JPH10280230A - ポリアミド繊維 - Google Patents

ポリアミド繊維

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JPH10280230A
JPH10280230A JP9096697A JP9096697A JPH10280230A JP H10280230 A JPH10280230 A JP H10280230A JP 9096697 A JP9096697 A JP 9096697A JP 9096697 A JP9096697 A JP 9096697A JP H10280230 A JPH10280230 A JP H10280230A
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JP
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polyamide
weight
lubricant
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fiber
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JP9096697A
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Inventor
Takatoshi Shida
隆敏 志田
Makoto Takahashi
誠 高橋
Masahiro Harada
正広 原田
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Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Original Assignee
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 抄紙用ろ布材やテニスガットのような工業用
またはレジャー用材料に有用な高強度、特に高い引掛強
度を有する高弾性率延伸ポリアミド繊維を提供する。 【解決手段】 キシリレンジアミンを70モル%以上含
むジアミン成分とアジピン酸を70モル%以上含むジカ
ルボン酸成分とを重合して得たポリアミドまたは共重合
ポリアミド(ポリアミドA)を10〜100重量%、他
のポリアミド(ポリアミドB)を90〜0重量%含むポ
リアミド(ポリアミドC)100重量部に対し、滑剤を
0.001〜0.05重量部、および滑剤の展着剤とし
てポリオキシソルビタンの脂肪酸エステルを0.001
〜0.05重量部配合してなるポリアミド樹脂組成物を
成形して得たポリアミド繊維。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、延伸ポリアミド繊
維、更に詳しくは、抄紙用ろ布材やテニスガットのよう
な工業用またはレジャー用材料に有用な高強度、特に高
い引掛強度を有する高弾性率延伸ポリアミド繊維に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ポリアミドは家電製品やコンピューター
のハウジング等の射出成形材料、繊糸、編織物等の衣料
品、タイヤコ−ド、漁網、帆布、抄紙用ろ布材、テニス
ガット等の工業用またはレジャ−用材料あるいは食品包
装用のフィルムや各種容器用シ−トとして使用しうる高
強力、耐磨耗性、耐疲労性、良好な染色性等の化学的、
機械的性質を有している。特にポリアミドMXD6のよ
うなキシリレンジアミンと脂肪族ジカルボン酸とから得
られるアミド結合繰り返し単位を含有するポリアミドは
ポリアミド6やポリアミド66等に比べて高強度、高ヤ
ング率、低吸水性であり、なおかつ耐加水分解性にも優
れるため、ドアミラ−ステ−、タイヤコ−ドや抄紙用ろ
布材等、先に示した工業用材料として特に有用であり、
近年その需要の増加が著しい。
【0003】テニスガットや製紙用ろ布材のような延伸
繊維を材料として用いる分野では、その繊維の必要性能
として高い引掛強度が挙げられる。すなわち、材料とし
て用いる繊維の引掛強度が小さい場合、テニスガットと
して用いれば、テニスラケットフレームのガット屈曲部
での破断が起きる。また、製紙用ろ布材は構成繊維をル
ープ状に折り曲げ、その穴部分に芯材を通して接続する
ため、引掛強度の低い繊維を材料として用いた場合、接
続部分での破断が生じる。特に抄紙用ろ布材やテニスガ
ット等の工業用あるいはレジャー用材料の分野では高強
度かつ高弾性率、特に引掛強度に優れた材料の開発が望
まれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、抄紙用ろ布
材やテニスガットのような工業用またはレジャー用材料
に有用な高強度、特に高い引掛強度を有する高弾性率延
伸ポリアミド繊維を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
した結果、延伸ポリアミド繊維の原料として特定の構造
のポリアミドを一定量以上含むポリアミド樹脂又は共重
合ポリアミド樹脂に特定の滑剤と展着剤を組み合わせて
使用することにより上記の課題を解決できることを見い
出し、本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち、本発明は、キシリレンジアミン
を70モル%以上含むジアミン成分とアジピン酸を70
モル%以上含むジカルボン酸成分とを重合して得たポリ
アミドまたは共重合ポリアミド(ポリアミドA)を10
〜100重量%、他のポリアミド(ポリアミドB)を9
0〜0重量%含むポリアミド(ポリアミドC)100重
量部に対し、滑剤を0.001〜0.05重量部、およ
び滑剤の展着剤としてポリオキシソルビタンの脂肪酸エ
ステルを0.001〜0.05重量部配合してなるポリ
アミド樹脂組成物を成形して得たポリアミド繊維関する
ものである。
【0007】本発明で使用するポリアミドAに用いられ
るジアミン中のキシリレンジアミン含有率を70モル%
以上とし、かつジカルボン酸成分中のアジピン酸含有率
を70モル%以上とすると、得られるポリアミドを繊維
としたときの高強度、高ヤング率等の特性を維持でき
る。
【0008】本発明で使用するポリアミドCは、ポリア
ミドBを90重量%以下、すなわちポリアミドAを10
重量%以上とする必要がある。ポリアミドBとしては種
々のポリアミド、例えば、具体的にはε−カプロラクタ
ム、アミノカプロン酸、エナントラクタム、7−アミノ
ヘプタン酸、11−アミノウンデカン酸、9−アミノノ
ナン酸、α−ピロリドンなどの重合体、ヘキサメチレン
ジアミン、ノナメチレンジアミン、ウンデカメチレンジ
アミン等のジアミンとテレフタル酸、イソフタル酸、ア
ジピン酸、セバシン酸、ドデカン二酸、グルタ−ル酸等
のジカルボン酸とを重合することにより得られる重合
体、又はこれらの共重合体、例えばポリアミド4、ポリ
アミド6、ポリアミド7、ポリアミド8、ポリアミド1
1、ポリアミド12、ポリアミド66、ポリアミド6
9、ポリアミド610、ポリアミド611、ポリアミド
612、ポリアミド6T(ヘキサメチレンジアミンとテ
レフタル酸とから得られるポリアミドを表す。)ポリア
ミド66/6、ポリアミド6/12、ポリアミド6/6
T、ポリアミド66/6T等を例示できる。
【0009】本発明のポリアミド、又は共重合ポリアミ
ド中のポリアミドAは10重量%以上とする理由は、ポ
リアミドAの配合割合を上記10重量%以上とすると、
ポリアミドCにおいてポリアミドAが有している高強
度、高ヤング率等の特性を発現させることが可能とな
る。
【0010】本発明で使用する滑剤としては、一般に熱
可塑性樹脂に用いられる粉状の滑剤であり、好ましいも
のとしては、エチレンビスステアリルアミド、高級脂肪
酸金属塩、1,2−オキシステアリン酸またはモリズデ
ニウムスルフィド等が例示でき、特に好ましいものとし
てエチレンビスステアリルアミドまたはステアリン酸金
属塩が例示できる。滑剤の添加量は、ポリアミドC10
0重量部に対して0.001〜0.05重量部、好まし
くは0.005〜0.03重量部である。滑剤の添加量
が0.001重量部未満では引掛強度の向上効果が十分
でなく、逆に0.05重量部を越えると押出機のホッパ
ー部での原料ペレットくい込み不良の問題が発生しやす
い。
【0011】本発明で使用する展着剤としては、ポリオ
キシソルビタンの脂肪族エステルを用いる。好ましく
は、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレートを例
示できる。展着剤の添加量は、通常滑剤の添加量の、
0.5〜2倍程度の範囲であり、本発明における展着剤
の添加量は、ポリアミドC100重量部に対して0.0
01〜0.05重量部、好ましくは0.005〜0.0
3重量部である。展着剤の添加が上記0.001重量部
未満では粉状滑剤の均一な付着が困難になり、粉状滑剤
の分級や輸送時の滑剤の離脱等が起こり易くなるため好
ましくなく、0.05重量部を越えるとペレットが粘性
を帯び、塵や異物の付着や吸水による成形不良が発生し
易くなるため好ましくない。
【0012】本発明は、高強度、特に高い引掛強度を有
する高弾性率延伸ポリアミド繊維を提供することを目的
としている。本発明の好ましい実施態様として、引き掛
け強度は、4.5gf/D以上、好ましくは5.0gf
/D以上のものが得られる。引き掛け強度を4.5gf
/D以上とすると、ラケット用ストリングとして用いる
際に、ラケットへの装着時のストリング屈曲部での破断
防止に効果があり、商品価値が向上する。また、製紙用
ろ布材として使用する際にも、抄紙機のロールにろ布を
装着する際にろ布材の一部を屈曲させ、その部分に芯糸
を通して接続する方法をとるため、引き掛け強度が4.
5gf/D以上であると接続部での破断防止に効果があ
る。
【0013】また、本発明の好ましい実施態様として、
ポリアミド繊維のヤング率は、400kgf/mm2 以
上である。ヤング率を前記400kgf/mm2 以上と
すると、ラケット用ストリング、ゴム補強材や製紙用ろ
布材等に使用する際に変形を防止する効果があり、商品
価値が向上する。
【0014】滑剤をペレットに展着する方法としては、
回転容器にペレットと滑剤および展着剤を投入して、撹
拌に十分な回転速度で必要な時間容器を回転させて内容
物を撹拌し、均一に付着させる方法が挙げられるが、ペ
レットに滑剤を均一に付着させることができれば特にこ
のような方法に制限されない。
【0015】本発明に使用するポリアミド樹脂には滑
剤、着色防止剤、架橋防止剤、耐光剤、顔料、制電剤、
難燃剤等の無機、有機化合物を組み合わせて使用するこ
とができる。
【0016】本発明のポリアミド樹脂組成物を用いた一
般的な延伸ポリアミド繊維の製造条件の例を以下に記載
する。単軸もしくは二軸押出機を用いて樹脂を溶融し、
紡糸温度を245〜280℃として紡糸口金を通して紡
出し、紡糸口金面の下方10〜110mmの位置に液面
がある温度30〜90℃の水もしくは冷媒浴中に引き取
り、一旦巻き取ることなく連続して延伸する。延伸は延
伸2段、熱固定1段で実施し、延伸手段として第1段延
伸域に温度60〜90℃の温水浴を、第2段延伸域に1
80〜250℃の乾熱空気浴を、熱固定域に180〜2
80℃の乾熱空気浴を用い、延伸条件としては全延伸倍
率を2.5〜7.5、2段延伸倍率を1.2〜3.0、
弛緩率を1〜15%とする。
【0017】さらに、本発明の組成物を他の樹脂、例え
ばポリエステル樹脂と混合、または鞘ー芯構造のような
多層構造とすることで、耐熱性、耐熱老化性、耐加水分
解性、耐薬品性等により一層優れた繊維として使用する
ことができる。
【0018】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明を説明する。
実施例における繊維の強度・伸び率の測定は、JIS L 10
13「化学繊維フィラメント糸試験方法」に従った。表1
〜4において、ポリアミドMXD6をN−MXD6と、
エチレンビスステアリルアミドをEBSと、ポリオキシ
エチレンソルビタンモノラウレートをPOSLと略記す
る。
【0019】実施例1 ポリアミドMXD6(三菱ガス化学(株)製、商品名:
MXナイロン、6007)のペレット5.0kg、エチ
レンビスステアリルアミド(日本油脂(株)製、商品
名:アルフロー、H−50T)1.0gおよびポリオキ
シエチレンソルビタンモノラウレート(日本油脂(株)
製、商品名:ノニオン、LT−221)1.0gを28
リットルステンレス容器に投入し、回転数30rpmで
15分間容器を回転させ、滑剤をペレットに付着させ
た。得られた材料を単軸押出機を用いて溶融し、紡糸温
度を270℃として紡糸口金を通して紡出し、紡糸口金
面の下方100mmの位置に液面がある温度70℃の水
浴中に引き取り、一旦巻き取ることなく連続して延伸し
た。延伸は延伸2段、熱固定1段で実施し、延伸手段と
して第1段延伸域に温度90℃の温水浴を、第2段延伸
域に220℃の乾熱空気浴を、熱固定域に280℃の乾
熱空気浴を用い、延伸条件としては全延伸倍率を3.
8、2段延伸倍率を1.5、弛緩率を10%とした。製
造速度は95m/分とした。上記方法により直径が0.
88mmの単繊維を得た。使用したポリアミド、及び得
られたポリアミド繊維の性能を表1に示す。
【0020】実施例2 ポリアミドMXD6(三菱ガス化学(株)製、商品名:
MXナイロン、6007)のペレット4.0kg、ポリ
アミド6(宇部興産(株)製、商品名:1011FB)
のペレット1.0kg、エチレンビスステアリルアミド
(日本油脂(株)製、商品名:アルフロー、H−50
T)1.0gおよびポリオキシエチレンソルビタンモノ
ラウレート(日本油脂(株)製、商品名:ノニオン、L
T−221)1.0gを28リットルステンレス容器に
投入し、回転数30rpmで15分間容器を回転させ、
滑剤をペレットに付着させた。得られた材料を単軸押出
機を用いて溶融し、紡糸温度を260℃として紡糸口金
を通して紡出し、紡糸口金面の下方100mmの位置に
液面がある温度70℃の水浴中に引き取り、一旦巻き取
ることなく連続して延伸した。延伸は延伸2段、熱固定
1段で実施し、延伸手段として第1段延伸域に温度80
℃の温水浴を、第2段延伸域に210℃の乾熱空気浴
を、熱固定域に250℃の乾熱空気浴を用い、延伸条件
としては全延伸倍率を3.8、2段延伸倍率を1.5、
弛緩率を5%とした。製造速度は95m/分とした。上
記方法により直径が0.88mmの単繊維を得た。使用
したポリアミド、及び得られたポリアミド繊維の性能を
表1に示す。
【0021】実施例3 ポリアミドMXD6(三菱ガス化学(株)製、商品名:
MXナイロン、6007)のペレット1.5kg、ポリ
アミド6(宇部興産(株)製、商品名:1011FB)
のペレット3.5kg、エチレンビスステアリルアミド
(日本油脂(株)製、商品名:アルフロー、H−50
T)1.0gおよびポリオキシエチレンソルビタンモノ
ラウレート(日本油脂(株)製、商品名:ノニオン、L
T−221)1.0gを28リットルステンレス容器に
投入し、回転数30rpmで15分間容器を回転させ、
滑剤をペレットに付着させた。得られた材料を単軸押出
機を用いて溶融し、紡糸温度を245℃として紡糸口金
を通して紡出し、紡糸口金面の下方100mmの位置に
液面がある温度30℃の水浴中に引き取り、一旦巻き取
ることなく連続して延伸した。延伸は延伸2段、熱固定
1段で実施し、延伸手段として第1段延伸域に温度70
℃の温水浴を、第2段延伸域に210℃の乾熱空気浴
を、熱固定域に250℃の乾熱空気浴を用い、延伸条件
としては全延伸倍率を3.8、2段延伸倍率を1.5、
弛緩率を5%とした。製造速度は95m/分とした。上
記方法により直径が0.88mmの単繊維を得た。使用
したポリアミド、及び得られたポリアミド繊維の性能を
表1に示す。
【0022】実施例4 ナイロンMXD6(三菱ガス化学(株)製、商品名:M
Xナイロン、6007)のペレット4.0kg、ポリア
ミド6(宇部興産(株)製、商品名:11011FB)
のペレット1.0kg、エチレンビスステアリルアミド
(日本油脂(株)製、商品名:アルフロー、H−50
T)0.5gおよびポリオキシエチレンソルビタンモノ
ラウレート(日本油脂(株)製、商品名:ノニオン、L
T−221)0.5gを28リットルステンレス容器に
投入し、回転数30rpmで15分間容器を回転させ、
滑剤をペレットに付着させた。得られた材料を実施例2
と同様の方法により溶融紡糸し、直径が0.88mmの
単繊維を得た。使用したポリアミド、及び得られたポリ
アミド繊維の性能を表2に示す。
【0023】実施例5 ポリアミドMXD6(三菱ガス化学(株)製、商品名:
MXナイロン、6007)のペレット4.5kg、ポリ
アミド666(三菱エンジニアリングプラスチックス
(株)製、商品名:2030A)のペレット0.5k
g、エチレンビスステアリルアミド(日本油脂(株)
製、商品名:アルフロー、H−50T)1.0g及びポ
リオキシエチレンソルビタンモノラウレート(日本油脂
(株)製、商品名:ノニオン、LT−221)1.0g
を28リットルステンレス容器に投入し、回転数30r
pmで15分間容器を回転させ、滑剤をペレットに付着
させた。得られた材料を単軸押出機を用いて溶融し、紡
糸温度を260℃として紡糸口金を通して紡出し、紡糸
口金面の下方100mmの位置に液面がある温度70℃
の水浴中に引き取り、一旦巻き取ることなく連続して延
伸した。延伸は延伸2段、熱固定1段で実施し、延伸手
段として第1段延伸域に温度90℃の温水浴を、第2段
延伸域に220℃の乾熱空気浴を、熱固定域に280℃
の乾熱空気浴を用い、延伸条件としては全延伸倍率を
3.8、2段延伸倍率を1.5、弛緩率を5%とした。
製造速度は95m/分とした。上記方法により直径が
0.88mmの単繊維を得た。使用したポリアミド、及
び得られたポリアミド繊維の性能を表2に示す。
【0024】実施例6 ポリアミドMXD6(三菱ガス化学(株)製、商品名:
MXナイロン、6007)のペレット0.5kg、ポリ
アミド6(宇部興産(株)製、商品名:1011FB)
のペレット4.5kg、エチレンビスステアリルアミド
(日本油脂(株)製、商品名:アルフロー、H−50
T)1.0gおよびポリオキシエチレンソルビタンモノ
ラウレート(日本油脂(株)製、商品名:ノニオン、L
T−221)1.0gを28リットルステンレス容器に
投入し、回転数30rpmで15分間容器を回転させ、
滑剤をペレットに付着させた。得られた材料を単軸押出
機を用いて溶融し、紡糸温度を245℃として紡糸口金
を通して紡出し、紡糸口金面の下方100mmの位置に
液面がある温度30℃の水浴中に引き取り、一旦巻き取
ることなく連続して延伸した。延伸は延伸2段、熱固定
1段で実施し、延伸手段として第1段延伸域に温度70
℃の温水浴を、第2段延伸域に210℃の乾熱空気浴
を、熱固定域に250℃の乾熱空気浴を用い、延伸条件
としては全延伸倍率を3.8、2段延伸倍率を1.5、
弛緩率を5%とした。製造速度は95m/分とした。上
記方法により直径が0.88mmの単繊維を得た。使用
したポリアミド、及び得られたポリアミド繊維の性能を
表2に示す。
【0025】比較例1 ポリアミドMXD6(三菱ガス化学(株)製、商品名:
MXナイロン、6007)のペレット0.25kg、ポ
リアミド6(宇部興産(株)製、商品名:1011F
B)のペレット4.75kg、エチレンビスステアリル
アミド(日本油脂(株)製、商品名:アルフロー、H−
50T)1.0gおよびポリオキシエチレンソルビタン
モノラウレート(日本油脂(株)製、商品名:ノニオ
ン、LT−221)1.0gを28リットルステンレス
容器に投入し、回転数30rpmで15分間容器を回転
させ、滑剤をペレットに付着させた。得られた材料を実
施例3と同様の方法により溶融紡糸し、直径が0.88
mmの単繊維を得た。使用したポリアミド、及び得られ
たポリアミド繊維の性能を表3に示す。
【0026】比較例2 ナイロンMXD6(三菱ガス化学(株)製、商品名:M
Xナイロン、6007)のペレット4.0kg、ポリア
ミド6(宇部興産(株)製、商品名:1011FB)の
ペレット1.0kgおよびエチレンビスステアリルアミ
ド(日本油脂(株)製、商品名:アルフロー、H−50
T)1.0gを28リットルステンレス容器に投入し、
回転数30rpmで15分間容器を回転させ、滑剤をペ
レットに付着させた。得られた材料を実施例2と同様の
方法により溶融紡糸し、直径が0.88mmの単繊維を
得た。使用したポリアミド、及び得られたポリアミド繊
維の性能を表3に示す。
【0027】比較例3 ポリアミドMXD6(三菱ガス化学(株)製、商品名:
MXナイロン、6007)のペレット4.0kg、ポリ
アミド6(宇部興産(株)製、商品名:1011FB)
のペレット1.0kgおよびポリオキシエチレンソルビ
タンモノラウレート(日本油脂(株)製、商品名:ノニ
オン、LT−221)1.0gを28リットルステンレ
ス容器に投入し、回転数30rpmで15分間容器を回
転させ、滑剤をペレットに付着させた。得られた材料を
実施例2と同様の方法により溶融紡糸し、直径が0.8
8mmの単繊維を得た。使用したポリアミド、及び得ら
れたポリアミド繊維の性能を表3に示す。
【0028】比較例4 ポリアミドMXD6(三菱ガス化学(株)製、商品名:
MXナイロン、6007)のペレット4.0kgおよび
ポリアミド6(宇部興産(株)製、商品名:1011F
B)のペレット1.0kgを28リットルステンレス容
器に投入し、回転数30rpmで15分間容器を回転さ
せ、滑剤をペレットに付着させた。得られた材料を実施
例2と同様の方法により溶融紡糸し、直径が0.88m
mの単繊維を得た。使用したポリアミド、及び得られた
ポリアミド繊維の性能を表4に示す。
【0029】比較例5 ポリアミドMXD6(三菱ガス化学(株)製、商品名:
MXナイロン、6007)のペレット4.5kgおよび
ポリアミド666(三菱エンジニアリングプラスチック
ス(株)製、商品名:2030A)のペレット0.5k
gを28リットルステンレス容器に投入し、回転数30
rpmで15分間容器を回転させ、滑剤をペレットに付
着させた。得られた材料を実施例5と同様の方法により
溶融紡糸し、直径が0.88mmの単繊維を得た。使用
したポリアミド、及び得られたポリアミド繊維の性能を
表4に示す。
【0030】
【発明の効果】本発明の延伸ポリアミド繊維は、高強
度、特に高い引掛強度および高弾性率を示すため、抄紙
用ろ布材やテニスガットのような工業用またはレジャー
用材料を構成する材料として用いることができる。
【0031】
【表1】実施例番号 実施例1 実施例2 実施例3 重合体組成物 ポリアミド(A) N-MXD6 N-MXD6 N-MXD6 ポリアミド(B) − ポリアミド6 ポリアミド6 ブレンド比 (A)/(B) 100/0 80/20 30/70 添加剤 滑剤 EBS EBS EBS 展着剤 POSL POSL POSL 配合割合 (重量部) ポリアミド(C) 100 100 100 滑剤 0.02 0.02 0.02 展着剤 0.02 0.02 0.02 ポリアミド繊維の形状 太さ(mm) 0.88 0.88 0.88 繊度(D) 6700 6500 6300 延伸倍率 5.0 5.0 5.0 引張性能 引張強度(g/D) 6.0 6.0 5.9 結節強度(g/D) 4.4 4.5 4.0 引掛強度(g/D) 8.0 8.4 7.2 ヤング率( kgf/mm2 ) 840 760 460
【0032】
【表2】実施例番号 実施例4 実施例5 実施例6 重合体組成物 ポリアミド(A) N-MXD6 N-MXD6 N-MXD6 ポリアミド(B) ポリアミド6 ポリアミド666 ポリアミド6 ブレンド比 (A)/(B) 80/20 90/10 10/90 添加剤 滑剤 EBS EBS EBS 展着剤 POSL POSL POSL 配合割合(重量部) ポリアミド(C) 100 100 100 滑剤 0.01 0.02 0.02 展着剤 0.01 0.02 0.02 ポリアミド繊維の形状 太さ(mm) 0.88 0.88 0.88 繊度(D) 6500 6600 6100 延伸倍率 5.0 5.0 5.0 引張性能 引張強度(g/D) 6.0 6.7 5.8 結節強度(g/D) 4.4 4.2 4.0 引掛強度(g/D) 7.2 7.4 7.1 ヤング率( kgf/mm2 ) 760 750 410
【0033】
【表3】比較例番号 比較例1 比較例2 比較例3 重合体組成物 ポリアミド(A) N-MXD6 N-MXD6 N-MXD6 ポリアミド(B) ポリアミド6 ポリアミド6 ポリアミド6 ブレンド比 (A)/(B) 5/95 80/20 80/20 添加剤 滑剤 EBS EBS EBS 展着剤 POSL POSL POSL 配合割合(重量部) ポリアミド(C) 100 100 100 滑剤 0.02 0.02 − 展着剤 0.02 − 0.02 ポリアミド繊維の形状 太さ(mm) 0.88 0.88 0.88 繊度(D) 6000 6500 6500 延伸倍率 5.0 5.0 5.0 引張強度 引張強度(g/D) 5.5 5.8 5.9 結節強度(g/D) 3.9 4.0 3.4 引掛強度(g/D) 7.1 3.6 2.9 ヤング率( kgf/mm2 ) 270 760 730
【0034】
【表4】比較例番号 比較例4 比較例5 重合体組成物 ポリアミド(A) N-MXD6 N-MXD6 ポリアミド(B) ポリアミド6 ポリアミド666 ブレンド比 (A)/(B) 80/20 90/10 添加剤 滑剤 EBS EBS 展着剤 POSL POSL 配合割合(重量部) ポリアミド(C) 100 100 滑剤 − − 展着剤 − − ポリアミド繊維の形状 太さ(mm) 0.88 0.88 繊度(D) 6500 6600 延伸倍率 5.0 5.0 引張強度 引張強度(g/D) 5.3 4.7 結節強度(g/D) 3.4 3.2 引掛強度(g/D) 2.8 3.4 ヤング率( kgf/mm2 ) 740 740
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08K 5/20 C08K 5/20 C08L 77/06 C08L 77/06 D01F 6/90 301 D01F 6/90 301 // C08G 69/26 C08G 69/26

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キシリレンジアミンを70モル%以上含
    むジアミン成分とアジピン酸を70モル%以上含むジカ
    ルボン酸成分とを重合して得たポリアミドまたは共重合
    ポリアミド(ポリアミドA)を10〜100重量%、他
    のポリアミド(ポリアミドB)を90〜0重量%含むポ
    リアミド(ポリアミドC)100重量部に対し、滑剤を
    0.001〜0.05重量部、および滑剤の展着剤とし
    てポリオキシソルビタンの脂肪酸エステルを0.001
    〜0.05重量部配合してなるポリアミド樹脂組成物を
    成形して得たポリアミド繊維。
  2. 【請求項2】 滑剤がエチレンビスステアリルアミドお
    よび/または高級脂肪酸金属塩である、請求項1に記載
    のポリアミド繊維。
  3. 【請求項3】 ポリオキシソルビタンの脂肪族エステル
    がポリオキシエチレンソルビタンモノラウレートであ
    る、請求項1に記載のポリアミド繊維。
  4. 【請求項4】 引き掛け強度が4.5gf/D以上、ヤ
    ング率が400kgf/mm2 以上である、請求項1乃
    至3に記載のポリアミド繊維。
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