JPH10278381A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JPH10278381A
JPH10278381A JP9086562A JP8656297A JPH10278381A JP H10278381 A JPH10278381 A JP H10278381A JP 9086562 A JP9086562 A JP 9086562A JP 8656297 A JP8656297 A JP 8656297A JP H10278381 A JPH10278381 A JP H10278381A
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智美 宮坂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不意の電源スイッチOFFからプリンタ側・
ホスト側のデータを保護する。 【解決手段】 電源スイッチ1のOFF信号をトリガと
してCPU3に入力される。プリンタがホストコンピュ
ーターからのデータ印字中である時は、印字終了を待っ
てから電源制御機構5に制御信号を出力する。このとき
ホストインタフェース4よりホストコンピューターに送
信停止信号を送出する。電源制御機構5からプリンタ電
源がOFFされる。また、電源スイッチ1のOFF信号
はタイマ2に入力される。タイマ2は一定時間をカウン
トして電源制御機構5に制御信号を出力する。これによ
りCPU3が暴走等で制御不能になっても、タイマ2に
よりプリンタ電源を確実にOFFできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホスト装置に接続
され、これが出力する印字データを受信して印字処理を
行う印字装置に係り、特に、POS/ECR等に用いら
れる、印字データを欠落させることなく出力する必要が
ある印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のPOS/ECRにおいては、デー
タ入力装置、ホストコンピューター、及び印字装置が一
体となったスタンドアロン型の装置によって専用システ
ムが構成されていた。
【0003】しかし近年では、データ処理の迅速性やシ
ステム構成の柔軟性から、データ入力装置とホストコン
ピューターと印字装置とが分離され、互いに離間した場
所で使用される分散型システムが広く用いられるように
なって来ている。
【0004】POS/ECR関連においても、銀行・郵
便局などのBANKINGシステムやショップのPOS
システム、レストラン等の飲食店で用いられるキッチン
プリンタ等の多分野で分散型システムが採用されてい
る。このような分野では、例えばBANKINGシステ
ムやショップのレシート発行システムなどは金額等を印
字するためにシステムにも確実性、安全性が求められ
る。
【0005】万一の異常時、特に不意の電源スイッチO
FF時にも金額等データが印字されず消失するといった
事態の無きよう、システム作りが要求される。データ消
失を免れ得るシステムへの要求はレストラン等のキッチ
ンオーダーシステムでも他の各種システムでも同様であ
る。特に、前述のキッチンプリンタやレジスター等で
は、印字データが失われると業務が混乱するのは必至で
あり、解決が必要であった。
【0006】従来技術においては、不意の電源スイッチ
OFFがあった場合にはプリンタのメモリに蓄えられて
いるデータはもとより、ホストコンピューターのバッフ
ァに蓄えられているデータも喪失してしまっていた。こ
れは、ホストコンピュータがプリンタの電源断を検知で
きず、プリンタへ転送したデータを印刷が終了したもの
として廃棄してしまうからである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら近年では
データの保護ということで、いくつか対策はとられてい
る。例えば、プリンタのメモリにデータが蓄えられてい
る場合には電源OFFできないような機構を設けること
でデータを保護する方法があるが、この場合機器を制御
するソフトウエアの暴走等によってプリンタの電源断が
できなくなる状態に陥りやすい。
【0008】また、EEPROM等のメモリを付加する
ことで保護する方法もあるが、部品追加でコストアップ
になる。低価格、高信頼性への要求が増々強くなり、機
能を維持した上での部品点数の削減が求められている現
状では厳しいところがある。
【0009】本発明は、機能を維持した上でコストアッ
プを最低限にとどめ、特に不意の電源スイッチOFFが
発生してもデータをできる限り保護し、しかもデータの
処理が完了したらすみやかに、確実に電源スイッチOF
Fできる、安価な構成方法を提供することを目的とする
ものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記従来技術における課
題を解決するために、本発明の印字装置は、印刷媒体を
搬送する搬送機能と、前記印刷媒体に印字を行う印字手
段とを用い、ホスト装置から受信したデータに基づいて
印字処理を行うように構成されるとともに、ホスト装置
との双方向通信が可能である印字装置であって、使用者
が操作し、電源ON/OFFを行うための電源スイッチ
と、前記電源スイッチの状態により、印字装置内部電源
のON/OFFを制御する電源制御手段を有し、不意の
電源スイッチOFFの際に、ホスト側から送信されたデ
ータをすべて印字した後、電源制御手段により印字装置
の電源をOFFすることにより、残っている印字データ
を欠くことなく保護ことを特徴とする。
【0011】この場合において、不意の電源スイッチO
FFの際に、あらかじめ設定された一定時間を置いてか
ら、電源制御手段により印字装置の電源をOFFするこ
とにより、残っている印字データを欠くことなく保護す
ることが可能である。
【0012】前記一定時間を置くかわりに、単位時間毎
に受信したデータから求められる平均転送レートから計
算した時間を置いてから、電源制御手段により印字装置
の電源をOFFすることにより、残っている印字データ
を欠くことなく保護することも可能である。
【0013】また、不意の電源スイッチOFFの際に、
ホスト側からのデータ受信を継続し、その後データが受
信されなくなった時間を監視してから、電源制御手段に
より印字装置の電源をOFFすることにより、残ってい
る印字データを欠くことなく保護することも有効であ
る。
【0014】しかしながら、不意の電源スイッチOFF
時に、印字装置が内部暴走した場合には、前記の制御手
段が無効となる場合がある。よって、不意の電源OFF
時に、前記スイッチの状態変化により起動するタイマを
有し、前記タイマにより一定時間を測定した後、前記電
源制御手段により印字装置の電源をOFFすることによ
り、印字装置内部暴走時にも確実に印字装置が電源OF
Fできる。
【0015】タイマが前記スイッチの状態変化により一
定時間を測定するかわりに、単位時間毎に受信したデー
タから求められる平均転送レートから計算した時間を測
定し、不意の電源スイッチOFF時に、前記タイマによ
り前記時間を置いてから前記電源制御手段により印字装
置の電源をOFFすることも有効である。
【0016】以上の制御手段を有する印字装置により、
ホスト装置側から送信された印字データを欠くことなく
印字することができ、かつ確実に印字装置の電源OFF
をできるので、上記の課題を解決できる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例を図1
を用いて説明する。
【0018】プリンタの電源のON/OFFは、通常電
源スイッチによってプリンタ供給電源を直接に操作する
が、本発明では間接的に電源操作を行う。電源スイッチ
1は外部からオペレーターがプリンタの電源を操作する
ものである。本発明ではシーソースイッチが用いられて
いるが、2現象を確実につくり出せる方法であれば、手
段は問わない。電源スイッチ1のON/OFFの2現象
をトリガ信号とし、タイマ2およびCPU3にトリガ信
号が入力される。トリガ信号の状態に応じてCPU3か
ら電源制御機構5にコントロール信号を出力すること
で、電源のON/OFFが行われる。
【0019】電源ON時は、電源スイッチ1がONされ
るとCPU3が起動し、システムに電源供給されるよう
に制御を行う。プリンタ電源ON状態においては、電源
スイッチ1およびCPU3に常に微少電流が流れ、電源
スイッチ1の状態が常時CPU3により監視されてい
る。この構成は、電源スイッチ1がONであるかOFF
であるかを即座に検出、認識できる構成であれば手段を
選ばない。また、ホストインタフェース4(以下 Ho
st I/Fと略す)はホストコンピュータとの通信を
行い、印字データを受信したり、プリンタ受信可否状態
をホスト側に送信する機能を果たす。
【0020】ホスト側から印字データを受信しながら印
字を行っている場合において、電源スイッチ1がOFF
された時の制御を、図2のタイミングチャートを用いて
説明する。電源スイッチの状態21はON状態かOFF
状態かを示す。Q1のタイミングにおいて、21がON
からOFFに切り替わっている。このトリガ信号はただ
ちにCPU3に入力される。印字データ22はホストコ
ンピューターから送信された印字データである。Q1の
タイミングではプリンタ側ではまだ印字受信中、もしく
は送信された印字データが印字終了していないので、C
PU3はHostI/F 4に制御信号を出力し、ホス
トコンピューターに送信停止信号23を送出する。電源
スイッチの状態21のQ1の立ち下がりを受けて、送信
停止信号23が送出される。次に、印字データ22がQ
2のタイミングで印字終了となる。このQ2のタイミン
グを受けて、つまりホスト側から送信されたデータがす
べて印字終了されたのを確認した後、電源OFF信号2
4がCPU3から電源制御機構5に送出される。これに
より、プリンタ電源がOFFされる。
【0021】Q1からQ2までの間、つまり電源スイッ
チOFFのタイミングから受信データ印字終了までのタ
イミングまでt1時間かかっている。
【0022】t1時間+αを余裕度をもってあらかじめ
決めておき(これを一定時間とする)、CPU3は電源
スイッチの状態21がOFFになったら、一定時間をカ
ウントしてから電源OFF信号24を電源制御機構5に
送出する制御方法も有効である。あらかじめ余裕度をみ
てあるため、受信されたデータを欠落させることなく印
字可能である。
【0023】また、前述の通りHost I/F 4よ
り送出される送信停止信号23が一定時間継続するた
め、ホスト側にてプリンタ側の受信可否状態を監視する
機能を持たせてあればプリンタの電源断を認識すること
ができ、これによりホストコンピュータはプリンタにす
でに送信済みのデータや、以降に送信すべきデータを保
持しておくことができるので、データの欠落なく所要の
エラー処理を実施できる。
【0024】さらに、前述の一定時間(t1時間+α)
を、単位時間毎に受信したデータから求められる平均転
送レートを用いて、前もって計算しCPU3にて記憶し
ておく制御方法も有効である。CPU3は電源スイッチ
の状態21がOFFになったら、ホストからの送信に要
する時間を平均転送レートから計算し、その所要時間を
カウントしてから、電源OFF信号24を電源制御機構
5に送出するのである。
【0025】次に、CPU3により平均転送レートを計
算し時間設定する一例を図3を用いて説明する。CPU
3は電源スイッチ1がONの、通常の状態においてデー
タを受信する場合に、一群のコマンドおよびビットイメ
ージデータの平均転送レートを前もって計算しておく。
【0026】31において電源スイッチ1がOFFされ
る。電源OFFの信号が入力されるとCPU3は32に
おいてコマンドもしくはビットイメージデータの受信中
かどうか判断する。ホストコンピューターからデータが
送信されていない場合は、35の制御に移りホストコン
ピューターへ送信停止信号を出力し、36においてプリ
ンタ電源がOFFされる。
【0027】32の判断においてコマンドもしくはビッ
トイメージデータの受信中であった場合には33の判断
に移る。33においては、連続して送られてくるデータ
の平均転送レートから判断して、前述の規定時間内にコ
マンドもしくはビットイメージデータの転送が終了する
かを判断する。この時、終了できないと判断された場合
は、35の制御に移りホストコンピューターへ送信停止
信号を送出し、プリンタ側に蓄積されたデータの印字を
終了させてから、電源制御機構5に制御信号を出力し、
36においてプリンタ電源がOFFされる。
【0028】33の判断において規定時間内にコマンド
もしくはビットイメージデータの転送が終了すると判断
された場合は、34においてデータの転送終了もしくは
規定時間の経過を確認できるまでループ状態となる。確
認できた場合、35においてプリンタに蓄積されたデー
タをすべて印字し、ホストコンピューターへ送信停止信
号を出力する。印字終了後に電源制御機構5に制御信号
を出力し、36においてプリンタ電源がOFFされる。
【0029】また、一定時間あるいは平均転送レートを
CPU3がカウントする制御方法以外にも、HOST
I/F 4にて受信するデータをCPU3が監視し、デ
ータが受信されなくなった時間を判断して、電源OFF
信号24を電源制御機構5に送出する制御方法も有効で
ある。
【0030】前述の各制御方法は、プリンタ側が何のト
ラブルもなく印字中に電源スイッチ1がOFFされ、O
FFされた後も特にトラブル等が発生しなかった場合に
有効である。しかしながら、CPU3が暴走した場合な
ど異常時においては、電源制御機構5をCPU3によっ
て制御することが不可能なため、電源スイッチ1がOF
Fされているにも関わらず、プリンタの電源がOFFさ
れないという非常事態に陥り、製品安全上あってはなら
ない状態となる恐れがある。そこで、CPU3がコント
ロール不能となった場合にも、確実に電源OFFされる
ように、タイマ2を設ける制御方法が有効である。図1
において、タイマ2は電源スイッチ1のOFF状態を検
出すると動作を開始し、前述の一定時間を経過すると自
動的に電源制御装置5に対して電源OFF信号24を送
出する。
【0031】タイマ2により電源OFFする一例を図4
を用いて説明する。
【0032】41において電源スイッチ1がOFFされ
る。42においてCPU3が正常であれば、32以降の
制御になる。前述の図3のフローチャートと同制御であ
る。42においてCPU3が正常動作不可能な場合、4
3に移りタイマ2により一定時間をカウントする。その
後、電源制御装置5に対して電源OFF信号24を送出
し、36においてプリンタが電源OFFされる。これに
より万一の異常時であっても、タイマ2によって完全に
プリンタの電源断が行える。
【0033】一定時間の代わりに前述の平均転送レート
から計算した時間をタイマ2に前もって記憶させてお
き、CPU3異常時の電源OFFの際、タイマ2が記憶
した規定時間をカウントし、その後電源OFF信号24
を送出する制御手段も有効である。
【0034】以上の各制御方法により、プリンタ正常時
はホストコンピューターから送出されたデータをすべて
印字し終えるまで、CPU3は電源制御機構に対して電
源OFF信号24を出力しない。またホストコンピュー
ターは送信停止信号23を受けてプリンタの電源断を認
識できる。これにより、プリンタ側・ホスト側それぞれ
に残ったデータは安全に保護され、データの欠落を免れ
ることが可能になる。またCPU3暴走時にはタイマ2
による電源OFF信号24が出力されるため、プリンタ
電源OFFが確実に実行される。
【0035】
【発明の効果】不意の電源OFF時にも、プリンタ側・
ホストコンピューター側のそれぞれのデータを安全に保
護できる、安価な構成方法を提供できた。
【0036】さらに、内部CPUの暴走等の異常時にも
確実にプリンタの電源をOFFすることができ、製品の
高信頼性・安全性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の間接電源制御を説明するための図。
【図2】本発明の電源OFF時の各制御信号のタイミン
グ図。
【図3】本発明の電源OFFまで至る制御を説明するた
めのフローチャート。
【図4】本発明のCPU暴走時の電源OFFまで至る制
御を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1……電源スイッチ 2……タイマ 3……CPU、ROM、RAM 4……ホストインタフェース 5……電源制御機構

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷媒体を搬送する搬送機能と、前記印
    刷媒体に印字を行う印字手段とを用い、ホスト装置から
    受信したデータに基づいて印字処理を行うように構成さ
    れるとともに、ホスト装置との双方向通信が可能である
    印字装置であって、 使用者が操作し、電源ON/OFFを行うための電源ス
    イッチと、 前記電源スイッチの状態により、印字装置内部電源のO
    N/OFFを制御する電源制御手段を有し、 不意の電源スイッチOFFの際に、ホスト側から送信さ
    れたデータをすべて印字した後、電源制御手段により印
    字装置の電源をOFFすることにより、残っている印字
    データを欠くことなく保護ことを特徴とする印字装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の印字装置において、不意
    の電源スイッチOFFの際に、あらかじめ設定された一
    定時間を置いてから、電源制御手段により印字装置の電
    源をOFFすることにより、残っている印字データを欠
    くことなく保護することを特徴とする印字装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の印字装置において、不意
    の電源スイッチOFFの際に、単位時間毎に受信したデ
    ータから求められる平均転送レートから計算した時間を
    置いてから、電源制御手段により印字装置の電源をOF
    Fすることにより、残っている印字データを欠くことな
    く保護することを特徴とする印字装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の印字装置において、不意
    の電源スイッチOFFの際に、ホスト側からのデータ受
    信を継続し、その後データが受信されなくなった時間を
    監視してから、電源制御手段により印字装置の電源をO
    FFすることにより、残っている印字データを欠くこと
    なく保護することを特徴とする印字装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4記載の印字装置におい
    て、前記スイッチの状態変化により起動するタイマを有
    し、 不意の電源スイッチOFF時に、印字装置が内部暴走し
    た場合には請求項1乃至4記載の制御手段がとれないた
    め、前記タイマにより一定時間を測定した後、前記電源
    制御手段により印字装置の電源をOFFすることによ
    り、印字装置内部暴走時にも確実に印字装置が電源OF
    Fされるように構成されたことを特徴とする印字装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の印字装置において、タイ
    マが前記スイッチの状態変化により一定時間を測定する
    かわりに、単位時間毎に受信したデータから求められる
    平均転送レートから計算した時間を測定し、 不意の電源スイッチOFF時に、前記タイマにより前記
    時間を置いてから前記電源制御手段により印字装置の電
    源をOFFすることにより、印字装置内部暴走時にも確
    実に印字装置が電源OFFされるように構成されたこと
    を特徴とする印字装置。
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