JPH10278865A - 鞍乗型車両用の車載通信装置 - Google Patents
鞍乗型車両用の車載通信装置Info
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- JPH10278865A JPH10278865A JP9094115A JP9411597A JPH10278865A JP H10278865 A JPH10278865 A JP H10278865A JP 9094115 A JP9094115 A JP 9094115A JP 9411597 A JP9411597 A JP 9411597A JP H10278865 A JPH10278865 A JP H10278865A
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Abstract
置を搭載できるようにする。 【解決手段】 地上通信装置との間で交信する通信ユニ
ット29を備える鞍乗型車両用の車載通信装置であっ
て、通信ユニット29の動作に用いられる情報が記憶さ
れているカード20のICメモリ23から該情報を読み
取るカードリーダ25と、通信ユニット29を制御する
制御ユニットとを備えると共に、鞍乗型車両の本体前部
に設けられているメータケース10に、少なくとも通信
ユニット29とカードリーダ25とが内蔵されており、
該メータケース10にカード挿入孔10aを形成する。
Description
間での交信を行う車載通信装置に関し、特に自動二輪車
等の鞍乗型車両に搭載する車載通信装置に関する。
上と車両との間でのデータ通信を用いて自動課金するシ
ステムが開発されるなど、車両に通信装置を搭載する必
要性が生じている。該システムは、おおよそ、高速道路
の入口に配置した地上通信装置から車載通信装置に入口
の識別情報を送信して記憶させ、高速道路の出口に配置
した地上通信装置に車載通信装置から入口の識別情報を
送信し、地上側で通行料金を計算して課金するというも
のであり、課金額を指定の銀行口座等から自動的に引き
落としたり、課金額情報を車載通信装置へ送信してカー
ドリーダによりプリペイドカードの残高から課金額を差
し引いたりして決済する。
なシステムに対応するには車両に通信機器やカードリー
ダを搭載する必要があるが、自動二輪車等の鞍乗型車両
では、各種装置を設置するスペースは限られており、こ
れらの装置を取扱い性のよい位置に設置することは困難
である。また設置できるとしても自動二輪車では、四輪
車と異なり、車両の振動や外気からの影響に対する耐久
性を確保する必要がある。
い性を確保して車載通信装置を搭載できるようにするこ
とを課題としている。
本発明は、地上通信装置との間で交信する通信ユニット
を備える鞍乗型車両用の車載通信装置であって、通信ユ
ニットの動作に用いられる情報が記憶されているカード
から該情報を読み取るカードリーダと、通信ユニットを
制御する制御ユニットとを備えると共に、鞍乗型車両の
本体前部に設けられているメータケースに、少なくとも
通信ユニットとカードリーダとが内蔵されており、該メ
ータケースにカード挿入孔を形成する。
報の送信動作の際に、カードに記憶されている例えば銀
行口座等の情報を送信したり、地上通信装置から受信し
た情報を処理する動作として例えば受信情報たる課金額
の決済動作を行う際に、カードに記憶されているプリペ
イドカード残高から該課金額を差し引いたりすれば、車
載通信装置に記録されている情報に基づく場合と異な
り、車両の盗難あるいは車載通信装置の紛失や盗難によ
って正規の所有者の知らない者に車載通信装置が盗用さ
れたとしても、正規の所有者が指定する銀行口座等の情
報やプリペイドカードの購入等により獲得した予納金額
の残高等の情報に基づき上記の動作が行われる、という
ことがない。したがって、盗用者に課金されるはずの金
額が、誤って正規の所有者の銀行口座等から引き落とさ
れたりプリペイドカード(予納金額)残高から差し引か
れたりして、決済されるようなことはない。
れている情報に基づき行うので、同一規格のカードであ
りさえすれば利用できこととなる。換言すれば、1つの
カードを不特定の車載通信装置に利用することができ
る。
ータケースに内蔵したので、車載通信装置の紛失が防止
されると共にメータケースとの一体化による盗難防止効
果が向上し、運転時の前方視界の妨げになることがな
い。また、メータケースにカード挿入孔を設けたので、
運転者からカード挿入孔を容易に目視確認できると共
に、カードの挿入忘れや抜き忘れが防止され、取扱い易
い。
種メータ類の保護のため耐熱性、耐水性および耐振動性
等のいわゆる耐環境性を確保できる構成になっており、
メータケースに内蔵されるカードリーダおよび通信ユニ
ットの耐環境性が確保される。そして、カードリーダや
通信ユニットをメータケースに内蔵することで、通信装
置専用のケースや防振用マウントラバーなどが不要にな
り、部品点数を削減してコストダウンを図れる。
地上通信装置の路上アンテナは一般に車両より高い位置
に設置されているので、通信ユニットに接続される通信
アンテナをメータケースの上面に沿わせて設ければ、車
両が路上アンテナに向かって走行してくる際に、通信ア
ンテナと路上アンテナとの間で高い受信強度で交信を行
うことができ、妨害電波の影響を受けにくくなり、交信
の信頼性が向上する。
者側を向く面に開口するように形成すれば、カードの挿
入性に優れると共にカードの取り忘れ防止効果が向上
し、カードリーダを、カード挿入孔の壁面の外側に配置
されていて、カードから非接触で情報を読み取る形式の
ものに構成すれば、カードリーダの耐環境性がより向上
する。さらにカード挿入孔に水抜き穴を形成すれば、カ
ード挿入孔内に雨水等が溜まることがなく、カード挿入
孔に挿入したカードが浸水するようなことを防止でき
る。
車載通信装置に記憶されている情報とを制御ユニットで
照合し、照合結果が一致である場合に通信ユニットの作
動を許可するようにすれば1つのカードで作動させ得る
車載通信装置が限定される。換言すれば、1つの車載通
信装置を作動させ得るカードが特定のものに限定される
ため、仮に他人が車載通信装置を盗んだとしても、特定
のカードを所有していない限り盗んだ車載通信装置を作
動させることはできない。
ジン始動を許可したりハンドルロックを解除して走行を
可能とするシステムが開発されている(特開平7−18
0602号公報参照)。そこで、エンジン始動を許可す
る情報が記憶されているカードキーに、通信ユニットの
作動を許可する情報を記憶させ、カードキーを通信装置
用のカードとしても兼用させれば、カードキーを上記カ
ード挿入孔に挿入することで走行が可能になると共に通
信装置が作動可能となるため、運転者はカードキーのみ
を携帯すれば良く、利便性が向上する。
たる自動二輪車のフレームであり、フレーム1の前端に
はステアリングヘッド1aが設けられている。ステアリ
ングヘッド1aは、前輪2を支持する左右1対のフロン
トフォーク3a,3b、両フロントフォーク3a,3b
の上端を連結するアッパブリッジ4および該アッパブリ
ッジ4の両端に設けられるハンドル5等からなる舵取り
装置6を操舵可能に保持しており、ステアリングヘッド
1aとその前方のスクリーン7aとの間には、ステアリ
ングヘッド1aに支持部材8を介して支持されるメータ
ケース10が設置されている。尚、スクリーン7aはフ
レーム1に固定されるアッパカウル7に一体形成されて
いる。
10内には、向かって左側にスピードメータ11が、ま
た向かって右側にタコメータ12が内蔵されている。メ
ータケース10は、両メータ11,12の表示面がライ
ダの視線方向に向くように設置されており、スピードメ
ータ11等の計器の正確な作動を確保するために水密
性、耐熱性および耐振動性など、いわゆる耐環境性に優
れた構造になっている。尚、メータケース10に下側に
は、車幅方向の両端に配置される1対の方向指示表示灯
13a,13b、その間のニュートラルポジション表示
灯13cおよびヘッドライトハイビーム表示灯13dが
設置されている。
タ11とタコメータ12との間のスペースに、後述のカ
ードキー20を挿入するためのカード挿入孔(以下、単
に挿入孔と記す)10aを開設した。
ダに向けて開口しており、カードキー20を挿入が容易
であると共に挿入されたカードキー20の目視が容易で
あり、カードキー20の抜き取り忘れを防止する効果が
ある。さらにカードキー20の色をメータケース10と
異なる色にすれば、抜き取り忘れ防止効果が一層向上す
る。挿入孔10aの後端には、挿入孔10aの高さ方向
寸法により厚みの薄い水抜き穴10bが、挿入孔10a
の下壁面に沿って全幅に亘り形成されており、挿入孔1
0a内に侵入した雨水等の水はここから孔外に排出され
る。また水抜き穴10bの形成と同時に挿入孔10aの
上壁面に対して形成される段差10cにより、カードキ
ー20の挿入孔10aからの抜け落ちが防止される。
ジン制御ユニット40のメインスイッチ41が設置され
ており、挿入孔10aにカードキー20を挿入すると、
カードキー20によりメインスイッチ41が押されてエ
ンジン制御ユニット40の電源が入るようになってい
る。エンジン制御ユニット40は、メータケース10の
下部等、自動二輪車の所定の位置に設置されるものであ
るが、メータケース10を大型化してメータケース10
内に内臓してもよい。
0は、その外形を構成するカードケース20aを備えて
いる。カードケース20aには差し込み方向後端の一角
に、切り欠き20bが形成されており、ヘルメットホル
ダの開閉等に用いられる従来型のキー21を着脱自在に
挿入できる。そして、カードケース20a内には挿入さ
れたキー21を脱落しないように挿入部21aを挟持す
る部材22a,22bが設けられている。カードケース
20aの各長辺の中央部後端寄りには、ノッチ20c,
20dが形成されており、カードキー20を挿入孔10
aに挿入すると、両ノッチ20c,20dが挿入孔10
a内の図示しない位置決め手段に係合して、カードキー
20が位置決めされる。該位置決め手段は解除機構(図
示せず)を備えており、カードキー20の着脱が可能に
なっている。
が記憶されるICメモリ23と、該ICメモリ23から
のデータの読み取りおよびICメモリ23へのデータの
書き込みの際に用いられる通信コイル24とを備える、
いわゆるICカードである。このカードキー20のIC
メモリ23のデータを読み取って、エンジン制御ユニッ
ト40のCPU(図6参照)に送るカードリーダ25
を、挿入孔10aの下壁面の下側に設置した。したがっ
て、カードキー20を挿入孔10aに挿入すると、カー
ドキー20とカードリーダ25とが挿入孔10aの下壁
面を介して接近した状態で対面配置される。
わる通信コイル23との間での電磁波の送受信によりデ
ータをやり取りする通信コイル26を備えており、非接
触状態で、CPUからのデータのICメモリ23への書
き込みおよびICメモリ23のデータの読み取りを行
う。
5には、カードキー20を挿入孔10aに挿入したとき
に非接触で相対面して位置する発電コイル27,28が
設置されており、カードリーダ25の発電コイル28か
らの電磁波を受けた発電コイル27で発電された電流で
カードキー20が作動するようになっている。このよう
な構成にすると、カードリーダ25をメータケース10
内に内蔵して外気に晒さないようにでき、データの読み
取りおよび書き込み動作の信頼性が長期に亘って維持さ
れる。
0は、カードリーダ25がカードキー20のICメモリ
23から読み取った暗証データ等のデータが記憶される
RAMと、読み取った暗証データが適正であるか否かの
判断に用いられる暗証データが記憶されているROM
(例えばEEPROM)とを備えている。尚、ROMに
は、暗証データの他にも例えばオドメータやトリップメ
ータ等の特性データが記憶される。また、エンジン制御
ユニット40のCPUには、カードリーダ25の他に
も、イグニッションコイル43、オイルポンプソレノイ
ド44、一対のキャブレターソレノイド45、排気装置
用サーボモータ46、スロットルセンサ47、図示しな
いクランク軸端に設けたACジェネレータ48の径外方
に設置されるクランク角度パルサ49、オイルレベルス
イッチ50、ニュートラルスイッチ51、サイドスタン
ドスイッチ52、ハンドルロック機構14のロックが解
除された際にオン信号を発するオン検出スイッチ53、
キルスイッチ54、車速検出センサ55、サーモセンサ
56等、それぞれ自動二輪車の所定位置に設置されてお
り、エンジン制御に用いられるものが接続されている。
尚、エンジン制御系および通信ユニット29以外の各負
荷はメインスイッチ41がオンになると閉じられるスイ
ッチリレー57に接続されており、エンジン制御ユニッ
ト40に電源が入ると同時にこれらの負荷に電源が入る
ようになっている。
通行料金の自動課金システムに対応させるために、該自
動課金システムの地上通信装置との間での交信により、
車両あるいはその所有者等の個体を特定する個体識別デ
ータ等のデータを地上通信装置に送信すると共に、地上
通信装置から所要のデータを受信する車載通信装置を搭
載した。尚、本実施形態では、個体識別データとして、
カードキー20のICメモリ23に記憶されている暗証
データを用いているが、これとは別に識別データを設定
してICメモリ23に記憶させておき、用いるようにし
てもよい。
データをエンジン制御ユニット40のCPUから受ける
と共に地上通信装置からのデータをCPUに送る通信ユ
ニット29と、該通信ユニット29に接続されており、
通信ユニット29からの信号を電波として発信すると共
に電波を受けて得た信号を通信ユニット29に送るプレ
ート状の通信アンテナ30とを備えており、これらをメ
ータケース10内に設置して耐環境性を確保した。図3
に示されるように、メータケース10は、その上面10
dが前方斜め45°上方に向くように設置されており、
通信アンテナ30を該上面10dに沿わせて設置した。
尚、通信アンテナ30は、地上通信装置の後述の路上ア
ンテナ(図7参照)70との間で交信するものである。
用いられており、盗用により生じた高速道路通行料金が
盗難にあった者に自動課金される虞れがある。そこで、
カードキーシステムが車両の盗難に対して高いセキュリ
ティを有することに着目し、該システムを利用して、車
載通信装置のセキュリティを確保することとした。つま
り、カードリーダ25がICメモリ23から読み取った
暗証データがROMに記憶されている暗証データと一致
するときのみ通信ユニット29の電源が入って作動可能
となり、車載通信装置が作動可能となるようにした。こ
のようにすれば、カードキー20がなければ車載通信装
置を作動させることができないため、車載通信装置の盗
難を未然に防止することができる。
両のみならず車載通信装置のセキュリティをも確保する
こととしたので、1つのカードキーだけでエンジンの始
動および車載通信装置の作動を可能にすることができ、
運転開始時の操作性が向上すると共にキー管理の繁雑化
が防止されて便利であり、かつ抜き取り忘れを防止する
効果が向上する。また、車載通信装置専用のカードリー
ダや暗証データ照合手段を別途設ける必要がないので、
装置の小形化及びコストダウンを図ることができる。
尚、本実施形態のように銀行口座等からの引き落としに
より高速道路通行料金を決済するシステムの場合は、銀
行口座等の特定に用いられる個体識別データをICメモ
リ23に記憶させておけば、万が一他人により車載通信
装置を作動可能な状態にされたとしても、個体識別デー
タが記憶されていないので、個体識別データを地上通信
装置に送信して高速道路通行料金を決済することはでき
ず、盗難の被害を受けた者に金銭的被害を与えずにす
む。
金システムの地上通信装置について説明する。
通信アンテナ30からの電波を受信すると共に該通信ア
ンテナ30に向けて電波を発信する地上通信装置の路上
アンテナであり、支柱71により車両より高い所定位置
に設置されている。尚、路上アンテナ70は道路を跨ぐ
ゲートに設置されることもある。また路上アンテナ70
は、地上通信装置の図示しない通信ユニットに接続され
ており、これとの間で送信信号および受信信号をやり取
りするようになっている。また高速道路出口には、地上
通信装置と車載通信装置とが高い受信強度で送受信を行
い得る範囲に車両が進入したことを感知する進入感知機
72と、該範囲から退去したことを感知する退去感知機
73とが設置されている。退去感知機73の車両流れ方
向下流側には、両通信装置間での通信の結果通行料金を
領収した旨およびその金額等を表示する表示器74が設
置されている。尚、表示器74による情報の表示は、該
表示器74に隣接して設置される車両通過感知機75が
自動二輪車の通過を検知すると終了する。また、高速道
路出口の車両進入端および退去端には、車両のナンバー
を後方および前方から認識するカメラ76,77が設置
されている。尚、78は、従来通り現金により通行料金
を支払うための料金所ブースである。
通信装置の制御を中心に、図8を参照しつつ説明する。
ると、ロック部材(図示せず)によりカードキー20が
抜け落ちないように保持されると共に、挿入孔10a内
のメインスイッチ41がオンになって、エンジン制御ユ
ニット40の電源が入る(S1)。尚、エンジン制御ユニッ
ト40は、その内部に電源回路を備えており、何らかの
原因でカードキー20が抜けるなどして、メインスイッ
チ41がオフになっても、それだけでは電源が切れない
ようになっている。
と、同時に、エンジン制御系および通信ユニット29を
除くカードリーダ25等の各負荷の電源が入る。カード
リーダ25の電源が入ると、発電コイル28に電磁波が
生じて、該電磁波を受けたカードキー20の発電コイル
27に発電により電流が生じ、該電流によりカードキー
20が動作可能となり、カードリーダ25により通信コ
イル23,26を介してICメモリ23に記憶されてい
るデータを読み取ることができるようになる。
り信号を送信する(S2)。該信号を受けたカードリーダ2
5は、ICメモリ23に記憶される暗証データ等のデー
タを読み取ってエンジン制御ユニット40に送信する。
送信されたデータはRAMに記憶される。このうち暗証
データがROMに記憶されている暗証データに照合され
(S3)、一致していればハンドルロック解除ルーチン(S4)
を実行してハンドルロックを解除し、続いてイグニッシ
ョンコイル43等のエンジン制御系の装置の電源を入れ
て(S5)エンジンを始動可能とすると共に通信ユニット2
9の電源を入れて(S6)車載通信装置を動作可能とする。
該車載通信装置は、動作可能となると、地上通信装置か
らの信号について信号待ちの状態(S7)になり、地上通信
装置からの信号を受信すると、送受信ルーチン(S8)を実
行する。尚、車載通信装置への信号は、高速道路出口の
進入感知機72が自動二輪車の進入を感知した後、退去
検知機73が自動二輪車の退去を感知する前に、路上ア
ンテナ70から送信されるようになっている。このタイ
ミングは高速道路入口においても同様である。
検出することでカードキー20が挿入されているか否か
を検出しており(S9)、メインスイッチ41がオンであれ
ば、カードキー20が挿入されていると判断して、抜け
を知らせる警報音を停止させる(S10) 。このとき、警報
音が発せられていない状態であれば、警報音が発せられ
ていない状態が維持されることになる。他方、メインス
イッチ41がオフであれば、車速が1km/h以上(S1
1) の場合には、カードキー20が抜けていることを知
らせる警報を発する(S12) 。他方、車速が1km/h以
下(S11) の場合には、車両の運転が終了してカードキー
20が抜かれつつあるものと判断し、制御ユニット40
内部のEEPROMに走行距離積算値等の所定のデータ
を書き込む作業(S13) を行った後、エンジン制御ユニッ
ト40自身で電源回路を切って(S14) 、エンジン制御を
終了する。これにより、エンジン制御ユニット40に接
続される各種の装置の電源が切れる。尚、「S3」で示
されるステップにおいて暗証データが一致しない場合
は、エラー表示を行うようになっており(S15) 、その
後、メインスイッチ41がオフであることを検出する(S
16) と、カードキー20が抜かれたと判断して、エンジ
ン制御ユニット自身で電源回路を切る(S14) 。
では、図9に示す如く、まずオン検出スイッチ53のオ
ン/オフを検出しており(S21) 、該スイッチ53がオフ
であれば、ハンドルがロック状態にある旨を警報音を発
する等により知らせる(S22)と共にハンドルロック
機構14の駆動部たるソレノイド(図示せず)をロック
解除動作させる(S23) 。他方、スイッチ53がオ
ンであれば、警報を停止する(警報の停止状態が維持さ
れる)(S24) と共にハンドルロック機構14の動作を停
止する(動作が停止状態に維持される)(S25) 。
示す如く、まず受信した地上通信装置からの信号の種類
を判別し(S31) 、高速道路入口で受信した信号であれば
(S31) 、該信号と共に送信された信号のうち、高速道路
の入口地点データをRAMに記憶し(S32) 、高速道路出
口で受信した信号であれば、折り返し高速道路の入口地
点データ及びICカード20から読み取った個体識別デ
ータたる暗証データを、通信ユニット29から通信アン
テナ30を介して地上通信装置へと送信する(S33) 。
タおよび暗証データを受けると、入口識別データに基づ
き瞬時に通行料金を算出すると共に、暗証データに対応
して銀行口座等が指定されていることを確認して、通行
料金および該料金を領収した旨を表示器74に表示す
る。交信の失敗や指定口座の不存在等の理由により料金
を徴収できない場合は、通行料金、徴収できなかった旨
および料金所ブース78での支払いを求める旨を表示す
る。これらの表示は、車両通過感知機75が車両の通過
を感知すると終了する。自動課金システムおよび料金所
ブース78の係員のいずれによっても通行料金を徴収で
きなかった場合は、出口の進入端および退去端に設置さ
れるカメラ76,77により車両ナンバーを特定し、車
両所有者あるいは使用者に通行料金を請求する。本実施
形態では、退去検知機73が車両退去を検知したとき
に、カメラ76,77により車両の前後からナンバーを
認識するようになっている。
で用いたプレート状の通信アンテナ30は、通信アンテ
ナ30の法線方向Aから信号Sを受信した時に受信強度
が最大になり、法線方向Aとのなす角αが45°以内の
方向から信号Sを受けることができれば、高い信頼性で
交信を行うことができる指向性を備えている。地上通信
装置の路上アンテナ70は、支柱71等により一般には
車両より高い位置に設置されているので、メータケース
10の表示面をライダに向けてメータを設置したときに
自然に車両前方斜め上方に向くメータケース10の上面
10dに沿わせて通信アンテナ30を配置すると、路上
アンテナ70に向かって走行する際に、通信アンテナ3
0に対する路上アンテナ70の方向が通信アンテナ30
の受信面の法線方向Aとほぼ同じ方向になり、通信アン
テナ30により高い受信強度で信号を受信でき、妨害電
波の影響を受けにくくなり、交信の信頼性が向上する。
め45°上方からの信号Sを受信するようにすると、メ
ータケース10の上面10dを、水平(実線)の状態か
ら鉛直(仮想線)の状態の間の向きに向けても、信号S
の方向と通信アンテナ30の受信面の法線方向Aとのな
す角αが45°以内に収まり、高い信頼性で交信するこ
とができる。したがって、通信アンテナ30が内蔵され
ても、交信の信頼性を得るためにメータケース10の設
置精度を向上させるといったことは必要なく、設置作業
が繁雑になることはない。
信装置を盗用されたとしても、通信ユニットの動作に用
いられる情報は盗用されないので、正規の所有者の知ら
ない間に、例えば正規の所有者の銀行口座等やプリペイ
ドカードが決済に用いられることを防止できる。
ードに記憶されている指定の銀行口座等やプリペイドカ
ード残高(予納した金額の残高)等の情報を異なる車両
に搭載される車載通信装置のカードリーダに読み取らせ
ることができる。換言すれば、1つのカードリーダで不
特定のカードに記憶されている情報を読み取ることがで
きる。また1つのカードを不特定の車載通信装置に利用
することができる。
ータケースに内蔵したので、車載通信装置の紛失が防止
されると共に盗難防止効果が向上し、その一方で、運転
時の前方視界の妨げになることはない。また、運転者か
らカード挿入孔を容易に目視確認でき、カードの挿入忘
れや抜き忘れが防止される。
に沿わせて設ければ、妨害電波の影響を受けにくくな
り、交信の信頼性が向上する。
向く面に形成すれば、カードの挿入性に優れると主にカ
ードの取り忘れ防止効果が向上し、カードリーダをカー
ドから非接触で情報を読み取る形式にすれば、カードリ
ーダの耐環境性がより向上する。さらにカード挿入孔に
水抜き穴を形成すれば、挿入したカードの浸水を防止で
きる。
車載通信装置に記憶されている情報とを制御ユニットで
照合し、照合結果が一致である場合に通信ユニットの作
動を許可するようにすれば、1つの車載通信装置を作動
させ得るカードを特定のものに限定でき、仮に他人が車
載通信装置を盗んだとしても、特定のカードを所有して
いない限り盗んだ車載通信装置を作動させることはでき
ないこととなり、車載通信装置の盗難防止効果がより向
上する。
信ユニットの作動を許可する情報とが記憶されているカ
ードキーを用いれば、1つのカードで車両を走行させる
と共に通信装置を作動させることができ、運転者はカー
ドキーのみを携帯すれば良く、利便性が向上する。
車前部の外観図
斜視図
図
示す概念図
ャート図
ャート図
係を示すメータケース側面図
上と車両との間でのデータ通信を用いて自動課金するシ
ステムが開発されるなど、車両に通信装置を搭載する必
要性が生じている。該システムは、おおよそ、高速道路
の入口に配置した地上通信装置から車載通信装置に入口
の識別情報を送信して記憶させ、高速道路の出口に配置
した地上通信装置に車載通信装置から入口の識別情報を
送信し、地上側で通行料金を計算して課金するというも
のであり、課金額を指定の銀行口座等から自動的に引き
落としたり、課金額情報を車載通信装置へ送信してカー
ドリーダによりプリペイドカードの残高から課金額を差
し引いたりして決済する(特開平8−7131号公報参
照)。
Claims (5)
- 【請求項1】 地上通信装置との間で交信する通信ユニ
ットを備える鞍乗型車両用の車載通信装置であって、通
信ユニットの動作に用いられる情報が記憶されているカ
ードから該情報を読み取るカードリーダと、通信ユニッ
トを制御する制御ユニットとを備えると共に、鞍乗型車
両の本体前部に設けられているメータケースに、少なく
とも通信ユニットとカードリーダとが内蔵されており、
該メータケースにカード挿入孔を形成することを特徴と
する鞍乗型車両用の車載通信装置。 - 【請求項2】 通信ユニットに接続される通信アンテナ
をメータケースの上面に沿わせて設けることを特徴とす
る請求項1に記載の鞍乗型車両用の車載通信装置。 - 【請求項3】 カード挿入孔をメータケースの運転者側
を向く面に開口するように形成すると共に、カードリー
ダを、カード挿入孔の壁面の外側に配置されていて、カ
ードから非接触で情報を読み取る形式に構成し、且つカ
ード挿入孔に、カード挿入孔内に侵入した水を抜く水抜
き穴を形成することを特徴とする請求項1又は2に記載
の鞍乗型車両用の車載通信装置。 - 【請求項4】 前記制御ユニットは、カードリーダで読
み取った情報と車載通信装置に記憶されている情報とを
照合し、照合結果が一致である場合に前記通信ユニット
の作動を許可することを特徴とする請求項1乃至3のい
ずれか1項に記載の鞍乗型車両用の車載通信装置。 - 【請求項5】 前記カードは、カードキーであることを
特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の鞍乗
型車両用の車載通信装置。
Priority Applications (5)
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Publications (1)
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Family Applications (1)
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