JPH10277211A5 - - Google Patents

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JPH10277211A5
JPH10277211A5 JP1997084054A JP8405497A JPH10277211A5 JP H10277211 A5 JPH10277211 A5 JP H10277211A5 JP 1997084054 A JP1997084054 A JP 1997084054A JP 8405497 A JP8405497 A JP 8405497A JP H10277211 A5 JPH10277211 A5 JP H10277211A5
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Description

【発明の名称】遊技機
【特許請求の範囲】
【請求項1】効果音を発生させるスピーカが機台表面側に設置された遊技機であって、
機台表面側に、一対のカバーが、下端を回動可能に枢着した状態で、左右対称となるように設置されており、それらのカバーの上端縁が機台表面に対して前後方向にスライド可能になっているとともに、
それらのカバーの内側に、それぞれ、前記スピーカが設置されており、機台表面に対する角度を変化させるように前後方向に移動可能になっていることを特徴とする遊技機。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機、スロットマシーン等の遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
遊技機の一種であるパチンコ機は、機台表面の上方、あるいは左右両サイド等の所定の位置に、遊技の演出効果を高めるための効果音を発生させるスピーカが設置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のパチンコ機は、スピーカから発せられる効果音が、パチンコホールの大きさ、パチンコ機の配置の方法、あるいは、パチンコホール内の温度や混雑度合い等の環境の変化に応じて、遊技者に聞こえにくくなったり、非常に大きく聞こえたりする、という不都合があった。
【0004】
本発明の目的は、上記従来のパチンコ機が有する問題点を解消し、パチンコホール内の環境の変化によってスピーカから発せられる効果音が遊技者に聞こえにくくなる事態を緩和することが可能な遊技機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる本発明の構成は、効果音を発生させるスピーカが機台表面側に設置された遊技機であって、機台表面側に、一対のカバーが、下端を回動可能に枢着した状態で、左右対称となるように設置されており、それらのカバーの上端縁が機台表面に対して前後方向にスライド可能になっているとともに、それらのカバーの内側に、それぞれ、前記スピーカが設置されており、機台表面に対する角度を変化させるように前後方向に移動可能になっていることにある。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の遊技機の一実施形態であるパチンコ機について、図面にしたがって、詳細に説明する。
【0007】
図1は、パチンコ機を示したものであり、パチンコ機1は、機枠2の左端縁に前面枠3が片開き自在に設けられている。前面枠3の中央には、略円形の窓部4が設けられており、前面枠3に嵌め込まれたガラス板5が露出した状態になっている。そして、窓部4の周囲の左右上方には、演出効果を高めるための2つのスピーカ装置6,6が対称に設置されており、それらのスピーカ装置6,6を挟んで、複数のランプ部材7,7・・が設置されている。なお、各スピーカ装置6,6は、下端が内側に位置し上端が外側に位置するように斜めに配置されている。また、前面枠3の下方には、前面板8が片開き自在に設けられており、その前面板8の下側に、片開き自在に設けられた裏面枠9の一部が露出した状態になっている。前面板8の前面、および裏面枠9の露出部分の前面には、それぞれ供給皿10、貯留皿11が突設されている。
【0008】
一方、図2、図3は、それぞれ、スピーカ装置6の分解図、断面図(中央の縦方向の断面図)であり、各スピーカ装置6,6は、合成樹脂製の固定板12、カバー13、およびスピーカ本体14等によって形成されている。固定板12は、上辺が弓形の平板形状を有しており、下端の左右両側に係合ピン15,15が突設されているとともに、上端の中央に第1係合部材16が前方に突出するように一体的に設けられている。なお、第1係合部材16の上側面には、複数の帯状突起17,17・・が前後方向に等間隔に連設されており、断面が鋸歯状になっている。
【0009】
一方、カバー13は、前板部18の周囲に側壁19が周設された形状を有しており、略円形に切り欠かれた中央の窓部分に、メッシュ状の通音部材20が嵌め込み設置されている。そして、側壁19の左右の下端際に、それぞれ係合孔21,21が穿設されており、側壁19上端の中央の内側に、第2係合部材22が設置されている。第2係合部材22の下側面には、固定板12の第1係合部材16の上側面に設けられた各帯状突起17,17・・と合致する複数の帯状突起23,23・・が設けられている。さらに、カバー13の通音部材20の裏側には、ネジ部材(図示せず)によってスピーカ本体14が螺着されている。なお、スピーカ本体14の配線は、パチンコ機1に設置された制御装置(図示せず)に接続されており、スピーカ本体14は、制御装置からの指令によって、効果音を発生させるようになっている。
【0010】
かかるスピーカ装置6,6は、ネジによって固定板12を前面枠3の前面に螺着し、螺着された固定板12の係合ピン15,15にカバー13の係合孔21,21穿設部分を外嵌するとともに、カバー13の第2係合部材22の帯状突起23,23・・を固定板12の第1係合部材16の帯状突起17,17・・に歯合させ、カバー13を固定板12と一体にすることによって、前面枠3に取り付けられている。また、各スピーカ装置6,6は、図4,図5の如く、第2係合部材22と第1係合部材16との重なり度合い(第2係合部材22の帯状突起23,23・・と第1係合部材16の帯状突起17,17・・との歯合度合い)を変えることによって、カバー13の上端際をパチンコ機1の前面に対して前後方向にスライド移動させることができる。かかるカバー13の移動によって、スピーカ本体14が、スピーカ本体14前面と前面枠3の表面との間隔、およびスピーカ本体14前面と前面枠3の表面との角度を変化させるように、パチンコ機1の前面に対して前後方向に移動する。なお、固定板12、カバー13とも合成樹脂によって形成されており、適度な弾性を有しているため、器具を用いることなく簡単に第2係合部材22と第1係合部材16との重なり度合いを変えることができる。
【0011】
パチンコ機1は、上記の如く構成されているため、第2係合部材22と第1係合部材16との重なり度合いを変え、スピーカ本体14をパチンコ機1の表面に対して前後方向に移動させることによって、遊技者への効果音の聞こえ具合を調節することができる。かかるスピーカ本体14の移動による効果音の聞こえ具合の調節は、ホール係員ばかりでなく、遊技者自身が行うことも可能である。なお、スピーカ本体14は、パチンコ機1の表面に対して前後方向に移動可能であり、遊技者との距離を直接的に変化させることができるため、効果音の聞こえ具合の調節が非常に容易である。さらに、正面方向からのパチンコ機1の外観が変化しないので、スピーカ本体14の移動によってパチンコ機1の前面のデザインに悪影響が及ぶ心配がない。
【0012】
また、パチンコ機1は、スピーカ本体14がカバー13の内側に設置されているとともに、そのカバー13の下端がパチンコ機1の表面に回動可能に枢着されており、かつ上端際がパチンコ機1の表面に対して前後方向にスライド可能に係着されているため、カバー13の上端際をスライドさせることによって、遊技者に対するスピーカ本体14前面の角度を直接的に変化させることができるので、効果音の聞こえ具合の微調節も簡単である。その上、ワンタッチで非常に容易にスピーカ本体14を移動させることができる。
【0013】
なお、本発明の構成は、上記各実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、機枠、前面枠、窓部、ガラス板、スピーカ装置、ランプ部材、前面板、裏面枠等の形状、構造等を必要に応じて適宜変更することができる。
【0014】
たとえば、スピーカ装置は、必ずしも遊技機の表面に対して前後方向に移動可能に設ける必要はなく、遊技機の表面の面内方向に移動可能に設けることも可能である。また、カバーの上端際をパチンコ機の表面に対して前後方向にスライド可能に係着するための方法としては、上記実施形態の如く、固定板の上端際およびカバーの上端際に互いに係合する係合部材を設ける方法に限定されず、大径小径の円筒を組み合わせた伸縮機構によってカバーの上端際と遊技機の表面とを繋ぐ等の別の方法を採用することも可能である。さらに、スピーカ装置は、カバーの上端際のみが機台表面に対して前後方向にスライド可能なものに限定されず、カバー全体が前後方向にスライド可能なものであっても良い。なお、固定板の上端際およびカバーの上端際に互いに係合する係合部材を設ける方法を採用する場合には、係合部材の形状を、断面が正弦波状、あるいはパルス波状等の帯状突起が連設された形状等に変更することもできる。
【0015】
一方、スピーカ装置は、必ずしも固定板を有するものである必要はなく、カバーの上端際がそのまま機台表面に前後方向にスライド可能に係着されたものであっても良い。
【0016】
また、各スピーカ装置は、ホール係員や遊技者が音量を調節できるように構成することも可能である。各スピーカ装置を音量調節可能にするための方法としては、たとえば、パチンコ機の表面に突設した貯留皿の付近に、ホール係員や遊技者が音量を連続的に変えられるダイアル式の音量調節操作具を設置する方法等を挙げることができる。このように各スピーカ装置を音量調節可能に構成した場合には、効果音の聞こえ具合をより微妙に調節することができる、というメリットがある。
【0017】
加えて、上記各実施形態においては、本発明の遊技機がパチンコ機である場合の一例について説明したが、本発明の遊技機は、パチンコ機に限定されず、スロットマシーンやテレビゲーム等の他の遊技機であっても良い。
【0018】
【発明の効果】
本発明の遊技機は、機台表面側に、一対のカバーが、下端を回動可能に枢着した状態で設置されており、それらのカバーの上端縁が機台表面に対して前後方向にスライド可能になっているとともに、それらのカバーの内側に、それぞれ、スピーカが設置されており、機台表面に対する角度を変化させるように前後方向に移動可能になっているので、各スピーカを移動させることによって、効果音の遊技者への聞こえ具合を調節することが可能である。また、各スピーカと遊技者との距離を直接的に変化させることができるため、効果音の遊技者への聞こえ具合の調節が非常に容易である。さらに、各スピーカの移動によって遊技機のデザインに悪影響が及ぶ心配がない。加えて、遊技者に対する各スピーカ前面の角度を直接的に変化させることができるので、効果音の聞こえ具合の微調節も簡単である。その上、ワンタッチで非常に容易に各スピーカを移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機を示す説明図である。
【図2】スピーカ装置を分解した状態を示す説明図である。
【図3】スピーカ装置の断面を示す説明図である。
【図4】スピーカ本体を前方に移動させた状態を示す説明図である。
【図5】スピーカ本体を前方に移動させた状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1・・パチンコ機、2・・機枠、3・・前面枠、4・・窓部、5・・ガラス板、6・・スピーカ装置、7・・ランプ部材、8・・前面板、9・・裏面枠、10・・供給皿、11・・貯留皿、12・・固定板、13・・カバー、14・・スピーカ本体、15・・係合ピン、16・・第1係合部材、17・・帯状突起、18・・前板部、19・・側壁、20・・通音部材、21・・係合孔、22・・第2係合部材、23・・帯状突起、24・・ネジ孔。
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