JPH10276300A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH10276300A
JPH10276300A JP9080392A JP8039297A JPH10276300A JP H10276300 A JPH10276300 A JP H10276300A JP 9080392 A JP9080392 A JP 9080392A JP 8039297 A JP8039297 A JP 8039297A JP H10276300 A JPH10276300 A JP H10276300A
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誠 山田
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像読取装置において、複数枚の読取原稿を
連続して読み取る場合、最初から最後まで一定した読取
結果を得られるようにする。 【解決手段】 CPU21は、読取原稿1の読み取りを
開始するか否かを判断し(S1)、読取原稿の読み取り
を開始すると判断されたとき(S1:YES)、CPU
1は、瞬時点灯型の蛍光管7を点灯状態とする(S
2)。さらに、CPU21は、点灯状態とされた蛍光管
7から光が照射され、読取原稿1で反射した光をイメー
ジセンサ6に受光させることにより、読取原稿1の画像
情報を読み取らせ、読み取った画像情報に基づく画像デ
ータがRAM23に記憶される(S6)。画像情報の読
み取りが中断されたとき、CPU21は、蛍光管7を消
灯状態とする(S8)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、瞬時点灯型の蛍光
管による反射光に基づいて読取原稿上の画像情報を読み
取る画像読取装置に関する。
【0002】
【従来技術】昨今、この種の画像読取装置には、CCD
などのイメージセンサを有し、このイメージセンサに読
取原稿上の反射光を受光させるための光源として無電極
蛍光管などの瞬時点灯型の蛍光管を備えたものがある。
また、従来より画像読取装置には、複数枚の読取原稿を
連続して搬送しながら読み取ることが可能な自動原稿供
給方式(以下、「ADF方式」という)を採用したもの
が知られている。
【0003】このようなADF方式の画像読取装置で
は、複数枚の読取原稿を連続して読み取る場合、最初の
読取原稿を読み取るに際して蛍光管を点灯状態とし、こ
の蛍光管から照射された光を読取原稿上で反射させ、反
射光をイメージセンサによって受光することにより、前
記読取原稿の画像情報を読み取っている。さらに、次の
2枚目の読取原稿を読み取るにあたっては、1枚目の読
取完了後、上記蛍光管の点灯状態を維持したままイメー
ジセンサによって読取原稿を読み取らせており、さらに
枚数がある場合には、最後の読取原稿の読み取りを完了
するまでこの蛍光管は点灯状態とされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の画
像読取装置では、複数枚の読取原稿を連続して読み取る
にあたって、1枚目から最後の読取原稿の読み取りを完
了するまで長時間にわたって光源の蛍光管を常に点灯状
態としているので、この蛍光管の管温度が上昇すること
により光量が次第に減少し、1枚目と最後に読み取って
得られた読取原稿の画像情報では、色調などが異なって
表現されることから、複数枚の読取原稿を連続して読み
取ると一定した読取結果を得ることができないという課
題があった。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みて提案されたも
のであって、複数枚の読取原稿を連続して読み取る場
合、最初から最後まで一定した読取結果を得ることがで
き、さらには、断続的に読取原稿が読み取られた場合で
あっても、一定した読取結果を得ることができる画像読
取装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載した発明の画像読取装置は、瞬時点
灯型の蛍光管から照射された光を読取原稿上で反射さ
せ、この反射光を撮像手段によって受光することによ
り、前記読取原稿の画像情報を読み取る画像読取装置で
あって、前記読取原稿の読取中には、上記蛍光管を点灯
状態とするとともに、この読取原稿の読み取りが中断し
てから次の読み取りが開始されるまでの間、前記蛍光管
を消灯状態とする点灯制御手段を有している。
【0007】この画像読取装置によれば、読取原稿を断
続的に読み取る場合、読み取りが中断されている間は、
蛍光管が消灯状態とされ、読み取りを開始するときは、
瞬時に蛍光管が点灯されるので、蛍光管の管温度上昇が
抑えられて断続された読取部分毎の読取中の光量が一定
に保たれ、撮像手段によって得られる画像情報も読取部
分毎に一定した色調となることから、断続された読取原
稿の部分全体にわたって一定した読取結果を得ることが
できる。
【0008】瞬時点灯型の蛍光管は、好適なものとして
無電極蛍光管が挙げられるが、光量変化特性が同じであ
れば特にこれに限るものではない。
【0009】撮像手段は、CCDなどの撮像素子で構成
されるイメージセンサなどが考えられるが、特にこれに
限るものではない。
【0010】また、請求項2に記載した発明の画像読取
装置は、瞬時点灯型の蛍光管から照射された光を読取原
稿上で反射させ、この反射光を撮像手段によって受光す
ることにより、前記読取原稿の画像情報を読み取る画像
読取装置であって、前記読取原稿の読み取りを開始する
か否かを判断する読取開始判断手段と、前記読取開始判
断手段により前記読取原稿の読み取りを開始すると判断
されたとき、前記蛍光管を点灯状態とする点灯命令手段
と、前記点灯命令手段により点灯状態とされた前記蛍光
管から光が照射され、前記読取原稿で反射した光を前記
撮像手段に受光させることにより、読取原稿の画像情報
を取得する画像取得手段と、前記画像取得手段による前
記読取原稿の画像情報の取得が中断されたとき、前記蛍
光管を消灯状態とする消灯命令手段とを有している。
【0011】この画像読取装置によれば、読取原稿を断
続的に読み取る場合、読取原稿の読み取りが中断されて
いる間は、蛍光管が消灯状態とされ、読み取りを開始す
ると判断されたときは、瞬時に蛍光管が点灯されるの
で、蛍光管の管温度上昇が抑えられて断続された読取部
分毎の読取中の光量が一定に保たれ、画像取得手段によ
り得られる画像情報も読取部分毎に一定した色調となる
ことから、断続された読取原稿の部分全体にわたって一
定した読取結果を得ることができる。
【0012】さらに、請求項3に記載した発明の画像読
取装置は、請求項2に記載の画像読取装置であって、前
記読取原稿は、複数枚からなり、前記読取開始判断手段
は、複数枚の読取原稿を断続的に一枚ずつ読み取りを開
始するか否かを判断している。
【0013】この画像読取装置によれば、請求項2に記
載の画像読取装置による効果に加えて、読取開始判断手
段が、複数枚の読取原稿を断続的に一枚ずつ読み取りを
開始するか否かを判断しており、複数枚の読取原稿を連
続して読み取る場合、一枚毎に読取原稿の読み取りが中
断されている間は、蛍光管が消灯状態とされ、一枚の読
取原稿の読み取りを開始すると判断されたときは、瞬時
に蛍光管が点灯されるので、蛍光管の管温度上昇が抑え
られて一枚毎の読取中の光量が一定に保たれ、画像取得
手段により得られる画像情報も読取原稿一枚毎に一定し
た色調となることから、最初から最後の読取枚数にわた
って一定した読取原稿の読取結果を得ることができる。
【0014】また、請求項4に記載した発明の画像読取
装置は、請求項3に記載の画像読取装置であって、前記
複数枚の読取原稿のうちの最初の読取原稿の読み取りを
開始すると前記読取開始判断手段に判断され、前記点灯
命令手段により前記蛍光管が点灯状態とされてから所定
の時間を経過した後、この蛍光管の光量に基づく白レベ
ルの補正データを取得する白補正データ取得手段と、前
記白補正データ取得手段により取得された白レベルの補
正データに基づいて、前記画像取得手段により取得され
た画像情報を補正する画像補正手段とを有している。
【0015】この画像読取装置によれば、請求項3に記
載の画像読取装置による効果に加えて、蛍光管の点灯状
態が開始されて所定の時間が経過した後に白レベルの補
正データが取得されているので、所定時間経過後の蛍光
管の管温度を、複数枚にわたって読取時に点灯状態とさ
れる蛍光管の所定の管温度に近づけることができ、読取
時と同程度の光量の下で得られた補正データに基づいて
一枚毎に画像情報が補正されることから、画像情報の補
正を正確に行うことができる。
【0016】さらに、請求項5に記載した発明の画像読
取装置は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の
画像読取装置であって、前記読取原稿の画像情報は、色
彩のある画像情報である。
【0017】この画像読取装置によれば、請求項1ない
し請求項4のいずれかに記載の画像読取装置による効果
に加えて、読取原稿の画像情報が色彩のある画像情報で
あるので、読取時の蛍光管の光量変化が抑えられている
ことから、光量の多少により敏感に変化する色彩を安定
して読み取ることができる。
【0018】
【発明の実施形態】以下、本発明の好ましい実施の形態
を、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0019】図1は、本発明に係る画像読取装置の要部
側面を示した概略要部側面図である。この図に示すよう
に、本発明に係る画像読取装置は、読取原稿1を搬送経
路2に繰り出す給紙ローラ3、読取原稿1を搬送経路2
に沿って搬送する搬送ローラ4、搬送ローラ4により移
送されてきた読取原稿1を排出する排紙ローラ5、搬送
経路2の所定位置にて読取原稿1を読み取るイメージセ
ンサ6、イメージセンサ6の読取位置6aに光を照射す
る蛍光管7、イメージセンサ6の読取位置6aより搬送
方向上流側に配置され、この位置を検知位置8aとして
読取原稿1の通過を検知する原稿センサ8、および読取
動作時に蛍光管7の点灯動作などを制御する制御部9と
を備えている。また、この画像読取装置は、ADF方式
で複数枚の読取原稿1を連続して搬送しながら読取可能
に構成されている。
【0020】読取原稿1は、表面に色彩のある画像情報
が印刷されたカラー原稿であって複数枚用意されてお
り、読取前は、搬送経路2の入口に隣接された原稿トレ
イ11上に載せられるとともに、読取後は、搬送経路2
の出口から排紙トレイ12上に排出される。
【0021】給紙ローラ3は、搬送経路2の入口に位置
し、図示しないステッピングモータの駆動力により制御
部9で制御されながら回転し、原稿トレイ11上に載せ
られた読取原稿1を一枚ずつ引き込んで搬送経路2に繰
り出す。
【0022】搬送ローラ4は、搬送経路2に沿って給紙
ローラ3と原稿センサ8の検知位置8aとの間に配置さ
れ、図示しないステッピングモータの駆動力により制御
部9で制御されながら回転し、その2個が密着した状態
で給紙ローラ3から移送されてきた読取原稿1の先端を
引き込んだ後、上記検知位置8aおよびイメージセンサ
6の読取位置6aを経由して搬送方向下流側の排紙ロー
ラ5まで搬送する。
【0023】排紙ローラ5は、搬送経路2の出口に位置
し、図示しないステッピングモータの駆動力により制御
部9で制御されながら回転し、その2個が密着した状態
で搬送方向上流側の搬送ローラ4から移送されてきた読
取原稿1の先端を引き込んだ後、排紙トレイ12上に排
出する。
【0024】イメージセンサ6は、CCDなどの撮像素
子で構成される撮像手段であり、搬送ローラ4により読
取位置6aまで送り出されてきた読取原稿1に蛍光管7
から光が照射されると、この読取原稿1の搬送方向に対
して垂直な方向(図面に対して貫通する方向)に走査
し、反射光を受光することによって読取原稿1上の画像
情報を電気的な画像信号に変換して制御部9に出力す
る。
【0025】蛍光管7は、制御部9から点灯命令または
消灯命令を受けると、瞬時に点灯または消灯する瞬時点
灯型の無電極蛍光管であり、搬送経路2上の読取位置6
aに向けて光を照射する。図2は、この蛍光管7の照射
光量の特性を示したグラフであり、この図に示すよう
に、瞬時点灯型の蛍光管7は、初めに光量が大きく低下
し、その後は点灯の継続時間が長くなるにつれ、光量が
徐々に低下するような特性を示すものである。その原因
は、継続時間が長くなることによる管温度上昇であると
考えられている。このような特性を示す蛍光管7は、後
述するように、複数枚の読取原稿1の一枚毎の読み取り
に応じて点灯または消灯状態とされるものである。
【0026】原稿センサ8は、搬送経路2に沿った搬送
ローラ4とイメージセンサ6の読取位置6aとの間に配
置され、搬送経路4から送り出されてきた読取原稿1の
先端に接触すると、アクチュエータ機構が動作してオン
信号を制御部9に出力し、読取原稿1が通過することを
検知する。一方、この原稿センサ8の検知位置8aにお
いて読取原稿1が無い状態では、アクチュエータ機構が
動作しないことで原稿センサ8から制御部9にオフ信号
が出力されている。
【0027】次に、ファクシミリ装置に画像読取装置が
内蔵されているとして、制御部9の構成について図3を
参照しつつ説明する。
【0028】図3は、制御部9の構成を示した回路ブロ
ック図であり、この制御部9は、ファクシミリ装置の読
取以外の他の機能も制御するものであり、CPU21、
NCU22、RAM23、モデム24、ROM25、E
EPROM26、ゲートアレイ27、コーデック28、
およびDMAC29を備えている。CPU21、NCU
22、RAM23、モデム24、ROM25、EEPR
OM26、ゲートアレイ27、コーデック28、および
DMAC29は、バス線により相互に接続されている。
バス線には、アドレスバス、データバス、および制御信
号線が含まれる。ゲートアレイ27には、読取部31、
記録部32、操作部33、および表示部34が接続され
ている。NCU22には、通信回線の一例としての電話
回線41が接続されている。
【0029】CPU21は、ファクシミリ装置全体を制
御する。NCU22は、電話回線41に接続されて網制
御を行う。RAM23は、各種のデータを記憶する。モ
デム24は、送信データの変調や受信データの復調など
を行う。ROM25は、各種のプログラムなどを記憶し
ている。EEPROM26は、各種のデータやフラグな
どを記憶する。ゲートアレイ27は、CPU21の入出
力インターフェイスとして機能する。コーデック28
は、送信ファクシミリデータの符号化などを行う。DM
AC29は、RAM23へのデータの書き込みや読み出
しを行う。読取部31は、給紙ローラ3、搬送ローラ
4、排紙ローラ5、イメージセンサ6、蛍光管7、およ
び原稿センサ8を備えており、各デバイスから出力され
た信号をゲートアレイ27に出力する。記録部32は、
受信画像などを記録する。操作部33は、キースイッチ
群などからなり、使用者の操作に応じた信号を出力す
る。表示部34は、LCDなどからなり、CPU21に
より制御されて各種の表示を行う。
【0030】さらに要点について説明すると、画像読取
装置によって複数枚の読取原稿1を読み取る際、CPU
21は、給紙ローラ3および搬送ローラ4の所定のステ
ップ回転量と、原稿センサ8から出力されたオン/オフ
信号とに基づいて、読取を開始するか否かを判断し、読
み取りを開始すると判断したとき、蛍光管7に対して点
灯状態とする旨の命令信号を出力し、蛍光管7が点灯状
態となって読取位置6aに光が照射された後、読取原稿
1上で反射した光を受光することでイメージセンサ6か
ら出力された画像信号に基づく画像データをRAM23
に記憶させ、一枚の読取原稿1の読み取りを中断すると
判断したとき、蛍光管7に対して消灯状態とする旨の命
令信号を出力する。
【0031】また、CPU21は、1枚目の読取原稿1
の読み取りを開始すると判断したとき、蛍光管7に対し
て点灯状態とする旨の命令信号を出力し、蛍光管7が点
灯状態となってから所定の時間を経過した後、イメージ
センサ6から出力された画像信号に基づいて、蛍光管7
の光量に基づく白レベルの補正データをEEPROM2
6に記憶させる。
【0032】すなわち、CPU21は、ROM25に記
憶されているプログラムに基づいて動作することによ
り、複数枚の読取原稿1を断続的に一枚ずつ読み取りを
開始するか否かを判断する読取開始判断手段、読み取り
を開始すると判断したとき、蛍光管7を点灯状態とする
点灯命令手段、蛍光管7から光が照射され、読取原稿1
で反射した光をイメージセンサ6に受光させることによ
り、読取原稿1の画像情報を取得する画像取得手段、読
取原稿1の画像情報の取得を中断するとき、蛍光管7を
消灯状態とする消灯命令手段、および複数枚の読取原稿
1のうちの最初の読取原稿の読み取りを開始すると判断
し、蛍光管7が点灯状態とされてから所定の時間を経過
した後、この蛍光管7の光量に基づく白レベルの補正デ
ータを取得する白補正データ取得手段を実現している。
【0033】さらに、ゲートアレイ27には、EEPR
OM26に記憶された白レベルの補正データに基づい
て、イメージセンサ6から出力された画像信号を補正す
る補正回路が内蔵されている。すなわち、画像信号がゲ
ートアレイ27の補正回路によって補正され、この補正
回路から画像データが出力されることとなり、ゲートア
レイ27は、白レベルの補正データに基づいて、RAM
23に記憶された画像データを補正する画像補正手段を
実現している。
【0034】次に、このように構成された画像読取装置
の動作の要点について、図4を参照しつつ説明する。
【0035】図4は、画像読取装置において複数枚の読
取原稿1を読み取る際の動作手順を示したフローチャー
トであり、この図に示すように、使用者の操作などに応
じて1枚目の読取処理が開始されると、CPU21は、
給紙ローラ3および搬送ローラ4を回転させることによ
り、搬送経路2上に最初の読取原稿1を搬送させ、原稿
センサ8が読取原稿1の通過を検知することでこの原稿
センサ8からオン信号を入力されたか否かを判断する
(S1)。
【0036】読取原稿1が搬送経路2上の検知位置8a
を通過して原稿センサ8からオン信号を入力されると
(S1:YES)、CPU21は、給紙ローラ3および
搬送ローラ4を所定のステップ回転量をもって回転させ
ることにより、読取原稿1を読取位置6aまで所定の移
動量をもって送り出すとともに、読み取りを開始すると
判断して蛍光管7に対して点灯状態とする旨の命令信号
を出力する。これにより、蛍光管7が瞬時に点灯状態と
なって読取位置6aに光が照射される(S2)。
【0037】その後、CPU21は、蛍光管7が点灯状
態となってから所定の時間を経過した否かを判断する
(S3)。この所定時間は、図2に示した蛍光管7の特
性により、点灯直後の光量と点灯経過後の光量とでは、
若干の差異があるため設定されたものであり、管温度が
一定となって光量変化が少なくなるまでの時間が設定さ
れてROM25に記憶されている。
【0038】所定時間経過後(S3:YES)、CPU
21は、イメージセンサ6から出力された画像信号に基
づいて、蛍光管7の光量に基づく白レベルの補正データ
をEEPROM26に記憶させる(S4)。
【0039】白レベルの補正データ取得後、CPU21
は、蛍光管7が点灯状態となって読取位置6aに光が照
射されている状態で、読取原稿1上で反射した光をイメ
ージセンサ6に受光させることにより、搬送されつつあ
る状態の読取原稿1の画像情報を1ラインずつ読み取ら
す(S5)。
【0040】画像情報を読み取ったイメージセンサ6
は、画像信号をゲートアレイ27に出力し、このゲート
アレイ27の補正回路が、EEPROM26に記憶され
た補正データに基づいて画像信号に白レベルの補正を施
しつつ、補正後の画像データをCPU21に受け渡す。
CPU21は、白レベルの補正処理された画像データを
RAM23に記憶させることにより、読取原稿1の画像
データが取得される(S6)。
【0041】この1ラインずつの読み取り中、CPU2
1は、原稿センサ8が読取原稿1の通過を検知すること
でこのセンサ8からオフ信号を入力されたか否かを判断
する(S7)。
【0042】読取原稿1が搬送経路2上の検知位置8a
を通過してしまい、原稿センサ8からオフ信号を入力さ
れると(S7:YES)、CPU21は、排紙ローラ5
を所定のステップ回転量をもって回転させることによ
り、読取原稿1を搬送経路2から排紙トレイ12へと送
り出すとともに、読み取りを中断すると判断して蛍光管
7に対して消灯状態とする旨の命令信号を出力する。こ
れにより、蛍光管7が瞬時に消灯状態となる(S8)。
【0043】さらにその後、CPU21は、給紙ローラ
3および搬送ローラ4を所定のステップ回転量をもって
回転させることにより、原稿センサ8からオン信号が入
力されていないか否かを判断する(S9)。すなわち、
CPU21は、2枚目の読取原稿1が搬送されて原稿セ
ンサ8が読取原稿1の通過を検知していないかどうかを
判断している。
【0044】2枚目の読取原稿1が所定の移動量をもっ
て搬送され、原稿センサ8からオン信号が入力されてい
ると(S9:YES)、CPU21は、一旦消灯された
蛍光管7を再び点灯状態とし(S10)、S5のステッ
プ以降の処理を繰り返す。したがって、3枚目以降の読
取処理についても、S9のステップからS5のステップ
に移ってループ処理が実行される。
【0045】S9において原稿センサ8からオン信号が
入力されていなければ(S9:NO)、CPU21は、
次に読み取るべき読取原稿1が無いと判断してこのメイ
ンルーチンを終了する。
【0046】S7において原稿センサ8からオフ信号が
入力されていなければ(S7:NO)、CPU21は、
1ラインずつの読み取りを続行中と判断し、このセンサ
8からオフ信号が入力されるまで待機する。
【0047】S3において所定時間経過していないとき
(S3:NO)、CPU21は、所定時間経過したと判
断するまで待機する。
【0048】S1において原稿センサ8からオン信号が
入力されていなければ(S1:NO)、CPU21は、
このセンサ8からオン信号が入力されるまで待機する。
【0049】以上説明した構成・動作を有する画像読取
装置によれば、複数枚の読取原稿1を連続して読み取る
場合、一枚毎に蛍光管7を消灯させているので、温度上
昇による光量低下がなく、点灯直後に一定に保たれた光
量で一枚毎に色彩のある画像情報を読み取ることができ
る。その結果、複数枚にわたって一定した色調の画像デ
ータを取得することができる。
【0050】また、読取時以外は、蛍光管7が消灯状態
とされるので、従来のように複数枚にわたって最初から
最後まで点灯状態とする場合に比べて、消費電力を低く
抑えることができる。
【0051】なお、本実施形態に係る画像読取装置を内
蔵した多機能周辺装置をパーソナルコンピュータに接続
し、この多機能周辺装置のスキャナ機能を利用した読取
モードにより読み取った画像データをパーソナルコンピ
ュータに対してデータ転送する場合、データ転送速度に
限界があることから、一定時間に転送できるデータ量が
定量的となる。実際に、読取モードにおける読取速度と
データ転送速度とを比較すると、読取速度の方が速いた
め、転送に遅れるデータを一時的にメモリに記憶させて
おき、バッファ転送することになるが、その場合、少な
くとも1頁分の記憶容量を必要とする。一方、コストの
低減を図るために、少ない記憶容量のメモリで読取処理
およびデータ転送を実現しようとすると、バッファ転送
におけるメモリの一時的記憶が限界に達し、それ以上読
取データを記憶できなくなった時点で、読取モードを一
旦停止させ、メモリに空き領域が生成されるまで読取処
理が待機状態となるように構成される。このような構成
では、読取処理を行っていないにもかかわらず、蛍光管
7が点灯されたままとなるので、このような読取処理を
複数枚の読取原稿に対して行い続けると、蛍光管7の点
灯時間が長くなり、その結果、蛍光管7の光量特性によ
り読取結果に影響が及ぼされることとなる。そこで、バ
ッファ転送においてメモリに読取データを記憶できなく
なった時点で読取処理を停止させるとともに、蛍光管7
を消灯させることにより、連続点灯時間の短縮化を図る
ことで、1枚目と最終の読取原稿における読取結果の差
を少なくすることができる。なおこの場合、1枚の読取
原稿の読取中に蛍光管7が消灯状態となることがある。
【0052】また、本実施形態においては、一枚毎に蛍
光管7を消灯させる構成としたが、一枚の読取原稿を読
み取る際、読み取り途中で読み取りを中断させ、この読
取中断時に蛍光管7を消灯させる構成としても良い。こ
の場合、読取領域の大きい読取原稿に対して有効なもの
となり、一枚の読取原稿全体にわたって一定した色調の
画像データを取得することができる。
【0053】また、読取原稿1を色彩のある画像などが
印刷されたカラー原稿としたが、特にこれに限ることは
なく、グレースケールや二値の白黒階調の画像であって
も良い。この場合は、一定した濃淡の画像データを得る
ことができる。
【0054】また、イメージセンサは、CCDなどの撮
像素子で構成されるものとしたが、特にこれに限ること
はなく、光導電素子などで構成される密着型のイメージ
センサであっても良い。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載し
た発明の画像読取装置によれば、読取原稿を断続的に読
み取る場合、読み取りが中断されている間は、蛍光管が
消灯状態とされ、読み取りを開始するときは、瞬時に蛍
光管が点灯されるので、蛍光管の管温度上昇が抑えられ
て断続された読取部分毎の読取中の光量が一定に保た
れ、撮像手段によって得られる画像情報も読取部分毎に
一定した色調となることから、断続された読取原稿の部
分全体にわたって一定した読取結果を得ることができ
る。
【0056】また、請求項2に記載した発明の画像読取
装置によれば、読取原稿を断続的に読み取る場合、読取
原稿の読み取りが中断されている間は、蛍光管が消灯状
態とされ、読み取りを開始すると判断されたときは、瞬
時に蛍光管が点灯されるので、蛍光管の管温度上昇が抑
えられて断続された読取部分毎の読取中の光量が一定に
保たれ、画像取得手段により得られる画像情報も読取部
分毎に一定した色調となることから、断続された読取原
稿の部分全体にわたって一定した読取結果を得ることが
できる。
【0057】さらに、請求項3に記載した発明の画像読
取装置によれば、請求項2に記載の画像読取装置による
効果に加えて、読取開始判断手段が、複数枚の読取原稿
を断続的に一枚ずつ読み取りを開始するか否かを判断し
ており、複数枚の読取原稿を連続して読み取る場合、一
枚毎に読取原稿の読み取りが中断されている間は、蛍光
管が消灯状態とされ、一枚の読取原稿の読み取りを開始
すると判断されたときは、瞬時に蛍光管が点灯されるの
で、蛍光管の管温度上昇が抑えられて一枚毎の読取中の
光量が一定に保たれ、画像取得手段により得られる画像
情報も読取原稿一枚毎に一定した色調となることから、
最初から最後の読取枚数にわたって一定した読取原稿の
読取結果を得ることができる。
【0058】また、請求項4に記載した発明の画像読取
装置によれば、請求項3に記載の画像読取装置による効
果に加えて、蛍光管の点灯状態が開始されて所定の時間
が経過した後に白レベルの補正データが取得されている
ので、所定時間経過後の蛍光管の管温度を、複数枚にわ
たって読取時に点灯状態とされる蛍光管の所定の管温度
に近づけることができ、読取時と同程度の光量の下で得
られた補正データに基づいて一枚毎に画像情報が補正さ
れることから、画像情報の補正を正確に行うことができ
る。
【0059】さらに、請求項5に記載した発明の画像読
取装置によれば、請求項1ないし請求項4のいずれかに
記載の画像読取装置による効果に加えて、読取原稿の画
像情報が色彩のある画像情報であるので、読取時の蛍光
管の光量変化が抑えられていることから、光量の多少に
より敏感に変化する色彩を安定して読み取ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像読取装置の要部側面を示した
概略要部側面図である。
【図2】瞬時点灯型の蛍光管の照射光量の特性を示した
グラフである。
【図3】本発明に係る画像読取装置を備えたファクシミ
リ装置の制御部の構成を示した回路ブロック図である。
【図4】本発明に係る画像読取装置において複数枚の読
取原稿を読み取る際の動作手順を示したフローチャート
である。
【符号の説明】
1 読取原稿 3 給紙ローラ 4 搬送ローラ 5 排紙ローラ 6 イメージセンサ 7 蛍光管 9 制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 瞬時点灯型の蛍光管から照射された光を
    読取原稿上で反射させ、この反射光を撮像手段によって
    受光することにより、前記読取原稿の画像情報を読み取
    る画像読取装置であって、 前記読取原稿の読取中には、上記蛍光管を点灯状態とす
    るとともに、この読取原稿の読み取りが中断してから次
    の読み取りが開始されるまでの間、前記蛍光管を消灯状
    態とする点灯制御手段を有することを特徴とする画像読
    取装置。
  2. 【請求項2】 瞬時点灯型の蛍光管から照射された光を
    読取原稿上で反射させ、この反射光を撮像手段によって
    受光することにより、前記読取原稿の画像情報を読み取
    る画像読取装置であって、 前記読取原稿の読み取りを開始するか否かを判断する読
    取開始判断手段と、 前記読取開始判断手段により前記読取原稿の読み取りを
    開始すると判断されたとき、前記蛍光管を点灯状態とす
    る点灯命令手段と、 前記点灯命令手段により点灯状態とされた前記蛍光管か
    ら光が照射され、前記読取原稿で反射した光を前記撮像
    手段に受光させることにより、読取原稿の画像情報を取
    得する画像取得手段と、 前記画像取得手段による前記読取原稿の画像情報の取得
    が中断されたとき、前記蛍光管を消灯状態とする消灯命
    令手段とを有することを特徴とする画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記読取原稿は、複数枚からなり、前記
    読取開始判断手段は、複数枚の読取原稿を断続的に一枚
    ずつ読み取りを開始するか否かを判断する、請求項2に
    記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記複数枚の読取原稿のうちの最初の読
    取原稿の読み取りを開始すると前記読取開始判断手段に
    判断され、前記点灯命令手段により前記蛍光管が点灯状
    態とされてから所定の時間を経過した後、この蛍光管の
    光量に基づく白レベルの補正データを取得する白補正デ
    ータ取得手段と、 前記白補正データ取得手段により取得された白レベルの
    補正データに基づいて、前記画像取得手段により取得さ
    れた画像情報を補正する画像補正手段とを有する、請求
    項3に記載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】 前記読取原稿の画像情報は、色彩のある
    画像情報である、請求項1ないし請求項4のいずれかに
    記載の画像読取装置。
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