JPH10276476A - コードレス電話システム - Google Patents

コードレス電話システム

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Publication number
JPH10276476A
JPH10276476A JP9093248A JP9324897A JPH10276476A JP H10276476 A JPH10276476 A JP H10276476A JP 9093248 A JP9093248 A JP 9093248A JP 9324897 A JP9324897 A JP 9324897A JP H10276476 A JPH10276476 A JP H10276476A
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JP
Japan
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call
data
channel
transmission
telephone system
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Application number
JP9093248A
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English (en)
Inventor
Kazuyoshi Takahashi
一嘉 高橋
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トランシーバモードで、1つの子機から発信
されたメッセージ内容を複数の子機に対して順次転送す
るようにしたコードレス電話システムを提供すること。 【解決手段】 親機を介さず子機間通話を行うコードレ
ス電話システムにおいて、子機内にデータを保存するメ
モリと、データを出力する出力手段と、各々を制御する
制御手段を有し、前記制御手段は、子機どうしで親機を
介さないで直接通話を行う際には、他の子機へ通知すべ
きデータを前記メモリへ保存し、所定の時点で他の子機
へ自動発信することを特徴とするコードレス電話システ
ム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基地局または親機
と、子機が無線で通話するコードレス電話システムにお
いて、複数の子機間で直接通話を行うトランシーバ機能
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、簡易型携帯電話(PHS)が急速
な普及を遂げている。このPHSは、駅構内や繁華街等
で公衆回線網に接続された基地局を介して、公衆電話と
同様に端末機(子機)を携帯する人が電話を利用できる
システムである。ところで、PHSには別の機能とし
て、子機が基地局を介さずに、直接、子機間どうしで通
話を行うトランシーバモードとよばれる機能がある。こ
れは、PHSのコードレス電話システム標準規格(RC
R STD−28)に準拠した機能であり、同一の基地
局または親機に対して子機IDを登録した子機どうしで
トランシーバモードを使用できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、同一の基地局
または親機に対して複数(二人以上)の子機IDを登録
することは可能であるが、トランシーバモードで通話す
るときは、現状では一対一の子機間通話だけが可能であ
る。即ち、一人の子機が発呼した内容を二人以上の子機
を携帯した人が同時に受信することができない。従っ
て、複数の相手に自分の意志を通知したい場合は、一人
一人の相手に対して自分の意志を通知することを繰り返
さなければならない。そのため、一人でも相手が通話可
能エリア(直線距離で0〜400m)外に居る場合は、
通話を行うことができないので、自分の意思を相手に通
知するには相手が無線通話エリア内に入るのを待つか、
或いは定期的に発呼を繰返す必要があった。
【0004】例えば、PHSの子機を屋外、例えばスキ
ー場に持ちだし、子機間直接通話を使用した場合、子機
間の通話可能エリア以外での使用が考えられる。その場
合、接続できるまで何回も発信操作を繰り返さなければ
ならない。本発明は上述した問題点に着目して成された
ものであり、PHSのトランシーバモードを用いて、1
つの子機から発信すべきメッセージ内容を、着信側で再
生して視聴可能な音声メールやメッセージとしてメモリ
に保存しておき、複数の子機に対して順次、自動転送す
ることによって、発信者を煩わすことなしに複数の子機
に対して同一のメッセージ内容を転送するようにしたコ
ードレス電話システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、親機
を介さず子機間通話を行うコードレス電話システムにお
いて、子機内にデータを保存するメモリと、データを出
力する出力手段と、各々を制御する制御手段を有し、制
御手段は、子機どうしで親機を介さないで直接通話を行
う際には、他の子機へ通知すべきデータをメモリへ保存
し、所定の時点で他の子機へ自動発信することを特徴と
する。
【0006】請求項2の発明は、請求項1または請求項
2に記載のコードレス電話システムにおいて、無線区間
のインタフェイスが第2世代コードレス電話システム標
準規格に準拠する場合、データの通知を所定の機能チャ
ネルのオプションエリアを用いて行うことを特徴とす
る。
【0007】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2に記載のコードレス電話システムにおいて、無線区間
のインタフェイスが第2世代コードレス電話システム標
準規格に準拠する場合、データの通知を、各種チャネル
の種別を表すチャネル識別符号をオプションに設定した
チャネルを用いて行うことを特徴とする。
【0008】
【作用】トランシーバモードで子機間通話を行うコード
レス電話システムにおいて、子機内のメモリに記憶した
データ(視聴可能な音声メールやメッセージなど)を所
定時間の間隔で他の子機に順次送信する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態で用いられるコ
ードレス電話システムのトランシーバモードにおける子
機間直接通話で音声メールまたはメッセージ等の送信デ
ータを送信する方法を説明するに当たり、RCR ST
D−28に準拠した子機間直接通話の形態の概略を説明
する。先ず、子機は、公衆回線網に接続されている基地
局と無線を介して通話ができると共に、同一の基地局に
複数の子機IDを登録すれば、トランシーバモードによ
り基地局を介さずに一対一の子機間直接通話ができる。
この基地局と子機、または子機と子機の通信用チャネル
の制御はそれぞれのモードに応じて使い別けて通話を実
行している。
【0010】RCR STD−28によれば子機間直接
通話においては、専用の制御用チャネルは設けず発信側
が通信用チャネルの空きスロットを検出して発呼し、着
信側が全チャネルをスキャンする方式を採用している。
PHSの子機間直接通話用チャネルは1895.15M
Hzを1チャネルとするチャネル間隔300kHzの無
線チャネル上において、1から10チャネルに割り当て
られており、発呼操作を行うと、発呼側端末から空いて
いる任意のチャネルに一定時間毎に10チャネルの信号
を順次発信し、着呼側端末は、特定の受信チャネルに自
子機向けの着識別符号を検出すると、そのチャネルにお
いて、RCR STD−28に従った制御シーケンスを
行い、通話状態に入る。
【0011】子機間直接通話で使用する機能チャネルに
は、制御用チャネルとしてはSCCH(個別セル用チャ
ネル)、通信用チャネルとしてはTCH(情報チャネ
ル)、FACCH(高速付随制御チャネル)がある。T
CHは、ユーザ情報やユーザ情報制御信号を転送する、
ポイント・ポイントの双方向チャネルである。FACC
Hは、一時的にTCHをスチールして高速のデータ転送
を行うチャネルである。SCCHは、子機が他の子機に
対して子機間直接通話の接続を行う際に用いるチャネル
であり、呼び出し、応答、プロトコル種別の設定などを
行う。
【0012】図1は、SCCH、TCH、FACCHの
コーディングフォーマットを示したものである。図1
(a)はSCCHのフォーマットであり、先頭のR(4
ビット)はバーストの立ち上がり時間を保証する過渡応
答ランプタイムを表し、SS(2ビット)はスタートシ
ンボル、PR(62ビット)は受信信号からクロック信
号を再生してビット同期を確立するためのプリアンブ
ル、UW(32ビット)はフレーム同期用ワードで構成
するユニークワード、CI(4ビット)は各種チャネル
の種別を表すチャネル識別符号(CIまたはCIコード
と呼ばれる)、次の着識別符号(42ビット)は登録し
た親機で共通するシステム呼出符号と呼び出そうとして
いる相手の子機の番号である子機呼び出し番号とを有す
る情報、発識別符号(28ビット)は呼び出しを行って
いる自子機の番号を示す子機呼び出し符号を有する情
報、次のI(62ビット)はSCCHの情報であり、C
RC(16ビット)は誤り検査ビットである。
【0013】図1(b)はTCHのフォーマットであ
り、SA(16ビット)はSACCH(低速付随制御チ
ャネル)の情報、I(160ビット)はTCHの情報で
ありその他の要素は図1(a)と同一である。図1
(c)はFACCHのフォーマットであり、IはFAC
CHの情報であり、その他の要素は図1(a)と同一で
ある。
【0014】図2は、本発明の実施形態のコードレス電
話システムにおけるトランシーバモードで子機間直接通
話を行う時の概念図である。上述したように、複数の子
機間直接通話を行うためには、1台の親機に対して複数
の子機が加入者登録作業を行う必要があり、各子機は既
にID番号を登録しているものとする。先ず、図2
(a)において、4台の子機PS1〜PS4が同一の無
線通話エリアで交信している場合の状態図を示し、図2
(b)は、例えば1台の子機(PS2)が無線通話エリ
ア外に移動した場合の状態図を示している。ここで用い
られる子機は図3に示すような回路構成を有しており、
以下に概略説明する。
【0015】先ず、図3において、無線部2は、アンテ
ナ1から送信/受信を振り分ける図示せぬアンテナスイ
ッチを介して受信信号が入力され、例えば1.9GHz
帯から1stIF、2ndIFを経て1MHz付近のI
F信号に周波数変換され、このIF信号を変復調回路3
に出力する。変復調回路3は、π/4シフトQPSKの
信号を復調処理するものであり、無線部2の受信部側か
ら入力されるIF信号を復調してIQデータに分離し、
IQデータを直列のデータ列としてデジタル信号処理部
4に出力する。デジタル信号処理部4は、フレーム同期
及びデータの送受信処理をするものであり、変復調回路
3から送られてくる受信データの中からユニークワード
(同期信号)を抽出してフレーム同期を取り、且つこの
受信データの中の制御データ部分及び音声データ部分の
スクランブル等を解除して、制御データはデータ処理部
8へ、音声データは音声処理部5に出力する。
【0016】また、デジタル信号処理部4から送られて
きたADPCM音声信号(4bit×8kbit=32
kbps)をPCM音声信号(8bit×8kHz=6
4kbps)に復号化することにより伸張して図示せぬ
PCMコーデックに出力する。PCMコーデックから送
られてくるPCM音声信号をD/A変換してアナログ音
声信号をアンプで増幅して所定レベルの音声信号として
スピーカ7から出力する。
【0017】一方、マイク6から入力されたアナログ音
声信号は音声処理部5でA/D変換してPCM音声信号
をPCMコーデックに出力する。また、デジタル信号処
理部4からの制御信号に基づいてアンプの増幅率や、リ
ンガ及びトーン信号を制御する。PCMコーデックから
送られてきたPCM音声信号をADPCMに符号化する
ことにより圧縮してデジタル信号処理部4に出力する。
また、PCMコーデックから転送されてくる音声データ
に制御データを付加して送信データを作成し、スクラン
ブル等をかけた後にユニークワード等を付加してフォー
マット化し、TDMAフレームの所定のタイミングに挿
入して変復調回路3に送出する。
【0018】変復調回路3では転送されてきたデータ列
からIQデータを作成し、これに基づいてπ/4シフト
QPSKの変調をして無線部2の送信部側に出力する。
無線部2では変復調回路3から入力されたπ/4シフト
QPSKの変調波を例えば2段のミキサで所定周波数の
局部発振器と混合することにより1.9GHz帯に周波
数変換して、アンテナスイッチを介してアンテナ1から
送信する。また、データ処理部8はCPU10からの指
令に基づいて表示データを表示装置9に送出し、必要な
表示を行う。CPU10は子機の初期動作プログラムや
規定値等が記憶されているROMや、データ処理部8で
処理されたデータを一時記憶するためのRAMで構成さ
れているメモリ11が接続されている。
【0019】図4(a)は、本発明の実施形態のコード
レス電話システムにおけるトランシーバモードで子機間
通話を行う際の発着信制御シーケンスであり、図4
(b)は無線通話チャネルの切断制御シーケンスを示し
ている。発信側子機と着信側子機との関係を分り易くす
るため、図2に示すように発信側子機をPS1、着信側
子機をPS2として説明する。先ず、(1)PS1は、
予め割り当てられた子機間通話用の複数のチャネル、例
えば10チャネルを順次スキャンし、空いているスロツ
トに呼出信号を送信してPS2を呼び出す。次に、
(2)PS1とPS2の間で、同期信号を送受しあい通
話の確立を開始する。そして、(3)PS2の子機間通
話を行うべく通話のスイッチを投入すると、PS2から
PS1に対して応答信号が送信される。
【0020】次に、(4)PS1とPS2の間で、TC
Hを通じて送信チャネルのアイドルバースト信号の送受
信を行った後、子機間通話が可能となり、以下両者間の
通話が行われる。上記図4(a)の(1)、(2)、
(3)の動作はすべてSCCHを通じて行われる。ま
た、図4(b)は、無線通話チャネルを解放する時にP
S1からPS2に対して行う切断シーケンスを示してい
る。PS1が無線通話チャネルを切断する場合は、FA
CCHを用いて行う。即ち、FACCHのメッセージ種
別の呼制御エリアに無線通話チャネル切断メッセージを
登録し、PS2に発信する。PS2はPS1からの無線
通話チャネル切断メッセージを受信すると、これに対し
て、FACCHのメッセージ種別の呼制御エリアに無線
通話チャネル切断完了メッセージを登録し、PS1に発
信することにより無線通話チャネルの解放が行われる。
【0021】図5はトランシーバモードにおける子機間
直接通話で複数の相手に対して音声メールまたはメッセ
ージ等を送信する際に、発信側のCPU10が行う動作
フローチャートである。先ず、ステップS1でメモリ1
1に予め記憶されている初期化データに基づいてCPU
10の指令でシステム全体の初期化を行う。次にステッ
プS2に移行して、子機がトランシーバ(子機間直接通
話)モードになっているか否かを判断する。トランシー
バモードになっていない場合(ステップS2:NO)
は、ステップS4へ移行し、通常の電話モードの処理を
行なった後、再びステップS2へ移行し、トランシーバ
モードの監視を行う。そして、トランシーバモードにな
っている場合(ステップS2:YES)は、ステップS
3において音声メールまたはメッセージ等の送信データ
の登録を行う。
【0022】ここで送信データの登録について説明す
る。本実施例では、機能チャネルのオプションエリアを
用いて送信データの登録を行う。例えば、FACCHを
用いることができる。FACCHはユーザが自由に使用
できるオプションエリアを確保できるチャネルであり、
そのメッセージフォーマットには、図10に示すように
8ビットのプロトコル識別子とメッセージ種別が割り当
てられていて、メッセージ種別の上位3ビットを(01
1)に割り当てると他の情報要素のエリアをオプション
用のメッセージ領域として確保できる。本実施例ではこ
のようにしてFACCHのメッセージ上にオプションエ
リアを確保し、ここに送信データを登録することにより
ステップS3の処理を実行する。
【0023】次に、子機が音声メールまたはメッセージ
等の送信データの登録を完了すると、ステップS5にお
いて、子機はメモリ11に予め記憶されている、音声メ
ールやメッセージ等の送信先の順番を示した送信先リス
トの最初の子機に対して着信制御シーケンスを起動す
る。同時に、送信先の子機へメールモードであること
を、例えば、SCCH上のオプションエリアにメールモ
ードであることを示すメッセージを登録して、図4
(a)の(1)呼出メッセージ送信時に送信することに
より通知する。図11にそのメッセージフォーマットを
示す。同図に示したように、SCCHはオプションエリ
アを有する機能チャネルであり、発信側の子機がこのエ
リアにメールモードである旨を書き込み、発信側の子機
に送信することにより、メールモードであることを通知
できる。
【0024】次に、ステップS6において発着信制御シ
ーケンスが成功したか否かを判断する。発着信制御シー
ケンスが成功した場合(ステップS6:YES)は、ス
テップS8へ移行し、発着信制御シーケンスが成功した
時間をメモリ11にスタンプする。このスタンプされた
時間を後で発信側で確認することにより、相手に送信で
きたかを確認することができる。その後、ステップS9
へ移行し、発着信制御シーケンスが成功した子機をメモ
リ11に記憶されている送信先リストから外す。そし
て、ステップS10において、送信先リストに載ってい
る全ての子機に対して発着信制御シーケンスが成功し、
送信が完了したか否かを判断し、完了した場合(ステッ
プS10:YES)は一連の動作を終了する。
【0025】また、完了してない場合(ステップS1
0:NO)は、ステップS11に移行し、送信先リスト
中の次の子機に対して発着信制御シーケンスを起動す
る。その後、ステップS6に移行し、ステップS6以下
のステップを実行する。また、ステップS6において発
着信制御シーケンスが成功しなかった場合(ステップS
6:NO)はステップS7に移行して、子機を省電力モ
ードに設定する。
【0026】PHSのように連続して通信可能な時間が
制限されている場合は、所定の制限時間に達した場合、
一旦通信を終了させ、所定の休止期間を取った後、再度
発信側の子機より自動的に発呼を行ない、着信側の子機
と再接続を行うことで、再接続に関する発呼、応答等の
手間を簡略化しながら通信を継続する方法を採用してお
り、これを省電力モードという。ステップS4の省電力
モードは休止期間(例えば2秒間)であり、トランシー
バモードの状態で他の子機からの着信を待ち、バッテリ
セービング等を行う。その後、ステップS11に移行
し、送信先リスト中の次の子機に対して発着信制御シー
ケンスを起動する。ステップS6〜S11の処理を、送
信先リストに載っている全ての子機に対して発着信制御
シーケンスが成功し、送信が完了するまで(ステップS
10:YESになるまで)繰り返す。
【0027】また、図6は、着信側のCPU10が行う
動作フローチャートである。先ず、ステップS1におい
て、発信側の場合と同様にシステム全体の初期化を行
う。次いで、ステップS2に移行して、トランシーバ
(子機間直接通話)モードになっているか否かを確認す
る。トランシーバモードになっていない場合(ステップ
S2:NO)は、ステップS4に移行し、通常の電話モ
ードの処理を行なった後、再びステップS2に移行し
て、トランシーバモードの監視を行う。この時、トラン
シーバモードになっている場合(ステップS2:YE
S)は、ステップS3に移行し、他の子機からの着呼が
有ったか否かを確認する。他の子機からの着信がない場
合(ステップS3:NO)は、確認を継続する。
【0028】また、他の子機からの着信が有った場合
(ステップS3:YES)は、ステップS6に移行し、
メールモードであることの通知が発信側子機から届いて
いるか否かを判断し、メールモードの通知がない場合
(ステップS6:NO)は、ステップS5に移行し、通
常のトランシーバモードの処理を行ない、その後、ステ
ップS2に移行して、トランシーバモードの確認をす
る。そして、ステップS6において、メールモードの通
知がある場合(ステップS6:YES)は、ステップS
7に移行し、受信データを表示装置9に表示するか、音
声の場合はスピーカ7から出力する。即ち、受信データ
(音声メールまたはメッセージ等)をデジタル信号処理
部4、音声処理部5、スピーカ7を通じて音声として出
力したり、データ処理部8、表示装置9を通じて画像と
して出力したりする。その後、ステップS2に移行して
ステップS2以下のステップを繰り返す。
【0029】図7は、本発明の実施形態のコードレス電
話システムにおけるトランシーバモードで4台の子機に
よる子機間通話を行う際に、発信側(PS1)から3台
の子機(PS2〜PS4)に対して順次メッセージを転
送する時の通信シーケンスを具体的に示したものであ
る。また、図8は上記の通信シーケンスが失敗した場合
の事例を示している。ここで、図7及び図8を用いて本
発明の実施形態のコードレス電話システムに於けるトラ
ンシーバモードで音声メッセージを送信する方法を詳細
に説明する。なお、発信者(PS1)のメモリ内にある
送信先リストの初期状態は図9(a)のようになってい
るものとする。
【0030】先ず、図7中(1)において、PS1は、
送信先リスト図9(a)の最初にあるPS2に対して図
4(a)に示した発着信制御シーケンスを行う。この
際、呼出メッセージ送信時に、前述したようにPS1は
SCCHのオプションエリアを用いてPS2を用いてメ
ールモードであることを通知する。これと同時に、PS
1は自子機内のCPU10に設けられているタイマ(T
1)により予め設定されている連続通話可能時間、例え
ば3分のカウントを開始する。PS1とPS2が直接通
話状態(2)となると、PS1はPS2に対して、音声
メールまたはメッセージ等の送信データを送信する。そ
して、PS1内のタイマのカウントによる3分の連続通
話可能時間の満了が認識されると、PS2に対して図4
(b)に示した切断制御シーケンス(3)を行う。
【0031】また、同時にPS1は自子機内のタイマ
(T2)により予め設定されている子機間通話の休止期
間、例えば2秒のカウントを開始する。PS1内のタイ
マのカウントによる2秒の休止期間の満了が認識される
と、送信先リストに基づいた次の送信先であるPS3に
対して発着信制御シーケンス(4)を行う。以下、
(1)〜(4)の動作を送信先リストにある各々のPS
に対して行う。
【0032】また、図8において、PS1が最初の送信
先であるPS2に対して発着信制御シーケンスを試み
て、PS2が子機間通話時の無線通話エリア内に居ない
場合(図2(b)に示すような状態)等により、発着信
制御シーケンス(1)が失敗した時は、PS1は自子機
内のタイマ(T2)により予め設定されている子機間通
話の休止期間、例えば2秒のカウントを開始する。PS
1内のタイマのカウントによる2秒の休止期間の満了が
認識されると、次の送信先であるPS3に対して発着信
制御シーケンス(2)を行う。ここで、再び発着信制御
シーケンスが失敗した場合は、PS1は自子機内のタイ
マ(T2)のカウントを開始する。そして、PS1内の
タイマのカウントによる2秒の休止期間の満了が認識さ
れると、次の送信先であるPS4に対して発着信制御シ
ーケンス(3)を行う。
【0033】ここでも、発着信制御シーケンスが失敗し
た場合は、PS1は自子機内のタイマ(T2)のカウン
トを開始する。そして、PS1内のタイマのカウントに
よる2秒の休止期間の満了が認識されると、送信先リス
ト(図9(a))には新たな送信先は存在しないので、
先頭に戻り送信先リストに残っている送信先、即ち発着
信制御シーケンスに成功していない送信先PS2に対し
て再度発着信制御シーケンスを行う。ここで、発着信制
御シーケンス(4)が成功すると、子機間通話状態とな
る。この時、PS2に対して、メールモードであること
を通知した後、音声メモやメッセージ等の送信データを
発呼する。
【0034】また、同時に、PS1は自子機内のタイマ
(T1)により予め設定されている連続通話可能時間、
例えば3分のカウントを開始する。そして、PS1はP
S2を送信先リストから外す。その結果、送信先リスト
は図9(b)のようになる。PS1内のタイマのカウン
トによる3分の連続通話可能時間の満了が認識される
と、PS2に対して切断制御シーケンス(5)を行う。
また、同時にPS1は自子機内のタイマ(T2)により
予め設定されている子機間通話の休止期間のカウントを
開始する。
【0035】PS1内のタイマのカウントによる2秒の
休止期間の満了が認識されると、再度PS3に対して発
着信制御シーケンス(6)を行う。しかし、発着信制御
シーケンスが失敗した場合は、PS1は自子機内のタイ
マ(T2)のカウントを開始する。PS1内のタイマの
カウントによる2秒の休止期間の満了が認識されると、
再度PS4に対して発着信制御シーケンス(7)を行
う。ここでも、発着信制御シーケンスが失敗した場合
は、PS1は自子機内のタイマ(T2)のカウントを開
始する。PS1内のタイマのカウントによる2秒の休止
期間の満了が認識されると、再度PS3に対して発着信
制御シーケンス(8)を行う。この場合には、発着信制
御シーケンスが成功したので、PS1とPS2が直接通
話状態(通信中)となり、PS1はPS2に対して、メ
ールモードであることを通知した後、音声メールまたは
メッセージ等の送信データを発信する。
【0036】その後、PS1はPS3を送信先リストか
ら外す。その結果、送信先リストは図9(c)のように
なる。そして、PS1内のタイマのカウントによる3分
の連続通話可能時間の満了が認識されると、PS3に対
して切断制御シーケンス(9)を行う。以下、PS4に
対しても、PS3に対して行った一連の発着信制御シー
ケンスを行うことにより、発信者(PS1)から着信者
(PS2〜PS4)に対して音声メールまたはメッセー
ジ等の送信データの転送が完了する。尚、上述の説明で
は、1つの子機から3つの子機に対して、順次音声メー
ルまたはメッセージ等の送信データを転送する事例で説
明したが、他の子機どうしによる直接通話を上記一連の
発着信制御シーケンスと同時に行うこともできる。
【0037】また、図7、図8の例では、PS1は所定
の連続通話可能時間(T1)の満了が認識された後、P
S2に対して切断制御シーケンスを行っているが、音声
メールまたはメッセージ等の送信データを送信し終わっ
た時点で切断シーケンスを行っても良い。また、本実施
形態において、発信側の子機から着信側の子機に対し
て、メールモードであることを通知する際にはSCCH
を、音声メールやメッセージ等の送信データを送信する
際にはFACCHを用いる方法を示したが、この方法に
限らず、ユーザが自由に使用できるオプションエリアを
確保できる機能チャネルを用いれば他の方法でも実現可
能である。
【0038】例えば、子機間直接通話ではなく、基地局
を介して通話を行う際に使用する機能チャネルを用いる
ことも可能である。図12は、基地局を介して通話を行
うときに用いられる各種チャネルのコーディングフォー
マットを示したものであり、6種類のフォーマットがあ
る。
【0039】図12の(a)は下りの報知チャネル(以
下BCCHと記す)や一斉呼出しチャネル(以下PCH
と記す)の場合のフォーマットであり、先頭のR(4ビ
ット)はバーストの立ち上がり時間を保証する過渡応答
ランプタイムを表し、SS(2ビット)はスタートシン
ボル、PR(62ビット)は受信信号からクロック信号
を再生してビット同期を確立するためのプリアンブル、
UW(32ビット)はフレーム同期用ワードで構成する
ユニークワード、CI(4ビット)は図12に示す各種
チャネルの種別を表すチャネル識別符号(CIコードと
呼ばれる)。次の発識別符号(42ビット)は発信側で
ある基地局の識別符号、次のI(62ビット)はBCC
HまたはPCHの情報であり、CRC(16ビット)は
誤り検査ビットである。
【0040】図12の(b)は上りの個別セル用チャネ
ル(以下SCCHと記す)で、このフォーマットには上
記(a)に含まれない着識別符号(28ビット)が設け
られているが、これは相手(基地局)の識別符号であ
り、発識別符号には移動局の識別符号が設定される。
(c)の下りSCCHは基地局から子機へ送られる信号
制御用の情報を伝送するチャネルであり、着識別符号と
発識別符号の位置が上記の(b)の下りのSCCHの場
合と逆になつている。(d)は上りのユーザパケットチ
ャネル(以下USCCHと記す)であり、(e)、
(f)は下りのUSCCHである。
【0041】図13の(a)は上り同期バーストであ
り、上記図12(b)、(d)と同じ構成のR、SS、
PR、UW、CI、着識別符号、発識別符号が設定され
るが、その後の34ビットに上りアイドルビットが設け
られ、最後にCRC(16ビット)が設定されている。
また、図13の(b)の下り同期バーストは、上り同期
バーストと同様の構成であり、(c)と(d)はユーザ
パケットチャネル(以下USPCHと記す)、(e)の
高速付随制御チャネル(以下FACCHと記す)は通信
中に使用可能なチャネルで、呼制御や無線情報の他ユー
ザ情報の伝達が可能である。このフォーマットの中の、
CIの後の低速付随制御チャネル(以下SACCHと記
す)の部分は5msで後続するフレームのSACCHと
合わせることにより通信中制御信号を伝送し、I(16
0ビット)の部分でFACCHの情報として、通信中に
割り込んだ制御信号を高速に伝送するために用いられ
る。
【0042】また、図12の(f)は、トラヒック情報
を伝送する情報チャネル(以下TCHと記す)または音
声(または低速データ)を伝送するVOX機能(音声の
有無に応じて送信出力をON/OFF:以下VOXと記
す)のチャネルであり、このフォーマットの中のI(情
報)の部分は、送信時に160ビットの音声またはトラ
ヒック情報がハード的に設定される。ここでTCHは、
ユーザ情報やユーザ情報制御信号を転送する、ポイント
・ポイントの双方向チャネルである。以上のように、図
12に示す(d)、(e)及び(f)のUSCCHと、
図13に示す(c)及び(d)のUSPCHは、共にポ
イント・マルチポイントの双方向チャネルであり、制御
情報及びユーザ・パケットデータ等の伝送を行うために
設けられた、ユーザが自由に使用できるオプションチャ
ネルである。上記機能チャネルを、例えば、以下に述べ
る方法を用いることにより、CPU10が、RCR S
TD−28に準拠した制御シーケンスにて、発信側の子
機が着信側の子機に対してメールモードであることを通
知したり、音声メールやメッセージ等の送信データを送
信することができる。
【0043】即ち、1つには機能チャネルのオプション
エリアを用いる方法がある。機能チャネルのオプション
エリアを用いる方法としては、例えば、前述したFAC
CH/SACCHのメッセージ内に通知すべき情報を入
れる方法がある。FACCH/SACCHのメッセージ
フォーマットは図14に示したように8ビットのプロト
コル識別子とメッセージ種別が割り当てられていて、メ
ッセージ種別の上位3ビットを(011)に割り当てる
とオプション用のメッセージ領域となり、ユーザが自由
に用いることができる領域が確保できる。従って、図1
4のメッセージ種別の所をオプションに指定すれば、同
図の他の情報要素の所に任意の情報を入れられるので、
通知すべき情報や送信データを上記他の情報要素の所に
入れれば良い。
【0044】また、USCCH/USPCHに通知すべ
き情報や送信データを入れても良いし、機能チャネルの
うちオプションエリアを有するものであれば、そのエリ
アに通知すべき情報を入れても良い。更に、発信側の子
機が着信側の子機に対して、メールモードであることを
通知したり、音声メールやメッセージ等の送信データを
送信する他の方法として、前述した各種チャネルの種別
を表すチャネル識別符号(CIコードと呼ばれる)をオ
プションに設定したチャネルを用いる方法がある。CI
コードはスロットのチャネル種別を表す識別符号であ
り、スロットをSCCH、BCCH、PCHなどの機能
チャネルとして使用するときは各々固有の識別符号をC
Iコードに書き込み、オプションとして使用するときは
オプションの識別符号をCIコードに書き込む。
【0045】即ち、CIコードにオプションの識別符号
を書き込めば、ユーザがスロットを自由に使用可能とな
るので、本実施の形態においては、発信側の子機が送信
されるスロットのCIコードをオプションに設定し、そ
のスロットに必要な情報をのせれば、メールモードであ
ることを通知したり、音声メールやメッセージ等の送信
データを送信することができる。ただし、発信側の子機
の送信データが音声によるメッセージであれば情報チャ
ネルI(TCH)(図13(f))の部分にのせても良
いことは言うまでもない。
【0046】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、複
数の相手に対して子機間直接通話を行う場合、発信者
は、1人1人の相手に自分の意志を通知することを繰り
返さずにすみ、別の作業に専念できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】子機間直接通話で使用される機能チャネルのコ
ーディングフォーマット図。
【図2】本発明の実施形態のコードレス電話システムに
おけるトランシーバモードで子機間通話を行う時の概念
図。
【図3】本発明の実施形態のコードレス電話システムに
用いられる子機のブロック図。
【図4】本発明の実施形態のコードレス電話システムに
おけるトランシーバモードで子機間通話を行う際の発着
信制御シーケンス。
【図5】トランシーバモードにおける子機間通話で発信
側のCPUが行う動作フローチャート。
【図6】トランシーバモードにおける子機間通話で着信
側のCPUが行う動作フローチャート。
【図7】本発明の実施形態のコードレス電話システムに
おけるトランシーバモードで4台の子機間通話の成功通
信シーケンスを示した図。
【図8】本発明の実施形態のコードレス電話システムに
おけるトランシーバモードで4台の子機間通話の失敗通
信シーケンスを示した図。
【図9】本発明の実施形態のコードレス電話システムに
おける発信側の子機が有する送信先リストを示した図。
【図10】RCR STD-28に準拠したFACCHのメッセー
ジフォーマット(子機間直接通話時)を示した図。
【図11】RCR STD-28に準拠したSCCHのメッセージ
フォーマット(子機間直接通話時)を示した図。
【図12】基地局を介して通話を行うときに用いられる
各種チャネルのコーディングフォーマットを示した図。
【図13】基地局を介して通話を行うときに用いられる
各種チャネルのコーディングフォーマットを示した図。
【図14】RCR STD-28に準拠したFACCH/SACC
Hのメッセージフォーマットを示した図。
【符号の説明】
1・・・アンテナ 2・・・無線部 3・・・変復調部 4・・・デジタル信号処理部 5・・・音声処理部 6・・・マイク 7・・・スピーカ 8・・・データ処理部 9・・・表示装置 10・・CPU 11・・メモリ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親機を介さず子機間通話を行うコードレ
    ス電話システムにおいて、子機内にデータを保存するメ
    モリと、データを出力する出力手段と、各々を制御する
    制御手段を有し、前記制御手段は、子機どうしで親機を
    介さないで直接通話を行う際には、他の子機へ通知すべ
    きデータを前記メモリへ保存し、所定の時点で他の子機
    へ自動発信することを特徴とするコードレス電話システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記コードレス電話システムにおいて、
    無線区間のインタフェイスが第2世代コードレス電話シ
    ステム標準規格に準拠する場合、前記データの通知を所
    定の機能チャネルのオプションエリアを用いて行うこと
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載のコードレ
    ス電話システム。
  3. 【請求項3】 前記コードレス電話システムにおいて、
    無線区間のインタフェイスが第2世代コードレス電話シ
    ステム標準規格に準拠する場合、前記データの通知を、
    各種チャネルの種別を表すチャネル識別符号をオプショ
    ンに設定したチャネルを用いて行うことを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載のコードレス電話システ
    ム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000163686A (ja) * 1998-11-27 2000-06-16 Horiba Ltd 運行管理システムおよび運行管理方法
JP2014200004A (ja) * 2013-03-29 2014-10-23 パナソニック株式会社 負荷制御システム

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