JPH10277415A - 製砂方法並びに製砂装置 - Google Patents

製砂方法並びに製砂装置

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JPH10277415A
JPH10277415A JP9250997A JP9250997A JPH10277415A JP H10277415 A JPH10277415 A JP H10277415A JP 9250997 A JP9250997 A JP 9250997A JP 9250997 A JP9250997 A JP 9250997A JP H10277415 A JPH10277415 A JP H10277415A
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crushed sand
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JP9250997A
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Inventor
Masayuki Kano
雅行 加納
Fumikazu Otsuki
文和 大槻
Hideyuki Inayoshi
秀幸 稲吉
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 量的に安定し、かつ、FM値を基準に所望の
粒度分布の砕砂を自動的に生産でき、しかも低装置コス
ト、低製品コストで生産することが可能な製砂方法並び
にその装置の提供。 【解決手段】 砕砂原料供給ラインから供給された砕砂
原料をケージミルからなる製砂機により破砕し、その破
砕産物の一部を一定の割合だけケージミル原料として砕
砂原料供給ラインに返戻するようにした製砂方法。砕砂
原料供給ライン12,1と、砕砂原料供給ラインから供
給された砕砂原料を破砕するケージミルからなる製砂機
2と、製砂機2からの破砕産物を所定の分配比で分配す
る分配装置3と、分級機5を含み分配装置3の一方の被
分配側に接続される製品砕砂生産ラインと、分配装置3
の他方の被分配側に接続されて製砂機2からの破砕産物
の一部を一定の割合だけ製砂機2側に返戻する返送手段
4とから製砂装置が構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、砕砂原料を所定の
製砂手段で破砕・製砂して一本砂等の所望の粗粒度分布
の製品砕砂を製造することができる製砂方法並びに該方
法の実施に用いて好適な製砂装置に関する。なお、一本
砂とは、需要先において天然砂との混合等の配合操作を
一切必要としなく、コンクリート等の原料としてそのま
まで使用できる状態の砂を言うものである。
【0002】
【従来の技術】製砂プラントなどに用いられるこの種の
乾式製砂装置の典型的な先行技術が、特公昭58− 900号
公報(第1従来例)、実公平 4− 909号公報(第2従来
例)及び特開平 8−173835号公報(第3従来例)に挙げ
られる。
【0003】第1従来例は、一次破砕機の破砕産物を篩
上の粗骨材と篩を通過する砕砂とに篩分けし、篩を通っ
た砕砂及び粒度が小さい粗骨材を更に製品寸法以下の篩
面によって篩分けして、篩を通らないものを二次破砕機
で破砕する。その後、二次破砕機の破砕産物の一部と前
記篩面を通った粒度が小さい砕砂を乾式分級機に供給し
て、一次破砕機側の破砕産物の残りと乾式分級機で分級
された砕砂とを加湿混合機に供給し、水分を含ませて混
合するという一連の処理を行なうことによって製砂する
ものである。
【0004】この第1従来例を含んで従来の各種類の乾
式破砕機によって一般的な砕砂原料を破砕した場合の破
砕産物について粒度分布を調べたところ、図7及び図8
に示されるような結果が得られている。即ち、図7及び
図8において特に図7を参照すれば、前述する一本砂と
して使用することが可能な破砕産物とするには、図7
(B)中に2本の破線間の領域として表される土木学会
で定められる粒度範囲に入る粒度分布を備えていること
が必要であるが、それらの乾式破砕機により得られるど
の破砕産物も、篩呼び寸法0.6mm〜0.15mmの粒度
範囲のものが不足している。
【0005】このような粒度構成の砕砂では、例えば天
然砂とのブレンド用として使用するのが一般的であっ
て、一本砂として使用することはできないものである。
この点に関しては、第1従来例は、FM値(Fineness M
odule:製品砕砂の粗粒度)調整/粒度分布調整について
の工夫が一切成されていないところから、破砕・分級し
て得られた砕砂は図7(B)に示されるような粒度分布
になってしまい、本発明が目的とする一本砂として到底
使用できない。但し、仮に乾式破砕機としてのケージミ
ルを非常に高回転にさせて使用すれば、破砕性能が向上
して原料によってはあるいは一本砂の生産が可能である
ことが考えられるが、それではロータの摩耗が極端に速
くなって短期間で使用不能になる不都合が生じる。
【0006】一方、第2従来例は、乾式破砕機からの破
砕産物を分配シュートによって分配し、その一部を乾式
破砕機に戻すようにするものであり、分配シュートは分
配比率が変更可能な構造となっていて、この分配比率を
調整することによって破砕産物の粒度を調整するように
している。しかしながらこの第2従来例は、分配シュー
トの分配比率を変えると、これに伴って破砕産物の生産
量が当然変化するものであり、従って、例えば月毎の製
品の生産量が安定しなくて、正確な生産計画が立てにく
い問題がある。また、分配率によって乾式破砕機への供
給量も変化するため、運転状態が不安定となり易い不都
合も生じる。
【0007】この第2従来例では、FM値が調節できる
とされているが、図7(B)に示されるようなJIS土
木学会の範囲に適合する粒度分布の調整については何ら
触れておらなく、従って、FM値が適正な値であったと
しても前述する土木学会の範囲から外れることが充分考
えられ、第2従来例の場合も一本砂として使用可能な砕
砂が得られ難い点では第1従来例と同様である。
【0008】また第3従来例については、破砕手段とし
てロッドミルを利用した砕砂の製造方法に関する技術で
あって、所望の粒度分布の砕砂を生産することが可能で
あるが、この従来例は湿式による処理方式であるところ
から、濁水処理に長い時間と高コストを要する問題があ
って、従って本発明が意図している乾式破砕とは顕著に
相違する方式である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
各従来技術が有する諸問題点の解消を図るために成され
たものであり、従って本発明の目的は、量的に安定し、
かつ、FM値を基準に所望の粒度分布の砕砂を自動的に
生産でき、しかも低装置コスト、低製品コストで生産す
ることが可能な製砂方法並びにその装置を提供すること
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため以下に述べる構成としたものである。即
ち、本発明において請求項1の発明は、砕砂原料供給ラ
インから供給された砕砂原料をケージミルからなる製砂
機により破砕し、その破砕産物の一部を一定の割合だけ
ケージミル原料として砕砂原料供給ラインに返戻するよ
うにしたことをことを特徴とする製砂方法である。
【0011】このような本発明によれば、砕砂原料の性
状(岩質、サイズ等)が変動が少なく略安定している状
態では、その砕砂原料に適応した一定の砕砂分配比率に
よって破砕産物を砕砂原料供給ラインに返戻することに
よって、砕砂原料の粒度分布を細か目とすることができ
て、篩呼び寸法0.6mm〜0.15mmの粒度範囲の不足
し勝ちな砕砂が補充され、所望の粒度分布を持つ砕砂、
例えば一本砂を常に安定した量で生産することが可能で
ある。なお、ケージミルは、衝撃型の微粉砕機であり、
高品質の砕砂が低ランニングコストで得られる利点を有
する。
【0012】また、請求項2の発明は、砕砂原料供給ラ
インから供給された砕砂原料をケージミルからなる製砂
機により破砕し、その破砕産物を分級機に通して製品砕
砂と微細粉とに分級する一方、破砕産物と製品砕砂のい
ずれか一方を定期的かつ自動的にサンプリングしその粒
度分布を自動測定して、その測定結果が予め定められる
設定条件に合致するようにケージミルの回転数を制御す
るようにしたことを特徴とする製砂方法である。
【0013】このような本発明によれば、砕砂原料の性
状が変化した場合、また、製砂機の破砕性能が変化した
場合でも常に一定の粒度の砕砂を生産することができる
特徴を有する。
【0014】また、請求項3の発明は、砕砂原料供給ラ
インから供給された砕砂原料をケージミルからなる製砂
機により破砕し、その破砕産物を分級機に通して製品砕
砂と微細粉とに分級する一方、ケージミルからの破砕産
物の一部を一定の割合だけケージミル原料として砕砂原
料供給ラインに返戻するとともに、破砕産物と製品砕砂
のいずれか一方を定期的かつ自動的にサンプリングしそ
の粒度分布を自動測定して、その測定結果が予め定めら
れる設定条件に合致するようにケージミルの回転数を制
御するようにしたことを特徴とする製砂方法である。
【0015】このような本発明によれば、請求項2、3
の各特徴が併せて発揮されて、質的及び量的に安定した
高品質の製品砕砂を生産することが可能である。
【0016】また、請求項4の発明は、搬送装置を含む
砕砂原料供給ラインと、該砕砂原料供給ラインから供給
された砕砂原料を破砕するケージミルからなる製砂機
と、該製砂機からの破砕産物を所定の分配比で分配する
分配装置と、分級機を含み前記分配装置の一方の被分配
側に接続される製品砕砂生産ラインと、分配装置の他方
の被分配側に接続されて前記製砂機からの破砕産物の一
部を一定の割合だけ前記砕砂原料供給ラインに返戻する
返送手段とによって製砂装置を構成したものである。
【0017】このような本発明によれば、所望の粒度分
布を持つ砕砂、例えば一本砂を常に安定した量で、しか
も低装置コスト、低ランニングコストで生産することが
可能である。
【0018】また、請求項5の発明は、搬送装置を含む
砕砂原料供給ラインと、該砕砂原料供給ラインから供給
された砕砂原料を破砕するケージミルからなる製砂機
と、分級機を含み製砂機の破砕産物取出し部に接続され
る製品砕砂生産ラインと、該製品砕砂生産ラインにおけ
る破砕産物と製品砕砂のいずれか一方を定期的かつ自動
的にサンプリングして、その粒度分布を自動測定する粒
度分布測定手段と、該粒度分布測定手段の測定結果が予
め定められる設定条件に合致するようにケージミルの回
転数を制御する回転制御手段とによって製砂装置を構成
したものである。
【0019】このような本発明によれば、砕砂原料の性
状が変化した場合、また、製砂機の破砕性能が変化した
場合でも常に一定の粒度の砕砂を生産することができ、
しかも装置コスト、ランニングコストが低廉に収まる特
徴を有する。
【0020】また、請求項6の発明は、搬送装置を含む
砕砂原料供給ラインと、該砕砂原料供給ラインから供給
された砕砂原料を破砕するケージミルからなる製砂機
と、該製砂機からの破砕産物を所定の分配比で分配する
分配装置と、分級機を含み前記分配装置の一方の被分配
側に接続される製品砕砂生産ラインと、分配装置の他方
の被分配側に接続されて前記製砂機からの破砕産物の一
部を一定の割合だけ前記砕砂原料供給ラインに返戻する
返送手段と、前記製品砕砂生産ラインにおける破砕産物
と製品砕砂のいずれか一方を定期的かつ自動的にサンプ
リングして、その粒度分布を自動測定する粒度分布測定
手段と、該粒度分布測定手段の測定結果が予め定められ
る設定条件に合致するようにケージミルの回転数を制御
する回転制御手段とによって製砂装置を構成したもので
ある。
【0021】このような本発明によれば、請求項4、5
の各特徴が併せて発揮されて、質的及び量的に安定した
高品質の製品砕砂を低装置コスト、低ランニングコスト
で生産することが可能である。
【0022】また、請求項7の発明は、請求項4、5ま
たは6に記載の製砂装置において、砕砂原料供給ライン
に、ケージミルに供給し得ない大きさの原石を破砕する
ためのコーンクラッシャと該クラッシャからの破砕物を
篩分ける篩が直列的に介設されてなる構成としたことを
特徴とする。
【0023】このような本発明によれば、サイズの大き
い原石から一本砂等の所望の粒度分布の製品砕砂の生産
が可能であり、しかもこの製品砕砂と篩目寸法の粗い砕
石とを同時に効率的に生産できる特徴が請求項4、5ま
たは6の発明に更に加えられる。また、砕砂原料がサイ
ズの大きい原石であっても、本発明によってその全量を
砕砂とすることが可能である。
【0024】また、請求項8の発明は、請求項5または
6に記載の製砂装置において、予め定められる前記設定
条件が、製砂機の回転数と該回転数に対応したFM値と
の関係で決定されるデータベースに基づくものであるこ
とを特徴とする。
【0025】このような本発明によれば、データベース
に書き込まれている設定条件に基づいて、所望の粒度の
砕砂を安定的かつ自動的に生産できる特徴が請求項5ま
たは6の発明に更に加えられる。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい各実施の形態に
ついて添付図面を参照しながら以下に説明する。図1及
び図2には、本発明の第1及び第2の実施の形態の構成
が模式的に示される。図1図示の第1実施形態に係る製
砂装置は、砕砂原料ビン12及び供給装置1を含んで形
成される砕砂原料供給ラインと、ケージミルからなる製
砂機2と、分配装置3と、返送手段4と、分級機5及び
加湿混練機8を含んで形成される製品砕砂生産ライン
と、製砂機2の運転を制御する制御手段6とを備える。
なお、本発明に係る製砂装置は、製砂機2と分配装置3
との間に篩装置(図示せず)を介設するようにしても良
く、また、分級機5としては乾式、湿式のいずれを採用
しても良く、さらに、場合によっては加湿混練機8を使
用しないことも考えられる。
【0027】砕砂原料は砕砂原料ビン12から供給装置
1を経、製砂機(以下、ケージミルと称す)2に供給さ
れる。供給装置1としては、例えば電磁フィーダからな
る定量切出装置が使用される。ケージミル2は、ロータ
を周速度20〜50m/s の範囲の適当な速度で回転させ
て破砕運転し、破砕物の一部をダンパ等で実現される分
配装置3によって、ベルトコンベア等の搬送装置からな
る返送手段4を介して砕砂原料供給ラインに戻すことに
よりケージミル2に原料として返戻させる。その際、返
送手段4で返戻する割合は、50〜0%の範囲内で砕砂
原料の種類や大きさ等の性状に応じて決定し、この性状
に変動がない限り固定とする。
【0028】分配装置3により分配して取り出された残
りの破砕産物は、分級機例えば乾式分級機5に送って分
級した後、加湿混練機8で加湿混練され、製品砕砂20
として生産される。なお、乾式分級機5で分級した後の
微粉21は製品砕砂20とは別に貯蔵される。
【0029】上記のようにして、一部返戻を伴う破砕並
びに分級を行なわせる本発明の実施形態によって生産さ
れてなる製品砕砂20の性状を示す値であるFM値は、
図3及び図4に比較例を参照しながら示してなる通りで
あって、図3に示すように、粒度5〜2.5mmの原料を
用いてFM値2.6〜2.8の範囲の製品砕砂を生産す
る場合には、硬質砂岩では、返戻(リターン)が無し
ではFM値2.71〜3.14しか調節出来ないため、
所望性能に未達となるのに対して、25%リターンとす
ることで、FM値2.6〜2.8の調整が可能である。
閃緑岩では、リターン無しでも達成可能である。安
山岩では、リターン無しではFM値2.75〜3.30
しか調節出来ないため、所望性能に未達となるのに対し
て、40%リターンとすることで、FM値2.6〜2.
8の調整が可能である。
【0030】また、図4に示すように、粒度13〜5mm
の原料を用いてFM値2.6〜2.8の範囲の製品砕砂
を生産する場合には、石英粗面岩では、リターン無し
ではFM値2.85〜3.07しか調節出来ないため、
所望性能に未達となるのに対して、35%リターンとす
ることで、FM値2.6〜2.8の調整が可能である。
砂岩では、リターン無しではFM値2.98〜3.5
7しか調節出来ないため、所望性能に未達となるのに対
して、50%リターンとすることで、FM値2.6〜
2.8の調整が可能である。硬質砂岩では、リターン
無しではFM値2.77〜3.33しか調節出来ないた
め、所望性能に未達となるのに対して、35%リターン
とすることで、FM値2.6〜2.8の調整が可能であ
る。
【0031】このように原料の性状に応じて返戻側分配
比率を0〜50%の範囲内で所定の比率に設定すること
によって、所定のFM値を持つ製品砕砂を安定して生産
することが可能である。
【0032】一方、ケージミル2の回転速度を制御した
場合の製品砕砂20の性状に関しては、図3、図4によ
って明らかな通り、リターンの有無に関わらず製品砕砂
のFM値を調整することが可能であり、即ち、周速を上
げることによってFM値が下がり、逆に下げることによ
ってFM値が上がるようになる。この回転速度制御を行
なった場合の態様に関しては、更に図6(A)に篩呼び
寸法と重量百分率との関係で表した製品粒度分布表で、
また、図6(B)に同じく製品粒度分布線図で例示され
る通りであって、図示例によると、ケージミル2周速:
35m/s,返戻側分配比率0%、ケージミル2周速:35
m/s,返戻側分配比率25%、ケージミル2周速:40m/
s,返戻側分配比率25%の3例の比較結果から明らかな
ように、返戻側分配比率25%でケージミル2の周速を
変化させることで、粒度分布の調整が可能であるととも
に、図6(B)中の2本の破線の間の範囲で示される土
木学会の粒度範囲に入らせ得ることを示している。即
ち、一本砂として使用することが可能な製品砕砂20を
生産することができる。
【0033】次いで、図1を参照してケージミル2の運
転を制御する制御手段6について説明する。この制御手
段6は、サンプリング装置9と、自動粒度測定装置で実
現される粒度分布測定手段10と、ケージミル2を駆動
するモータ(図示せず)の回転数を制御する制御器から
成る回転制御手段11とにより構成される。サンプリン
グ装置9は、乾式分級機5出口の破砕物の一部を周期的
にサンプリングし得るように、乾式分級機5から加湿混
練機8に至る破砕物ラインの途中に介設される。なお、
このサンプリング装置9はケージミル2から乾式分級機
5に至る破砕産物をサンプリングし得るように設けても
良い。粒度分布測定手段10は、サンプリング装置9が
サンプリングした破砕物の粒度分布を測定するととも
に、その測定結果を記録し、かつ、メモリに粒度情報と
しして記憶するようになっている。回転制御手段11
は、粒度分布測定手段10の測定結果(FM値)と予め
設定した目標とするFM値とを比較して両値が合致する
ように前記モータの回転速度を高低制御するようになっ
ている。
【0034】このような制御手段6による運転制御の態
様は図5においてstepS1 〜stepS5 で示される制御フ
ローの通りであって、粒度分布測定手段10により得た
粒度情報をケージミル2にフィードバックすることで、
常に安定した粒度を維持した製品砕砂20を生産するこ
とができる。尚、自動粒度測定の周期は、30〜60mi
n の範囲の適当な値に設定するものとする。
【0035】上記制御手段6に関して、製品砕砂20に
対し予め目標として定められる設定条件として、図5に
示すようにデータベース27を作成し、粒度分布測定手
段10及び回転制御手段11に関連させて管理情報とし
て持たせておくことは好ましい手段である。このデータ
ベース27は、ケージミル2の回転数とそれに対応した
FM値との関係を砕砂原料の種別毎に予め実験により求
めてデータとしたものである。このようなデータベース
27に基づいて、制御手段6に対して任意のFM値を設
定情報としてインプットすれば、ケージミル2を適正な
回転数で自動制御することができ、希望する粒度(F
M)の製品砕砂20を安定して生産することができる。
【0036】図2には、本発明の第2実施形態に係る製
砂装置が示される。この製砂装置は、前記第1実施形態
に類似した構成を有していて、対応する各部材には同一
の参照符号を付してここでは詳細説明を省略する。上記
製砂装置において構成上の特徴付けられる点は、供給装
置1とケージミル2の間の砕砂原料供給ラインに、コー
ンクラッシャ13と該クラッシャ13からの破砕物を篩
分けする篩とが直列的に介設されていることである。
【0037】コーンクラッシャ13は、ケージミル2で
は破砕できない大きい砕砂原料である例えば20mm以上
の原石を破砕するのに適応した破砕機であって、供給装
置1から供給された砕砂原料を破砕するために、該供給
装置1の後段側に配設される。一方、コーンクラッシャ
13に対して後段側に設けられる前記篩は、第1篩1
4、第2篩15を2段に備えていて、第1篩14には、
篩呼び寸法20mmまたは13mmのものが用いられ、第2
篩15には、篩呼び寸法5mmのものが用いられる。さら
に、第1篩14及び第2篩15に関連して、搬送装置1
6とダンパ17とが設けられている。搬送装置16は、
第1篩14を通らない粒度の大きい砕砂物を供給装置1
側に戻させるたるの返送手段であり、ダンパ17は、第
1篩14を通り第2篩15は通らない砕砂物を砕石貯留
場所或いは後段側のケージミル2に振分け量の調節可能
に振分けるための分配装置である。
【0038】このような第2実施形態に係る乾式製砂装
置は、ケージミル2に供給できない大きさの原石をコー
ンクラッシャ13で破砕し、第1篩14で阻止された2
0mm以上または13mm以上の砕石はコーンクラッシャ1
3に戻して再度破砕し、第1篩14及び第2篩15を通
過した5mm以下の砕砂とダンパ17で分配した5mm以上
の砕砂一部量とを、ケージミル2及び乾式分級機5を
経、製品砕砂20と微粉21とに区別させて貯留し、一
方、第2篩15で阻止された呼び名2005又は6号の
砕石22は別の貯留個所に貯留することができる。この
ようにサイズの大きい原料から所望の粒度の製品砕砂2
0を生産することができ、更に、製品砕砂20と、例え
ば2005(6号砕石)の砕石22とを所望の割合で同
時に生産することも可能である。また、第2篩15及び
ダンパ17を設けずに、第1篩14を通過した砕砂を全
てケージミル2に送り込むようにすれば、砕砂原料の全
量を製品砕砂20とすることができる。
【0039】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。請求項
1、4の発明によれば、ケージミルの破砕産物の一部を
該ケージミルの原料として一定の割合だけ返戻すること
によって、製品砕砂の粒度分布を変動の小さい状態とす
ることができて従来では不足し勝ちであった0.6〜
0.15mmの粒度範囲の砕砂が補充され、一本砂の生産
が可能となる。また、生産量を変動が少なく常に安定し
た一定量とすることができる。
【0040】また、請求項2、5の発明によれば、砕砂
原料条件が変動した場合、あるいは摩耗によりケージミ
ルの破砕性能が低下した場合でも、常に一定の粒度の砕
砂を生産することが可能である。
【0041】また、請求項3、6の発明によれば、質的
及び量的に安定した高品質の製品砕砂を低装置コスト、
低ランニングコストで生産することが可能である。
【0042】また、請求項7の発明によれば、篩目寸法
が大きい原料から所望の粒度分布の製品砕砂を安定して
生産できるとともに、この製品砕砂と2005(20〜
5mm)又は6号(13〜5mm)等の砕石とを単一の製砂
ラインで同時に生産できるので、頗る効率的である。
【0043】また、請求項8の発明によれば、希望する
粒度(FM)の製品砕砂を自動的に安定して生産でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の模式構成図であ
る。
【図2】本発明の第2の実施の形態の模式構成図であ
る。
【図3】(A)は、本発明の実施の形態及び比較例によ
って粒度5〜2.5mm原料から製造した製品砕砂の岩質
別及び返戻割合別に対するケージミル周速とFM値との
関係で表した表、(B)は、同じく線図である。
【図4】(A)は、本発明の実施の形態及び比較例によ
って粒度13〜5mm原料から製造した製品砕砂の岩質別
及び返戻割合別に対するケージミル周速とFM値との関
係で表した表、(B)は、同じく線図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るケージミル回転制御
のフロー線図である。
【図6】(A)は、本発明に係る実施の形態によって製
造した製品砕砂の篩呼び寸法と重量百分率との関係で表
した製品粒度分布表、(B)は、同じく製品粒度分布線
図である。
【図7】(A)は、従来の各種乾式破砕機で破砕した製
品砕砂の篩呼び寸法と重量百分率との関係で表した製品
粒度分布表、(B)は同じく製品粒度分布線図である。
【図8】(A)は、従来の各種乾式破砕機で破砕した製
品砕砂の篩呼び寸法と通過百分率との関係で表した製品
粒度分布表、(B)は同じく製品粒度分布線図である。
【符号の説明】
1…定量供給装置、 2…製砂機、 3
…分配装置、4…返送手段、 5…分級機、
6…制御手段、7…分配制御手段、 8
…加湿混練機、 9…サンプリング装置、10…
粒度分布測定手段、11…回転制御手段、 12…砕
砂原料ビン、13…コーンクラッシャ、14…第1篩、
15…第2篩、16…搬送装置、 1
7…ダンパ、 20…製品砕砂、21…微粉、
22…砕石、 27…データベ
ース、

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 砕砂原料供給ラインから供給された砕砂
    原料をケージミルからなる製砂機により破砕し、その破
    砕産物の一部を一定の割合だけケージミル原料として砕
    砂原料供給ラインに返戻するようにしたことをことを特
    徴とする製砂方法。
  2. 【請求項2】 砕砂原料供給ラインから供給された砕砂
    原料をケージミルからなる製砂機により破砕し、その破
    砕産物を分級機に通して製品砕砂と微細粉とに分級する
    一方、破砕産物と製品砕砂のいずれか一方を定期的かつ
    自動的にサンプリングしその粒度分布を自動測定して、
    その測定結果が予め定められる設定条件に合致するよう
    にケージミルの回転数を制御するようにしたことをこと
    を特徴とする製砂方法。
  3. 【請求項3】 砕砂原料供給ラインから供給された砕砂
    原料をケージミルからなる製砂機により破砕し、その破
    砕産物を分級機に通して製品砕砂と微細粉とに分級する
    一方、ケージミルからの破砕産物の一部を一定の割合だ
    けケージミル原料として砕砂原料供給ラインに返戻する
    とともに、破砕産物と製品砕砂のいずれか一方を定期的
    かつ自動的にサンプリングしその粒度分布を自動測定し
    て、その測定結果が予め定められる設定条件に合致する
    ようにケージミルの回転数を制御するようにしたことを
    ことを特徴とする製砂方法。
  4. 【請求項4】 搬送装置を含む砕砂原料供給ラインと、
    該砕砂原料供給ラインから供給された砕砂原料を破砕す
    るケージミルからなる製砂機と、該製砂機からの破砕産
    物を所定の分配比で分配する分配装置と、分級機を含み
    前記分配装置の一方の被分配側に接続される製品砕砂生
    産ラインと、分配装置の他方の被分配側に接続されて前
    記製砂機からの破砕産物の一部を一定の割合だけ前記砕
    砂原料供給ラインに返戻する返送手段とからなることを
    特徴とする製砂装置。
  5. 【請求項5】 搬送装置を含む砕砂原料供給ラインと、
    該砕砂原料供給ラインから供給された砕砂原料を破砕す
    るケージミルからなる製砂機と、分級機を含み製砂機の
    破砕産物取出し部に接続される製品砕砂生産ラインと、
    該製品砕砂生産ラインにおける破砕産物と製品砕砂のい
    ずれか一方を定期的かつ自動的にサンプリングして、そ
    の粒度分布を自動測定する粒度分布測定手段と、該粒度
    分布測定手段の測定結果が予め定められる設定条件に合
    致するようにケージミルの回転数を制御する回転制御手
    段とからなることを特徴とする製砂装置。
  6. 【請求項6】 搬送装置を含む砕砂原料供給ラインと、
    該砕砂原料供給ラインから供給された砕砂原料を破砕す
    るケージミルからなる製砂機と、該製砂機からの破砕産
    物を所定の分配比で分配する分配装置と、分級機を含み
    前記分配装置の一方の被分配側に接続される製品砕砂生
    産ラインと、分配装置の他方の被分配側に接続されて前
    記製砂機からの破砕産物の一部を一定の割合だけ前記砕
    砂原料供給ラインに返戻する返送手段と、前記製品砕砂
    生産ラインにおける破砕産物と製品砕砂のいずれか一方
    を定期的かつ自動的にサンプリングして、その粒度分布
    を自動測定する粒度分布測定手段と、該粒度分布測定手
    段の測定結果が予め定められる設定条件に合致するよう
    にケージミルの回転数を制御する回転制御手段とからな
    ることを特徴とする製砂装置。
  7. 【請求項7】 砕砂原料供給ラインに、ケージミルに供
    給し得ない大きさの原石を破砕するためのコーンクラッ
    シャと該クラッシャからの破砕物を篩分ける篩が直列的
    に介設されてなる請求項4、5または6に記載の製砂装
    置。
  8. 【請求項8】 予め定められる前記設定条件が、製砂機
    の回転数と該回転数に対応したFM値との関係で決定さ
    れるデータベースに基づくものである請求項5または6
    に記載の製砂装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021147881A (ja) * 2020-03-19 2021-09-27 株式会社東宏 岩塊サイズの最適化システム、最適化方法、プログラム、及び記録媒体

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