JPH10278721A - インストルメントパネルのエアバッグドアの構造 - Google Patents
インストルメントパネルのエアバッグドアの構造Info
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- JPH10278721A JPH10278721A JP9110349A JP11034997A JPH10278721A JP H10278721 A JPH10278721 A JP H10278721A JP 9110349 A JP9110349 A JP 9110349A JP 11034997 A JP11034997 A JP 11034997A JP H10278721 A JPH10278721 A JP H10278721A
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Landscapes
- Air Bags (AREA)
- Instrument Panels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エアバッグドアの開放の際にエアバッグドア
およびインストルメントパネルのエアバッグ用開口部周
縁を変形させるおそれがなく、インストルメントパネル
の補修および再利用が容易で経済的なインストルメント
パネルのエアバッグドアの構造を提供する。 【解決手段】 エアバッグドア10がエアバッグ用開口
部21に脱着可能に配置されると共に該エアバッグドア
の裏面側で前記エアバッグ31の表面に固定されてな
り、前記エアバッグ膨張によるエアバッグドア裏面側か
らの押圧力で前記エアバッグドアがエアバッグ表面に固
定されたままエアバッグ用開口部から持ち上げられて外
れ、前記エアバッグ用開口部を開く。
およびインストルメントパネルのエアバッグ用開口部周
縁を変形させるおそれがなく、インストルメントパネル
の補修および再利用が容易で経済的なインストルメント
パネルのエアバッグドアの構造を提供する。 【解決手段】 エアバッグドア10がエアバッグ用開口
部21に脱着可能に配置されると共に該エアバッグドア
の裏面側で前記エアバッグ31の表面に固定されてな
り、前記エアバッグ膨張によるエアバッグドア裏面側か
らの押圧力で前記エアバッグドアがエアバッグ表面に固
定されたままエアバッグ用開口部から持ち上げられて外
れ、前記エアバッグ用開口部を開く。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インストルメン
トパネルのエアバッグドアの構造に関する。
トパネルのエアバッグドアの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、図4に示すように、自動車のイン
ストルメントパネル40には、助手席側にエアバッグ装
置45が設けられるものが多くなった。このエアバッグ
装置45は、折り畳まれたエアバッグ46がエアバッグ
収容容器47内に作動装置48とともに収容されたもの
で、前記インストルメントパネル40の裏側に設けられ
る。インストルメントパネル40の所定の位置にはエア
バッグ用開口部41が設けられ、エアバッグドア部42
により一体に覆われている。
ストルメントパネル40には、助手席側にエアバッグ装
置45が設けられるものが多くなった。このエアバッグ
装置45は、折り畳まれたエアバッグ46がエアバッグ
収容容器47内に作動装置48とともに収容されたもの
で、前記インストルメントパネル40の裏側に設けられ
る。インストルメントパネル40の所定の位置にはエア
バッグ用開口部41が設けられ、エアバッグドア部42
により一体に覆われている。
【0003】前記エアバッグ装置45が設けられるイン
ストルメントパネル40としては、当該パネル40と一
体にエアバッグドア部42が形成されたものがある。た
とえば、図に示すように、合成樹脂発泡層50の表面に
表皮51を一体に有し、エアバッグ用開口部41に対応
する表皮51の所定位置にはエアバッグドア部42を画
定する破断予定部55が形成されている。本例において
この破断予定部55は、表皮51の裏面に適当な方法に
よって形成された薄肉部よりなる。符号52はインスト
ルメントパネル用芯材、53はエアバッグドア部用芯材
である。
ストルメントパネル40としては、当該パネル40と一
体にエアバッグドア部42が形成されたものがある。た
とえば、図に示すように、合成樹脂発泡層50の表面に
表皮51を一体に有し、エアバッグ用開口部41に対応
する表皮51の所定位置にはエアバッグドア部42を画
定する破断予定部55が形成されている。本例において
この破断予定部55は、表皮51の裏面に適当な方法に
よって形成された薄肉部よりなる。符号52はインスト
ルメントパネル用芯材、53はエアバッグドア部用芯材
である。
【0004】このエアバッグ装置45は、一旦自動車が
衝突等により大きな衝撃を受けた時には、前記作動装置
48が作動し、エアバッグ46が膨張する。そして、前
記破断予定部55を破断し、エアバッグドア部42を裏
側から押し開くことにより、エアバッグ用開口部41を
介してエアバッグ46が車室内に展開するようになって
いる。そのため、事故等でエアバッグ装置45が作動し
た後のインストルメントパネル40は、膨張したエアバ
ッグ46の圧力および開放するエアバッグドア部42の
衝撃により、エアバッグドア部42およびエアバッグ用
開口部41周辺が変形していることがある。かかる変形
したエアバッグドア部42の再利用は困難で、再度その
自動車を使用するためにはインストルメントパネル40
全体を交換する必要があり極めて不経済であった。
衝突等により大きな衝撃を受けた時には、前記作動装置
48が作動し、エアバッグ46が膨張する。そして、前
記破断予定部55を破断し、エアバッグドア部42を裏
側から押し開くことにより、エアバッグ用開口部41を
介してエアバッグ46が車室内に展開するようになって
いる。そのため、事故等でエアバッグ装置45が作動し
た後のインストルメントパネル40は、膨張したエアバ
ッグ46の圧力および開放するエアバッグドア部42の
衝撃により、エアバッグドア部42およびエアバッグ用
開口部41周辺が変形していることがある。かかる変形
したエアバッグドア部42の再利用は困難で、再度その
自動車を使用するためにはインストルメントパネル40
全体を交換する必要があり極めて不経済であった。
【0005】そのため、エアバッグドアを別部材で形成
し、ベルトやヒンジなどの連結物により前記エアバッグ
ドアとエアバッグ用開口部とを連結してエアバッグ用開
口部を塞ぐ構造とし、エアバッグ膨張時にはエアバッグ
ドアをインストルメントパネルから浮き上がらせてエア
バッグ用開口部を開放させ、それによりエアバッグドア
および開口部周辺の変形を防いで、エアバッグ装置作動
後であってもエアバッグドアを前記開口部に作動前の状
態で取り付けることができるようにするエアバッグドア
の技術が開示されている。
し、ベルトやヒンジなどの連結物により前記エアバッグ
ドアとエアバッグ用開口部とを連結してエアバッグ用開
口部を塞ぐ構造とし、エアバッグ膨張時にはエアバッグ
ドアをインストルメントパネルから浮き上がらせてエア
バッグ用開口部を開放させ、それによりエアバッグドア
および開口部周辺の変形を防いで、エアバッグ装置作動
後であってもエアバッグドアを前記開口部に作動前の状
態で取り付けることができるようにするエアバッグドア
の技術が開示されている。
【0006】かかる構造にあっては、エアバッグ膨張時
の前記エアバッグドアの挙動は、エアバッグ膨張初期に
はインストルメントパネルから浮き上がる方向への直進
運動であり、その後連結物の長さに規制された回転運動
に変わる。その直進運動から回転運動へ変わる際の強い
負荷は、前記連結物を介してインストルメントパネルに
伝わるため、前記エアバッグ用開口部の変形を完全に抑
えることができないでいた。
の前記エアバッグドアの挙動は、エアバッグ膨張初期に
はインストルメントパネルから浮き上がる方向への直進
運動であり、その後連結物の長さに規制された回転運動
に変わる。その直進運動から回転運動へ変わる際の強い
負荷は、前記連結物を介してインストルメントパネルに
伝わるため、前記エアバッグ用開口部の変形を完全に抑
えることができないでいた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題点を解決するために提案されたものであって、エアバ
ッグドアの開放の際にエアバッグドアおよびインストル
メントパネルのエアバッグ用開口部周縁を変形させるお
それがなく、インストルメントパネルの補修および再利
用が容易で経済的なインストルメントパネルのエアバッ
グドアの構造を提供しようとするものである。
題点を解決するために提案されたものであって、エアバ
ッグドアの開放の際にエアバッグドアおよびインストル
メントパネルのエアバッグ用開口部周縁を変形させるお
それがなく、インストルメントパネルの補修および再利
用が容易で経済的なインストルメントパネルのエアバッ
グドアの構造を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明は、
インストルメントパネルの表面に形成されたエアバッグ
用開口部に該開口部を塞ぐエアバッグドアが配置され、
前記エアバッグ用開口部のインストルメントパネル裏面
側に配置されたエアバッグの膨張によって、前記エアバ
ッグドアが裏面側から押されてエアバッグ用開口部を開
きエアバッグドアの車室内への展開を可能にするエアバ
ッグドアの構造において、前記エアバッグドアがエアバ
ッグ用開口部に脱着可能に配置されると共に該エアバッ
グドアの裏面側で前記エアバッグの表面に固定されてな
り、前記エアバッグ膨張によるエアバッグドア裏面側か
らの押圧力で前記エアバッグドアがエアバッグ表面に固
定されたままエアバッグ用開口部から持ち上げられて外
れ、前記エアバッグ用開口部を開くことを特徴とする。
インストルメントパネルの表面に形成されたエアバッグ
用開口部に該開口部を塞ぐエアバッグドアが配置され、
前記エアバッグ用開口部のインストルメントパネル裏面
側に配置されたエアバッグの膨張によって、前記エアバ
ッグドアが裏面側から押されてエアバッグ用開口部を開
きエアバッグドアの車室内への展開を可能にするエアバ
ッグドアの構造において、前記エアバッグドアがエアバ
ッグ用開口部に脱着可能に配置されると共に該エアバッ
グドアの裏面側で前記エアバッグの表面に固定されてな
り、前記エアバッグ膨張によるエアバッグドア裏面側か
らの押圧力で前記エアバッグドアがエアバッグ表面に固
定されたままエアバッグ用開口部から持ち上げられて外
れ、前記エアバッグ用開口部を開くことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従ってこの発明
を詳細に説明する。図1はこの発明のエアバッグドアの
構造が設けられたインストルメントパネルの断面図、図
2は前記インストルメントパネルにおいてエアバッグが
膨張した状態を示す断面図、図3はエアバッグドアとエ
アバッグの結合例を示す斜視図である。
を詳細に説明する。図1はこの発明のエアバッグドアの
構造が設けられたインストルメントパネルの断面図、図
2は前記インストルメントパネルにおいてエアバッグが
膨張した状態を示す断面図、図3はエアバッグドアとエ
アバッグの結合例を示す斜視図である。
【0010】図1に示すように、この発明のエアバッグ
ドア10は、インストルメントパネル20の表面に形成
されたエアバッグ用開口部21に、該開口部21を塞ぐ
ように配置されている。前記インストルメントパネル2
0の裏面側にはエアバッグ装置30が設けられている。
エアバッグ装置30は、前記した従来技術の項目で説明
したものと同様の構造を有するもので、エアバッグ31
が前記エアバッグ用開口部21の裏面側に位置するよう
に取り付けられて、エアバッグ31の膨張時にはその圧
力によりエアバッグドア10が裏面側から押されてエア
バッグ用開口部21を開き、エアバッグ31を車室内へ
展開させる。図中の符号32はエアバッグ収容容器、3
3はエアバッグ31の作動装置である。
ドア10は、インストルメントパネル20の表面に形成
されたエアバッグ用開口部21に、該開口部21を塞ぐ
ように配置されている。前記インストルメントパネル2
0の裏面側にはエアバッグ装置30が設けられている。
エアバッグ装置30は、前記した従来技術の項目で説明
したものと同様の構造を有するもので、エアバッグ31
が前記エアバッグ用開口部21の裏面側に位置するよう
に取り付けられて、エアバッグ31の膨張時にはその圧
力によりエアバッグドア10が裏面側から押されてエア
バッグ用開口部21を開き、エアバッグ31を車室内へ
展開させる。図中の符号32はエアバッグ収容容器、3
3はエアバッグ31の作動装置である。
【0011】前記エアバッグドア10は、インストルメ
ントパネル20との一体感を与え外観を良好とするため
当該インストルメントパネル20と同じ材質よりなり、
前記エアバッグ用開口部21に脱着可能に配置されてい
る。本実施例ではポリオレフィン系エラストマーなどか
らなる樹脂成形品を示したが、車室内のインストルメン
トパネルのデザイン等によって、前記したような表皮付
発泡体や金属板などでもよい。
ントパネル20との一体感を与え外観を良好とするため
当該インストルメントパネル20と同じ材質よりなり、
前記エアバッグ用開口部21に脱着可能に配置されてい
る。本実施例ではポリオレフィン系エラストマーなどか
らなる樹脂成形品を示したが、車室内のインストルメン
トパネルのデザイン等によって、前記したような表皮付
発泡体や金属板などでもよい。
【0012】このエアバッグドア10は、その裏面側で
前記エアバッグ31の表面所定位置に固定されており、
エアバッグ装置の作動時にはエアバッグ31の膨張圧力
によってエアバッグ用開口部21から速やかに持ち上げ
られて外れ、当該エアバッグ用開口部21を確実に開け
る。前記エアバッグドア10のエアバッグ用開口部21
への取り付け方法としてとくに定めはなく適当なクリッ
プやほり嵌めなどが選択される。特に、公知のグロメッ
トなどを介して取り付ければ、振動等による異音の発生
を予防することができる。前記エアバッグドア10は、
平時にはエアバッグ用開口部21から外れることなくイ
ンストルメントパネル20の外観を良好に保って取り付
けられており、かつ事故などでエアバッグ装置30が作
動した場合には、エアバッグの膨張によってエアバッグ
ドア10が速やかにかつ確実に開くように取り付けられ
ることが重要である。本実施例では、エアバッグ用開口
部21周縁に、エアバッグドア10外周が乗るフランジ
部23を形成し、前記フランジ部23の適当な位置に孔
24を設けておく。一方、エアバッグドア10の外周裏
面には、前記孔24に着脱可能に嵌合する係合ピン11
を設けておき、前記孔24と係合ピン11とを係合させ
ることにより、エアバッグドア10をエアバッグ用開口
部21に取り付けるようにした。
前記エアバッグ31の表面所定位置に固定されており、
エアバッグ装置の作動時にはエアバッグ31の膨張圧力
によってエアバッグ用開口部21から速やかに持ち上げ
られて外れ、当該エアバッグ用開口部21を確実に開け
る。前記エアバッグドア10のエアバッグ用開口部21
への取り付け方法としてとくに定めはなく適当なクリッ
プやほり嵌めなどが選択される。特に、公知のグロメッ
トなどを介して取り付ければ、振動等による異音の発生
を予防することができる。前記エアバッグドア10は、
平時にはエアバッグ用開口部21から外れることなくイ
ンストルメントパネル20の外観を良好に保って取り付
けられており、かつ事故などでエアバッグ装置30が作
動した場合には、エアバッグの膨張によってエアバッグ
ドア10が速やかにかつ確実に開くように取り付けられ
ることが重要である。本実施例では、エアバッグ用開口
部21周縁に、エアバッグドア10外周が乗るフランジ
部23を形成し、前記フランジ部23の適当な位置に孔
24を設けておく。一方、エアバッグドア10の外周裏
面には、前記孔24に着脱可能に嵌合する係合ピン11
を設けておき、前記孔24と係合ピン11とを係合させ
ることにより、エアバッグドア10をエアバッグ用開口
部21に取り付けるようにした。
【0013】また、エアバッグドア10のエアバッグ3
1表面への固定方法にも特に限定はないが、エアバッグ
31の膨張圧力およびその際の衝撃などによってエアバ
ッグ31表面から外れたりすることがないように強固に
固定することが好ましい。本実施例では、図3からよく
理解されるように、エアバッグドア10裏面に適当本数
のピン12を立設する。そして、エアバッグ31には、
バッグ状に縫製する前のエアバッグ用シートに前記ピン
に対応する小孔34を設けておき、前記エアバッグドア
10のピン12を前記シートの小孔34に貫通させ、先
端を熱カシメすることによってエアバッグドア10をエ
アバッグ31に完全に固着する。このようにしてエアバ
ッグドア10が固定されたエアバッグ用シートを袋状に
縫製しエアバッグとして用いる。なお、このエアバッグ
ドア10のエアバッグ31表面への他の固定方法として
は、たとえば、前記ピンをボルトとし、エアバッグドア
をエアバッグ用シート表面の所定位置に配して裏面から
ナットで固定する方法や接着剤を用いる方法などであ
る。なお、前記ボルトは、エアバッグドアの成形時にイ
ンサートとして型内に配置することによって容易に形成
することができる。
1表面への固定方法にも特に限定はないが、エアバッグ
31の膨張圧力およびその際の衝撃などによってエアバ
ッグ31表面から外れたりすることがないように強固に
固定することが好ましい。本実施例では、図3からよく
理解されるように、エアバッグドア10裏面に適当本数
のピン12を立設する。そして、エアバッグ31には、
バッグ状に縫製する前のエアバッグ用シートに前記ピン
に対応する小孔34を設けておき、前記エアバッグドア
10のピン12を前記シートの小孔34に貫通させ、先
端を熱カシメすることによってエアバッグドア10をエ
アバッグ31に完全に固着する。このようにしてエアバ
ッグドア10が固定されたエアバッグ用シートを袋状に
縫製しエアバッグとして用いる。なお、このエアバッグ
ドア10のエアバッグ31表面への他の固定方法として
は、たとえば、前記ピンをボルトとし、エアバッグドア
をエアバッグ用シート表面の所定位置に配して裏面から
ナットで固定する方法や接着剤を用いる方法などであ
る。なお、前記ボルトは、エアバッグドアの成形時にイ
ンサートとして型内に配置することによって容易に形成
することができる。
【0014】前記エアバッグドア10のエアバッグ31
表面への取り付け位置は、膨張したエアバッグ31がエ
アバッグ用開口部21から車室内へスムーズかつ確実に
展開するのを妨げず、しかもエアバッグ用開口部21か
ら持ち上がったエアバッグドア10が乗員などに当たる
ことのない位置とすることが好ましい。本実施例では、
図2に示すように、エアバッグ膨張時に車の前側で上側
となるエアバッグ31の表面であって、具体的にはエア
バッグ31の外周を上下方向に測った場合に、エアバッ
グ用開口部21の縁からエアバッグドアまでの距離A
が、エアバッグ31の外周長Lの1/3の範囲内となる
ように固定される。
表面への取り付け位置は、膨張したエアバッグ31がエ
アバッグ用開口部21から車室内へスムーズかつ確実に
展開するのを妨げず、しかもエアバッグ用開口部21か
ら持ち上がったエアバッグドア10が乗員などに当たる
ことのない位置とすることが好ましい。本実施例では、
図2に示すように、エアバッグ膨張時に車の前側で上側
となるエアバッグ31の表面であって、具体的にはエア
バッグ31の外周を上下方向に測った場合に、エアバッ
グ用開口部21の縁からエアバッグドアまでの距離A
が、エアバッグ31の外周長Lの1/3の範囲内となる
ように固定される。
【0015】このような構造のエアバッグドア10は、
エアバッグ装置30の作動によってエアバッグ31が膨
張すると、その圧力によってインストルメントパネル2
0の裏側から押圧される。前記したようにこのエアバッ
グドア10は、インストルメントパネル20のエアバッ
グ用開口部21に着脱可能に取り付けられているもので
あるから、前記エアバッグ31の膨張により容易かつ速
やかに外れてインストルメントパネル20表面から持ち
上がってエアバッグ用開口部21を開ける。その際、前
記エアバッグドア10は、エアバッグ31の表面所定位
置に固定されているので、エアバッグ31の膨張および
エアバッグ用開口部21から車室内への展開などの形状
変化に合わせて移動する。
エアバッグ装置30の作動によってエアバッグ31が膨
張すると、その圧力によってインストルメントパネル2
0の裏側から押圧される。前記したようにこのエアバッ
グドア10は、インストルメントパネル20のエアバッ
グ用開口部21に着脱可能に取り付けられているもので
あるから、前記エアバッグ31の膨張により容易かつ速
やかに外れてインストルメントパネル20表面から持ち
上がってエアバッグ用開口部21を開ける。その際、前
記エアバッグドア10は、エアバッグ31の表面所定位
置に固定されているので、エアバッグ31の膨張および
エアバッグ用開口部21から車室内への展開などの形状
変化に合わせて移動する。
【0016】そのため、前記エアバッグドア10が開放
する際の圧力や衝撃がエアバッグ用開口部21周縁に加
わらず、当該開口部21周縁を変形させることがないだ
けでなく、エアバッグドア10がエアバッグ31の膨張
によって押し退けられてフロントガラスに衝突し、ガラ
スを割るなどのおそれを極めて少なくすることができ
る。また、エアバッグ装置30が作動した後でも、エア
バッグ装置を交換するだけでインストルメントパネル2
0の再利用が可能となり経済的である。
する際の圧力や衝撃がエアバッグ用開口部21周縁に加
わらず、当該開口部21周縁を変形させることがないだ
けでなく、エアバッグドア10がエアバッグ31の膨張
によって押し退けられてフロントガラスに衝突し、ガラ
スを割るなどのおそれを極めて少なくすることができ
る。また、エアバッグ装置30が作動した後でも、エア
バッグ装置を交換するだけでインストルメントパネル2
0の再利用が可能となり経済的である。
【0017】次に、前記構造のエアバッグドアを有する
インストルメントパネルの製造例を説明する。前記した
ように、エアバッグ用シートの所定位置に射出成形など
によってあらかじめ形成されたエアバッグドアを結合
し、前記シートを袋状のエアバッグに縫製する。前記エ
アバッグはエアバッグ装置に取り付けられ、インストル
メントパネルのエアバッグ用開口部裏面側に、エアバッ
グ装置とともに取り付け固定される。その状態で、前記
エアバッグドアが、エアバッグ用開口部を介して、エア
バッグとともにインストルメントパネル表面側へ引き出
される。その際、エアバッグドアはエアバッグ用開口部
を通過できるように適宜傾けられる。引き出されたエア
バッグドアは、エアバッグを畳んでエアバッグ収容容器
内へ収容することにより、エアバッグ用開口部周縁に脱
着可能に係合されてエアバッグ用開口部を塞ぐ。また、
エアバッグ用開口部の形状によっては、エアバッグ装置
をインストルメントパネルの表面側からエアバッグ用開
口部を介してパネル裏面に取り付ける場合もある。しか
る後、前記エアバッグ装置が取り付けられたインストル
メントパネルを、車体へ固定する。
インストルメントパネルの製造例を説明する。前記した
ように、エアバッグ用シートの所定位置に射出成形など
によってあらかじめ形成されたエアバッグドアを結合
し、前記シートを袋状のエアバッグに縫製する。前記エ
アバッグはエアバッグ装置に取り付けられ、インストル
メントパネルのエアバッグ用開口部裏面側に、エアバッ
グ装置とともに取り付け固定される。その状態で、前記
エアバッグドアが、エアバッグ用開口部を介して、エア
バッグとともにインストルメントパネル表面側へ引き出
される。その際、エアバッグドアはエアバッグ用開口部
を通過できるように適宜傾けられる。引き出されたエア
バッグドアは、エアバッグを畳んでエアバッグ収容容器
内へ収容することにより、エアバッグ用開口部周縁に脱
着可能に係合されてエアバッグ用開口部を塞ぐ。また、
エアバッグ用開口部の形状によっては、エアバッグ装置
をインストルメントパネルの表面側からエアバッグ用開
口部を介してパネル裏面に取り付ける場合もある。しか
る後、前記エアバッグ装置が取り付けられたインストル
メントパネルを、車体へ固定する。
【0018】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明の
エアバッグドアの構造によれば、エアバッグドアはエア
バッグの表面に固定された状態でインストルメントパネ
ルのエアバッグ用開口部に着脱可能に取り付けられてお
り、エアバッグ膨張の際にはエアバッグの形状変化に追
随して持ち上がり移動するものであるから、エアバッグ
ドアの開放の際の衝撃や圧力により当該エアバッグドア
およびインストルメントパネルのエアバッグ用開口部周
縁を変形させることがない。そのため、事故などでエア
バッグ装置が作動してエアバッグが膨張したインストル
メントパネルであっても、エアバッグ装置を交換するだ
けで、前記インストルメントパネルを再利用することが
できるので、修理も簡単で経済的である。また、エアバ
ッグドアが開放時に窓ガラスに当たってガラスを割る虞
も極めて少なく抑えることができ安全性が高い。
エアバッグドアの構造によれば、エアバッグドアはエア
バッグの表面に固定された状態でインストルメントパネ
ルのエアバッグ用開口部に着脱可能に取り付けられてお
り、エアバッグ膨張の際にはエアバッグの形状変化に追
随して持ち上がり移動するものであるから、エアバッグ
ドアの開放の際の衝撃や圧力により当該エアバッグドア
およびインストルメントパネルのエアバッグ用開口部周
縁を変形させることがない。そのため、事故などでエア
バッグ装置が作動してエアバッグが膨張したインストル
メントパネルであっても、エアバッグ装置を交換するだ
けで、前記インストルメントパネルを再利用することが
できるので、修理も簡単で経済的である。また、エアバ
ッグドアが開放時に窓ガラスに当たってガラスを割る虞
も極めて少なく抑えることができ安全性が高い。
【図1】この発明のエアバッグドアの構造が設けられた
インストルメントパネルの断面図である。
インストルメントパネルの断面図である。
【図2】前記インストルメントパネルにおいてエアバッ
グが膨張した状態を示す断面図である。
グが膨張した状態を示す断面図である。
【図3】エアバッグドアとエアバッグの結合例を示す斜
視図である。
視図である。
【図4】一般的なエアバッグドアを有するインストルメ
ントパネルの断面図である。
ントパネルの断面図である。
10 エアバッグドア 11 係合ピン 20 インストルメントパネル 21 エアバッグ用開口部 24 孔 30 エアバッグ装置 31 エアバッグ
Claims (2)
- 【請求項1】 インストルメントパネルの表面に形成さ
れたエアバッグ用開口部に該開口部を塞ぐエアバッグド
アが配置され、前記エアバッグ用開口部のインストルメ
ントパネル裏面側に配置されたエアバッグの膨張によっ
て、前記エアバッグドアが裏面側から押されてエアバッ
グ用開口部を開きエアバッグドアの車室内への展開を可
能にするエアバッグドアの構造において、 前記エアバッグドアがエアバッグ用開口部に脱着可能に
配置されると共に該エアバッグドアの裏面側で前記エア
バッグの表面に固定されてなり、前記エアバッグ膨張に
よるエアバッグドア裏面側からの押圧力で前記エアバッ
グドアがエアバッグ表面に固定されたままエアバッグ用
開口部から持ち上げられて外れ、前記エアバッグ用開口
部を開くことを特徴とするインストルメントパネルのエ
アバッグドアの構造。 - 【請求項2】 請求項1において、エアバッグ膨張時に
上側となるエアバッグ表面にエアバッグドアが固定され
ていることを特徴とするインストルメントパネルのエア
バッグドアの構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9110349A JPH10278721A (ja) | 1997-04-11 | 1997-04-11 | インストルメントパネルのエアバッグドアの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9110349A JPH10278721A (ja) | 1997-04-11 | 1997-04-11 | インストルメントパネルのエアバッグドアの構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10278721A true JPH10278721A (ja) | 1998-10-20 |
Family
ID=14533519
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9110349A Pending JPH10278721A (ja) | 1997-04-11 | 1997-04-11 | インストルメントパネルのエアバッグドアの構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10278721A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003170763A (ja) * | 2001-12-04 | 2003-06-17 | Inoac Corp | インストルメントパネル |
| WO2013018565A1 (ja) * | 2011-08-04 | 2013-02-07 | 芦森工業株式会社 | エアバッグ装置 |
| JP2014501664A (ja) * | 2011-01-07 | 2014-01-23 | ジョンソン コントロールズ テクノロジー カンパニー | 布地で包まれた車両インテリアパネルのためのエアバッグ展開システム |
-
1997
- 1997-04-11 JP JP9110349A patent/JPH10278721A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003170763A (ja) * | 2001-12-04 | 2003-06-17 | Inoac Corp | インストルメントパネル |
| JP2014501664A (ja) * | 2011-01-07 | 2014-01-23 | ジョンソン コントロールズ テクノロジー カンパニー | 布地で包まれた車両インテリアパネルのためのエアバッグ展開システム |
| US9016716B2 (en) | 2011-01-07 | 2015-04-28 | Johnson Controls Technology Company | Airbag deployment system for a fabric wrapped vehicle interior panel |
| US9707919B2 (en) | 2011-01-07 | 2017-07-18 | Johnson Controls Technology Company | Vehicle interior panel |
| WO2013018565A1 (ja) * | 2011-08-04 | 2013-02-07 | 芦森工業株式会社 | エアバッグ装置 |
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