JPH10276477A - コードレス電話システム - Google Patents

コードレス電話システム

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Publication number
JPH10276477A
JPH10276477A JP9093249A JP9324997A JPH10276477A JP H10276477 A JPH10276477 A JP H10276477A JP 9093249 A JP9093249 A JP 9093249A JP 9324997 A JP9324997 A JP 9324997A JP H10276477 A JPH10276477 A JP H10276477A
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JP
Japan
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unit
cordless telephone
message
call
telephone system
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JP9093249A
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English (en)
Inventor
Kazuyoshi Takahashi
一嘉 高橋
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 来客によりドアホンが押されたことを検出し
た親機は、公衆回線網を介して子機に情報を伝達し、親
機の無線通話エリア外に居ても訪問者と通話することが
できるコードレス電話システムを提供すること。 【解決手段】 公衆回線網に接続された親機との間の無
線通話と、前記公衆回線網に接続された基地局との間の
無線通話を切替え使用可能な子機を用いたコードレス電
話システムにおいて、前記親機は、前記子機の所在を検
出する検出部と、ドアホンが押されたことを検知する検
知部と、制御部と、電話番号を保存するメモリを有し、
前記制御部は、前記検知部がドアホンが押されたことを
検知し、且つ、前記検出部が子機が通話エリアの範囲外
に存在することを検出した場合、前記メモリに予め保存
してある電話番号を発呼することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、親機と子機による
コードレス電話システムにおいて、特に親機にドアホン
機能を有するコードレス電話システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭用コードレス電話機に代わる
第2世代のコードレス電話機として、簡易型携帯電話
(PHS)が急速な普及を遂げている。このPHSは、
駅構内や繁華街等で公衆電話を利用する人が集中する地
域に公衆回線網に接続された基地局(CS:Cell Statio
n )を配設することにより、端末機(PS:PersonalSt
ation)を携帯する人が公衆電話と同様に個人用の電話
機としていつでも、どこでも電話が利用できるシステム
として市場拡大が進んでいる。このPHSは、基地局に
代えて自営用CS(以下親機(BS)と記す)を家庭用
の親機として配設すれば、子機に相当する端末機PS
(以下子機(PS)と記す)を家庭に持込んだ時は、家
庭用コードレス電話機として利用できる。
【0003】また、子機を携帯して家から離れて親機の
無線通話エリア外へ移動した場合でも、PHSの制御局
が基地局からの位置登録情報によって子機の存在を監視
してくれることから、一般の携帯電話として利用でき
る。即ち、PHSの子機には、屋外に設置された基地局
を介して通信を行う屋外モードに加えて、屋内に設置さ
れて公衆回線網に接続されている親機を介して通信を行
う屋内モードの2つのモードが切替え可能に設けられて
いる。また、親機には留守録音機能が設けられているも
のもあり、留守中に掛かってきた電話の内容が自動的に
録音され、帰宅後留守録音された内容を聴取することが
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、家庭用コー
ドレス電話機の親機や普通の留守番機能付電話等にはド
アホン機能が装備されている製品があるが、第2世代の
コードレス電話機であるPHSの親機にはドアホン機能
がない。このため、家庭用コードレス電話機に代えて第
2世代のコードレス電話機を購入した人から、家庭用親
機にドアホン機能を求める人が増えている。また、上述
したように、PHSと従来の家庭用コードレス電話機は
その仕組みや使い方が違うため、単にPHSに従来の家
庭用コードレス電話機と同様のドアホン機能を付加した
としても以下に述べるような問題点がある。
【0005】即ち、PHS子機が登録されている親機に
接続されたドアホンにおいて、来客があった場合、子機
の所持者が親機の無線通話エリア内にいれば、子機・親
機・ドアホン間で通話をすることができるが、子機の所
持者が親機の無線通話エリア外にあれば、親機は子機に
対して来客があったことを通知できないので、子機の所
持者は来客中であることが分からない。本発明は、上述
した問題点に着目してなされたものであり、家庭用親機
にドアホン機能を装備し、子機を携帯した人が、遠く離
れて親機の無線通話エリア外に移動した場合であって
も、訪問者との通信、或いは留守番機能に記憶された訪
問者のメッセージを聴取することができるコードレス電
話システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、公衆回線網に接続された親機との間の無線通話と、
公衆回線網に接続された基地局との間の無線通話を切替
え使用可能な子機を用いたコードレス電話システムにお
いて、親機は、子機の所在を検出する検出部と、ドアホ
ンが押されたことを検知する検知部と、制御部と、電話
番号を保存するメモリを有し、制御部は、検知部がドア
ホンが押されたことを検知し、且つ、検出部が子機が通
話エリアの範囲外に存在することを検出した場合、メモ
リに予め保存してある電話番号を発呼することを特徴と
する。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
コードレス電話システムにおいて、親機は、ドアホンの
マイクを介して入力されたメッセージをメモリに記憶
し、検知部が子機が通話エリアの範囲外に存在すること
を検出した場合、メモリに予め登録してある電話番号を
発呼し、メモリに記憶されたメッセージを送出すること
を特徴とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2記載のコードレス電話システムにおいて、無線区間の
インタフェイスが第2世代コードレス電話システム標準
規格に準拠する場合、メッセージの送出を所定の機能チ
ャネルのオプションエリアを用いて行うことを特徴とす
る。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項1または
2記載のコードレス電話システムにおいて、無線区間の
インタフェイスが第2世代コードレス電話システム標準
規格に準拠する場合、メッセージの送出を、各種チャネ
ルの種別を表すチャネル識別符号をオプションに設定し
たチャネルを用いて行うことを特徴とする。
【0010】
【作用】公衆回線網に接続された親機との間の無線通話
と、公衆回線網に接続された基地局との間の無線通話を
切替え使用可能な子機を用いたコードレス電話システム
において、親機は、子機の所在を検出する検出部と、ド
アホンが押されたことを検知する検知部と、制御部と、
電話番号を保存するメモリを有し、制御部は、検知部が
ドアホンが押されたことを検知し、且つ、検出部は子機
が通話エリアの範囲外に存在することを検出した場合、
メモリに予め保存してある電話番号を発呼するように構
成したので、子機を携帯した人が親機の無線通話エリア
外にいても、来客によりドアホンが押されたことを検出
した親機は、公衆回線網を介して子機に情報を伝達し、
ドアホンから離れた場所に居ても訪問者と通話すること
ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態で用いられるコ
ードレス電話システムのドアホン機能で音声メッセージ
を送信する方法を説明するに当たり、第2世代のコード
レス電話システム標準規格(RCR STD−28)に
準拠した基地局と子機との通信方式の形態を図1(a)
を用いて概略説明する。先ず、子機は、家庭内に設けら
た親機と無線にて通話ができると共に、親機が公衆回線
網に接続されているので、親機を通じて公衆回線網に接
続されて通話することができ、更に公衆回線網に接続さ
れた基地局を介して無線回線にて接続されることによ
り、他の子機との間で通話を行うことができる。
【0012】従って、PHSの子機は、複数種の回線網
の接続を制御して通話を実行するが、この回線網の制御
は夫々のシステムの無線制御チャネルを使い分けて通話
を実行している。即ち、子機は、待受け時に基地局から
の制御チャネル、即ち論理制御チャネル(以下LCCH
と記す)をトラッキングして自機への着信を監視してお
り、基地局からの着呼があればLCCHを介して通話チ
ャネルを確立して通話に入る。基地局は子機への着呼が
あるときは、LCCHを介して着呼を送信し、そのLC
CHを介して着呼を検出した子機はLCCHを介して基
地局との通信チャネルである情報チャネル(以下TCH
と記す)を確立して、そのチャネルを介して通話する。
また、発呼に対してもこのLCCHを介してTCHを確
立し、通話に入る。
【0013】ところで、RCR STD−28によれ
ば、PHSのアクセス方式としては、4チャネル多重マ
ルチキャリアTDMA―TDD(Time Division Duplex
:同―周波数で送受信を切替える全二重通信)方式が
採用されている。図1(b)は、TDMA―TDDフレ
ームの構成を示す摸式図である。基地局から各子機ヘ送
信する4つのスロットT1、T2、T3、T4(下り用
スロット)と、各子機から基地局ヘ送信する4つのスロ
ットR1、R2、R3、R4(上り用スロット)の合計
8つのスロットが夫々交互に配設されている。即ち、基
地局はT1〜T4の4つのスロットを用いて各子機に対
して一斉に着呼し、各子機は基地局からの着呼を検出す
ると、基地局のT1〜T4の4つのスロットに対応した
R1〜R4の4つのスロットを用いて基地局に対して発
呼する。
【0014】この1フレームは5msであり、各スロッ
トは625μsのバースト信号として伝送される。ま
た、各スロットの符号長は、240ビットであり、変調
信号速度は240ビット×625μs=384kbps
となっている。上記スロットには、各ユーザが共通に使
用し、通信用物理スロットの設定等の制御に必要な機能
チャネルが設定される制御用物理スロット(制御チャネ
ル)と、各ユーザが通信のために専用使用し、個別の呼
設定制御に必要な制御チャネルや情報チャネルが設定さ
れる通信用物理スロット(通信チャネル)がある。
【0015】図2及び図3は夫々制御チャネル、通信チ
ャネルに属する各種チャネルのコーディングフォーマッ
トを示したものであり、各々6種類のフォーマットがあ
る。図2の(a)は下りの報知チャネル(以下BCCH
と記す)や一斉呼出しチャネル(以下PCHと記す)の
場合のフォーマットであり、先頭のR(4ビット)はバ
ーストの立ち上がり時間を保証する過渡応答ランプタイ
ムを表し、SS(2ビット)はスタートシンボル、PR
(62ビット)は受信信号からクロック信号を再生して
ビット同期を確立するためのプリアンブル、UW(32
ビット)はフレーム同期用ワードで構成するユニークワ
ード、CI(4ビット)は図2と図3に示す各種チャネ
ルの種別を表すチャネル識別符号(CIコードと呼ばれ
る)。次の発識別符号(42ビット)は発信側である基
地局の識別符号、次のI(62ビット)はBCCHまた
はPCHの情報であり、CRC(16ビット)は誤り検
査ビットである。
【0016】図2の(b)は上りの個別セル用チャネル
(以下SCCHと記す)で、このフォーマットには上記
(a)に含まれない着識別符号(28ビット)が設けら
れているが、これは相手(基地局)の識別符号であり、
発識別符号には移動局の識別符号が設定される。(c)
の下りSCCHは基地局から子機へ送られる信号制御用
の情報を伝送するチャネルであり、着識別符号と発識別
符号の位置が上記の(b)の下りのSCCHの場合と逆
になっている。(d)は上りのユーザパケットチャネル
(以下USCCHと記す)であり、(e)、(f)は下
りのUSCCHである。
【0017】図3の(a)は上り同期バーストであり、
上記図2(b)、(d)と同じ構成のR、SS、PR、
UW、CI、着識別符号、発識別符号が設定されるが、
その後の34ビットに上りアイドルビットが設けられ、
最後にCRC(16ビット)が設定されている。また、
図3の(b)の下り同期バーストは、上り同期バースト
と同様の構成であり、(c)と(d)はユーザパケット
チャネル(以下USPCHと記す)、(e)の高速付随
制御チャネル(以下FACCHと記す)は通信中に使用
可能なチャネルで、呼設定制御や無線情報の他ユーザ情
報の伝達が可能である。このフォーマットの中の、CI
の後の低速付随制御チャネル(以下SACCHと記す)
の部分は5msで後続するフレームのSACCHと合わ
せることにより通信中制御信号を伝送し、I(160ビ
ット)の部分でFACCHの情報として、通信中に割り
込んだ制御信号を高速に伝送するために用いられる。
【0018】また、図3の(f)は、トラヒック情報を
伝送する情報チャネル(以下TCHと記す)または音声
(または低速データ)を伝送するVOX機能(音声の有
無に応じて送信出力をON/OFF:以下VOXと記
す)のチャネルであり、このフォーマットの中のI(情
報)の部分は、送信時に160ビットの音声またはトラ
ヒック情報がハード的に設定される。ここでTCHは、
ユーザ情報やユーザ情報制御信号を転送する、ポイント
・ポイントの双方向チャネルである。以上のように、図
2に示す(d)、(e)及び(f)のUSCCHと、図
3に示す(c)及び(d)のUSPCHは、共にポイン
ト・マルチポイントの双方向チャネルであり、制御情報
及びユーザ・パケットデータ等の伝送を行うために設け
られた、ユーザが自由に使用できるオプションチャネル
である。
【0019】次に、図6を用いて本発明の実施形態のコ
ードレス電話システムを示す。先ず、図6(a)は、親
機が公衆回線網に接続され、その親機には本発明の実施
形態のコードレス電話システムに用いられるドアホンが
接続され、その親機に登録されている子機が親機の無線
通話エリア内にいる場合の状態図を示し、(b)はその
子機が親機の無線通話エリア外に移動した場合の状態図
を示している。また、(c)はその子機が公衆回線網に
接続された基地局の無線通話エリア内にいる場合の状態
図である。尚、以下の説明において、親機・子機間、基
地局・子機間のインタフェイスはRCR STD−28
に準拠しているものとする。
【0020】つづいて、図7の本発明のコードレス電話
システムに用いられる親機及び子機のブロック図を用い
て、回路構成を簡単に説明する。先ず、図7(a)に示
す親機のブロック図について説明する。信号送受信部2
は送受信される信号の周波数変換処理を行うもので、受
信時はアンテナ1にて受信された1.9GHzの高周波
信号をIF(中間周波数)信号に周波数変換処理した
後、次段の通信処理部3に供給する。送信時はコードレ
ス電話システムに用いられる変調方式であるπ/4シフ
トQPSKによる変調波を1.9GHzに周波数変換
し、アンテナ1に出力する。
【0021】通信処理部3は、π/4シフトQPSKに
よる変復調処理、フレーム同期及びスロットのフォーマ
ット処理を行うもので、受信時は信号送受信部2にて周
波数変換処理された受信信号にπ/4シフトQPSKの
復調処理を行うと共に、受信データよりUW(同期信
号)を抽出してフレーム同期をとり、この受信データ中
の制御データと音声データを夫々制御部5及び音声処理
部4に供給する。送信時は音声処理部4から供給される
音声データに制御データを付加して送信データを作成
し、更にユニークワードを付加してフォーマット化し、
π/4シフトQPSKの変調信号として信号送受信部2
に送る。
【0022】音声処理部4は通信処理部3から供給され
たデジタルデータの圧縮/伸張処理を行うと共に、D/
A変換を行う。受信時は通信処理部3から供給されるA
DPCM音声信号をPCM音声信号に復号化することに
より伸張し、このPCM音声信号をD/A変換し、生成
されたアナログ音声信号をスピーカ7から出力する。送
信時は、マイク8より入力されたアナログ音声信号をA
/D変換し、PCM音声信号をADPCM音声信号に符
号化することにより圧縮して通信処理部3に供給する。
【0023】また、制御部5にはドアホン検知部10が
接続されており、ドアホンボタンが押されたことを検知
して音声処理部4に接続されているスピーカ7を介して
ドアホン応答音を送出して来客の有無を知らせると共
に、予めメモリ6に保存されている電話番号に発呼す
る。また、図示しないスイッチにより留守録モードに設
定されている場合は、留守録音された音声により不在で
ある旨のメッセージをドアホンのスピーカを介して送出
し、このとき録音されたメッセージを予めメモり6に保
存されている電話番号に発呼し、自動送信する。この制
御部5には、予め親機の初期設定を行うための動作プロ
グラムや規定値等を記憶したROMや、制御部5により
取扱われる音声メッセージ等のデータを一時記憶するR
AMからなるメモリ6を有している。
【0024】また、図7(b)は、子機のブロック図で
あり、親機と異なる部分は検出部としての受信レベル測
定手段9を有している点である。この受信レベル測定手
段9は、信号送受信部2の受信部から高周波信号を検出
し、検波することにより電波の強さ(受信レベル)に応
じた、例えば直流電圧を得ている。この得られた直流電
圧を図示せぬ子機の表示部に供給することで、子機を使
用する地域での受信電波の受信レベルを数値または絵表
示等で知ることができると共に、後述する親機の無線通
話エリアの内か外かを判断する際にしきい値と比較する
ための直流電圧として用いられる。また、子機には、自
分の所在位置を自動的に判断し、自動的に屋外、屋内モ
ードに切替える機能を有している。
【0025】次に、このように構成された本実施の形態
のコードレス電話システムの動作を説明する。本実施の
形態のコードレス電話システムの動作の制御は、主に図
7(a)の親機の制御部5により行われており、図9に
その制御のフローチャートを示す。先ず、ステップS1
において、ドアホンに設けられたドアホンボタンが押さ
れた時にドアホン検知部10から得られるドアホン応答
信号の有無を監視する。次にステップS2において、来
客の有無を監視し、来客がなくドアホン応答信号が得ら
れない場合(ステップS2:NO)は、ステップS1の
ドアホン監視を継続し、来客によってドアホンボタンが
押下され、ドアホン応答信号が得られた場合(ステップ
S2:YES)は、ステップS3に移行し、子機(P
S)の所在位置、即ち子機が親機の無線通話エリアの内
にいるか外にいるかを判断する。
【0026】子機の所在位置を判断する方法を図8
(a)、(b)を用いて説明する。図8(a)は、親機
が定期的に発信するLCCHの受信電界強度を受信レベ
ル測定手段9を用いて測定する方法であり、図8(b)
は、親機が子機に対してポーリングを行い、その応答を
監視する方法である。即ち、図8(a)の方法は、子機
が親機のLCCHを受信し、子機が受信したLCCHの
受信レベルがしきい値以下の場合には、子機が親機の無
線通話エリア外へ移行するメッセージを後述する方法に
て通知することにより、親機は子機が通話エリア外へ移
行したことを判断する。この時、子機は、自動的に屋外
モードに切替えられる。子機が再び親機の無線通話エリ
ア内へ入ったときは、子機がLCCHの受信レベルがし
きい値以上になったことを検出して、同様にして無線通
話エリア内へ入ったことを親機へ通知することにより、
親機は子機の所在を認識できる。この時、子機は、自動
的に屋内モードに切替えられる。
【0027】また、図8(b)の方法では、親機が子機
に対して、後述する方法で無線通話エリア内にいるか否
かの問いかけのメッセージを送出し(ポーリング)、子
機は無線通話エリア内にいればその問いかけを受信する
ことができ、受信したら親機に応答のメッセージを送出
する(ポーリング応答)ことにより親機は子機が通話エ
リア内にいることを認識できる。このとき、もしポーリ
ング応答がなかったら、親機は所定の回数だけポーリン
グを行い、その所定回数内にポーリング応答がなければ
子機が親機の無線通話エリア内に居ないということなの
で、子機が通話エリア外に移動したものと判断する。子
機が再び親機の無線通話エリア内へ入った場合は、子機
がRCR STD−28で規定されている位置登録を行
うことにより、親機は子機の所在を認識できる。
【0028】また、子機は、親機からのポーリングを受
信できるので、それに対して親機へポーリング応答を送
信するようにすれば、親機は子機が通話エリア内へ入っ
たこと認識できる。次いで、ステップS4において、子
機が親機の無線通話エリア内にいる場合(ステップS
4:NO)(図6(a)の状態図)は、ステップS5に
移行して、親機は屋内モードで子機に対して着呼を行
い、子機との間でRCR STD−28に準拠した制御
シーケンスが行われる。この制御シーケンスにより親機
と子機の間で通話路が確立されるとステップS6に移行
し、親機は、ドアホンに設けられたマイクからの音声を
送話情報として子機に送出する。
【0029】子機は、本体に設けられた表示装置のドア
ホン応答の表示等により、来客による情報であると判断
し、子機の通話ボタンを押下することで子機・ドアホン
間通話が行われ、親機の無線通話エリア内でドアホンか
ら離れた場所にいても、子機を介して訪問者との対話が
行われる。また、ステップS4において、子機の所在位
置が親機の無線通話エリア外と判断された場合(ステッ
プS4:YES)(図6(b)の状態図)は、ステップ
S7に移行し、親機は予めメモリ6に記憶されている子
機の電話番号により屋外モードにて公衆回線網を介して
子機に発呼する。
【0030】次いで、ステップS8に移行して、親機は
公衆回線網を介して子機と接続できたか否かを監視す
る。ステップS8において、親機は子機との接続が完了
した場合(ステップS9:YES)は、ステップS6に
おいて、子機の通話ボタンを押下することで子機・親機
・ドアホン間で通話が行われる。また、子機との接続が
完了しなかった場合(ステップS9:NO)は、ステッ
プS9に移行し、訪問者からのメッセージ情報をメモリ
6のRAMに記憶する。即ち、ドアホンボタンが訪問者
によって押された時に、親機の無線通話エリア外にいる
子機の電源が切られていたりした場合には子機との接続
ができないので、親機のメモリ6に設けられたRAMに
予め留守応答メッセージをドアホンのスピーカから送出
し、訪問者の用件をドアホンのマイクを介して抽出し、
メッセージ情報としてRAMに記憶する。
【0031】次いで、ステップS10に移行して親機は
屋外モードで所定時間毎に公衆回線網を介して子機に対
して発呼を行う。次いで、ステップS11において子機
との接続を監視し、子機との接続が完了しない場合(ス
テップS11:NO)は、ステップS10で所定時間毎
に公衆回線網を介して子機に対して発呼を繰り返す。ま
た、子機との接続が完了した場合(ステップS11:Y
ES)は、ステップS12に移行し、子機に対してステ
ップS9において親機のメモリ6に記憶された訪問者と
のメッセージ情報を後述する方法により公衆回線網を介
して送出する。
【0032】次に、上述したステップS3及びステップ
S12において子機と親機との間でメッセージをやりと
りする方法を説明する。先ず、ステップS3において子
機の所在位置を親機が判断する場合、1つには図8
(a)に示したように、親機が発信するLCCHの受信
レベルを子機が監視し、そのレベルと所定のしきい値を
比較して子機が親機に対して無線通話エリア内かエリア
外かを通知する方法があるが、このメッセージを通知す
る場合、例えば、以下に述べる方法を用いることによ
り、制御部5が、RCR STD−28に準拠した制御
シーケンスにより通知することができる。
【0033】即ち、1つには機能チャネルのオプション
エリアを用いる方法がある。機能チャネルのオプション
エリアを用いる方法としては、例えば前述したFACC
H/SACCHのメッセージ内に通知すべき情報を入れ
る方法がある。FACCH/SACCHのメッセージフ
ォーマットは図10に示したように8ビットのプロトコ
ル識別子とメッセージ種別が割り当てられていて、メッ
セージ種別の上位3ビットを(011)に割り当てる
と、他の情報要素中にオプション用のメッセージ領域、
即ちユーザが自由に用いることができる領域が確保でき
る。従って、図10のメッセージ種別の所をオプション
に指定すれば、同図の他の情報要素の所に任意の情報を
入れられるので、通知すべき情報を上記他の情報要素の
所に入れれば良い。
【0034】また、USCCH/USPCHに通知すべ
き情報を入れても良いし、機能チャネルの内オプション
エリアを有するものであれば、そのエリアに通知すべき
情報を入れても良い。更に、子機が親機に対して無線通
話エリア内かエリア外かを通知する他の方法として、前
述した各種チャネルの種別を表すチャネル識別符号(C
Iコードと呼ばれる)をオプションに設定したチャネル
を用いる方法がある。CIコードはスロットのチャネル
種別を表す識別符号であり、スロットをSCCH、BC
CH、PCH等の機能チャネルとして使用するときは各
々固有の識別符号をCIコードに書き込み、オプション
として使用するときはオプションの識別符号をCIコー
ドに書き込む。
【0035】即ち、CIコードにオプションの識別符号
を書き込めば、ユーザがスロットを自由に使用可能とな
るので、本実施の形態においては、子機から親機に送信
されるスロットのCIコードをオプションに設定し、そ
のスロット上に親機の無線通話エリア内かエリア外かを
示すメッセージをのせれば、親機は子機の所在エリアを
認識できる。また、図8(b)の場合、即ち、親機が子
機に対してポーリングを行い、それに対するポーリング
応答を監視する場合も同様に、上述した機能チャネルの
オプションエリア、またはCIコードをオプションに設
定したチャネルを用いて、親機・子機間のポーリング動
作を行うことができる。
【0036】但し、親機が子機に対してポーリングを行
う場合は、機能チャネルのオプションエリアを使う方法
として、上述した例の他にBCCHを用いる方法もあ
る。BCCHは親機から子機への片方向チャネルであ
り、親機から子機へユーザが自由にメッセージを送信す
るときはBCCHも使用可能である。この方法を次に説
明する。RCR STD−28には、BCCHを用いて
無線区間のハンドシェイクを確立するためのリンクチャ
ネル確立フェーズで定義する報知用のメッセージが規定
されている。図4は、自営用報知メッセージの内容を示
したものであり、自営用報知メッセージの中にはシステ
ム毎に任意の使い方が可能な報知メッセージとして、オ
プション情報報知メッセージが定義されている。尚、同
図中自標とは、そのメッセージが自営用システム標準化
対象事項であることを示している。
【0037】図5は、メッセージフォーマットを示した
ものであり、オプション情報報知メッセージを用いた場
合のメッセージフォーマットを例示し、斜線を施した部
分はシステム毎に自由に使用できるエリアである。従っ
て、親機から子機へBCCHを用いて送信される報知メ
ッセージのメッセージ種別をオプション情報報知メッセ
ージに設定し、システム毎に自由に使用できるエリアに
ポーリングに関する情報をのせれば、親機が子機に対し
てポーリングを行うことが可能である。尚、オプション
情報報知メッセージに限らず、オプションエリアを確保
できれば、他の報知メッセージでも親機が子機に対して
ポーリングを行うことが可能である。
【0038】また、ステップS12において、子機に対
して親機のメモリに記憶された訪問者のメッセージ情報
を送る場合も同様に、上述した機能チャネルのオプショ
ンエリア、またはCIコードをオプションに設定したチ
ャネルを用いて、訪問者のメッセージ情報を送信するこ
とが可能である。但し、訪問者のメッセージ情報が音声
によるメッセージであれば情報チャネルI(TCH)
(図3(f))の部分にのせても良いことは言うまでも
ない。
【0039】尚、本発明の一実施形態のコードレス電話
システムにおいて、留守中に来客が有り、訪問者のメッ
セージをRAMに記憶する例で説明したが、音声に限定
されることなく、ドアホンにカメラによる監視装置が装
備されている場合には、得られた画像情報をデジタルデ
ータでRAM上に記憶し、そのデータを上述した機能チ
ャネルのオプションエリア、またはCIコードをオプシ
ョンに設定したチャネルを使用して子機に送信し、表示
装置が装備された子機でその情報に基づいた表示を見る
ことができるように構成しても良い。また、本実施の形
態においては、親機が子機の所在位置に基づいてドアホ
ンと子機との接続を制御する構成を示したが、これに限
らず、例えば親機が子機の所在位置を認識することによ
り、家電製品の制御を行うように構成しても良い。
【0040】
【発明の効果】本発明の実施形態のコードレス電話シス
テムによれば、来客によってドアホンが操作された際
に、子機が親機の無線通話エリア外にいる場合であって
も、公衆回線網を介して基地局が子機に対して着呼され
るので、基地局を介して訪問者のメッセージ情報を聴取
することができる。また、訪問者のメッセージ情報を親
機のメモリに記憶して、親機に自動送信するようにして
いるので、子機が親機との接続が不可能な状態にあると
き、訪問者のメッセージ情報を聴取することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】4チャネル多重マルチキャリアTDMA―TD
D(Time Division Duplex :同―周波数で送受信を切
替える全二重通信)方式によるLCCHのフレーム構成
を示す摸式図。
【図2】制御キャリアに属する各種チャネルのコーディ
ングフォーマット。
【図3】通信キャリアに属する各種チャネルのコーディ
ングフォーマット。
【図4】自営用報知メッセージを示す図。
【図5】報知メッセージのメッセージフォーマットを示
す図。
【図6】本発明のコードレス電話システムの一実施形態
を示す概念図。
【図7】本発明のコードレス電話システムに用いられる
親機及び子機のブロック図。
【図8】本発明のコードレス電話システムに用いられる
親機と子機の通信シーケンスを示す図。
【図9】本発明のコードレス電話システムに用いられる
ドアホンと子機との動作フローチャート。
【図10】RCR STD−28に準拠したFACCH
/SACCHのメッセージフォーマットを示す図であ
る。
【符号の説明】
1・・・アンテナ 2・・・信号送受信部 3・・・通信処理部 4・・・音声処理部 5・・・制御部 6・・・メモリ 7・・・スピーカ 8・・・マイク 9・・・受信レベル測定手段 10・・ドアホン検知部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆回線網に接続された親機との間の無
    線通話と、前記公衆回線網に接続された基地局との間の
    無線通話を切替え使用可能な子機を用いたコードレス電
    話システムにおいて、 前記親機は、前記子機の所在を検出する検出部と、ドア
    ホンが押されたことを検知する検知部と、制御部と、電
    話番号を保存するメモリを有し、 前記制御部は、前記検知部がドアホンが押されたことを
    検知し、且つ、前記検出部が子機が通話エリアの範囲外
    に存在することを検出した場合、前記メモリに予め保存
    してある電話番号を発呼することを特徴とするコードレ
    ス電話システム。
  2. 【請求項2】 前記親機は、前記ドアホンのマイクを介
    して入力されたメッセージを前記メモリに記憶し、前記
    検知部が子機が通話エリアの範囲外に存在することを検
    出した場合、前記メモリに予め登録してある電話番号を
    発呼し、前記メモリに記憶されたメッセージを送出する
    ことを特徴とする請求項1記載のコードレス電話システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記コードレス電話システムにおいて、
    無線区間のインタフェイスが第2世代コードレス電話シ
    ステム標準規格に準拠する場合、前記メッセージの送出
    を所定の機能チャネルのオプションエリアを用いて行う
    ことを特徴とする請求項1または2記載のコードレス電
    話システム。
  4. 【請求項4】 前記コードレス電話システムにおいて、
    無線区間のインタフェイスが第2世代コードレス電話シ
    ステム標準規格に準拠する場合、前記メッセージの送出
    を、各種チャネルの種別を表すチャネル識別符号をオプ
    ションに設定したチャネルを用いて行うことを特徴とす
    る請求項1または2記載のコードレス電話システム。
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