JPH10278020A - セメント成型物の成型装置 - Google Patents
セメント成型物の成型装置Info
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- JPH10278020A JPH10278020A JP8942497A JP8942497A JPH10278020A JP H10278020 A JPH10278020 A JP H10278020A JP 8942497 A JP8942497 A JP 8942497A JP 8942497 A JP8942497 A JP 8942497A JP H10278020 A JPH10278020 A JP H10278020A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 上型と下型との間に充填される原材料に含ま
れる余剰水分を、確実に脱水して外部に排出するセメン
ト成型物の成型装置を提供する。 【解決手段】 上型3と下型2とを備え、これら型には
その型面に開口する水抜き部20・30が設けられると
共に、該水抜き部20・30の下流側には吸引管41・
42が接続され、上型3と下型2との間に介装した原材
料の余剰水分を、吸引手段4により前記水抜き部20・
30及び吸引管41・42を介して吸引除去するように
したセメント成型物の成型装置において、上型3の水抜
き部30の下流側に除去水の貯留室50を設けて、この
貯留室50内の上方に吸引管42を開口させる一方、前
記貯留室50には除去水の排出口52を設けると共に、
この排出口52には、原材料の余剰水分の吸引時に該排
出口52を閉鎖する閉鎖蓋53を設けた。
れる余剰水分を、確実に脱水して外部に排出するセメン
ト成型物の成型装置を提供する。 【解決手段】 上型3と下型2とを備え、これら型には
その型面に開口する水抜き部20・30が設けられると
共に、該水抜き部20・30の下流側には吸引管41・
42が接続され、上型3と下型2との間に介装した原材
料の余剰水分を、吸引手段4により前記水抜き部20・
30及び吸引管41・42を介して吸引除去するように
したセメント成型物の成型装置において、上型3の水抜
き部30の下流側に除去水の貯留室50を設けて、この
貯留室50内の上方に吸引管42を開口させる一方、前
記貯留室50には除去水の排出口52を設けると共に、
この排出口52には、原材料の余剰水分の吸引時に該排
出口52を閉鎖する閉鎖蓋53を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セメント成型物の
成型装置に関する。
成型装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種の成型装置にあっては、例
えば実公平2−15617号公報に示されているよう
に、上型と下型とを備え、これら型にはその型面に開口
する水抜き部を設けると共に、この水抜き部の下流側に
吸引管を接続して成り、上型と下型との間に介装したセ
メント原材料に含まれる水分を吸引ポンプにより前記水
抜き部及び吸引管を介して吸引して、前記セメント原材
料中の余剰水分を除去しながら上型と下型とで原材料を
所望の形状にプレス成型するようにしている。
えば実公平2−15617号公報に示されているよう
に、上型と下型とを備え、これら型にはその型面に開口
する水抜き部を設けると共に、この水抜き部の下流側に
吸引管を接続して成り、上型と下型との間に介装したセ
メント原材料に含まれる水分を吸引ポンプにより前記水
抜き部及び吸引管を介して吸引して、前記セメント原材
料中の余剰水分を除去しながら上型と下型とで原材料を
所望の形状にプレス成型するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで以上の成型装
置では、前述したように、上下両型によりセメント原材
料を加圧する際、セメント原材料に含まれる水分を、吸
引ポンプにより前記水抜き部を介して真空脱水を行うの
であるが、セメント原材料から脱水される水にはセメン
ト分が含まれるため、脱水作業の継続実施により特に流
量の多い吸引管内にセメント分が堆積し易くて、該吸引
管が詰まり、セメント原材料から除去した水を外部に円
滑に排出することが出来なくなって、水抜き部に滞留す
る搾水が、型の型面と成型品の表面との間に再度流れ込
んで成型品の表面を濡らし、その表面が成型品の養生工
程で白化する問題があるし、更には吸引管の閉塞によ
り、真空脱水作業が円滑に行えなくなって、成型品の脱
水不良も生じる問題がある。
置では、前述したように、上下両型によりセメント原材
料を加圧する際、セメント原材料に含まれる水分を、吸
引ポンプにより前記水抜き部を介して真空脱水を行うの
であるが、セメント原材料から脱水される水にはセメン
ト分が含まれるため、脱水作業の継続実施により特に流
量の多い吸引管内にセメント分が堆積し易くて、該吸引
管が詰まり、セメント原材料から除去した水を外部に円
滑に排出することが出来なくなって、水抜き部に滞留す
る搾水が、型の型面と成型品の表面との間に再度流れ込
んで成型品の表面を濡らし、その表面が成型品の養生工
程で白化する問題があるし、更には吸引管の閉塞によ
り、真空脱水作業が円滑に行えなくなって、成型品の脱
水不良も生じる問題がある。
【0004】本発明は以上の実情に鑑みて開発したもの
であって、目的とするところは、上型と下型との間に充
填される原材料に含まれる余剰水分を、確実に脱水して
外部に排出することが出来るセメント成型物の成型装置
を提供するにある。
であって、目的とするところは、上型と下型との間に充
填される原材料に含まれる余剰水分を、確実に脱水して
外部に排出することが出来るセメント成型物の成型装置
を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに本願の発明は、上型3と下型2とを備え、これら型
にはその型面に開口する水抜き部20・30が設けられ
ると共に、該水抜き部20・30の下流側には吸引管4
1・42が接続され、上型3と下型2との間に介装した
原材料の余剰水分を、吸引手段4により前記水抜き部2
0・30及び吸引管41・42を介して吸引除去するよ
うにしたセメント成型物の成型装置において、上型3と
下型2の少なくとも一方の水抜き部30の下流側に除去
水の貯留室50を設けて、この貯留室50内の上方に前
記吸引管42を開口させる一方、前記貯留室50には前
記除去水を外部に排出するための排出口52を設けると
共に、この排出口52には前記吸引手段4による前記原
材料の余剰水分の吸引時に該排出口52を閉鎖する閉鎖
手段53を設けたのである。
めに本願の発明は、上型3と下型2とを備え、これら型
にはその型面に開口する水抜き部20・30が設けられ
ると共に、該水抜き部20・30の下流側には吸引管4
1・42が接続され、上型3と下型2との間に介装した
原材料の余剰水分を、吸引手段4により前記水抜き部2
0・30及び吸引管41・42を介して吸引除去するよ
うにしたセメント成型物の成型装置において、上型3と
下型2の少なくとも一方の水抜き部30の下流側に除去
水の貯留室50を設けて、この貯留室50内の上方に前
記吸引管42を開口させる一方、前記貯留室50には前
記除去水を外部に排出するための排出口52を設けると
共に、この排出口52には前記吸引手段4による前記原
材料の余剰水分の吸引時に該排出口52を閉鎖する閉鎖
手段53を設けたのである。
【0006】
【発明の実施の形態】まず図1に示すセメント成型物の
成型装置は、部分的に厚肉部10を備えたセメント成型
物1を成形するためのものであって、基本的には、第1
水抜き部20を持つ下型2と、第2水抜き部30を持つ
上型3とを備え、下型2は、固定基台21上に設置した
下型本体22と、この下型本体22上に組付けた下型部
材23とから成る。
成型装置は、部分的に厚肉部10を備えたセメント成型
物1を成形するためのものであって、基本的には、第1
水抜き部20を持つ下型2と、第2水抜き部30を持つ
上型3とを備え、下型2は、固定基台21上に設置した
下型本体22と、この下型本体22上に組付けた下型部
材23とから成る。
【0007】下型部材23は、セメント成型物1の内側
面側を成形するものであって、その上面が成型用の型面
23aとされ、この型面23aには、該下型部材23に
形成した多数の水抜き孔24が開口している。この下型
部材23における下面の周縁部には、空間形成用枠25
が全周に渡って突設され、下型部材23を下型本体22
の取付部22aに取付けた状態において、該取付部22
aと下型部材23との間に水抜き空間26が形成される
ようになっており、また下型部材23の型面には濾材2
7が敷設されている。この濾材27は、セメント成型物
1の原材料であるセメント配合物が前記した水抜き孔2
4内に侵入するのを防止するためのものであって、濾布
や金網等から成り、この濾材27は、下型部材23の周
縁部を包み込むように覆った状態で前記した空間形成枠
25に固定部材28により固定されている。
面側を成形するものであって、その上面が成型用の型面
23aとされ、この型面23aには、該下型部材23に
形成した多数の水抜き孔24が開口している。この下型
部材23における下面の周縁部には、空間形成用枠25
が全周に渡って突設され、下型部材23を下型本体22
の取付部22aに取付けた状態において、該取付部22
aと下型部材23との間に水抜き空間26が形成される
ようになっており、また下型部材23の型面には濾材2
7が敷設されている。この濾材27は、セメント成型物
1の原材料であるセメント配合物が前記した水抜き孔2
4内に侵入するのを防止するためのものであって、濾布
や金網等から成り、この濾材27は、下型部材23の周
縁部を包み込むように覆った状態で前記した空間形成枠
25に固定部材28により固定されている。
【0008】また下型本体22と固定基台21との間に
は、吸引室29が画成されており、この吸引室29は、
下型本体22の取付部22aに設けた吸引孔22bを介
して前記水抜き空間26に連通し、前記した第1水抜き
部20を、前述の水抜き孔24、水抜き空間26、吸引
孔22b及び吸引室29及びにより構成している。また
第1水抜き部20を構成する吸引室29には、第1吸引
管41を接続し、この第1吸引管41の下流側には、吸
引手段としての吸引ポンプ4を設けている。
は、吸引室29が画成されており、この吸引室29は、
下型本体22の取付部22aに設けた吸引孔22bを介
して前記水抜き空間26に連通し、前記した第1水抜き
部20を、前述の水抜き孔24、水抜き空間26、吸引
孔22b及び吸引室29及びにより構成している。また
第1水抜き部20を構成する吸引室29には、第1吸引
管41を接続し、この第1吸引管41の下流側には、吸
引手段としての吸引ポンプ4を設けている。
【0009】一方、上型3は、可動垂直型3aと可動傾
斜型3bとから構成されており、またこの可動垂直型3
aは、下型2とでセメント成型物1の薄肉部11となる
キャビティ空間を形成し、その下面が成型用の型面31
aとされているのであって、この可動垂直型3aは、駆
動手段(図示せず)により鉛直方向に昇降可能としてい
る。
斜型3bとから構成されており、またこの可動垂直型3
aは、下型2とでセメント成型物1の薄肉部11となる
キャビティ空間を形成し、その下面が成型用の型面31
aとされているのであって、この可動垂直型3aは、駆
動手段(図示せず)により鉛直方向に昇降可能としてい
る。
【0010】可動傾斜型3bは、下型2とで、セメント
成型物1の厚肉部10となるキャビティ空間を形成する
ものであって、駆動手段(図示せず)により斜め上下方
向に昇降可能としている。図に示す可動傾斜型3bは、
傾斜型本体31と型部材32とを備え、この型部材32
の下面が成型用の型面32aとされ、この型面32aに
は、型部材32に形成した多数の水抜き孔33が開口し
ており、またこの型部材32の型面32aには、前述の
下型部材23と同様、濾材34が敷設されている。
成型物1の厚肉部10となるキャビティ空間を形成する
ものであって、駆動手段(図示せず)により斜め上下方
向に昇降可能としている。図に示す可動傾斜型3bは、
傾斜型本体31と型部材32とを備え、この型部材32
の下面が成型用の型面32aとされ、この型面32aに
は、型部材32に形成した多数の水抜き孔33が開口し
ており、またこの型部材32の型面32aには、前述の
下型部材23と同様、濾材34が敷設されている。
【0011】尚、この濾材34は、その周縁部を、型部
材32の下面の周縁部に固定部材35により固定してい
る。また傾斜型本体31と型部材32との間には、吸引
室36が画成されており、この吸引室36は、型部材3
2に形成した前記水抜き孔33に連通しているのであっ
て、かかる水抜き孔33及び吸引室36により、前記し
た第2水抜き部30を構成している。
材32の下面の周縁部に固定部材35により固定してい
る。また傾斜型本体31と型部材32との間には、吸引
室36が画成されており、この吸引室36は、型部材3
2に形成した前記水抜き孔33に連通しているのであっ
て、かかる水抜き孔33及び吸引室36により、前記し
た第2水抜き部30を構成している。
【0012】尚、図に示す実施形態では、下型部材23
に形成された水抜き孔24の型面23a側開口が、水抜
き空間26側開口よりも上方に位置しているのに対し、
型部材32に形成された水抜き孔33の型面32a側開
口が、吸引室36側開口よりも下方に位置している。斯
くして以上の成型装置において、図に示す実施形態で
は、特に搾水が多く流れる第2水抜き部30の下流側に
除去水の貯留室50を設けているのであって、具体的に
は、傾斜型本体31の下部外側面に、貯留室50を備え
たハウジング5を取り外し可能に組付けて、第2水抜き
部30を構成する吸引室36の下部を前記貯留室50の
上部に連通させると共に、前記ハウジング5の上壁に、
一端が前記貯留室50の上面に開口し且つ他端が該ハウ
ジング5の外側面に開口する連通孔51を形成してい
る。そしてこの連通孔51に第2吸引管42の一端を接
続して、該第2吸引管42を貯留室50内の上方に前記
連通孔51を介して開口させると共に、第2吸引管42
の他端を前記吸引ポンプ4に接続している。
に形成された水抜き孔24の型面23a側開口が、水抜
き空間26側開口よりも上方に位置しているのに対し、
型部材32に形成された水抜き孔33の型面32a側開
口が、吸引室36側開口よりも下方に位置している。斯
くして以上の成型装置において、図に示す実施形態で
は、特に搾水が多く流れる第2水抜き部30の下流側に
除去水の貯留室50を設けているのであって、具体的に
は、傾斜型本体31の下部外側面に、貯留室50を備え
たハウジング5を取り外し可能に組付けて、第2水抜き
部30を構成する吸引室36の下部を前記貯留室50の
上部に連通させると共に、前記ハウジング5の上壁に、
一端が前記貯留室50の上面に開口し且つ他端が該ハウ
ジング5の外側面に開口する連通孔51を形成してい
る。そしてこの連通孔51に第2吸引管42の一端を接
続して、該第2吸引管42を貯留室50内の上方に前記
連通孔51を介して開口させると共に、第2吸引管42
の他端を前記吸引ポンプ4に接続している。
【0013】またハウジング5の側壁下部には、前記貯
留室50をハウジング5の外部に開放して、該貯留室5
0に溜まる除去水をハウジング5外に排出するための排
出口52を形成すると共に、前記側壁には、該排出口5
2の閉鎖手段としての閉鎖蓋53をヒンジ54を介して
揺動可能に支持し、閉鎖蓋53の自重と前記吸引ポンプ
4の駆動に伴う貯留室50内の負圧により、閉鎖蓋53
の内面を排出口52に密着させて、前記排出口52を閉
鎖蓋53で閉じるようにしている。
留室50をハウジング5の外部に開放して、該貯留室5
0に溜まる除去水をハウジング5外に排出するための排
出口52を形成すると共に、前記側壁には、該排出口5
2の閉鎖手段としての閉鎖蓋53をヒンジ54を介して
揺動可能に支持し、閉鎖蓋53の自重と前記吸引ポンプ
4の駆動に伴う貯留室50内の負圧により、閉鎖蓋53
の内面を排出口52に密着させて、前記排出口52を閉
鎖蓋53で閉じるようにしている。
【0014】また図に示す実施形態では、前記ハウジン
グ5の外側壁における前記排出口52の外周りにゴム製
のパッキング55を取付けて、閉鎖蓋53による前記排
出口52の閉鎖時にハウジング5外の空気が貯留室50
内に流入するのを阻止するようにしている。尚、図中6
は、第2水抜き部30の吸引室36に接続したエアーブ
ロー管を示す。
グ5の外側壁における前記排出口52の外周りにゴム製
のパッキング55を取付けて、閉鎖蓋53による前記排
出口52の閉鎖時にハウジング5外の空気が貯留室50
内に流入するのを阻止するようにしている。尚、図中6
は、第2水抜き部30の吸引室36に接続したエアーブ
ロー管を示す。
【0015】以上の成型装置では、上型3と下型2と
で、これら両型3・2で画成されるキャビティ内に介装
した原材料を圧縮成型する一方、吸引ポンプ4の駆動に
より吸引管41・42を介して第1、第2水抜き部20
・30内並びに貯留室50内の圧力が減圧するに伴い、
閉鎖蓋53の自重と吸引ポンプ4の駆動に伴う貯留室5
0内の負圧により、閉鎖蓋53の内面が排出口52のパ
ッキング55に密着して、前記排出口52が閉鎖蓋53
で閉じられ、キャビティ内の原材料に含まれる水分がこ
れら水抜き部20・30を介して脱水されるのであっ
て、即ち、セメント成型物1の薄肉部11に対応する部
位においては、第1水抜き部20を介して脱水される一
方、セメント成型物1の厚肉部10に対応する部位は、
第1水抜き部20と第2水抜き部30の両者を介して脱
水されるのである。
で、これら両型3・2で画成されるキャビティ内に介装
した原材料を圧縮成型する一方、吸引ポンプ4の駆動に
より吸引管41・42を介して第1、第2水抜き部20
・30内並びに貯留室50内の圧力が減圧するに伴い、
閉鎖蓋53の自重と吸引ポンプ4の駆動に伴う貯留室5
0内の負圧により、閉鎖蓋53の内面が排出口52のパ
ッキング55に密着して、前記排出口52が閉鎖蓋53
で閉じられ、キャビティ内の原材料に含まれる水分がこ
れら水抜き部20・30を介して脱水されるのであっ
て、即ち、セメント成型物1の薄肉部11に対応する部
位においては、第1水抜き部20を介して脱水される一
方、セメント成型物1の厚肉部10に対応する部位は、
第1水抜き部20と第2水抜き部30の両者を介して脱
水されるのである。
【0016】そして特に第2水抜き部30を介して吸引
ポンプ4の吸引力により吸引された搾水は、貯留室50
内の底部に一時貯留されて、該貯留室50の上方に開口
する前記第2吸引管42には流れ込むようなことがない
し、また排出口52が閉鎖蓋53で確実に閉鎖されてい
るので、吸引ポンプ4の吸引力が低下するようなことも
ないのである。一方、原材料に含まれる余剰水分の脱水
が終了して上下型2・3による型成形の終了に伴い、吸
引ポンプ4の駆動を停止して、成型品の脱型を行うべく
ブロー管6を介して前記吸引室36にエアーを導入する
と、この吸引室36に連通する貯留室50内の負圧が解
除されて、閉鎖蓋53が開き、貯留室50内に一時貯留
されていた搾水が前記排出口52から外部に排出される
のである。
ポンプ4の吸引力により吸引された搾水は、貯留室50
内の底部に一時貯留されて、該貯留室50の上方に開口
する前記第2吸引管42には流れ込むようなことがない
し、また排出口52が閉鎖蓋53で確実に閉鎖されてい
るので、吸引ポンプ4の吸引力が低下するようなことも
ないのである。一方、原材料に含まれる余剰水分の脱水
が終了して上下型2・3による型成形の終了に伴い、吸
引ポンプ4の駆動を停止して、成型品の脱型を行うべく
ブロー管6を介して前記吸引室36にエアーを導入する
と、この吸引室36に連通する貯留室50内の負圧が解
除されて、閉鎖蓋53が開き、貯留室50内に一時貯留
されていた搾水が前記排出口52から外部に排出される
のである。
【0017】斯くして、以上の成型装置によれば、原材
料から確実に余剰水分を脱水することが出来て、しかも
特に搾水が多く出る成型品の厚肉部10に対応する第2
水抜き部30において、かかる第2水抜き部30により
除去された搾水が吸引管42を流れることがないので、
かかる吸引管42が、搾水に含まれるセメント成分によ
り詰まるようなことがないのである。
料から確実に余剰水分を脱水することが出来て、しかも
特に搾水が多く出る成型品の厚肉部10に対応する第2
水抜き部30において、かかる第2水抜き部30により
除去された搾水が吸引管42を流れることがないので、
かかる吸引管42が、搾水に含まれるセメント成分によ
り詰まるようなことがないのである。
【0018】また貯留室50を備えたハウジング5を傾
斜型本体31に取り外し可能に組付けたことにより、か
かる貯留室50内のメンテナンスが容易に行える。以上
の実施形態では、特に搾水が多く流れる第2水抜き部3
0の下流側にのみ貯留室50を設けたが、第1水抜き部
20の下流側にも閉鎖蓋53により開閉可能な排出口5
2を備えた貯留室50を設けて、この貯留室50内の上
方に吸引管41を開口させるようにしてもよい。
斜型本体31に取り外し可能に組付けたことにより、か
かる貯留室50内のメンテナンスが容易に行える。以上
の実施形態では、特に搾水が多く流れる第2水抜き部3
0の下流側にのみ貯留室50を設けたが、第1水抜き部
20の下流側にも閉鎖蓋53により開閉可能な排出口5
2を備えた貯留室50を設けて、この貯留室50内の上
方に吸引管41を開口させるようにしてもよい。
【0019】また以上の実施形態では、ハウジング5
に、排出口52の閉鎖蓋53をヒンジ54を介して揺動
可能に支持して、閉鎖蓋53の自重と前記吸引ポンプ4
の駆動に伴う貯留室50内の負圧により、前記排出口5
2を閉鎖蓋53で閉鎖するようにしたが、例えば成型装
置の運転状況に応じて電気的に作動して、前記排出口5
2を開閉する開閉蓋を設けてもよい。
に、排出口52の閉鎖蓋53をヒンジ54を介して揺動
可能に支持して、閉鎖蓋53の自重と前記吸引ポンプ4
の駆動に伴う貯留室50内の負圧により、前記排出口5
2を閉鎖蓋53で閉鎖するようにしたが、例えば成型装
置の運転状況に応じて電気的に作動して、前記排出口5
2を開閉する開閉蓋を設けてもよい。
【0020】
【発明の効果】以上のごとく、請求項1記載の発明によ
れば、上型と下型の少なくとも一方の水抜き部の下流側
に除去水の貯留室を設けて、この貯留室内の上方に前記
吸引管を開口させる一方、前記貯留室には前記除去水を
外部に排出するための排出口を設けると共に、この排出
口には前記吸引手段による前記原材料の余剰水分の吸引
時に該排出口を閉鎖する閉鎖手段を設けたことにより、
吸引手段の駆動による原材料の余剰水分の吸引時には、
排出口を閉鎖蓋で閉じて、水抜き部並びに貯留室を負圧
に保つので、吸引手段による余剰水分の吸引が確実に行
われ、且つ水抜き部を介して除去された搾水は貯留室内
に一時貯留されて、該貯留室の上方に開口する吸引管に
流れ込むようなことがなく、しかも原材料に含まれる余
剰水分の脱水終了に伴い、閉鎖蓋が開き、貯留室内に一
時貯留されていた搾水を前記排出口から外部に確実に排
出することが出来、従って吸引管が詰まるような不具合
がなく、上型と下型との間に充填される原材料に含まれ
る余剰水分を安定的にしかも確実に脱水することが出来
る。
れば、上型と下型の少なくとも一方の水抜き部の下流側
に除去水の貯留室を設けて、この貯留室内の上方に前記
吸引管を開口させる一方、前記貯留室には前記除去水を
外部に排出するための排出口を設けると共に、この排出
口には前記吸引手段による前記原材料の余剰水分の吸引
時に該排出口を閉鎖する閉鎖手段を設けたことにより、
吸引手段の駆動による原材料の余剰水分の吸引時には、
排出口を閉鎖蓋で閉じて、水抜き部並びに貯留室を負圧
に保つので、吸引手段による余剰水分の吸引が確実に行
われ、且つ水抜き部を介して除去された搾水は貯留室内
に一時貯留されて、該貯留室の上方に開口する吸引管に
流れ込むようなことがなく、しかも原材料に含まれる余
剰水分の脱水終了に伴い、閉鎖蓋が開き、貯留室内に一
時貯留されていた搾水を前記排出口から外部に確実に排
出することが出来、従って吸引管が詰まるような不具合
がなく、上型と下型との間に充填される原材料に含まれ
る余剰水分を安定的にしかも確実に脱水することが出来
る。
【図1】 本発明にかかる成型装置の縦断面図。
2 下型 3 上型 30 第2水抜き部(水抜き部) 4 吸引手段 42 吸引管 50 貯留室 52 排出口 53 閉鎖蓋(閉鎖手段)
Claims (1)
- 【請求項1】上型と下型とを備え、これら型にはその型
面に開口する水抜き部が設けられると共に、該水抜き部
の下流側には吸引管が接続され、上型と下型との間に介
装した原材料の余剰水分を、吸引手段により前記水抜き
部及び吸引管を介して吸引除去するようにしたセメント
成型物の成型装置において、上型と下型の少なくとも一
方の水抜き部の下流側に除去水の貯留室を設けて、この
貯留室内の上方に前記吸引管を開口させる一方、前記貯
留室には前記除去水を外部に排出するための排出口を設
けると共に、この排出口には前記吸引手段による前記原
材料の余剰水分の吸引時に該排出口を閉鎖する閉鎖手段
を設けていることを特徴とするセメント成型物の成型装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8942497A JPH10278020A (ja) | 1997-04-08 | 1997-04-08 | セメント成型物の成型装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8942497A JPH10278020A (ja) | 1997-04-08 | 1997-04-08 | セメント成型物の成型装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10278020A true JPH10278020A (ja) | 1998-10-20 |
Family
ID=13970290
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8942497A Pending JPH10278020A (ja) | 1997-04-08 | 1997-04-08 | セメント成型物の成型装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10278020A (ja) |
-
1997
- 1997-04-08 JP JP8942497A patent/JPH10278020A/ja active Pending
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