても
よいアリールカルボニル基、置換されていてもよいアル
コキシカルボニル基、置換されていてもよいアリールオ
キシカルボニル基を示す。R2 ,R3 は環化して5〜7
員環の炭素環を示してもよい。nは0〜2の整数を示
す。)で表わされるイソチアゾロン系化合物が挙げられ
る。具体的には、R1 としては、水素原子;メチル基、
エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチ
ル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、−C5
H11(n)、−C6 H13(n)、−C7 H15(n)、−
C8 H17(n)、−C10H21(n)、−C12H
25(n)、−C2 H4 OCH3 、−C2 H4 OC
2 H5 、−C2 H4 COCH3 、−CH2 CH2 CH2
COCH3 、−C2 H4 COC2 H5 、−C2 H4 OC
OCH3 、−C2 H4 OCOC2 H5 、−C2 H4 CO
OCH3 、−C2 H4 COOC2 H5 、
もよいC1 〜C18のアルキル基、置換されていてもよい
アルケニル基、置換されていてもよいシクロアルキル
基、置換されていてもよいアリール基、置換されていて
もよい多環炭素環、置換されていてもよいヘテロ芳香
環、置換されていてもよいスルフォニルアミノカルボニ
ル基を示し、R2 は、水素原子、ハロゲン原子、シアノ
基、直鎖状ないし分岐状のC 1 〜C4 のアルキル基を示
し、R3 は水素原子、ハロゲン原子、置換されていても
よいアルキルチオ基、置換されていてもよいヘテロ環チ
オ基、置換されていてもよいアリールチオ基、置換され
ていてもよいアルキルカルボニル基、置換されていても
よいアリールカルボニル基、置換されていてもよいアル
コキシカルボニル基、置換されていてもよいアリールオ
キシカルボニル基を示す。R2 ,R3 は環化して5〜7
員環の炭素環を示してもよい。nは0〜2の整数を示
す。)で表わされるイソチアゾロン系化合物が挙げられ
る。具体的には、R1 としては、水素原子;メチル基、
エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチ
ル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、−C5
H11(n)、−C6 H13(n)、−C7 H15(n)、−
C8 H17(n)、−C10H21(n)、−C12H
25(n)、−C2 H4 OCH3 、−C2 H4 OC
2 H5 、−C2 H4 COCH3 、−CH2 CH2 CH2
COCH3 、−C2 H4 COC2 H5 、−C2 H4 OC
OCH3 、−C2 H4 OCOC2 H5 、−C2 H4 CO
OCH3 、−C2 H4 COOC2 H5 、
【0021】
【化6】
【0022】等の置換されていてもよいC1 〜C18のア
ルキル基;
ルキル基;
【0023】
【化7】
【0024】等の置換されていてもよいアルケニル基;
【0025】
【化8】
【0026】等の置換されていてもよいシクロアルキル
基;
基;
【0027】
【化9】
【0028】等の置換されていてもよいアリール基;
【0029】
【化10】
【0030】等の置換されていてもよい多環炭素環;
【0031】
【化11】
【0032】等の置換されていてもよいヘテロ芳香環;
【0033】
【化12】
【0034】等の置換されていてもよいスルフォニルア
ミノカルボニル基が例示できる。R2としては、水素原
子;フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子のハ
ロゲン原子;シアノ基;メチル基、エチル基、n−プロ
ピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、sec−ブチ
ル基、tert−ブチル基等の直鎖状ないし分岐状のC
1 〜C4 のアルキル基が例示できる。R3 としては、水
素原子;フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子
のハロゲン原子;メチルチオ基、エチルチオ基、メトキ
シメチルチオ基、ベンジルチオ基、フェネチルチオ基等
の置換されていてもよいアルキルチオ基;
ミノカルボニル基が例示できる。R2としては、水素原
子;フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子のハ
ロゲン原子;シアノ基;メチル基、エチル基、n−プロ
ピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、sec−ブチ
ル基、tert−ブチル基等の直鎖状ないし分岐状のC
1 〜C4 のアルキル基が例示できる。R3 としては、水
素原子;フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子
のハロゲン原子;メチルチオ基、エチルチオ基、メトキ
シメチルチオ基、ベンジルチオ基、フェネチルチオ基等
の置換されていてもよいアルキルチオ基;
【0035】
【化13】
【0036】等の置換されていてもよいアリールチオ
基;アセチル基、プロピオニル基、メトキシエチルカル
ボニル基、ベンジルカルボニル基、フェネチルカルボニ
ル基、ヒドロキシエチルカルボニル基、シアノエチルカ
ルボニル基等の置換されていてもよいアルキルカルボニ
ル基;
基;アセチル基、プロピオニル基、メトキシエチルカル
ボニル基、ベンジルカルボニル基、フェネチルカルボニ
ル基、ヒドロキシエチルカルボニル基、シアノエチルカ
ルボニル基等の置換されていてもよいアルキルカルボニ
ル基;
【0037】
【化14】
【0038】等の置換されていてもよいアリールカルボ
ニル基;メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル
基、メトキシエトキシカルボニル基、ベンジルオキシカ
ルボニル基、フェネチルオキシカルボニル基等の置換さ
れていてもよいアルコキシカルボニル基;
ニル基;メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル
基、メトキシエトキシカルボニル基、ベンジルオキシカ
ルボニル基、フェネチルオキシカルボニル基等の置換さ
れていてもよいアルコキシカルボニル基;
【0039】
【化15】
【0040】等の置換されていてもよいアリールオキシ
カルボニル基等があげられる。また、R2 とR3 は環化
して、
カルボニル基等があげられる。また、R2 とR3 は環化
して、
【0041】
【化16】
【0042】等の5〜7員の炭素環を示してもよい。本
発明で用いられる防かび剤のより好適な化合物として
は、下記一般式[II]
発明で用いられる防かび剤のより好適な化合物として
は、下記一般式[II]
【0043】
【化17】
【0044】(式中、XはC1 〜C12のアルキレン基を
示し、R4 ,R5 ,R6 ,R7 は、それぞれ水素原子、
ハロゲン原子を示す。)で表わされるイソチアゾロン系
化合物が挙げられる。Xで表わされるC1 〜C12のアル
キレン基としては、メチレン基、エチレン基、プロピレ
ン基、ブチレン基、−(CH2 )5 −、−(CH2 )6
−、−(CH2 )7 −、−(CH2 )8 −、−(C
H2 )9 −、−(CH2 )10−、−(CH2 )11−、−
(CH2 )12−、
示し、R4 ,R5 ,R6 ,R7 は、それぞれ水素原子、
ハロゲン原子を示す。)で表わされるイソチアゾロン系
化合物が挙げられる。Xで表わされるC1 〜C12のアル
キレン基としては、メチレン基、エチレン基、プロピレ
ン基、ブチレン基、−(CH2 )5 −、−(CH2 )6
−、−(CH2 )7 −、−(CH2 )8 −、−(C
H2 )9 −、−(CH2 )10−、−(CH2 )11−、−
(CH2 )12−、
【0045】
【化18】
【0046】等が挙げられる。R4 ,R5 ,R6 ,R7
はそれぞれ水素原子またはフッ素原子、塩素原子、臭素
原子、ヨウ素原子のハロゲン原子が挙げられる。
はそれぞれ水素原子またはフッ素原子、塩素原子、臭素
原子、ヨウ素原子のハロゲン原子が挙げられる。
【0047】また、別の好適な化合物としては、下記一
般式[III ]
般式[III ]
【0048】
【化19】
【0049】(式中、R8 はC1 〜C18のアルキル基、
置換されていてもよいフェニル基、フェニルアルキル
基、アルキルカルボニルアルキル基、フェニルスルホニ
ルアミノカルボニル基を示し、R9 は、水素原子、ハロ
ゲン原子、シアノ基を示し、R10は、水素原子、ハロゲ
ン原子、ベンゾチアゾリルチオ基、メチルチオ基、フェ
ニルカルボニル基を示す。)で表わされるイソチアゾロ
ン系化合物が挙げられる。R8 としては、メチル基、エ
チル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル
基、sec−ブチル基、n−C5 H11、n−C6 H13、
n−C7 H15、n−C8 H17、2−エチルヘキシル基、
n−C9 H19、n−C10H21、n−C11H23、n−C12
H25、n−C13H27、n−C14H29、n−C15H31、n
−C16H33、n−C17H35、n−C18H 37等のC1 〜C
18のアルキル基;
置換されていてもよいフェニル基、フェニルアルキル
基、アルキルカルボニルアルキル基、フェニルスルホニ
ルアミノカルボニル基を示し、R9 は、水素原子、ハロ
ゲン原子、シアノ基を示し、R10は、水素原子、ハロゲ
ン原子、ベンゾチアゾリルチオ基、メチルチオ基、フェ
ニルカルボニル基を示す。)で表わされるイソチアゾロ
ン系化合物が挙げられる。R8 としては、メチル基、エ
チル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル
基、sec−ブチル基、n−C5 H11、n−C6 H13、
n−C7 H15、n−C8 H17、2−エチルヘキシル基、
n−C9 H19、n−C10H21、n−C11H23、n−C12
H25、n−C13H27、n−C14H29、n−C15H31、n
−C16H33、n−C17H35、n−C18H 37等のC1 〜C
18のアルキル基;
【0050】
【化20】
【0051】等の置換されていてもよいフェニル基;
【0052】
【化21】
【0053】等のフェニルアルキル基;−CH2 COC
H3 、−CH2 CH2 COCH3 、−CH2 CH2 CH
2 COCH3 、−C2 H4 COC2 H5 等のアルキルカ
ルボニルアルキル基;フェニルスルホニルアミノカルボ
ニル基等が挙げられる。
H3 、−CH2 CH2 COCH3 、−CH2 CH2 CH
2 COCH3 、−C2 H4 COC2 H5 等のアルキルカ
ルボニルアルキル基;フェニルスルホニルアミノカルボ
ニル基等が挙げられる。
【0054】また、更に別の好適な化合物としては、下
記一般式[IV]
記一般式[IV]
【0055】
【化22】
【0056】(式中、R11は水素原子、直鎖状ないし分
岐状のC1 〜C6 のアルキル基を示し、R12は水素原
子、直鎖状ないし分岐状のC1 〜C6 のアルキル基、直
鎖状ないし分岐状のC1 〜C6 のアルコキシ基を示
す。)で表わされるイソチアゾロン系化合物が挙げられ
る。R11としては、水素原子またはメチル基、エチル
基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、
sec−ブチル基、tert−ブチル基、n−ペンチル
基、n−ヘプチル基等の直鎖状ないし分岐状のC1 〜C
6 のアルキル基が挙げられ、R12としては水素原子;メ
チル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、
n−ブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル
基、n−ペンチル基、n−ヘプチル基等の直鎖状ないし
分岐状のC1 〜C6 のアルキル基;メトキシ基、エトキ
シ基、n−プロポキシ基、i−プロポキシ基、n−ブト
キシ基、sec−ブトキシ基、tert−ブトキシ基、
n−ペンチルオキシ基、n−ヘプチルオキシ基等の直鎖
状ないし分岐状のC1 〜C6 のアルコキシ基が挙げられ
る。
岐状のC1 〜C6 のアルキル基を示し、R12は水素原
子、直鎖状ないし分岐状のC1 〜C6 のアルキル基、直
鎖状ないし分岐状のC1 〜C6 のアルコキシ基を示
す。)で表わされるイソチアゾロン系化合物が挙げられ
る。R11としては、水素原子またはメチル基、エチル
基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、
sec−ブチル基、tert−ブチル基、n−ペンチル
基、n−ヘプチル基等の直鎖状ないし分岐状のC1 〜C
6 のアルキル基が挙げられ、R12としては水素原子;メ
チル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、
n−ブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル
基、n−ペンチル基、n−ヘプチル基等の直鎖状ないし
分岐状のC1 〜C6 のアルキル基;メトキシ基、エトキ
シ基、n−プロポキシ基、i−プロポキシ基、n−ブト
キシ基、sec−ブトキシ基、tert−ブトキシ基、
n−ペンチルオキシ基、n−ヘプチルオキシ基等の直鎖
状ないし分岐状のC1 〜C6 のアルコキシ基が挙げられ
る。
【0057】本発明で用いられるイソチアゾロン系防か
び剤の好適な具体例としては、下記の構造式の化合物が
挙げられる。
び剤の好適な具体例としては、下記の構造式の化合物が
挙げられる。
【0058】
【化23】
【0059】
【化24】
【0060】
【化25】
【0061】
【化26】
【0062】本発明のイソチアゾロン系化合物は単独
で、または数種混合して使用することができる。また、
ベンズイミダゾール系化合物、チオファーネートメチル
系化合物、ジオキソイミダゾリジン系化合物等の他の防
かび能を有する化合物と混合して用いてもよい。保護層
または印刷受容層に添加される防かび剤の量は、保護層
または印刷受容層重量に対して、通常、0.01wt%
以上、好ましくは、0.02〜0.06wt%である。
これらの化合物のかびに対する最小生育阻止濃度(MI
C)は、5〜20ppm程度であるが、保護層または印
刷受容層に対してはより多量の添加が必要である。
で、または数種混合して使用することができる。また、
ベンズイミダゾール系化合物、チオファーネートメチル
系化合物、ジオキソイミダゾリジン系化合物等の他の防
かび能を有する化合物と混合して用いてもよい。保護層
または印刷受容層に添加される防かび剤の量は、保護層
または印刷受容層重量に対して、通常、0.01wt%
以上、好ましくは、0.02〜0.06wt%である。
これらの化合物のかびに対する最小生育阻止濃度(MI
C)は、5〜20ppm程度であるが、保護層または印
刷受容層に対してはより多量の添加が必要である。
【0063】添加量が少なすぎるとかびの菌糸に対する
育成阻止能力が低くなる。多すぎると保護層または印刷
受容層を形成する樹脂に溶解しなくなるため、局在化し
た防かび剤が光学記録媒体の諸特性に影響を及ぼし、い
ずれも好ましくない。なお、該化合物群が保護層または
印刷受容層の表面に添加されている場合は、保護層また
は印刷受容層の内部に添加されている場合に対して、よ
り少量で同程度の防かび効果を得ることができる。
育成阻止能力が低くなる。多すぎると保護層または印刷
受容層を形成する樹脂に溶解しなくなるため、局在化し
た防かび剤が光学記録媒体の諸特性に影響を及ぼし、い
ずれも好ましくない。なお、該化合物群が保護層または
印刷受容層の表面に添加されている場合は、保護層また
は印刷受容層の内部に添加されている場合に対して、よ
り少量で同程度の防かび効果を得ることができる。
【0064】以下に、紫外線硬化樹脂を用いて印刷受容
層を形成する例について説明する。以下の各成分、
(a)アクリル系アクリレートオリゴマーを含む樹脂オ
リゴマー成分、(b)樹脂モノマー成分、(c)プロテ
イン粒子、(d)イソチアゾロン系化合物を含有する防
かび剤、(e)光重合開始剤、の混合物を塗布後、光重
合させて印刷受容層とする。このとき、樹脂オリゴマー
や樹脂モノマーを種々選ぶことによって、様々な特性の
印刷受容層を得ることができる。
層を形成する例について説明する。以下の各成分、
(a)アクリル系アクリレートオリゴマーを含む樹脂オ
リゴマー成分、(b)樹脂モノマー成分、(c)プロテ
イン粒子、(d)イソチアゾロン系化合物を含有する防
かび剤、(e)光重合開始剤、の混合物を塗布後、光重
合させて印刷受容層とする。このとき、樹脂オリゴマー
や樹脂モノマーを種々選ぶことによって、様々な特性の
印刷受容層を得ることができる。
【0065】樹脂オリゴマーの種類と量により、硬度、
密着性、耐水性、耐湿性などが変化する。また、樹脂モ
ノマーの種類と量により、粘度、硬度などが変化する。
例えば樹脂オリゴマーとしてアクリル系アクリレートと
ともにポリエステル系オリゴマーを使用すると、耐水性
に優れ、硬い層を得ることができる。この場合硬化収縮
が大きいため、媒体に反りが生じることがあるが、予め
基板に逆方向の反りを与えておくことで解決可能であ
る。
密着性、耐水性、耐湿性などが変化する。また、樹脂モ
ノマーの種類と量により、粘度、硬度などが変化する。
例えば樹脂オリゴマーとしてアクリル系アクリレートと
ともにポリエステル系オリゴマーを使用すると、耐水性
に優れ、硬い層を得ることができる。この場合硬化収縮
が大きいため、媒体に反りが生じることがあるが、予め
基板に逆方向の反りを与えておくことで解決可能であ
る。
【0066】エステル系オリゴマーとしては、無水フタ
ル酸とプロピレンオキサイドの開環重合物からなるポリ
エステルジオールとアクリル酸とのエステルや、アジピ
ン酸と1,6−ヘキサンジオールからなるポリエステル
ジオールとアクリル酸とのエステル、トリメリット酸と
ジエチレングリコールとの反応物からなるトリオールと
アクリル酸とのエステル、δ−バレロラクトンの開環重
合物とアクリル酸のエステル、などが挙げられる。
ル酸とプロピレンオキサイドの開環重合物からなるポリ
エステルジオールとアクリル酸とのエステルや、アジピ
ン酸と1,6−ヘキサンジオールからなるポリエステル
ジオールとアクリル酸とのエステル、トリメリット酸と
ジエチレングリコールとの反応物からなるトリオールと
アクリル酸とのエステル、δ−バレロラクトンの開環重
合物とアクリル酸のエステル、などが挙げられる。
【0067】一方、樹脂オリゴマーとしてアクリル系ア
クリレートとウレタン系オリゴマーとを使用すると、ウ
レタン系オリゴマーは分子量が大きく硬化収縮が小さい
ため、基板の反りなどが生じる可能性は小さくなる。こ
の場合、形成された硬化塗膜は比較的軟らかいものとな
る。ウレタン系オリゴマーとしては、ヘキサメチレンジ
イソシアネートと1,6−ヘキサンジオールからなるポ
リウレタンと2−ヒドロキシエチルアクリレートとの反
応物や、アジピン酸と1,6−ヘキサンジオールからな
るポリエステルジオールとトリレンジイソシアネートと
を反応させたジイソシアネートオリゴマーに2−ヒドロ
キシエチルアクリレートを反応させたもの、などが挙げ
られる。
クリレートとウレタン系オリゴマーとを使用すると、ウ
レタン系オリゴマーは分子量が大きく硬化収縮が小さい
ため、基板の反りなどが生じる可能性は小さくなる。こ
の場合、形成された硬化塗膜は比較的軟らかいものとな
る。ウレタン系オリゴマーとしては、ヘキサメチレンジ
イソシアネートと1,6−ヘキサンジオールからなるポ
リウレタンと2−ヒドロキシエチルアクリレートとの反
応物や、アジピン酸と1,6−ヘキサンジオールからな
るポリエステルジオールとトリレンジイソシアネートと
を反応させたジイソシアネートオリゴマーに2−ヒドロ
キシエチルアクリレートを反応させたもの、などが挙げ
られる。
【0068】他にもエーテル系オリゴマーなども樹脂オ
リゴマーとして用いられる。エーテル系オリゴマーとし
ては、ポリプロピレングリコールとアクリル酸とのエス
テルなどが例示できる。樹脂モノマー、光重合開始剤と
しては紫外線硬化樹脂に用いられる公知のものならば何
でも用いることができる。
リゴマーとして用いられる。エーテル系オリゴマーとし
ては、ポリプロピレングリコールとアクリル酸とのエス
テルなどが例示できる。樹脂モノマー、光重合開始剤と
しては紫外線硬化樹脂に用いられる公知のものならば何
でも用いることができる。
【0069】具体的には、樹脂モノマーとしては、テト
ラヒドロフルフリルアクリレート(エーテル系モノマ
ー)、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、ネオ
ペンチルグリコールジアクリレート(脂肪族鎖式モノマ
ー)、トリシクロデカンアクリレート(脂肪族環式モノ
マー)、ヒドロキシプロピルアクリレート、トリメチロ
ールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトール
トリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリ
レート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート等
が挙げられ、光重合開始剤としては、ベンゾインイソプ
ロピルエーテル、ベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−2
−メチルプロピオフェノン、1−ヒドロキシシクロヘキ
シルフェニルケトン、2,4−ジエチルチオキサントン
などが挙げられる。
ラヒドロフルフリルアクリレート(エーテル系モノマ
ー)、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、ネオ
ペンチルグリコールジアクリレート(脂肪族鎖式モノマ
ー)、トリシクロデカンアクリレート(脂肪族環式モノ
マー)、ヒドロキシプロピルアクリレート、トリメチロ
ールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトール
トリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリ
レート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート等
が挙げられ、光重合開始剤としては、ベンゾインイソプ
ロピルエーテル、ベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−2
−メチルプロピオフェノン、1−ヒドロキシシクロヘキ
シルフェニルケトン、2,4−ジエチルチオキサントン
などが挙げられる。
【0070】本発明の光記録媒体に使用される印字用イ
ンクは、水性インク、油性インク、紫外線硬化インク等
どのようなものでも構わない。水性インクとしてはアニ
オン系インク、カチオン性インク、ノニオン性インクな
どがある。印刷受容層に文字等を印刷する場合、筆記や
スクリーン印刷等によることも出来るが、特にインクジ
ェットプリンターで印刷するのが良い。インクジェット
プリンターは、周知の通り、コンピューターで作成した
印刷文字や印刷図柄を繰り返し印刷することが可能であ
り、光記録媒体に一定の文字や図柄を印刷するのに適し
ている。また、印刷に際して打撃等の機械的な衝撃や印
刷インクの定着のための熱等を加える必要がないため、
光記録媒体に損傷を与えることもない。同様にして、ノ
ズル部分をヒーター加熱するバブルジェット方式によ
り、インク粒子を作成し印刷する、バブルジェット方式
にも適応できる。また、感熱溶融転写式プリンターでも
良好に印刷できる。
ンクは、水性インク、油性インク、紫外線硬化インク等
どのようなものでも構わない。水性インクとしてはアニ
オン系インク、カチオン性インク、ノニオン性インクな
どがある。印刷受容層に文字等を印刷する場合、筆記や
スクリーン印刷等によることも出来るが、特にインクジ
ェットプリンターで印刷するのが良い。インクジェット
プリンターは、周知の通り、コンピューターで作成した
印刷文字や印刷図柄を繰り返し印刷することが可能であ
り、光記録媒体に一定の文字や図柄を印刷するのに適し
ている。また、印刷に際して打撃等の機械的な衝撃や印
刷インクの定着のための熱等を加える必要がないため、
光記録媒体に損傷を与えることもない。同様にして、ノ
ズル部分をヒーター加熱するバブルジェット方式によ
り、インク粒子を作成し印刷する、バブルジェット方式
にも適応できる。また、感熱溶融転写式プリンターでも
良好に印刷できる。
【0071】
【実施例】以下に実施例、比較例を挙げて本発明をより
具体的に説明するが、本発明はその要旨を超えない限
り、以下の実施例に限定されるものではない。 実施例 透明基板として、記録可能コンパクトディスク用に周期
的に蛇行したトラッキング溝を設けた直径120mm、
厚さ1.2mmのポリカーボネート基板を用いた。
具体的に説明するが、本発明はその要旨を超えない限
り、以下の実施例に限定されるものではない。 実施例 透明基板として、記録可能コンパクトディスク用に周期
的に蛇行したトラッキング溝を設けた直径120mm、
厚さ1.2mmのポリカーボネート基板を用いた。
【0072】光吸収層は、含金属アゾ色素を2.4重量
%の濃度でメチルセロソルブに溶解して濾過した後、前
記基板上にスピンコート法により成膜した。色素塗布の
後、色素層中の溶媒を完全に蒸発させるために80℃の
オーブン中で10分間乾燥を行った。次いで、光吸収層
の上に光反射層として、平均厚さ100nmの銀膜を、
アルゴンガス中でのDCマグネトロンスパッタ法により
形成した。
%の濃度でメチルセロソルブに溶解して濾過した後、前
記基板上にスピンコート法により成膜した。色素塗布の
後、色素層中の溶媒を完全に蒸発させるために80℃の
オーブン中で10分間乾燥を行った。次いで、光吸収層
の上に光反射層として、平均厚さ100nmの銀膜を、
アルゴンガス中でのDCマグネトロンスパッタ法により
形成した。
【0073】さらに光反射層の上に紫外線硬化剤SD−
318(大日本インキ化学(株)製)をスピンコート法
により3μmの厚さで塗布し、紫外線照射装置で紫外線
を照射して硬化させて、保護層を形成した。その上に、
下記組成に従い印刷受容層を形成するための組成物を調
製した。 アクリル系アクリレート 7.0重量部 ウレタン系オリゴマー 5.0重量部 エーテル系モノマー 16.0重量部 脂肪族鎖式モノマー 7.0重量部 脂肪族環式モノマー 5.0重量部 プロテイン粒子(出光石油化学(株)製) 40.0重量部 光重合開始剤 3.0重量部 消泡剤 3.0重量部 防かび剤(例示化合物A−1) 表−1に示す量
318(大日本インキ化学(株)製)をスピンコート法
により3μmの厚さで塗布し、紫外線照射装置で紫外線
を照射して硬化させて、保護層を形成した。その上に、
下記組成に従い印刷受容層を形成するための組成物を調
製した。 アクリル系アクリレート 7.0重量部 ウレタン系オリゴマー 5.0重量部 エーテル系モノマー 16.0重量部 脂肪族鎖式モノマー 7.0重量部 脂肪族環式モノマー 5.0重量部 プロテイン粒子(出光石油化学(株)製) 40.0重量部 光重合開始剤 3.0重量部 消泡剤 3.0重量部 防かび剤(例示化合物A−1) 表−1に示す量
【0074】上記配合の組成の塗布液をスクリーン印刷
により塗布し、紫外線照射装置で240mJ/cm2 の
強さの紫外線を照射して印刷受容層を作製した。使用し
たプロテイン粒子は、平均粒径7μm以下の水洗皮革粉
(出光石油化学(株)製)である。この粒子の常温の水
で10分間抽出したときの減量は5重量%以下であっ
た。またこの層の厚さは10μmであった。
により塗布し、紫外線照射装置で240mJ/cm2 の
強さの紫外線を照射して印刷受容層を作製した。使用し
たプロテイン粒子は、平均粒径7μm以下の水洗皮革粉
(出光石油化学(株)製)である。この粒子の常温の水
で10分間抽出したときの減量は5重量%以下であっ
た。またこの層の厚さは10μmであった。
【0075】得られたディスクに対して、インクジェッ
ト記録により画像を形成し、記録画像の特性評価を行っ
た。インクジェットプリンターは、エフティ技研(株)
CD−ROMプリンターFA949を使用した。得られ
た画像についての評価結果は、印刷性としては、得られ
た画像は非常に鮮明であり、乾燥時間も早く良好であっ
た。防かび性は、下記の試験方法により実施した。
ト記録により画像を形成し、記録画像の特性評価を行っ
た。インクジェットプリンターは、エフティ技研(株)
CD−ROMプリンターFA949を使用した。得られ
た画像についての評価結果は、印刷性としては、得られ
た画像は非常に鮮明であり、乾燥時間も早く良好であっ
た。防かび性は、下記の試験方法により実施した。
【0076】試験方法 まず、ポテトデキストロース寒天培地(ニッスイ)のプ
レートを作成し、上記で作成した記録可能なコンパクト
ディスクを20×20mmに切断して培地上に置いた。
標準防かびテストで用いられるかびの中から選定した空
中浮遊菌種(表−2に示す)とをシート及び培地上に接
種した。その後、温度30℃で10日間培養し、印刷受
容層の防かび性を調べた。防かび性は、培地からシート
へのかびの進入を実体顕微鏡で観察し、下記の評価基準
で判定した。その結果を表−1に示す。
レートを作成し、上記で作成した記録可能なコンパクト
ディスクを20×20mmに切断して培地上に置いた。
標準防かびテストで用いられるかびの中から選定した空
中浮遊菌種(表−2に示す)とをシート及び培地上に接
種した。その後、温度30℃で10日間培養し、印刷受
容層の防かび性を調べた。防かび性は、培地からシート
へのかびの進入を実体顕微鏡で観察し、下記の評価基準
で判定した。その結果を表−1に示す。
【0077】 評価基準 +++ シート上で胞子の形成が見られる。 ++ シート上に中程度の菌糸の成育が見られる。 + シート上に貧弱な菌糸の成育が見られる。 − 菌糸の成育が見られない。
【0078】また、得られた記録可能なコンパクトディ
スクを用い、高温高湿試験によるブロックエラーレート
の変化を評価した。温度80℃、相対湿度85%の環境
にて200時間保持し、試験した結果、ブロックエラー
レートの変化は、防かび剤無添加のものと全く違いがな
いことがわかった。
スクを用い、高温高湿試験によるブロックエラーレート
の変化を評価した。温度80℃、相対湿度85%の環境
にて200時間保持し、試験した結果、ブロックエラー
レートの変化は、防かび剤無添加のものと全く違いがな
いことがわかった。
【0079】実施例2 実施例1の印刷受容層の組成の代りに、下記組成の塗布
液を用いて印刷受容層を作製した以外は、実施例1と同
様にして記録可能なコンパクトディスクを作製した。
液を用いて印刷受容層を作製した以外は、実施例1と同
様にして記録可能なコンパクトディスクを作製した。
【0080】 アクリル系アクリレート 7.0重量部 ポリエステル系オリゴマー 5.0重量部 エーテル系モノマー 16.0重量部 脂肪族鎖式モノマー 6.0重量部 脂肪族環式モノマー 5.0重量部 プロテイン粒子(出光石油化学(株)製) 42.0重量部 光重合開始剤 2.0重量部 消泡剤 3.0重量部 防かび剤(例示化合物A−4) 表−1に示す量
【0081】得られたディスクに対して、実施例1と同
様にインクジェット記録により記録画像の評価を行った
所、鮮明な画像が得られ、印字後のインクの乾燥も早く
良好であった。実施例1と同様に防かび性試験を行った
その結果を表−1に示す。得られたディスクを用い、実
施例1と同様に高温高湿条件下でのブロックエラーレー
トの変化を評価した結果、防かび剤無添加のものと同等
のレベルであることを確認した。
様にインクジェット記録により記録画像の評価を行った
所、鮮明な画像が得られ、印字後のインクの乾燥も早く
良好であった。実施例1と同様に防かび性試験を行った
その結果を表−1に示す。得られたディスクを用い、実
施例1と同様に高温高湿条件下でのブロックエラーレー
トの変化を評価した結果、防かび剤無添加のものと同等
のレベルであることを確認した。
【0082】実施例3 実施例1の印刷受容層の組成の代りに、下記組成の塗布
液を用いて印刷受容層を作製した以外は、実施例1と同
様にして、記録可能なコンパクトディスクを作製した。
液を用いて印刷受容層を作製した以外は、実施例1と同
様にして、記録可能なコンパクトディスクを作製した。
【0083】 アクリル系アクリレート 12.0重量部 エーテル系ジアクリレート 12.0重量部 脂肪族鎖式モノマー 5.0重量部 脂肪族環式モノマー 8.0重量部 プロテイン粒子(出光石油化学(株)製) 38.0重量部 光開始剤 3.0重量部 消泡剤 4.0重量部 防かび剤(例示化合物A−5) 表−1に示す量
【0084】得られたディスクに対して、実施例1と同
様にインクジェット記録により、記録画像の評価を行っ
た所、鮮明な画像が得られ、印字後のインクの乾燥も早
く良好であった。実施例1と同様に防かび性試験を行っ
た。その結果を表−1に示す。得られたディスクを用
い、実施例1と同様に高温高湿条件下でのブロックエラ
ーレートの変化を評価した所、防かび剤無添加のものと
同等のレベルであることを確認した。
様にインクジェット記録により、記録画像の評価を行っ
た所、鮮明な画像が得られ、印字後のインクの乾燥も早
く良好であった。実施例1と同様に防かび性試験を行っ
た。その結果を表−1に示す。得られたディスクを用
い、実施例1と同様に高温高湿条件下でのブロックエラ
ーレートの変化を評価した所、防かび剤無添加のものと
同等のレベルであることを確認した。
【0085】実施例4〜13 実施例1の防かび剤(A−1)の代りに表−1に示す例
示化合物の防かび剤を使用した以外は、実施例1と同様
にして、記録可能なコンパクトディスクを作製した。得
られたディスクに対して、実施例1と同様にインクジェ
ット記録により、記録画像の評価を行った所、鮮明な画
像が得られ、印字後のインクの乾燥も早く良好であっ
た。実施例1と同様に防かび性試験を行った。その結果
を表−1に示す。得られたディスクを用い、実施例1と
同様に高温高湿条件下でのブロックエラーレートの変化
を評価した所、防かび剤無添加のものと同等のレベルで
あることを確認した。
示化合物の防かび剤を使用した以外は、実施例1と同様
にして、記録可能なコンパクトディスクを作製した。得
られたディスクに対して、実施例1と同様にインクジェ
ット記録により、記録画像の評価を行った所、鮮明な画
像が得られ、印字後のインクの乾燥も早く良好であっ
た。実施例1と同様に防かび性試験を行った。その結果
を表−1に示す。得られたディスクを用い、実施例1と
同様に高温高湿条件下でのブロックエラーレートの変化
を評価した所、防かび剤無添加のものと同等のレベルで
あることを確認した。
【0086】
【表1】
【0087】
【表2】
【0088】
【表3】
【0089】
【表4】
【0090】かびの菌種1〜9は、表−2に示したもの
である。表−1から明らかなように、防かび剤配合によ
り、かびの菌糸に対して生育阻止効果を存することが確
認された。
である。表−1から明らかなように、防かび剤配合によ
り、かびの菌糸に対して生育阻止効果を存することが確
認された。
【0091】
【表5】
【0092】
【発明の効果】本発明を用いることにより、保護層また
は印刷受容層の表面に文字や図柄を容易かつ良好に形成
でき、かつ特定防かび剤を含有させることにより、光学
記録媒体の各種諸特性等を損うことなく優れた防かび効
果を付与した光学記録媒体を提供される。このため、本
発明の光学記録媒体は高温高湿下などの劣悪な環境下に
保存・使用されてもその性能が低下することなく、長期
間高い信頼性を維持することが可能である。
は印刷受容層の表面に文字や図柄を容易かつ良好に形成
でき、かつ特定防かび剤を含有させることにより、光学
記録媒体の各種諸特性等を損うことなく優れた防かび効
果を付与した光学記録媒体を提供される。このため、本
発明の光学記録媒体は高温高湿下などの劣悪な環境下に
保存・使用されてもその性能が低下することなく、長期
間高い信頼性を維持することが可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 133/04 C09D 133/04 177/00 177/00 G11B 7/26 531 8940−5D G11B 7/26 531 (72)発明者 大原 亜紀子 神奈川県横浜市青葉区鴨志田町1000番地 三菱化学株式会社横浜総合研究所内
Claims (6)
- 【請求項1】 透明基板上に、少なくとも光吸収層、光
反射層、保護層、印刷受容層を順次積層した光学記録媒
体において、該保護層または該印刷受容層がペプチド結
合を有する非水溶性高分子粒子およびイソチアゾロン系
化合物を含有する防かび剤を含むことを特徴とする光学
記録媒体。 - 【請求項2】 請求項1に記載の光学記録媒体におい
て、イソチアゾロン系防かび剤が、下記一般式[I] 【化1】 (式中、R1 は水素原子、置換されていてもよいC1 〜
C18のアルキル基、置換されていてもよいアルケニル
基、置換されていてもよいシクロアルキル基、置換され
ていてもよいアリール基、置換されていてもよい多環炭
素環、置換されていてもよいヘテロ芳香環、置換されて
いてもよいスルフォニルアミノカルボニル基を示し、R
2 は、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、直鎖状ない
し分岐状のC 1 〜C4 のアルキル基を示し、R3 は水素
原子、ハロゲン原子、置換されていてもよいアルキルチ
オ基、置換されていてもよいヘテロ環チオ基、置換され
ていてもよいアリールチオ基、置換されていてもよいア
ルキルカルボニル基、置換されていてもよいアリールカ
ルボニル基、置換されていてもよいアルコキシカルボニ
ル基、置換されていてもよいアリールオキシカルボニル
基を示す。R2 、R3 は環化して5〜7員環の炭素環を
示してもよい。nは0〜2の整数を示す。)で表わされ
るイソチアゾロン系化合物を含有するものである光学記
録媒体。 - 【請求項3】 請求項2に記載の光学記録媒体におい
て、イソチアゾロン系防かび剤が下記一般式[II] 【化2】 (式中、XはC1 〜C12のアルキレン基を示し、R4 ,
R5 ,R6 ,R7 は、それぞれ水素原子またはハロゲン
原子を示す。)で表わされるイソチアゾロン系化合物を
含有するものである光学記録媒体。 - 【請求項4】 請求項2に記載の光学記録媒体におい
て、イソチアゾロン系防かび剤が下記一般式[III ] 【化3】 (式中、R8 はC1 〜C18のアルキル基、置換されてい
てもよいフェニル基、フェニルアルキル基、アルキルカ
ルボニルアルキル基を示し、R9 は、水素原子、ハロゲ
ン原子、シアノ基を示し、R10は、水素原子、ハロゲン
原子を示す。)で表わされるイソチアゾロン系化合物を
含有するものである光学記録媒体。 - 【請求項5】 請求項2に記載の光学記録媒体におい
て、イソチアゾロン系防かび剤が下記一般式[IV] 【化4】 (式中、R11は水素原子、直鎖状ないし分岐状のC1 〜
C6 のアルキル基を示し、R12は水素原子、直鎖状ない
し分岐状のC1 〜C6 のアルキル基、直鎖状ないし分岐
状のC1 〜C6 のアルコキシ基を示す。)で表わされる
イソチアゾロン系化合物を含有するものである光学記録
媒体。 - 【請求項6】 透明基板上に、少なくとも光吸収層、光
反射層、保護層、印刷受容層を順次積層して光記録媒体
を製造する方法において、上記保護層または印刷受容層
を形成させる方法が、(a)アクリル系アクリレートオ
リゴマーを含む樹脂オリゴマー成分、(b)樹脂モノマ
ー成分、(c)ペプチド結合を有する非水溶性高分子粒
子、(d)イソチアゾロン系化合物を含む防かび剤、
(e)光重合開始剤、の各成分を含有する混合物を塗布
後、光重合させる方法であることを特徴とする請求項1
〜5のいずれか1項に記載された光学記録媒体を製造す
る方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8183402A JPH1027381A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 光学記録媒体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8183402A JPH1027381A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 光学記録媒体及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1027381A true JPH1027381A (ja) | 1998-01-27 |
Family
ID=16135157
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8183402A Pending JPH1027381A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 光学記録媒体及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1027381A (ja) |
-
1996
- 1996-07-12 JP JP8183402A patent/JPH1027381A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050208 |
|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20060217 |