JPH10277619A - 熱間圧延装置及び方法 - Google Patents

熱間圧延装置及び方法

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JPH10277619A
JPH10277619A JP9122852A JP12285297A JPH10277619A JP H10277619 A JPH10277619 A JP H10277619A JP 9122852 A JP9122852 A JP 9122852A JP 12285297 A JP12285297 A JP 12285297A JP H10277619 A JPH10277619 A JP H10277619A
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JP
Japan
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roll
horizontal force
rolling
lower work
work roll
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JP9122852A
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Satoshi Murata
早登史 村田
Fumio Fujita
文夫 藤田
Masaaki Yamamoto
雅明 山本
Matsuo Yoshimoto
松男 吉本
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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    • B21B13/00Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories
    • B21B13/14Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories having counter-pressure devices acting on rolls to inhibit deflection of same under load; Back-up rolls
    • B21B13/145Lateral support devices for rolls acting mainly in a direction parallel to the movement of the product
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B21B2001/225Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length by hot-rolling
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    • B21B13/00Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories
    • B21B13/02Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories with axes of rolls arranged horizontally
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    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱間圧延時に通板・尻抜け時の圧延安定性を
高める圧延装置及び方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 上下ワークロール及びこれに接触して回
転する控えロールを有する熱間圧延装置において、上下
ワークロール1,2が控えロール3に対して圧延方向出
側にオフセットしていること、上下ワークロール径の差
が0.1mm以上1mm以内であること、上下ワークロ
ール1,2の少なくともどちらかに圧延方向入側から水
平力を付与する装置5を備えていること、上記水平力付
与装置5を有する側に大径側のワークロール1を組み込
むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、熱間圧延、特に
薄板熱間圧延で問題となる通板・尻抜け時の圧延安定性
を飛躍的に高める圧延装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】複数の
スタンドが連続して圧延する薄板熱間仕上圧延の残され
た問題点の一つとして通板不安定がある。これは圧延を
開始して材料が圧延機のロールバイトにかみ込む時、及
び圧延を終了して材料が圧延機ロールバイト内を抜けて
いくときに材料が幅方向に曲がって折れ曲がり、かみ込
まなくなって圧延を停止せざるをえなくなったり、板が
破断してロールに傷を付けたりする現象である。これを
予防するのに、圧延機の運転者は前の材料が圧延された
ときの材料の走行の仕方(曲がり方)を観察してレベリ
ング(ロールギャップの板幅方向分布)を調整してい
た。
【0003】近年、圧延機の駆動側、運転側で検出され
る圧延荷重の差と、板の幅方向への偏りとの間に関連が
あることに注目して、圧延荷重の差に応じてレベリング
を操作し通板不安定を回避する技術が開発されている
(特開昭61−219411)。
【0004】また、材料のスタンド間での幅方向への偏
り量を計測してレベリングを操作する制御方法も提案さ
れている(特開昭61−143016)。
【0005】しかし通板不安定が発生する圧延機のスタ
ンド間は5〜6mであり、一方圧延速度は最高で毎分1
500m程度にまで及ぶ高速である。そのためスタンド
間を通過する時間は約0.2秒という非常に短時間であ
り、上記の技術によっても効果を上げることは難しい。
さらに特開昭61−219411に関して言えば、圧延
荷重の差を発生させる要因は、材料の幅方向への偏りだ
けではなく板厚や材料の変形抵抗の幅方向分布の偏り、
圧延機の弾性変形特性の駆動側、運転側での差異なども
考えられ、これらの原因を適切に分類する必要があるこ
とが制御を困難にしていた。
【0006】また、ワークロール軸受け箱と圧延機ハウ
ジングメタルの間のクリアランスを一定値以下に管理す
るように、ロール軸受け箱の変位を計測して変位が設定
値を超えた時にライナーメタルを交換することが提案さ
れている(特開平4−210808)。
【0007】この公知技術によれば軸受け箱の変位を拘
束すれば圧延の安定化が得られるが、板厚制御のための
ロールギャップ変更やロール組替え時のスムーズさなど
からある程度のクリアランスは必要であり、さらにどの
ような状況でロール軸受け箱が移動するかが明確でな
く、無駄な設備管理工事が多くなる可能性がある。また
ロール軸受け箱とワークロールの間に存在するクリアラ
ンスは全く拘束していない状態であるため圧延ロールの
位置を完全に安定化させているわけではない。
【0008】
【課題を解決するための手段】発明者らが実圧延機にて
調査した結果、そして特開平4−210808から、ワ
ークロールが安定した位置にあって、圧延前後または圧
延中に軸方向、そして圧延方向に動かなければ上記のよ
うな通板不安定は飛躍的に改善されることが分かった。
【0009】装置上、ワークロールはオフセットといわ
れる、控えロールに対して圧延方向に相対的にずらせた
配置を取るような状態に設定されている(図7)。この
オフセット量は軸受けの強度にもよるが通常5mm以上
の量である。オフセットを与えることでワークロールと
控えロールとの接触力に水平成分が発生し、ワークロー
ルはオフセットを与えられた方向に押し付けられ安定す
ると考えられている。
【0010】しかしながら発明者らが実圧延を調査した
結果、特に材料が圧延機にかみ込むときそして尻抜けす
るときにワークロールが圧延方向に動く場合があること
が観測された。通常の力の関係では考えられない挙動で
あるため、従来はその原因が明らかにされなかったが、
発明者らが詳細に実圧延を観察した結果、この現象が以
下のような原因によることを明らかにした。すなわち、
実圧延で上下ワークロールの回転数が同じでありワーク
ロール径がわずかに異なる場合には、上下ワークロール
の速度は微妙に異なる。材料が圧延機から抜けた後に上
下ワークロールが接触することによって、上下ワークロ
ールの速度の微妙な差に応じた、それぞれの逆方向のト
ルクが発生し、上下いずれかのワークロールが圧延中に
押し付けられていた方向と逆方向に移動するという現象
である。
【0011】この現象は、圧延機が弾性体であり、圧延
中の大きな圧延荷重によってロールギャップが広がり、
圧延が終了した途端にこの弾性変形が元に戻ってロール
ギャップが小さくなることによって発生するものであ
り、圧延材の仕上板厚が薄いとき、あるいは圧延荷重が
高いためにロールギャップ設定値が小さいときに発生し
やすい。
【0012】さらに上下ワークロール接触によって発生
する水平力は図8、図9に示すように上下ワークロール
の径差と圧延機の設定ギャップ値、または上下ワークロ
ールの径差と上下ワークロール接触荷重で整理できるこ
とがわかった。なお上下ワークロール径差が小さいとき
(0.05mm)には水平力の正負が逆転している。こ
れは上下ワークロールの径差が0.1mm未満である
と、圧延中の熱膨張や摩耗によりロール径の大小が変化
して、ワークロール接触時のトルクの方向が変化したた
めである。
【0013】控えロールとのオフセットによって生じる
押し付け力は、通常、接触荷重の1%程度である。循環
トルクによるワークロールの押し付け力はオフセットに
よる押し付け力の数倍になることが確認されており(図
10)、オフセットによる押し付け力と逆向きに働けば
ワークロール及び軸受け箱は容易に移動してしまう。
【0014】材料をかみ込んで圧延を開始するとロール
ギャップが開き、上下ワークロールが離れるため接触に
よって生じたトルクがなくなるので、オフセットと逆向
きに移動したワークロール及び軸受け箱はオフセットに
より生じる押し付け力の方向に移動する。図11にワー
クロールが控えロールに対して圧延方向出側にオフセッ
トしておりかつ上ワークロールが大きいときの、a)バ
ー間(圧延材尻抜け後かつ次材圧延前)、及びb)圧延
時の、ワークロールに働く圧延方向水平力を示す。
【0015】一方、熱間仕上圧延機内では材料の先後端
は矩形を保たず、舌状、魚の尾状の形状となることが知
られている。また前述のような圧延材はさまざまな幅方
向の非対称をもっているため圧延機にかみ込みあるいは
尻抜けするときには幅方向同時に圧延が開始されない。
このため、かみ込み時には上下ワークロール同士が接触
している状態からの非接触がロール胴長方向で同時に起
こるとは限らず、駆動側、運転側のどちらかだけが先に
オフセット方向に動かされる場合がある。
【0016】同様に、尻抜け時には、上下ワークロール
同士の接触が同時に始まらず駆動側、運転側のどちらか
だけが先にオフセットと逆方向に動かされる。
【0017】例えば、ワークロールが控えロールに対し
圧延方向出側にオフセットしている場合を考える。
【0018】上下ワークロールは定常圧延中は圧延方向
出側に押し付けられている。しかしロールギャップの設
定が小さい場合、圧延をしていないときには圧延荷重が
ないため上下のワークロールが接触して、大径側のワー
クロールが圧延方向入側に押し付けられるように移動す
る。ワークロールが圧延方向に移動すると、控えロール
とのオフセットにより、ワークロールが控えロールに乗
り上げる形となるためロールギャップも変化する。すな
わち板幅方向でワークロールの圧延方向移動量が異なる
とロールギャップの変化も板幅方向で異なることとなり
圧下率が板幅方向で異なることとなる。そうなると板は
幅方向に曲がり、前述したような通板不安定が発生する
ものと考えられる。
【0019】発明者はこれを防止する方法として、以下
の方法を発案した。基本的に上記のようなメカニズムで
ワークロールの移動が発生するとき、圧延方向出側にオ
フセットが設定してある場合は小径側のワークロールは
いつも圧延方向出側に押し付けられており、ハウジング
から軸受け箱、軸受け箱からワークロールの間のクリア
ランスをなくしているため、特に対策を取らなくても安
定した位置にある。
【0020】これに対して大径側のワークロールはワー
クロールが接触するたびに大きく移動するため、このロ
ールに対する対策を施した。具体的には、上下ワークロ
ールの少なくともどちらか一方にオフセットと反対側す
なわち圧延方向入側から水平力を付与する装置を設置
し、水平力付与装置を設置した側に大径のワークロール
を組み入れることとし、少なくともワークロール接触が
発生し入側方向に押し付ける力が働く間すなわち材料の
尻抜け時から次の材料の通板時までの間、入側からの水
平力付与によって大径側ワークロールの圧延方向入側へ
の移動を防止すると共に、ハウジングから軸受け箱、軸
受け箱からワークロールの間のクリアランスをなくして
ワークロールを安定した位置にすることである。
【0021】また上下ワークロールが接触した際には、
大径ワークロールに圧延入側向きの力が生じるが、図
8、図9のように上下ワークロールの径差が0.1mm
未満であると、圧延中の熱膨張や摩耗によりロール径の
大小が変化して、ワークロール接触時のトルクの方向が
変化する場合があることが観測された。またロール径差
が1mm以上であると上下ワークロールの接触時にワー
クロール間にすべりが生じロール及び製品表面性状が悪
化することが観測された。そのため上下ワークロール径
差は0.1mm以上1mm以下とした。
【0022】かくして、本発明は、圧延装置に関して
は、上下ワークロールが控えロールに対して圧延方向出
側にオフセットしていること、上下ワークロール径の差
が0.1mm以上1mm以内であること、上下ワークロ
ールの少なくともどちらかに圧延方向入側から水平力を
付与する装置を備えていること、上記水平力付与装置を
有する側に大径のワークロールを組み込むことを特徴と
する。
【0023】また、本発明はその圧延方法に関しては、
上下ワークロールを控えロールに対して圧延方向出側に
オフセットさせ、上下のワークロール径の差が0.1m
m以上1mm以内とし、少なくとも材料の尻抜け時から
次の材料の通板時までの間、大径側のワークロールに圧
延方向入側から水平力を加えることを特徴とする。
【0024】また発明者らの測定によると、材料の通板
前に上下ワークロールが接触した際に大径ロール側に生
ずる圧延入側向きの力は、実操業の範囲では最大でも5
0ton未満(45ton程度)である。そのため大径
側ワークロールを常に安定させるには、50ton以上
の水平力を与えればよい。また水平力の上限は板厚制御
でロールギャップを変更する際のスムーズさや、ワーク
ロール軸受け箱の強度で決定される。この値は通常10
0ton以上と考えられるが圧延機によって異なるため
特に限定しないこととした。これにより本発明の上記圧
延方法において、大径側のワークロールに加える水平力
を常に50ton以上とすることが好ましい。
【0025】また、上下ワークロール接触によって発生
する水平力は図8、図9に示すように上下ワークロール
の径差と圧延機のギャップ設定値、または上下ワークロ
ールの径差と上下ワークロール接触荷重で整理できる。
そのため大径側ワークロールを常に安定させるには、水
平力付与装置で付与する水平力は常に一定でなくても良
く、ロール径差及びギャップ値、またはロール径差及び
上下ワークロール接触荷重から計算した入側方向力より
も大きければよい。これより、本発明の上記圧延方法に
おいて、ワークロールに加える水平力は上下ワークロー
ル径及び圧延機のギャップ設定値に応じて変化させるこ
とが好ましい。
【0026】さらには、ワークロールに加える水平力は
上下ワークロール径及び材料通板前の上下ワークロール
接触荷重に応じて変化させることが好ましい。
【0027】本発明は、上記の圧延方向に対する入出側
そしてワークロールの径の大小関係について上記の関係
とは逆の場合も成立する。すなわち、上記の本発明の内
容において、圧延方向での上下ロールのオフセットを出
側の代わりに入側にもたせ、上下ロールの少なくともど
ちらかに圧延方向に与える水平力を入側に代えて出側で
与え、水平力付与装置を有する側に組み込むワークロー
ルを大径のものに代えて小径とすることにより成立す
る。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明装置の一実施形態を図1に
示す。図1(A),(B)において、1は大径側ワーク
ロール、2は小径側ワークロール、3は上下の控えロー
ル、4はワークロール軸受け箱である(図1(A)では
軸受け箱を省略してある)。図1に圧延方向を示してい
るが、上下ワークロール1,2は控えロール3に対して
圧延方向出側にオフセットしている。また5は大径側ワ
ークロール1に接するように設置した水平力付与装置で
ある。水平力付与装置5は押さえロール6、押さえロー
ル軸受け箱7、シリンダ8からなっており、シリンダ8
は図示しないハウジングで支持されている。また大径側
ワークロール1と小径側ワークロール2の径差は0.1
mm以上1mm以下である。
【0029】図2は図1の例の変形例で、水平力付与装
置5を2箇所に分割して配置した例である。図2では2
分割であるが何分割してもよく、水平力付与装置5の間
隔が均等あるいは対称である必要はない。また材料の通
るところを避けて水平力付与装置5を設置してもよい。
【0030】図3は他の変形例で、材料の通る場所を避
け、ワークロールの駆動側、運転側のネック部に水平力
付与装置5を設置した例である。
【0031】図4はさらに他の変形例で、水平力付与装
置5をワークロール軸受け箱4の外側に設置した例であ
る。
【0032】図1〜4では大径ワークロール1が上側と
なっているが、下側ロールを大径とし下側ロールに水平
力付与装置5を設置した形式でも構わない。水平力付与
装置5は大径ワークロール1の圧延方向入側に水平に設
置してあるが、水平力が付与でき、圧延に支障にならな
い範囲であればよい。例えば斜め上方、斜め下方から水
平力を付与してもよく、また大径ワークロール1の軸心
とずれた位置に水平力を付与してもよい。水平力付与装
置を上下ワークロールともに設置してもよい。水平力付
与装置の形態は図1〜4以外でもよい。
【0033】かかる構成にて圧延を行う際には、板厚の
厚い材料などギャップ設定値が大きく上下ワークロール
が接触しない場合には、大径ワークロール1を圧延方向
入側に押し付ける力は作用しないから、水平力を付与し
てもしなくてもよい。板厚の薄い材料や硬質材などギャ
ップ設定値が小さく上下ワークロールが接触する場合に
は、水平力付与装置5により、少なくとも材料の尻抜け
時から次の材料の通板時まで水平力を付与する。
【0034】発明者らの測定結果(図8、図9)による
と、圧延方向入側に移動させる力は最大でも50ton
以下(45ton程度)である。そのため水平力の大き
さを常に一定とする場合にはワークロール接触によって
発生する入側方向の水平力の範囲をカバーするために水
平力を常に50ton以上とすることが望ましい。
【0035】図5には他の実施形態を示す。図5で9は
水平力設定装置、10は水平力制御装置、11は水平力
を測定するロードセルである。ロードセル11は図示し
ないハウジングと水平力付与装置5の間に設置してあ
る。かかる構成にて圧延を行う際は、水平力設定装置9
には上下のワークロール径及びギャップ設定値が図示し
ない上位コンピュータから入力され、該水平力設定装置
9は水平力設定値を計算し水平力制御装置10に出力す
る。水平力制御装置10はロードセル11で検出した水
平力が設定値となるように水平力付与装置5を調整す
る。このとき、水平力付与装置の形態は図1〜4に図示
したもののいずれでもまたこれ以外のものでもよい。
【0036】図6にはさらに他の実施形態を示す。図6
で9は水平力設定装置、10は水平力制御装置、11は
水平力を測定するロードセル、12は圧延荷重や上下ワ
ークロールの接触荷重を測定するロードセルである。ロ
ードセル11は図示しないハウジングと水平力付与装置
5の間に設置してある。かかる構成にて圧延を行う際
は、水平力設定装置9には上位コンピュータから上下の
ワークロール径が入力され、一方ロードセル12で測定
した上下ワークロール接触荷重が入力される。水平力設
定装置9は水平力設定値を計算し水平力制御装置10に
出力する。10はロードセル12で検出した水平力が設
定値となるように水平力付与装置5を調整する。このと
き、水平力付与装置の形態は図1〜4に図示したものの
いずれでも、またこれ以外のものでもよい。
【0037】
【実施例】上下ワークロール回転数が同じとなる駆動系
をもつ圧延機にて、上ワークロールに圧延方向出側向き
に一定の水平力を付与する装置を設置し、上ワークロー
ル径を下ワークロール径よりも0.3〜0.7mm大き
くして運用することとした。水平力付与装置を調整し付
与水平力を10tonとし圧延を実施した結果、通板不
安定によるワークロール組替え頻度は従来とあまり変わ
らなかった。そこで、付与水平力を30tonとしたと
ころ、ワークロール組替え頻度は従来の75%程度とな
った。さらに付与水平力を50tonとしたところ、組
替え頻度は従来の40%以下に減少し、圧延の安定性を
飛躍的に高めることができた。なお、付与水平力を12
0tonまで上昇して試験を行ったところ、組替え頻度
は従来の30〜40%程度とあまり変わらず、逆に水平
力100ton以上のときには板厚制御でのロールギャ
ップ変更が困難になる現象が発生した。そこで水平力を
50tonとして運用しているが、通板不安定によるワ
ークロール組替え頻度は従来の30〜40%で安定して
いる。
【0038】また、ワークロールに加える水平力を上下
ワークロール径及び圧延機のギャップ設定値に応じて変
化させる装置を設置し同様の試験を行ったところ、常に
50ton以上の水平力を付与しなくても通板不安定に
よるワークロール組替え頻度は従来の30〜40%であ
った。装置を一部改良して水平力を上下ワークロール径
及び材料通板前の上下ワークロール接触荷重に応じて変
化させても同様の結果が得られた。
【0039】以上説明した実施形態における圧延方向に
対する入出側そしてワークロールの径の大小関係につい
てこれとは逆の関係の場合の実施形態も成立する。すな
わち、上記の本発明の内容において、圧延方向での上下
ロールのオフセットを出側の代わりに入側にもたせ、上
下ロールの少なくともどちらかに圧延方向に与える水平
力を入側に代えて出側で与え、水平力付与装置を有する
側に組み込むワークロールを大径のものに代えて小径と
することにより成立する。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明装置によれば、大径
側又は小径側のワークロールに水平力付与装置を設置
し、大径側又は小径側ワークロールに圧延方向出側又は
入側の水平力を付与したので、上下ワークロール接触時
に大径側又は小径側のワークロールが入側又は出側に移
動するのを防止してワークロール位置を安定させること
ができ、通板不安定によるワークロール組替え頻度を大
きく減少させて圧延の安定性を飛躍的に高めることがで
きた。また、本発明方法によれば、上記本発明装置のも
とで圧延時の安定性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、(A)は側面図、
(B)は(A)におけるB−B断面図である。
【図2】図1装置の変形例を示し、(A)は側面図、
(B)は(A)におけるB−B断面図である。
【図3】図1装置の他の変形例を示し、(A)は側面
図、(B)は(A)におけるB−B断面図である。
【図4】図1装置のさらに他の変形例を示し、(A)は
側面図、(B)は(A)におけるB−B断面図である。
【図5】本発明の他の実施形態を示す側面図である。
【図6】本発明のさらに他の実施形態を示す側面図であ
る。
【図7】ワークロールと控えロールとの間のオフセット
の説明図である。
【図8】上下ワークロール接触時の水平力と設定ギャッ
プ値の関係を示す図である。
【図9】上下ワークロール接触時の水平力と接触時の荷
重の関係を示す図である。
【図10】水平力と接触時の荷重の関係を示す図であ
る。
【図11】ワークロールに働く水平方向力の説明図(ワ
ークロールが出側にオフセットし、かつ上ワークロール
大のとき)で、(A)はバー間上下ワークロール接触
時、(B)は圧延時を示す。
【符号の説明】
1 大径側ワークロール 2 小径側ワークロール 3 上下ワークロールの控えロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉本 松男 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下ワークロール及びこれに接触して回
    転する控えロールを有する熱間圧延装置において、上下
    ワークロールが控えロールに対して圧延方向出側にオフ
    セットしていること、上下ワークロール径の差が0.1
    mm以上1mm以内であること、上下ワークロールの少
    なくともどちらかに圧延方向入側から水平力を付与する
    装置を備えていること、上記水平力付与装置を有する側
    に大径側のワークロールを組み込むことを特徴とする熱
    間圧延装置。
  2. 【請求項2】 上下ワークロールを控えロールに対して
    圧延方向出側にオフセットさせ、上下のワークロール径
    の差が0.1mm以上1mm以内とし、少なくとも材料
    の尻抜け時から次の材料の通板時までの間、大径側のワ
    ークロールに圧延方向入側から水平力を加えることを特
    徴とする熱間圧延方法。
  3. 【請求項3】 大径側のワークロールに加える水平力を
    常に50ton以上とすることとする請求項2に記載の
    熱間圧延方法。
  4. 【請求項4】 ワークロールに加える水平力は上下ワー
    クロール径及び圧延機のギャップ設定値に応じて変化さ
    せることとする請求項2に記載の熱間圧延方法。
  5. 【請求項5】 ワークロールに加える水平力は上下ワー
    クロール径及び材料通板前の上下ワークロール接触荷重
    に応じて変化させることとする請求項2に記載の熱間圧
    延方法。
  6. 【請求項6】 上下ワークロール及びこれに接触して回
    転する控えロールを有する熱間圧延装置において、上下
    ワークロールが控えロールに対して圧延方向入側にオフ
    セットしていること、上下ワークロール径の差が0.1
    mm以上1mm以内であること、上下ワークロールの少
    なくともどちらかに圧延方向出側から水平力を付与する
    装置を備えていること、上記水平力付与装置を有する側
    に小径側のワークロールを組み込むことを特徴とする熱
    間圧延装置。
  7. 【請求項7】 上下ワークロールを控えロールに対して
    圧延方向入側にオフセットさせ、上下のワークロール径
    の差が0.1mm以上1mm以内とし、少なくとも材料
    の尻抜け時から次の材料の通板時までの間、小径側のワ
    ークロールに圧延方向出側から水平力を加えることを特
    徴とする熱間圧延方法。
  8. 【請求項8】 小径側のワークロールに加える水平力を
    常に50ton以上とすることとする請求項7に記載の
    熱間圧延方法。
  9. 【請求項9】 ワークロールに加える水平力は上下ワー
    クロール径及び圧延機のギャップ設定値に応じて変化さ
    せることとする請求項7に記載の熱間圧延方法。
  10. 【請求項10】 ワークロールに加える水平力は上下ワ
    ークロール径及び材料通板前の上下ワークロール接触荷
    重に応じて変化させることとする請求項7に記載の熱間
    圧延方法。
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