JPH10280134A - セラミックス被覆部材の製造装置およびその製造方法 - Google Patents

セラミックス被覆部材の製造装置およびその製造方法

Info

Publication number
JPH10280134A
JPH10280134A JP10685197A JP10685197A JPH10280134A JP H10280134 A JPH10280134 A JP H10280134A JP 10685197 A JP10685197 A JP 10685197A JP 10685197 A JP10685197 A JP 10685197A JP H10280134 A JPH10280134 A JP H10280134A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceramic
vacuum chamber
target material
coated member
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10685197A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhide Matsumoto
一秀 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP10685197A priority Critical patent/JPH10280134A/ja
Publication of JPH10280134A publication Critical patent/JPH10280134A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Physical Vapour Deposition (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来よりも10倍から100倍厚いセラミック
ス皮膜を形成すること。 【解決手段】真空チャンバー1の外壁を水冷構造とする
一方、その内壁に複数に分割した防熱板14を取り付
け、真空チャンバー1にターゲット材3を構成する陰イ
オン元素のガスをガス供給装置10から導入し、このガ
スを導入するガス導入管先端11aを、真空チャンバー
1内を真空引きする主真空排気装置P1と対向する位置
で、かつ基材5とターゲット材3の中間位置に配設し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、数十μmから数百
μmの厚さを有するセラミックス被覆部材の製造装置お
よびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、耐摩耗性,耐食性を必要とする
駆動装置の部品や耐熱性を必要とする高温部品には、金
属母材の表面にTiN,TiC,Al2 3 ,ZrO2
などのセラミックス皮膜をコーティングした部材が多く
使われている。
【0003】このようなセラミックス皮膜を形成するに
は、物理蒸着法である真空蒸着やイオンプレーティン
グ、あるいは化学蒸着法などの方法が用いられている。
これらの方法は、真空チャンバー内においてセラミック
ス皮膜を形成させる方法であり、例えば、TiNやAl
2 3 のセラミックス皮膜を物理蒸着法で形成する場合
は、金属TiあるいはAlを抵抗加熱,高周波加熱,電
子ビーム加熱などによって、金属TiあるいはAlを蒸
発させ、これと同時に真空チャンバー内にN2 ガスある
いはO2 ガスを導入し、500℃以下の低温で金属表面
にTiNあるいはAl2 3 を形成してコーティングを
行っている。
【0004】一方、化学蒸着においては、減圧したチャ
ンバー内に原料ガスを導入し、1000℃程度の高温下
において化学反応によりセラミックス皮膜を形成させ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
物理蒸着法および化学蒸着法には、それぞれ得失がある
ものの、一般に行われているこれらの方法では、数μm
から高々20μm程度の厚さを有するセラミックス薄膜
が形成されるのみである。これらの厚さを有したセラミ
ックス薄膜で十分に機能を発揮する部材もあるが、さら
に厳しい耐摩耗性,耐食性,耐熱性や絶縁性を持たせる
には、この程度の厚さでは十分ではなく、数十μmから
数百μmの厚さを有するセラミックス皮膜が必要とな
る。
【0006】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、数μmの厚さでは機能が十分に果たせないセラ
ミックス皮膜において、従来よりも10倍から100倍
厚いセラミックス皮膜を形成することの可能なセラミッ
クス被覆部材の製造装置およびその製造方法を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明者は、健全なセラミックス厚膜を得る形成方
法について研究を重ねた結果、セラミックス皮膜形成の
プロセスを制御することが重要であることを見出し、さ
らに当該セラミックス皮膜を形成する製造装置を実現し
た。
【0008】ここに、本発明のセラミックス被覆部材の
製造装置は、請求項1記載のように、真空チャンバー内
における電子銃室から発生した電子ビームによりセラミ
ックスからなるターゲット材を蒸発させて基材にセラミ
ックス被覆部材を形成するセラミックス被覆部材の製造
装置であって、前記真空チャンバーの外壁を水冷構造と
する一方、その内壁に複数に分割した防熱板を取り付
け、前記真空チャンバーに前記ターゲット材を構成する
陰イオン元素のガスをガス供給装置から導入し、このガ
スを導入するガス導入管先端を、真空チャンバー内を真
空引きする主真空排気装置と対向する位置で、かつ前記
基材と前記ターゲット材の中間位置に配設したことを特
徴とする。
【0009】好ましくは、請求項2記載のように、真空
チャンバーの内壁に取り付けられた防熱板が剛構造で、
かつ輻射熱が局所的に集中する箇所を分割し、この分割
した部分を別の防熱板で塞ぐようにしている。
【0010】また、好ましくは、請求項3記載のよう
に、真空チャンバー内に設けられたターゲット材上部に
シャッターを配設し、このシャッターは真空シール部お
よび軸受部を前記真空チャンバーの外部に配設するとと
もに、シャッター軸を水冷構造としている。
【0011】さらに、好ましくは、請求項4記載のよう
に、真空チャンバーに観察窓が取り付けられ、この観察
窓は200℃以上の耐熱性を有する高分子材料フィルム
を具備している。
【0012】次に、本発明のセラミックス被覆部材の製
造方法は、請求項6記載のように、真空チャンバー内で
電子ビームによりターゲット材を蒸発させて基材にセラ
ミックス被覆部材を形成するセラミックス被覆部材の製
造方法において、セラミックス皮膜と同種類のセラミッ
クスをターゲット材として用い、セラミックス被覆を行
う基材を500℃以上の高温に加熱し、前記ターゲット
材と前記基材間の空間を横断するように、前記ターゲッ
ト材を構成する陰イオン元素のガスを流してセラミック
ス皮膜を形成するようにしている。
【0013】また、これらのセラミックスターゲット材
を電子ビームで蒸発させるときに、セラミックスを構成
している酸素などの陰イオンが分離して皮膜の組成が化
学量論的組成から外れる場合がある。
【0014】これを補うために本発明においては、セラ
ミックス皮膜を構成している陰イオンのガスを皮膜形成
中に導入し、さらに皮膜組成を化学量論的に効率よく形
成させるため、ガス導入位置を規定している。
【0015】すなわち、ガスの導入はセラミックス被覆
を行う基材とターゲット材との空間を横切るように導入
し、蒸発したセラミックスと十分に接触して反応を促進
させている。
【0016】さらに、このガス導入に際しては、請求項
7記載のように、真空チャンバー内の圧力を0.01P
a〜20Paの範囲で一定となる制御を行いながら、タ
ーゲット材を構成する陰イオン元素のガスを導入するよ
うにしている。
【0017】ここで、圧力設定の下限値0.01Pa
は、正常な皮膜組成が得られるためのガス量を規定する
ものであり、上限値の20Paは主真空排気装置の排気
が正常に行え、かつ健全な皮膜形成が行える限度であ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るセラミックス
被覆部材の製造装置およびその製造方法の実施形態につ
いて以下の実施例を参照してより具体的に説明する。
【0019】図1は本発明に係るセラミックス被覆部材
の製造装置の一実施例を示す概略図である。この実施例
においては、ジルコニア(ZrO2 ) 厚膜を被覆する場
合を示している。
【0020】図1に示すように、セラミックス被覆部材
の製造装置は、真空チャンバー1を有し、この真空チャ
ンバー1の外壁が水冷構造であって、具体的にはその外
壁は矩形型水冷パイプを密に巻いた構造または水冷ジャ
ケット構造として冷却を十分行っている。また、セラミ
ックス被覆部材の製造装置は、真空チャンバー1の他
に、真空チャンバー1の側部に設けられ、真空チャンバ
ー1内を10-4Pa程度の真空度に真空引きする主真空
排気装置Ρ1と、図示しない制御装置と、電源装置とを
備えている。上記制御装置には、真空排気,電子ビーム
電流,電子ビーム走査,基材加熱,基材駆動などを制御
する手段が設けられている。
【0021】真空チャンバー1内の下部には電子ビーム
を発生させる電子銃室2が配設されており、この電子銃
室2には局所真空排気装置Ρ2が連結されている。これ
により、電子銃室2が局所的に真空排気される。
【0022】また、真空チャンバー1内の下部には、図
示しないルツボにセラミックス皮膜と同種類のセラミッ
クスインゴットであるジルコニア(ZrO2 ) からなる
ターゲット材3が収容されており、このターゲット材3
の上部には開閉可能に構成されたシャッター4が配設さ
れている。
【0023】一方、真空チャンバー1の上部にはセラミ
ックス被覆を行う基材5が配設されており、この基材5
の上部近傍には基材5を500℃以上に加熱するための
加熱基材加熱装置6および熱センサー7が配設されてい
る。
【0024】また、真空チャンバー1には、真空チャン
バー1内の圧力を測定する圧力測定装置8と、この圧力
測定装置8からの測定信号がフィードバックされて真空
チャンバー1内を0.01Pa〜20Paの範囲で選定
した圧力に制御するガス導入制御装置9と、真空チャン
バー1内へガスを供給するガス供給装置10とが配設さ
れている。そして、ガス導入制御装置9には、真空チャ
ンバー1内へガスを導入するためのガス導入管11が連
結され、そのガス導入管11先端のガス導入口11a
は、主真空排気装置P1と対向する位置で、かつ供給す
る導入ガスがターゲット材3と基材5との間を横断する
ような向きに配設されている。
【0025】さらに、真空チャンバー1の側部には観察
窓12が取り付けられ、この観察窓12の内側には真空
チャンバー1の内部を目視可能にするために薄いフィル
ム13が巻取式に取り付けられ、このフィルム13を通
してセラミックス成膜時の状態が目視可能となってい
る。
【0026】このフィルム13は、高温連続加熱時、輻
射熱により収縮損傷しないように200℃以上の耐熱性
を有する高分子材料が使用される。本実施例において
は、ポリイミドフィルムが使用され、このポリイミドフ
ィルムは高温加熱時にも成膜時の状態を良好に観察可能
であることが判明している。
【0027】さらに、真空チャンバー1の内壁全体に
は、複数に分割された防熱板14が複数枚積層して取り
付けられている。この防熱板14は、基材加熱装置6に
よる高温の輻射熱が真空チャンバー1の内壁,シャッタ
ー4の真空シール部,圧力測定装置8などに直接または
反射して当たらないようにするためである。したがっ
て、本実施例における防熱板14は、輻射熱が局所的に
強く当たる個所を分割構造として、防熱板14全体の熱
変形を極小にしている。
【0028】図2(A),(B)は本実施例における分
割された防熱板14の正面図,平面図である。図2
(A),(B)に示すように、複数に分割された防熱板
14は長手方向にリブ15が取り付けられ、このリブ1
5により補強されて剛構造となっており、輻射熱が強く
当る部分に切欠部17が形成され、この切欠部17は別
の防熱板18を止金19に掛止することで塞がれてい
る。
【0029】図3は本実施例におけるシャッター4を示
す構成図である。このシャッター4は、基材加熱装置6
およびターゲット材3からの輻射熱が最も強く当たる個
所である。そのため本実施例においては、シャッター4
の真空シール部および軸受部を真空チャンバー1の外部
に配設し、さらにシャッター軸20を水冷構造としてい
る。
【0030】すなわち、シャッター軸20には冷却水供
給口21から冷却水が供給されるとともに、冷却水出口
22から冷却水が排出されることで、シャッター軸20
を冷却している。また、シャッター軸20は、真空シー
ル23を介して外筒24とシールされるとともに、軸受
25を介してモータ26により旋回可能に構成されてい
る。さらに、外筒24は、真空チャンバー1に対し真空
シール27によりシールされる一方、その真空シール2
7の直下に冷却水供給口28および冷却水出口29が設
けられて冷却される。
【0031】このように本実施例のセラミックス被覆部
材の製造装置は、厚膜セラミックス被覆を形成する装置
であり、500℃以上の高温連続加熱下および低真空陰
イオンガス雰囲気下で、電子ビームにより厚膜のセラミ
ックス皮膜を安定して形成する装置である。そして、5
00℃以上の高温連続加熱下において安定した真空状態
を実現している。
【0032】さらに、本実施例のセラミックス被覆部材
の製造装置は、厚膜セラミックス皮膜の成膜過程で陰イ
オンガスを導入しており、この時の圧力は最大20Pa
になる。このような圧力下では、電子ビーム(EB)が
正常に動作せず、さらに酸素ガスを導入した場合は、電
子銃室2内において電子ビームを発生させるフィラメン
トの寿命が極端に短くなる。
【0033】しかしながら、本実施例の製造装置は、局
所真空排気装置P2により電子銃室2が局所的に真空排
気される構造であるため、電子ビームを発生させるフィ
ラメント近傍は10-2Pa台以下の真空度となってお
り、長時間安定したビーム発生を実現している。
【0034】次に、上記実施例の製造装置を用いたセラ
ミックス被覆部材の製造方法を説明する。
【0035】基材5にジルコニアを被覆する場合には、
皮膜と同種のジルコニアからなるターゲット材3を真空
チャンバー1内に装着し、主真空排気装置Ρ1によって
真空チャンバー1を10-4Pa程度の真空度になるまで
真空引きする。
【0036】次いで、基材加熱装置6により基材5を5
00℃以上に加熱し、電子銃室2からターゲット材3に
電子ビームを照射する。この電子ビーム照射によりター
ゲット材3が溶融状態になった時点でシャッター4を開
け、基材5への成膜を開始する。また、これと同時に、
ターゲット材3の陰イオンガスである酸素をガス導入管
11から導入する。
【0037】一般に、セラミックス薄膜の形成において
は、例えば真空蒸着やイオンプレーティングでは、基材
温度は500℃以下にしている。本実施例の厚膜形成で
は、密着性のよい強固な厚い皮膜を形成するために、基
材温度を500℃以上に保持し続けることが好ましい。
また、皮膜の種類によっては700℃以上に加熱保持す
ることがより好ましい。したがって、この高温連続加熱
を行うことは、以下の理由による。
【0038】すなわち、高温連続加熱で成膜することに
より、基材5に積層・成長していく微細結晶粒が融合一
体化し、一個一個の結晶粒が強固となる。そして、これ
らの強固な結晶粒から形成された厚膜のセラミックス皮
膜は、熱応力に対して非常に強い皮膜組織となってお
り、耐クラック性,耐剥離性に優れた皮膜となる。そし
て、この加熱温度は、基材5の機械的性質の大幅な低下
をもたらす軟化温度あるいは時効温度を上限とする。
【0039】このようにして形成したセラミックス層
は、薄い膜厚のものでも50μm、厚いものでは500
μmの厚さをもった皮膜を形成することができた。図4
に300μm厚さのセラミックス層断面写真を示す。
【0040】また、本実施例は、形成する皮膜組成をタ
ーゲット材3と同一の化学量論的組成とするため、タ一
ゲット材3を構成する陰イオンのガスを成膜中に供給し
続け、しかもその供給ガスがタ一ゲット材3と基材5と
の間の空間を横断するように流すようにしている。
【0041】表1は形成されたジルコニア皮膜の組成
が、供給ガスの流れによってどのように変化するかを示
している。すなわち、ガス供給位置とジルコニア皮膜組
成との関係を示している。
【0042】
【表1】
【0043】表1によれば、ガスが基材5およびターゲ
ット材3に直接当たるように供給した場合は、いづれも
皮膜組成は化学量論的組成ZrO2 から外れ、皮膜の色
も灰色から黒色へと変化した。ガス供給が基材5とター
ゲット材3との空間を横断するようになされた場合の
み、ターゲット材3と同じ正常な組成が得られた。本実
施例であるジルコニア皮膜の場合は、前記のガス供給位
置を表1に示したように適正化し、さらにガス供給を圧
力一定の制御とすることにより、安定して厚いセラミッ
クス皮膜の形成を行うことができた。
【0044】したがって、ガスの導入はセラミックス被
覆を行う基材5とターゲット材3との空間を横切るよう
に導入し、蒸発したセラミックスと十分に接触して反応
を促進させている。
【0045】さらに、このガス導入に際しては、真空チ
ャンバー1の圧力を測定する圧力測定装置8からの信号
をガス導入制御装置9にフィードバックし、0.01P
a〜20Paの範囲で選定した圧力において、圧力が一
定となる制御を行いながら、ターゲット材3を構成する
陰イオン元素のガスを導入している。
【0046】ここで、圧力設定の下限値0.01Pa
は、正常な皮膜組成が得られるためのガス量を規定する
ものであり、上限値の20Paは主真空排気装置の排気
が正常に行え、かつ健全な皮膜形成が行える限度であ
る。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のセラミッ
クス被覆部材の製造装置によれば、ガスを導入するガス
導入先端を、真空チャンバー内を真空引きする主真空排
気装置と対向する位置で、かつ基材とターゲットの中間
位置に配設したことにより、500℃以上の高温連続加
熱下および低真空陰イオンガス雰囲気下で、電子ビーム
により厚膜のセラミックス皮膜を安定して形成すること
ができる。
【0048】また、本発明のセラミックス被覆部材の製
造方法によれば、セラミックス被覆を行う基材とターゲ
ット材との空間を横切るように、ターゲット材を構成す
る陰イオン元素のガスを流してセラミックス皮膜を形成
することにより、数μmの厚さでは機能が十分に果たせ
ないセラミックス皮膜において、従来よりも10倍から
100倍厚いセラミックス皮膜を形成させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るセラミックス被覆部材の製造装置
の一実施例を示す概略図。
【図2】(A),(B)は本実施例における分割された
防熱板の正面図,平面図。
【図3】本実施例におけるシャッターを示す構成図。
【図4】本実施例のセラミックス被覆部材の断面形状を
示す顕微鏡写真。
【符号の説明】
1 真空チャンバー 2 電子銃室 3 ターゲット材 4 シャッター 5 基材 6 基材加熱装置 7 熱センサー 8 圧力測定装置 9 ガス導入制御装置 10 ガス供給装置 11 ガス導入管 11a ガス導入口 12 観察窓 13 フイルム 14 防熱板 15 リブ 17 切欠部 18 防熱板 19 止金 20 シャッター軸 21 冷却水供給口 22 冷却水出口 23 真空シール 24 外筒 25 軸受 26 モータ 27 真空シール 28 冷却水供給口 29 冷却水出口 P1 主真空排気装置 P2 局所真空排気装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空チャンバー内における電子銃室から
    発生した電子ビームによりセラミックスからなるターゲ
    ット材を蒸発させて基材にセラミックス被覆部材を形成
    するセラミックス被覆部材の製造装置であって、前記真
    空チャンバーの外壁を水冷構造とする一方、その内壁に
    複数に分割した防熱板を取り付け、前記真空チャンバー
    に前記ターゲット材を構成する陰イオン元素のガスをガ
    ス供給装置から導入し、このガスを導入するガス導入管
    先端を、真空チャンバー内を真空引きする主真空排気装
    置と対向する位置で、かつ前記基材と前記ターゲット材
    の中間位置に配設したことを特徴とするセラミックス被
    覆部材の製造装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のセラミックス被覆部材の
    製造装置において、真空チャンバーの内壁に取り付けら
    れた防熱板が剛構造で、かつ輻射熱が局所的に集中する
    箇所を分割し、この分割した部分を別の防熱板で塞いだ
    ことを特徴とするセラミックス被覆部材の製造装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のセラミックス被覆部材の
    製造装置において、真空チャンバー内に設けられたター
    ゲット材上部にシャッターを配設し、このシャッターは
    真空シール部および軸受部を前記真空チャンバーの外部
    に配設するとともに、シャッター軸を水冷構造としたこ
    とを特徴とするセラミックス被覆部材の製造装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のセラミックス被覆部材の
    製造装置において、真空チャンバーに観察窓が取り付け
    られ、この観察窓は200℃以上の耐熱性を有する高分
    子材料フィルムを具備したことを特徴とするセラミック
    ス被覆部材の製造装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のセラミックス被覆部材の
    製造装置において、電子銃室に局所真空排気装置を連結
    したことを特徴とするセラミックス被覆部材の製造装
    置。
  6. 【請求項6】 真空チャンバー内で電子ビームによりタ
    ーゲット材を蒸発させて基材にセラミックス被覆部材を
    形成するセラミックス被覆部材の製造方法において、セ
    ラミックス皮膜と同種類のセラミックスをターゲット材
    として用い、セラミックス被覆を行う基材を500℃以
    上の高温に加熱し、前記ターゲット材と前記基材間の空
    間を横断するように、前記ターゲット材を構成する陰イ
    オン元素のガスを流してセラミックス皮膜を形成するこ
    とを特徴とするセラミックス被覆部材の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のセラミックス被覆部材の
    製造方法において、真空チャンバー内の圧力を0.01
    Pa〜20Paの範囲で一定となる制御を行いながら、
    ターゲット材を構成する陰イオン元素のガスを導入する
    ことを特徴とするセラミックス被覆部材の製造方法。
JP10685197A 1997-04-10 1997-04-10 セラミックス被覆部材の製造装置およびその製造方法 Withdrawn JPH10280134A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10685197A JPH10280134A (ja) 1997-04-10 1997-04-10 セラミックス被覆部材の製造装置およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10685197A JPH10280134A (ja) 1997-04-10 1997-04-10 セラミックス被覆部材の製造装置およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10280134A true JPH10280134A (ja) 1998-10-20

Family

ID=14444129

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10685197A Withdrawn JPH10280134A (ja) 1997-04-10 1997-04-10 セラミックス被覆部材の製造装置およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10280134A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003521584A (ja) * 1999-08-04 2003-07-15 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 電子ビーム物理蒸着被覆装置と該装置用の観察ポート
KR100426658B1 (ko) * 2002-01-31 2004-04-13 한국수력원자력 주식회사 소형 전자총을 이용한 코팅장치
JP2006299378A (ja) * 2005-04-25 2006-11-02 National Institute For Materials Science 熱処理装置と蒸着処理装置の複合装置
CN110295351A (zh) * 2019-05-27 2019-10-01 东莞市汇成真空科技有限公司 一种通过翻转式靶门隔离靶体的镀膜机
WO2025182179A1 (ja) * 2024-02-27 2025-09-04 株式会社アルバック 遮蔽ユニット及びこの遮蔽ユニットを備える真空蒸着装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003521584A (ja) * 1999-08-04 2003-07-15 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 電子ビーム物理蒸着被覆装置と該装置用の観察ポート
KR100426658B1 (ko) * 2002-01-31 2004-04-13 한국수력원자력 주식회사 소형 전자총을 이용한 코팅장치
JP2006299378A (ja) * 2005-04-25 2006-11-02 National Institute For Materials Science 熱処理装置と蒸着処理装置の複合装置
CN110295351A (zh) * 2019-05-27 2019-10-01 东莞市汇成真空科技有限公司 一种通过翻转式靶门隔离靶体的镀膜机
CN110295351B (zh) * 2019-05-27 2024-02-27 东莞市汇成真空科技有限公司 一种通过翻转式靶门隔离靶体的镀膜机
WO2025182179A1 (ja) * 2024-02-27 2025-09-04 株式会社アルバック 遮蔽ユニット及びこの遮蔽ユニットを備える真空蒸着装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20080217162A1 (en) Method to Deposit a Coating By Sputtering
JP2000514497A (ja) 構造部品を断熱層で被覆する方法と被覆装置
JP3929397B2 (ja) 有機el素子の製造方法及び装置
JPH07300666A (ja) シリコン蒸発用分子線源およびこれに用いるるつぼの製造方法
US20100273089A1 (en) Solid oxide fuel cell electrolyte and method
JP2001181846A (ja) Cvd装置
JPH10280134A (ja) セラミックス被覆部材の製造装置およびその製造方法
US6316054B1 (en) Carbon layer forming method
JP4735813B2 (ja) 熱処理装置と蒸着処理装置の複合装置
JP2002256428A (ja) スパッタリング装置
US12545992B2 (en) Plasma-resistant member having stacked structure and method for fabricating the same
JPH07305162A (ja) セラミック被覆の製造方法
JPH11106907A (ja) セラミック被覆部材の製造方法及びその製造装置
JP4982004B2 (ja) 防着板装置
JPH07258825A (ja) セラミック被膜被覆材並びにその製造方法及び装置
JP6960137B2 (ja) イオンプレーティング装置およびこれを用いたイットリア膜の形成方法
US20110014394A1 (en) film depositing apparatus and method
JP2000096215A (ja) セラミック被覆製造装置とその製造方法及びセラミック被覆部材
JPH10183335A (ja) 酸化マグネシウム薄膜の製造方法およびその製造装置
JPH08260126A (ja) アルミニウム基材の表面溶融硬化方法
JPH064520B2 (ja) 酸化物薄膜の製造法
JPH07166335A (ja) イオンプレーティング装置
JP3769065B2 (ja) ジルコニア被覆部材およびその製造方法とその製造装置、タービン部材
JPS5943988B2 (ja) 超微粒子膜の製造方法および製造装置
JPH01165763A (ja) 電子ビーム蒸発源用ルツボ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20051226

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060711

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20060906