JPH10280030A - Rh真空脱ガス炉補修側壁及びrh真空脱ガス炉の補修方法 - Google Patents
Rh真空脱ガス炉補修側壁及びrh真空脱ガス炉の補修方法Info
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- JPH10280030A JPH10280030A JP9974797A JP9974797A JPH10280030A JP H10280030 A JPH10280030 A JP H10280030A JP 9974797 A JP9974797 A JP 9974797A JP 9974797 A JP9974797 A JP 9974797A JP H10280030 A JPH10280030 A JP H10280030A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 溶鋼のRH真空脱ガス炉内の損傷側壁を、簡
便且つ作業効率よく補修すると共に、耐久性に優れる補
修側壁を提供する。 【解決手段】 RH真空脱ガス炉の内張り補修側壁であ
って、補修域の周方向に耐火レンガ層を形成し、該耐火
レンガ層は不定形耐火物が充填された間隙を介して該補
修域の側壁に接続されており、炉の再使用前には金属製
支持体が耐火レンガを支持しており、再使用時には金属
製支持体が溶損し、その後、溶鋼と接する部位が耐火レ
ンガで形成されてなることを特徴とするRH真空脱ガス
炉補修側壁。RH真空脱ガス炉の下部槽の内張り補修方
法であり、(1)炉内損傷を検査する検査工程、(2)
炉底部の損傷箇所を水平に補修する底面補修工程、
(3)円筒状の金属製支持体外周面に密接して配列して
形成した耐火レンガ層を被補修側壁と対面するように間
隙を介して装入配設する耐火レンガ層装入工程、(4)
耐火レンガ層装入工程で形成された間隙に不定形耐火物
を充填する工程を有することを特徴とするRH真空脱ガ
ス炉の補修方法。
便且つ作業効率よく補修すると共に、耐久性に優れる補
修側壁を提供する。 【解決手段】 RH真空脱ガス炉の内張り補修側壁であ
って、補修域の周方向に耐火レンガ層を形成し、該耐火
レンガ層は不定形耐火物が充填された間隙を介して該補
修域の側壁に接続されており、炉の再使用前には金属製
支持体が耐火レンガを支持しており、再使用時には金属
製支持体が溶損し、その後、溶鋼と接する部位が耐火レ
ンガで形成されてなることを特徴とするRH真空脱ガス
炉補修側壁。RH真空脱ガス炉の下部槽の内張り補修方
法であり、(1)炉内損傷を検査する検査工程、(2)
炉底部の損傷箇所を水平に補修する底面補修工程、
(3)円筒状の金属製支持体外周面に密接して配列して
形成した耐火レンガ層を被補修側壁と対面するように間
隙を介して装入配設する耐火レンガ層装入工程、(4)
耐火レンガ層装入工程で形成された間隙に不定形耐火物
を充填する工程を有することを特徴とするRH真空脱ガ
ス炉の補修方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はRH真空脱ガス炉補
修側壁及びRH真空脱ガス炉の補修方法に関する。特
に、RH真空脱ガス炉の真空槽の下部槽に好適な補修側
壁及びその補修方法に関する。
修側壁及びRH真空脱ガス炉の補修方法に関する。特
に、RH真空脱ガス炉の真空槽の下部槽に好適な補修側
壁及びその補修方法に関する。
【0002】
【従来の技術】転炉で精錬あるいは電気炉で溶製した溶
鋼には酸素、水素、窒素などのガス成分が多く含有され
ており、これらガス成分が溶鋼の凝固時あるいは凝固後
に析出し製品に様々な欠陥が生じることがある。よって
溶鋼中の前記ガス成分を減少させ、これらの欠陥を解消
するとともに非金属介在物を減少させ濃度、温度および
成分を均一化し、内質および機械的性質を向上するた
め、真空脱ガス炉が用いられている。このような真空脱
ガス炉の代表的なものにRH真空脱ガス炉がある。
鋼には酸素、水素、窒素などのガス成分が多く含有され
ており、これらガス成分が溶鋼の凝固時あるいは凝固後
に析出し製品に様々な欠陥が生じることがある。よって
溶鋼中の前記ガス成分を減少させ、これらの欠陥を解消
するとともに非金属介在物を減少させ濃度、温度および
成分を均一化し、内質および機械的性質を向上するた
め、真空脱ガス炉が用いられている。このような真空脱
ガス炉の代表的なものにRH真空脱ガス炉がある。
【0003】一般的なRH真空脱ガス炉は、例えば、模
式的断面図を示した図10のような構造である。RH真
空脱ガス炉は、鉄皮の内面に耐火レンガを内張りした真
空槽100を有し、この真空槽100は、互いに分離可
能な上部槽150および下部槽160を有する。上部槽
150上端には天蓋170が設けられており、排気口、
合金投入口なども備える。下部槽160の底部は2本の
環流管140が設けられており、環流管140はさらに
一端が取鍋110中の溶鋼130に浸漬される浸漬管1
80へと接続され、上昇管101および下降管102を
形成する。真空ポンプ(図示せず)等で真空槽100内
に溶鋼130を吸い上げるが、この吸い上げはあるレベ
ルで停止する。ここで、ガス吹込み管120よりアルゴ
ンガスなどを上昇管101に吹込めば溶鋼130が上昇
管101を通って上昇し、真空槽100内で溶鋼130
が効率的にガスを発散し脱ガス処理等が行われた後、下
降管102を通って取鍋110へ戻されるという溶鋼1
30の流れが繰り返される。この時、真空槽100内
は、溶鋼130が細粒状に激しく飛散するため、一般的
にマグネシア・クロム質(いわゆるマグクロ質)レンガ
等の耐火物レンガからなる内張り材は時間とともに浸
食、脱落等の不具合を生じるようになる。
式的断面図を示した図10のような構造である。RH真
空脱ガス炉は、鉄皮の内面に耐火レンガを内張りした真
空槽100を有し、この真空槽100は、互いに分離可
能な上部槽150および下部槽160を有する。上部槽
150上端には天蓋170が設けられており、排気口、
合金投入口なども備える。下部槽160の底部は2本の
環流管140が設けられており、環流管140はさらに
一端が取鍋110中の溶鋼130に浸漬される浸漬管1
80へと接続され、上昇管101および下降管102を
形成する。真空ポンプ(図示せず)等で真空槽100内
に溶鋼130を吸い上げるが、この吸い上げはあるレベ
ルで停止する。ここで、ガス吹込み管120よりアルゴ
ンガスなどを上昇管101に吹込めば溶鋼130が上昇
管101を通って上昇し、真空槽100内で溶鋼130
が効率的にガスを発散し脱ガス処理等が行われた後、下
降管102を通って取鍋110へ戻されるという溶鋼1
30の流れが繰り返される。この時、真空槽100内
は、溶鋼130が細粒状に激しく飛散するため、一般的
にマグネシア・クロム質(いわゆるマグクロ質)レンガ
等の耐火物レンガからなる内張り材は時間とともに浸
食、脱落等の不具合を生じるようになる。
【0004】RH真空脱ガス炉の補修については、例え
ば第1の例として上昇管部分の補修として円筒状の鋼板
枠を設置し、内張りと鋼板枠との間に含水耐火物を圧入
する補修方法が知られている(特開昭54−10740
4号公報、同57−51225号公報等)。この方法は
含水耐火物で溶損部を補修しても溶損部には一般にスラ
グや地金が浸透しているため補修直後は内張り機能を果
たすものの、継続使用するうちに溶損が進行しスラグや
地金が軟化溶融して補修した含水耐火物の剥離損傷を生
じる恐れがあった。また、第2の例として、特公昭62
−2237号公報では、内張りの溶損部のスラグや地金
等の付着物を溶射バーナの火焔によって溶融除去した
後、引続き溶射バーナにより溶損度の大きい溶損部に耐
火物粉末を溶射して充填補修し、その後、圧入管を連結
した型枠を配設して型枠と溶損部表面との間に形成され
た空間に圧入管からキャスタブル耐火物を圧入充填し溶
損部全体にキャスタブル耐火物の補修層を形成する方法
が提案されている。この方法は、溶射バーナ火焔で付着
スラグや地金を溶融除去し、処理時の残熱作用により溶
損部に対する溶射層やキャスタブル耐火物の接着性が十
分に確保されるため、前記のような継続使用中に溶損が
進行してキャスタブル耐火物が剥離損傷する恐れはな
い。また、第3の例として、特開昭63−93818号
公報では、RH真空脱ガス炉の下部槽新換と共に、上部
層下部の炉内側内周面に沿って鉄板を延設し、この鉄板
の炉壁レンガ側の外側面に沿って補修レンガを積み、こ
の補修レンガと炉壁レンガとの隙間に不定形材を充填し
て補修することを特徴とするRH真空脱ガス炉の補修方
法が開示されている。
ば第1の例として上昇管部分の補修として円筒状の鋼板
枠を設置し、内張りと鋼板枠との間に含水耐火物を圧入
する補修方法が知られている(特開昭54−10740
4号公報、同57−51225号公報等)。この方法は
含水耐火物で溶損部を補修しても溶損部には一般にスラ
グや地金が浸透しているため補修直後は内張り機能を果
たすものの、継続使用するうちに溶損が進行しスラグや
地金が軟化溶融して補修した含水耐火物の剥離損傷を生
じる恐れがあった。また、第2の例として、特公昭62
−2237号公報では、内張りの溶損部のスラグや地金
等の付着物を溶射バーナの火焔によって溶融除去した
後、引続き溶射バーナにより溶損度の大きい溶損部に耐
火物粉末を溶射して充填補修し、その後、圧入管を連結
した型枠を配設して型枠と溶損部表面との間に形成され
た空間に圧入管からキャスタブル耐火物を圧入充填し溶
損部全体にキャスタブル耐火物の補修層を形成する方法
が提案されている。この方法は、溶射バーナ火焔で付着
スラグや地金を溶融除去し、処理時の残熱作用により溶
損部に対する溶射層やキャスタブル耐火物の接着性が十
分に確保されるため、前記のような継続使用中に溶損が
進行してキャスタブル耐火物が剥離損傷する恐れはな
い。また、第3の例として、特開昭63−93818号
公報では、RH真空脱ガス炉の下部槽新換と共に、上部
層下部の炉内側内周面に沿って鉄板を延設し、この鉄板
の炉壁レンガ側の外側面に沿って補修レンガを積み、こ
の補修レンガと炉壁レンガとの隙間に不定形材を充填し
て補修することを特徴とするRH真空脱ガス炉の補修方
法が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た最初の2つの例による方法は、いずれも補修表面層が
キャスタブル耐火物で形成されるため、RH真空脱ガス
炉の真空槽の内張りに一般に用いられているマグクロ質
レンガ等に比較すると耐食性が劣る。従って、これらの
補修方法は応急的な補修としては有効であるが、補修に
より比較的長期間の使用に耐える耐久性を確保できな
い。また、RH真空脱ガス炉内側壁の損傷補修において
は、内張り耐火レンガを解体し、張替えることが最も確
実な改修であるが、解体する場合は使用済みの耐火レン
ガが廃棄されることになり、作業が繁雑になると同時
に、剥がされた耐火レンガの再利用法が無く、廃棄にあ
たってはレンガ成分のマグネシアやクロムが環境を汚染
してしまうという問題がある。さらに、第3の例による
方法は、上部槽下部の補修方法であって、上部槽よりも
損傷の激しい下部槽の補修についてはやはり、張替えを
せねばならず、前述の問題を生じることになる。本発明
は、上記のような溶鋼の脱ガス処理に用いられるRH真
空脱ガス炉の損傷に対する補修方法を鑑み、環境を汚染
する廃棄物を放出することなく従来の補修方法に比して
耐久性に優れる真空槽の補修側壁及びその方法の提供を
目的とする。発明者らは、上記目的達成のため、補修素
材や補修工法について鋭意検討した。その結果、一時し
のぎ的な補修を止め、補修側壁を新しいRH真空脱ガス
炉真空槽内の耐火物内張り側壁と同様に耐火レンガで形
成することにし、更に、その補修側壁の形成を簡便に行
う工法についても検討し、本発明を完成した。
た最初の2つの例による方法は、いずれも補修表面層が
キャスタブル耐火物で形成されるため、RH真空脱ガス
炉の真空槽の内張りに一般に用いられているマグクロ質
レンガ等に比較すると耐食性が劣る。従って、これらの
補修方法は応急的な補修としては有効であるが、補修に
より比較的長期間の使用に耐える耐久性を確保できな
い。また、RH真空脱ガス炉内側壁の損傷補修において
は、内張り耐火レンガを解体し、張替えることが最も確
実な改修であるが、解体する場合は使用済みの耐火レン
ガが廃棄されることになり、作業が繁雑になると同時
に、剥がされた耐火レンガの再利用法が無く、廃棄にあ
たってはレンガ成分のマグネシアやクロムが環境を汚染
してしまうという問題がある。さらに、第3の例による
方法は、上部槽下部の補修方法であって、上部槽よりも
損傷の激しい下部槽の補修についてはやはり、張替えを
せねばならず、前述の問題を生じることになる。本発明
は、上記のような溶鋼の脱ガス処理に用いられるRH真
空脱ガス炉の損傷に対する補修方法を鑑み、環境を汚染
する廃棄物を放出することなく従来の補修方法に比して
耐久性に優れる真空槽の補修側壁及びその方法の提供を
目的とする。発明者らは、上記目的達成のため、補修素
材や補修工法について鋭意検討した。その結果、一時し
のぎ的な補修を止め、補修側壁を新しいRH真空脱ガス
炉真空槽内の耐火物内張り側壁と同様に耐火レンガで形
成することにし、更に、その補修側壁の形成を簡便に行
う工法についても検討し、本発明を完成した。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、RH真
空脱ガス炉の内張り補修側壁であって、補修域の周方向
に耐火レンガ層を形成し、該耐火レンガ層は不定形耐火
物が充填された間隙を介して該補修域の側壁に接続され
ており、炉の再使用前には金属製支持体が耐火レンガを
支持しており、再使用時には金属製支持体が溶損し、そ
の後、溶鋼と接する部位が耐火レンガで形成されてなる
ことを特徴とする脱ガス炉補修側壁が提供される。な
お、金属製支持体の材質は処理鋼種と同じかもしくは
C、Mn、P、S等の不純物が処理鋼種以下の鋼材、例
えばSS材、SC材の任意の鋼材を使用することが好ま
しい。また、耐火レンガもMgO−C質やスピネル質等
が好ましいが、マグクロ質であることが特に好ましい。
空脱ガス炉の内張り補修側壁であって、補修域の周方向
に耐火レンガ層を形成し、該耐火レンガ層は不定形耐火
物が充填された間隙を介して該補修域の側壁に接続され
ており、炉の再使用前には金属製支持体が耐火レンガを
支持しており、再使用時には金属製支持体が溶損し、そ
の後、溶鋼と接する部位が耐火レンガで形成されてなる
ことを特徴とする脱ガス炉補修側壁が提供される。な
お、金属製支持体の材質は処理鋼種と同じかもしくは
C、Mn、P、S等の不純物が処理鋼種以下の鋼材、例
えばSS材、SC材の任意の鋼材を使用することが好ま
しい。また、耐火レンガもMgO−C質やスピネル質等
が好ましいが、マグクロ質であることが特に好ましい。
【0007】また、本発明は、RH真空脱ガス炉の下部
槽の内張り補修側壁であって、補修域の側壁に沿って一
周する2以上の多段のマグクロ質の耐火レンガ層が、補
修域の側壁と空隙を有して同心の円筒状あるいは多角筒
状に立設し、該空隙が不定形耐火物で充填されてなるこ
とを特徴とするRH真空脱ガス炉補修側壁を提供する。
槽の内張り補修側壁であって、補修域の側壁に沿って一
周する2以上の多段のマグクロ質の耐火レンガ層が、補
修域の側壁と空隙を有して同心の円筒状あるいは多角筒
状に立設し、該空隙が不定形耐火物で充填されてなるこ
とを特徴とするRH真空脱ガス炉補修側壁を提供する。
【0008】更に、本発明によれば、第1に、RH真空
脱ガス炉の内張り補修方法であり、補修する損傷部位が
炉内周側壁であり、被補修周側壁と空間部を介して同心
状に耐火レンガ層を2以上の多段に筒状に立設し、該被
補修周側壁と該レンガ層との間の空間部に不定形耐火物
を充填することを特徴とするRH真空脱ガス炉の補修方
法が提供される。第2に、RH真空脱ガス炉の内張り補
修方法であり、補修する損傷部位が炉内の全周域で高さ
方向の一部であり、被補修周側壁と空間部を介して同心
状に耐火レンガ層を配設し、且つ、該耐火レンガ層の上
下部の一方または双方を連続して対応する該被補修周側
壁の上下端部に連結し、該被補修周側壁と該耐火レンガ
層との空間部に不定形耐火物を充填することを特徴とす
るRH真空脱ガス炉の補修方法が提供される。
脱ガス炉の内張り補修方法であり、補修する損傷部位が
炉内周側壁であり、被補修周側壁と空間部を介して同心
状に耐火レンガ層を2以上の多段に筒状に立設し、該被
補修周側壁と該レンガ層との間の空間部に不定形耐火物
を充填することを特徴とするRH真空脱ガス炉の補修方
法が提供される。第2に、RH真空脱ガス炉の内張り補
修方法であり、補修する損傷部位が炉内の全周域で高さ
方向の一部であり、被補修周側壁と空間部を介して同心
状に耐火レンガ層を配設し、且つ、該耐火レンガ層の上
下部の一方または双方を連続して対応する該被補修周側
壁の上下端部に連結し、該被補修周側壁と該耐火レンガ
層との空間部に不定形耐火物を充填することを特徴とす
るRH真空脱ガス炉の補修方法が提供される。
【0009】本発明の上記脱ガス炉の補修方法におい
て、前記補修する損傷部位がRH真空脱ガス炉の下部槽
の内張りである場合に特に適用することにより効果的で
あり好ましい。また、前記耐火レンガ層が、その内周面
を金属製支持体により支持されていることが好ましく、
その金属製支持体が円筒状あるいは多角筒状であること
が好ましい。更に、耐火レンガ層が、各段毎に予め前記
金属製支持体と共に前記被補修周側壁と対応する形状に
合わせて形成されて、炉内に装入配設されることが好ま
しく、その耐火レンガ層の各段が嵌合部を有して形成さ
れると共に、該嵌合部を介して嵌合されて多段に配設さ
れることが好ましい。更にまた、耐火レンガ層を形成す
る耐火レンガは、MgO−C質やスピネル質、マグクロ
(マグネシア・クロム)質を用いることが好ましいが、
中でもマグクロ質であることが特に好ましい。
て、前記補修する損傷部位がRH真空脱ガス炉の下部槽
の内張りである場合に特に適用することにより効果的で
あり好ましい。また、前記耐火レンガ層が、その内周面
を金属製支持体により支持されていることが好ましく、
その金属製支持体が円筒状あるいは多角筒状であること
が好ましい。更に、耐火レンガ層が、各段毎に予め前記
金属製支持体と共に前記被補修周側壁と対応する形状に
合わせて形成されて、炉内に装入配設されることが好ま
しく、その耐火レンガ層の各段が嵌合部を有して形成さ
れると共に、該嵌合部を介して嵌合されて多段に配設さ
れることが好ましい。更にまた、耐火レンガ層を形成す
る耐火レンガは、MgO−C質やスピネル質、マグクロ
(マグネシア・クロム)質を用いることが好ましいが、
中でもマグクロ質であることが特に好ましい。
【0010】更にまた、本発明は、RH真空脱ガス炉の
下部槽の内張り補修方法であり、(1)炉内損傷を検査
する検査工程、(2)炉底部の損傷箇所を水平に補修す
る底面補修工程、(3)円筒状あるいは多角筒状の金属
製支持体外周面に密接して配列して形成した耐火レンガ
層を被補修側壁と対面するように間隙を介して装入配設
する耐火レンガ層装入工程、(4)耐火レンガ層装入工
程で形成された間隙に不定形耐火物を充填する工程を有
することを特徴とするRH真空脱ガス炉の補修方法を提
供する。
下部槽の内張り補修方法であり、(1)炉内損傷を検査
する検査工程、(2)炉底部の損傷箇所を水平に補修す
る底面補修工程、(3)円筒状あるいは多角筒状の金属
製支持体外周面に密接して配列して形成した耐火レンガ
層を被補修側壁と対面するように間隙を介して装入配設
する耐火レンガ層装入工程、(4)耐火レンガ層装入工
程で形成された間隙に不定形耐火物を充填する工程を有
することを特徴とするRH真空脱ガス炉の補修方法を提
供する。
【0011】本発明は上記のように構成され、RH真空
脱ガス炉の真空槽の損傷のある所定の被補修側壁箇所に
合致するようにほぼ同形状に耐火レンガ層を多段に積み
被補修側壁に沿って並行に配置すると共に、その耐火レ
ンガ層が、被補修周側壁と独立して空間部を介して筒状
体を形成するようにして、被補修側壁とその耐火レンガ
層との間の空間部に不定形耐火物を充填することから、
被補修側壁の内側に沿ってほぼ同形状の不定形耐火物の
補修側壁が形成される。従って、真空槽内の内張りの再
構築のように、損傷した内張りを撤去したり、損傷側壁
に付着したスラグや地金等を溶融除去したりする煩雑な
操作をすることなく耐火レンガ層を配置することがで
き、溶鋼に接する補修側壁表面には不定形耐火物が露出
することがないため、長期間の耐久性を付与できる。本
発明のRH真空脱ガス炉の補修は、侵食が著しく損傷の
激しいRH真空脱ガス炉の下部槽側壁に適用して最も効
果的である。また、真空槽内下部域の内部底面部が著し
く損傷されている場合には、その底面部も不定形耐火物
で平坦面に補修し、その上に同様の耐火レンガ層を形成
することにより耐久性のよい補修側壁を形成することが
できる。
脱ガス炉の真空槽の損傷のある所定の被補修側壁箇所に
合致するようにほぼ同形状に耐火レンガ層を多段に積み
被補修側壁に沿って並行に配置すると共に、その耐火レ
ンガ層が、被補修周側壁と独立して空間部を介して筒状
体を形成するようにして、被補修側壁とその耐火レンガ
層との間の空間部に不定形耐火物を充填することから、
被補修側壁の内側に沿ってほぼ同形状の不定形耐火物の
補修側壁が形成される。従って、真空槽内の内張りの再
構築のように、損傷した内張りを撤去したり、損傷側壁
に付着したスラグや地金等を溶融除去したりする煩雑な
操作をすることなく耐火レンガ層を配置することがで
き、溶鋼に接する補修側壁表面には不定形耐火物が露出
することがないため、長期間の耐久性を付与できる。本
発明のRH真空脱ガス炉の補修は、侵食が著しく損傷の
激しいRH真空脱ガス炉の下部槽側壁に適用して最も効
果的である。また、真空槽内下部域の内部底面部が著し
く損傷されている場合には、その底面部も不定形耐火物
で平坦面に補修し、その上に同様の耐火レンガ層を形成
することにより耐久性のよい補修側壁を形成することが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
参照に詳細に説明する。但し、本発明は下記実施例に制
限されるものでない。図1は真空脱ガス処理に用いて損
傷したRH真空脱ガス炉を本発明の方法で補修して補修
側壁を形成した炉(ただし上槽部は省略)の平面図であ
り、図2は図1のII−II線断面図である。図1及び図2
において、RH真空脱ガス炉の真空槽1は、鉄皮1aの
内側に耐火レンガ1bが積み上げられ、この耐火レンガ
1bの内側に更に内張り材のマグクロ質レンガが積み上
げられている。また、真空槽1内の底部1cも同様にマ
グクロ質やアルミナ質等の耐火レンガが敷設される。内
張り材2は、一点鎖線Xで示した初期状態であったもの
が、真空槽1内で溶鋼の脱ガス処理が繰返されることに
より、細粒化された溶鋼により激しい洗條を受けて侵食
され溶損し、内張りの一部が脱落する等実線Yで示した
ような内張り側壁の全周が損傷状態となる。また、底部
1cの表面でも同様に溶損等の損傷が生じてY’状態に
なることがある。
参照に詳細に説明する。但し、本発明は下記実施例に制
限されるものでない。図1は真空脱ガス処理に用いて損
傷したRH真空脱ガス炉を本発明の方法で補修して補修
側壁を形成した炉(ただし上槽部は省略)の平面図であ
り、図2は図1のII−II線断面図である。図1及び図2
において、RH真空脱ガス炉の真空槽1は、鉄皮1aの
内側に耐火レンガ1bが積み上げられ、この耐火レンガ
1bの内側に更に内張り材のマグクロ質レンガが積み上
げられている。また、真空槽1内の底部1cも同様にマ
グクロ質やアルミナ質等の耐火レンガが敷設される。内
張り材2は、一点鎖線Xで示した初期状態であったもの
が、真空槽1内で溶鋼の脱ガス処理が繰返されることに
より、細粒化された溶鋼により激しい洗條を受けて侵食
され溶損し、内張りの一部が脱落する等実線Yで示した
ような内張り側壁の全周が損傷状態となる。また、底部
1cの表面でも同様に溶損等の損傷が生じてY’状態に
なることがある。
【0013】上記のような損傷状態の真空槽1に対し、
底面のY’状態の損傷部に不定形耐火物4’を充填し、
また、要すれば、表面部は耐火レンガを敷設し、ほぼ初
期の1c状態に水平に補修する。この水平に補修された
底面上には、耐火レンガで多段に形成された補修側壁3
が、ほぼ内張り材2の初期状態X、即ち、鉄皮1a及び
耐火レンガ1bにより形成される外形状に対応する形状
で、損傷内張り側壁Yと所定の空隙を有して同心円状に
並行に立設される。更に、損傷内張り側壁Yと補修側壁
3との間の空隙には、不定形耐火物4例えばアルミナ・
スピネル質キャスタブル(Al2 O3 84%、MgO
13%)が充填され損傷内張り側壁Yと補修側壁3と
が接続固定される。補修直後には、補修側壁3の内側に
密接して耐火レンガを支持する金属板製円筒体5が同様
に多段にまたは一体に立設される。補修側壁3は内張り
材と同様のマグネシア・クロム質レンガ、例えばダイレ
クトボンドマグクロ質レンガ(MgO 70%、Cr2
O3 14%)を用い、目地にマグネシアモルタルを用
いて形成することにより、真空槽の耐久性の向上が著し
く好ましい。上記のように形成される補修側壁3は、損
傷内張り材Yの内側に不定形耐火物4を充填するための
型枠として作用すると同時に、それ自体が新たに内張り
側壁を形成することにもなる。また、補修時に配設する
上記金属板製円筒体5は、補修側壁3の構築時には耐火
レンガ層の支持材として有効に機能し、RH真空脱ガス
炉の再使用においては溶鋼により溶損され消失する。
底面のY’状態の損傷部に不定形耐火物4’を充填し、
また、要すれば、表面部は耐火レンガを敷設し、ほぼ初
期の1c状態に水平に補修する。この水平に補修された
底面上には、耐火レンガで多段に形成された補修側壁3
が、ほぼ内張り材2の初期状態X、即ち、鉄皮1a及び
耐火レンガ1bにより形成される外形状に対応する形状
で、損傷内張り側壁Yと所定の空隙を有して同心円状に
並行に立設される。更に、損傷内張り側壁Yと補修側壁
3との間の空隙には、不定形耐火物4例えばアルミナ・
スピネル質キャスタブル(Al2 O3 84%、MgO
13%)が充填され損傷内張り側壁Yと補修側壁3と
が接続固定される。補修直後には、補修側壁3の内側に
密接して耐火レンガを支持する金属板製円筒体5が同様
に多段にまたは一体に立設される。補修側壁3は内張り
材と同様のマグネシア・クロム質レンガ、例えばダイレ
クトボンドマグクロ質レンガ(MgO 70%、Cr2
O3 14%)を用い、目地にマグネシアモルタルを用
いて形成することにより、真空槽の耐久性の向上が著し
く好ましい。上記のように形成される補修側壁3は、損
傷内張り材Yの内側に不定形耐火物4を充填するための
型枠として作用すると同時に、それ自体が新たに内張り
側壁を形成することにもなる。また、補修時に配設する
上記金属板製円筒体5は、補修側壁3の構築時には耐火
レンガ層の支持材として有効に機能し、RH真空脱ガス
炉の再使用においては溶鋼により溶損され消失する。
【0014】上記のような真空槽1内の損傷状態Yを補
修する方法を下記に説明する。先ず、補修する真空槽1
の損傷の程度を検査し、補修すべき部位を定める。上記
図1及び図2に示したように、その内張り材2の側壁の
全周部及び底部双方の損傷が著しい場合は、第1に真空
槽1の内部底部に不定形耐火物4’を充填して初期底面
の水平状態1cとする。また、再使用条件や損傷状況に
より、必要であれば、底面補修時に不定形耐火物の充填
と同時にその上にマグクロ質レンガ等の耐火レンガを敷
設して初期底部の水平状態1cとなるようにする。次い
で、補修側壁3を垂直方向に2以上に分割して構成する
耐火レンガ層30を多段に配設する。耐火レンガ層30
は、真空槽1内で耐火レンガの組立て作業を行い形成し
てもよい。好ましくは、予め真空槽1外で複数の耐火レ
ンガ層30を形成し、容器内の水平底面に所定に装入配
設する。更に、耐火レンガ層30は、簡便に多段に積み
重ねられるようにすることが作業上好ましい。
修する方法を下記に説明する。先ず、補修する真空槽1
の損傷の程度を検査し、補修すべき部位を定める。上記
図1及び図2に示したように、その内張り材2の側壁の
全周部及び底部双方の損傷が著しい場合は、第1に真空
槽1の内部底部に不定形耐火物4’を充填して初期底面
の水平状態1cとする。また、再使用条件や損傷状況に
より、必要であれば、底面補修時に不定形耐火物の充填
と同時にその上にマグクロ質レンガ等の耐火レンガを敷
設して初期底部の水平状態1cとなるようにする。次い
で、補修側壁3を垂直方向に2以上に分割して構成する
耐火レンガ層30を多段に配設する。耐火レンガ層30
は、真空槽1内で耐火レンガの組立て作業を行い形成し
てもよい。好ましくは、予め真空槽1外で複数の耐火レ
ンガ層30を形成し、容器内の水平底面に所定に装入配
設する。更に、耐火レンガ層30は、簡便に多段に積み
重ねられるようにすることが作業上好ましい。
【0015】上記耐火レンガ層30の形成について図3
〜図9を参照に以下に説明する。先ず、図3に平面図
(A)及び側面図(B)を示したように、鋼鉄板等の金
属板51を円筒体5に形成する。金属製円筒体5は、組
立てに用いる耐火レンガの高さとほぼ同様の高さで、且
つ、真空槽1の初期側壁Xより小さな直径とする。金属
製円筒体5の直径は、真空槽1の補修され水平状態の底
面1c上に同心円状に配設して、損傷側壁Yとの間に、
補修側壁3を構成する耐火レンガ層30を装入配設し、
更に、損傷側壁Yと補修側壁3(耐火レンガ層30)間
に空隙が生じて不定形耐火物4を充填可能となる空間部
を有するように適宜選択する。通常、耐火レンガ層30
の厚さ、即ち、耐火レンガ31の厚さは約50〜150
mmに形成される。また、空間部幅は約50〜150m
mが好ましい。金属製円筒体5は、その外周に耐火レン
ガを組立てるための支持体とするため、L字状補強部材
52、53、52’及び53’を配置する。L字状補強
部材は、金属製円筒体5の直径とほぼ同一長さで、円筒
体5内の上部と下部にそれぞれ十字状に配置し、変形を
防止して円筒体形状を保持する。前記したように、金属
製円筒5は補修作業後取り外すことなく、脱ガス処理再
開時に溶鋼により溶融され消失させることができる。ま
た、L字状補強部材も円筒体5と同様に金属製のものを
用い、最終的に取り外さなくともよい。通常、下記する
多段に分割された耐火レンガ層30を真空槽1内に装入
配設した後に、取り外し再使用する。
〜図9を参照に以下に説明する。先ず、図3に平面図
(A)及び側面図(B)を示したように、鋼鉄板等の金
属板51を円筒体5に形成する。金属製円筒体5は、組
立てに用いる耐火レンガの高さとほぼ同様の高さで、且
つ、真空槽1の初期側壁Xより小さな直径とする。金属
製円筒体5の直径は、真空槽1の補修され水平状態の底
面1c上に同心円状に配設して、損傷側壁Yとの間に、
補修側壁3を構成する耐火レンガ層30を装入配設し、
更に、損傷側壁Yと補修側壁3(耐火レンガ層30)間
に空隙が生じて不定形耐火物4を充填可能となる空間部
を有するように適宜選択する。通常、耐火レンガ層30
の厚さ、即ち、耐火レンガ31の厚さは約50〜150
mmに形成される。また、空間部幅は約50〜150m
mが好ましい。金属製円筒体5は、その外周に耐火レン
ガを組立てるための支持体とするため、L字状補強部材
52、53、52’及び53’を配置する。L字状補強
部材は、金属製円筒体5の直径とほぼ同一長さで、円筒
体5内の上部と下部にそれぞれ十字状に配置し、変形を
防止して円筒体形状を保持する。前記したように、金属
製円筒5は補修作業後取り外すことなく、脱ガス処理再
開時に溶鋼により溶融され消失させることができる。ま
た、L字状補強部材も円筒体5と同様に金属製のものを
用い、最終的に取り外さなくともよい。通常、下記する
多段に分割された耐火レンガ層30を真空槽1内に装入
配設した後に、取り外し再使用する。
【0016】次に、図4は、耐火レンガ層の平面図
(C)及び一部切り欠いて示した正面図(D)である。
図4において、上記した金属製円筒体5の外周面に沿っ
て、補修側壁3を構成する多段に積まれた各段の耐火レ
ンガ層30を形成する。即ち、各耐火レンガ31をモル
タル目地で金属製円筒5の外周に沿って円筒状に並べ
る。上記のようにL字状補強部材52、53、52’及
び53’により形状保持された金属製円筒体5が内側に
配置されることから、各耐火レンガ31を円筒状に並べ
た際に耐火レンガ層30が内側へ崩れることを防止でき
る。この場合、例えばマグクロ質レンガを用いて目地に
マグネシアモルタルを用いることが好ましい。円筒状に
配列形成された耐火レンガ層30の外周面を帯鋼36を
巻いて、各耐火レンガ31を円筒状耐火レンガ層30と
して固定する。
(C)及び一部切り欠いて示した正面図(D)である。
図4において、上記した金属製円筒体5の外周面に沿っ
て、補修側壁3を構成する多段に積まれた各段の耐火レ
ンガ層30を形成する。即ち、各耐火レンガ31をモル
タル目地で金属製円筒5の外周に沿って円筒状に並べ
る。上記のようにL字状補強部材52、53、52’及
び53’により形状保持された金属製円筒体5が内側に
配置されることから、各耐火レンガ31を円筒状に並べ
た際に耐火レンガ層30が内側へ崩れることを防止でき
る。この場合、例えばマグクロ質レンガを用いて目地に
マグネシアモルタルを用いることが好ましい。円筒状に
配列形成された耐火レンガ層30の外周面を帯鋼36を
巻いて、各耐火レンガ31を円筒状耐火レンガ層30と
して固定する。
【0017】上記耐火レンガ層30を形成するために用
いる耐火レンガ31について図5を参照にして説明す
る。図5は、耐火レンガ31の一実施例の平面図
(E)、正面図(F)及び側面図(G)である。図5に
おいて、耐火レンガ31は、全体としてはほぼ四角柱で
あり、その上面32及び下面33は、耐火レンガ31を
円筒状に配列できるように外周面となる側面34の面幅
を大きく、内周面となる側面35の面幅を小さくして台
形状に形成される。上面32及び下面33には、耐火レ
ンガ31で円筒状の耐火レンガ層30を複数形成し、図
2に示すように複数段積み重ねた場合に、上下の耐火レ
ンガ層が互いに嵌合して積重ねられるように、嵌合部を
上面32及び下面33を上下で対角するように切欠き、
切欠部321及び331を設け凹凸の嵌合部を形成す
る。また、切欠きはテーパを持たせることにより、積み
重ね時の嵌合をスムーズに行うことができる。
いる耐火レンガ31について図5を参照にして説明す
る。図5は、耐火レンガ31の一実施例の平面図
(E)、正面図(F)及び側面図(G)である。図5に
おいて、耐火レンガ31は、全体としてはほぼ四角柱で
あり、その上面32及び下面33は、耐火レンガ31を
円筒状に配列できるように外周面となる側面34の面幅
を大きく、内周面となる側面35の面幅を小さくして台
形状に形成される。上面32及び下面33には、耐火レ
ンガ31で円筒状の耐火レンガ層30を複数形成し、図
2に示すように複数段積み重ねた場合に、上下の耐火レ
ンガ層が互いに嵌合して積重ねられるように、嵌合部を
上面32及び下面33を上下で対角するように切欠き、
切欠部321及び331を設け凹凸の嵌合部を形成す
る。また、切欠きはテーパを持たせることにより、積み
重ね時の嵌合をスムーズに行うことができる。
【0018】更に、耐火レンガ31が円筒状の耐火レン
ガ層30を形成して内周面となる側面35は、真空槽1
内に配設されて真空槽1の水平底面1cに対して垂直と
なるように形成される。一方、外周面となる側面34
は、耐火レンガ31により形成された円筒状の耐火レン
ガ層30を真空容器内に装入する場合に、後記するよう
にクレーンに吊り下げるための吊り下げ治具を所定にセ
ットできるように加工される。例えば、図5(G)に示
したように中間部341は対面35に平行に垂直に形成
され、中間部341から上下方向でそれぞれ対面35方
向へテーパを持たせた傾斜面342及び343を形成す
る。中間部341は、耐火レンガ層30の外周面で垂直
面を形成することから、前記の帯鋼36を巻く部所とし
て好適となる。耐火レンガ31の上下にの双方に傾斜面
342及び343をそれぞれ形成することにより、耐火
レンガ31の上下面32及び33のいずれを上下に用い
てもよいためである。耐火レンガ31側面の吊り下げ治
具用加工は、吊り下げ治具がセットできればよく特に制
限されない。上記のようにテーパ状に形成する以外に、
例えば、図6(H)、(I)及び図7(J)、(K)に
それぞれ正面図と側面図を示したように加工してもよ
い。図6は耐火レンガ31の側面34に凸部344を上
部に形成したものであり、図7は耐火レンガ31の側面
34に溝部345を上下に形成したものである。なお、
図6及び図7において、耐火レンガ31について、図5
に示したものと同一部所には同一の符号を付して説明を
省略する。またこれらの場合は、円筒状に耐火レンガ層
30を形成した後に、帯鋼36を巻く部所は凸部344
以外の部分または溝部345の部分に巻くことができ
る。
ガ層30を形成して内周面となる側面35は、真空槽1
内に配設されて真空槽1の水平底面1cに対して垂直と
なるように形成される。一方、外周面となる側面34
は、耐火レンガ31により形成された円筒状の耐火レン
ガ層30を真空容器内に装入する場合に、後記するよう
にクレーンに吊り下げるための吊り下げ治具を所定にセ
ットできるように加工される。例えば、図5(G)に示
したように中間部341は対面35に平行に垂直に形成
され、中間部341から上下方向でそれぞれ対面35方
向へテーパを持たせた傾斜面342及び343を形成す
る。中間部341は、耐火レンガ層30の外周面で垂直
面を形成することから、前記の帯鋼36を巻く部所とし
て好適となる。耐火レンガ31の上下にの双方に傾斜面
342及び343をそれぞれ形成することにより、耐火
レンガ31の上下面32及び33のいずれを上下に用い
てもよいためである。耐火レンガ31側面の吊り下げ治
具用加工は、吊り下げ治具がセットできればよく特に制
限されない。上記のようにテーパ状に形成する以外に、
例えば、図6(H)、(I)及び図7(J)、(K)に
それぞれ正面図と側面図を示したように加工してもよ
い。図6は耐火レンガ31の側面34に凸部344を上
部に形成したものであり、図7は耐火レンガ31の側面
34に溝部345を上下に形成したものである。なお、
図6及び図7において、耐火レンガ31について、図5
に示したものと同一部所には同一の符号を付して説明を
省略する。またこれらの場合は、円筒状に耐火レンガ層
30を形成した後に、帯鋼36を巻く部所は凸部344
以外の部分または溝部345の部分に巻くことができ
る。
【0019】次に、形成された各段の円筒状耐火レンガ
層30を、吊り下げ治具を用いて真空槽内に装入配設方
法について説明する。図8は、吊り下げ治具の部分的に
平面を示した底面図(L)及びそのM−M線断面図
(M)である。図8において、吊り下げ治具6は、円筒
形部材を周方向で4等分したような円弧状部材61、6
1、・・からなり、この円弧状部材61をワイヤ等の接
続部材62により接続して円筒形状に構成するものであ
る。また、各円筒状部材61の外周のほぼ中間部上部に
はフック63が取り付けられ、クレーンのワイヤ等で吊
り上げることができるようになっている。また、吊り下
げ部材6の円弧状部材61は、円弧内周径が下方に向か
って減少するようにテーパを持たせた傾斜内周面に形成
する。この円弧状部材61の傾斜面は、前記した耐火レ
ンガ31の外周面となる側面34の上下部の傾斜面34
2、343に対応して支持できるように形成する。これ
により、円筒状に形成された耐火レンガ層30の外周側
面の下部傾斜面343に、吊り下げ治具6の円弧状部材
61を所定にセットして、耐火レンガ層30を吊り上げ
ることができる。また、吊り下げ治具6は、4つの円弧
状部材61と接続部材62により構成することにより、
各段の耐火レンガ層30の外周部を取り巻いてセットす
ることができる。
層30を、吊り下げ治具を用いて真空槽内に装入配設方
法について説明する。図8は、吊り下げ治具の部分的に
平面を示した底面図(L)及びそのM−M線断面図
(M)である。図8において、吊り下げ治具6は、円筒
形部材を周方向で4等分したような円弧状部材61、6
1、・・からなり、この円弧状部材61をワイヤ等の接
続部材62により接続して円筒形状に構成するものであ
る。また、各円筒状部材61の外周のほぼ中間部上部に
はフック63が取り付けられ、クレーンのワイヤ等で吊
り上げることができるようになっている。また、吊り下
げ部材6の円弧状部材61は、円弧内周径が下方に向か
って減少するようにテーパを持たせた傾斜内周面に形成
する。この円弧状部材61の傾斜面は、前記した耐火レ
ンガ31の外周面となる側面34の上下部の傾斜面34
2、343に対応して支持できるように形成する。これ
により、円筒状に形成された耐火レンガ層30の外周側
面の下部傾斜面343に、吊り下げ治具6の円弧状部材
61を所定にセットして、耐火レンガ層30を吊り上げ
ることができる。また、吊り下げ治具6は、4つの円弧
状部材61と接続部材62により構成することにより、
各段の耐火レンガ層30の外周部を取り巻いてセットす
ることができる。
【0020】上記のように円筒状耐火レンガ層30に吊
り下げ治具6をセットして、図9に示したようにクレー
ンCからのワイヤWを吊り下げ治具6のフック63に掛
止して、耐火レンガ層30は吊り下げ治具6により支持
され吊り上げられ、真空槽1の内部に移動して、既に補
修された水平状態1cの底面上に装入配設することがで
きる。耐火レンガ層30は、真空槽1とほぼ同心円状に
設置する。真空槽1内での脱ガス処理が円滑に行われる
ためである。耐火レンガ層30の配設終了後、吊り下げ
治具6を取り外して一段目の耐火レンガ層30の真空槽
1内への配設が完了する。
り下げ治具6をセットして、図9に示したようにクレー
ンCからのワイヤWを吊り下げ治具6のフック63に掛
止して、耐火レンガ層30は吊り下げ治具6により支持
され吊り上げられ、真空槽1の内部に移動して、既に補
修された水平状態1cの底面上に装入配設することがで
きる。耐火レンガ層30は、真空槽1とほぼ同心円状に
設置する。真空槽1内での脱ガス処理が円滑に行われる
ためである。耐火レンガ層30の配設終了後、吊り下げ
治具6を取り外して一段目の耐火レンガ層30の真空槽
1内への配設が完了する。
【0021】次に、上記と同様にして、2段目、3段目
となる耐火レンガ層30を順次吊り下げ治具6により支
持してクレーンCにより吊り上げて、真空槽1内部に移
動し、上記のように配設した1段目の耐火レンガ層30
の上面32と切欠き部321上に、2段目の耐火レンガ
層30の下面33と切欠き部331とを嵌合させるよう
にし、2段目の耐火レンガ層30がずれないように積み
上げる。同様に、3段目の耐火レンガ層30を2段目の
耐火レンガ層30上に積み上げる。このようにして前記
図6に示したように、3段に分割された耐火レンガ層の
補修側壁3が形成される。最後に、補修側壁3と内張り
材2の損傷側壁Yとの間に生じた間隙に不定形耐火物4
を流し込み、図1及び図2に示したような状態の補修側
壁を有するRH真空脱ガス炉を得ることができる。
となる耐火レンガ層30を順次吊り下げ治具6により支
持してクレーンCにより吊り上げて、真空槽1内部に移
動し、上記のように配設した1段目の耐火レンガ層30
の上面32と切欠き部321上に、2段目の耐火レンガ
層30の下面33と切欠き部331とを嵌合させるよう
にし、2段目の耐火レンガ層30がずれないように積み
上げる。同様に、3段目の耐火レンガ層30を2段目の
耐火レンガ層30上に積み上げる。このようにして前記
図6に示したように、3段に分割された耐火レンガ層の
補修側壁3が形成される。最後に、補修側壁3と内張り
材2の損傷側壁Yとの間に生じた間隙に不定形耐火物4
を流し込み、図1及び図2に示したような状態の補修側
壁を有するRH真空脱ガス炉を得ることができる。
【0022】上記したような本発明の補修方法を採用し
て真空炉内に形成した補修側壁は、例えばマグネシア・
クロム質レンガ等の耐火レンガが、真空槽内周面となる
ため、溶鋼の脱ガス処理で比較的長期の耐用を確保する
ことができる。なお、上記実施例においては、耐火レン
ガ層を3段積み重ねたもので説明したが、溶損部が真空
槽の内張り上部まで至っている場合や、下部のみである
場合には、必要に応じて積み上げる耐火レンガ層の数を
適宜選択することができる。また、耐火レンガ層を形成
する場合、金属製円筒体を各耐火レンガ層の高さに合わ
せて同様に多段に用いたが、例えば、耐火レンガ層数段
分または炉全高の高さにして、その高さの段数の耐火レ
ンガ層を形成して、真空槽に装入してもよい。これら
は、用いるクレーン能力等の補修作業条件に併せて適宜
選択することができる。更に、上記実施例は、RH真空
脱ガス炉内の全周側壁を金属製円筒体を用いて補修する
ものであるが、金属製円筒体を用いることなく耐火レン
ガ層のみを同様に形成することもできる。上下方向の部
分補修は、上記のように耐火レンガ層の段数を適宜選択
すれば全周側壁の補修と同様に行い、必要に応じて炉側
壁に沿った耐火レンガ層の上下のいずれか又は双方に連
続させ被補修側壁の上下端部又は両端部に連結するよう
に耐火レンガを連続配設して行い、脱ガス処理時に溶鋼
と不定形耐火物とが接触しないようにすることができ
る。これら部分補修においても耐久性に優れる補修側壁
を形成することができる。なお、実施例においては金属
製支持体が円筒状の場合について記してあるが多角筒状
の支持体であっても同様の効果が得られるものである。
て真空炉内に形成した補修側壁は、例えばマグネシア・
クロム質レンガ等の耐火レンガが、真空槽内周面となる
ため、溶鋼の脱ガス処理で比較的長期の耐用を確保する
ことができる。なお、上記実施例においては、耐火レン
ガ層を3段積み重ねたもので説明したが、溶損部が真空
槽の内張り上部まで至っている場合や、下部のみである
場合には、必要に応じて積み上げる耐火レンガ層の数を
適宜選択することができる。また、耐火レンガ層を形成
する場合、金属製円筒体を各耐火レンガ層の高さに合わ
せて同様に多段に用いたが、例えば、耐火レンガ層数段
分または炉全高の高さにして、その高さの段数の耐火レ
ンガ層を形成して、真空槽に装入してもよい。これら
は、用いるクレーン能力等の補修作業条件に併せて適宜
選択することができる。更に、上記実施例は、RH真空
脱ガス炉内の全周側壁を金属製円筒体を用いて補修する
ものであるが、金属製円筒体を用いることなく耐火レン
ガ層のみを同様に形成することもできる。上下方向の部
分補修は、上記のように耐火レンガ層の段数を適宜選択
すれば全周側壁の補修と同様に行い、必要に応じて炉側
壁に沿った耐火レンガ層の上下のいずれか又は双方に連
続させ被補修側壁の上下端部又は両端部に連結するよう
に耐火レンガを連続配設して行い、脱ガス処理時に溶鋼
と不定形耐火物とが接触しないようにすることができ
る。これら部分補修においても耐久性に優れる補修側壁
を形成することができる。なお、実施例においては金属
製支持体が円筒状の場合について記してあるが多角筒状
の支持体であっても同様の効果が得られるものである。
【0023】
【発明の効果】本発明の補修側壁は、炉内側壁に対応さ
せ耐火レンガで形成することから、従来の不定形耐火物
が露出する補修壁と異なり、損傷側壁の溶損が進行する
こともなく耐用期間が向上する。また、耐火レンガ層使
用中に不定形耐火物が十分に受熱し、焼結するため、耐
火レンガ層損耗後の不定形耐火物も安定した耐用が得ら
れる。すなわち、従来の不定形耐火物が露出する補修壁
では、実質的に損耗速度が4mm/ch(charge) 程度
であったが、本発明の耐火レンガと不定形耐火物からな
る補修壁では実質的に損耗速度が1.8mm/ch に
低減した。更に、補修方法も、炉内に配設する耐火レン
ガ層を多段に分割して形成、配置できることから作業条
件に応じて適宜選択でき、簡便であり、作業性も向上す
る。炉内内張りの解体、張替え法に比し、補修時間が従
来は7時間かかったものが、5時間ですみ、かつ使用前
の乾燥も、従来は48時間かかったものが20時間です
むなど著しく短縮でき、コストの削減も図ることがで
き、耐久性も張替え改修に比較すれば短いものの、従来
の補修に比較すれば75ch から166ch まで延命
でき著しく向上できるものである。
せ耐火レンガで形成することから、従来の不定形耐火物
が露出する補修壁と異なり、損傷側壁の溶損が進行する
こともなく耐用期間が向上する。また、耐火レンガ層使
用中に不定形耐火物が十分に受熱し、焼結するため、耐
火レンガ層損耗後の不定形耐火物も安定した耐用が得ら
れる。すなわち、従来の不定形耐火物が露出する補修壁
では、実質的に損耗速度が4mm/ch(charge) 程度
であったが、本発明の耐火レンガと不定形耐火物からな
る補修壁では実質的に損耗速度が1.8mm/ch に
低減した。更に、補修方法も、炉内に配設する耐火レン
ガ層を多段に分割して形成、配置できることから作業条
件に応じて適宜選択でき、簡便であり、作業性も向上す
る。炉内内張りの解体、張替え法に比し、補修時間が従
来は7時間かかったものが、5時間ですみ、かつ使用前
の乾燥も、従来は48時間かかったものが20時間です
むなど著しく短縮でき、コストの削減も図ることがで
き、耐久性も張替え改修に比較すれば短いものの、従来
の補修に比較すれば75ch から166ch まで延命
でき著しく向上できるものである。
【図1】本発明の一実施例でRH真空脱ガス炉の真空槽
を補修して補修側壁を形成した炉の平面図。
を補修して補修側壁を形成した炉の平面図。
【図2】図1のII−II線断面図
【図3】本発明の実施例に用いた金属製円筒体の平面図
(A)及び側面図(B)
(A)及び側面図(B)
【図4】本発明の実施例の耐火レンガ層の平面図(C)
及び一部断面を切欠き示した正面図(D)
及び一部断面を切欠き示した正面図(D)
【図5】本発明の実施例に用いた耐火レンガの平面図
(E)、正面図(F)及び側面図(G)
(E)、正面図(F)及び側面図(G)
【図6】本発明で用いる他の耐火レンガの正面図(H)
及び側面図(I)
及び側面図(I)
【図7】本発明で用いる他の耐火レンガの正面図(J)
及び側面図(K)
及び側面図(K)
【図8】本発明の実施例で用いた部分的に平面を示した
底面図(L)及びそのM−M線断面図(M)
底面図(L)及びそのM−M線断面図(M)
【図9】吊り下げ治具により本発明の耐火レンガ層を吊
り上げた部分説明図
り上げた部分説明図
【図10】RH真空脱ガス炉の模式的断面説明図
C クレーン W ワイヤ X 真空槽内張り材の初期状態 Y 真空槽内張り材の損傷状態 1 真空槽 1a 鉄皮 1b 耐火レンガ 1c 真空槽の水平底面 2 内張り材(補修域の側壁/被補修側壁) 3 補修側壁 30 耐火レンガ層 31 耐火レンガ 36 帯鋼 4、4’ 不定形耐火物 5 金属製円筒体 51 金属製板 52、53、52’、53’ 補強部材 6 吊り下げ治具 100 真空槽 101 上昇管 102 下降管 110 取鍋 120 ガス吹込み管 130 溶鋼 140 環流管 150 上部槽 160 下部槽 170 天蓋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木島 正彦 愛知県刈谷市小垣江町南藤1番地 東芝セ ラミックス株式会社刈谷製造所内 (72)発明者 山形 俊明 茨城県鹿嶋市大字光3番地 住友金属工業 株式会社鹿島製鉄所内 (72)発明者 浦 宏一 茨城県鹿嶋市大字光3番地 住友金属工業 株式会社鹿島製鉄所内
Claims (11)
- 【請求項1】 RH真空脱ガス炉の内張り補修側壁であ
って、補修域の周方向に耐火レンガ層を形成し、該耐火
レンガ層は不定形耐火物が充填された間隙を介して該補
修域の側壁に接続されており、炉の再使用前には金属製
支持体が耐火レンガを支持しており、再使用時には金属
製支持体が溶損し、その後、溶鋼と接する部位が耐火レ
ンガで形成されてなることを特徴とするRH真空脱ガス
炉補修側壁。 - 【請求項2】 RH真空脱ガス炉の下部槽の内張り補修
側壁であって、補修域の側壁に沿って一周する2以上の
多段のマグクロ質の耐火レンガ層が、補修域の側壁と空
隙を有して同心の円筒状あるいは多角筒状に立設し、該
空隙が不定形耐火物で充填されてなることを特徴とする
RH真空脱ガス炉補修側壁。 - 【請求項3】 RH真空脱ガス炉の内張り補修方法であ
り、補修する損傷部位が炉内周側壁であり、被補修周側
壁と空間部を介して同心状に耐火レンガ層を2以上の多
段に筒状に立設し、該被補修周側壁と該レンガ層との間
の空間部に不定形耐火物を充填することを特徴とするR
H真空脱ガス炉の補修方法。 - 【請求項4】 RH真空脱ガス炉の内張り補修方法であ
り、補修する損傷部位が炉内の全周域で高さ方向の一部
であり、被補修周側壁と空間部を介して同心状に耐火レ
ンガ層を配設し、且つ、該耐火レンガ層の上下部の一方
または双方を連続して対応する該被補修周側壁の上下端
部に連結し、該被補修周側壁と該耐火レンガ層との空間
部に不定形耐火物を充填することを特徴とするRH真空
脱ガス炉の補修方法。 - 【請求項5】 前記補修する損傷部位が、RH真空脱ガ
ス炉の下部槽の内張りである請求項3または4記載のR
H真空脱ガス炉の補修方法。 - 【請求項6】 前記耐火レンガ層が、その内周面を金属
製支持体により支持されている請求項3〜5のいずれか
記載のRH真空脱ガス炉の補修方法。 - 【請求項7】 前記耐火レンガ層が、各段毎に予め前記
金属製支持体と共に、前記被補修周側壁と対応する形状
に合わせて形成されて、炉内に装入配設される請求項6
記載のRH真空脱ガス炉の補修方法。 - 【請求項8】 前記耐火レンガ層の各段が嵌合部を有し
て形成されると共に、該嵌合部を介して嵌合されて多段
に配設される請求項3〜7のいずれか記載のRH真空脱
ガス炉の補修方法。 - 【請求項9】 前記金属製支持体が、円筒状あるいは多
角筒状である請求項6または7記載のRH真空脱ガス炉
の補修方法。 - 【請求項10】 前記耐火レンガ層を形成する耐火レン
ガが、マグクロ質レンガである請求項3〜9のいずれか
記載のRH真空脱ガス炉の補修方法。 - 【請求項11】 RH真空脱ガス炉の下部槽の内張り補
修方法であり、(1)炉内損傷を検査する検査工程、
(2)炉底部の損傷箇所を水平に補修する底面補修工
程、(3)円筒状あるいは多角筒状の金属製支持体外周
面に密接して配列して形成した耐火レンガ層を被補修側
壁と対面するように間隙を介して装入配設する耐火レン
ガ層装入工程、(4)耐火レンガ層装入工程で形成され
た間隙に不定形耐火物を充填する工程を有することを特
徴とするRH真空脱ガス炉の補修方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9974797A JPH10280030A (ja) | 1997-04-01 | 1997-04-01 | Rh真空脱ガス炉補修側壁及びrh真空脱ガス炉の補修方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9974797A JPH10280030A (ja) | 1997-04-01 | 1997-04-01 | Rh真空脱ガス炉補修側壁及びrh真空脱ガス炉の補修方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10280030A true JPH10280030A (ja) | 1998-10-20 |
Family
ID=14255602
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9974797A Pending JPH10280030A (ja) | 1997-04-01 | 1997-04-01 | Rh真空脱ガス炉補修側壁及びrh真空脱ガス炉の補修方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10280030A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100885208B1 (ko) * | 2002-07-03 | 2009-02-24 | 주식회사 포스코 | 전기로 노벽용 보수재 투입장치 |
| JP2020050902A (ja) * | 2018-09-26 | 2020-04-02 | Jfeスチール株式会社 | Rh真空脱ガス装置の耐火物製の投入シュート |
| CN115354118A (zh) * | 2022-09-06 | 2022-11-18 | 中冶南方工程技术有限公司 | 一种rh真空精炼装置和方法 |
| CN115896391A (zh) * | 2022-11-10 | 2023-04-04 | 大冶特殊钢有限公司 | 电弧炉的炉坡热修方法及电弧炉的炉坡热修用的热修架 |
-
1997
- 1997-04-01 JP JP9974797A patent/JPH10280030A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100885208B1 (ko) * | 2002-07-03 | 2009-02-24 | 주식회사 포스코 | 전기로 노벽용 보수재 투입장치 |
| JP2020050902A (ja) * | 2018-09-26 | 2020-04-02 | Jfeスチール株式会社 | Rh真空脱ガス装置の耐火物製の投入シュート |
| CN115354118A (zh) * | 2022-09-06 | 2022-11-18 | 中冶南方工程技术有限公司 | 一种rh真空精炼装置和方法 |
| CN115354118B (zh) * | 2022-09-06 | 2023-10-27 | 中冶南方工程技术有限公司 | 一种rh真空精炼装置和方法 |
| CN115896391A (zh) * | 2022-11-10 | 2023-04-04 | 大冶特殊钢有限公司 | 电弧炉的炉坡热修方法及电弧炉的炉坡热修用的热修架 |
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