JPH10276018A - 誘電体共振器及び誘電体フィルタの製造方法 - Google Patents
誘電体共振器及び誘電体フィルタの製造方法Info
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- JPH10276018A JPH10276018A JP9476197A JP9476197A JPH10276018A JP H10276018 A JPH10276018 A JP H10276018A JP 9476197 A JP9476197 A JP 9476197A JP 9476197 A JP9476197 A JP 9476197A JP H10276018 A JPH10276018 A JP H10276018A
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 波長短縮効果を得るための内導体延長導体を
容易且つ良好に得ることが困難であった。 【解決手段】 並置された第1及び第2の誘電体共振器
1、2に容量結合のための導体7a、7bを設ける。ま
た、入出力容量結合導体8a、8bを設ける。誘電体3
a、3bの第1の端面10a、10bに内導体延長導体
9a、9bを設ける。内導体延長導体9a、9bを得る
ために誘電体3a、3bに凹部17a、17bを設け、
端面10a、10bの全部に導電性ペーストを塗布して
焼付けた第1の導体膜と電気メッキによる第2の導体膜
を設ける。その後、研摩によって内導体延長導体9a、
9bを分離する。
容易且つ良好に得ることが困難であった。 【解決手段】 並置された第1及び第2の誘電体共振器
1、2に容量結合のための導体7a、7bを設ける。ま
た、入出力容量結合導体8a、8bを設ける。誘電体3
a、3bの第1の端面10a、10bに内導体延長導体
9a、9bを設ける。内導体延長導体9a、9bを得る
ために誘電体3a、3bに凹部17a、17bを設け、
端面10a、10bの全部に導電性ペーストを塗布して
焼付けた第1の導体膜と電気メッキによる第2の導体膜
を設ける。その後、研摩によって内導体延長導体9a、
9bを分離する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動体通信機等に使用す
るための誘電体共振器及び誘電体フィルタの製造方法に
関する。
るための誘電体共振器及び誘電体フィルタの製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】複数のTEMモード同軸型誘電体共振器
を並置し、相互間を容量結合させて誘電体フィルタを構
成することは公知である。また、相互間の容量結合のた
めのコンデンサを誘電体共振器に一体に形成することも
公知である。誘電体共振器に相互容量結合のコンデンサ
を設ける場合には、内導体に誘電体を介して対向する共
振器容量結合導体を誘電体の外周面に設ける。例えば第
1及び第2の誘電体共振器を容量結合して誘電体フィル
タを構成する時には、第1及び第2の誘電体共振器の外
導体を相互に半田等の導電性接合材で結合すると共に共
振器容量結合導体も半田等の導電性接合材で結合する。
また、外部回路に接続するために誘電体の外周面に入出
力容量結合導体を設け、これを内導体に容量結合させ
る。
を並置し、相互間を容量結合させて誘電体フィルタを構
成することは公知である。また、相互間の容量結合のた
めのコンデンサを誘電体共振器に一体に形成することも
公知である。誘電体共振器に相互容量結合のコンデンサ
を設ける場合には、内導体に誘電体を介して対向する共
振器容量結合導体を誘電体の外周面に設ける。例えば第
1及び第2の誘電体共振器を容量結合して誘電体フィル
タを構成する時には、第1及び第2の誘電体共振器の外
導体を相互に半田等の導電性接合材で結合すると共に共
振器容量結合導体も半田等の導電性接合材で結合する。
また、外部回路に接続するために誘電体の外周面に入出
力容量結合導体を設け、これを内導体に容量結合させ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、誘電体共振
器及び誘電体フィルタの電気的特性の向上及び機械的強
度の向上を図るために、内導体、外導体等の導体膜を厚
く形成したい場合がある。また、波長短縮効果即ち誘電
体の長さを同一に保って共振周波数を低下させる効果を
得るために誘電体の開放端面に内導体延長導体を設ける
ことがある。しかし、内導体延長導体を設け且つ導体膜
を厚くすることは困難である。即ち、各導体を導電性ペ
ーストを塗布し、焼成して形成する場合に、導電性ペー
ストを厚く且つ正確なパターンに形成することは困難で
ある。また、導電性ペーストを所定パターンに比較的薄
く塗布し、この上にメッキによって金属膜を設けること
も考えられるが、開放端面の内導体延長導体は小面積で
あるので、メッキ層を良好に形成することが困難であ
る。
器及び誘電体フィルタの電気的特性の向上及び機械的強
度の向上を図るために、内導体、外導体等の導体膜を厚
く形成したい場合がある。また、波長短縮効果即ち誘電
体の長さを同一に保って共振周波数を低下させる効果を
得るために誘電体の開放端面に内導体延長導体を設ける
ことがある。しかし、内導体延長導体を設け且つ導体膜
を厚くすることは困難である。即ち、各導体を導電性ペ
ーストを塗布し、焼成して形成する場合に、導電性ペー
ストを厚く且つ正確なパターンに形成することは困難で
ある。また、導電性ペーストを所定パターンに比較的薄
く塗布し、この上にメッキによって金属膜を設けること
も考えられるが、開放端面の内導体延長導体は小面積で
あるので、メッキ層を良好に形成することが困難であ
る。
【0004】そこで、本発明の目的は波長短縮効果を得
るための内導体延長導体を有する誘電体共振器及び誘電
体フィルタを容易且つ良好に製造することができる方法
を提供することにある。
るための内導体延長導体を有する誘電体共振器及び誘電
体フィルタを容易且つ良好に製造することができる方法
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、上記
目的を達成するための本発明は、第1及び第2の端面と
外周面と前記第1の端面から前記第2の端面に至る貫通
孔と前記第1の端面において前記貫通孔の少なくとも一
部を囲むように形成された凹部とを有する誘電体を用意
する工程と、前記貫通孔の壁面の全部と前記第1の端面
の全部と前記外周面の外導体形成領域と前記外周面にお
いて前記外導体形成領域とは離間しているが前記第1の
端面には連続している容量結合領域とを被覆するように
導電性ペーストを塗布して焼付けて第1の導体膜を形成
する工程と、前記第1の導体膜の上に電気メッキによっ
て第2の導体膜を形成して積層導体を得る工程と、前記
第1の端面における前記凹部を囲む凸部上の前記積層導
体を研摩によって除去して内導体、外導体、容量結合導
体、及び前記第1の端面における内導体延長導体を得る
工程とを有している誘電体共振器の製造方法に係わるも
のである。なお、請求項3又は4又は7に示すように誘
電体フィルタにおける開放端面の波長短縮効果のための
内導体延長導体も請求項1の誘電体共振器の内導体延長
導体と同様に形成することができる。また、請求項2、
5、8に示すように短絡導体を設けることができる。ま
た、請求項6に示すように入力又は出力容量結合導体を
設けることができる。
目的を達成するための本発明は、第1及び第2の端面と
外周面と前記第1の端面から前記第2の端面に至る貫通
孔と前記第1の端面において前記貫通孔の少なくとも一
部を囲むように形成された凹部とを有する誘電体を用意
する工程と、前記貫通孔の壁面の全部と前記第1の端面
の全部と前記外周面の外導体形成領域と前記外周面にお
いて前記外導体形成領域とは離間しているが前記第1の
端面には連続している容量結合領域とを被覆するように
導電性ペーストを塗布して焼付けて第1の導体膜を形成
する工程と、前記第1の導体膜の上に電気メッキによっ
て第2の導体膜を形成して積層導体を得る工程と、前記
第1の端面における前記凹部を囲む凸部上の前記積層導
体を研摩によって除去して内導体、外導体、容量結合導
体、及び前記第1の端面における内導体延長導体を得る
工程とを有している誘電体共振器の製造方法に係わるも
のである。なお、請求項3又は4又は7に示すように誘
電体フィルタにおける開放端面の波長短縮効果のための
内導体延長導体も請求項1の誘電体共振器の内導体延長
導体と同様に形成することができる。また、請求項2、
5、8に示すように短絡導体を設けることができる。ま
た、請求項6に示すように入力又は出力容量結合導体を
設けることができる。
【0006】
【発明の作用及び効果】各請求項の発明によれば比較的
小面積の内導体延長導体を得る場合に、これを形成する
ための導電性ペーストの塗布、焼付けしたものから成る
第1の導体膜を外導体と容量結合導体との一方又は両方
のための第1の導体膜に連続させた状態で電気メッキに
よる第2の導体膜を形成する。従って、電気メッキによ
る第2の導体膜を第1の端面上の第1の導体膜の上に良
好に形成することができる。また、内導体延長導体を形
成する時に、第1の端面に所望パターンに導電性ペース
トを塗布する工程を使用しないで、第1の端面に凹部を
設け、第1及び第2の導体膜を形成した後に凹部の囲り
の凸部を研摩することによって凹部の中に限定して内導
体延長導体を設ける。従って、内導体延長導体を容易に
得ることができる。また、請求項3の発明によれば、第
1の導体膜を設けた第1及び第2の誘電体を相互に接合
して組立体を得、これに対して電気メッキを施し、その
後に第1の端面上の積層導体を研摩するので、メッキ及
び研摩を能率良く行うことができる。
小面積の内導体延長導体を得る場合に、これを形成する
ための導電性ペーストの塗布、焼付けしたものから成る
第1の導体膜を外導体と容量結合導体との一方又は両方
のための第1の導体膜に連続させた状態で電気メッキに
よる第2の導体膜を形成する。従って、電気メッキによ
る第2の導体膜を第1の端面上の第1の導体膜の上に良
好に形成することができる。また、内導体延長導体を形
成する時に、第1の端面に所望パターンに導電性ペース
トを塗布する工程を使用しないで、第1の端面に凹部を
設け、第1及び第2の導体膜を形成した後に凹部の囲り
の凸部を研摩することによって凹部の中に限定して内導
体延長導体を設ける。従って、内導体延長導体を容易に
得ることができる。また、請求項3の発明によれば、第
1の導体膜を設けた第1及び第2の誘電体を相互に接合
して組立体を得、これに対して電気メッキを施し、その
後に第1の端面上の積層導体を研摩するので、メッキ及
び研摩を能率良く行うことができる。
【0007】
【第1の実施例】次に、図1〜図15を参照して本発明
の第1の実施例に係わる誘電体フィルタ及びその製造方
法を説明する。まず、本発明に従う製造方法を説明する
前に製造しようとする誘電体フィルタの構成を説明す
る。ここで製造しようとする誘電体フィルタは、TEM
モード同軸型の第1及び第2の誘電体共振器1、2を並
置することによって構成されている。第1及び第2の誘
電体共振器1、2は、誘電体3a、3bと、内導体4
a、4bと、グランドに接続される外導体5a、5b
と、短絡導体6a、6bと、共振器容量結合導体7a、
7bと、端子として機能する入出力容量結合導体8a、
8bと、内導体延長導体9a、9bとから成る。
の第1の実施例に係わる誘電体フィルタ及びその製造方
法を説明する。まず、本発明に従う製造方法を説明する
前に製造しようとする誘電体フィルタの構成を説明す
る。ここで製造しようとする誘電体フィルタは、TEM
モード同軸型の第1及び第2の誘電体共振器1、2を並
置することによって構成されている。第1及び第2の誘
電体共振器1、2は、誘電体3a、3bと、内導体4
a、4bと、グランドに接続される外導体5a、5b
と、短絡導体6a、6bと、共振器容量結合導体7a、
7bと、端子として機能する入出力容量結合導体8a、
8bと、内導体延長導体9a、9bとから成る。
【0008】2つの誘電体3a、3bはそれぞれ直方体
即ち四角柱状であって、第1の端面10a、10bと、
第2の端面11a、11bと、第1の側面12a、12
bと、第2の側面13a、13bと、第3の側面14
a、14bと、第4の側面15a、15bとを有し、更
に第1の端面10a、10bから第2の端面11a、1
1bに至る貫通孔16a、16bを有する。第1及び第
2の誘電体共振器1、2の内導体4a、4bはそれぞれ
貫通孔16a、16bに設けられ、外導体5a、5bは
各側面12a、12b、13a、13b、14a、14
b、15a、15bに設けられ、短絡導体6a、6bは
第2の端面11a、11bに設けられている。また、第
1及び第2の誘電体共振器1、2の共振器容量結合導体
7a、7bは第1の側面12a、12bと第2の側面1
3a、13bに設けられ、入出力容量結合導体8a、8
bは第3の側面14a、14bと第4の側面15a、1
5bに設けられている。第1及び第2の誘電体共振器
1、2の第2の側面13a、13bが互いに対向するよ
うに第1及び第2の誘電体共振器1、2が並置され、第
1及び第2の誘電体共振器1、2の第2の側面13a、
13bにおける外導体5aと共振器容量結合導体7a、
7bとが導電性接合材(図示せず)によって相互に電気
的及び機械的に結合されている。
即ち四角柱状であって、第1の端面10a、10bと、
第2の端面11a、11bと、第1の側面12a、12
bと、第2の側面13a、13bと、第3の側面14
a、14bと、第4の側面15a、15bとを有し、更
に第1の端面10a、10bから第2の端面11a、1
1bに至る貫通孔16a、16bを有する。第1及び第
2の誘電体共振器1、2の内導体4a、4bはそれぞれ
貫通孔16a、16bに設けられ、外導体5a、5bは
各側面12a、12b、13a、13b、14a、14
b、15a、15bに設けられ、短絡導体6a、6bは
第2の端面11a、11bに設けられている。また、第
1及び第2の誘電体共振器1、2の共振器容量結合導体
7a、7bは第1の側面12a、12bと第2の側面1
3a、13bに設けられ、入出力容量結合導体8a、8
bは第3の側面14a、14bと第4の側面15a、1
5bに設けられている。第1及び第2の誘電体共振器
1、2の第2の側面13a、13bが互いに対向するよ
うに第1及び第2の誘電体共振器1、2が並置され、第
1及び第2の誘電体共振器1、2の第2の側面13a、
13bにおける外導体5aと共振器容量結合導体7a、
7bとが導電性接合材(図示せず)によって相互に電気
的及び機械的に結合されている。
【0009】次に各導体のパターンを詳しく説明する。
内導体4a、4bは貫通孔16a、16bの壁面全体に
設けられている。短絡導体6a、6bは第2の側面11
a、11bの全体に設けられている。
内導体4a、4bは貫通孔16a、16bの壁面全体に
設けられている。短絡導体6a、6bは第2の側面11
a、11bの全体に設けられている。
【0010】外導体5a、5bは第1〜第4の側面12
a、12b、13a、13b、14a、14b、15
a、15bの第2の端面11a、11b側の領域の全部
に設けられ、第1の端面10a、10b側においては共
振器容量結合導体7a、7bと入出力容量結合導体8
a、8bの間に設けられている。即ち、それぞれの外導
体5a、5bは第2の側面13a、13bと第3の側面
14a、14bとの間の角部に沿って第1の端面10
a、10bの縁まで延在している。
a、12b、13a、13b、14a、14b、15
a、15bの第2の端面11a、11b側の領域の全部
に設けられ、第1の端面10a、10b側においては共
振器容量結合導体7a、7bと入出力容量結合導体8
a、8bの間に設けられている。即ち、それぞれの外導
体5a、5bは第2の側面13a、13bと第3の側面
14a、14bとの間の角部に沿って第1の端面10
a、10bの縁まで延在している。
【0011】共振器容量結合導体7a、7bは第1の側
面12a、12bと第2の側面13a、13bに設けら
れている。なお、共振器容量結合導体7a、7bは第1
の端面10a、10bの縁に隣接配置され、また外導体
5a、5b及び内導体延長導体9a、9bから分離され
ている。
面12a、12bと第2の側面13a、13bに設けら
れている。なお、共振器容量結合導体7a、7bは第1
の端面10a、10bの縁に隣接配置され、また外導体
5a、5b及び内導体延長導体9a、9bから分離され
ている。
【0012】入出力容量結合導体8a、8bは第3の側
面14a、14bと第4の側面15a、15bとに設け
られている。なお、入出力容量結合導体8a、8bは第
1の端面10a、10bの縁に隣接配置され、また外導
体5a、5b及び内導体延長導体9a、9bから分離さ
れている。なお、この実施例では第1及び第2の誘電体
共振器1、2を共通化するために共振器容量結合導体7
a、7bと入出力容量結合導体8a、8bとが同一パタ
ーンに形成され、且つ貫通孔16a、16bを中心に対
称に配置されている。従って、図1において、第1の誘
電体共振器1を貫通孔16aを中心にして反時計回り方
向に90度回動させたものを図1に示す第2の誘電体共
振器2として使用することが可能になる。
面14a、14bと第4の側面15a、15bとに設け
られている。なお、入出力容量結合導体8a、8bは第
1の端面10a、10bの縁に隣接配置され、また外導
体5a、5b及び内導体延長導体9a、9bから分離さ
れている。なお、この実施例では第1及び第2の誘電体
共振器1、2を共通化するために共振器容量結合導体7
a、7bと入出力容量結合導体8a、8bとが同一パタ
ーンに形成され、且つ貫通孔16a、16bを中心に対
称に配置されている。従って、図1において、第1の誘
電体共振器1を貫通孔16aを中心にして反時計回り方
向に90度回動させたものを図1に示す第2の誘電体共
振器2として使用することが可能になる。
【0013】内導体延長導体9a、9bは、第1の端面
10a、10bに貫通孔16a、16bを囲むように形
成された凹部17a、17bの中に設けられており、内
導体4a、4bに接続されている。凹部17a、17b
は誘電体3a、3bの第1の端面10a、10bの縁に
対して一定の距離を有するように図1で四角形(正方
形)に形成されてる。
10a、10bに貫通孔16a、16bを囲むように形
成された凹部17a、17bの中に設けられており、内
導体4a、4bに接続されている。凹部17a、17b
は誘電体3a、3bの第1の端面10a、10bの縁に
対して一定の距離を有するように図1で四角形(正方
形)に形成されてる。
【0014】図10は図1及び図2の誘電体フィルタの
等価回路図である。図10のコンデンサC1 、C4 は入
出力容量結合導体8a、8bと内導体4a、4b及び内
導体延長導体9a、9bとの間の容量を示し、コンデン
サC2 、C3 は共振器容量結合導体7a、7bと内導体
4a、4b及び内導体延長導体9a、9bとの間の容量
を示し、Ct1、Ct2は内導体延長導体9a、9bと外導
体5a、5bとの間の容量を示し、La、Ca及びL
b、Cbは第1及び第2の誘電体共振器1、2の共振器
本体部を等価的に示す。コンデンサCt1、Ct2は共振器
本体部のCaLa及びCbLb並列回路に対して並列に
接続され、波長短縮効果を発揮する。
等価回路図である。図10のコンデンサC1 、C4 は入
出力容量結合導体8a、8bと内導体4a、4b及び内
導体延長導体9a、9bとの間の容量を示し、コンデン
サC2 、C3 は共振器容量結合導体7a、7bと内導体
4a、4b及び内導体延長導体9a、9bとの間の容量
を示し、Ct1、Ct2は内導体延長導体9a、9bと外導
体5a、5bとの間の容量を示し、La、Ca及びL
b、Cbは第1及び第2の誘電体共振器1、2の共振器
本体部を等価的に示す。コンデンサCt1、Ct2は共振器
本体部のCaLa及びCbLb並列回路に対して並列に
接続され、波長短縮効果を発揮する。
【0015】次に、第1の実施例の誘電体フィルタの製
造方法を説明する。まず、図11に示すように第1の端
面10a、10bに凹部17a、17bを有する第1及
び第2の誘電体3a、3bを用意する。なお、多数の誘
電体フィルタを作製するために第1及び第2の誘電体3
a、3bに相当するものを更に多く用意する。
造方法を説明する。まず、図11に示すように第1の端
面10a、10bに凹部17a、17bを有する第1及
び第2の誘電体3a、3bを用意する。なお、多数の誘
電体フィルタを作製するために第1及び第2の誘電体3
a、3bに相当するものを更に多く用意する。
【0016】次に、導電性ペースト(例えば銀ペース
ト)を各誘電体3a、3bの内導体4a、4bを形成す
る領域と外導体5a、5bを形成する領域と短絡導体6
a、6bを形成する領域と共振器容量結合導体7a、7
bを形成する領域と入出力容量結合導体8a、8bを形
成する領域と第1の端面10a、10bの全部とに印刷
法で塗布して焼付けて図12で点々を付して示すように
第1の導体膜18を形成し、図12に示すように第1及
び第2の誘電体共振器1、2の第1及び第2の中間体1
9、20を得る。なお、第1の導体膜18は外導体形成
領域と共振器容量結合領域及び入出力容量結合領域との
間に分離領域21を有するように形成されてる。従っ
て、図12の中間体19、20において第1の端面10
a、10b以外の第1の導体膜18のパターンは図1〜
図9の第1及び第2の誘電体共振器1、2の導体パター
ンと同じである。
ト)を各誘電体3a、3bの内導体4a、4bを形成す
る領域と外導体5a、5bを形成する領域と短絡導体6
a、6bを形成する領域と共振器容量結合導体7a、7
bを形成する領域と入出力容量結合導体8a、8bを形
成する領域と第1の端面10a、10bの全部とに印刷
法で塗布して焼付けて図12で点々を付して示すように
第1の導体膜18を形成し、図12に示すように第1及
び第2の誘電体共振器1、2の第1及び第2の中間体1
9、20を得る。なお、第1の導体膜18は外導体形成
領域と共振器容量結合領域及び入出力容量結合領域との
間に分離領域21を有するように形成されてる。従っ
て、図12の中間体19、20において第1の端面10
a、10b以外の第1の導体膜18のパターンは図1〜
図9の第1及び第2の誘電体共振器1、2の導体パター
ンと同じである。
【0017】次に、第1及び第2の中間体19、20の
第1の導体膜18の共振器容量結合部分及び外導体部分
を導電性接合材(図示せず)でそれぞれ接合して図13
に示す組立体22を得る。即ち、第1及び第2の誘電体
3a、3bの第2の側面13a、13bを互いに対向さ
せて結合する。
第1の導体膜18の共振器容量結合部分及び外導体部分
を導電性接合材(図示せず)でそれぞれ接合して図13
に示す組立体22を得る。即ち、第1及び第2の誘電体
3a、3bの第2の側面13a、13bを互いに対向さ
せて結合する。
【0018】次に組立体22の多数個を第1の導体膜1
8の上に周知のバレルメッキ(電気メッキ)法によって
第2の導体膜23を形成して積層導体を得る。図14及
び図15において第2の導体膜23の形成領域が斜線を
付して示されている。第1の端面10a、10bの内導
体延長導体9a、9bを形成する領域は小面積である
が、この領域の第1の導体膜18が外周面の外導体5
a、5b、共振器容量結合導体7a、7b及び入出力容
量結合導体8a、8bの第1の導体膜21に連続し、更
に第1及び第2の中間体19、20が一体化されている
ので、第1の導体膜18が比較的に大面積になり、第1
の端面10a、10bに電気メッキ層から成る第2の導
体膜23が良好に形成される。なお、この実施例の第2
の導体膜は銅メッキ層である。
8の上に周知のバレルメッキ(電気メッキ)法によって
第2の導体膜23を形成して積層導体を得る。図14及
び図15において第2の導体膜23の形成領域が斜線を
付して示されている。第1の端面10a、10bの内導
体延長導体9a、9bを形成する領域は小面積である
が、この領域の第1の導体膜18が外周面の外導体5
a、5b、共振器容量結合導体7a、7b及び入出力容
量結合導体8a、8bの第1の導体膜21に連続し、更
に第1及び第2の中間体19、20が一体化されている
ので、第1の導体膜18が比較的に大面積になり、第1
の端面10a、10bに電気メッキ層から成る第2の導
体膜23が良好に形成される。なお、この実施例の第2
の導体膜は銅メッキ層である。
【0019】次に、第1及び第2の誘電体3a、3bの
第1の端面10a、10bの凹部17a、17bを囲む
凸部上の第1及び第2の導体膜18、23を研摩によっ
て除去する。この時、誘電体3a、3bの第1の端面1
0a、10bも同時に少し研摩する。これにより、図1
5に示すように内導体延長導体9a、9bが共振器容量
結合導体7a、7b及び入出力容量結合導体8a、8b
から電気的に分離され、図1及び図2に示したものと同
一の第1及び第2の誘電体共振器1、2が完成する。な
お、第1の端面10a、10bの研摩量を変えることに
よって共振周波数を調整することができる。
第1の端面10a、10bの凹部17a、17bを囲む
凸部上の第1及び第2の導体膜18、23を研摩によっ
て除去する。この時、誘電体3a、3bの第1の端面1
0a、10bも同時に少し研摩する。これにより、図1
5に示すように内導体延長導体9a、9bが共振器容量
結合導体7a、7b及び入出力容量結合導体8a、8b
から電気的に分離され、図1及び図2に示したものと同
一の第1及び第2の誘電体共振器1、2が完成する。な
お、第1の端面10a、10bの研摩量を変えることに
よって共振周波数を調整することができる。
【0020】本実施例は次の効果を有する。 (1) 内導体延長導体9a、9bのメッキ層を形成す
る時に、これを外導体5a、5b、共振器容量結合導体
7a、7b及び入出力容量結合導体8a、8bに連続さ
せた状態で電気メッキを施すので比較的小面積の内導体
延長導体9a、9bの上にメッキ層から成る第2の導体
膜23を良好に形成することができる。 (2) 内導体延長導体9a、9bを分離しないで、第
1及び第2の導体膜18、23を形成しても、誘電体3
a、3bの第1の端面10a、10bに凹部17a、1
7bが設けられているので、第1の端面10a、10b
の凸部の第1及び第2の導体膜18、23を研摩で除去
するという簡単な方法で分離を達成することができる。 (3) 第1の導体膜18は比較的薄く形成するので、
パターンの精度が良い。電気メッキによる第2の導体膜
23は第1の導体膜18の上のみに形成されるので、第
1及び第2の導体膜18、23の積層体のパターンの精
度が第1の導体膜18のパタ−ン精度によって決定され
る。従って、電気的特性の向上及び機械的強度の向上を
目的として第1及び第2の導体膜18、23の積層体か
ら成る厚い各導体4a、4b、5a、5b、6a、6
b、7a、7b、8a、8b、9a、9bを設けても、
これ等のパターン精度が低下しない。 (4) 図13に示すように第1及び第2の誘電体3
a、3bの組立体22を構成し、この状態で電気メッキ
及び研摩を行うので、これ等を能率的に達成することが
できる。
る時に、これを外導体5a、5b、共振器容量結合導体
7a、7b及び入出力容量結合導体8a、8bに連続さ
せた状態で電気メッキを施すので比較的小面積の内導体
延長導体9a、9bの上にメッキ層から成る第2の導体
膜23を良好に形成することができる。 (2) 内導体延長導体9a、9bを分離しないで、第
1及び第2の導体膜18、23を形成しても、誘電体3
a、3bの第1の端面10a、10bに凹部17a、1
7bが設けられているので、第1の端面10a、10b
の凸部の第1及び第2の導体膜18、23を研摩で除去
するという簡単な方法で分離を達成することができる。 (3) 第1の導体膜18は比較的薄く形成するので、
パターンの精度が良い。電気メッキによる第2の導体膜
23は第1の導体膜18の上のみに形成されるので、第
1及び第2の導体膜18、23の積層体のパターンの精
度が第1の導体膜18のパタ−ン精度によって決定され
る。従って、電気的特性の向上及び機械的強度の向上を
目的として第1及び第2の導体膜18、23の積層体か
ら成る厚い各導体4a、4b、5a、5b、6a、6
b、7a、7b、8a、8b、9a、9bを設けても、
これ等のパターン精度が低下しない。 (4) 図13に示すように第1及び第2の誘電体3
a、3bの組立体22を構成し、この状態で電気メッキ
及び研摩を行うので、これ等を能率的に達成することが
できる。
【0021】
【第2の実施例】次に、図16及び図17を参照して第
2の実施例の誘電体フィルタ及びその製造方法を説明す
る。但し、図16及び図17、更に後述する図18、図
19において図1〜図15と実質的に同一の部分には同
一の符号を付してその説明を省略する。図16及び図1
7に示す第2の実施例の誘電体フィルタは3段に構成さ
れている。この3段の誘電体フィルタの両側の第1及び
第2の誘電体共振器1、2は第1の実施例の第1及び第
2の誘電体共振器1、2と実質的に同一に構成されてい
る。第1及び第2の誘電体共振器1、2における第1の
実施例と第2の実施例の相違点は、凹部17a、17b
のパターンと外導体5a、5bのパターンである。第2
の実施例では第1の端面10a、10bの一対の角部に
至るように外導体5a、5bが設けられ、凹部17a、
17b及び内導体延長導体9a、9bは外導体5a、5
bが延在している角部の近くに配置されているが、共振
器容量結合導体7a、7b及び入出力容量結合導体8
a、8bが設けられている角部の近くには配置されてい
ない。これにより、内導体延長導体9a、9bを主とし
て外導体5a、5bに関係付けることが可能になる。真
中の第3の誘電体共振器30は、誘電体3c、内導体4
c、外導体5c、短絡導体6c、共振器容量結合導体7
c、7d、内導体延長導体9c、貫通孔16c及び凹部
17cを有する。この第3の誘電体共振器30は2つの
共振器容量結合導体7c、7dを有している点、入出力
容量結合導体8a、8bに相当するものを持たない点、
内導体延長導体9cを第1の端面10cの下側に片寄っ
て設けた点で第1及び第2の誘電体共振器1、2と相違
し、その他は同一に構成されている。第3の誘電体共振
器30の共振器容量結合導体7c、7dは第1及び第2
の誘電体共振器1、2の共振器容量結合導体7a、7b
に導電性接合材(図示せず)によって結合されている。
また、外導体5cは両側の外導体5a、5bに導電性接
合材(図示せず)によって結合されている。
2の実施例の誘電体フィルタ及びその製造方法を説明す
る。但し、図16及び図17、更に後述する図18、図
19において図1〜図15と実質的に同一の部分には同
一の符号を付してその説明を省略する。図16及び図1
7に示す第2の実施例の誘電体フィルタは3段に構成さ
れている。この3段の誘電体フィルタの両側の第1及び
第2の誘電体共振器1、2は第1の実施例の第1及び第
2の誘電体共振器1、2と実質的に同一に構成されてい
る。第1及び第2の誘電体共振器1、2における第1の
実施例と第2の実施例の相違点は、凹部17a、17b
のパターンと外導体5a、5bのパターンである。第2
の実施例では第1の端面10a、10bの一対の角部に
至るように外導体5a、5bが設けられ、凹部17a、
17b及び内導体延長導体9a、9bは外導体5a、5
bが延在している角部の近くに配置されているが、共振
器容量結合導体7a、7b及び入出力容量結合導体8
a、8bが設けられている角部の近くには配置されてい
ない。これにより、内導体延長導体9a、9bを主とし
て外導体5a、5bに関係付けることが可能になる。真
中の第3の誘電体共振器30は、誘電体3c、内導体4
c、外導体5c、短絡導体6c、共振器容量結合導体7
c、7d、内導体延長導体9c、貫通孔16c及び凹部
17cを有する。この第3の誘電体共振器30は2つの
共振器容量結合導体7c、7dを有している点、入出力
容量結合導体8a、8bに相当するものを持たない点、
内導体延長導体9cを第1の端面10cの下側に片寄っ
て設けた点で第1及び第2の誘電体共振器1、2と相違
し、その他は同一に構成されている。第3の誘電体共振
器30の共振器容量結合導体7c、7dは第1及び第2
の誘電体共振器1、2の共振器容量結合導体7a、7b
に導電性接合材(図示せず)によって結合されている。
また、外導体5cは両側の外導体5a、5bに導電性接
合材(図示せず)によって結合されている。
【0022】図16及び図17の誘電体フィルタを製造
する時も、第1の実施例と同様に各導体を導電性ペース
トの塗布、焼付けから成る第1の導体膜と電気メッキか
ら成る第2の導体膜を形成する。しかる後、第1の端面
10a、10b、10c側を研摩して分離された内導体
延長導体9a、9b、9cを得る。これにより、第2の
実施例によっても第1の実施例と同様な作用効果を得る
ことができる。
する時も、第1の実施例と同様に各導体を導電性ペース
トの塗布、焼付けから成る第1の導体膜と電気メッキか
ら成る第2の導体膜を形成する。しかる後、第1の端面
10a、10b、10c側を研摩して分離された内導体
延長導体9a、9b、9cを得る。これにより、第2の
実施例によっても第1の実施例と同様な作用効果を得る
ことができる。
【0023】
【第3の実施例】図18及び図19に示す第3の実施例
の誘電体フィルタは、第1の実施例の第1及び第2の誘
電体共振器1、2を同一の誘電体3によって構成したも
のであり、本質的には第1の実施例の誘電体フィルタと
同一のものである。図18に示す誘電体3は、第1及び
第2の共振用貫通孔16a、16bの他に、これ等の間
に結合孔40を有している。第1の端面10には第1及
び第2の共振用貫通孔16a、16bを囲むように凹部
17a、17bが設けられている。
の誘電体フィルタは、第1の実施例の第1及び第2の誘
電体共振器1、2を同一の誘電体3によって構成したも
のであり、本質的には第1の実施例の誘電体フィルタと
同一のものである。図18に示す誘電体3は、第1及び
第2の共振用貫通孔16a、16bの他に、これ等の間
に結合孔40を有している。第1の端面10には第1及
び第2の共振用貫通孔16a、16bを囲むように凹部
17a、17bが設けられている。
【0024】図19に示す誘電体フィルタを得る時に
は、図18の誘電体3に第1の実施例と同様に第1及び
第2の導体膜を設け、その後に誘電体3の第1の端面1
0側を研摩して内導体延長導体9a、9bを分離する。
これにより、内導体4a、4b、外導体5、短絡導体
6、入出力容量結合導体8a、8b、及び内導体延長導
体9a、9bを有する誘電体フィルタを得ることができ
る。なお、図19の誘電体フィルタにおいては第1の実
施例の共振器容量結合導体7a、7bに相当するものを
具備していない。この第3の実施例においても各導体を
第1の実施例と同様に形成するので、同様な作用効果が
得られる。
は、図18の誘電体3に第1の実施例と同様に第1及び
第2の導体膜を設け、その後に誘電体3の第1の端面1
0側を研摩して内導体延長導体9a、9bを分離する。
これにより、内導体4a、4b、外導体5、短絡導体
6、入出力容量結合導体8a、8b、及び内導体延長導
体9a、9bを有する誘電体フィルタを得ることができ
る。なお、図19の誘電体フィルタにおいては第1の実
施例の共振器容量結合導体7a、7bに相当するものを
具備していない。この第3の実施例においても各導体を
第1の実施例と同様に形成するので、同様な作用効果が
得られる。
【0025】
【変形例】本発明は上述の実施例に限定されるものでな
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 4個以上の誘電体共振器を並置する場合にも本
発明を適用することができる。また、単一の誘電体共振
器を製造する場合にも本発明を適用することができる。 (2) 第1の実施例では第1及び第2の中間体19、
20を一体化した後に電気メッキで第2の導体膜23を
形成したが、図12に示すように第1の導体膜18を設
けた中間体19、20の状態で電気メッキを施して第2
の導体膜23を形成し、次に、各中間体19、20の第
1の端面10a、10bの凹部17a、17bを囲む凸
部上の第1及び第2の導体膜18、23を研摩で除いて
独立の第1及び第2の誘電体共振器1、2を得て、これ
等を第1の実施例のように導電性接合材で接合して誘電
体フィルタとすることができる。また、第2の導体膜2
3を形成した後に第1及び第2の中間体を一体化して組
立体とし、第1及び第2の誘電体3a、3bの第1の端
面10a、10bの凸部の第1及び第2の導体膜18、
23の研摩を同時に行って第1及び第2の誘電体共振器
1、2を同時に完成させることができる。これ等の方法
によっても第1の実施例と同様な作用効果が得られる。 (3) 入出力容量結合導体8a、8bを省いて入出力
端子部材を内導体4a、4b又は内導体延長導体9a、
9bに接続することができる。 (4) 誘電体3a、3bを円筒状にすることができ
る。 (5) 短絡導体6a、6bを省いて1/2波長型にす
ることができる。 (6) 第2の導体膜23を半田メッキ層とすること、
又は銅メッキ層と半田メッキ層との二層に形成するこ
と、又は別の金属メッキ層とすることができる。 (7) 凹部17a、17bを深く形成して、凹部17
a、17bの部分の特性インピ−ダンスZ02と貫通孔1
6a、16bの部分の特性インピ−ダンスZ01とを異な
る値して例えば特開昭58−95403号公報に開示さ
れているようにスプリアス共振による妨害を抑制するこ
とができる。
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 4個以上の誘電体共振器を並置する場合にも本
発明を適用することができる。また、単一の誘電体共振
器を製造する場合にも本発明を適用することができる。 (2) 第1の実施例では第1及び第2の中間体19、
20を一体化した後に電気メッキで第2の導体膜23を
形成したが、図12に示すように第1の導体膜18を設
けた中間体19、20の状態で電気メッキを施して第2
の導体膜23を形成し、次に、各中間体19、20の第
1の端面10a、10bの凹部17a、17bを囲む凸
部上の第1及び第2の導体膜18、23を研摩で除いて
独立の第1及び第2の誘電体共振器1、2を得て、これ
等を第1の実施例のように導電性接合材で接合して誘電
体フィルタとすることができる。また、第2の導体膜2
3を形成した後に第1及び第2の中間体を一体化して組
立体とし、第1及び第2の誘電体3a、3bの第1の端
面10a、10bの凸部の第1及び第2の導体膜18、
23の研摩を同時に行って第1及び第2の誘電体共振器
1、2を同時に完成させることができる。これ等の方法
によっても第1の実施例と同様な作用効果が得られる。 (3) 入出力容量結合導体8a、8bを省いて入出力
端子部材を内導体4a、4b又は内導体延長導体9a、
9bに接続することができる。 (4) 誘電体3a、3bを円筒状にすることができ
る。 (5) 短絡導体6a、6bを省いて1/2波長型にす
ることができる。 (6) 第2の導体膜23を半田メッキ層とすること、
又は銅メッキ層と半田メッキ層との二層に形成するこ
と、又は別の金属メッキ層とすることができる。 (7) 凹部17a、17bを深く形成して、凹部17
a、17bの部分の特性インピ−ダンスZ02と貫通孔1
6a、16bの部分の特性インピ−ダンスZ01とを異な
る値して例えば特開昭58−95403号公報に開示さ
れているようにスプリアス共振による妨害を抑制するこ
とができる。
【図1】本発明の第1の実施例の誘電体フィルタを示す
正面図である。
正面図である。
【図2】図1の誘電体フィルタの平面図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】図1の第1の誘電体共振器の左側面図である。
【図5】図1の第1の誘電体共振器の右側面図である。
【図6】図1の第1の誘電体共振器の底面図である。
【図7】図1の第2の誘電体共振器の左側面図である。
【図8】図1の第2の誘電体共振器の右側面図である。
【図9】図1の第2の誘電体共振器の底面図である。
【図10】図1の誘電体フィルタの等価回路図である。
【図11】図1の誘電体フィルタを製造するための誘電
体を示す斜視図である。
体を示す斜視図である。
【図12】図11の誘電体に第1の導体膜を形成した物
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図13】図12の2つの誘電体の組立体を示す斜視図
である。
である。
【図14】図13の組立体に電気メッキで第2の導体膜
を形成したものを示す斜視図である。
を形成したものを示す斜視図である。
【図15】図14の組立体の第1の端面を研摩して得た
図1と同様な誘電体フィルタを示す斜視図である。
図1と同様な誘電体フィルタを示す斜視図である。
【図16】第2の実施例の誘電体フィルタを示す平面図
である。
である。
【図17】図16の誘電体フィルタの正面図である。
【図18】第3の実施例の誘電体フィルタのための誘電
体を示す斜視図である。
体を示す斜視図である。
【図19】第3の実施例の誘電体フィルタを示す斜視図
である。
である。
1、2 第1及び第2の誘電体共振器 7a、7b 共振器容量結合導体 8a、8b 入出力容量結合導体 9a、9b 内導体延長導体 17a、17b 凹部
Claims (8)
- 【請求項1】 第1及び第2の端面と外周面と前記第1
の端面から前記第2の端面に至る貫通孔と前記第1の端
面において前記貫通孔の少なくとも一部を囲むように形
成された凹部とを有する誘電体を用意する工程と、 前記貫通孔の壁面の全部と前記第1の端面の全部と前記
外周面の外導体形成領域と前記外周面において前記外導
体形成領域とは離間しているが前記第1の端面には連続
している容量結合領域とを被覆するように導電性ペース
トを塗布して焼付けて第1の導体膜を形成する工程と、 前記第1の導体膜の上に電気メッキによって第2の導体
膜を形成して積層導体を得る工程と、 前記第1の端面における前記凹部を囲む凸部上の前記積
層導体を研摩によって除去して内導体、外導体、容量結
合導体、及び前記第1の端面における内導体延長導体を
得る工程とを有していることを特徴とする誘電体共振器
の製造方法。 - 【請求項2】 前記第1及び第2の導体膜を前記第2の
端面にも設け、これを前記内導体と前記外導体との短絡
導体とすることを特徴とする請求項1記載の誘電体共振
器の製造方法。 - 【請求項3】 第1及び第2の端面と外周面と前記第1
の端面から前記第2の端面に至る貫通孔と前記第1の端
面において前記貫通孔の少なくとも一部を囲むように形
成された凹部とをそれぞれ有する第1及び第2の誘電体
を用意する工程と、 前記第1及び第2の誘電体の第1の端面の全部と前記貫
通孔の壁面の全部と前記外周面の外導体形成領域と前記
外周面において前記外導体形成領域とは離間しているが
前記第1の端面には連続している共振器容量結合領域と
を被覆するように導電性ペーストを塗布して焼付けて第
1の導体膜をそれぞれ形成する工程と、 前記第1及び第2の誘電体を並置し、前記第1及び第2
の誘電体の前記外導体形成領域に形成された前記第1の
導体膜及び前記共振器容量結合領域に形成された前記第
1の導体膜を導電性接合材によって相互に接合して組立
体を得る工程と、 前記組立体における前記第1の導体膜の表面上に電気メ
ッキによって第2の導体膜を形成して積層導体を得る工
程と、 前記組立体における前記第1及び第2の誘電体の前記第
1の端面の前記凹部を囲む凸部上の前記積層導体を研摩
によって除去して内導体、外導体、共振器容量結合導
体、及び前記第1の端面に設けられた内導体延長導体を
有する第1及び第2の誘電体共振器を得る工程と、を有
していることを特徴とする誘電体フィルタの製造方法。 - 【請求項4】 第1及び第2の端面と外周面と前記第1
の端面から前記第2の端面に至る貫通孔と前記第1の端
面において前記貫通孔の少なくとも一部を囲むように形
成された凹部とをそれぞれ有する第1及び第2の誘電体
を用意する工程と、 前記第1及び第2の誘電体の第1の端面の全部と前記貫
通孔の壁面の全部と前記外周面の外導体形成領域と前記
外周面において前記外導体形成領域とは離間しているが
前記第1の端面には連続している共振器容量結合領域と
を被覆するように導電性ペーストを塗布して焼付けて第
1の導体膜をそれぞれ形成する工程と、 前記第1及び第2の誘電体の前記第1の導体膜の上に電
気メッキによって第2の導体膜を形成して積層導体を得
る工程と、 前記第1及び第2の誘電体の前記第1の端面における前
記凹部を囲む凸部上の前記積層導体を研摩によって除去
して内導体、外導体、共振器容量結合導体、及び前記第
1の端面に設けられた内導体延長導体を有する第1及び
第2の誘電体共振器を得る工程と、 前記第1及び第2の誘電体共振器を並置し、前記第1及
び第2の誘電体共振器の前記外導体及び前記共振器容量
結合導体を導電性接合材でそれぞれ接合する工程とを有
していることを特徴とする誘電体フィルタの製造方法。 - 【請求項5】 前記第1及び第2の導体膜を前記第1及
び第2の誘電体の前記第2の端面にも設け、これを前記
内導体と前記外導体との短絡導体とすることを特徴とす
る請求項3又は4記載の誘電体フィルタの製造方法。 - 【請求項6】 前記第1及び第2の誘電体の前記外周面
の前記第1の端面側の領域に前記外導体とは分離された
入力又は出力容量結合導体として前記第1及び第2の導
体膜を設けることを特徴とする請求項3又は4又は5記
載の誘電体フィルタの製造方法。 - 【請求項7】 第1及び第2の端面と外周面と前記第1
の端面から前記第2の端面に至る少なくとも第1及び第
2の共振用貫通孔と前記第1の端面において前記第1及
び第2の共振用貫通孔の少なくとも一部を囲むように形
成された第1及び第2の凹部とを有する誘電体を用意す
る工程と、 前記誘電体の前記第1の端面の全部と前記第1及び第2
の共振用貫通孔の壁面の全部と前記外周面の外導体形成
領域と前記外周面において前記外導体形成領域とは離間
しているが前記第1の端面には連続している入力及び出
力容量結合領域とを被覆するように導電性ペーストを塗
布して焼付けて第1の導体膜を形成する工程と、 前記第1の導体膜の上に電気メッキによって第2の導体
膜を形成して積層導体を得る工程と、 前記第1の端面における前記第1及び第2の凹部を囲む
凸部上の前記積層導体を研摩によって除去して内導体、
外導体、入力及び出力容量結合導体、及び内導体延長導
体を得る工程とを有していることを特徴とする誘電体フ
ィルタの製造方法。 - 【請求項8】 前記第2の端面にも前記第1及び第2の
導体膜を設け、これを前記内導体と前記外導体との短絡
導体とすることを特徴とする請求項7記載の誘電体フィ
ルタの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9476197A JPH10276018A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 誘電体共振器及び誘電体フィルタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9476197A JPH10276018A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 誘電体共振器及び誘電体フィルタの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10276018A true JPH10276018A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=14119093
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9476197A Pending JPH10276018A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 誘電体共振器及び誘電体フィルタの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10276018A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010018612A (ko) * | 1999-08-20 | 2001-03-05 | 원대철 | 유전체 필터 |
-
1997
- 1997-03-28 JP JP9476197A patent/JPH10276018A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010018612A (ko) * | 1999-08-20 | 2001-03-05 | 원대철 | 유전체 필터 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030507 |