JPH10278822A - ロータリバルブ式パワーステアリング装置 - Google Patents

ロータリバルブ式パワーステアリング装置

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JPH10278822A
JPH10278822A JP9795597A JP9795597A JPH10278822A JP H10278822 A JPH10278822 A JP H10278822A JP 9795597 A JP9795597 A JP 9795597A JP 9795597 A JP9795597 A JP 9795597A JP H10278822 A JPH10278822 A JP H10278822A
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JP
Japan
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rotary
supply
recess
cylinder
control valve
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JP9795597A
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Inventor
Katsuhiro Suzuki
勝博 鈴木
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KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パワーシリンダのふらつきを抑えて、直進性
を向上させることのできるロータリバルブ式パワーステ
アリング装置を提供することである。 【解決手段】 ロータリスプールとロータリスリーブと
を相対回転自在に嵌合してなるロータリバルブには、ポ
ンプの吐出作動油を制御してパワーシリンダの分配供給
する第1制御弁部と、ポンプの吐出作動油を制御してタ
ンクに戻す第2制御弁部とをポンプに対して並列に構成
する。そして、上記第1制御弁部を、クローズドセンタ
バルブ、あるいは、セミオープンセンタバルブとし、ま
た、上記第2制御弁部を、オープンセンタバルブとして
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ロータリバルブ
式のパワーステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ロータリバルブ式のパワーステアリング
装置としては、例えば、図8、9に示すものがあった。
具体的には図示しないが、ハンドル側に連係する出力軸
と、転舵機構側に連係する出力軸とを、トーションバー
を介して連係している。入力軸にはロータリスプール1
01を設け、また、出力軸にはロータリスリーブ102
を設けている。そして、これらロータリスプール101
とロータリスリーブ102とを相対回転自在に嵌合さ
せ、ロータリバルブを構成している。
【0003】図8に示すように、ロータリスプール10
1には、その周方向にほぼ等間隔で配置した4つの供給
用凹部103を形成している。そして、これら供給用凹
部103間には、タンクTに連通させた戻り用凹部10
4を形成している。一方、ロータリスリーブ102に
は、その周方向にほぼ等間隔に配置した4つの入力通路
105を形成し、ポンプPに並列に接続している。そし
て、これら入力通路105のそれぞれを、上記供給用凹
部103に連通させている。また、ロータリスリーブ1
02には、入力通路105の両側にシリンダ用溝10
6、107を形成し、シリンダ用溝106をパワーシリ
ンダSの圧力室108aに、また、シリンダ用溝107
をパワーシリンダの圧力室108bに接続している。
【0004】このようにしたロータリバルブでは、供給
用凹部103と戻り用凹部104との間に制御凸部10
9が形成されるが、これら制御凸部109のエッジ部と
シリンダ用溝106、107の端部とが相まって、4つ
の可変絞りa〜dを構成している。そして、これら可変
絞りa〜dは、図8に示すロータリバルブの中立状態
で、すべてが開いた状態となっている。なお、図9に、
以上述べたロータリバルブ式パワーステアリング装置の
回路図を示す。
【0005】次に、この従来例のロータリバルブ式パワ
ーステアリング装置の作用を説明する。図8に示すロー
タリバルブの中立状態では、可変絞りa〜dすべてが開
いているので、ポンプPの吐出作動油はタンクTに戻さ
れることになり、パワーシリンダSに圧力が発生しな
い。この状態から、図示しないハンドルを切って、例え
ば、ロータリスプール101が、ロータリスリーブ10
2に対して矢印k方向に回転したとする。
【0006】このとき、可変絞りaの開度が大きくなる
とともに、可変絞りbの開度は小さくなる。同時に、可
変絞りcの開度は小さくなるとともに、可変絞りdの開
度は大きくなる。したがって、ポンプPの吐出作動油が
シリンダ用溝106からパワーシリンダSの圧力室10
8aに導かれ、また、圧力室108bの作動油がシリン
ダ用溝107を介して戻り用凹部104に戻されること
になり、これら圧力室108a、108bに圧力差が生
じて、アシスト力を付与する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例で
は、中立状態において可変絞りa〜dが開いているの
で、車輪側から入力があると、パワーシリンダSがふら
ついて、直進走行を維持できなくなってしまう。また、
キックバックによる影響も激しくなり、ハンドルをとら
れやすいといった問題もあった。特に、このロータリバ
ルブ式パワーステアリング装置を農機用あるいは産機用
車両に用いたような場合、不整地で作業することが多か
ったり、タイヤに特殊なトレッドパターンを形成したり
することがあり、外乱による影響を受けやすくなってし
まう。また、これらの車両では、小回りをよくするため
に駆動輪である後輪を操舵するタイプのものもあるが、
この場合、直進走行をしっかりと確保することが要求さ
れる。この発明の目的は、パワーシリンダのふらつきを
抑えて、直進性を向上させることのできるロータリバル
ブ式パワーステリング装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、ロータリ
バルブ式パワーステアリング装置に係り、ハンドル側に
連係する入力軸と、転舵機構側に連係する出力軸と、こ
れら入出力軸を連結するトーションバーと、入力軸に設
けたロータリスプールと、出力軸に設けたロータリスリ
ーブとを備え、これらロータリスプールとロータリスリ
ーブとを相対回転自在に嵌合してなるロータリバルブに
は、ポンプの吐出作動油を制御してパワーシリンダに分
配供給する第1制御弁部と、ポンプの吐出作動油を制御
してタンクに戻す第2制御弁部とをポンプに対して並列
に構成し、しかも、上記第1制御弁部を、クローズドセ
ンタバルブ、あるいは、セミオープンセンタバルブと
し、また、上記第2制御弁部を、オープンセンタバルブ
とした点に特徴を有する。
【0009】第2の発明は、第1の発明において、ロー
タリスプールには、供給用凹部と、この供給用凹部の両
側に配置し、タンクに連通させた一対の戻り用凹部と、
一方の側の戻り用凹部を挟んで供給用凹部とは反対側に
配置した連絡用凹部とを一組として、その円周方向に複
数組並べて形成し、また、ロータリスリーブには、上記
供給用凹部をポンプに接続する入力通路と、この入力通
路の両側に配置し、それぞれパワーシリンダの圧力室に
接続させた一対のシリンダ用溝と、一方の側のシリンダ
用溝を挟んで入力通路とは反対側に配置した連絡用溝
と、この連絡用溝を挟んでシリンダ用溝とは反対側に配
置し、ポンプに接続させた供給用溝とを一組として、そ
の円周方向に複数組並べて形成し、第1制御弁部は、供
給用凹部がシリンダ用溝を介して戻り用凹部に連通する
過程に構成された可変絞りからなり、第2制御弁部は、
供給用溝が連絡用凹部及び連絡用溝を介して一方の側の
戻り用凹部に連通する過程に構成された可変絞りからな
る点に特徴を有する。
【0010】第3の発明は、第1の発明において、ロー
タリスプールには、一対の供給用凹部と、一方の側の供
給用凹部の両側に配置し、タンクに連通させた一対の戻
り用凹部とを一組として、その円周方向に複数組並べて
形成し、また、ロータリスリーブには、供給用凹部をポ
ンプに接続する一対の入力通路と、これら入力通路の間
に配置し、それぞれパワーシリンダの圧力室に接続させ
た一対のシリンダ用溝と、一方の側の入力通路を挟んで
シリンダ用溝とは反対側に配置した連絡用溝とを一組と
して、その円周方向に複数組並べて形成し、第1制御弁
部は、一対の供給用凹部がシリンダ用溝を介して戻り用
凹部に連通する過程に構成された可変絞りからなり、第
2制御弁部は、一方の側の供給用凹部が連絡用溝を介し
て戻り用凹部に連通する過程に構成された可変絞りから
なる点に特徴を有する。
【0011】
【発明の実施の形態】図1〜4に第1実施例のロータリ
バルブ式パワーステアリング装置を示す。図1に示すよ
うに、ケーシング1には、図示しない車輪に連係させた
セクタシャフト2を組み込んでいる。また、ケーシング
1には、その内部を圧力室3a、3bに区画するピスト
ン4を摺動自在に組み込んでいる。つまり、ここでは、
ケーシング1内にパワーシリンダSが構成されているこ
とになる。そして、このピストン4に形成したウォーム
ギヤ4aを、上記セクタシャフト2のセクタギヤ2aに
かみ合せている。
【0012】このケーシング1の端部にはバルブケース
5を取付けて、そこから突出させた出力軸6を上記ピス
トン4に貫通させている。そして、この出力軸6に形成
したオネジを、ピストン4の内周面に形成したメネジに
かみ合せ、出力軸6の回転をピストン4の軸方向移動に
変換するようにしている。もちろん、出力軸6とピスト
ン4との間に、複数のボールを介在させるなどしてもよ
い。
【0013】上記出力軸6は、バルブケース5とに設け
たベアリング7によって、回転自在に支持されている。
そして、この出力軸6の最基端には、ピン8を介してロ
ータリスリーブ9を同軸上に連結させている。また、バ
ルブケース5には、ケーシング1とは反対側から入力軸
10を挿入し、軸受11によって回転自在に支持してい
る。このとき、入力軸10の外周面にロータリスプール
12を一体的に形成し、そのロータリスプール12を上
記ロータリスリーブ9に相対回転自在に嵌合させてい
る。そして、これら入力軸10と出力軸6とを、トーシ
ョンバー13を介して連結させている。
【0014】上記ロータリスプール12とロータリスリ
ーブ9とが相まって、ロータリバルブを構成するが、以
下では、このロータリバルブを図2〜4にしたがって説
明する。図2に示すように、ロータリスプール12に
は、供給用凹部14を形成している。また、この供給用
凹部14の両側には一対の戻り用凹部15、16を形成
し、ロータリスプール12に形成した戻り通路17を介
してタンクTに連通させている。さらに、反時計周り方
向側に位置する戻り用凹部16を挟んで供給用凹部14
とは反対側に、連絡用凹部18を形成している。ここで
は、これら凹部14、15、16、18を一組として、
ロータリスプール12の円周方向に180度ずらして二
組形成している。
【0015】一方、ロータリスリーブ9には、ポンプP
に接続した入力通路19を形成し、上記供給用凹部14
に連通させている。そして、この入力用通路19の両側
に一対のシリンダ用溝20、21を形成し、シリンダ用
溝20をパワーシリンダSの圧力室3aに、かつ、シリ
ンダ用溝21を圧力室3bに接続している。また、反時
計周り方向側に位置するシリンダ用溝21を挟んで入力
通路19とは反対側に、連絡用溝22を形成している。
さらに、この連絡用溝22を挟んでシリンダ用溝21と
は反対側に供給用溝23を形成し、この供給用溝23も
ポンプPに接続している。
【0016】ここでは、これら入力通路19、溝20〜
23を一組として、上記凹部14、15、16、18に
合わせ、ロータリスリーブ9の円周方向に180度ずら
して二組形成している。このとき、ロータリスプール1
2とロータリスリーブ9とには、それらが大きく相対回
転しても、供給用溝23と戻り用凹部15とが連通しな
いようブロック部24を形成している。
【0017】このようにしたロータリバルブでは、供給
用凹部14と戻り用凹部15、16との間に制御凸部2
5、26が形成されるが、これら制御凸部25、26の
エッジ部とシリンダ用溝20、21の端部とが相まっ
て、可変絞りa〜dを構成している。図3(a)に示すよ
うに、制御凸部25、26のエッジ部に面取り加工を施
して、その可変絞りの特性を決めている。そして、これ
ら可変絞りa〜dはオーバラップ状態にあり、中立状態
で閉じた状態を保つようにしている。
【0018】また、連絡用凹部18の隣にも制御凸部2
7、28が形成されるが、これら制御凸部27、28の
エッジ部と、供給用溝23及び連絡用溝22それぞれの
端部とが相まって、可変絞りe又はg、fを構成してい
る。図3(b)に示すように、制御凸部27、28のう
ち、上記ブロック部24を除いたエッジ部に面取り加工
を施して、その可変絞りの特性を決めている。そして、
これら可変絞りe又はg、fはアンダラップ状態にあ
り、中立状態で開いた状態を保つようにしている。な
お、可変絞りe、gについては、その両方で可変絞りf
と同じ絞り効果を発揮するようにしてもよいし、いずれ
か一方が可変絞りfと同じ絞り効果を発揮し、かつ、他
方が単なる通路として機能するようにしてもよい。
【0019】図4に、以上述べたロータリバルブ式パワ
ーステアリング装置の回路図を示す。そして、この回路
図からもわかるように、可変絞りa〜dによって、ポン
プPの吐出作動油を制御してパワーシリンダSに分配供
給する第1制御弁部Iが構成され、また、可変絞りe又
はg、fによって、ポンプPの吐出作動油を制御してタ
ンクTに戻す第2制御弁部IIが構成されている。なお、
ポンプPとロータリバルブとの間には絞り29を介在さ
せるとともに、この絞り29の上流側を、制御バルブ3
0を介してタンクTに接続している。この制御バルブ3
0は、絞り29の上流側の圧力と下流側の圧力とに応じ
て切換わり、ポンプPの吐出作動油の一部をタンクTに
還流させるものである。したがって、この制御バルブ3
0によって絞り29前後の差圧は一定に保たれ、ロータ
リバルブ側には一定の流量が供給されることになる。ま
た、リリーフバルブ31を接続して、回路の最高圧を決
めている。
【0020】次に、この第1実施例のロータリバルブ式
のパワーステアリング装置の作用を説明する。図2に示
すロータリバルブの中立状態では、可変絞りa〜dが閉
じている。ただし、可変絞りe〜gが開いているので、
これら可変絞りe〜gを介して、作動油のすべてがタン
クTに戻される。したがって、パワーシリンダSには圧
力が発生せず、アシスト力を付与しない。しかも、可変
絞りa〜dが閉じているので、圧力室3a、3bが密封
され、パワーシリンダSはロックされた状態にある。
【0021】この状態から、図示しないハンドルを切
り、例えば、ロータリスプール12が、ロータリスリー
ブ9に対して図2に示す矢印k方向に相対回転したとす
る。このとき、第1制御弁部Iでは、可変絞りaがだん
だんと開いていくと同時に、可変絞りdもまた開いてい
く。したがって、供給用凹部14に導かれたポンプPの
吐出作動油が、シリンダ用溝20からパワーシリンダS
の圧力室3aに導かれる。また、圧力室3bの作動油
が、シリンダ用溝21を介して戻り用凹部16に戻され
るので、これら圧力室3a、3bに圧力差が生じ、アシ
スト力を付与することになる。
【0022】一方、第2制御弁部IIでは、可変絞りe又
はgがだんだんと閉じられていくことになるが、ロータ
リスプール12とロータリスリーブ9との相対回転量が
小さければ、これら可変絞りe又はgがまだ開いた状態
にある。したがって、ポンプPの吐出作動油の一部がタ
ンクTに戻されることになる。それに対して、ハンドル
を大きく切ったような場合は、その相対回転量が大きく
なり、これら可変絞りe又はgが閉じることになる。し
たがって、ポンプPの吐出作動油すべてが第1制御弁部
IからパワーシリンダSに供給され、それだけ大きなア
シスト力を発揮することができる。
【0023】以上述べた第1実施例のロータリバルブ式
のパワーステアリング装置によれば、第1制御弁部Iが
クローズドセンタバルブとなっているので、パワーシリ
ンダSはロックした状態にあり、そのふらつきを抑え
て、車輪側から入力があっても直進走行を維持すること
ができる。また、キックバックによる影響もなくなり、
ハンドルをとられるようなこともない。特に、農機用あ
るいは産機用車両に用いれば、作業者は他の作業に集中
でき、操作性を向上させる等の効果を得ることができ
る。
【0024】図5、6に示す第2実施例は、第1、2制
御弁部I、IIの構成を変更しただけである。したがっ
て、以下では、その相違点を中心に説明するとともに、
第1実施例と同一の構成要素については同一の符号を付
し、その詳細な説明を省略する。図5に示すように、ロ
ータリスプール12には、一対の供給用凹部32、33
を形成している。また、反時計周り方向側に位置する供
給用凹部33の両側には、一対の戻り用凹部34、35
を形成し、ロータリスプール12に形成した戻り通路1
7を介してタンクTに連通させている。ここでは、これ
ら凹部32〜35を一組として、ロータリスプール12
の円周方向に180度ずらして二組形成している。
【0025】一方、ロータリスリーブ9には、ポンプP
に接続した一対の入力通路36、37を形成し、上記供
給用凹部32、33にそれぞれ連通させている。そし
て、これら入力通路36、37の間には一対のシリンダ
用溝38、39を形成し、シリンダ用溝38をパワーシ
リンダSの圧力室3bに、かつ、シリンダ用溝39を圧
力室3aに接続している。また、反時計周り方向側に位
置する入力通路37を挟んでシリンダ用溝39とは反対
側に、連絡用溝40を形成している。ここでは、これら
入力通路36、37、溝38〜39を一組として、ロー
タリスリーブ9の円周方向に180度ずらして二組形成
している。このとき、ロータリスプール12とロータリ
スリーブ9とには、それらが大きく相対回転しても、入
力通路36が戻り用凹部35に連通しないようブロック
部41を形成している。
【0026】このようにしたロータリバルブでは、供給
用凹部32、33と戻り用凹部34との間に制御凸部4
2、43が形成されるが、これら制御凸部42、43の
エッジ部とシリンダ用溝38、39の端部とが相まっ
て、可変絞りa〜dを構成している。そして、これら可
変絞りa〜dは、第1実施例と同じくオーバラップ状態
にあり、中立状態で閉じた状態を保つようにしている
(図3(a)参照)。また、供給用凹部33と戻り用凹部
35との間にも制御凸部44が形成されるが、この制御
凸部44のエッジ部と連絡用溝40の端部とが相まっ
て、可変絞りe、fを構成している。そして、これら可
変絞りe、fは、第1実施例と同じくアンダラップ状態
にあり、中立状態で開いた状態を保つようにしている
(図3(b)参照)。
【0027】図6に、以上述べたロータリバルブ式パワ
ーステアリング装置の回路図を示す。そして、この回路
図からもわかるように、可変絞りa〜dによって、ポン
プPの吐出作動油を制御してパワーシリンダSに分配供
給する第1制御弁部Iが構成され、また、可変絞りe、
fによって、ポンプPの吐出作動油を制御してタンクT
に戻す第2制御弁部IIが構成されることになる。このよ
うにした第2実施例でも、第1制御弁部Iがクローズド
センタバルブとなっているので、パワーシリンダSのふ
らつきを抑えて、直進性を向上させることができる。
【0028】なお、これら第1、2実施例では、第1制
御弁部Iを、その可変絞りa〜dが中立状態で閉じるク
ローズドセンタバルブとしたが、セミオープンセンタバ
ルブとしてもよい。つまり、図7に示すように、可変絞
りa〜dを、中立状態で完全に閉じるのではなく、絞り
効果を発揮しながら開いた状態にしておいても、パワー
シリンダSのふらつきを抑えて、直進性を向上させるこ
とができる。しかも、絞り効果を発揮しているセミオー
プンセンタバルブとしておけば、ロータリバルブが切換
わった時の圧力上昇をなだらかにでき、パワーシリンダ
Sに圧力が急に発生し、ショックが生じるようなことを
防止することができる。
【0029】また、これら第1、2実施例では、転舵機
構として、セクタギヤ2aを用いたインテグラルタイプ
について説明したが、それ以外のタイプであってもかま
わない。例えば、図示しないが、同じくセクタギヤ2a
を用いるが、パワーシリンダSをケーシング1とは分離
してなるセミインテグラルタイプや、出力軸6をラック
及びピニオンを介して車輪側に連係させるラックアンド
ピニオンタイプであってもよい。
【0030】
【発明の効果】この発明によれば、第1制御弁部Iがク
ローズドセンタバルブとなっているので、ロータリバル
ブが中立状態にあるときに、パワーシリンダのふらつき
を抑えて、車輪側から入力があっても直進走行を維持す
ることができる。また、キックバックによる影響もなく
なり、ハンドルをとられるようなこともない。なお、第
2制御弁部IIがオープンセンタバルブとなっているの
で、ロータリバルブの中立状態では、ポンプの吐出作動
油がこの第2制御弁を介してタンクに戻されることにな
り、油温が上昇することもない。このようにしたロータ
リバルブ式パワーステアリング装置を、特に、農機用あ
るいは産機用車両に用いれば、作業者は他の作業に集中
でき、操作性を向上させる等の効果を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロータリバルブ式パワーステアリング装置の断
面図である。
【図2】第1実施例のロータリバルブの断面図である
が、見やすくするためハッチングを省略している。
【図3】制御凸部のエッジ部と溝の端部との拡大図であ
り、(a)が中立状態における可変絞りa〜dを示し、
(b)が中立状態における可変絞りe〜gを示している。
【図4】第1実施例のロータリバルブ式パワーステアリ
ング装置の回路図である。
【図5】第2実施例のロータリバルブの断面図である
が、見やすくするためハッチングを省略している。
【図6】第2実施例のロータリバルブ式パワーステアリ
ング装置の回路図である。
【図7】第1制御部Iをセミオープンセンタバルブとし
た場合の中立状態における可変絞りa〜dを示す図であ
る。
【図8】従来例のロータリバルブの断面図であるが、見
やすくするためハッチングを省略している。
【図9】従来例のロータリバルブ式パワーステアリング
装置の回路図である。
【符号の説明】 2 セクタシャフト 3a、3b 圧力室 4 ピストン 6 出力軸 9 ロータリスリーブ 10 入力軸 12 ロータリスプール 13 トーションバー 14、32、33 供給用凹部 15、16、34、35 戻り用凹部 18 連絡用凹部 20、21、38、39 シリンダ用溝 22、40 連絡用溝 23 供給用溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドル側に連係する入力軸と、転舵機
    構側に連係する出力軸と、これら入出力軸を連結するト
    ーションバーと、入力軸に設けたロータリスプールと、
    出力軸に設けたロータリスリーブとを備え、これらロー
    タリスプールとロータリスリーブとを相対回転自在に嵌
    合してなるロータリバルブには、ポンプの吐出作動油を
    制御してパワーシリンダに分配供給する第1制御弁部
    と、ポンプの吐出作動油を制御してタンクに戻す第2制
    御弁部とをポンプに対して並列に構成し、しかも、上記
    第1制御弁部を、クローズドセンタバルブ、あるいは、
    セミオープンセンタバルブとし、また、上記第2制御弁
    部を、オープンセンタバルブとしたことを特徴とするロ
    ータリバルブ式パワーステアリング装置。
  2. 【請求項2】 ロータリスプールには、供給用凹部と、
    この供給用凹部の両側に配置し、タンクに連通させた一
    対の戻り用凹部と、一方の側の戻り用凹部を挟んで供給
    用凹部とは反対側に配置した連絡用凹部とを一組とし
    て、その円周方向に複数組並べて形成し、また、ロータ
    リスリーブには、上記供給用凹部をポンプに接続する入
    力通路と、この入力通路の両側に配置し、それぞれパワ
    ーシリンダの圧力室に接続させた一対のシリンダ用溝
    と、一方の側のシリンダ用溝を挟んで入力通路とは反対
    側に配置した連絡用溝と、この連絡用溝を挟んでシリン
    ダ用溝とは反対側に配置し、ポンプに接続させた供給用
    溝とを一組として、その円周方向に複数組並べて形成
    し、第1制御弁部は、供給用凹部がシリンダ用溝を介し
    て戻り用凹部に連通する過程に構成された可変絞りから
    なり、第2制御弁部は、供給用溝が連絡用凹部及び連絡
    用溝を介して一方の側の戻り用凹部に連通する過程に構
    成された可変絞りからなることを特徴とする請求項1記
    載のロータリバルブ式パワーステアリング装置。
  3. 【請求項3】 ロータリスプールには、一対の供給用凹
    部と、一方の側の供給用凹部の両側に配置し、タンクに
    連通させた一対の戻り用凹部とを一組として、その円周
    方向に複数組並べて形成し、また、ロータリスリーブに
    は、供給用凹部をポンプに接続する一対の入力通路と、
    これら入力通路の間に配置し、それぞれパワーシリンダ
    の圧力室に接続させた一対のシリンダ用溝と、一方の側
    の入力通路を挟んでシリンダ用溝とは反対側に配置した
    連絡用溝とを一組として、その円周方向に複数組並べて
    形成し、第1制御弁部は、一対の供給用凹部がシリンダ
    用溝を介して戻り用凹部に連通する過程に構成された可
    変絞りからなり、第2制御弁部は、一方の側の供給用凹
    部が連絡用溝を介して戻り用凹部に連通する過程に構成
    された可変絞りからなることを特徴とする請求項1記載
    のロータリバルブ式パワーステアリング装置。
JP9795597A 1997-03-31 1997-03-31 ロータリバルブ式パワーステアリング装置 Pending JPH10278822A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102616274A (zh) * 2012-04-01 2012-08-01 怀特(中国)驱动产品有限公司 闭心负载平衡式全液压转向器

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